JP4947567B2 - 発光素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子及びその製造方法に係り、特に量子ドット層を有する発光素子及びその製造方法に関する。
従来より、量子ドットの形成方法として、Stranski-Krastanawモード(S−Kモード)による形成方法が知られている。
S−Kモードとは、エピタキシャル成長する半導体結晶が、成長開始当初は2次元成長(膜成長)するが、膜の弾性限界を超えた段階で3次元成長するモードのことである。下地の材料と格子定数が異なる膜をエピタキシャル成長することにより、数nm〜数十nm程度の3次元成長島より成る量子ドットが自己形成される。
S−Kモードは、量子ドットを容易に自己形成することができるモードであるため、大きな注目を集めている。
提案されている発光素子を図9を用いて説明する。図9は、提案されている発光素子を示す断面図である。
図9に示すように、例えばn形基板110上には、n形半導体層114が形成されている。n形半導体層114上には、バリア層116と量子ドット層118とを交互に積層して成る活性層120が形成されている。各量子ドット層118には、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島より成る量子ドット119が形成されている。活性層120上には、p形半導体層122が形成されている。p形半導体層122上には、上部電極126が形成されている。n形基板110の下には、下部電極128が形成されている。
こうして、提案されている発光素子が構成されている。
特開2002−237456号公報 特開2002−141531号公報
しかしながら、提案されている発光素子では、量子ドット層を多数層積層すると、発光波長が所望の波長に対してずれてしまう等、良好なデバイス特性が得られない場合があった。
本発明の目的は、量子ドット層を多数層積層した場合であっても、良好なデバイス特性を実現し得る発光素子及びその製造方法を提供することにある。
上記目的は、p形半導体より成る基板と、前記基板上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、前記活性層上に形成されたn形半導体層と、前記基板と前記活性層の間に形成され、前記基板より不純物濃度が低いp形半導体層とを有し、前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、前記基板は、InP又はGaAsより成り、前記p形半導体層は、前記基板がInPより成る場合にはInPより成り、前記基板がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成ることを特徴とする発光素子により達成される。
また、上記目的は、基板と、前記基板上に形成されたp形コンタクト層と、前記p形コンタクト層上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島よりなる量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、前記活性層上に形成されたn形半導体層と、前記p形コンタクト層と前記活性層との間に形成され、前記p形コンタクト層より不純物濃度が低いp形半導体層とを有し、前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、前記p形コンタクト層は、InP又はGaAsより成り、前記p形半導体層は、前記p形コンタクト層がInPより成る場合にはInPより成り、前記p形コンタクト層がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成ることを特徴とする発光素子により達成される。
また、上記目的は、p形半導体より成る基板上に、前記基板より不純物濃度が低いp形半導体層を形成する工程と、前記p形半導体層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、前記基板に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程とを有し、前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、前記基板は、InP又はGaAsより成り、前記p形半導体層は、前記基板がInPより成る場合にはInPより成り、前記基板がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成ることを特徴とする発光素子の製造方法により達成される。
また、上記目的は、基板上に、p形コンタクト層を形成する工程と、前記p形コンタクト層上に、前記p形コンタクト層より不純物濃度が低いp形半導体層を形成する工程と、前記p形半導体層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、前記p形コンタクト層に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程とを有し、前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、前記p形コンタクト層は、InP又はGaAsより成り、前記p形半導体層は、前記p形コンタクト層がInPより成る場合にはInPより成り、前記p形コンタクト層がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成ることを特徴とする発光素子の製造方法により達成される。
以上の通り、本発明によれば、p形半導体に、量子ドット層が多数層積層して成る活性層が形成されており、活性層上にn形半導体が形成されているため、活性層のうちで良質な量子ドットが形成される領域である下層側の領域は、活性層のうちのp形半導体に近い領域となる。このため、正孔と電子との発光再結合は、良質な量子ドットが形成されている領域において主に起こることとなる。このため、本発明によれば、量子ドット層を多数層積層した場合であっても、良好なデバイス特性を得ることができる。
本願発明者らは、提案されている発光素子において良好なデバイス特性が得られない理由について、鋭意検討を行った。
活性層を構成する量子ドット層を多数層積層していくと、下層においては良質な量子ドットが得られるものの、上層にいくに従って良質な量子ドットが得られなくなってしまう。上層にいくに従って良質な量子ドットが得られなくなるのは、上層にいくに従って量子ドット層に生ずる結晶歪が大きくなっていくためと考えられる。
提案されている発光素子では、n形半導体層側から供給される電子と、p形半導体層側から供給される正孔とが、量子ドット内で発光再結合することにより動作する。正孔の移動度は、電子の移動度と比較して1桁程度小さいため、活性層のうちのp形半導体層に近い領域に存在する量子ドット内において、電子と正孔との発光再結合が主に起こることとなる。活性層のうちのp形半導体層に近い領域は、活性層のうちの上層領域であり、活性層のうちの上層領域は、上述したように、良質でない量子ドットが形成されている領域である。このため、量子ドット層が多数層積層された提案されている発光素子では、電子と正孔との発光再結合が、良質でない量子ドット内において主に起こっていた。このため、提案されている発光素子では、良好なデバイス特性が得られない場合があった。
本願発明者らは鋭意検討した結果、p形半導体上に活性層を形成し、活性層上にn形半導体を形成すれば、量子ドット層を多数層積層した場合であっても、良好なデバイス特性が得られるということに想到した。p形半導体上に活性層を形成し、活性層上にn形半導体を形成すれば、活性層のうちの下層領域がp形半導体に近い領域となる。上述したように、活性層のうちの下層領域は良質な量子ドットが形成される領域である。電子と正孔と発光再結合は、上述したように、活性層のうちのp形半導体に近い領域において主として起こる。このため、電子と正孔との発光再結合が、主として、良質な量子ドット内においおて起こることとなる。このため、本発明の下記実施形態によれば、量子ドット層を多数層積層した場合であっても、良好なデバイス特性を得ることが可能となる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態による発光素子及びその製造方法を図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本実施形態による発光素子を示す断面図である。図1(a)は、本実施形態による発光素子の全体構成を示す断面図であり、図1(b)は、活性層の構成を示す断面図である。
図1に示すように、p形の基板10上には、p形のバッファ層12が形成されている。p形の基板10としては、例えばp形のInP基板が用いられている。p形のバッファ層12としては、例えばp形のInP層が用いられている。基板10に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018〜1×1019cm−3程度である。バッファ層12に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018cm−3程度である。
p形のバッファ層12上には、p形の半導体層14が形成されている。p形の半導体層14は、例えば、下部クラッド層として機能するものである。p形の半導体層14としては、例えばp形のInP層が用いられている。半導体層14に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1017〜6×1017cm−3程度である。p形の半導体層14に導入されているp形のドーパント不純物の濃度が比較的低く設定されているのは、不純物濃度が高すぎると光損失が大きくなり、所望のデバイス特性が得られないためである。
p形の半導体層14上には、バリア層16と量子ドット層18とが交互に積層して成る活性層20が形成されている。
バリア層16としては、例えばアンドープのIn(AlGa1−Y1−XAs層が用いられている。In(AlGa1−Y1−XAs層の組成は、例えばX=0.53、Y=0.5に設定されている。
なお、ここでは、バリア層16の材料としてIn(AlGa1−Y1−XAsを用いる場合を例に説明するが、バリア層16の材料はIn(AlGa1−Y1−XAsに限定されるものではない。例えば、バリア層の材料として、アンドープのInGa1−XAs1−Y等を用いてもよい。
量子ドット層18としては、例えばアンドープのInGa1−XAs層が用いられている。量子ドット層18には、複数の量子ドット19が形成されている。量子ドット19は、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島より成るものである。量子ドット層18の厚さは、例えば1〜6分子層(monolayer)程度である。
活性層20を構成する量子ドット層18の層数は、例えば5〜60層程度とする。上述したように、量子ドット層18を多数層積層して成る活性層20では、上層にいくに従って良質な量子ドット19が得られなくなる傾向がある。このため、量子ドット層18の層数が多い発光素子ほど、デバイス特性が顕著に改善される傾向がある。従って、本発明は、量子ドット層の層数が5層以上の発光素子の場合に、特に有効である。更には、本発明は、量子ドット層の層数が10層以上の発光素子の場合に更に有効である。そして更には、本発明は、量子ドット層の層数が15層以上の発光素子の場合に更に有効である。
活性層20上には、n形の半導体層22が形成されている。n形の半導体層22は、例えば、上部クラッド層として機能するものである。n形の半導体層22としては、例えばn形のInP層が用いられている。半導体層22に導入されているn形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1017〜5×1017cm−3程度である。
n形の半導体層22上には、n形のコンタクト層24が形成されている。n形のコンタクト層24としては、例えばn形のInP層が用いられている。コンタクト層24に導入されているn形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度である。
クラッド層の上部22及びコンタクト層24は、全体としてメサ状に成形されている。
コンタクト層24上には、金属より成る上部電極26が形成されている。
基板10の下面には、金属より成る下部電極28が形成されている。
こうして、本実施形態による発光素子が構成されている。
本実施形態による発光素子は、p形の半導体10、12、14上に量子ドット層18を多数層積層して成る活性層20が形成されており、活性層20上にn形の半導体22、24が形成されていることに主な特徴がある。
提案されている発光素子では、上述したように、n形の半導体層上に、量子ドット層を多数層積層して成る活性層が形成されており、活性層上にp形半導体層が形成されていた。上述したように、正孔の移動度は、電子の移動度と比較して1桁程度小さいため、発光再結合は、活性層のうちのp形半導体に近い領域において、即ち、活性層のうちの上層領域において主に生ずる。活性層のうちの上層領域は、上述したように、良質でない量子ドットが形成されている領域であるため、提案されている発光素子では、良好なデバイス特性が得られなかった。
これに対し、本実施形態によれば、p形半導体10、12、14上に、量子ドット層18が多数層積層して成る活性層20が形成されており、活性層20上にn形半導体22、24が形成されている。本実施形態によれば、p形半導体10、12、14上に活性層20が形成されており、活性層20上にn形半導体22、24が形成されているため、活性層20のうちで良質な量子ドット19が形成される領域である下層側の領域は、活性層20のうちのp形半導体10、12、14に近い領域となる。このため、正孔と電子との発光再結合は、良質な量子ドット19が形成されている領域において主に起こることとなる。このため、本実施形態によれば、量子ドット層を多数層積層した場合であっても、良好なデバイス特性を得ることができる。
(発光素子の製造方法)
次に、本実施形態による発光素子の製造方法を図2乃至図4を用いて説明する。図2乃至図4は、本実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図である。
まず、図2(a)に示すように、p形の基板10を用意する。p形の基板10としては、例えば、p形のInP基板を用いる。基板10に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018〜1×1019cm−3程度とする。
次に、基板10上の全面に、例えばMBE法により、p形のバッファ層12を形成する。p形のバッファ層12としては、例えばp形のInP層を形成する。バッファ層12に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018cm−3程度とする。バッファ層12を形成する際における成膜室内の温度は、例えば550〜650℃程度とする。バッファ層12の厚さは、例えば100〜1000nm程度とする。
次に、全面に、例えばMBE法により、p形の半導体層14を形成する。p形の半導体層14は、上述したように、例えば下部クラッド層として機能するものである。p形の半導体層14としては、p形のInP層を形成する。半導体層14に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば5×1017cm−3程度とする。p形の半導体層14の厚さは、例えば3μm程度とする。p形の半導体層14を形成する際における成膜室内の温度は、例えば550〜650℃程度とする。
次に、図2(b)に示すように、下部クラッド層14上に、活性層20を形成する。
ここで、活性層の形成方法について図3を用いて説明する。
まず、図3(a)に示すように、p形の半導体層14上の全面に、例えばMBE法により、バリア層16を形成する。バリア層16としては、例えばアンドープのIn(AlGa1−Y1−XAs層を形成する。In(AlGa1−Y1−XAsの組成は、例えばX=0.53、Y=0.5とする。バリア層16を形成する際における成膜室内の温度は、例えば550〜650℃程度とする。バリア層16の厚さは、例えば30nm程度とする。
次に、図3(b)に示すように、バリア層16上の全面に、例えばMBE法により、量子ドット層18を形成する。量子ドット層18としては、例えばアンドープのInGa1−XAs層を形成する。InGa1−XAsの組成Xは、例えば0.8〜1.0とする。量子ドット層18の厚さは、例えば1〜6分子層程度とする。量子ドット層18を形成する際における成膜室内の温度は、例えば450〜550℃とする。量子ドット層18の材料の格子定数とバリア層16の材料の格子定数とが互いに異なるため、量子ドット層18には、S−Kモードにより量子ドット19が自己形成される。
この後、バリア層16と量子ドット層18とを交互に繰り返し形成する。こうして、図3(b)に示すように、バリア層16と量子ドット層18とが積層して成る活性層20が形成される。量子ドット層の層数は、例えば5〜60層程度とする。
次に、図4に示すように、全面に、例えばMBE法により、n形の半導体層22を形成する。n形の半導体層22は、上述したように、例えば上部クラッド層として機能するものである。n形の半導体層22としては、例えばn形のInP層を形成する。n形の半導体層22に導入するn形のドーパント不純物の濃度は、例えば例えば1×1017〜5×1017cm−3程度とする。n形の半導体層22の厚さは、例えば3μm程度とする。
次に、全面に、例えばMBE法により、n形のコンタクト層24を形成する。n形のコンタクト層24としては、例えばn形のInP層を形成する。コンタクト層24に導入するn形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度とする。コンタクト層24の厚さは、例えば0.5μm程度とする。
なお、上記では、各層をMBE法により形成する場合を例に説明したが、各層の形成方法は、MBE法に限定されるものではない。例えば、MOCVD法により各層を形成してもよい。MOCVD法により各層を形成する場合における成膜条件は、例えば以下のように設定すればよい。
バッファ層12、p形の半導体層14、バリア層16、n形の半導体層22、及びコンタクト層24を形成する際における成膜室内の温度は、例えば550〜700℃とする。量子ドット層18を形成する際における成膜室内の温度は、例えば450〜550℃とする。
このように、MOCVD法により各層を形成してもよい。
次に、コンタクト層24及びクラッド層22の上部を、全体としてメサ状にエッチングする。
次に、例えばスパッタ法により、コンタクト層24上に、金属より成る上部電極26を形成する。
また、基板10の下面側に、例えばスパッタ法により、金属より成る下部電極28を形成する。
こうして本実施形態による発光素子が製造される。
(変形例)
次に、本実施形態による発光素子の変形例を図5を用いて説明する。図5は、本変形例による発光素子を示す断面図である。
本変形例による発光素子は、p形の半導体層14、活性層20及びn形の半導体層22が全体としてメサ状に形成されており、p形の半導体層14、活性層20及びn形の半導体層22より成るメサ状体30の両側に埋め込み層32が形成されていることに主な特徴がある。
図5に示すように、p形の半導体層14、活性層20及びn形の半導体層22は、全体としてメサ状に形成されている。
p形の半導体層14、活性層20及びn形の半導体層22より成るメサ状体30の両側には、例えばn形のInP層32aとp形のInP層32bとから成る埋め込み層32が形成されている。埋め込み層32は、例えば電流狭窄層として機能するものである。
このように、n形の半導体層14、活性層20及びp形の半導体層22を全体としてメサ状に形成し、メサ状体30の両側に埋め込み層32を形成してもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による発光素子及びその製造方法を図6乃至図8を用いて説明する。図6は、本実施形態による発光素子を示す断面図である。図6(a)は、本実施形態による発光素子の全体構成を示す断面図であり、図6(b)は、活性層の構成を示す断面図である。図1乃至図5に示す第1実施形態による発光素子及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
(発光素子)
まず、本実施形態による発光素子を図6を用いて説明する。
本実施形態による発光素子は、バッファ層12aとp形の半導体層14との間にp形のコンタクト層13が形成されており、p形のコンタクト層13上に下部電極28aが接続されていることに主な特徴がある。
図6(a)に示すように、基板10a上には、バッファ層12aが形成されている。基板10aとしては、例えばInP基板が用いられている。基板10aの導電型は、p形又はi形(真性半導体)とする。本実施形態では、基板10aに導入されているp形不純物の濃度は高濃度でなくてよい。バッファ層12aとしては、例えばInP層が用いられている。バッファ層12aの導電型も、p形又はi形とする。
バッファ層12a上には、p形のコンタクト層13が形成されている。p形のコンタクト層13としては、例えばp形のInP層が用いられている。コンタクト層13に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度と高めに設定されている。コンタクト層13に導入するp形のドーパント不純物の濃度を比較的高めに設定しているのは、電気抵抗の低いコンタクト層13を得るためである。
p形のコンタクト層13上には、p形の半導体層14が形成されている。半導体層14に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、第1実施形態による発光素子と同様に、例えば1×1017〜6×1017cm−3程度である。p型の半導体層14における不純物濃度が、p型のコンタクト層13における不純物濃度より低く設定されているのは、不純物濃度が高すぎると光損失が大きくなり、所望のデバイス特性が得られないためである。
p形の半導体層14上には、活性層20、n形の半導体層22、n形のコンタクト層24及び上部電極26が順次積層されている。
p形のコンタクト層13上には、下部電極28aが形成されている。
このように、p形の半導体層14の下にp形のコンタクト層13を形成してもよい。
第1実施形態による発光素子では、基板10として、p形のドーパント不純物が高濃度に導入された基板10を用いた。p形のドーパント不純物が高濃度に導入された基板10を用いるのは、p形の基板10と下部電極28との界面における電気抵抗を低くするためである。しかしながら、基板10に高濃度にp形のドーパント不純物を導入しても、基板10内に導入されたドーパント不純物が十分に活性化せず、p形の基板10における電気抵抗を十分に低く設定できない場合があり得る。この場合には、p形の基板10における電気抵抗が高いため、所望のデバイス特性が得られない。
これに対し、本実施形態では、p形の半導体層14の下に、p形の不純物が高濃度に導入されたコンタクト層13が形成されているため、p形のコンタクト層13と下部電極28aとの界面において十分に低い電気抵抗が得られる。そして、下部電極28aがp形のコンタクト層13に接続されているため、p形のコンタクト層13の下のバッファ層12aや基板10aにおいて電気抵抗が高い場合であっても、下部電極28aとp型の半導体層14との間の電気抵抗を低く設定することができる。従って、本実施形態によれば、基板10aの電気抵抗が高い場合であっても、良好なデバイス特性を得ることができる。
(発光素子の製造方法)
次に、本実施形態による発光素子の製造方法を図7及び図8を用いて説明する。図7及び図8は、本実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図である。
まず、基板10aを用意する。基板10aとしては、例えばInP基板を用いる。基板10aの導電型は、p形又はi形とする。
次に、基板10a上に、例えばMBE法により、バッファ層12aを形成する。バッファ層12aの導電型は、p型又はi型とする。
次に、バッファ層12a上に、例えばMBE法により、p形のコンタクト層13を形成する。p形のコンタクト層13としては、例えばp形のInP層を形成する。コンタクト層13に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度とする。コンタクト層13を形成する際における成膜室内の温度は、例えば550〜650℃程度とする。コンタクト層13の厚さは、例えば0.1〜0.5μm程度とする。
この後、第1実施形態による発光素子の製造方法と同様にして、p形の半導体層14、活性層20、n形の半導体層22及びn形のコンタクト層24を順次形成する。
次に、n形のコンタクト層24、n形の半導体層22、活性層20、及びp形の半導体層14をメサ状にエッチングする。
次に、例えばスパッタ法により、n形のコンタクト層24上に上部電極26を形成し、p形のコンタクト層13上に下部電極28aを形成する。
こうして、本実施形態による発光素子が製造される。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、基板や各層の材料としてInP系の材料を用いたが、基板や各層の材料はInP系の材料に限定されるものではない。基板や各層の材料は、適宜設定すればよい。
例えば、基板や各層の材料として、GaAs系の材料を用いてもよい。基板や各層の材料としてGaAs系の材料を用いる場合には、例えば、以下のような構成とすればよい。
即ち、p形の基板10としては、例えばp形のGaAs基板を用いる。基板10に導入されているp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018〜1×1019cm−3程度とする。
p形のバッファ層12としては、例えばp形のGaAs層を用いる。バッファ層12に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1018cm−3程度とする。
p形のコンタクト層13としては、例えばp形のGaAs層を用いる。コンタクト層13に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度とする。
p形の半導体層14としては、例えばp形のAlGa1−XAs層を用いる。AlGa1−XAs層の組成比Xは、例えば0.3〜0.8とする。p形の半導体層14に導入するp形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1017〜6×1017cm−3程度とする。
バリア層16としては、例えばアンドープのGaAs層を用いる。
量子ドット層18としては、例えばアンドープのInGa1−XAs層を用いる。
n形の半導体層22としては、例えばn形のAlGa1−XAs層を用いる。AlGa1−XAs層の組成比Xは、例えば0.3〜0.8程度とする。半導体層22に導入するn形のドーパント不純物の濃度は、例えば例えば1×1017〜5×1017cm−3程度とする。
n形のコンタクト層24としては、例えばn形のGaAs層を用いる。コンタクト層24に導入するn形のドーパント不純物の濃度は、例えば1×1019cm−3程度とする。
このように、基板や各層の材料として、GaAs系の材料を用いてもよい。
また、第2実施形態では、基板10aの導電型をp形又はi形とする場合を例に説明したが、第2実施形態において、基板10aの導電型をn形としてもよい。また、第2実施形態では、バッファ層12aの導電型をp形又はi形とする場合を例に説明したが、第2実施形態において、バッファ層12aの導電型をn形としてもよい。下部電極28aに接続されるコンタクト層13の導電型がp形であるため、コンタクト層13の下に存在する基板10aやバッファ層12aの導電形をn形としても特段の問題は生じない。
また、本発明の原理を適用しうる発光素子の全体構成は、上述した発光素子に限定されるものではない。本発明の原理は、あらゆる構造の発光素子に適用することが可能である。
また、本発明の原理は、光増幅器、レーザダイオード、LED等、あらゆる発光素子に適用することが可能である。
(付記1) p形半導体より成る基板と、
前記基板上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、
前記活性層上に形成されたn形半導体層と
を有することを特徴とする発光素子。
(付記2) 付記1記載の発光素子において、
前記基板と前記活性層の間に形成され、前記基板より不純物濃度が低いp形半導体層を更に有する
ことを特徴とする発光素子。
(付記3) 付記1又は2記載の発光素子において、
前記基板に接続された第1の電極と、
前記n形半導体層上に形成された第2の電極とを更に有する
ことを特徴とする発光素子。
(付記4) 基板と、
前記基板上に形成されたp形コンタクト層と、
前記p形コンタクト層上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島よりなる量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、
前記活性層上に形成されたn形半導体層と
を有することを特徴とする発光素子。
(付記5) 付記4記載の発光素子において、
前記p形コンタクト層と前記活性層との間に形成され、前記p形コンタクト層より不純物濃度が低いp形半導体層を更に有する
ことを特徴とする発光素子。
(付記6) 付記4又は5記載の発光素子において、
前記p形コンタクト層に接続された第1の電極と、
前記n形半導体層上に形成された第2の電極とを更に有する
ことを特徴とする発光素子。
(付記7) 付記1乃至6のいずれかに記載の発光素子において、
前記量子ドット層は、バリア層を介して積層されている
ことを特徴とする発光素子。
(付記8) 付記1乃至7のいずれかに記載の発光素子において、
前記活性層は、前記量子ドット層を10層以上含む
ことを特徴とする発光素子。
(付記9) 付記1乃至8のいずれかに記載の発光素子において、
前記基板は、InP又はGaAsより成る
ことを特徴とする発光素子。
(付記10) p形半導体より成る基板上にp形半導体層を形成する工程と、
前記p形半導体層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、
前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、
前記基板に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程と
を有することを特徴とする発光素子の製造方法。
(付記11) 基板上に、p形コンタクト層を形成する工程と、
前記p形コンタクト層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、
前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、
前記p形コンタクト層に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程と
を有することを特徴とする発光素子の製造方法。
本発明の第1実施形態による発光素子を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1実施形態の変形例による発光素子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による発光素子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第2実施形態による発光素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 提案されている発光素子を示す断面図である。
符号の説明
10、10a…基板
12、12a…バッファ層
13…形のコンタクト層
14…形の半導体層
16…バリア層
18…量子ドット層
19…量子ドット
20…活性層
22…形の半導体層
24…形のコンタクト層
26…上部電極
28、28a…下部電極
30…メサ状体
32…埋め込み層
32a…n形のInP層
32b…p側のInP層
110…n形基板
114…n形半導体層
116…バリア層
118…量子ドット層
119…量子ドット
120…活性層
122…p形半導体層
126…上部電極
128…下部電極

Claims (4)

  1. p形半導体より成る基板と、
    前記基板上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、
    前記活性層上に形成されたn形半導体層と、
    前記基板と前記活性層の間に形成され、前記基板より不純物濃度が低いp形半導体層とを有し、
    前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、
    前記基板は、InP又はGaAsより成り、
    前記p形半導体層は、前記基板がInPより成る場合にはInPより成り、前記基板がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、
    前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成る
    ことを特徴とする発光素子。
  2. 基板と、
    前記基板上に形成されたp形コンタクト層と、
    前記p形コンタクト層上に形成され、S−Kモードにより自己形成された三次元成長島よりなる量子ドット層を複数層積層して成る活性層と、
    前記活性層上に形成されたn形半導体層と、
    前記p形コンタクト層と前記活性層との間に形成され、前記p形コンタクト層より不純物濃度が低いp形半導体層とを有し、
    前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、
    前記p形コンタクト層は、InP又はGaAsより成り、
    前記p形半導体層は、前記p形コンタクト層がInPより成る場合にはInPより成り、前記p形コンタクト層がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、
    前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成る
    ことを特徴とする発光素子。
  3. p形半導体より成る基板上に、前記基板より不純物濃度が低いp形半導体層を形成する工程と、
    前記p形半導体層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、
    前記基板に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程とを有し、
    前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、
    前記基板は、InP又はGaAsより成り、
    前記p形半導体層は、前記基板がInPより成る場合にはInPより成り、前記基板がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、
    前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成る
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  4. 基板上に、p形コンタクト層を形成する工程と、
    前記p形コンタクト層上に、前記p形コンタクト層より不純物濃度が低いp形半導体層を形成する工程と、
    前記p形半導体層上に、S−Kモードにより形成された三次元成長島より成る量子ドット層を複数層積層して成る活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に、n形半導体層を形成する工程と、
    前記p形コンタクト層に接続された下部電極と、前記n形半導体層上に形成された上部電極とを形成する工程とを有し、
    前記活性層は、前記量子ドット層を15層以上含み、
    前記p形コンタクト層は、InP又はGaAsより成り、
    前記p形半導体層は、前記p形コンタクト層がInPより成る場合にはInPより成り、前記p形コンタクト層がGaAsより成る場合にはAl Ga 1−X Asより成り、
    前記量子ドット層は、In Ga 1−Y Asより成る
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
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