JP4882967B2 - 圧力温度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、メタルダイヤフラムによってオイルが封入されて成る圧力温度検出室を有し、圧力温度検出室内に圧力および温度を検出するセンサチップを有する圧力温度センサに関するものである。
従来より、測定媒体導入孔を備えたハウジングとセンサチップを搭載したケースプラグとをかしめ固定により一体に組みつけて構成される圧力センサが開示されている(例えば、特許文献1参照)。センサチップにはダイヤフラムが構成されており、このダイヤフラムにはブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられている。センサチップおよびセンサチップに備えられたパッドと電気的な接続が行われるボンディング部分は直接測定媒体に曝されないようにメタルダイヤフラムで覆われており、メタルダイヤフラムの内側はオイルで充填されている。
このような圧力センサでは、メタルダイヤフラムに圧力が印加されると、メタルダイヤフラムの内側を充填するオイルを介してセンサチップに圧力が印加される。このとき、センサチップではピエゾ抵抗効果によりゲージ抵抗の抵抗値が変化することでブリッジ回路の中間電圧が変化し、この中間電圧の変化に基づいてセンサ出力信号が出力される。
また、上記のようなセンサチップに備えられているゲージ抵抗は温度により抵抗値が変化するため、この変化を用いて圧力温度センサを構成することが知られている。このような圧力温度センサでは、ブリッジ回路の中間電圧の変化に基づいて出力されるセンサ信号により圧力の測定が行われ、ブリッジ回路の両端電圧の変化に基づいて出力されるセンサ信号により温度の測定が行われる。
特開平07−209115号公報
しかしながら、上記圧力センサに備えられているゲージ抵抗を用いて圧力温度センサを構成する場合、メタルダイヤフラム内に充填されている熱容量の大きいオイルを介してセンサチップで測定媒体の温度の検出を行うことになるため、測定媒体とセンサチップとの熱時定数が大きくなり、温度の検出を高精度に行うことができないという問題がある。また、メタルダイヤフラムおよびオイルを有しない圧力温度センサを構成する場合には、測定媒体とセンサチップとの熱時定数を小さくすることはできるが、センサチップおよびセンサチップに備えられたパッドと電気的な接続が行われるボンディング部分が直接測定媒体に曝されるので耐環境性が問題となる。
本発明は上記点に鑑みて、耐環境性に優れ、測定媒体とセンサチップとの熱時定数を小さくすることで測定媒体の検出を高精度に行うことができる圧力温度センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、測定媒体の圧力および温度に応じたセンサ出力信号を出力するセンサチップ(4)と、一面に凹部(2)を備え、この凹部(2)にセンサチップ(4)が備えられるケースプラグ(1)と、中空部(12)にケースプラグ(1)が挿入されることでケースプラグ(1)と一体に組み付けられるハウジング(11)と、ケースプラグ(1)の凹部(2)が備えられる一面とハウジング(11)のうちこの一面と対向する一面との間に配置されるメタルダイヤフラム(14)と、メタルダイヤフラム(14)をハウジングに対して固定する枠上のウェルド(15)と、凹部(2)、メタルダイヤフラム(14)およびウェルド(15)で構成される圧力温度検出室(17)を充填するオイル(18)と、ケースプラグ(1)に備えられ、センサチップ(4)に接続されていると共に、メタルダイヤフラム(14)もしくはウェルド(15)に接続されており、センサチップ(4)とメタルダイヤフラム(14)もしくはウェルド(15)とを熱的に接続する金属端子(8)を備えていることを特徴とする。
このような圧力温度センサによれば、金属端子(8)を介してセンサチップ(4)とメタルダイヤフラム(14)もしくはウェルド(15)とが熱的に接続された構成とされているので測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数を減少させることができ、温度の検出を高精度に行うことができると共に、耐環境性にも優れた構成にできる。
例えば、金属端子(8)に十字型の底部(8a)を備えると共に、底部(8a)のうち十字型の交点もしくは交点と各端部との間にメタルダイヤフラム(14)に向かって突出する中央突出部(8b)と、底部(8a)のうち各端部に中央突出部(8b)と同方向に突出する端部突出部(8c)とを備え、中央突出部(8b)にセンサチップ(4)を保持すると共に、センサチップ(4)に接続する保持部(8d)を備え、センサチップ(4)を保持した状態において金属端子(8)のうち中央突出部(8b)をセンサチップ(4)と接続し、端部突出部(8c)をメタルダイヤフラム(14)もしくはウェルド(15)と接続することにより、センサチップ(4)とメタルダイヤフラム(14)もしくはウェルド(15)とを金属端子(8)を介して熱的に接続する構成にできる。
この場合、底部(8a)をケースプラグ(1)に覆うようインサート成形して、中央突出部(8b)をケースプラグ(1)から凹部(2)内に突出させ、端部突出部(8c)をケースプラグ(1)の凹部(2)の側壁に沿って形成すると共に、メタルダイヤフラム(14)と接続する構成とすることがきる。
また、底部(8a)を凹部(2)の底面と接するように凹部(2)内に配置し、中央突出部(8b)を凹部(2)内に突出させ、端部突出部(8c)を凹部(2)の側壁に沿って形成する共に、メタルダイヤフラム(14)と接続する構成としてもよい。
さらに、底部(8a)をケースプラグ(1)に覆われるようにインサート成形し、中央突出部(8b)をケースプラグ(1)内から凹部(2)内に突出させ、端部突出部(8c)をケースプラグ(1)で覆い、かつ端部突出部(8c)の先端がケースプラグ(1)のうち凹部(2)が備えられる一面から露出するようにインサート成形すると共に、端部突出部(8b)の先端を前記ウェルド(15)に接続する構成としてもよい。
このような圧力温度センサによれば、ケースプラグ(1)内に端部突出部(8c)を配置しているので端部突出部(8c)はオイル(18)と接触しなくなる。このため、端部突出部(8c)は熱容量の大きいオイル(18)の影響を受けることがなくなり、さらに測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数を減少させることができる。
この場合、中央突出部(8b)の先端をウェルド(15)に接続してもよい。このような圧力温度センサによれば、端部突出部(8c)とウェルド(15)とを熱的に接続する構成に加えて、中央突出部(8b)とウェルド(15)とを熱的に接続する構成とすることができるので、さらに測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数を減少させることができる。
また、金属端子(8)に十字型の底部(8a)を備えると共に、底部(8a)のうち十字型の交点に前記メタルダイヤフラム(14)に向かって突出する中央突出部(8b)と、前記底部(8a)のうち前記十字型の各端部に前記中央突出部(8b)と同方向に突出する端部突出部(8c)とを備え、センサチップ(4)を台座(5)と接合し、金属端子(8)を底部(8a)が凹部(2)の底面と接するようにして凹部(2)内に配置して、中央突出部(8b)を台座(5)を貫通させてセンサチップ(4)のうち台座(5)と接合される面に接続し、端部突出部(8c)を凹部(2)の側壁に沿って形成すると共に、メタルダイヤフラム(14)と接続し、センサチップ(4)とメタルダイヤフラム(14)とを金属端子(8)を介して熱的に接続する構成としてもよい。
このような圧力温度センサによれば、台座(5)の内部に中央突出部(8b)を配置しているので中央突出部(8a)とオイル(18)とが接触しなくなる。このため、中央突出部(8b)は熱容量の大きいオイル(18)の影響を受けることがなくなり、測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数をさらに減少させることができる。
また、センサチップ(4)を断熱性ゲル材(23)で覆い、センサチップ(4)と圧力温度検出室(17)内に充填されたオイル(18)とを離間する構成としてもよい。
このような圧力温度センサによれば、センサチップ(4)は断熱性ゲル材(23)で覆われているのでオイル(18)と接触しなくなる。このため、センサチップ(4)はオイル(18)の影響を受けることがなくなり、さらに測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数を減少させることができる。
さらに、ハウジング(11)のうちメタルダイヤフラム(14)およびウェルド(15)が備えられる一面と反対の面に、測定媒体の温度をメタルダイヤフラム(14)に伝導する熱アンテナ(24)を取り付ける構成としてもよい。
このような圧力温度センサによれば、メタルダイヤフラム(14)が対流のある測定媒体と十分接触できない場合でも、熱アンテナ(24)を介して測定媒体とメタルダイヤフラム(14)とを熱的に接続することができる。このため、測定媒体とセンサチップ(4)との熱時定数をさらに減少させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態が適用された圧力温度センサについて説明する。図1は本実施形態にかかる圧力温度センサの正面断面図、図2は図1に示す二点鎖線部分の拡大図である。
これら図1および図2に基づいて本実施形態の圧力温度センサの構成について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の圧力温度センサにはケースプラグ1が備えられており、このケースプラグ1は、例えば、断熱樹脂材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を型成形することにより作られ、本実施形態では円柱状をなしている。このケースプラグ1のうち一端部の一面には凹部2が形成されており、他端部には開口部3が形成されている。
図2に示されるように、凹部2にはセンサチップ4および台座5が備えられており、センサチップ4と台座5とは陽極接合されている。センサチップ4にはダイヤフラム6が形成されており、ダイヤフラム6には図示しないブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられている。このセンサチップ4は、ダイヤフラム6に圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の中間電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ出力信号を出力する、また、ダイヤフラム6の温度が変化するとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の両端電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ出力信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものである。
また、図1に示されるように、ケースプラグ1には、センサチップ4と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル7と、センサチップ4に熱的に接続される金属端子8が備えられている。各ターミナル7および金属端子8はインサートモールドによりケースプラグ1と一体に成形されることでケースプラグ1内に保持されている。
各ターミナル7はケースプラグ1を貫通しており、各ターミナル7のうち一端部はケースプラグ1から凹部2内に突出し、他端部はケースプラグ1から開口部3内に突出している。凹部2内に突出している各ターミナル7の端部は、例えば、アルミなどのワイヤ9を介してセンサチップ4と電気的に接続されており、開口部3内に突出している各ターミナル7の端部は、図示しないワイヤハーネス等の外部配線部材を介して外部回路と電気的に接続されている。
金属端子8は、センサチップ4と後述するメタルダイヤフラム14とを熱的に接続するためのものであり、例えば、銅で構成される。この金属端子8について、図2に加えて、図3および図4を参照して説明する。図3は、図1中のA方向からのセンサチップ4、ターミナル7および金属端子8のレイアウト図、図4は図1に示す金属端子8正面図である。なお、図4には、センサチップ4および台座5を破線にて示している。なお、図1に示されるセンサチップ4、ターミナル7および金属端子は、図3中のB−B矢視断面図に対応している。
図3および図4に示されるように、金属端子8は、例えば、十字型の底部8aを有していると共に、底部8aのうち十字型の交点と各端部との間に一方向に突出する中央突出部8bと、底部8aのうち各端部に中央突出部8bと同方向に突出する端部突出部8cとを有している。また、各中央突出部8bには先端部に向かう途中部で底部8aの中心を通る中央突出部8bの突出方向と平行な直線に向かって折り曲げられた保持部8dが備えられていると共に、この保持部8dから先端部に向かってセンサチップ4および台座5をはめ込むためのテーパ形状が構成されている。
図2に示されるように、金属端子8のうち、底部8aはケースプラグ1に覆われており、中央突出部8bはケースプラグ1内から凹部2内に突出し、端部突出部8cはケースプラグ1の凹部2の側壁に沿って形成されている。
また、台座5と接合されているセンサチップ4は複数の中央突出部8bで囲まれる部分に収容されている。すなわち、中央突出部8bのうち保持部8dから凹部2に向かう部分でセンサチップ4および台座5の側面と接することでセンサチップ4および台座5の位置決めを行いつつ、中央突出部8bのうち保持部8dでセンサチップ4および台座5の抜けを防止することにより、中央突出部8bにてセンサチップ4および台座5を保持している。そして、中央突出部8bは保持部8dから凹部2に向かう部分にてセンサチップ4の側面と接続されていると共に、保持部8dにてセンサチップのうち台座5と接合される面と反対の面に接続されているので、センサチップ4と金属端子8とは熱的に接続された構成とされている。
そして、図1に示されるように、凹部2の底面には、例えば、シリコーン系樹脂から成るシール材10が配置されている。このシール材10は凹部2の底面とターミナル7および金属端子8との隙間を封止するためのものである。
また、凹部2が備えられるケースプラグ1にはハウジング11が組み付けられている。具体的には、ハウジング11には収容凹部12が備えられており、この収容凹部12内にケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面が挿入され、ハウジング11の端部22がケースプラグ1にかしめられることでケースプラグ1とハウジングとが組みつけられている。このハウジング11は、例えば、Al等の金属材料よりなるものであり、ハウジング11の外周壁部分には本実施形態の圧力温度センサを固定するためのネジ部13が備えられている。
また、ハウジング11のうち、凹部2が備えられるケースプラグ1が位置している側の一面には、例えば、SUS等からなる円形のメタルダイヤフラム14とメタルダイヤフラム14の外縁部分に配置されている環状のウェルド15とが備えられている。
そして、ハウジング11にはレーザー溶接等によりメタルダイヤフラム14の外縁部分およびウェルド15をハウジング11に対して溶接することで、ハウジング11、メタルダイヤフラム14およびウェルド15が溶け合った溶接部16が形成されている。なお、メタルダイヤフラム14のうち外縁部分はウェルド15と共にハウジング11に対して固定される部分であり、メタルダイヤフラム14のうち凹部2を閉塞する部分は測定媒体の圧力に応じて変位するダイヤフラム部として機能する部分である。
また、このメタルダイヤフラム14は金属端子8のうち凹部2の側壁に沿って形成されている端部突出部8cと接続されており、金属端子8とメタルダイヤフラム14とは熱的に接続されている。これにより、金属端子8を介してセンサチップ4とメタルダイヤフラム14とは熱的に接続された構成とされている。
このように構成されたケースプラグ1とハウジング11において、凹部2、メタルダイヤフラム14、およびウェルド15で圧力温度検出室17が構成されている。この圧力温度検出室17内には、例えば、フッ素オイルやシリコーンオイルなどのオイル18が充填されている。
また、ケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面には、圧力温度検出室17を囲むように環状の溝19が形成されており、この環状の溝19には、例えば、シリコーンゴムなどから成るOリング20および、例えば、PPSから成るガスケット21が備えられている。このOリング20およびガスケット21は、ケースプラグ1とハウジング11とのかしめによるかしめ圧で押しつぶされることで圧力温度検出室17を封止するものである。
次に上記圧力温度センサの製造方法について説明する。
まず、例えば、板状の銅材をプレス加工等により上記した形状の金属端子8を製造する。そして、ターミナル7および金属端子8をインサート成形してケースプラグ1を用意する。
続いて、例えば、アルミナ珪酸系ガラスから成る台座5に陽極接合されたセンサチップ4を用意する。そして、各中央突出部8bのうちテーパ形状の部分に台座5側から押し付けるように力を加えることにより各中央突出部8bを拡がる方向に弾性変形させ、センサチップ4と台座5とを中央突出部8bで囲まれた部分に収容する。これにより金属端子8にてセンサチップ4が保持されると共に、センサチップ4と金属端子8とが熱的に接続される。
なお、凹部2の底面と台座5との間にシリコーン系樹脂などから成る接着剤を配置して、凹部2の底面と台座5とを接着してもよい。
次に、ケースプラグ1のうち凹部2が形成された一面を上に向けた状態で凹部2内へシール材10を注入し、シール材10を凹部2の底面まで行き渡らせた後、硬化する。このとき、シール材10がセンサチップ4の表面に付着しないように、注入量を調整することが好ましい。
その後、例えば、ワイヤボンディングを行い、センサチップ4と各ターミナル7の端部とをワイヤ9を介して電気的に接続する。そして、Oリング20およびガスケット21を配置して、ディスペンサ等によりオイル18を凹部2内へ注入する。
そして、この状態のものを真空室にいれて、凹部2内の余分な空気を除去する。その後、一面にメタルダイヤフラム14およびウェルド15が溶接されているハウジング11を用意し、真空室内でハウジング11を上から水平に保ったままハウジング11の収容凹部22にケースプラグ1が嵌合するように降ろす。
続いて、ケースプラグ1とウェルド15とが十分接するまで押さえる。これにより、凹部2とメタルダイヤフラム14およびウェルド15にて圧力温度検出室17が構成されると共に、凹部2の側壁に沿って形成された端部突出部8cとメタルダイヤフラム14とが接続される。このため、金属端子8とメタルダイヤフラム14とが熱的に接続されるので、金属端子8を介してメタルダイヤフラム14とセンサチップ4とが熱的に接続される。そして、ハウジング11の端部22をケースプラグ1にかしめることにより、ハウジング11とケースプラグ1とを一体化する。このような製造方法により本実施形態の圧力温度センサを構成することができる。
次に、このように構成された圧力温度センサの圧力および温度の検出動作について説明する。
測定媒体の圧力の検出は次のように行われる。まず、測定媒体からメタルダイヤフラム14に圧力が印加されると、圧力温度検出室17内に充填されているオイル18を介してセンサチップ4に形成されているダイヤフラム6に圧力が印加される。ダイヤフラム6にはブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられており、ダイヤフラム6に圧力が印加されるとピエゾ抵抗効果によりゲージ抵抗の抵抗値が変化する。このため、ブリッジ回路では中間電圧が変化し、センサチップ4から中間電圧の変化に基づいて印加された圧力に応じたセンサ出力信号が発生される。
また、測定媒体の温度の検出は次のように行われる。まず、メタルダイヤフラム14および金属端子8を介してセンサチップ4に測定媒体の温度が伝導される。センサチップ4に測定媒体の温度が伝導されると、伝導された温度に応じてダイヤフラム14に形成されているゲージ抵抗の抵抗値が変化する。このため、ブリッジ回路の両端電圧が変化し、センサチップ4から両端電圧の変化に基づいて温度に応じたセンサ出力信号が発生される。
そして、これらのセンサ出力信号は、センサチップ4からワイヤ9およびターミナル7を介して外部回路に伝達され、測定媒体の温度および圧力が検出される。本実施形態ではこのようにして測定媒体の圧力および温度の検出が行われる。
以上説明したように、本実施形態の圧力温度センサでは、センサチップ4およびセンサチップ4とワイヤ9との電気的な接続が行われるボンディング部分が直接測定媒体に曝されないようにメタルダイヤフラム14で覆うと共に、金属端子8を介してセンサチップ4とメタルダイヤフラム14とを熱的に接続した構成としている。このため、測定媒体とセンサチップ4との熱時定数を減少させることができるので温度の検出を高精度に行うことができると共に、耐環境性にも優れた構成にできる。
また、本実施形態の圧力温度センサでは、従来備えられていた測定媒体導入孔が備えられていないため測定媒体の対流が妨げられることがない。このため、測定媒体の検出を高精度に行うことができる。
なお、金属端子8はインサートモールドによりケースプラグ1と一体に成形されることでケースプラグ1内に配置された構成とされているが、金属端子8のうち中央突出部8bで囲まれる部分にセンサチップ4を備えた台座5をはめ込んだ後、金属端子8のうち底部8aをケースプラグの凹部2の底面と接するようにしてシリコーン系樹脂等から成る接着剤により凹部2内に配置してもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分、具体的には金属端子8の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図5に、本実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す。なお、図5は図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力温度センサのうちの他の部分は図1と同様である。図5に示されるように、本実施形態の圧力温度センサでは、金属端子8を端部突出部8cがケースプラグ1に覆われるようにしつつ端部突出部8cの先端がケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面にて露出するようにインサート成形し、端部突出部8cの先端がウェルド15に接続されるようにしている。
このような圧力温度センサによれば、端部突出部8cはケースプラグ1内に配置しているのでオイル18と接触しなくなる。このため、端部突出部8cは熱容量の大きいオイル18の影響を受けることがなくなり、さらに測定媒体とセンサチップ4との熱時定数を減少させることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分、具体的には金属端子8の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図6に、本実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す。なお、図6は図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力温度センサのうちの他の部分は図1と同様である。図6に示されるように、本実施形態の圧力温度センサでは、金属端子8のうち中央突出部8bを十字型の交点から端部突出部8cと同方向に突出させ、台座5を貫通してセンサチップ4のうち台座5と接合される面に接合している。これによりセンサチップ4と金属端子8とが熱的に接続されている。このような圧力温度センサは以下のように構成される。
まず、台座5となるガラスを加熱して溶融し、その中に金属端子8のうち中央突出部8bを挿入して中央突出部8bが台座5の内部に挿入されたものを形成する。そして、センサチップ4を台座5および金属端子8と陽極接合してセンサチップ4、台座5および金属端子8を一体化させる。続いて、金属端子8のうち底部8aを凹部2の底面に接するようにシリコーン系樹脂などから成る接着剤により凹部2内に配置する。
このような圧力温度センサによれば、台座5の内部に中央突出部8bを配置しているので中央突出部8bがオイル18と接触しなくなる。このため、中央突出部8bは熱容量の大きいオイルの影響を受けることがなくなり、さらに測定媒体とセンサチップ4との熱時定数を減少させることができる。
なお、本実施形態では、中央突出部8bはセンサチップ4のうち台座5と接合される面で熱的に接続されているが、センサチップ4と金属端子8との熱時定数を小さくするために、例えば、センサチップ4に形成されるゲージ抵抗近傍に貫通孔を設けて端子を埋め込み、端子と金属端子8とを熱的に接合する構成とすることもできる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は第3実施形態に対して、断熱性ゲル材を加えたものでありその他に関しては第3実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図7に、本実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す。なお、図7は図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力温度センサのうちの他の部分は図1と同様である。図7に示されるように、本実施形態では、センサチップ4および台座5が、例えばフロロシリコーンゲルからなる断熱性ゲル材23で覆われた構成とされている。
このような圧力温度センサは、オイル18を凹部2へ注入する前にセンサチップ4および台座5を断熱性ゲル材23で覆うことで構成される。
このような圧力温度センサによれば、センサチップ4および台座5はオイル18と接触しないためオイル18の影響を受けないようにすることができ、測定媒体とセンサチップ4との熱時定数をさらに減少させることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態に対して、熱アンテナが備えられており、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図8は本実施形態にかかる圧力温度センサの断面図である。図8に示されるように、本実施形態では、ハウジング11のうちメタルダイヤフラム14およびウェルド15が備え付けられる一面と反対の面に熱アンテナ24を取り付けている。この熱アンテナ24は、例えば、金属端子8と同様に銅で構成され、ハウジング11と金属接合されることで備え付けられている。
このような圧力温度センサによれば、圧力温度センサを対象箇所に組み付けた際に、メタルダイヤフラム14が対流のある測定媒体に十分接触できない場合でも熱アンテナ24により測定媒体の温度が伝導されるので温度の検出を高精度に行うことができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、ハウジング11には収容凹部12の外周壁面にねじ部13が形成されており、このねじ部13により圧力温度センサが適所に取り付けられる。しかしながら、ハウジング11の形態はこれに限られるものではない。
図9に、ハウジング11の形態を変更した場合の例を示した圧力温度センサの断面図を示す。この図に示されるように、ハウジング11のうちメタルダイヤフラム14およびウェルド15が備え付けられる一面のケースプラグ1が備えられる反対側に、ケースプラグ1と反対側に延びる測定媒体導入孔25が備えられる構成としてもよい。この場合は、ねじ部13を測定媒体導入孔25の外周壁部分に備え付けることができる。
また、上記第2実施形では、中央突出部8bの先端をウェルド15に接続してもよい。図10は、他の実施形態にかかる圧力温度センサの断面図である。なお、図10は図1に示す二点鎖線部分に対応しており、他の実施形態の圧力温度センサのうちの他の部分は図1と同様である。
図10に示すように、他の実施形態では、中央突出部8bの先端がウェルド15と接続されていると共に、ケースプラグ1のうち溝19よりも内側の部分と接触している。このような圧力温度センサによれば、端部突出部8cとウェルド15とを熱的に接続する構成に加えて、中央突出部8aとウェルド15とを熱的に接続する構成とすることができるので、さらに測定媒体とセンサチップ4との熱時定数を減少させることができる。
また、上記各実施形態を組み合わせて構成してもよい。例えば、上記第2実施形態から上記第4実施形態の圧力温度センサに対して上記第5実施形態に示した熱アンテナ25が取り付けられている構成としてもよい。
さらに、金属端子8は十字型の底部8aを有するものに限定されるものではなく、金属端子8を介してセンサチップ4とメタルダイヤフラム14もしくはウェルド15とが熱的に接続される構造であればよい。例えば、上記第1実施形態において、金属端子8が四角形型の底部8aを有する構成とされ、底部8aのうち四角型の中心部と各頂点との間に中央突出部8bと、底部8aのうち四角型の各頂点に端部突出部8cとを備えている構成としてもよい。この場合、金属端子8のうち底部8aにはターミナル7が貫通する孔を形成し、各ターミナルには、各ターミナルが導通しないように、例えば、絶縁膜を備え付ける構成とすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる圧力温度センサの正面断面図を示す図である。 図1中の二点鎖線部分の拡大図を示す図である。 図1に示す圧力温度センサに備えられたセンサチップ、金属端子およびターミナルのレイアウト図である。 図1に示す圧力温度センサに備えられたセンサチップ、台座および金属端子の正面図である。 本発明の第2実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第4実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第5実施形態にかかる圧力温度センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかる圧力温度センサの正面断面図を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかる圧力温度センサの正面断面図を示す図である。
符号の説明
1…ケースプラグ、2…凹部、4…センサチップ、5…台座、7…ターミナル、8…金属端子、8a…底部、8b…中央突出部、8c…端部突出部、8d…保持部、9…ワイヤ、11…ハウジング、12…収容凹部、14…メタルダイヤフラム、15…ウェルド、17…圧力温度検出室、18…オイル、23…断熱性ゲル材、24…熱アンテナ、25…測定媒体導入孔

Claims (10)

  1. 測定媒体の圧力および温度に応じたセンサ出力信号を出力するセンサチップ(4)と、
    一面に凹部(2)を備え、前記凹部(2)に前記センサチップ(4)が備えられるケースプラグ(1)と、
    中空部(12)を有すると共に、前記中空部(12)に前記ケースプラグ(1)が挿入されることで前記ケースプラグ(1)と一体に組みつけられるハウジング(11)と、
    前記測定媒体の圧力が印加されると共に、前記測定媒体の温度が伝導され、前記ケースプラグ(1)における前記凹部(2)が備えられる前記一面と前記ハウジング(11)のうち前記一面と対向する一面との間に配置されるメタルダイヤフラム(14)と、
    前記メタルダイヤフラム(14)の外縁部分に配置され、前記メタルダイヤフラム(14)を前記ハウジング(11)に対して固定する枠状のウェルド(15)と、
    前記ケースプラグ(1)と前記ハウジング(11)とが組み付けられることで形成される前記凹部(2)、前記メタルダイヤフラム(14)および前記ウェルド(15)で囲まれる部分を圧力温度検出室(17)とし、前記圧力温度検出室(17)内を充填するオイル(18)と、
    前記センサチップ(4)と電気的に接続され、外部への電気的な接続を行うターミナル(7)と、
    前記センサチップ(4)と前記ターミナル(7)とを電気的に接続するワイヤ(9)と、
    前記ケースプラグ(1)に備えられ、前記センサチップ(4)に接続されていると共に、前記メタルダイヤフラム(14)もしくは前記ウェルド(15)に接続されており、前記センサチップ(4)と前記メタルダイヤフラム(14)もしくは前記ウェルド(15)とを熱的に接続する金属端子(8)と、を備えていることを特徴とする圧力温度センサ。
  2. 前記金属端子(8)は十字型の底部(8a)を有していると共に、前記底部(8a)のうち前記十字型の交点もしくは該交点と各端部との間に前記メタルダイヤフラム(14)に向かって突出する中央突出部(8b)と、前記底部(8a)のうち前記十字型の各端部に前記中央突出部(8b)と同方向に突出する端部突出部(8c)とを有しており、
    前記中央突出部(8b)には前記センサチップ(4)を保持すると共に、前記センサチップ(4)と接続される保持部(8d)が備えられており、前記センサチップ(4)を前記保持部(8d)にて保持した状態において前記金属端子(8)のうち前記中央突出部(8b)が前記センサチップ(4)に接続され、前記金属端子(8)のうち前記端部突出部(8c)が前記メタルダイヤフラム(14)もしくは前記ウェルド(15)に接続されることにより、前記センサチップ(4)と前記メタルダイヤフラム(14)もしくは前記ウェルド(15)とが前記金属端子(8)を介して熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力温度センサ。
  3. 前記金属端子(8)は前記底部(8a)が前記ケースプラグ(1)に覆われるようにインサート成形されており、前記中央突出部(8b)が前記ケースプラグ(1)内から前記凹部(2)内に突出し、前記端部突出部(8c)が前記ケースプラグ(1)の前記凹部(2)の側壁に沿って形成されると共に、前記メタルダイヤフラム(14)に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力温度センサ。
  4. 前記金属端子(8)は前記底部(8a)が前記凹部(2)の底面と接するようにして前記凹部(2)内に配置され、前記中央突出部(8b)が前記凹部(2)内に突出し、前記端部突出部(8c)が前記凹部(2)の側壁に沿って形成されると共に前記メタルダイヤフラム(14)に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力温度センサ。
  5. 前記金属端子(8)は前記底部(8a)が前記ケースプラグ(1)に覆われるようにインサート成形されており、前記中央突出部(8b)が前記ケースプラグ(1)内から前記凹部(2)内に突出し、前記端部突出部(8c)が前記ケースプラグ(1)に覆われ、かつ前記端部突出部(8c)の先端が前記ケースプラグ(1)のうち前記凹部(2)が備えられる前記一面から露出するようにインサート成形されていると共に、前記端部突出部(8b)の先端が前記ウェルド(15)に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力温度センサ。
  6. 前記中央突出部(8b)の先端が前記ウェルド(15)に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の圧力温度センサ。
  7. 前記金属端子(8)は十字型の底部(8a)を有していると共に、前記底部(8a)のうち前記十字型の交点に前記メタルダイヤフラム(14)に向かって突出する中央突出部(8b)と、前記底部(8a)のうち前記十字型の各端部に前記中央突出部(8b)と同方向に突出する端部突出部(8c)とを有しており、
    前記センサチップ(4)は台座(5)と接合されており、前記金属端子(8)は前記底部(8a)が前記凹部(2)の底面と接するようにして前記凹部(2)内に配置され、前記中央突出部(8b)が前記台座(5)を貫通して前記センサチップ(4)のうち前記台座(5)と接合される面に接続されており、前記端部突出部(8c)が前記凹部(2)の側壁に沿って形成されると共に、前記メタルダイヤフラム(14)に接続されており、前記センサチップ(4)と前記メタルダイヤフラム(14)とが前記金属端子(8)を介して熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力温度センサ。
  8. 前記センサチップ(4)は、断熱性ゲル材(23)で覆われており、前記センサチップ(4)と前記圧力温度検出室(17)内に充填された前記オイル(18)とは離間された構成とされていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力温度センサ。
  9. 前記ハウジング(11)のうち前記メタルダイヤフラム(14)および前記ウェルド(15)が備えられる一面と反対の面には、前記測定媒体の温度を前記メタルダイヤフラム(14)に伝導する熱アンテナ(24)が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の圧力温度センサ。
  10. 前記ハウジング(11)のうち前記メタルダイヤフラム(14)が配置される前記一面の前記ケースプラグ(1)が備えられる反対側に前記ケースプラグ(1)と反対側に延びる測定媒体導入孔(25)が備えられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の圧力温度センサ。
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