JP2005228066A - 電子タグシステム、無線タグ、リーダ装置及びプログラム - Google Patents

電子タグシステム、無線タグ、リーダ装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に提供すべき情報に規制をかけることができるような電子タグシステムを提供することである。
【解決手段】 物品に設けられる無線タグ10と、前記無線タグ10から無線通信によって情報を読み出すリーダ装置20(61、62)とを有する電子タグシステムであって、前記無線タグ10は、識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を前記リーダ装置にて読み出されるべき情報として格納するタグ情報記憶手段14を有し、前記リーダ装置20は、前記無線タグ10から無線通信より前記タグ情報記憶手段14に格納された前記タグ情報を読み出す情報読出し手段21と、特定の識別情報を保持する識別情報保持手段23と、前記読み出されたタグ情報のうち前記識別情報保持手段に23保持された前記特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理手段(S4〜S10)とを有する構成となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、物品に設けられる無線タグと、前記無線タグから無線通信により情報を読み出すリーダ装置とを有する電子タグシステムに関する。
また、本発明は、前記電子タグシステムに適用される無線タグ、リーダ装置及び前記リーダ装置のコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
従来、商品等の物品に設けられる無線タグと、前記無線タグから無線通信により情報を読み出すリーダ装置としての携帯端末とを有するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来のシステムでは、携帯端末は、無線タグとの無線通信機能と共にタグ管理サーバ及び商品管理サーバとの通信ネットワーク(無線通信ネットワークを含む)を介した通信機能とを備えており、前記無線タグは当該無線タグを特定するタグID及び前記タグ管理サーバを特定するURL1を含む単一のタグ情報を格納している。前記タグ管理サーバは、タグIDに対応付けて当該タグIDにて特定される無線タグが取付けられる商品の製造元、該商品を特定する商品型番等の情報及び前記商品に関する商品情報を提供する商品管理サーバを特定するURL2を管理している。また、前記商品管理サーバは、前記商品型番に対応付けて当該商品型番にて特定される商品の商品情報、該商品についての意見等を掲載した顧客ホームページのURL3等を管理している。
このようなシステムにおいて、携帯端末は、無線通信により商品に取付けられた無線タグからタグ情報を受信すると、そのタグ情報に含まれるURL1に基づいて通信ネットワークを介してタグ管理サーバと通信を行って前記タグ情報に含まれるタグIDについての問い合わせを行なう。タグ管理サーバは、その問い合わせに係るタグIDに対応して管理している商品の製造元、商品型番等の情報及び前記商品に関する商品情報を提供する商品管理サーバを特定するURL2を携帯端末に送信する。前記商品の製造元、商品型番等の情報及び前記URL2を受信した携帯端末は、前記商品の製造元及び商品型番等の情報を表示ユニットに表示する。これにより、前記携帯端末の使用者は、前記商品の製造元や商品型番を知ることができる。
更に、携帯端末において所定の操作がなされると、前記携帯端末は、前記タグ管理サーバから受信したURL2に基づいて通信ネットワークを介して商品管理サーバと通信を行って前記商品型番についての問い合わせを行なう。商品管理サーバは、その問い合わせに係る商品型番に対応して管理している商品情報、URL3等の情報を携帯端末に送信する。これらの情報を受信した携帯端末は、前記商品情報を表示ユニットに表示する。これにより、前記携帯端末の使用者は、前記表品の詳細な商品情報を知ることができる。
また、更に、携帯端末において所定の操作がなされると、前記携帯端末は、前記商品管理サーバから受信したURL3に基づいて通信ネットワークを介して前記商品についての意見等を掲載した顧客ホームページにアクセスし、その意見等を表示ユニットに表示する。これにより、前記携帯端末の使用者は、当該商品の購入に際しての参考とすべく、他人の当該商品についての意見を知ることができる。
前述したようなシステムでは、携帯端末は、無線タグから単一のタグ情報を読み出すと、そのタグ情報に起因して複数の種類の情報を連鎖的に通信ネットワーク上(タグ管理サーバ、商品管理サーバ、顧客ホームページ)から取得することができるようになる。
特開2003−15477号公報
しかし、前述した従来のシステムでは、携帯端末(リーダ装置)にて取得し得る情報の種類を規制する場合、例えば、ある使用者に対して顧客ホームページに掲載された情報の取得を規制する場合、あるいは、ある使用者に対して詳細な商品情報の取得を規制する場合等、商品管理サーバあるいはタグ管理サーバと携帯端末との間でその使用者に対する認証の処理を行なわなければならない。そして、この認証のために、通信ネットワーク上(商品管理サーバやタグ管理サーバ)では、携帯端末の使用者の個人情報(ID等)を管理すると共に、その使用者毎に提供可能な情報を管理しなければならない。このため、従来のシステムでは、携帯端末(リーダ装置)にて取得し得る情報の種類を規制する場合、その管理の仕組みが膨大になるとともに情報を取得するための処理が複雑化してしまう。
本発明は、前述したような従来のシステムの問題を解決するためになされたもので、容易に提供すべき情報に規制をかけることができるような電子タグシステムを提供するものである。
本発明に係る電子タグシステムは、物品に設けられる無線タグと、前記無線タグから無線通信によって情報を読み出すリーダ装置とを有する電子タグシステムであって、前記無線タグは、識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を前記リーダ装置にて読み出されるべき情報として格納するタグ情報記憶手段を有し、前記リーダ装置は、前記無線タグから無線通信より前記タグ情報記憶手段に格納された前記タグ情報を読み出す情報読出し手段と、特定の識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記読み出されたタグ情報のうち前記識別情報保持手段に保持された前記特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理手段とを有する構成となる。
このような構成により、リーダ装置は、無線タグからタグ情報を読み出した際に、前記タグ情報の複数の項目のうち識別情報保持手段に保持された特定の識別情報により識別される項目を処理することとなる。従って、前記タグ情報の複数の項目のうち前記特定の識別情報にて識別される項目以外の項目の利用について規制をかけることができるようになる。
前記タグ情報処理手段での処理は、前記タグ情報のうち前記特定の識別情報により識別される項目に含まれる情報をシステムの仕様に応じて処理するものであれば特に限定されず、当該項目に含まれる情報そのものの表示処理、当該項目に含まれる情報に従った何らかの制御処理、当該項目に含まれる情報に従って他のユニットからの情報取得処理等、任意に定めることができる。
また、本発明に係る電子タグシステムは、前記複数の項目が、情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を含む構成とすることができる。
このような構成により、情報源を特定する情報と暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を処理可能な項目としてリーダ装置に提供することができるようになる。
更に、本発明に係る電子タグシステムは、前記複数の項目が、前記タグ情報処理手段での処理可能期間を特定する利用期間情報を有する項目を含む構成とすることができる。
このような構成により、利用期間情報にてその利用期間が限定され得る項目を処理可能な項目としてリーダ装置に提供することができるようになる。
前記特定の識別情報は、リーダ装置が製造される際に識別情報保持手段に保持させておくものであっても、リーダ装置に対して外部から提供されるものであってもよい。後者の場合、本発明に係る電子タグシステムは、前記リーダ装置が、所定ユニットから提供される特定の識別情報を前記識別情報保持手段に保持させる制御手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、所定ユニットから提供される特定の識別情報がリーダ装置における識別情報保持手段に保持されるようになる。従って、リーダ装置にて処理可能な項目を所定ユニットから制御できるようになる。
前記所定ユニットは、リーダ装置の使用者によって操作される入力操作ユニットであっても、リーダ装置と通信ネットワークを介して接続されるユニットであってもよい。
また、本発明に係る電子タグシステムは、前記タグ情報処理手段が、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号手段とを有する構成とすることができる。
このような構成により、リーダ装置の識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と鍵情報とを有する項目の場合、リーダ装置は、前記情報源から暗号化情報を取得し、前記鍵情報を用いてその暗号化情報を元の情報に復元することができるようになる。
更に、本発明に係る電子タグシステムは、前記タグ情報処理手段が、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定手段と、前記利用期間有無判定手段にて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定手段と、前記利用期限判定手段にて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに、前記項目を処理する構成とすることができる。
このような構成により、リーダ装置の識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が利用期間情報を有する項目の場合、リーダ装置は、その利用期間情報にて特定される処理可能期間に限り、その項目の処理を行い得るようにすることができる。
本発明に係る無線タグは、物品に設けられる無線タグであって、識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を格納するタグ情報記憶手段と、リーダ装置との無線通信により前記タグ情報記憶手段に記憶された前記タグ情報を前記リーダ装置に送信するタグ情報送信手段とを有する構成となる。
このような構成により、無線タグから識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報をリーダ装置に送信できるようになる。
また、本発明に係る無線タグは、前記複数の項目が、情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を含む構成とすることができる。
このような構成により、情報源を特定する情報と暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を処理可能な項目としてリーダ装置に送信することができるようになる。
更に、本発明に係る無線タグは、前記複数の項目が、前記タグ情報処理手段での処理可能期間を特定する利用期間情報を有する項目を含む構成とすることができる。
このような構成により、利用期間情報にてその利用期間が限定され得る項目を処理可能な項目としてリーダ装置に送信することができるようになる。
本発明に係るリーダ装置は、物品に設けられ識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を読み取り可能な状態にて格納するタグ情報記憶手段を有する無線タグと無線通信を行うリーダ装置であって、前記無線タグから無線通信より前記タグ情報を読み出す情報読出し手段と、特定の識別情報を保持する識別情報保持手段と、前記読み出されたタグ情報のうち前記識別情報保持手段に保持された前記特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理手段とを有する構成となる。
このような構成により、無線タグからタグ情報を読み出した際に、前記タグ情報の複数の項目のうち識別情報保持手段に保持された特定の識別情報により識別される項目が処理されることとなる。従って、前記タグ情報の複数の項目のうち前記特定の識別情報にて識別される項目以外の項目の利用について規制をかけ得るようになる。
また、本発明に係るリーダ装置は、所定ユニットから提供される特定の識別情報を前記識別情報保持手段に保持させる制御手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、リーダ装置にて処理可能な項目を所定ユニットから制御できるようになる。
更に、本発明に係るリーダ装置は、前記タグ情報処理手段が、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号手段とを有する構成とすることができる。
このような構成により、識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と鍵情報とを有する項目の場合、前記情報源から暗号化情報が取得され、前記鍵情報を用いてその暗号化情報が元の情報に復元され得るようになる。
また、本発明に係るリーダ装置は、前記タグ情報処理手段が、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定手段と、前記利用期間有無判定手段にて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定手段と、前記利用期限判定手段にて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに前記項目を処理する構成とすることができる。
このような構成により、識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が利用期間情報を有する項目の場合、その利用期間情報にて特定される処理可能期間に限り、その項目が処理され得るようになる。
本発明に係るプログラムは、物品に設けられ識別情報にて識別可能な複数種類のタグ情報を読み取り可能な状態にて格納するタグ情報記憶手段を備えた無線タグと無線通信を行うリーダ装置のコンピュータが実行可能なプログラムであって、前記無線タグから無線通信より前記タグ情報を読み出す情報読出しステップと、前記読み出されたタグ情報のうち識別情報保持手段に保持された特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理ステップとを前記コンピュータに実行させる構成となる。
このような構成により、無線タグからタグ情報を読み出した際に、前記タグ情報の複数の項目のうち識別情報保持手段に保持された特定の識別情報により識別される項目が処理されるようにリーダ装置を機能させることができるようになる。従って、前記タグ情報の複数の項目のうち前記特定の識別情報にて識別される項目以外の項目の利用について規制をかけうるようになる。
また、本発明に係るプログラムは、前記タグ情報処理ステップが、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号ステップとを有する構成とすることができる。
このような構成により、識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と鍵情報とを有する項目の場合、前記情報源から暗号化情報を取得し、前記鍵情報を用いてその暗号化情報を元の情報に復元するようにリーダ装置を機能させることができるようになる。
更に、本発明に係るプログラムは、前記タグ情報処理ステップが、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定ステップと、前記利用期間有無判定ステップにて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定ステップとを有し、前記利用期限判定ステップにて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに、前記項目を処理する構成とすることができる。
このような構成により、識別情報保持手段に保持される特定の識別情報により識別される項目が利用期間情報を有する項目の場合、その利用期間情報にて特定される処理可能期間に限り、その項目を処理するようにリーダ装置を機能させることができるようになる。
本発明によれば、リーダ装置において、無線タグから読み出されたタグ情報のうち特定の識別情報にて識別される項目以外の項目の利用について規制がかけることができるようになるので、特に個人認証のための管理、及びその認証処理を行なうことなく、容易に提供すべき情報に規制をかけることができるような電子タグシステムを実現することが可能のとなる。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本発明の実施の一形態に係るシステムは図1に示すように構成される。
図1において、商品(物品)100に無線タグ(RFタグ)10が貼付されている。携帯端末20は無線タグ10との無線通信機能(リーダ機能)及び基地局31及び移動体通信網32を介した情報通信機能を有している。移動体通信網32はゲートウエイ40を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)50に接続されている。各種の情報提供サーバ80、90が通信ネットワークに接続されており、携帯端末20は、基地局31、移動体通信網32、ゲートウエイ40及び通信ネットワーク50を介して各情報提供サーバ80、90との情報通信が可能となっている。無線タグ10は後述するようなタグ情報を格納しており、携帯端末20は、無線タグ10との無線通信により前記タグ情報の読出しを行い、そのタグ情報に対する所定の処理を行なう。
リーダユニット61が端末装置62に接続されている。リーダユニット61は、商品100に貼付された無線タグ10との無線通信より無線タグ10に格納されたタグ情報の読出しを行なう。端末装置62は、リーダユニット61にて読み出された前記タグ情報に対する所定の処理を行なう。また、端末装置62は、通信ネットワーク50に接続され、通信ネットワーク50を介して各情報提供サーバ80、90との情報通信が可能となっている。
各情報提供サーバ80、90は、例えば、無線タグ10に格納されるタグ情報の提供者によって管理され、携帯端末20は、例えば、商品100の購入者、購入希望者等の一般ユーザにて所持され、リーダユニット61及び端末装置62は、例えば、商品100のメインテナンス業者の事業所に設置されるものとする。なお、各情報提供サーバ80、90、携帯端末20、リーダユニット61及び端末装置62の利用形態は前述したものに限られるものではなく、前記システムで実現すべきサービス態様に応じて決めることができる。
無線タグ10の具体的な構成は、図2に示すようになっている。
図2において、無線タグ10は、アンテナ11、無線回路部12、制御部13及びメモリ部14を有している。メモリ部14は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにて構成され、前記タグ情報を格納している。アンテナ11が携帯端末20またはリーダユニット61からの電波を受信すると電力が誘起され、その電力により無線回路部12、制御部13及びメモリ部11が活性化される。そして、携帯端末20またはリーダユニット61から送信される制御信号を無線回路部12がアンテナ11を介して受信したときに、制御部13の制御のもと、メモリ部14からタグ情報が読み出され、そのタグ情報が無線回路部12から携帯端末20またはリーダユニット61に送信される。
携帯端末20の具体的な構成は、図3に示すようになっている。
図3において、携帯端末20は、リーダ部21、制御部22、メモリ部23、移動体通信回路24、操作部25及び表示部26を有している。制御部22の制御のもとリーダ部21は、無線タグ10との無線通信により前記タグ情報を受信する。制御部22は、リーダ部21にて受信されたタグ情報及びメモリ部23に保持された情報等に対する所定の処理を実行する。操作部25は、ユーザにて操作され、その操作に応じた操作信号を制御部22に供給する。表示部26は、制御部22の制御のもと、前記処理により得られた情報の表示等を行なう。移動体通信回路24は、制御部22の制御のもと、基地局31、移動体通信網32、ゲートウエイ50及び通信ネットワーク50を介して各情報提供サーバ80、90との情報通信を行う。移動体通信回路24は、前記情報通信により、各情報提供サーバ80、90から情報を受信すると、その情報を制御部22に供給する。制御部22は、移動体通信回路24からの情報を処理し、その処理により得られた情報等を表示部26に表示させる。
前述した無線タグ10のメモリ部14に格納されるタグ情報は、例えば、図4に示すように階層的に体系化された識別情報により識別可能な複数の項目からなっている。この体系は、社会基盤として標準化されるものであっても、タグ情報を無線タグ10に書き込むサービスを行なう業者や商品100に係わる業者組織(組合等)が独自に決めるものであってもよい。
図4において、タグ情報は、無線タグ10をユニークに特定する、即ち、無線タグ10が貼付される商品100をユニークに特定するRFID、アプリケーション識別子(以下、AIDという)及びエレメント識別子(以下、EIDという)により階層的に体系化された識別情報にて識別可能な複数の項目からなっている。各AID1、AID2、・・・は「共通」項目に対応付けられ、各AIDの下位層となる各EID1、EID2は「内容1」項目及び「内容2」項目に対応付けられている。
このように体系化された識別情報(RFID、AID、EID)にて識別可能となる複数の項目からなるタグ情報は、例えば、次のように利用される。
各AID1、AID2、・・・は、それぞれ情報提供者に割当てられる。例えば、AID1は無線タグ10(RFIDにて特定)が貼付される商品100の製造業者、AID2は商品100の流通業者、AID3は商品100の小売業者、AID4はその他の業者に割当てられる。各業者(情報提供者)は、割当てられたAIDにて識別される「共通」項目、及びその下位層の各EID1、EID2にて識別される「内容1」項目、「内容2」項目のそれぞれに独自の情報を含めることができる。
例えば、図5(a)に示すように、商品100の製造業者に割当てられたAID1に対応する「共通」項目には商品100の種類(型式)、商品名、製造番号、製造業者名、及びその連絡先に係る情報が含められ、AID1の下位層のEID1に対応する「内容1」項目には商品100の詳細情報(例えば、仕様、特徴、標準価格等)の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL11が含まれ、AID1の下位層のEID2に対応する「内容2」項目には商品100のメインテナンス情報(構成部品、各部品の規格、耐用年数、メインテナンス方法等)の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL12及び所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための復号鍵が含まれる。また、図5(b)に示すように、商品100の流通業者に割当てられたAID2に対応する「共通」項目には各流通業者名1、2、及びその連絡先が含められ、AID2の下位層のEID1に対応する「内容1」項目には流通業者1が提供する情報の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL21が含められ、AID2の下位層のEID2に対応する「内容2」項目には流通業者2が提供する情報の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL22が含められる。
更に、図5(c)に示すように、商品100の小売業者に割当てられたAID3に対応する「共通」項目には商品100の商品名、販売価格、小売業者名及びその連絡先に係る情報が含められ、AID3の下位層のEID1に対応する「内容1」項目には小売業者が提供する情報の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL31が含められ、AID3の下位層のEID2に対応する「内容2」項目には小売業者が提供する例えば、広告情報等の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL32及びその情報の利用可能期間を表す有効期限情報(利用期間情報)が含められる。また、図5(d)に示すように、その他の業者に割当てられたAID4に対応する「共通」項目には宣伝情報、業者名及びその連絡先に係る情報が含められ、AID4の下位層のEID1及びEID2に対応する「内容1」項目及び「内容2」項目にはその業者が提供する情報の情報源の通信ネットワーク50上での所在を表すURL41、URL42及びそれらの情報の利用可能期間を表す有効期限情報が含められる。
なお、図1に示すシステムにおいて、情報提供サーバ80は、例えば、商品100の製造業者により管理され、前記URL11及びURL12(図5(a)参照)は、情報提供サーバ80にて管理されるファイル(例えば、Webページ)を特定する。また、情報提供サーバ90は、例えば、商品100の小売業者により管理され、前記URL31及びURL32(図5(c)参照)は、情報提供サーバ90にて管理されるファイル(例えば、Webページ)を特定する。また、前記AID2及びAID4に割当てられた各流通業者及びその他の業者が管理する情報提供サーバは図1では省略されているが、実際にはそれらの情報提供サーバも図1に示す通信ネットワーク50に接続されており、それらの情報提供サーバが前記URL21及びURL22(図5(b)参照)にて特定されるファイルや、前記URL41及びURL42(図5(d)参照)にて特定されるファイルを管理している。
携帯端末20の記憶部23には、携帯端末20にて処理可能な項目を特定する識別情報が格納されている。例えば、識別情報「RFID」、「AID1,EID1」、「AID2」、「AID3,EID2」及び「AID4,EID1」が記憶部22に登録識別情報(登録RFID、登録AID、登録EID)として格納される。前記識別情報は、その利用アプリケーションと共に携帯端末20の製造時に記憶部22に格納され得る。また、各AIDに対応した業者から電話、ファックス、郵便書簡、電子メール等で通知された前記識別情報あるいは前記業者が配布する広告媒体に記載された前記識別情報をユーザが操作部25を操作して記憶部22に格納することも可能である。更に、前記業者のホームページから前記識別情報を携帯端末20にダウンロードして記憶部22に格納することも可能である。
また、メインテナンス業者の事業所に設置されるリーダユニット61は、例えば、携帯端末20におけるリーダ部21に相当するものであり、リーダユニット61が接続される端末装置62は、携帯端末20における制御部22、メモリ部23、操作部25及び表示部26に対応する機能を有している。この場合、端末装置62には処理可能な項目を特定する識別情報、例えば、識別情報「RFID」及び「AID1,EID2」が格納される。この識別情報は、携帯端末20の場合と同様にして端末装置62に格納することが可能である。
携帯端末20の制御部22及び端末装置62(制御部)は、図6及び図7に示す手順に従って処理を実行する。この処理は、外部ユニットから情報通信により、あるいは、記憶媒体(メモリカード、CD−ROM等)により携帯端末20や端末装置62に提供されるプログラム(利用アプリケーション)に従って実行される。
まず、前述した識別情報「RFID」、「AID1,EID1」、「AID2」、「AID3,EID2」及び「AID4,EID1」が記憶部22に登録識別情報(登録RFID、登録AID、登録EID)として格納される携帯端末20の制御部22での処理について説明する。
図6において、制御部22は、リーダ部21にタグサーチ動作をさせる(S1)。これにより、リーダ部21は所定周波数の電波を所定の領域範囲に対して送信する。このタグサーチ動作の過程で、リーダ部21が商品100に貼付された無線タグ10から前記識別情報(RFID、AID、EID)と共に送信されるタグ情報(図4参照)を受信すると、制御部22は、その受信したRFID、AID及びEIDと共にタグ情報をメモリ部23に格納する(S2)。次いで、制御部22は、メモリ部23に予め保持された登録RFID、登録AID、登録EIDをメモリ部23から読出し、所定のレジスタにセットする(S3)。そして、制御部22は、前記登録RFIDが受信した前記RFIDと一致するか否かの判定を行う(S4)。それらが一致するとの判定がなされると(S4でYES)。制御部22は、受信した前記AIDの中に前記登録AID(この場合、AID1、AID2、AID3、AID4)に一致するものが有るか否かを判定する(S5)。そして、制御部22は、各登録AIDに一致したAIDのリストを表示部26に表示させる(S6)。その結果、表示部26には、各登録AIDに一致したAIDと共にそのAIDに割当てられた業者が、例えば、次のようにリスト表示される。
AID1:製造業者
AID2:流通業者
AID3:小売業者
AID4:その他の業者
この状態で、制御部22は、操作部25によるAIDの選択操作の待ち状態となる(S7)。ユーザが、表示部26に表示されるリストを見て、希望する業者に対応したAIDの選択操作を操作部25にて行うと(S7でYES)、制御部22は、その選択されたAID、即ち登録AIDの下位層の登録EIDnがあるか否かを判定する(S8)。そのような登録EIDnがあるとの判定がなされると(S8でYES)、制御部22は、前記受信したタグ情報のうち選択された前記AIDに対応した「共通」項目及びその下位層のEIDn(登録EIDn)に対応した「内容n」項目についての処理を行なう(S10)。例えば、製造業者に割当てられたAID1が選択された場合、図5(a)に示す「共通」項目の情報及び登録EID1に対応する「内容1」項目の情報が抽出され、その抽出された「共通」項目の情報及び「内容1」項目の情報が処理される。
この処理は、例えば、図7に示す手順に従ってなされる。
図7において、制御部22は、前記「共通」項目の情報をメモリ部23の表示作業エリアにセットし(S101)、処理の対象となる「内容n」項目の情報に有効期限情報が含まれているか否かを判定する(S102)。前記「内容n」項目の情報に有効期限情報が含まれていないとの判定がなされると(S102でNO)、制御部22は、前記「内容n」項目の情報をメモリ部23の前記表示作業エリアにセットする(S104)。そして、制御部22は、メモリ部23の前記表示作業エリアにセットされた全ての情報を表示部26に表示させる。前述したように製造業者に割当てられたAID1が選択された場合、図5(a)に示す「共通」項目の情報とその下位層のEID1に対応した「内容1」項目の情報とが、
商品種類(型式)
商品名
製造番号
製造業者名
連絡先
URL11
のように表示部26に表示される。
表示部26に表示された情報を見たユーザは、商品100の種類(型式)、商品名、製造番号、製造業者名及びその連絡先を知ることができると共に、更に詳細な情報を提供する情報源を特定するURL11を知ることができる。
この状態で、制御部22は、メモリ部23の表示作業エリアにセットされた情報にURLが含まれるか否かを判定する(S106)。URLが含まれる場合(S106でYES)、制御部22は、更に、そのURLの指定操作及びURLの指定の意思のないことを表す所定操作がなされるか否かの判定を繰り返し行う(S107、S108)。その過程で、ユーザにより表示部26に表示される前記URL11の指定操作が行われたとの判定がなされると(S107でYES)、制御部22は、指定されたURL11に基づいて情報源へのアクセス制御を行なう(S109)。その結果、移動体通信回路24が基地局31、移動体通信網32、ゲートウエイ40及び通信ネットワーク50を介して情報提供サーバ80と情報通信を行う。この情報通信において、移動体通信回路24から登録RFIDが情報提供サーバ80に送信され、情報提供サーバ80から前記URL11にて指定されるファイルに含まれる前記RFIDに対応した商品100の詳細情報(例えば、仕様、特徴、標準価格等)が移動体通信回路24に送信される。
制御部22は、移動体通信回路24にて受信された詳細情報を取得し(S110)、前記URL11を含む「内容1」項目の情報に更に鍵情報が含まれているか否かを判定する(S111)。前記情報に鍵情報が含まれていないとの判定がなされると(S111でNO)、制御部22は、取得した前記詳細情報をメモリ部23の表示作業エリアにセットし(S113)、前記詳細情報を表示部26に表示させる(S114)。これにより、ユーザは、商品100の詳細情報(例えば、仕様、特徴、標準価格等)を知ることができる。なお、前記詳細情報は、表示部26における前述した「共通」項目及び「内容1」項目の情報の表示ウインドウと別のウインドウに表示されるものであっても、前記各項目の情報に代えて表示されるものであってもよい。
制御部22は、前記URLの指定操作及びURLの指定の意思のないことを表す所定操作がなされるか否かの判定を繰り返し行っている(S107、S108)過程で、前記所定操作がなされたとの判定を行うと(S108でYES)、前述した「共通」項目及び「内容1」項目の情報を表示部26に表示させた状態で、次のステップ(図6に示すS11)での処理に移行する。
図6に戻って、前述したように選択AID1に対応した「共通」項目及びその下位層のEID1に対応した「内容1」項目についての処理(S10(図7参照))が終了すると、制御部22は、表示部26における情報の表示が維持された状態で、他のAIDを選択するための操作及び終了操作がなされるか否かの判定を繰り返し行う(S11、S12)。その過程で、他のAIDを選択するための操作がなされたとの判定がなされると(S11でYES)、制御部22は、前記各登録AIDに一致したAIDと共にそのAIDに割当てられた業者を表示部26にリスト表示させる(S6)。この状態で、ユーザが操作部25を操作して、例えば、小売業者に割当てられたAID3を選択すると(S7でYES)、その選択されたAID3の下位層のEID2が登録EIDとして既に前記レジスタにセットされているので、制御部22は、前述した手順(S8、S10(図7参照))と同様の手順に従って処理を行なう。
その過程で、制御部22は、AID3に対応した「共通」項目(図5(c)参照)の情報をメモリ部23の表示作業エリアにセットした後(図7に示すS101)、その下位層のEID2に対応した「内容2」項目の情報に有効期限情報が含まれているか否かを判定する(S102)。そして、前記「内容2」項目の情報に有効期限情報が含まれているとの判定がなされると(S102)、制御部22は、更に、その有効期限情報に基づいてその有効期限を経過しているか否かを判定する(S103)。有効期限を経過していないとの判定がなされると(S103でYES)、制御部22は、前記「内容2」項目の情報をメモリ部23の前記表示作業エリアにセットする(S104)。その後、前述した場合と同様に(S105参照)、前記メモリ部23の前記表示作業エリアにセットされた全ての情報が表示部26に表示される。その結果、表示部26には、AID3に対応した「共通」項目及びその下位層のEID2に対応した「内容2」項目の情報(図5(c)参照9)が、例えば、
商品名
販売価格
小売業者名
連絡先
URL32
有効期限
のように表示される。
表示部26に表示される前記情報を見たユーザは、商品100の商品名、販売価格、小売業者名及び連絡先を知ることができると共に、有効期限内であれば小売業者から提供される情報をURL32にて特定される情報源から取得しうることを知ることができる。
そして、ユーザが表示部26に表示されるURL32の指定操作を行うと、制御部22による前述した手順(S106〜S114)と同様の手順に従った処理により、携帯端末20は、情報提供サーバ90から前記URL32にて指定されるファイルに含まれる前記RFIDに対応した商品100に関する詳細な販売情報や宣伝・広告情報、イベント情報等の配信を受ける。これらの情報は表示部26に表示される。
一方、前記有効期限を既に経過してしまったとの判定がなされると(S103でNO)、制御部22は、「内容2」項目の情報をメモリ部23の表示作業エリアにセットすることなく、その時点で前記表示作業エリアにセットされている「共通」項目の情報だけを表示部26に、例えば、
商品名
販売価格
小売業者名
連絡先
のように表示させる。
この場合、表示部26に表示される前記情報を見たユーザは、商品100の商品名、販売価格、小売業者名及びその連絡先を知り得るが、小売業者が提供していた商品100に関する詳細な販売情報や宣伝・広告情報、イベント情報等を知ることはできない。
前述したように、登録識別情報(登録EID)にて識別されるタグ情報の項目(「内容2」項目)に有効期限情報が含まれる場合、その項目についての処理は前記有効期限を経過した後にはなされなくなるので、システム(情報提供サーバ90)において提供すべき情報の期限管理を行なわなくても、提供する情報に対して時間的な規制をかけることができようになる。
前記各登録AIDに一致したAID及び対応する業者が表示部26にリスト表示される状態で(S6)、他の業者に割当てられたAID4が選択されると(S7)、このAID4の下位層のEID1が登録EIDとしてセットされているので、前述した処理と同様の処理(S8、S10(図7参照))がなされる。その結果、表示部26には、図5(d)に示す「共通」項目の情報(宣伝、業者名、連絡先)及び「内容1」項目の情報(URL41、有効期限)が表示される。また、「内容1」項目に含まれる有効期限内にURL41の操作がなされれば、情報提供業者のサーバからURL41にて特定される情報が携帯端末20に配信され、その配信された情報が表示部26に表示される。
また、流通業者に割当てられたAID2が選択されると(S7)、このAID2の下位層のEID1、EID2は登録EIDとしてセットされていないので、図5(b)に示すAID2に対応した「共通」項目の情報(流通業者名1、2及びその連絡先)だけが表示部26に表示される(S9)。
なお、前記各項目についての処理(S9またはS10(図7参照))が終了した後に、他のAIDを選択するための操作及び終了操作がなされるか否かの判定を繰り返し行う(S11、S12))過程で、終了操作がなされたとの判定がなされると(S12でYES)、制御部22は処理を終了する。また、無線タグ10から読み出したRFIDが登録RFIDに一致しない場合(S4でNO)、及び無線タグ10から読み出したAIDに登録AIDが含まれていない場合(S5でNO)にも制御部22は処理を終了する。
次に、メインテナンス業者の事業所に設置されたリーダ装置、即ち、リーダユニット61及び端末装置62での処理について説明する。端末装置62には前記識別情報「RFID」、「AID1,EID2」が登録識別情報(登録RFID、登録AID、登録EID)として格納されている。
この場合も、図6及び図7に示す手順に従って処理が実行される。但し、タグサーチ(S1)及び無線タグ10から無線通信により前記識別情報(RFID、AID、EID)及びタグ情報(図4参照)を受信する処理はリーダユニット61にてなされる。端末装置62は、リーダユニット61から前記識別情報及びタグ情報を取得すると、その識別情報及びタグ情報を内部メモリに格納し(S2)、登録識別情報(登録RFID、登録AID、登録EID)を所定のレジスタにセットする(S3)。そして、端末装置62は、以後、前述した手順と同様の手順(S4、S5、S6、S7、S8、S10(図7参照))にて処理を実行する。
その過程で、AID1(登録AID)に対応した「共通」項目及びその下位層のEID2(登録EID)に対応した「内容2」項目の情報が、
商品種類(型式)
商品名
製造番号
製造業者名
連絡先
URL12
のように表示される(図7に示すS101、S102、S104、S105)。なお、「内容2」項目に含まれる復号鍵は表示されない。
これにより、商品100のメインテナンス作業員は、商品100の種類(型式)、商品名、製造番号、製造業者名、その連絡先、及びメインテナンス情報を提供する情報源を特定するURL12を知ることができる。
この状態で、作業員がURL12の指定操作を行うと(S106、S107でYES)、制御部22は、指定されたURL12に基づいて情報源へのアクセス制御を行なう(S109)。その結果、製造業者が管理する情報提供サーバ80から前記URL12にて指定されるファイルに含まれる前記RFIDに対応した商品100のメインテナンス情報(構成部品、各部品の規格、耐用年数、メインテナンス方法等)が送信される。この場合、メインテナンス情報は所定の規則に従って暗号化されて暗号化情報となっている。
制御部22は、携帯端末20(移動体通信回路24)にて受信された前記暗号化情報を取得すると(S110)、前記URL12を含む「内容2」項目の情報に更に鍵情報(復号鍵)が含まれているか否かを判定する(S111)。前記情報に鍵情報が含まれているとの判定がなされると(S111でYES)、制御部22は、前記受信した暗号化情報を前記復号鍵を用いて復号して元のメインテナンス情報を復元する(S112)。そして、制御部22は、復元された前記メインテナンス情報をメモリ部23の表示作業エリアにセットし(S113)、前記メインテナンス情報を表示部26に表示させる(S114)。これにより、作業員は、商品100のメインテナンス情報(構成部品、各部品の規格、耐用年数、メインテナンス方法等)を知ることができ、そのメインテナンス情報に基づいて商品100のメインテナンス(修理、改造等)を行なうことができる。
前述したように、登録識別情報(登録EID)にて識別されるタグ情報の項目(「内容2」項目)に鍵情報が含まれている場合、その項目について処理する際に、情報提供サーバ80から暗号化情報が提供されても、前記項目に含まれる鍵情報を用いて前記暗号化情報を元の情報に復元することができる。従って、製造業者は、鍵情報に関する処理を端末装置62との間で特に行なうことなく、情報提供サーバ80からメインテナンス情報等の秘匿性を高くすべき情報を暗号化して端末装置62に送ることができるようになる。
以上、本発明の実施の一形態に係るシステムによれば、携帯端末10及び端末装置62(リーダユニット61)では、無線タグ10から読み出したタグ情報のうち予め装置内に格納された登録識別情報(登録RFID、登録AID、登録EID)に一致する識別情報にて識別される項目(「共通」項目、「内容1」項目、「内容2」項目)が処理され、前記登録識別情報に一致しない識別情報にて識別される項目については処理されることはない。例えば、識別情報「RFID」、「AID1,EID1」、「AID2」、「AID3,EID2」及び「AID4,EID1」が登録識別情報として格納される携帯端末20では、製造業者に割当てられたAID1の下位層のEID2に対応した「内容2」項目、流通業者に割当てられたAID2の下位層のEID1及びEID2に対応した「内容1」項目及び「内容2」項目、小売業者に割当てられたAID3の下位層のEID1に対応した「内容1」項目、及びその他の業者に割当てられたAID4の下位層のEID2に対応した「内容2」項目は、処理されることはなく、それらの項目にて提供されるべき情報の取得が規制される。また、識別情報「RFID」、「AID1,EID2」が登録識別情報として格納されている端末装置62では、製造業者に割当てられたAID1に対応した「共通」項目及びその下位層のEID2に対応した「内容2」項目以外の項目は処理されることはなく、それらの項目にて提供されるべき情報の取得が規制される。
従って、前述したシステムでは、携帯端末10及び端末装置62の使用者についての個人認証及びその認証に係わる管理をシステム内において特に行なうことなく、携帯端末10及び端末装置62にて利用可能な情報に規制をかけることができるようになる。
なお、タグ情報の各項目を識別するための識別情報の体系は図4に示すものに限られることなく、任意に定めることができる。また、各識別情報(AID、EID)に割当てられる情報についても無線タグが貼付される物品の性質等に基づいて任意に定めることができる。
また、前述したシステムでは、「共通」項目には情報源の所在を特定するURLが含まれていなかったが、そのようなURLを含めることも可能である。逆に、各「内容n」項目にはそのようなURLが含まれていたが、各「内容n」項目は表示すべき情報そのものだけを含むものであってもよい。
更に、端末装置62にてなされる処理をリーダユニット61にて行なうように構成することも可能であり、また、端末装置62及びリーダユニット61それぞれで行われるべき処理の分担を変えることもできる。
以上、説明したように、本発明に係る電子タグシステムは、特に個人認証のための管理、及びその認証処理を行なうことなく、容易に提供すべき情報に規制をかけることができるようになるという効果を有し、物品に設けられる無線タグからリーダ装置が無線通信により情報を読み出すようにした電子タグシステム等として有用である。
本発明の実施の一形態に係る電子タグシステムを示す図 無線タグの構成例を示すブロック図 携帯端末の構成例を示すブロック図 無線タグに格納されるタグ情報の構成例を示す図 タグ情報に含まれる各項目の情報を示す図 携帯端末の制御部での処理手順を示すフローチャート(その1) 携帯端末の制御部での処理手順を示すフローチャート(その2)
符号の説明
10 無線タグ
11 アンテナ
12 無線回路部
13 制御部
14 メモリ部
20 携帯端末
21 リーダ部
22 制御部
23 メモリ部
24 移動体通信回路
25 操作部
26 表示部
31 基地局
32 移動体通信網
40 ゲートウエイ
50 通信ネットワーク
61 リーダユニット
62 端末装置
80、90 情報提供サーバ

Claims (16)

  1. 物品に設けられる無線タグと、
    前記無線タグから無線通信によって情報を読み出すリーダ装置とを有する電子タグシステムであって、
    前記無線タグは、
    識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を前記リーダ装置にて読み出されるべき情報として格納するタグ情報記憶手段を有し、
    前記リーダ装置は、
    前記無線タグから無線通信より前記タグ情報記憶手段に格納された前記タグ情報を読み出す情報読出し手段と、
    特定の識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記読み出されたタグ情報のうち前記識別情報保持手段に保持された前記特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理手段とを有することを特徴とする電子タグシステム。
  2. 前記複数の項目は、情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を含むことを特徴とする請求項1記載の電子タグシステム。
  3. 前記複数の項目は、前記タグ情報処理手段での処理可能期間を特定する利用期間情報を有する項目を含むことを特徴とする請求項1または2記載の電子タグシステム。
  4. 前記リーダ装置は、
    所定ユニットから提供される特定の識別情報を前記識別情報保持手段に保持させる制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子タグシステム。
  5. 前記タグ情報処理手段は、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号手段とを有することを特徴とする請求項2記載の電子タグシステム。
  6. 前記タグ情報処理手段は、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定手段と、
    前記利用期間有無判定手段にて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定手段と、
    前記利用期限判定手段にて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに、前記項目を処理することを特徴とする請求項3記載の電子タグシステム。
  7. 物品に設けられる無線タグであって、
    識別情報にて識別可能な複数の項目を有するタグ情報を格納するタグ情報記憶手段と、
    リーダ装置との無線通信により前記タグ情報記憶手段に記憶された前記複数種類のタグ情報を前記リーダ装置に送信するタグ情報送信手段とを有することを特徴とする無線タグ。
  8. 前記複数の項目は、情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有する項目を含むことを特徴とする請求項7記載の無線タグ。
  9. 前記複数の項目は、前記タグ情報処理手段での処理可能期間を特定する利用期間情報を有する項目を含むことを特徴とする請求項7または8記載の無線タグ。
  10. 物品に設けられ識別情報にて識別可能な複数種類のタグ情報を読み取り可能な状態にて格納するタグ情報記憶手段を有する無線タグと無線通信を行うリーダ装置であって、
    前記無線タグから無線通信より前記タグ情報を読み出す情報読出し手段と、
    特定の識別情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記読み出されたタグ情報のうち前記識別情報保持手段に保持された前記特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理手段とを有することを特徴とするリーダ装置。
  11. 所定ユニットから提供される特定の識別情報を前記識別情報保持手段に保持させる制御手段を有することを特徴とする請求項10記載のリーダ装置。
  12. 前記タグ情報処理手段は、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号手段とを有することを特徴とする請求項10または11記載のリーダ装置。
  13. 前記タグ情報処理手段は、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定手段と、
    前記利用期間有無判定手段にて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定手段と、
    前記利用期限判定手段にて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに、前記項目を処理することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のリーダ装置。
  14. 物品に設けられ識別情報にて識別可能な複数種類のタグ情報を読み取り可能な状態にて格納するタグ情報記憶手段を備えた無線タグと無線通信を行うリーダ装置のコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記無線タグから無線通信より前記タグ情報を読み出す情報読出しステップと、
    前記読み出されたタグ情報のうち識別情報保持手段に保持された特定の識別情報により識別される項目を処理するタグ情報処理ステップとを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 前記タグ情報処理ステップは、前記特定の識別情報により識別される項目が情報源を特定する情報と所定の規則に従って暗号化された暗号化情報を復号するための鍵情報とを有するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて前記項目が前記情報源を特定する情報と前記鍵情報とを有するとの判定がなされたときに、前記情報源を特定する情報に基づいて前記情報源から情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得手段にて取得された情報を前記鍵情報を用いて復号する復号ステップとを有することを特徴とする請求項14記載のプログラム。
  16. 前記タグ情報処理ステップは、前記特定の識別情報により識別される項目が処理可能期間を特定する利用期間情報を有するか否かを判定する利用期間有無判定ステップと、
    前記利用期間有無判定ステップにて前記項目が前記利用期間情報を含むとの判定がなされたときに、前記利用期間情報にて特定される利用期限が経過しているか否かを判定する利用期限判定ステップとを有し、
    前記利用期限判定ステップにて前記利用期限が経過していないとの判定がなされたときに、前記項目を処理することを特徴とする請求項14または15記載のプログラム。

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