JP4922745B2 - エレベータ制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの制御に係り、特にエレベータのかごにおける扉を開く動作である戸開きについてのエレベータ制御に関する。
エレベータについては、そのかごに設けられている扉を開く戸開きの際に利用者が腕や服を扉で引っ張られて戸袋に引き込まれるのを効果的に防止できるようにすることで、より安全性を高めることができる。こうしたことから、戸袋引込み防止のための制御について提案がなされている。
例えば特許文献1の「エレベーター扉安全制御装置」では、扉接近検出手段で利用者の扉への接近を検出し、利用者の扉接近が検出された場合、注意喚起アナウンスを行った後に低速度で扉を開くようにすることで、引込み防止を図るようにし、またかご混雑度検出手段でかご内の混雑度を検出し、かごが満員でない場合には注意喚起アナウンスを行った後に低速度で扉を開く一方で、かごが満員の場合には注意喚起アナウンスを行わずに低速度で扉を開くようにすることで、引込み防止を図るようにしている。
また例えば特許文献2の「エレベータの制御装置および制御方法」では、障害物検出センサで利用者などの扉への接近を検出し、利用者などの扉接近が検出された場合、注意喚起アナウンスなどを行うとともに、扉の開制御の開始を所定時間遅延させるようにすることで、引込み防止を図るようにしている。
特開2003−40562号公報 特開2006−168843号公報
上述の特許文献1や特許文献2のエレベータ制御技術は、通常モードによる制御と引込み防止モードによる制御を選択的に行えるようにすることで、引込み防止を図るものである。つまり、扉を戸袋に納めるように開く戸開きについて、通常の速度で扉を開く通常モードによる制御と、利用者が戸袋に引き込まれるのを防止するための引込み防止モードによる制御を選択的に行えるようにし、そして利用者の戸袋接近が検出された場合に引込み防止モードによる戸開きを行うようにすることで、引込み防止を図るものである。
こうした通常モード制御と引込み防止モード制御を使分ける制御方式は、引込み防止について有効性が高いといえる。しかしその一方で、過剰対応になる場合があり、そのためにエレベータの運行効率を低下させるという問題を残している。
例えば従来の制御方式では、扉がある程度まで開いて利用者が通れる隙間ができた状態でその隙間を通って利用者が扉を通りぬけようとする際に、その利用者も戸袋に引き込まれるおそれのある戸袋接近者とし、戸開き速度を遅くしたり、戸開きを一時的に停止したりする引込み防止モードの制御がなされることになり、結果として戸開きのための時間を徒に長くしてしまうことになって、運行効率を低下させることになる。
また従来の制御方式では、注意喚起アナウンスで戸袋接近者が戸袋から離れることができる場合でも一律に戸開き速度を遅くしたり、戸開きを一時的に停止したりすることになり、やはり戸開きのための時間を徒に長くしてしまうことになって、運行効率を低下させることになる。
また通常モード制御と引込み防止モード制御を使分ける制御方式には、戸袋接近者の検出を必要とし、また戸袋接近者が検出された場合の引込み防止モード制御で注意喚起アナウンスや低速による戸開きを行う必要があるなど、戸開き制御が複雑になるという問題がある。
本発明は、以上のような事情を背景になされたものであり、十分な引込み防止性を確保しつつ、運行効率を高めることを可能とするエレベータ制御方法の実現を課題とし、またより単純な制御で引込み防止を可能とするエレベータ制御方法の実現を課題としている。
本発明では、エレベータのかごにおける扉を戸袋に納めるように開く戸開きについて、通常の速度で前記扉を開く通常モードによる制御と、前記かご内のエレベータ利用者のうちで前記戸袋に接近している戸袋接近者を前記戸開きの際に前記扉により前記戸袋に引き込むのを防止できるようにして前記戸開きを行う引込み防止モードによる制御を選択的に行えるようにされているエレベータ制御方法において、前記扉の戸開き幅が利用者の通り抜け可能な基準幅以下であることを条件として、前記引込み防止モードによる制御を行うようにしたことを特徴としている。
このように戸開き幅が基準幅以下である状態でのみ引込み防止モードによる制御を行うようにしたことにより、ある程度まで開いた扉を通りぬけようとする利用者を戸袋に引き込まれるおそれのある戸袋接近者とすることを避けることができる。つまり十分な引込み防止性を確保しつつも、開いた扉を通りぬけようとする利用者を戸袋接近者として引込み防止モードによる制御を行うといった過剰対応を効果的に防ぐことができる。したがって運行効率の徒な低下を避けることができ、結果として運行効率を高めることができる。
上記のようなエレベータ制御方法における前記引込み防止モードは、前記戸袋接近者が検出された場合に前記基準幅以下の状態で戸開き動作を一旦停止して注意喚起アナウンスを行うステップ、前記注意喚起アナウンスの後に再度戸袋接近者を検出するステップ、および前記ステップで戸袋接近者が検出されたら、戸開き動作停止状態を一定時間維持した後に前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による低速の戸開きを行うステップを含むものとするのが好ましい。
また前記かごの混雑度を判定し、所定の基準混雑度以上である満員状態であるか、そうでない非満員状態であるかに応じて制御の内容を変えるものとし、前記満員状態時には、前記戸袋接近者の有無にかかわらず、前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による低速の戸開きを行うようにし、前記非満員状態時には、前記戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できる状態にあるかについて、戸袋の近辺以外にも利用者がいる場合に前記戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できない状態にあるものとする退避可否を判定し、退避不可状態の場合には、前記低速の戸開きを行うようにする一方で、退避可状態の場合には、注意喚起アナウンスを行うとともに、前記注意喚起アナウンス後に戸袋接近者が検出されたら戸閉め状態を一定時間維持した後に前記低速の戸開きを行うようにされていることを特徴としている。
このようにすることにより、戸袋接近の利用者が戸袋接近位置から退避できる状態にあるか否かに応じた引込み防止とすることができる。すなわちかごが満員状態である場合には、戸袋接近者が退避できないのが通常であるので、一律に低速モードの戸開きを行うことで引込み防止を図り、一方、非満員状態時には、戸袋接近者が退避可な場合と退避不可の場合があり得るので、退避可否を判定し、その結果に応じた内容の制御により引込み防止を図ることになる。このため、十分な引込み防止性を確保しつつも、戸袋接近位置から利用者が退避した場合に引込み防止モードによる制御を行うといった過剰対応を効果的に防ぐことができ、したがって運行効率の徒な低下を避けることができ、結果として運行効率を高めることができる。
また前記戸袋接近者が検出された場合に、前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による第1の速度で戸開きを前記基準幅まで行基準幅まで戸開きした後は、前記第1の速度よりも速い速度の第2の速度で戸開きを行うことを特徴としている。
このような制御方法においては、仮に戸袋接近者があったとしても、その戸袋接近者は、戸袋に引き込まれる可能性の小さい低速な第1の速度による基準幅までの戸開き時に戸袋への引き込まれの危険性に気付き、必要な回避動作をとることができる。したがって基準幅以後の戸開きを第1の速度よりも速い第2の速度で行っても利用者が戸袋に引き込まれる可能性は実質的にないことになる。このため本制御方法によれば、戸袋接近者ありの場合に戸開きの全幅について低速にする制御に比べて、戸開きに要する時間を短くすることができ、運行効率を高めることができる。
上記のようなエレベータ制御方法における前記第2の速度の戸開き速度は、前記通常モードにおける戸開き速度と同じとするのが好ましい。
このようにかごの混雑度に基づいて戸袋接近者の退避可否を判断するものとし、満員状態であることにより戸袋接近者が退避できない場合には、一律に満員時引込み防止モードによる戸開きを行うことで引込み防止を図り、一方、非満員状態時には、戸開き幅が基準幅以下であることを条件として非満員時引込み防止モードによる戸開きを行うことで引込み防止を図るようにすることにより、十分な引込み防止性を確保しつつ、運行効率を高めることが可能となる。
このような制御方法では、利用者の戸袋引込みを効果的に防止できる一方で、運行効率を低下させないで済み、しかも引込み防止のための制御をより単純なものとすることができる。まず引込み防止については、仮に戸袋接近者があったとしても、その戸袋接近者は、戸袋に引き込まれる可能性の小さい低速な第1の速度による基準幅までの戸開き時に戸袋への引き込まれの危険性に気付き、必要な回避動作をとることができる。したがって基準幅以後の戸開きを第1の速度よりも速い第2の速度で行っても利用者が戸袋に引き込まれる可能性は実質的にないことになる。次に、運行効率については、かごが混雑しない状態でも利用者が戸袋付近に位置する場合の多いのがエレベータの一般的傾向であるといえることが関係する。すなわち通常モードと引込み防止モードを選択的に行えるようにし、戸袋接近者の検出を条件に引込み防止モードの制御を行うとしても、利用者が戸袋付近に位置する場合が多ければ、引込み防止モードによる制御となる場合が多くなる。とすれば、戸袋接近者の有無に関係なく一律に第1、第2の両速度による2段速度方式の戸開きとすることで、結果的に戸開きに要する平均時間を短くすることができ、運行効率を高めることができる。さらに制御の単純については、戸袋接近者の有無に関係なく、常に同じモードで戸開きを行うことになるので、通常モードと引込み防止モードを選択的に用いる場合に比べて、大幅に制御を単純化できる。
以上のような本発明によれば、十分な引込み防止性を確保しつつ、運行効率を高めることを可能とするエレベータ制御方法を実現でき、またより単純な制御で引込み防止を可能とするエレベータ制御方法を実現できる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に、第1の実施形態によるエレベータ制御方法が適用されるエレベータ制御システムの構成を示す。エレベータ制御システムは、かご1に設けられるかご上制御部2とこのかご上制御部2の上位となるエレベータ制御装置3を含む。
かご上制御部2は、図2に示すように、かご1に設置されるかご制御装置4に設けられており、例えばマイコンなどに必要なコンピュータプログラムを搭載して構成されるかご上制御処理装置5、かご1内における戸袋接近のエレベータ利用者つまり戸袋接近者を例えば光電センサ方式で検出し、その結果をかご上制御処理装置5に入力する戸袋接近検出手段6、戸袋接近者に戸袋接近位置からの退避を促すための注意喚起アナウンスをかご上制御処理装置5による制御の下で行う注意喚起アナウンス手段7、利用者に戸開きについて注意を喚起するための注意喚起音をかご上制御処理装置5による制御の下で発する注意喚起音発生手段8、および扉の開閉をかご上制御処理装置5による制御の下で行う扉駆動装置9を含む構成とされている。またその注意喚起アナウンス手段7は、アナウンス用の音声を生成する音声生成部10にスピーカ11を接続した構成とされている。なお、かご1にはかご1内の荷重を検出するかご内荷重検出手段12が設けられている。このかご内荷重検出手段12で検出されるかご内荷重は、通常、かご1の重量過剰の判定などに用いられる。
エレベータ制御装置3は、エレベータのかご1から離れた場所に設けられており、エレベータの運転や戸開きなどを全般的に制御するのに機能し、図2に示すような制御処理装置13を備えいる。
制御処理装置13は、例えばマイコンなどに必要なコンピュータプログラムを搭載して構成されており、かご上制御部2との間で伝送制御部14を介してデータの送受信を行いながらエレベータの制御に必要な処理を行う。そのために制御処理装置13は、かご上制御処理装置5を介して得られる戸袋接近検出手段6の出力に基づいて戸袋接近者を検出する戸袋接近検出部15、戸袋接近者検出時の引込み防止モードによる戸開き動作を設定する戸開動作設定部16、かご1の扉の開閉動作を制御する扉開閉制御部17、かご位置検出手段18により検出されるかご1の位置情報を受信してかご1の位置を制御するかご位置制御部19、およびエレベータ運転の全般的な制御を行うエレベータ運転制御部20の各機能部を含んでいる。
以下では、こうしたエレベータ制御システムによるエレベータ制御方法における通常モードと引込み防止モードを組み合わせてなされる戸開き制御について説明する。戸開き制御は、図3にその処理の流れを示すように、ステップ31〜ステップ42の各処理を含む。
ステップ31では、かごが目的階に着床したかを判定する(着床判定処理)。着床していなければ扉を閉めた状態を継続する。これは扉開閉制御のステップの1つである戸閉継続処理である。一方、着床していればステップ32に進み、戸開きが開始されたかを判定する(戸開開始判定処理)。戸開きが開始されていなければ戸閉め状態を継続し、戸開きが開始されていればステップ33に進み、扉が所定の基準幅まで開いたかを判定する(戸開幅判定処理)。ここで基準幅は、利用者が通り抜けることができる程度の戸開き幅として設定されるのが通常である。扉が基準幅まで開いていればステップ42に進み、通常モードによる戸開きを行い、扉が基準幅まで開いていなければステップ34以降の引込み防止モードによる戸開き制御を行う。ステップ34では、戸袋接近者の有無を判定する(第1の戸袋接近判定処理)。この第1の戸袋接近判定処理は、図2の戸袋接近検出手段6の出力を戸袋接近検出部15で判定することで行われる。戸袋接近者なしの場合は、ステップ42に進み、通常の速度で扉を開く通常モードによる戸開きを行い、戸袋接近者ありの場合は、ステップ35に進んで戸開き動作を一旦停止し(戸開き停止処理)、さらにステップ36で例えば「扉から離れてください」といった内容の注意喚起アナウンスを行う(アナウンス処理)。それからステップ37でアナウンスが終了したかを判定する(アナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していればステップ38に進み、戸袋接近者の有無を判定する(第2の戸袋接近判定処理)。この第2の戸袋接近判定処理も第1の戸袋接近判定処理と同様になされる。戸袋接近者なしの場合は、ステップ41に進み、低速の戸開きを行う(低速戸開処理)。低速戸開処理では、ステップ42における通常モードでの戸開き速度よりも十分に遅い、例えば半分程度の戸開き速度で全開状態まで戸開きを行い、その戸開きの間、図2の注意喚起音発生手段8で注意喚起音、具体的にはブザー音を発し続ける。
ここで、ステップ38で戸袋接近者なしとされた場合でも低速の戸開きとするのは、戸袋接近者の検出ミスの可能性などを考慮して安全性をより高めるためであり、必ずしもここまでの安全性確保は必要でなく、ステップ38で戸袋接近者なしとされた場合にはステップ42に進むようにすることも可能である。
ステップ38で戸袋接近者ありとされた場合は、ステップ39に進み、戸袋接近利用者が退避する余裕を与えるために戸開き動作停止状態を維持する一定時間についてのカウントをタイマーで行う(戸開停止時間カウント処理)。それからステップ40でカウント時間が一定の時間に達したか、つまり戸開停止時間が一定時間経過したかを判定する(戸開停止時間判定処理)。戸開停止時間が一定時間経過していればステップ41に進み、上述のような低速の戸開きを行う。一方、戸開停止時間が一定時間経過していなければステップ38に戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
以上のような第1の実施形態のエレベータ制御方法では、戸開き幅が基準幅以下である状態でのみ引込み防止モードによる制御を行うようにしたことにより、ある程度まで開いた扉を通りぬけようとする利用者を戸袋に引き込まれるおそれのある戸袋接近者とすることを避けることができ、その一方で、基準幅以下の戸開き状態で戸袋接近者がある場合に、引込み防止モードによる戸開き制御を行うことでは戸袋引込み防止を効果的に実現して安全性を確保することができる。特に本実施形態では、引込み防止モードでの制御において、注意喚起アナウンス後に、注意喚起アナウンスを受けても戸袋接近位置から退避しない利用者があるかについて第2の戸袋接近判定処理を行い、その結果に応じた処理をなすようにしているので、一律に戸袋接近者ありとする場合に比べて、過剰対応をさらに減らすことができる。このように第1の実施形態のエレベータ制御方法によれば、十分な引込み防止性を確保しつつ、開いた扉を通りぬけようとする利用者を戸袋接近者として引込み防止モードによる制御を行うといった過剰対応による運行効率の徒な低下を避けることで運行効率を高めることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態によるエレベータ制御方法が適用されるエレベータ制御システムの構成は、基本的には第1の実施形態におけるそれと同様である。図4に、第2の実施形態におけるエレベータ制御システムが含むかご上制御部21とエレベータ制御装置22の構成を示す。
かご上制御部21は、図2のかご上制御部2に対応するもので、かご上制御処理装置5がかご内荷重検出手段12の出力を取り込むようにされている。一方、エレベータ制御装置22は、図2のエレベータ制御装置3に対応するもので、その制御処理装置23には、かご上制御処理装置5を介してかご内荷重検出手段12から得られるかご内荷重に基づいてかごの混雑度を判定する混雑度判定部24が設けられている。この他の構成については第1の実施形態と同一なので、共通する要素については図2と同一の符号を付し、それらについての説明は省略する。
以下では、第2の実施形態によるエレベータ制御方法における通常モードと引込み防止モードを組み合わせてなされる戸開き制御について説明する。第2の実施形態における戸開き制御は、図5にその処理の流れを示すように、ステップ51〜ステップ67の各処理を含む。
ステップ51では、かごが減速を開始したかを判定する(減速判定処理)。かごの減速が開始されていなければ扉を閉めた状態を継続する。一方、かごの減速が開始されていればステップ52に進み、戸袋接近者の有無を判定する(着床前戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ66に進み、かごが目的階に着床したかを判定する(第1の着床判定処理)。着床していなければ扉を閉めた状態を継続し、着床していればステップ67に進み、通常モードによる戸開きを行う。
ステップ52の着床前戸袋接近判定処理で戸袋接近者ありとされた場合には、ステップ53以降の引込み防止モードによる戸開き制御を行う。ステップ53では、注意喚起アナウンスを行う(着床前アナウンス処理)。それからステップ54で着床前アナウンスが終了したかを判定する(着床前アナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していなければステップ53に戻り、アナウンスが終了していればステップ55に進み、かごが目的階に着床したかを判定する(第2の着床判定処理)。着床していなければ着床となるまで判定を繰返し、着床していればステップ56に進み、戸袋接近者の有無を判定する(第1の着床後戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ67に進み、通常モードによる戸開きを行う。一方、戸袋接近者ありの場合は、ステップ57に進み、かご内荷重を検出する(荷重検出処理)。かご内荷重を検出したらステップ58に進み、そのかご内荷重に基づいてかごの混雑度を判定する(混雑度判定処理)。混雑度の判定は、所定の基準混雑度以上を満員状態とし、満員状態であるか否かの判定として行う。
ステップ58で満員状態と判定された場合には、満員時引込み防止モードによる制御を行う。具体的には、ステップ65に進み、第1の実施形態におけるステップ41と同様な低速の戸開きを行う(低速戸開処理)。一方、ステップ58で満員状態と判定されなかった場合、つまり非満員状態の場合には、ステップ59以降で非満員時引込み防止モードによる制御を行う。ステップ59では、戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できる状態にあるかについての退避可否を判定する(退避可否判定処理)。退避可否判定は、戸袋の近辺以外にも利用者がいる場合には戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できない場合があるとし、利用者が戸袋の近辺にのみいるのか否かとして行う。こうした判定には、例えばかご内に設置したカメラで利用者の立ち位置を検出して判定する方法、あるいはかご内荷重検出手段12にかご内の荷重分布も検出する機能を与え、それで得られるかご内の荷重分布から利用者の立ち位置を検出して判定する方法などを用いることができる。
ステップ59で退避不可とされた場合には、ステップ65に進んで低速の戸開きを行う。一方、ステップ59で退避可とされた場合には、ステップ60で注意喚起アナウンスを行う(着床後アナウンス処理)。それからステップ61で着床後アナウンスが終了したかを判定する(着床後アナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していなければステップ60に戻り、アナウンスが終了していればステップ62に進み、戸袋接近者の有無を判定する(第2の着床後戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ67に進み、通常モードによる戸開きを行う。一方、戸袋接近者ありの場合は、ステップ64に進み、上述と同様な戸開停止時間カウント処理を行う。それからステップ64で上述と同様な戸開停止時間判定処理を行う。戸開停止時間が一定時間経過していればステップ65に進み、低速の戸開きを行う。一方、戸開停止時間が一定時間経過していなければステップ63に戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
以上のような第2の実施形態のエレベータ制御方法では、戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できる状態にあるか否かに応じた戸開き制御とすることができる。すなわち、かごが満員状態である場合には、戸袋接近者が退避できないのが通常であるとして、一律に低速の戸開きを行うことで引込み防止を図り、一方、非満員状態時には、戸袋接近者が退避可な場合と退避不可の場合があり得るので、退避可否を判定し、その結果に応じた内容の制御により引込み防止を図ることになる。特に本実施形態では、非満員時引込み防止モードでの制御において、注意喚起アナウンス後に、注意喚起アナウンスを受けても戸袋接近位置から退避しない利用者があるかについて第2の着床後戸袋接近判定処理を行い、その結果に応じた処理をなすようにしているので、一律に戸袋接近者ありとする場合に比べて、過剰対応をさらに減らすことができる。このように第2の実施形態のエレベータ制御方法によれば、十分な引込み防止性を確保しつつ、戸袋接近位置から利用者が退避した場合に引込み防止モードによる制御を行うといった過剰対応による運行効率の徒な低下を避けることで運行効率を高めることができる。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態によるエレベータ制御方法では第1の実施形態におけるエレベータ制御システムを用いて戸開き制御がなされ、その戸開き制御は、図6に処理の流れを示すように、ステップ71〜ステップ84の各処理を含む。
ステップ71では、かごが減速を開始したかを判定する(減速判定処理)。かごの減速が開始されていなければ扉を閉めた状態を継続する。一方、かごの減速が開始されていればステップ72に進み、戸袋接近者の有無を判定する(着床前戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ83に進み、かごが目的階に着床したかを判定する(第1の着床判定処理)。着床していなければ扉を閉めた状態を継続し、着床していればステップ84に進み、通常モードによる戸開きを行う。
ステップ72の着床前戸袋接近判定処理で戸袋接近者ありとされた場合には、ステップ73以降の引込み防止モードによる戸開き制御を行う。ステップ73では、注意喚起アナウンスを行う(着床前アナウンス処理)。それからステップ74で着床前アナウンスが終了したかを判定する(着床前アナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していなければステップ73に戻り、アナウンスが終了していればステップ75に進み、かごが目的階に着床したかを判定する(第2の着床判定処理)。着床していなければ着床となるまで判定を繰返し、着床していればステップ76に進み、戸袋接近者の有無を判定する(第1の着床後戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ84に進み、通常モードによる戸開きを行う。一方、戸袋接近者ありの場合は、ステップ77に進み、注意喚起アナウンスを繰返し的に行う(繰返しアナウンス処理)。繰返しアナウンス処理では、例えば「扉から離れてください」といったアナウンスを数回繰り返すことで、利用者への注意喚起を強化する。それからステップ78で繰返しアナウンスが終了したかを判定する(繰返しアナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していなければステップ77に戻り、アナウンスが終了していればステップ79に進む。ここで、繰返しアナウンスは、利用者への注意喚起を強化するものである。ただ、こうした繰返しアナウンスは必ずしも必要でなく、単発のアナウンスとすることも可能である。
ステップ79では、戸袋接近者の有無を判定する(第2の着床後戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ84に進み、通常モードによる戸開きを行う。一方、戸袋接近者ありの場合は、ステップ80に進み、上述と同様な戸開停止時間カウント処理を行う。それからステップ81で上述と同様な戸開停止時間判定処理を行う。戸開停止時間が一定時間経過していればステップ82に進み、低速モードによる戸開きを行う。一方、戸開停止時間が一定時間経過していなければステップ80に戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
以上のように第3の実施形態のエレベータ制御方法では、戸袋接近者がある場合に、着床前と着床後のそれぞれで注意喚起アナウンスを行うとともに、それぞれの注意喚起アナウンス後に戸袋接近者を検出し、そのアナウンス後の検出で戸袋接近者が検出された場合にだけ低速モードによる戸開きとするようにしている。また着床後の注意喚起アナウンスを繰返し的なものとすることで注意喚起を強化している。このため第3の実施形態のエレベータ制御方法によれば、注意喚起アナウンスで戸袋接近位置から利用者が退避した場合にも引込み防止モードによる制御を行うといった過剰対応を効果的に防ぐことができ、また退避を徹底させることで低速モードによる戸開きを減らすことができ、十分な引込み防止性を確保しつつ、運行効率を高めることができる。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態によるエレベータ制御方法では第1の実施形態におけるエレベータ制御システムを用いて戸開き制御がなされ、その戸開き制御は、図7に処理の流れを示すように、ステップ91〜ステップ102の各処理を含む。
ステップ91では、かごが目的階に着床したかを判定する(着床判定処理)。着床していなければ扉を閉めた状態を継続し、着床していればステップ92に進み、戸袋接近者の有無を判定する(戸袋接近判定処理)。戸袋接近者なしの場合は、ステップ100に進んで第1の速度による戸開きを行う。この第1の速度による戸開きでは、所定の基準幅まで扉を開く(基準幅戸開処理)。それからステップ101で基準幅まで戸開きしたかを判定し(基準幅戸開判定処理)、基準幅まで戸開きしていなければステップ100に戻り、基準幅まで戸開きしていればステップ102に進み、第1の速度よりも速い第2の速度による戸開きを扉全開まで行う。ここで、第2の速度は、上述の通常モードにおける戸開き速度と同じとするのが好ましい。
ステップ92で戸袋接近者ありとされた場合は、ステップ94に進み、注意喚起アナウンスを行う(アナウンス処理)。それからステップ95でアナウンスが終了したかを判定する(アナウンス終了判定処理)。アナウンスが終了していなければステップ93に戻り、アナウンスが終了していればステップ95に進む。ステップ95では、上述と同様な戸開停止時間カウント処理を行う。それからステップ96で上述と同様な戸開停止時間判定処理を行う。戸開停止時間が一定時間経過していればステップ97に進んでステップ101と同様な第1の速度による戸開きを、注意喚起音であるブザー音を発し続けながら行う(注意喚起音鳴動基準幅戸開処理)。それからステップ98で基準幅まで戸開きしたかを判定し(基準幅戸開判定処理)、基準幅まで戸開きしていなければステップ97に戻り、基準幅まで戸開きしていればステップ99に進み、第1の速度よりも速い第2の速度による戸開きを、ブザー音を発し続けながら扉全開まで行う。
以上のように第4の実施形態のエレベータ制御方法では、仮に戸袋接近者があったとしても、その戸袋接近者は、戸袋に引き込まれる可能性の小さい低速な第1の速度による基準幅までの戸開き時に戸袋への引き込まれの危険性に気付き、必要な回避動作をとることができる。したがって基準幅以後の戸開きを第1の速度よりも速い第2の速度で行っても利用者が戸袋に引き込まれる可能性は実質的にないことになる。このような第4の実施形態のエレベータ制御方法によれば、戸袋接近者ありの場合に戸開きの全幅について低速にする制御に比べて、戸開きに要する時間を短くすることができ、運行効率を高めることができる。
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態によるエレベータ制御方法では第2の実施形態におけるエレベータ制御システムを用いて戸開き制御がなされ、その戸開き制御は、図8と図9に処理の流れを示すように、ステップ111〜ステップ130の各処理を含む。本実施形態の戸開き制御は、第2の実施形態の戸開き制御の一部と第1の実施形態の戸開き制御の一部を組み合わせた内容となっている。つまり本実施形態におけるステップ111〜ステップ118の各処理は第2の実施形態におけるステップ51〜ステップ58の各処理に、本実施形態におけるステップ129の処理は第2の実施形態におけるステップ66の処理に、本実施形態におけるステップ119〜ステップ128の各処理は第1の実施形態におけるステップ32〜ステップ41の各処理に、本実施形態におけるステップ130の処理は第1の実施形態におけるステップ42の処理に、それぞれ対応している。したがって本実施形態における各処理ステップについての説明は上での説明を援用するものとする。
以上のような第5の実施形態のエレベータ制御方法によれば、第1、第2の各実施形態について説明したのと同様な理由から、過剰対応による運行効率の徒な低下を避けることができ、これにより十分な引込み防止性を確保しつつ運行効率を高めることができる。
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態によるエレベータ制御方法では戸袋接近者の有無にかかわらず、常に同じ戸開きを行う。本実施形態の戸開き制御は、図10に処理の流れを示すように、ステップ131〜ステップ134の各処理を含む。
ステップ131では、かごが目的階に着床したかを判定する(着床判定処理)。着床していなければ扉を閉めた状態を継続し、着床していればステップ132に進んで第1の速度による戸開きを行う。この第1の速度による戸開きでは、所定の基準幅まで扉を開く(基準幅戸開処理)。それからステップ133で基準幅まで戸開きしたかを判定し(基準幅戸開判定処理)、基準幅まで戸開きしていなければステップ132に戻り、基準幅まで戸開きしていればステップ134に進み、第1の速度よりも速い第2の速度による戸開き扉全開まで行う。ここで、第2の速度は、上述の通常モードにおける戸開き速度と同じとするのが好ましい。
本実施形態の制御方法では、仮に戸袋接近者があったとしても、その戸袋接近者は、戸袋に引き込まれる可能性の小さい低速な第1の速度による基準幅までの戸開き時に戸袋への引き込まれの危険性に気付き、必要な回避動作をとることができる。したがって基準幅以後の戸開きを第1の速度よりも速い第2の速度で行っても利用者が戸袋に引き込まれる可能性は実質的にないことになる。つまり十分な引込み防止を実現できる。
また本実施形態の制御方法では、戸袋接近者の有無に関係なく一律な戸開き制御としたことにより、運行効率を高めることができる。すなわち通常モードと引込み防止モードを選択的に行えるようにし、戸袋接近者の検出を条件に引込み防止モードの制御を行うとしても、利用者が戸袋付近に位置する場合が多ければ、引込み防止モードによる制御となる場合が多くなる。このことは、かごが混雑しない状態でも利用者が戸袋付近に位置する場合の多いのがエレベータの一般的傾向であることから十分にある得ることである。とすれば、戸袋接近者の有無に関係なく一律に第1、第2の両速度による2段速度方式の戸開きとすることで、結果的に戸開きに要する平均時間を短くすることができ、運行効率を高めることができる。
さらにまた本実施形態の制御方法では、戸袋接近者の有無に関係なく、常に同じモードで戸開きを行うことになるので、通常モードと引込み防止モードを選択的に用いる場合に比べて、大幅に制御を単純化できる。
第1の実施形態によるエレベータ制御システムの構成を示す図である。 図1のエレベータ制御システムにおけるかご上制御部とエレベータ制御装置の構成を示す図である。 第1の実施形態による戸開き制御の流れを示す図である。 第2の実施形態によるエレベータ制御システムにおけるかご上制御部とエレベータ制御装置の構成を示す図である。 第2の実施形態による戸開き制御の流れを示す図である。 第3の実施形態による戸開き制御の流れを示す図である。 第4の実施形態による戸開き制御の流れを示す図である。 第5の実施形態による戸開き制御の流れの一部を示す図である。 第5の実施形態による戸開き制御の流れの他の一部を示す図である。 第6の実施形態による戸開き制御の流れを示す図である。
符号の説明
1 かご
2 かご上制御部
3 エレベータ制御装置
6 戸袋接近検出手段
7 注意喚起アナウンス手段
8 注意喚起音発生手段
12 かご内荷重検出手段
15 戸袋接近検出部
16 戸開動作設定部
17 扉開閉制御部

Claims (3)

  1. エレベータのかごにおける扉を戸袋に納めるように開く戸開きについて、通常の速度で前記扉を開く通常モードによる制御と、前記かご内のエレベータ利用者のうちで前記戸袋に接近している戸袋接近者を前記戸開きの際に前記扉により前記戸袋に引き込むのを防止できるようにして前記戸開きを行う引込み防止モードによる制御を選択的に行えるようにされているエレベータ制御方法において、
    前記扉の戸開き幅が利用者の通り抜け可能な基準幅以下であることを条件として、前記引込み防止モードによる制御を行っており、
    該引込み防止モードは、前記戸袋接近者が検出された場合に前記基準幅以下の状態で戸開き動作を一旦停止して注意喚起アナウンスを行うステップ、前記注意喚起アナウンスの後に再度戸袋接近者を検出するステップ、および前記ステップで戸袋接近者が検出されたら、戸開き動作停止状態を一定時間維持した後に前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による低速の戸開きを行うステップを含み、
    前記かごの混雑度を判定し、所定の基準混雑度以上である満員状態であるか、そうでない非満員状態であるかに応じて制御の内容を変えるものとし、前記満員状態時には、前記戸袋接近者の有無にかかわらず、前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による低速の戸開きを行うようにし、前記非満員状態時には、前記戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できる状態にあるかについて、戸袋の近辺以外にも利用者がいる場合に前記戸袋接近者が戸袋接近位置から退避できない状態にあるものとする退避可否を判定し、退避不可状態の場合には、前記低速の戸開きを行うようにする一方で、退避可状態の場合には、注意喚起アナウンスを行うとともに、前記注意喚起アナウンス後に戸袋接近者が検出されたら戸閉め状態を一定時間維持した後に前記低速の戸開きを行うようにされていることを特徴とするエレベータ制御方法。
  2. 前記戸袋接近者が検出された場合には、前記通常モードにおける戸開き速度よりも遅い速度による第1の速度で戸開きを前記基準幅まで行い、該基準幅まで戸開きした後は、前記第1の速度よりも速い速度の第2の速度で戸開きを行うことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御方法。
  3. 前記第2の速度における戸開き速度は、前記通常モードにおける戸開き速度と同じとされていることを特徴とする請求項に記載のエレベータ制御方法。
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