JP5002987B2 - エンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置 - Google Patents
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Description
そして、上記シリンダ内の総ガス量からシリンダ内の不燃ガス量を減算することで、不燃ガスを含まない新気の量を高精度に算出することができ、ひいては特に吸気弁のバルブタイミングを可変制御するエンジンにおいて、燃料噴射量制御、空燃比制御の精度をバルブタイミング制御に影響されることなく高精度に維持できる。
図1は、エンジン(内燃機関)の構成図である。
エンジン1の各気筒のピストン2により画成される燃焼室3には、点火栓4を囲むように、吸気弁5及び排気弁6を備えている。吸気は吸気通路7を通って吸気弁5から燃焼室3内に吸入され、該吸気通路7の途中にマニホールド部(吸気マニホールド)8が配設されている。燃焼室3内の排気は、排気弁6から排気通路9を通って排出される。
また、前記排気通路9と吸気通路7のマニホールド部8とを連通させるEGR通路(排気還流通路)12が設けられ、該EGR通路12に介装されたEGR弁13を開くと、圧力差によって排気の一部がマニホールド部8に還流されるようになっている。
このECU14には、エンジン回転に同期してクランク角信号を出力することによりクランク角位置θと共にエンジン回転速度Neを検出可能なクランク角センサ15、アクセル開度(アクセルペダル踏込み量)を検出するアクセルペダルセンサ16、吸気通路7のスロットル弁10上流にてマニホールド部8へ流入する空気流量(質量流量)vQth[kg/h]を計測する熱線式のエアフローメータ17、マニホールド部8内の温度TIN[K]を検出する温度センサ18、排気通路9の排気圧力PEX[Pa]を検出する排気圧力センサ19等からの信号が入力される。後述する第3の実施形態では、排気温度を検出する排気温度センサを設ける。
点火栓4による点火時期は、エンジン運転条件に基づいて、MBT(トルク上の最適点火時期)又はノック限界に制御する。
シリンダ吸入空気量算出部は、エアフローメータ17で検出されるスロットル通過空気流量Qth、EGR弁13を通過するEGRガス流量QEGR、エンジン回転速度Neを基本的なパラメータとして入力しつつ、マニホールド部8を出入りするEGRガス量及び総ガス量の収支計算を行いつつシリンダ吸入空気量MACYLを算出する。なお、このシリンダ吸入空気量MACYLその他後述する各値は、単位時間周期Δt毎に算出して更新する。
ここで、既燃成分を含むEGRガスと空気とは同一状態(温度、圧力)での量(質量)が若干異なるが、最終的に求めたいのはEGRガスを含まない空気の量(質量)であり、EGRガスを空気として取り扱い、空気相当の量(質量)を算出することとする。以下の演算でも同様であり、総ガス量もEGRガス量を空気に換算した量と実際の空気の量とを合計した量として算出する。このようにすれば、空気のみで取り扱えるので収支計算しやすくなる。あるいは、EGRガス、空気の区別なく、モル流量、モル量で取り扱うようにしてもよい。
マニホールド部圧算出部は、前記マニホールド内の総ガス量及び前記温度センサ18で検出されたマニホールド温度TINに基づいて、マニホールド部8内の圧力(マニホールド内圧力=吸気圧力)PINを算出する。
燃料噴射パルス幅算出部は、前記基本燃料噴射パルス幅Tpを補正して、最終的な燃料噴射パルス幅Tiを算出する。
燃料噴射弁駆動部は、前記燃料噴射パルス幅Tiに相当するパルス幅の燃料噴射信号を出力して燃料噴射弁11を駆動し、算出されたシリンダ吸入空気量MACYLに見合った燃料噴射量を噴射供給する。
前記EGR弁13を通過するEGRガス流量QEGR[kg/h]に、EGR弁13からシリンダまでの伝達遅れ分の無駄時間補正を施したEGRガス流量QEGRD[kg/h]を算出する。
前記マニホールド部8に流入するEGRガス流量QEGRD[kg/h]から、マニホールド部8を流出してシリンダに吸入されるEGRガス流量QECYL[kg/h]を差し引いた流量を、この演算の実行周期Δt[s]当たりのマニホールド部8におけるEGRガスの収支量(変化量)ΔMEMANI[g]に換算する。なお、ΔMEMANI[g]が正の値であるときは、マニホールド部8内のEGRガス量は増加し、負の値であるときは、EGRガス量が減少する。
前記マニホールド内EGRガス収支量ΔMEMANI[g]を、マニホールド内EGRガス量の前回算出値MEMANIz[g]に積算して現在のマニホールド内EGRガス量MEMANI[g]を算出する。
前記マニホールド内EGRガス量MEMANI[g]を、マニホールド内総ガス量MAMANI[g]で除算して、EGRガス量比MEGMNRを算出する。ここで、マニホールド内総ガス量MAMANIは、後述するシリンダ内空気量算出部でマニホールド部8内のEGRガス量とEGRガスを含まない空気量とを加算して算出された値を入力して用いる。
そして、シリンダ内においてもマニホールド部8内と同一のEGRガス量比でEGRガスを含んでいるとして、シリンダ内総ガス量MACYL0[g]に、前記EGRガス量比MEGMNRを乗算して、1シリンダ、かつ1サイクル当たりのシリンダ吸入EGRガス量MECYL[g]を算出する。ここで、シリンダ吸入総ガス量MACYL0[g]も、後述するシリンダ吸入空気量算出部でシリンダ吸入EGRガス量とシリンダ吸入空気量とを加算して算出された値を入力して用いる。
前記EGRガス量MECYL[g]を、エンジン回転速度Neに基づいてシリンダ内へ吸入される時間当たりのEGRガス流量QECYL[kg/h]に換算する。
QECYL=MECYL×Ne×mNREF×60/1000・・・(5)
ただし、mNREFは、エンジン1回転当たりの総吸気行程回数(4サイクルエンジンでは、mNREF=エンジンの気筒数/2)である。
前記エアフローメータ17で検出されるマニホールド部8への空気流量(マニホールド流入空気流量)Qth[kg/h]に、無駄時間補正前のEGRガス流量QEGR[kg/h]を加算して、マニホールド部8へ流入するガスの総流量(マニホールド流入総ガス流量)QTRM[kg/h]を算出する。
前記マニホールド流入総ガス流量QTRM[kg/h]から、前回演算されたシリンダへ吸入されるガスの総流量(シリンダ吸入総ガス流量)QCYLz[kg/h]を差し引いた流量を、この演算の実行周期Δt[s]当たりのマニホールド部8内の総ガスの収支量(変化量)ΔMAMANI[g]に換算する。ΔMAMANI[g]が正の値であるときは、マニホールド部8内の総ガス量は増加し、負の値であるときは、総ガス量が減少する。
前記マニホールド内総ガス収支量ΔMAMANI[g]を、マニホールド内総ガス量の前回算出値MAMANIz[g]に積算して、現在のマニホールド内総ガス量MAMANI[g]を算出する。
前記マニホールド内総ガス量MAMANI[g]を、吸気マニホールドの実効容積VMANI[m3]で除算して、マニホールド部8内のガスの密度DMANI[g/m3]を算出する。
DMANI=MAMANI/VMANI・・・(9)
ここで、マニホールド容積VMANI[m3]は、簡易的には、スロットル弁の回転軸の位置から吸気ポートまでの固定された容積(幾何マニホールド容積VMANI#)を用いればよいが、この容積に吸気行程にあるシリンダにおいて吸気弁が閉じる直前でマニホールド部8と連通する総シリンダ容積を加算した値を実効容積として用いると、ガス密度を高精度に算出できる。
前記シリンダ吸入総ガス量MACYL[g]を、エンジン回転速度Neに基づいてシリンダ内へ吸入される時間当たりの総ガス流量QCYL[kg/h]に換算する。
QCYL=MACYL×Ne×NREF×60/1000・・・(11)
一方、前記シリンダ吸入ガス総量MACYL0から前記シリンダ吸入EGR量を差し引いて、1サイクル当たりにシリンダに吸入されるEGRガスを含まない空気の量(シリンダ吸入空気量)MACYL[g]を算出する。
前記シリンダ吸入空気量MACYLに、係数KCONST[ms/g]を乗算してリアルタイムの基本燃料噴射パルス幅TPTRMN[ms]を算出する。
TPTRMN=KCONST×MACYL・・・(12)
吸気脈動の影響を回避するため、上記TPTRMN[ms]を加重平均して最終的な基本燃料噴射パルス幅Tp[ms]を算出する。
そして、前記シリンダ吸入EGRガス量に基づいて、EGRガスを含まないシリンダ吸入空気量(新気量)を過渡時にも正確に算出しつつ該新気量に見合った高精度、高応答な燃料噴射量制御(空燃比制御)を行うことができる。
図4では、吸入総ガス量MACYL0から図3で算出したシリンダ吸入EGRガス量MECYLを減算してシリンダ吸入空気量MACYLを算出したが、本実施形態では、図3で算出されたEGRガス量の総ガス量に対するガス量比MEGMNRを1(100%)から減算して、EGRガスを含まない空気量の総ガス量に対するガス量比MAGMNRを算出し、このガス量比MAGMNRを吸入総ガス量MACYL0に乗じることによりシリンダ吸入空気量MACYLを算出する。
=MAGMNR×MACYL0・・・(13)
以上、図4、図5に示したシリンダ内空気量算出部では、マニホールド内の総ガス量の算出に際して、EGRガス流量QEGRを用いたが、図6に示すシリンダ内空気量算出部の実施形態では、EGRガス流量QEGRは用いず、図3で算出したマニホールド内EGRガス量MEMANIを、EGRガスを含まないマニホールド内空気量MAMANI0’ (マニホールド部8の空気量収支の積算値として求められる)に加算することで、マニホールド内総ガス量を算出する。
また、シリンダ吸入総ガス量MACYL0からシリンダ吸入EGRガス量MECYLを減算したシリンダ吸入空気量MACYLに対して、エンジン回転速度Neに基づいてシリンダ内へ吸入される時間当たりの空気流量QCYL’[kg/h]への換算を行う。
QCYL’=MACYL×Ne×NREF×60/1000・・・(15)
また、以上示した実施形態では、内部EGR量(シリンダ残ガス量)については、最も簡易的には、前記シリンダの実効行程容積VCYLを、吸気弁閉時期におけるシリンダ容積からピストン上死点位置におけるシリンダ容積を差し引いて算出した実効行程容積を用いることで、予め内部EGR量分を除去して算出することができる。
図7は、内部EGRガス量を質量として算出しつつマニホールド内総ガス量の収支計算に反映させた実施形態を示す。
まず、図9を参照して、吸気弁閉時期IVC、エンジン回転速度Ne及び吸気圧力PINをもとに、吸気弁閉時期IVCにあるシリンダ(対象シリンダ)c1及び該対象シリンダのIVCにおいてマニホールド部8に連通するシリンダ(連通シリンダ)c4について、吸気効率ITAV1、ITAV2を算出する。
VCYL2’=(VC2+VPROOF#)×ITAV2・・・(17)
算出したVCYL1’、 VCYL2’に前記幾何マニホールド容積VMANI#を加算し、実効マニホールド容積VMANIを算出する。
VMANI=VMANI#+VCYL1’+VCYL2’ ・・・(18)
次に、内部EGRガス量の算出を以下のように行う。図10は、内部EGRガス量算出の構成を示す。
下式(19)は、最終的にMRESOLを算出する式を示す。
MRESOL=(MRESOLtemp×ASUMOL×60)/(NE×360)・・・(19)
式(19)において、MRESOLtempは、排気が吹き返す際の平均流速であり、吸気弁5または排気弁6により吸気ポートまたは排気ポートに形成される微小な隙間をオリフィスとみなして、下式(20)により算出する。
式(20)において、PEVCは、排気弁閉時期EVCにおけるシリンダ内圧力であり、EVC直前における排気圧力PEXにより近似する。同じく、MRSOLDは、排気の密度であり、排気のガス定数REX、及びEVCにおけるシリンダ内温度TEVCをもとに、下式(21)により算出する。
式(20)において、MRSOLPは、排気の圧力であり、吸気マニホールドと排気マニホールドとの間の圧力比PINBYEX(=PIN/PEX)をもとに、下式(22)により算出する。SHEATRは、比熱比であり、目標当量比に基づいて算出することができる。
ASUMOL=Σ(ASIITA×θ)・・・(23)
他方、滞留ガス量算出部では、排気の温度TEX、圧力PEXをもとに、下式(24)により滞留ガス量MRESEVCを算出する。
式(24)で、シリンダ内圧力PEVC、温度TEVCをEVC直前における排気圧力PEXおよび温度TEXにより近似することができ、ガス定数REXを目標当量比に基づいて算出することができるのは、上記のとおりである。また、VEVCは、排気弁閉時期EVCにおけるシリンダの容積であるが、本実施形態では排気弁6の弁特性が不変であるため、予め算出し、ECU14に記憶させておく。
MRES1=MRESOL1+MRESEVC1・・・(25)
また、MRESOL,MRESEVCをもとに、連通シリンダについて下式(26)により第2の内部EGRガス量MRES2を算出する。
=MRESOL1×OLRATIO+MRESEVC2・・・(26)
(26)式で、OLRATIOは、オーバーラップ開口面積比であり、連通シリンダについて算出される、バルブオーバラップ期間中のクランク角θivcまでの積算開口面積SIGMAAと、対象シリンダについて算出される、オーバーラップ期間全体に亘る積算開口面積ASUMOLとの比として、下式(27)により算出する。
図11は、オーバーラップ期間中における吸気弁5および排気弁6の弁特性を示しており、斜線で示す部分の面積がSIGMAAに相当する。
図12は、クランク角θivcにおける対象シリンダ及び連通シリンダのピストン位置を示しており、4気筒エンジンの場合を(a)に、6気筒エンジンの場合を(b)に示している。4気筒エンジンの場合は、対象シリンダc1が吸気弁閉時期IVCにあるθivcにおいて、連通シリンダc4が排気弁閉時期EVCを過ぎているため、OLRATIOは1に設定される。他方、6気筒エンジンの場合は、θivcにおいて、2つの連通シリンダc2、c3のうち、一方がEVCを通り過ぎているが、他方がオーバーラップ期間中にあるため、連通シリンダc2については、OLRATIOは1に、連通シリンダc3については、OLRATIOは1未満の値に設定される。なお、オーバーラップ期間が存在しない場合は、吹き返しガス量MRESOLが0となり、内部EGRガス量として滞留ガス量MRESEVCが出力される。
図7に戻って、上記のように算出した総内部EGRガス量MRESTTL[g]を、前記マニホールド内総ガス量MAMANI[g]の算出の際に加算する一方、シリンダ吸入総ガス量MACYL0[g]から対象シリンダの内部EGRガス量MRES1[g]を減算し、この減算した値から更にシリンダ吸入EGRガス量MECYL[g]を減算することによってシリンダ吸入空気量MACYL[g]を算出する。また、前記内部EGRガス量MRES1を減算したシリンダ吸入総ガス量を時間当たりのシリンダ吸入総ガス流量QCYL[kg/h]に換算して収支計算を行う。
また、各内部EGRガス量MRES1,MRES2を吹き返しガス量MRESOL及び滞留ガス量MRESEVCの合計として扱うことにしたので、内部EGRガス量を正確に算出することができると共に、オーバーラップ期間中にある連通シリンダに関する内部EGRガス量の的確な評価が可能となる。
5 吸気弁
6 排気弁
7 吸気通路
8 マニホールド部
11 燃料噴射弁
12 EGR通路
13 EGR弁
14 コントロールユニット
15 クランク角センサ
16 アクセルペダルセンサ
17 エアフローメータ
18 温度センサ
19 排気圧力センサ
Claims (7)
- エンジンの吸気マニホールド内に占める燃焼に寄与しない不燃ガスの量と、吸気マニホールド内のガスの総量と、シリンダ内に吸入されるガスの総量とを周期的に算出更新しつつ、これらの算出値に基づいてシリンダ内に吸入される不燃ガスの量を計測するシリンダ吸入ガス量計測装置であって、
前記吸気マニホールド内のガスの総量を、
前記吸気マニホールド内に占める燃焼に寄与しない不燃ガスと、
前記燃焼に寄与しない不燃ガスを含まない吸気マニホールド内の空気の量と、
バルブオーバーラップ期間中に排気通路から吸気通路に吹き返す排気の量及び排気行程時にシリンダから排出されずにシリンダ内に滞留する排気の量の合計である内部EGRガスと、
を加算することにより計測することを特徴とするエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。 - 前記吸気マニホールド内に占める不燃ガスの量を吸気マニホールド内のガスの総量で除算した比に、シリンダ内に吸入されるガスの総量を乗算することにより、シリンダ内に吸入される不燃ガスの量を計測することを特徴とする請求項1に記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
- 吸気マニホールド内に流入する不燃ガスの量と、吸気マニホールドから流出してシリンダへ流入する不燃ガスの量との収支計算によって、前記吸気マニホールド内に占める不燃ガスの量を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
- 前記シリンダ内に吸入されるガスの総量から前記内部EGRガスを減算し、当該減算した値から前記シリンダ内に吸入される不燃ガスの量を減算することによりシリンダ内に吸入される空気の量を算出することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
- 前記シリンダ内に吸入されるガスの総量は、吸気マニホールドにおけるガスの総量の収支演算に基づいて算出することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
- 前記吸気マニホールドに流入する不燃ガスは、外部EGRガスまたは総ての不燃ガス成分と空気とが混合したガスであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
- 前記不燃ガスの量の算出において、不燃ガスを同一温度、同一圧力における空気の質量相当量を用いて算出することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のエンジンのシリンダ吸入ガス量計測装置。
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