JP4963967B2 - 自動車操縦装置のための移動可能なウェッジのベアリング - Google Patents

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Description

本発明は、ラックとそれとかみ合う駆動ピニオンを有する請求項1の前文に記載の自動車両のステアリングギア用ベアリングモジュールに関するものである。さらに、本発明は、請求項30の前文に記載の自動車両のステアリングギアに関するものであって、ギアハウジングの中にあり、ラックは取り付けられた駆動ピニオンとかみ合い、対応するベアリングモジュールが組み込まれている。さらに、本発明はギアハウジング内で駆動ピニオンとかみ合うラックを有する請求項33の前文に記載した自動車のステアリングギアに関するものである。さらに、本発明は、例えばベアリングモジュールのためのガイド圧力部や、例えばステアリングギアのための圧力部材として適する請求項49の前文に記載の圧力シェルに関するものである。さらには、本発明は、例えば、請求項54および57に記載したステアリングギアに適するハウジングに関するものである。
一般のラックやピニオンステアリングシステムは日本特許英文抄録JP58020571Aに記述されている。ラックとピニオンの間のかみ合いの遊びの調整機能はウェッジメカニズムの方法によって簡易化された。ウェッジメカニズムの2つの斜面はねじを含むスプリングでスライド可能とするスライド区間によって形成される。ウェッジメカニズムにより、スライド区間の並進運動への変位はラック上で半径方向圧力に変換される。ウェッジ型のスライド区間の変位は、ステアリングギアハウジングの横方向、長手軸と直角の方向、すなわち横軸方向に、突き通る位置決めねじによって生じる。これより、ステアリングギアは、側面横断開口に追加の突出部などの追加の構造や工学的予防措置を具備しなければならないという必要性が生じる。
自動車両のステアリング用のラックとピニオンの配置によって摩耗の自動的な補充または調整をすることが可能となることは、米国特許第3820415号(UA−A−3820415)に記載されている。しかしながら、このため、用途は、回転し、ピニオンハウジングの奥深くでスライドし、ピニオンに対してラックを押す方法で曲げられた、曲がったウェッジ部分の形で偏心器のベアリングとなる。曲がった部分は奥深くで回転する自由度を持つが、ウェッジの凸部の円周上に与えられる余分の周上のリッジによって軸方向に軸上の変位に対して堅い状態が保たれる。スプリングを用いることにより、ギャップの狭端に対してさらに自動的に回転し得るウェッジは周方向にとても偏る。このように、ラックは、摩耗のための所望の調整の方向にピニオンと完全なかみ合いに押し込まれることになる。
国際公開特許第2004/065357号(WO−A−2004/065357)によると、ラックとピニオンを互いに圧するために、偏心器ベアリングモジュールが同様に使われ、その偏心器ベアリングモジュールはラックハウジングでの実際の組立の前にキットから独立したインストールユニット(ベアリングモジュール)として準備組立される。しかしながら、この形式の構造では、追加の手動微調整の必要性がない。摩耗補填を目的とする偏心器ベアリング内径の回転バイアスは提供されない。
本発明の目的は圧力部材の十分な微調整のオプションを保ちながら、ステアリングギアハウジングは形状と製造を単純化させたステアリングギアにおける駆動ピニオンラックのかみ合い用の圧力部材の発達のためである。これを成し遂げるために、請求項1に示すベアリングモジュール、請求項28と31に示すステアリングギア、ベアリングモジュール用のガイド圧力部としての、または、ステアリングギア用のガイド圧力部材としての請求項45に示す圧力シェル、そして、請求項48に示す特有なハウジングが提案されている。随意的に、本発明の更なる特徴は従属クレームから完全にまたは部分的にわかるであろう。
本発明により、チューブ状のギアハウジングの端面から伸長する工具を用いることにより、軸方向および軸と平行な方向でのラック作用の微調整を享受し得る利益が得られる。
伸長する端面により、一般的にチューブ状のギアハウジングはどんな場面でもいつもオープンであり、圧力部材およびその半径方向のウェッジ型の調整メカニズム、または、縦方向に対して直角な側からに達っし得るために別々のハウジングを形成することで先行技術に記載した必要性は生じない。本発明が有するラック縦軸に対して直角である圧力部材への特有なアクセス方法を形成する必要がもはやないことから、本発明によるギアハウジングはかなり単純であり経済的である。
本発明の実施例によると、一または二以上のウェッジデバイスが圧力部材の受け用凹面の内部に配される。圧力部材はもはやラックの方向におけるウェッジのような状態で生じる圧力部材のラジアル力の上流側ではないため、ラックとドライビングピニオンの間の遊びの上の一または二以上のウェッジデバイスのより直接的な措置を提供することができる。この特徴は、一以上のウェッジデバイスが隣接するまたは凹面を画定する圧力部材の壁に直接支えられていることを記載する実施例によりさらに良くされる。この構造でのラックの往復運動の重大な誘導の効率性を保証するために、適切なガイド路に画定するガイド圧力部材のさらなる部材について“圧力部材内壁、ウェッジデバイス...”の一連の流れを連結することが有益である。それから、一以上のウェッジデバイスが圧力部材と一または二以上のガイド圧力部の間に配されることは特に有益である。この概念の拡張において、ウェッジデバイスの2つの相互に隣接する傾斜の一つが一面では圧力部材内壁、そして、他面ではそれぞれのガイド圧力部の反対の壁に形成されるならば、本発明の特に有益な実施例が達成される。このように、“圧力部材”と“ガイド圧力部”の両構成を繋ぐ力学上の作用は減少し、そして構造構成要素の必要な数は最小となる。
ただ一つ、または、それぞれのガイド圧力部と共通して形成されるウェッジデバイスの第1の斜面を有する圧力部材の内壁を提供する製造技術に関してのより効果的な方法は、斜面の輪郭に補完的な形を有する凹所であり、圧力部材の外側ケーシング、または、圧力部材の外部上での圧力エンボス加工の凹所からなる。
本願発明の実施態様による場合には、圧力部材の内壁またはラックガイド路において一以上の支持手段を備え、それによりガイド路部分(単数または複数)はウェッジ領域またはラック/ピニオンのかみ合い領域にガイドされることができ、組立は簡単になる。
ラック上で軸上から径方向へ力を偏向させるために、本願発明の一つの実施態様によると、上述したウェッジデバイスの代替または追加として、圧力部材内壁やガイド圧力部外壁の斜面全体、少なくとも一つの分離して形成されたウェッジ部材を正確な角度で伸びる2つのウェッジ側面とともに備えることができることに特徴づけられる。さらなる有益な実施例では、一方のウェッジ側面が軸上にまたは軸に平行に伸びる一方、他方のウェッジ側面がウェッジデバイスの2つの斜面の1つを形成し、第2の斜面はそれと隣接するように位置づけられる。後者はガイド路部の外部表面、ウェッジ部材の反対側、または、第1の斜面に補足する圧力部材の内表面に形成され得る。このようにして、分離形成されたウェッジ部材が、緩く、軽量で、好ましくはプラスチック部であり得るため、有益で、特に滑らかな調整ウェッジデバイスとなる。緩いウェッジ部材を製造するために、プラスチックの射出形成が特に適している。特に、軸受け筒型の場合、これはガイド圧力部にも適用する。
横に突き出し、圧力部材および/またはガイド路の周方向の同心に隣接するまたは支持するガイド部を位置づける1以上の止めが備わっているウェッジ部材の1つの実施態様においては、位置の正確さと作用の信頼性は高まる。このようにして、回転に抗してウェッジ部材は固定される。
軸方向または軸に平行な方向の変位のための1以上のウェッジデバイスが動作に関するアクチュエーターが備わっている実施態様において、ベアリングモジュールの操作および/または作用の性質は高まる。このため、圧力部材に対してガイドされるおよび/またはロックされるまたは固定されても動くかもしれないアクチュエーターを形成および取り付けることは有益である。
本発明の1つの実施態様によると、スプリング要素はウェッジデバイスを偏らすため、軸方向および/または軸に平行な方向に配置される。こうして、スプリング要素による復元力の下、アクチュエーターとウェッジデバイスの間の軸上での遊びが制御されるという利益が得られる。こうして、圧力部材および/またはガイド圧力部はバネの力に対していくぶん軸方向に前後に動く。さらなる結果として、こうしたラック作用が制御可能に設定され得る。
偏らすために、本発明の一実施態様は、一方において、アクチュエーターに対しスプリング要素を、ウェッジデバイスの反対方向においては移動可能な2つの斜面要素の1つに対して、スプリング要素をそれぞれ支持することにある。これは特に、ラックガイド路と同軸に配される環状スプリングで簡単にもたらせることができる。もう1つの方法として、または加えて、このスプリング要素はガイド圧力部の中にスプリングの受け用チャンバを形成することによりガイド圧力部のみまたはその1つと構造的に合体する。特に有益なのは、スプリング要素が一部またはチャンバから部分的に突出するように形成されることである。これはアクチュエーターがスプリング要素上を簡単に動くことができるという利益がある。もう1つの方法としては、アクチュエーターは受け用チャンバ内においてかみ合うためおよび受け用チャンバに取り付けられたスプリング要素を圧するための圧力取っ手を有するかもしれない。受け用チャンバに取り付けられたスプリング要素の材料としては、エラストマーが特に適している。
ベアリングモジュールは、ウェッジデバイスを用いることにより生じ得るラジアル圧力がラック歯から離れたラックの側面に位置づけられるステアリングギアハウジングにおいて取り付けられ得るはずである。素早い操作でベアリングモジュール組立品の位置を固定するために、一実施態様によると圧力部材の一以上の方向付けられた突出部および/または凹所が備わっている外部ケーシングが提案される。これらは補完的な凹所または(仮想の)ステアリングギアハウジングの内面に配される突出部であり、ステアリングギア内のラックと駆動ピニオンを組み立てると、圧力部材の内表面の凸壁から出るラジアル力は、既に言及したラックの外部表面へ方向付けられる。
組立の操作を簡単にするために、本発明の範囲内で圧力部材およびそれと同軸に配された任意のガイド圧力部(単数または複数)は少なくとも部分的にガイド路の軸に平行な開いた縦側面により形成する場合に有益である。こうして、ラックは圧力部材/ガイド圧力部の受け用凹面における駆動ピニオンとのかみ合い領域に簡単に挿入され得る。特に有益なのは、縦側面が開いていると画定する縦側端は、軸またはガイド路の縦平面または仮想のステアリングギアに対する傾斜路または斜面のような滑らかに伸びるように形成される。こうして、ステアリングギアの中に挿入すると、ステアリングギアハウジングにおいて、ベアリングモジュールがもはや回転し得ないように駆動ピニオンチューブは斜めの縦側端でくさびで止められ得る。このため、ハウジング内部への突出端を有する駆動ピニオンチューブを形成することは有益である。このくさび止めにより、ベアリングモジュールの駆動ピニオン/かみ合うラックとギアハウジングからなる組立合成物は製作の自由度が高い状態で作られる。
ベアリングモジュールまたは任意のステアリングギアハウジングにおいて、できる限りガイド路に対するラックを中央の位置にするために、本発明では、いずれにせよ、それぞれに接している斜面への法線がガイド路(または仮想のステアリングギアハウジング)の中心でおよび/または180°未満の角度で交差するように、互いに配される複数のウェッジデバイスを備える。そこから出るラジアル力は法線に従って伸びるため、ラックへのウェッジデバイスからのラジアル力の中心の集中的な作用は生成される。
ガイド路においてラックの静的に明らかに決められた位置をもたらすために、および、構成要素を最小限にするために、ラックのガイド路の中心に向かって相互に隣接するウェッジ斜面の法線の集中によるラック上のラジアル圧力をそれぞれ生成する2つのみのウェッジデバイスで有益である。すなわち、ラックの支持は明白であり、決定不十分ではなく、決定しすぎることもない、3点システム型は成し遂げられる。
本願発明に記載の組み立てられたベアリングモジュールの一般的な創作的な概念に収まる自動車両ステアリングギアは、ベアリングモジュールに取り付けられたアクチュエーターや軸上の挿入可能な工具により動かし得ることを特徴とする。上で述べたように、アクチュエーターは軸上または軸に平行に移動でき得るようにウェッジデバイス(単数または複数)を連動させて動かす。
以下に、重複をさけるために、ベアリングモジュールに関して前になした実施態様のステアリングギア用の応用できるものについて言及する。
一般的な発明の概念の範囲内には、独立したキットから組立られたベアリングモジュールのない自動車両ステアリングギアもあるが、用途はそれに応じて1以上のウェッジデバイスの軸上にまたは軸上に平行の変位の上で説明した原理がなされる。こうして、圧力部材は特に縦側面または他の凸面シェル上に部分的な円筒開口の基本的な形を持ち、この場合、シェル開口または凹面部分の円筒側面はラック用のガイド路の方へ方向づけられている。そのような形式は、特にプラスチック注入モジュール過程を用いて、製造が比較的に簡単および軽量で、ステアリングギアハウジングにおける組立が早い。
発明の範囲内では、互いに隣接および移動可能のために互いに関係して配される2つの補完的な斜面を有する1以上のウェッジデバイスを形成することが有益である。この場合、最終的な言及した発明の代替物では、有益な実施態様は、1つの斜面は外部表面または圧力部材の外部ケーシング上に形成され、他の(カウンター)斜面は、反対側の内部表面にまたはステアリングギアハウジングのケーシング内部の反対の面に形成される独立したベアリングモジュールの準備組み立てなしで作られる。こうして得られた利益は個々の構成要素の節約である。どの場合でもステアリングギアハウジングの必需品は内壁の斜めの表面を通して、ウェッジデバイスの形成に寄与するために、同時に有効に使われる。
重複を避けるために、上述したステアリングギアに応用できるものに限って上記ベアリングモジュールに関する実施態様について以下に言及する。
圧力部材および/または軸上または軸に平行な方向にまたはその位置にベアリングモジュールを固定するロックデバイスを有する任意のベアリングモジュールを備えることが動作の安全性や信頼性を高めるために有益である。これに関して、ギアハウジングの軸上に挿入された止めブロックを有するロックデバイスや半径方向のゆがみ、例えばビード(bead:玉形状)型、を実現することは空間や構成要素を保つ実施態様が特に有益である。止めブロックは有益に、ステアリング止めやベアリングモジュールまたは圧力部材が軸上に滑り出ることを防止する障害物もまた形成する。
上述したベアリングモジュール用のガイド圧力部として、または、上述したステアリングギア用の圧力部材として動作し得る圧力シェルは一般的な発明の概念の範囲内である。本発明の圧力シェルは、ケーシングまたは縦側面に部分的に円筒または開口の壁面または凸部外面および凹部内面または作られた開口側面の場合の別の方法で曲がる壁面の実現に特徴を有する。特に有益な実施態様は上述したウェッジデバイスが円筒縦軸または凹面開口側面の他の縦方向へ向かう傾斜路のような斜めに伸びるために必要な斜めの表面を作るものである。こうして、圧力シェルは反対の圧力部材またはステアリングギアハウジングのカウンター斜面とともにウェッジデバイスを形成するのに適するものである。以下に、重複を避けるために、これらのこれに対して適用可能なベアリングモジュールまたはステアリングギアに関するウェッジデバイスの上のコメントを言及する。
軸に平行な方向に関して、昇降するハウジング内部表面に形成される斜面を特徴とするステアリングギアハウジングもまた一般的な発明の概念の範囲である。これらのハウジング内部斜面は圧力シェルまたは他のベアリングモジュールの圧力部材の反対のカウンターとともに、斜面軸上または軸に平行に適用可能なウェッジデバイスを形成することに適する。以下に、重複を避けるために、これらに対して適用可能なベアリングモジュール、ステアリングギアハウジングまたは圧力シェル、上のコメントを言及する。
発明のさらなる詳細、特徴的な(従属の)組み合わせ、基礎的な利益および効果は以下の所望の実施態様や図面の記述から表れるであろう。
図1によると、チューブ状のステアリングギアハウジング1はチューブ状のラック部分1aとそれと直角または斜めに伸びているチューブ状のピニオン部分1bからなる。両者ともそれぞれ開いた縦面またはケーシング領域で接し、ラックと駆動ピニオンは互いにかみ合い得る。さらに、ステアリングギアハウジング1は、オイルライン1cと供給端末1dを備えている。ラック部チューブ1aとピニオン部チューブ1b間の接合領域において、2つの平面くぼみ1eはラック部チューブ1aの外部ケーシング上にあり、ハウジング/ラック部に対して斜めに広がり、ハウジング内部に向かって傾斜し、ハウジング内面と対応する補完的な斜面に対応してウェッジデバイスが形成される。それは下記でより完全に説明される。
駆動ピニオンに対してラックを圧するため、圧力部材は圧力シェル3の形となる。これは、具体例としては、半円筒型の、凸部外面3aと凹面にひらく内部または開口表面3bを有する弓形ケーシング断面である。圧力シェル3には、プラスチックの射出成形部品としての製造が好適である。ハウジング1への挿入方向4での前端において、凸部の外部表面3aで、2個のスライド隣接表面3cは、縦軸2すなわち実際の円筒縦軸2に対して斜面のように斜めに広がる平面であって、ハウジング1の外部ケーシングにおいてくぼみによりハウジング内部表面上に形成された径方向内向きに傾くカウンタースライド隣接表面を配する表面が望ましい。圧力シェル3の後端表面3dには、壁内部に広がる受け用チャンバ3eが形成される。弾性エラストマー衝突体5がその中に受け入れられる。さらに、圧力シェル3の挿入方向4に、雄ねじ状リングとステアリング止めリング7(ロックストップとして知られている)は弾性エラストマー衝突体5とともに、後側から配される。
図2に示されるように、圧力シェル3の挿入を助けるため、対角線上にハウジング1の壁を貫くピン形式の支持媒体8が備えられている。厳重な密閉を目的のために抵抗溶接によって固定された後のピンまたは支持媒体8上で、圧力シェルは側部の開いた端3fが挿入方向4に挿入され、置かれてスライドされる。
図2が示すように、ハウジング1のラック部1aは、雄ネジ状リング6と係合し、それにかみ合うことができるように形成される雌ネジ状のものを持つ断面1fを有する。
図3は、本発明の完全に組み立てられた状態でのステアリングギアの例を表している。圧力シェル3は、ハウジング1の中に十分深く挿入され、ハウジングのスライド隣接表面3cはカウンタースライド隣接表面に接し、上述したように、それはくぼみ1eによって形成される。同時に、圧力シェル3はチューブ状のピニオン部の突出端面1gで開口端面3fと共に静止できる。さらに、図3によれば、エラストマー衝突体5は圧力シェル3の受け用チャンバに挿入され、雄ネジ状のリング6上で止まるために挿入されずに残った部分が突出する。これはギアハウジング1の雌ネジ部1fにかみ合う。さらに、ラック9と駆動ピニオン10はラック部1aとハウジング1のピニオン部1bで挿入され、組み立てられるため、それらは互いにかみ合うまたははめ込む。
特に図2と図3から推測できるように、ハウジングのラック部1aは径方向にひろがった端領域を有し形成され、その端領域の内径ステアリング止めリング7は挿入4と続いて起こる圧入のためにその外径に適応される。図3の完全に組み立てられた状態によると、ステアリング止めリング7を軸状に固定するために、ビード1lが外部からハウジング壁に形成されるようにラック部分1aの内部に膨らみ1iが形成される。これは後端面でステアリング止めリング7の後部とかみ合う。雄ねじ上リング6と関連する前端面は雄ネジ状ハウジングの内部表面でストップショルダーと隣接し、前端面は言及した径方向への広がり1hによって形成される。図1〜3によると、ステアリング止めリング7は複数の穴7aにより軸に平行な方向へ貫かれ、その穴はかしめ工具の導入に役に立つ(図5参照)。
図4によると、ステアリング止めリング7の内径は円筒形のくぼみ調整チューブ11がラック9を通じるのと同時にステアリング止めリング7を通じて押し通されることができるものであり、末端面まで調整チューブの突出部は、調整チューブ11を用いて端面、雄ネジ状のリング6の半径方向外側に伸びる奥に入ることができる。雄ネジ状のリング6および調整チューブ11の回転軸は同心円上または同軸上に伸びている縦軸2である。
図4によると回転6bが調整チューブ11に与えられた場合、これは雄ねじリング6における端面凹所6aにより調整チューブは移動する。このように、これは回転の適切な方向で雌ねじ1fに沿ってねじり、このように、圧力シェル3のエラストマー衝突体5を圧する。後者はこうして、バネ作用を有する遊びをもち軸上を移動し、圧力シェル3のスライド隣接表面3cは次第にハウジング内部表面のカウンター止めスライド表面に対して圧され、カウンター止めスライド表面は上述したくぼみ1eにより形成される。2つの補完的な斜面を有するウェッジデバイスまたはウェッジプッシャーからなる隣接スライド3cとくぼみはともに、お互いに隣接するおよび移動可能な関係に位置づけられている。これらにより、圧力シェル3の軸方向変位量はラジアル圧力に変換され、そして、ラック9面に偏向される。この場合、雄ねじリングに対する圧力シェル3の軸方向の遊びは、エラストマー衝突体5を経由して調整可能であるため、調整チューブ11は従量制による遊びにより回転される。したがって、例えば200−300Nのバネ荷重未満であり、ラック9と駆動ピニオン10の間、例えば0.05mmの間で径方向の遊びが生ずる。
図5によると、調整後、雄ねじリング6が安全に軸上の位置に保つように、かしめ工具は使われる。挿入方向4での前端表面では、かみ合い突出部12aが形成され、ステアリング止めリング7の上述した軸方向に平行な穴につけることにより円周を囲むように割り当てられ、それに貫通する。さらに軸の変換4と同時に、雄ねじリング6とハウジングの雌ねじ1fの間のかみ合い領域を限度に、図5に表される状態を超えて押され得る。それから、かしめ工具12aは雄と雌ねじ6がかみ合うかみ合い突出部12aを通じて、例えば振動の力によって、押しつけられ、1fは穴をふさぐまたはほかに変形する。
図6では、受け用チャンバ3eを有する圧力シェル3(図1でのものと一致する)と傾いたスライドとその前端の隣接表面3cで表されるキットである。キットはさらにもうすでに上述したエラストマー衝突体5、これも上述した雄ねじリング6、挿入末端で雌ねじリング部分13aを有する圧力部材として動作する外部圧力リング13を含む。雄ねじリング6と雌ねじ部分13aは互いに絡み合うまたはかみ合うように適合される。スライド隣接表面を補うものとして、図1〜5の実施態様によるギアハウジングでのくぼみ1eと同様のくぼみ13eが備わっている。くぼみ13eのそばの圧力リング内面に生じた斜めのカウンタースライド隣接表面3cは、面取りされた圧力シェルスライド隣接表面3cと共に、図1〜5による実施例と同様、軸上または軸方向に平行な方法でそれぞれ移動可能であるウェッジデバイスを形成する。圧力シェル3が挿入方向4で圧力リング13の内部に挿入された場合、圧力リング13の内壁から突出した内部に形成される支持ショルダー13g上で静止およびスライドする。それらは例えば、圧力リング壁の穴抜きにより生成され得る。有益上、実施例によると、それぞれ2つの対角線上の支持ショルダー13gを有する2以上の軸上に連続したペアが備わっている。
図7aによると、部品を有するキットは完成したベアリングモジュールに組み立てられている。圧力シェル3はウェッジデバイスを形成するために斜めのスライド隣接表面3c斜めカウンタースライド隣接表面13cと隣接する。
図7aと7bによると、開口シェル部分13bは開口、凹面縦サイド13dとともに、圧力リング13の環状の雌ねじ部分13aと隣接している。図9を用いて以下で説明されているように、その画定端13iは挿入およびピニオンチューブ部1bの内部突出端1gを有するステアリングギアハウジングでの組立と同時に自由なウェッジ圧力でのかみ合いを可能にするために中心の縦軸2に対して斜めに伸びる。
図8によると、図6による部品から組み立てられたベアリングモジュールは挿入方向4でステアリングギアハウジング1の中に挿入される。圧力シェル3の中に受け入れられるエラストマー衝突体5が雄ねじリング6上の突出部の端面にわずかに隣接する。支持ショルダー13gはステアリングギアハウジング1でのラックがベアリングモジュールのガイド路13へ挿入され組み立てられる後までの一時的な支えとして機能する。実施例2ではガイド路14は圧力シェル3により直接的に囲まれ、そして、外部圧力リング13により間接的に囲まれ、一方、図1〜5による実施例1では、ガイド路14は圧力シェルによって直接囲まれ、そして、ギアハウジング1によって間接的に囲まれる。
図9によると、実質上ピストルのような基本的な形である組立済みのベアリングモジュールはギアハウジングの中へ圧入される。この場合は、ピニオンチューブ部1bの突出端1gは取り込まれ、そして、縦の軸に対して画定端の斜めの進行によって、ハウジング内部へ突き出ているピニオンチューブ部の端で、遊びなしでくさびでとめられる。外部圧力リング13上でのラジアル力の上昇への挿入4が増加すると、ハウジング内部表面に対する凸面内部ケーシング13hに圧されるように斜めの画定端13iは導く。外部圧力リング13の背面部を構成し、雄ねじリング6とかみ合うリングとして閉じた雌ねじ部分13aは、ハウジング1での圧力嵌めにより固定される。斜め画定端13iに隣接することにより、ラックがガイド路14でスライドや復動することができるように、外部圧力リングは逆方向回転で固定され、的確な回転または周方向の位置に保持される。
図10によると、ステアリング止めリング7はギアハウジングの径方向へ広がった端領域1hに依然と挿入されており、ビードにより軸上に固定される。補足する目的で、我々は上でコメントした図3の応用可能なものに言及する。それは図4と5のそれぞれに関して図11と図12が対応する。
図13aによると、エラストマー衝突体5は端面図またはより小さい内径とより大きい外径からなるわずかに弓形の横断面をもつ。図13bの縦側面図では、エラストマー衝突体5は平面または軸方向への屈曲がないように見られ得る。圧力シェル3の受け用チャンバ3eは図13aと13bで示される端面または縦側断面への補完的方法で形成される。
図14によると、外部圧力リング13の外部くぼみ13eにより生じるウェッジ面のカウンタースライド隣接表面13cの垂線または法線13Nは、ラックガイド路14の中心、例えば、外部圧力リング13の縦軸2の中心、を横断する。ラック9に起因する反作用の力を有する法線13Nの方向でのウェッジデバイスから出るラジアル力の結合から、ラック9のために静的な完全決定が生じる。外部圧力リング13のカウンタースライド隣接表面13cから出るさらなるラジアル力は互いに方向付けられ、ガイド路14の中心へ、ラック9もまた中心に沿うこれらのラジアル力により影響を受ける。図14の実施例によると、2つの法線13Nの間の交差角度13kは約90度である。
図15によると、実施例3では、キットは独立して組立られたものも含むベアリングモジュールのために、外部圧力リング13、内部ガイドリング30、2つ別々に形成されたウェッジ部材31、軸上の圧力リング40、波形ウォッシャー50、調整雄ねじリング6とステアリング止めリング7を含む。外部圧力リング13は外部くぼみがない点で実質的に実施例2のものとは異なるが、代わりに2つの穴が凸面外部ケーシング13h内に形成され、それはリング壁を貫通する。さらなる違いは開口シェル断面または開口端側面13dは実質的に図6〜14による実施例2より短いことであり、一方、閉じた円形部分13p(図16d参照)は実質的に雌ねじ部分13aを超えて伸びており、実質的に外部圧力リング13のシェル部分13dよりも長い。したがって、ガイドリング30は軸方向におよび第1のシェル部分30bとそれに続く閉じた環状のまたは円筒の部分30cを有する外部圧力リング13に関する挿入方向で構造化される。外部ケーシングで滑らかに伸び、平らな傾いた凹面または内部ガイド圧力リング30の閉じる円筒の中心線に対する斜面のような凸面外部ケーシング30h上で、平斜面30aは形成される。2つのウェッジ部材31はそれぞれ挿入用に斜面30aの中に形成され、それにおいて、ウェッジ部材の幅はおおよそ凹斜面30aに一致する。この場合、くぼんで弓形かもしれない外部ウェッジ側面31bが軸と平行に伸びる一方で、平面ウェッジ側面31aはガイド圧力リング30の斜面30aを有する受面となる。2つのウェッジ部材31はさらに、内部ガイド圧力リング30のくぼんだ斜面に位置する外部圧力リング13のそれぞれの穴13oを通しベアリングモジュールプロジェクトが組み立てられた状態で止めるいずれかの外部圧力リングの反対の後端上にベアリングモジュール横軸止め31cとともに形成される。ウェッジ部材31が軸方向に平行状態にそれぞれの斜面凹所の中でスライドして移動可能なため、円周の方向以外は正の錠締めで固定され、動かず、それらは外部圧力リング13に関して内部ガイド圧力リングのために貫通穴13oの回転ロックを貫通しているそれら横軸止めとともに形成する。これは回転を試みる場合に、ウェッジ部材31のそれぞれの横軸止め31cが穴13oの範囲で円周方向に止まるであろう。その穴の範囲13oはウェッジ部材の円周上の動きを妨げ、その重大な用途はラジアル力を調整するために穴13oで横軸止め31cの軸上または軸に平行な移動が使用可能になる。
図16aによる組立済みの状態では、個々のウェッジ部材31の斜めの内部ウェッジ側面31aおよびガイド圧力リング30のカウンタースライド隣接表面としての傾斜面凹所30aはスライドして移動可能な状態として互いに隣接する。波形ウォッシャー50や軸上の下部の圧力リング40を通して、雄ねじリング6の回転により、すなわち変位により、軸上の力は斜めの表面凹所を持つガイド圧力リング30を通してガイド路14に挿入されたラック上の対応するラジアル力に変換可能である。これは図19に示され、この目的の調整チューブ11は上述のコメントによると用いられる。特別として波形ウォッシャーの形においてスプリングロックウォッシャー50は画定接触面を要求せず、平面端表面を持つ軸上の下部の圧力リング40と繋ぐことは有益である。
図15から、雄ねじ部分6cにはいる調整雄ねじリング6の部分と外部圧力リング13の前方へ広がる部分6dが見られる。この2つの直径ステップは止めリングショルダー6eによりお互いから画定される。後者は外部圧力リング13の内部表面上でのカウンター止めリングショルダー13rは位置づけられる。こうして、ねじ式の範囲は雄ねじリングのために形成される。
図16aによると、雌ねじ13fを通す外部圧力リング13と雄ねじ6cを通す雄ねじリング6は互いにかみ合う。調整雄ねじリング6はこうして、軸上にウェッジ部材31上への波形ウォッシャー60の力に対して回転またはねじられ、動かされ得る。個々のウェッジ圧力部材を有するガイド圧力リング30と軸上の圧力リング40の集中的な(事前)組立の後、波形ウォッシャー50と外部圧力リング13内部の調整雄ねじリング6は溶接、例えばコンデンサ式放電溶接により、外部圧力リング13の雌ねじ部分13aの前端に加えられる。これは溶接点7bで図示される。
図16bと16cによると、軸上に平行に方向づけられたねじ溝7cはステアリング止めリング7の外部ケーシング上に形成される。
位置づけられたねじ溝7cは、図17によると、ステアリングギアハウジング1の入り口の内壁上に補完的に方向づけられた突出部による貫通により動き、事前に組み立てられたベアリングモジュールの圧入するとすぐに正しい角度位置を保証している。特に、保証によって個々のウェッジ部材31により形成されるウェッジデバイスと補完的な斜面凹所30aは、ギザギザの部分から離れたラックの側面で軸上変換から導かれるラジアル力を方向づける。
図17によると、挿入方向の後部に溶接されたステアリング止めリング7は外部圧力リング13の閉じた環状部分よりも大きい外径を持つ、事前に組み立てられ独立して操作可能なベアリングモジュールは、ステアリングギアハウジング1の径方向にひろがった端領域にまず挿入される。図18によるとこれは外部圧力リング13の後部上に溶接したステアリング止めリングが止めショルダー1k(図17参照)と隣接するまで成立し、そして、方向づけられた突出部1mの端領域ですぐに狭くなる半径を形成する。止めショルダー1k上のステアリング止めリング7が止まった後、軸上に固定するため、半径のビードくぼみ1lは図3と図10と同様にステアリング止めリング7の後ろでかみ合うために形成される。
図19によると、ラックの遊びの適切な調整のために、調整チューブ11および図20によると、この設定を安全にするために、かしめ工具12はまさに実施例1の図4と図5と実施例2の図11と図12の支援を上で示すように用いられる。したがって、重複を避けるために、ここでこれら図のコメントをするかもしれない。
実施例1の分解組立斜視図である。 斜視図で示した図1の縦断面図である。 完全な組立状態での図1と図2に示された部分的な縦断面図である。 調整工具を挿入した縦断面図である。 かしめ工具の挿入を示す図4と対応する縦断面図である。 実施例2の分解組立斜視図である。
図7cの線A−Aに沿って切断した縦断面図で、図6に記載したキット部分から組み立てられたベアリングモジュールの図である。 図7aの線B−Bに沿った断面図である。 図7aの矢印Cから見た端面図である。 破線で示された内部シルエットの組み立てられたベアリングモジュールの縦側面図である。 ステアリングギアハウジングおよび、未挿入の状態の完全に組み立てられたベアリングモジュールの分解縦断面図である。 ベアリング止めリングを有するハウジングが挿入されたベアリングモジュールの縦断面図である。 ラックと駆動ピニオンとが完全に組み立てられた状態での縦断面図である。 回転された調整工具を装着した状態での縦断面図である。 かしめ工具を装着した状態での縦断面図である。
高分子弾性体バネが与える圧力外部構造の軸上の端面図である。 高分子弾性体バネの側面図である。 実施例2の圧力リングの端面図である。 実施例3の分解組立斜視図である。
図17の一部から組み立てられたベアリングモジュールの図18cの線A−Aに沿った縦断面図である。 図18aの線B−Bに沿った断面図である。 図18aの矢印Cから見た端面図である。 破線でひかれた内部シルエットのベアリングモジュールの縦側面図である。 ステアリングギアハウジングを挿入する前の完全に組み立てられたベアリングモジュールの分解縦断面図である。 ラックと駆動ピニオンを有するステアリングギアハウジングが完全に組み立てられたベアリングモジュールの縦断面図である。 調整工具を挿入した図18に対応する図である。 かしめ工具を挿入した図18と図19に対応する図である。
符号の説明
1 ステアリングギアハウジング
1a ラック部チューブ
1b ピニオンチューブ部
1c オイルライン
1d 供給端末
1e 外部くぼみ
1f 雌ネジ部分
1g ピニオンチューブ端
1h 径方向にひろがった端領域
1i 内部突出部
1k ストップショルダー
1l ビード
1m 方向づけられた突出部
2 縦軸
3 圧力シェル
3a 凸部外面
3b 凹部内面
3c スライド隣接表面
3d 後端面
3e 受け用チャンバ
3f 開口端面
4 挿入方向
5 エラストマー衝突体
6 調整雄ねじリング
6a 端面凹所
6b 回転
6c 雄ねじ部分
6d ガイド部分
6e 止めリングショルダー
7 ステアリング止めリング
7a 軸に平行な穴
7b 溶接点
7c 位置づけられたネジ溝
8 支持手段
8a 受け用ホール
9 ラック
10 駆動ピニオン
11 調整チューブ
12 かしめ工具
12a かみ合い突出部
13 外部圧力リング
13a 雌ねじ部分
13b 開口シェル部分
13c カウンタースライド隣接表面
13d 開口縦サイド
13e 外部くぼみ
13f 雌ねじ
13g 支持ショルダー
13h 凸部外部ケーシング
13i 画定端
13k 挿入角度
13N ウェッジ面の法線
13o 穴
13p 閉じた円形部分
13r カウンター止めショルダー
14 ラックガイド路
30 内部ガイド圧力リング
30a 傾いた凹所
30b シェル部分
30c 閉じた円筒部分
30h 凸部外部ケーシング
31 ウェッジ部材
31a 内部ウェッジ側面
31b 外部ウェッジ側面
31c 横軸受面
40 軸上の圧力リング
50 波形ウォッシャー

Claims (57)

  1. ラック(9)とそれにかみ合う駆動ピニオン(10)を有する自動車両のステアリングギア用のベアリングモジュールであって、少なくとも一つの受け用凹部を備えたチューブ形状の圧力部材(13)を有し、その凹部をなす壁面は、ラック(9)の軸方向のガイドのためのガイド路(14)および受け用凹部の内側に配置されるガイド圧力部(3、30)をとり囲んでおり、ガイド路(14)に受け入れられたラック(9)を対応する駆動ピニオン(10)に対して圧するための前記壁面から生じるラジアル力は、1または2以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)の作用により発生しうるものであって、前記ラジアル力を発生させるための前記1または2以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)は、2つの相互に協働する傾斜面により構成されるものであり、2つの傾斜面は、圧力部材(13)の内壁およびその内壁と向かい合うガイド圧力部(3、30)の壁にそれぞれ形成され、1または2以上の前記ウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)は、ラック(9)の軸または軸に平行な方向に変位可能にガイドされることで前記ラジアル力を発生させるものであることを特徴とする、前記ベアリングモジュール。
  2. 1または2以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)が、圧力部材(13)の受け用凹部の内部に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のベアリングモジュール。
  3. 1または2以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)が、前記ガイド圧力部(3;30)の壁面または圧力部材の受け用凹部のそれぞれに、当接部および/または支持部として配置され、または形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のベアリングモジュール。
  4. ガイド路(14)の領域が、1または2以上の分離形成されたガイド圧力部(3;30)によって決められ、前記ガイド圧力部は、受け用凹部の内部に配されてその壁面に支持されるとともに、ラックの軸方向または軸に平行な方向に調整可能なウェッジデバイス(単数または複数)(3c、13c;30a、31a)によって、半径方向内側に方向付けられた力による作用を受け得るものであり、このために、1または2以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)が、圧力部材(13)と前記ガイド圧力部(単数または複数)(3;30)の間に配置され、または、形成されることを特徴とする、請求項1、2または3に記載のベアリングモジュール。
  5. 少なくとも1つのウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)が、2つの相互に協働する傾斜面(3c、13c;30a、31a)により構成され、前記2つの相互に協働する傾斜面は、隣接するように互いに位置決めされ、相対的な移動が可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  6. ウェッジデバイス(3c、13c)の2つの傾斜の各々が、圧力部材の内壁面および各ガイド圧力部(3)の反対側の壁面に形成されることを特徴とする、請求項5に記載のベアリングモジュール。
  7. ガイド路(14)の同心上に基本的な形を有するガイド圧力部(3)であって、前記ガイド圧力部は、圧力部材の内壁上に1以上の斜面(3c)を有し、その斜面と相互に協働する斜面(13c)が、圧力部材内壁に配されることを特徴とする、請求項6に記載のベアリングモジュール。
  8. ガイド圧力部(3)が半円筒状および/または部分的に円弧状の形を有し、半円筒状または円弧状部分の内側面(3b)がガイド路(14)と面することを特徴とする、請求項6または7に記載のベアリングモジュール。
  9. ガイド圧力部(3)が末端または他の端領域に1以上の斜面(3c)を有することを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  10. 圧力部材内壁の1以上の斜面(13c)が、圧力部材外部ケーシング(13h)内の外部の補完的なくぼみ(13e)または他の凹所により形成されることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  11. 1以上の支持手段を通して移動可能にガイドされ、圧力部材内面またはラックガイド路において形成されるガイド圧力部を特徴とする、請求項6〜10のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  12. 支持手段として、複数の支持ショルダー(13g)が圧力部材内壁から突出し、互いに正反対に配され、ガイド圧力部(3)は摺動を通して端面または端(3f)と移動可能に静止することを特徴とする、請求項11に記載のベアリングモジュール。
  13. 鋭角をなして伸びる2つのウェッジ側面を有する少なくとも1つの分離形成されたウェッジ部材(31)であって、ウェッジ側面の1つ(31b)がラックの軸または軸に平行な方向に伸び、または配置され、他のウェッジ側面(31a)がウェッジデバイス(30a、31a)の2つの斜面の1つを形成し、ウェッジデバイスの第2の斜面(30a)に当接して配置され、該第2の斜面(30a)は、ガイド圧力部(30)のウェッジ部材(31)に向かい合う表面上に伸びることを特徴とする、請求項4または5に記載のベアリングモジュール。
  14. ウェッジ部材全体または少なくとも1つのウェッジ部材(31)は圧力部材(13)の凹壁とガイド圧力部(30)の1つだけまたは1つとの間に配置されることを特徴とする、請求項13に記載のベアリングモジュール。
  15. 回転に対してウェッジ部材を固定するため、縦方向または軸方向(2)に対し横断または斜めに突出する1以上の止め(31c)であって、ガイド路(14)を同心とする周方向に隣接または保持するための圧力部材および/またはガイド圧力部(30)に配される前記止め(単数または複数)を備えることを特徴とする、請求項13または14に記載のベアリングモジュール。
  16. 止め(31c)がかみ合うための保持部が、圧力部材(13)またはガイド圧力部(30)の壁に凹所、窓口、仕切り(13o)、または切り欠きとして形成されることを特徴とする、請求項15に記載のベアリングモジュール。
  17. 圧力部材に関して移動可能におよび/またはロック可能にまたは固定可能にガイドされる1以上のウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)の軸上または軸に平行な移動用に準備されたアクチュエーター(6)を特徴とする、請求項1〜16のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  18. 圧力部材(13)およびアクチュエーター(6)それぞれは環、円筒のまたは他の回転対称性をもつ互いに同心配置の基本的な形を有し、圧力部材(13)およびアクチュエーター(6)がそれを介して互いに回転可能および移動可能にかみ合う補完的なねじ状デバイス(13f)を持つことを特徴とする、請求項17に記載のベアリングモジュール。
  19. ねじ状デバイス(13f、6)が、回転に対して固定されるために、共に溶接されるか、冷間成型されるか、または変形されることを特徴とする、請求項18に記載のベアリングモジュール。
  20. ラックの軸または軸に平行な方向にウェッジデバイス(3c、13c;30a、31a)を付勢するためのスプリング要素(5;50)を配置することを特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  21. スプリング要素(5;50)それぞれが、一方でアクチュエーター(6)に支えられ、他方で互いに適応可能なウェッジデバイス(3c,13c;30a、31a)の2つの斜面要素の1つ(3c;31a)に支えられることが特徴である、請求項20に記載のベアリングモジュール。
  22. スプリング要素(50)が、波形、他の凹所または凸所を任意に有する環の形を有することを特徴とする、請求項20または21に記載のベアリングモジュール。
  23. 環状スプリング要素(50)と固定されたウェッジデバイス(30a、31a)の間に、実質的に平面軸の圧力リング(40)を配置することを特徴とする請求項22に記載のベアリングモジュール。
  24. スプリング要素(5)が、圧力部材(3)の1つ以上に構造的に組み込まれている受け用チャンバ(3e)に配置され、部分的にそこから突出していることを特徴とする請求項20または21に記載されたベアリングモジュール。
  25. スプリング要素(5)は、受け用チャンバ(3e)に補完的な基本的な形を持つ、エラストマーまたは他の弾性体であることを特徴とする、請求項24に記載のベアリングモジュール。
  26. 1以上の方向付けられた突出部および/または凹所(1m)を有する圧力部材またはその端面に加えられたステアリング止めリング(7)の外部ケーシングであって、ステアリングギアハウジング(1)の内部表面の補完的な凹所または突出部に配され、ラックおよびステアリングギアハウジング(1)内の駆動ピニオン、ラック外部表面またはラック外部ケーシング断面から位置づけられた凹部壁面からでるラジアル力、全く正反対の、任意に軸上のオフセットを有する、駆動ピニオン(10)とかみ合う歯を組立ると周方向に位置するような前記外部ケーシングを特徴とする、請求項1〜25のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  27. ベアリングモジュールであって、圧力部材(3;13)の受け用凹面および任意のガイド圧力部(単数または複数)(3;30)の1つのみまたは1つ少なくとも部分的にガイド路(14)の軸(2)と平行な縦側面開口(3b、3f、13d;30b)備わっており、開口13dを画定する縦側面端(13i)は傾斜路またはくさびの形の形態で軸(2)に対してまたはガイド路(14)またはステアリングギアハウジング(1)の縦平面に対して斜めに伸びることを特徴とする、請求項1〜26のいずれかに記載の前記ベアリングモジュール。
  28. それぞれ相互に隣接する斜面(3c、13c;30a、31a)になるような互いに関連する配置を持つ複数のウェッジデバイス(3c,13c;30a,31a)がガイド路(14)の中心(2)で180°未満の角度で交差する法線13Nを持つことを特徴とする、請求項1〜27のいずれかに記載のベアリングモジュール。
  29. 相互に隣接する斜面のそれぞれをもつ2つのウェッジデバイス(3c,13c;30a,31a)の法線(13N)がガイド路(14)の中心(2)へ集中していることを特徴とする、請求項28に記載のベアリングモジュール。
  30. ギアハウジング(1)においてラック(9)が駆動ピニオンとかみ合う車両ステアリングギアであって、前記ステアリングギアはその中に取り込まれた請求項17〜18のいずれかに記載のベアリングモジュールを有し、ラック(9)はピニオンに対して圧する方法をとり、調整工具(11)がアクチュエーター(6)を動かすために軸挿入でそれとかみ合い得るような方法でアクチュエーター(6)はベアリングモジュールの中に配置されおよび形成され、前記アクチュエーター(6)はウェッジデバイス(単数または複数)(1e、3c;3c、13c;30a、31a)に関して軸上または軸と平行なそれの移動を行わすことを特徴とする、前記車両ステアリングギア。
  31. 圧力部材(3;13)の受け用凹面および任意のガイド圧力部(単数または複数)(3;30)の1つのみまたは1つの少なくとも部分的にガイド路(14)の軸(2)と平行な縦側面開口(3b、3f、13d;30b)が備わっており、開口13dを画定する縦側面端(13i)は傾斜路またはくさびの形の形態で軸(2)に対してまたはガイド路(14)またはステアリングギアハウジング(1)の縦平面に対して斜めに伸びる、ベアリングモジュールを有し、受け用凹面の斜めの開口縦側面(13i)配されるハウジング(1)の内部に支持端、枠または他の当接部が形成され、軸方向への挿入(4)において撓むまたはくさび留めされることによりハウジングにベアリングモジュールが固定されることを特徴とする、請求項30に記載のステアリングギア。
  32. ステアリングギアであって、ギアハウジング(1)はメイン縦軸に対し斜めまたは横断的に伸びる駆動ピニオン(10)用のピニオンチューブ部(1b)を有し、ピニオンチューブ部(1b)はハウジング内部に突出している端を共に形成し、ベアリングモジュールは斜めの縦側面端(13i)とくさびで留められ得ることを特徴とする、請求項31に記載のステアリングギア。
  33. チューブ形状のギアハウジング(1)の中でラック(9)が駆動ピニオンとかみ合う車両ステアリングギアであって、前記ステアリングギアは受け用凹面を有する少なくとも1つの圧力部材(3)を有し、その凹面をなす壁はラック(9)の軸ガイドのためのガイド路(14)をとり囲み、ガイド路(14)に受け入れられたラック(9)を対応する駆動ピニオン(10)に対して圧するための前記壁から生じるラジアル力は、1以上のウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)により発生され、前記1以上のウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)は、相互に協働する2つの傾斜面により構成されるものであり、前記2つの傾斜面は、ギアハウジングの内壁および反対側の圧力部材の壁にそれぞれ形成され、1以上のウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)は、ラック(9)用のガイド路の軸または軸に平行な方向および/またはハウジング(2)の長軸方向に変位可能にガイドされることで前記ラジアル力を発生させることを特徴とする、前記車両ステアリングギア。
  34. 半円筒状および/または部分的に円筒状の形を有する圧力部材(3)において、ガイド路(14)と面することを特徴とする、請求項33に記載のステアリングギア。
  35. 互いに隣接するように配され、相互に協働する2つの斜面として構成される少なくとも1つのウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)において、前記1つの斜面(3c)が圧力部材(3)の外部表面または外部ケーシングに形成されおよびもう一方の斜面はハウジングの裏側の内部表面または裏側の内部ケーシングに形成されることを特徴とする、請求項33または34に記載のステアリングギア。
  36. 圧力部材(3)が末端上または他の端領域にある1以上の斜面(3c)を有する、請求項35に記載のステアリングギア。
  37. 圧力部材(3)はハウジングの内壁から突出した1以上の支持手段(8)で移動可能にガイドされることを特徴とする、請求項30〜36のいずれかに記載のステアリングギア。
  38. 外部からハウジング壁を貫くそれぞれのピンにより形成される1以上の支持手段を特徴とする請求項37に記載のステアリングギア。
  39. ウジング内壁は所望の端面端領域で1以上の凹所または1以上の方向付けられた突出部を補完する突出部(1m)および/または駆動ピニオン(10)とかみ合うラック(9)の歯と正反対のラック外部表面またはラック外部ケーシング断面上に方向付けられた凹壁から出る圧力を両側面で結合させるように方向付けられた突出部または凹所(1m、7c)の場合のように周方向位置づけられる圧力外部ケーシングまたはその端面に結合したステアリング止めリング(7)の凹所を有することを特徴とする、請求項30〜38のいずれかに記載のステアリングギア。
  40. 1以上のウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)の軸上または軸に平行の変位を有するおよびギアハウジング(1)に対してガイド移動可能なアクチュエーター(6)を特徴とする、請求項30〜39のいずれかに記載のステアリングギア。
  41. ハウジング(1)とアクチュエーター(6)は互いに回転可能におよび移動可能にかみ合い得ることにより、前記ハウジング(1)とアクチュエーター(6)それぞれが互いに同心配置された環、円筒のまたは他の回転する対称性を持つ基本的な形およびねじ状デバイス(1f)を有することを特徴とする、請求項40に記載のステアリングギア。
  42. 回転に対して固定するため補完的にかみ合うねじ状デバイス(6、1f)が共にコーキングされ、冷間成形され、他の変形されることを特徴とする、請求項41に記載のステアリングギア。
  43. ねじ要素を軸上または軸に平行な方向に偏らすために1以上の前記スプリング要素(5;50)がアクチュエーター(6)とウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)の間に入れらることを特徴とする、請求項40〜42のいずれかに記載のステアリングギア。
  44. ステアリングギアであって、少なくとも1つのウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)が互いに隣接し移動可能に配される相互に協働する斜面とともに形成され、それぞれのスプリング要素(5;50)は一方の側面でアクチュエーター(6)により支持され、他方の側面で2つの相互に関連する移動可能な斜めのウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)の要素に支持されることを特徴とする、請求項43に記載のステアリングギア。
  45. ギアハウジングの軸または軸に平行な方向(2,4)に、ベアリングモジュールおよび/または圧力部材(3;13)および/またはアクチュエーター(6)を固定するデバイスを特徴とする、請求項30〜32のいずれかに記載のステアリングギア。
  46. 固定のためのデバイスがギアハウジングにおいて軸上に挿入された止めブロック(7)と半径方向のビードのくぼみ(1l)またはハウジング壁における止めブロック(7)の裏側のかみ合い用の変形により形成されることを特徴とする、請求項45に記載のステアリングギア。
  47. それぞれに隣接する斜面(3c、13c)がガイド路(14)の中心(2)で交差するおよび/または180°未満の角度(13k)の法線(13N)を持つように配置される互いに関連のある複数のウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)を特徴とする、請求項30〜46のいずれかに記載のステアリングギア。
  48. ウェッジデバイス(1e,3c;3c,13c;30a,31a)それぞれが相互の隣接する斜面(3c、13c)を有し、その法線(13N)はガイド路(14)の中心(2)の方へ集中することを特徴とする、請求項30〜47のいずれかに記載のステアリングギア。
  49. 請求項4〜18の1つに記載のベアリングモジュール用のガイド圧力部としておよび請求項35〜48の1つに記載のステアリングギア用の圧力部材としての圧力シェル(3)であって、部分的に円に覆われガイドされるケーシング断面は、部分的に円筒形状または円弧形状であって、凸部外面(3a)および凹部内面(3b)を有し、少なくとも1以上の側面は1以上のスライド隣接表面(3c)を有し、前記スライド隣接表面は円筒縦軸(2)または凹面開口側面の縦方向に対して傾斜路の態様で斜めに伸びる前記ケーシング断面を特徴とする、圧力シェル。
  50. 斜めのスライド隣接表面から離れた端面にはシェル壁内部に伸びる少なくとも1つの受け用チャンバ(3e)が形成されることを特徴とする、請求項49に記載の圧力シェル。
  51. 受け用チャンバ(3e)において、エラストマーまたは他の弾性体が支えられ、前記弾性体が部分的に突出していることを特徴とする、請求項50に記載の圧力シェル。
  52. 180°未満の角度でそれぞれの法線(13N)が交差するように互いを関係付けて配置される複数の斜めのスライド隣接表面(3c)を特徴とする、請求項49〜51のいずれかに記載の圧力シェル。
  53. 2つの斜めのスライド隣接表面(13c)の法線(13N)が一点に集中して伸びる、前記スライド隣接表面(13c)を特徴とする、請求項49〜52のいずれかに記載の圧力シェル。
  54. 請求項33〜38のいずれかに記載のステアリングギアのためのハウジングであって、ハウジング内面に形成された1以上の斜面(1e)が駆動ピニオン(10)とラック(9)の間のかみ合い領域を圧するために配置されおよび軸と平行な方向(2,4)に昇降することを特徴とする、前記ハウジング。
  55. ハウジング外部ケーシングにおいて外部の相互に協働するくぼみ(1e)により形成される1以上の凹部ハウジング内壁の1以上の斜面を特徴とする、請求項54に記載のハウジング。
  56. 複数の斜面のそれぞれの法線がラック用のガイド路の中心(2)および/または180°未満の角度で交差するように互いに関連する配置される複数の斜面を特徴とする、請求項54または55に記載のハウジング。
  57. 2つの斜面(1e)において、その法線がガイド路(14)の中心に集まる前記斜面(1e)を特徴とする、請求項56に記載のハウジング。
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