JP4922223B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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本発明は、車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を制御するための車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を制御するための車両用ブレーキ液圧制御装置が、車両に搭載されている。この車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキペダルの踏み込みによるブレーキ液圧の車輪ブレーキへの伝達を許容する常開型の入口弁や、車輪がロックしそうになったときなどに開放されることで車輪ブレーキに加わるブレーキ液圧を逃がす常閉型の出口弁や、出口弁の開放により逃がされたブレーキ液圧を吸収するためのリザーバや、リザーバで弱められたブレーキ液圧を適切な圧力にして再度入口弁の上流側へ戻すためのポンプなどを備えている。
前記したポンプは、例えば、コンパクトなプランジャポンプが採用されている。プランジャポンプは、電動モータによってプランジャを往復動させ、ブレーキ液圧を適切な圧力とした後、ブレーキ液を上流に戻す。従って、ポンプを経て再度入口弁の上流側へ戻るブレーキ液は脈動し、この脈動は、操作フィーリングを損なわせるおそれがあった。そのため、ポンプの後流に専用のダンパを配し、ポンプの脈動を抑制していた。
そして、この専用のダンパにさらに弾性部材の構成を追加したり、ダンパのプラグ(蓋部分)を弾性部材とすることによって、ダンパの作用範囲を広げ、減衰機能を向上させる工夫改良がなされてきた(例えば特許文献1、2)。
特開2000−177565号公報 特開平9−109857号公報
しかしながら、車両用ブレーキ液圧制御装置の能力に応じた専用のダンパを設けると、ポンプや制御弁による脈動を抑制できる一方、構造が複雑となり、部品点数が増加するとともに、車両用ブレーキ液圧制御装置自体の大型化を回避できず、コスト増等を招いていた。
そこで、本発明では、ダンパ機能を備えた車両用ブレーキ液制御装置であって、専用のダンパを小型化もしくは削減することができ得る、部品点数の増加がない簡単な構成のダンパ構造を提供することを主たる目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキ液の流路と収容穴が形成された基体と、前記基体の一側面に取り付けられた電動モータと、前記収容穴に収容され、前記電動モータの出力軸に偏心するように設けられた偏心軸部でプランジャを往復動させることによって、ブレーキ液を上流側へ戻すポンプと、前記収容穴の開口部に装着され、前記開口部を液密に封止する蓋体と、を備え、ブレーキペダルの踏み込みに応じてマスタシリンダから排出されるブレーキ液圧を制御して車輪ブレーキへ伝達する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記蓋体の脱落を防止しつつ、前記軸方向に弾性変形することで脈動を吸収するダンパ機能を備えた係着ダンパ構造が設けられており、この係着ダンパ構造の外周部は、前記収容穴の前記開口部近傍の穴壁に内周方向に沿って形成された係合溝に収容され、前記係着ダンパ構造は、前記蓋体と前記係合溝とに弾発的に挟まれ、前記収容穴の開口側から底側へ前記蓋体を弾発的に付勢する皿形状の板バネであることを特徴としている。
かかる構成によれば、基体の収容穴にポンプが収容された後、同じ収容穴の開口部に収挿される蓋体は、収容穴の開口部に備えられた係着ダンパ構造によって、脱落が防止されつつ、開口側から底側へ弾発的に付勢され収挿方向のみ摺動することができる。そして、ポンプに起因するブレーキ液圧の脈動が蓋体に伝達されたとき、蓋体は収挿方向の前後に弾性的に摺動し、脈動を吸収する。このように、係着ダンパ構造が蓋体を弾発的に付勢することによってダンパ機能を達成できるため、車両用ブレーキ液圧制御装置の能力に応じ、専用のダンパを省略することや、小型化することができる。
そして、液密状態を保持しながら、係着ダンパ構造がプランジャハウジングの収容穴の開口部の蓋体を弾性的に付勢することになり、プランジャーポンプの脈動を直接的かつ効果的に抑制することができる。
また、係合溝を設けることにより係着ダンパ構造を容易かつ確実に組付けることができ、生産性の向上および生産の信頼性の向上につなげることができる。
また、係着ダンパ構造の弾性体として、皿形状の板バネを用いることができ、容易に組付けられ、確実な動作を具現することができる。
このような車両用ブレーキ液圧制御装置の構造によれば、ダンパ機能を備えた車両用ブレーキ液制御装置であって、専用のダンパを小型化もしくは削減することができ得る、部品点数の増加がない簡単な構成のダンパ構造を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。
図1のブレーキ液圧回路図を参照して、車両用ブレーキ液圧制御装置100内に設けられる各種部品の機能について簡単に説明する。なお、図1において車両用ブレーキ液圧制御装置100内の各種部品を繋ぐ実線は、装置内に形成された流路(油路)を示している。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、運転者がブレーキペダルPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダMと、車輪ブレーキFL,FR,RL,RRとの間に配置されている。マスタシリンダMの二つの出力ポートM1,M2は、車両用ブレーキ液圧制御装置100の入口ポート121に接続され、車両用ブレーキ液圧制御装置100の出口ポート122が、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに接続されている。そして、通常時は車両用ブレーキ液圧制御装置100内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルPの踏力が各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達されるようになっている。
ここで、マスタシリンダMの出力ポートM1から始まる油路Aは、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路Aは、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
車両用ブレーキ液圧制御装置100には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、ダンパ5、オリフィス5a、が設けられており、さらに、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通の電動モータ20を備えている。
制御弁手段Vは、出力ポートM1,M2から車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに至る油路Aの車輪液圧油路を開放しつつ、リザーバ3に戻る開放のための油路Aの開放油路を遮断する増圧状態、前記した車輪液圧油路を遮断しつつ前記した開放油路を開放する減圧状態および車輪液圧油路を遮断しつつ開放油路を遮断する保持状態を切り換える機能を有しており、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、車輪液圧油路に設けられた常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪がロックしそうになったときに図示しない制御装置により閉塞されることで、ブレーキペダルPから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達するブレーキ液圧を遮断する。
出口弁2は、車輪液圧油路と開放油路との間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪がロックしそうになったときに図示しない制御装置により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダM側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダM側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路に設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液圧を吸収する機能を有している。
ポンプ4は、リザーバ3に吸収されているブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液をダンパ5やオリフィス5aを介してマスタシリンダMへ戻す機能を有している。これにより、リザーバ3によるブレーキ液の吸収によって減圧された各出力液圧路A,Aの圧力状態が回復される。
なお、ダンパ5およびオリフィス5aは、その協働作用によってポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動を減衰させている。ダンパ5の構成については後記する。
次に、図面を参照しながら主要な構成部品の外観について説明する。図2は本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の主要な構成部品のみを示す簡略化した側面図である。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、各種部材・機器が設けられる基体10と、基体10の第一取付面(表面)101に一体に固定され、電子制御ユニット(図示せず)などが収容されるハウジング30(コントロールハウジング)と、基体10の第二取付面(裏面もしくは一側面)102に一体に固定され、ブレーキ液を送るポンプ(図示せず)の動力となる電動モータ20とを備えている。
ハウジング30は、電子制御ユニットなどとの接続端子が埋設された支持板部を備えるコントロールケース30Aと、このコントロールケース30Aの電子制御ユニット側の開口部を密閉するコントロールカバー30Bとを備えており、基体10の第一取付面101にシール部材を介して取り付けられている。
電動モータ20は、モータケース21、モータフランジ22および内部にロータ(図示せず)を備えている。モータケース21は、略有底円筒状に形成された部材であり、その開口部にモータフランジ22が覆設されることによって、その内部にロータが収容されるようになっている。また、ロータの出力軸は、モータケース21内や基体10の第二取付面102側に設けられるボールベアリング(図示せず)により回転自在に支持されている。そして、この出力軸の適所には、偏心軸部が設けられ、偏心軸部には、ポンプのプランジャ(図示せず)を往復動させるために、その外周面でプランジャを適宜押圧するボールベアリング(図示せず)が設けられている。
基体10は、略直方体に形成される金属部品であり、その各面には電磁弁などの各種機器を設置するための穴(孔)が適宜形成されており、その内部にはブレーキ液の通り道となる油路(図示せず)が適宜形成されている。
次に、図を参照して一実施例を説明する。図3は、図2のX方向から見た正面図であり、一部を断面図として、ポンプおよび専用のダンパを表している。図4は、図3の一点鎖線で囲ったBのポンプの拡大図、図5は、後記する係着ダンパ構造の一実施例、図6は、係着ダンパ構造の変形例である。
図3に示すように、ポンプ4およびダンパ5は、第一取付面101もしくは第二取付面102と平行方向に形成された基体10の収容穴に取付けられている。後記するように、両者とも、収容穴に収容された後に、蓋体によって収容穴の開口部が液密に封止されている。
図4に示すように、ポンプ4は、中心に段付き穴42Hを有するプランジャハウジング42と、段付き穴42Hに挿入して段42Sと当接する戻しバネ43と、戻しバネ43の挿入後に段付き穴42Hに挿入し、戻しバネ43と当接し、戻しバネ43によって挿入側の開口方向に付勢されるプランジャ41と、から構成される。そして、ポンプ4の前記した構成が基体10に形成された収容穴14に収容された後、収容穴14の開口を液密に封止する蓋体46が取付けられ、取付の際には、液密状態を保持するOリング48等が蓋体46の周囲に環設されている。
またポンプ4には、リザーバ3(図1参照)からのブレーキ液を吸入する吸入弁44と、ブレーキ液を上流に戻す吐出弁45が内蔵されている。
プランジャ41の先端41Tは、戻しバネ43によって付勢され、電動モータ20の図示しない出力軸に設けられた偏心軸部23の外周面に当接されている。偏心軸部23は、厚みのある円板状の部材であり、円板の中心から所定距離ずれた位置で電動モータ20の出力軸と結合され、電動モータ20が回転することによって、偏心運動を生じさせるものである。
偏心軸部23による偏心運動は、偏心軸部23の外周面と当接する先端41Tに伝達され、プランジャ41は両方向矢印RCの方向の往復運動を行う。この往復運動によって、ポンプ4内に吸入弁44から吸入されたブレーキ液は、増圧されて吐出弁45から吐出され、ポンプ4の上流側へ流出される。このように、ポンプ4から流出されるブレーキ液は、プランジャ41の往復運動に起因して、脈動が生ずる。
蓋体46は、有底円筒状を呈しており、この開口側の鍔状の大径部46Lと底側の小径部46Sを備えている。大径部46Lの外周には、Oリング48の溝が形成され、Oリング48が装着された後、収容穴14に嵌挿される。Oリング48は、適当なつぶし代で収容穴14の内壁に当接することによって、基体10の液密状態を保持する。
収容穴14に装着された状態において、段付き47が臨む収容穴14の開口部近傍には、係合溝10aが、穴の内周から凸状(鍔状)に形成されている。
蓋体46は、収容穴14の開口部近傍に配置された係着ダンパ構造80によって、収容穴14からの脱落が防止されている。
係着ダンパ構造80は、図5に示す皿状の板バネであり、(a)は斜視図、(c)は断面図、(b)は、(c)のX矢視から見た正面図、(d)は、(c)のY矢視から見た背面図である。蓋体46は、小径部46Sに係着ダンパ構造80を外嵌した状態で、収容穴14に挿入される。
なお、収容穴14の穴壁には、内周方向に沿った係合溝10aが凹設されていて、係着ダンパ構造80は、段付き47と係合溝10aとに挟まれるように配置され、言い換えれば、係着ダンパ構造80の外周部は、係合溝10aに収容されている。
係着ダンパ構造80は、外径側にスリットが適当な間隔で設けられた平面視花びら状に形成されており、蓋体46の挿入時には、花びらの部分が内径側に傾くことによって、係合溝10aの凸状の部分を越えて係合溝10aに内嵌される。
このように段付き47と係合溝10aとの間に間挿された係着ダンパ構造80は、蓋体46の脱落を防止するとともに、蓋体46を収容穴14の奥側へ弾発的に付勢している。係着ダンパ構造80が、蓋体46を弾発的に付勢することによって、ポンプ4によって生じた液圧の脈動を、係着ダンパ構造80の皿状の板バネが矢印RC方向に弾性変形することによって吸収することができる。
すなわち、本実施形態にかかるダンパ5は、係着ダンパ構造80と、この係着ダンパ構造80を介して係合する蓋体46と、基体10の係合溝10aと、の協働によって構成されており、専用のダンパを省略することができる。
なお、係着ダンパ構造は、図5に示す皿状の板バネの形状に限定されることはなく、例えば、図6に示すように、断面形状を単純にした皿状の板バネとした係着ダンパ構造81も変形例として適用することができる。ここで、図6においても図5と同様に、(a)は斜視図、(c)は断面図、(b)は、(c)のX矢視から見た正面図、(d)は、(c)のY矢視から見た背面図である。
係着ダンパ構造81は、係着ダンパ構造80と比べて、板を曲げる個所が、一箇所少なく、加工が容易となる。
なお、前記したダンパ5に加えて、別途専用のダンパを設けてもよいが、本実施形態にかかるダンパ機能を備えた電磁弁の係着ダンパ構造80によって、専用のダンパを設けたとしても、従来の専用のダンパに比べて小型化することができる。
以上、実施例を挙げて、各実施形態について説明したが、図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の主要な構成部品のみを示す簡略化した側面図である。 図2のX方向から見た正面図であり、一部、断面図として、ポンプおよびダンパを表している。 図3の一点鎖線で囲ったBのポンプの拡大図である。 係着ダンパ構造の一実施例である。 係着ダンパ構造の変形例である。
符号の説明
1 入口弁
1a チェック弁
2 出口弁
3 リザーバ
4 ポンプ
5 ダンパ(専用)
5a オリフィス
10 基体
10a 係合溝
20 電動モータ
21 モータケース
22 モータフランジ
30 ハウジング
30A コントロールケース
30B コントロールカバー
41 プランジャ
41T 先端
42 プランジャハウジング
42H 段付き穴
42S 段
43 戻しバネ
44 吸入弁
45 吐出弁
46 蓋体
47 段付き
48 Oリング
80,81 係着ダンパ構造
100 車両用ブレーキ液圧制御装置
101 第一取付面
102 第二取付面
121 入口ポート
122 出口ポート
A 油路
FL,FR,RL,RR 車輪ブレーキ
M マスタシリンダ
M1,M2 出力ポート
P ブレーキペダル
V 制御弁手段

Claims (1)

  1. ブレーキ液の流路と収容穴が形成された基体と、
    前記基体の一側面に取り付けられた電動モータと、
    前記収容穴に収容され、前記電動モータの出力軸に偏心するように設けられた偏心軸部でプランジャを往復動させることによって、ブレーキ液を上流側へ戻すポンプと、
    前記収容穴の開口部に装着され、前記開口部を液密に封止する蓋体と、を備え、
    ブレーキペダルの踏み込みに応じてマスタシリンダから排出されるブレーキ液圧を制御して車輪ブレーキへ伝達する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記蓋体の脱落を防止しつつ、前記軸方向に弾性変形することで脈動を吸収するダンパ機能を備えた係着ダンパ構造が設けられており、
    この係着ダンパ構造の外周部は、前記収容穴の前記開口部近傍の穴壁に内周方向に沿って形成された係合溝に収容され、
    前記係着ダンパ構造は、前記蓋体と前記係合溝とに弾発的に挟まれ、前記収容穴の開口側から底側へ前記蓋体を弾発的に付勢する皿形状の板バネであることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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