JP4968179B2 - 温度センサ一体型圧力センサ装置 - Google Patents

温度センサ一体型圧力センサ装置 Download PDF

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Description

本発明は、圧力検出素子および温度検出素子を備える温度センサ一体型圧力センサ装置に関するものである。
従来より、例えば、特許文献1において、圧力検出素子と温度検出素子とを備えた温度センサ一体型圧力センサ装置が開示されている。具体的には、このような温度センサ一体型圧力センサ装置では、ケースにターミナルがインサート成形されていると共に凹部が形成されている。そして、この凹部に測定媒体の圧力検出を行う圧力検出素子がターミナルと電気的に接続された状態で配置されている。また、ケースには、凹部を覆うようにケースと反対側に突出したポート部が備えられている。
ポート部には、圧力検出素子へ測定媒体を導入する圧力導入孔が形成されていると共に、測定媒体の温度を検出する温度検出素子が備えられている。この温度検出素子はリードを備えており、リードを介してターミナルと電気的に接続されていると共に、測定媒体に曝されるようにポート部に備えられている。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置は、例えば、自動車のインテークマニホールドの圧力および吸気温度の測定に用いられる。
特開2006−194683号公報
上記のような温度センサ一体型圧力センサ装置では、温度検出素子が測定媒体に曝される構成とされているため、温度検出素子は測定媒体に対して流動抵抗となる。このため、温度検出素子の測定媒体に対する耐流速性や温度検出素子に測定媒体の流速が印加された場合の耐振動性を向上させるためには、温度検出素子の大きさを小さくして測定媒体から印加される流速の影響を減少させることが必要であると考えられる。
しかしながら、温度検出素子を小さくした場合には、リードを温度検出素子の大きさと一致するように細くしなければ温度検出素子に接続することができない。また、温度検出素子を小さくして耐流速性および耐振動性を向上させる場合には、リードが細くなるために断線が起きる可能性があり、リードにかかる負荷を軽減する必要がある。この場合、リードの断線を防止するために、測定媒体に曝されるリードを短くして圧力検出素子とポート部とを近づけることになる。
また、このような温度センサ一体型圧力センサ装置では、ポート部が圧力検出素子よりも熱伝導率の低い樹脂で構成されている。このため、測定媒体が温度変化をした場合、温度検出素子よりもポート部は測定媒体の温度変化に対する温度応答性が悪くなる。
例えば、測定媒体の温度が上昇すると、温度検出素子では測定媒体の温度変化に伴って温度上昇するが、ポート部は熱伝導率が低い材料で構成されているため測定媒体の温度変化に伴って温度上昇することができず、ポート部と温度検出素子との間で温度差が生じる。この場合、温度検出素子の耐流速性や耐振動性を向上させるために温度検出素子を小さくしてポート部と温度検出素子とを近接して配置すると、ポート部の温度が温度検出素子の温度より低いため、温度検出素子の熱がポート部に放熱されやすくなり、温度検出素子の温度応答性が悪くなるという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、耐流速性や耐振動性を備えた温度検出素子の温度応答性を向上させることができる温度センサ一体型圧力センサ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、圧力検出素子(20)を搭載すると共に、圧力導入孔(34)が形成されたポート部(30)を備え、ポート部(30)のうち先端部が一方向に突出しているケース(100)と、ポート部(30)と被取り付け部材との間で測定媒体を封止するシール部材(31)と、ポート部(30)のうちシール部材(31)よりも先端部側に備えられていると共に、リード(51)が引き出されている温度検出素子(50)と、を備え、温度検出素子(50)およびリード(51)の一部を測定媒体に曝されるようにポート部(30)に対して配置した温度センサ一体型圧力センサ装置であって、ケース(100)を樹脂を含む材料にて構成し、ポート部(30)を、シール部材(31)を配置する部分から先端部までの間において、ケース(100)を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い高熱伝導率部材(33、39)を含んで構成し、ポート部(30)にシール部材(31)が配置される部分から先端部側に窪み部(37)を備え、リード(51)とターミナル(36)とを窪み部(37)内で接続し、ケース(100)を構成する材料よりも熱伝導率が高い材料で構成されたフィン部材(40)を窪み部(37)内に配置されているリード(51)およびターミナル(36)に接触するように窪み部(37)に配置していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、ポート部(30)にシール部材(31)が配置される部分から先端部側に窪み部(37)を備え、リード(51)とターミナル(36)とを窪み部(37)内で接続し、窪み部(37)に保護部材(38)を配置し、窪み部(37)内に配置されているリード(51)およびターミナル(36)を保護部材(38)にて覆い、保護部材(38)のうち窪み部(37)の底面側と反対側の部分をフィン形状としていることを特徴としている。
れらのような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、ポート部(30)は、シール部材(31)が配置される部分から先端部までの間の部分において、ケース(100)を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い材料で構成された高熱伝導率部材(33、39)を含んで構成されているため、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置よりも測定媒体に対するポート部(30)の温度応答性を向上させることができる。このため、温度検出素子(50)を小さくすることで耐流速性や耐振動性を向上させた場合でも温度検出素子(20)の熱がポート部(30)に放熱されることを抑制することができ、温度検出素子(20)の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができる。
例えば、請求項に記載の発明のように、高熱伝導率部材をコーティング部材(33)とし、ポート部(30)のうちシール部材(31)が配置される部分から先端部までの間の外周壁をコーティング部材(33)で構成することができる。
また、請求項に記載の発明のように、高熱伝導率部材を添加部材(39)とし、添加部材(39)を樹脂の内部に含んでポート部(30)を構成することができる。
さらに、請求項5ないし請求項に記載の発明のように、ポート部(30)の外周壁のうちシール部材(31)が配置される部分から先端部までの間をフィン形状としてもよい。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、ポート部(30)の外周壁をフィン形状としたことにより、ポート部(30)と測定媒体との接触面積を増加させることができ、ポート部(30)の温度応答性を向上させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図であり、この図に基づいて説明する。なお、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、例えば、車両のインテークマニホールドに取り付けられ、インテークマニホールドの圧力および吸気温度の測定に適用される。
図1に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置には、コネクタケース10が備えられており、このコネクタケース10は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより製造されている。そして、コネクタケース10のうち後述するポート部30が接続される面には第1の凹部11が形成されている。
また、コネクタケース10には外部と接続される複数本の第1のターミナル12が備えられている。この第1のターミナル12はインサート成型により一体的に成形されることでコネクタケース10内に保持されている。なお、この第1のターミナル12は銅等の導電材料で構成されている。
複数本の第1のターミナル12のうち一部の第1のターミナル12は一端部が第1の凹部11内にて露出した状態となるようにコネクタケース10内に備えられている。なお、この一部の第1のターミナル12における第1の凹部11内にて露出している部分には、金メッキなどが施されることにより、ボンディングパッドとして機能するように構成されている。また、第1のターミナル12のうちコネクタケース10における開口部13において露出する他端部は、図示しない外部機器(外部の配線部材等)に接続可能となっている。
また、コネクタケース10に形成された第1の凹部11には、測定媒体の圧力を検出する圧力検出素子20が備えられている。この圧力検出素子20はセンサチップおよび台座を有して構成されており、これらセンサチップと台座とは陽極接合されている。また、センサチップにはダイヤフラムが形成されており、ダイヤフラムには図示しないブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられている。つまり、このセンサチップは、ダイヤフラムに圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ出力信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものである。そして、圧力検出素子20は、第1の凹部11の底面と台座との間に、シリコーンゴム等の図示しない接着剤を介在させた状態でダイボンディングされている。また、圧力検出素子20は第1のターミナル12の上記ボンディングパッドに対しアルミニウム等で構成されたボンディングワイヤ14を介して電気的に接続されている。
さらに、コネクタケース10の第1の凹部11内には、電気絶縁性および耐薬品性に優れたフッ素ゲルやフッ素ゴム等で構成された保護部材15が充填されており、この保護部材15によって、コネクタケース10と第1のターミナル12との界面、圧力検出素子およびボンディングワイヤ14等が封止されて保護されている。
また、この保護部材15により圧力検出素子20、第1のターミナル12、ボンディングワイヤ14、圧力検出素子20とボンディングワイヤ14との接続部、および第1のターミナル12とボンディングワイヤ14との接続部が被覆され、薬品からの保護、電気的な絶縁性の確保および防食等が図られている。
また、コネクタケース10には第1の凹部11を覆うようにポート部30が配置されており、コネクタケース10とポート部30とが連結されている。そして、このポート部30は、コネクタケース10に対してハードエポキシ樹脂等の耐薬品性に優れ、かつ高弾性である接着材17により接続されている。これにより、コネクタケース10とポート部30とが一体とされているケース100が構成され、このケース100内に圧力検出素子20が搭載された構成とされている。
また、ポート部30には、本発明のシール部材に相当するOリング31が外周部を一周するように備えられており、ケース100の取り付け対象となる被取り付け部材とポート部30との間で測定媒体を封止することが可能となっている。
また、ポート部30は、Oリング31が配置される部分から先端部までの間において、PPSやPPT等の樹脂により構成された樹脂部32と、樹脂部32を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い高熱伝導率部材としてのコーティング部材33とを有して構成されている。具体的には、ポート部30は、Oリング31が配置される部分から先端部までの間において、樹脂部32の外周壁面がコーティング部材33にて覆われた構造とされている。なお、コーティング部材33として、例えば、アルミニウムや銅等を用いることができる。
また、コネクタケース10とポート部30との間には圧力検出室16が構成されている。そしてポート部30は、ケース100から一方向に突出するように構成されている。具体的には、ポート部30は、コネクタケース10とは反対側の方向へ突出しており、ポート部30の内部にはポート部30のうち突出している方向の先端部から圧力検出室16に通じる圧力導入孔34が形成されている。
さらに、コネクタケース10には、第1の凹部11とは異なる部位に第2の凹部18が形成されている。そして、この第2の凹部18により、コネクタケース10とポート部30との間において接続部設置室19が開口部13と連通するように形成されている。この接続部設置室19は、ポート部30における圧力導入孔34を仕切る壁部35が接着剤17によりコネクタケース10に接着されることにより、圧力導入孔34および圧力検出室16とは隔離された空間とされている。
また、ポート部30には、第2のターミナル36が備えられていると共に、外周部に窪み部37が形成されている。第2のターミナル36は、一端部36aが接続部設置室にて露出されると共に、他端部36bが窪み部37内にて露出されるようにインサート成形されることでポート部30内に保持されている。
また、複数の第1のターミナル12のうち、一部の第1のターミナル12が接続部設置室19にて露出されるようにコネクタケース10に備えられている。そして、この接続部設置室19にて露出される第1のターミナル12に対して、第2のターミナル36の一端部36aが、開口部13からレーザ溶接等が行われることにより電気的、機械的に接続されている。
また、第2のターミナル36の他端部36bには温度検出素子50が電気的に接続されている。具体的には、温度検出素子50のリード51がポート部30の窪み部37内に引き伸ばされており、温度検出素子50およびリード51の一部がポート部30の先端部にて測定媒体に曝されるように、窪み部37内で第2のターミナル36の他端部36bと温度検出素子50のリード51とが半田や溶接等により接合されている。これにより、温度検出素子50はリード51および第2のターミナル36を介して第1のターミナル12と電気的に接続されることになる。
さらに、この窪み部37には保護部材38が充填されており、第2のターミナル36の他端部36bと温度検出素子50のリード51との接合部分がこの保護部材38によって完全に覆われ、測定媒体に曝されない状態になっている。このような保護部材38としては、例えば耐汚れ、腐食性に優れたフッ素ゴムやフロロシリコン等が採用される。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置は、ポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をコーティング部材33で構成すること以外に関しては、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置(例えば、特開2006−194683号公報参照)と同様にして製造される。ポート部30は、コネクタケース10とポート部30とを接続する前に、ポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の部分に蒸着等を行い、外周壁をコーティング部材33で構成することにより製造される。
さらに、このような温度センサ一体型圧力センサ装置は、測定媒体を含有する空間を構成する壁面に形成されている開口部に、ポート部30の先端部が差し込まれ、開口部の壁面とOリング31とにより測定媒体が空間に封止された状態とされて用いられている。この場合、ポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁が測定媒体に曝された状態とされている。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、例えば、インテークマニホールドの空間とポート部30の圧力導入孔34とが連通された状態で自動車に搭載されて用いられる。
測定媒体の圧力の検出は、圧力導入孔34を介してコネクタケース10内の圧力検出素子20まで測定媒体が導入されると、圧力検出素子20は測定媒体の圧力に応じた電気信号を出力し、この電気信号がボンディングワイヤ14および第1のターミナル12を介して外部へと伝達されることで行われる。
また、測定媒体の温度の検出は、ポート部30の先端部にて測定媒体に曝されるように配置されている温度検出素子50によって温度に応じた電気信号が出力され、この電気信号がリード51、第2のターミナル36および第1のターミナル12を介して外部へと伝達されることで行われる。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、ポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁が測定媒体に曝された状態とされているが、本実施形態ではこの外周壁の部分がポート部30を構成する樹脂よりも熱伝導率が高い材料で構成されたコーティング部材33で構成されているため、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置よりも測定媒体の温度がポート部30に伝達されやすくなる。このため、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置と比較して、ポート部30の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができ、温度検出素子50を小さくすることで温度検出素子50の耐流速性や耐振動性を向上させた場合においても、温度検出素子50の熱がポート部30に放熱されることを抑制することができる。したがって、温度検出素子50の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、第1実施形態に対して高熱伝導率部材を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるのでここでは説明を省略する。図2は、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
図2に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置では、ポート部30は、樹脂部32と、高熱伝導率部材としての添加部材39とを有して構成されている。具体的には、ポート部30はOリング31が配置される部分から先端部までの間において、添加部材39を樹脂部32の内部に含んだ構成とされている。なお、添加部材39としては、例えば、銅で構成されたビーズを用いることができる。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、ポート部30は、ポート部30を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い材料で構成された添加部材39を樹脂部32に含んで構成されているので、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置よりもポート部30の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができ、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、このような温度センサ一体型圧力センサ装置は、第2のターミナル36と同様に添加部材39をインサート成形することで製造される。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、第1実施形態に対してポート部30の外周壁の形状を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。図3は本実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
図3に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置では、ポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁が凹凸を有するフィン形状とされている。このような温度センサ一体型圧力センサ装置によればポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁がフィン形状とされているので、従来の温度センサ一体型圧力センサ装置よりもポート部30と測定媒体との接触する面積を増加させることができる。このため、ポート部30の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができ、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、第1実施形態に対してコーティング部材33を配置する代わりに窪み部37にフィン部材を追加したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。図4は本実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
図4に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置では、ポート部30に形成されている窪み部37に、凹凸を有し、樹脂部32を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い材料、例えば、アルミニウムや銅等で構成されたフィン部材40が配置されている。具体的には、このフィン部材40は窪み部37に、窪み部37内に配置されているリード51および第2のターミナル36に接触するように備えられていると共に、窪み部37内に充填されている保護部材38からフィン部材40のうち凸部が突出するように備えられている。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、リード51に接触しているフィン部材40により、リード51の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができると共に、ポート部30の温度応答性を向上させることができ、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、第4実施形態に対してフィン部材40を配置する変わりに保護部材38の形状を変更したものであり、その他に関しては第実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。図5は本実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
図5に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置では、窪み部37に配置される保護部材38のうち窪み部37の底面側と反対側の部分が凹凸を有するフィン形状とされている。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置としても、保護部材38と測定媒体との接触面積を増加させることができ、ポート部30の測定媒体に対する温度応答性を向上させることができるので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、このような温度センサ一体型圧力センサ装置は、保護部材38を窪み部37に配置したときに、例えば、凹凸を有する型を保護部材38に設置し、保護部材38が硬化した後にこの型を取り外すことで製造される。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置は、第4実施形態に対してフィン部材40を配置する変わりに断熱部材を配置したものであり、その他に関しては第4実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。図6は本実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
図6に示されるように、本実施形態の温度センサ一体型圧力センサ装置では、リード51とポート部30との間に、例えば、発泡性の樹脂やガラス等で構成される断熱部材41が備えられており、リード51とポート部30とが接触しないようにされている。
このような温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、温度検出素子50やリード51の温度変化がポート部30へ影響することを抑制することができ、温度検出素子50の測定媒体に対する温度応答性が低下することを防止することができる。
(他の実施形態)
上記第2実施形態においては、添加部材39としてビーズを例に挙げて説明したが、もちろん他のものでもよく、例えば、ポート部30を構成する樹脂よりも熱伝導率が高い材料で構成された巻線を樹脂に含んでポート部30を構成してもよい。
また、上記第6実施形態では、リード51とポート部30との間に断熱部材41が備えられているが、リード51のうち第2のターミナル36と接続される部分を除いた部分が断熱部材41で覆われている構成とすることもできる。このようにリード51を断熱部材で覆う場合には、インサート成形によりポート部30と一体に成形することができる。
また、上記各実施形態を組み合わせて温度センサ一体型圧力センサ装置を構成してもよい。例えば、上記第1実施形態に上記第2実施形態を組み合わせて、ポート部30は、Oリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁がコーティング部材38で構成されていると共に、添加部材39が樹脂部32の内部に含まれている構成としてもよい。さらに、上記第1実施形態に上記第3実施形態を組み合わせて、ポート部30を、Oリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をフィン形状にすると共に、フィン形状とした部分にコーティング部材33がフィン形状となるように配置して構成してもよい。
さらに、上記第2実施形態に上記第3実施形態を組み合わせて、樹脂部32の内部に添加部材39を含んだポート部30において、Oリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をフィン形状としてもよい。また、上記第1実施形態に上記第2実施形態および上記第3実施形態を組み合わせて、ポート部30を、Oリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をフィン形状にすると共に、フィン形状とした部分にコーティング部材33がフィン形状となるように配置し、樹脂部32の内部に添加部材39を含んで構成してもよい。
また、上記第4実施形態、上記第5実施形態および上記第6実施形態に上記第1実施形態を組み合わせて、ポート部30のうち、Oリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をコーティング部材33で構成してもよい。さらに、上記第4実施形態、上記第5実施形態および上記第6実施形態に、上記第2実施形態を組み合わせて添加部材39が樹脂部32の内部に含まれている構成としてもよく、上記第3実施形態を組みあせてポート部30のうちOリング31が配置される部分から先端部までの間の外周壁をフィン形状にしてもよい。
本発明の第1実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。 本発明の第4実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。 本発明の第5実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。 本発明の第6実施形態にかかる温度センサ一体型圧力センサ装置の断面構成を示す図である。
符号の説明
10 コネクタケース
12 第1のターミナル
16 圧力検出室
19 接続部設置室
20 圧力検出素子
30 ポート部
31 Oリング
32 樹脂部
33 コーティング部材
36 第2のターミナル
39 添加部材
50 温度検出素子
51 リード
100 ケース

Claims (7)

  1. 測定媒体の圧力を検出する圧力検出素子(20)と、
    前記圧力検出素子(20)を搭載すると共に、前記測定媒体を前記圧力検出素子(20)へ導入する圧力導入孔(34)が形成されたポート部(30)を備え、前記ポート部(30)の先端部が一方向に突出しているケース(100)と、
    前記ポート部(30)の外周を一周するように備えられ、前記ケース(100)の取り付け対象となる被取り付け部材と前記ポート部(30)との間で前記測定媒体を封止するシール部材(31)と、
    リード(51)が引き出され、前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)よりも前記先端部側に備えられていると共に、前記測定媒体の温度を検出する温度検出素子(50)と、
    前記圧力検出素子(20)と電気的に接続されていると共に、前記温度検出素子(50)と前記リード(51)を介して電気的に接続されており、前記ケース(100)に備えられているターミナル(12、36)と、を備え、
    前記温度検出素子(50)および前記リード(51)の一部が前記測定媒体に曝されるように前記ポート部(30)に対して配置されており、
    前記ケース(100)は樹脂を含む材料にて構成され、前記ポート部(30)は、前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間において、前記ケース(100)を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い高熱伝導率部材(33、39)を含んで構成されており、
    前記ポート部(30)には前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部側に窪み部(37)が備えられ、前記リード(51)と前記ターミナル(36)とが前記窪み部(37)内で接続されており、前記ケース(100)を構成する材料よりも熱伝導率が高い材料で構成されたフィン部材(40)が前記窪み部(37)内に配置されている前記リード(51)および前記ターミナル(36)に接触するように前記窪み部(37)に配置されていることを特徴とする温度センサ一体型圧力センサ装置。
  2. 測定媒体の圧力を検出する圧力検出素子(20)と、
    前記圧力検出素子(20)を搭載すると共に、前記測定媒体を前記圧力検出素子(20)へ導入する圧力導入孔(34)が形成されたポート部(30)を備え、前記ポート部(30)の先端部が一方向に突出しているケース(100)と、
    前記ポート部(30)の外周を一周するように備えられ、前記ケース(100)の取り付け対象となる被取り付け部材と前記ポート部(30)との間で前記測定媒体を封止するシール部材(31)と、
    リード(51)が引き出され、前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)よりも前記先端部側に備えられていると共に、前記測定媒体の温度を検出する温度検出素子(50)と、
    前記圧力検出素子(20)と電気的に接続されていると共に、前記温度検出素子(50)と前記リード(51)を介して電気的に接続されており、前記ケース(100)に備えられているターミナル(12、36)と、を備え、
    前記温度検出素子(50)および前記リード(51)の一部が前記測定媒体に曝されるように前記ポート部(30)に対して配置されており、
    前記ケース(100)は樹脂を含む材料にて構成され、前記ポート部(30)は、前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間において、前記ケース(100)を構成する樹脂よりも熱伝導率の高い高熱伝導率部材(33、39)を含んで構成されており、
    前記ポート部(30)には前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部側に窪み部(37)が備えられ、前記リード(51)と前記ターミナル(36)とが前記窪み部(37)内で接続されており、前記窪み部(37)には保護部材(38)が配置され、前記窪み部(37)内に配置されている前記リード(51)および前記ターミナル(36)が前記保護部材(38)にて覆われており、前記保護部材(38)のうち前記窪み部(37)の底面側と反対側の部分がフィン形状とされていることを特徴とする温度センサ一体型圧力センサ装置。
  3. 前記高熱伝導率部材はコーティング部材(33)であり、前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間の外周壁が前記コーティング部材(33)で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  4. 前記高熱伝導率部材は添加部材(39)であり、前記ポート部(30)は前記添加部材(39)を樹脂の内部に含んで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  5. 前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間の外周壁がフィン形状とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  6. 測定媒体の圧力を検出する圧力検出素子(20)と、
    前記圧力検出素子(20)を搭載すると共に、前記測定媒体を前記圧力検出素子(20)へ導入する圧力導入孔(34)が形成されたポート部(30)を備え、前記ポート部(30)のうち先端部が一方向に突出しているケース(100)と、
    前記ポート部(30)の外周を一周するように備えられ、前記ケース(100)の取り付け対象となる被取り付け部材と前記ポート部(30)との間で前記測定媒体を封止するシール部材(31)と、
    リード(51)が引き出され、前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)よりも前記先端部側に備えられていると共に、前記測定媒体の温度を検出する温度検出素子(50)と、
    前記圧力検出素子(20)と電気的に接続されていると共に、前記温度検出素子(50)と前記リード(51)を介して電気的に接続されており、前記ケース(100)に備えられているターミナル(12、36)と、を備え、
    前記温度検出素子(50)および前記リード(51)の一部が前記測定媒体に曝されるように前記ポート部(30)に対して配置されており、
    前記ポート部(30)の外周壁のうち前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間がフィン形状とされており、
    前記ポート部(30)には前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部側に窪み部(37)が備えられ、前記リード(51)と前記ターミナル(36)とが前記窪み部(37)内で接続されており、前記ケース(100)を構成する材料よりも熱伝導率が高い材料で構成されたフィン部材(40)が前記窪み部(37)内に配置されている前記リード(51)および前記ターミナル(36)に接触するように前記窪み部(37)に配置されていることを特徴とする温度センサ一体型圧力センサ装置。
  7. 測定媒体の圧力を検出する圧力検出素子(20)と、
    前記圧力検出素子(20)を搭載すると共に、前記測定媒体を前記圧力検出素子(20)へ導入する圧力導入孔(34)が形成されたポート部(30)を備え、前記ポート部(30)のうち先端部が一方向に突出しているケース(100)と、
    前記ポート部(30)の外周を一周するように備えられ、前記ケース(100)の取り付け対象となる被取り付け部材と前記ポート部(30)との間で前記測定媒体を封止するシール部材(31)と、
    リード(51)が引き出され、前記ポート部(30)のうち前記シール部材(31)よりも前記先端部側に備えられていると共に、前記測定媒体の温度を検出する温度検出素子(50)と、
    前記圧力検出素子(20)と電気的に接続されていると共に、前記温度検出素子(50)と前記リード(51)を介して電気的に接続されており、前記ケース(100)に備えられているターミナル(12、36)と、を備え、
    前記温度検出素子(50)および前記リード(51)の一部が前記測定媒体に曝されるように前記ポート部(30)に対して配置されており、
    前記ポート部(30)の外周壁のうち前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部までの間がフィン形状とされており、
    前記ポート部(30)には前記シール部材(31)が配置される部分から前記先端部側に窪み部(37)が備えられ、前記リード(51)と前記ターミナル(36)とが前記窪み部(37)内で接続されており、前記窪み部(37)には保護部材(38)が配置され、前記窪み部(37)内に配置されている前記リード(51)および前記ターミナル(36)が前記保護部材(38)にて覆われており、前記保護部材(38)のうち前記窪み部(37)の底面側と反対側の部分がフィン形状とされていることを特徴とする温度センサ一体型圧力センサ装置。
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