JP4989536B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を制御するための車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を制御するための車両用ブレーキ液圧制御装置が、車両に搭載されている。この車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキペダルの踏み込みによるブレーキ液圧の車輪ブレーキへの伝達を許容する常開型の入口弁や、車輪がロックしそうになったときなどに開放されることで車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を逃がす常閉型の出口弁や、出口弁の開放により逃がされたブレーキ液圧を吸収するためのリザーバや、リザーバで弱められたブレーキ液圧を適切な圧力にして再度入口弁の上流側へ戻すためのポンプなどを備えている。
前記したポンプは、例えば、コンパクトなプランジャポンプが採用されている。プランジャポンプは、電動モータでプランジャを往復動させることによってブレーキ液圧を増圧する。従って、ポンプを経て再度入口弁の上流側へ戻るブレーキ液は脈動し、この脈動は、操作フィーリングを損なわせるおそれがあった。そのため、ポンプの後流にダンパを配し、ポンプの脈動を抑制していた。
そして、ダンパにさらに弾性部材の構成を追加したり、ダンパのプラグ(蓋部分)を弾性部材としたりすることによって、ダンパの作用範囲を広げ、減衰機能を向上させる工夫改良がなされてきた(例えば、特許文献1)。
また、車両用ブレーキ液圧制御装置にはアンチ・ロック・ブレーキ・システム(ABS)や、調圧用の制御弁(レギュレータ)を必要とする車両挙動安定化制御システムがある。後者のシステムは、前記したポンプの脈動に加えて、レギュレータによる脈動をも抑制する必要があり、ダンパは必須の要件となっていた(例えば、特許文献2)。
特開2000−177565号公報 特開2003−341499号公報
しかしながら、車両用ブレーキ液圧制御装置の能力に応じた専用のダンパを設けると、ポンプや制御弁による脈動を抑制できる一方、構造が複雑となり、部品点数が増加するとともに、車両用ブレーキ液圧制御装置自体の大型化を回避できず、コスト増等を招いていた。
そこで、本発明は、ダンパ機能を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、専用のダンパを小型化もしくは削減することができ得る、部品点数の増加がない簡単な構成の車両用ブレーキ液圧制御装置のダンパ構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキ液の油路が形成された基体と、前記基体の他側面に取り付けられるコントロールハウジングと、ブレーキペダルの踏み込みに応じてマスタシリンダから排出されるブレーキ液圧の車輪ブレーキへの伝達を許容する常開型の電磁弁と、前記車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を逃がすために開放される常閉型の電磁弁と、プランジャが往復動されることによって、前記常閉型の電磁弁の開放により逃がされたブレーキ液圧を前記常開型の電磁弁の上流側へ戻すポンプと、を備え、少なくとも前記電磁弁が、前記基体の前記他側面に設けられる車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記電磁弁は、前記基体に形成された有底の収容穴に組み付けられ、前記収容穴の開口部には、前記電磁弁の脱落を防止する機能と、前記軸方向に弾性変形することで脈動を吸収するダンパ機能とを兼ねた皿形状の板バネである係着ダンパ構造が設けられており、この係着ダンパ構造の外周部は、前記収容穴の穴壁に内周方向に沿って形成された係合溝に収容されることで、前記電磁弁の前記収容穴からの脱落が防止され、前記係着ダンパ構造は、前記電磁弁と前記係合溝とに弾発的に挟まれ、前記収容穴の開口側から底側へ前記電磁弁を弾発的に付勢することを特徴としている。
かかる構成によれば、基体の他側面に設けられた収容穴に収挿された電磁弁は、収容穴の開口部に備えられた係着ダンパ構造によって、脱落が防止されつつ、収挿方向のみ摺動することができ、開口側から底側へ弾発的に付勢されている。そして、ポンプ等に起因するブレーキ液圧の脈動が電磁弁に伝達されたとき、電磁弁は収挿方向の前後に摺動し、脈動を吸収する。このように、係着ダンパ構造が電磁弁を弾発的に付勢することによってダンパ機能を達成できるため、車両用ブレーキ液圧制御装置の能力に応じ、専用のダンパを省略することや、小型化することができる。
また、係合溝を設けることにより係着ダンパ構造を容易かつ確実に組付けることができ、生産性の向上および生産の信頼性の向上につなげることができる。
また、係着ダンパ構造の弾性体として、皿形状の板バネを用いることで、容易に組付けられ、確実な動作を具現することができる。
また前記構成に加えて、前記係着ダンパ構造は、前記ポンプの吐出側に連通する前記収容穴に備えることができる。
かかる構成によれば、脈動を発生するポンプの吐出側に連通する収容穴においてダンパ機能が発揮されるようになるので、ポンプの脈動を効率的に抑制することができる。
さらに前記構成に加えて、前記ポンプの吐出側にオリフィスを介して接続される流路の前記ブレーキ液圧を調圧するように構成された制御弁をさらに備え、前記基体には、前記制御弁を収容する有底の収容穴が形成されており、前記収容穴の穴壁には内周方向に沿った係合溝を形成することができる。
かかる構成によれば、脈動を発生するポンプの後流に配設されたオリフィスに流入するブレーキ液の脈動を減少させ、オリフィスによる整流効果を高めることができる。また、車両用ブレーキ液圧制御装置のなかでアンチ・ロック・ブレーキシステム(ABS)はもとより、調圧用の制御弁(レギュレータ)を必要とする車両挙動安定化制御システムにても、ポンプの脈動に加えて、制御弁による脈動を直接的かつ効果的に抑制することができる。
このような車両用ブレーキ液圧制御装置の構造によれば、ダンパ機能を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、専用のダンパを小型化もしくは削減することができ得る、部品点数の増加がない簡単な構成の車両用ブレーキ液圧制御装置のダンパ構造を提供することができる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態は、本発明を車両用ブレーキ液圧制御装置のなかでアンチ・ロック・ブレーキ・システム(ABS)に適用したものである。
図1は、本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。
図1のブレーキ液圧回路図を参照して、車両用ブレーキ液圧制御装置100内に設けられる各種部品の機能について簡単に説明する。なお、図1において車両用ブレーキ液圧制御装置100内の各種部品を繋ぐ実線は、装置内に形成された流路(油路)を示している。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、運転者がブレーキペダルPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダMと、車輪ブレーキFL,FR,RL,RRとの間に配置されている。マスタシリンダMの二つの出力ポートM1,M2は、車両用ブレーキ液圧制御装置100の入口ポート121に接続され、車両用ブレーキ液圧制御装置100の出口ポート122が、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに接続されている。そして、通常時は車両用ブレーキ液圧制御装置100内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルPの踏力が各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達されるようになっている。
ここで、マスタシリンダMの出力ポートM1から始まる油路Aは、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路Aは、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
車両用ブレーキ液圧制御装置100には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段V,Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段V,Vが設けられている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、ダンパ5が設けられており、さらに、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通の電動モータ20を備えている。
制御弁手段Vは、出力ポートM1,M2から車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに至る油路Aの車輪液圧油路を開放しつつ、リザーバ3に戻る開放のための油路Aの開放油路を遮断する増圧状態、前記した車輪液圧油路を遮断しつつ前記した開放油路を開放する減圧状態および車輪液圧油路を遮断しつつ開放油路を遮断する保持状態を切り換える機能を有しており、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、車輪液圧油路に設けられた常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪がロックしそうになったときに図示しない制御装置により閉塞されることで、ブレーキペダルPから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達するブレーキ液圧を遮断する。
出口弁2は、車輪液圧油路と開放油路との間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪がロックしそうになったときに図示しない制御装置により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダM側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダM側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路に設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液圧を吸収する機能を有している。
ポンプ4は、リザーバ3に吸収されているブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液をダンパ5を介してマスタシリンダMへ戻す機能を有している。これにより、リザーバ3によるブレーキ液の吸収によって減圧された各出力液圧路A,Aの圧力状態が回復される。
なお、ダンパ5は、ポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動を減衰させている。ダンパ5の構成については後記する。
次に図を参照して、第1実施形態(ABS)の一実施例の外観および基体内の一部について説明する。
図2は、第1実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の入口弁、出口弁、ポンプ、リザーバの設置位置を示す断面図を含む側面図である。なお、図2における車両用ブレーキ液圧制御装置100の向きは、車両に搭載するときの向きとしている。以下、上下方向、水平方向は、図2を基準とする。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、各種部材・機器が設けられる基体10と、基体10の第二取付面(一側面)102に一体に固定され、ブレーキ液を送るポンプ(図示せず)の動力となる電動モータ20と、基体10の第一取付面(他側面)101に一体に固定され、電子制御ユニット(図示せず)などが収容されるハウジング30(コントロールハウジング)と、を主に備えている。
ハウジング30は、電子制御ユニットなどとの接続端子が埋設された支持板部を備えるコントロールケース30Aと、このコントロールケース30Aの電子制御ユニット側の開口部を密閉するコントロールカバー30Bとを備えており、基体10の第一取付面101にシール部材を介して取り付けられている。
電動モータ20は、モータケース21、モータフランジ22および内部にロータ(図示せず)を主に備えている。モータケース21は、略有底円筒状に形成された部材であり、その開口部にモータフランジ22が覆設されることによって、その内部にロータが収容されるようになっている。また、ロータの出力軸は、モータケース21内や基体10の第二取付面102側に設けられるボールベアリング(図示せず)により回転自在に支持されている。そして、この出力軸の適所には、偏心軸部が設けられ、偏心軸部には、ポンプのプランジャ(図示せず)を往復動させるために、その外周面でプランジャを適宜押圧するボールベアリング(図示せず)が設けられている。
基体10は、略直方体に形成される金属部品であり、その各面には電磁弁などの各種機器を設置するための穴(孔)が適宜形成されており、その内部にはブレーキ液の通り道となる油路が適宜形成されている。
入口ポート121は、第1油路141を介して入口弁装着穴(収容穴)111に連通し、この入口弁装着穴111は、第2油路142を介して出口ポート122に連通するとともに、第3油路143を介して出口弁装着穴(収容穴)112に連通している。また、出口弁装着穴112は、第4油路144を介してポンプ孔114に連通し、このポンプ孔114は、第5油路145を介してリザーバ穴113に連通している。さらに、ポンプ孔114は、図示せぬ油路を介して入口ポート121に連通している。
これにより、通常時においては、入口ポート121から流入するブレーキ液が、常開型の入口弁1を通って出口ポート122から出て行く。また、車輪がロックしそうになったときにおいては、入口弁1が閉じられ、出口弁2が開放されることで、出口ポート122から戻ってくるブレーキ液が、入口弁1の周囲、出口弁2およびポンプ4の周囲を通ってリザーバ穴113へ入っていく。そして、リザーバ穴113内のブレーキ液を入口ポート121へ戻す場合は、ポンプ4の駆動によってリザーバ穴113内からポンプ4内にブレーキ液が吸引され、この吸引されたブレーキ液がダンパ5で圧力変動が減衰された後、図示せぬ油路を通って入口ポート121に戻される。
なお、リザーバ3は、リザーバピストン31と、リザーバばね32と、ばね受け部材33とで主に構成されている。リザーバピストン31は、略有底円筒状に形成される部材であり、その外周面がリザーバ穴113の内周面に摺動自在となっている。
次に、図を参照して本実施形態に適用した実施例について説明する。図3は、図2の破線IVで囲った入口弁1の断面を拡大したものであり、図4は、図3の係着ダンパ構造の一実施例を示しており、図5は、係着ダンパ構造の変形例を示している。ここで、図4と図5は、図面の上部に斜視図、下部に斜視図の状態における前面、側断面、背面を左から順に示している。
入口弁1(図2参照)となる電磁弁91は、第1油路141から第2油路142(図2参照)へのブレーキ液の流入を許容する状態および遮断する状態を切替えている。電磁弁91は、図3に示すように、円筒状の固定コア91aと、この固定コア91aの基端側の内部に装着された弁座91bと、同じく固定コア91aの先端側の内部に摺動自在に装着された弁体91cと、この弁体91cを押圧する可動コア91dとを備えている。
なお、固定コア91aの側面には、第1油路141を介して供給されるブレーキ液を内部に流入させるための流入孔91eが形成されている。そして、ハウジング30(図2参照)に装着された電磁コイル92を励磁すると、可動コア91dが固定コア91aに吸引されて移動し、これに伴って弁体91cが弁座91b側に移動して弁座91bの開口部を閉塞する。また、電磁コイル92を消磁すると、可動コア91dと固定コア91aとが離間し、これに伴って弁体91cが可動コア91d側に移動して弁座91bの開口部を開放する。
また、固定コア91aの基端部分には、入口弁1のチェック弁1a(図1参照)として機能する断面略U字形状のカップシール91fが外嵌されている。このカップシール91fは、入口弁装着穴111の穴壁に弾発的に接触し、第1油路141から第2油路142(図2参照)へのブレーキ液の流入を許容する。
固定コア91aは、中間付近においてハウジング30側から基体10側へ拡大する(図2参照)鍔状の段付き91gを備えている。電磁弁91が入口弁装着穴111に装着された状態において、段付き91gが臨む基体10には、係合溝10aが入口装着穴111の内周から凸状(鍔状)に形成されている。
電磁弁91は、入口弁装着穴111の開口部近傍に配置された係着ダンパ構造80によって、入口弁装着穴111からの脱落が防止されている。
電磁弁91は、固定コア91aの先端部に係着ダンパ構造80を外嵌した状態で、入口装着穴111に挿入される。
なお、入口弁装着穴111の穴壁には、内周方向に沿った係合溝10aが凹設されていて、係着ダンパ構造80は、段付き91gと係合溝10aとに挟まれるように配置され、言い換えれば、係着ダンパ構造80の外周部は、係合溝10aに収容されている。
係着ダンパ構造80は、外径側にスリットが適当な間隔で設けられた平面視花びら状に形成されており、電磁弁91の挿入時には、花びらの部分が内径側に傾くことによって、係合溝10aの凸状の部分を越えて係合溝10aに内嵌される。
係着ダンパ構造80は、図4に示す皿状の板バネであり、(a)は斜視図、(c)は断面図、(b)は、(c)のX矢視から見た正面図、(d)は、(c)のY矢視から見た背面図である。
このように段付き91gと係合溝10aとの間に間挿された係着ダンパ構造80は、電磁弁91の脱落を防止するとともに、電磁弁91を電動モータ20側(図2参照)へ弾発的に付勢している。電磁弁91を弾発的に付勢する係着ダンパ構造80は、ポンプやレギュレータによって第1油路141に生じる矢印F方向の液圧の脈動を、係着ダンパ構造80の皿状の板バネが弾性変形することによって吸収することができる。
すなわち、本実施形態にかかるダンパ5は、係着ダンパ構造80と、この係着ダンパ構造80を介して係合する電磁弁91の鍔状の段付き91gと、基体10の係合溝10aと、の協働によって構成されており、専用のダンパを省略することができる。
なお、係着ダンパ構造は、図4に示す皿状の板バネの形状に限定されることはなく、例えば、図5に示すような断面形状の板バネとした係着ダンパ構造81も変形例として適用することができる。ここで、図5においても図4と同様に、(a)は斜視図、(c)は断面図、(b)は、(c)のX矢視から見た正面図、(d)は、(c)のY矢視から見た背面図である。
係着ダンパ構造81は、係着ダンパ構造80と比べて、板ばねとしての弾性を調整しやすくなる。
なお、前記したダンパ5に加えて、別途専用のダンパを設けてもよいが、本実施形態にかかるダンパ機能を備えた電磁弁の係着ダンパ構造80によって、専用のダンパを設けたとしても、従来の専用のダンパに比べて小型化することができる。また、本実施形態に係る係着ダンパ構造80は、前記した入口弁だけではなく、出口弁等他の弁に適用できることは言うまでもない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
第2実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、本発明を適用した第1実施形態のアンチ・ロック・ブレーキ・システム(ABS)よりも、相対的に油の吐出量が多く、ブレーキ液圧を調圧する制御弁(レギュレータ)を必要とする車両挙動安定化制御システムである。図6は、第2実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置200のブレーキ液圧回路図である。
図6のブレーキ液圧回路図を参照して、車両用ブレーキ液圧制御装置200内に設けられる各種部品の機能について簡単に説明する。
なお、本実施形態における車両用ブレーキ液圧制御装置200において、前記した第1実施形態(図1等参照)と同一構成の部分は、同じ参照番号を付して重複する説明は省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
車両用ブレーキ液圧制御装置200には、第1実施形態における車両用ブレーキ液圧制御装置100の構成に加え、レギュレータ(調圧用の制御弁)R、吸入弁7が設けられている。また、本実施形態では、第二系統にのみ前記したマスタシリンダ圧を検出する圧力センサ8が設けられている。
以下では、マスタシリンダMの出力ポートM1,M2から各レギュレータRに至る油路を「出力液圧路A1」と称し、第一系統のレギュレータRから車輪ブレーキFL,RRに至る油路および第二系統のレギュレータRから車輪ブレーキRL,FRに至る油路をそれぞれ「車輪液圧路B」と称する。また、出力液圧路A1からポンプ4に至る油路を「吸入液圧路C」と称し、ポンプ4から車輪液圧路Bに至る油路を「吐出液圧路D」と称し、さらに、車輪液圧路Bから吸入液圧路Cに至る油路を「開放路E」と称する。
リザーバ3とポンプ4との間には、リザーバ3側からポンプ4側へのブレーキ液の流入のみを許容するチェック弁3aが介設されている。
ポンプ4は、後記するカット弁6が出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を遮断し、且つ、後記する吸入弁7が吸入液圧路Cを開放しているときに、マスタシリンダM、出力液圧路A1、吸入液圧路Cに貯留されているブレーキ液を吸入して吐出液圧路Dに吐出する機能を有している。これにより、非ペダル操作時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させることが可能となる。
本実施形態では、後記するレギュレータRが作動することにより矢印F’方向の脈動が発生し、ダンパ5やオリフィス5aはこれらの脈動を減衰させている。
レギュレータRは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を許容する状態および遮断する状態を切り換える機能と、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入が遮断されているときに車輪液圧路Bおよび吐出液圧路Dのブレーキ液圧を設定値以下に調節する機能とを有しており、カット弁6、チェック弁6aおよびリリーフ弁6bを備えて構成されている。
カット弁6は、マスタシリンダMに通じる出力液圧路A1と各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに通じる車輪液圧路Bとの間に介設された常開型の電磁弁であり、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を許容する状態および遮断する状態を切り換えるものである。カット弁6は、通常時開いていることで、マスタシリンダMから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、カット弁6は、非ペダル操作時であってポンプ4を作動させるとき、言い換えれば、非ペダル操作時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させるときに図示しない制御装置の制御により閉塞される。
チェック弁6aは、各カット弁6に並列に接続されている。このチェック弁6aは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、各カット弁6を閉じた状態にしたときにおいてブレーキペダルPからの入力があっても、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を許容する。
リリーフ弁6bは、各カット弁6に並列に接続されており、車輪液圧路Bおよび吐出液圧路Dのブレーキ液圧が設定値以上になるのに応じて開弁する。なお、カット弁6とリリーフ弁6bとは、例えばソレノイドへの通電を制御することによって開弁圧を調節可能なリニアソレノイドバルブによっても実現できる。そして、このようにカット弁6およびリリーフ弁6bとしてリニアソレノイドバルブを採用すると、車輪液圧路BからレギュレータRにかかる液圧と、ソレノイドへの通電によって制御される弁を閉じようとする力とのバランスによって、車輪液圧路Bの液圧を適宜出力液圧路A1へ開放して調節することができる。
吸入弁7は、吸入液圧路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液圧路Cを開放する状態および遮断する状態を切り換えるものである。吸入弁7は、非ペダル操作時であってカット弁6が出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を遮断する状態にあるとき、言い換えれば、非ペダル操作時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させるときに図示しない制御装置の制御により開放(開弁)される。
次に図6,7および8を参照して、車両用ブレーキ液圧制御装置200の外観および基体内の一部について説明する。
図7は入口弁、出口弁、レギュレータを構成するカット弁、圧力センサ、ポンプ、ダンパーの設置位置を示す断面図を含む側面図である。なお、図7における車両用ブレーキ液圧制御装置200の向きは、車両に搭載するときの向きであるが、後記する構成の説明のため、図2で示した車両用ブレーキ液圧制御装置100(ABS)の場合と車両の進行方向を逆としている。図8は、図7の破線CVで囲ったカット弁6の断面を拡大したものである。
車両用ブレーキ液圧制御装置200は、図6を参照して説明した回路図の通り、第1実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置100に調圧するための制御弁(レギュレータ)が付加されている。さらに、圧力センサ8も付加されている。図7は、一つの構成例として、入口弁1、出口弁2に、カット弁6と圧力センサ8が加わった配置を示している。
カット弁6(図6参照)となる電磁弁96は、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を許容する状態および遮断する状態を切り換えるものであって、図8に示すように、円筒状の固定コア96aと、この固定コア96aの基端側の内部に装着された弁座96bと、同じく固定コア96aの先端側の内部に摺動自在に装着された弁体96cと、この弁体96cを押圧する可動コア96dとを主に備えている。なお、固定コア96aの側面には、出力液圧路A1を介して供給されるブレーキ液を内部に流入させるための流入孔96eが形成されている。そして、ハウジング30に装着された電磁コイル92を励磁すると、可動コア96dが固定コア96aに吸引されて移動し、これに伴って弁体96cが弁座96b側に移動して弁座96bの開口部を閉塞する。また、電磁コイル92を消磁すると、可動コア96dと固定コア96aとが離間し、これに伴って弁体96cが可動コア96d側に移動して弁座96bの開口部を開放する。
また、固定コア96aの基端部分には、チェック弁6a(図6参照)として機能する断面略U字形状のカップシール96fが外嵌されている。このカップシール96fは、カット弁装着穴116の孔壁に弾発的に接触し、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流入を許容する。さらに、弁体96cは、図示せぬリリーフばねによって弁座96b側へ付勢されており、第2油路142側のブレーキ液圧が設定値以上になると、リリーフばねの付勢力に抗して可動コア96d側に移動し、車輪液圧路Bから出力液圧路A1へのブレーキ液の流入を許容する。すなわち、この電磁弁96は、リリーフ弁6b(図6参照)としても機能する。つまり、電磁弁96をカット弁装着穴96に設置すると、図6に示すレギュレータRが構成されることになる。
固定コア96aは、中間付近においてハウジング30側から基体10側へ拡大する鍔状の段付き(鍔部)96gを備えている。電磁弁96がカット弁装着穴116に装着された状態において、段付き96gが臨む基体10には、係合溝10aがカット弁装着穴116の内周から凸状に形成されている。そして、段付き96gと係合溝10aとに挟まれるように係着ダンパ構造80が間挿されている。
係着ダンパ構造80は、第1実施形態と同様な図4に示す皿状の板バネを一実施例として適用できる。電磁弁96は、固定コア96aの先端部に係着ダンパ構造80を外嵌した状態で、カット弁装着穴116に挿入される。係着ダンパ構造80は、外径側にスリットが適当な間隔で設けられた平面視花びら状に形成されており、電磁弁96の挿入時には、花びらの部分が内径側に傾くことによって、係合溝10aのハウジング30側の凸状の部分を越えて係合溝10aに内嵌される。
このように段付き96gと係合溝10aとの間に間挿された係着ダンパ構造80は、電磁弁96の脱落を防止するとともに、電磁弁96を電動モータ20側へ弾発的に付勢している。係着ダンパ構造80が、電磁弁96を弾発的に付勢することによって、ポンプやレギュレータによって生じた液圧の矢印F’方行に発生する脈動を、係着ダンパ構造80の皿状の板バネが弾性変化することによって吸収することができる。
すなわち、本実施形態にかかるダンパ5は、係着ダンパ構造80と、この係着ダンパ構造80を介して係合する電磁弁96の鍔状の段付き96gと、基体10の係合溝10aと、の協働によって構成されており、専用のダンパのようなスペースを確保する必要はない。
なお、前記したダンパ5に加えて、別途専用のダンパを備えることもできるが、本実施形態にかかるダンパ機能を備えた電磁弁の係着ダンパ構造80によって、専用のダンパを設けたとしても、従来の専用のダンパに比べて小型化することができる。
以上、実施例を挙げて、各実施形態について説明したが、図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
例えば、係着ダンパ構造は、図4に示す皿状の板バネの形状に限定されることはなく、例えば、図5に示すような皿状の板バネとした係着ダンパ構造81も変形例として適用することができる。
第1実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 第1実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の入口弁、出口弁、ポンプ、リザーバの設置位置を示す断面図を含む側面図である。 入口弁の拡大断面図である。 係着ダンパ構造の一実施例である。 係着ダンパ構造の一変形例である。 第2実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 第2実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の入口弁、出口弁、レギュレータを構成するカット弁、圧力センサ、ポンプ、ダンパーの設置位置を示す断面図を含む側面図である。 カット弁の拡大断面図である。
符号の説明
1 入口弁
1a チェック弁
2 出口弁
3 リザーバ
4 ポンプ
5 ダンパ(専用)
5a オリフィス
6 カット弁
6a チェック弁
6b リリーフ弁
7 吸入弁
8 圧力センサ
10 基体
10a 係合溝
20 電動モータ
21 モータケース
22 モータフランジ
30 ハウジング
30A コントロールケース
30B コントロールカバー
31 リザーバピストン
32 リザーバばね
33 ばね受け部材
80,81 係着ダンパ構造
91,96 電磁弁
91g,96g 段付き
92 電磁コイル
100,200 車両用ブレーキ液圧制御装置
101 第一取付面
102 第二取付面
111 入口弁装着穴
112 出口弁装着穴
113 リザーバ穴
114 ポンプ穴
121 入口ポート
122 出口ポート
141 第1油路
142 第2油路
143 第3油路
144 第4油路
145 第5油路
A,A1,B,C,D,E 油路
FL,FR,RL,RR 車輪ブレーキ
M マスタシリンダ
M1,M2 出力ポート
P ブレーキペダル
R レギュレータ
V 制御弁手段

Claims (3)

  1. ブレーキ液の油路が形成された基体と、
    前記基体の他側面に取り付けられるコントロールハウジングと、
    ブレーキペダルの踏み込みに応じてマスタシリンダから排出されるブレーキ液圧の車輪ブレーキへの伝達を許容する常開型の電磁弁と、
    前記車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を逃がすために開放される常閉型の電磁弁と、
    プランジャが往復動されることによって、前記常閉型の電磁弁の開放により逃がされたブレーキ液圧を前記常開型の電磁弁の上流側へ戻すポンプと、を備え、
    少なくとも前記電磁弁が、前記基体の前記他側面に設けられる車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記電磁弁は、前記基体に形成された有底の収容穴に組み付けられ、
    前記収容穴の開口部には、前記電磁弁の脱落を防止する機能と、前記軸方向に弾性変形することで脈動を吸収するダンパ機能とを兼ねた皿形状の板バネである係着ダンパ構造が設けられており、
    この係着ダンパ構造の外周部は、前記収容穴の穴壁に内周方向に沿って形成された係合溝に収容されることで、前記電磁弁の前記収容穴からの脱落が防止され、前記係着ダンパ構造は、前記電磁弁と前記係合溝とに弾発的に挟まれ、前記収容穴の開口側から底側へ前記電磁弁を弾発的に付勢することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記係着ダンパ構造は、前記ポンプの吐出側に連通する前記収容穴に備えられることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ポンプの吐出側にオリフィスを介して接続される流路の前記ブレーキ液圧を調圧するように構成された制御弁をさらに備え、
    前記基体には、前記制御弁を収容する有底の収容穴が形成されており、
    前記収容穴の穴壁には内周方向に沿った係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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