JP4957937B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封装置に係り、更に詳しくは、リテーナとオイルシールとの組み合わせよりなる密封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図7に示すように、エンジンのシリンダブロック51に取り付けられるリテーナ54と、このリテーナ54に保持されてクランクシャフト52の周面に摺動自在に密接するオイルシール55とを有する密封装置53が知られている(実公平3−18681号公報参照)。
【0003】
しかしながら、この密封装置53においては、ゴム状弾性材製のオイルシール55が板金製のリテーナ54に対して一体成形されているために、以下のような不都合がある。
【0004】
(1)すなわち、上記一体成形は、ゴム状弾性材製のオイルシール55を加硫成形するときに、そのゴム材料を板金製のリテーナ54に焼き付けるものである。したがって、オイルシール55を加硫成形するときに板金製リテーナ54を加硫成形機内にセットする必要があり、よって特有の形状を備えた板金製リテーナ54をセットすることができるような専用の加硫成形機を用意しなければならない。
(2)また、加硫成形に先立って板金製リテーナ54のゴム接着面に接着剤を塗布する必要があるために、大型の接着剤塗布設備を用意しなければならず、また塗布作業時に板金製リテーナ54を傷付けないように工夫しなければならない。
(3)また、加硫成形に先立って板金製リテーナ54に予熱を加える必要があるために、成形時におけるサイクルタイムが長い。
(4)また、加硫成形によって板金製リテーナ54が変形する虞があるために、変形した場合には、加硫後に二次加工を実施しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑みて、板金製リテーナとオイルシールとの組み合わせよりなる密封装置において、上記従来技術のように専用の加硫成形機や大型の接着剤塗布設備を用意する必要がなく、接着剤の塗布作業時に板金製リテーナを傷付けることがなく、成形のサイクルタイムが短く、加硫成形時に板金製リテーナが変形することがない密封装置を提供することを目的とする。
【0006】
またこれに加えて、オイルシールが板金製のリテーナから外れにくい構造であり、更にシール性に優れた構造である密封装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、エンジンのシリンダブロックに取り付けられる板金製リテーナ(2)と、前記板金製リテーナ(2)に保持されてクランクシャフトに摺動自在に密接するオイルシール(11)とを有する密封装置(1)であって、前記板金製リテーナ(2)と前記オイルシール(11)とを互いに別体に成形し、前記板金製リテーナ(2)は、円筒状のオイルシール保持部(3)の軸方向一端側に平板状の外縁部(4)を一体成形するとともに軸方向他端側に同じく平板状を呈する環状の内向きフランジ部(5)を一体成形し、前記外縁部(4)の下側に、当該板金製リテーナ(2)をオイルパンに取り付けるための張出し部(6)を一体成形し、前記外縁部(4)に、当該板金製リテーナ(2)を前記シリンダブロックに取り付けるためのボルト穴(7)ならびに当該外縁部(4)を補強するための補強用ビード(8)および外周屈曲部(9)を設けたものであり、
前記オイルシール(11)は、円筒状の取付部(13)とフランジ状のシールリップ保持部(14)とより成る金属製の取付環(12)と、前記取付環(12)に一体成形されたゴム状弾性材製のシールリップ(15)とを備えるものであり、前記オイルシール(11)を前記金属製取付環(12)の前記取付部(13)の外周面全体が前記板金製リテーナ(2)の内周に嵌合し、前記板金製リテーナ(2)のオイルシール保持部(3)の内面に抜きテーパーが形成され、前記オイルシール(11)は、そのゴム状弾性材製のシールリップ(15)の一定の肉厚を備え、シールリップ保持部(14)と前記内向きフランジ部(5)との間に介在する前記端部(15a)に一体成形した、前記内向きフランジ部(5)に向かって突出する環状のビード部(22)が前記板金製リテーナ(2)の内向きフランジ部(5)に端面突き当ての状態であって、前記オイルシール保持部(3)と前記内向きフランジ部(5)との接合部に接することが無く、全周に亙って密接することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2による密封装置は、請求項1記載の密封装置において、前記板金製リテーナのオイルシール保持部の内面には、抜きテーパーが形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
上記構成を備えた本発明の密封装置のように、板金製リテーナとオイルシールとを互いに別体に成形してオイルシールを単品で製品形状に成形してから板金製リテーナの内周に嵌合するようにすると、オイルシールを加硫成形するときに板金製リテーナを加硫成形機に入れる必要がないために、専用の加硫成形機を用意する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナに接着剤を塗布する必要がないために、大型の接着剤塗布設備を用意する必要がなく塗布作業時に板金製リテーナを傷付けないように工夫する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナに予熱を加える必要がないために、成形のサイクルタイムを比較的短くすることが可能となる。更にまた、加硫成形によって板金製リテーナが変形する虞がないために、加硫後に二次加工を実施する必要がない。
【0012】
また、本発明の密封装置においては併せて、オイルシールがその構成要素である金属製取付環をもって板金製リテーナの内周に嵌合されているために、嵌合が金属同士の嵌合となり、よって比較的大きな嵌合力が確保される。したがって、板金製リテーナの嵌合面に抜きテーパーが形成されている場合であっても、オイルシールがリテーナから脱落しにくい。
【0013】
すなわち、板金リテーナの場合、オイルシールを嵌合する内周面は、板金を絞り加工等のための型を抜くために、拡径する方向のテーパーが形成される。このテーパー部分に外周ゴム嵌合のオイルシールを用いると、嵌合力が低下する可能性がある。したがって、本案のように外周金属嵌合のオイルシールを適用することによって、高い嵌合力を維持することが可能となる。更に、シール性が要求される場合には、オイルシールが金属嵌合される状態を維持したままシールを設けることにより、高い嵌合力(優れた抜け防止性)と優れたシール性の双方を確保することが可能となる。
【0015】
尚、本件出願には、以下の技術的事項が含まれる。
【0016】
すなわち、上記目的を達成するため、本件出願が提案する一の密封装置は、板金リテーナにオイルシールを打ち込んだことを特徴とするものである。
【0017】
また、この板金リテーナにオイルシールを打ち込んだ密封装置において、リテーナとオイルシールの嵌合力確保のため、金属嵌合とし、更に、リテーナとオイルシールの密封性を確保するため、オイルシールにサイドリップを設けた形状、ビードを設けた形状または外周に一部ゴムを回した形状にしたことを特徴とするものであり、あるいは嵌合力確保のため、オイルシールの外周は金属とし、更にシール性確保のため、サイドリップ付き、ビード付きまた外周ゴム付きとしたことを特徴とするものである。
【0018】
上記したようにリテーナにオイルシールを嵌合後、リテーナに多少の抜きテーパーがあっても金属嵌合であれば、十分な嵌合力が得られる。
【0019】
また、サイドリップを設けた場合には、このサイドリップが所定の締め代を持つため、シール性も確保できる。また、オイルシールの大気側面にビードを設けた場合には、リテーナにオイルシールを嵌合後、ビードを潰すようにするため、シール性が確保できる。また、オイルシールの外周に一部ゴムを回した場合にはリテーナにオイルシールを嵌合後、外周ゴムに嵌合代があるため、シール性が確保される。
【0020】
したがって、これらの構成によれば、リテーナとオイルシールを嵌合後、十分な嵌合力を有し、リテーナとオイルシール間のシール性も確保できる板金リテーナオイルシールを提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0022】
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係る密封装置1の正面図であり、そのA−A線拡大断面が図2に示されている。また、図3は同密封装置1の要部拡大断面図である。
【0023】
当該実施例に係る密封装置1は、エンジンのシリンダブロックに取り付けられてクランクシャフトの周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。
【0024】
すなわち先ず、板金製のリテーナ2が設けられており、この板金製リテーナ2の内周にオイルシール11が所定の大きさの嵌合代をもって非接着で嵌合されている。
【0025】
板金製のリテーナ2は、円筒状のオイルシール保持部3の軸方向一端側に平板状の外縁部4を一体成形するとともに、軸方向他端側に同じく平板状を呈する環状の内向きフランジ部5を一体成形したものであって、外縁部4の下側に当該リテーナ2をオイルパンに取り付けるための張出し部6が一体成形されている。また、外縁部4には、当該リテーナ2をシリンダブロックに取り付けるためのボルト穴7が所要数設けられており、また当該外縁部4を補強するための補強用ビード8および外周屈曲部9が設けられている。このリテーナ2は、板金をプレス加工することによって上記各部が一体成形されている。
【0026】
オイルシール11は、金属製の取付環12と、この取付環12に一体成形されたゴム状弾性材製のシールリップ15とを備えている。
【0027】
金属製の取付環12は、上記板金製リテーナ2のオイルシール保持部3の内周に所定の大きさの嵌合代をもって嵌合される円筒状の取付部13を有しており、この取付部13の軸方向一端部に環状のシールリップ保持部14が径方向内方に向けて一体成形されている。この取付環12は、板金等をプレス加工することによって上記各部が一体成形されている。
【0028】
ゴム状弾性材製のシールリップ15は、上記取付環12のシールリップ保持部14に加硫接着された環状のシールリップ本体16を有しており、このシールリップ本体16に主リップ17および副リップ18が一体成形されている。主リップ17には、その外周にガータスプリング19が嵌着されており、またその内周にネジシール20が設けられている。
【0029】
上記構成の密封装置1は、板金製リテーナ2とオイルシール11とを互いに別体に成形し、オイルシール11を図示したような単品で製品形状に成形してから板金製リテーナ2の内周に嵌合するものである。したがって、以下の作用効果を奏することが可能である。
【0030】
すなわち先ず、オイルシール11のシールリップ15を加硫成形するときに板金製リテーナ2を加硫成形機に入れる必要がないために、専用の加硫成形機を用意する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナ2に加硫接着用の接着剤を塗布する必要がないために、大型の接着剤塗布設備を用意する必要がなく、塗布作業時に板金製リテーナ2を傷付けないように工夫する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナ2に予熱を加える必要がないために、成形のサイクルタイムを比較的短くすることができる。また、加硫成形によって板金製リテーナ2が変形する虞がないために、加硫後に二次加工を実施する必要がない。したがって、これらを理由として、高品質でありながら比較的製造し易くかつ低コストな密封装置1を提供することができる。
【0031】
また、この密封装置1においては、オイルシール11がその構成要素である金属製の取付環12をもって板金製リテーナ2の内周に嵌合されているために、嵌合が金属同士の嵌合となり、よって比較的大きな嵌合力が確保される。したがって、板金製リテーナ2のオイルシール保持部3の内面に抜きテーパー等が形成されていても、オイルシール11が板金製リテーナ2から脱落することがない。
【0032】
尚、この実施例では、オイルシール11におけるゴム状弾性材製のシールリップ15の端部15aが板金製リテーナ2の内向きフランジ部5に全周に亙って密接することにより、板金製リテーナ2とオイルシール11との間のシール性が確保されているが、この両者2、11間のシール性の確保については、以下のような構成であっても良い。
【0033】
第二実施例・・・
図4に示すように、オイルシール11におけるゴム状弾性材製のシールリップ15の端部15aに環状のリップ部21を一体成形し、このリップ部21を板金製リテーナ2の内向きフランジ部5の端面に全周に亙って密接させる。リップ部21は所謂外向きリップである。
【0034】
第三実施例・・・
図5に示すように、オイルシール11におけるゴム状弾性材製のシールリップ15の端部15aに環状のビード部22を一体成形し、このビード部22を板金製リテーナ2の内向きフランジ部5の端面に全周に亙って密接させる。図では、ビード部22が断面山形ないし三角形状のものとして二本、互いに平行に設けられているが、その断面形状および形成本数等は特に限定されるものではない。
【0035】
第四実施例・・・
また、図6に示すように、オイルシール11におけるゴム状弾性材製のシールリップ15の端部15a外周面に環状の外周シール部23を一体成形し、この外周シール部23を板金製リテーナ2におけるオイルシール保持部3の内面に全周に亙って密接させる。この外周シール部23を形成するための空間を確保するため、取付環12の取付部13には、そのシールリップ保持部14側に円錐面状のテーパー部13aが設けられている。
【0036】
尚、これらの第二ないし第四実施例に係る密封装置1の他の構成は、上記第一実施例と同じであるので、その説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0038】
すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の密封装置においては、板金製リテーナとオイルシールとを互いに別体に成形するとともにオイルシールを板金製リテーナの内周に嵌合するようにしたために、オイルシールを加硫成形するときに板金製リテーナを加硫成形機に入れる必要がなく、よって専用の加硫成形機を用意する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナに接着剤を塗布する必要がないために、大型の接着剤塗布設備を用意する必要がなく、塗布作業時に板金製リテーナを傷付けないように工夫する必要がない。また、加硫成形に先立って板金製リテーナに予熱を加える必要がないために、成形のサイクルタイムを比較的短くすることが可能となる。更にまた、加硫成形によって板金製リテーナが変形する虞がないために、加硫後に二次加工を実施する必要がない。したがって、以上の理由により高品質でありながら比較的製造し易くかつ低コストな密封装置を提供することができる。
【0040】
また、本発明の密封装置においては併せて、オイルシールがその構成要素である金属製の取付環をもって板金製のリテーナの内周に嵌合されているために、リテーナに対するオイルシールの嵌合が金属同士の嵌合であり、よって比較的大きな嵌合力が確保される。したがって、板金製リテーナの嵌合面に抜きテーパーが形成されている場合であっても、オイルシールがリテーナから脱落しにくいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る密封装置の正面図
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図
【図3】同密封装置の要部拡大断面図
【図4】本発明の第二実施例に係る密封装置におけるオイルシールの要部断面図
【図5】本発明の第三実施例に係る密封装置におけるオイルシールの要部断面図
【図6】本発明の第四実施例に係る密封装置におけるオイルシールの要部断面図
【図7】従来例に係る密封装置の装着状態を示す断面図
【符号の説明】
1 密封装置
2 板金製リテーナ
3 オイルシール保持部
4 外縁部
5 内向きフランジ部
6 張出し部
7 ボルト穴
8 補強用ビード
9 外周屈曲部
11 オイルシール
12 取付環
13 取付部
13a テーパー部
14 シールリップ保持部
15 シールリップ
15a 端部
16 シールリップ本体
17 主リップ
18 副リップ
19 ガータスプリング
20 ネジシール
21 リップ部
22 ビード部
23 外周シール部

Claims (1)

  1. エンジンのシリンダブロックに取り付けられる板金製リテーナ(2)と、前記板金製リテーナ(2)に保持されてクランクシャフトに摺動自在に密接するオイルシール(11)とを有する密封装置(1)であって、前記板金製リテーナ(2)と前記オイルシール(11)とを互いに別体に成形し、前記板金製リテーナ(2)は、円筒状のオイルシール保持部(3)の軸方向一端側に平板状の外縁部(4)を一体成形するとともに軸方向他端側に同じく平板状を呈する環状の内向きフランジ部(5)を一体成形し、前記外縁部(4)の下側に、当該板金製リテーナ(2)をオイルパンに取り付けるための張出し部(6)を一体成形し、前記外縁部(4)に、当該板金製リテーナ(2)を前記シリンダブロックに取り付けるためのボルト穴(7)ならびに当該外縁部(4)を補強するための補強用ビード(8)および外周屈曲部(9)を設けたものであり、
    前記オイルシール(11)は、円筒状の取付部(13)とフランジ状のシールリップ保持部(14)とより成る金属製の取付環(12)と、前記取付環(12)に一体成形されたゴム状弾性材製のシールリップ(15)とを備えるものであり、前記オイルシール(11)を前記金属製取付環(12)の前記取付部(13)の外周面全体が前記板金製リテーナ(2)の内周に嵌合し、前記板金製リテーナ(2)のオイルシール保持部(3)の内面に抜きテーパーが形成され、前記オイルシール(11)は、そのゴム状弾性材製のシールリップ(15)の一定の肉厚を備え、シールリップ保持部(14)と前記内向きフランジ部(5)との間に介在する前記端部(15a)に一体成形した、前記内向きフランジ部(5)に向かって突出する環状のビード部(22)が前記板金製リテーナ(2)の内向きフランジ部(5)に端面突き当ての状態であって、前記オイルシール保持部(3)と前記内向きフランジ部(5)との接合部に接することが無く、全周に亙って密接することを特徴とする密封装置。
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