JP4904405B2 - ワイヤカット放電加工機における断線修復装置 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機における断線修復装置 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤカット放電加工機において加工途中でワイヤ電極の断線が生じたとき、修復する断線修復装置に関する。
ワイヤカット放電加工機のワイヤ電極によってX軸方向にワークを放電加工する。ワイヤ放電加工中に放電加工部においてワイヤ電極の断線が生じた場合、ワイヤ電極の供給側のワイヤ電極の先端部を一部切断除去した後、(1)加工開始孔に戻りワイヤ電極を自動結線し、加工経路上でワイヤ電極が断線した位置(以下、「断線位置」という)までリトレースしてワイヤ電極の断線位置から放電加工を再開する方法、(2)ワイヤ電極の断線位置とワイヤ電極の断線が生じた加工ブロックの開始点との中間位置でワイヤ電極を自動結線し、放電加工を再開する方法、(3)ワイヤ電極の断線位置、あるいは、ワイヤ電極断線位置より加工軌跡に沿って僅かな距離を戻った位置でワイヤ電極を自動結線し、放電加工を再開する方法がある。
特許文献1には、ワイヤ電極の断線位置、或いは、ワイヤ電極の断線位置より加工軌跡に沿って僅かな距離を戻った位置でワイヤ電極を自動結線し、放電加工を再開する技術が開示されている。また、特許文献2には、ワイヤ電極の断線位置とワイヤ電極の断線が生じたブロックの開始点との中間位置でワイヤ電極を自動結線し、放電加工を再開する技術が開示されている。
特開平2−145215号公報 特開平8−309622号公報
ワイヤカット放電加工機において、自動結線処理は、上ワイヤガイドのノズルから噴射される加工液流によってワイヤ電極を拘束し、加工中のワークの加工溝を貫通させて、更に、下ワイヤガイドに通す、あるいは下ワイヤガイドのノズルから加工液を吸い込み、その加工液流にワイヤ電極を拘束して下ワイヤガイドへワイヤ電極を導く処理である。それ故、ワイヤ電極を結線する位置では、ワイヤ電極の周囲が加工液流に対して均一な条件であることが望ましい。
図8に示されるように、ワーク180の加工経路上の放電加工部181でワイヤ電極20が断線した断線位置においては、加工溝182が形成されておらず、3方向がワークの切断面で覆われており加工液流に対して均一な条件ではない。
図9は、ワイヤ電極の断線位置でワイヤ電極の自動結線を行った場合の図である。断線位置190では、加工溝182が形成されたワイヤ電極20の加工方向の後方と、加工溝が形成されていないワイヤ電極20の前方とでは、上ワイヤ電極ガイド7のノズルから噴射された加工液の流れ(第1の加工液流151,第2の加工液流152)が非対称になってしまう。この断線位置190で上ワイヤ電極ガイド7のノズル7aから加工液を噴射しても、加工液流は乱れてしまい、ワイヤ電極20を下ワイヤ電極ガイド18まで導くことは難しい。
加工液流の乱れを防ぐための従来技術で説明した(1)の方法では、ワイヤ電極20の断線後、放電加工を再開するまでの時間が長くなり、生産性が悪くなるという問題がある。また、(2)の方法では、ワイヤ電極20の断線位置190とワイヤ電極20の断線が生じた加工ブロックの開始点との距離が長い場合には、前記(1)と同様に放電加工を再開するまでの時間が長くなり、生産性が悪くなるという問題がある。(3)の方法では、図9に示されるように、加工液の流れがワーク180に阻害され、ワイヤ電極20の結線の成功率が低い。
また、加工軌跡に沿って一定距離戻った位置199で結線する場合、ワーク180の加工形状によっては図10に示されるように戻り距離が短くなり、断線位置190が加工液を噴射する上ワイヤ電極ガイド7に取り付けられている上ノズル7aのノズル孔の仮想的な円筒の内側にあるため、図9と同様に、加工液の流れが非対称になってしまい、ワイヤ電極20の結線の成功率が低くなるという問題がある。
また、特許文献1に開示された技術では、戻り距離をノズルのノズル孔の半径r以上に設定しても、必ずしもワイヤ電極20の断線点がノズル孔の外側にならず、加工液の流れが乱れ、自動結線による結線成功率が低くなるという問題がある。また、特許文献2に開示された技術では、ワイヤ電極20の断線位置とワイヤ電極20の断線が生じたブロックの開始点との距離が長い場合、放電加工開始までに時間を要するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、ワイヤ電極が、断線位置を中心に描いた半径の円と加工経路との交点のうち最も新しく加工された位置に各移動軸が最短距離で移動し、ワイヤ電極の自動結線を行うことが可能なワイヤカット放電加工機における断線修復装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、上ワイヤガイドのノズルのノズル孔から噴射される加工流液によってワイヤ電極を拘束してワイヤ電極を自動結線する機能を有し、上,下ノズル内部の上,下ワイヤガイドによりワイヤ電極がガイドされ、各移動軸を制御し加工プログラムに従って加工経路に沿ってワークを加工するワイヤカット放電加工機において、放電加工中にワイヤ電極に断線が生じた時、前記ワイヤ電極の断線が生じた前記加工経路上の断線位置を中心に描いた前記ノズルのノズル孔の半径以上である第1の半径の円と前記加工経路の交点のうち最も新しく加工された位置に前記上,下ノズルのノズル孔が位置するように各移動軸が最短距離で移動し前記自動結線を行うことを特徴とするワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
請求項2に係る発明は、前記各移動軸は、前記断線位置から前記加工経路の交点のうち最も新しく加工された位置まで直線的に最短距離で移動することを特徴とする請求項1に記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
請求項3に係る発明は、加工開始点から前記断線位置までの直線距離が前記第1の半径よりも短い場合には、該加工開始点で自動結線を行うことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
請求項4に係る発明は、前記ワイヤカット放電加工機は、ワイヤ電極の先端がワークあるいは障害物に接触した場合に、ワイヤ電極をある所定距離巻き戻し、再度ワイヤ電極を送り出すリトライ機能を備え、前記自動結線を行う際に、前記リトライ機能によるリトライ動作が予め設定した回数に到達した場合には、前記ワイヤ電極の先端を一端切断し、現在位置を中心に描いた第2の半径の円と前記加工経路との交点のうち該現在位置よりも前の時間に加工された交点の位置に移動し、再度、前記自動結線を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
請求項5に係る発明は、再度、前記自動結線を行った際のリトライ動作が再び予め設定した回数に到達した場合には、前記自動結線が成功するまで繰り返し、繰り返し回数が所定回数に達した場合には、加工開始点に移動し自動結線を行うことを特徴とする請求項4に記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
請求項6に係る発明は、前記加工開始点から前記現在位置までの直線距離が前記第2の半径よりも短い場合には、該加工開始点で再度自動結線を行うことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置である。
本発明により、ワイヤ電極が、断線位置を中心に描いた半径の円と加工経路との交点のうち最も新しく加工された位置に各移動軸が最短距離で移動し、ワイヤ電極の自動結線を行うことが可能なワイヤカット放電加工機における断線修復装置を提供できる。
本発明の方法を実施するワイヤカット放電加工機の主要部を概略で示す図である。 本発明の方法を実施するワイヤカット放電加工機の制御装置の機能ブロック図である。 ワイヤ電極の断線位置からノズルのノズル孔の半径以上戻った位置でワイヤ電極の自動結線を行った場合の図である。 ワイヤ電極の断線位置を中心に描いた第1の半径R(R=r)の円と加工経路の交点のうち最も断線位置に近い点に移動し自動結線を行った場合の図である。 リトライ機能を備えたワイヤカット放電加工機において、現在位置を中心に予め設定した第2の半径R’とする円と加工経路との交点のうち該現在位置よりも前の時間に加工された交点の位置に移動することを説明する図である。 ワイヤ電極の断線位置から自動結線位置への移動の形態を説明する図である。 本発明に係るワイヤ電極の断線修復処理のアルゴリズムを示すフローチャートである(その1)。 本発明に係るワイヤ電極の断線修復処理のアルゴリズムを示すフローチャートである(その2)。 ワイヤ電極によるワークの加工を説明する平面図である。 ワイヤ電極の断線位置でワイヤ電極の自動結線を行った場合の図である。 ワイヤ電極の断線位置からノズル半径rと同じ距離を加工軌跡に沿って戻った場合の図である。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の方法を実施するワイヤカット放電加工機の主要部を概略で示す図である。ワイヤカット放電加工機の本体部の全体は、対向配置された上方機枠部1と下方機枠部2に大きく2分され、各部1、2は図示しないコラムにより上下方向の相対移動が可能なように取り付けられている。これは、加工対象となるワークの厚み等により、ワイヤ電極送給経路上流側の上ワイヤガイド7とワイヤ電極送給経路下流側の下ワイヤ電極ガイド18との間隔を調整する必要があるからである。
上方機枠部1には、ワイヤ電極巻き上げユニット3、ブレーキローラ4、ワイヤ電極溶断機構5、ワイヤ電極引き込みユニット6、上ワイヤ電極ガイド7が配置されている。上ワイヤ電極ガイド7には加工領域へ加工液を噴出するためのノズルが設けられている。
ワイヤ電極巻き上げユニット3は巻き上げモータ8に連結された供給リール9を備え、ブレーキローラ4はタイミングベルト,パウダークラッチ等を介して正逆回転可能なブレーキ用モータ10で駆動される。符号11はブレーキローラ4の回転量(ワイヤ電極移動量)を検出するパルスコーダである。
ワイヤ電極溶断機構5は、上ワイヤ電極ガイド7の上方に配置されたワイヤ電極送りパイプ構造12とこのワイヤ電極送りパイプ構造12の入口側と出口側に配置された第1のワイヤ電極溶断用電極13、および、ワイヤ電極先端検出手段14aを兼ねる第2のワイヤ電極溶断用電極(実質的なワイヤ電極溶断手段)14bと、圧接用ローラ15で構成されている。この電極14bと圧接用ローラ15はワイヤ電極20の走行経路に対し遠近移動可能とされている。即ち、第2のワイヤ電極溶断用電極14bと圧接用ローラ15は、図示しないソレノイドへの通電制御を介し、ワイヤ電極溶断手段またはワイヤ電極先端検出手段として使用されるときには、図1に示すように長孔内をワイヤ電極20の走行経路に入り込むように移動され、また、通常加工時にはワイヤ電極20から遠ざけられる。
この実施形態では、ワイヤ電極送りパイプ構造12のA,B間に冷却用エアーを流した状態で第1のワイヤ電極溶断用電極13と第2のワイヤ電極溶断用電極14bとの間のワイヤ電極20に通電してワイヤ電極20を加熱することによりアニール作用を行い、冷却用エアーが流れない第2のワイヤ電極溶断用電極14bの位置では、ワイヤ電極20の温度が、冷却用エアーが流れる部分と比較し急激に上昇するから、ワイヤ電極20はこの位置で溶断されることになる。
上ワイヤ電極ガイド7内にはワイヤ電極通路に面して加工用上電極30aが配置され、放電加工時に加工用下電極30bとの間に加工用の通電が行なわれる。下方機枠部2には、ワイヤ電極巻き取りローラ17とこれに対向したピンチローラ16および下ワイヤ電極ガイド18が配置されている。下ワイヤ電極ガイド18には、加工液を噴射するためのノズルが設けられている。符号19はワイヤカット放電加工機のテーブル面を示している。加工用下電極30bは下ワイヤ電極ガイド18内のワイヤ電極通路に面して配置される。なお、符号31a、31bは上ワイヤ電極ガイド7、下ワイヤ電極ガイド18のノズルから加工領域に噴射する加工液の取込口である。
ワイヤ電極20は、供給リール9から引き出され、転向ローラ21,22に掛け回されてブレーキローラ4に案内され、第1のワイヤ電極溶断用電極13の位置を通り、ワイヤ電極送りパイプ構造12を貫通して上ワイヤ電極ガイド7に至り、更に、下ワイヤ電極ガイド18をへて転向ローラ23で向きを変えてワイヤ電極巻き取りローラ17に至るワイヤ電極経路を形成する。
ワイヤ電極20は、定電流回路(図示せず)により制御されるブレーキ用モータ10で駆動されるブレーキローラ4によって所定のバックテンションを与えられ、ワイヤ電極巻き取りローラ17の牽引作動で走行する。下ワイヤ電極ガイド18内に配置された加工用下電極30bは加工用上電極30aと共に走行中のワイヤ電極20に接触して加工用の電力をワイヤ電極20に供給する。
ワイヤ電極20の通常走行時(放電加工時)には、供給リール9の巻き上げモータ8は逆方向(破線の矢印)に空転されている。グリップ部26はワイヤ電極20の通常走行時においては開放状態にあり、ワイヤ電極20とは接触しない。符号24はピンチローラで、ブレーキローラ4の周面に接してワイヤ電極20とブレーキローラ4との接触を確実にする。符号25は誘導パイプで、下方機枠部2において転向ローラ23とワイヤ電極巻き取りローラ17間に配置され、誘導パイプ25内にワイヤ電極20が貫通される。ワイヤ電極引き込みユニット6は、先端にグリップ部26を設けたアーム27とこれを引き込むエアシリンダ28で構成され、先端のグリップ部26は圧接用ローラ15の下流側に位置する。ワイヤ電極引き込みユニット6は実質的なワイヤ電極除去手段である。
ワイヤ電極送りパイプ構造12は、矢印A,Bで各々示した位置に図示しない導水部及び排水部を有しており、前記した通り、ワイヤ電極20の溶断時にはA,B間でアニールが行なわれ、第2のワイヤ電極溶断用電極14bの位置でワイヤ電極20が溶断される。ワイヤ電極送りパイプ構造12は、全体がワイヤ電極20と電気的に絶縁された構造とされる。更に、このワイヤ電極送りパイプ構造12は、第1のワイヤ電極溶断用電極13と共にスライド部材102に支持されており、スライド部材102は支柱ガイド103に沿って図示しない駆動手段によって、図示した最上位置と上ワイヤ電極ガイド7に形成された位置決め部71との間(距離L)で昇降駆動される。この機構は自動結線時に利用される。
図2には、テーブル面19の位置制御を行う為のNC装置(数値制御装置)を兼ねたワイヤカット放電加工機制御装置が符号50で示されている。ワイヤカット放電加工機制御装置50は、マイクロプロセッサからなる中央演算処理装置(以下、CPUという)51を備えており、CPU51にはプログラムメモリ52、データメモリ53、液晶ディスプレイLCDを備えた操作盤54及び入出力装置55が各々バス56を介して接続されている。
プログラムメモリ52には、ワイヤカット放電加工機の各部及びワイヤカット放電加工機制御装置50自身を制御する為の種々のプログラムが格納されている。後述するフローチャートのアルゴリズムに示す本発明を実施するためのプログラムも格納されている。また、データメモリ53には加工プログラムに付随した位置データ、その他の加工条件を定める各種設定データ、本発明を実行するための上,下ワイヤ電極ガイド7,18の上,下ノズル7a,18aのノズル孔の半径r(あるいは第1の距離R)、第2の距離R’が格納されると共に、CPU51が行なう各種計算の為のデータ一時記憶用のメモリとしても利用される。
入出力装置55には、テーブル駆動部60、加工電源部61、ワイヤ電極溶断電源部62、ワイヤ電極巻き上げ/巻き取り制御部63、ワイヤ電極送り制御部64、パルスコーダ11、電極機能切換部66、ワイヤ電極先端検出部68、表示装置69及びその他のワイヤカット放電加工機各部を制御する各部移動制御部70が各々接続されている。
テーブル駆動部60及び加工電源部61は周知の構成を有するものであり、加工実行時には通常の方式に従って各々制御される。ワイヤ電極溶断電源部62は第1及び第2のワイヤ電極溶断用電極13、14bに必要な電力を供給するものである。ワイヤ電極巻き上げ/巻き取り制御部63はワイヤ電極巻き取りローラ17を駆動するモータ(図示省略)及び巻き上げモータ8を駆動するものである。
ワイヤ電極送り制御部64はブレーキローラ4を駆動するブレーキ用モータ10の駆動制御を行う部分であり、ブレーキローラ4の回転量がパルスコーダ11によって検出されることは、既に述べた通りである。電極機能切換部66は、第2のワイヤ電極溶断用電極14bの機能を第2のワイヤ電極溶断用電極14b(ワイヤ電極溶断手段)とワイヤ電極先端検出手段14aのいずれかに切換選択する為のものであり、ワイヤ電極先端検出手段としての電極14bからのワイヤ電極先端検出信号はワイヤ電極先端検出部68に入力される。そして、各部移動制御部70は、第2のワイヤ電極溶断用電極14bの進退移動、自動結線時のワイヤ電極送りパイプ構造12の降下移動等を制御する部分を一括して表わしたものである。
CPU51はワイヤ電極20の通常走行時(放電加工時)においてパルスコーダ11から出力されるフィードバックパルスを逐次検出しており、このフィードバックパルスが一定時間以上検出されなくなると、ワイヤ電極20に放電加工部での断線が生じてワイヤ電極巻き取りローラ17の回転によるワイヤ電極20の送り、要するに、ブレーキローラ4の回転が停止したものと見做し、図7に示すような断線修復処理を開始する。
ワイヤ電極20の断線の発生を検出したCPU51は、テーブル駆動部60,加工電源部61,ワイヤ電極巻き上げ/巻き取り制御部63に停止指令を出力して各軸の送りと加工用上,下電極30a,30bとワーク間への加工電源の供給およびワイヤ電極巻き取りローラ17の駆動を停止させた後、設定所定時間ワイヤ電極巻き取りローラ17を駆動して、断線した放電加工部より下側のワイヤ電極を巻き取る。
そして、パルスコーダ11からのフィードバックパルスを積算するカウンタの値をリセットし電極14bの機能をワイヤ電極先端検出手段14aに切り替え、ワイヤ電極巻き上げ/巻き取り制御部63に駆動指令を出力して供給リール9の正転つまりワイヤ電極20の巻き戻し作業を開始し、ワイヤ電極先端検出部68から先端検出信号が入力されるまで、即ち、ワイヤ電極先端検出手段(ワイヤ電極先端検出手段の構成は従来から公知なものであるのでその説明は省略する)としての第2のワイヤ電極溶断用電極14bの位置までワイヤ電極20の上流側の先端が巻き戻されるまで、供給リール9を正転(供給リール9の破線矢印と反対方向の回転)させる。
その後、前記カウンタの値によって示されるワイヤ電極20の巻き戻し量と各種設定データとに基いて、放電によって消耗した部分を除去する。即ち、各部移動制御部70に駆動指令を出力してエアシリンダ28を作動させ、開放状態で待機位置に位置していたグリップ部26を図1に示されるような作動位置へと移動させ、ブレーキ用モータ10を駆動すると共にパルスコーダ11からのフィードバック信号に基づいてブレーキローラ4を位置制御しながらワイヤ電極20を加工領域方向に所定量送り、グリップ部26を閉じてワイヤ電極20を把持させる。
次いで、CPU51は第2のワイヤ電極溶断用電極14bの機能をワイヤ電極溶断手段に切り替えてワイヤ電極溶断電源部62を作動し、電極13,14b間に通電してアニールを行いながら電極14bの位置でワイヤ電極20を溶断し、再びエアシリンダ28を作動させ、上下で切断されたワイヤ電極20を把持したグリップ部26を待機位置に移動させて、グリップ部26を開いて前記上下で切断されたワイヤ電極20を捨てる。この動作を繰り返すことによって放電加工によって消耗したワイヤ電極の部分を除去する。
上ワイヤ電極ガイド7には上ノズル7aが取り付けられ、下ワイヤ電極ガイド18には下ノズル18aが取付けられている。上ノズル7aや下ノズル18aは図3に示されている。図1に示されるワイヤカット放電加工機において、自動結線処理は、上ワイヤ電極ガイド7の上ノズル7aから噴射される加工液流によってワイヤ電極20を拘束し、ワーク180の加工溝182を貫通させて、下ノズル18aから下ワイヤ電極ガイド18に通す、あるいは下ワイヤ電極ガイド18から加工液を吸い込み、その加工液の流れはワイヤ電極20を拘束し、下ワイヤ電極ガイド18へワイヤ電極20を導く処理である。
なお、上述したワイヤカット放電加工機における自動結線のための装置構成および自動結線処理は、例えば、従来技術として説明した特許文献1や特許文献2に開示されるように従来周知の処理である。
図3は、ワイヤ電極の断線位置からノズルのノズル孔の半径r以上戻った位置でワイヤ電極の自動結線を行った場合の図である。上ノズル7aと下ノズル18aのノズル孔の半径をrとする。断線位置190は、ノズル孔をワイヤ電極20の走行方向に延長した仮想的な円筒160の外に位置するので、加工液流150の流れに乱れが無く自動結線処理の成功率が高くなる。
図4は、ワイヤ電極の断線位置を中心に描いた第1の半径R(R=r:ノズル孔の半径)の円と加工経路の交点のうち最も断線位置に近い点に移動し自動結線を行った場合の図である。この場合、断線点に最も近い断線位置を第1の現在位置191とする。断線位置190と第1の現在位置191との距離は上,下ノズル7a,18aのノズル孔の半径rであることから、断線位置190は、上ノズル7aのノズル孔をワイヤ電極20の走行方向に延長した仮想的な円筒160の外に位置するので、加工液流150の流れに乱れが無く自動結線処理の成功率が高くなる。このように、ワイヤ電極20の断線位置を中心に描いた円の第1の半径Rは、上ワイヤ電極ガイド7や下ワイヤ電極ガイド18に取り付けられたノズル7aや18aのノズル孔の半径r以上であればよい。半径Rの上限値について加工開始点と断線位置190との距離の1/2と規定できる。しかし、半径Rが大きくなればなるほど、自動結線処理を行う場合の加工中止時間が長くなってしまう。
図5は、リトライ機能を備えたワイヤカット放電加工機において、現在位置を中心に予め設定した第2の半径R’とする円と加工経路との交点のうち該現在位置よりも前の時間に加工された交点の位置に移動することを説明する図である。
断線位置190から半径Rの円と加工経路の交点のうち最も断線位置に近い点である第1の現在位置191において、自動結線処理を予め設定回数繰り返しても、自動結線が成功しなかった場合、再度、移動させる。ワイヤ電極20を第1の現在位置191から第2の現在位置192へワイヤ電極20を相対的に移動させた後に、再度、自動結線処理を行う。こうすることによって、ワイヤ電極20の走行経路上に加工溝182に加工屑などが存在し、自動結線の成功率が低い場合、現在位置を変更することによって改善することができる。第1の現在位置191との第2の現在位置192との距離である第2の半径R’は第1の半径Rに限定されず、第1の半径Rより長くても短くてもよい。なお、第2の現在位置は、第1の現在位置191よりも前の時間に加工された加工経路上の位置である。また、第2の現在位置の候補が複数存在する場合には、その中のより加工開始点に近いものを選択するなど適宜設定すればよい。
図6は、ワイヤ電極の断線位置から自動結線位置への移動の形態を説明する図である。
図7−1,図7−2は、本発明に係るワイヤ電極の断線修復処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。なお、このフローチャートでは、リトライ機能を備える実施形態を説明している。
以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA100]下側ワイヤ電極を巻き取る。
●[ステップSA101]ワイヤ電極の断線点を検出するまで上側ワイヤ電極を巻き上げる。
●[ステップSA102]アニールと共にワイヤ電極の消耗部分を切断し除去する。
●[ステップSA103]断線位置から加工開始位置までの距離は第1の距離R以上か否か判断し、R以上の場合にはステップSA104へ移行し、Rより小さい場合にはステップSA105へ移行する。なお、加工開始位置とは、ワーク180の加工を開始する孔の意味である。
●[ステップSA104]ワイヤ電極の断線位置を中心に描いた半径がRの円と加工経路の交点のうち最も断線位置に近い交点(最も新しく加工された交点)に位置決めする。交点の求め方について一例を用いて説明する。最初に、断線位置を含む加工ブロックの加工経路を表す式と半径Rの円の式との連立方程式から交点を求める。この加工ブロックの範囲に交点が無ければ、一つ前の加工ブロックに戻って一つ前の加工ブロックの加工経路を表す式と半径Rの円の式との連立方程式から交点を求める。一つ前の加工ブロックの範囲内に交点が無ければ、さらに、一つ前(二つ前)の加工ブロックに戻って交点を求める。前述の内容を各加工ブロックの範囲内に交点が見つかるまで繰り返す。
●[ステップSA105]加工開始位置に位置決めし、ステップSA106へ移行する。
●[ステップSA106]自動結線処理を実行する。
●[ステップSA107]ワイヤ電極の結線が完了したか否か判断し、結線完了の場合はステップSA114へ移行し、結線完了でない場合には、ステップSA108へ移行する。
●[ステップSA108]リトライ回数が所定回数に到達したか否か判断し、到達した場合にはステップSA109へ移行し、到達していない場合にはステップSA106へ戻る。
●[ステップSA109]ワイヤ電極の先端を検出するまで巻き上げ、アニールと共に、ワイヤ電極先端部を切断し除去する。リトライ回数が所定回数を超えた場合、加工溝に存在する加工屑によってワイヤ電極の先端の直線性が損なわれている恐れもあることから、再度アニールおよびワイヤ電極の先端部の切断を行う。
●[ステップSA110]現在位置から加工開始位置までの距離は第2の距離R’以上であるか否か判断し、第2の距離R’以上である場合には、ステップSA111へ移行し、以上でない場合には、ステップSA112へ移行する。
●[ステップSA111]現在位置を中心に描いた半径が第2の距離R’である円と加工経路の交点のうち、該現在位置よりも前の時間に加工された交点であって、該交点との位置に移動して位置決めし、ステップSA113へ移行する。
●[ステップSA112]加工開始位置に位置決めし、ステップSA106へ移行する。
●[ステップSA113]断線位置と現在位置との距離は半径R以上であるか否か判断し、以上である場合にはステップSA106へ移行し、以上でない場合にはステップSA110へ戻る。
●[ステップSA114]放電トレース設定か否か判断し、放電トレース設定の場合にはステップSA115へ移行し、放電トレース設定ではない場合にはステップSA116へ移行する。
●[ステップSA115]放電トレースを開始する。
●[ステップSA116]ドライリトレースを開始する。
●[ステップSA117]断線位置に到達したか否か判断し、断線位置に到達したら、加工再開する。
なお、ステップSA109において、ワイヤ電極のアニールおよび先端部の切断を行っているが、単に、半径R’の円と加工経路との交点のうち最も現在位置に近い交点に位置決めする実施形態もある。
1 上方機枠部
2 下方機枠部
3 ワイヤ電極巻き上げユニット
4 ブレーキローラ
5 ワイヤ電極溶断機構
6 ワイヤ電極引き込みユニット(ワイヤ電極除去手段)
7 上ワイヤ電極ガイド
7a 上ノズル
8 巻き上げモータ
9 供給リール
10 ブレーキ用モータ
11 パルスコーダ
12 ワイヤ電極送りパイプ構造
13 第1のワイヤ電極溶断用電極
14a ワイヤ電極先端検出手段
14b 第2のワイヤ電極溶断用電極(ワイヤ電極溶断手段)
16 ピンチローラ
17 ワイヤ電極巻き取りローラ
18 下ワイヤ電極ガイド
18a 下ノズル
19 テーブル面
20 ワイヤ電極
21,22,23 転向ローラ
24 ピンチローラ
25 誘導パイプ
26 グリップ部
27 アーム
30a 加工用上電極
30b 加工用下電極
50 ワイヤカット放電加工機制御装置
51 プロセッサ(CPU)
52 プログラムメモリ
53 データメモリ
54 操作盤
55 入出力装置
56 バス
60 テーブル駆動部
61 加工電源部
62 ワイヤ電極溶断電源部
63 ワイヤ電極巻き上げ/巻き取り制御部
64 ワイヤ電極送り制御部
68 ワイヤ電極先端検出部
69 表示装置
70 各部移動制御部
71 位置決め部
102 スライド部材
103 支柱ガイド
110 上ノズル
120 下ノズル
150 加工液流
151 第1の加工液流
152 第2の加工液流
160 仮想的な円筒
180 ワーク
181 放電加工部
182 加工溝
190 断線位置
191 第1の現在位置
192 第2の現在位置

Claims (6)

  1. 上ワイヤガイドのノズルのノズル孔から噴射される加工流液によってワイヤ電極を拘束してワイヤ電極を自動結線する機能を有し、上,下ノズル内部の上,下ワイヤガイドによりワイヤ電極がガイドされ、各移動軸を制御し加工プログラムに従って加工経路に沿ってワークを加工するワイヤカット放電加工機において、
    放電加工中にワイヤ電極に断線が生じた時、
    前記ワイヤ電極の断線が生じた前記加工経路上の断線位置を中心に描いた前記ノズルのノズル孔の半径以上である第1の半径の円と前記加工経路の交点のうち最も新しく加工された位置に前記上,下ノズルのノズル孔が位置するように各移動軸が最短距離で移動し前記自動結線を行うことを特徴とするワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
  2. 前記各移動軸は、前記断線位置から前記加工経路の交点のうち最も新しく加工された位置まで直線的に最短距離で移動することを特徴とする請求項1に記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
  3. 加工開始点から前記断線位置までの直線距離が前記第1の半径よりも短い場合には、該加工開始点で自動結線を行うことを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
  4. 前記ワイヤカット放電加工機は、ワイヤ電極の先端がワークあるいは障害物に接触した場合に、ワイヤ電極をある所定距離巻き戻し、再度ワイヤ電極を送り出すリトライ機能を備え、
    前記自動結線を行う際に、前記リトライ機能によるリトライ動作が予め設定した回数に到達した場合には、前記ワイヤ電極の先端を一端切断し、現在位置を中心に描いた第2の半径の円と前記加工経路との交点のうち該現在位置よりも前の時間に加工された交点の位置に移動し、再度、前記自動結線を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
  5. 再度、前記自動結線を行った際のリトライ動作が再び予め設定した回数に到達した場合には、前記自動結線が成功するまで繰り返し、繰り返し回数が所定回数に達した場合には、加工開始点に移動し自動結線を行うことを特徴とする請求項4に記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
  6. 前記加工開始点から前記現在位置までの直線距離が前記第2の半径よりも短い場合には、該加工開始点で再度自動結線を行うことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれか一つに記載のワイヤカット放電加工機における断線修復装置。
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