JP4961608B2 - 保証システム - Google Patents

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Description

本発明は、商品ごとに保証書を発行し当該保証書の内容に基づいて当該商品に関する保証サービスを提供する保証システムに関する。本明細書において、「商品」を「製品」と読み替えてもよい。
オーナーシップデータベースにユーザが自分の所有品の情報を登録しておくことにより、所有品のメーカとの連携を可能にし、所有品のユーザ登録、その変更、電子保証書の発行、更新、ユーザ向けの重要情報の通知や情報提供等を一元的に管理可能とした所有品管理システムが知られている(特許文献1)。また、製品の保証書をデジタル情報化することで、保証書の情報を製造者から購入者まで一貫して利用できるようにした技術も知られている(特許文献2)。
特開2002−269254号公報 特開平10−105626号公報
上記公知技術によれば、メーカへのユーザ登録、メーカによる保証書の発行、更新等を容易化できる。
しかし、上記公知技術は、既に保証システムを完備しているメーカの当該システムへのユーザ登録等を容易化するものであり、メーカや販売業者等における保証システムの構築を容易化するものではない。大企業は別として、小規模店舗、小規模事業者は、保障システムを独自構築することは困難である。
また、上記の公知技術によれば、ユーザが所有している複数の商品の保証書を一元管理することが可能である。しかし、その管理はあくまでも商品のメーカや販売業者等、保証サービス提供主(実施主)が自ら行うものである。
本発明が解決しようとする課題は、保証サービス提供主ごとの保障システムの構築を容易化するとともに各保証サービス提供主に代わって商品の保証書を一元管理することができる保証システムとかかる保証システムをコンピュータを用いて実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
1.保証システム
本発明の保証システムは以下のように構成される。
構成1−1
(1)商品ごとにその商品の保証書を発行しその保証書の内容に基づいてその商品に関する保証サービスを提供する保証システムである。
(2)この保証システムは、サービス提供主装置と保証書センタ装置とを備えている。
(3)サービス提供主装置は、保証サービスを提供するサービス提供主が使用権限を有するコンピュータシステムである。
(4)保証書センタ装置は、複数のサービス提供主装置と通信する機能を備えたコンピュータシステムである。
(5)各サービス提供主装置は、以下の機能(5a)〜(5e)を備えている。
(5a)商品関連情報取得機能:この機能は、商品の購入決済に付随してその商品を特定し得る商品関連情報を取得する機能である。
(5b)購入者情報取得機能:この機能は、当該商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末の装置ID(identifier)を含む購入者情報(顧客情報)を取得する機能である。携帯電話端末とは、少なくとも携帯電話機能(携帯電話キャリアが提供する通信サービスを利用して通信を行う機能)を有する電子機器を意味する(以下同様)。したがって、携帯電話機能を有していれば、実際には携帯に適さない大きさや重さの電子機器もこれに含まれる。また、音声通話機能を使用せず専らデータ通信に使用される電子機器もこれに含まれる。携帯電話端末の代表例として一般に広く普及している小型の携帯電話機(いわゆる「携帯」)、携帯電話機能付きPDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話用データ通信カードを挙げることができる。
(5c)購入情報送信機能:この機能は、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置に送信する機能である。
(5d)保証書データ受信機能:この機能は、保証書センタ装置から商品関連情報を含む保証書データを受信する機能である。
(5e)サービス提供用保証書データ保管機能:この機能は、受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理する機能である。
(6)保証書センタ装置は、以下の機能(6a)〜(6d)を備えている。
(6a)保証書データ生成機能:この機能は、各サービス提供主装置から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成する機能である。
(6b)サービス提供者用保証書データ送信機能:この機能は、生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置に送信する機能である。
(6c)購入者用保証書データ送信機能:この機能は、生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話端末に送信する機能である。
(6d)保証書データ一元保管機能:この機能は、生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データを保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する機能である。
構成1−2
構成1−1の保証システムにおいて、前記購入者情報取得機能は、商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末のメールアドレスとその携帯電話端末の装置IDとを含む購入者情報を取得する機能である。
構成1−3
構成1−1または構成1−2の保証システムにおいて、前記保証書データ一元保管機能は、保証書データを生成するための基礎データを一元管理する機能であり、
当該基礎データには、前記商品関連情報と保証書のひな形データとが含まれ、
当該ひな形データは、サービス提供主毎に、商品毎に、または顧客毎に関連づけられている。
構成1−4
構成1−1、構成1−2または構成1−3の保証システムにおいて、各サービス提供主装置と保証書センタ装置との間には複数の携帯電話サービス提供会社の中継装置が並列に介在している。そして、各携帯電話サービス提供会社の中継装置が各々自社のサービス利用者の携帯電話端末から取得された購入者情報及びその購入者情報に基づいて生成された保証書データの受け渡しを行う。
構成1−5
(1)商品ごとにその商品の保証書を発行しその保証書の内容に基づいてその商品に関する保証サービスを提供する保証システムである。
(2)この保証システムは、サービス提供主装置と保証書センタ装置とを備えている。
(3)サービス提供主装置は、保証サービスを提供するサービス提供主又は商品の売主が使用権限を有するコンピュータシステムである。
(4)保証書センタ装置は、複数のサービス提供主装置と通信する機能を備えたコンピュータシステムである。
(5)各サービス提供主装置は、以下の機能(5a)〜(5e)を備えている。
(5a)商品関連情報取得機能:この機能は、その商品を特定し得る商品関連情報を取得する機能である。ここで、商品関連情報の取得する態様として、商品の購入決済に付随して自動的に取得する態様、商品またはその商品の所有権が購入者に移転する際にオペレータがキーボードなどの入力装置を操作して情報を入力する態様、などを挙げることができる。
(5b)購入者情報取得機能:この機能は、当該商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末の装置ID(identifier)を含む購入者情報(顧客情報)を取得する機能である。
(5c)購入情報送信機能:この機能は、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置に送信する機能である。
(5d)保証書データ受信機能:この機能は、保証書センタ装置から商品関連情報を含む保証書データを受信する機能である。
(5e)サービス提供用保証書データ保管機能:この機能は、受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理する機能である。
(6)保証書センタ装置は、以下の機能(6a)〜(6d)を備えている。
(6a)保証書データ生成機能:この機能は、各サービス提供主装置から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成する機能である。
(6b)サービス提供者用保証書データ送信機能:この機能は、生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置に送信する機能である。
(6c)購入者用保証書データ送信機能:この機能は、生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話端末に送信する機能である。
(6d)保証書データ一元保管機能:この機能は、生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データを保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する機能である。
構成1−6
構成1−5の保証システムにおいて、保証書センタ装置は、同一製品すなわち製品IDが一致する製品に対する新たな保証書データを生成する際、現在の保証書データ(旧保証書データ)を抹消する旧保証書データ抹消機能を有する。
構成1−7
構成1−5または構成1−6の保証システムにおいて、保証書センタ装置は、製品IDと携帯電話端末の装置IDとの対抗関係を示す情報とそれらの登録日時を示す情報を取得し、これらの情報を旧保証書データを抹消した後も保持する登録情報保持機能を有する。
2.コンピュータプログラム
本発明のコンピュータプログラムには以下のものが含まれる。
構成2−1
コンピュータを構成1−1、構成1−2、構成1−3または構成1−4の保証システムにおけるサービス提供主装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
すなわち、このコンピュータプログラムは、これをコンピュータにインストールすることにより、そのコンピュータに、商品の購入決済に付随してその商品を特定し得る商品関連情報を取得する商品関連情報取得機能と、当該商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末の装置IDを含む購入者情報(好ましくは、その携帯電話端末の装置IDとその携帯電話端末のメールアドレスとを含む購入者情報)を取得する購入者情報取得機能と、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置に送信する購入情報送信機能と、保証書センタ装置から商品関連情報を含む保証書データを受信する保証書データ受信機能と、受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理するサービス提供用保証書データ保管機能と、を持たせるものである。
構成2−2
コンピュータを構成1−5の保証システムにおけるサービス提供主装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
すなわち、このコンピュータプログラムは、これをコンピュータにインストールすることにより、そのコンピュータに、その商品を特定し得る商品関連情報を取得する商品関連情報取得機能と、当該商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末の装置IDを含む購入者情報(好ましくは、その携帯電話端末の装置IDとその携帯電話端末のメールアドレスとを含む購入者情報)を取得する購入者情報取得機能と、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置に送信する購入情報送信機能と、保証書センタ装置から商品関連情報を含む保証書データを受信する保証書データ受信機能と、受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理するサービス提供用保証書データ保管機能と、を持たせるものである。
構成2−3
コンピュータを構成1−1〜構成1−7のいずれかの保証システムにおける保証書センタ装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
すなわち、このコンピュータプログラムは、これをコンピュータにインストールすることにより、そのコンピュータに、各サービス提供主装置から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成する保証書データ生成機能と、生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置に送信するサービス提供者用保証書データ送信機能:この機能と、生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話端末に送信する購入者用保証書データ送信機能と、生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データを保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する保証書データ一元保管機能と、を持たせるものである。さらに、そのコンピュータに、同一製品すなわち製品IDが一致する製品に対する新たな保証書データを生成する際、現在の保証書データ(旧保証書データ)を抹消する旧保証書データ抹消機能を持たせるものである。さらに、そのコンピュータに、製品IDと携帯電話端末の装置IDとの対抗関係を示す情報とそれらの登録日時を示す情報を取得し、これらの情報を旧保証書データを抹消した後も保持する登録情報保持機能を持たせるものである。
本発明の保証システムによれば、保証サービス提供主ごとのシステム構築を容易化することができ、且つ各保証サービス提供主に代わって商品の保証書を一元管理することができる。
本発明のコンピュータプログラムによれば、本発明の保証システムを構成するサービス提供主装置及び保証書センタ装置をコンピュータを用いて容易に実現できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
1.保証システム
1−1−1.第1の構成例
図1は本発明の保証システムの第1の構成例を示す機能ブロック図(請求項1のクレーム対応図)である。図2は図1に対応したシステム全体の実施形態例を示す概念図である。
[システム構成]
この保証システム100は、商品ごとにその商品の保証書を発行しその保証書の内容に基づいてその商品に関する保証サービスを提供する保証システムである。
この保証システム100は、サービス提供主装置110と保証書センタ装置120とを備えている。
サービス提供主装置110は、保証サービスを提供するサービス提供主が使用権限を有するコンピュータシステムである。サービス提供主装置110は、各店舗(A店、B店、・・・、Z店)に少なくとも一台ずつ設置されている(図2参照)。各店舗は、この保証システムを運営する組織(例えば「株式会社保証書センター」)と契約した組織(個人を含む。)が管理・運営等している拠点を意味する。
保証書センタ装置120は、複数のサービス提供主装置110と通信する機能を備えたコンピュータシステムである。保証書センタ装置120は、大容量のデータベースDB121を備えている。保証書センタ装置120は、保証書センタと称される施設内に設置されている(図2参照)。保証書センタには、保証書センタ装置120とLAN(Local Area Network)で接続されたWWW(World Wide Web)サーバ125が設置されている。
[サービス提供主装置]
各サービス提供主装置110は、商品関連情報取得機能110a、購入者情報取得機能110b、購入情報送信機能110c、保証書データ受信機能110d、及びサービス提供用保証書データ保管機能110eを備えている。これらの機能(機能部)110a〜110eは、各サービス提供主装置110として使用するコンピュータに本発明のコンピュータプログラムをインストールし実行することにより実現される。
商品関連情報取得機能110aは、商品の購入決済に付随してその商品を特定し得る商品関連情報を取得する機能である。商品関連情報には、製品情報(製品ID、品番号、製造番号、型番号<型名>、製品名、等)及び販売情報(販売店、販売日、等)が含まれる。商品関連情報として、少なくとも製品情報(特に製品ID)が含まれていればよい。商品関連情報は、商品に付されたタグ(バーコードタグ、RFIDタグ)の情報をリーダで読み取ることにより容易に取得できる。サービス提供主装置110にPOS(Point Of Sales system)端末としての機能を持たせておけば、商品の購入決済のための一連の処理の中で商品関連情報を取得できる。
購入者情報取得機能110bは、商品の購入者の携帯電話機(携帯電話端末)200からその携帯電話機200のメールアドレスとその携帯電話機200の装置IDとを含む購入者情報(顧客情報)を取得する機能である。装置IDは、携帯電話機200を一意に特定し得る固有情報であり、電話番号、電話機ID、ユーザIDのうちの少なくとも一の情報が含まれる。電話機IDは、携帯電話機200本体の固有情報である。ユーザIDは、携帯電話機200の使用者すなわち、携帯電話機200を使用するために携帯電話サービス提供会社と契約している契約者を一意に特定し得る固有情報(契約者情報)である。ユーザIDは、携帯電話機200内の契約者情報記録IC(Integrated Circuit)カードに記録されている。契約者情報記録ICカードの例として、SIM(Subscriber Identity Module)、USIM(Universal SIM)、UIM(User Identity Module)、R−UIM(Removable UIM)、等を挙げることができる。契約者情報記録ICカードからの情報の取得は、携帯電話機200との近距離通信(赤外線通信、電磁波通信<電磁結合方式、電磁誘導方式、電波方式>などの無線通信、外部接続端子とのケーブル接続による有線通信、等)により実施できる。また、非接触型ICカードを内蔵した携帯電話機200にあっては、その非接触型ICカードにユーザIDが記録されていてもよい。この種の非接触型ICカードの例として、FeliCa(登録商標)を挙げることができる。サービス提供主装置110にPOS(Point Of Sales system)端末としての機能と非接触型ICカードによるクレジット決済処理機能とを持たせておけば、携帯電話機200のクレジット機能(例えば、おサイフケータイ(登録商標)機能)による商品の購入決済のための一連の処理の中で購入者情報を取得できる。
購入情報送信機能110cは、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置120に送信する機能である。サービス提供主装置110と保証書センタ装置120との通信はインターネット等の通信網300を介して行われる。無論、サービス提供主装置110と保証書センタ装置120間は専用線で結ばれていてもよい。
保証書データ受信機能110dは、保証書センタ装置120から商品関連情報を含む保証書データを受信する機能である。
サービス提供用保証書データ保管機能110eは、受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理するデータベース機能である。保証書データは、サービス提供主装置110内の記憶装置(ハードディスク等)又は外部記憶装置(ハードディスク、光ディスク、ネットワークストレージ、等)に保存される。
[保証書センタ装置]
保証書センタ装置120は、保証書データ生成機能120a、サービス提供者用保証書データ送信機能120b、購入者用保証書データ送信機能120c、及び保証書データ一元保管機能120dを備えている。これらの機能(機能部)120a〜120dは、保証書センタ装置120として使用するコンピュータに本発明のコンピュータプログラムをインストールし実行することにより実現される。
保証書データ生成機能120aは、各サービス提供主装置110から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成する機能である。保証書データの内容は、サービス提供主毎に、商品毎に、さらには顧客毎に異なる。すなわち、保証書センタ装置120は、サービス提供主毎に、商品毎に、さらには顧客毎に関連づけられた保証書のひな形データを多種類保持しており、商品関連情報及び装置ID毎に該当するひな形データを使用して保証書データを生成する。
サービス提供者用保証書データ送信機能120bは、生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置110に送信する機能である。
購入者用保証書データ送信機能120cは、生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話機200に送信する機能である。携帯電話機200への保証書データの送信は、電子メール又はサービス提供主装置110との近距離通信を利用して行われる。保証書データを電子メールを利用して購入者の携帯電話機200に送信する形態には、保証書センタ装置120から購入者の携帯電話機200に直接メール送信する形態と、サービス提供主装置110を介して間接的に購入者の携帯電話機200にメール送信する形態とがある。前者の形態では、保証書センタ装置120に、保証書データを購入者の携帯電話機200にメール送信する機能(メールサーバ機能)を持たせておく必要がある。後者の形態では、サービス提供主装置110に、保証書センタ装置120から受信した保証書データを購入者の携帯電話機200にメール送信する機能(メールサーバ機能)を持たせておく必要がある。
保証書データ一元保管機能120dは、生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをDB121に保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する機能である。
[WWWサーバ]
WWWサーバ125は、保証書センタ装置120により一元管理されている保証書データの情報を、商品購入者の個人情報を保護する上での高度な情報セキュリティ性を保ちつつ、インターネット上に公開する。
具体的には、WWWサーバ125は、商品購入者別に固有のURL(Uniform Resource Locator)で指定されるWebページ(Webブラウザに表示されるページ画面を構成するファイル群。以下、「マイページ」と記す。)を生成し、そのマイページを該当する商品購入者の携帯電話機200でのみ閲覧可能にインターネット上に公開する。すなわち、各マイページのURLは各携帯電話機200の装置IDと一対一の関係で対応しており、WWWサーバ125が、保証書情報公開サイトにアクセス要求してきた携帯電話機200の装置IDをチェックし、その装置IDと対応するURLのマイページを当該携帯電話機200に返信することにより、商品購入者が携帯電話機200で自分のマイページを閲覧できるようになっている。携帯電話機200の装置IDをWWWサーバ125が取得する形態は任意である。その一例として、携帯電話機200とWWWとの間に介在している各携帯電話サービス提供会社(キャリア)の中継装置(ゲートウェイ装置)400が装置IDを取得し、保証書情報公開サイトへのアクセス要求とともに要求元の携帯電話機200の装置IDをWWWサーバ125に転送する形態を挙げることができる。また、マイページを該当する商品購入者の携帯電話機200でのみ閲覧可能にする方法も任意である。その一例として、WWWサーバ125からその一部に装置IDを含むURLを携帯電話機200に送信し、そのURLを受信した携帯電話機200が自装置の装置IDとURL中の装置IDとを比較し、両者が一致した場合のみ当該URLで指定されるWebページの送信要求を行うようにする方式を挙げることができる。この場合、受信したURLに含まれる装置IDと自装置の装置IDとを比較し、その結果に応じた処理を行う機能を携帯電話機200に持たせる必要がある。この種の機能は、例えば、然るべき動作を携帯電話機200に行わせるべく作成したアプリケーションプログラムを携帯電話機200にインストールすることにより容易に実現できる。
1−1−2.第1の構成例の動作
図3は第1の構成例の保証システムにおける一連の処理の流れを示す流れ図である。
[商品関連情報取得処理]
サービス提供主装置110は、商品の決済処理の際、商品関連情報を取得する(S101)。サービス提供主装置110が商品関連情報を取得する態様として、例えば、商品の販売店において、その商品のタグなどに記されている商品関連情報を、店員が入力装置(キーボード、マウス、等)を操作して、所謂手入力でサービス提供主装置110に入力する方法、及び、POS端末機能を備えたサービス提供主装置110が商品決済処理のための一連の処理(タグ情報を読み取りその情報に基づいて行われる決済に付随する一連の処理)の中で商品関連情報を取得する方法を挙げることができる。
[購入者情報取得処理]
サービス提供主装置110は、商品購入者すなわちその商品の決済を行った人の携帯電話機200に対し、購入者情報の要求を送信する(S102)。携帯電話機200は、サービス提供主装置110からの購入者情報の要求を受信する(S201)。購入者情報の要求を受信した携帯電話機200は、自装置のメールアドレスと装置IDとを含む購入者情報を要求元のサービス提供主装置110に返信する(S202)。サービス提供主装置110は、携帯電話機200から購入者情報を受信する(S103)。サービス提供主装置110は、これらの一連の処理ステップS102、S201、S202、S103により商品購入者の携帯電話機200の購入者情報を取得する。
[購入情報送信処理]
サービス提供主装置110は、商品関連情報取得処理(S101)で取得した商品関連情報及び購入者情報取得処理(S102、S201、S202、S103)で取得した購入者情報を保証書センタ装置120に送信する(S104)。
[保証書データ生成処理]
保証書センタ装置120は、サービス提供主装置110から商品関連情報及び購入者情報を受信する(S151)。保証書センタ装置120は、サービス提供主装置110から受信した情報(商品関連情報、購入者情報)に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データ(以下、「サービス提供者用保証書データ」と記す。)と商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データ(以下、「購入者用保証書データ」と記す。)と、を保証対象商品ごとに生成する(S152)。
[サービス提供者用保証書データ送信処理]
保証書センタ装置120は、サービス提供者用保証書データすなわち、保証書データ生成処理(S152)で生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置110に送信する。
[サービス提供者用保証書データ受信処理]
サービス提供主装置110は、保証書センタ装置120からサービス提供者用保証書データを受信する(S105)。
[保証書データ保管処理]
サービス提供主装置110は、受信したサービス提供者用保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理する(S106)。
[購入者用保証書データ送信処理]
保証書センタ装置120は、購入者用保証書データすなわち、保証書データ生成処理(S152)で生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話機200に送信する(S154)。
[保証書データ一元保管処理]
保証書センタ装置120は、保証書データ生成処理(S152)で生成した保証書データのうち購入者用保証書データをDB121に保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する(S155)。
[Webページ用データ送信処理]
保証書センタ装置120は、新たな購入者用保証書データがDB121に保存される度に、すなわちDB121の内容が更新される度に、その更新された差分データの内、個々の商品の購入者による閲覧を許可する部分のデータを、Webページ用データとしてWWWサーバ125に送信する(S156)。
[マイページ生成処理]
WWWサーバ125は、保証書センタ装置120からWebページ用データを受信する(S161)。WWWサーバ125は、受信したWebページ用データに基づいてマイページを生成する(S162)。WWWサーバ125は、生成したマイページを自装置内の保証書情報公開サイト記憶エリアに格納する。
[保証書表示処理]
携帯電話機200は、保証書センタ装置120から購入者用保証書データを受信する(S203)。携帯電話機200は、受信した購入者用保証書データの内容(購入した商品の保証書の内容)を自装置の表示部201に表示する(S204)。この保証書画面250は、購入した商品の保証書の内容(基本事項)を確認するための画面である。
図4は携帯電話機200の表示部201における保証書画面の表示例を示している。保証書画面250には、携帯電話機200の所有者が今回新たに購入した商品の商品関連情報(製品ID、型番、品名)251と、保証関連情報(購入日<決算日>、保証期間、販売店情報、保証内容)252とが表示されている。購入者は、自分の携帯電話機200に表示された保証書画面250を見ることにより、購入した商品の商品関連情報251及び保証関連情報252を購入直後に確認できる。
[マイページ閲覧処理]
また、保証書画面250には、マイページへのリンクボタン253が表示される。リンクボタン253は、例えば、携帯電話機200の矢印ボタン等を操作してリンクボタン253を選択し、その状態で確定ボタンを押下操作することによりクリックすることができる。リンクボタン253がクリックされると、携帯電話機200は、保証書情報公開サイトへのアクセス要求を自装置の装置IDと共にWWWサーバ125に送信する(S205)。
WWWサーバ125は、保証書情報公開サイトへのアクセス要求を携帯電話機200から受信する(S163)。WWWサーバ125は、アクセス要求と共に送られてきた装置IDをチェックする(S164)。WWWサーバ125は、その装置IDと対応するURLのマイページを当該携帯電話機200に返信する(S165)。
携帯電話機200は、WWWサーバ125からマイページを受信する(S206)。携帯電話機200は、受信したマイページを自装置のWebブラウザ機能により表示部に表示する(S207)。
また、保証書画面250には、サービス提供主(販売店、メーカ、等)のサポートセンタの電話番号(図示の例では「03-1234-5678」)とメールアドレス(図示の例では「[email protected]」)が表示される。電話番号の表示部分は、携帯電話機200の電話機能を呼び出す起動ボタンになっていて、この部分をクリックすることによりサービス提供主のサポートセンタに電話がかけられるようになっている。メールアドレスの表示部分は、携帯電話機200の電子メール機能を呼び出すボタンになっていて、この部分をクリックすることにより携帯電話機200のメールクライアントが起動し、宛先をサービス提供主のサポートセンタとする電子メールの新規作成画面が表示されるようになっている。
図5(a)は携帯電話機200の表示部201におけるマイページ画面の表示例を示している。マイページ画面260には、携帯電話機200の装置IDと対応させて一元管理されている保証書データの保証対象商品名(閲覧用の名前)が一定の規則に従って(例えば、購入日の新しい順、購入日の古い順、アルファベット順、等)に一覧表示される。図示の例では購入日の新しい順に表示されている。マイページ画面260の一覧表示部の右下には、次の一覧表示に移動するためのリンクボタン(「次リスト」ボタン)262が表示されている。一覧表示領域の保証対象商品名の部分(商品名を表す文字列表示領域<「○○バッグ」、「△△バッグ」、等>)は、それぞれの保証書データへのリンクボタン261になっていて、任意の保証対象商品名(すなわちリンクボタン261)をクリックすると、図5(b)に示すように、該当する保証書画面270の個別表示に遷移するようになっている。この保証書画面270には、前画面へのリンクボタン(「戻る」ボタン)271及び次画面へのリンクボタン(「進む」ボタン)272と一緒に詳細情報へのリンクボタン(「詳細」ボタン)273が表示される。「戻る」ボタン271をクリックすると、一つ後に購入した表品の保証書画面270が表示される。「進む」ボタン272をクリックすると、一つ前に購入した表品の保証書画面270が表示される。そして、「詳細」ボタン273をクリックすると、現在の保証書画面270に表示されている保証書の詳細な内容を示す詳細画面280の表示に遷移する。図6は、詳細画面280の表示例を示している。詳細画面280には、保証期間、保証内容、保証範囲、有料修理に関する説明、注意事項、保証者、等が表示される。詳細画面280の画面サイズは携帯電話機200の表示部201のサイズよりも大きいため、一度に詳細画面280の全ての内容を一度に表示させて確認することはできないが、携帯電話機200の表示スクロール機能を使用して詳細画面280の表示領域を移動させることにより全ての内容を確認できる。詳細画面280のスクロール方向(上下方向)の数カ所には、前項目へのリンクボタン(「戻る」ボタン)281と次項目へのリンクボタン(「進む」ボタン)282とマイページ画面260の保証書リストに戻るためのリンクボタン(「一覧表示」ボタン)283とが表示される。「戻る」ボタン281及び「進む」ボタン282を操作することにより、「保証期間」、「保証内容」といった項目単位で表示領域を前後させることができる。「一覧表示」ボタン283をクリックすることにより、マイページ画面260の保証書リストにおける直前のカーソル選択状態に戻ることができる。
1−1−3.第1の構成例の効果
サービス提供主装置110を各店舗に設置しておくことにより、各店舗における商品の購入決済時に、その商品の商品関連情報を取得するとともに当該商品の購入者の携帯電話機200から購入者情報(顧客情報)を取得し、取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置120に送信することができる。
保証書センタ装置120が、各サービス提供主装置110から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成し、生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データを保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理するので、各保証サービス提供主に代わって商品の保証書を管理することができる。
保証書センタ装置120が、生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置110に送信し、サービス提供主装置110が、保証書センタ装置120から受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理するので、各保証サービス提供主は、サービス提供主装置110により管理されている保証書データの内容に基づいて、自店舗において購入決済がなされた商品に関する保証サービスを適切に実施することができる。
保証書センタ装置120が、生成した保証書データを保証対象となる商品の商品購入者の携帯電話機200に送信するので、当該携帯電話機200の所有者すなわち商品購入者は、受信した保証書データによって保証内容を容易に確認できるとともに、その保証内容に基づく保証サービスを確実に受けることができる。保証サービス提供主は、携帯電話機200を媒体にして保証書データの提示を受けることにより、当該携帯電話機200の所有者すなわち商品購入者の購入した商品に関する保証サービスを適切に実施することができる。
したがって、保証サービス提供主は、この保証システム100に加入し、サービス提供主装置110を自店舗に設置することにより、商品ごとに保証書を発行し当該保証書の内容に基づいて当該商品に関する保証サービスを提供する保障システムの構築を容易化することができる。
この保証システム100によれば、「iD」、「Edy」、「FeliCa」など携帯電話機200を使用した非接触IC決済を利用することで、決済と同時に商品保証サービス情報の登録を行うとともに、小売店が消費者へサービスを提供するうえで必要となる個人情報を収集することができる。保証サービス提供時は、携帯電話端機200の装置IDを本人認証に利用できるため本人確認が確実かつ容易になる。さらに各小売店の保証サービスデータを一元管理することで、消費者が小売店ごとの保証サービスの比較・検討が可能なWebサイト(「保証比較サイト」)の構築が可能となる。この保証システム100による保証サービスは、メーカがIDを発行した、消耗品を除くあらゆる製品に対して適用可能である。
また、保証サービス提供主は、商品購入者の携帯電話機200の電子メールアドレスを取得できるので、電子メールによる販売促進活動を実施できる。また、各商品の購入者の電子メールアドレスを把握していることにより、リコール対象商品が発生した場合には、該当する商品の購入者にその旨を迅速にしかも個別に通知できる。
また、保証書センタ装置120が商品購入者の携帯電話機200の電話番号を取得できるようにシステムを構成した場合、商品購入者の携帯電話機200の電子メールアドレス(ユーザが任意に設定したインターネット対応のメールアドレス)が変更された場合でも、キャリアが提供するSMS(Short Message Service)を利用することにより、リコール対象商品が発生した旨の通知などを行うことができる。この場合、保証サービス提供主からのメッセージ通知依頼に応じる形で、保証書センタ装置120が該当する商品購入者の携帯電話機200に当該メッセージを通知(代理通報)する態様とすることが望ましい。ただし、保証サービス提供主に商品購入者の個人情報に関する厳しい守秘義務を課し且つ該当する商品購入者の許可を受けた条件下であれば、保証書センタが保証サービス提供主に該当する商品購入者の携帯電話機200の電話番号を通知し、保証サービス提供主がSMSを利用して該当する商品購入者の携帯電話機200に保証サービス提供主からのメッセージを通知するようにしてもよい。ここでは、メールアドレスのユーザ名として携帯電話機200の電話番号(あるいはその電話番号から一意に導き出される文字列)を使用するSMSを想定している。
また、この保証システム100では、サービス提供主装置110による決済処理を経た商品に対してのみ保証書データが発行されるので、万引き、窃盗といった犯罪行為の抑止効果が期待できる。すなわち、サービス提供主装置110による決済処理を経ていない商品には保証書データが発行されないので、その商品は保証が付いていないことを理由に、転売等の際不利な扱いを受けることになるため、万引き、窃盗といった犯罪行為を行おうとする者に対してその商品を不正取得する意欲を減退させる効果が期待できる。
消費者(商品購入者)は、保証システム100に加入している保証サービス提供主の店舗で商品を購入することにより、自分の携帯電話機200をIDにしてその商品の保証を受けることができる。その際、煩雑な入力操作を要しない。商品の購入決済が完了したら直ぐに、その商品の購入者の携帯電話機200にその商品の保証書データが送られてくるので、商品購入者は自分の携帯電話機200に送られて来た保証書データの内容を確認することにより、購入した商品の保証内容をその場で確認することができる。したがって、消費者は、安心して商品を購入することができる。
一方、保証システム100に加入して保証サービスを提供する保証サービス提供主の店舗には、自店で商品を購入した顧客に対する保証サービスを継続的に誠実に実施することにより、高い信用が化体することになる。
また、商品購入者は、自分の携帯電話機200を操作して保証書画面250上のマイページへのリンクボタン253をクリックすることにより、その消費者用に固有に生成されたマイページを自分の携帯電話機200に表示させて、保証書センタに管理されている自分の全ての保証書データを容易に確認することができる。マイページには、その商品購入者がいろいろな店で購入した商品の保証書データが商品名や購入日、店舗名などと共に一覧表示されるので、商品購入者は、商品の保証書を自分で管理する煩わしさから解放される。
この保証システム100は、決済が完了した商品とその商品の購入者(所有者)との対応関係をその商品の購入者の携帯電話機200の装置IDをキーにして把握し一元管理する新規なオーナーシップデータベースシステムであるということもできる。すなわち、保証書センタ装置120は、決済が完了した商品の製品ID(たとえば、製品に埋め込まれている読み出し専用RFIDに記録されている固有情報)とその商品の購入者の携帯電話機200の装置ID(たとえば、電話番号、契約者情報記録ICカードの固有情報)とを完全に対応させて管理する機能を有しているので、携帯電話機200の装置IDが分かれば、その携帯電話機200の所有者がサービス提供主装置110によって購入決済を行った全ての商品が直ちに判明する。反対に、商品の製品IDが分かれば、その商品の購入決済を行った人の携帯電話機200の装置IDが直ちに判明するので、その携帯電話機200の所有者すなわちその商品の購入者(所有者)が直ちに判明する。
1−2−1.第2の構成例
図7は本発明の保証システムの第2の構成例を示す機能ブロック図(請求項2のクレーム対応図)である。図8は図7に対応したシステム全体の実施形態例を示す概念図である。図1及び図2に示したシステムと共通の構成要素には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
この保証システム500は、商品ごとにその商品の保証書を発行しその保証書の内容に基づいてその商品に関する保証サービスを提供する保証システムである。
この保証システム500は、サービス提供主装置110と保証書センタ装置120とを備えている。
各サービス提供主装置110と保証書センタ装置120との間には複数のキャリア(図示の例では、「D」、「a」、「S」の3キャリア)の中継装置400D、400a、400Sが並列に介在している。そして、各キャリアの中継装置400D、400a、400Sが各々自社のサービス利用者の携帯電話機200(200D、200a、200S)から取得された購入者情報及びその購入者情報に基づいて生成された保証書データの受け渡しを行う。
保証書センタ装置120は、保証書データ生成機能120aにより生成した保証書データをその保証書データに含まれる電話番号すなわち商品購入者の携帯電話200の電話番号により一元管理する保証書データ一元保管機能120dを有している。
1−2−2.第2の構成例の効果
この保証システム500は、保証書データを商品購入者の携帯電話200の電話番号により一元管理するので、ナンバーポータビリティ制度に対応できる。すなわち、保証書センタ装置120に保証書データが保管されている商品購入者(携帯電話加入者)がナンバーポータビリティ制度を利用して別のキャリアに契約を切り替えても、その商品購入者の元の番号(同一番号)をそのまま使用して保証書データを一元管理できる。ナンバーポータビリティ制度とは、加入者が別の事業者(キャリア)に契約を切り替えても、元の番号がそのまま使える制度である。
また、キャリアの変更により商品購入者の携帯電話200の電子メールアドレスが変更された場合でも、変更後のキャリアにおけるSMSを利用して、リコール対象商品が発生した旨の通知などを行うことができる。
1−3−1.第3の構成例
第1または第2の構成例に示した保証システムにおいて、保証書センタ装置120の保証書データ一元保管機能120dを、保証書データを生成するための基礎データを一元管理する機能に置換する。基礎データには、商品関連情報と保証書のひな形データとが含まれる。ひな形データは、サービス提供主毎に、商品毎に、または顧客毎に関連づけられている。保証書センタ装置120はその保証書データ一元保管機能120dにより、商品関連情報と保証書のひな形データとを装置IDにより一元管理する(図9及び図10を参照)。そして、サービス提供主装置110または携帯電話機200から保証書データの送信要求(マイページの送信要求を含む)があったら、保証書センタ装置120がその保証書データ生成機能120aにより保証書データをその都度生成し、その生成した保証書データを保証書データ送信機能120b、120cにより要求元に送信するように構成する。
1−3−2.第3の構成例の効果
生成した保証書データそのものを一元管理するのではなく、保証書データを生成するための基礎データを一元管理しておき、保証書データを送信する必要が生じてから、基礎データに基づいて保証書データを生成するシステム構成とすることにより、保証書データそのものを保管しておくシステム構成と比較して、保証書データを保管しておくために必要となる記憶装置(データベース)の容量を削減(節約)することができる。
1−4−1.第4の構成例
第1〜第3のいずれかの構成例に示した保証システムにおいて、保証書センタ装置120が、バッグやウオッチなど各商品のメーカ公認画像を製品IDと対応させて管理する。そして、マイページ201(図11参照)に商品名の代わりに又は商品名と共に各商品のメーカ公認画像のサムネイルが表示され、メーカ公認画像(図示の例ではバッグの画像)のサムネイルをクリックすると該当する保証書画面270の個別表示(図5(b))に遷移するようにシステムを構成する。また、保証書画面270内の所定の領域、たとえば製品IDの部分(図5(b)の例では「HJ001122」)をクリックすると、メーカ公認画像がフルサイズで表示されるようにシステムを構成する(図12参照)。メーカ公認画像として、商品のブランドマークを用いてもよい。
1−4−2.第4の構成例の効果
各商品のメーカ公認画像のサムネイルがマイページ201に一覧表示されるので、ユーザは、自分が所有している商品をその画像によって簡単に確認することができる。また、マイページ201(図11参照)に一覧表示されたサムネイルの中から任意のサムネイルを選んでクリックすることにより、該当する商品のメーカ公認画像をフルサイズで表示(詳細表示)させることができるので、自分が所有している商品のメーカ公認画像の詳細をいつでも見て確認することができる。このシステム構成によれば、真正商品の購入者又は所有者だけがその商品の画像やその商品のブランドマークなど、その商品に関連する真正の画像を取得し、自分の携帯電話機200に表示できる模倣品流通防止システムを構築することができる(特開2004−303196号公報参照)。
1−5−1.第5の構成例
第1の構成例では、商品の購入決済が完了した後にその商品の購入者の携帯電話機200にその商品の保証書データを送信するように構成したシステムを例にとり説明したが、商品の購入決済が完了する以前にその商品の購入予定者(あるいは購入を検討している人)の携帯電話機200に保証書データのサンプルを送信し、商品の購入決済が完了した後で正規の保証書データを送信するようにシステムを構成してもよい。
1−5−2.第5の構成例の効果
消費者は自分の携帯電話機200に送られて来た保証書データのサンプルの内容を確認することにより、購入予定(あるいは購入検討中)の商品の保証内容を予め確認することができる。したがって、消費者は保証内容を予め確認した上で安心して商品を購入することができる。
2.真正品流通管理システム
2−1.第6の構成例
図13は、本発明の保証システム100を利用した真正品流通管理システムの構成例を示す概念図である。この真正品流通管理システム600は、製品IDとその製品IDが付された製品の所有者の携帯電話機200の装置ID(この例では、電話番号)とを対応させることにより、その製品IDが付された製品の流通をメーカから消費者まで一貫して管理するものである。真正品流通管理システム600における製品の流通主体となるメーカ、問屋、及び小売店には、サービス提供主装置110が設置されている。メーカ、問屋、小売店、そして消費者は、携帯電話機200を所有している。以下、このシステムの動作の概要を図14の流れ図に従って説明する。以下の説明では、メーカがキャリアと契約している携帯電話機200の装置IDを「メーカの携帯ID」と、問屋がキャリアと契約している携帯電話機200の装置IDを「問屋の携帯ID」と、小売店がキャリアと契約している携帯電話機200の装置IDを「小売店の携帯ID」と、消費者がキャリアと契約している携帯電話機200の装置IDを「消費者の携帯ID」と、それぞれ記す。
メーカは、自社製品に割り当てた製品IDと当該メーカの携帯IDとを対応させて、その情報を保証書センタに登録する(S301)。この登録処理(S301)は、メーカのサービス提供主装置110を使用して行われる。メーカのサービス提供主装置110には、製品の保証書データが送信される(S302)。
問屋は、メーカから製品を購入(仕入)する。その際、メーカはサービス提供主装置110を使用して、問屋に卸した製品の製品IDと当該問屋の携帯IDとを対応させて、その情報を保証書センタに登録する(S304)。この登録処理(S304)に際しては、メーカに発行した保証書データを抹消する処理(S303)が実施される。そして、登録処理(S304)の後、問屋のサービス提供主装置110に、製品の保証書データが送信される(S305)。
小売店は、問屋から製品を購入(仕入)する。その際、問屋はサービス提供主装置110を使用して、小売店に卸した製品の製品IDと当該小売店の携帯IDとを対応させて、その情報を保証書センタに登録する(S307)。この登録処理(S307)に際しては、問屋に発行した保証書データを抹消する処理(S306)が実施される。そして、登録処理(S307)の後、小売店のサービス提供主装置110に、製品の保証書データが送信される(S308)。
消費者は、小売店(図2のA店、B店、・・・に相当)から製品を購入(仕入)する。その際、小売店はサービス提供主装置110を使用して、消費者(商品購入者)に販売した製品の製品IDと当該消費者(商品購入者)の携帯IDとを対応させて、その情報を保証書センタに登録する(S310)。この登録処理(S310)に際しては、小売店に発行した保証書データを抹消する処理(S309)が実施される。そして、登録処理(S310)の後、消費者(商品購入者)の携帯電話機200に、製品の保証書データが送信される(S311)。この送信処理(S311)は、図3中の送信処理(S154)に相当し、その後、消費者(商品購入者)の携帯電話機200と保証書センタとの間でなされる処理も図3と同様である。
以上の一連の流れにより、メーカから中間業者(問屋、小売店)を経て最終消費者まで同一製品の保証書データが受け渡される。保証書センタ装置120は、同一製品すなわち製品IDが一致する製品に対する新たな保証書データを生成する際、現在の保証書データ(旧保証書データ)を抹消(データベースから消去)するが、製品IDと携帯電話機200の装置ID(電話番号)との対抗関係を示す情報(図15参照)とそれらの登録日時を示す情報(図16参照)は相当期間保持する。相当期間とは、その製品を消費者が購入した日(購入決済日)から少なくともその製品の保障期間が満了するまでの期間をいう。「その製品を消費者が購入した日(購入決済日)」は、その製品の製品IDとその消費者の携帯IDとの対応関係を示す情報が保証書センタに登録された日(図16の例では、「西暦2007年2月8日」)として定義される。
2−2.第6の構成例の効果
この真正品流通管理システム600によれば、メーカにより製造された製品(真正品)が問屋と小売店を経て消費者に購入されるまでの流通過程を、その製品の製品IDと対応させて登録された携帯電話機200の装置IDの変遷(履歴)により正確に把握することができる。また、現在その製品が流通過程のどの段階にあるか、すなわちその製品を誰が所有しているかを即時に知ることができる。
したがって、偽の製品IDが付された製品が市場に流通したとしても、その製品IDと対応させて現在登録されている携帯電話機200の装置IDを保証書センタに問い合わせることにより、その製品が真正品であるか否か、すなわち真正のメーカから流出したものであるか、そして、その製品の現在の所有者が誰であるかを正確に知ることができる。
なお、上記の例では、携帯電話機200の装置IDとして電話番号を例示したが、装置IDとして電話機IDあるいはユーザIDを使用してもよいことは無論である。
本発明の保証システムの第1の構成例を示す機能ブロック図 図1に対応したシステム全体の実施形態例を示す概念図 第1の構成例の保証システムにおける一連の処理の流れを示す流れ図 保証書画面の表示例を示す図 (a):マイページ画面の表示例を示す説明図 (b):マイページ画面から保証書画面の個別表示に遷移した状態を例示する説明図 保証書の詳細画面についての説明図 本発明の保証システムの第2の構成例を示す機能ブロック図 図7に対応したシステム全体の実施形態例を示す概念図 保証書データを生成するための基礎データを装置IDにより一元管理する管理テーブルの構成例を示す概念図 保証書のひな形データの管理テーブルの構成例を示す概念図 マイページ画面の表示例を示す説明図 メーカ公認画像の表示例を示す説明図 本発明の保証システムを利用した真正品流通管理システムの構成例を示す概念図 図13の真正品流通管理システムにおける一連の処理の流れを示す流れ図 製品IDと携帯電話機の装置IDとの対抗関係の管理テーブルを例示する概念図 製品IDと携帯電話機の装置IDとの対抗関係の登録日時の管理テーブルを例示する概念図
符号の説明
100 保証システム
110 サービス提供主装置
120 保証書センタ装置
200 携帯電話機
400 中継装置
500 保証システム
600 真正品流通管理システム

Claims (1)

  1. 商品ごとにその商品の保証書を発行しその保証書の内容に基づいてその商品に関する保証サービスを提供する保証システムであって、
    保証サービスを提供するサービス提供主が使用権限を有するサービス提供主装置と、
    複数のサービス提供主装置と通信する保証書センタ装置とを備え、
    各サービス提供主装置は、
    商品の購入決済に付随してその商品を特定し得る商品関連情報を取得する商品関連情報取得機能と、
    当該商品の購入者の携帯電話端末からその携帯電話端末の装置IDを含む購入者情報を取得する購入者情報取得機能と、
    取得した商品関連情報及び購入者情報を保証書センタ装置に送信する購入情報送信機能と、
    保証書センタ装置から商品関連情報を含む保証書データを受信する保証書データ受信機能と、
    受信した保証書データを保存しその保証書データに含まれる商品関連情報により管理するサービス提供用保証書データ保管機能と、を備え、
    保証書センタ装置は、
    各サービス提供主装置から受信した情報に基づいて商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データと商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データとを保証対象商品ごとに生成する保証書データ生成機能と、
    生成した保証書データのうち商品関連情報を含み装置IDを含まない保証書データをその基になる購入者情報の送信元のサービス提供主装置に送信するサービス提供者用保証書データ送信機能と、
    生成した保証書データのうち商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データをその装置IDを持つ携帯電話端末に送信する購入者用保証書データ送信機能と、
    生成した保証書データのうち少なくとも商品関連情報と装置IDの両方を含む保証書データを保存しその保証書データに含まれる装置IDにより一元管理する保証書データ一元保管機能と、
    を備えている保証システム。
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