JP4993397B2 - カバーレイフィルムの穿孔方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カバーレイフィルムの穿孔方法及びカバーレイフィルム穿孔装置に関する。
フレキシブル回路基板を形成する工程には、銅箔等の導体パターンが形成されたベースフィルムのパターン形成面に、熱硬化性の接着層を有するフレキシブル回路基板用表面保護フィルム(以下、カバーレイフィルムという。)を貼り合わせる工程がある(例えば、特許文献1参照。)。
図14は、カバーレイフィルムWを説明するために示す図である。図14(a)はカバーレイフィルムWを模式的に示す平面図であり、図14(b)は図14(a)におけるA−A断面図である。なお、図14においては、製品孔Hは、円形であるものとして、また、誇張して実際よりも大きく描いてある。
カバーレイフィルムWにおいては、図14(a)に示すように、複数の製品孔Hが形成されている。また、カバーレイフィルムWは、図14(b)に示すように、カバーレイフィルム本体Wbと離型紙Weとが積層された構造を有する。このようなカバーレイフィルムWによれば、カバーレイフィルム本体Wbを離型紙Weから剥離し、その後カバーレイフィルム本体Wbとベースフィルムとを適切な位置関係の下で貼り合わせることにより、ベースフィルムに形成された導体パターンのうち、外部機器、電子デバイス等との接続に必要な部分を選択的に露出させた状態のフレキシブル回路基板を製造することが可能となる。
ところで、カバーレイフィルムWは、一般に、隣接する製品孔間の間隔が極めて狭い部分を有する製品孔パターンを有する(図14(b)参照。)。しかしながら、このようなカバーレイフィルムWの製品孔を、パンチ用金型及びダイ用金型を有する穿孔用金型を用いて、一回の穿孔加工で形成するのは容易ではない。この理由は、隣接する製品孔間の間隔が極めて狭い部分を有する製品孔パターンに対応するパンチパターンやダイ孔パターンを製造することが極めて困難であるからである。
そこで、従来、形成しようとする製品孔を、互いに相補的な第1製品孔のグループ及び第2製品孔のグループに分け、これら第1製品孔及び第2製品孔を第1穿孔用金型及び第2穿孔用金型を用いて順次形成するカバーレイフィルムの穿孔方法が知られている。従来のカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、隣接する製品孔間の間隔が極めて狭い部分を有する製品孔パターンをカバーレイフィルムWに形成することが可能となる。
図15は、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法に用いる第1穿孔用金型10(第1パンチ用金型20及び第1ダイ用金型30)を説明するために示す図である。図15(a)は第1パンチ用金型20を示す平面図であり、図15(b)は第1ダイ用金型30を示す平面図である。
図16は、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法に用いる第2穿孔用金型40(第2パンチ用金型50及び第2ダイ用金型60)を説明するために示す図である。図16(a)は第2パンチ用金型50を示す平面図であり、図16(b)は第2ダイ用金型60を示す平面図であり、図16(c)は図16(b)のA−A断面図である。
図17は、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示す図である。図17(a)は第1穿孔工程を実施した後におけるカバーレイフィルムWの穿孔状態を示す図であり、図17(b)は第2穿孔工程を実施した後におけるカバーレイフィルムWの穿孔状態を示す図である。なお、図17(a)及び図17(b)においては、図面における左側をカバーレイフィルムWの上流側として示している。
第1穿孔用金型10における第1パンチ用金型20は、図15(a)に示すように、複数の第1製品孔用パンチ22及び2つの位置決め孔用パンチ24を有する。これらのうち第1製品孔用パンチ22はカバーレイフィルムWにおける第1製品孔H(図17(a)参照。)を形成するためのパンチであり、位置決め孔用パンチ24は第2穿孔工程においてカバーレイフィルムWの位置決めをする際に用いる位置決め孔H(図17(a)及び図17(b)参照。)を形成するためのパンチである。第1穿孔用金型10における第1ダイ用金型30には、図15(b)に示すように、複数の第1製品孔用パンチ22に対応する複数の第1製品孔用ダイ孔32及び2つの位置決め孔用パンチ24に対応する2つの位置決め孔用ダイ孔34が形成されている。
第2穿孔用金型40における第2パンチ用金型50は、図16(a)に示すように、複数の第2製品孔用パンチ52を有し、2つの位置決めピン用凹部54が形成されている。これらのうち第2製品孔用パンチ52はカバーレイフィルムWにおける第2製品孔H(図17(b)参照。)を形成するためのパンチであり、位置決めピン用凹部54は後述する位置決めピン64に対応して設けられた凹部である(図17(b)参照。)。第2穿孔用金型40における第2ダイ用金型60には、図16(b)及び図16(c)に示すように、複数の第2製品孔用パンチ52に対応する複数の第2製品孔用ダイ孔62が形成され、第2穿孔工程においてカバーレイフィルムWの位置決めをする際に用いる2つの位置決めピン64が立設されている。
従来のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、まず、図17(a)に示すように、第1穿孔用金型10を用いて第1穿孔工程を実施して、カバーレイフィルムWに複数の第1製品孔H及び2つの位置決め孔Hを形成する。次に、図17(b)に示すように、第2穿孔用金型40を用いて第2穿孔工程を実施して、第1穿孔工程を経たカバーレイフィルムWに複数の第2製品孔Hを形成する。このとき、第2穿孔工程においては、第2ダイ用金型60に立設された位置決めピン64に対してカバーレイフィルムWの位置決め孔Hを挿通することにより第2穿孔用金型40に対するカバーレイフィルムWの位置決めを行う。
このため、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第1穿孔工程で穿孔される製品孔Hと第2穿孔工程で穿孔する製品孔Hとが正しく位置合わせされた状態で製品孔を形成することが可能となる。
国際公開第2005/100220号パンフレット
ところで、近年、フレキシブル回路基板における回路パターンの精細化にともなって、従来よりも微細な製品孔パターンをカバーレイフィルムに形成したいという要求がある。しかしながら、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、従来よりも微細な製品孔パターンをカバーレイフィルムに形成することとした場合には、第1穿孔工程で形成する製品孔Hに対して第2穿孔工程で形成する製品孔Hを微細化に応じた精度で形成することが困難となり、結果として従来よりも微細な製品孔パターンを形成することができないという問題があった。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能なカバーレイフィルムの穿孔方法を提供することを目的とする。また、本発明は、このようなカバーレイフィルムの穿孔方法に好適に用いることができるカバーレイフィルム穿孔装置を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、上記の目的を達成するため、従来のカバーレイフィルムの穿孔方法を用いたのでは、第1穿孔工程で形成する製品孔Hに対して第2穿孔工程で形成する製品孔Hを微細化に応じた精度で形成することが困難となる原因を究明すべく鋭意努力を重ねた結果、この原因は、第2穿孔工程において第2穿孔用金型に対してカバーレイフィルムの位置決めを行う際に、第2ダイ用金型に立設された位置決めピン64の外径とカバーレイフィルムWの位置決め孔Hの直径との間に発生するクリアランスの存在により、第2穿孔用金型に対してカバーレイフィルムを高い精度で位置合わせすることができないことにあるという知見を得た。
そこで、本発明の発明者は、上記知見に基づいて、第2ダイ用金型60の位置決めピン64にカバーレイフィルムWの位置決め孔Hを挿通してカバーレイフィルムの位置・姿勢を調整するのではなく、第1穿孔工程で形成された第1貫通孔(第1製品孔又は位置決めのための基準孔)の位置を撮像装置を用いて計測し、その計測結果に基づいてカバーレイフィルムの位置・姿勢を調整するようにすれば、上記のような問題を解決することができることに想到し、本発明を完成させるに至った。
(1)すなわち、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法は、第1パンチ用金型と第1ダイ用金型とを有する第1穿孔用金型を用いてカバーレイフィルムに複数の第1貫通孔を形成する第1穿孔工程と、第2パンチ用金型と第2ダイ用金型とを有する第2穿孔用金型を用いて前記カバーレイフィルムに複数の第2貫通孔を形成する第2穿孔工程とを含み、前記第2穿孔工程においては、撮像装置を用いて前記第1貫通孔を撮影して前記カバーレイフィルムにおける前記第1貫通孔の位置を計測し、その計測結果に基づいて前記第2穿孔用金型に対する前記カバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整した後に、前記カバーレイフィルムに前記第2貫通孔を形成することを特徴とする。
このため、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第1穿孔工程で形成された第1貫通孔の位置を撮像装置を用いて計測し、その計測結果に基づいてカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整することとしているため、上記計測及び調整を微細化に応じた精度で行うこととすれば、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔を微細化に応じた精度で形成することが可能となり、結果として従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(2)本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、前記第1穿孔工程においては、前記第1貫通孔として、複数の製品孔と、前記第2穿孔工程において前記カバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するための基準として用いる基準孔とを形成することが好ましい。
本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法(上記(1)に記載のカバーレイフィルムの穿孔方法)においては、第1穿孔工程では第1貫通孔として製品孔のみを形成し、第2穿孔工程では製品孔を用いてカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整することも可能であるが、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法(上記(2)に記載のカバーレイフィルムの穿孔方法)によれば、第2穿孔工程では、製品孔よりもカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するのに適した基準孔を用いてカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。このため、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(3)本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、前記第2穿孔工程においては、前記撮像装置として少なくとも2つの撮像装置を用いて前記第1貫通孔を撮影することが好ましい。
このような方法とすることにより、第2穿孔工程においては少なくとも2つの第1貫通孔の位置を計測することが可能となる。このため、第1貫通孔の位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置・姿勢をさらにさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(4)本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、前記第2穿孔用金型には、前記少なくとも2つの撮像装置に対応して少なくとも2つの撮影用孔が形成されていることが好ましい。
このような方法とすることにより、第2穿孔工程においては、少なくとも2つの撮影用孔を通じて第1貫通孔を撮影することが可能となる。このため、第1貫通孔の位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(5)本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法においては、前記第2穿孔工程においては、前記第2パンチ用金型と前記第2ダイ用金型とによって前記カバーレイフィルムを挟持した状態で前記第1貫通孔を撮影することが好ましい。
このような方法とすることにより、第2穿孔工程においては、カバーレイフィルムにうねりのない状態で第1貫通孔を撮影することが可能となる。このため、第1貫通孔の位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(6)本発明のカバーレイフィルムは、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法を用いて製造されたカバーレイフィルムである。
このため、本発明のカバーレイフィルムは、上記したように優れたカバーレイフィルムの穿孔方法を用いて製造されたものであるため、従来よりも微細な製品孔パターンが形成されたカバーレイフィルムとなる。
(7)本発明のフレキシブル回路基板は、本発明のカバーレイフィルムを用いて製造されたフレキシブル回路基板である。
このため、本発明のフレキシブル回路基板は、従来よりも微細な製品孔パターンが形成されたカバーレイフィルムを用いて製造されたものであるため、従来よりも高品質なフレキシブル回路基板となる。
(8)本発明の電子機器は、本発明のフレキシブル回路基板を用いて製造された電子機器である。
このため、本発明の電子機器は、従来よりも高品質なフレキシブル回路基板を用いて製造されたものであるため、従来よりも高品質な電子機器となる。
(9)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置は、第1パンチ用金型と第1ダイ用金型とを有し、カバーレイフィルムに複数の第1貫通孔を形成するための第1穿孔用金型と、第2パンチ用金型と第2ダイ用金型とを有し、前記複数の第1貫通孔が形成されたカバーレイフィルムに複数の第2貫通孔を形成するための第2穿孔用金型と、前記第1穿孔用金型及び前記第2穿孔用金型を着脱可能な穿孔用金型取り付け部と、前記第1貫通孔を撮影する撮像装置を有し、前記撮像装置による撮影結果に基づいて前記カバーレイフィルムにおける前記第1貫通孔の位置を計測する計測装置と、前記計測装置による計測結果に基づいて、前記第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するカバーレイフィルム位置・姿勢調整装置とを備えることを特徴とする。
このため、本発明のカバーレイフィルム穿孔装置によれば、第1穿孔工程で形成された第1貫通孔の位置を撮像装置を用いて計測し、その計測結果に基づいてカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整することが可能となるため、上記計測及び調整を微細化に応じた精度で行うこととすれば、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔を微細化に応じた精度で形成することが可能となり、結果として従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記第1穿孔用金型及び前記第2穿孔用金型は、互いに異なる製品孔形成パターンを有する穿孔用金型であることが好ましい。
このように構成することにより、第1穿孔用金型を用いて第1製品孔を形成し、第2穿孔用金型を用いて第2製品孔を形成することにより、従来よりも微細な製品孔パターンを有するカバーレイフィルムを製造することが可能となる。
(10)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記計測装置は、前記撮像装置として少なくとも2つの撮像装置を有することが好ましい。
このように構成することにより、第2穿孔工程においては、少なくとも2つの第1貫通孔の位置を計測することが可能となる。このため、第1貫通孔の位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置・姿勢をさらにさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(11)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記第2穿孔用金型には、前記少なくとも2つの撮像装置に対応して少なくとも2つの撮影用孔が形成されていることが好ましい。
このように構成することにより、第2穿孔工程においては、少なくとも2つの撮影用孔を通じて第1貫通孔を撮影することが可能となる。このため、第1貫通孔の位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程で形成する製品孔に対して第2穿孔工程で形成する製品孔をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
(12)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、サーボモータ駆動によりパンチング動作を行う穿孔用金型駆動装置をさらに備えることが好ましい。
本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、穿孔用金型駆動装置として、例えば油圧駆動によりパンチング動作を行う穿孔用金型駆動装置を用いることももちろん可能ではある。しかしながら、上記のように、穿孔用金型駆動装置として、サーボモータ駆動によりパンチング動作を行う穿孔用金型駆動装置を用いることにより、穿孔用金型におけるパンチング動作の制御性を高めることが可能となり、形成する製品孔を高品質にすることが可能となる。また、穿孔加工を行う際の作業性を向上することが可能となる。
(13)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記カバーレイフィルムとしてロール状に巻かれた長尺のカバーレイフィルムを用いるRTR方式のカバーレイフィルム穿孔装置であって、ロール状の前記カバーレイフィルムをシート状に繰り出すカバーレイフィルム繰り出し装置と、前記カバーレイフィルム繰り出し装置により繰り出されたシート状の前記カバーレイフィルムを穿孔位置に送るカバーレイフィルム送り装置と、前記第1穿孔用金型又は前記第2穿孔用金型によって穿孔加工が実施されたシート状の前記カバーレイフィルムをロール状に巻き取るカバーレイフィルム巻き取り装置とをさらに備えることを特徴とする。
このように構成することにより、RTR(ロール・ツー・ロール)方式により、高い効率で微細な製品孔を形成することが可能となる。
(14)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記穿孔位置と前記カバーレイフィルム巻き取り装置との間に配設され、前記カバーレイフィルムに付着した穿孔屑を除去可能な穿孔屑除去装置をさらに備え、前記穿孔屑除去装置は、前記カバーレイフィルムにおける一方側の面に接触した状態で回転可能に配設された少なくとも1つの第1粘着ローラと、前記第1粘着ローラに接触した状態で回転可能に配設され、前記第1粘着ローラより強い粘着性を有する第2粘着ローラとを有する第1穿孔屑除去機構と、前記カバーレイフィルムにおける他方側の表面に接触した状態で回転可能に配設された少なくとも1つの第3粘着ローラと、前記第3粘着ローラに接触した状態で回転可能に配設され、前記第3粘着ローラより強い粘着性を有する第4粘着ローラとを有する第2穿孔屑除去機構とを有することが好ましい。
このように構成することにより、カバーレイフィルムに付着した穿孔屑を第1粘着ローラ及び第3粘着ローラが吸着して除去することが可能となる。このため、穿孔屑の付着していない高品質なカバーレイフィルムを製造することが可能となる。
また、このように構成することにより、第1粘着ローラが吸着した穿孔屑を第2粘着ローラが除去することが可能となり、第3粘着ローラが吸着した穿孔屑を第4粘着ローラが除去することが可能となる。このため、第1粘着ローラ及び第3粘着ローラの吸着性が低下するのを抑制することが可能となる。第2粘着ローラ及び第4粘着ローラは、粘着力が低下すれば、新しい粘着ローラに取り替えることができる。
(15)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置においては、前記穿孔用金型取り付け部と前記カバーレイフィルム巻き取り装置との間に配設され、前記カバーレイフィルムのうち、離型紙を残してカバーレイフィルム本体を切断するハーフカット装置をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、ベースフィルムに対してカバーレイフィルム本体を人手により供給する作業を行ってベースフィルムにカバーレイフィルムを貼り合わせる場合であっても、離型紙からカバーレイフィルム本体を容易に剥離することが可能となり、作業性を高めることが可能となる。
(16)本発明のカバーレイフィルム穿孔装置は、上記(9)〜(15)のいずれかに記載のカバーレイフィルム穿孔装置に用いるカバーレイフィルム穿孔装置であって、前記第1穿孔用金型及び前記第2穿孔用金型を着脱可能な穿孔用金型取り付け部と、前記第1貫通孔を撮影する撮像装置を有し、前記撮像装置による撮影結果に基づいて前記カバーレイフィルムにおける前記第1貫通孔の位置を計測する計測装置と、前記計測装置による計測結果に基づいて、前記第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するカバーレイフィルム位置・姿勢調整装置とを備えることを特徴とする。
このため、本発明のカバーレイフィルム穿孔装置によれば、第1穿孔用金型と第2穿孔用金型とを別途準備すれば、上記(9)〜(15)のいずれかに記載のカバーレイフィルム穿孔装置を構成することが可能となる。
実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100を説明するために示す正面図である。 実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100を説明するために示す平面図である。 穿孔機構500を模式的に示す要部拡大図である。 実施形態1で用いる第1穿孔用金型510(第1パンチ用金型520及び第1ダイ用金型530)を説明するために示す図である。 実施形態1で用いる第2穿孔用金型540(第2パンチ用金型550及び第2ダイ用金型560)を説明するために示す図である。 第1穿孔工程S110を説明するために示すフローチャートである。 第2穿孔工程S120を説明するために示すフローチャートである。 第1穿孔工程S110を説明するために示す図である。 第2穿孔工程S120を説明するために示す図である。 実施形態2で用いる穿孔用金型510a,540a(第1パンチ用金型520a、第1ダイ用金型530a、第2パンチ用金型550a及び第2ダイ用金型560a)を説明するために示す図である。 実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示す図である。 実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104を説明するために示す側面図である。 カバーレイフィルムWを説明するために示す図である。 従来のカバーレイフィルムの穿孔方法に用いる第1穿孔用金型10(第1パンチ用金型20及び第1ダイ用金型30)を説明するために示す図である。 従来のカバーレイフィルムの穿孔方法に用いる第2穿孔用金型40(第2パンチ用金型50及び第2ダイ用金型60)を説明するために示す図である。 従来のカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示す図である。
以下、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法、カバーレイフィルム、フレキシブル回路基板、電子機器及びカバーレイフィルム穿孔装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100を説明するために示す正面図である。図2は、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100を説明するために示す平面図である。図3は、穿孔機構500を模式的に示す要部拡大図である。図3(a)は穿孔機構500の側面図であり、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図である。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれx軸方向(図1における紙面に平行で左右方向。)、y軸方向(図1における紙面に垂直な方向。)及びz軸方向(図1における紙面に平行で上下方向。)とする。
実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100は、図1〜図3に示すように、各種の機構(後述する。)を搭載・固定するための装置本体200と、ロール状のカバーレイフィルムWをシート状に繰り出すカバーレイフィルム繰り出し装置300と、カバーレイフィルム繰り出し装置300から繰り出されたシート状のカバーレイフィルムWをロール状に巻き取るカバーレイフィルム巻き取り装置400と、カバーレイフィルムWに貫通孔を形成するための穿孔機構500と、穿孔機構500における穿孔用金型510を駆動する穿孔用金型駆動装置900と、カバーレイフィルム繰り出し装置300により繰り出されたカバーレイフィルムWを穿孔機構500における穿孔位置に送るカバーレイフィルム送り装置600と、カバーレイフィルムWにおける貫通孔の位置を計測する計測装置700(図示せず。)と、計測装置700による計測結果に基づいて、穿孔機構500に取り付けられた穿孔用金型510に対するカバーレイフィルムWの位置及び姿勢を調整するカバーレイフィルム位置・姿勢調整装置800とを備えている。
装置本体200は、図1に示すように、平面略矩形状の基台によって構成されている。装置本体200の右側部には、各機構等を設定プログラムによって駆動制御するコントローラ(図示せず。)を内蔵するコントローラボックス210が配設されている。
カバーレイフィルム繰り出し装置300は、図1及び図2に示すように、繰り出しローラ310と、トルクモータ312とを有する。繰り出しローラは310は、装置本体200から伸びるローラ支持体320に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ312の駆動による回転によって、ロール状のカバーレイフィルムWをシート状に繰り出すように構成されている。
カバーレイフィルム巻き取り装置400は、図1及び図2に示すように、巻き取りローラ410と、トルクモータ412とを有する。巻き取りローラ410は、装置本体200から伸びるローラ支持体420に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ412の駆動による回転によって、シート状のカバーレイフィルムWをロール状に巻き取るように構成されている。
穿孔機構500は、図1及び図2に示すように、カバーレイフィルム繰り出し装置300とカバーレイフィルム巻き取り装置400との間に介在して配設されている。穿孔機構500は、図3(a)に示すように、第1パンチ用金型520又は第2パンチ用金型550(図3(a)においては第1パンチ用金型520が取り付けられている。)を着脱可能なパンチ用金型取り付け部572と、第1ダイ用金型530又は第2ダイ用金型560(図3(a)においては第1ダイ用金型530が取り付けられている。)を着脱可能なダイ用金型取り付け部578とを有し、穿孔機構500を搭載・固定するための穿孔機構本体580に配設されている。
穿孔用金型駆動装置900は、サーボモータ910、駆動軸920、ガイドポスト930、昇降体940、プーリー950及びベルト960を有する。サーボモータ910の回転は、ベルト960及びプーリー950を介して駆動軸920に伝えられる。昇降体940は、駆動軸920の回転により昇降可能に構成されている。
パンチ用金型取り付け部572は、図3に示すように、ガイドポスト930を介して昇降体940と接続されており、昇降体940の昇降によってパンチ用金型取り付け部572が昇降可能に構成されている。
計測装置700(図示せず。)は、2つの撮像装置710,720を有する。2つの撮像装置710,720は、図3(a)に示すように、穿孔機構500の上部に配設された撮像装置支持台730に取り付けられている。
カバーレイフィルム送り装置600は、図1及び図2に示すように、カバーレイフィルム送りクランパ610、カバーレイフィルム送りクランパ用テーブル612、サーボモータ614、ガイドレール616、スクリューシャフト618、カバーレイフィルム繰り出し側ガイドローラ632、カバーレイフィルム巻き取り側ガイドローラ634、一対のクランパ622,624、フレーム642及び支持体644を有し、カバーレイフィルム位置・姿勢調整装置800に載置されている。
カバーレイフィルム送りクランパ610は、カバーレイフィルム送りクランパ用テーブル612上に配設され、サーボモータ614の駆動によるスクリューシャフト618の回転により、x軸方向に延在するガイドレール616上をx軸方向に移動可能に構成されている。
カバーレイフィルム繰り出し側ガイドローラ632は、フレーム642を介してカバーレイフィルム送りクランパ用テーブル612に取り付けられており、カバーレイフィルム繰り出し装置300から繰り出されたシート状のカバーレイフィルムWを穿孔機構500側に案内するように構成されている。
カバーレイフィルム巻き取り側ガイドローラ634は、支持体644を介してカバーレイフィルム送りクランパ用テーブル612に接続され、穿孔機構500で穿孔加工されたカバーレイフィルムWをカバーレイフィルム巻き取り装置400側に案内するように構成されている。
穿孔機構500のx軸方向両側には、固定型の一対のクランパ622,624がカバーレイフィルムWを把持可能に配設されている。
カバーレイフィルム位置・姿勢調整装置800は、図1に示すように、第1微動装置810、第2微動装置820及び第3微動装置830を有し、カバーレイフィルム送り装置600を、x軸方向及びy軸方向に微動可能に、かつ、z軸方向に沿った軸の周りに回動可能に構成されている。
第1微動装置810は、図1に示すように、サーボモータ(図示せず。)、サーボモータに軸支されたスクリューシャフト(図示せず。)、第1テーブル812及びy軸方向に沿って延在するレール814を有し、装置本体200に配置されている。第1微動装置810は、サーボモータの駆動によるスクリューシャフトの回転により、第1テーブル812がレール814上をy軸方向に微動可能に構成されている。
第2微動装置820は、図1に示すように、サーボモータ(図示せず。)、サーボモータに軸支されたスクリューシャフト(図示せず。)、第2テーブル822及びx軸方向に沿って延在するレール824を有し、第1テーブル812上に配設されている。第2微動装置820は、サーボモータの駆動によるスクリューシャフトの回転により、第2テーブル822がレール824上をx軸方向に微動可能に構成されている。
第3微動装置830は、サーボモータ(図示せず。)、サーボモータに軸支されたスクリューシャフト(図示せず。)、第3テーブル832及び第3テーブル832に回動力を付与する移動子834を有し、第2テーブル822上に配設されている。第3テーブル832は、第2テーブル822上の枢軸836に枢支され、揺動自在に配置されている。第3微動装置830は、サーボモータの駆動によるスクリューシャフトの回転により、枢軸836を回転中心とする円周方向(z軸周り)に回動するように構成されている。
次に、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法について、図4〜図9を用いて説明する。
図4は、実施形態1において用いる第1穿孔用金型510(第1パンチ用金型520及び第1ダイ用金型530)を説明するために示す図である。図4(a)は第1パンチ用金型520を示す図であり、図4(b)は第1ダイ用金型530を示す図である。
図5は、実施形態1において用いる第2穿孔用金型540(第2パンチ用金型550及び第2ダイ用金型560)を説明するために示す図である。図5(a)は第2パンチ用金型550を示す図であり、図5(b)は第2ダイ用金型560を示す図である。
図6は、第1穿孔工程S110を説明するために示すフローチャートである。
図7は、第2穿孔工程S120を説明するために示すフローチャートである。
図8は、第1穿孔工程S110を説明するために示す図である。図8(a)〜図8(c)は第1穿孔工程S110における各ステップを示す図である。
図9は、第2穿孔工程S120を説明するために示す図である。図9(a)〜図9(d)は第2穿孔工程S120における各ステップを示す図である。
実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法は、第1穿孔用金型510を用いてカバーレイフィルムWに穿孔加工を行う第1穿孔工程S110と、第2穿孔用金型540を用いてカバーレイフィルムWに穿孔加工を行う第2穿孔工程S120とを実施して、カバーレイフィルムWに製品孔パターンを形成する方法である。実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、カバーレイフィルムWとして、ロール状に巻かれた長尺のカバーレイフィルムを用いる。
まず、第1穿孔工程で用いる第1穿孔用金型510について説明する。第1穿孔用金型510は、第1パンチ用金型520と第1ダイ用金型530とを有する。第1パンチ用金型520は、図4(a)に示すように、複数の第1製品孔用パンチ522及び2つの基準孔用パンチ524を有する。なお、図4(a)において第1パンチ用金型520における一点鎖線で囲まれた領域は、第1パンチ用金型520の穿孔可能領域を示す。
第1ダイ用金型530には、図4(b)に示すように、第1製品孔用パンチ522に対応する複数の第1製品孔用ダイ孔532及び基準孔用パンチ524に対応する2つの基準孔用ダイ孔534が形成されている。なお、図4(b)において第1ダイ用金型530における一点鎖線で囲まれた領域は、第1ダイ用金型530の穿孔可能領域を示す。
次に、第2穿孔工程で用いる第2穿孔用金型540について説明する。第2穿孔用金型540(図示せず。)は、第2パンチ用金型550と第2ダイ用金型560とを有する。第2パンチ用金型550は、図5(a)に示すように、複数の第2製品孔用パンチ552を有し、2つの撮影用孔554が形成されている。なお、図5(a)において第2パンチ用金型550における一点鎖線で囲まれた領域は、第2パンチ用金型550の穿孔可能領域を示す。
第2ダイ用金型560には、図5(b)に示すように、第2製品孔用パンチ552に対応する複数の第2製品孔用ダイ孔562が形成され、2つの照明用孔564が形成されている。なお、図5(b)において第2ダイ用金型560における一点鎖線で囲まれた領域は、第2ダイ用金型560の穿孔可能領域を示す。
第1穿孔工程S110は、図6に示すように、第1移動ステップS111及び第1貫通孔形成ステップS112を含む。
第1移動ステップS111は、カバーレイフィルムWにおける穿孔対象領域Rをカバーレイフィルム送り装置600によって第1穿孔用金型510の穿孔可能領域に送るステップである(図8(a)及び図8(b)参照。)。なお、図8(a)は、カバーレイフィルム送り装置600によりカバーレイフィルムWが送られているときの状態を示している。また、図8(b)は、カバーレイフィルムWにおける穿孔対象領域Rが第1穿孔用金型510の穿孔可能領域に送られたときの状態を示している。さらにまた、図8(b)において、カバーレイフィルムW上の破線は、第1パンチ用金型520における第1製品孔用パンチ522及び基準孔用パンチ524の位置を仮想的に示すものである。
第1貫通孔形成ステップS112は、第1穿孔用金型510に対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢が調整された状態で、複数の第1製品孔H及び2つの基準孔Hを形成するステップである(図8(c)参照。)。
実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、第1穿孔工程S110により、長尺のカバーレイフィルムW全体にわたって第1製品孔H及び基準孔Hを形成した後、ロール状のカバーレイフィルムWをカバーレイフィルム巻き取り装置400から取り外し、カバーレイフィルム繰り出し装置300にセットする。また、第2穿孔工程S120を実施する前に、穿孔機構500から第1穿孔用金型510(第1パンチ用金型520及び第1ダイ用金型530)を取り外し、第2穿孔用金型540(第2パンチ用金型550及び第1ダイ用金型560)を取り付ける。
第2穿孔工程S120は、第1穿孔工程S110により第1製品孔H及び基準孔Hが形成されたカバーレイフィルムWに第2製品孔H(図9(d)参照。)を形成する工程である。そして、図7に示すように、第2移動ステップS121、計測ステップ122、調整ステップS123及び第2貫通孔形成ステップS124を含む。
第2移動ステップS121は、カバーレイフィルムWにおける穿孔対象領域Rをカバーレイフィルム送り装置600によって第2穿孔用金型540における穿孔可能領域に送るステップである(図9(a)参照。)。カバーレイフィルムWには、第1穿孔工程S110により形成された第1製品孔H及び基準孔Hが形成されている。なお、図9(a)は、カバーレイフィルム送り装置600によってカバーレイフィルムWが送られているときの状態を示す。また、符号554で示す円は、撮影用孔554の位置を仮想的に示す。
計測ステップS122は、2つの撮像装置710,720を用いて2つの基準孔Hを撮影し、カバーレイフィルムWにおける2つの基準孔Hの位置を計測するステップである(図9(b)参照。)。計測ステップS122においては、第2パンチ用金型550と第2ダイ用金型560とによってカバーレイフィルムWを挟持した状態で、2つの基準孔Hの位置を計測する。なお、図9(b)において、カバーレイフィルムW上の破線は、第2パンチ用金型550における第2製品孔用パンチ552の位置を仮想的に示すものである。
調整ステップS123は、計測ステップS122における計測結果に基づいて、第2穿孔用金型540に対するカバーレイフィルムWの位置及び姿勢を調整するステップである(図9(c)参照。)。第2穿孔用金型540に対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢調整は、カバーレイフィルム位置・姿勢調整装置800がカバーレイフィルム送り装置600をx軸方向及びy軸方向に微動し、かつ、z軸方向に沿った軸の周りに回動することにより行う。
第2貫通孔形成ステップS124は、調整ステップS123によって第2穿孔用金型540に対するカバーレイフィルムWの位置及び姿勢が調整された状態でカバーレイフィルムWに複数の第2製品孔Hを形成するステップである(図9(d)参照。)。
従って、以上のような工程を含む、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第1穿孔工程S110で形成された基準孔Hの位置を撮像装置を用いて計測し、その計測結果に基づいてカバーレイフィルムWの位置及び/又は姿勢を調整することとしているため、上記計測及び調整を微細化に応じた精度で行うこととすれば、第1穿孔工程で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程で形成する製品孔(第2製品孔H)を微細化に応じた精度で形成することが可能となり、結果として従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第1穿孔工程S110ではカバーレイフィルムWの位置及び/又は姿勢を調整するのに適した基準孔Hを形成することとしているため、第2穿孔工程S120では基準孔Hを用いてカバーレイフィルムWの位置及び/又は姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。このため、第1穿孔工程S110で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程S120で形成する製品孔(第2製品孔H)をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第2穿孔工程S120においては2つの基準孔Hの位置を計測することとしているため、基準孔Hの位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型540に対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。このため、第1穿孔工程S110で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程で形成する製品孔(第2製品孔H)をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第2穿孔工程S120においては2つの撮影用孔554を通じて基準孔Hを撮影することとしているため、基準孔Hの位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型540に対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。このため、第1穿孔工程S110で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程で形成する製品孔(第2製品孔H)をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第2穿孔工程S120においては第2パンチ用金型550と第2ダイ用金型560とによってカバーレイフィルムWを挟持した状態で基準孔Hを撮影することとしているため、カバーレイフィルムにうねりのない状態で基準孔Hを撮影することが可能となる。このため、基準孔Hの位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、基準孔Hの位置をさらに高い精度で計測することが可能となり、第2穿孔用金型S540に対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢をさらに高い精度で調整することが可能となる。これにより、第1穿孔工程S110で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程で形成する製品孔(第2製品孔H)をさらに高い位置精度で形成することが可能となり、結果としてさらに微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
一方、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100によれば、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を実施することが可能となるため、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法が有する効果を有する。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100によれば、サーボモータ910の駆動によりパンチング動作を行う穿孔用金型駆動装置900をさらに備えるため、穿孔用金型510,540におけるパンチング動作の制御性を高めることが可能となり、形成する製品孔を高品質にすることが可能となる。また、穿孔加工を行う際の作業性を向上することが可能となる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100によれば、ロール状に巻かれた長尺のカバーレイフィルムを用いるRTR方式のカバーレイフィルム穿孔装置であるため、高い効率で微細な製品孔を形成することが可能となる。
以上の説明したように、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、カバーレイフィルムに従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。従って、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を用いて製造されたカバーレイフィルムは、従来よりも高品質なカバーレイフィルムとなる。従って、このようなカバーレイフィルムを用いて製造されたフレキシブル回路基板は、従来よりも高品質なフレキシブル回路基板となる。また、このようなフレキシブル回路基板を用いて製造された電子機器は、従来よりも高品質な電子機器となる。
[実施形態2]
図10は、実施形態2において用いる第1穿孔用金型510a及び第2穿孔用金型540aを説明するために示す図である。図10(a)は第1パンチ用金型520a及び第2パンチ用金型550aを示す図であり、図10(b)は第1ダイ用金型530a及び第2ダイ用金型560aを示す図である。
図11は、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示すフローチャートである。
図12は、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法を説明するために示す図である。図12(a)〜図12(d)は実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法における各ステップを示す図である。なお、図12(a)〜図12(d)においては、第1穿孔工程については、n回目の孔工程を示し、第2穿孔工程については、n−1回目の工程を示している。
実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法は、基本的には実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法と同様の方法であるが、第1穿孔工程及び第2穿孔工程を連続して実施する(但し、n回目の第1穿孔工程及びn-1回目の第2穿孔工程を同時に実施するとも言える。)点で、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法とは異なる。すなわち、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、図10に示すように、カバーレイフィルム穿孔装置として、第1穿孔用金型510a(第1パンチ用金型520a及び第1ダイ用金型530a)と、第2穿孔用金型540a(第2パンチ用金型550a及び第2ダイ用金型560a)とをカバーレイフィルムの搬送方向(x軸方向)沿ってに並べた状態で穿孔機構500a(図示せず。)に取り付けたカバーレイフィルム穿孔装置102(図示せず。)を用いるとともに、図11及び図12に示すように、第1穿孔工程及び第2穿孔工程を連続して実施することとしている。
実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法は、図11に示すように、移動ステップS211、計測ステップS212、調整ステップS213及び貫通孔形成ステップS214を含む。
移動ステップS211は、カバーレイフィルムWにおける穿孔対象領域R,Rをカバーレイフィルム送り装置600によって、第1穿孔用金型510a及び第2穿孔用金型540aにおける穿孔可能領域に送るステップである(図12(a)参照。)。移動ステップS211においては、穿孔加工が施されていない領域が穿孔対象領域Rとして第1穿孔用金型510aにおける穿孔可能領域に送られる。また、直前の貫通孔形成ステップS214において複数の第1製品孔H及び2つの基準孔Hが形成された領域が穿孔対象領域Rとして第2穿孔用金型540における穿孔可能領域に送られる。なお、図12(a)は、カバーレイフィルムWがカバーレイフィルム送り装置600により送られているときの状態を示している。また、図12(a)〜図12(d)において符号554で示す円は、撮影用孔554の位置を仮想的に示す。
計測ステップS212は、2つの撮像装置710,720を用いて2つの基準孔Hを撮影し、カバーレイフィルムWにおける2つの基準孔Hの位置を計測するステップである(図12(b)参照。)。なお、図12(b)において、第2穿孔用金型540a側のカバーレイフィルムW上の破線は、第2パンチ用金型540aにおける第2製品孔用パンチ542aの位置を仮想的に示すものである。
調整ステップS213は、計測ステップS212における計測結果に基づいて、第2穿孔用金型540aに対するカバーレイフィルムWの位置及び姿勢を調整するステップである(図12(c)参照。)。調整ステップS213は、カバーレイフィルム位置・姿勢調整装置800がカバーレイフィルム送り装置600をx軸方向及びy軸方向に微動し、かつ、z軸方向に沿った軸の周りに回動することにより行う。
貫通孔形成ステップS214は、調整ステップS213によって第2穿孔用金型540aに対するカバーレイフィルムWの位置・姿勢が調整された状態でカバーレイフィルムWに貫通孔を形成するステップである(図12(d)参照。)。貫通孔形成ステップS214を実施することにより、図12(d)に示すように、第1穿孔用金型510aの穿孔可能領域には複数の第1製品孔H及び2つの基準孔Hが形成され、第2穿孔用金型540aの穿孔可能領域には複数の第2製品孔Hが形成される。
実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、移動ステップS211、計測ステップS212、調整ステップS213及び貫通孔形成ステップS214を実施することにより、第1穿孔用金型510aの穿孔可能領域においては第1穿孔工程が実施され、第2穿孔用金型540aの穿孔可能領域においては第2穿孔工程が実施される。
このように、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法は、第1穿孔工程及び第2穿孔工程を連続して実施する点で、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法とは異なるが、実施形態1に係るカバーレイフィルムの場合と同様に、第1穿孔工程で形成された基準孔Hの位置を撮像装置を用いて計測し、その計測結果に基づいてカバーレイフィルムWの位置及び/又は姿勢を調整することとしているため、上記計測及び調整を微細化に応じた精度で行うこととすれば、第1穿孔工程で形成する製品孔(第1製品孔H)に対して第2穿孔工程で形成する製品孔(第2製品孔H)を微細化に応じた精度で形成することが可能となり、結果として従来よりも微細な製品孔パターンを形成することが可能となる。
また、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法によれば、第1穿孔用金型510aと第2穿孔用金型540aとをカバーレイフィルムの搬送方向(x軸方向)に沿って並べた状態で穿孔機構500aに取り付けたカバーレイフィルム穿孔装置102を用いるとともに、第1穿孔工程及び第2穿孔工程を連続して実施することとしているため、第1穿孔工程と第2穿孔工程とを別々に実施する場合と比較して、微細な製品孔パターンを高い生産性で形成することが可能となる。
なお、実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法は、上記以外の点では実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法と基本的には同様の方法であるため、実施形態1に係るカバーレイフィルムの穿孔方法が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態3]
図13は、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104を説明するために示す側面図である。
なお、図13において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、図13においては、カバーレイフィルム穿孔装置104の左側一部(例えば、カバーレイフィルム繰り出し装置300など。)の図示は省略されている。
実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104は、基本的には実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100と同様の構成を有するが、カバーレイフィルムWに貫通孔を形成した後の後処理を実施するための構成をさらに備える点で実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100と異なる。そなわち、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104は、図13に示すように、穿孔機構500とカバーレイフィルム巻き取り装置400との間に、穿孔屑除去装置1100と、ハーフカット装置1200とをさらに備える。
穿孔屑除去装置1100は、図13に示すように、2つの第1粘着ローラ1112及び当該第1粘着ローラ1112より強い粘着性を有する第2粘着ローラ1114を有する第1穿孔屑除去機構1110と、2つの第3粘着ローラ1122及び当該第3粘着ローラ1122より強い粘着性を有する第4粘着ローラ1124を有する第2穿孔屑除去機構1120とを有する。
2つの第1粘着ローラ1112は、カバーレイフィルムWにおける上側の面に接触した状態で回転可能に配設され、第2粘着性ローラ1114は、第1粘着ローラ1112に接触した状態で回転可能に配設されている。また、2つの第3粘着ローラ1122は、カバーレイフィルムWにおける下側の面に接触した状態で回転可能に配設され、第4粘着性ローラ1124は、第3粘着ローラ1122に接触した状態で回転可能に配設されている。
ハーフカット装置1200は、図13に示すように、刃型1220と、第2カバーレイフィルム送り装置1240とを有する。刃型1220は、カバーレイフィルムWに対して、離型紙Weを残してカバーレイフィルム本体Wbのみを切断可能に構成されている。第2カバーレイフィルム送り装置1240は、カバーレイフィルムWを間欠的に送ることが可能に構成されている。
このため、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104によれば、カバーレイフィルムWに付着した穿孔屑を第1粘着ローラ1112及び第3粘着ローラ1122が吸着して除去することが可能となる。このため、穿孔屑の付着していない高品質なカバーレイフィルムを製造することが可能となる。
また、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104によれば、第1粘着ローラ1112が吸着した穿孔屑を第2粘着ローラ1114が除去することが可能となり、第3粘着ローラ1122が吸着した穿孔屑を第4粘着ローラ1124が除去することが可能となる。このため、第1粘着ローラ1112及び第3粘着ローラ1122の吸着性が低下するのを抑制することが可能となる。第2粘着ローラ1114及び第4粘着ローラ1124は、粘着力が低下すれば、新しい粘着ローラに取り替えることができる。
また、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104によれば、上記のように構成されたハーフカット装置を備えるため、このようなハーフカット装置を用いてハーフカットがされたカバーレイフィルムを用いることにより、ベースフィルムに対してカバーレイフィルム本体Wbを人手により供給する作業を行ってベースフィルムにカバーレイフィルムを貼り合わせる場合であっても、離型紙Weからカバーレイフィルム本体Wbを容易に剥離することが可能となり、作業性を高めることが可能となる。
なお、実施形態3に係るカバーレイフィルム穿孔装置104は、上記以外の点では実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100と基本的には同様の構成を有するため、実施形態1に係るカバーレイフィルム穿孔装置100が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明のカバーレイフィルムの穿孔方法、カバーレイフィルム、フレキシブル回路基板、電子機器及びカバーレイフィルム穿孔装置について上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記の各実施形態に係るカバーレイフィルム穿孔装置100,102においては、カバーレイフィルムWとしてロール状に巻かれた長尺のカバーレイフィルムを用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。カバーレイフィルムWとして短冊状(長方形状)のカバーレイフィルムを用いてもよい。
この場合、カバーレイフィルム繰り出し装置300及びカバーレイフィルム巻き取り装置400に代えて、シート状のカバーレイフィルムWを載置するための第1カバーレイフィルムストッカと、カバーレイフィルムWを第1カバーレイフィルムストッカからカバーレイフィルム移動装置へ供給するカバーレイフィルム供給ローダと、穿孔加工済みのカバーレイフィルムWを載置するための第2カバーレイフィルムストッカと、穿孔加工済みのカバーレイフィルムWを前記カバーレイフィルム移動装置から第2カバーレイフィルムストッカに回収するカバーレイフィルム回収ローダとを備えることが好ましい。
(2)上記の各実施形態に係るカバーレイフィルム穿孔装置100,102,104においては、第1穿孔用金型510,510a及び第2穿孔用金型540,540aを備えることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1穿孔用金型及び第2穿孔用金型を備えないカバーレイフィルム穿孔装置であってもよい。この場合、第1穿孔用金型及び第2穿孔用金型を別途準備すればよい。
(3)上記実施形態2に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、それぞれ別体に構成された第1穿孔用金型510aと第2穿孔用金型540aとが穿孔機構500aに取り付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1穿孔用金型と第2穿孔用金型とが一体化された穿孔用金型が穿孔機構に取り付けられていてもよい。
(4)上記各実施形態に係るカバーレイフィルムの穿孔方法においては、第1穿孔工程と、第2穿孔工程とを含む方法であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2穿孔工程の後に、第3、第4、・・・の穿孔工程をさらに含むものであってもよい。この場合、第3、第4、・・・の穿孔工程においては、撮像装置を用いてそれ以前の穿孔工程で形成された貫通孔を撮影してカバーレイフィルムにおける当該貫通孔の位置を計測し、その計測結果に基づいて前記第3、第4、・・。の穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整した後に、カバーレイフィルムにさらなる貫通孔を形成することとすればよい。
符号の説明
10,510,510a…第1穿孔用金型、20,520,520a…第1パンチ用金型、22,522,522a…第1製品孔用パンチ、24…位置決め孔用パンチ、30,530,530a…第1ダイ用金型、32,532,532a…第1製品孔用ダイ孔、34…位置決め孔用ダイ孔、40,540,540a…第2穿孔用金型、50,550,550a…第2パンチ用金型、52,552,552a…第2製品孔用パンチ、54…位置決めピン用凹部、60,560,560a…第2ダイ用金型、62,562,562a…第2製品孔用ダイ孔、64…位置決めピン、100,104…カバーレイフィルム穿孔装置、200…装置本体、210…コントローラボックス、300…カバーレイフィルム繰り出し装置、310…繰り出しローラ、312,412…トルクモータ、320,420…ローラ支持台、400…カバーレイフィルム巻き取り装置、410…巻き取りローラ、500…穿孔機構、524…基準孔用パンチ、534…基準孔用ダイ孔、554,574…撮影用孔、564…照明用孔、570,576…取り付け冶具、572…パンチ用金型取り付け部、578…ダイ用金型取り付け部、580…穿孔機構本体、600…カバーレイフィルム送り装置、610…カバーレイフィルム送りクランパ、612…カバーレイフィルム送りクランパ用テーブル、614…サーボモータ、616…ガイドレール、618…スクリューシャフト、622,624…クランパ,632…カバーレイフィルム繰り出し側ガイドローラ、634…カバーレイフィルム巻き取り側ガイドローラ、642…フレーム、644…支持体、710,720…撮像装置、800…カバーレイフィルム位置・姿勢調整装置、810…第1微動装置、812…第1テーブル、814,824…レール、820…第2微動装置、822…第2テーブル、830…第3微動装置、832…第3テーブル、834…移動子、836…枢軸、900…穿孔用金型駆動装置、910…サーボモータ、920…駆動軸、930…ガイドポスト、940…昇降体、950…プーリー、960…ベルト、1100…穿孔屑除去装置、1110…第1穿孔屑除去機構、1112…第1粘着ローラ、1114…第2粘着ローラ、1120…第2穿孔屑除去機構、1122…第3粘着ローラ、1124…第4粘着ローラ、1200…ハーフカット装置、1220…刃型、1240…第2カバーレイフィルム送り装置、H…製品孔、H…第1製品孔、H…位置決め孔、H…第2製品孔、H…基準孔、R,R…穿孔対象領域、W…カバーレイフィルム、Wb…カバーレイフィルム本体、We…離型紙

Claims (6)

  1. 第1パンチ用金型と第1ダイ用金型とを有する第1穿孔用金型を用いてカバーレイフィルムに複数の第1貫通孔を形成する第1穿孔工程と、
    第2パンチ用金型と第2ダイ用金型とを有する第2穿孔用金型を用いて前記カバーレイフィルムに複数の第2貫通孔を形成する第2穿孔工程とを含み、
    前記第1穿孔工程においては、前記第1貫通孔として、複数の製品孔と、前記第2穿孔工程において前記カバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するための基準として用いる基準孔とを形成し、
    前記第2穿孔工程においては、撮像装置を用いて前記第1貫通孔を撮影して前記カバーレイフィルムにおける前記第1貫通孔の位置を計測し、その計測結果に基づいて前記第2穿孔用金型に対する前記カバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整した後に、前記カバーレイフィルムに前記第2貫通孔を形成することを特徴とするカバーレイフィルムの穿孔方法。
  2. 請求項1に記載のカバーレイフィルムの穿孔方法において、
    前記第2穿孔工程においては、前記撮像装置として少なくとも2つの撮像装置を用いて前記第1貫通孔を撮影することを特徴とするカバーレイフィルムの穿孔方法。
  3. 請求項2に記載のカバーレイフィルムの穿孔方法において、
    前記第2穿孔用金型には、前記少なくとも2つの撮像装置に対応して少なくとも2つの撮影用孔が形成されていることを特徴とするカバーレイフィルムの穿孔方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のカバーレイフィルムの穿孔方法において、
    前記第2穿孔工程においては、前記第2パンチ用金型と前記第2ダイ用金型とによって前記カバーレイフィルムを挟持した状態で前記第1貫通孔を撮影することを特徴とするカバーレイフィルムの穿孔方法。
  5. 第1パンチ用金型と第1ダイ用金型とを有し、カバーレイフィルムに複数の第1貫通孔を形成するための第1穿孔用金型と、
    第2パンチ用金型と第2ダイ用金型とを有し、前記複数の第1貫通孔が形成されたカバーレイフィルムに複数の第2貫通孔を形成するための第2穿孔用金型と、
    前記第1穿孔用金型及び前記第2穿孔用金型を着脱可能な穿孔用金型取り付け部と、
    前記第1貫通孔を撮影する撮像装置を有し、前記撮像装置による撮影結果に基づいて前記カバーレイフィルムにおける前記第1貫通孔の位置を計測する計測装置と、
    前記計測装置による計測結果に基づいて、前記第2穿孔用金型に対するカバーレイフィルムの位置及び/又は姿勢を調整するカバーレイフィルム位置・姿勢調整装置とを備えるカバーレイフィルム穿孔装置であって、
    前記カバーレイフィルム穿孔装置は、前記カバーレイフィルムとしてロール状に巻かれた長尺のカバーレイフィルムを用いるRTR方式のカバーレイフィルム穿孔装置であり、
    ロール状の前記カバーレイフィルムをシート状に繰り出すカバーレイフィルム繰り出し装置と、
    前記カバーレイフィルム繰り出し装置により繰り出されたシート状の前記カバーレイフィルムを穿孔位置に送るカバーレイフィルム送り装置と、
    前記第1穿孔用金型又は前記第2穿孔用金型によって穿孔加工が実施されたシート状の前記カバーレイフィルムをロール状に巻き取るカバーレイフィルム巻き取り装置と、
    前記穿孔位置と前記カバーレイフィルム巻き取り装置との間に配設され、前記カバーレイフィルムに付着した穿孔屑を除去可能な穿孔屑除去装置とをさらに備え、
    前記穿孔屑除去装置は、
    前記カバーレイフィルムにおける一方側の面に接触した状態で回転可能に配設された少なくとも1つの第1粘着ローラと、前記第1粘着ローラに接触した状態で回転可能に配設され、前記第1粘着ローラより強い粘着性を有する第2粘着ローラとを有する第1穿孔屑除去機構と、
    前記カバーレイフィルムにおける他方側の面に接触した状態で回転可能に配設された少なくとも1つの第3粘着ローラと、前記第3粘着ローラに接触した状態で回転可能に配設され、前記第3粘着ローラより強い粘着性を有する第4粘着ローラとを有する第2穿孔屑除去機構とを有することを特徴とするカバーレイフィルム穿孔装置。
  6. 請求項5に記載のカバーレイフィルム穿孔装置において、
    前記穿孔用金型取り付け部と前記カバーレイフィルム巻き取り装置との間に配設され、前記カバーレイフィルムのうち、離型紙を残してカバーレイフィルム本体を切断するハーフカット装置をさらに備えることを特徴とするカバーレイフィルム穿孔装置。
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