JP4530878B2 - 電圧比較器、それを用いた過電流検出回路ならびに半導体装置 - Google Patents

電圧比較器、それを用いた過電流検出回路ならびに半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、電圧比較器に関し、特にその検査技術に関する。
電圧を安定化させるレギュレータ回路などにおいては、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)や、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)、バイポーラパワートランジスタなどが出力トランジスタとして用いられている。これらのトランジスタは、最大許容電流として、通常の動作時に流れる電流値に対して十分なマージンを持つよう設計されている。
ところが、このように十分な設計マージンを持つよう設計した場合においても、出力負荷回路が短絡した場合などにおいては、最大許容電流を超す大きな過電流がトランジスタに流れ、その信頼性に影響を及ぼすという問題があった。また、トランジスタの最大許容電流以下であっても、トランジスタに接続される負荷回路を保護するために、電流制限をしたい場合があった。
そこで従来においては、過電流からパワートランジスタを保護し、あるいは、負荷回路に流れる電流を制限するために、過電流保護回路、電流制限回路などを設け、回路の保護を図っていた(特許文献1、特許文献2)。
こうした過電流検出を行う回路(以下、過電流検出回路という)においては、特許文献1に開示されるように、演算増幅器が電圧比較器として用いられ、検出対象の電流を電圧に変換し、その電圧と所定のしきい値電圧を比較することによって過電流状態を検出する。
ここで、電圧比較器として用いられる演算増幅器は、非反転入力端子と反転入力端子にオフセットを有する場合がある。このオフセットによって電圧比較器は、所定のしきい値電圧ではなく、オフセットによってシフトされたしきい値電圧と検出電圧を比較することになるため、過電流検出のしきい値電流がオフセット分シフトすることになり、回路の信頼性に影響を及ぼすおそれがあった。
この問題を解決するために、演算増幅器のオフセットを予め測定する場合を考える。図4は、演算増幅器により構成される電圧比較器のオフセットを測定するための回路図の一例を示す。
電圧比較器200は、演算増幅器10、基準電圧源12、抵抗R1、R2を含む。入力端子102に印加される検査電圧Vinは、抵抗R1、R2により分圧され、演算増幅器10の非反転入力端子に入力される。演算増幅器10の非反転入力端子には基準電圧源12から出力される基準電圧Vrefが印加される。演算増幅器10にオフセットが存在しない理想状態において、この電圧比較器200は、しきい値電圧をVth=Vref×(R1+R2)/R2として、Vin>Vthのときローレベルを、Vin<Vthのときハイレベルを出力端子104から出力する。
特開平5−315852号公報 特開2002−304225号公報
電圧比較器200のしきい値電圧は、実際には演算増幅器10のオフセットなどによって上述の理想状態からずれたものとなる。この電圧比較器200の実際のしきい値電圧Vthを測定するために、電圧比較器200の入力端子102には、第1電圧計300、電圧源302が接続される。また、出力端子104には第2電圧計304が接続される。
電圧源302によって検査電圧Vinをスイープさせ、第1電圧計300によって検査電圧Vinを、第2電圧計304によって出力電圧Voutを測定する。検査電圧Vinをスイープさせると、ある値に達したときに、出力電圧Voutがハイレベルからローレベルに切り替わる。このときの検査電圧Vinの値が電圧比較器200のしきい値電圧となる。
しかしながら、図4の回路によって電圧比較器200のしきい値電圧を測定する場合、検査電圧Vinをスイープさせる必要があるため、検査に時間を要してしまうという問題があった。また、測定装置として、第1電圧計300、電圧源302、第2電圧計304が必要であり装置が複雑となるという問題もある。さらに、電圧比較器200がLSI(Large Scale Integration)の内部に集積化される場合、電圧源302や第2電圧計304を接続するために、入力端子102、出力端子104を検査パッドとして形成する必要があり、回路面積が増大するという問題もある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、しきい値電圧が簡易に検査可能で、また必要に応じてそのしきい値電圧を調節可能な電圧比較器、およびこれを用いた過電流検出回路の提供にある。
本発明のある態様は電圧比較器に関する。この電圧比較器は、入力端子に印加される検査電圧と所定のしきい値電圧を比較する電圧比較器であって、所定の基準電圧を生成する基準電圧源と、検査電圧が反転入力端子に印加され、基準電圧が非反転入力端子に印加される演算増幅器と、演算増幅器の出力端子と入力端子間に設けられ、当該電圧比較器のしきい値電圧を検査する検査モードにおいてオンし、検査電圧としきい値電圧を比較する通常モードにおいてオフするスイッチと、を備える。
この態様によると、通常モードにおいては、スイッチをオフすることにより演算増幅器の出力端子と入力端子への帰還経路が遮断され、演算増幅器は、電圧比較器として動作する。検査モードにおいては、スイッチをオンすることにより、演算増幅器の出力端子と非反転入力端子が接続され、帰還増幅器として動作する。入力端子への検査電圧の印加を停止した状態でスイッチをオンし、演算増幅器の出力端子に現れる電圧を測定することによって電圧比較器のしきい値電圧を測定することができる。
電圧比較器は、スイッチのオンオフ状態を制御するスイッチ制御部をさらに備えてもよい。
電圧比較器は、入力端子に印加される検査電圧を分圧して演算増幅器の反転入力端子に出力する抵抗群を備えると更によい。
検査電圧を分圧する抵抗群を設けた場合には、演算増幅器のオフセットや抵抗群の抵抗値のばらつきによって電圧比較器のしきい値電圧がシフトした場合にも、しきい値電圧を測定することができる。
抵抗群に含まれるいずれかの抵抗はトリミング可能に形成すると更によい。抵抗をトリミング可能に形成することによって、検査モードにおいてしきい値電圧を測定した結果、所望の値からずれていた場合には、その抵抗をトリミングすることによって所望のしきい値電圧を有する電圧比較器を得ることができる。
スイッチに替えてその部分を配線で直結し、当該配線によってスイッチのオン状態を実現するとともに、当該配線を切断することによってスイッチのオフ状態を実現してもよい。
この態様によれば、スイッチに替えて配線を用い、配線を切断することによって帰還増幅器と電圧比較器を切り替えることができ、しきい値電圧を測定した後、電圧比較器として使用することができる。「配線を切断」とは、配線を物理的に切断する他、0Ωの抵抗を外したり、ジャンパ線を外す場合等も含む。
本発明の別の態様は、過電流検出回路である。この過電流検出回路は、検出対象となる電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、電流電圧変換部から出力される電圧が検査電圧として入力される上述の電圧比較器と、を備え、電流電圧変換部から出力される電圧が、電圧比較器のしきい値電圧を超えたときに過電流状態と判定する。
この態様によると、電圧比較器のしきい値電圧を検査モードにおいて測定することができるため、過電流状態の検出しきい値電流を測定し、またその検出しきい値電流を補正することができる。
本発明の別の態様は、半導体装置である。この半導体装置は、上記過電流検出回路を備え、過電流検出回路が過電流状態を検出すると、検出対象の電流を制限するよう動作する。
この態様によれば、過電流状態の検出しきい値電流を正確に設定できるため、半導体装置の発熱などを好適に防止し、製品の信頼性を向上することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る電圧比較器によれば、しきい値電圧を簡易に検査し、また必要に応じてそのしきい値電圧を補正することができる。また、本発明に係る過電流検出回路によれば、しきい値電流を補正することができる。さらに、本発明に係る半導体装置によれば、信頼性を向上することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電圧比較器100の構成を示す回路図である。本実施の形態に係る電圧比較器100は、LSIに集積化されており、入力端子102に印加される検査電圧Vinと、所定のしきい値電圧Vthを比較する。出力端子104には、Vin>Vthのときローレベルの、Vin<Vthのときハイレベルの出力電圧Voutが出力される。
電圧比較器100は、演算増幅器10、基準電圧源12、抵抗R1、R2、スイッチSW1、スイッチ制御部14を含む。
基準電圧源12は、所定の基準電圧Vrefを生成する。演算増幅器10は、非反転入力端子に基準電圧源12が接続され、基準電圧Vrefが印加される。
入力端子102と接地電位間には、抵抗R1、R2が直列に接続され、抵抗R1、R2の接続点は、演算増幅器10の反転入力端子と接続される。この抵抗R1、R2によって、検査電圧Vinが分圧され、演算増幅器10の反転入力端子には、電圧Vx=Vin×R2/(R1+R2)が印加される。演算増幅器10の出力端子は、電圧比較器100の出力端子104となっている。
スイッチSW1は、演算増幅器10の出力端子、すなわち出力端子104と、入力端子102間に設けられる。スイッチSW1は、電圧比較器100のしきい値電圧Vthを検査する検査モードにおいてはオン状態となり、検査電圧Vinとしきい値電圧Vthを比較する通常モードにおいてはオフ状態となる。スイッチSW1のオン、オフ状態は、スイッチ制御部14から出力される制御信号CNTによって切り替えられる。スイッチSW1は、たとえばMOSFETなどを用いたアナログスイッチで構成することができる。
スイッチ制御部14は、通常モードと検査モードを判別し、検査モードにおいてスイッチSW1がオンし、通常モードにおいてスイッチSW1がオフするように制御信号CNTを出力する。
電圧比較器100が電圧比較を行う通常モードにおいては、制御信号CNTによってスイッチSW1はオフ状態とされる。このとき、演算増幅器10の出力端子104と入力端子102への帰還経路が遮断され、演算増幅器10は電圧比較器として動作する。
演算増幅器10の出力電圧Voutは、Vx>Vrefのときローレベル、Vx<Vrefのときハイレベルとなる。いま、Vx=Vin×R2/(R1+R2)が成り立っているから、電圧比較器100は、しきい値電圧VthがVth=Vref×(R1+R2)/R2で与えられる電圧比較器として動作し、Vin>Vthのときローレベルを、Vin<Vthのときハイレベルを出力する。
以上のように構成された電圧比較器100のしきい値電圧Vthを測定する検査モード時の動作について説明する。図2は、本実施の形態に係る電圧比較器100のしきい値電圧を測定するための回路図を示す。以降の図において、図1と同一もしくは同等の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。しきい値電圧Vthを測定するために、入力端子102には、電圧計306が接続される。
検査モードにおいては、制御信号CNTによってスイッチSW1がオン状態とされる。スイッチSW1をオンすることにより、演算増幅器10は、出力端子と反転入力端子が抵抗R1を介して接続され、帰還増幅器として動作する。
演算増幅器10の入力インピーダンスは十分に高く、スイッチSW1のオン抵抗が抵抗R1、R2の抵抗値に比べて十分に低い場合には、スイッチSW1には電流がほとんど流れないため、スイッチSW1での電圧降下は無視して差し支えない。したがって、入力端子102への検査電圧Vinの印加を停止した状態でスイッチSW1をオンすると、入力端子102には、出力電圧Voutが現れる。
理想的な演算増幅器は、平衡状態において反転入力端子と非反転入力端子の電圧が等しくなるが、実際の演算増幅器では、オフセットによってこれらの電圧がずれることになる。このときの反転入力端子の電圧をVref’とすると、入力端子102、出力端子104の電圧は、Vin=Vout=Vref’×(R1+R2)/R2となる。このときのVin、Voutは、この電圧比較器100のしきい値電圧Vthとなる。
したがって、入力端子102に接続された電圧計306によって出力電圧Voutを測定し、その値がVout1であったとすると、電圧比較器100のしきい値電圧Vthは、Vout1となる。
このように、本実施の形態に係る電圧比較器100によれば、演算増幅器10の出力端子104と検査電圧Vinが印加される入力端子102間にスイッチを設け、検査モード時に、そのスイッチをオンすることによって、電圧比較器100のしきい値電圧を測定することができる。
この場合、図4に示した測定方法と比較して、検査電圧Vinを印加し、スイープさせる必要が無くなるため、検査時間を短縮することができる。また、電圧測定も、入力端子102もしくは出力端子104に現れる電圧のいずれか一方についてのみ行えばよいため、検査装置を簡略化することができる。さらに、電圧測定を入力端子102、出力端子104のいずれかについてのみ行えばよく、いずれか一方のみに検査パッドを設ければよいため、回路面積を小さくすることができる。
図2では、電圧計306を入力端子102に接続した場合について説明したが、スイッチSW1の電圧降下が無視できる場合、電圧計306を出力端子104に接続してその電圧を測定してもよい。
また、検査電圧Vinを分圧する抵抗R1、R2はなくてもよく、抵抗R2をオープンとし、抵抗R1をショートしてもよい。このとき、電圧比較器100のしきい値電圧Vthは、理想状態において基準電圧源12により生成される基準電圧Vrefと等しくなる。
この場合においても、スイッチSW1をオンした状態で、入力端子102もしくは出力端子104に現れる電圧を測定することによって、電圧比較器100のしきい値電圧を測定することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、過電流検出回路である。
図3は、本実施の形態に係る過電流検出回路の構成を示す回路図である。過電流検出回路500は、電流電圧変換部400と、電圧比較器100を含む。
電流電圧変換部400は、検出対象となる電流(以下、検出電流という)Idetを検出電圧Vdetに変換し、電圧比較器100の入力端子102へと出力する。電流電圧変換部400は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、抵抗R3を含む。第1トランジスタM1は、P型のMOSFETであり、検出電流Idetが流れる経路に設けられる。第2トランジスタM2は、第1トランジスタM1と同様にP型のMOSFETであり、第1トランジスタM1とゲート端子およびソース端子が共通に接続される。第2トランジスタM2は、第1トランジスタM1に流れる検出電流Idetに比例した電流Im2=S1×Idetを生成する。ここでS1は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2のサイズ比である。
抵抗R3は、第2トランジスタM2のドレイン端子と接地電位間に設けられる。抵抗R3には、第2トランジスタM2に流れる電流Im2が流れ、R3×Im2=R3×S1×Idetの電圧降下が発生する。電流電圧変換部400は、抵抗R3に発生する電圧降下を検出電圧Vdetとして出力する。
以上のように構成された過電流検出回路500の動作について説明する。
検査モードにおいては、第1の実施の形態で説明したように、スイッチSW1をオンして、しきい値電圧Vthを測定することができる。
本実施の形態に係る電圧比較器100の抵抗R2はトリミング可能に形成される。検査モードにおいて測定したしきい値電圧Vthが所定の値からずれていた場合には、抵抗R2をトリミングすることによってしきい値電圧Vthを調節することができる。
なお、抵抗R2に代えて、抵抗R1をトリミング可能に形成してもよく、あるいはその両方をトリミング可能に形成してもよい。
過電流状態の検出を行う通常モードにおいては、スイッチSW1をオフする。
電圧比較器100は、Vdet>Vthのときローレベルを、Vdet<Vthのときハイレベルを出力する。検出電流Idetが増加すると、検出電圧Vdetが高くなり、しきい値電流より大きくなったところで、電圧比較器100の出力はハイレベルからローレベルへと変化し、過電流状態を検出することができる。
本実施の形態に係る過電流検出回路500によれば、電圧比較器200のしきい値電圧Vthを簡易に測定でき、過電流検出のしきい値電流Ithは、Ith=Vth/(R3×S1)により求めることができる。
さらに、抵抗R1、R2を測定したしきい値電圧にもとづいてトリミングすることによって、しきい値電圧Vth、すなわちしきい値電流Ithを調節することができるため、正確な過電流状態の検出を行うことができる。なお、トリミングはヒューズ形式でもよいし、不揮発メモリを用いて回路的に行うようにしてもよい。
この過電流検出回路500を用いた半導体装置においては、正確な過電流状態の検出が可能となるため、発熱などを低減し、製品の信頼性を向上することができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態において、スイッチSW1はMOSFETである場合について説明したがこれには限定されず、バイポーラトランジスタや、その他のスイッチ素子を用いてもよい。また、しきい値電圧の測定をLSIの検査時にのみ行うような場合には、スイッチSW1を切断可能なアルミ配線などによって形成してもよい。この場合、LSIの検査時において、アルミ配線で電圧比較器100の出力端子104と入力端子102が接続された状態で、上述のようにしきい値電圧Vthの測定を行い、測定後にアルミ配線を切断することにより、スイッチSW1がオフした状態とすることができ、高精度の電圧比較器として動作させることができる。
実施の形態において、スイッチSW1のオン、オフ状態はスイッチ制御部14によって制御されたがこれには限定されない。たとえば、スイッチSW1がMOSFETの場合、ゲート端子に外部から電圧が印加可能にパッドを設け、検査モードにおいてゲートソース間に外部から電圧を印加してMOSFETをオンさせてもよい。
実施の形態においては、電流電圧変換部400等に使用するトランジスタはMOSFETの場合についてのみ説明したが、バイポーラトランジスタ等の別のタイプのトランジスタを用いてもよい。これらの選択は、電源装置に要求される設計仕様、使用する半導体製造プロセスなどによって決めればよい。
実施の形態において、電圧比較器、過電流検出回路を構成する素子はすべて一体集積化されていてもよく、その一部がディスクリート部品で構成されていてもよい。どの部分を集積化するかは、使用する半導体製造プロセスや、コスト、占有面積などにもとづいて決めればよい。
第1の実施の形態に係る電圧比較器の構成を示す回路図である。 図1の電圧比較器のしきい値電圧を測定するための回路図である。 第2の実施の形態に係る過電流検出回路の構成を示す回路図である。 演算増幅器により構成される電圧比較器のオフセットを測定するための回路図である。
符号の説明
10 演算増幅器、 12 基準電圧源、 14 スイッチ制御部、 100 電圧比較器、 200 電圧比較器、 SW1 スイッチ、 102 入力端子、 104 出力端子、 302 電圧源、 400 電流電圧変換部、 500 過電流検出回路、 R1 抵抗、 R2 抵抗。

Claims (7)

  1. 入力端子に印加される検査電圧と所定のしきい値電圧を比較する電圧比較器であって、
    所定の基準電圧を生成する基準電圧源と、
    前記検査電圧が反転入力端子に印加され、前記基準電圧が非反転入力端子に印加される演算増幅器と、
    前記演算増幅器の出力端子と前記入力端子間に設けられ、当該電圧比較器のしきい値電圧を検査する検査モードにおいてオンし、前記検査電圧と前記しきい値電圧とを比較する通常モードにおいてオフするスイッチと、
    を備えることを特徴とする電圧比較器。
  2. 前記スイッチのオンオフ状態を制御するスイッチ制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電圧比較器。
  3. 前記入力端子に印加される検査電圧を分圧して前記演算増幅器の反転入力端子に出力する抵抗群をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電圧比較器。
  4. 前記抵抗群に含まれるいずれかの抵抗はトリミング可能に形成されることを特徴とする請求項3に記載の電圧比較器。
  5. 前記スイッチに替えてその部分を配線で直結し、当該配線によってスイッチのオン状態を実現するとともに、当該配線を切断することによってスイッチのオフ状態を実現することを特徴とする請求項1に記載の電圧比較器。
  6. 検出対象となる電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、
    前記電流電圧変換部から出力される電圧が検査電圧として入力される請求項1から5のいずれかに記載の電圧比較器と、を備え、
    前記電流電圧変換部から出力される電圧が、前記電圧比較器のしきい値電圧を超えたときに過電流状態と判定することを特徴とする過電流検出回路。
  7. 請求項6に記載の過電流検出回路を備え、前記過電流検出回路が過電流状態を検出すると、検出対象の電流を制限するよう動作することを特徴とする半導体装置。
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