JP5489303B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、地震や強風等による建物の揺れに伴うロープ振れを検出して管制運転に切り替えるエレベータの制御装置に関する。
建物が高層化されると、建物の固有振動数が低下するため、地震発生時や強風時に共振現象が起こりやすくなる。ここで、建物の固有振動数と昇降路内に設けられたエレベータのロープ(主ロープ、ガバナロープ等)の固有振動数が一致すると、ロープが共振により大きく振れてしまい、昇降路内の機器や昇降路壁に接触し、いわゆる「閉じ込め事故」が発生する危険がある。
このような事故を防止するため、近年のエレベータでは、「管制運転装置」と呼ばれる安全装置を備えている。これは、建物が揺れた場合に、その建物揺れに伴うロープ振れを検出し、その振れ量が予め設定された閾値以上の場合に乗りかごを待避階(非共振階)へ移動させ、運転サービスを休止する技術である。
特開2008−285334号公報 特開2008−74536号公報 特開2007−131360号公報
しかしながら、近年の建物の高層化に伴い、建物が揺れやすい構造になっている。このため、風などで建物が揺れると、その都度、管制運転が発動され、運転サービスに支障が出てしまう。この場合、管制運転の閾値を下げると、ロープ振れが増大して昇降路内の機器や昇降路壁に接触する恐れがある。また、ロープが振れている状態で運転を続けると、乗りかごが振動して騒音が生じることがある。
本発明が解決しようとする課題は、建物が揺れた場合にロープ振れの増大を防いで管制運転に移行せずに安全に運転サービスを継続でき、また、ロープ振れに伴う乗りかごの振動、騒音を防止することのできるエレベータの制御装置を提供することである。
本実施形態に係るエレベータの制御装置は、建物の昇降路内に設置されたロープを介して昇降動作する乗りかごを備えたエレベータの制御装置において、上記建物の揺れを検出する建物揺れ検出手段と、上記建物揺れ検出手段によって検出された建物の揺れ量と上記乗りかごの位置とに基づいて上記ロープの振れ量を推測するロープ振れ推測手段と、このロープ振れ推測手段によって推測された上記ロープの振れ量が所定量以上であった場合に、上記ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する減衰階設定手段と、この減衰階設定手段によって設定された減衰階が上記乗りかごの走行方向に存在した場合に、上記乗りかごを上記減衰階へ移動させるロープ減衰運転を行った後、上記減衰階で乗客を降ろさずに上記乗りかごを目的階に走行させる運転制御手段とを具備する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は同実施形態におけるエレベータの乗りかご側のメインロープの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。 図4は同実施形態におけるエレベータのカウンタウェイト側のメインロープの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。 図5は同実施形態におけるエレベータの乗りかご側のコンペンロープの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。 図6は同実施形態におけるエレベータのカウンタウェイト側のコンペンロープの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。 図7は同実施形態におけるエレベータの制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 図8は同実施形態におけるエレベータの制御装置のロープ減衰運転の一例を示す図である。 図9は同実施形態におけるエレベータの制御装置のロープ減衰運転の一例を示す図である。 図10は第2の実施形態におけるエレベータの制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 図11は同実施形態におけるエレベータの制御装置のロープ減衰運転の一例を示す図である。 図12は第3の実施形態におけるエレベータの制御装置の処理動作の一部を示すフローチャートである。 図13は第4の実施形態におけるエレベータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図14は同実施形態におけるエレベータの制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図である。今、ある建物10の中に1台のエレベータ11が設置されている場合を想定する。
図1に示すように、建物10の最上部の機械室10aに、エレベータ11の駆動源である巻上機12が設置されている。なお、マシンルームレスタイプのエレベータでは、昇降路10b内の上部に巻上機12が設置される。
この巻上機12にメインロープ13が巻回されている。メインロープ13の一端側には乗りかご14、他端側にはカウンタウェイト15に取り付けられている。また、昇降路10bの最下部にはコンペンシーブ16が配設されており、このコンペンシーブ16を介してコンペンロープ17の端部がそれぞれ乗りかご14とカウンタウェイト15の下部に取り付けられている。
また、乗りかご14の上部にはかご制御装置18が設けられており、乗りかご14が各階の乗場21a,21b,21c…のいずれかに着床した時にかごドア19を開閉制御する。なお、かご制御装置18は、テールコードと呼ばれる伝送ケーブル20で後述する制御装置22と接続されている。
一方、建物10の機械室10aあるいはマシンルームレスタイプでは昇降路10b内に、エレベータ11を運転制御するための制御装置22が設置されている。
この制御装置22は、CPU、ROM、RAM等を搭載したコンピュータからなり、巻上機12の駆動制御など、エレベータ11の運転制御に関わる一連の処理を実行する。また、この制御装置22は、地震や強風等によって建物10が揺れた場合に、その建物10の揺れに伴うロープの振れを推測する機能、その推測結果に基づいて乗りかご14の運転を制御する機能などを備える。
なお、「ロープ振れ」とは、建物10が揺れることで、ロープが水平方向に振れることである。また、ここで言う「ロープ」とは、乗りかご14の昇降動作に関連したロープのことであり、図1の例ではメインロープ13の他にコンペンロープ17も含む。
ここで、建物10の上部付近には、地震や強風等による建物10の揺れを検出するための加速度センサ23が設置されている。この加速度センサ23は、建物の水平方向(x方向とy方向)の加速度を検出可能な2軸加速度センサからなり、その検出信号を制御装置22に出力する。
図2は第1の実施形態におけるエレベータの制御装置22の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置22は、ロープ振れ推測31、運転制御部32、報知部33を備える。
ロープ振れ推測部31は、加速度センサ23によって検出された建物10の揺れ量と乗りかご14の位置とに基づいてロープの振れ量を推測する。かご位置は、巻上機12の回転軸に取り付けられた図示せぬパルスジェネレータから巻上機12の回転に同期して出力されるパルス信号などから検出できる。ロープの振れ量は、所定の関数式を用いて計算により求めることができる。なお、具体的な計算方法については公知であるため、ここではその詳しい説明は省略するものとする。
運転制御部32は、ロープ振れ推測部31によって推測されたロープの振れ量に基づいて乗りかご14の運転を制御する。この運転制御部32は、減衰階設定部32aを有する。減衰階設定部32aは、ロープの振れ量が管制運転の判断基準として定められた所定量以上であった場合に、ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する。
運転制御部32は、減衰階設定部32aによって設定された減衰階が乗りかご14の走行方向に存在した場合に、乗りかご14を減衰階へ移動させるロープ減衰運転を行った後、乗りかご14を目的階に走行させる。ここで言う「目的階」とは、乗りかご14が呼び(乗場呼び/かご呼びに)に応答する階のことである。
報知部33は、ロープ減衰運転中である旨を乗りかご14内の乗客に報知する。報知方法としては、具体的には音声アナウンスあるいは表示メッセージである。なお、音声アナウンスと表示メッセージの両方を用いて報知しても良い。本実施形態では、音声アナウンスで報知する場合を例にして説明する。
乗りかご14内には、各階に対応した行先階釦41、戸開釦42a、戸閉釦42b、スピーカ43が設けられている。行先階釦41の操作によって利用者の行先階が指定されると、その指定された行先階がかご呼びとして制御装置22に送られる。制御装置22では、かご呼びを受信すると、乗りかご14を利用者が指定した階に移動させる。
戸開釦42aは乗客が戸開を指示するための操作ボタン、戸閉釦42bは乗客が戸閉を指示するための操作ボタンである。また、スピーカ43は、乗りかご14が減衰階でロープ減衰運転している旨を音声で出力する。
なお、各階の乗場21a,21b,21c…には、図示せぬ乗場呼び釦が設けられている。この乗場呼び釦の操作によって乗場呼び(行先方向)が登録されると、その乗場呼びが制御装置22に送られる。制御装置22では、乗場呼びを受信すると、乗りかご14を乗場呼びが登録された階に移動させる。
ここで、ロープ振れとかご位置との関係について説明する。
「ロープ」とは、メインロープ13とコンペンロープ17のことである。詳しくは、メインロープ13については、乗りかご14側に取り付けられたメインロープ13aとカウンタウェイト15側に取り付けられたメインロープ13bに分けられる。コンペンロープ17については、乗りかご14側に取り付けられたコンペンロープ17aとカウンタウェイト15側に取り付けられたコンペンロープ17bに分けられる。
これらのロープ13a,13b,17a,17bの長さは、乗りかご14の位置によって変化する。例えばメインロープ13に着目すると、乗りかご14が最下階にいる場合には、乗りかご14側のメインロープ13aが最も長くなり、逆にカウンタウェイト15側のメインロープ13bが最も短くなる。
制御装置22に設けられたロープ振れ推測部31では、これらのロープ13a,13b,17a,17bを監視対象として、所定の関数式を用いて建物揺れに対するロープ振れとかご位置との関係を解析する。
ここで、図3乃至図6にロープ13a,13b,17a,17bについて、ロープの振れとかご位置との関係を解析した結果の一例を示す。
図3は乗りかご14側のメインロープ13aの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。図4はカウンタウェイト15側のメインロープ13bの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。
乗りかご14側のメインロープ13aは、乗りかご14が最下階付近で最も大きく振れる特性を有し、中央階から最上階付近に向かって振れが少ない。一方、カウンタウェイト15側のメインロープ13bは、乗りかご14が最上階付近で最も大きく振れる特性を有し、中央階から最下階付近に向かって振れが少ない。
図5は乗りかご14側のコンペンロープ17aの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。図6はカウンタウェイト15側のコンペンロープ17bの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。
乗りかご14側のコンペンロープ17aは、乗りかご14が中央階から少し上方側の階で最も大きく振れる特性を有し、中央階から下方側に向かって振れが少ない。一方、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bは、乗りかご14が中央階から少し下方側の階で最も大きく振れる特性を有し、中央階から上方側に向かって振れが少ない。
なお、図3乃至図6は建物10がある一定の揺れ量とした場合の一例を示すものであり、建物10の揺れ量が大きくなるに従い、ロープ13a,13b,17a,17bの振れ量も比例して大きくなる。また、建物10の揺れ量からロープ13a,13b,17a,17bの振れ量を求める具体的な方法については公知であるため、その詳しい説明は省略するものとする。
次に、第1の実施形態の動作について説明する。
図7は第1の実施形態におけるエレベータの制御装置22の処理動作を示すフローチャートである。
地震や強風等により建物10が揺れると、機械室10aに設置された加速度センサ23から建物10の揺れ量に対応した加速度信号が制御装置22に出力される。建物10の揺れが検出されると(ステップS101のYes)、制御装置22に設けられたロープ振れ推測部31は、加速度信号から得られる建物10の揺れ量と現在のかご位置とに基づいてロープの振れ量を推測する(ステップS102)。詳しくは、ロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれについて、建物10の揺れ量に対するロープの振れ量を所定の関数式を用いて求める。
ロープ振れ推測部31によって推測されたロープの振れ量は運転制御部32に与えられる。ロープの振れ量が所定量以上であった場合(ステップS103のYes)、運転制御部32は、減衰階設定部32aを通じてロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する(ステップS104)。
この場合、減衰階設定部32aでは、ロープ振れ推測部31のロープ振れ特性の解析結果に基づいて、ロープの振れが少ない階床を減衰階として設定する。すなわち、図3および図4に示したように、乗りかご14側のメインロープ13aでは、中央階から最上階付近に向かって振れが少なく、カウンタウェイト15側のメインロープ13bであれば、中央階から最下階に向かって振れが少ない。また、図5および図6に示したように、乗りかご14側のコンペンロープ17aであれば、中央階から下方側に向かって振れが少なく、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bであれば、中央階から上方側に向かって振れが少ない。
減衰階は、これらのロープ13a,13b,17a,17bの振れ特性を総合的に解析した結果から得られる。一般的には、建物10の中央付近がロープ13a,13b,17a,17bの振れが少ないので、その中央付近の階が最も有効な減衰階の1つとして設定される。減衰階は、「非共振階」とも言い、共振現象が発生しない階であり、乗りかご14を待避させておくための「待避階」として使われる。
ここで、乗りかご14が呼び(乗場呼び/かご呼び)に応答して走行中であった場合において(ステップS105のYes)、その走行方向に減衰階が設定されていれば(ステップS106のYes)、運転制御部32は、乗りかご14をその減衰階まで移動させ、そこで戸閉停止してロープ振れが収束するのを待つ(ステップS107)。このときの運転を「ロープ減衰運転」と言う。
図8にロープ減衰運転の一例を示す。
例えば1階〜60階の建物10において、乗りかご14の目的階が60階であり、現在15階付近を上方向に走行中であるとする。ここで、走行中に30階が減衰階として設定されたとすると、乗りかご14を30階で戸閉停止して、ロープの振れが減衰するのを待つことになる。この場合、30階で乗客を降ろすのではなく、戸閉状態で待機しているだけである。
このとき、制御装置22に設けられた報知部33が起動され、例えば「建物揺れを感知しましたので、しばらくお待ち下さい」といったように、ロープ減衰運転中である旨の音声アナウンスが乗りかご14内のスピーカ43から出力される(ステップS108)。乗りかご14が減衰階で待機している間にロープの振れが収束して所定量未満になれば(ステップS109のYes)、運転制御部32は、乗りかご14の運転を再開し、減衰階から目的階に向けて走行させる(ステップS110)。
なお、上記ステップS104において、複数の減衰階が設定された場合には、ロープの振れを減衰させるのに最も有効な減衰階を選んでロープ減衰運転を行うものとする。すなちわ、乗りかご14側のメインロープ13a、カウンタウェイト15側のメインロープ13b、乗りかご14側のコンペンロープ17a、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bに分けた場合に、まずは、これらのロープ13a,13b,17a,17bに有効な減衰階が最優先となる。
乗りかご14の走行方向にロープ13a,13b,17a,17bに有効な減衰階がなければ、一般的に乗りかご14側のメインロープ13aの振れが大きいので、その振れを抑えることのできる減衰階を選び、続いてカウンタウェイト15側のメインロープ13b、乗りかご14側のコンペンロープ17a、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bの順で減衰階を選ぶことが好ましい。
図9に複数の減衰階が設定された場合の一例を示す。
例えば1階〜60階の建物10において、乗りかご14の目的階が60階であり、現在15階付近を上方向に走行中であるとする。ここで、走行中に30階と45階が減衰階として設定されたとする。ここで、30階がロープ13a,13b,17a,17bの振れに有効であるとすると、乗りかご14を30階で戸閉停止して、ロープの振れが減衰するのを待つことになる。
また、上記ステップS107では、乗りかご14を減衰階で戸閉停止したが、必ずしも減衰階で停止する必要はない。すなわち、ロープの振れ状態にもよるが、ロープの振れが直ぐに収束しそうな状態であれば、減衰階をゆっくり通過するように、通常速度よりも下げて走行させることでも良い。
また、上記ステップS109では、ロープの振れが収束したことを確認してから乗りかご14の運転を再開したが、一定時間経過したら、ロープの振れが収束したものと見なして乗りかご14の運転を再開することでも良い。
このように第1の実施形態によれば、建物10が揺れて、ロープが所定量以上に振れた場合に、乗りかご14を減衰階に移動させることで、共振現象に起因したロープ振れの増大を防いで、管制運転に移行せずに安全に運転サービスを継続することができる。また、ロープ振れを収束させてから運転を再開するので、ロープ振れに伴う乗りかごの振動、騒音も防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、乗りかご14の走行方向に減衰階が存在する場合を想定して説明したが、乗りかご14の走行中の位置によっては、必ずしも走行方向に減衰階が存在するとは限らない。そこで、第2の実施形態では、乗りかご14の走行方向に減衰階が存在しない場合について説明する。
なお、制御装置22としての基本的な構成は上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは、図10を参照して処理動作について説明する。
図10は第2の実施形態におけるエレベータの制御装置22の処理動作を示すフローチャートである。なお、ステップS201〜S206までの処理は、上記第1の実施形態における図7のステップS101〜S106までの処理と同様である。
すなわち、建物10の揺れが検出され、その建物揺れに伴うロープの振れ量が管制運転の判断基準として定められた所定量以上であった場合に、ロープの振れを減衰させることが可能な階床が減衰階として設定される(ステップS201〜S204)。
ここで、乗りかご14が走行中にあり(ステップS205のYes)、その走行方向に減衰階が設定されていない場合には(ステップS206のNo)、以下のような処理が実行される。
すなわち、乗りかご14の走行方向に減衰階がないということは、乗りかご14の後方つまり現在の走行方向とは反対の方向に減衰階が設定されていることになる。そこで、制御装置22の運転制御部32は、乗りかご14を方向反転し、現在走行中の方向とは反対の方向に乗りかご14を移動させる(ステップS207)。そして、運転制御部32は、乗りかご14を減衰階で戸閉停止してロープ振れが収束するのを待つ(ステップS208)。このときの運転を「ロープ減衰運転」と言う。
図11にロープ減衰運転の一例を示す。
例えば1階〜60階の建物10において、乗りかご14の目的階が60階であり、現在40階付近を上方向に走行中であるとする。ここで、走行中に30階が減衰階として設定されたとすると、乗りかご14を方向反転し、下方向に移動させる。そして、乗りかご14を30階で戸閉停止して、ロープの振れが減衰するのを待つことになる。この場合、30階で乗客を降ろすのではなく、戸閉状態で待機しているだけである。
このとき、制御装置22に設けられた報知部33が起動され、例えば「建物揺れを感知しましたので、安全な場所に移動しました。しばらくお待ち下さい」といったように、ロープ減衰運転中である旨の音声アナウンスが乗りかご14内のスピーカ43から出力される(ステップS208)。乗りかご14が減衰階で待機している間にロープの振れが収束して所定量未満になれば(ステップS210のYes)、運転制御部32は、乗りかご14の運転を再開し、減衰階から目的階に向けて走行させる(ステップS211)。
なお、上記ステップS204において、複数の減衰階が設定され、これらがすべて乗りかご14の後方に存在していた場合には、乗りかご14を方向反転し、ロープの振れを減衰させるのに最も有効な減衰階まで移動させるものとする。
また、上記ステップS208では、乗りかご14を減衰階で戸閉停止したが、必ずしも減衰階で停止する必要はなく、ロープの振れが直ぐに収束しそうな状態であれば、減衰階をゆっくり通過するように通常速度よりも下げて走行させることでも良い。
また、上記ステップS210では、ロープの振れが収束したことを確認してから乗りかご14の運転を再開したが、一定時間経過したら、ロープの振れが収束したものと見なして乗りかご14の運転を再開することでも良い。
このように第2の実施形態によれば、乗りかご14の走行方向に減衰階が存在しない場合には、乗りかご14を方向反転して減衰階に移動させることで、共振現象に起因したロープ振れの増大を防いで、管制運転に移行せずに安全に運転サービスを継続することができる。また、ロープ振れを収束させてから運転を再開するので、ロープ振れに伴う乗りかごの振動、騒音も防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
ロープが振れている状態で、特に乗りかご14が終端階(最上階または最下階)に向かう場合には、乗りかご14が終端階に近付くに連れてロープの振れが終端階に集まるため、乗りかご14の振動や騒音の発生率が高くなる。第3の実施形態では、このような終端階で生じるロープ振れに起因した振動や騒音を軽減するものである。
なお、制御装置22としての基本的な構成は上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは、図12を参照して処理動作について説明する。
図12は第3の実施形態におけるエレベータの制御装置22の処理動作の一部を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のステップS109あるいは図10のステップS210において、減衰階でロープの振れを収束した後に目的階に向かうときの処理を示している。
減衰階から乗りかご14の運転を再開して目的階に向かう場合において、制御装置22に設けられた運転制御部32は、図示せぬ記憶部に記憶されている呼びの登録情報に基づいて目的階が終端階(最上階または最下階)であるか否かを判断する(ステップS301)。
すなわち、前段の処理にて、乗りかご14を減衰階で戸閉停止し、ロープの振れが収束するのを待ってから運転を再開しても、実際にはロープが多少振れている状態にあり、その状態で終端階に向かうと、乗りかご14に振動や騒音が発生する可能性がある。
そこで、目的階が終端階であった場合には(ステップS301のYes)、運転制御部32は、通常速度よりも下げて乗りかご14を目的階に向かせる(ステップS302)。乗りかご14の走行速度を下げることで、ロープの振れに起因した振動や騒音の発生を軽減することができる。
一方、目的階が終端階以外であった場合には(ステップS301のNo)、運転制御部32は、通常速度で乗りかご14を目的階に向かせる(ステップS303)。
なお、例えば終端階の1つ手前の階など、終端階の近くの階が目的階であった場合には、多少ロープ振れによる振動、騒音が発生することもあるので、通常速度よりも下げて乗りかご14を目的階に向かせることでも良い。
このように第3の実施形態によれば、終端階へ向かう場合に走行速度を下げることで、終端階で生じるロープ振れに起因した振動や騒音を軽減することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
一般的な管制運転では、乗りかご14を最寄階で一旦止めて乗客を降ろした後に、積載ゼロの状態で減衰階(待避階)へ移動させて運転を休止する。このため、ロープ振れの特性を解析する場合に積載ゼロで解析するのが一般的であり、減衰階もその解析結果を元にして固定的に設定している。しかし、本方式では、乗りかご14から乗客を降ろさずに減衰階へ移動させるので、必ずしも積載ゼロとは限らず、減衰階も変動する可能性がある。そこで、第4の実施形態では、乗りかご14の積載荷重を考慮して減衰階を設定するものである。
図13は第4の実施形態におけるエレベータの制御装置22の機能構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図2の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明は省略するものとする。
第4の実施形態において、乗りかご14の底部には荷重センサ44が設置されており、乗客の乗り降りに伴う積載荷重が荷重センサ44によって検出される。この荷重センサ44によって検出された積載荷重の情報はかご制御装置18を介して制御装置22に送られる。制御装置22に設けられた運転制御部32の減衰階設定部32aでは、ロープの振れ量が管制運転の判断基準として定められた所定量以上であった場合に、乗りかご14の積載荷重を考慮して減衰階を設定する。
図14は第4の実施形態におけるエレベータの制御装置22の処理動作を示すフローチャートである。ステップS404〜S405の処理以外は、上記第1の実施形態における図7のフローチャートと同様である。
すなわち、建物10の揺れが検出され、その建物揺れに伴うロープの振れ量が管制運転の判断基準として定められた所定量以上であった場合に(ステップS401〜S403)、ロープの振れを減衰させることが可能な階床が減衰階として設定される。その際に、運転制御部32の減衰階設定部32aでは、荷重センサ44によって検出された乗りかご14の積載荷重を考慮して減衰階設定する(ステップS404,S405)。
詳しくは、減衰階設定部32aは、ロープ振れ推測部31の解析結果として得られる積載ゼロのロープ振れ特性(図3乃至図6参照)に現在の積載荷重を加味して補正を行い、その補正後のロープ振れ特性からロープの振れが少ない階床を抽出して減衰階として設定する。あるいは、予め積載荷重に応じた減衰階を減衰階設定部32aに備えておき、荷重センサ44によって検出された積載荷重に応じて減衰階を切り替える方法等で設定する。
以後の処理は上記第1の実施形態と同様である。
すなわち、乗りかご14の走行方向に減衰階が設定されていれば、運転制御部32は、乗りかご14をその減衰階まで移動させ、そこで戸閉停止してロープ振れが収束するのを待つ(ステップS406〜S408)。このとき、制御装置22に設けられた報知部33が起動され、例えば「建物揺れを感知しましたので、しばらくお待ち下さい」といったように、ロープ減衰運転中である旨の音声アナウンスが乗りかご14内のスピーカ43から出力される(ステップS409)。ロープの振れが収束すると、運転制御部32は、乗りかご14の運転を再開し、減衰階から目的階に向けて走行させる(ステップ410,S411)。
なお、上記ステップS405において、複数の減衰階が設定された場合には、ロープの振れを減衰させるのに最も有効な減衰階を選んでロープ減衰運転を行うものとする。
また、上記ステップS408では、乗りかご14を減衰階で戸閉停止したが、必ずしも減衰階で停止する必要はなく、ロープの振れが直ぐに収束しそうな状態であれば、減衰階をゆっくり通過するように通常速度よりも下げて走行させることでも良い。
また、上記ステップS410では、ロープの振れが収束したことを確認してから乗りかご14の運転を再開したが、一定時間経過したら、ロープの振れが収束したものと見なして乗りかご14の運転を再開することでも良い。
さらに、上記第2および第3の実施形態の処理を組み合わせることも可能である。
このように第4の実施形態によれば、乗りかご14の積載荷重を考慮して減衰階を設定することで、共振現象に起因したロープ振れの増大をより確実に防ぐことができ、管制運転に移行せずに安全に運転サービスを継続することができる。また、ロープ振れを収束させてから運転を再開するので、ロープ振れに伴う乗りかごの振動、騒音も防止することができる。
なお、上記各実施形態では、乗りかご14が呼びに応答中つまり目的階に向かって走行中の場合を想定して説明したが、呼びがなく、停止しているときにローブ振れが所定量を超えた場合でも上記同様にロープ減衰運転を実施し、乗りかごを減衰階へ移動させて安全を確保することが好ましい。
また、上記各実施形態において、「減衰階」とは、乗客が乗り降りできる階床に限らず、ロープ振れを減衰可能な場所であれば、階床間や特定の位置であっても良い。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、建物が揺れた場合にロープ振れの増大を防いで管制運転に移行せずに安全に運転サービスを継続でき、また、ロープ振れに伴う乗りかごの振動、騒音を防止することのできるエレベータの制御装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…建物、11…エレベータ、12…巻上機、13,13a,13b…メインロープ、14…乗りかご、15…カウンタウェイト、16…コンペンシーブ、17,17a,17b…コンペンロープ、18…かご制御装置、19…かごドア、20…伝送ケーブル、21a,21b,21c…乗場、22…制御装置、23…加速度センサ、31…ロープ振れ推測部、32…運転制御部、32a…減衰階設定部、33…運転制御部、34…報知部、35…タイマ、36…ロープ振れ推測部、41…行先階釦、42a…戸開釦、42b…戸閉釦、43…スピーカ、44…荷重センサ。

Claims (8)

  1. 建物の昇降路内に設置されたロープを介して昇降動作する乗りかごを備えたエレベータの制御装置において、
    上記建物の揺れを検出する建物揺れ検出手段と、
    上記建物揺れ検出手段によって検出された建物の揺れ量と上記乗りかごの位置とに基づいて上記ロープの振れ量を推測するロープ振れ推測手段と、
    このロープ振れ推測手段によって推測された上記ロープの振れ量が所定量以上であった場合に、上記ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する減衰階設定手段と、
    この減衰階設定手段によって設定された減衰階が上記乗りかごの走行方向に存在した場合に、上記乗りかごを上記減衰階へ移動させるロープ減衰運転を行った後、上記減衰階で乗客を降ろさずに上記乗りかごを目的階に走行させる運転制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 上記運転制御手段は、
    上記乗りかごを上記減衰階へ移動させた後、上記減衰階で戸閉停止することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  3. 上記運転制御手段は、
    上記乗りかごの走行速度を通常速度よりも下げて上記減衰階をゆっくり通過させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  4. 上記運転制御手段は、
    上記減衰階設定手段によって複数の減衰階が設定された場合に、上記ロープの振れを減衰させるのに最も有効な減衰階を選んでロープ減衰運転を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
  5. 上記運転制御手段は、
    上記減衰階設定手段によって設定された減衰階が上記乗りかごの走行方向に存在しなかった場合に、上記乗りかごを方向反転して上記減衰階に向かわせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
  6. 上記運転制御手段は、
    上記目的階が終端階であった場合に、上記乗りかごの走行速度を通常速度よりも下げて上記目的階に向かわせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
  7. 上記乗りかごの積載荷重を検出する荷重検出手段を備え、
    上記減衰階設定手段は、
    上記荷重検出手段によって検出された上記乗りかごの積載荷重を考慮して減衰階を設定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  8. 上記乗りかごを上記減衰階へ移動させたときに、ロープ減衰運転中である旨を上記乗りかご内の乗客に報知する報知手段をさらに具備した特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
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