JP4978265B2 - 高周波モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、高周波モジュールに関し、特に、放熱及びシールド構造を改良したものである。
従来、この種の高周波モジュールの構成として、金属製筐体上に送信系回路の高出力増幅器を、その金属製筐体上の誘電体基板(絶縁性基板)上に受信系回路の低雑音増幅器を、互いに近接して配置している。そして、金属製カバーにより高出力増幅器及び低雑音増幅器を取り囲むとともに、高出力増幅器と低雑音増幅器との間には金属製カバーの脚部によりシールドする構成のものであった。
特開平06−112351号公報(第1図)
しかし、従来におけるこの種の高周波モジュールの構成によれば、小型化のために送信系回路と受信系回路とが近接するため、送信系回路の高出力増幅器と受信系回路の低雑音増幅器が近接することとなるが、高出力増幅器において発生した熱が、低雑音増幅器に伝わる可能性が大きく、高出力増幅器の熱が低雑音増幅器に伝わった場合には、低雑音増幅器の性能が劣化し信頼性が低下するという課題があった。
この発明は、高出力増幅器において発生した熱が低雑音増幅器に伝わりにくい構成とし、しかもシールド構成にも配慮した構成とすることにより、大型化することなく低雑音増幅器の性能劣化や信頼性に対する影響を防止しえる新規な高周波モジュールを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る高周波モジュールは、表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、この誘電体基板の表面側に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続したものである。
請求項2に係る高周波モジュールは、表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、前記開口部の前記誘電体基板の裏面側に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続したものである。
請求項3に係る高周波モジュールは、前記グランド層が、前記誘電体基板の両面に形成され、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールにより導通した請求項2に記載のものである。
請求項4に係る高周波モジュールは、表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、この誘電体基板に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製カバーの内側に配置して前記低雑音増幅器をカバーし、前記誘電体基板に固定した補助用金属製カバーと、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続したものである。
請求項5に係る高周波モジュールは、前記補助用金属製カバーが、その脚部を前記誘電体基板に設けたサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続した請求項4に記載のものである。
請求項6に係る高周波モジュールは、前記接続手段が、前記厚肉部と前記脚部とを通電するサーマルビア又はスルーホールである請求項1〜5のいずれかに記載のものである。
請求項7に係る高周波モジュールは、前記グランド層上に設けた金属板を有する請求項1〜6のいずれかに記載のものである。
請求項8に係る高周波モジュールは、前記金属板、接着剤により前記グランド層に固定された請求項に記載のものである。
請求項9に係る高周波モジュールは、前記金属板が、冷却フィンを備えた請求項に記載のものである。
この発明によれば、高出力増幅器において発生した熱が低雑音増幅器に伝わりにくいため、低雑音増幅器の性能劣化や信頼性の影響を有効に防止することができ、シールド性能をも向上させることができる。
実施の形態1.
実施の形態1に係る高周波モジュールについて、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る高周波モジュールの断面構成図である。図2は、図1に示すA部の部分拡大図である。図1及び図2において、1は金属製筐体であり、その表面側には開口部1aを形成している。したがって、金属製筐体1は、厚肉部1bと薄肉部1cから構成している。3は高出力増幅器であり、フランジ5を介して厚肉部1b上に配置している。フランジ5は、金属製のものであり、金属製筐体1に直接接触させている。2は誘電体基板であり、開口部1a上に跨るようにその端部2aを厚肉部1b上に載置している。このとき、誘電体基板2の下面と薄肉部1cの上面との間には空間部を構成している。4は低雑音増幅器であり、誘電体基板2上に配置している。ここで、高出力増幅器3は、例えば、その出力が数W以上で、その消費電力も数W以上の高発熱部品である。一方、低雑音増幅器4は、例えば、その消費電力がコンマ数W以下で、発熱量も高出力増幅器3に比べて十分に小さい部品である。
6は金属製カバー(第1の金属製カバー)であり、高出力増幅器3及び低雑音増幅器4をカバーし、金属製筐体1に固定している。高出力増幅器3と低雑音増幅器4との間においては、金属製カバー6に脚部6aを設け、この脚部6aが誘電体基板2の端部2a上に載置するように構成している。7は補助用の金属製カバー(第2の金属製カバー)であり、低雑音増幅器4をカバーするように誘電体基板2に固定している。11及び12は、それぞれ誘電体基板2の表面及び裏面に形成したグランド層(GNDパターン)である。グランド層12は、誘電体基板2の下面の全面ではなく、厚肉部1bとの間に隙間12aを形成している。10は金属板であり、これをグランド層12上にネジ8とナット9により固定している。金属板10についても、厚肉部1bとの間において、グランド層12と同様に、隙間を形成している。
13はサーマルビアであり、図1及び図2に示すように、複数箇所に形成している。サーマルビア13は、誘電体基板2のグランド層11が低雑音増幅器4(高周波回路)の動作周波数において十分にグランド(GND)になり得るようにできるだけ密な間隔に配置している。サーマルビア13aは、誘電体基板2の端部2aに形成し、誘電体基板2の上面及び下面に形成しているグランド層11、12を相互に接続する一方、その上面におけるグランド層11は第1の金属製カバー6の脚部6aに接続するように構成している。サーマルビア13bは、誘電体基板2の上面及び下面のグランド層11、12に接続する一方、その上面のグランド層11は、第2の金属製カバー7の脚部7aに接続するように構成している。また、サーマルビア13cは、誘電体基板2の上面及び下面のグランド層11、12に接続する一方、その上面のグランド層11は、低雑音増幅器4に接続するように構成している。14は、冷却板であり、金属製筐体1の裏面側において金属製筐体1に隣接して設けている。
誘電体基板2を金属製筐体1に取り付ける際には、誘電体基板2の裏面側のグランド層12と金属製筐体1とが密着するようにネジ8により固定している。誘電体基板2の裏面側のグランド層12は、サーマルビア13を通して誘電体基板2の表面側のグランド層11に導通している。なお、サーマルビアの代わりにスルーホールを用いてもよい。誘電体基板2の表面側のグランド層11に受信系回路の低雑音増幅器4の接地部を実装している。低雑音増幅器4において発生した熱は、サーマルビア13を通して誘電体基板2の裏面側のグランド層12を介し金属製筐体1に逃げるような放熱構造としている。
また、送信系回路の高出力増幅器3により増幅された高出力信号が受信系回路の低雑音増幅器4にリークした場合には、受信系回路の低雑音増幅器4の誤動作等を招くおそれがあるため、送信系回路の高出力増幅器3と受信系回路の低雑音増幅器4との間には十分なシールド性を確保しておく必要がある。そのため、前記したように、高出力増幅器3及び低雑音増幅器4上には金属製カバー6を配置し、高出力増幅器3と低雑音増幅器4との間には金属製カバー6の脚部6aを立設して、高出力増幅器3により増幅された高周波信号が低雑音増幅器4に回り込むのを抑えるように構成している。
第1の金属製カバー6の脚部6aを誘電体基板2上に取り付ける際には、その脚部6aが誘電体基板2の表面側のグランド層11や金属製筐体1と密接するようにネジ8により固定している。誘電体基板2の表面側のグランド層11は、サーマルビア13を通して誘電体基板の裏面側のグランド層12に導通し、その結果、金属製筐体1とも導通することとなる。第1の金属製カバー6における他の脚部は、図1及び図2に示すように、金属製筐体1に対してネジ8により固定している。このように構成することにより、十分なシールド性を確保している。また、第2の金属製カバー7についても、ネジ8とナット9により誘電体基板2の表面側のグランド層11、サーマルビア13、及び誘電体基板2の裏面側のグランド層12を導通した状態で誘電体基板2に固定している。金属板10については、そのネジ8とナット9により、誘電体基板2の裏面側のグランド層12に密着させた状態で誘電体基板2に固定している。
実施の形態1に係る高周波モジュールは、以上のように構成しているので、高出力増幅器3において発生した熱は、図2において矢印で示すようなルート及び大きさにより伝達するものである。すなわち、高出力増幅器3により発生した熱は、フランジ5を介して金属製筐体1の厚肉部1bに伝達される。金属製筐体1の厚肉部1bに伝達された熱は、まず、冷却板14に伝達されて冷却される。一方、その熱の一部は、熱伝導率の小さい誘電体基板2を伝達するよりも、誘電体基板2の端部2aにおいてその裏面側のグランド層12、サーマルビア13a及びその表面側のグランド層11を経由して金属製カバー6の脚部6aに伝達され、金属製カバー6により放熱される。他方、グランド層12には隙間12a及び金属板10には隙間10aを形成しているため、誘電体基板2の端部2aからは低雑音増幅器4の側には熱は伝わりにくい構成としているが、その伝わった熱は、さらにサーマルビア13b及び誘電体基板2の表面側のグランド層11を経由して第2の金属製カバー7に伝達されて放熱されることとなる。
また、グランド層12の隙間12a及び金属板10の隙間10aを形成しているため、金属製筐体1の厚肉部1bから薄肉部1cに伝達される熱は、薄肉部1cを伝達する間に冷却板14により冷却されて小さくなるが、その熱は、開口部1aを形成しているため、低雑音増幅器に至るためには、図2に示すように、大きく迂回することとなる。すなわち、その熱は、金属板10に伝達されるが、サーマルビア13b等を経由して第2の金属カバー7に伝達されて放熱される。さらに、その一部の熱は、金属板10を経由する間に開口部1aにより放熱されることとなる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る高周波モジュールについて、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態2に係る高周波モジュールの断面構成図である。図3においては、低雑音増幅器4を誘電体基板2の裏面側に配置し、グランド層11を介して金属板10を誘電体基板2の表面側に配置している。そして、その誘電体基板2の上面側及び下面側におけるグランド層11、12は、実施の形態1の場合と同様に、金属製筐体1の厚肉部1bとは隙間を隔てて形成している。その他の構成については、実施の形態1において説明した構成と同様である。
したがって、高出力増幅器3において発生した熱は、金属製筐体1の厚肉部1bに伝わった後は、誘電体基板2の端部2aにおいてサーマルビア13aを介して金属製カバー6の脚部6aに伝わることとなる。このとき、誘電体基板2の上面に形成したグランド層11及びこの上に形成した金属板10は、金属製筐体1の厚肉部1bとは隙間を形成している。すなわち、誘電体基板2の上面のグランド層11及び金属板10は、誘電体基板2の端部2aにおけるグランド層11、12と離隔しているので、熱伝導率の小さい誘電体基板2を伝わって低雑音増幅器4には伝わりにくい。一方、金属製筐体1の厚肉部1bに伝わった熱は、薄肉部1cを介して誘電体基板2の他端に伝わるが、この際に放熱板14により放熱されるので、十分に小さくなった熱がグランド層11、12を介して金属板10に伝わる。しかし、金属製カバー6との間における空間部によりさらに放熱されるため、低雑音増幅器4に伝わる熱は十分に小さいものとなる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る高周波モジュールについて、図4を用いて説明する。図4は、実施の形態3に係る高周波モジュールの断面構成図である。図4において、15は、冷却フィン付き金属板である。冷却フィンは、図4に示すように、低雑音増幅器4に対向して開口部1aに配置している。したがって、冷却フィンを設けた金属板15により低雑音増幅器4の放熱を効果的に行うこともできる。その他の構成については、実施の形態1の場合と同様である。
実施の形態4.
実施の形態4に係る高周波モジュールについて、図5を用いて説明する。図5は、実施の形態4に係る高周波モジュールの断面構成図である。図5において、12はグランド層であり、誘電体基板2の下面に形成しており、実施の形態1に係る高周波モジュールのような金属板10を用いていない。しかし、低雑音増幅器4の発熱量が低い場合には、金属板10を用いなくてもグランド層12を用いることにより、実施の形態1の場合と同様に、高出力増幅器3において発生した熱を効果的に放熱することが可能であり、部品点数の削減にもなる。なお、その他の構成については、実施の形態1の場合と同様である。
実施の形態5.
実施の形態5に係る高周波モジュールについて、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態5に係る高周波モジュールの断面構成図である。図6において、16は薄型金属板で、その厚みは固定用ネジ8のネジ山のピッチ程度としている。薄型金属板16のネジ穴径をネジ8の径と合わせておけば、ナット9を用いなくても締め付けが可能となる。そして、この場合においても、実施の形態1の場合と同様に、高出力増幅器3において発生した熱を効果的に放熱することが可能であり、部品点数の削減にもなる。なお、その他の構成については、実施の形態1の場合と同様である。
実施の形態6.
実施の形態6に係る高周波モジュールについて、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態6に係る高周波モジュールの断面構成図である。実施の形態6に係る高周波モジュールは、実施の形態1に係る高周波モジュールと比較すると、第2の金属製カバー7を設けていない外は、実施の形態1の場合と同様である。第1の金属製カバー6によりシールド効果が十分に得られ、低雑音増幅器4の発熱量も十分に小さい場合には、実施の形態1のように、第2の金属製カバー7を用いなくても、十分な放熱効果が得られ、部品点数の削減にもなる。
実施の形態7.
実施の形態7に係る高周波モジュールについて、図8を用いて説明する。図8は、実施の形態7に係る高周波モジュールの断面構成図である。図8において、18は半田などの接着剤であり、誘電体基板2の下面に設けたグランド層12に金属板10を接着固定している。このように構成すれば、金属板10を誘電体基板2にネジ8やナット9により固定する必要がなくなり、部品点数の削減にもなる。
この発明の実施の形態1に係る高周波モジュールの断面構成図である。 図1に示すA部の部分拡大図である。 この発明の実施の形態2に係る高周波モジュールの断面構成図である。 この発明の実施の形態3に係る高周波モジュールの断面構成図である。 この発明の実施の形態4に係る高周波モジュールの断面構成図である。 この発明の実施の形態5に係る高周波モジュールの断面構成図である。 この発明の実施の形態6に係る高周波モジュールの断面構成図である。 この発明の実施の形態7に係る高周波モジュールの断面構成図である。
符号の説明
1・・金属製筐体、1a・・開口部、1b・・厚肉部、1c・・薄肉部、2・・誘電体基板、2a・・誘電体基板の端部、3・・高出力増幅器、4・・低雑音増幅器、5・・フランジ、6・・金属製カバー(第1の金属製カバー)、7・・第2の金属製カバー、8・・ネジ、9・・ナット、10・・金属板、11、12・・グランド層、13a、13b、13c・・サーマルビア、14・・冷却板、15・・冷却フィン付き金属板、16・・薄型金属板、18・・接着剤

Claims (9)

  1. 表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、この誘電体基板の表面側に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続した高周波モジュール。
  2. 表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、前記開口部の前記誘電体基板の裏面側に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続した高周波モジュール。
  3. 前記グランド層は、前記誘電体基板の両面に形成され、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールにより導通した請求項2に記載の高周波モジュール。
  4. 表面側の所定領域に開口部を設けて厚肉部及び薄肉部を有する金属製筐体と、前記厚肉部上に配置した高出力増幅器と、前記開口部に跨って配置され、前記薄肉部に裏面が対向した誘電体基板と、この誘電体基板に配置した低雑音増幅器と、この低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に固定した脚部を有し、前記高出力増幅器及び前記低雑音増幅器をカバーする金属製カバーと、熱伝導率が前記誘電体基板よりも大きく、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部と前記脚部とを接続した接続手段と、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部において前記厚肉部との間に隙間を隔てて前記誘電体基板に設けられ、前記低雑音増幅器と前記高出力増幅器との間における前記誘電体基板の端部に対向する前記誘電体基板の端部に延在して前記誘電体基板に設けられて前記誘電体基板と前記厚肉部とに挟まれたグランド層と、前記金属製カバーの内側に配置して前記低雑音増幅器をカバーし、前記誘電体基板に固定した補助用金属製カバーと、前記金属製筐体の裏面側に設けた冷却板とを備え、前記低雑音増幅器は、前記誘電体基板に形成したサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続した高周波モジュール。
  5. 前記補助用金属製カバーは、その脚部を前記誘電体基板に設けたサーマルビア又はスルーホールを介して前記グランド層に接続した請求項4に記載の高周波モジュール。
  6. 前記接続手段は、前記厚肉部と前記脚部とを通電するサーマルビア又はスルーホールである請求項1〜5のいずれかに記載の高周波モジュール。
  7. 前記グランド層上に設けた金属板を有する請求項1〜6のいずれかに記載の高周波モジュール。
  8. 前記金属板は、接着剤により前記グランド層に固定された請求項に記載の高周波モジュール。
  9. 前記金属板は、冷却フィンを備えた請求項に記載の高周波モジュール。
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