[発明の分野]
本発明は、増殖、分化、プログラム細胞死、移動および化学浸入(chemoinvasion)などの細胞活性をモジュレーションするプロテインキナーゼ酵素活性をモジュレーションするための化合物に、およびそのような化合物を含有する医薬組成物に関する。特には、本発明は、キナーゼ、特に、チェックポイントキナーゼ、さらに特には、チェックポイントキナーゼ1またはChk1を阻害、調節および/またはモジュレーションする化合物に関する。キナーゼ依存性疾患および状態を治療する化合物および組成物を治療的または予防的に使用する方法も、本発明の態様であり、有効量のこのような化合物を投与することにより、癌、並びに、望ましくない血管形成および/または細胞増殖を伴う他の疾患状態を治療する方法を含む。
[関連技術の概要]
内容物を複製し、ついで2個に***することにより、細胞は増殖する。この細胞***周期は、あらゆる生物が生殖するための基本的な手段である。細菌および酵母などの単細胞種では、細胞***ごとに、もう1つの生物が生じる。多細胞種では、新しい個体を作るために、細胞***の多数の繰り返しを必要とし、成体でも、消耗またはプログラム細胞死により失われた細胞を交換するために、細胞***が必要である。したがって、成人は、単に現状を維持するために、何百万もの新しい細胞を毎秒製造しなければならず、例えば、高い線量の電離放射線により、すべての細胞***を停止させると、その個人は、数日以内に死ぬであろう。
細胞***周期は、全体として周期を調和させる制御系の主題である。多数の遺伝子、タンパク質および他の細胞機構が直接的または間接的に、細胞***周期を通して、細胞の発達を調節する。調節要素は、細胞数の増加を刺激するか、これを阻害するために役立ちうる。無制御の細胞増殖は、癌の印であり、2つの方式のいずれかでの(刺激遺伝子を活動過剰にするか、阻害遺伝子を不活性にする)細胞***周期の調節解除により証明することができる。
したがって、細胞周期、したがって過増殖をモジュレーションする薬剤は、無制御か望ましくない細胞増殖を伴う様々な疾患状態を治療するために使用することができるであろうことは、理解できる。腫瘍学的指標に加えて、細胞周期***シグナリングの変化が、数多くの他の病的疾患に関与している。これらには、これらに限られないが、抗寄生虫薬(antiparasitics、Gray et al.、Curr.Med.Chem.6、859〜875頁(1999年)参照);可能性のある抗ウイルス薬(antivirals、Schang et al.、J.Virol.74、2107〜2120頁(2000年)参照);動脈硬化症または再狭窄などの心臓血管疾患(Braun−Dullaeus et al.、Circulation、98、82〜89頁(1998年)参照);および関節炎などの炎症および免疫疾患の状態(タニグチet al.、Nature Med.、5、760〜767頁(1999年)参照)または乾癬が含まれる。
細胞増殖のメカニズムは、細胞および分子レベルで活発に調査されている。細胞レベルでは、シグナル伝達経路の調節解除、細胞周期制御の喪失、無抑制血管形成または炎症経路の刺激が、精査されており、他方で、分子レベルでは、これらのプロセスは、様々なタンパク質によりモジュレーションされており、それらのタンパク質の内、プロテインキナーゼが目立つ容疑物質である。増殖の全体的な減少は、複数の経路を介して調節されるプログラム細胞死またはアポトーシスからも生じ、そのいくつかには、タンパク質分解酵素タンパク質が関与する。代表的な調節タンパク質のうち、プロテインキナーゼは、タンパク質の、特にタンパク質中の一定のチロシン、セリンまたはトレオニンのヒドロキシル基のリン酸化を触媒する酵素のファミリーである。この表面上は単純な活性の結果は、驚異的で、通常、リン酸化などは、タンパク質の機能を劇的に混乱させるので、プロテインキナーゼは、代謝、細胞増殖、細胞分化および細胞生存を含む幅広い細胞プロセスの調節で重要である。タンパク質キナーゼの活性が必要であると知られている多くの様々な細胞機能のうち、いくつかのプロセスは、一定の疾患状態に治療的に介入するための魅力的なターゲットである。2つの例は、プロテインキナーゼが重要な役割を果たす細胞周期調節および血管形成であり;これらのプロセスは、固形腫瘍の成長に、さらに他の疾患に必須である。
CDKは、G.sub.1での休止期(有糸***と細胞***の新しいラウンドのためのDNA複製の開始との間)からS(活発なDNA合成期)への進行または、G.sub.2から、活発な有糸***および細胞***が生じるM期への進行などの細胞周期の異なる期の間の移行を調節する際に重要な役割を果たす一群の酵素を構成する。例えば、Science、vol.274(1996年)1643〜1677頁;およびAnn.Rev.Cell.Dev.Biol.、vol.13(1997年)、261〜291頁に集められている文献参照。CDK複合体は、調節サイクリンサブユニット(例えば、サイクリンA、B1、B2、D1、D2、D3およびE)および触媒キナーゼサブユニット(例えば、cdc2(CDK1)、CDK2、CDK4、CDK5およびCDK6)との会合を介して生じる。名称が示しているように、CDKは、そのターゲット基質をリン酸化するためにサイクリンサブユニットへの完全な依存性を示しており、様々なキナーゼ/サイクリン対が、細胞周期の特異的な部分を介して進行を調節する機能を果たす。
Dサイクリンは、細胞外増殖シグナルに反応し、細胞周期のG.sub.1期の間にマイトジェンに応答して活性化される。CDK4/サイクリンDは、網膜芽細胞腫タンパク質(Rb)をリン酸化することにより、したがって、不活性化することにより、細胞周期進行において重要な役割を果たす。低リン酸化されたRbは、転写調節剤のファミリーに結合するが、CDK4/サイクリンDによりRbが過剰リン酸化されると、これらの転写因子が放出されて、遺伝子を活性化し、この遺伝子の生成物が、S期の進行をもたらす。CDK4/サイクリンDによるRbリン酸化および不活性化により、細胞経路は、G.sub.1期の制限ポイントを越えることができて、細胞外増殖または阻害シグナルに対する感性は失われ、細胞は、細胞***へと委ねられる。後期のG.sub.1の間、Rbは、CDK2/サイクリンEによりリン酸化および不活性化され、最近の証拠では、CDK2/サイクリンEは、Rbリン酸化とは独立した平行経路を介してS期への進行も調節しうることが判明している(Lukas et al.、「Cyclin E−induced S Phase Without Activation of the pRb/E2F Pathway」、Genes and Dev.、vol.11(1997年)1479〜1492頁参照。
CDK4/サイクリンDおよびCDK2/サイクリンEの活動により行われるG.sub.1からS期への進行は、マイナスにもプラスにも、様々な調節メカニズムを受ける。マイトジェンなどの増殖刺激物質は、サイクリンD1の高い合成、したがって、高い機能性CDK4を誘発する。対照的に、細胞増殖は、内在する阻害タンパク質の導入により、DNA損傷またはマイナスの増殖刺激物質に応答して、「抑制」されうる。これらの天然に生じるタンパク質阻害物質には、p.sub.21.sup.WAF1/CIP1、p27.sup.KIP1およびp16.sup.INK4ファミリーが含まれ、このうち最後のものは、CDK4を専ら阻害する(Harper、「Cyclin Dependent Kinase Inhibitors」、Cancer Surv.、vol.29(1997年)、91〜107頁)。この制御形での異常、特に、CDK4およびCDK2の機能に影響を及ぼすものは、家族性黒色腫、食道癌およびすい臓癌などの悪性を特徴とする高度に増殖性の段階への細胞の進行に関与している(例えば、Hall and Peters、「Genetic Alterations of Cyclins,Cyclin−Dependent Kinases,and CDK Inhibitors in Human Cancer」、Adv.Cancer res.、vol.68(1996年)、67〜108頁;およびKamb et al.、「A cell Cycle Regulator Potentially Involved in Genesis of Many Tumor Types」、Science、vol.264(1994年)、436〜440頁参照)。
サイクリンD1の過剰発現は、食道癌、乳癌および扁平上皮癌に結びついている(例えば、DelSal et al.、「Cell Cycle and Cancer:Critical Events at the G.sub.1 Restriction Point」、Critical Rev.Oncogenesis、vol.71(1996年)、127〜142頁参照)。p16ファミリーのCDK4−特異的阻害剤をコードする遺伝子は往々にして、家族性黒色腫、神経膠腫、白血病、肉腫およびすい臓癌、非小細胞肺癌および頭頚部癌で欠失および突然変異を示す(Nobori et al.、「Deletions of the Cyclin−Dependent Kinase−4 Inhibitor Gene in Multiple Human Cancers」、Nature、vol.368(1994年)、753〜756頁参照)。サイクリンEの増幅および/または過剰発現は、幅広い固形腫瘍でも観察されており、サイクリンEレベルの上昇は、低い予後と関連している。加えて、CDK2/サイクリンEの基質および阻害剤の両方として機能するCDK阻害剤p27の細胞レベルは、乳癌、大腸癌および前立腺癌で異常に低く、逆にp27の発現レベルは、疾患の段階と関連している(Loda et al.、「Increased Proteasome−dependent Degradation of the Cyclin−Dependent Kinase Inhibitor p27 in Aggressive Colorectal Carcinomas」、Nature Medicine、vol.3(1997年)、231〜234頁参照)。最近では、Sherr,et al.、Genes Dev.、vol.13(1999年)、1501〜1512頁に概観されているように、CDK4/サイクリンDはp27を隔絶するという証拠がある。p21タンパク質も、p53腫瘍−抑制をCDKへと伝えるようである;したがって、すべてのヒト癌の約50%のp53の突然変異は、CDK活性の調節解除を間接的にもたらしうる。
少なくとも1つの事例では、プロテインキナーゼ活性のモジュレーションは、腫瘍学的状態のための治療として使用されている。例えば、FDA承認のGleevec(登録商標)(イマチニブ(imatinib)メシレート、East Hanover、NJ所在のNovartis Pharmaceutical Corporationが製造)を用いると、慢性骨髄性白血病(CML)および胃腸間質癌を治療するためのプロテインキナーゼ活性のモジュレーションが成功することが証明されている。Gleevecは、選択的Ablキナーゼ阻害剤である。
プロテインキナーゼの他のシリーズは、細胞周期進行でチェックポイントとして重要な役割を果たすものである(例えば、Melo et al.、Current Opinion in Cell Biology 2002、14:237〜245頁(2003年)。真核細胞の増殖は、細胞周期の臨界移行を介して進行を仲介する細胞周期チェックポイント経路により制御される(Walworth(2000年)、Curr.Opin.Cell Biol.12、697〜704頁により概観される)。チェックポイントは、DNA損傷などに応答して、不適切な時期での細胞周期進行を阻止し、細胞の代謝バランスを維持し、他方で、細胞を停止して、いくつかの例では、チェックポイントの要求が満たされなければ、アポトーシス(プログラム細胞死)を誘発しうる(例えば、O’Connor、Cancer Surveys、29、151〜182頁(1997年);Nurse、Cell、91、865〜867頁(1997年);Hartwell et al.、Science、266、1821〜1828(1994年);Hartwell et al.、Science、246、629〜634頁(1989年)参照)。チェックポイント制御は、有糸***に入る前、G1期(DNA合成の前)およびG2で起こりうる。
一連のチェックポイントは、ゲノムの完全性を監視し、DNA損傷に気づくと、これらの「DNA損傷チェックポイント」は、G.sub.1およびG.sub.2期で細胞周期進行をブロックし、S期を介して進行を遅くする(O’Connor、Cancer Surveys、29、151〜182頁(1997年);Hartwell et al.、Science、266、1821〜1828頁(1994年)。この作用により、DNA修復プロセスが、ゲノムを複製する前にその仕事を完了することができ、この遺伝子物質の新たな娘細胞への後続の分離が生じる。重要なことに、ヒト癌中の大抵の一般的な突然変異した遺伝子、p53腫瘍サプレッサー遺伝子は、G.sub.1での細胞周期進行をブロックし、および/またはDNA損傷後のアポトーシス(プログラム細胞死)を誘発するDNA損傷チェックポイントタンパク質を産生する。Hartwell et al.、Science、266、1821〜1828頁(1994年)。p53腫瘍サプレッサーは、細胞周期のG.sub.2でのDNA損傷チェックポイントの作用を増強することも判明している。例えば、Bunz et al.、Science、28、1497〜1501頁(1998年);Winters et al.、Oncogene、17、673〜684頁(1998年);Thompson、Oncogene、15、3025〜3035頁(1997年)参照。
ヒト癌で、p53腫瘍サプレッサー経路に重要な性質があるとすれば、p53−欠損癌での易損性を利用する治療的介入が、模索されている。新たに現れた易損性の1つは、p53欠損癌細胞でのG.sub.2チェックポイントの処理にある。G.sub.1チェックポイント制御を欠いているので、癌細胞は、DNA損傷薬の癌死滅効果から癌細胞を保護する最後に残っているバリア:G.sub.2の排除に対して特に弱い。G.sub.2チェックポイントは、酵母からヒトまで保存されている制御システムにより調節される。この保存されている系では、重要なことは、キナーゼ、CHK1が重要であり、これは、DNA損傷知覚複合体からのシグナルを変換して、有糸***へ入ることを促進するサイクリンB/Cdc2キナーゼの活性化を阻害する。例えば、Peng et al.、Science、277、1501〜1505頁(1997年);Sanchez et al.、Science、277、1497〜1501頁(1997年)参照。CHK1の不活性化は、抗癌剤または内在DNA損傷により負ったDNA損傷により誘発されたG.sub.2停止を破棄し、さらに、生じたチェックポイント不全細胞の優先的な死滅をもたらすことが判明している。例えば、Nurse、Cell、91、865〜867頁(1997年);Weinert、Science、277、1450〜1451頁(1997年);Walworth et al.、Nature、363、368〜371頁(1993年);およびAI−Khodairy et al.、Molec.Biol.Cell.、5、147〜160頁(1994年)参照。
癌細胞でのチェックポイント制御の選択的な操作は、癌の化学療法および放射線療法で幅広い利用をもたらし、加えて、癌細胞を破壊するための選択的なベースとして開発するための、ヒトの癌に共通する特徴「ゲノム不安定性」を提示するであろう。かなりの因子が、CHK1を、DNA損傷チェックポイント制御での重要なターゲットとして位置付けている。このキナーゼおよび、S期進行を調節する際にCHK1と協力することが最近判明したCDS1/CHK2キナーゼなどの機能的に関連しているキナーゼの阻害剤の解明(Zeng et al.、nature、395、507〜510頁(1998年);マツオカ、Science、282、1893〜1897年(1998年)参照)は、癌を治療するために有益な新規な治療体をもたらすであろう。
キナーゼの他の群は、チロシンキナーゼである。チロシンキナーゼは、受容体タイプ(細胞外、膜内外および細胞内ドメインを有する)か、非受容体タイプである(完全に細胞内である)。少なくとも1種の非受容体タンパク質チロシンキナーゼ、即ち、LCKは、細胞表面タンパク質(Cd4)と架橋抗−Cd4抗体との相互作用からのシグナルのT細胞への導入を仲介すると考えられる。非受容体チロシンキナーゼのより詳細な検討は、参照して、本願明細書に援用されるBolen、Oncogene、8、2025〜2031頁(1993年)に記載されている。
受容体タイプのチロシンキナーゼは、様々な生物学的活性を有する多数の細胞内外受容体を含む。実際に、受容体タイプチロシンキナーゼの約20種の様々なサブファミリーが同定されている。HERサブファミリーと称される1種のチロシンキナーゼサブファミリーは、EGFR(HER1)、HER2、HER3およびHER4を含む。これまでに同定された受容体のこのサブファミリーのリガンドには、上皮成長因子、TGF−α、アンフィレグリン(amphiregulin)、HB−EGF、ベータセルリンおよびヘレグリン(heregulin)が含まれる。これらの受容体タイプチロシンキナーゼの他のサブファミリーは、インスリンサブファミリーであり、これらには、INS−R、IGF−IRおよびIR−Rが含まれる。PDGFサブファミリーには、PDGF−αおよびβ受容体、CSFIR、c−kitおよびFLK−IIが含まれる。続いて、FLKファミリーが存在し、これには、キナーゼインサートドメイン受容体(KDR)、胎児肝臓キナーゼ−1(FLK−1)、胎児肝臓キナーゼ−4(FLK−4)およびfms様チロシンキナーゼ−1(flt−1)が含まれる。PDGFおよびFLKファミリーは通常、これら2種の群の類似により、一緒だと考えられている。受容体タイプチロシンキナーゼの詳細な検討に関しては、参照して本願明細書に援用されるPlowman et al.、DN&P7(6):334〜339頁、1994年参照。
チロシンキナーゼの非受容体タイプも、Src、Frk、Btk、Csk、Abl、Zap70、Fes/Fps、Fak、Jak、AckおよびLIMKを含む数多くのサブファミリーからなる。これらのサブファリーはそれぞれ、様々な受容体にさらに細分される。例えば、Srcサブファミリーは、最も大きなものの1つであり、Src、Yes、Fyn、Lyn、Lck、Blk、Hck、FgrおよびYrkを含む。酵素のSrcサブファミリーは、発癌に結びついている。チロシンキナーゼの非受容体タイプのさらに詳細な検討に関しては、参照により本願明細書に援用されるBolen、Oncogene、8:2025〜2031頁(1993年)参照。
細胞周期制御でのその役割に加えて、プロテインキナーゼは、存在する血管から新たな毛細血管が生じるメカニズムである血管形成においても重要な役割を果たす。必要な場合には、血管系は、組織および臓器の適切な機能を維持するために、新たな毛細血管ネットワークを発生させる能力を有する。しかし成人では、血管形成はかなり制限され、創傷治癒および月経の間の子宮内膜の血管新生のプロセスでのみ生じる。Merenmies,J.、Parada,L.F.、Henkemeyer,M.、Cell Growth & Differentiation、8、3〜10頁(1997年)参照。他方で、望ましくない血管形成は、網膜疾患、乾癬、慢性関節リウマチ、加齢による黄斑変性および癌(固形腫瘍)などの深刻な疾患の印である。Folkman、Nature Med.、1、27〜31頁(1995年)。血管形成プロセスに関与することが判明しているプロテインキナーゼには、成長因子受容体チロシンキナーゼファミリーの3種のメンバーが含まれる:VEGF−R2(KDR(キナーゼインサートドメイン受容体)およびFLK−1としても知られている血管内皮成長因子受容体2);FGF−R(線維芽細胞増殖因子受容体);およびTEK(Tie−2としても知られている)。
内皮細胞上でのみ発現されるVEGF−R2は、有力な血管形成成長因子VEGFと結合して、細胞内キナーゼ活性の活性化を介して後続のシグナル伝達を仲介する。したがって、シグナル伝達を仲介し得ないVEGF−R2の突然変異でも示されているように、VEGF−R2のキナーゼ活性の直接的な阻害は、外来VEGFが存在する場合にも血管形成の低減をもたらすと予測される(Strawn et al.、Cancer Research、56、3540〜3545頁(1996年))。Millauer et al.、Cancer Research、56、1615〜1620頁(1996年)。さらに、VEGF−R2は、VEGFの血管形成活性を仲介する機能以上の機能は、成体では有さないようである。したがって、VEGF−R2のキナーゼ活性の選択的阻害剤は、低い毒性しか示さないことが予測される。
同様に、FGF−Rは、血管形成成長因子aFGFおよびbFGFに結合し、後続の細胞内シグナル伝達を仲介する。最近、bFGFなどの成長因子は、一定のサイズに達している固形腫瘍で血管形成を誘発する際に重要な役割を果たしうることが提案されている。ヨシジet al.、Cancer Research、57、3924〜3928頁(1997年)。しかしながら、VEGF−R2とは異なり、FGF−Rは、体全体の数多くの様々な細胞種で発現され、成体での他の正常な生理学的プロセスで重要な役割を果たしうるか、果たしえない。それにもかかわらず、FGF−Rのキナーゼ活性の低分子量阻害剤の全身投与は、明らかな毒性を伴うことなく、マウスでは、bFGF−誘発血管形成をブロックしたことが報告されている。Mohammad et al.、EMBO Journal、17、5996〜5904頁(1998年)。
TEK(Tie−2としても知られている)は、血管形成で役割を有することが判明している内皮細胞上でのみ発現される他の受容体チロシンキナーゼである。因子アンギオポイエチン(angiopoietin)−1の結合は、TEKのキナーゼドメインの自己リン酸化をもたらし、内皮細胞と周囲内皮支持細胞との相互作用を仲介して、新たに形成された血管の成熟を容易にするようであるシグナル伝達プロセスをもたらす。他方で、因子アンギオポイエチン−2は、TEKでのアンギオポイエチン−1の作用と拮抗し、血管形成を中断させるようである。Maisonpierre et al.、Science、277、55〜60頁(1997年)。
前記の事情の結果として、VEGF−R2、FGF−Rおよび/またはTEKのキナーゼ活性を阻害する化合物を使用することにより、血管形成を治療することが提案されている。例えば、WIPO国際公開第97/34876号パンフレットは、癌、糖尿病、乾癬、慢性関節リウマチ、カポジ肉腫、血管腫、急性および慢性腎症、アテローム、動脈レスチノーシス(restinosis)、自己免疫疾患、急性炎症および網膜血管増殖を伴う眼疾患などの異常な血管形成および/または高い血管透過性を伴う疾患状態を治療するために使用することができるVEGF−R2の阻害剤である特定のシノリン(cinnoline)誘導体を開示している。
前記で同定されたプロテインキナーゼに加えて、多くの他のプロテインキナーゼが、治療ターゲットであると考えられ、次の刊行物で概観されているように、数多くの刊行物が、キナーゼ活性の阻害剤を開示している:McMahon et al.、Oncologist、5、3〜10頁(2000年);Garcia−Echeverria et al.、Med.Res.Rev.、20、28〜57頁(2000年);Holash et al.、Oncogene、18、5356〜5362頁(1999年);Stover et al.、Curr.Opin.Drug Disc.Dev.、2、274〜285頁(1999年);Toledo et al.、Curr Med.Chem.、6、775〜805頁(1999年);Thomas et al.、J.Biol.Chem.、274、36684〜36692頁(1992年);Cohen、Curr.Op.Chem.Biol.、10、544〜549頁(1999年);Adams et al.、Curr.Opin.Drug Disc.Dev.、2、96〜109頁(1999年);McMahon et al.、Curr.Opin.Drug Disc.Dev.、1、131〜146頁(1998年);およびStrawn et al.、Exp.Opin.Invest.Drugs、7、553〜573頁(1998年)。
したがって、異常な細胞増殖を伴う疾患状態を治療または予防するために、プロテインキナーゼの有効な阻害剤に対する必要性があることは理解されるであろう。さらに、当技術分野の専門家には理解されるように、キナーゼ阻害剤は、ターゲットキナーゼに対する高い親和性と共に、他のプロテインキナーゼに比べて高い選択性を有することが望ましい。直ぐに合成することができ、細胞増殖の強力な阻害剤である低分子量の化合物は、例えば、CHK1、CHK2、VEGF、CDKまたはCDK/サイクリン複合体などの1種または複数のプロテインキナーゼの阻害剤であり、受容体および非受容体チロシンキナーゼの両方であるものである。
[発明の概要]
前記の証拠を元に、我々は、Chk1キナーゼなどのタンパク質キナーゼの高度に特異的な阻害剤は、多くの種類の腫瘍細胞で、DNA損傷剤との細胞毒相乗効果を有するが、非腫瘍細胞では過剰な毒性を誘発しないことを考えた。したがって、本発明の一態様は、選択的プロテインキナーゼモジュレーター、特に、Chk1のような阻害剤である。本発明の方法は、前記のような相乗作用での、さらに癌治療のための単一剤としてのこのような化合物の両方の使用を含む。
我々は、3−アミノピラジン−2−カルボキサミドの類似体および関連化合物は、Chk1キナーゼなどのプロテインキナーゼを有効に阻害することを予期せず発見した。本願明細書に開示されている化合物は、プロテインキナーゼを阻害するために役立ち、したがって、様々な生体経路でのプロテインキナーゼの役割を研究するために、さらに、DNA損傷剤を含む癌治療剤の効力を増強するために役立ちうる。したがって、本発明は、本発明の化合物を含有する医薬組成物、さらにプロテインキナーゼを阻害して、キナーゼ依存性疾患および症状をモジュレーションするために本発明の化合物を使用する方法を含む。
他の態様では、本発明は、キナーゼ活性のモジュレーターをスクリーニングする方法を提供する。この方法は、本発明の組成物、キナーゼおよび少なくとも1種の候補薬剤を組合せ、キナーゼ活性に対する候補薬剤の効果を決定することを含む。
さらに他の態様では、本発明は、前記の1種または複数のキナーゼ酵素活性モジュレーターを含む、本発明の薬剤化合物および/または組成物の化合物の成分の1種または複数を充填されている1個または複数の容器を含む薬剤キットも提供する。このようなキットはさらに、例えば、他の化合物および/または組成物(例えば、希釈剤、透過増強剤、滑剤など)、化合物および/または組成物を投与するための装置ならびに薬剤または生体産物を製造、使用または販売を規制する政府官庁により規定された形での記載指示(この指示は、ヒトに投与するための製造、使用または販売に関する官庁による許可を反映していてもよい)を含んでもよい。
さらに他の態様では、本発明は、本発明の化合物および、場合によっては、薬学的に許容されるアジュバントおよび賦形剤を含有する診断剤も提供する。
本発明のこれらの、および他の形態および利点は、下記で詳細に記載する。
[発明の詳細な記載]
詳細な記載で記載される化合物は、無制御か、異常か、望ましくない増殖、分化、プログラム細胞死、移動および化学浸入などの細胞活動をモジュレーションするプロテインキナーゼ酵素活性をモジュレーションするために、哺乳動物、特にヒトで薬剤として役立つ。しかしながら、いくつかのケースでは、細胞は、過剰増殖または低増殖性および/または移動性状態(異常な状態)にないが、まだ治療を必要としうることは認められる。例えば、創傷治癒の間は、細胞は、「正常に」増殖しているが、増殖および移動の増強が望まれうる。もしくは、「正常な」細胞増殖および/または移動速度の低下が望まれうる。さらに、このような化合物は、***終了組織および/または細胞の脱分化を防ぐために使用することもできる。
無制御、異常および/または望ましくない細胞活動を伴う疾患または障害、特に細胞増殖は、これらに限られないが、背景技術に記載の状態および次が含まれる。
これらに限られないが、癌、リンパ系の造血腫瘍、骨髄系の造血腫瘍、間葉由来の腫瘍、中枢および末梢神経系の腫瘍ならびに黒色腫、セミノームおよびカポジ肉腫などを含む他の腫瘍、および下記で検討するものを含む様々な癌。
異常な細胞増殖を特徴とする疾患プロセス、例えば、良性前立腺肥大、家族性腺腫様多発ポリープ、神経線維腫症、肺線維症、肥厚性瘢痕形成、移植拒絶、結節(nodosum)、内毒素性ショックおよび、これらに限られないが、アテローム硬化症を含む様々な心臓血管指標、虚血性冠動脈疾患、心筋梗塞、虚血、肺高血圧症、発作、気腫、貧血および血管形成術または血管手術後の再狭窄を含む調節解除血管化。
免疫および/または炎症障害、特に、異常なB&T細胞発達を伴う免疫学的欠陥を伴う疾患。このような障害は、これらに限られないが、後天性免疫不全症候群(AIDS)、アジソン病、成人型呼吸窮迫症候群、アレルギー、強直性脊椎炎、アミロイドーシス、ぜん息、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性甲状腺炎、クローン病、リンパ球毒素性一時性リンパ球減少症、胎児赤芽球症、グッドパスチャー症候群、グレーブス病、橋本甲状腺炎、過好酸球増加症、過敏性腸症候群および他の腸間疾患、狼瘡、重症筋無力症、心筋または心膜炎症、膵炎、多発性筋炎、乾癬、ライター症候群、強皮症、全身アナフィラキシー、潰瘍性大腸炎(lucerative colitis)、腎炎(糸球体腎炎を含む)、痛風、関節炎(慢性関節リウマチおよび変形性関節症など)、紅斑、皮膚炎、皮膚筋炎、気管支炎、胆嚢炎および胃炎を含みうる。
これらに限られないが、糖尿病患者(真性糖尿病、糖尿病性網膜症を含む)を含む、炭水化物代謝の障害;
これらに限られないが、ヘルペスウイルス、ポックスウイルス、EBウイルス、シンドビスウイルスおよびアデノウイルス、HIV、ヒトパピローマウイルスを含む、寄生虫、真菌および/またはウイルス感染。
これらに限られないが、アルツハイマー病、筋萎縮性側策硬化症、色素性網膜炎、パーキンソン病、AIDS関連痴呆、棘筋萎縮および小脳退化、骨髄異形成症候群、筋骨格系の変性疾患(これらに限られないが、骨粗しょう症(osteroporosis)を含む)、のう胞性線維症、黄斑変性症、多発性硬化症を含む神経変性障害。
本発明は、プロテインキナーゼ活性、特にはチェックポイントキナーゼ活性、さらに特にはChk1およびChk2、殊に特にはChk1をモジュレーションするための、次の式I
[上式中、R
1は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;
R
2およびR
3は、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルからそれぞれ独立に選択されるか;または
R
2およびR
3は組み合わさって、それらが結合している窒素と共に、置換されていてもよい5員から7員のヘテロシクリルを形成し、前記の5員から7員のヘテロシクリルは、N、O、SおよびPから選択される少なくとも1個の付加的なヘテロ原子を場合によって含有しており;
R
4は、−HまたはR
5であり;
R
5は、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級ヘテロシクリルアルキルから選択されるか;または
R
4およびR
5は、それらが結合している共通の窒素原子と一緒になって、置換されていてもよい5員から7員のヘテロシクリルを形成し、前記の置換されていてもよい5員から7員のヘテロシクリルは、N、O、SおよびPから選択される少なくとも1個の付加的なヘテロ原子を場合によって含有し;
Zは、−N=または−C(H)=であり;
Aは、−C(=O)−、−C(=S)−、C(=NR
6)−および−R
7から選択され、ただし、Aが−R
7である場合には、Eは存在せず;
R
6は、−H、−NO
2、−N(R
2)R
3、−NC(=NR
2)N(R
2)R
3、−CN、−OR
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい複素脂環式環アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールアルキルおよび置換されていてもよい複素脂環式環から選択され;
R
7は、置換されていてもよい5員から7員のヘテロシクリルを形成し、前記の5員から7員のヘテロシクリルは、N、O、SおよびPから選択される少なくとも1個の付加的なヘテロ原子を場合によって含有し;
Eは、−N(R
8)R
9−、−NN(R
2)R
3−、−NNC(=O)N(R
2)R
3−、−OR
4および−R
10から選択され;
R
8は、−Hまたは置換されていてもよいアルキルであり;
R
9は、−H、置換されていてもよい複素脂環式環アルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよい複素脂環式環から選択されるか;または
R
8およびR
9は組み合わさって、これらが結合している窒素と共に、置換されていてもよい5員から7員の複素脂環式環を形成し、前記の5員から7員の複素脂環式環は、N、O、SおよびPから選択される少なくとも1個の付加的なヘテロ原子を場合によって含有し;
R
10は、−H、置換されていてもよい複素脂環式環アルキル、置換されていてもよい複素脂環式環、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいアルキルから選択され;
Wは、置換されていてもよい6員から10員のアリーレンまたは置換されていてもよい5員から10員のヘテロアリーレンであり;
Xは、単結合、−(CH
2)
0−3C(=O)N(R
4)(CH
2)
0−3−、−(CH
2)
0−3CO
2(CH
2)
0−3−、−(CH
2)
0−3SO
2N(R
4)(CH
2)
0−3−、−N(R
4)(CH
2)
2−3O−、−(CH
2)
0−3N(R
4)C(=O)N(R
4)(CH
2)
0−3−、−(CH
2)
0−3C(=O)N(R
4)(CH
2)
2−3O−、−(CH
2)
0−3S(O)
0−2(CH
2)
0−3−、−N(R
4)(CH
2)
2−3N(R
4)−、−(CH
2)
0−3C(=O)N(R
4)(CH
2)
1−3C(=O)−、−(CH
2)
0−3OC(=O)N(R
4)(CH
2)
0−3−、−C(=O)N(R
4)N(R
4)−、−(CH
2)
0−3CO
2(CH
2)
2−3N(R
4)−、−(CH
2)
0−3N(R
4)C(=O)(CH
2)
0−3O−、−(CH
2)
0−3N(R
4)(CH
2)
0−3−、−C(=O)N(R
4)(CH
2)
2−3N(R
4)−、−O(CH
2)
2−3O−、−(CH
2)
0−3C(=O)N(R
4)(CH
2)
2−3S(O)
0−2−、−(CH
2)
0−3N(R
4)C(=O)(CH
2)
0−3S(O)
0−2−、−(CH
2)
0−3O(CH
2)
0−3−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択され、ここで、X中の−CH
2−は、置換されていてもよく;および
Yは、−H、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロシクリルから選択され;
ただし、この化合物は、
ではない
(上式中、R
23、R
24およびR
25は、−Hであり;およびR
26は、−H、−Cl、−CH
3または−OCH
3であるか;または
R
23は、−C(NH)NH
2であり;R
24は、−CH
3であり;R
25は、Hであり;およびR
26は、−Clであるか;または
R
23は、−H、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、1−メチルプロピル、ヒドロキシエチルであり;およびR
24、R
25およびR
26は、Hであるか;または
R
23は、−Hであり;R
24は、ブチルであり;およびR
25およびR
26は、メトキシであるか;または
R
23は、1−メチルプロピルであり;R
24は、−CHOであり;R
25は、−Hであり;およびR
26は、−Clであるか;または
R
23は、−Hであり;R
24は、−CH
3であり;およびR
25およびR
26は、−Hである)]の化合物またはその薬学的に許容される塩、水和物またはプロドラッグを含む。
一例では、この化合物は、Zが、=N−である、段落[0039]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R1が、−Hである、段落[0040]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R2が、−Hであり、R3は、−Hまたは低級アルキルである、段落[0041]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R2およびR3が、−Hである、段落[0042]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Aが、R
7であり、R
7が、
[上式中、各G
1は独立に、=N−または=C(R
11)−であり、Lは、−O−、−S(O)
0−2−および−NR
11から選択され、ここで、各R
11は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択されるか;または場合によって2個のR
11は、R
7の存在している環と縮合している環系を形成し、この際、前記の環系は、0から3個の付加的なR
11で置換されており、前記の環系は1から3個のヘテロ原子を場合によって含有する]である、段落[0043]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R
7が、
[上式中、R
11aは、−H、低級アルキルおよび−NR
4R
5から選択され;およびR
11bは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよい複素脂環式環から選択され;Lは、−O−、−S(O)
0−2−から選択される]から選択される、段落[0044]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R
11bが、置換されていてもよいアルキル、
[上式中、各R
12は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;R
13は、−H、低級アルキルおよびアシルから選択され;Qは、=N−または=C(R
12)−であり;Mは、−O−、−S(O)
0−2−および−NR
13から選択される]から選択される、段落[0045]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Wが、
[上式中、各G
2は独立に、=N−または=C(R
14)−であり、ここで、各R
14は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]である、段落[0046]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Wが、
である、段落[0047]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3SO2N(R4)(CH2)0−3−、−N(R4)(CH2)2−3O、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−C(=O)N(R4)N(R4)−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)2−3O−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)1−3C(=O)−、−O(CH2)2−3O−、−(CH2)0−3OC(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3O(CH2)0−3−、−(CH2)0−3CO2(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)(CH2)0−3O−、−C(=O)N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0048]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2C(=O)N(H)−、−C(=O)N(H)−、−SO2N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2SO2N(H)−、−SO2N(H)−、−N(H)C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−N(H)C(=O)N(H)−、−(CH2)0−2N(R4)(CH2)0−2−、−(CH2)0−2O(CH2)0−2−、−C(=O)N(H)N(H)−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−OCH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)1−2N(H)C(=O)N(H)−、OCH2CH2O−、−N(R4)CH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)0−1C(=O)N(H)(CH2)1−2C(=O)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0049]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいフェニルおよび置換されていてもよい5員から6員のヘテロシクリルから選択される、段落[0050]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、以下の表1から選択される、段落[0051]に記載のものである。
表1
[上式中、各R
15は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]。
他の例では、この化合物は、R11bが、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいピリジルおよび置換されていてもよい複素脂環式環から選択される、段落[0052]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R
7が、
である、段落[0053]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R11bが、置換されていてもよいモルホリン、置換されていてもよいピロリジン、置換されていてもよいピペリジンおよび置換されていてもよいアゼパンから選択される、段落[0054]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R
11bが、
[上式中、R
14は、−Hまたは低級アルキルである]である、段落[0055]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R11bが、ピリジンである、段落[0054]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R11bが、2−アミノ基を有するピリジンである、段落[0057]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Aが、−C(=O)−または−C(=NR6)−である、段落[0042]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Aが、−C(=O)−である、段落[0059]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Eが、以下の表2から選択される、段落[0060]に記載のものである。
表2
[上式中、各R
16は、−H、置換されていてもよい低級アルキル、−CO
2R
4および−C(=O)R
4から独立に選択されるか;または場合によって2個のR
16は、それらが結合している1個又は複数の窒素と一緒になって、複素環を形成し;各R
17は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;R
18は、置換されていてもよい低級アルキルであり;J
1は、少なくとも1個の窒素環原子を含む飽和架橋環系であり、ここで、前記の飽和架橋環系は、[4.4.0]、[4.3.0]、[4.2.0]、[4.1.0]、[3.3.0]、[3.2.0]および[3.1.0]からなる群から選択される配置を有し;J
2は、少なくとも1個の窒素環原子を含む飽和架橋環系であり、ここで、前記の飽和架橋環系は、[4.4.0]、[4.3.0]、[4.2.0]、[4.1.0]、[3.3.0]、[3.2.0]および[3.1.0]からなる群から選択される配置を有し、R
16を有する窒素原子とJ
2中の窒素とは、その間に少なくとも2個の炭素を有さなければならない]。
他の例では、この化合物は、Wが、
[上式中、各G
2は独立に、=N−または=C(R
14)−であり、ここで、各R
14は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]である、段落[0061]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Wが、
である、段落[0062]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3SO2N(R4)(CH2)0−3−、−N(R4)(CH2)2−3O、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−C(=O)N(R4)N(R4)−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)2−3O−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)1−3C(=O)−、−O(CH2)2−3O−、−(CH2)0−3OC(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3O(CH2)0−3−、−(CH2)0−3CO2(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)(CH2)0−3O−、−C(=O)N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0063]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2C(=O)N(H)−、−C(=O)N(H)−、−SO2N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2SO2N(H)−、−SO2N(H)−、−N(H)C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−N(H)C(=O)N(H)−、−(CH2)0−2N(R4)(CH2)0−2−、−(CH2)0−2O(CH2)0−2−、−C(=O)N(H)N(H)−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−OCH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)1−2N(H)C(=O)N(H)−、−OCH2CH2O−、−N(R4)CH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)0−1C(=O)N(H)(CH2)1−2C(=O)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0064]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいフェニルおよび置換されていてもよい5員から6員のヘテロシクリルから選択される、段落[0065]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、以下の表3から選択される、段落[0066]に記載のものである。
表3
[上式中、各R
15は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]。
他の例では、この化合物は、Eが、
である、段落[0067]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Eが、
である、段落[0068]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、R2およびR3が、−Hである、段落[0069]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Aが、−C(=NR6)−である、段落[0070]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Eが、−H、低級アルキルおよび以下の表4
表4
に挙げられている基から選択され、R
6が、−H、−OH、低級アルキル、−NO
2、−CN、低級アルコキシおよび以下の表5
表5
[上式中、各R
19は独立に、−Hまたは低級アルキルであり;
各R
20は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;
R
21は、−H、−OH、低級アルキル、−NO
2、−CN、低級アルコキシから選択される]に挙げられている基から選択される、段落[0071]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Wが、
である、段落[0072]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3SO2N(R4)(CH2)0−3−、−N(R4)(CH2)2−3O、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−C(=O)N(R4)N(R4)−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)2−3O−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3C(=O)N(R4)(CH2)1−3C(=O)−、−O(CH2)2−3O−、−(CH2)0−3OC(=O)N(R4)(CH2)0−3−、−(CH2)0−3O(CH2)0−3−、−(CH2)0−3CO2(CH2)2−3N(R4)−、−(CH2)0−3N(R4)C(=O)(CH2)0−3O−、−C(=O)N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0073]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Xが、−C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2C(=O)N(H)−、−C(=O)N(H)−、−SO2N(H)(CH2)1−2−、−(CH2)1−2SO2N(H)−、−SO2N(H)−、−N(H)C(=O)N(H)(CH2)1−2−、−N(H)C(=O)N(H)−、−(CH2)0−2N(R4)(CH2)0−2−、−(CH2)0−2O(CH2)0−2、−C(=O)N(H)N(H)−、−N(R4)(CH2)2−3N(R4)−、−OCH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)1−2N(H)C(=O)N(H)−、OCH2CH2O−、−N(R4)CH2C(=O)N(H)CH2−、−(CH2)0−1C(=O)N(H)(CH2)1−2C(=O)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択される、段落[0074]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいフェニルおよび置換されていてもよい5員から6員のヘテロシクリルから選択される、段落[0075]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、Yが、以下の表6から選択される、段落[0076]に記載のものである。
表6
[上式中、各R
15は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]。
他の例では、この化合物は、以下の式II
[上式中、Eは、以下の表7
表7
(上式中、各R
16は、−H、置換されていてもよい低級アルキル、−CO
2R
4および−C(=O)R
4から独立に選択されるか;または
場合によって2個のR
16は、それらが結合している窒素または複数の窒素と一緒になって、複素環を形成し;
各R
17は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;
R
18は、置換されていてもよい低級アルキルであり;
J
1は、少なくとも1個の窒素環原子を含む飽和架橋環系であり、ここで、前記の飽和架橋環系は、[4.4.0]、[4.3.0]、[4.2.0]、[4.1.0]、[3.3.0]、[3.2.0]および[3.1.0]からなる群から選択される配置を有し;
J
2は、少なくとも1個の窒素環原子を含む飽和架橋環系であり、ここで、前記の飽和架橋環系は、[4.4.0]、[4.3.0]、[4.2.0]、[4.1.0]、[3.3.0]、[3.2.0]および[3.1.0]からなる群から選択される配置を有し、R
16を有する窒素原子とJ
2中の窒素とは、その間に少なくとも2個の炭素を有さなければならない)から選択され;
Xは、−C(=O)N(H)(CH
2)
1−2−、−(CH
2)
1−2C(=O)N(H)−、−C(=O)N(H)−、−SO
2N(H)(CH
2)
1−2−、−(CH
2)
1−2SO
2N(H)−、−SO
2N(H)−、−N(H)C(=O)N(H)(CH
2)
1−2−、−N(H)C(=O)N(H)−、−(CH
2)
0−2N(R
4)(CH
2)
0−2−、−(CH
2)
0−2O(CH
2)
0−2、−C(=O)N(H)N(H)−、−N(R
4)(CH
2)
2−3N(R
4)−、−OCH
2C(=O)N(H)CH
2−、−(CH
2)
1−2N(H)C(=O)N(H)−、OCH
2CH
2O、−N(R
4)CH
2C(=O)N(H)CH
2−、−(CH
2)
0−1C(=O)N(H)(CH
2)
1−2C(=O)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択され;
Yは、以下の表8
表8
(上式中、各R
15は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される)から選択され:
各R
22は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される]の、段落[0039]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、以下の式III
[上式中、各Gは独立に、=N−または=C(R
11)−であり;
Lは、−O−、−S(O)
0−2−および−NR
11から選択され;
各R
11は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択されるか;または
場合によって2個のR
11は、R
7の存在している環と縮合している環系を形成し、この際、前記の環系は、0から3個の付加的なR
11で置換されており、前記の環系は1から3個のヘテロ原子を場合によって含有し;
Xは、−C(=O)N(H)(CH
2)
1−2−、−(CH
2)
1−2C(=O)N(H)−、−C(=O)N(H)−、−SO
2N(H)(CH
2)
1−2−、−(CH
2)
1−2SO
2N(H)−、−SO
2N(H)−、−N(H)C(=O)N(H)(CH
2)
1−2−、−N(H)C(=O)N(H)−、−(CH
2)
0−2N(R
4)(CH
2)
0−2−、−(CH
2)
0−2O(CH
2)
0−2、−C(=O)N(H)N(H)−、−N(R
4)(CH
2)
2−3N(R
4)−、−OCH
2C(=O)N(H)CH
2−、−(CH
2)
1−2N(H)C(=O)N(H)−、OCH
2CH
2O、−N(R
4)CH
2C(=O)N(H)CH
2−、−(CH
2)
0−1C(=O)N(H)(CH
2)
1−2C(=O)−、置換されていてもよいアルコキシおよび置換されていてもよい低級アルキレンから選択され;
Yは、以下の表9
表9
(上式中、各R
15は、−H、ハロゲン、オキソ、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択され;
各R
22は、−H、ハロゲン、−CN、−NH
2、−CF
3、−NO
2、−OR
4、−N(R
4)R
5、−S(O)
0−2R
5、−SO
2N(R
4)R
5、−CO
2R
4、−C(O)N(R
4)R
5、−N(R
4)SO
2R
5、−N(R
4)C(O)R
5、−N(R
4)CO
2R
5、−C(O)R
4、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい低級アリールアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルおよび置換されていてもよい低級へテロシクリルアルキルから独立に選択される)から独立に選択される]の、段落[0039]に記載のものである。
他の例では、この化合物は、以下の表10から選択される、段落[0039]に記載のものである。
表10
本発明の他の態様は、段落[0039]〜[0080]のいずれか1つに記載の化合物と薬剤学的に許容される担体を含有する医薬組成物である。
本発明の他の態様は、段落[0039]〜[0081]のいずれか1つに記載の化合物または医薬組成物の代謝産物である。
本発明の他の態様は、キナーゼのインビボ活性をモジュレーションする方法であり、この方法は、有効量の段落[0039]〜[0081]のいずれか1つに記載の化合物または医薬組成物を患者に投与することを含む。
本発明の他の態様は、キナーゼがChk1である段落[0083]に記載の方法である。
本発明の他の態様は、キナーゼのインビボ活性をモジュレーションすることが、前記キナーゼの阻害を含む段落[0084]に記載の方法である。
本発明の他の態様は、無制御、異常および/または望ましくない細胞活動を伴う疾患または障害を治療する方法であり、この方法は、段落[0039]〜[0080]のいずれか1つに記載の化合物を治療上有効量で、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む。
本発明の他の態様は、癌細胞の増殖を抑制する方法であり、この方法は、細胞と癌治療薬および段落[0039]〜[0080]のいずれか1つに記載の化合物とを接触させるか、細胞とそれらとの接触を誘発することを含む。
本発明の他の態様は、癌治療薬がDNA損傷剤である段落[0087]に記載の方法である。
本発明のさらに他の態様は、患者での癌細胞の増殖を低減する方法であり、この方法は、段落[0039]〜[0080]のいずれか1つに記載の化合物および1種または複数の癌治療薬を、好ましくは薬学的に許容される担体と共に患者に投与することを含む。本発明のこの態様で使用するために適している抗癌剤の例(類似体、塩およびリポソームなどの薬学的に許容される形を含む)は:1.トポイソメラーゼI阻害剤:カンプトテシン、Topotecan、9−ニトロカンプトテシン、9−アミノカンプトテシン、カレニテシン(Karenitecin)、イリノテカンなど;2.トポイソメラーゼII阻害剤:エトポシド、リン酸エトポシド、テニポシド、アムサクリン、エピポドフィロトキシン誘導体、ラゾキサン、デキスラゾキサン(Dexrazoxane,Zinecard)など;3.古典的アルキル化剤:メクロレタミン、シクロホスファミド、イフォスファミド、クロラムブシル、メルファランなどのナイトロジェンマスタード;チオテパ、トレニモン、トリエチレンメラミンなどのアジリジン;ジアンヒドロガラクチトール、ジブロモダルシトールなどのエポキシド;ブスルファン、ジメチルスルフェートなどのアルキルアルカンスルホネート;クロロエチルニトロソウレア、BCNU、CCNU(ロムスチン)、メチル−CCNU(セムスチン)、ストレプトゾトシン、クロロゾトシンなどのニトロソウレア;プレドニムスチン(クロラムブシル−プレドニゾロン)、エストラムスチン(ノルナイトロジェンマスタード−エストラジオール)などのアルキル化剤−ステロイド複合体;4.非古典的アルキル化剤:プロカルバジン、ダカルバジン、ヘキサメチルメラミン、ペンタメチルメラミン、テモゾロミドなど;5.他のDNA損傷/結合剤:シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、ブレオマイシンなどのシスプラチン;ダクチノマイシン、ミトラマイシン、マイトマイシンCなどの抗生物質;ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシンなどのアンスラサイクリン/アンスラセンジオン(注;考えられるトポII阻害剤も);6.代謝拮抗物質:メトトレキセート、エダトレキセート、トリメトプリム、ノラトレキセド、ラルチトレキセド(Tomudex)、ヒドロキシウレアなどの抗葉酸薬;5−フルオロウラシル、フトラフル、カペシタビン、フルツロン、エニルウラシル、ara−C(シトシンアラビノース)、5−アザシチジン、ゲムシタビン、メルカプトプリン、チオグアニン、ペントスタチンなどの核酸類似体;7.リボ核酸関連:アンチセンスDNA、アンチセンスRNA、アンチセンスDNA/RNAハイブリッド、リボザイムなど;8.放射線:紫外線および/または他;9.ビンカアルカロイド:ビンクリスチン、ビンブラスチンなど;10.他の抗癌剤:DNA損傷が関与しうるか、関与しえない活動のメカニズムを有するもの;11.タキサン(Taxane):パクリタクセル、ドセタクセルなど;12.酵素:L−アスパラギナーゼなど;13.天然産物;14;その他の薬剤:キナーゼ阻害剤、イマチニブ;15.ミトテン;16.アミノグルテチミド;17.ホルモンおよびアンタゴニスト:ジエチルスチルベストロール、エチニルエストラジオール、タモキシフェン、アナストロゾール、テストステロンプロピオネート、フルオキシメステロン、フルタミド、ロイプロリド、プレドニゾン、ヒドロキシプロゲステロンカプロエート、メドロキシプロゲステロンアセテート、メゲストロールアセテート;18.生体応答モジュレーター:インターフェロン−α、インターロイキンなどである。
本発明の化合物と組み合わせて使用するために適した他の薬剤は、「Cancer Chemotherapy and Biotherapy:Principles and Practice」、Third edition、B.A.Chabner and D.L.Longo、eds.、2001年、Lippincott Williams and Wilkins、Philadelphia、U.S.A.;P.CalabresiおよびB.A.Chabner、「Chemotherapy of Neoplastic Diseases」、「Goodman and Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics」内、Tenth edition、J.G.Hardman and L.B.Limbird、eds.、2001年、McGraw−Hill、New York、USA、1381〜1388頁;およびB.A.Chabner、D.P.Ryan、L.Paz−Ares、R.Garcia−CarboneroおよびP.Calabresi、「Antineoplastic Agents」、「Goodman and Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics」内、Tenth edition、J.G.Hardman and L.E.Limbird、eds.、2001年、McGraw−Hill、New York、USA、1389〜1459頁に開示されている。
本発明の他の態様は、DNA損傷を与える疾患治療の効力を増強する方法であり、この方法は、疾患治療を段落[0023]〜[0066]のいずれか1つに記載の化合物または医薬組成物の投与とを組み合わせることを含む。例として、乾癬などの皮膚状態の光化学治療は、DNA損傷をもたらすソラーレン型の光増感剤と組み合わせて紫外線を使用する。本発明のこの態様の一実施形態では、このような光化学治療を、段落[0039]〜[0081]のいずれか1つに記載の化合物または医薬組成物の投与とを組み合わせる。
定義
本明細書で使用する場合、次の言葉および語句は、これらが使用されている内容が他に記載されてないか、何らかの別の意味が明確に規定されていない限り、下記の意味を通常は有することとする。
「アルキル」は、直鎖、分枝鎖または環式炭化水素構造およびこれらの組合せを含むこととする。例えば、「C8アルキル」は、n−オクチル、イソ−オクチル、シクロヘキシルエチルなどに関してよい。低級アルキルは、1から8個の炭素原子を含むアルキル基に関する。低級アルキル基の例には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブチル、t−ブチル、イソブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシルなどが含まれる。高級アルキルは、6個よりも多い炭素原子を有するアルキル基のことである。アルキル基の例は、C20またはそれ未満を含むものである。シクロアルキルは、アルキルのサブセットであり、3から13個の炭素原子を有する環式炭化水素基である。シクロアルキル基の例には、c−プロピル、c−ブチル、c−ペンチル、ノルボルニル、アダマンチルなどが含まれる。シクロアルキル環は、不飽和であってもよいが、芳香族ではない。この適用では、アルキルは、アルカニル、アルケニルおよびアルキニル基(およびこれらの組合せ)に関する;これには、シクロヘキシルメチル、ビニル、アリル、イソプレニルなどが含まれることとする。したがって、特定の数の炭素を有するアルキル基が挙げられている場合には、その数の炭素を有するすべての幾何異性体が含まれることとする;したがって、例えば、「ブチル」または「C4アルキル」は、n−ブチル、s−ブチル、イソブチル、t−ブチル、イソブテニルおよびブチ−2−イン基が含まれることを意味し、例えば、「プロピル」または「C3アルキル」はそれぞれ、n−プロピル、プロペニルおよびイソプロピルを含む。例えば、低級アルキルは、C1〜C8アルキルに相当するように、様々な数の炭素を有するアルキルを、下付き文字の数幅を使用して挙げることができる。
「アルキレン」は、炭素および水素原子のみからなり、不飽和を含まず、1から10個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の二価基を意味し、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、n−ブチレンなどである。アルキレンは、アルキルのサブセットであり、アルキルと同様の基に関するが、2箇所の結合位置を有し、特に十分に飽和されている。アルキレンの例には、エチレン(−CH2CH2−)、プロピレン(−CH2CH2CH2−)、2−ジメチルプロピレン(−CH2C(CH3)2CH2−)および2−シクロヘキシルプロピレン(−CH2CH(C6H13)CH2−)が含まれる。
「アルキリデン」は、炭素および水素原子のみからなり、2から10個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の不飽和二価基を意味し、例えば、エチリデン、プロピリデン、n−ブチリデンなどである。アルキリデンは、アルキルのサブセットであり、アルキルと同じ基に関するが、2個の結合位置および特に二重結合不飽和を有する。存在する不飽和には、少なくとも1個の二重結合が含まれ、二重結合は、鎖の第1の炭素と、それが結合している分子の残りの炭素原子との間に存在してよい。
「アルキリジン」は、炭素および水素原子のみからなり、2から10個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の不飽和二価基を意味し、例えば、プロピリジ−2−イニル、n−ブチリジ−1−イニルなどである。アルキリジンは、アルキルのサブセットであり、アルキルと同じ基に関するが、2個の結合位置を有し、特に三重結合不飽和を有する。存在する不飽和は、少なくとも1個の三重結合を有し、三重結合は、鎖の第1の炭素と、それが結合している分子の残りの炭素原子との間に存在してよい。
前記の基「アルキレン」、「アルキリデン」および「アルキリジン」のいずれかは、置換されていてもよい場合、それ自体不飽和を含むアルキル置換基を含んでもよい。例えば、2−(2−フェニルエチニル−ブテ−3−エニル)−ナフタレン(IUPAC名称)は、前記の基の2位にビニル置換基を有するn−ブチリジ−3−イニル基を含む。
「アルコキシ」は、例えば、酸素原子により親構造に結合している直鎖、分枝鎖、環式構造、不飽和鎖およびこれらの組合せの炭素原子を含有する−O−アルキル基に関する。例には、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、シクロプロピルオキシ、シクロヘキシルオキシなどが含まれる。低級アルコキシは、1から8個の炭素を含有する基に関する。
「置換アルコキシ」は、基−O−(置換アルキル)を意味し、このアルキル上の置換は通常、1個よりも多い炭素を含む(アルコキシの定義と同様)。代表的な置換アルコキシ基の1個は、「ポリアルコキシ」または−O−(場合により置換されているアルキレン)−(置換されていてもよいアルコキシ)であり、−OCH2CH2OCH3などの基およびポリエチレングリコールおよび−O(CH2CH2O)xCH3などのグリコールエーテルを含み、この際、xは、約2から20の間、他の例では約2から約10の間、他の例では約2から約5の間の整数である。他の置換されているアルコキシ基の例は、ヒドロキシアルコキシまたは−OCH2(CH2)yOHであり、ここで、yは例えば、約1から約10の間の整数であり、他の例では、yは、約1から約4の整数である。したがって、基が−ORとして定義された場合で、「R」が置換されていてもよいアルキルである場合には、このような基には、これらに限られないが、ヒドロキシアルコキシ、ポリアルコキシなどが含まれるであろう。
「アルコキシル」は、架橋基としてのアルコキシを意味し、例えば、−OCH2−などである。したがって低級アルコキシは、1から8個の炭素および1個の酸素を含有する基のことである。
「置換されているアルコキシル」は、架橋基アルコキシ、例えば、−OCH2CH2OCH2−に関する。置換されていてもよいアルコキシルは、アルコキシルと置換されているアルコキシルとの両方に関する。
「アシル」は、カルボニル官能基を介して親構造に結合している直鎖、分枝鎖、環式配置、飽和、不飽和および芳香族およびこれらの組合せの1から10個の炭素原子を有する基に関する。親構造への結合位置がカルボニルに保持されるなら、アシル基中の1個または複数の炭素は、窒素、酸素またはイオウにより置換されていてもよい。例には、アセチル、ベンゾイル、プロピオニル、イソブチリル、t−ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルなどが含まれる。低級アシルは、1から8個の炭素を含む基に関する。
「α−アミノ酸」は、天然に生じるアミノ酸および市販のアミノ酸およびそれらの光学異性体に関する。通常の天然および市販のα−アミノ酸は、グリシン、アラニン、セリン、ホモセリン、トレオニン、バリン、ノルバリン、ロイシン、イソロイシン、ノルロイシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リシン、オミチン(omithine)、ヒスチジン、アルギニン、システイン、ホモシステイン、メチオニン、フェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、フェニルグリシン、オルトチロシン、メタ−チロシン、パラ−チロシン、トリプトファン、グルタミン、アスパラギン、プロリンおよびヒドロキシプロリンである。「α−アミノ酸の側鎖」は、前記で定義したα−アミノ酸のα−炭素上に存在する基、例えば、水素(グリシンで)、メチル(アラニンで)、ベンジル(フェニルアラニンで)などのことである。
「アミノ」は、−NH2基に関する。「置換されているアミノ」は、−NHRまたは−NRR基を意味し、ここで、各Rは、群:置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、アシル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、スルファニル、スルフィニルおよびスルホニルから独立に選択され、例えば、ジエチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、フラニル−オキシ−スルホンアミノである。
「アリール」は、芳香族6員から14員の炭素環を意味し、例えば、ベンゼン、ナフタレン、インダン、テトラリン、フルオレンなどである。
「アリーレン」は、2個の他の基の間のリンカーである「アリール」に関する。例えば、G−V−Bでは、Vである「フェニレン」は、GおよびBに結合しているベンゼン環系を意味し、即ち、GおよびBは、Vの異なる炭素にそれぞれ結合しており、さらに置換されうる4つの部位をVに残している。
「アリールアルキル」は、アリール基が、アルキレン、アルキリデンまたはアルキリジン基のいずれかを介して親構造に結合している基に関する。例には、ベンジル、フェネチル、フェニルビニル、フェニルアリルが含まれる。アリールアルキル基のアリール、アルキレン、アルキリデンまたはアルキリジン基部分は、場合によって置換されていてもよい。「低級アリールアルキル」は、この基の「アルキル」部分が1から8個の炭素原子を有するアリールアルキルに関する。
「ハロゲン」または「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素に関する。ジハロアリール、ジハロアルキル、トリハロアリールなどは、必ずしも複数の同じハロゲンでなくてもよい複数のハロゲンで置換されているアリールおよびアルキルを意味し;4−クロロ−3−フルオロフェニルは、ジハロアリールの範囲内である。
「ヘテロ原子」は、O、S、NまたはPである。
「ヘテロシクリル」は、炭素原子ならびに窒素、リン、酸素およびイオウからなる群から選択される1から5個の複素原子からなる安定な3員から15員の環基に関する。本発明では、複素環基は、単環式、二環式または三環式環系であってよく、これは、芳香族、飽和またはこれらの組合せである縮合または架橋した環系を含んでもよく;複素環基中の窒素、リン、炭素またはイオウ原子は、場合によって酸化されて、様々な酸化状態であってもよく、例えば、本発明では、明細書中の繰り返しを無くすために、ピリジン誘導体などの対応するN−オキシドは、本発明の化合物として含まれることは理解されたい。加えて、窒素原子は、場合によって4級化されていてもよく、環基は、部分的または全部、飽和または芳香族であってもよい。このような複素環基の例には、これらに限られないが、アゼチジニル、アクリジニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニル、ベンゾフラニル、カルバゾイル、シノリニル、ジオキソラニル、インドリジニル、ナフチリジニル、ペルヒドロアゼピニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラゾリル、テトラヒドロイソキノリル、ピペリジニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、2−オキソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、トリアゾリル、インダニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリル、チアゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、キノリル、イソキノリル、デカヒドロイソキノリル、ベンズイミダゾリル、チアジアゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、フリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、チエニル、ベンゾチエリイル、チアモルホリニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモルホリニルスルホン、ジオキサホスホラニルおよびオキサジアゾリルが含まれる。
「複素脂環式」は特に、非芳香族へテロシクリル環系基に関する。複素脂環式環系には、配置[4.4.0]、[4.3.0]、[4.2.0]、[4.1.0]、[3.3.0]、[3.2.0]、[3.1.0]、[3.3.3]、[3.3.2]、[3.3.1]、[3.2.2]、[3.2.1]、[2.2.2]、[2.2.1]などを有する飽和および部分架橋環系が含まれる。
「ヘテロアリール」は特に、芳香族へテロシクリル環系基に関する。
「ヘテロアリーレン」は、2個の他の基の間のリンカーである「ヘテロアリール」に関する。例えば、M−P−Lでは、Pである「ピリジン」は、MおよびLに結合しているピリジン環系を意味し、即ち、MおよびLは、Pの異なる原子にそれぞれ結合しており、さらに置換されうる部位をP上に残している。
「ヘテロシクリルアルキル」は、ヘテロシクリル環がアルキレン、アルキリデンまたはアルキリジン基のいずれか1個を介して親構造に結合している基に関する。例には、(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル、(モルホリン−4−イル)メチル、2−(オキサゾリン−2−イル)エチル、4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−ブテニルなどが含まれる。アリールアルキル基のヘテロシクリル、アルキレン、アルキリデンまたはアルキリジン基部分は、場合によって置換されていてもよい。「低級へテロシクリルアルキル」は、「アルキル」部分が1から8個の炭素原子を有するアリールアルキルに関する。
「イミノ」との用語は、炭素原子上での置換基に、特には、二重に結合されている窒素に関する。例えば、イミン、アミジンおよびオキシムはすべて、「イミノ」基を含有する。
「場合による」または「場合によって」とは、後に記載された事象または環境が起こっても、起こらなくてもよく、その記載が、前記の事象または環境が起こる場合と、それが起こらない場合とを含むことを意味している。1個または複数の置換基を含有する基に関して、このような基は、立体的に実際的でないか、および/または合成的に実現不可能である置換または置換パターン(例えば、置換されているアルキルには、これもまた(延々と続きうる)置換されていてもよいアルキル基を含むと定義されている置換されていてもよいシクロアルキル基が含まれる)を導入することは意図されていないことは、当技術分野の専門家には理解されるであろう。「置換されていてもよい」は、用語での、例えば、「置換されていてもよいC1〜C8アルキルアリール」との用語でのすべての後続の変更に関し、場合による置換は、分子の「C1〜C8アルキル」部分と「アリール」部分の両方で起こってよく;例えば、置換されていてもよいアルキルには、これもまた(延々と続きうる)置換されていてもよいアルキル基を含むと定義されている置換されていてもよいシクロアルキル基が含まれる。複素環基が、「置換されていてもよい」場合、環中の炭素および複素原子の両方がそこで置換されていてよい。場合による置換基の例には、これらに限られないが、アルキル、ハロゲン、アルコキシ、ヒドロキシ、オキソ、カルバミル、アシルアミノ、スルホンアミド、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アシル、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、シクロアルキルなどが含まれる。したがって例えば、基「−C(O)R」が記載されていて、「R」が置換されていてもよいアルキルである場合、「R」には、これらに限られないが、−CH2Ph、−CH2CH2OPh、−CH=CHPhCH3、−C3H4CH2N(H)Phなどが含まれうる。
「オルト」との用語は通常、ベンゼン環の上での2個の置換基の相対的な位置に関して使用されるが;本明細書では、「オルト」との用語を、2個の置換基が隣接する炭素上に存在する他の芳香族環系にも適用するものとする。例えば、3−ブロモ−4−フルオロ−チオフェンは、オルトまたは1,2−位置関係を相互に有するブロモ基およびフルオロ基を有する。
「オキソ」との用語は、炭素原子の上での置換、特に、二重に結合している酸素に関する。例えば、オキソ−モルホリン、シクロヘキサノンおよびアシル基はすべて、「オキソ」官能基を含む。
「飽和架橋環系」は、芳香族ではない二環式または多環式環系に関する。このような系は、その核構造中に孤立または接合している不飽和を含んでもよいが、芳香族または複素芳香族環は含まない(ただし、芳香族置換は有してもよい)。例えば、2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデンおよび1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−ナフタレンが、「飽和架橋環系」の群に含まれる。
「置換されている」アルキル、アリールおよびへテロシクリルはそれぞれ、1個または複数(例えば、約5個または、他の例では約3個まで)の水素原子が:置換されていてもよいアルキル(例えば、フルオロアルキル)、置換されていてもよいアルコキシ、アルキレンジオキシ(例えば、メチレンジオキシ)、置換されていてもよいアミノ(例えば、アルキルアミノおよびジアルキルアミノ)、置換されていてもよいアミジノ、置換されていてもよいアリール(例えば、フェニル)、置換されていてもよいアリールアルキル(例えば、ベンジル)、置換されていてもよいアリールオキシ(例えば、フェノキシ)、置換されていてもよいアリールアルキルオキシ(例えば、ベンジルオキシ)、カルボキシ(−COOH)、カルボアルコキシ(即ち、アシルオキシまたは−OOCR)、カルボキシアルキル(即ち、エステルまたは−COOR)、カルボキサミド、アミノカルボニル、ベンジルオキシカルボニルアミノ(CBZ−アミノ)、シアノ、カルボニル、ハロゲン、ヒドロキシ、置換されていてもよいヘテロシクリルアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリル、ニトロ、スルファニル、スルフィニル、スルホニルおよびチオから独立に選択される置換基により置換されているアルキル、アリールおよびへテロシクリルに関する。
「スルファニル」は、基:−S−(置換されていてもよいアルキル)、−S−(置換されていてもよいアリール)および−S−(置換されていてもよいヘテロシクリル)に関する。
「スルフィニル」は、基:−S(O)−H、−S(O)−(置換されていてもよいアルキル)、−S(O)−(置換されていてもよいアリール)および−S(O)−(置換されていてもよいヘテロシクリル)に関する。
「スルホニル」は、基:−S(O2)−H、−S(O2)−(置換されていてもよいアルキル)、−S(O2)−(置換されていてもよいアリール)、−S(O2)−(置換されていてもよいヘテロシクリル)、−S(O2)−(置換されていてもよいアルコキシ)、−S(O2)−(置換されていてもよいアリールオキシ)および−S(O2)−(置換されていてもよいヘテロシクリルオキシ)に関する。
「チオノ」との用語は、炭素原子での置換に、特に、二重に結合されているイオウに関する。例えば、チオケトンおよびチオアミドは両方とも、「チオノ」官能基を含む。
本明細書に記載の各反応での「収率」は、理論収率に対するパーセンテージとして表されている。
いくつかの実施形態では、当技術分野の者には認められるように、芳香族系上の2個の隣接する基は縮合して、環構造を形成してもよい。縮合環構造は、複素原子を含有してもよく、1個または複数の基で場合によって置換されていてもよい。加えて、このような縮合基の飽和炭素(即ち、飽和環構造)は、2個の置換基を含んでもよいことは特記すべきである。
本発明の化合物のうちの数種は、芳香族へテロシクリル環系の上にイミノ、アミノ、オキソまたはヒドロキシ置換基を有してもよい。本開示では、このようなイミノ、アミノ、オキソまたはヒドロキシ置換基は、その対応する互変異性形で、即ち、それぞれアミノ、イミノ、ヒドロキシまたはオキソで存在してもよいことは理解されるであろう。さらに、例えばトリアゾール中の環結合の互変異性形も、式がこのような互変異性体1種のみを表す場合に、本発明の範囲内と理解されたい。
本発明の化合物は通常、ACD/Name(カナダ、トロントのAdvanced Chemistry Development,Inc.が市販)を使用して命名されている。このソフトウェアは、名称を、International Union of Pure and Applied Chemistry(IUPAC)、International Union of Biochemistry and Molecular Biology(IUBMB)およびChemical Abstracts Service(CAS)に同意されている命名規則の系統的な適用に従った化学構造から得ている。
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩は、その構造内に不斉炭素原子、酸化イオウ原子または4級化窒素原子を有することがある。
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩は、単一の立体異性体、ラセミ化合物として、鏡像異性体およびジアステレオ異性体の混合物として存在してよい。本化合物は、幾何異性体としても存在してよい。このような単一の立体異性体、ラセミ化合物およびこれらの混合物および幾何異性体はすべて、本発明の範囲内とする。
架橋基、例えば、−OCH2−または−C(=O)N(R)−では、架橋基の2個の対はそれぞれ、架橋基の各末端に結合していてもよいことが理解される。言い換えると、架橋基は、それらが結合している対の間での可能な方向の両方を示していると理解されたい。したがって、Bが−OCH2−であるA−B−Cでは、結合スキームA−OCH2−BおよびA−CH2O−Bの両方が記載されている。置換されている架橋基、例えば、置換されているアルコキシでは、置換が、架橋基が結合している2個の基に加わっていると仮定される。
立体異性体のラセミ混合物または非ラセミ混合物から単一の立体異性体を調製および/または分離および単離する方法は、当技術分野でよく知られている。例えば、光学活性な(R)−および(S)−異性体を、キラルシントンまたはキラル試薬を使用して調製するか、慣用の技術を使用して分離することができる。望ましい場合には、R−およびS−異性体を、当技術分野の専門家に知られている方法により、例えば:例えば結晶化により分離することができる立体異性体の塩および複合体を生じさせることにより;例えば、結晶化、気液クロマトグラフィーまたは液体クロマトグラフィーにより分離することができる立体異性体の誘導体を生じさせることにより;1種の鏡像異性体と鏡像異性体特異的試薬とを選択的に反応させ、例えば、酸化または還元させ、続いて、変更された鏡像異性体と変更されていない鏡像異性体とを分離することにより;またはキラル環境下に、例えば結合しているキラルリガンドを有するシリカなどのキラル支持体上の、またはキラル溶剤の存在下での気液または液体クロマトグラフィーにより分離することができる。所望の鏡像異性体を、前記の分離手順のいずれかにより他の化学実体に変換する場合、所望の鏡像異性形を遊離するために、さらなるステップが必要となることもあることは認められるであろう。もしくは、光学的に活性な試薬、基質、触媒または溶剤を使用する不斉合成により、または不斉変換により鏡像異性体を他の鏡像異性体に変換することにより、特定の鏡像異性体を合成することができる。特定の鏡像異性体で富化されている鏡像異性体の混合物では、再結晶化により、主な成分である鏡像異性体をさらに富化することもできる(収量の同時損失を伴う)。
記号「−」は単結合を意味し、「=」は二重結合を意味し、「≡」は三重結合を意味し、次の記号
は、この記号が結合している二重結合の末端上のいずれかの位置を占めているような二重結合上の基に関する。基が、その親式から離れて記載される場合には、基とその親構造式とを分けるために、次の記号
が、理論的に分離された結合の末端で使用される。
例えば、式:
中のように、基「R」が、環系の上に存在すると示されている場合、置換基「R」は、環系のいずれかの原子の上に存在してよく、安定な構造が生じるならば、環原子のうちのいずれか1個からの示されているか、含まれているか、明確に定義されている水素の置換が想定される。
例えば、式:
中のように、基「R」が、縮合環系の上に存在すると示されている場合、置換基「R」は、縮合環系のいずれかの原子の上に存在してよく、安定な構造が生じるならば、環原子のうちのいずれか1個からの示されている(例えば、前記の式中では−NH−)か、含まれている(例えば、水素が、存在するとは理解されるが示されてはいない前記の式中のように)か、明確に定義されている水素(例えば、前記の式中では、「X」は、=CH−に等しい)の置換が想定される。示されている例では、「R」基は、縮合環系の5員または6員の環の上に存在してよい。前記の式では、yが例えば2である場合、2個の「R」は、環系のいずれか2個の原子の上に位置してよく、この場合にも、安定な構造が生じるならば、環原子のうちのいずれか1個からの示されているか、含まれているか、明確に定義されている水素の置換が想定される。例えば、2個の基が存在する式:
におけるように、このように示されている「浮遊」基が、1個よりも多く存在する場合にはつまり、「R」および結合は、親構造への結合を示している。このような場合、「浮遊」基は、環系のうちのいずれかの原子の上に存在してよく、この場合にも、各浮遊基は、この環原子上の示されているか、含まれているか、明確に定義されている特有の水素を置換していると想定される。
本出願中の「置換されているシクロアルキル」には、架橋または縮合環系が含まれることとするが、この場合には、このような環系のすべての炭素架橋部分が、2個の橋頭の炭素と共に、シクロアルキルであると考えられる。例えば、式:
は、「R」置換基を有し、それ自体が親化合物の置換基である架橋環系を示している(上掲の記号
で示す)。前記のように、示されている「浮遊」基はそれぞれ、示されている架橋環系のアルキル橋または芳香族環のいずれの上に存在してもよい。本出願では、このような環系では、親化合物が、アルキル橋に結合している場合、
のようになる。
例えば式:
中で示されているように(上式中、「y」は1個よりも多くてよい)、基「R」が、飽和環系の上に存在するように示されている場合に、それぞれ、環上の現に示されているか、含まれているか、明確に定義されている水素を置換していることが想定され、生じる構造が安定であるならば、2個の「R」は同じ炭素の上に存在してもよい。簡単な例は、Rがメチル基である場合であり、この場合には、示されている環のうちの1個の炭素の上にジェミナルなジメチルが存在するはずである。他の例では、同じ炭素の上の2個のRはその炭素と共に、環を形成してもよく、記載の環と共にスピロ環構造を生ずる。
本発明での「患者」には、ヒトおよび他の動物、特に哺乳動物および他の生物が含まれる。したがって、本方法は、ヒトの治療および獣医学的用途の両方に適用することができる。好ましい実施形態では、患者は哺乳動物であり、最も好ましい実施形態では、患者は、ヒトである。
「キナーゼ依存性疾患または症状」は、1種または複数のプロテインキナーゼの活動に依存している異常な状態に関する。キナーゼは直接的または間接的に、増殖、接着、移動、分化および浸入を含む様々な細胞活動のシグナル伝達経路に関与している。
理論に拘束されることは望まないが、ホスファターゼは、キナーゼの同種として「キナーゼ依存性疾患または症状」でも役割を果たしうる。即ち、キナーゼは、例えばタンパク質基質をリン酸化し、ホスファターゼは脱リン酸化する。したがって、本発明の化合物は、前記のようにキナーゼ活性をモジュレーションする一方で、直接または間接的に、ホスファターゼ活性もモジュレーションしうる。この付加的なモジュレーションは存在する場合、関連の、またはその他の相互依存性キナーゼまたはキナーゼファミリーに対する本発明の化合物の活性と相乗的であるか、相乗的でない。したがって、「キナーゼ依存性疾患または条件」は、本発明の化合物およびまたは処方物で患者を治療することにより軽減されるはずの疾患である。キナーゼ依存性疾患または症状には、段落[0031]〜[0038]に記載されているような無制御、異常および/または不所望な細胞活性を伴う疾患または障害である。
「治療上有効量」は、患者に投与すると、疾患の症状を改善する本発明の化合物の量である。「治療上有効量」を構成する本発明の化合物の量は、化合物、疾患状態およびその重篤度、治療される患者の年齢などに依存して変動しうる。治療上有効量は、当技術分野の通常の専門家により、その人自身の知識および本開示を考慮して慣用的に決定することができる。
「癌」は、これらに限られないが:心臓:肉腫(血管肉腫、線維肉腫、横紋筋肉腫、脂肪肉腫)、粘液腫、横紋筋腫、線維腫、脂肪腫および奇形腫;肺:気管支癌(扁平上皮細胞、未分化小細胞、未分化大細胞、腺癌)、歯槽(気管支)癌、気管支腺腫、肉腫、リンパ腫、軟骨腫様過誤腫(hanlartoma)、イネソテリオーマ(inesothelioma);胃腸:食道(扁平上皮癌、腺癌、平滑筋肉腫、リンパ腫)、胃(癌、リンパ腫、平滑筋肉腫)、膵臓(腺癌、インスリノーマ、グルカゴン産生腫瘍、ガストリン産生腫瘍、カルチノイド腫、ビポーマ)、小腸(腺癌、リンパ腫、カルチノイド腫、カポジ肉腫、平滑筋腫、血管腫、脂肪腫、神経線維腫、線維腫)、大腸(腺癌、管状腺腫、絨毛腺腫、過誤腫、平滑筋腫);尿生殖路:腎臓(腺癌、ウィルムス腫瘍[腎芽細胞腫]、リンパ腫、白血病)、膀胱および尿道(扁平上皮癌、移行上皮癌、腺癌)、前立腺(腺癌、肉腫)、精巣(セミノーマ、奇形腫、胎児性癌、奇形癌、絨毛癌、肉腫、間質細胞腫、線維腫、線維腺腫、類腺腫瘍、脂肪腫);肝臓:肝癌(肝細胞癌)、胆管癌、肝芽腫、血管肉腫、肝細胞腺腫、血管腫;骨:骨原性肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫、悪性リンパ腫(細網肉腫)、多発性骨髄腫、悪性悪性巨細胞腫脊索腫、オステオクロンフローマ(osteochronfroma)(骨軟骨外骨症)、良性脊索腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液線維腫、類骨腫および巨細胞腫;神経系:頭骨(骨腫、血管腫、肉芽腫、黄色腫、変形性骨炎)、髄膜(髄膜腫、髄膜肉腫、神経膠腫症)、脳(星状細胞腫、髄芽腫、膠腫、上衣腫、胚細胞腫[松果体腫]、多形性膠芽腫、乏突起細胞腫、神経鞘腫、網膜芽細胞腫、先天性腫瘍)、脊髄神経線維腫、髄膜腫、肉腫);婦人科:子宮(子宮内膜癌)、子宮頚(子宮頚癌、腫瘍前子宮頚部異形成)、卵巣(卵巣癌[漿液性のう胞腺癌、粘液性のう胞腺癌、未分類癌]、顆粒膜卵胞膜細胞腫、セルトリ−ライディッヒ細胞腫、未分化胚細胞腫、悪性奇形腫)、陰門(扁平上皮癌、上皮内癌、腺癌、線維肉腫、黒色腫)、膣(明細胞癌、扁平上皮癌、ブドウ状肉腫(胎児性横紋筋肉腫)、ファロピウス管(癌);血液(顆粒球性白血病[急性および慢性]、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、骨髄増殖性疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫[悪性リンパ腫];皮膚:悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮癌、カポジ肉腫、ホクロ(moles)異形成母斑、脂肪腫、血管腫、皮膚線維腫、ケロイド、乾癬;および副腎島(land):神経芽細胞腫を含む細胞増殖性疾患に関する。したがって、本願明細書で使用されるような「癌細胞」との用語には、上述の状態のいずれかを患っている細胞が含まれる。
「薬学的に許容される酸付加塩」は、遊離塩基の生物学的有効性を保持しており、生物学的に、またはその他の点で望ましくないものではなく、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、さらに酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、けい皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸などの有機酸と生じる塩に関する。
「薬学的に許容される塩基付加塩」には、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム塩などの無機塩基に由来するものが含まれる。塩の例は、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムおよびマグネシウム塩である。薬学的に許容される有機非毒性塩基に由来する塩には、これらに限られないが、1級、2級および3級アミン、天然に生じる置換アミンを含む置換アミン、環式アミンおよび、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルピペリジン、ポリアミン樹脂などの塩基性イオン交換樹脂が含まれる。有機塩基の例は、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミン、トリメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、コリンおよびカフェインである(例えば、参照して本願明細書に援用されるS.M.Berge、et al.、「Pharmaceutical Salts」、J.Pharm.Sci.、1977年:66;1〜19頁参照)。
「プロドラッグ」は、例えば、血液中での加水分解により、インビボで変化して(通常は迅速に)、前記の式の親化合物をもたらす化合物に関する。一般的な例には、これらに限られないが、カルボン酸基を含む活性形を有する化合物のエステルおよびアミド形が含まれる。本発明の化合物の薬学的に許容されるエステルの例には、これらに限られないが、アルキル基が直鎖または分枝鎖であるアルキルエステル(例えば、約1から約6個の炭素を有する)が含まれる。許容されるエステルにはさらに、シクロアルキエステルおよび、これに限られないがベンジルなどのアリールアルキルが含まれる。本発明の化合物の薬学的に許容されるアミドの例には、これらに限られないが、1級アミドおよび2級および3級アルキルアミド(例えば、約1から約6個の炭素を有する)が含まれる。本発明の化合物のアミドおよびエステルは、慣用の方法にしたがい調製することができる。プロドラッグの他の例は、ピリジン群である;多くの場合に、ピリジン群は、酸化されてその対応するN−オキシドになるが、これは本発明の生物学的に活性な化合物でありうる。したがって、「ピリジン形」は、プロドラッグと考えられる。プロドラッグについての徹底的な検討は、いずれも参照して本願明細書に援用されるT.Higuchi and V.Stella、「Pro−drugs as Novel Delivery Systems」、Vol 14 of the A.C.S.Symposium SeriesおよびBioreversible Carriers in Drug Design、ed.Edward B.Roche、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987年に示されている。
「代謝産物」は、動物またはヒト体内での代謝または生体内変化;例えば、酸化、還元または加水分解などによるより極性な分子への、または複合体への生体内変化により生じた化合物またはその塩の分解または最終生成物に関する(生体内変化の検討に関しては、Goodman and Gilman、「The Pharmacological Basis of Therapeutics」8.sup.th Ed.、Pergamon Press、Gilman et al.(eds)、1990年参照)。本願明細書で使用する場合、本発明の化合物またはその塩の代謝産物は、体内での化合物の生体活性形であってよい。一例では、プロドラッグは、生体活性な形、代謝産物がインビボで放出されるように使用することができる。他の例では、生体活性な代謝産物は、思いがけず発見され、つまり、ブロドラッグ設計自体が、企てられていなかった。本発明の化合物の代謝産物の活性に関するアッセイは、本開示を考慮すれば、当技術分野の者には分かるであろう。
加えて、本発明の化合物は、未溶解の形で、さらに水、エタノールなどの薬学的に許容される溶剤に溶解した形で存在してもよい。通常、溶解した形は、本発明の目的に関して、未溶解の形に等しいと考えられる。
加えて、本発明は、組合せ化学を含む通常の有機合成技術を使用して、または細菌消化、代謝、酵素変換などの生物学的方法により製造された化合物をカバーするものとする。
本願明細書で使用される「治療する」または「治療」は、無制御、異常または望ましくない細胞増殖、分化、プログラム細胞死、移動または化学浸潤および浸潤により特徴付けられるヒトでの疾患状態の治療をカバーしており、(i)特に、あるヒトが、疾患状態に陥りやすいが、まだその疾患を有するとは診断されていない場合に、そのヒトに疾患状態が生じることを予防すること;(ii)疾患状態を阻害すること、即ち、その進展を阻止すること;および(iii)疾患状態を緩和すること、即ち、疾患状態を後退させることの少なくとも1つを含む。当技術分野で知られているように、全身:局所輸送、年齢、体重、全身健康、性別、食事、投与時間、薬物相互作用および状態の重篤度を調節する必要があり、当技術分野の専門家による通常の実験により確認することができる。
一般的投与
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩の純粋な形での、または適切な医薬組成物の形での投与は、投与の許容される方式または同様の利便性をもたらす薬剤のいずれかを介して実施することができる。したがって、投与は例えば、経口で、鼻で、非経口で(静脈内、筋肉内または皮下で)、局所で、経皮で、膣内で、膀胱内で、槽内でまたは直腸で、固体、半固体、凍結乾燥粉末の形で、または液体剤形で、例えば、錠剤、座薬、丸薬、軟質弾性および硬質ゼラチンカプセル、粉末、溶液、懸濁液、エアロゾルなど、好ましくは、正確な用量を簡単に投与するために適している単位剤形の形であってよい。
組成物は、慣用の薬剤担体または賦形剤を含有し、活性薬剤としての本発明の化合物は他に、他の医薬品、薬剤、担体、補助剤などを含有してよい。本発明の組成物は、癌を治療される患者に通常は投与される抗癌剤または他の薬剤と組み合わせて使用することもできる。補助剤には、防腐剤、湿潤剤、懸濁剤、甘味剤、着香剤、香料、乳化剤および分散剤が含まれる。微生物の作用を予防することは、様々な抗菌剤および抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸などにより保証することができる。等張剤、例えば、糖、塩化ナトリウムなどを含むことも望ましい。注射可能な薬剤形の長時間吸収を、吸収を遅らせる薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンを使用することにより実施することができる。
望ましい場合には、本発明の医薬組成物は、湿潤剤または乳化剤、pH緩衝剤、酸化防止剤など、例えば、クエン酸、モノラウリン酸ソルビタン、オレイン酸トリエタノールアミン、ブチル化ヒドロキシトルエンなどの少量の補助物質を含有してもよい。
非経口注射に適した組成物は、生理学的に許容される無菌の水性または非水性溶液、分散液、懸濁液またはエマルションならびに無菌注入可能な溶液または分散液に再構成される無菌粉末を含んでもよい。適切な水性および非水性担体、希釈剤、溶剤またはビヒクルの例には、水、エタノール、ポリオール(プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリンなど)、適切なこれらの混合物、植物油(オリーブ油など)およびオレイン酸エチルなどの注入可能な有機エステルが含まれる。例えば、レシチンなどのコーティングを使用することにより、分散液の場合には必要な粒径を維持することにより、および界面活性剤を使用することにより、適正な流動性を維持することができる。
投与の好ましい一経路は、経口であり、この場合、治療される疾患状態の重篤度程度に合わせて調整することができる簡便な1日用量計画を使用する。
経口投与するための固体剤形には、カプセル、錠剤、丸薬、粉末および顆粒が含まれる。このような固体剤形では、活性化合物を、少なくとも1種のクエン酸ナトリウムまたはリン酸二カルシウムなどの不活性な慣用の賦形剤(または担体)または(a)例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびケイ酸などの充填剤または増量剤、(b)例えば、セルロース誘導体、デンプン、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロースおよびアラビアゴムなどの結合剤、(c)例えば、グリセリンなどの湿潤剤、(d)例えば、寒天、炭酸カルシウム、馬鈴薯またはタピオカデンプン、アルギン酸、クロスカルメロースナトリウム、錯体ケイ酸塩および炭酸ナトリウムなどの崩壊剤、(e)例えば、パラフィンなどの溶解遅延剤、(f)例えば、4級アンモニウム化合物などの吸収促進剤、(g)例えば、セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセリン、ステアリン酸マグネシウムなどの湿潤剤、(h)例えば、カオリンおよびベントナイトなどの吸着剤および(i)例えば、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウムなどの滑剤またはこれらの混合物などと混合する。カプセル、錠剤および丸薬の場合には、剤形は、緩衝剤を含有してもよい。
前記のような固体剤形は、腸溶コーティングおよび当技術分野で知られている他のものなどのコーティングおよびシェルを用いて調製することもできる。これらは、鎮圧剤(pacifying agents)を含有してもよく、1種または複数の活性化合物を腸管の特定の部位で遅れて放出するような組成物であってもよい。使用することができる埋没組成物の例は、ポリマー物質およびろうである。活性化合物は、適切な場合には、1種または複数の前記の賦形剤を伴うマイクロカプセル化形であってもよい。
経口投与するための液体剤形には、薬学的に許容されるエマルション、溶液、懸濁液、シロップおよびエリキシルが含まれる。例えば、本発明の1種(または複数)の化合物またはその薬学的に許容される塩および付加的な薬剤補助剤を、例えば、水、食塩水、水性デキストロース、グリセリン、エタノールなどの担体;例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミドなどの可溶化剤および乳化剤;油、特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ胚油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油、グリセリン、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよびソルビタンの脂肪酸エステル;またはこれらの物質の混合物に溶解、分散などして、溶液または懸濁液を生じさせることにより、このような剤形を調製する。
活性化合物に加えて、懸濁液は、例えば、エトキシル化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶性セルロース、メタ水酸化アルミニウム、ベントナイト、寒天およびトラガカントまたはこれらの物質の混合物などの懸濁剤を含有してもよい。
直腸投与のための組成物は例えば、本発明の化合物と、通常の温度では固体であるが、体温では液体であるので、適切な体腔中で溶けて、そこで活性成分を放出するカカオ脂、ポリエチレングリコールまたは座薬ろうなどの適切な非刺激性賦形剤または担体とを混合することにより調製することができる座薬である。
本発明の化合物を局所投与するための剤形には、軟膏、粉末、スプレーおよび吸入剤が含まれる。活性成分を、無菌条件下に、必要とされる生理学的に許容される担体および防腐剤、緩衝剤または噴射剤と混合する。眼用処方物、眼軟膏、粉末および溶液も、本発明の範囲内であると考えられる。
通常、投与の所定の方式に応じて、薬学的に許容される組成物は、1種(または複数)の本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩約1重量%から約99重量%および適切な薬剤賦形剤99重量%から1重量%を含有する。一例では、組成は、1種(または複数)の本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩約5重量%から約75重量%であってよく、残りは、適切な薬剤賦形剤である。
このような剤形を調製する実際の方法は知られているか、当技術分野の専門家には明らかである;例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、18th Ed.、(Mack Publishing Company、Easton、Pa.、1990年)参照。投与される組成物は、場合によって、本発明の教示により疾患状態を治療するために治療上有効量の本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩を含有する。
使用される特定の化合物の活性、化合物の代謝安定性および作用時間、年齢、体重、全身健康、性別、食事、投与の様式および時間、***速度、薬物の組合せ、個々の疾患状態の重篤度および治療受ける患者を含む様々なファクターに依存して変動する治療上有効量で、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与する。本発明の化合物は、1日当り約0.1から約1000mgの範囲の用量レベルで患者に投与することができる。約70キログラムの体重を有する正常な成人では、1日当り体重1キログラム当り約0.01から約100mgの範囲の用量が、例となる。しかしながら、使用される特定の用量は、変動しうる。例えば、用量は、患者の要求、治療される症状の重篤度および使用される化合物の薬学的活性を含む多くの因子に依存しうる。個々の患者での最適な用量の決定は、当技術分野の専門家によく知られている。
スクリーニング剤としての本発明の化合物の利用性
例えば、Chk1受容体キナーゼに結合する候補薬剤をスクリーニングする方法で本発明の化合物を使用するために、このタンパク質を支持体に結合させ、本発明の化合物をこのアッセイに加える。もしくは、本発明の化合物を支持体に結合させ、タンパク質を加える。新規の結合剤がその中で捜し得る候補薬剤の群には、特異性抗体、化学ライブラリ−スクリーンで同定された非天然結合剤、ペプチド類似体などが含まれる。ヒト細胞に対して低い毒性を有する候補薬剤に関するスクリーニングアッセイが特に重要である。このために、標識インビトロタンパク質−タンパク質結合アッセイ、電気泳動移動シフトアッセイ、タンパク質結合のためのイムノアッセイ、機能性アッセイ(リン酸化アッセイなど)などを含む幅広いアッセイを使用することができる。
例えばChk1タンパク質への候補薬剤の結合の決定は、数多くの方法で行うことができる。一例では、候補薬剤(本発明の化合物)を、例えば蛍光または放射性成分で標識し、結合を直接的に決定する。例えば、Chk1タンパク質のすべてまたは一部と固体支持体とを付着させ、標識された薬剤(例えば、少なくとも1種の原子が検出可能な同位体で置換されている本発明の化合物)を加え、過剰な試薬を洗浄除去し、標識量が、固体支持体の上に存在するかどうかを決定することにより行うことができる。当技術分野で知られているような様々なブロックステップおよび洗浄ステップを利用することができる。
本願明細書では「標識された」とは、化合物が、検出可能なシグナルをもたらす標識、例えば、放射性同位体、蛍光タグ、酵素、抗体、磁性粒子などの粒子、化学発光タグまたは特異的結合分子などで直接または間接に標識されていることを意味する。特異的結合分子には、ビオチンとストレプトアビジン、ジゴキシンと抗ジゴキシンとなどの対が含まれる。特異的な結合メンバーでは、相補的メンバーは、前記のような知られている手順に従い、検出をもたらす分子で通常は標識される。標識は、直接または間接に検出可能なシグナルをもたらしうる。
いくつかの実施形態では、成分の一方のみが標識される。例えば、Chk1タンパク質は、125Iを使用して、または蛍光体を用いてチロシン位置で標識することができる。もしくは、1種以上の成分を、様々なラベルで標識することができる;例えば、タンパク質には125Iを使用し、候補薬剤には蛍光体を使用する。
本発明の化合物は、付加的な薬物候補をスクリーニングするための競合物質として使用することもできる。本願明細書で使用される場合の「生体活性剤候補」または「薬物候補」または文法的に同等の語句は、生体活性を試験される何らかの分子、例えば、タンパク質、オリゴペプチド、小さい有機分子、多糖類、ポリヌクレオチドなどを示している。これらは、核酸配列およびタンパク質配列を含む細胞増殖配列の細胞増殖表現型または発現を直接または間接に変化しうる。他の場合には、細胞増殖タンパク質結合および/または活性の変更をスクリーニングする。タンパク質結合または活性をスクリーニングする場合には、いくつかの実施形態は、特定のタンパク質に結合することがすでに知られている分子を除外する。本願明細書に記載のアッセイの実施形態の例には、本願明細書では「外在」薬と称される、内在自然状態にあるターゲットタンパク質には結合しない候補薬が含まれる。一例では、外在薬はさらにChk1抗体を除外する。
候補薬剤には、数多くの化学群が含まれうるが、これらは通常、約100ダルトンを上回るが、約2500ダルトンを下回る分子量を有する有機分子である。候補薬剤は、タンパク質との構造的相互作用に、特に水素結合および親油性結合に必要な官能基を含み、通常は、少なくとも1個のアミン、カルボニル、ヒドロキシル、エーテルまたはカルボキシル基、例えば、少なくとも2個の官能性化学基を含む。候補薬剤は往々にして、1個または複数の前記の官能基で置換されている環式炭素または複素環構造および/または芳香族またはポリ芳香族構造を有する。候補薬剤はさらに、ペプチド、糖類、脂肪酸、ステロイド、プリン、ピリミジン、誘導体、構造類似体またはこれらの組合せを含む生体分子の中に見出すことができる。
候補薬剤は、合成または天然化合物のライブラリを含む幅広い供給源から得られる。例えば、幅広い有機化合物および生体分子をランダムおよび指定合成するために、数多くの手段を利用することができ、ランダム化オリゴヌクレオチドの発現が含まれる。もしくは、細菌、真菌、植物および動物抽出物の形の天然化合物のライブラリを利用するか、容易に製造する。加えて、天然または合成により生じたライブラリおよび化合物を、慣用の化学的、物理的および生化学的手段により変更することができる。知られている薬物を、アシル化、アルキル化、エステル化、アミド化などの指定またはランダム化学変更に掛けて、構造類似体を生じさせることができる。
一例では、候補薬剤の結合を、競合結合アッセイを使用することにより決定する。この例では、競合物質は、抗体、ペプチド、結合対、リガンドなどのChk1に結合することが知られている結合成分である。一定の状況下では、候補薬剤と結合成分との競合結合が存在し、その際、結合成分は、候補薬剤に代わる。
いくつかの実施形態では、候補薬剤を標識する。候補薬剤または競合物質、またはその両方を初めに、結合(起こりうる場合)が可能であるに十分である時間に亙ってChk1に加える。インキュベーションは、最適な活性を促進する温度、通常は4℃から40℃で行うことができる。
インキュベーション時間は、活性が最適であるように選択するが、迅速な高処理スクリーニングを容易にするように最適化することもできる。通常は、0.1から1時間で十分であろう。過剰な試薬は通常、除去するか、洗浄する。ついで、第2の成分を加え、標識された成分の存在または不在を続けて、結合を示す。
一例では、競合物質を初めに加え、引き続き、候補薬剤を加える。競合物質の置換は、候補薬剤がChk1に結合して、Chk1に結合し、その活性を変更しうることを示している。この実施形態では、どちらかの成分を標識することができる。したがって例えば、競合物質が標識された場合には、洗浄溶液中での標識の存在は、薬剤による置換を示す。もしくは、候補薬物が標識された場合には、支持体上での標識の存在は、置換を示す。
別の実施形態では、候補薬物を初めに加え、インキュベーションおよび洗浄し、引き続き、競合物質を加える。競合物質による結合の不在は、候補薬物が、高い親和性でChk1に結合していることを示している。したがって、候補薬物が標識された場合には、支持体上での標識の存在は、競合物質結合の不在と共に、候補薬物がChk1に結合しうることを示している。
Chk1の結合部位を同定することが重要であることもある。このことは、様々な方法で行うことができる。一実施形態では、Chk1が、候補薬物に結合すると同定されたら、Chk1を断片化するか変更し、アッセイを繰り返して、結合のために必要な成分を同定する。
Chk1の活性を変更しうる候補薬物をスクリーニングすることにより、変更を試験するが、これは、前記のように候補薬物とChk1とを組み合わせるステップと、Chk1の生物学的活性の変化を決定するステップとを含む。したがって、この実施形態では、候補薬物は、本願明細書で定義されているように、生物学的活性または生化学的活性に結合し(必要でないこともあるが)、かつこれを変更しなければならない。この方法は、細胞生存率、形態などの変更に関するインビトロスクリーニング方法と、細胞のインビボスクリーニング方法との両方を含む。
もしくは、差異スクリーニングを使用して、天然Chk1には結合するが、変更されたChk1には結合しえない薬物候補を同定することができる。
陽性対照および陰性対照をアッセイで使用することもできる。例えば、すべての対照および試験試料を、少なくとも3回行い、統計的に有意義な結果を得る。試料のインキュベーションは、薬物とタンパク質とが結合するに十分な時間である。インキュベーションの後に、試料を、非特異的に結合している物質がなくなるまで洗浄し、結合している、通常は標識されている薬剤の量を決定する。例えば、放射線ラベルを使用する場合、試料を、シンチレーションカウンタでカウントして、結合している化合物の量を決定することができる。
様々な他の試薬が、スクリーニングアッセイに含まれてもよい。これらには、最適なタンパク質−タンパク質結合を容易にし、および/または非特異的または背景相互作用を低減するために使用することができる塩、中性タンパク質、例えば、アルブミン、界面活性剤などの試薬が含まれる。その他に、プロテアーゼ阻害剤、ヌクレアーゼ阻害剤、抗菌物質などのアッセイの効率を改善する試薬を使用することもできる。成分の混合物を加えて、必要な結合をもたらすこともできる。
略語およびその定義
次の略語および用語は、全体を通して下記の意味を有する:
Ac =アセチル、
ATP =アデノシン三リン酸、
BNB =4−ブロモメチル−3−ニトロ安息香酸、
Boc =t−ブチルオキシカルボニル、
br =ブロード、
Bu =ブチル、
C =摂氏、
c− =シクロ、
CBZ =カルボベンゾキシ=ベンジルオキシカルボニル、
d =2重項、
dd =2重項の2重項、
dt =3重項の2重項、
DBU =ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン
DCM =ジクロロメタン=塩化メチレン=CH2Cl2、
DCE =ジクロロエチレン、
DEAD =アゾジカルボン酸ジエチル、
DIC =ジイソプロピルカルボジイミド、
DIEA =N,N−ジイソプロピルエチルアミン、
DMAP =4−N,N−ジメチルアミノピリジン、
DMF =N,N−ジメチルホンアミド(fonnamide)、
DMSO =ジメチルスルホキシド、
DVB =1,4−ジビニルベンゼン、
EEDQ =2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、
EI =電子衝撃イオン化、
Et =エチル、
Fmoc =9−フルオレニルメトキシカルボニル、
g =グラム、
GC =ガスクロマトグラフィー、
hまたはhr=時間、
HATU =0−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、
HMDS =ヘキサメチルジシラザン、
HOAc =酢酸、
HOBt =ヒドロキシベンゾトリアゾール、
HPLC =高圧液体クロマトグラフィー、
L =リットル、
M =モルまたはモル濃度、
m =多重項、
Me =メチル、
mesyl =メタンスルホニル、
mg =ミリグラム、
MHz =メガヘルツ(周波数)、
min =分、
mL =ミリリットル、
mM =ミリモル、
mmol =ミリモル、
mol =モル、
MS =質量スペクトル分析、
MTBE =メチルt−ブチルエーテル、
N =正常
NBS =N−ブロモスクシンイミド、
NCS =N−クロロスクシンイミド、
nM =ナノモル、
NMO =N−メチルモルホリンオキシド、
NMR =核磁気共鳴分光法、
PEG =ポリエチレングリコール、
pEY =ポリ−グルタミン、チロシン、
Ph =フェニル、
PhOH =フェノール、
PfP =ペンタフルオロフェノール、
PfPy =ペンタフルオロピリジン、
PPTS =ピリジニウムp−トルエンスルホネート、
Py =ピリジン、
PyBroP=ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート、
q =4重項、
RT =室温、
Sat’d =飽和、
s =単重項、
s− =2級、
t− =3級、
tまたはtr=3重項、
TBDMS =t−ブチルジメチルシリル、
TES =トリエチルシラン、
TFA =トリフルオロ酢酸、
THF =テトラヒドロフラン、
TMOF =オルトギ酸トリメチル、
TMS =トリメチルシリル、
tosyl =p−トルエンスルホニル、
Trt =トリフェニルメチル、
uL =マイクロリットル、
uM =マイクロモル。
化合物の合成
スキーム1は、本発明の化合物の一般的な合成経路を示しているが、これを限定することを意図したものではない。特定の例を、これらの一般的な合成の記載に続いて記載する。下記の一般化では、特定の反応条件、例えば、加えられる塩基、酸などの試薬、溶剤、温度などは、検討を混乱させることのないように記載されていない。
一般的な経路は、特定の例と共に、当技術分野の専門家が本発明の化合物を合成することができる十分な情報を含んでいる。スキーム1では、いくつかの置換基は、本発明の化合物の合成に関して、定義されないまま記載されている。このことは純粋に、合成の記載を簡単にするために行われている。当技術分野の専門家には理解されるであろうが、式I中のこのような置換基は、合成の間のいずれかの時点で式Iの足場に付与されるか、本発明の化合物を製造するために使用される中間体または出発原料の上に予め存在していてよい。さらに特定の例が、本発明をより詳細に記載するために下記に示されている。
スキーム1は、式Iに一致する本発明の化合物がどのように製造されるかを示している(これらの実施例では、検討を簡略化するために、置換基R1、R2およびR3は−Hであるが、常にそうではない)。通常、必要ではないが、出発原料は、式(i)または(ii)の形をとってよい。例えば、(i)は、市販の3−アミノ−ピラジン(Zは、Nである)の形をとってよい。基「F1」は、式Iの化合物に変換しうる官能基またはその中に存在する官能基を示している。例えば、F1がカルボン酸基を表している場合、式IのAは、カルボニルであり、(ii)は、出発原料をより適切に表しうる。他の場合、Aを(i)に導入して、(ii)を製造する。例えば、F1がシアノ基である場合、いくつかのケースでは、(i)中のシアノ基をトリアゾール環系に変換して、(ii)中のAを製造する。
F2は、最終的に変換されるか、式IのEの製造または導入で使用される官能基を表す。例えば、F1がカルボン酸である場合、−A−F2は、カルボン酸のエステル化された形を表しうる。F1がシアノ基である場合、−A−F2は、例えば、後続の変換のために付与されている官能基を有するトリアゾール環を表しうる。示されていないが、官能基−A−Eは、市販の出発物質中に存在するか、単一のステップで(i)に導入することができる。
F
3は、最終的に変換されるか、式IのWの製造または導入で使用される官能基を表している。例えば、中間体(ii)は、選択的に臭素化されて、F
3が−Brである(iii)をもたらす。当技術分野の専門家に知られているアリール−アリールカップリング反応を使用して、好ましくは官能基F
4を有するWを(iii)に導入して、中間体(v)を製造する。F
4は、最終的に変換されるか、式IのXの生成または導入で使用される官能基を表している。もしくは、(iii)を、Eの導入を介して(iv)に変換する(例えば、−A−F
2により表されるエステルを、−A−Eにより表されるアミドに変換する)。スキーム1は、本発明の化合物を製造する可能なバリエーションの1サブセットを示しているにすぎない。
スキーム1
さらにスキーム1に関して、中間体(v)は、Eの導入を介して中間体(vi)に変換することができる(中間体(vi)はさらに、(iv)から−W−F4の導入を介して製造することもできる)。中間体(v)から、好ましくは官能性F5を伴うXを導入して、中間体(vii)を製造することができる。F5は、最終的に変換されるか、式IのYの生成または導入で使用される官能基を表している。多くの例では、−X−F5は、YとXとを結合するために使用される、反応性官能基F5を有する架橋基Xを表している。このような場合、(vii)を、(ix)に変換する。もしくは、中間体(vii)を、−X−F5の導入を介して変換して、(viii)にする。式(x)の化合物は、中間体(ix)または(viii)から製造する。化合物(x)は、本発明の式Iと一致し、そのサブセットである。
本発明の化合物は通常、スキーム1に示されているように製造する。当技術分野の専門家であれば、スキーム1には含まれない合成経路の多くの改変が可能であり、したがって、それらは、本発明の範囲内であることを認めるであろう。
スキーム2は、本発明の3−アミノ−ピラジン−2−カルボキサミドを製造する一般的な方法を示している。Russ,T.、Ried,W.、Ullrich,F.and Mutschler、E.Arch.Pharm.(Weinheim)1992年、325、761〜767頁の手順を使用して、市販の3−アミノ−ピラジン−2−カルボン酸メチルを臭素化する(同様に、市販の2−アミノニコチン酸を臭素化すると(例えば、米国特許第3950160号明細書および米国特許第4361700号明細書に記載されているように)、2−アミノ−5−ブロモピリジン−3−カルボン酸が得られる。この中間体を使用して、3−アミノ−ピラジン化合物のためのスキーム1〜4に記載の方法と同様の方法を使用して、対応するアミノ−ピリジン類似体を製造することができる)。生じたブロモエステル(xi)を例えば、W.J.Thompson、J.H.Jones、P.A.Lyle and J.E.Thies J.Org.Chem.1988年、53、2052〜2055頁または同様の手順により、アリールボロン酸とのスズキカップリングで使用することができた。ついで、生じたアリール置換されているピラジンエステル(xiv)を加水分解して、対応する酸(xv)にした。酸(xv)を、1級および2級アミンとカップリングさせると、アミド(xvi)が得られ、引き続き、必要ならば、保護基を除去した。もしくは、アリール置換されているピラジンエステル(xiv)を、適切な溶剤中、高温で、アンモニア、メチルアミンまたは他のアミンと直接反応させると、アミド(xvi)が得られた。さらにもしくは、ブロモピラジンエステル(xi)を変換して(通常は加水分解を介して)、ブロもピラジン酸(xii)にし、ついでこれを、アミンとカップリングさせると、アミド(xiii)が得られた。ついで、生じたブロモピラジンアミド(xiii)を、スズキ条件下にアリールボロン酸とカップリングさせると、アミド(xvi)が得られた。アミド(xvi)では、基−NRaRbは、式Iの−Eを表す。
もしくは、例えば中間体(xi)および(xiv)中のエステル基を、酸、アミド、ニトリル、アルデヒド、ヒドロキシメチルまたは他の官能基に変換した。ついで、式Iの基−A−Eに従い、これらの官能基を、オキシム、イミン、ヒドラゾンまたは、トリアゾール、ピリミジン、オキサジアゾールおよび他の複素環などの複素環に作り上げた。変換の例の詳細な記載を、下記に記載する。
スキーム2
通常、必要ではないが、アリール基(スキーム2中でArを示していて、式I中のWに対応する)は、このアリール基が例えば、ブロモピラジンにカップリングする前またはその後に、エステル、アルデヒド、ヒドロキシメチル、アミン、ヒドロキシルまたは変更または官能化された他の基などの官能基を含んだ。スキーム3および4は、W(ここで、Wは、メタ−フェニレンであった)上に基−X−Yを生じさせるために実施された通常の変換のいくつかを示している。これらは、例として示されており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
スキーム3に関して、通常の合成技術を使用して、例えば、安息香酸アルコール中間体(xvii)またはアリールアルデヒド中間体(xviii)から、安息香酸アミン中間体(xix)が生じた。例えば、(xvii)の−OH基を変換して、脱離基にし、ついで、アンモニアまたはアンモニア同等物(フタルイミドなど)で置換して、(xix)を生じさせた。もしくは、アルデヒド(xviii)を還元アミノ化条件に掛けて、(xix)を生じさせる。中間体(xix)を、例えば酸塩化物でアシル化して、(xx)(式Iでは、Wは、メタフェニレンであり、Xは、−C(=O)NHCH
2−である)を生じさせた。多くの場合に中間体(xix)は、塩化スルホニル、イソシアネートおよび他の求電子試薬と反応したか、反応することができた。他の例では、中間体(xix)を、還元アミノ化条件に掛けて、化合物(xxi)を得た。
スキーム3
スキーム4は、W(この場合、Wは、メタ−フェニレンであった)の上に基−X−Yを生じさせるために実施された付加的な変換を示している。例えば:エステル(xxii)を、アミド(xxii)に変換し、フェノール(xxiv)をエーテル(xxv)に変換し、アニリン(xxvi)をアミド(xxvii)に変換した。
スキーム4
次の実施例は、前記の本発明を使用する方法をさらに詳述し、さらに、本発明の様々な態様を実施するために最も良好と考えられる方式を記載するために役立つ。これらの実施例は、本発明の真の範囲を限定するために役立つものでは決してなく、むしろ、詳述の目的のために示されていることを理解されたい。本願明細書に記載のすべての参照文献は、そのまま、参照して本願明細書に援用される。通常、必要ではないが、下記の各実施例は、前記で概観したマルチステップ合成を記載している。
3−アミノ−6−フェニル−N−(フェニルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチル:Russ,T.、Ried,W.、Ullrich,F.and Mutschler、E.Arch.Pharm.(Weinheim)1992年、325、761〜767頁の手順と同様の手順を使用して、市販の3−アミノ−ピラジン−2−カルボン酸メチル(Aldrich Chemical Companyが販売)を臭素化した。3−アミノ−2−ピラジンカルボン酸メチル(30.0g、200ミリモル)の酢酸(200mL)溶液に、臭素(11mL)を徐々に、滴下漏斗を介して加えた。臭素を完全に加え終わったら、炭酸ナトリウム粉末を、沈殿が生じるまで徐々に加えた。反応混合物を、2時間室温で攪拌し続けた。反応混合物を真空中で半分の容量に減らし、ついで、水(500mL)で希釈した。反応混合物を激しく攪拌し、真空濾過を使用して、生じた固体を集めた。エーテルで固体を洗浄すると、純粋な黄色の固体(収率91%)が得られた。
3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル:W.J.Thompson、J.H.Jones、P.A.Lyle and J.E.Thies、J.Org.Chem.1988年、53、2052〜2055頁の手順と同様の手順を使用して、3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチルを、3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチルから調製した。
3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸:3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(1.2g、5.26ミリモル)のメタノール(5mL)溶液に、室温で6.0Nの水酸化ナトリウム水溶液(6mL)を加えた。この溶液を50℃で3時間攪拌した。0℃で溶液のpHが2〜3の範囲になるまで、2.0Nの塩酸を徐々に加えて、反応を中和した。溶液を酢酸エチル(50mL)で抽出した。飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で、有機層を洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下で濾過および濃縮すると、3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸(0.59g、収率52%)が得られた:C11H9O2でのMS(EI):216(MH+)。
3−アミノ−6−フェニル−N−(フェニルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−フェニルピラジンカルボン酸(0.10g、0.47ミリモル)のジクロロメタン(3mL)溶液に、塩酸1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、0.11g、0.56ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT、75mg、0.56ミリモル)およびN−メチルモルホリン(NMM、56mg、0.56ミリモル)を室温で加えた。反応を15分間攪拌し、その後、ベンジルアミン(0.56ミリモル)を加えた。反応混合物を一晩攪拌し続けた。酢酸エチル(200mL)で反応を希釈し、水(50mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)、2.0Nの塩酸水溶液(30mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(25mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、淡黄色の固体として生成物(91mg、収率67%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.62(s,1H)、8.38(br s,1H)、7.84(dd,2H)、7.45(m,2H)、7.38(m,6H)、4.70(d,2H);C18H16N4OのMS(EI):305(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N,6−ジフェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):9.92(br s,1H)、8.70(s,1H)、7.90(dd,2H)、7.72(dd,2H)、7.52(m,2H)、7.46(m,3H)、7.20(t,1H);C17H14N4OのMS(EI):290(MH+)。
5−フェニル−3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.58(s,1H)、7.82(d,2H)、7.45(t,2H)、7.40(m,1H)、6.40(br s,2H)、4.02(m,1H)、4.70(m,1H)、2.04(m,4H);C15H16N4OのMS(EI):269(MH+)。
3−アミノ−N−(シクロプロピルメチル)−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.62(s,1H)、8.10(br s,1H)、7.85(dd,2H)、7.50(t,2H)、7.40(m,1H)、3.30(m,2H)、1.10(m,1H)、0.80(m,2H)、0.30(m,2H);C15H16N4OのMS(EI):269(MH+)。
3−アミノ−6−フェニル−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、8.30(br s,1H)、7.84(d,2H)、7.50(t,2H)、7.40(m,1H)、4.10(m,1H)、3.94(m,1H)、3.80(m,1H)、3.70(m,1H)、3.45(m,1H)、2.01(m,3H)、1.62(m,1H);C16H18N4O2のMS(EI):299(MH+)。
3−アミノ−N−シクロヘキシル−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.80(s,1H)、7.92(br s,1H)、7.82(d,2H)、7.45(t,2H)、7.40(m,2H)、3.90(m,1H)、2.01(m,2H)、1.90(m,2H)、1.85(m,1H)、1.40(m,5H);C17H20N4OのMS(EI):297(MH+)。
3−アミノ−6−フェニル−N−(2−フェニルエチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(m,2H)、8.06(m,2H)、7.65(br s,2H)、7.49〜7.20(m,8H)、3.58(t,2H)、2.90(t,2H);C19H18N4OのMS(EI):319.2(MH+)。
3−アミノ−N−[(1R)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N4OのMS(EI):331.2(MH+)。
3−アミノ−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(d,1H)、8.87(s,1H)、8.18(m,2H)、7.72(br s,2H)、7.49〜7.18(m,7H)、5.60(m,1H)、3.02(m,1H)、2.86(m,1H)、2.44(m,1H)、2.21(m,1H);C20H18N4OのMS(EI):331.2(MH+)。
3−アミノ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(d,1H)、8.87(s,1H)、8.18(m,2H)、7.72(br s,2H)、7.49〜7.18(m,7H)、5.60(m,1H)、3.02(m,1H)、2.86(m,1H)、2.44(m,1H)、2.21(m,1H);C20H18N4OのMS(EI):331.2(MH+)。
3−アミノ−N−シクロペンチル−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(d,1H)、8.82(s,1H)、8.12(m,2H)、7.61(br s,2H)、7.46〜7.15(m,7H)、4.79(m,1H)、3.28(m,2H)、3.11(m,2H);C16H18N4OのMS(EI):283.2(MH+)。
3−アミノ−N−シクロプロピル−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.83(s,1H)、8.65(s,1H)、8.13(m,2H)、7.65(br s,2H)、7.49〜7.30(m,3H)、2.85(m,1H)、0.72(m,4H);C14H14N4OのMS(EI):255.4(MH+)。
3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボン酸メチル:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸メチル(0.18g、0.74ミリモル)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)とジクロロメタンとの錯体(1:1、60mg、0.07ミリモル)、1−ナフチルボロン酸(0.32g、1.89ミリモル)およびトリエチルアミン(0.15g、1.52ミリモル)を加えた。溶液を窒素で3〜5分間脱ガスした。ついで、反応を85〜90℃に一晩加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(300mL)で希釈した。粗製溶液を、真空下にシリカゲルパッドに通した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で濾液を洗浄した。硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、不純な生成物が得られた。シリカでのカラム精製(8:2のヘキサン/酢酸エチル)により、黄色の固体として、3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボン酸メチル(80mg、収率39%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.52(br s,1H)、8.12(br s,1H)、7.92(m,2H)、7.52(m,5H)、4.02(s,3H);C16H13N3O2のMS(EI):280(MH+)。
3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボン酸メチル(80mg、0.29ミリモル)のメタノール(30mL)溶液を、0℃で、高圧試験管中でアンモニアガスで飽和させた。反応管を密閉し、80〜90℃に4時間加熱した。反応を室温まで冷却し、減圧下に蒸発させると、黄色の生成物として、3−アミノ−6−ナフタレン−1−イルピラジン−2−カルボキサミド(59mg、収率79%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.80(s,1H)、8.10(d,1H)、7.90(d,2H)、7.58(m,6H);C15H12N4OのMS(EI):265(MH+)。
3−アミノ−6−(3−クロロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:15ml封管に、3−アミノ−6−(3−クロロフェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(65mg、0.246ミリモル)およびメタノール(8mL)を加えた。懸濁液を0℃に冷却し、飽和に達するまで、NH3(g)を気泡導入した。管を密閉し、攪拌しながら85℃で一晩加熱した。当初の加熱の間に、反応混合物は均一になった。管を熱から外し、放置して室温まで冷却した。冷却すると、黄色の針状沈殿物が生じた。沈殿物を濾紙上に集めると、黄色の固体として、3−アミノ−6−(3−クロロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(53.9mg、収率88%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.88(s,1H)、8.42(br s,2H)、8.30(t,1H)、8.11(d,1H)、7.69(br s,2H)、7.46〜7.40(m,2H);C11H9N4OClのMS(EI):249(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−ナフタレン−2−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02(s,1H)、8.80(s,1H)、8.40(m,2H)、8.02(m,3H)、7.80(br s,1H)、7.50(t,2H);C15H12N4OのMS(EI):265(MH+)。
3−アミノ−6−ビフェニル−4−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(s,1H)、8.38(br s,1H)、8.30(d,2H)、7.70(m,5H)、7.50(m,2H)、7.34(m,1H);C17H14N4OのMS(EI):291(MH+)。
3−アミノ−6−(1−ベンゾフラン−2−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.85(s,1H)、8.60(br s,1H)、7.80(s,1H)、7.60(m,3H)、7.30(m,2H);C13H10N4OのMS(EI):255(MH+)。
3−アミノ−6−ビフェニル−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):v8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.85(d,2H)、7.65(t,3H)、7.55(t,1H)、7.45(t,3H)、7.40(t,1H);C17H14N4OのMS(EI):291(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(アミノカルボニル)ピラジン−2−イル]安息香酸:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(s,1H)、8.80(br s,2H)、8.50(s,1H)、8.30(d,1H)、7.98(d,1H)、7.60(br t,1H);C12H10N4O3のMS(EI):259(MH+)。
3−アミノ−6−{4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(s,1H)、8.30(br s,1H)、8.10(d,2H)、7.65(br s,1H)、7.49(d,2H)、7.40(t,2H)、7.35(t,1H)、7.10(d,2H)、5.20(s,2H);C18H16N4O2のMS(EI):321(MH+)。
3−アミノ−6−(2−クロロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.53(s,1H)、7.76〜7.73(m,1H)、7.59〜7.56(m,1H)、7.46〜7.43(m,2H);C11H9N4OClのMS(EI):249(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(メチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.82(s,1H)、7.69〜7.65(m,4H)、7.33(t,1H)、6.91(dd,1H)、3.82(s,3H);C12H12N4O2のMS(EI):245(MH+)。
3−アミノ−6−(2−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.38(s,1H)、7.48〜7.47(m,1H)、7.30〜7.28(m,3H);C12H12N4OのMS(EI):229(MH+)。
3−アミノ−6−[2−(メチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.72(s,1H)、7.94〜7.91(m,1H)、7.36〜7.34(m,1H)、7.14〜7.12(m,1H)、7.07〜7.05(m,1H)、3.86(s,3H);C12H12N4O2のMS(EI):245(MH+)。
3−アミノ−6−(2,4−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.59(s,1H)、8.28〜8.26(m,2H)、7.17(br s,2H)、7.38〜7.37(m,1H)、7.20(m,1H);C11H8N4OF2のMS(EI):251(MH+)。
3−アミノ−6−(3−フルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.89(s,1H)、8.11(d,1H)、7.98(d,1H)、7.48〜7.46(m,1H)、7.17〜7.16(m,1H);C11H9N4OFのMS(EI):233(MH+)。
3−アミノ−6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.88(s,1H)、8.41〜8.35(m,1H)、8.02(m,1H)、7.52〜7.45(m,1H);C11H8N4OF2のMS(EI):251(MH+)。
3−アミノ−6−(4−フルオロフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.84(m,2H)、8.25〜8.22(m,2H)、7.31〜7.26(m,2H)、2.84(d,3H);C12H11N4OFのMS(EI):247(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.91(s,1H)、8.23(s,1H)、8.20〜8.18(m,1H)、7.59〜7.54(t,1H)、7.35〜7.33(d,1H);C12H9N4O2F3のMS(EI):299(MH+)。
3−アミノ−6−(3−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.82(s,1H)、8.00(s,1H)、7.93〜7.91(d,1H)、7.34〜7.31(t,1H)、7.18〜7.16(m,1H)、2.38(s,3H);C12H12N4OのMS(EI):229(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.84(s,1H)、7.78〜7.77(m,1H)、7.71〜7.70(m,2H)、7.50〜7.59(m,2H)、7.43〜7.39(m,2H)、7.38〜7.31(m,2H)、7.02〜6.99(m,1H)、5.21(s,2H);C18H16N4O2のMS(EI):321(MH+)。
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:25mL回収フラスコに、3−アミノ−6−{3−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(33mg、0.103ミリモル)および酢酸エチル(10mL)を加えた。触媒量の10%Pd/Cを加えた。フラスコを隔膜で密閉し、H2バルーンを備え付けた。反応混合物を、室温で一晩攪拌した。反応混合物をセライトパッドに通した。濾液を濃縮すると、黄色の粉末として、3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(23mg、収率96%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.47(s,1H)、8.74(s,1H)、7.55〜7.53(m,1H)、7.46(m,1H)、7.25〜7.22(t,1H)、6.78〜6.76(m,1H);C11H10N4O2のMS(EI):231(MH+)。
3−アミノ−N,N−ジメチル−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.54(s,1H)、7.89(m,2H)、7.48〜7.33(m,3H)、5.88(br s,2H)、3.33(s,3H)、3.17(s,3H);C13H14N4OのMS(EI):243.1(MH+)。
3−アミノ−6−[4−(エチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.78(s,1H)、8.28(s,1H)、8.08(m,2H)、7.66(s,1H)、7.56(br s,2H)、6.98(m,2H)、4.08(q,2H)、1.35(t,3H);C31H14N4O2のMS(EI):259.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(エチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.85(s,1H)、8.30(s,1H)、7.96〜7.28(m,6H)、6.92(m,1H)、4.13(q,2H)、1.35(t,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259.4(MH+)。
3−アミノ−6−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.78(s,1H)、8.36(s,1H)、7.85(s,1H)、7.79〜7.37(m,4H)、6.96(d,1H)、6.07(s,2H);C12H10N4O3のMS(EI):259.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(アミノカルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.92(s,1H)、8.54(s,1H)、8.40(s,1H)、8.32(d,1H)、8.16(s,1H)、7.95〜7.42(m,6H);C12H11N5O2のMS(EI):258.4(MH+)。
6−[3−(アセチルアミノ)フェニル]−3−アミノピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.99(s,1H)、8.72(s,1H)、8.11(m,2H)、7.94〜7.46(m,5H)、7.37(m,1H)、2.06(s,3H);C13H13N5O2のMS(EI):272.4(MH+)。
3−アミノ−6−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.73(s,1H)、8.21(s,1H)、7.97(m,2H)、7.64(s,1H)、7.45(br s,2H)、6.76(m,2H)、2.95(s,6H);C13H15N5OのMS(EI):258.4(MH+)。
メチル3−[5−アミノ−6−(アミノカルボニル)ピラジン−2−イル]ベンゾエート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,1H)、8.57(s,1H)、8.48(m,1H)、8.31(s,1H)、8.00〜7.42(m,5H)、3.90(s,3H);C13H12N4O3のMS(EI):273.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(m,2H)、7.92〜7.19(m,10H)、7.03(m,1H)、5.22(s,2H)、2.85(s,3H);C19H18N4O2のMS(EI):335.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.49(s,1H)、8.73(m,2H)、7.87〜7.34(m,4H)、7.25(m,1H)、6.79(m,1H)、2.85(d,3H);C12H12N4O2のMS(EI):245.4(MH+)。
3−アミノ−N−[2−(メチルオキシ)エチル]−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.85(m,2H)、8.15(m,2H)、7.68(br s,2H)、7.47(m,2H)、7.40(m,1H)、3.50(m,4H)、3.29(s,3H);C14H16N4O2のMS(EI):273.4(MH+)。
N−[2−(アセチルアミノ)エチル]−3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.94(t,1H)、8.86(s,1H)、8.19(m,2H)、8.05(t,1H)、7.66(br s,1H)、7.46(m,2H)、7.38(m,1H)、3.38(m,2H)、3.27(m,2H)、1.83(s,3H);C15H17N5O2のMS(EI):300.4(MH+)。
3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボヒドラジド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.02(s,1H)、8.82(s,1H)、8.19(m,2H)、7.58(br s,2H)、7.43(m,2H)、7.35(m,2H)、7.32(m,1H)、4.57(m,2H);C11H11N5OのMS(EI):230.3(MH+)。
3−アミノ−N−ヒドロキシ−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):11.42(s,1H)、9.12(s,1H)、8.83(s,1H)、8.20(m,2H)、7.53(br s,2H)、7.42(m,2H)、7.36(m,1H);C11H10N4O2のMS(EI):231.3(MH+)。
3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−ブロモ−2−カルボメトキシピラジン(100mg、0.4ミリモル)および2−アミノエタノール(500mg、8.2ミリモル)からなるTHF(5mL)溶液を還流下に2日間加熱した。反応混合物を冷却し、酢酸エチル(20mL)で希釈し、水で、ついでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性の残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、淡黄色のオイルとして3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−ブロモピラジン−2−カルボキサミドが得られた、(108mg、収率96%)、C7H9BrN4O2でのMS(EI):262(MH+)。
中間体の3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−ブロモピラジン−2−カルボキサミド(108mg、0.4ミリモル)、[1,1’ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(19mg、0.04ミリモル)、3−メチルフェニルボロン酸(67mg、0.5ミリモル)をDMF(2mL)中で、窒素で脱ガスした。ついで、トリエチルアミン(0.12mL、0.8ミリモル)を加え、生じた混合物を85℃で2.5時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(10mL)で希釈し、シリカゲル上で濾過し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、固体として、3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)−6−(3−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミドメチルが得られた:(95mg、収率84%):1H NMR(400MHz,DMSO−d6):8.78(s,1H)、8.78〜8.61(b,1H)、7.89(s,1H)、7.49〜7.52(t,1H)、7.51〜7.49(d,1H)、7.14〜7.12(d,1H)、3.50〜3.35(m,2H)、2.89〜70(m,2H)、2.51(s,3H):C14H16N4O2のMS(EI):273(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド:3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチル50gのMeOH500mL氷***液を、メチルアミンガスで飽和した。ついで、反応を、密閉されたステンレススチール製Parr圧力容器中、85℃で2時間加熱し、室温に、ついで、氷水浴で冷却した。回転蒸発器上、減圧下に、オイルになるまで混合物を濃縮した。粗製オイルをEtOAcに溶かし、水で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮すると、固体として生成物43.9g(収率88.0%)が得られた。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド(69.3mg、0.3ミリモル)、[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニルボロン酸(111mg、0.5ミリモル)、ジクロロメタンとの[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1)(20.4mg、0.025ミリモル)およびトリエリチルアミン(121mg、1.2ミリモル)からなるDMF(20mL)中の懸濁液を、窒素下に80°で12時間攪拌した。DMFを減圧下に除去した。残留物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。有機層をブライン(10mL)で洗浄し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過、濃縮およびシリカでのカラムクロマトグラフィーにより、3−アミノ−N−メチル−6−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(68.3mg、収率70%)が黄色の固体として得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.8(m,2H)、8.1(d,2H)、7.1(d,2H)、5.56(s,1H)、3.78(m,2H)、3.45(m,2H)、1.98〜1.43(m,6H);C17H20N4O3のMS(EI):329(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[4−(エチルオキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.52(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.80(d,2H)、7.00(br d,2H)、7.55(t,2H)、412(q,2H)、3.02(d,3H)、1.43(t,3H);C14H16N4O2のMS(EI):273(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、8.01(br s,1H)、7.64(br d,2H)、7.38(t,1H)、7.25(br d,1H)、3.02(d,3H)、2.42(s,3H);C13H14N4OのMS(EI):243(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−(メチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.57(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.80(br d,2H)、7.02(br d,2H)、3.84(s,3H)、3.10(d,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(メチルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.40(m,3H)、6.90(br d,1H)、3.92(s,3H)、3.02(br s,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259(MH+)。
3−アミノ−6−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.52(s,1H)、7.94(br s,1H)、7.65(m,2H)、7.12(t,1H)、3.02(d,3H)、2.40(s,3H);C13H13N4OFのMS(EI):261(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−ピリジン−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.40(br s,1H)、8.94(br s,2H)、8.54(m,2H)、7.44(t,1H)、2.90(br s,3H);C11H11N5OのMS(EI):230(MH+)。
3−アミノ−6−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.58(s,1H)、8.12(br s,1H)、7.75(br d,2H)、6.80(br d,2H)、3.02(m,9H);C14H17N5OのMS(EI):272(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{4−[(メチルスルホニル)アミノ]フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(br s,1H)、8.80(br s,2H)、8.15(br d,2H)、7.30(br d,2H)、3.02(br s,3H)、2.80(br s,3H);C13H15NsO3SのMS(EI):322(MH+)。
3−アミノ−6−(3,5−ジメチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.45(br d,2H)、7.05(br s,1H)、3.02(br s,3H)、2.40(br s,6H);C14H16N4OのMS(EI):257(MH+)。
6−(4−アセチルフェニル)−3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.70(br s,1H)、8.05(br d,2H)、7.95(br d,3H)、3.10(d,3H)、2.60(s,3H);C14H14N4O2のMS(EI):271(MH+)。
3−アミノ−6−[3,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.58(s,1H)、7.95(br s,1H)、7.40(dd,1H)、7.36(d,1H)、6.82(d,1H)、4.02(s,3H)、3.92(s,3H)、3.02(d,3H);C14H16N4O3のMS(EI):289(MH+)。
3−アミノ−6−(3−シアノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(m,2H)、8.70(br s,1H)、8.45(d,1H)、7.80(d,1H)、7.60(t,1H)、2.82(br s,3H);C13H11N5OのMS(EI):254(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−シアノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(93mg、0.37ミリモル)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)溶液に、アジ化ナトリウム(27mg、0.41ミリモル)および塩化アンモニウム(22mg、0.41ミリモル)を加えた。反応を、100〜110℃で一晩加熱した。反応を室温に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)で処理した。水性層を酢酸エチル(2×30mL)で洗浄した。重炭酸ナトリウム層を0℃に冷却し、溶液のpHが2〜3の範囲になるまで2.0Nの塩酸で中和した。水性層を酢酸エチル(100mL)で抽出し、水(20mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、淡黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−[3−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(25mg、収率23%)が得られた:1H NMR(400 MEh,d6−DMSO):8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.70(br s,1H)、8.40(br d,1H)、8.12(br d,1H)、7.70(t,1H)、2.92(br s,3H);C13H12N8OのMS(EI):297(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(エチルオキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.83(s,1H)、8.81(m,1H)、7.70(m,2H)、7.62(br s,2H)、7.36(m,1H)、6.93(m,1H)、4.12(q,2H)、2.85(d,3H)、1.36(t,3H);C14H16N4O2のMS(EI):273.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.66(m,2H)、7.58(br s,2H)、7.27(m,2H)、7.11(m,1H)、6.59(m,1H)、5.09(s,2H)、2.85(d,3H);C12H13N5OのMS(EI):244.4(MH+)。
6−[3−(アセチルアミノ)フェニル]−3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.01(s,1H)、8.69(m,2H)、8.03(m,1H)、7.83(m,1H)、7.78(m,1H)、7.63(br s,2H)、7.38(m,1H)、2.85(d,3H)、2.08(s,3H);C12H13N5OのMS(EI):286.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(s,1H)、8.78(m,1H)、8.04(m,2H)、7.64(br s,2H)、7.42(m,1H)、7.35(m,1H)、5.23(t,1H)、4.58(d,2H)、2.86(d,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259.4(MH+)。
3−アミノ−6−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.84(s,1H)、8.82(m,1H)、8.14(d,2H)、7.62(br s,2H)、7.40(d,2H)、5.24(t,1H)、4.55(d,2H)、2.85(d,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(1E)−N−メチルエタンイミドイル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.86(s,1H)、8.81(m,1H)、8.35(m,1H)、8.22(m,1H)、7.80(m,1H)、7.68(br s,2H)、7.48(t,1H)、3.29(s,3H)、2.85(d,3H)、2.30(s,3H);C15H17N5OのMS(EI):284.4(MH+)。
6−[4−(アセチルアミノ)フェニル]−3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.06(s,1H)、8.81(m,1H)、8.80(s,1H)、8.11(d,2H)、7.67(d,2H)、7.60(br s,2H)、2.84(d,3H)、2.07(s,3H);C14H15N5O2のMS(EI):286.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,(1H)、8.84(m,1H)、8.54(m,1H)、8.47((s,1H)、8.34(d,1H)、7.82(d,1H)、7.72(br s,2H)、7.56(t,1H)、2.84(d,3H)、2.82(d,3H);C14H15N5O2のMS(EI):286.4(MH+)。
6−(3−アセチルフェニル)−3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.94(s,1H)、8.87(m,1H)、8.57(t,1H)、8.48(m,1H)、7.93(m,1H)、7.75(br s,2H)、7.62(t,1H)、2.86(d,3H)、2.70(s,3H);C14H14N4O2のMS(EI):271.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.14(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.54(t,1H)、8.39(m,1H)、7.89(m,1H)、7.70(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.38〜7.32(m,4H)、7.24(m,1H)、4.54(d,2H)、2.86(d,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362.1(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(アミノカルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO/CD3OD):8.90(m,1H)、8.57(m,1H)、8.32(m,1H)、7.91(m,1H)、7.57(m,1H)、2.90(m,3H);C13H13N5O2のMS(EI):272.0(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.86(m,2H)、8.20(m,2H)、7.70(br s,2H)、7.49(m,1H)、7.34(m,1H)、3.02(s,3H)、2.92(s,3H)、2.83(m,3H);C15H17N5O2のMS(EI):300.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−(メチルスルホニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.95(m,2H)、8.45(m,2H)、8.11(br s,2H)、7.96(m,2H)、3.26(s,3H)、2.85(m,3H);C13H14N4O3SのMS(EI):307.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.71(m,1H)、8.65(s,1H)、7.60(br s,2H)、7.27(m,2H)、7.11(m,1H)、6.59(m,1H)、5.10(s,2H)、3.34(m,2H)、1.16(m,3H);C13H15N5OのMS(EI):258.3(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−ピリミジン−5−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.57(m,2H)、9.15(s,1H)、8.98(m,2H)、8.94(s,1H)、2.8(d,3H)、C10H10N6O2のMS(EI):231(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(メチルスルホニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.98(s,1H)、8.84(m,NH)、8.52(m,2H)、7.85(d,1H)、7.74(t,1H)、3.15(s,3H);2.85(d,3H);C13H14N4O3SのMS(EI):307(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:前記のように調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−(4−ヒドロキシオキシフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−N−メチル−6−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(63mg)を、メタノール中に懸濁させ、引き続き、塩酸水溶液(2mL)を加えた。混合物を15分間攪拌し、水(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(10mL)で抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過、濃縮およびシリカでのカラムクロマトグラフィー、それに続く真空中での乾燥により、3−アミノ−N−メチル−6−(4−ヒドロキシオキシフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(30mg、収率64%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.62(s,1H);8.78(m,1H);8.82(m,1H);8.7(s,1H);7.98(d,2H);7.5(br s,1H);6.8(d,2H);2.85(d,3H);C12H12N4O2のMS(EI):245(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−チエニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.85(m,1H);8.76(s,1H);8.25(m,1H);7.92(d,1H);7.64(m,1H);2.82(d,3H);C10H10N4OSのMS(EI):235(MH+)。
3−アミノ−6−(1H−インドール−5−イル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):11.2(s,1H);8.8(s,1H);8.75(m,1H);8.3(s,1H);7.9(d,1H);7.4(d,1H);7.35(t,1H);6.45(s,1H);2.85(d,3H);C14H13N5OのMS(EI):268(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(2−チエニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.7(s,1H);8.48(m,1H);7.75(d,1H);7.62(br s,2H);7.57(d,1H);7:15(t,1H);2.85(d,3H);C10H10N4OSのMS(EI):235(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−ピリジン−4−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CD3OD):8.82(s,1H);8.55(d,2H);8.1(d,2H);2.85(d,3H);C11H11N5OのMS(EI):230(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−ナフタレン−2−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.99(s,1H)、8.89(m,1H)、8.69(s,1H)、8.38(d,1H)、7.98(d,2H)、7.92(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.52(m,2H)、2.88(d,3H);C16H14N4OのMS(EI):279.2(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−キノリン−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.76(d,1H)、9.05(s,2H)、8.99(m,1H)、8.02(m,2H)、7.89(br s,2H)、7.75(m,1H)、7.63(m,1H)、2.88(d,3H);C15H13N5OのMS(EI):280.2(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸
式中のAが−C(=O)−であり、Eが、−N(H)CH3である式IによるN−メチルベンズアミドを、3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミドから出発して、前記と同様に調製した。
3−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル]安息香酸メチル:3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド(2.29g、9.91ミリモル、1.00当量)、3−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(Digital Specialty Chemicals,Inc.、2.68g、14.9ミリモル、1.50当量)、トリエチルアミン(2.90g、28.6ミリモル、2.88当量)からなるDMF30mL中の攪拌混合物に、ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1)(Aldrich Chemical Company、405mg、0.496ミリモル、0.050当量)を加えた。攪拌混合物を80〜90℃に24時間加熱し、ついで、減圧下に回転蒸発器上で濃縮した。残留物をEtOAc250mLに溶かし、1NのNaOH水溶液10mLおよび飽和NaCl水溶液で3回洗浄した。有機溶液をセライトで濾過し、ついで、減圧下に回転蒸発器上で濃縮した。溶離剤としてEtOAcを使用して、粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、表題の化合物(2.10g、収率74%)が得られた。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸:フラスコに、3−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル]安息香酸メチル(2.86g、10ミリモル)および2NのNaOH水溶液30mLを充填した。混合物を15分間還流させ、ついで放置して、室温に冷却した。酢酸エチル(10mL)で混合物を抽出した。攪拌しながら10%のHCl水溶液を用いて、水性相のpHを2〜3に調節した。生じた淡黄色の固体生成物を濾過により集め、水で洗浄し、乾燥させると、3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(2.30g、収率84.5%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.83(s,1H);8.80(s,1H);8.51(s,1H);8.41(d,1H);7.93(d,1H);7.65(br s,2H);7.58(m,1H);2.84(s,3H);C13H12N4O3のMS(EI):273(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:フラスコを、3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(48.9mg、0.18ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT、39.7mg、0.294ミリモル)、テトラヒドロフラン2.00mL、4−クロロベンジルアミン(28.2mg、0.2ミリモル)および塩酸1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(66.2mg、0.353ミリモル)を充填した。反応を室温で2時間攪拌した。反応を酢酸エチルで希釈し、飽和NaCl水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液、1.0Mの塩酸水溶液および飽和重炭酸ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に回転蒸発器で濃縮した。粗製生成物を、溶離剤としてEtOAcを使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより精製した。濃縮した後に、生成物をヘキサン中5%の酢酸エチル中で粉砕した。固体生成物を濾過し、乾燥させた後に、3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(39.8mg、収率50%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.15(m,1H);8.87(s,1H);8.80(m,1H);8.50(s,1H);8.35(d,1H);7.85(d,1H);7.53(d,1H);7.37(m,2H);4.51(d,2H);2.83(s,3H):C20H18N5O2ClのMS(EI):396(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[(2−オキソ−2−フェニル−エチルカルバモイル)−フェニル]−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.13(br s,1H);8.98(br s,1H);8.90(s,1H);8.65(s,1H);8.38(d,1H);8.07(m,2H);7.84(d,1H);7.64(m,1H);6.60(m,3H);4.81(d,2H);2.83(s,3H):C21H19N5O3のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C18H22N6O2のMS(EI):355(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル)フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O3のMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1R)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H21N5O2のMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H21N5O2のMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N5O2ClのMS(EI):396(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[メチル(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H17N5O2C12のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H18N5O2F3のMS(EI):430(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N5O2FのMS(EI):380(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.84(s,1H);8.82(m,1H);8.73(d,1H);8.47(m,1H);8.31(d,1H);7.82(d,1H);7.52(t,1H);7.12〜7.22(m,3H);4.76(m,1H);3.20(m,2H);3.0(m,2H)2.82(d,3H);C22H21N5O2のMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O3のMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({(1R)−1−[4−(メチルオキシ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.85(s,1H);8.82(m,2H);8.49(s,1H);8.38(d,1H);7.80(d,1H);7.65(br s,2H);7.57(t,1H);7.30(d,2H);6.87(d,2H);5.18(m,1H);3.70(m,3H);2.86(s,3H)1.50(d,3H);C22H23N5O3のMS(EI):406(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H18N5O2F3のMS(EI):430(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N5O2FのMS(EI):380(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[1−(4−フルオロフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H20N5O2FのMS(EI):394(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,3−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C24H25N3O4のMS(EI):420(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[ビス(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C27H25N5O2のMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H23N5O4のMS(EI):422(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[エチル(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H22N6O2のMS(EI):391(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[4−(フェニルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[1−(フェニルメチル)ピペリジン−4−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.84(s,1H);8.82(m,1H);8.42(s,1H);8.36(br s,1H);7.80(m,1H);7.65(br s,2H);7.45(t,1H);7.30(m,3H);3.23(m,1H);3.47(s,2H);2.85(s,3H)1.84〜2.04(m,8H);C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(5−メチルピラジン−2−イル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:C19H19N7O2のMS(EI):378(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C19H18N6O2のMS(EI):363(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C19H18N6O2のMS(EI):363(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド::1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.21(s,IM;8.89(s,1H);8.26(s,1H);8.50(m,3H);8.39(d,1H);7.86(d,1H);7.57(t,1H);7.33(s,1H);4.55(s,2H);2.85(s,3H);C19H18N6O2のMS(EI):363(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N5O2ClのMS(EI):396(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(シクロヘキシルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H25N5O2のMS(EI):368(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2−フェニルプロピル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C22H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H18N5O2ClのMS(EI):396(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[2−(2−クロロフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H20N5O2ClのMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({2−[2−(メチルオキシ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C22H23N5O3のMS(EI):406(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[2−(4−フルオロフェニル)エチル]アミノ)カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H20N5O2FのMS(EI):394(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[2−(2−チエニル)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:C19H19N5O2SのMS(EI):382(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロヘキシルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C19H23N5O2のMS(EI):354(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−({[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルボニル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−カルボキシレート:C24H32N6O4のMS(EI):469(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピペリジン−4−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C19H24N6O2のMS(EI):369(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3S)−1−(フェニルメチル)ピロリジン−3−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.62(s,1H);8.35(s,1H);8.03(br s,1H);7.98(d,1H);7.52(t,1H);7.3(m,5H);6.85(d,1H);4.74(m,1H);3.65(d,ZH);2.8〜3.1(m,4H);2.8(m,1H);2.65(m,1H);2.4(m,1H);2.3(m,1H);1.8(m,1H);C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3R)−1−(フェニルメチル)ピロリジン−3−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[2−(フェニルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):8.62(s,1H);8.35(m,1H);7.98(m,2H);7.72(d,1H);7.54(t,1H);7.3(m,1H);6.92(m,2H);6.75(m,1H);4.2(m,2H);3.97(m,2H);3.0(s,3H);C21H21NsO3のMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−[({2−[4−(フェニルメチル)ピペラジン−1−イル]エチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C26H31N7O3のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[1−(フェニルメチル)ピペリジン−4−イル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):8.62(s,1H);8.35(m,1H);7.98(m,2H);7.68(d,1H);7.54(t,1H);7.3(m,5H);6.25(m,1H);3.5(s,2H);3.4(t,2H);3.05(d,3H);2.92(m,2H);1.98(m,2H);1.78(m,2H);1.38(m,2H);C26H30N6O2のMS(EI):459(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フラン−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):8.95(m,1H);8.90(s,1H);8.84(m,1H);8.48(s,1H);8.35(d,1H);7.83(d,1H);7.6(m,3H);6.5(s,1H);4.38(d,2H);3.05(d,3H);2.85(d,3H);C18H17N5O3のMS(EI):352(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H21N5O4のMS(EI):420(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フラン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):9.05(t,1H);8.88(s,1H);8.82(m,1H);8.48(s,1H);8.38(d,1H);7.85(d,1H);7.55(m,2H);6.39(m,1H);6.35(d,1H);3.5(d,2H);2.85(d,3H);C18H17N5O3のMS(EI):352(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(フェニルメチル)モルホリン−2−イル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H21N5O2のMS(EI):420(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.07(t,1H);8.88(s,1H);8.85(m,1H);8.52(s,1H);8.38(d,1H);7.88(d,1H);7.58(t,1H);7.22(s,1H);7.08(d,1H);6.7(d,1H);4.5(m,2H);3.2(m,2H);2.85(d,3H);C22H21N5O3のMS(EI):404(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(6−フルオロ−4H−1,3−ベンゾダイオキシン−8−イル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン:C22H20N5O4FのMS(EI):438(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.91(s,1H);8.82(m,1H);8.52(m,1H);8.39(d,1H);7.88(d,1H);7.58(t,1H);6.52(m,2H);6.38(m,1H);4.48(d,2H);3.76(s,6H);2.85(d,3H);C22H23N5O4のMS(EI):422(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.39(t,1H);8.31(s,1H);8.72(m,1H);8.52(s,1H);8.39(d,1H);7.88〜7.6(m,8H);4.6(d,2H);3.2(s,3H);2.85(d,3H);C21H21N5O4SのMS(EI):440(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.19(t,1H);8.84(s,1H);8.82(m,1H);8.52(m,1H);8.38(d,1H);7.86(d,1H);7.54(m,2H);7.5(m,3H);7.2(t,1H);4.54(d,2H);2.84(d,3H);C20H17N5O2FBrのMS(EI):460(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.29(t,1H);8.91(s,1H);8.84(m,1H);8.52(s,1H);8.39(d,1H);7.88(d,1H);7.7(d,1H);7.58(t,1H);7.4(m,1H);7.35(t,1H);4.48(d,2H);2.85(d,3H);C20H17N5O2FBrのMS(EI):458(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[2,4,6−トリス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.88(s,1H);8.84(m,1H);8.42(s,1H);8.3(d,1H);8.18(m,1H);7.88(d,1H);7.5(t,1H);6.2(s,2H);4.4(d,2H);3.8(s,9H);2.85(d,3H);C23H25N5O5のMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.91(s,1H);8.84(m,1H);8.54(s,1H);8.39(d,1H);7.88(d,1H);7.59(t,1H);7.26〜7.05(m,4H);4.5(d,2H);2.85(d,3H);2.35(s,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.18(t,1H);8.92(s,1H);8.84(m,1H);8.56(s,1H);8.39(d,1H);7.88(d,1H);7.59(m,2H);7.4(m,2H);4.5(d,2H);2.85(t,3H);C20H17N5O2FBrのMS(EI):460(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.98(t,1H);8.91(s,1H);8.84(m,1H);8.54(s,1H);8.39(d,1H);7.88(d,1H);7.59(t,1H);7.5(m,2H);7.18(d,1H);4.5(d,2H);2.85(d,3H);2.3(s,3H);2.2(s,3H);C22H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.3(t,1H);8.91(s,1H);8.84(m,1H);8.54(s,1H);8.39(d,1H);8.05(m,3H);7.85(d,1H);7.6(t,2H);4.7(d,2H);2.85(d,3H);C22H17N5O2F6のMS(EI):498(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,2−ジフェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.2(s,1H);8.15(t,1H);8.64(m,1H);8.34(m,2H);7.7(d,1H);7.5(t,1H);7.39〜7.21(m,10H);7.2(m,2H);4.46(t,1H);3.95(m,2H);2.85(d,3H);C27H25N5O2のMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−エチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:(400MHz;DMSO−D6):9.8(t,1H);8.88(s,1H);8.82(m,1H);8.5(s,1H);8.36(d,1H);7.86(d,1H);7.56(t,2H);7.25〜7.14(m,4H);4.4(d,2H);2.85(d,3H);2.6(m,2H);C222H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4プロピルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:(400MHz;DMSO−D6):9.08(t,1H);8.88(s,1H);8.81(m,1H);8.5(s,1H);8.38(d,1H);7.86(d,1H);7.55(t,1H);7.18(m,4H);4.5(d,2H);2.85(d,3H);2.55(m,2H);1.5(m,2H);1.08(t,3H);C23H25N5O2のMS(EI):404(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.92(s,1H)、8.88(m,1H)、8.38(m,2H)、7.90(m,1H)、7.81(m,1H)、7.71(br s,2H)、7.53(m,1H)、2.87(d,3H)、1.43(s,9H);C17H21N5O2のMS(EI):328.5(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.97(m,1H)、8.87(m,1H)、8.62(m,2H)、8.41(m,1H)、7.96(m,1H)、7.74(br s,2H)、7.59(m,1H)、7.26(m,4H)、5.52(m,1H)、5.14(m,1H)、4.55(m,1H)、3.14(m,1H)、2.93(m.,1H)、2.85(m,3H);C22H21N5O3のMS(EI):404.5(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S,2R)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.97(m,1H)、8.87(m,1H)、8.62(m,2H)、8.41(m,1H)、7.96(m,1H)、7.74(br s,2H)、7.59(m,1H)、7.26(m,4H)、5.52(m,1H)、5.14(m,1H)、4.55(m,1H)、3.14(m,1H)、2.93(m,1H)、2.85(m,3H);C22H21N5O3のMS(EI):404.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(フェニルアミノ)カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.34(m,1H)、8.97(s,1H)、8.90(m,1H)、8.61(m,1H)、8.42(m,1H)、7.93(m,1H)、7.81(m,2H)、7.70(br s,2H)、7.63(m,1H)、7.38(m,2H)、7.13(m,1H)、2.87(m,3H);C19H17N5O2のMS(EI):348.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イルカルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.92(s,1H)、8.86(m,1H)、8.33(m,2H)、7.67(br s,2H)、7.56(m,2H)、7.43(m,1H)、7.29(m,3H)、4.91(s,2H)、4.79(s,2H)、2.84(m,3H);C21H19N5O2のMS(EI):374.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1R)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.86(m,2H)、8.48(s,1H)、8.36(m,1H)、7.84(m,1H)、7.71(br s,2H)、7.54(m,1H)、7.40(m,2H)、7.32(m,2H)、7.21(s,1H)、5.20(m,1H)、2.85(s,3H)、1.53(d,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.86(m,2H)、8.48(s,1H)、8.36(m,1H)、7.84(m,1H)、7.71(br s,2H)、7.54(m,1H)、7.40(m,2H)、7.32(m,2H)、7.21(s,1H)、5.20(m,1H)、2.85(s,3H)、1.53(d,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1R)−1−フェニルプロピル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.83(m,2H)、8.47(s,1H)、8.36(m,1H)、7.83(m,1H)、7.71(br s,2H)、7.54(t,1H)、7.39(m,2H)、7.32(m,2H)、7.21(m,1H)、4.94(m,1H)、2.85(s,3H)、1.86(m,2H)、0.94(m,3H);C22H23N5O2のMS(EI):390.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1S)−1−フェニルプロピル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.83(m,2H)、8.47(s,1H)、8.36(m,1H)、7.83(m,1H)、7.71(br s,2H)、7.54(t,1H)、7.39(m,2H)、7.32(m,2H)、7.21(m,1H)、4.94(m,1H)、2.85(s,3H)、1.86(m,2H)、0.94(m,3H);C22H23N5O2のMS(EI):390.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1R,2S)−2−フェニルシクロプロピル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(s,1H)、8.83(m,1H)、8.76(d,1H)、8.44(s,1H)、8.34(d,1H)、7.81(d,1H)、7.72(br s,2H)、7.54(t,1H)、7.27(m,2H)、7.17(m,3H)、3.06(m,1H)、2.85(d,3H)、2.12(m,1H)、1.39(m,1H)、1.26(m,1H);C22H21N5O2のMS(EI):388.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(1R)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.88(s,1H)、8.84(m,2H)、8.50(s,1H)、8.38(d,1H)、7.90(d,1H)、7.71(brs,2H)、7.56(t,1H)、7.22(m,1H)、7.16(m,3H)、5.29(m,1H)、2.84(d,3H)、2.79(m,2H)、2.02(m,2H)、1.84(m,2H);C23H23N5O2のMS(EI):402.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(1S)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.88(s,1H)、8.84(m,2H)、8.50(s,1H)、8.38(d,1H)、7.90(d,1H)、7.71(brs,2H)、7.56(t,1H)、7.22(m,1H)、7.16(m,3H)、5.29(m,1H)、2.84(d,3H)、2.79(m,2H)、2.02(m,2H)、1.84(m,2H);C23H23N5O2のMS(EI):402.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3,4,5−トリス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.05(s,1H)、8.89(s,1H)、8.82(m,1H)、8.50(s,1H)、8.36(d,1H)、7.87(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.56(m,1H)、6.67(s,2H)、4.45(s,2H)、3.76(s,6H)、3.62(s,3H)、2.84(s,3H);C23H25N5O5のMS(EI):452.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({(1R,2R)−2−[(フェニルメチル)オキシ]シクロペンチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(s,1H)、8.82(m,1H)、8.42(m,2H)、8.34(d,1H)、7.81(m,1H)、7.75(br s,2H)、7.55(m,1H)、7.30(m,4H)、7.23(m,1H)、4.57(dd,2H)、4.32(m,1H)、3.94(m,1H)、2.83(d,3H)、2.07(m,1H)、1.95(m,1H)、1.70(m,4H);C25H27N5O3のMS(EI):446.6(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({(1S,2S)−2−[(フェニルメチル)オキシ]シクロペンチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(s,1H)、8.82(m,1H)、8.42(m,2H)、8.34(d,1H)、7.81(m,1H)、7.75(br s,2H)、7.55(m,1H)、7.30(m,4H)、7.23(m,1H)、4.57(dd,2H)、4.32(m,1H)、3.94(m,1H)、2.83(d,3H)、2.07(m,1H)、1.95(m,1H)、1.70(m,4H);C25H27N5O3のMS(EI):446.5(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.02(t,1H)、8.90(s,1H)、8.84(m,1H)、8.49(s,1H)、8.38(d,1H)、7.86(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.56(t,1H)、7.47(m,5H)、7.38(m,3H)、7.26(m,1H)、4.49(d,2H)、2.85(d,3H);C26H23N5O2のMS(EI):438.5(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−4−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.19(t,1H)、8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.55(s,1H)、8.40(d,1H)、7.91(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.65(m,4H)、7.59(t,1H)、7.46(m,4H)、7.35(m,1H)、4.58(d,2H)、2.86(d,3H);C26H23N5O2のMS(EI):438.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(フェニルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.14(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.54(s,1H)、8.39(d,1H)、7.89(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.38(m,4H)、7.12(m,1H)、6.99(m,4H)、4.53(d,2H)、2.87(d,3H)、;C26H23N5O3のMS(EI):454.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3−(フェニルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.14(t,1H)、8.90(s,1H)、8.83(m,1H)、8.51(s,1H)、8.39(d,1H)、7.86(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.57(t,1H)、7.37(m,3H)、7.13(m,2H)、7.01(m,3H)、6.88(m,1H)、4.52(d,2H)、2.86(d,3H);C26H23N5O3のMS(EI):454.6(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.19(t,1H)、8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.56(s,1H)、8.39(d,1H)、7.90(d,1H)、7.69(br s,2H)、7.65(m,3H)、7.57(m,2H)、7.46(m,3H)、7.38(m,2H)、4.63(d,2H)、2.83(d,3H);C26H23N5O2のMS(EI):438.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(1−メチル−1−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.96(s,1H)、8.87(m,1H)、8.54(s,1H)、8.48(s,1H)、8.38(d,1H)、7.82(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.55(t,1H)、7.42(m,2H)、7.30(m,2H)、7.18(m,1H)、2.85(d,3H)、1.71(s,6H);C22H23N5O2のMS(EI):390.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.13(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.52(s,1H)、8.40(d,1H)、7.87(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.48(m,1H)、7.25(m,1H)、7.08(m,1H)、4.53(d,2H)、2.85(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398.3(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−クロロ−6−(フェニルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.85(s,1H)、8.83(m,1H)、8.69(t,1H)、8.36(s,1H)、8.33(d,1H)、7.77(d,1H)、7.72(br s,2H)、7.51(t,1H)、7.34(m,4H)、7.05(m,3H)、6.85(d,1H)、4.67(d,2H)、2.83(d,3H);C26H22N5O3ClのMS(EI):488.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.18(t,1H)、8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.56(s,1H)、8.41(d,1H)、7.91(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.60(t,1H)、7.54(d,1H)、7.41(m,2H)、4.58(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2C12のMS(EI):430.4(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,6−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,1H)、8.86(m,1H)、8.45(s,1H)、8.33(d,1H)、8.28(t,1H)、7.84(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.53(t,1H)、7.27(t,1H)、6.69(d,2H)、4.50(d,2H)、3.80(s,6H)、2.85(d,3H);C22H23N5O4のMS(EI):422.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(s,1H)、8.84(m,1H)、8.69(m,1H)、8.47(s,1H)、8.36(d,1H)、7.85(d,1H)、7.69(br s,2H)、7.54(t,1H)、7.32(m,1H)、7.24(m,2H)、4.65(d,2H)、2.85(d,3H)、2.45(s,3H);C21H20N5O2ClのMS(EI):410.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2,4,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.14(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(m,1H)、8.53(s,1H)、8.40(d,1H)、7.87(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.58(m,2H)、7.50(m,1H)、4.52(d,2H)、2.86(d,3H);C20H16N5O2F3のMS(EI):416.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.22(t,1H)、8.93(s,1H)、8.86(m,1H)、8.57(s,1H)、8.42(d,1H)、7.90(d,1H)、7.76(br s,2H)、7.60(m,2H)、7.39(m,2H)、4.62(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2Cl2のMS(EI):430.32(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.16(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.53(s,1H)、8.40(d,1H)、7.87(d,1H)、7.80(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.45(m,2H)、7.29(d,1H)、4.53(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2FClのMS(EI):414.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.21(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(m,1H)、8.54(s,1H)、8.40(d,1H)、7.88(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.59(t,1H)、7.52(m.,1H)、7.42(m,2H)、4.54(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2Cl2のMS(EI):430.3(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.17(t,1H)、8.92(s,1H)、8.86(m,1H)、8.54(s,1H)、8.41(d,1H)、7.89(d,1H)、7.77(br s,2H)、7.59(t,1H)、7.46(m,1H)、7.41(m,1H)、7.28(m,1H)、4.55(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2FClのMS(EI):414.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.21(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(m,1H)、8.53(s,1H)、8.40(d,1H)、7.88(d,1H)、7.72(br s,2H)、7.60(m,3H)、7.36(d,1H)、4.53(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2Cl2のMS(EI):430.3(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4’−フルオロビフェニル−2−イル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.03(t,1H)、8.90(s,1H)、8.84(m,1H)、8.49(s,1H)、8.38(d,1H)、7.85(d,lh)、7.71(br s,2H)、7.56(t,1H)、7.49(m,3H)、7.42〜7.22(m,5H)、4.46(d,2H)、2.86(d,3H);C26H22N5O2FのMS(EI):456.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):(9.12(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.53(s,1H)、8.39(d,1H)、7.89(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.26(m,1H)、7.20(m,1H)、7.10(m,1H)、4.48(d,2H)、2.85(d,3H)、2.23(s,3H);C21H20N5O2FのMS(EI):394.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.19(t,1H)、8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.54(s,1H)、8.40(d,1H)、7.88(d,1H)、7.76(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.51(t,1H)、7.41(t,1H)、7.22(t,1H)、4.60(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2FClのMS(EI):414.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(6−クロロ−2−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.89(s,1H)、8.84(m,1H)、8.48(s,1H)、8.37(d,2H)、7.85(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.55(t,1H)、7.27(m,2H)、4.64(d,2H)、2.85(d,3H)、2.24(s,3H);C21H19N5O2FClのMS(EI):428.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ヨードフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.17(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.52(s,1H)、8.39(d,1H)、7.88(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.71(d,2H)、7.58(t,1H)、7.18(d,2H)、4.49(d,2H)、2.86(d,3H);C20H18N5O2IのMS(EI):488.2(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−4−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.16(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(m,1H)、8.53(s,1H)、8.39(d,1H)、7.88(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.39(s,1H)、7.32(d,1H)、7.23(d,1H)、4.49(d,2H)、2.87(d,3H)、2.31(s,3H);C21H20N5O2ClのMS(EI):410.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.13(t,1H)、8.89(s,1H)、8.82(m,1H)、8.52(s,1H)、8.38(d,1H)、7.86(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.56(t,1H)、7.31〜7.10(m,3H)、4.55(d,2H)、2.85(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398.5(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.95(t,1H)、8.86(s,1H)、8.80(m,1H)、8.45(s,1H)、8.34(d,1H)、7.81(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.53(t,1H)、7.38(m,1H)、7.09(m,1H)、4.56(d,2H)、2.84(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.18(t,1H)、8.89(s,1H)、8.82(m,1H)、8.52(s,1H)、8.37(d,1H)、7.86(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.56(t,1H)、7.15〜7.01(m,3H)、4.54(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398.5(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ヨードフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.14(t,1H)、8.88(s,1H)、8.82(m,1H)、8.50(s,1H)、8.37(d,1H)、7.86(d,1H)、7.71(s,1H)、7.67(br s,2H)、7.64〜7.52(m,2H)、7.36(d,1H)、7.14(t,1H)、4.48(d,2H)、2.86(d,3H);C20H18N5O2IのMS(EI):488.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2−ピペリジン−1−イルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.63(s,1H)、8.36(m,1H)、8.11(m,1H)、7.95(m,2H)、7.72(d,1H)、7.50(t,1H)、7.32(m,1H)、7.26(m,lh)、7.16(d,1H)、7.08(t,1H)、4.78(d,2H)、3.02(d,3H)、2.92(m,4H)、1.78〜1.49(m,6H);C25H28N6O2のMS(EI):445.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[2−(メチルチオ)フェニル]メチル]アミノ)カルボニル]フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(t,1H)、8.90(s,1H)、8.82(m,1H)、8.54(m,1H)、8.38(d,1H)、7.88(d,1H)、7.70(br s,2H)、7.57(t,1H)、7.28(m,3H)、7.15(m,1H)、4.52(d,2H)、2.85(d,3H)、2.51(s,3H);C21H21N5O2SのMS(EI):408.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.15(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(m,1H)、8.56(m,1H)、8.41(d,1H)、7.89(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.59(t,1H)、7.48(m,2H)、7.24(m,1H)、4.57(d,2H)、2.85(d,3H);C20H17N5O2FClのMS(EI):414.4(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル]アミノ)カルボニル]フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.05(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.52(m,1H)、8.37(d,1H)、7.88(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.57(t,1H)、6.98(m,1H)、6.89(m,2H)、4.47(d,2H)、3.74(s,3H)、3.73(s,3H)、2.85(d,3H);C22H23N5O4のMS(EI):422.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(フェニルメチル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.65(s,1H)、8.60(m,1H)、7.58(br s,2H)、7.42(m,1H)、7.37〜7.19(m,6H)、7.13(t,1H)、6.60(d,1H)、6.23(m,1H)、4.57(d,2H)、2.85(d,3H);C19H19N5OのMS(EI):334.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−アミノ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.01(t,1H)、8.88(s,1H)、8.82(m,1H)、8.48(s,1H)、8.36(d,1H)、7.86(d,1H)、7.71(br s,2H)、7.54(t,1H)、6.96(m,1H)、6.45(d,1H)、6.32(t,1H)、5.66(s,2H)、4.45(d,2H)、2.84(d,3H);C20H19N6O2FのMS(EI):395.4(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.23(t,1H)、8.93(s,1H)、8.84(m,1H)、8.57(m,1H)、8.42(d,1H)、7.91(d,1H)、7.76(br s,2H)、7.69〜7.52(m,4H)、4.68(d,2H)、2.85(d,3H);C21H17N5O2F4のMS(EI):448.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.29(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(m,1H)、8.79(s,1H)、8.54(s,1H)、8.40(d,1H)、8.05(d,1H)、7.89(m,2H)、7.76(br s,2H)、7.59(t,1H)、4.65(d,2H)、2.85(d,3H);C20H17N6O2F3のMS(EI):431.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(2,5−ジフルオロフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.52(s,1H)、8.93(s,1H)、8.84(m,1H)、8.59(s,1H);8.42(d,1H)、8.20(s,1H)、7.88(d,1H)、7.74(br s,2H)、7.60(t,1H)、7.15(m,1H)、6.63(m,1H)、6.51(m,1H)、2.86(d,3H);C19H16N6O2F2のMS(EI):399.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.76(s,1H)、8.88(s,1H)、8.81(m,1H)、8.50(s,1H)、8.39(d,1H)、8.19(s,1H)、7.83(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.57(t,1H)、2.87(d,3H)、2.15(s,3H);C20H16N6O2F4のMS(EI):449.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(2−フルオロフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.50(s,1H)、8.92(s,1H)、8.84(m,1H)、8.58(s,1H)、8.41(d,1H)、7.88(m,2H),7.74(br s,2H)、7.60(t,1H)、7.10(m,1H)、6.98(m,1H)、6.88(m,1H)、6.75(m,1H)、2.86(d,3H);C19H17N6O2FのMS(EI):381.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(2,4−ジフルオロフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.51(s,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.57(s,1H)、8.41(d,1H)、7.85(m,2H)、7.74(br s,2H)、7.59(t,1H)、7.17(m,1H)、6.89(m,2H)、2.87(d,3H);C19H16N6O2F2のMS(EI):399.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.80(s,1H)、8.88(s,1H)、8.81(m,1H)、8.50(s,1H)、8.40(m,2H)、7.84(d,1H)、7.73(br s,2H)、7.58(t,1H)、7.20(m,1H)、2.87(d,3H);C19H14N6O2F4のMS(EI):435.4(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.08(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.54〜8.52(m,1H)、8.39(d,1H)、7.89(d,1H)、7.58(t,1H)、6.95(s,2H)、6.88(s,1H)、4.46(d,2H)、4.10〜3.70(m,2H)、2.85(d,3H)、2.25(s,6H);C22H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.06(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.56〜8.53(m,1H)、8.40(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.90(d,1H)、7.59(t,1H)、7.29(s,1H)7.24〜7.22(m,2H)、4.50(d,2H)、2.86(d,3H)、2.34(s,3H);C21H20N5O2ClのMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.96(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(q,1H)、8.54〜8.52(m,1H)、8.39(d,1H)、7.89(d,1H)、7.58(t,1H)、7.17(d,1H)、7.02〜6.95(m,2H)、4.46(d,2H)、4.00〜3.30(m,2H)、2.85(d,3H)、2.31(s,3H)、2.25(s,3H);C22H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(q,1H)、8.55〜8.52(m,1H)、8.40(d,1H)、7.88(d,1H)、7.58(t,1H)、7.40〜7.30(m,1H)、7.28〜7.16(m,2H)、4.60(d,2H)、4.20〜3.80(m,2H)、2.85(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(メチルチオ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.13(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.53〜8.51(m,1H)、8.39(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.88(d,1H)、7.58(t,1H)、7.31(d,2H)、7.24(d,2H)、4.49(d,2H)、2.85(d,3H)、2.45(s,3H);C21H21N5O2SのMS(EI):408(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2−メチルプロピル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.56(t,1H)、8.48〜8.45(m,1H)、8.36(dt,1H)、8.20〜7.30(m,2H)、7.83(dt,1H)、7.56(t,1H)、3.13(dd,2H)、2.86(d,3H)、1.94〜1.82(m,1H)、0.92(d,6H);C17H21N5O2のMS(EI):328(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[({3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル]メチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.24(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(q,1H)、8.55〜8.53(m,1H)、8.40(d,1H)、8.20〜7.20(m,2H)、7.88(d,1H)、7.59(t,1H)、7.49(t,1H)、7.40(d,1H)、7.35(s,1H)、7.26(d,1H)、4.58(d,2H)、2.85(d,3H);C21H18N5O3F3のMS(EI):446(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(シクロプロピルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.85(q,1H)、8.67(t,1H)、8.49〜8.46(m,1H)、8.36(dt,1H)、8.10〜7.20(m,2H)、7.85(dt,1H)、7.56(t,1H)、3.19(dd,2H)、2.86(d,3H)、1.12〜1.01(m,1H)、0.49〜0.43(m,2H)、0.29〜0.23(m,2H);C17H19N5O2のMS(EI):326(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロペンチルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.86(q,1H)、8.44〜8.42(m,1H)、8.39〜8.33(m,2H)、8.10〜7.20(m,2H)、7.82(dt,1H)、7.54(t,1H)、4.31〜4.21(m,1H)、2.85(d,3H)、1.99〜1.86(m,2H)、1.79〜1.66(m,2H)、1.62〜1.50(m,4H);C18H21N5O2のMS(EI):340(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(4−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.3(s,1H)、8.95(s,1H)、8.89(q,1H)、8.59〜8.57(m,1H)、8.40(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.90(d,1H)、7.69(d,2H)、7.62(t,1H)、7.18(d,2H)、2.86(d,3H)、2.30(s,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.2(s,1H)、8.95(s,1H)、8.89(q,1H)、8.59〜8.57(m,1H)、8.40(dt,1H)、8.00〜7.40(m,2H)、7.90(dt,1H)、7.73〜7.68(m,2H)、7.61(t,1H)、6.98〜6.93(m,2H)、3.76(s,3H)、2.86(d,3H);C20H19N5C3のMS(EI):378(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,2−ジメチルプロピル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.92(s,1H)、8.85(q,1H)、8.49〜8.43(m,2H)、8.36(dt,1H)、8.00〜7.40(m,2H)、7.83(dt,1H)、7.56(t,1H)、3.16(d,2H)、2.85(d,3H)、0.93(s,9H);C18H23N5O2のMS(EI):342(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(シクロペンチルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.91(s,1H)、8.85(q,1H)、8.57(t,1H)、8.47〜8.44(m,1H)、8.36(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.82(d,1H)、7.55(t,1H)、3.26〜3.21(m,2H)、2.86(d,3H)、2.23〜2.12(m,1H)、1.72〜1.45(m,6H)、1.33〜1.22(m,2H);C19H23N5O2のMS(EI):354(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,1H)、8.85(q,1H)、8.55〜8.52(m,1H)、8.43〜8.41(m,1H)、8.35(d,1H)、8.00〜7.40(m,2H)、7.80(d,1H)、7.54(t,1H)、2.91〜2.84(m,4H)、0.77〜0.57(m,4H);C16H17N5O2のMS(EI):312(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2,3,4−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.17(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.53〜8.51(m,1H)、8.40(d,1H)、8.00〜7.40(m,2H)、7.86(d,1H)、7.58(t,1H)、7.35〜7.27(m,2H)、4.56(d,2H)、2.85(d,3H);C20H16N5C2F3のMS(EI):416(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.05(t,1H)、8.89(s,1H)、8.83(q,1H)、8.48〜8.46(m,1H)、8.37(d,1H)、7.90〜7.20(m,2H)、7.83(d,1H)、7.66〜7.58(m,1H)、7.55(t,1H)、7.20(td,1H)、4.59(d,2H)、2.84(d,3H);C20H16N5O2F2ClのMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(9H−フルオレン−9−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.18(d,1H)、8.87(s,1H)、8.83(q,1H)、8.57〜8.55(m,1H)、8.44(d,1H)、8.10〜7.20(m,2H)、8.00(d,1H)、7.92(d,2H)、7.62〜7.56(m,3H)、7.46(t,2H)、7.38〜7.32(m,2H)、6.34(d,1H)、2.83(d,3H);C26H21N5O2のMS(EI):436(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.01(t,1H)、8.91(s,1H)、8.83(q,1H)、8.55〜8.53(m,1H)、8.39(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.90(d,1H)、7.58(t,1H)、7.32〜7.26(m,1H)、7.20〜7.14(m,3H)、4.52(d,2H)、2.85(d,3H)、2.35(s,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.13(t,1H)、8.91(s,1H)、8.87(q,1H)、8.56〜8.53(m,1H)、8.37(dt,1H)、8.20〜7.30(m,2H)、7.88(dt,1H)、7.57(t,1H)、7.14〜7.04(m,3H)、4.45(d,2H)、2.85(d,3H)、2.20(s,3H)、2.19(s,3H);C22H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−フルオロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.07(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(q,1H)、8.56〜8.54(m,1H)、8.40(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.89(dt,1H)、7.59(t,1H)、7.22(dd,1H)、7.07(dd,1H)、7.00(td,1H)、4.49(d,2H)、2.85(d,3H)、2.32(s,3H);C21H20N5O2FのMS(EI):394(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.28(t,1H)、8.92(s,1H)、8.89(q,1H)、8.58〜8.55(m,1H)、8.39(d,1H)、8.00〜7.30(m,2H)、7.88(d,1H)、7.58(t,1H)、7.46〜7.36(m,2H)、7.24〜7.19(m,1H)、4.51(d,2H)、2.86(d,3H);C20H17N5O2F2のMS(EI):398(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.13(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(q,1H)、8.55〜8.52(m,1H)、8.40(d,1H)、8.00〜7.10(m,2H)、7.89(d,1H)、7.58(t,1H)、7.43(td,1H)、7.36〜7.29(m,1H)、7.24〜7.15(m,2H)、4.57(d,2H)、2.86(d,3H);C20H18N5O2F2のMS(EI):380(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2,3,6−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.03(t,1H)、8.86(s,1H);8.80(q,1H)、8.45(t,1H)、8.35(dt,1H)、8.00〜7.28(m,2H)、7.81(dt,1H)、7.53(t,1H)、7.50〜7.39(m,1H)、7.17〜7.09(m,1H)、4.58(d,2H)、2.84(d,3H);C20H16N5O2F3のMS(EI):416(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3,4,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.17(t,1H)、8.89(s,1H)、8.83(q,1H)、8.51(t,1H)、8.37(dt,1H)、8.00〜7.00(m,2H)、7.85(dt,1H)、7.56(t,1H)、7.33〜7.25(m,2H)、4.50(d,2H)、2.85(d,3H);C20H16N5O2F3のMS(EI):416(MH+)。
’3−アミノ−6−{3−[({[4−(アミノスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.24(t,1H)、8.92(s,1H)、8.84(q,1H)、8.56(s,1H)、8.40(d,1H)、7.88(d,1H)、7.80(d,2H)、7.58(dd,1H)、7.54(d,2H)、7.34(s,2H)、4.60(d,2H)、2.83(d,3H);C20H20N6O4SのMS(EI):441(MH+)。
’3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.64(s,1H)、8.36(s,1H)、7.99(m,2H)、7.68(d,1H)、7.51(dd,1H)、7.17(m,3H)、7.23(t,1H)、4.70(d,2H)、3.03(d,3H)、2.35(s,3H)、2.29(s,3H);C22,H23N5O2のMS(EI):390(MH+)。
’3−アミノ−6−{3−[({[4−ヒドロキシ−3−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−メタノール):8.76(s,1H)、8.54(s,1H)、8.20(d,1H)、7.86(d,1H)、7.57(dd,1H)、6.98(s,1H)、6.84(d,1H)、6.76(d,1H)、4.54(s,2H)、3.85(s,3H)、2.97(s,3H);C21H21N5O4のMS(EI):408(MH+)。
’3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−メタノール):8.76(s,1H)、8.55(s,1H)、8.22(d,1H)、7.86(d,1H)、7.58(dd,1H)、7.29(d,1H)、7.23(s,1H)、7.17(d,1H)、4.60(s,2H)、2.97(s,3H)、2.40(s,3H);C21H20N5O2ClのMS(EI):410(MH+)。
’3−アミノ−6−{3−[({[2−(エチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d−クロロホルム):8.64(s,1H)、8.36(s,1H)、7.99(m,2H)、7.68(d,1H)、7.51(dd,1H)、7.37(d,1H)、7.28(dd,1H)、6.94(dd,1H)、6.87(d,1H)、6.82(t,1H)、4.69(d,2H)、4.13(q,2H)、3.03(d,3H)、1.45(t,3H);C22H23N5O3のMS(EI):406(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ナフタレン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;d6−DMSO):9.17(br s,1H)、8.9(s,1H)、8.82(s,1H)、8.56(s,1H)、8.42〜8.36(d,1H)、8.24〜8.18(d,1H)、8〜7.82(td,3H)、7.64〜7.46(m,5H)、5.00(s,2H)、2.57(s,3H);C24H21N5O2のMS(EI):412(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C18H21N5O3のMS(EI):356(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,1H)、8.82(s,IH)、8.85(s,1H)、8.34〜8.38(d,1H)、7.88〜7.80(d,1H)、7.60〜7.52(t,1H)、7.46〜7.34(m,1H)、7.30〜7.22(t,1H)、4.50(s,2H)、2.80(s,3H);C20H17N5O2FClのMS(EI):414(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.28(br s,1H)、8.90(s,1H)、8.82(s,1H)、8.54(s,1H)、8.44〜8.36(d,2H)、7.94〜7.84(d,1H)、7.68〜7.48(m,4H);C21H17N5O2F4のMS(EI):448(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({2−[3,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]エチル}アミノ)カルボニル}フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.90(s,1H)、8.84(d,1H)、8.64(s,1H)、8.45(s,1H)、8.38〜8.34(d,1H)、7.86〜7.78(d,1H)、7.58〜7.52(t,3H)、6.90〜6.84(d,1H)、6.82〜6.78(d,1H);C23H25N5O4のMS(EI):436(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(s,1H)、8.90(s,1H)、8.88〜8.82(d,1H)、8.56(s,1H)、8.40〜8.32(d,1H)、7.90〜7.80(d,1H)、7.60〜7.50(t,1H)、6.95(s,1H)、6.90〜6.78(q,2H)、6.00(s,2H)、4.50〜4.40(d,2H)、2.85(s,3H);C21H19N5O4のMS(EI):406(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル]メチル)アミノ]カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(t,1H)、8.88(s,1H)、8.86〜8.78(d,1H)、8.54(s,1H)、8.42〜8.36(d,1H)、7.90〜7.84(d,1H)、7.64〜7.58(t,1H)、7.52〜7.46(d,2H)、7.38〜7.32(d,2H)、4.56〜4.50(d,2H)、2.90〜2.80(t,3H);C21H18N5O3F3のMS(EI):446(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノカルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.24〜9.18(t,1H)、8.90(s,1H)、8.86〜8.80(d,1H)、8.52(s,1H)、8.42〜8.37(d,1H)、7.90〜7.84(d,1H)、7.80〜7.72(m,2H)、7.62〜7.58(q,1H)、7.54〜7.48(t,1H)、4.60〜4.55(d,2H)、3.78〜3.68(d,3H);C21H17N5O2F4のMS(EI):448(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.28〜9.22(t,1H)、8.90(s,1H)、8.88〜8.82(d,1H)、8.52(s,1H)、8.44〜8.36(d,1H)、7.90〜7.82(m,2H)、7.74〜7.66(q,2H)、7.60〜7.54(t,1H);C21H17N5O2F3ClのMS(EI):464(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシ−ベンジルカルバモイル)−フェニル]−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド異性体
スキーム5は、3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシ−ベンジルカルバモイル)−フェニル]−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド異性体がどのように製造されるかを示している。メトキシベンジルアミンを、酸性加水分解を介して脱メチル化すると、対応するアミン臭化水素塩(xxviii)が得られた。これらを使用して、例えば、スキーム5に記載されているような標準的なアミドカップリング試薬を使用するアミド形成反応を介して、化合物(xxix)を製造した。例の詳細を下記に示す。
スキーム5
トリフルオロ酢酸3−アミノ−6−(3−{[(2−ヒドロキシベンジル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−2−ピラジン−カルボキサミド:{[2−(メトキシ)フェニル]メチル}アミン3.0mL(0.023モル)の溶液を、氷酢酸中33%のHBr50mL中で、出発原料が完全に脱保護されるまで還流させた。溶剤を蒸発させると、臭化水素酸2−(アミノメチル)フェノール4.7gが得られた:C7H9NOでのMS(EI):124.1(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]−2−ピラジニル}安息香酸54mg(0.20ミリモル)のDMF(5mL)溶液に、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(HOBt)165mg(1.20ミリモル)、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)380mg(1.00ミリモル)および4−メチルモルホリン0.22mL(2.00ミリモル)を加え、反応混合物を室温で30分間攪拌し、引き続き、臭化水素酸2−(アミノメチル)フェノール41mg(0.20ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で18時間攪拌した。酢酸エチルで反応を希釈し、水、1.0Mの塩酸水溶液、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に回転蒸発器で濃縮した。粗製生成物をHPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)により精製した。溶剤を除去したら、生成物をメタノールに入れた。真空で溶剤を除去すると、表題の生成物54mg(収率55%)が得られた:1H NMR(400MHz,d,−DMSO):9.02(t,1H)、8.84(s,1H)、8.78(q,1H)、8.50(s,1H)、8.36(d,1H)、7.78(d,1H)、7.54(t,1H)、7.22(m,2H)、6.94(m,2H)、4.86(bs,1H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H)。C20H19N5O3のMS(EI):378.5(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(3−ヒドロキシベンジル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドトリフルオロアセテート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.02(t,1H)、8.86(s,1H)、8.80(q,1H)、8.54(s,1H)、8.36(d,1H)、7.86(d,1H)、7.58(t,1H)、7.15(m,2H)、6.94(s,1H)、6.76(m,1H)、4.94(bs,1H)、4.43(d,2H)、2.82(d,3H)。C20H19N5O3のMS(EI):378.4(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−ヒドロキシベンジル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドトリフルオロアセテート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(t,1H)、8.88(s,1H)、8.84(q,1H)、8.54(s,1H)、8.40(d,1H)、7.86(d,1H)、7.60(t,1H)、7.18(d,2H)、6.86(d,2H)、5.02(bs,1H)、4.43(d,2H)、2.82(d,3H)。C20H19N5O3のMS(EI):378.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({2−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]ベンジル}アミノ)カルボニル]フェニル}−2−ピラジンカルボキサミド
スキーム6は、3−アミノ−6−{3−[3−(モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンジルカルバモイル]フェニル}−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド異性体をどのように製造するかを示している。臭化水素ベンジルアミン塩(xxviii)(スキーム5参照)を、対応するBoc保護されている誘導体(xxx)に変換した。これらを、例えばミツノブ反応を介して化合物(xxxi)を製造するために使用した。中間体(xxxi)を使用して、アミド形成反応を介して、例えば、スキーム6に示されているような標準的なアミドカップリング試薬を使用して化合物(xxxii)を製造した。例の詳細を下記に記載する。
スキーム5
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({2−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]ベンジル}アミノ)カルボニル]フェニル}−2−ピラジンカルボキサミド:臭化水素2−(アミノメチル)フェノール4.0g(0.02モル)の氷***液に、10%THF水溶液(150mL)中の重炭酸ナトリウム8.40g(0.10モル)を、続いて二炭酸ジ−t−ブチル22mL(0.022モル(THF中1M)を加え、反応混合物を室温で18時間攪拌した。酢酸エチルで希釈し、水、1.0Mの塩酸水溶液、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に回転蒸発器で濃縮した。溶剤を蒸発させると、1,1−ジメチルエチル−[(2−ヒドロキシフェニル)−メチル]カルバメート4.2gが得られた:C12H17NO3でのMS(EI):123.4(M−Boc)、167.4(M−tBu)。
1,1−ジメチルエチル−[(2−ヒドロキシフェニル)−メチル]カルバメート3.30g(0.015モル)、2−モルホリン−4−イルエタノール2.20mL(0.018モル)およびトリフェニルホスフィン4.80g(0.019モル)からなるテトラヒドロフラン−ジクロロメタンの混合物(2:1)(150mL)中の氷***液に、アゾジカルボン酸ジイソプロピル3.74mL(0.019モル)を滴加した。反応混合物を18時間攪拌した。酢酸エチルで希釈し、水、ついで飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に回転蒸発器で濃縮した。生じた粗製原料を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製すると、1,1−ジメチルエチル−({2−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]フェニル}メチル)カルバメート3.6g、71%が得られた:C18H28N2O4でのMS(EI):337.4(MH+)、236.4(M−Boc)。
重量、1,1−ジメチルエチル−({2−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]フェニル}メチル)カルバメート0.35g(1.0ミリモル)をジクロロメタン(2mL)に入れ、室温で30分間、トリフルオロ酢酸2.0mLで処理した。溶剤を蒸発させ、生じた粗製({2−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]フェニル}メチル)トリフルオロアセテート、C13H20N2O2でのMS(EI):337.4(MH+)を、前記の3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]−2−ピラジニル}安息香酸0.27g(1.00ミリモル)とカップリングさせた。反応を酢酸エチルで希釈し、水および飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に回転蒸発器で濃縮した。粗製生成物をHPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)により精製した。溶剤を除去したら、生成物を、酢酸エチル中10%のメタノールの混合物(100mL)に入れ、飽和二炭酸ナトリウム水溶液(2×30mL)、ついでブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮すると、表題の生成物0.22g、収率44%が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(t,1H)、8.84(s,1H)、8.80(q,1H)、8.54(s,1H)、8.38(d,1H)、7.82(d,1H)、7.60(t,1H)、7.18(m,2H)、6.96(m,2H)、4.44(d,2H)、4.04(m,2H)、3.85(t,4H)、2.84(d,3H)2.78(m,2H)、2.37(t,4H)。C26H30N6O4のMS(EI):491.5(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({3−[2−(4モルホリニル)エトキシ]ベンジル}アミノ)カルボニル]フェニル}−2−ピラジンカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.03(t,1H)、8.86(s,1H)、8.84(q,1H)、8.54(s,1H)、8.38(d,1H)、7.84(d,1H)、7.58(t,1H)、7.14(m,2H)、6.92(s,1H)、6.74(m,1H)、4.40(d,2H)、4.02(m,2H)、3.84(t,4H)、2.80(d,3H)2.76(m,2H)、2.34(t,4H)。C26H30N6O4のMS(EI):491.5(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({4−[2−(4モルホリニル)エトキシ]ベンジル}アミノ)カルボニル]フェニル}−2−ピラジンカルボキサミド:1H NMR(400MHz,(d6−DMSO):9.02(t,1H)、8.88(s,1H)、8.84(q,1H)、8.52(s,1H)、8.37(d,1H)、7.82(d,1H)、7.58(t,1H)、7.16(d,2H)、6.84(d,2H)、4.42(d,2H)、4.06(m,2H)、3.82(t,4H)、2.82(d,3H)2.78(m,2H)、2.36(t,4H)。C26H30N6O4のMS(EI):491.5(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−メトキシベンジル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.03(t,1H)、8.86(s,1H)、8.84(q,1H)、8.52(s,1H)、8.40(d,1H)、7.82(d,1H)、7.56(t,1H)、7.20(m,2H)、6.96(m,2H)、4.44(d,2H)、3.64(s,3H)、2.84(d,3H)。C21H21N5O3のMS(EI):392.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ベンジル]アミノ}カルボニル)フェニル]−2−ピラジンカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.04(t,1H)、8.86(s,1H)、8.82(dd,1H)、8.52(s,1H)、8.38(d,1H)、7.84(d,1H)、7.58(t,1H)、7.20(d,2H)、6.84(d,2H)、4.43(d,2H)、3.08(t,4H)、2.82(d,3H)、2.42(t,4H)、2.20(s,3H)。C25H29N7O2のMS(EI):460.2(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−アミノフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(0.10g、0.37ミリモル)、HOBt(0.055g、0.41ミリモル)およびHBTU(0.15g、0.41ミリモル)からなるDMF(1.2mL)溶液を室温で10分間攪拌した。[4−(アミノメチル)フェニル]アミン(0.050mL、0.44ミリモル)のDMF(1.0mL)溶液を加え、生じた溶液を室温で12時間攪拌した。溶液を真空濃縮し、粗製混合物をEtOAc(100mL)とブライン(50mL)との間で分配した。有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、5%MeOH/CH2Cl2)を介して精製し、生成物を砕くと、生成物0.035g(収率39%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.95(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.50(m,1H)、8.37(dt,1H)、7.87(dt,1H)、7.56(t,1H)、7.01(d,2H)、6.52(m,2H)、4.97(s,2H)、4.35(d,2H)、2.85(d,3H);C20H20N6O2のMS(EI):377(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(2−アミノフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.02(t,1H)、8.90(s,1H)、8.84(m,1H)、8.51(m,1H)、8.38(dt,1H)、7.88(dt,1H)、7.58(t,1H)、7.07(m,1H)、6.97(dt,1H)、6.63(dd,1H)、6.52(dt,1H)、5.19(s,2H)、4.38(d,2H)、2.85(d,3H);C20H20N6O2のMS(EI):377(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−アミノフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.03(t,1H)、8.91(s,1H)、8.84(m,1H)、8.53(m,1H)、8.39(dt,1H)、7.89(dt,1H)、7.58(t,1H)、6.96(t,1H)、6.54(m,1H)、6.48(d,1H)、6.43(m,1H)、5.05(s,2H)、4.40(d,2H)、2.85(d,3H);C20H20N6O2のMS(EI):377(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.01(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(m,1H)、8.51(s,1H)、8.37(d,1H)、7.87(d,1H)、7.56(t,1H)、7.18(d,2H)、6.70(d,2H)、4.41(d,2H)、2.85(m,9H);C22H24N6O2のMS(EI):405(MH+)。
−3−アミノ−6−[3−({[(3−ブロモフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.19(t,1H)、8.91(s,1H)、8.85(m,1H)、8.53(m,1H)、8.39(dt,1H)、7.89(dt,1H)、7.59(t,1H)、7.56(s,1H)、7.47(m,1H)、7.37(d,1H)、7.32(t,1H)、4.53(d,2H)、2.86(d,3H);C20H18N5O2BrのMS(EI):440(M+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブロモフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.19(t,1H)、8.91(m,1H)、8.85(m,1H)、8.53(m,1H)、8.39(m,1H)、7.88(m,1H)、7.58(t,1H)、7.54(d,2H)、7.34(d,2H)、4.50(d,2H)、2.86(d,3H)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−ブロモフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(m,1H)、8.93(m,1H)、8.86(m,1H)、8.58(m,1H)、8.41(d,1H)、7.91(m,1H)、7.64(d,1H)、7.60(t,1H)、7.39(m,2ID,7.24(m,1H)、4.57(d,2H)、2.85(d,3H);C20H18N5O2BrのMS(EI):442(M++2)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
スキーム7は、3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミドをどのように製造するかを示している。(4−モルホリン−4−イル−フェニル)−メタノール(xxxiii)を、対応するアミン(xxxiv)に変換した。アミン(xxxiv)を使用して、例えば、スキーム7に示されているような標準的なアミドカップリング試薬を使用するアミド生成反応を介して、化合物(xxxv)を製造した。例の詳細およびさらなる類似体例を、下記に記載する。
スキーム7
(3−モルホリン−4−イルフェニル)メタノール(0.10g、0.52ミリモル)のTHF(1.0mL)溶液を0℃に冷却し、DPPA(0.13mL、0.62ミリモル)を、続いてDBU(0.93mL、0.62ミリモル)を加えた。溶液を放置して室温に加温し、12時間攪拌した。溶液をEtOAc(100mL)に注ぎ、これを、H2O(50mL)および5%のHCl(水性)(50mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮すると、4−[3−(アジドメチル)フェニル]モルホリン0.16g(>収率100%)(TLC:UV活性スポット、1:1のヘキサン/EtOAc中0.7のRf)が得られ、これを、さらに精製することなく使用した。
10%Pd/炭素(0.030g、0.029ミリモル)の10%MeOH水溶液(4.2mL)溶液に、MeOH(4.2mL)中の4−[3−(アジドメチル)フェニル]モルホリン(0.16g、0.71ミリモル)を加え、この溶液を、H2(g)気泡下に3時間激しく攪拌した。溶液を、セライト/ガラス漏斗を介して濾過し、真空濃縮した。粗製残留物を、HPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)により精製し、所望の生成物を含有するフラクションを真空濃縮すると、トリフルオロ酢酸[(3−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミン0.064g(収率29%)が得られた。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(0.081g、0.30ミリモル)、HOBt(0.048g、0.36ミリモル)およびHBTU(0.17g、0.45ミリモル)からなるDMF(1.0mL)溶液を室温で10分間攪拌した。トリフルオロ酢酸[(3−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミン(0.13g、0.30ミリモル)のDMF(1.0mL)溶液を加え、生じた溶液を室温で12時間攪拌した。溶液を真空濃縮し、粗製混合物をHPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)により精製した。CH3CN/H2Oを除去したら、生成物をEtOAc(100mL)に入れ、1MのNaOH(水性)(50mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮した。粉砕し、固体を真空濾過により集めると、11.6mgが得られた(pH8になるまで、Bio−Rad AG 1−X8樹脂(ヒドロキシド形)で処理した)。生成物を濾過し、真空濃縮すると、3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド14.1mg(収率9%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.15(t,1H)、8.91(s,1H)、8.87(m,1H)、8.55(s,1H)、8.37(d,1H)、7.88(d,1H)、7.57(t,1H)、7.19(t,1H)、6.95(s,1H)、6.82(m,2H)、4.48(d,2H)、3.72(t,4H)、3.08(t,2H)、2.85(d,3H);C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
市販の[(2−モルホリン−4−イルフェイル)メチル]アミンおよび[(4−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミンから出発して、同様の合成技術を使用して、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(([(2−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.06(t,1H)、8.92(s,1H)、8.85(m,1H)、8.56(s,1H)、8.39(d,1H)、7.91(d,1H)、7.58(t,1H)、7.31(d,1H)、7.25(t,1H)、7.15(d,1H)、7.09(t,1H)、4.65(d,2H)、3.77(m,4H)、2.89(m,2H)、2.85(d,3H);C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(([(4−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]アミノ)メチル)フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.16(t,1H)、8.91(s,1H)、8.88(m,1H)、8.56(s,1H)、8.37(dt,1H)、7.88(dt,1H)、7.56(t,1H)、7.23(d,2H)、6.91(d,2H)、4.43(d,2H)、3.72(m,4H)、3.06(m,2H)、2.85(d,3H);C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−シクロプロピルカルボキサミド(5.0g、19.4ミリモル)、[1,1’ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(0.88g、1.9ミリモル)、3−カルボメトキシフェニルボロン酸(4.2g、23.3ミリモル)からなるDMF(30mL)中の混合物を窒素で脱ガスした。ついで、トリエチルアミン(5.4mL、38.9ミリモル)を加え、生じた混合物を85℃に2.5時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、シリカゲルで濾過し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(150mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。オイル状の残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−ヘキサン勾配で溶離)により精製すると、3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル(黄褐色の固体、4.5g、収率74%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):8.67(s,1H)、8.50〜8.49(t,1H)、8.07〜8.03(m,2H)、7.57〜7.54(t,1H)、3.98(s,3H)、2.91〜2.88(m,1H)、0.94〜0.85(m,2H)、0.72〜0.62(m,2H);C16H16N4O3のMS(EI):428(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−エチルカルボキサミド(5.0g、20.4ミリモル)、[1,1’ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(0.93g、2.04ミリモル)、3−カルボメトキシフェニルボロン酸(4.4g、24.4ミリモル)からなるDMF(30mL)中の混合物を窒素で脱ガスした。ついで、トリエチルアミン(5.7mL、40.1ミリモル)を加え、生じた混合物を85℃で2.5時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈し、シリカゲルで濾過し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(150mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチルが得られる(4.3g、収率70%):1H NMR(400MHz,CDCl3):8.66(s,1H)、8.53〜8.52(t,1H)、8.08〜8.06(m,2H)、8.00(b,1H)、3.5(t,1H)、3.97(s,3H)、2.91〜2.88(m,1H)、0.94〜0.85(m,2H)、0.72〜0.62(m,2H);C15H16N4O3のMS(EI):301(MH+)。
3−アミノ−N−エチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル(480mg、1.6ミリモル)を1:1のMeOH−5%水酸化ナトリウム水溶液20mL中に懸濁させ、90〜95℃に4時間加熱した。均一な反応混合物を室温まで冷却し、当初容量の半分まで濃縮し、氷浴中で冷却し、濃HClを用いてpH4まで酸性化した。白色の固体が沈殿し、これを集め、水で洗浄し、真空乾燥させると、3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(445mg、収率97%)が得られた。ピラジン酸(40mg、0.14ミリモル)をDMF(1mL)中に溶かし、ついで、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(30mg、0.22ミリモル)、塩酸1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(30mg、0.16ミリモル)および4−メチルモルホリン(30mg、0.28モル)を順次加えた。1時間後、ベンジルアミン(30mg、0.27ミリモル)を反応混合物に加え、攪拌を室温で18時間継続した。ついで、混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液、ついでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−アミノ−N−エチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(黄褐色の固体、22mg、収率42%):1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.14(s,1H)、8.88(s,1H)、8.87〜8.85(b,1H)、8.51(s,1H)、8.37〜8.34(d,1H)、7.87〜7.85(d,1H)、7.63〜7.59(b,1H)、7.58〜7.54(t,1H)、7.34〜7.23(m,4H)、4.53〜4.52(d,2H)、3.38〜3.29(m,2H)、1.17〜1.14(t,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド:3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル(480mg、1.6ミリモル)を1:1のMeOH−5%水酸化ナトリウム水溶液20mlに懸濁させ、90〜95℃で4時間加熱した。均一な反応混合物を室温に冷却し、当初容量の半分まで濃縮し、氷浴中で冷却し、濃HClでpH4まで酸性化した。白色の固体が沈殿し、これを濾過により集め、水で洗浄し、真空中で乾燥させると、3−{5−アミノ−6−[(エチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(445mg、収率97%)が得られた。酸(40mg、0.14ミリモル)をDMF(1mL)中に溶かし、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(30mg、0.22ミリモル)、塩酸1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(30mg、0.16ミリモル)および4−メチルモルホリン(30mg、0.28モル)を順次加えた。1時間後に、2−クロロ−6−フルオロベンジルアミン(30mg、0.19ミリモル)を反応混合物に加え、攪拌を室温で18時間継続した。ついで、酢酸エチル(10mL)で希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド(黄褐色の固体、31mg、収率51%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):8.86(s,1H)、8.85〜8.83(b,1H)、8.45(s,1H)、8.33〜8.31(d,1H)、7.83〜7.81(d,1H)、7.53〜7.51(t,1H)、7.39〜7.34(m,2H)、7.26〜7.21(t,1H)、4.63〜4.61(d,2H)、3.38〜3.29(m,2H)、1.15〜1.11(t,3H);C21H19ClFN5O2のMS(EI):428(MH+)。
3−アミノ−N−シクロプロピル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル(480mg、1.5ミリモル)を1:1のMeOH−5%水酸化ナトリウム水溶液20mlに懸濁させ、90〜95℃で4時間加熱した。均一な反応混合物を室温に冷却し、当初容量の半分まで濃縮し、氷浴中で冷却し、濃HClでpH4まで酸性化した。白色の固体が沈殿し、これを濾過により集め、水で洗浄し、真空中で乾燥させると、中間体の3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸が得られた。酸(40mg、0.13ミリモル)をDMF(1mL)中に溶かし、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(30mg、0.22ミリモル)、塩酸1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(30mg、0.16ミリモル)および4−メチルモルホリン(30mg、0.28モル)を順次加えた。1時間後に、ベンジルアミン(30mg、0.27ミリモル)を反応混合物に加え、攪拌を室温で18時間継続した。ついで、酢酸エチル(10mL)で希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−アミノ−N−シクロプロピル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(黄褐色の固体、23mg、収率44%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.14(t,1H)、8.88(s,1H)、8.69〜8.68(d,1H)、8.51(s,1H)、8.34〜8.32(d,1H)、7.87〜7.85(d,1H)、7.63〜7.59(b,1H)、7.57〜7.53(t,1H)、7.34〜7.23(m,4H)、4.53〜4.52(d,2H)、2.84〜2.82(m,1H)、0.75〜0.70(m,4H);C22H21N5O2のMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−シクロプロピルピラジン−2−カルボキサミド:3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸メチル(480mg、1.5ミリモル)を1:1のMeOH−5%水酸化ナトリウム水溶液20mlに懸濁させ、90〜95℃で4時間加熱した。均一な反応混合物を室温に冷却し、当初容量の半分まで濃縮し、氷浴中で冷却し、濃HClでpH4まで酸性化した。白色の固体が沈殿し、これを濾過により集め、水で洗浄し、真空中で乾燥させると、中間体の3−{5−アミノ−6−[(シクロプロピルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸が得られた。この酸(40mg、0.13ミリモル)をDMF(1mL)中に溶かし、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(30mg、0.22ミリモル)、塩酸1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(30mg、0.16ミリモル)および4−メチルモルホリン(30mg、0.28モル)を順次加えた。1時間後に、2−クロロ−6−フルオロベンジルアミン(30mg、0.19ミリモル)を反応混合物に加え、攪拌を室温で18時間継続した。ついで、酢酸エチル(10mL)で希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−シクロプロピルピラジン−2−カルボキサミド(黄褐色の固体、23mg、収率56%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):8.87〜8.86(t,1H)、8.85〜8.83(b,1H)、8.65〜8.64(d,1H)、8.45(s,1H)、7.83〜7.81(d,1H)、7.53〜7.51(t,1H)、7.41〜7.39(m,2H)、7.26〜7.21(t,1H)、4.63〜4.61(d,2H)、2.85〜2.81(m,1H)、0.73〜0.64(m,4H);C22H19ClFN5O2のMS(EI):440(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルヒドラジノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(40mg、0.15ミリモル)をDMF(1ml)に溶かし、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(30mg、0.22ミリモル)、塩酸1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(30mg、0.16ミリモル)および4−メチルモルホリン(30mg、0.28モル)を順次加えた。1時間後に、フェニルヒドラジン(30mg、0.27ミリモル)を反応混合物に加え、攪拌を室温で18時間継続した。ついで、酢酸エチル(10mL)で希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。油性残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、収率15%から80%の酢酸エチル−へキサン勾配で溶離)により精製すると、3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルヒドラジノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(黄褐色の固体、30mg、収率56%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):10.42(b,1H)、8.92(s,1H)、8.84〜8.82(b,1H)、8.57〜8.57(s,1H0,8.41〜8.39(d,1H)、7.94〜7.89(m,1H)、7.89〜7.86(d,1H)、7.61〜7.57(t,1H)、7.17〜7.13(t,1H)、6.83〜6.80(d,1H)、6.73〜6.69(m,1H)、2.85(s,3H);C19H18N6O2のMS(EI):440(MH+)。
4−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸
4−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸フェニルメチル:3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド(0.577g、2.5ミリモル)、4−ベンジルオキシカルボニルフェニルボロン酸(0.768g、3.0ミリモル)、トリエチルアミン(1.01g、10ミリモル)からなるDMF10mL中の攪拌混合物に、ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1)(20.4mg、0.025ミリモル)を加えた。この攪拌混合物を80〜90℃に12時間加温し、ついで、減圧下に回転蒸発器上で濃縮した。残留物をEtOAc50mLに溶かし、ブライン(30mL)で洗浄した。有機層をセライトで濾過し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカ(EtOAc)でカラムクロマトグラフィー処理すると、固体(450mg、収率59.7%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.91(s,1H);8.84(br s,1H);8.33(d,2H);8.02(d,2H);7.30〜7.48(m,5H);5.38(s,2H);2.86(s,3H);C20H18N4O3のMS(EI):363(MH+)。
4−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸:フラスコに、4−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸フェニルメチル(0.37g、1.01ミリモル)および1NのLiOH水溶液10mLを充填した。この混合物を15分間還流させ、ついで、放置して室温まで冷却した。混合物を酢酸エチル(10mL)で抽出した。水性相のpHを、10%HCl水溶液でpH2〜3に調節した。生じた固体生成物を濾過により集め、水で洗浄し、乾燥させると、4−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸(0.150mg、収率54.2%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.93(s,1H);8.80(br s,1H);8.30(d,2H);8.41(d,1H);8.0(d,2H);2.86(d,3H);C13H12N4O3のMS(EI):273(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(4−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.18(m,1H);8.95(s,1H);8.90(m,1H);8.3(d,2H);8.0(d,2H);7.37(m,5H);4.5(d,2H);2.87(d,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(4−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−[4−({[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.18(m,1H);8.97(s,1H);8.90(m,1H);8.3(d,2H);8.0(d,2H);7.62(c,1H);7.4(m,2H);4.53(d,2H);2.87(d,3H);C20H17N5O2 C12のMS(EI):430(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[4−({[(4−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.1(m,1H);8.97(s,1H);8.90(m,1H);8.3(d,2H);8.0(d,2H);7.2〜7.1(m,5H);4.53(d,2H);2.87(d,3H);2.25(s,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−(4−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H21N5O2のMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2,4,6−トリクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.86(s,1H);8.8(m,1H);8.68(m,1H);8.42(s,1H);8.34(d,1H);7.8(d,1H);7.54(t,1H);7.46(s,1H);7.34(s,1H);4.6(d,2H);2.85(d,3H);2.43(s,3H);C20H16N5O2Cl3のMS(EI):465(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.25(t,1H);8.88(s,1H);8.82(m,1H);8.5(m,1H);8.38(d,1H);7.86(d,1H);7.56(t,1H);7.34(d,1H);7.28(d,1H);7.2(t,1H);4.5(d,2H);2.85(d,3H);C21H20N5O2ClのMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.95(t,1H);8.9(s,1H);8.68(m,1H);8.8(m,1H);8.52(s,1H);8.36(d,1H);7.84(d,1H);7.54(t,1H);6.9(d,1H);6.8(m,3H);4.6(d,2H);3.8(s,3H);3.62(s,3H);2.85(d,3H);C21H21N5O2のMS(EI):422(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.85(s,1H);8.8(m,1H);8.52(s,1H);8.38(d,1H);7.85(d,1H);7.58(t,1H);7.2(t,1H);4.45(d,2H);2.85(d,3H);2.2(s,3H);C21H21N5O2のMS(EI):394(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.85(s,1H);8.8(m,1H);8.53(s,1H);8.38(d,1H);7.8(d,1H);7.56(t,1H);7.2(m,1H);7.15(t,1H);4.6(d,2H);2.85(d,3H);2.3(s,3H);C21H19N5O2FClのMS(EI):428(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.9(t,1H);8.85(s,1H);8.8(m,1H);8.49(s,1H);8.38(d,1H);7.8(d,1H);7.56(t,1H);7.45(m,1H);7.3(m,1H);4.6(d,2H);2.85(d,3H);2.3(s,3H);C20H16N5O2F2ClのMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.9(s,1H);8.8(m,1H);8.53(s,1H);8.38(d,1H);7.8(d,1H);7.56(t,1H);7.1(m,1H);4.5(d,2H);2.85(d,3H);2.23(s,3H);C21H19N5O2F2のMS(EI):412(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(メチルスルホニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド(1.234g、5.30ミリモル、1.00当量)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF、30mL)溶液に、ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1)(Aldrich Chemical Company、433mg、0.530ミリモル、0.100当量)、3−アミノフェニルボロン酸一水和物(Aldrich Chemical Company、1.149g、7.41ミリモル、1.40当量)およびトリエチルアミン(TEA、1.073g、10.6ミリモル、2.00当量)を加えた。窒素を、溶液に3〜5分間通過させた。攪拌しながら、反応混合物を85〜90℃に15分間加熱した。反応を放置して室温まで冷却し、EtOAc400mLで希釈した。混合物を、飽和NaHCO3水溶液(2×50.0mL)、飽和NaCl水溶液(1×50.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウム(MgSO4)上で乾燥させ、濾過した。減圧下に回転蒸発器で濾液を濃縮した。この粗製生成物に、ジオキサン中4.0Mの無水HCl溶液30mLを加えた。生じた固体を濾過し、ジエチルエーテル中20%のメタノールですすぎ、不純物を除去した。固体をメタノールに溶かし、溶液のpHが塩基性になるに十分なAG 1−X8樹脂(水酸化物形)で中和した。混合物を濾過し、減圧下に回転蒸発器上で濃縮すると、表題の化合物(0.695g、収率54%)が得られた。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(メチルスルホニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(メチルスルホニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:0℃で、3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(26mg、0.11ミリモル)の無水ジクロロメタン(2mL)溶液に、トリエチルアミン(22mg、0.22ミリモル)および塩化メタンスルホニル(20mg、0.17ミリモル)を加えた。反応を、徐々に室温に加温し、一晩攪拌した。反応を水(10mL)で処理し、酢酸エチル(100mL)で希釈する。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(メチルスルホニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(15mg、収率45%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.62(s,1H)、7.94(br s,1H)、7.75(br s,1H)、7.68(br d,1H)、7.45(t,1H)、7.30(br d,1H)、7.25(br s,1H)、3.02(m,6H);C13H15N5O3SのMS(EI):322(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(20mg、0.07ミリモル)およびトリエチルアミン(160mg、0.16ミリモル)からなるテトラヒドロフラン(1mL)溶液に、室温で徐々に、塩化p−アニソイル(20mg、0.12ミリモル)を加えた。混合物を一晩攪拌し続けた。0℃で反応を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(30mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶液を濾過し、減圧下に濃縮すると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(13mg、収率48%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.10(s,1H)、8.85(s,2H)、8.30(s,1H)、8.02(d,2H)、7.90(m,2H)、7.40(m,1H)、7.02(d,2H)、3.80(s,3H)、2.82(br s,3H);C20H19N5O3のMS(EI):378(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(フェニルカルボニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.60(s,1H)、8.72(m,2H)、8.30(s,1H)、8.05(d,2H)、7.92(d,1H)、7.82(d,1H)、7.60(m,3H)、7.45(t,1H)、2.86(d,3H);C19H17N5O2のMS(EI):348(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[3−(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.50(s,1H)、8.72(br s,2H)、8.30(s,1H)、7.92(d,1H)、7.85(d,1H)、7.50(m,6H)、7.20(d,1H)、3.90(s,3H)、2.90(s,3H);C20H19N5O3のMS(EI):378(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−クロロフェニル)カルボニル]アミノ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.35(s,1H)、8.70(br s,2H)、8.25(br s,1H)、8.02(br d,2H)、7.92(br d,1H)、7.82(br d,1H)、7.65(m,2H)、7.40(t,1H)、2.92(s,3H);C19H16N5O2ClのMS(EI):382(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(4−メチルフェニル)カルボニル]アミノ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.20(s,1H)、8.70(br s,2H)、8.25(s,1H)、7.82(m,4H)、7.40(t,1H)、7.15(d,2H)、2.80(d,3H)、2.40(s,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(フラン−2−イルカルボニル)アミノ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.20(s,1H)、8.70(br s,2H)、8.24(s,1H)、7.95(s,1H)、7.92(d,1H)、7.80(d,1H)、7.40(t,1H)、7.26(br s,1H)、6.70(br s,1H)、2.80(d,3H);C17H15N5O3のMS(EI):338(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[3−(フェニルオキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.75(m,2H)、8.28(br s,1H)、7.92(d,1H)、7.83(br t,2H)、7.64(m,1H)、7.58(t,1H)、7.45(m,4H)、7.26(dd,1H)、7.20(br t,1H)、7.12(br d,2H)、2.85(d,3H);C25H21N5O3のMS(EI):440(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.92(s,1H)、8.70(m,2H)、8.10(br s,1H)、7.92(d,1H)、7.70(d,1H)、7.40(t,1H)、2.90(m,4H)、1.75(br m,8H);C18H21N5O2のMS(EI):340(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−シアノフェニル)カルボニル]アミノ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.55(br s,1H)、8.70(br s,2H)、8.30(br s,1H)、8.15(br d,2H)、8.05(br d,2H)、7.92(br d,1H)、7.82(br d,1H)、7.40(br t,1H)、2.82(br s,3H);C20H16N6O2のMS(EI):373(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.25g、1.03ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(2mL)溶液に、イソシアン酸ベンジル(0.15g、1.12ミリモル)を加えた。混合物を一晩攪拌し続けた。固体生成物を反応混合物から濾過し、ヘキサン/酢酸エチル(9:1)と共に粉砕した。濾過により固体を集め、乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(0.26g、収率70%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.80(m,1H)、8.64(s,1H)、8.02(s,1H)、7.68(d,1H)、7.58(d,1H)、7.30(m,8H)、4.30(d,2H)、2.80(d,3H);C20H20N6O2のMS(EI):377(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.80(br s,1H)、8.75(br m,1H)、8.70(br s,1H)、8.65(br s,1H)、7.92(br s,1H)、7.54(br d,1H)、7.45(m,2H)、7.39(t,1H)、7.12(br t,3H)、2.86(d,3H);C19H17N6O2FのMS(EI):381(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.78(br m,1H)、8.70(br s,1H)、8.59(br d,2H)、7.92(br s,1H)、7.72(br d,1H)、7.56(br d,1H)、7.34(m,3H)、6.82(br d,2H)、3.70(s,3H)、2.80(br d,3H);C20H20N6O3のMS(EI):393(MH+)。
前記の手順に従い、3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドおよび対応する酸から、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(4−クロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.30(s,1H)、8.70(m,2H)、8.10(br s,1H)、7.85(d,1H)、7.70(d,H1)、7.40(m,5H)、3.64(s,2H)、2.82(d,3H);C20H18N5O2ClのMS(EI):396(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(ジフェニルアセチル)アミノ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.52(s,1H)、8.70(m,2H)、8.20(br t,1H)、7.85(d,1H)、7.72(d,1H)、7.32(m,11H),5.20(s,1H)、2.82(d,3H);C26H23N5O2のMS(EI):438(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(フェニルアセチル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.72(m,1H)、8.68(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.82(d,1H)、7.72(d,1H)、7.34(m,6H)、7.28(m,1H)、3.70(s,2H)、2.80(d,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(3−フェニルプロパノイル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.68(m,2H)、8.08(br s,1H)、7.84(d,1H)、7.68(d,1H)、7.40(t,1H)、7.28(m,5H)、7.20(m,1H)、2.92(t,2H)、2.82(d,3H)、2.62(t,2H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,4−ジクロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.30(s,1H)、8.62(m,2H)、8.10(s,1H)、7..82.(d,1H)、7.62(m,3H)、7.40(m,4H)、3.92(s,2H)、2.82(br s,3H);C20H17N5O2C12のMS(EI):430,432(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(3,4−ジクロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.30(s,1H)、8.70(m,2H)、8.10(s,1H)、7.82(d,1H)、7.65(m,5H)、7.41(m,2H)、3.78(s,2H)、2.82(d,3H);C20H17N5O2Cl2のMS(EI):430,432(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アセチル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.40(s,1H)、8.80(m,2H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.70(m,4H)、7.60(d,2H)、7.40(t,1H)、3.80(s,2H)、2.84(d,3H);C21H18N5O2F3のMS(EI):430(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルアセチル)アミノ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.20(s,1H)、8.70(m,2H)、8.10(br s,1H)、7.85(d,1H)、7.70(d,1H)、7.40(t,1H)、6.58(m,3H)、6.01(s,2H)、3.60(s,2H)、2.82(d,3H);C21H19N5O4のMS(EI):406(MH+)。
9H−フルオレン−9−イルメチル(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.73〜9.67(m,1H)、8.68〜8.61(m,2H)、8.00〜7.20(m,2H)、8.00〜7.96(m,1H)、7.90(d,2H)、7.86〜7.26(m,9H)、4.49(d,2H)、4.32(t,1H)、2.84(d,3H);C27H23N5O3のMS(EI):466(MH+)。
フェニルメチル(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.76(s,1H)、8.68〜8.61(m,2H)、8.03〜7.98(m,1H)、8.00〜7.00(m,2H)、7.82〜7.76(m,1H)、7.54〜7.47(m,1H)、7.46〜7.30(m,4H)、5.18〜5.14(m,2H)、4.50(d,2H)、2.87〜2.82(m,3H);C20H19N5O3のMS(EI):378(MH+)。
(1R,2S,5R)−5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシル(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.56(s,1H)、8.67〜8.61(m,2H)、8.01〜7.99(m,1H)、7.90〜7.20(m,2H)、7.77(d,1H)、7.54〜7.49(m,1H)、7.37〜7.32(m,1H)、4.56(td,1H)、2.85(d,3H)、1.72〜0.68(m,18H);C23H31N5O3のMS(EI):426(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.29(s,1H)、8.68〜8.61(m,2H)、7.99〜7.96(m,1H)、8.00〜7.20(br,2H)、7.77〜7.72(m,1H)、7.52〜7.47(m,1H)、7.35〜7.30(m,1H)、2.83(d,3H)、1.47(s,9H);C17H21N5O3のMS(EI):344(MH+)。
スキーム8は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、ここでは、例えば、Wは、フェニレンまたはピリジレンであり、Xは、−SO
2NH−または−C(=O)NH−であり、ここで、フェニレンまたはピリジレンは、Xのイオウまたは炭素原子に結合しており、Yは、Xの窒素に結合している。前記のように、W、XおよびYはすべて、置換されていてもよいが、簡略化のために、このことは、ここでは示さない。示されているように、中間体(xxxvi)を、ZがNまたはCであり、L
2がXの構造である本発明の化合物(xxxviii)にする。スキーム8では、L
2は−SO
2−または−C(=O)−を示している。中間体などに関する変換の順序は、W、XおよびYのそれぞれの性質に応じて変動しうる。例えば、L
2が−SO
2−である場合、(xxxvi)のブロモ基を中間体(xxxvii)中のボロン酸エステル基に変換する前に、スルホンアミドを通常は生じさせる。L
2が−C(=O)−であり、Wがピリジレンである場合にも、このことは当てはまる。Wが置換されているベンゼンであり、L
2が、−C(=O)−であり、Yが、アルキル基である場合、当技術分野で知られている合成ステップを使用して、(xxxviii)を生じさせる前に、アミド結合を生じさせる。当技術分野の専門家に知られている手順を元に、ビス(ピナコラト)ジボロンを使用して、(xxxvi)から(xxxvii)への変換を実施する。例えば、スズキカップリング条件を使用して、(xxxvii)から(xxxviii)への変換を行う。
スキーム8
3−アミノ−6−(4−クロロ−3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
2−クロロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル:5−ブロモ−2−クロロ安息香酸メチル(0.25g、1.01ミリモル)の無水ジメチルスルホキシド(6mL)溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.28g、1.10ミリモル)、酢酸カリウム(0.29g、3.01ミリモル)およびジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1、25mg、0.03ミリモル)を加えた。3〜5分間窒素ガスを通過させることにより、溶液を脱ガスし、80〜85℃に3時間加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(250mL)で希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×40mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、半固体として2−クロロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(0.12g、収率42%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.20(br d,1H)、7.80(dd,1H)、7.43(d,1H)、3.92(s,3H)、1.25(s,12H);C14H18N4O2BClのMS(EI):297(MH+)。
5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸メチル:2−クロロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸メチル(0.16g、0.55ミリモル)のトルエン(2mL)溶液に、3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド(0.13g、0.58ミリモル)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(64mg、0.06ミリモル)、エタノール(2mL)および2.0Nの炭酸ナトリウム(0.42g、4.00ミリモル)を加えた。溶液を3〜5分間窒素ガスで脱ガスし、90〜100℃に2時間加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層を水(50mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(40mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製生成物が得られた。メタノール(1mL)と共に砕き、濾過し、乾燥させると、黄色の固体として、5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸メチル(96mg、収率56%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.62(br s,1H)、8.28(d,1H)、7.92(dd,2H)、7.52(d,1H)、4.02(s,3H)、3.02(s,3H);C14H13N4O2ClのMS(EI):321(MH+)。
5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸:5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸メチル(96mg、31ミリモル)のメタノール/テトラヒドロフラン(1:1、5.0mL)溶液に、2.0Nの水酸化ナトリウム水溶液(0.16g、4.00ミリモル)を加えた。室温で、反応を一晩攪拌した。2.0Nの塩酸水溶液(4mL)で反応を中和し、酢酸エチル(100mL)で希釈した。有機層を水(20mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸(45mg、収率48%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):13.42(br s,1H)、8.90(br s,1H)、8.45(d,1H)、8.32(dd,1H)、7.85(br s,2H)、7.60(d,2H)、2.82(s,3H);C13H11N4O3ClのMS(EI):307(MH+)。
(d)−3−アミノ−6−(4−クロロ−3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:前記の手順に従い、5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−2−クロロ安息香酸およびベンジルアミンから、表題の化合物を合成した。収率99%。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.10(t,1H)、8.90(s,2H)、8.26(m,2H)、7.60(d,1H)、7.40(m,4H)、7.14(t,1H)、4.50(d,2H)、2.82(d,3H);C20H18N5O2ClのMS(EI):396,398(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(4−フルオロ−3〜1[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.64(m,2H)、7.98(m,2H)、7.40(m,3H)、7.32(m,1H)、7.20(m,2H)、7.15(m,1H)、4.70(d,2H)、3,02(d,3H);C20H18N5O2FのMS(EI):380(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(4−(メチルオキシ)−3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.80(s,1H)、8.60(s,1H)、8.20(br s,1H)、7.90(m,2H)、7.30(m,5H)、7.20(d,1H)、4.70(d,2H)、3.92(s,3H)、3.02(d,3H);C21H21N5O3のMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−6−(2−フルオロ−5−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.62(d,1H)、8.30(dd,1H)、7.90(br s,1H)、7.70(m,1H)、7.30(m,4H)、7.26(s,1H)、7.20(t,1H)、6.50(br s,1H)、4.65(d,2H)、3.02(d,3H);C20H18N5O2FのMS(EI):380(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]スルホニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−ブロモ−N−(フェニルメチル)ベンゼンスルホンアミド:塩化3−ブロモスルホニル(1.31g、5.14ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(10mL)溶液に0℃で、トリエチルアミン(0.62g、6.17ミリモル)およびベンジルアミン(0.50g、4.57ミリモル)を加えた。反応を徐々に室温に加温し、一晩攪拌した。反応を2.0Nの塩酸水溶液(10mL)で処理し、酢酸エチル(300mL)で希釈した。有機層を水(30mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(40mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、3−ブロモ−N−(フェニルメチル)ベンゼンスルホンアミド(1.32mg、収率78%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):7.34(t,1H)、7.85(s,1H)、7.80(m,2H)、7.50(t,1H)、7.22(m,5H)、4.02(d,2H);C13H12NO2SBrのMS(EI):326(MH+)。
N−(フェニルメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド:前記の手順に従い、表題の化合物を合成した。収率69%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.25(s,1H)、7.92(m,2H)、7.43(t,1H)、7.23(m,6H)、4.12(d,2H)、1.23(s,12H);C19H24NO4SBのMS(EI):374(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]スルホニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミドを、N−(フェニルメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドおよび3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドから黄色の固体として合成した。収率20%。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.84(s,1H)、8.80(m,1H)、8.46(d,1H)、8.38(br s,1H)、8.20(t,1H)、7.78(d,1H)、7.66(t,1H)、7.26(m,4H)、7.18(m,1H)、4.02(d,2H)、2.82(d,3H);C19H19N5O3SのMS(EI):398(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド
前記の手順に従い、5−ブロモニコチン酸およびベンジルアミンから、5−ブロモ−N−(フェニルメチル)ピリジン−3−カルボキサミドを合成した。収率90%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.83(d,1H)、8.72(d,1H)、8.25(t,1H)、7.30(m,5H)、6.58(br s,1H)、4.62(d,2H);C13H11N2OBrのMS(EI):291(MH+)。
前記の手順に従い、5−ブロモ−N−(フェニルメチル)ピリジン−3−カルボキサミドおよびビス(ピナコラト)ジボロンから、N−(フェニルメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−カルボキサミドを合成した。収率49%。1H NMR(400MHz,CDCl3):9.15(br s,1H)、9.02(br s,1H)、8.35(br s,1H)、7.32(m,5H)、6.42(br t,1H)、4.62(d,2H)、1.29(s,12H);C19H23N2O3BのMS(EI):339(MH+)。
前記の手順に従い、N−(フェニルメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−カルボキサミドおよび3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドから、3−アミノ−N−メチル−6−(5−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミドを合成した。収率38%。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.58(d,1H)、9.36(t,1H)、9.02(m,3H)、8.86(t,1H)、7.34(m,4H)、7.24(m,1H)、4.50(d,2H)、2.83(d,3H);C19H18N6O2のMS(EI):363(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[5−(([(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)ピリジン−3−イル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.54(d,1H)、9.12(t,1H)、8.92(m,3H)、8.79(t,1H)、7.42(m,1H)、7.12(t,2H)、4.60(d,2H)、2.82(d,3H);C19H16N6O2F2のMS(EI):399(MH+)。
3−アミノ−6−(5−{[(ビフェニル−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.52(d,2H)、9.15(t,1H)、8.92(m,3H)、8.80(t,1H)、7.43(m,8H)、7.24(br d,1H)、4.50(d,2H)、2.82(d,3H);C25H22N6O2のMS(EI):439(MH+)。
3−アミノ−6−(5−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]カルボニル}ピリジン−3−イル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.52(br t,2H)、9.25(t,1H)、6.95(t,1H)、8.92(m,1H)、8.82(m,2H)、8.80(rn,1H)、6.82(br s,2H)、4.40(br s,2H)、4.20(s,4H)、2.83(d,3H);C21H20N6O4のMS(EI):421(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルエチル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−ブロモ−N−(2−フェニルエチル)アニリン:3−ブロモアニリン(3.21g、18.60ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(45mL)溶液に、トリエチルアミン(2.82g、27.91ミリモル)および塩化フェニルアセチル(93.45g、22.30ミリモル)を0℃で加えた。反応を室温まで加温し、4時間攪拌した。反応混合物を0℃で2.0Nの塩酸水溶液(20mL)で処理し、酢酸エチル(300mL)で希釈した。有機層を水(20mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製のN−(3−ブロモフェニル)−2−フェニルアセトアミド(4.84mg、収率86%)が得られ、これを、さらに精製することなく、次のステップで使用した。
粗製のN−(3−ブロモフェニル)−2−フェニルアセトアミド(3.02mg、10.4ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(25mL)溶液に、1.0Nのボラン−テトラヒドロフラン錯体(1:1、26mL、26.12ミリモル)を滴下漏斗から0℃で加えた。反応を窒素下に一晩還流した。反応混合物を室温で冷却し、2.0Nの水酸化ナトリウム水溶液(30mL)で処理し、ついで、20分間攪拌した。ついで、反応を再び0℃に冷却し、2.0Nの塩酸水溶液(60mL)で中和し、さらに30分間攪拌した。水性層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。有機層を水(20mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、妥当な純度を有する茶色のオイルとして3−ブロモ−N−(2−フェニルエチル)アニリン(2.55g、収率85%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):7.30(t,2H)、7.20(m,3H)、6.95(t,1H)、6.78(br d,1H)、6.70(t,1H)、6.45(dd,1H)、3.62(br s,1H)、3.40(m,2H)、2.92(t,2H);C14H12NOBrのMS(EI):290(MH+)。
前記の手順に従い、3−ブロモ−N−(2−フェニルエチル)アニリンおよびビス(ピナコラト)ジボロン)から、N−(2−フェニルエチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンを合成した。収率72%。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.80(m,2H)、7.18(m,5H)、7.20(br d,1H)、6.70(br t,1H)、3.40(t,2H)、2.85(t,2H)、1.23(s,12H);C20H26NO2BのMS(EI):324(MH+)。
前記の手順に従い、N−(2−フェニルエチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンおよび3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドから、3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルエチル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミドを合成した。収率39%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.58(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.32(m,3H)、7.26(m,3H)、7.18(br d,1H)、7.02(br t,1H)、6.64(dd,1H)、3.82(br s,1H)、3.51(t,2H)、3.02(d,3H)、2.94(t,2H);C20H21N5OのMS(EI):348(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−{1−[(フェニルメチル)アミノ]イソキノリン−7−イル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):11.15(m,1H)、9.64(s,1H)、9.30(m,1H)、9.15(s,1H)、8.84(m,1H)、8.03(m,1H)、7.58(m,1H)、7.50(m,2H)、7.37(m,2H)、7.28(m,2H)、5.08(br s,2H)、4.98(d,2H)、2.87(d,3H);C22H20N6OのMS(EI):385.2(MH+)。
3−アミノ−6−{1−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]イソキノリン−7−イル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.07(s,1H)、8.89(m,2H)、8.59(d,1H)、7.90(d,1H)、7.79(d,2H)、7.66(br s,2H)、7.28(m,1H)、7.25(m,1H)、7.21(t,1H)、7.14(t,1H)、6.97(d,1H)、6.02(m,1H)、3.04(m,1H)、2.91(m,1H)、2.85(d,3H)、2.61(m,1H)、2.07(m,1H);C24H22N6OのMS(EI):411.2(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.77(s,1H)、8.73(m,1H)、8.01(m,2H)、7.57(br s,2H)、7.48(m,1H)、7.37(m,1H)、7.29(d,1H)、7.21(m,1H)、7.15(m,2H)、4.34(m,2H)、2.97(m,2H)、2.84(d,3H)、2.77(m,2H)、2.44(m,1H)、2.34(m,1H)、1.83(m,2H);C24H25N5OのMS(EI):400.2(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[2−(フェニルアミノ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミドは、上記の手順に従ってN−フェニルエタン−1,2−ジアミンおよび3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}安息香酸から合成した。収率45%:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.90(s,1H)、8.82(br d,1H)、8.70(br t,1H)、8.45(br s,1H)、8.32(br d,1H)、7.82(br d,1H)、7.52(t,1H)、7.02(t,2H)、6.62(d,2H)、6.50(t,1H)、5.72(br t,1H)、3.52(d,2H)、3.20(d,2H)、2.92(d,3H);C21H22N6O2のMS(EI):391(MH+)。
6,6’−[(オキソメタンジイル)ビス(イミノベンゼン−3,1−ジイル)]ビス(3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.10g、0.41ミリモル)の無水テトラヒドロフラン溶液に、トリエチルアミン(46mg、0.45ミリモル)およびクロロギ酸4−ニトロフェニル(91mg、0.45ミリモル)を加えた。反応を一晩攪拌し続けた。粗製反応からの黄色の固体物質を濾過し、ジエチルエーテル(50mL)およびヘキサン(50mL)で洗浄すると、6,6’−[(オキソメタンジイル)ビス(イミノベンゼン−3,1−ジイル)]ビス(3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.11g、収率54%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.25(br s,2H)、8.75(br d,2H)、8.70(s,2H)、8.01(s,2H)、7.74(br d,2H)、7.60(br d,2H)、7.32(t,2H)、6.82(br d,2H)、2.80(br s,6H);C25H24N10O3のMS(EI):513(MH+)。
前記の手順に従い、3−アミノ−6−ビフェニル−3−イル−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドを合成した。収率30%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.65(br s,1H)、8.03(m,1H)、8.01(br s,1H)、7.82(dd,1H)、7.65(m,3H)、7.50(m,3H)、7.40(t,1H)、3.02(br s,3H;C18H16N4OのMS(EI):305(MH+)。
前記の手順に従い、3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドおよびクロロギ酸エチルから、(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルバミン酸エチルを合成した。収率55%。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.60(br s,1H)、8.68(br s,2H)、8.12(br s,1H)、7.80(d,1H)、7.52(d,1H)、7.39(t,1H)、4.06(q,2H)、2.85(br s,3H)、1.24(t,3H);C15H17N5O3のMS(EI):316(MH+)。
3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド。3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミド(1.23g、5.30ミリモル)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に、ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体(1:1、433mg、0.53ミリモル)、3−アミノフェニルボロン酸(1.15g、7.41ミリモル)およびトリエチルアミン(1.07g、10.6ミリモル)を加えた。溶液を窒素で3〜5分間脱ガスした。攪拌しながら、反応を85〜90℃に加熱した。反応を放置して室温まで冷却し、酢酸エチル(400mL)で希釈した。有機層を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製生成物が得られた。この粗製生成物に、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、30mL)を加えた。生じた固体を濾過し、ジエチルエーテル/メタノール(4:1)で洗浄した。固体をメタノールに溶かし、溶液のpHが塩基性になるに十分なAG 1−X8樹脂(水酸化物形)で中和した。混合物を濾過し、減圧下に回転蒸発器上で濾液を濃縮すると、深緑色の固体として3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.70g、収率54%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.70(br s,1H)、8.62(s,1H)、7.60(br s,2H)、7.25(m,2H)、7.10(t,1H)、6.15(d,1H)、5.06(s,2H)、2.8(br s,3H);C12H13N5OのMS(EI):244(MH+)。
スキーム9は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、ここでは、例えば、Wは、フェニレンであり、Xは、−CH2NH−であり、Yは、インダニル基である。前記で定義したように、W、XまたはYのいずれかは、場合によって置換されており;これは、実施例の1セットであるにすぎない。示されているように、中間体(xxxix)を、本発明の化合物(xliv)にする。例えば、特に置換基Rに依存して、ホウ水素化ナトリウムまたは他の適切な還元剤を使用して、置換されていてもよいインダノン(xxxix)を対応するアルコール(xl)にした。アジ化ジフェニルホスホリルおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DBU)を例えば使用して、(xl)中のアルコール基を(xli)中のアジド基に変える。アジ化物(xli)の還元を通常は、必要ではないが、塩化スズを使用して実施すると、アミン(xlii)が得られる。還元アミノ化により、アミン(xlii)をアルデヒド(xliii)とカップリングさせると、(xliv)が得られる。(xliv)を生じさせるためのアルデヒド(xxxxiii)と同様に、例えば、アミン(xlii)を臭化ベンジルにカップリングさせることもできる。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
5−(2−チエニル)2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン。5−ブロモ−1−インダノン(0.52g、2.5ミリモル)のトルエン(5mL)溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)(29mg、0.03ミリモル)、チオフェン−2−ボロン酸(0.48g、3.7ミリモル)、エタノール(5mL)および2.0Nの炭酸ナトリウム(3mL)を加えた。溶液を窒素で3分間フラッシュした。反応を110〜120℃に4時間加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×50mL)、水(40mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、純粋な固体生成物として5−(2−チエニル)2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(0.50g、収率94%)が得られた:
1H NMR(400MHz,CDCl
3)7.80(d,1H)、7.70(s,1H)、7.62(d,1H)、7.43(dd,1H)、7.38(dd,1H)、7.12(m,1H)、3.20(m,2H)、2.66(m,2H)。
スキーム9
5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール:ホウ水素化ナトリウム(0.22g、5.86ミリモル)のメタノール(6mL)スラリーに0℃で、5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(0.50g、2.34ミリモル)のメタノール(2mL)溶液を加えた。反応を徐々に室温に加温し、薄層クロマトグラフィーにより監視して反応が完了するまで(4h)攪拌した。澄明な溶液が得られるまで、0℃で、1.0Nの塩酸水溶液を用いて反応混合物を慎重にクエンチした。酢酸エチル(200mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液(ブライン)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカ上でカラムクロマトグラフィー(7:3のヘキサン/酢酸エチル)処理すると、固体として5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(0.30g、収率59%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):7.48(m,2H)、7.38(br d,1H)、7.26(m,2H)、7.08(dd,1H)、5.21(t,1H)、3.04(m,1H)、2.80(m,1H)、2.50(m,1H)、2.10(br s,1H)、1.93(m,1H)。
2−(1−アジド−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)チオフェン:5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(0.30g、1.39ミリモル)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に0℃で、アジ化ジフェニルホスホリル(0.58g、2.10ミリモル)を加えた。反応を、5分間攪拌し、その後、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DBU、0.32g、2.10ミリモル)を加えた。反応を0℃でさらに15分間攪拌し、その後、反応を放置して、室温まで加温した。薄層クロマトグラフィーにより監視して、反応が完了したら、反応を1時間後に止めた。酢酸エチル(200mL)で希釈し、水、飽和塩化ナトリウム水溶液(ブライン)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカ上でカラムクロマトグラフィー(7:3のヘキサン/酢酸エチル)処理すると、オイルとして2−(1−アジド−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)チオフェン(0.24g、収率72%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3)7.54(m,2H)、7.40(m,2H)、7.24(m,1H)、7.08(m,1H)、5.85(t,1H)、3.12(m,1H)、2.90(m,1H)、2.45(m,1H)、2.19(m,1H)。
[5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミン:2−(1−アジド−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)チオフェン(0.24g、0.99ミリモル)のメタノール(2mL)溶液に、固体の塩化スズ二水和物(0.45g、1.99ミリモル)を室温で窒素下に加えた。反応を室温で一晩攪拌した。粗製反応混合物を分液漏斗に注ぎ、酢酸エチル(250mL)で希釈した。有機層を、2.0Nの水酸化ナトリウム水溶液(50mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(ブライン)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカ上でカラムクロマトグラフィー(9:1のジクロロメタン/メタノール)処理すると、半固体として[5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミン(0.15g、収率72%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3)7.54(m,1H)、7.40(d,2H)、7.29(m,2H)、7.08(m,1H)、4.40(t,1H)、3.05(m,1H)、2.90(m,1H)、2.56(m,1H)、1.80(m,1H)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミン(73mg、0.34ミリモル)のアセトニトリル(3mL)溶液に、3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(41mg、0.13ミリモル)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(22mg、0.17ミリモル)を室温で加えた。反応を一晩攪拌した。酢酸エチル(100mL)で希釈し、水、飽和塩化ナトリウム水溶液(ブライン)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカ上でカラム精製(9:1の酢酸エチル/メタノール)すると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(30mg、収率51%)が得られた:1NMR(400MHz,CD3OD):8.70(s,1H)、8.15(br s,1H)、7.86(d,1H)、7.49(m,6H)、7.32(m,2H)、7.05(m,1H)、4.35(m,1H)、3.92(d,2H)、3.10(m,4H)、2.95(s,3H)、2.85(m,1H)、2.45(m,1H)、2.10(m,1H);C26H25N5OSのMS(EI):456(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(br s,2H)、9.40(br s,1H)、8.84(s,1H)、8.80(s,1H)、8.25(d,1H)、7.88(br s,1H)、7.80(d,1H)、7.48(m,4H)、4.82(s,1H)、4.24(s,2H)、3.25(s,3H)、3.20(m,1H)、2.80(m,1H)、2.50(m,1H)、2.40(m,1H);C22H22N5OBrのMS(EI):453,455(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5−フラン−2−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CD3OD):8.65(s,1H)、8.15(s,1H)、7.88(d,1H)、7.50(m,6H)、6.70(d,1H)、6.45(m,1H)、4.40(m,1H)、4.01(d,2H)、3.15(m,3H)、2.96(s,3H)、2.85(m,1H)、2.50(m,1H)、2.45(m,1H)、2.10(m,1H);C26H25N5O2のMS(EI):440(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.58(s,1H)、8.20(br s,1H)、8.08(br s,1H)、7.70(d,1H)、7.40(m,3H)、7.20(s,1H)、7.15(d,1H)、4.40(m,1H)、3.80(s,2H)、3.10(m,4H)、2.80(s,1H)、2.45(m,1H)、2.20(m,1H);C22H22N5OClのMS(EI):408(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5−フラン−3−イル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.62(br s,1H)、8.05(br s,1H)、7.89(br s,1H)、7.78(m,2H)、7.40(m,6H)、6.70(br s,1H)、4.35(m,1H)、4.01(d,1H)、3.10(m,4H)、2.95(s,3H)、2.85(m,1H)、2.50(m,1H)、1.85(m,1H);C26H25N5O2のMS(EI):440(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(3−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.64(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.90(br s,1H)、7.78(m,1H)、7.44(m,6H)、7.38(m,2H)、4.40(m,1H)、4.02(d,2H)、3.15(m,4H)、2.90(m,1H)、2.50(m,1H)、1.90(m,1H);C26H25N5OSのMS(EI):456(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(5−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(m,2H)、8.16(br s,1H)、8.05(d,1H)、7.62(d,2H)、7.45(m,7H)、7.34(m,1H)、4.24(m,1H)、3.90(m,2H)、3.01(m,1H)、2.80(m,4H)、2.38(m,1H)、1.90(m,1H);C28H27N5OのMS(EI):450(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[6−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ)メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、7.99(br s,1H)、7.88(br s,1H)、7.75(m,1H)、7.60(s,1H)、7.45(m,3H)、7.24(m,3H)、7.04(m,1H)、4.40(m,1H)、4.02(d,2H)、3.08(m,4H)、2.83(m,1H)、2.50(m,1H)、1.86(m,1H);C26H25N5OSのMS(EI):456(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(4−メチル−2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.01(br s,1H)、7.88(br s,1H)、7.74(m,1H)、7.60(s,1H)、7.40(m,5H)、7.08(br s,1H)、6.80(br s,1H)、4.70(m,1H)、4.02(d,2H)、3.06(m,4H)、2.85(m,1H)、2.50(s,3H)、1.90(m,1H);C27H27N5OSのMS(EI):470(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イルアミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.15(br s,1H)、7.88(br s,1H)、7.65(d,1H)、7.40(m,3H)、7.26(d,1H)、6.96(t,1H)、6.90(d,1H)、4.60(m,3H)、3.90(m,2H)、3.01(m,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(br s,1H)、9.02(d,1H)、8.82(s,1H)、8.60(s,1H)、8.21(d,1H)、7.50(m,7H)、7.25(d,1H)、4.82(m,1H)、4.30(m,2H)、3.20(m,1H)、2.92(m,1H)、2.80(d,3H)、2.50(m,1H)、2.30(s,3H)、2.40(m,1H);C29H29N5OのMS(EI):464(MH+)。
スキーム10は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、この場合、例えば、Wは、フェニレンであり、Xは、−CH
2NR
4−であり、Yは、様々な基である。前記のように、W、XまたはYは場合によって置換されており、これは、例の1セットであるにすぎないことを明記しておく。示されているように、この例ではYを有する1級アミン(xlv)を、本発明の化合物(I)にする。例えば、その構造の一部としてYを有するアミン(xlv)を例えば、2,4−ジニトロスルホンアミド(xlvi)に変換する。スルホンアミド(xlvi)を使用して、スルホンアミド(xlvii)を作る。(xlvi)から(xlvii)の変換を、アルキル化(R
4L
3、ここで、−L
3は脱離基である)またはミツノブ(R
4OH)条件下に実施する。必須ではないが通常は、1級アミン、例えば、n−プロピルアミンを加えて、スルホンアミド結合を分離して、2級アミン(xlviii)を遊離させるが、これは、YおよびR
4をその構造の一部として有する。ついで、必須ではないが通常は、臭化ベンジル、例えば、(xlix)とのカップリングを介して、アミン(xlviii)を、本発明の化合物に導入して、化合物(I)を生じさせる。
スキーム10
3−アミノ−6−[3−({[(2S)−6−ブロモ−1,2,3,4、−テトラヒドロナフタレン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
N−[(S)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド:(S)−6−ブロモ−2−アミノテトラリン(0.20g、0.9ミリモル)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミンを加えた。塩化2,4−ジニトロベンゼンスルホニル(0.29g、1.1ミリモル)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液を徐々に、シリンジを介して加えた。反応を放置して室温に加温し、さらに、薄層クロマトグラフィーにより監視して、反応が完了するまで(30分)、攪拌した。粗製反応混合物を、分離漏斗に注ぎ、酢酸エチル(250mL)で希釈し、水(30mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(40mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過および濃縮により、粗製生成物が得られた。純粋なN−[(2S)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド(0.28g、収率70%)を黄色の固体として、エーテル/ヘキサン(5:1、30mL)を用いて粉砕から分離した。1NMR(400MHz,CD3OD):8.75(s,1H)、8.60(dd,1H)、8.38(d,1H)、7.22(br s,1H)、7.20(d,1H)、6.90(d,1H)、3.65(m,1H)、2.65(m,4H)、1.90(m,1H)、1.75(m,1H)。
3−アミノ−6−[3−({[(2S)−6−ブロモ−1,2,3,4、−テトラヒドロナフタレン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:N−[(2S)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド(68mg、0.15ミリモル)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)溶液に、固体の炭酸カリウム(0.10g、0.75ミリモル)および3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(70mg、0.22ミリモル)を加えた。室温で一晩反応を攪拌し、酢酸エチル(50mL)で希釈した。有機層を水(30mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過および濃縮により、粗製生成物が得られ、これを、さらに精製することなく次のステップで使用した。
前記の生成物のジクロロメタン(2mL)溶液に、過剰のn−プロピルアミン(0.5mL)を加え、30分間攪拌した。有機溶剤および過剰の試薬を減圧下に除去し、シリカでのカラム精製(9:1、酢酸エチル/メタノール)により、オイル状の生成物を得た。
前記の生成物のメタノール(2mL)溶液に、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、1.50mL)を加え、40分間攪拌した。過剰の試薬および溶剤を蒸発させ、ジエチルエーテルで洗浄すると、塩酸塩として3−アミノ−6−[3−({[(2S)−6−ブロモ−1,2,3,4、−テトラヒドロナフタレン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(16mg、収率23%)が得られた:1NMR(400MHz,CDCl3):8.62(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.82(br s,1H)、7.75(d,1H)、7.40(m,2H)、7.20(m,2H)、6.74(d,1H)、4.01(m,2H)、2.90(m,6H)、2.60(m,2H)、2.12(m,1H)、1.70(m,1H);C23H24N5OBrのMS(EI):466(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(2R)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.05(br s,1H)、7.83(br s,1H)、7.75(d,1H)、7.42(m,2H)、7.20(m,2H)、6.72(d,1H)、4.01(m,2H)、3.10(m,4H)、2.84(m,2H)、2.60(m,1H);2.10(m,1H)、1.70(m,2H);C23H24N5OBrのMS(EI):466(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロペンチルアミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.70(s,1H)、8.48(br s,1H)、8.16(d,1H)、7.58(m,3H)、4.30(s,2H)、3.04(br s,3H)、2.20(m,2H)、1.72(m,7H);C18H23N5OのMS(EI):326(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({(1S,2S)−2−[(フェニルメチル)オキシ]シクロペンチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.06(br s,1H)、7.80(br s,1H)、7.74(d,1H)、7.40(t,2H)、7.32(m,6H)、4.50(q,2H)、3.85(m,3H)、3.20(m,1H)、3.01(d,3H)、2.01(m,1H)、2.10(m,2H)、1.73(m,4H)、1.42(m,1H);C25H29N5O2のMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−[({(1R,2R)−2−[(フェニルメチル)オキシ]シクロペンチル}アミノ)メチル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.65(s,1H)、8.40(br s,1H)、8.12(d,1H)、7.58(t,1H)、7.48(d,1H)、7.34(m,5H)、4.60(q,2H)、4.32(s,2H)、4.28(m,1H)、3.60(m,1H)、3.02(s,3H)、2.30(m,1H)、2.15(m,1H)、1.83(m,4H);C25H29N5O2のMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[2−(ジメチルアミノ)−1−フェニルエチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
(2−アミノ−2−フェネチル)ジメチルアミン(200mg、1.22ミリモル)アセトニトリル(15mL)溶液に、3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.11g、0.35ミリモル)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.14g、1.05ミリモル)を室温で加えた。反応を一晩攪拌した。酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(30mL)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム水溶液(ブライン)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過および濃縮および逆相HPLC精製により、トリフルオロ酢酸塩が得られた。HPLCからのフラクションを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50mL)で中和し、酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、遊離アミンが得られた。メタノール溶液(3mL)中の4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、2.0mL)で処理することにより、この遊離アミンを塩酸塩に変換した。過剰の試薬および溶剤を蒸発させると、黄色の固体として3−アミノ−6−[3−({[2−(ジメチルアミノ)−1−フェニルエチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(88mg、収率18%)が得られた:1NMR(400MHz,CDCl3):8.61(s,1H)、8.05(br s,1H)、7.78(br s,1H)、7.74(d,1H)、7.35(br m,7H)、3.85(d,H3)、3.75(dd,1H)、3.60(d,1H)、3.04(s,3H)、2.65(m,2H)、2.20(s,6H);C23H28N6OのMS(EI):405(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2−モルホリン−4−イル−1−フェニルエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.02(br s,1H)、7.74(d,1H)、7.70(s,1H)、7.39(br m,7H)、3.88(d,1H)、3.78(dd,1H)、3.65(m,3H)、3.58(s,1H)、3.05(d,3H)、2.55(t,1H)、2.45(m,2H)、2.30(m,3H);C25H30N6O2のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(1−フェニル−2−ピロリジン−1−イルエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.12(br s,1H)、7.80(s,1H)、7.74(d,1H)、7.40(br m,5H)、7.30(m,2H)、3.82(d,1H)、3.74(d,1H)、3.60(d,1H)、3.05(d,3H)、2.90(m,2H)、2.70(br s,1H)、2.50(m,1H)、2.40(m,1H)、2.25(dd,2H)、1.70(m,4H);C25H30N6OのMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ピラジン−2−カルボキサミド
メタノール中の3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(30mg、0.8ミリモル)のメタノール(1mL)溶液に、エタノールアミン(20mg、0.32ミリモル)を加えた。反応を一晩80〜90℃に加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(150mL)で希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過、濃縮およびシリカでのカラム精製(9.5:0.5のジクロロメタン/メタノール)により、遊離アミン生成物が得られた。アミンのジエチルエーテル(2mL)の溶液に、4Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、1mL)を加え、30分間攪拌した。濃縮し、ジエチルエーテルで洗浄すると、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ピラジン−2−カルボキサミド(13mg、収率38%)が黄色の塩酸塩として得られた:1NMR(400MHz,CDCl3):8.58(s,1H)、8.40(br s,1H)、7.90(br s,1H)、7.68(m,1H)、7.38(m,3H)、7.20(m,3H)、4.35(t,1H)、3.90(d,2H)、3.80(t,2H)、3.60(m,2H)、3.06(m,1H)、2.84(m,1H)、2.48(m,3H)、1.92(m,1H);C23H25N5O2のMS(EI):404(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−シクロプロピル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):8.60(s,1H)、8.05(br s,1H)、7.83(br s,1H)、7.70(m,1H)、7.40(m,3H)、7.20(m,3H)、4.35(t,1H)、4.02(d,2H)、3.02(m,1H)、2.85(m,2H)、2.50(m,1H)、1.92(m,1H)、1.13(m,1H)、0.90(m,2H)、0.70(m,1H);C24H25N5OのMS(EI):400(MH+)。
5−(3−{[(lS)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピラジン−2−アミン:1NMR(400MHz,CDCl3):8.57(s,1H)、7.95(br s,1H)、7.78(m,1H)、7.42(m,3H)、7.24(m,3H)、4.35(t,1H)、4.02(d,4H)、3.70(m,2H)、3.05(m,1H)、2.85(m,1H)、2.48(m,1H)、1.94(m,5H);C25H27N5OのMS(EI):414(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(3ヒドロキシプロピル)ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,CDCl3):9.56(s,1H)、8.65(m,1H)、8.38(br s,1H)、7.72(d,1H)、7.38(t,2H)、7.50(m,4H)、4.40(t,1H)、4.01(q,2H)、3.60(m,3H)、3.40(m,1H)、3.08(m,1H)、2.90(m,1H)、2.50(m,1H)、2.00(m,1H)、1.75(m,2H);C24H27N5O2のMS(EI):418(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{(1S)−1−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]エチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
N−[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド:(S)−(−)−3−ブロモ−α−メチルベンジルアミン(832mg、4.16ミリモル、Chirageneから)の攪拌されている氷冷THF15.6mL溶液に、塩化2,4−ジニトロベンゼンスルホニル1.33g(4.99ミリモル、1.20当量)、続いてN,N−ジイソプロピルエチルアミン1.08mL(6.20ミリモル、1.49当量)を加えた。氷浴を外し、混合物を室温で19時間攪拌し、ついで、濃縮した。残留物をEtOAcに入れ、2×H2Oで洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。沈殿物が生じるまで、残留物をEtOAc約5mL中で音波処理した。混合物をヘキサン約25mLで希釈した。濾過により、黄褐色の固体(1.69g、収率94.4%)として生成物が得られた。
N−[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド:フラスコを、N−[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド500mg(1.16ミリモル)、(R)−(−)−1−インダノール625mg(4.66ミリモル、4.02当量)(Sigma−Aldrichから)、トリフェニルホスフィン305mg(1.16ミリモル、1.0当量)、ベンゼン6.75mLを充填し、この混合物を氷水浴上で冷却した。混合物に、アゾジカルボン酸ジエチル(DEAD)0.183mL(1.16ミリモル、1.0当量)を加えた。氷浴を外し、攪拌を1時間継続した。混合物を氷浴上で冷却し、引き続き、トリフェニルホスフィン305mg(1.16ミリモル、1.0当量)およびDEAD0.183mL(1.16ミリモル、1.0当量)を加えた。氷浴を外し、攪拌を1時間継続した。混合物を氷浴上で冷却し、引き続きトリフェニルホスフィン305mg(1.16ミリモル、1.0当量)およびDEAD0.183mL(1.16ミリモル、1.0当量)の三回目の添加を行った。氷浴を外し、攪拌を1時間継続した。混合物をEtOAcで希釈し、2×飽和NaCl水溶液で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。粗製物質を、溶離剤としてEtOAcを使用する30mmカラム(シリカ3.5インチ)でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物をヘキサン中10%のEtOAc中で粉砕し、濾過すると、固体として生成物625mg(収率98.5%)が得られた。
[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル](1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミン:CH2Cl211.5mL中のN−[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド625mg(1.14ミリモル)の混合物に、n−プロピルアミン1.44mL(17.5ミリモル、15.4当量)を加えた。反応を室温で16時間攪拌し、濃縮した。粗製物質を、溶離剤としてヘキサン中10%のEtOAcを使用する25mmカラム(シリカゲル3.5インチ)でのシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。濃縮した後に、Et2O4.0mLを、引き続きジオキサン中4NのHClを残留物に加えた。混合物を音波処理し、濾過し、Et2Oで洗浄した。物質をEtOAcに入れ、2×飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮すると、生成物170mg(収率47.2%)が得られた。
前記の手順に従い、[(1S)−1−(3−ブロモフェニル)エチル](1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミンおよびビス(ピナコラト)ジボロンから、(1S)−N−{(1S)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)エチル]インダン−1−アミンを合成した。収率64%。1H NMR(400 MI3z,CDCl3):7.80(br s,1H)、7.72(br d,1H)、7.58(br d,1H)、7.35(m,2H)、7.18(m,3H)、4.12(m,2H)、2.90(m,1H)、2.70(m,1H)、2.20(m,1H)、1.70(m,1H)、1.40(d,3H)、1.24(s,12H)。
前記の手順に従い、(1S)−N−{(1S)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)エチル)インダン−1−アミンおよび3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドをカップリングさせることにより、塩酸塩として3−アミノ−6−(3−{(1S)−1−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]エチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドを調製した。収率34%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.64(s,1H)、8.15(br s,1H)、8.02(br s,1H)、7.78(m,1H)、7.49(m,2H)、7.40(m,1H)、7.20(m,4H)、4.21(m,2H)、3.02(m,4H)、2.78(m,1H)、2.22(m,1H)、1.80(br s,1H)、1.42(d,3H);C23H25N5OのMS(EI):388(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]スルホニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
前記の手順に従い、(S)−1−アミノインダンおよび塩化3−ブロモベンゼンスルホニルから、3−ブロモ−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンゼンスルホンアミドを合成した。収率52%。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.20(m,1H)、7.90(dd,1H)、7.80(dd,1H)、7.50(t,1H)、7.20(m,2H)、7.15(m,1H)、7.02(br d,1H)、4.80(t,1H)、2.90(m,LH)、2.70(m,1H)、2.20(m,1H)、1.70(m,1H)。
前記の手順に従い、3−ブロモ−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンゼンスルホンアミドおよびビス(ピナコラト)ジボロンから、N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]]−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン)ベンゼンスルホンアミドを合成した。収率58%。1H NMR(400MHz,CDCl3):8.40(br s,1H)、8.02(m,2H)、7.54(t,1H)、7.16(m,4H)、4.90(m,1H)、4.70(d,1H)、2.90(m,1H)、2.78(m,1H)、2.30(m,1H)、1.70(m,1H)、1.24(s,12H)。
前記の手順に従い、N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]]−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン)ベンゼンスルホンアミドと3−アミノ−6−ブロモ−N−メチル−2−ピラジンカルボキサミドとをカップリングすることにより、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]スルホニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミドを調製した。収率50%。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.86(s,1H)、8.60(br s,1H)、8.45(br d,1H)、8.25(br s,1H)、8.20(d,1H)、7.85(t,2H)、7.70(t,1H)、7.19(m,4H)、4.80(m,1H)、2.80(m,1H)、2.62(m,1H)、2.00(m,1H)、1.60(m,1H);C20H19N5O3SのMS(EI):410(MH+)。
前記の手順に従い、N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)]−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン)ベンゼンスルホンアミドと3−[2−(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチルとをカップリングさせ、引き続き、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液)でboc基を脱保護して、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]スルホニル}フェニル)−N−ピペリジン−3−イルピラジン−2−カルボキサミドを調製した。収率50%。1H NMR(400MHz,CD3OD):8.78(br s,1H)、8.58(br s,1H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.75(t,1H)、7.18(m,2H)、7.10(m,2H)、4.85(t,1H)、4.30(br s,1H)、3.72(m,1H)、3.68(m,1H)、3.55(m,1H)、3.50(br d,1H)、3.35(dr d,1H)、3.15(br t,1H)、3.00(br t,1H)、2.90(m,1H)、2.70(m,1H)、2.10(m,2H)、1.78(m,1H)、1.70(m,1H);C25H28N6O3SのMS(EI):493(MH+)。
N−[3−(5−アミノ−6−(5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]−2−(2,4−ジクロロフェニル)アセトアミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):8.52(br s,1H)、8.48(br s,1H)、7.82(br d,1H)、7.48(m,6H)、7.35(m,1H)、3.92(s,3H)、3.70(m,1H)、3.42(m,2H)、3.05(m,1H)、2.30(m,1H)、2.02(m,3H);C25H24N8OC12のMS(EI):524(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3R)−3−{[(3−(5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル)フェニル)カルボニル)アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.86(m,1H);8.63(d,1H);8.45(s,1H);8.38(d,1H);7.82(d,1H);7.76(t,1H);4.45(m,1H);3.7〜3.4(m,4H);2.85(d,3H);2.33(m,1H);1.9(m,1H);1.4(s,9H);C22H28N6O4のMS(EI):441(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(3R)−ピロリジン−3−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
1,1−ジメチルエチル−3−{[(3−{5−アミノ−6[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルボニル)アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート(0.7g、ミリモル)を、ジクロロメタン(4mL)に懸濁させ、TFA(3mL)を加えた。混合物を周囲温度で2時間攪拌した。減圧下に揮発性物質を除去し、残留物を飽和K2CO3溶液(300mg)とジクロロメタン(10mL)とに分配した。有機層を分離し、乾燥させ(Na2SO4)、蒸発乾固すると、3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(3R)−ピロリジン−3−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド0.4g(収率74%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.9(s,1H);8.85(m,1H);8.71(d,1H);8.48(m,1H);7.4(d,1H);7.84(d,1H);7.6(t,1H);4.54(m,2H);3.6〜3.18(m,4H);2.85(d,3H);2.25(m,1H);2.1(m,1H);C17H20N6O2のMS(EI):341(MH+)。
3−{[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}−6−{3−[({(3R)−1−[(4−クロロフェニル)メチル]ピロリジン−3−イル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(3R)−ピロリジン−3−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(34.0gmg、0.1ミリモル)のアセトニトリル溶液に、K2CO3(27.6mg、0.2ミリモル)を、続いて臭化4−クロロベンジル(30.7mg、0.15ミリモル)を加えた。この混合物を室温で12時間攪拌し続け、濾過した。アセトニトリル溶液を蒸発乾固し、酢酸エチル/ヘキサン4:1を使用して残留物を、シリカゲルでクロマトグラフィー処理し、生じた固体をヘキサンで粉砕すると、3−{[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}−6−{3−[({(3R)−1−[(4−クロロフェニル)メチル]ピロリジン−3−イル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(28mg、収率47.6%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.9(s,1H);8.85(m,1H);8.75(m,1H);8.38(m,2H);7.78〜7.5(m,11H);4.63(m,5H);3.9(m,1H);3.6(m,2H);3.4(m,1H);2.85(d,3H);2.5(m,1H);2.2(m,1H);C31H30N6O2Cl2のMS(EI):589(MH+)。
3−{[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}−6−{3−[({(3R)−1−[(4−クロロフェニル)メチル]ピロリジン−3−イル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドと同様の手順で、次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−{3−[({(3R)−1−[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]ピロリジン−3−イル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.92(s,1H);8.86(m,1H);8.6(d,1H);8.46(m,1H);8.36(d,1H);7.82(d,1H);7.6〜7.4(m,4H);4.43(m,1H);3.7(m,2H);2.9(m,1H);2.88(d,3H);2.75(m,1H);2.58(m,2H);2.2(m,1H);1.85(m,1H);C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499(MH+)。
N−メチル−3−({[3−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)−6−(3−{[((3R)−1−{[3−(メチルオキシ)フェニル]メチル)ピロリジン−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:8.98(m,1H);8.92(m,1H);8.88(s,1H);8.48(m,1H);8.38(d,1H);7.78(d,1H);7.6〜7.0(m,9H);4.7(m,5H);3.95(m,1H);3.85(s,3H);3.74(s,3H);3.7(m,2H);3.54(m,1H);2.85(s,3H);2.45(m,1H);2.28(m,1H);C33H36N6O4のMS(EI):581(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({(3R)−1−[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]ピロリジン−3−イル}アミノ)カルボニル]フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.86(m,1H);8.55(d,1H);8.46(m,1H);8.38(d,1H);7.82(d,1H);7.6〜7.3(m,4H);4.4(m,1H);3.88(s,2H);3.0(m,1H);2.85(d,3H);2.8〜2.54(m,3H);2.15(m,1H);1.85(m,1H);C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499(MH+)。
N−メチル−3−[(フェニルメチル)アミノ]−6−[3−({[(3R)−1−(フェニルメチル)ピロリジン−3−イル]アミノ]カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.92(m,2H);8.86(s,1H);8.45(s,1H);8.36(d,1H);7,76(d,1H);7.7〜7.46(m,11H);4.65(m,5H);3.91(m,1H);3.62(m,2H);3.45(m,1H);2.85(d,3H);2.49(m,1H);1.22(m,1H);C31H32N6C2のMS(EI):521(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 3−({[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルボニル]アミノ}メチル)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.85(m,1H);8.68(m,1H);8.46(s,1H);8.38(d,1H);7.82(d,1H);7.56(t,1H);3.4(m,5H);3.0(m,1H);2.85(d,3H);2.47(m,1H);1.95(m,1H);1.6(m,1H);1.39(s,9H);C23H30N6O4のMS(EI):455(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 2−({[(3−{5−アミノ−6−[メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)カルボニル]アミノ}メチル)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.85(m,1H);8.5(m,1H);8.46(s,1H);8.38(d,1H);7.72(d,1H);7.58(t,1H);3.98(m,1H);3.4(m,4H);2.85(d,3H);1.85(m,4H);1.39(s,9H);C23H30N6O4のMS(EI):455(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピロリジン−3−イルメチル)アミノ]カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.85(m,1H);8.75(m,1H);8.66(br s,2H);8.48(s,1H);8.38(d,1H);7.84(d,1H);7.58(t,1H);3.6〜3.2(m,5H);3.1(m,1H);2.91(m,1H);2.85(d,3H);2.6(m,1H);2.0(m,1H);1.7(m,1H);C18H22N6O2のMS(EI):355(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピロリジン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.91(s,1H);8.85(m,1H);8.5(s,1H);8.4(d,1H);7.84(d,1H);7.58(t,1H);3.6〜3.4(m,3H);3.1〜3.2(m,2H);2.85(d,3H);2.0〜1.6(m,4H);C21H21N6O2のMS(EI):355(MH+)。
スキーム11は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、この際、例えば、Wは、フェニレンであり、Xは−C(=O)NHCH
2−であり、Yは、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジニル基である。示されているように、中間体(li)を、本発明の化合物(lvii)にする。ニトロフェノール(li)を還元してアニリン(lii)にした。ついで、このアニリン窒素をアシル化すると、中間体(liii)が得られた。閉環すると、中間体(liv)が得られた。シアノ基を還元すると、(lv)が得られ、続いて、このカルボニルを還元すると、1級アミン(lvi)が得られた。アミン(lvi)を酸とカップリングさせると、例えば、下記に示されているような本発明の化合物(lvii)が得られた。
スキーム11
3−アミノ−6−(3−{[3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−6−イルメチル]アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−4−ヒドロキシベンゾニトリル:3−ニトロ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(3.28g、20ミリモル)の酢酸エチル溶液を、5%Pd/Cで、当初圧力20psiで、Parr振盪機中で水素化した。3時間後に、反応混合物を濾過した(セライト)。減圧下に溶剤を除去し、残留オイル3−アミノ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(2.6g、収率97%)をさらに精製することなく次のステップで使用した。1H NMR(400MHz;DMSO−D6)):6.85(m,2H);6.73(d,1H);5.0(br s,NH)。
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリル:3−アミノ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(g、10ミリモルをアセトン(20mL)および水(20mL)に溶かした。重炭酸ナトリウム(4g)を含有。塩化2−クロロアセチルを徐々に加え、混合物を4時間還流加熱し、ついで、25℃で一晩攪拌し続けた。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、蒸発させると、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリルがオイル(1.3g)として得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):7.4(d,1H);7.2(s,1H);7.1(d,1H)。
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イルメチル)アミン:3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリル(1.3g)の無水THF(20mL)溶液を徐々に、攪拌および氷冷されている水素化アルミニウムリチウム溶液(30mL、THF中1Mの溶液)に加えた。水(5mL)および水酸化ナトリウム(5mL、20%溶液)を冷却し続けながら、水(20mL)および酢酸エチル(30mL)を順次加えた。有機溶液を白色の沈殿物からデカンテーションした。残留物をエーテルで2回洗浄し、すべての有機溶液を組合せ、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、引き続き、真空乾燥すると、3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イルメチル)アミン(0.78g)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):6.52(d,1H);6.37(d,1H);5.6(br s,NH);4.05(t,2H);3.4(m,2H)。
3−アミノ−6−(3−{[(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):8.96(t,1H);8.79(s,1H);8.81(m,1H);8.5(s,1H);8.35(d,1H);7.85(d,1H);7.65(br s,2H);7.55(t,1H);6.55(m,2H);6.44(d,1H);5.77(s,1H);4.4(d,2H);4.15(m,2H);3.2(s,1H);2.85(d,3H);C22H22N6O3のMS(EI):419(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[1−(フェニルメチル)ピロリジン−2−イル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ピロリジン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(35.4mg、0.01ミリモル)およびベンズアルデヒド(24.8mg、0.02ミリモル)からなるメタノール(3mL)の攪拌溶液に、シアノホウ水素化ナトリウム(25mg、0.04ミリモル)を加えた。混合物を1時間攪拌し、ついで、溶液のpHが7.0になるまで、酢酸を加えた。溶液をさらに6時間攪拌し、溶剤を除去し、残留物をCHCl3と2Mの水酸化ナトリウム水溶液(5mL)とに分配した。水性相を別のCHCl3(2×5mL)で抽出し、合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無類硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー処理すると、3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[1−(フェニルメチル)ピロリジン−2−イル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド10mgが得られた:1H NMR(400MHz;CDCl3):8.7(s,1H);8.65(s,1H);8.28(br s,1H);7.95(d,1H);7.22(d,1H);7.53(t,1H);7.2〜7.4(m,5H);4.3〜3.5(m,7H);2.95(d,3H);2.35−1.8(m,4H);C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[l−(フェニルメチル)ピロリジン−3−イル]メチル]アミノ)カルボニル]フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):8.67(s,1H);8.42(s,1H);8.15(m,1H);7.95(d,1H);7.84(d,1H);7.53(t,1H);7.4(m,5H);4.15(m,2H);3.75(m,1H);3.4(m,2H);3.0(m,5H);2.22(m,1H);1.95(m,1H);C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2−ピリジン−4−イルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.6(s,1H);8.84(m,1H);8.64(m,1H);8.42(m,1H);7.35(d,1H);7.8(d,1H);7.6〜7.36(m,6H);7.28(d,1H)4.43(d,2H);2.85(d,3H);C25H22N6O2のMS(EI):439(MH+)。
スキーム12は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、この際、例えば、Wはフェニレンであり、Xは−C(=O)NHCH
2−であり、Yはビスアリール、アリール−ヘテロアリール又はへテロアリールのヘテロアリール基である。示されているように、例えば、当技術分野で知られている芳香族カップリング反応を介して、中間体(lvii)である本発明の化合物を、別の本発明の化合物である(lix)に変換した。
スキーム12
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2−ピリジン−3−イルフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−D6):9.1(t,1H);8.6(s,1H);8.64(m,1H);8.58(m,1H);8.42(s,1H);8.34(d,1H);7.88(m,1H);7.8(d,1H);7.58〜7.34(m,5H);7.28(d,1H)4.43(d,2H);2.85(d,3H);C25H22N6O2のMS(EI):439(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4−ピリジン−3−イルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:(400MHz;CD3OD):8.24(t,1H);9.08(m,1H);8.78(s,1H);8.72(m,2H);8.55(m,1H);8.2(d,1H);8.0(m,1H);7.88(d,1H;7.76(m,2H);7.58(m,3H);4.54(d,2H);2.85(s,3H);C25H22N6OのMS(EI):439(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(1H−ベンズイミダゾール−2−イル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(0.6g、ミリモル)を、アンモニア(30mL、メチルアルコール中2.0Mの溶液)に懸濁し、2時間還流させ、ついで、水(100mL)を加えた。固体を集め、1,4−ジオキサン(10mL)中4MのHClで処理し、70℃で一晩攪拌した。溶剤を除去し、残留物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとに分配した。有機層をブラインで洗浄し、ついで、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカでカラムクロマトグラフィー処理すると、3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.4g)が得られた。
3−アミノ−6−[3−(1H−ベンズイミダゾール−2−イル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:
3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(25.4mg、0.1ミリモル)および1,2−フェニレンジアミンのNMP(3mL)溶液を80℃で8時間加熱した。溶剤を除去し、残留物を0.1Mの塩酸水溶液で粉砕した。濾過し、沈殿物をhplc精製すると、生成物(24mg、収率57%)が得られた:(400MHz;DMSO−D6):8.9(s,1H);8.85(m,1H);8.8(s,1H);8.31(d,1H);8.2(d,1H);7.6(m,3H);7.2(m,2H);2.85(d,3H);C19H16N6OでのMS(EI):345(MH+)
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(4−フェニル−1H−イミダゾール−2−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−{3−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]フェニルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6(3−シアノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.7g、2.76ミリモル)およびヒドロキシルアミン(5mL、50%水溶液)をメタノール/THF(5mL、1:1)中、80℃で8時間攪拌した。混合物を水(30mL)に注いだ。固体を濾過により集め、エチルエーテルで洗浄し、乾燥させると、白色の固体として3−アミノ−6−{3−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]フェニルピラジン−2−カルボキサミド(0.75g、収率94.9%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.7(s,1H);8.85(m,2H);8.3(s,1H);8.2(d,1H);7.74(d,1H);7.4(t,1H);6.0(s,2H);2.85(d,3H);C13H14N6O2のMS(EI):287(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[アミノ(イミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−{3−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]フェニルピラジン−2−カルボキサミド(0.858mg、3ミリモル)の攪拌されているピリジン(5mL)溶液に、無水酢酸(4ミリモル)を加えた。この混合物を水(50mL)に注ぎ、酢酸エチル(30mL)で抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na2CO3)、濃縮すると、6−{3−[(E,Z)−[(アセチルオキシ)イミノ](アミノ)メチル]フェニル}−3−アミノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミドが得られた。この粗製物質(400mg)のメタノール950mL溶液に、Pd/C(5%、20mg)を加え、この混合物を30psiでParr振盪機で水素化した。混合物をセライトで濾過し、濾液を蒸発させ、濃縮すると、3−アミノ−6−{3−[アミノ(イミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(300mg、収率37%)が得られた:C13H14N6OでのMS(EI):271(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(4−フェニル−1H−イミダゾール−2−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−{3−[アミノ(イミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.136mg、0.5ミリモル)のDMF(5mL)溶液に、ブロノアセトフェノン(0.11g、0.55ミリモル)、続いてK2CO3(0.276g)を加えた。生じた混合物を70℃に0.5時間加熱した。混合物を水(30mL)に注ぎ、酢酸エチル(30mL)で抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮した。生成物をhplcにより精製すると、3−アミノ−N−メチル−6−[3−(4−フェニル−1H−イミダゾール−2−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(58mg)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.94(s,1H);8.82(m,1H);8.62(s,1H);8.2(d,1H);8.04(d,1H);7.9〜7.78(m,3H);7.58(t,1H);7.38(m,2H);7.24(t,1H);2.82(d,3H);C21H18N6OのMS(EI):371(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4−プロピルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4−プロピルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(50mg、0.19ミリモル)および4−プロピルベンジルアミン(35.7mg、0.24ミリモル)からなる攪拌されているTHF(5mL)溶液に、シアノホウ水素化ナトリウム(約5当量)を加え、還流するまで1時間溶液を攪拌した。減圧下に溶剤を除去した。残留物を酢酸エチル(50mL)と飽和Na2CO3水溶液(10mL)とに分配した。相を分離した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、乾燥させた(Na2SO4)。濾過し、濃縮し、続いてHPLC精製すると、3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4−プロピルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(24mg、収率32%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.7(br s,1H);9.0(m,1H);8.87(s,1H);8.5(s,1H);8.4(d,1H);7.5(m,6H);7.43(m,2H);4.2(d,2H);2.82(d,3H);2.56(m,2H);1.6(m,2H);0.9(m,3H);C23H27N5OのMS(EI):390(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(5−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.8(br s,1H);9.0(m,1H);8.88(s,1H);8.62(s,1H);8.21(m,1H);8.01(m,3H);7.68(m,1H);7.5(m,2H);7.3(t,1H);4.2(d,2H);2.85(t,3H);C20H19N5OFBrのMS(EI):446(MH+)。
スキーム13は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、この際、例えば、Wはフェニレンであり、Xは−C(=O)NHCH
2−であり、Yはインダニル基である。示されているように、中間体(lx)を、本発明の化合物(lxvii)にする。1−アミノ−2,3−ジヒドロ−R1,R2−置換されている1H−インデンを市販の源から得るか、スキーム13に示されているような当技術分野の専門家には知られている方法によりけい皮酸(またはアリールプロピオン酸)から調製した。けい皮酸(lx)を水素化して、酸(lxi)を得た。酸(lxi)を対応するアシル塩化物に変え、求核性芳香族置換条件に掛けると、ケトン(lxiii)が得られた。ケトン(lxiii)を還元して対応するアルコール(lxiv)にし、続いて、このアルコールを対応するアジド(lxv)に変えた。アジド(lxv)を還元して、対応する1−アミノインダン(lxvi)を生じさせた。通常は、酢酸エチル中のSnCl
2を使用して、クロロ−またはブロモ置換をフェニル環上に有するアジド(lxv)を還元して、1−アミノインダン(lxvi)にした。例えば前記のように還元アミノ化を介して、アミノインダン(lxvi)を本発明の化合物、例えば、(lxvii)にした。前記のように、アミンを対応するベンジル臭化物とカップリングさせると、例えば、化合物(lxvii)が得られた。
スキーム13
3−アミノ−6−(3−{[(4,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(50mg、0.19ミリモル)および1−アミノ−4,7−ジフルオロインダン(67.6mg、0.4ミリモル)からなる攪拌されているTHF(5mL)溶液に、シアノホウ水素化ナトリウム(62.8mg、1ミリモル)および酢酸1滴を加えた。溶液を一晩攪拌し、溶剤を減圧下に除去した。残留物を酢酸エチル(50mL)と飽和Na2CO3水溶液(10mL)とに分配した。相を分離した。有機層をHCl(5mL、0.5M)で、続いて飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥させた(Na2SO4)。濾過し、濃縮し、続いてhplc精製すると、3−アミノ−6−(3−{[(4,7−ジフルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(42.2mg、収率50%)が得られた。ジオキサン中過剰のHCl(0.2mL、4.0M)を溶液に加え、溶剤を除去すると、塩酸塩が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):10.1(br s,IH;9.7(br s,1H);9.0(m,1H);8.85(s,1H);8.2(m,1H);7.5(m,2H);7.3〜7.2(m,2H);5.0(m,1H);4.6〜4.15(m,3H);3.4(m,1H);2.95(m,1H);2.85(d,3H);2.6(m,1H);2.46(m,1H);C22H21N5OF2のMS(EI)HCl:410(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4,7−ジフルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6)9.0(m,NH);8.88(s,1H);8.6(s,1H);8.2(s,1H);7.5(m,2H);7.4(m,2H);4.5(m,1H);4.2(m,2H);2.85(m,3H);2.8(m,1H);2.2(m,2H);1.3(m,3H);C23H23N5OF2のMS(EI)HCl:424(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(6−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);7.78(m,1H);8.08(s,1H);8.22(m,1H);7.4〜7.3(m,4H);4.2(m,1H);3.8(m,2H);2.9(m,1H);2.83(d,3H);2.7(m,3H);2.37(m,1H);2.4(m,1H);C22H21N5OFBrのMS(EI):470(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.8(br s,NH);9.6(br s,NH);8.98(m,1H);8.88(s,1H);8.6(s,1H);8.2(m,1H);7.7〜7.2(m,6H);5.1〜4.38(m,1H);4.38(m,2H);3.4(m,1H);2.95(m,1H);2.85(d,3H);2.43〜2.6(m,1H);C22H22N5OF HClのMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4,6−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;CDCl3):9.1(m,1H);8.8(s,1H);8.6(m,1H);8.4(d,1H);8.74(d,1H);7.5〜7.2(m,3H);4.6(m,1H);3.9(m,2H);3.4(m,1H);3.0(d,3H);2.9(m,1H);2.5(m,1H);1.3(m,1H);C22H21N5OF2のMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド;1H NMR(400MHz;CDCl3):8.6(s,1H);8.0(br s,1H);7.8(s,1H);7.75(m,1H);7.74(m,1H);7.18〜6.9(m,3H);4.3(m,1H);4.0(m,2H);3.04(d,3H);3.0(m,1H);2.56(m,1H);1.85(m,1H);C22H22N5OFのMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5,6−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.6(s,1H);8.0(br s,1H);7.84(s,1H);7.8(d,1H);7.4(m,2H);7.5(m,1H);7.0(m,1H);4.25(t,1H);3.92(m,2H);3.08(d,3H);3.0(m,1H);2.8(m,1H);2.5(m,1H);1.9(m,1H);C22H21N5OF2のMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド :1H NMR(400MHz;CDCl3):8.64(s,1H);8.4(m,1H);7.88(s,1H);7.76(d,1H);7.4(m,2H);6.78(d,1H);6.64(t,1H);4.6(m,1H);3.9(m,2H);3.2(m,1H);3.1(d,3H);2.85(m,1H);2.4(m,1H);2.1(m,1H);C22H21N5OF2のMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(7−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.81(s,1H);8.78(br s,1H);8.1(m,1H);8.05(m,1H);7.4(m,3H);7.02(t,1H);4.2(m,1H);3.9(m,2H);3.4(m,1H);2.85(d,3H);2.76(m,1H);2.4(m,1H);1.8(m,1H);C22H21N5OFBrのMS(EI):472(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.84(s,1H);8.80(m,1H);8.17(s,1H);8.08(d,1H);7.4(m,4H);7.25(m,2H);4.25(m,1H);3.87(m,2H);2.9(m,1H);2.85(d,3H);2.7(m,1H);2.4(m,1H);1.8(m,1H);C22H22N5OClのMS(EI):408(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4,6−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.84(s,1H);8.8(m,1H);8.1(s,1H);8.06(d,1H);7.39(m,4H);4.2(m,1H);3.87(m,2H);2.9(m,1H);2.85(d,3H);2.77(m,1H);2.4(m,1H);1.8(m,1H);C22H21N5OCl2のMS(EI):442(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.84(s,1H);8.80(m,1H);8.2(s,1H);8.05(d,1H);7.4〜7.23(m,4H);4.25(m,1H);3.87(m,2H);2.95(m,1H);2.85(d,3H);2.78(m,1H);2.4(m,1H);1.84(m,1H);C22H22N5OClのMS(EI):408(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.9(m,2H);9.05(m,1H);8.9(s,1H);8.7(s,1H);8.2(d,1H);8.15(s,1H);7.5(m,3H);7.3(d,1H);4.85(m,1H);4.25(rn,2H);3.18(m,1H);2.86(m,1H);2.81(d,3H);2.65(m,1H);2.4(m,1H);C22H22N5OBr HClのMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H22N5OFHClのMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2R)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(s,1H)、8.77(dd,1H)、8.08(s,1H)、8.02(m,1H)、7.62(bs,2H)、7.38(m,2H)、7.03(s,4H)、3.85(s,2H)、3.26(m,2H)、3.00(dd,1H)、2.86(d,3H)、2.81(t,1H)、2.68(m,1H)、2.56(m,1H)、2.02(m,1H)、1.56(m,1H);C23H25N5OのMS(EI):388.4(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(2S)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.82(s,1H)、8.77(dd,1H)、8.11(s,1H)、8.04(m,1H)、7.62(bs,2H)、7.39(m,2H)、7.02(s,4H)、3.86(s,2H)、3.25(m,2H)、3.00(dd,1H)、2.88(d,3H)、2.81(t,1H)、2.72(m,1H)、2.62(m,1H)、2.04(m,1H)、1.58(m,1H);C23H25N5OのMS(EI):388.4(MH+)。
スキーム14は、前記のスキーム13と同様に、2−アミノインダン−1−オールを本発明の化合物に導入するために調製することも示している。ケトン(lxiii)をアジド(lxviii)に変え、続いて、2−アミノインダン−1−オール(lxix)に還元した。これらのアミノアルコールを使用して、下記のように、本発明の化合物、例えば、化合物(lxx)を製造した。
スキーム14
3−アミノ−6−(3−{[(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
溶液が澄明な黄色になるまで、4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.29g、9.34ミリモル)およびHNIB(5.02g、12.1ミリモル)のCH3CN(190.0mL)溶液を1.5時間還流させた。室温まで冷却したら、NaN3(1.21g、18.7ミリモル)を加え、溶液を室温で12時間攪拌した。さらなるNaN3(0.50g、7.7ミリモル)を加え、溶液をさらに室温で4時間攪拌した。反応混合物を真空濃縮し、残留物をCH2Cl2(100mL)に入れた。この溶液をH2O(75mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、5:1のヘキサン/EtOAc)を介して精製すると、2−アジド−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン1.61g(収率96%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):7.59(d,1H)、7.41(m,1H)、7.32(t,M)、4.15(dd,1H)、3.55(dd,1H)、2.89(dd,1H)。
2−アジド−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(0.81g、4.5ミリモル)のMeOH(15.0mL)溶液に、NaBH4(0.19g、4.5ミリモル)を1回で加えた。室温で10分間攪拌した後に、溶液を真空濃縮した。残留物をEtOAc(100mL)に入れ、この溶液を飽和NaHCO3(水溶液)(50mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮すると、白色の固体として2−アジド−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール0.64g(収率73%)が得られ、これを、さらに精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.23(m,2H)、6.97(t,1H)、5.15(dd,1H)、4.37(q,1H)、3.17(d,1H)、2.40(d,1H)。
10%Pd/炭素(0.070g、0.50ミリモル)のEtOAc(7.0mL)溶液をH2(g)気泡下に2時間攪拌し、この後、2−アジド−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(0.98g、5.1ミリモル)およびBoc2O(1.3g、6.1ミリモル)からなるEtOAc(3.0mL)溶液を加えた。混合物をH2(g)気泡下に室温で12時間攪拌した。セライト/ガラス漏斗を介して濾過し、真空濃縮すると、粗製残留物が得られ、これを、カラムクロマトグラフィー(SiO2、3:1のヘキサン/EtOAc)により精製すると、(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)カルバミン酸1,1−ジメチルエチル0.62g(収率46%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):7.18(m,2H)、6.94(m,1H)、5.21(bs,0.5H)、5.03(bs,0.5H)、4.37(bs,0.5H)、4.10(q,0.5H)、3.24〜3.40(m,1H)、2.59〜2.86(m,1H)、1.44(s,9H)。
(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)カルバミン酸1,1−ジメチルエチル(0.30g、1.1ミリモル)のCH2Cl2(10mL)溶液に、TFA(1mL)を加え、溶液を還流まで加熱した。溶液を直ちに冷却し、真空濃縮した。残留物をMeOHに入れ、pH8までBio−Rad AG 1−X8樹脂(水酸化物形)で処理した。生成物を濾過し、真空濃縮すると、2−アミノ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール0.12g(収率64%)が得られ、これを、さらに精製することなく、後続の還元アミノ化のために使用した。
3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.15g、0.62ミリモル)、2−アミノ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(0.12g、0.74ミリモル)、氷AcOH(0.070mL、1.2ミリモル)およびNaBH(OAc)3(0.39g、1.8ミリモル)からなるTHF(2.5mL)溶液を70℃に1時間加熱した。冷却したら、飽和NaHCO3(水溶液)を加えた(25mL)。水性相をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥(Na2SO4)させ、濾過し、真空濃縮した。粗製混合物をHPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)を介して精製した。CH3CN/H2Oを除去したら、生成物をMeOHに入れ、pH8までBio−Rad AG 1−X8樹脂(水酸化物形)で処理した。生成物を濾過し、真空濃縮すると、3−アミノ−6−(3−{[(4−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド14.1mg(収率6%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.81(d,1H)、8.77(bs,1H)、8.08(d,1H)、8.02(d,1H)、7.38(m,2H)、7.22(m,1H)、7.16(d,1H)、7.10(d,1H)、7.00(q,1H)、5.60(d,0.5H)、5.34(bs,0.5H)、4.91(d,0.5H)、4.84(t,0.5H)、3.84〜4.02(m,2H)、3.18(m,1H)、2.98(dd,0.5H)、2.85(d,3H)、2.76(dd,0.5H)、2.52(m,2H);C22H22N5O2FのMS(EI):408(MH+)。
同様の合成技術を使用して、(4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ[Haadsma−svensson,S.R.et al.国際公開第9504713号パンフレット、1995年]から出発して、次の本発明の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.81(s,1H)、8.75(m,1H)、8.06(s,1H)、8.02(m,1H)、7.37(m,2H)、7.14(m,1H)、7.02(d,1H)、6.91(t,1H)、3.83(s,2H)、3.60(m,1H)、3.11(dd,2H)、2.85(d,2H)、2.73〜2.81(m,3H);C22H22N5OFのMS(EI):392(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(ナフタレン−2−イルアミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ホルミルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.075g、0.29ミリモル)、ナフタレン−2−アミン(0.21g、1.5ミリモル)、氷AcOH(0.033mL、0.56ミリモル)およびNaBH(OAc)3(0.093g、0.44ミリモル)からなるTHF(1.1mL)溶液を80℃に12時間加熱した。冷却したら、飽和NaHCO3(水溶液)(25mL)を加えた。水性層をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮した。HPLC(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)を介して、粗製混合物を精製した。CH3CN/H2Oを除去したら、生成物をMeOHに入れ、pH8までBio−Rad AG 1−X8樹脂(水酸化物形)で処理した。生成物を濾過し、真空濃縮すると、3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(ナフタレン−2−イルアミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド29.1mg(収率26%)が得られた:1H NMR(400 MHz,d6−DMSO):8.84(s,1H)、8.77(d,1H)、8.22(s,1H)、8.05(dt,1H)、7.62(t,2H)、7.51(d,1H)、7.41(d,2H)、7.27(dt,1H)、7.10(dt,2H)、6.77(d,1H)、6.57(t,1H)、4.46(d,2H)、2.85(d,3H);C23H21N5OのMS(EI):384(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(ナフタレン−1−イルアミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.78(s,1H)、8.70(m,1H)、8.25(m,1H)、8.20(s,1H)、7.99(m,2H)、7.73(m,1H)、7.42(m,2H)、7.36(m,2H)、7.16(t,1H)、7.05(d,1H)、6.96(t,1H)、6.42(d,1H)、4.57(d,2H)、2.84(d,3H);C23H21N5OのMS(EI):384(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−フルオロビフェニル−4−イル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(0.15g、0.74ミリモル)、トリブチル(フェニル)スタンナン(0.27mL、0.81ミリモル)およびPd(pph3)4(0.043g、0.037ミリモル)からなるPhCH3(2.5mL)溶液を密閉反応管中で110℃まで12時間加熱した。さらなるトリブチル(フェニル)スタンナン(0.20mL、0.61ミリモル)およびPd(PPh3)4(0.043g、0.037ミリモル)を加え、溶液をさらに110℃に2時間加熱した。溶剤を真空除去した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、5:1のヘキサン/EtOAc)を介して精製すると、3−フルオロビフェニル−4−カルボアルデヒド0.23g(収率>100%)が得られ、これを、さらに精製することなく使用した:C13H9OFでのMS(EI):201(MH+)。
3−フルオロビフェニル−4−カルボアルデヒド(0.030g、0.15ミリモル)、3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.038g、0.15ミリモル)、氷AcOH(0.010mL、0.15ミリモル)およびNaBH(OAc)3(0.047g、0.22ミリモル)からなるTHF(0.6mL)溶液を室温で12時間攪拌した。飽和NaHCO3(水溶液)(25mL)を加え、水性層をEtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、真空濃縮した。粗製混合物をHPLCにより精製した(逆相、0.1%のTFAを有するCH3CN/H2O)。CH3CN/N2Oを除去したら、生成物をMeOHに入れ、pH8までBio−Rad AG 1−X8樹脂(水酸化物形)で処理した。生成物を濾過し、真空濃縮すると、3−アミノ−6−[3−({[(3−フルオロビフェニル−4−イル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド13.4mg(収率20%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.84(s,1H)、8.79(d,1H)、8.09(bs,1H)、8.05(m,1H)、7.70(m,2H)、7.61(t,1H)、7.36〜7.53(m,8H)、3.80(d,4H)、2.86(d,3H);C26H24N5OFのMS(EI):442(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−{3−[({[2−フルオロ−4−(2−チエニル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.83(s,1H)、8.79(m,1H)、8.07(bs,1H)、8.05(m,1H)、7.58(m,2H)、7.54(d,1H)、7.37〜7.50(m,4H)、7.15(m,1H)、3.78(d,4H)、3.17(d,1H)、2.86(d,3H);C24H22N5OFSのMS(EI):448(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−フルオロ−4−フラン−2−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.81(s,1H)、8.77(m,1H)、8.06(bs,1H)、8.02(m,1H)、7.74(d,1H)、7.35〜7.57(m,4H)、7.00(d,1H)、6.59(m,1H)、3.75(d,4H)、2.84(d,3H);C24H22N5O2FのMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−フルオロ−5−(2−チエニル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.80(s,1H)、8.75(m,1H)、8.07(bs,1H)、8.02(m,1H)、7.77(dd,1H)、7.55(m,1H)、7.50(dd,1H)、7.37〜7.44(m,3H)、7.18(dd,1H)、7.10(dd,1H)、3.80(d,4H)、3.16(d,1H)、2.83(d,3H);C24H22N5OFSのMS(EI):448(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−エテニル−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.80(s,1H)、8.75(m,1H)、8.04(bs,1H)、8.01(m,1H)、7.25〜7.48(m,5H)、6.69(dd,1H)、5.86(d,1H)、5.27(d,1H)、3.75(d,4H)、3.16(d,1H)、2.85(d,3H);C22H22N5OFのMS(EI):392(MH+)。
2−アミノ−5−[3−ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド
米国特許第3950160号明細書および第4361700号明細書に記載の市販の2−アミノニコチン酸のパラから2−アミノ基を臭素化することにより、2−アミノ−5−ブロモピリジン−3−カルボン酸を調製した。
2−アミノ−5−ブロモピリジン−3−カルボン酸メチル:2−アミノ−5−ブロモピリジン−3−カルボン酸(7g、32.2ミリモル)からなるメタノール(150mL)およびH2SO4(7mL)中のスラリーを48時間還流まで加熱した。反応混合物を約40mLまで濃縮した。水(100mL)を残留オイルに加え、混合物を炭酸ナトリウムで中和した。酢酸エチル(400mL)を加え、有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮すると、表題の化合物(5.5g、収率73.9%)が得られた。
2−アミノ−5−ブロモピリジン−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:前記の2−アミノ−5−ブロモピリジン−3−カルボン酸メチル(3.0g、13ミリモル)のメタノール中のスラリーを0℃に冷却し、メチルアミンガスを、溶液に穏やかな速度で5分間通過させた。混合物を密閉管中、50℃で24時間攪拌し、メタノールを真空除去すると、白色の固体として2−アミノ−5−ブロモピリジン−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド(2.5g、収率80.6%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.54(br s,IH;8.19(d,1H);8.08(d,1H);7.25(s,1H);2.72(d,3H)。
2−アミノ−5−[3−ヒドロキシメチル]フェニル]−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:2−アミノ−5−ブロモピリジン−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド(0.15g、0.66ミリモル)のDMF(10mL)溶液に、3−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(129mg、0.85ミリモル)、Pd(dppf)2Cl2(収率10モル%)および炭酸ナトリウム(0.3g)を加え、この混合物を窒素雰囲気下に5分間攪拌した。混合物を85℃に4時間加熱した。反応混合物を室温に冷却した。混合物を酢酸エチル(3×10mL)で抽出し、合わせた有機フラクションを塩化アンモニウム水溶液(2×5mL)およびブライン(2×5mL)で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空蒸発させた。残留物をジエチルエーテル/ヘキサン(2:1)で粉砕し、固体を真空濾過により集めた。カラムクロマトグラフィーにより精製すると、白色の固体(100mg、収率59%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.6(br s,NH);8.4(d,1H);8.2(d,1H);7.6(s,1H);7.55(d,1H);7.4(t,1H);7.27(d,1H);7.2(br s,2NH);5.25(t,1H);4.55(d,2H);2.80(d,3H);C14H15N3OのMS(EI):258(MH+)。
スキーム15は、式Iによる置換基−W−X−Yを有する本発明の化合物のための一般的な合成経路を示しており、この際、例えば、Wはフェニレンであり、Xは−CH
2NH−であり、Yは様々な基である。前記のように、W、XまたはYは場合によって置換されており、これは、例の1セットであるにすぎないことを明記する。スキーム10と同様に、この例ではYを有する1級アミン(xlv)を、本発明の化合物である(lxxiii)に導入する。例えば、この例ではその構造の一部としてYを有するアミン(xlv)を、2,4−ジニトロスルホンアミド(xlvi)に変える。スルホンアミド(xlvi)を使用して、スルホンアミド(lxxii)を製造する。(xlvi)から(lxxii)への変換を、ミツノブ条件下で実施するが、この場合には、アルコールパートナーは、中間体、本発明の化合物(lxxi)である。スキーム10に関連して前記したように、必須ではないが通常は、1級アミン、例えば、n−プロピルアミンを加えることにより、この場合には本発明の化合物である2級アミン(lxxiii)を遊離させることにより、スルホンアミド結合を分離する。
スキーム15
2−アミノ−5−(3−{[[(2,4−ジニトロフェニル)スルホニル][(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル}フェニル]−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド
N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド:(S)−(+)−1−アミノインダン(30.0ミリモル、Sigma−Aldrichから)の攪拌されている氷冷THF113mL溶液に、塩化2,4−ジニトロベンゼンスルホニル9.60g(36.0ミリモル、1.20当量)、続いてN,N−ジイソプロピルエチルアミン7.80mL(44.8ミリモル、1.49当量)を加えた。氷浴を外し、混合物を室温で19時間攪拌し、続いて濃縮した。残留物をEtOAcに入れ、2×H2Oで洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。沈殿物が生じるまで、残留物をEtOAc約30mL中で音波処理した。混合物をヘキサンを用いて約150mLまで希釈した。濾過により、黄褐色の固体として純粋な生成物(8.59g、収率78.8%)が得られた。
トリフェニルホスフィン(6.9g、26ミリモル)を、2−アミノ−5−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド(5.16g、20ミリモル)およびN−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド(9.4g、26ミリモル)からなる攪拌されているベンゼン(150mL)溶液を加えた。ついで、アゾジカルボン酸ジエチル(4.5g、26ミリモル)を滴加し、混合物を周囲温度で4時間攪拌した。酢酸エチル(400mL)を加え、有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、乾燥させた(Na2SO4)。濾過し、濃縮し、引き続きカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン、9:1)処理すると、所望の生成物(8.2g、収率50%)が得られた。
2−アミノ−5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:2−アミノ−5−(3−{[[(2,4−ジニトロフェニル)スルホニル][(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル}フェニル]−N−メチルピリジン−3−カルボキサミドをCH2Cl2(150mL)中の過剰のn−プロピルアミン(4当量)で処理した。混合物を付加的な酢酸エチル(200mL)で希釈した。混合物を飽和炭酸ナトリウム水溶液(3×30mL)およびブライン(3×30mL)で順次洗浄した。合わせた有機フラクションを無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空濃縮した。分取HPLC(アセトニトリル/水)により残留物を精製すると、所望の生成物が得られた(5.8g)。ジオキサン中4MのHCl溶液を使用して、化合物を塩酸塩に変えた。1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.9(br s,NH);9.02(s,1H);8.9(s,1H);8.6(s,1H);8.35(br s,NH);8.2(s,1H);7.8(d,2H);7.75(m,2H);7.37(m,2H);7.29(m,1H);4.85(m,1H);4.25(m,2H);3.4(m,1H);2.9(m,1H);2.80(d,3H);2.43(m,1H);2.4(m,1H);C23H24N4O HClのMS(EI):374(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.8(br s,2H);9.15(br s,1H);8.8(s,1H);8.31(s,1H);8.08(s,1H);7.85(d,1H);7.6(m,2H);7.3(d,1H);4.85(m,1H);4.3(m,2H);3.2(m,1H);2.85(m,1H);2.81(d,3H);2.56(m,1H);2.4(m,1H);C22H23N4OBr HClのMS(EI):451(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(4,6−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):10.0(br s,2H);9.18(m,1H);8.8(s,1H);8.6(s,1H);8.30(br s,2H);8.25(s,NH);7.85〜7.2(m,5H);4.85(m,1H);4.4(m,2H);3.2(m,1H);2.9(m,1H);2.85(d,3H);2.6〜2.4(m,2H);C23H22N4OF2 HClのMS(EI):409(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(7−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル)フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:C23H22N4OFBr HClのMS(EI):469(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(4−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.4(br s,NH);8.9(br s,1H);8.65(br s,1H);8.6(s,1H);8.2(s,1H);7.75(m,2H);7.6〜7.48(m,3H);7.7(d,1H);4.85(m,1H);4.3(m,2H);3.8(m,1H);3.18(m,1H);2.85(m,3H);2.59〜2.4(m,2H);C23H23N4OC1 HClのMS(EI):407(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(5,6−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド):1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.83(br s,NH);9.09(br s,NH);8.82(s,1H);8.58(s,1H);8.22(s,1H);7.99(m,1H);7.8(m,1H);7.67〜7.44(m,2H);4.85(s,1H);4.27(m,2H);3.2(m,1H);2.95(m,1H);C23H22N4OF2のMS(EI):408(MH+)。
2−アミノ−5−(3−{[(5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.7(br s,NH);9.4(br s,1H);9.0(br s,1H);8.7(s,1H);8.57(s,1H);8.1(s,1H);7.8(m,1H);7.5(m,1H);7.2(m,2H);4.85(m,1H);4.3(m,2H);3.89(m,1H);3.18(m,1H);2.85(m,3H);2.69〜2.5(m,2H);C23H22N4OF2 HClのMS(EI):409(MH+)。
スキーム14およびスキーム15に関して記載されたような合成技術を組み合わせる手法を使用して、次の化合物を製造した。
3−アミノ−6−[3−({[6−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.68g、7.99ミリモル)をDMFに溶かし、トリエチルアミン(1.61g、15.98ミリモル)、ヨウ化銅(152mg、0.79ミリモル)およびプロピ−2−イン−1−オール(2.24g、39.96ミリモル)で、Pd(PPh3)4(462mg、0.39ミリモル)の存在下に周囲温度で処理した。16時間還流させた後に、反応混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、ブラインで洗浄した。合わせた有機層をMgSO4上で乾燥させた。真空下に溶剤を除去すると、粗製の黄褐色のオイルが得られた。分取薄層クロマトグラフィーにより精製すると、5−(ヒドロキシプロピ−1−イン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.06g、収率72%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ7.63(d,1H)、7.59(s,1H)、7.42(d,1H)、4.45(s,2H)、3.18(m,2H)、2.69(m,2H);C12H10O2のMS(EI):187.20(MH+)。
5−(ヒドロキシプロピ−1−イン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.06g、5.71ミリモル)のMeOH溶液に、10%Pd/Cを加え、Parr振盪機を用いて水素化した。12時間後に、反応混合物をセライトで濾過し、真空濃縮すると、5−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.03g、収率94%)が得られた:C12H14O2でのMS(EI):191.24(MH+)。
5−(ヒドロキシプロピ−1−イン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.03g、5.42ミリモル)をDMFに溶かし、クロロ−t−ブチルジメチルシラン(981mg、6.51ミリモル)、イミダゾール(443mg、6.51ミリモル)で0℃で処理した。反応混合物を放置して周囲温度にした。10時間後に、反応混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、水、ブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させた。有機層を真空濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.54g、収率94%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.63(d,1H)、7.59(s,1H)、7.42(d,1H)、4.45(t,2H)、3.10(m,2H)、2.78(m,2H)、2.64(m,2H)、1.82(m,2H)、0.95(s,9H)、0.06(s,6H)。
5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.54g、5.07ミリモル)をMeOH(20mL)に溶かし、0℃でNaBH4(231mg、6.10ミリモル)で処理した。1時間後に、0℃で、水を徐々に加えることにより、反応混合物をクエンチした。反応混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、水、ブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させた。有機層を真空濃縮し、さらに精製することなく次の反応に移した。アルコール(1.56g、5.079ミリモル)の溶液に、DPPA(1.81g、6.60ミリモル)、DBU(1.00g、6.60ミリモル)を0℃で加えた。反応混合物を放置して、周囲温度にし、10時間攪拌した。反応混合物を真空濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、1−[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2λ5−トリアゼ−1−エン−2−イン(1.05g、63%、2ステップ)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25(d,1H)、7.05(m,2H)、4.79(m,1H)、3.59(t,2H)、3.00(m,1H)、2.78(m,1H)、2.63(m,2H)、2.38(m,1H)、2.06(m,1H)、1.77(m,2H)、1.88(s,9H)、0.05(s,6H)。
1−[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2λ5−トリアゼ−1−エン−2−インをMeOH中、Parr振盪機(30psi)で一晩水素化し、セライトで濾過した。有機層を濃縮し、THF(15mL)に溶かした。生じたアミンの溶液に、塩化3,5−ジニトロベンゼンスルホニル(1.02g、3.81ミリモル)、ジイソプロピルエチルアミン(616mg、4.76ミリモル)を0℃で加えた。反応混合物を放置して周囲温度にし、3時間攪拌して、反応を完了させた。反応混合物を真空濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、N−[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−3,5−ジニトロベンゼンスルホンアミド(1.16g、収率68%、2ステップ)が得られた。
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(403mg、1.55ミリモル)の溶液に、N−[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−3,5−ジニトロベンゼンスルホンアミド(950mg、1.77ミリモル)、トリフェニルホスフィン(466mg、1.77ミリモル)、アゾジカルボン酸ジエチル(309mg、1.77ミリモル)を0℃で加え、反応混合物を放置して、周囲温度にした。10時間後に、反応混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、水、ブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させた。有機層を真空濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、3−アミノ−6−[3−({[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル][(3,5−ジニトロフェニル)スルホニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(655mg、収率54%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.45(s,1H)、8.28(d,1H)、8.02(m,1H)、7.91(m,1H)、7.92(d,1H)、7.58(m,2H)、7.21(m,2H)、7.06(m,3H)、5.74(t,1H)、4.45(d,1H)、4.27(d,1H),3.61(m,2H)、3.08(d,3H)、2.88(m,2H)、2.65(m,3H)、2.12(m,1H)、1.78(m,2H)、0.89(s,9H)、0.05(s,6H)。
3−アミノ−6−[3−({[5−(3−{[(1,1−ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル][(3,5−ジニトロフェニル)スルホニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(600mg、0.77ミリモル)をTHFに溶かし、THF中のフッ化テトラブチルアンモニウムの存在下に1時間還流させた。反応混合物を水で分配し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、MgSO4上で乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、黄褐色のオイルが得られ、これを、ジクロロメタンおよびイソプロピルアミンに溶かした。30分間攪拌した後に、溶剤を真空除去し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、3−アミノ−6−[3−({[6−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(110mg、収率33%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.59(s,1H)、8.06(bs,1H)、7.91(s,1H)、7.52(m,1H)、7.40(m,2H)、7.11(d,1H)、7.08(s,1H)、7.03(d,1H)、4.32(d,1H)、3.66(t,2H)、3.02(d,3H)、2.99(m,1H)、2.81(m,1H)、2.69(t,2H)、2.44(m,1H)、1.90(m,4H)、1.32(m,3H)、0.82(m,2H);C25H29N5O2のMS(EI):432.23(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボニトリル:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.93(s,1H)、7.98(s,1H)、7.81(d,1H)、7.46(br s,2H)、7.44〜7.38(m,3H)、7.22(m,1H)、7.1.7(m,2H)、4.16(t,1H)、3.86(m,2H)、2.94(m,1H)、2.73(m,1H)、2.32(m,1H)、1.82(m,1H);C21H19N5のMS(EI):342.2(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−[5−(フェニルメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−アミン
N−{3−[5−アミノ−6−(5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]ベンジル}−2,4−ジニトロ−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンゼンスルホンアミド:トリフェニルホスフィン(47mg、0.17ミリモル)を、{3−[5−アミノ−6−(5−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール(50mg、0.14ミリモル)およびN−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド(60mg、0.16ミリモル)からなる攪拌されているTHF溶液に加えた。ついで、アゾジカルボン酸ジエチル(31mg、0.17ミリモル)を加え、混合物を周囲温度で4時間攪拌した。酢酸エチル(20mL)を加え、有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、乾燥させた(Na2SO4)。濾過し、濃縮し、シリカゲルでクロマトグラフィー処理すると、表題の化合物が得られた:C35H29N9O6SでのMS(EI):704(MH+)。
粗製ベンゼンスルホンアミド(50mg)のジクロロメタン(3mL)溶液を過剰のn−プロピルアミン(4当量)で処理した。溶剤を蒸発させ、残留物をシリカゲルでEtOAc−ヘキサン(7:1)を用いてクロマトグラフィー処理すると、黄色の固体として5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−[5−(フェニルメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−アミン(15mg、収率22%)が得られた;1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.78(s,1H);8.18(s,1H);8.16(d,1H);7.65(br s,NH);7.48〜7.1(m,11H);4.2(m,3H);3.8(m,2H);2.9(m,1H););2.7(m,1H);2.3(m,1H););1.8(m,1H);C29H27N7のMS(EI):474(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(4H−1,2,4−トリアゾール3−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.9(m,1H);8.88(s,1H);8.68(s,1H);8.4(br s,1H);8.24(d,1H);7.85(d,1H);7.6(m,2H);7.4〜7.2(m,3H);4.8(m,1H);4.4(m,2H);3.2(m,1H);2.9(m,1H);2.55(m,1H);2.4(m,1H);C22H21N7 HClのMS(EI):384(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−[5−(1,1−ジメチルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−アミン):1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);8.6(s,1H);8.4(d,1H);7.8(d,1H);7.6〜7.25(m,5H);4.48(s,1H);4.4(m,2H);3.2(m,1H);2.9(m,1H);2.5(m,1H);2.35(m,1H);C26H29N7 HClのMS(EI):440(MH+)。
(1S)−N−{[3−(6−{5−[(メチルオキシ)メチル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);8.15(s,1H);8.07(d,1H);7.7(br s,1H);7.47(t,1H);7.4(t,1H);5.25(t,1H);4.6(d,2H);3.1〜2.9(m,3H);2.4(m,2H);2.2〜1.9(m,3H);1.8〜1.6(m,3H);1.04(t,3H);C20H25N7OのMS(EI):380(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−[5−(1−エチルピペリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):10.4(br s,NH);9.98(br s,NH);8.9(s,1H);8.77(s,1H);8.3(d,1H);7.84(d,1H);7.8(br s,2NH);7.5(m,2H);7.3(m,3H);4.8(m,1H);4.3(m,2H);3.8〜3.6(m,3H);3.4〜2.9(m,6H);2.55〜1.61(m,6H);1.3(t,3H);C29H34N8 HClのMS(EI):495(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボン酸メチル(37.4mg、0.1ミリモル)のメタノール(5mL)溶液を0℃に冷却し、アンモニアガスを、穏やかな速度で2分間溶液に通過させた。混合物を密閉管上で50℃で24時間攪拌し、ついで、メタノールを真空除去すると、固体として2−アミノ−5−N−メチルピラジン−3−カルボキサミド(20mg、収率55.7%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);8.3(br s,1H);8.15(s,1H);8.0(d,1H);7.7(s,1H);7.6(br s,2H);7.4(m,3H);7.2(m,3H);4.2(m,1H);3.89(m,2H);2.9(m,1H);2.7(m,1H);2.3(m,1H);1.8(m,1H);C21H21N5OのMS(EI):360(MH+)。
前記の実施例に記載の方法と同様の方法で、3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボン酸メチルおよび2,2,2−トリフルオロエチルアミンから、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピラジン−2−カルボキサミドを調製した。1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.9(br s,1H);9.88(br s,1H);9.5(t,1H);8.97(s,1H);8.75(s,1H);8.24(m,1H);7.84(d,1H);7.5(m,2H);7.4〜7.3(m,3H);4.8(m,1H);4.3(m,2H);4.2(m,2H);3.4(m,1H);2.9(m,1H);2.5(m,1H);2.4(m,1H);C23H22N5OF3 HClのMS(EI):442(MH+)。
3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノピラジン−2−カルボン酸メチル(5g、32.6ミリモル)および無水アンモニアで飽和した無水メタノール150mLからなる懸濁液を、オートクレーブ中、110〜115℃で24時間加熱した。濃縮し、濾過すると、黄色の固体として3−アミノピラジン−2−カルボキサミド(4.4g、収率97.7%)が得られた。
3−アミノピラジン−2−カルボキサミド(3g、22ミリモル)の酢酸(25mL)溶液に、室温で臭素(4.2g、26.5ミリモル)を滴加し、反応混合物を0.5時間攪拌し、Na2CO3(2当量)を徐々に加えた。反応を加えたら、溶剤を真空除去し、水(50mL)を残留物に加え、フィルターに沈殿物を集め、ヘキサン(50mL)で洗浄すると、黄色の固体として3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボキサミド(4.5g)が得られた:C5H5BrN4OでのMS(EI)217(MH+)。
3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボニトリル:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボキサミド(1.5g、7ミリモル)をピリジン(15mL)に溶かした。ついで、溶液を氷浴中で冷却し、POCl3(2mL)を滴加した。生じた混合物を室温で2.5時間攪拌した。溶剤を除去し、氷冷Na2CO3(5mL)を慎重に加えることにより、残留物をクエンチした。酢酸エチル(45mL)を加え、有機層を分離し、ブライン(5mL)、HCl(0.1M水溶液、1mL)および水(5mL)で洗浄し、K2CO3で乾燥させ、濃縮した。粗製物質をヘキサンで粉砕し、生じた黄褐色の固体を濾過すると、表題の化合物0.8g(収率58%)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.42(s,1H);7.60(br s,NH);C5H3BrN4のMS(EI):199(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボニトリル(7.7g、37.9ミリモル)、3−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(7.4g、49.3ミリモル)、Pd(dppf)2Cl2(収率10モル%)およびトリエチルアミン(16.6mL、113ミリモル)からなるDMF(50mL)中の混合物を85℃に12時間加熱した。反応を室温に冷却し、水(50mL)、EtOAc(100mL)を加えた。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、セライトプラグに通した。溶剤を除去し、残留物をエーテル(40mL)で粉砕すると、白色の固体として表題の化合物(6g)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.9(s,1H);7.9(s,1H);7.8(d,1H);7.5〜7.3(m,4H);5.27(t,1H);4.15(d,1H);C12H10N4OのMS(EI):227(MH+)。
トリアゾールの調製
{3−[5−アミノ−6−(5−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル(0.11g、0.5ミリモル)および安息香酸ヒドラジド(0.15g、1ミリモル)からなる混合物を180〜200℃に30分間加熱した。冷却した後に、反応物質をDMF5mLに入れ、得られた溶液をEtOAcおよび水で希釈し、炭で澄明化し、セライトで濾過した。有機層を分離した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後に、酢酸エチルを減圧下に蒸発させた。分取HPLC(アセトニトリル/水)により残留物を精製すると、所望の生成物(50mg)が得られた:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.3(s,1H);8.1(m,2H);7.6〜7.3(m,7H);5.45(t,1H);4.6(d,2H);C23H22N5OF3 HClのMS(EI):442(MH+)。
ピペリジン−3−カルボヒドラジド1−エチル:(J.Med.Chem.(1990年)33(1)、311〜317頁に記載されているような)手順を使用して、エタノール中で1−ブロモエタンを使用してニペコ酸(nipecotate)エチルをN−アルキル化すると、無色の液体として1−エチル−3−ピペリドカルボン酸エチル化合物(収率85%)が得られた。エステル(5g、27ミリモル)およびヒドラジン水和物(5mL)を還流下に4時間攪拌した。揮発性物質を減圧下にストリッピングした。固体をエーテル中でスラリー化し、濾過し、乾燥させると、1−エチルピペリジン−3−カルボヒドラジド(4.5g、収率94%)が得られた。
前記の実施例に記載の方法と同様の方法で、3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリルおよび1−エチルピペリジン−3−カルボヒドラジドから、(3−{5−アミノ−6−[5−(1−エチルピペリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノールを調製した。1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);8.15(s,1H);8.07(d,1H);7.7(br s,1H);7.47(t,1H);7.4(t,1H);5.25(t,1H);4.6(d,2H);3.1〜2.9(m,3H);2.4(m,2H);2.2〜1.9(m,3H);1.8〜1.61(m,3H);1.04(t,3H);C20H25N7OのMS(EI):380(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H;8.4(m,2H);7.7〜7.3(m,4H);5.2(t,1H);4.6(d,2H);C13H12N6OのMS(EI):269(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz;DMSO−d6+TFA):8.8(s,1H);8.1(s,1H);8.05(d,1H);7.45(t,1H);7.4(d,1H);4.6(s,2H);2.5(s,3H);C19H16N6OのMS(EI):345(MH+)。
(3−{5−アミノ−6−[5−(フェニルメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H;8.1(m,2H);7.6(m,2H);7.45〜7.2(m,6H);5.2(m,1H);4.6(d,2H);4.1(s,2H);C20H15N6OのMS(EI):359(MH+)。
(3−{5−アミノ−6−[5−(1,1−ジメチルエチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):8.8(s,1H);8.1(s,1H);7.4(m,3H);5.2(t,1H);4.6(d,2H);1.4(m,9H);C17H20N6OのMS(EI):325(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(5−フラン−2−イル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール):C17H14N6O2のMS(EI):335(MH+)。
[3−(5−アミノ−6−{5−[3−(メチルオキシ)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メタノール):C20H18N6O2のMS(EI):375(MH+)。
スキーム16は、式Iによる本発明の化合物例のための一般的な合成経路を示しており、この際、−W−X−Yを初めに挿入し、ついで、−A−R
7を挿入し、特には、Aは、トリアゾールである。この実施例では、ブロモ−ピラジン(lxxiv)をボロン酸(lxxv)とカップリングさせて、中間体(lxxvi)を得る。(lxxvi)のシアノ基を例えば、トリアゾールに変えて、式Iの化合物(lxxvii)を得る。
スキーム16
3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド
(3−{(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ボロン酸:3−カルボキシベンゼンボロン酸(7g、42.4ミリモル)の無水塩化メチレン(200mL)懸濁液に、塩化チオニル(50mL)およびDMF3滴を加えた。生じた混合物を50℃で2時間攪拌した。澄明な溶液を蒸発乾固すると、粗製の酸塩化物が得られた。この残留物に、THF(50mL)中の(S)−アミノインダン(5.64g、42.4ミリモル)およびトリエチルアミン(12.8mL、3当量)を加えた。反応混合物を一晩攪拌し続け、ついで、水(100mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン、HCl(0.1M、20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮すると、白色の固体が得られた。固体をヘキサンで洗浄すると、粗製の表題化合物(6.2g)が得られた:C16H16BNO3でのMS(EI):282(MH+)。
(3−{(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ}カルボニル}フェニル)ボロン酸(6.2g、22.6ミリモル)および3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボニトリル(4.3g、21.8ミリモル)からなるDMF(40mL)中の混合物に、トリエチルアミン(9.2mL)およびPd(dppf)2Cl2(10モル%)を加えた。この暗黒色の混合物を85℃で一晩攪拌し、室温まで冷却し、EtOAc(200mL)を加えた。有機層をセライトプラグに通過させた。淡黄色の溶液をブライン(3×20mL)、HCl(1Mの水溶液、10mL)、炭酸ナトリウム(30mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、蒸発乾固した。残留物を温EtOAcから再結晶させると、3−(5−アミノ6−シアノピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド(2.4g、収率30.9%)が得られた:1H NMR(400MHz;CD3OD):8.9(m,2H);8.45(s,1H);8.15(d,1H);7.92(d,1H);7.65〜7.38(m,3H);7.22(m,4H);5.6(m,3H);3.03〜2.85(m,2H);2.42(m,1H);2.0(m,1H);C21H17N5OのMS(EI):356(MH+)。
3−(5−アミノ−6−シアノピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド(2.4g、6.6ミリモル)および(3S)−3−(ヒドラジノカルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチル(2.4g、10.1ミリモル)からなるNMP(3mL)溶液を180〜200℃に1時間加熱した。減圧下に溶剤を除去した。得られた残留物をCH2Cl2/TFA(20%v/v)と共に30分間攪拌し、濃縮し、hplcにより精製した。ジオキサン中4MのHCl溶液を使用して、化合物を塩酸塩に返還すると、3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミドが得られた:1H NMR(400MHz;CD3OD):8.65(s,1H);8.6(d,1H);7.6(t,1H);7.7〜7.8(m,4H);5.7(t,1H);3.75〜3.4(m,4H);3.8〜3.6(m,3H);3.35〜2.8(m,3H);2.6(m,1H);2.4(m,2H);2.1〜2.0(m,4H);1.3(t,3H);C27H28N8OのMS(EI):481(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル−4H]−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:(1−R,2S)+シス−1−アミノインダン−2−オールおよび3−カルボキシベンゼンボロン酸を使用して、一般的なスキームに従い、表題の化合物を調製した:1H NMR(400MHz;CD3OD):8.86(s,1H);8.6(s,IM;8.5(d,1H);8.4(d,1H);7.94(d,1H);7.63(m,NH);7.6(t,1H);7.25(m,3H);5.52(m,1H);4.55(m,1H);3.2(m,4H);2.93(m,4H);2.75(m,1H);2.11(m,11H);1.68(m,2H);1.5(m,2H);C27H28N8O2のMS(EI):497(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2−クロロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.3(t,1H);9.0(m,2H);8.8(s,1H);8.73(s,1H);8.45(d,1H);7.8(d,1H);7.75(br s,1H,NH);7.6(t,1H);7.49(d,1H);7.41(d,1H);7.3(m,2H);4.6(d,2H);3.6〜2.9(m,4H);2.2(m,1H);1.8(m,4H);C25H25N8OC1 HClのMS(EI):489(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.5(m,1H);9.3〜9.1(m,2H);8.85(s,1H);8.78(s,1H);8.43(d,1H);7.9(d,1H);7.6(t,1H);7.42(m,4H);4.5(d,2H);3.58〜2.8(m,5H);2.12〜1.83(m,4H);C25H25N8F HClのMS(EI):473(MH+)。
3−(5−アミノ−6−[5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル)−N−[(3−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.4(m,1H);9.0(m,2H);8.9(s,1);8.7(s,1H);8.4(d,1H);7.9(m,1H);7.8(br s,NH);7.6(t,1H);7.2(m,2H);7.1(m,1H);4.6(d,2H);3.9〜2.4(m,5H);2.2〜1.8(m,4H);C25H25N8F HClのMS(EI):473(MH+)。
3−(5−アミノ−6−[5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル)−N−[(4−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.5(m,1H);9.35〜9.1(m,2H);8.9(s,1H);8.8(s,1H);8.4(d,1H);7.9(d,1H);7.6(t,1H);7.4(m,4H);4.5(d,2H);3.6〜2.9(m,5H);2.2(m,1H);1.8(m,3H);C25H25N8OF HClのMS(EI):473(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−イル)−N−[(3−クロロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.3(t,1H);9.0(m,2H);8.9(s,1H);8.7(s,1H);8.4(d,1H);7.9(d,1H);7.6(t,1H);7.4(m,2H);7.2(m,2H);4.5(d,2H);3.6〜2.9(m,5H);2.2(m,1H);1.8(m,3H);C25H25N8OCl HClのMS(EI):489(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{5−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル}−N−[(4−クロロフェニル)メチル]ベンズアミド}:1H NMR(400MHz;DMSO−d6):9.3(t,1H);8.9(m,2H);8.67(s,1H);8.4(d,1H);7.8(d,1H);7.7(m,NH);7.6(t,1H);7.2(m,4H);4.5(d,2H);3.6(d,1H);3.4〜3.1(m,3H);3.0(m,1H);2.1(m,1H);1.8(m,3H);C25H25N8OCl HClのMS(EI):489(MH+)。
3−(メチルアミノ)−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド
3−クロロ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル:0℃で、酢酸/塩酸(1:1、20mL)の混合物に、3−アミノ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(1.02g、4.50ミリモル)を加えた。硝酸ナトリウム(0.77g、11.2ミリモル)の水溶液を滴加した。加えている間に、反応の温度を0〜5℃に制御した。反応を徐々に室温に加温し、一晩攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機層を水(30mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、粗製の3−ヒドロキシ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチルが得られ、これを、精製することなく次のステップで使用した。粗製生成物をオキシ塩化リン(30mL)で処理し、90℃に2時間加熱した。反応を室温に冷却し、氷水混合物に注ぎ、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。有機層を水(30mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製生成物が得られた。シリカでのカラム精製(8:2のヘキサン/酢酸エチル)により、黄色の固体として3−クロロ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(0.22g、収率20%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.90(s,1H)、8.02(t,2H)、7.40(t,1H)、7.20(br s,2H)、3.90(s,3H);C12H9N2O2ClのMS(EI):249(MH+)。
3−(メチルアミノ)−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド:3−クロロ−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(0.13g、0.53ミリモル)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に、THF中2.0Nのメチルアミン0.65mL(1.30ミリモル)を加えた。反応を密閉高圧試験管中で90〜95℃に一晩加熱した。反応を室温に冷却し、酢酸エチル(100mL)で希釈した。有機層を2.0Nの塩酸水溶液(20mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(30mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、黄色がかった生成物が得られた。メタノール(2mL)で粉砕すると、固体が生じこれを濾過し、エーテルで洗浄すると、3−(メチルアミノ)−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(31mg、24%)が黄色の固体として得られた:C13H13N3O2でのMS(EI):244(MH+)。この中間体エステルを、次のステップでそのまま使用した。
3−(メチルアミノ)−6−フェニルピラジン−2−カルボン酸メチル(31mg、0.13ミリモル)のメタノール(5mL)溶液を0℃でアンモニアで飽和させた。圧力管を密閉し、80〜85℃に一晩加熱した。反応を室温に冷却し、減圧下に溶剤を除去すると、粗製の固体生成物が得られた。逆相HPLC精製により、黄色の固体として3−(メチルアミノ)−6−フェニルピラジン−2−カルボキサミド(7mg、収率25%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.42(s,1H)、8.50(br s,1H)、7.90(d,3H)、7.45(m,2H)、7.40(m,1H)、3.10(br s,3H);C12H12N4OのMS(EI):229(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
6−フェニル−3−[(フェニルメチル)アミノ]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.01(br t,1H)、8.70(s,1H)、7.90(m,3H)、7.35(m,8H)、5.60(br s,1H)、4.80(d,2H);C18H16N4OのMS(EI):305(MH+)。
6−フェニル−3−(プロピルアミノ)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.70(s,1H)、8.70(s,1H)、8.60(br s,1H)、7.44(t,2H)、7.40(t,1H)、5.50(br s,1H)、3.50(m,2H)、1.70(m,2H)、1.02(t,3H);C14H16N4OのMS(EI):257(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(2.0g、8.7ミリモル)およびシアン化銅(I)(3.9g、43.5ミリモル)をDMF(20mL)に入れ、混合物を還流下に2時間加熱した。混合物を放置して室温まで冷却し、ついで、酢酸エチル(250mL)で希釈した。不溶性の残留物を濾過により除去し、濾液を水と分配した。有機層を分離し、水(2×)で、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮すると、白色の固体として3−アミノ−6−シアノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(500mg、収率33%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.84(br m,1H)、8.67(br s,1H)、8.65(s,1H)、2.77(d,3H)。
3−アミノ−6−シアノ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(839mg、4.7ミリモル)をエタノール(25mL)に懸濁させ、続いて50%ヒドロキシルアミン水溶液(2mL、31.3ミリモル)を加え、混合物を室温で1時間攪拌した。得られた懸濁液を水(25mL)で希釈し、不溶性の固体を濾過により集め、水で洗浄した。固体を真空乾燥させると、白色の固体として3−アミノ−6−[(ヒドロキシアミノ)(イミノ)メチル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(664mg、収率67%)が得られた:C7H10N6O2でのMS(EI):211(MH+)。
3−アミノ−6−[(ヒドロキシアミノ)(イミノ)メチル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(40mg、0.19ミリモル)をDMF(1.0mL)に入れ、続いて、PL−DIPAM(ジイソプロピルアミノメチル)樹脂(200mg、2.33ミリモル/g)、THF(1.0mL)および塩化シクロペンタンカルボニル(23.1μL、0.19ミリモル)を加えた。この混合物を1時間攪拌し、ついで濾過し、樹脂をTHF(1.0mL)ですすいだ。濾液溶液に、フッ化テトラ−N−ブチルアンモニウム(TBAF)(THF中1.0M、200μL)を加え、この溶液を室温で12時間攪拌し続けた。混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルと水とに分配した。有機層を水(1×)、1.0Mの塩酸水溶液(1×)、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。物質を濾過し、濃縮し、ついで、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(1:1)を使用して、残留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを組合せ、濃縮し、真空乾燥させると、無色の非晶質残留物として3−アミノ−N−メチル−6−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド(23.3mg、収率43%)が得られた:C13H16N6O2でのMS(EI):289(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−ピリジン−3−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C13H11N7O2のMS(EI):298(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C14H18N6O2のMS(EI):303(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C14H12N6O2のMS(EI):297(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[5−(フェニルメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:C15H14N6O2のMS(EI):311(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C9H10N6O2のMS(EI):235(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[5−(2−フェニルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:C16H16N6O2のMS(EI):325(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−ピリジン−4−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C13H11N7O2のMS(EI):298(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[5−(1,1−ジメチルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:C12H16N6O2のMS(EI):276(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(5−フラン−2−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:C12H10N6O3のMS(EI):286(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−シアノフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(155mg、0.61ミリモル)をエタノール(2mL)に懸濁させ、続いて、50%ヒドロキシルアミン水溶液(250μL、4.1ミリモル)を加え、混合物を還流まで30分間加熱し、ついで、放置して室温まで冷却する。この懸濁液を水(2mL)で希釈し、固体生成物を濾過により集め、真空乾燥させると、黄色の固体として粗製の3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(ヒドロキシアミノ)(イミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(125mg、収率72%)が得られ、これを、さらに精製することなく、先に進めた:C13H15N6O2でのMS(EI):287(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(ヒドロキシアミノ)(イミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(40mg、0.14ミリモル)をDMF(750μL)に懸濁させ、続いて、PL−DIPAM(ジイソプロピルアミノメチル)樹脂(100mg、2.33ミリモル/g)および塩化ベンゾイル(20μL、0.17ミリモル)を加えた。混合物を1時間攪拌し、ついで、酢酸エチルで希釈し、消耗した樹脂を濾過により除去した。有機濾液を水(3×)、ブラインで洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。ついで、混合物を濾過し、濃縮し、固体残留物をTHF(1mL)に懸濁させ、引き続き、フッ化テトラ−N−ブチルアンモニウム(TBAF)(THF中1.0M、100μL)を加え、溶液を室温で12時間攪拌し続けた。混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルと水とに分配した。有機層を水(1×)、1.0Mの塩酸水溶液(1×)、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。物質を濾過し、濃縮し、ついで、分取逆相HPLC(溶離剤水/アセトニトリル/0.1%TFA)により精製した。純粋なフラクションを合せ、凍結乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−[3−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(10.4mg、収率20%)が得られた:C20H17N6O2でのMS(EI):372(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[5−(フェニルメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H19N6O2のMS(EI):386(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[5−(2−フェニルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C21H19N6O2のMS(EI):400(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルエチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(1.34g、5.8ミリモル)および3−ヒドロキシフェニルボロン酸(1.2g、8.7ミリモル)をDMF(10mL)に入れ、続いて、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノフェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(440mg、0.54ミリモル)およびトリエチルアミン(4.8mL、35ミリモル)を加えた。混合物を95℃に12時間加熱し、ついで、室温に冷却し、過剰の酢酸エチルで希釈した。有機溶液を0.5Mの塩酸水溶液(1×)、水(3×)、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。ついで、混合物を濾過し、有機溶液を濃縮し、残留物を、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(3:1)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを組合せ、濃縮し、ついで、真空乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(1.01g、収率71%)が得られた:C12H13N4O2でのMS(EI):245(MH+)。
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(179mg、0.8ミリモル)をDMF(3mL)に入れ、続いて、炭酸セシウム(1.3g、4ミリモル)および2−(ブロモエチル)ベンゼン(550μL、4ミリモル)を加えた。混合物を85℃に12時間加熱し、ついで、放置して室温まで冷却した。混合物を過剰の酢酸エチルで希釈し、水(3×)、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮し、続いて、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(2:3)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーを使用して残留物を精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、ついで真空乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−フェニルエチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド(86mg、収率31%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.83(s,1H)、8.82(br m,1H)、7.74(d,1H)、7.67(tr,1H)、7.38〜7.31(m,6H)、7.26〜7.22(m,1H)、6.95(d tr,1H)、4.31(tr,2H)、3.08(tr,2H)、2.85(d,3H);C20H21N4O2のMS(EI):349(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(1.01g、4.1ミリモル)をDMF(10mL)に入れ、続いて、1,2−ジブロモエタン(10mL)および炭酸セシウム(2.7g、8.2ミリモル)を加えた。混合物を85℃に5日間加熱し、続いて、別のアリコットの炭酸セシウムおよび1,2−ジブロモエタンを加え、加熱をさらに4時間継続した。混合物を過剰の酢酸エチルで希釈し、水(3×)、ついで、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮し、続いて、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(1:1)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーを使用して残留物を精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、ついで真空乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−{3−[(2−ブロモエチル)オキシ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(486mg、収率34%)が得られた:C14H16N4O2BrでのMS(EI):351、353(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2−ブロモエチル)オキシ]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(25mg、0.07ミリモル)をアセトニトリル(1mL)に入れ、続いて、4−メチルピペリジン(58mg、0.58ミリモル)を加え、この混合物を室温で12時間攪拌した。粗製反応混合物をそのまま、分取逆相HPLC(水/アセトニトリル/0.1%TFA溶離剤)により精製した。純粋なフラクションを組合せ、凍結乾燥させると、非晶質固体として3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(20.2mg、収率60%)が得られた:C20H28N5O2でのMS(EI):371(MH+)
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({2−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン−1−イル]エチル}オキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H30N5O3のMS(EI):401(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C18H24N5O3のMS(EI):359(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−((2−[4−(フェニルメチル)ピペリジン−1−イル]エチル}オキシ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:C26H32N5O2のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C19H26N5O2のMS(EI):357(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({2−[エチル(フェニルメチル)アミノ]エチル}オキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C23H28N5O2のMS(EI):407(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(ジエチルアミノ)エチル]オキシ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C18H26N5O2のMS(EI):344(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C24H30N6O2のMS(EI):434(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({2−[メチル(フェニルメチル)アミノ]エチル}オキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C22H26N5O2のMS(EI):393(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−モルホリン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C18H24N5O3のMS(EI):359(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({2−[(シクロプロピル)(プロピル)アミノ]エチル}オキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C21H30N5O2のMS(EI):384(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C20H29N6O2のMS(EI):385(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[(2−ピロリジン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:C18H24N5O2のMS(EI):343(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:C19H27N6O2のMS(EI):371(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({2−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]エチル}オキシ)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C20H29N6O3のMS(EI):402(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)エチル]オキシ}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:C23H26N5O2のMS(EI):405(MH+)。
エチル4−{2−[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)オキシ]エチル}ピペラジン−1−カルボキシレート:C21H29N6O4のMS(EI):430(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)チオ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシメチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(130mg、0.5ミリモル)をTHF(5mL)に懸濁させ、続いて、ピリジン(200μL、2.5ミリモル)を加え、この混合物を−78℃に冷却した。塩化チオニル(100μL、1.4ミリモル)をシリンジで加え、混合物を放置して室温まで徐々に加温した。さらなるアリコットの塩化チオニルを室温で加え、混合物をもう1時間攪拌し続けた。溶剤を除去し、残留物を酢酸エチルと0.1Mの塩酸水溶液とに分配した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮し、真空乾燥させると、粗製塩化ベンジルが得られたが、これをさらには精製しなかった。
前記の塩化物をアセトニトリル(3mL)に入れ、続いて、ベンジルメルカプタン(100μL、0.86ミリモル)、ついで炭酸セシウム(350mg、1.1ミリモル)を加え、混合物を室温で1時間攪拌した。溶剤を真空除去し、残留物を酢酸エチルと水とに分配した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮し、ついで真空乾燥させ、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(1:1)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、真空乾燥させると、黄色の非晶質固体として3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)チオ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(77.1mg、収率40%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.61(s,1H)、7.98(br s,1H)、7.76〜7.74(m,2H)、7.42(tr,1H)、7.35〜7.24(m,8H)、3.68(s,2H)、3.65(s,2H)、3.05(d,3H);C20H21N4OSのMS(EI):366(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)スルホニル]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)チオ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(73mg、0.2ミリモル)をジクロロメタン(3mL)に入れ、引き続き、m−CPBA(99mg、0.4ミリモル)を加え、この混合物を室温で30分間攪拌した。溶剤を除去し、残留物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム水溶液とに分配した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮し、残留物を少量の温メタノールに懸濁させると、黄色の固体が得られた。物質を濾過により集め、分取逆相HPLC(水/アセトニトリル/0.1%TFA溶離剤)によりさらに精製した。純粋なフラクションを合わせ、凍結乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)スルホニル]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(35mg、収率44%)が得られた:C20H21N4O3SでのMS(EI):398(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−クロロメチルフェニル)−N−メチルピラジン−カルボン酸メチル(30.6mg、0.11ミリモル)をアセトニトリル(2mL)およびTHF(1mL)に入れ、続いて、ベンジルアミン(12μL、0.11ミリモル)、ついでジイソプロピルエチルアミン(20μL、0.11ミリモル)を加え、混合物を室温で6日間攪拌した。ついで混合物を真空濃縮し、溶離剤として初めに酢酸エチルを使用し、続いてジクロロメタン中10%メタノールで溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより、残留物を精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、ついで、真空乾燥させると、黄色の非晶質固体として3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(4.9mg、収率13%)が得られた:C20H21N4O2でのMS(EI):349(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(4.9mg、0.014ミリモル)をメタノール(2mL)に入れ、溶液をメチルアミンガスで飽和させた。混合物を密閉管中で2時間攪拌し続け、ついで、濃縮し、真空乾燥させると、黄色の非晶質固体として3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(4.9mg、収率100%)が得られた:C20H22N5OでのMS(EI):348(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)オキシ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシメチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボン酸メチル(75mg、0.03ミリモル)をTHF(2mL)に入れ、続いてピリジン(120μ、1.5ミリモル)を加え、溶液を0℃に冷却した。塩化チオニル(42μL、0.6ミリモル)をシリンジでこの混合物に加え、続いて、室温まで加温した。ついで、混合物を2時間攪拌し、酢酸エチルと1Mの塩酸水溶液とに分配した。有機層を水(1×)、ついでブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。混合物を濾過し、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(1:1)を使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー処理した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、ついで真空乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−クロロメチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボン酸メチル(30mg、収率37%)が得られた:C13H13N3O2ClでのMS(EI):278、280(MH+)。
3−アミノ−6−(3−クロロメチルフェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボン酸メチル(18mg、0.06ミリモル)および酸化銀(15mg、0.06ミリモル)をベンジルアルコール(2mL)に加え、この混合物を110℃に15時間加熱した。ベンジルアルコールを真空除去し、溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(1:1)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより、残留物を精製した。純粋なフラクションを合せ、濃縮し、ついで、真空乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)オキシ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(5.8mg、収率28%)が得られた:C20H20N3O3でのMS(EI):350(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)オキシ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(5.8mg、0.017ミリモル)をメタノール(2mL)に入れ、溶液をメチルアミンガスで飽和させた。混合物を密閉管中で2時間攪拌し続け、ついで濃縮した。溶離剤として酢酸エチル:ヘキサン(2:3)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより、残留物を精製した。純粋なフラクションを合わせ、濃縮し、ついで、真空乾燥させると、黄色の非晶質固体として3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルメチル)オキシ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(4.1mg、収率69%)が得られた:C20H21N4O2でのMS(EI):349(MH+)。
いくつかの場合には、ブロモ−芳香族化合物をダイマー化して、式Iの化合物を製造したことを、スキーム17は示している。この実施例では、ボロン酸エステル(lxxix)を使用して、ブロモ−ピラジン(lxxviii)をダイマー化して、(lxxx)を得る。
スキーム17
5’,6−ジアミノ−N,N’−ジメチル−2,2’−ビピラジン−5,6’−ジカルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:(50.0mg、0.22ミリモル)をDMFに溶かし、続いて、ビス(ピナコラト)ジボラン(1.57g、0.43ミリモル)、KOAc(32.0mg、0.33ミリモル)およびPdCl2(dppf)(10モル%、15.8mg)を加えた。この混合物を窒素下に80℃で12時間攪拌した。反応混合物を水(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、ついで無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、MPLCにより精製すると、固体が得られ、これを乾燥させると、生成物8.45mg(収率11.3%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.20(s,1H)、7.80(s,1H)、7.45(s,1H)、3.00(d,6H);C12H14N8O2のMS(EI):303.45(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−ブロモ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(2.00g、8.65ミリモル)をDMFに溶かし、続いて、3−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(1.57g、10.32ミリモル)、K2CO3(3.0g、21.7ミリモル)およびPd(PPh3)4(10モル%、1.0g)を加えた。この混合物を90℃で窒素下に12時間攪拌した。反応混合物を水(150mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカでカラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/へキサン)処理すると、固体が得られ、これを乾燥させると、表題の化合物2.02g(収率92%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(s,1H)、8.74(br,1H)、8.01(s,2H)、7.45(m,4H)、5.21(t,1H)、4.60(d,2H)、2.81(d,3H);C13H14N4O2のMS(EI):259.38(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド 3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(1.00g、3.87ミリモル)をジクロロメタンに溶かし、続いて、トリフェニルホスフィン(1.83g、6.98ミリモル)および四臭化炭素(2.13g、6.42ミリモル)を加えた。混合物を窒素下に一晩攪拌した。濃縮し、シリカでカラムクロマトグラフィー(20%→50%の酢酸エチル/ヘキサン)処理すると、固体が得られ、これを乾燥させると、中間体2 0.42g(収率39%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、7.45(m,5H)、4.60(d,2H)、3.05(d,3H);C13H13BrN4OのMS(EI):323.20(M+2)。
3−アミノ−6−(3−{[5−メチル−ピラジン−2−イルメチル]−アミノ}−メチル)−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド:中間体2(31.0mg、1.12ミリモル)をアセトニトリル(0.5Mの溶液)に溶かし、続いて、DIPEA(1.344ミリモル)およびC−(5−メチル−ピラジン−2−イル)−メチルアミン(28.0mg、2.27ミリモル)を加え、室温で一晩攪拌した。この反応を水とブラインとの混合物に注ぎ、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、MPLCにより精製し、乾燥させると、黄色の粉末が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(s,1H)、8.45(s,2H)、8.10(s,1H)、7.98(m,1H)、7.40(m,1H)、7.38(m,1H)、3.98(s,2H)、3.96(s,2H)、3.00(s,3H)、2.50(s,3H);C19H21N7OのMS(EI):364.47(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−4−イルメチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.00(m,2H)、7.60(m,4H)、7.40(m,8H)、3.80(d,4H)、2.80(d,3H);C26H25NO5のMS(EI):424.21(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−2−イルメチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(s,1H)、7.80(m,2H)、7.35(m,11H)、3.75(s,2H)、3.65(s,2H)、3.30(d,3H);C26H25NO5のMS(EI):424.48(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.03(m,2H)、7.40(m,2H)、6.60(m,3H)、5.70(s,1H)、4.11(m,2H)、3.80(s,2H)、3.60(s,2H)、3.20(s,2H)、2.80(d,3H);C22H24N6O2のMS(EI):405.39(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.40(br,2H)、8.80(m,2H)、8.21(m,2H)、7.40(m,4H)、4.38(d,4H)、2.83(d,3H);C20H19NO5F2のMS(EI):384.43(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.40(br,2H)、8.80(m,2H)、8.21(m,2H)、7.40(m,4H)、4.38(d,4H)、2.83(d,3H);C20H19NO5F2のMS(EI):384.41(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.05(m,2H)、7.35(m,6H)、3.80(s,4H)、2.80(d,3H);C20H19NO5F2のMS(EI):384.41(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.05(m,2H)、7.80(m,2H)、7.60(m,3H)、7.40(m,2H)、3.80(d,4H)、3.20(s,3H)、2.80(d,3H);C22H23N5O3SのMS(EI):426.42(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,2−ジフェニルエチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.05(m,2H)、7.60(m,2H)、7.22(m,11H)、4.20(m,1H)、3.80(s,4H)、2.80(d,3H);C27H27NO5のMS(EI):438.48(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3−(フェニルオキシ)フェニル]メチル)アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(d,2H)、8.11(d,2H)、7.90(m,2H)、7.60(m,1H)、7.40(m,3H)、7.00(m,4H)、3.80(d,4H)、2.92(d,3H);C26H25N5O2のMS(EI):440.47(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−アミノフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.11(d,2H)、7.40(m,2H)、7.00(m,1H)、6.50(m,2H)、4.95(s,2H)、3.80(s,2H)、3.60(s,2H)、2.80(d,3H);C20H22N6OのMS(EI):363.44(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4(フェニルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.65(s,2H)、8.11(s,1H)、7.96(d,1H)、7.40(m,5H)、6.92(m,6H)、3.80(d,4H)、2.92(d,3H);C26H25N5OのMS(EI):440.47(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,6−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル)アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.11(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,1H)、7.20(m,2H)、6.60(d,2H)、3.85(d,4H)、3.80(s,6H)、2.95(d,3H);C22H25N5O3のMS(EI):408.47(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.11(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,6H)、3.85(d,4H)、2.95(d,3H);C20H20N5OFのMS(EI):366.45(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.80(s,2H)、8.90(m,2H)、8.40(s,1H)、8.20(s,1H)、7.50(m,2H)、7.20(m,2H)、4.30(d,4H)、2.80(d,3H);C20H19N5OF2のMS(EI):384.42(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,3H)、6.80(m,4H)、4.20(s,4H)、3.80(s,2H)、3.60(s,2H)、3.00(d,3H);C22H23N5O3のMS(EI):406.49(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2−ピペリジン−1−イルフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,6H)、3.80(d,4H)、2.99(d,3H)、2.80(d,4H)、1.60(m,6H);C25H30N6OのMS(EI):431.50(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.10(m,2H)、7.40(m,6H)、3.80(d,4H)、2.80(d,3H);C20H19N5OCl2のMS(EI):416.29(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.10(m,2H)、7.40(m,6H)、3.80(d,4H)、2.80(d,3H);C20H19N5OCl2のMS(EI):416.32(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,2H)、7.10(m,4H)、3.90(s,2H)、3.60(m,1H)、3.20(m,2H)、3.00(s,3H)、2.80(m,2H);C22H23N5OのMS(EI):374.42(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イルメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.10(m,2H)、7.40(m,2H)、7.20(m,4H)、3.98(s,2H)、3.82(s,4H)、2.80(d,3H);C21H21N5OのMS(EI):360.45(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1R)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,3H)、7.10(m,3H)、4.40(m,1H)、3.97(m,2H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.94(m,1H)、2.40(m,1H)、2.00(m,1H);C22H23N5OのMS(EI):374.45(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,3H)、7.10(m,3H)、4.40(m,1H)、3.97(m,2H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.94(m,1H)、2.40(m,1H)、2.00(m,1H);C22H23N5OのMS(EI):374.46(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(3,4,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,1H)、7.30(m,1H)、7.08(m,2H)、4.40(m,1H)、3.80(d,4H)、3.00(s,3H);C20H18N5OF3のMS(EI):402.40(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1R)−1−フェニルエチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.00(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,6H)、3.80(m,1H)、3.60(m,2H)、3.00(s,3H)、1.40(d,3H);C21H23N5OのMS(EI):362.44(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.20(s,1H)、8.02(d,1H)、7.50(m,4H)、7.20(m,3H)、4.80(hr,1H)、4.40(m,1H)、4.00(m,3H)、2.95(m,5H);C22H23N5O2のMS(EI):390.28(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(2チエニル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.90(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,6H)、7.10(m,1H)、3.80(m,4H)、3.00(s,3H);C24H23N5OSのMS(EI):430.42(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.60(s,1H)、8.80(m,2H)、8.15(m,4H)、7.40(m,5H)、4.00(s,1H)、3.80(s,3H)、2.80(d,3H);C22H21N7OSのMS(EI):432.42(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(m,1H)、7.40(m,5H)、3.80(d,4H)、2.95(s,3H);C20H19N5OFClのMS(EI):400.41(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(m,1H)、7.40(m,6H)、3.80(d,4H)、2.95(s,3H);C21H20N5OF3のMS(EI):416.44(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.00(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,6H)、3.80(m,1H)、3.60(m,2H)、3.00(s,3H)、1.40(d,3H);C21H23N5OのMS(EI):362.49(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R)−2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル]アミノ)メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.00(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,7H)、3.80(m,2H)、3.60(m,3H)、3.00(s,3H);C21H23N5O2のMS(EI):378.48(MH+)。
メチル(2S)−{[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)メチル]アミノ}(フェニル)エタノエート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.00(s,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,7H)、3.80(m,6H)、3.00(s,3H);C22H23N5O3のMS(EI):406.49(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[1−(フェニルメチル)ピロリジン−3−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(s,1H)、8.10(s,1H)、7.90(d,1H)、7.38(m,9H)、3.80(d,2H)、3.60(s,2H)、3.40(m,1H)、2.90(s,3H)、2.82(m,1H)、2.60(m,2H)、2.40(m,1H)、2.18(m,1H)、1.70(m,1H);C24H25N6OのMS(EI):417.47(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[エチル(フェニルメチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(s,1H)、7.90(d,1H)、7.82(m,1H)、7.30(m,8H)、3.61(d,2H)、3.59(d,2H)、2.90(s,3H)、2.50(q,2H)、1.10(t,3H);C22H25N5OのMS(EI):376.44(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2S)−2−フェニルシクロプロピル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz.d4−MeOH):δ8.60(s,1H)、7.99(s,1H)、7.85(d,1H)、7.40(m,2H)、7.15(m,5H)、6.90(m,2H)、3.90(s,2H)、2.90(d,3H)、2.38(m,1H)、1.85(m,1H)、1.10(m,1H)、1.00(m,1H);C22H23N5OのMS(EI):374.43(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(1−メチル−1−フェニルエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.61(s,1H)、7.99(s,1H)、7.85(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,7H)、3.42(s,2H)、3.00(s,3H)、1.60(s,6H);C22H25N5OのMS(EI):376.42(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(9H−フルオレン−9−イルアミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.61(s,1H)、7.99(s,1H)、7.85(d,1H)、7.70(m,5H)、7.40(m,7H)、7.20(d,1H)、3.41(s,2H)、3.00(s,3H);C26H23N5OのMS(EI):422.39(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S,2R)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,4H)、7.20(m,4H)、4.20(m,2H)、3.40(s,3H)、3.10(m,1H)、2.95(m,1H);C22H23N5O2のMS(EI):390.25(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,7H)、3.85(s,2H)、3.61(m,1H)、3.20(m,2H)、2.95(s,3H)、2.80(m,2H);C22H22N5OBrのMS(EI):452.10(M+2)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1S,2R)−2−(メチルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,4H)、7.20(m,4H)、4.20(m,2H)、3.40(s,3H)、3.40(s,3H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.95(m,1H);C23H25N5O2のMS(EI):404.27(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,4H)、7.10(m,3H)、4.40(s,2H)、3.40(m,2H)、3.10(m,1H)、2.75(m,1H)、2.40(m,1H);C22H22N5OFのMS(EI):392.27(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2S)−5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.15(m,2H)、7.35(m,6H)、3.80(s,2H)、3.58(m,1H)、3.16(m,2H)、2.82(m,3H)、2.70(m,2H);C22H22N5OBrのMS(EI):454.14(M+2)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1R,2S)−2−(メチルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,4H)、7.20(m,4H)、4.20(m,2H)、3.40(s,3H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.95(m,1H);C23H25N5O2のMS(EI):404.27(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.15(s,1H)、7.90(d,1H)、7.42(m,4H)、7.20(m,4H)、4.50(m,1H)、3.90(s,2H)、3.40(m,1H)、3.02(m,1H)、3.00(s,3H)、2.60(m,1H);C22H21N5O2のMS(EI):388.19(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド 1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.64(s,1H)、8.10(s,1H)、7.85(d,1H)、7.40(m,3H)、7.20(m,3H)、6.90(t,1H)、4.40(m,1H)、3.90(s,2H)、3.10(m,1H)、2.98(s,3H)、2.80(m,1H)、2.42(m,1H)、2.10(m,1H);C22H21N5OFのMS(EI):392.16(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.64(s,1H)、8.10(s,1H)、7.85(d,1H)、7.40(m,3H)、7.20(m,2H)、4.50(m,1H)、3.90(m,2H)、3.20(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.42(m,1H)、2.15(m,1H);C22H21N5OF2のMS(EI):410.20(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(1S)−5−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,9H)、7.05(m,1H)、4.38(m,1H)、3.90(m,2H)、3.18(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.42(m,1H)、2.15(m,1H);C26H25N5OSのMS(EI):456.14(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,6H)、7.16(m,1H)、4.42(m,1H)、3.90(m,2H)、3.15(m,1H)、3.00(s,3H)、2.82(m,1H)、2.42(m,1H)、2.02(m,1H);C22H22N5OBrのMS(EI):454.01(M+2)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(4−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,9H)、7.05(m,3H)、4.38(m,1H)、3.90(m,2H)、3.18(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.42(m,1H)、2.15(m,1H);C28H27N5OのMS(EI):450.20(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[4−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.42(m,7H)、7.27(m,2H)、7.11(m,1H)、4.38(m,1H)、3.90(m,2H)、3.30(m,1H)、3.00(m,1H)、2.95(s,3H)、2.42(m,1H)、2.12(m,1H);C26H25N5OSのMS(EI):456.15(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(2R)−6−フェニル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.60(m,2H)、7.30(m,10H)、4.70(m,1H)、4.00(m,2H)、3.18(m,1H)、3.11(m,1H)、2.99(s,3H)、2.85(m,1H)、2.70(m,1H)、2.12(m,1H)、1.70(m,1H);C29H29N5OのMS(EI):464.21(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({5−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,5H)、6.80(m,2H)、4.35(m,1H)、4.10(m,2H)、3.90(m,2H)、3.70(m,4H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.83(m,2H)、2.60(m,4H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C28H34N6O3のMS(EI):503.17(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({5−[(シアノメチル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH:δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,5H)、6.90(m,2H)、4.95(s,2H)、4.35(m,1H)、3.90(m,2H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C24H24N6O2のMS(EI):429.17(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[5−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.10(s,1H)、8.70(s,1H)、8.17(s,2H)、7.90(d,1H)、7.60(m,4H)、7.40(m,3H)、4.40(m,1H)、3.95(m,2H)、3.16(m,1H)、3.00(s,3H)、2.92(m,1H)、2.50(m,1H)、2.03(m,1H);C24H24N8OのMS(EI):441.17(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,2H)、7.20(m,2H)、6.65(m,3H)、4.40(br,OH,1H)、4.21(m,1H)、3.90(m,2H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C22H23N5O2のMS(EI):390.16(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({4−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.40(m,4H)、7.20(m,1H)、7.00(m,1H)、6.80(m,1H)、4.35(m,1H)、4.10(m,2H)、3.90(m,2H)、3.70(m,4H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.85(m,1H)、2.83(m,2H)、2.60(m,4H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C28H34N6O3のMS(EI):503.20(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.17(s,1H)、7.92(d,1H)、7.42(m,4H)、7.10(m,1H)、6.95(m,1H)、6.61(m,1H)、4.31(m,1H)、3.90(m,2H)、3.10(m,1H)、3.00(s,3H)、2.76(m,1H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C22H23N5O2のMS(EI):390.16(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):8.81(s,1H)、8.76(m,1H)、8.10(m,2H)、7.80(s,1H)、7.66(br s,2H)、7.41(t,1H)、7.24(s,1H)、7.17(d,1H)、6.89(s,1H)、5.24(s,2H)、2.86(d,3H);C16H16N6OのMS(EI):309.2(MH+)。
スキーム18は、どのようにアルコールをアミンに変えて、式Iの化合物を製造するかを示している。この実施例では、アルコール(lxxxi)を対応するアジ化物(lxxxii)に変え、これを、還元して、対応するアミン(lxxxiii)にする。アミン(lxxxiii)を例えば、アシル化するか、還元アミノ化に掛けるなどして、式Iの化合物を製造した。
スキーム18
3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシメチル−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド(1.00g、3.87ミリモル)をTHF(20mL)に溶かし、引き続き、アジ化ジフェニルホスホリル(0.63mL、5.42ミリモル)およびDBU(0.43mL、5.42ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50%の酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、3−アミノ−6−(3−アジドメチル−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド728mg(収率66.4%)が得られた:C13H13N7O0でのMS(EI):284.12(MH+)。
3−アミノ−6−(3−アジドメチル−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミドを、THF(15mL)およびH2O(1.5mL)の混合物に溶かし、続いて、トリフェニルホスフィン(1.07g、4.03ミリモル)を加え、これを、室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、3−アミノ−6−(3−アミノメチル−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド564mg(収率85.0%)が得られた:C13H15N5OでのMS(EI):258.13(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド 3−アミノ−6−(3−アミノメチル−フェニル)−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド(10.0mg、0.04ミリモル)をアセトニトリル(2mL)に溶かし、続いて、TEA(11.2μl、0.08ミリモル)および塩化ベンゾイル(3.50μl、0.04ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(10mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、ついで無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、3−アミノ−6−[3−(ベンゾイルアミノ−メチル)−フェニル]−ピラジン−2−カルボン酸メチルアミド8.70mg、(収率85.0%)が得られた:1H NMR(400MHz;CDCl3):δ8.60(s,1H)、8.00(br,1H)、7.80(m,4H)、7.52(m,4H)、7.20(s,1H)、6.50(br,1H)、4.80(m,2H)、3.00(d,3H);C20H19N5O2のMS(EI):362.41(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、8.00(br,1H)、7.80(m,3H)、7.52(m,4H)、7.20(s,1H)、6.42(br,1H)、4.78(m,2H)、3.00(d,3H);C20H18ClN5O2のMS(EI):396.36(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジフルオロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(br,1H)、8.80(s,1H)、8.20(m,2H)、7.40(m,5H)、4.60(m,2H)、2.80(d,3H);C20H17F2N5O2のMS(EI):398.43(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(ナフタレン−2−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.30(br,1H)、8.82(s,1H)、8.80(br,1H)、8.50(s,1H)、8.00(m,5H)、7.60(m,2H)、7.40(m,2H)、4.60(m,2H)、2.80(d,3H);C24H21N5O2のMS(EI):412.27(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,4−ジクロロフェニル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.40(br,1H)、8.82(s,1H)、8.80(br,1H)、8.20(s,1H)、8.10(m,2H)、7.90(d,1H)、7.80(d,1H)、7.40(m,1H)、7.38(m,1H)、4.60(m,2H)、2.80(d,3H);C20H17Cl2N5O2のMS(EI):430.36(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[(フェニルアセチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.71(t,1H)、8.01(m,3H)、7.40(m,1H)、7.22(m,1H)、7.18(m,3H)、6.90(m,2H)、4.60(d,2H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H);C21H21N5O2のMS(EI):376.46(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)アセチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.71(t,1H)、8.01(m,2H)、7.40(m,1H)、7.22(m,1H)、7.18(m,3H)、6.90(m,2H)、4.60(d,2H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H);C21H20ClN5O2のMS(EI):410.45(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−4−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、7.98(br,1H)、7.85(m,3H)、7.70(m,1H)、7.60(m,4H)、7.40(m,3H)、7.22(s,2H)、6.50(br,1H)、4.80(d,2H)、3.00(d,3H);C26H23N5O2のMS(EI):438.51(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル)フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.60(s,1H)、7.80(m,3H)、7.40(m,3H)、7.22(s,2H)、6.60(br,1H)、4.80(d,2H)、3.00(d,3H);C21H17ClF3N5O2のMS(EI):464.42(MH+)。
N−[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}フェニル)メチル]−1H−インドール−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.60(s,1H)、8.80(s,1H)、8.70(m,1H)、8.40(m,1H)、8.00(m,4H)、7.80(m,3H)、7.40(m,3H)、7.10(m,2H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H);C22H20N6O2のMS(EI):401.48(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ヒドロキシピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ12.00(s,1H)、8.60(s,1H)、8.40(br,1H)、7.80(m,3H)、7.28(m,5H)、7.10(m,2H)、4.75(d,2H)、3.00(d,3H)、1.60(br,2H);C19H18N6O3のMS(EI):379.46(MH+)。
3−アミノ−6−(3−({[(1H−インドール−3−イルアセチル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ10.85(s,1H)、8.80(m,1H)、8.40(m,1H)、8.00(m,2H)、7.50(d,2H)、7.40(m,3H)、7.00(m,2H)、4.40(d,2H)、3.60(s,3H)、3.40(s,2H);C23H22N6O2のMS(EI):414.18(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(1−メチルエチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.12(br,1H)、8.90(s,1H)、8.80(br,1H)、8.50(s,1H)、8.38(d,1H)、7.80(d,1H)、7.50(t,1H)、7.20(m,4H)、4.50(d,2H)、2.80(d,3H)、1.20(m,6H)、0.80(m,1H);C23H25N5O2のMS(EI):404.52(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[({[4−(1−メチルエチル)フェニル]オキシ}アセチル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.72(t,1H)、8.05(m,2H)、7.40(m,1H)、7.20(m,3H)、6.90(d,2H)、4.60(s,2H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H)、1.20(m,6H)、0.80(m,1H);C24H27N5O3のMS(EI):434.51(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(4−アミノフェニル)チオ]アセチル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.90(m,2H)、8.70(t,1H)、8.00(m,2H)、7.40(m,1H)、7.18(m,3H)、6.50(d,2H)、5.20(s,2H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H);C21H22N6O2SのMS(EI):423.44(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ヨードフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.90(m,2H)、8.12(m,2H)、7.80(m,2H)、7.70(m,2H)、7.40(m,2H)、4.50(d,2H)、2.80(d,3H);C20H18N5O2IのMS(EI):488.35(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−[3−({[(4−ペンチルフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00(m,1H)、8.90(m,2H)、8.12(m,2H)、7.80(m,2H)、7.40(m,4H)、4.60(d,2H)、3.40(d,3H)、1.60(m,2H)、1.20(m,5H)、0.80(m,4H);C25H29N5O2のMS(EI):432.55(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.78(m,2H)、8.50(br,1H)、8.08(d,1H)、7.98(s,1H)、7.42(t,1H)、7.20(d,1H)、6.80(m,3H)、4.40(d,2H)、2.80(d,3H);C21H19N5O4のMS(EI):406.15(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(br,1H)、8.90(s,1H)、8.80(br,1H)、8.50(s,1H)、8.40(d,1H)、7.82(d,1H)、7.60(t,1H)、7.35(m,4H)、4.50(d,2H)、2.80(d,3H);C24H27N5O2のMS(EI):418.52(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−(3−{[({1−[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]ピペリジン−4−イル}カルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(m,2H)、8.62(m,1H)、8.40(t,1H)、8.00(m,2H)、7.40(t,1H)、7.20(d,1H)、7.00(d,1H)、4.60(d,2H)、4.38(d,2H)、2.98(t,2H)、2.80(d,3H)、1.80(m,2H)、1.60(m,2H)、1.20(m,1H);C24H25N8O2F3のMS(EI):515.51(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(1メチルエチル)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00(br,1H)、8.90(m,2H)、8.12(m,2H)、7.82(d,1H)、7.35(m,4H)、4.60(d,2H)、2.90(m,1H)、2.80(d,3H)、1.20(d,6H);C23H25N5O2のMS(EI):404.50(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(br,1H)、8.90(m,2H)、8.50(s,1H)、8.40(d,1H)、7.82(d,1H)、7.60(m,1H)、7.20(m,4H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H)、2.60(m,2H)、1.60(m,2H)、1.32(m,2H)、0.90(m,3H);C24H27N5O2のMS(EI):418.49(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.60(s,1H)、9.20(br,1H)、8.90(m,2H)、8.60(s,1H)、8.40(d,1H)、8.18(d,2H)、7.98(d,1H)、7.58(m,3H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H);C22H19N7O2SのMS(EI):446.42(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(2−チエニル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(s,1H)、8.90(m,2H)、8.60(s,1H)、8.40(d,1H)、7.98(d,1H)、7.58(m,7H)、7.18(d,1H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H);C24H21N5O2SのMS(EI):444.46(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(s,1H)、8.90(m,2H)、8.00(m,4H)、7.40(m,4H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H);C24H27N5O2のMS(EI):418.51(MH+)。
3−アミノ−N−メチル−6−{3−[({[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(br,1H)、8.90(m,2H)、8.50(m,3H)、7.60(m,7H)、6.50(s,1H)、4.60(d,2H)、2.80(d,3H);C23H21N7O2のMS(EI):428.48(MH+)。
スキーム19は、式中のAがオキサゾールである式Iの化合物例を製造するための手法を示している。化合物(lxxxiv)を、TBS−エーテル(lxxxv)として保護する。(lxxxv)のエステル官能基を還元して、対応するアルコール(lxxxvi)にし、再酸化して、対応するアルデヒド(lxxxvii)にする。アルデヒド(lxxxvii)を下記のようにオキサゾール(lxxxviii)に変換した。
スキーム19
{3−[5−アミノ−6−(1,3−オキサゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボン酸メチル(200mg、0.77ミリモル)をDMFに溶かし、続いて、塩化t−ブチルシリル(0.14g、0.93ミリモル)およびイミダゾール(63mg、9.25ミリモル)を加えた。この混合物を室温で窒素下に一晩攪拌した。反応混合物を水(75mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製シリルエーテル生成物170mg(59.0%)が得られた。これをTHFに溶かし、引き続き、水素化アルミニウムリチウム(THF中1.0Mの溶液、0.9ml、約2.0当量)を加え、これを室温で5時間攪拌した。これをそのまま、MnO2を用いる酸化反応に掛けた。粗製化合物をアセトンに溶かし、続いて、MnO2(730mg、20当量)を加えた。これを、1時間還流させ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製アルデヒド94.0mg(66.0%)が得られた。アルデヒドをMeOH(20ml)に溶かし、続いて、トシルメチルイソシアニド(56.0mg、2.87ミリモル)およびK2CO3(40.0mg、2.87ミリモル)を続けた。この反応混合物を、4時間還流させ、ついで、通常の水性後処理を続け、これを、HClで処理すると、所望のオキサゾール62.0mg(84.4%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.01(s,1H)、7.80(s,1H)、7.20(m,4H)、4.70(m,2H);C14H12N4O2のMS(EI):267.14(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(1,3−オキサゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン
{3−[5−アミノ−6−(1,3−オキサゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノールを使用して、ミツノブ反応を前記のスキーム15に示されているように実施し、式Iの化合物を製造した。
オキサゾール(lxxxviii)の溶液(ベンゼン中の1(62.0mg、2.31ミリモル)(0.5M溶液)に、N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]2,4−ジニトロベンゼンスルホンアミド(42.0mg、1.15ミリモル)、トリフェニルホスフィン(57.7mg、2.19ミリモル)およびDEAD(0.034mL、2.31ミリモル)を加え、この混合物を室温で一晩攪拌し続けた。溶剤を除去し、そのままカラムクロマトグラフィー精製(50%酢酸エチル/ヘキサン)に掛けると、中間体スルホンアミド123mg(84.8収率)が得られ、これを、n−プロピルアミン(20当量)で処理し、MPLCにより精製すると、5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(1,3−オキサゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン100mg(収率81.3%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.58(s,1H)、8.40(s,1H)、8.00(s,1H)、7.82(d,1H)、7.80(s,1H)、7.40(m,4H)、7.20(4H)、4.35(m,1H)、3.90(m,2H)、3.10(m,1H)、2.80(m,1H)、2.40(m,1H)、1.98(m,1H);C23H21N5OのMS(EI):384.15(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
1−[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−イル]エタノン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.40(s,1H)、7.98(d,1H)、7.80(m,2H)、7.40(m,3H)、7.20(m,3H)、4.21(m,1H)、3.82(m,2H)、3.10(m,1H)、2.81(m,1H)、2.61(m,3H)、2.38(m,1H)、1.97(m,1H);C22H22N4OのMS(EI):359.15(MH+)。
[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−イル](フェニル)メタノン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(s,1H)、8.00(d,2H)、7.98(s,1H)、7.80(m,1H)、7.40(m,8H)、7.20(m,4H)、4.40(m,1H)、3.90(m,2H)、3.10(m,1H)、2.85(m,1H)、2.40(m,1H)、2.05(m,1H);C27H24N4OのMS(EI):421.20(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(3−ピリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ10.1(br,1H)、9.00(m,3H)、8.70(d,1H)、8.30(d,1H)、7.91(d,1H)、7.40(m,7H)、4.81(br,1H)、4.35(br,1H)、4.71(m,1H)、3.21(m,1H)、2.91(m,1H)、2.51(m,1H);C27H24N5のMS(EI):461.16(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(3−ピペリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.40(br,1H)、8.21(m,1H)、7.60(m,3H)、7.40(m,3H)、4.35(s,2H)、3.71(m,6H)、3.12(m,2H)、2.70(m,1H)、2.40(m,2H)、2.18(m,3H);C27H30N8のMS(EI):467.41(MH+)。
5−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)メチル]フェニル}−3−(3−ピペリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.18(d,1H)、7.79(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,3H)、4.40(s,2H)、3.60(m,6H)、3.12(m,1H)、3.05(m,1H)、2.67(m,1H)、2.42(m,1H)、2.18(m,1H)、2.10(m,3H);C27H30N8のMS(EI):467.18(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.18(d,1H)、7.79(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,3H)、4.40(s,2H)、3.60(m,5H)、3.30(m,1H)、3.18(m,1H)、3.02(m,1H)、2.62(m,1H)、2.41(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C27H30N8のMS(EI):467.33(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−{3−[(3R)ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.18(d,1H)、7.79(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,3H)、4.40(s,2H)、3.60(m,5H)、3.30(m,1H)、3.18(m,1H)、3.02(m,1H)、2.62(m,1H)、2.41(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C27H30N8のMS(EI):467.33(MH+)。
スキーム20は、式中のAがトリアゾールである式Iの化合物例を製造する手法を示している。例えば、下記に示されているように、化合物(lxxxix)を対応するトリアゾール(XC)に変換する。
スキーム20
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(3−フェニル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:ナトリウムエトキシド(19mg、0.27ミリモル)の無水エタノール(2mL)溶液を、塩酸ベンゼンカルボキシイミドアミド水和物(31.35mg、0.2ミリモル)の無水エタノール(3mL)溶液に室温で加えた。混合物を室温で45分間攪拌し、濾過した。このエタノール濾液に、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボヒドラジド(50mg、0.13ミリモル)を加え、生じた溶液を還流まで一晩加熱した。溶剤を除去し、MPLCにより精製すると、化合物1(12.5mg、収率21.3%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,1H)、9.00(m,3H)、8.70(d,1H)、8.30(d,1H)、7.70(d,1H)、7.35(m,8H)、4.81(br,1H)、4.35(br,2H)、3.62(m,1H)、3.55(m,1H)、3.20(m,1H)、2.95(m,1H);C28H25N7のMS(EI):460.10(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(3−ピリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(br,1H)、9.00(m,3H)、8.70(d,1H)、8.30(d,1H)、7.90(d,1H)、7.40(m,7H)、4.81(br,1H)、4.40(br,2H)、3.70(m,1H)、3.55(m,1H)、3.25(m,1H)、2.95(m,1H)、2.50(m,1H);C27H24N8のMS(EI):461.12(MH+)。
スキーム21は、式Iのイミドエート(imidoate)を製造するための手法を示している。例えば、下記に示しているように、ニトリル(xci)を対応するイミドエート(xcii)に変える。このようなイミドエートを通常は、例えば、式中のAがトリアゾールまたはオキサジアゾールなどである式Iの化合物を製造するための中間体として使用することができ、当技術分野の専門家などは、容易に行うことができるであろう。例えば、適切な条件(例えば、熱および脱水条件)下に、ベンゼンカルボキシイミドアミドをイミドエート(xcii)に加えると、対応するトリアゾール誘導体(xciii)が得られる。いくつかの化合物例をこの実施例では挙げる。
スキーム21
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキシイミド酸(carboximidoate)エチル:3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル(500mg、2.21ミリモル)のエタノール懸濁液を氷浴により冷却した。無水塩化水素ガスを反応混合物に2または3時間気泡導入した。ガス添加を停止した後に、溶液を冷蔵庫に一晩いれた。溶液を濾過し、蒸発させると、化合物1(452mg、収率75.3%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00(s,1H)、8.15(s,1H)、8.00(m,1H)、7.42(m,3H)、4.80(q,2H)、4.62(s,2H)、1.60(t,1H);C14H16N4OのMS(EI):273.23(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
2−({3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)−N−フェニルヒドラジンカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.42(s,1H)、8.20(m,3H)、7.40(m,8H)、6.95(m,1H)、5.20(t,1H)、4.60(m,2H);C19H18N6O3のMS(EI):379.13(MH+)。
3−アミノ−N−ヒドロキシ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキシイミドアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.23(s,1H)、8.60(s,1H)、8.00(m,2H)、7.40(m,2H)、6.15(s,1H)、5.21(t,1H)、4.60(m,2H);C12H13N5O2のMS(EI):260.21(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.60(s,1H)、8.92(m,3H)、8.20(m,2H)、7.90(m,2H)、7.40(m,2H)、5.21(t,1H)、4.60(m,2H);C18H15N7OのMS(EI):346.11(MH+)。
(3−{5−アミノ−6−[3−(4−クロロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.70(s,1H)、8.20(m,3H)、7.80(m,3H)、7.40(m,3H)、4.60(m,2H)、4.40(s,1H);C19H15N6OClのMS(EI):379.07(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(m,5H)、8.10(m,3H)、7.50(m,2H)、7.40(m,3H)、4.72(s,2H)。C18H15N7OのMS(EI):346.24(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピペリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.50(s,5H)、8.05(s,3H)、7.90(m,1H)、7.40(m,2H)、4.60(s,2H)、2.30(m,4H)、1.21(m,5H);C18H12N7OのMS(EI):352.28(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピペリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.50(dd,2H)、8.78(s,1H)、8.20(m,2H)、7.40(m,2H)、4.60(s,2H)、3.32(m,4H)、1.67(m,5H);C18H12N7OのMS(EI):352.28(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピロリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.60(s,1H)、8.18(s,1H)、8.00(d,1H)、7.45(m,2H)、4.70(s,2H)、3.97(m,1H)、3.78(m,2H)、3.50(m,2H)、2.60(m,1H)、2.41(m,1H);C17H19N7OのMS(EI):338.30(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.91(m,2H)、8.56(d,1H)、8.40(t,1H)、8.18(m,2H)、7.81(t,1H)、7.42(m,2H)、4.70(s,2H);C18H15N7OのMS(EI):346.22(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−ピペリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.85(m,1H)、9.40(m,1H)、8.80(s,1H)、8.18(m,2H)、7.42(m,2H)、4.62(s,2H)、3.40(m,3H)、1.62(m,6H);C18H21N7OのMS(EI):461.16(MH+)。
{3−[5−アミノ−6−(3−モルホリン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]フェニル}メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.85(m,1H)、9.60(m,1H)、8.80(s,1H)、8.18(m,2H)、7.42(m,2H)、5.12(d,1H)、4.62(s,2H);C17H19N7O2のMS(EI):354.15(MH+)。
[3−(5−アミノ−6−{3−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メタノール:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.60(s,1H)、8.20(s,1H)、8.10(m,2H)、4.72(s,2H)、3.62(m,2H)、3.54(m,2H)、3.10(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C18H21N7OのMS(EI):352.17(MH+)。
[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メタノール:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.60(s,1H)、8.20(s,1H)、8.10(m,2H)、4.72(s,2H)、3.62(m,2H)、3.54(m,2H)、3.10(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C18H21N7OのMS(EI):352.17(MH+)。
スキーム22は、式中のAがトリアゾールである式Iの化合物例を製造する別の手法を示している。ボロン酸−塩化アシル中間体(xciv)をアミン(xcv)とカップリングさせると、アミド(xcvi)が得られる。例えば、中間体(xcvi)をブロモピラジンにカップリングさせると、中間体(xcvii)が得られる。例えば、下記で詳細に説明するように、(xcvii)のニトリル基を対応するトリアゾールに変えると、(xcviii)が得られる。中間体(xcvii)を使用して、式IのAのための他の複素環を製造することもできる。この実施例には、対応するニトリル前駆体から通常は出発する他の様々なトリアゾール合成が含まれる。
スキーム22
3−(5−アミン−6−シアノ−ピラジン−2−イル)−N−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド
4−カルボニルクロリドフェニルボロン酸(350mg、1.90ミリモル)をTHFに加え、続いて、4−クロロ−2−フルオロベンジルアミン(466mg、2.37ミリモル)およびトリエチルアミン(400μl、2.85ミリモル)を加えた。この混合物を室温で窒素下に一晩攪拌した。反応混合物を水(75mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無類硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製還元生成物525mg(収率90.0%)が得られた。ついで、これをDMFに溶かし、引き続き、3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボニトリル(169mg、0.85ミリモル)、Pd(dppf)CH2Cl2(69.2mg、10モル%)およびトリエチルアミン(118μl、2.12ミリモル)を加えた。これを80℃に16時間加熱し、H2Oでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、粗製還元生成物(275mg、収率85.0%)が得られた:C19H13ClFN5OでのMS(EI):382.14(MH+)。
3−(5−アミノ−6{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トライアゾール(traiazol)−5−イル}ピラジン−2−イル)−N[4−クロロ−2−フルオロフェニル]メチル]ベンズアミド:3−(5−アミノ−6−シアノ−ピラジン−2−イル)−N−(4−クロロ−2−フルオロ−ベンジル)−ベンズアミド(238.0mg、0.63ミリモル)および(3S)−3−(ヒドラジノカルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(460mg、1.89ミリモル)を一緒にし、これを180℃に1または2時間加熱した。反応混合物を水(575mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×35mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、MPLCにより精製すると、3−[5−アミノ−6−(5−ピペリジン−3−イル−2H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(4−クロロ−2−フルオロ−ベンジル)−ベンズアミド(206.0mg、収率65.0%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.20(d,1H)、7.82(d,1H)、7.58(t,1H)、7.38(t,1H)、7.15(m,2H)、4.60(s,2H)、3.62(m,1H)、3.40(m,3H)、2.99(m,1H)、2.37(m,1H)、1.98(m,3H);C25H24N8OFClのMS(EI):507.03(MH+)。
(3S)−ピペリジン−1,3−ジカルボン酸1−(1,1−ジメチルエチル)3−エチル:ニペコ酸(nipecotate)(S)−(+)−エチル(3.95g、25.1ミリモル、Sigma−Aldrichから)の攪拌されている氷冷THF20mL溶液に、二炭酸ジ−t−ブチル8.21g(37.6ミリモル、1.5当量)を加えた。氷浴を外し、反応を室温で19時間攪拌し、濃縮した。溶離剤としてヘキサン中15%のEtOAcを使用して、粗製オイルをシリカゲルクロマトグラフィー(55mmカラム、シリカゲル5インチ)により精製した。濃縮すると、オイルとして生成物6.28g(収率97.2%)が得られた。
(3S)−3−(ヒドラジノカルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:(3S)−ピペリジン−1,3−ジカルボン酸1−(1,1−ジメチルエチル)3−エチル6.28g(24.4ミリモル)のMeOH25mL溶液に、ヒドラジン一水和物7.11mL(146ミリモル、5.98当量)を加えた。この混合物を2時間還流し、濃縮した。反応を、逆相カラムで、220nmの波長でLC/MSにより監視した。粗製物質をEtOAcに入れ、2×H2O、1×飽和NaCl水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。濾過し、濃縮すると、粘稠なオイルとして生成物3.21g(収率54.0%)が得られた。生成物は、hplc分析によると純度約80%であり、そのまま、さらに精製することなく使用した。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2,6ジフルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.38(d,1H)、7.88(d,1H)、7.60(t,1H)、7.38(m,2H)、7.15(t,1H)、4.80(s,2H)、3.78(m,1H)、3.50(m,3H)、3.15(m,1H)、2.37(m,1H)、1.98(m,3H);C25H24N8OF2のMS(EI):491.08(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.60(d,2H)、8.32(d,1H)、7.82(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(t,1H)、7.00(m,2H)、4.70(s,2H)、3.78(m,1H)、3.50(m,3H)、3.05(m,1H)、2.37(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OFClのMS(EI):507.03(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2,5ジクロロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.75(d,2H)、8.38(d,1H)、7.95(d,1H)、7.62(t,1H)、7.40(m,2H)、7.25(d,1H)、4.62(s,2H)、3.78(m,1H)、3.50(m,3H)、3.05(m,1H)、2.41(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OCl2のMS(EI):523.19(M+)。
3−(5−アミノ−6−(3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(3,4ジクロロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(d,2H)、8.38(d,1H)、7.95(d,1H)、7.62(t,1H)、7.58(s,1H)、7.42(d,2H)、7.38(d,1H)、4.60(s,2H)、3.72(m,1H)、3.50(m,3H)、3.05(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OCl2のMS(EI):523.19(M+)。
(3−{5−アミノ−6−[3−(2−チエニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール
3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル(149mg、0.74ミリモル)の溶液を、MeOH(5mL)中のチオフェン−2−カルボン酸ヒドラジド(94mg、0.66ミリモル)、ナトリウムメトキシド(53mg、0.996ミリモル)を加えた。4日間還流させた後に、反応混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、真空濃縮すると、粗製生成物が得られ、これを、分取HPLC(水中0.1%のTFA/CH3CN中0.1%のTFA)により精製した。生成物フラクションを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで分配した。水性相を、別の酢酸エチルで1度抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、(3−{5−アミノ−6−[3−(2−チエニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール(14mg、収率5%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.65(s,1H)、8.14(s,1H)、8.02(d,1H)、7.77(m,1H)、7.53(m,1H)、7.47(m,1H)、7.38(m,1H)、7.17(m,1H)、4.72(s,2H);C17H14N6OのMS(EI):351.10(MH+)。
(3−{5−アミノ−6−[3−(2−アミノピリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール:3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル(250mg、1.11ミリモル)の溶液に、2−アミノイソニコチン酸ヒドラジド(311mg、2.04ミリモル)を加えた。180℃で90分間加熱した後に、反応混合物をDMFに溶かし、水、酢酸エチル(10mL×3)で洗浄した。水性相を、別の酢酸エチルで一度抽出した。合わせた有機層を、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、粗製オイルが得られ、これを、分取HPLCにより精製すると、(3−{5−アミノ−6−[3−(2−アミノピリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール(23.2mg、収率5.7%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.80(s,1H)、8.15(s,1H)、8.10(m,1H)、7.70(m,2H)、7.43(m,2H)、7.20(m,1H)、6.10(s,2H)、5.25(m,1H)、4.60(m,1H);C18H16N8OのMS(EI):361.11(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次の1H−1,2,4−トリアゾール化合物を調製した。
5−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)メチル]フェニル}−3−{3−[3−(メチルオキシ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.82(s,1H)、8.38(m,2H)、7.82(m,1H)、7.76(d,1H)、7.62(m,2H)、7.52(m,1H)、7.43(m,1H)、7.35(m,3H)、7.11(m,1H)、4.75(bs,1H)、4.23(m,2H)、3.87(s,3H)、3.18(m,1H)、2.90(m,1H)、2.45(m,1H)、2.30(m,1H);C29H27N7OのMS(EI):490.14(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[3−(1−メチルピペリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}−N−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.40(s,1H)、8.97(m,2H)、8.57(s,1H)、8.40(m,1H)、7.87(m,1H)、7.80(bs,1H)、7.55(m,1H)、7.37(m,2H)、7.22(m,1H)、4.63(s,2H)、3.78(m,1H)、3.43(m,2H)、3.23(m,1H)、3.00(m,1H)、2.97(s,3H)、2.22(m,1H)、2.01(m,2H)、1.61(m,1H);C26H26N8OFClのMS(EI):521.02(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.68(s;2H)、8.29(d,1H)、7.93(d,1H)、7.62(t,1H)、7.45(t,1H)、7.20(m,2H)、4.67(s,2H)、3.75(m,1H)、3.47(m,3H)、3.12(m,2H)、2.33(m,1H)、2.03(m,2H);C25H24N8OFClのMS(EI):507.02(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.23(m,1H)、8.89(m,2H)、8.65(s,1H)、8.42(m,1H)、7.89(m,1H)、7.78(bs,1H)、7.60(m,1H)、7.45(m,1H)、7.26(m,1H)、7.08(m,1H)、4.54(d,2H)、3.30(m,2H)、3.18(m,1H)、2.96(m,1H)、2.19(m,1H)、1.87(m,3H);C25H24N8OF2のMS(EI):491.08(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(3,4−ジフルオロフェニル)メチル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.42(m,1H)、9.02(m,2H)、8.90(s,1H)、8.71(s,1H)、8.41(m,1H)、7.90(m,1H)、7.78(m,1H)、7.60(m,1H)、7.42(m,2H)、7.23(m,1H)、4.51(d,2H)、3.57(m,1H)、3.29(m,2H)、3.20(m,1H)、2.90(m,1H)、2.20(m,1H)、1.85(m,3H);C25H24N8OF2のMS(EI):491.08(MH+)。
3−[3−(2−アミノピリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.99(s,1H)、8.85(s,1H)、7.31(d,2H)、8.07(d,1H)、7.85(d,1H)、7.73(s,1H)、7.55(m,2H)、7.37(d,1H)、7.31(m,1H)、4.83(m,1H)、4.32(m,2H)、3.25(m,1H)、2.91(m,1H)、2.43(m,1H);C27H25N9のMS(EI):476.07(MH+)。
(3−{5−アミノ−6−[3−(1−メチルピペリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−イル}フェニル)メタノール:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.34(br s,1H)、8.77(s,1H)、8.11(s,1H)、8.07(d,1H)、7.68(br s,2H)、7.42(m,1H)、7.34(d,1H)、4.58(s,2H)、3.75(m,1H)、3.45(m,1H)、3.38(m,1H)、3.22(m,1H)、2.99(m,1H)、2.82(m,3H)、2.19(m,1H)、1.95(m,2H)、1.68(m,1H);C19H23N7OのMS(EI):366.2(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−[3−(1メチルピペリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):10.40(br s,1H)、9.76(br s,1H)、8.85(s,1H)、8.67(s,1H)、8.25(m,1H)、7.82(d,1H)、7.75(br s,2H)、7.53(m,2H)、7.36(m,2H)、7.30(m,1H)、4.83(m,1H)、4.27(m,2H)、3.76(m,1H)、3.46(m,1H)、3.40(m,1H)、3.20(m,2H)、2.94(m,2H)、2.82(m,3H)、2.38(m,1H)、2.20(m,1H)、1.96(m,2H)、1.67(m,1H);C28H32N8のMS(EI):481.2(MH+)。
スキーム23は、式Iの2種の化合物例(xcix)および(c)を示しており、これらは、本発明の別の化合物を合成するための中間体として使用することができる。このような化合物の合成例を続けて、通常は、式IのAに関して別の複素環(トリアゾール以外)を製造するために使用することもできる。
スキーム23
(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボニトリル(514.0mg、2.27ミリモル)および(3S)−3−(ヒドラジノカルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.66g、6.83ミリモル)を一緒にして、180℃に1〜2時間加熱した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×35mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、MPLCにより精製すると、(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(655.0mg、収率64.2%)が得られた:C23H29N7O3でのMS(EI):452.29(MH+)。
(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(655.0mg、1.45ミリモル)をTHF(20mL)に溶かし、引き続き、アジ化ジフェニルホスホリル(0.45mL、2.03ミリモル)およびDBU(0.31mL、2.03ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、中間体アジ化物458.0mg(66.4%、C23H30N8O2でのMS(EI):451.27(MH+)が得られ、これを、THF(15mL)およびH2O(1.5mL)の混合物に溶かし、続いて、トリフェニルホスフィン(0.76g、2.88ミリモル)を加え、これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。抽出物を濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル中0から100%のMeOH)により精製すると、(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル368.0mg(収率85.0%)が得られた。
5−[3−(アミノメチル)フェニル]−3−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−アミン:(3R)−3−(5−{3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(50.0mg、0.11ミリモル)のMeOH(3.0mL)溶液に、ジオキサン中4.0MのHCl(15mL)を加え、これを室温で一晩攪拌した。圧力下に溶剤をすべて蒸発させると、化合物1、28.0mg(収率72.0%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.62(s,1H)、8.38(s,1H)、8.21(d,1H)、7.60(m,1H)、4.22(s,2H)、3.65(m,1H)、3.42(m,3H)、3.16(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C18H22N8のMS(EI):351.27(MH+)。
通常、中間体(xcix)および(c)(前記のスキーム23参照)を使用して、Y(式Iによる)を結合させて、本発明の化合物を製造し、さらに、多くの実施例でのXを生じさせる。この実施例には、このような合成の記載が含まれる。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−2−クロロベンズアミドHCl:中間体2(50.0mg、0.11ミリモル)をDMF(5mL)に溶かし、続いて、HOBT(30.0mg、0.22ミリモル)およびEDCI(43.0mg、0.22ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮させ、カラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、続いて、ジオキサン(20mL)中4.0MのHClで処理すると、化合物1、42.2mg(収率78.0%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.50(s,1H)、8.20(s,1H)、8.11(s,1H)、7.58(m,6H)、4.67(s,2H)、3.73(m,1H)、3.45(m,3H)、3.18(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H25N8OClのMS(EI):489.24(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬(それぞれ対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−4−クロロベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.52(s,1H)、8.14(s,1H)、8.00(d,1H)、7.84(d,2H)、7.42(m,4H)、4.62(s,2H)、3.65(m,2H)、3.42(m,2H)、3.16(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H25N8OClのMS(EI):489.20(MH+)。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−4−ヨードベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.58(s,1H)、8.18(s,1H)、7.98(d,1H)、7.81(d,2H)、7.62(m,2H)、7.40(m,2H)、4.62(s,2H)、3.64(m,2H)、3.42(m,2H)、3.17(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H25N8OIのMS(EI):581.16(MH+)。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−3,5−ジフルオロベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.55(s,1H)、8.18(s,1H)、7.98(d,1H)、7.42(m,4H)、7.18(m,1H)、4.62(s,2H)、3.70(m,2H)、3.42(m,2H)、3.17(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OF2のMS(EI):491.21(MH+)。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−4−ブロモ−2−フルオロベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.50(s,1H)、8.18(s,1H)、8.00(d,1H)、7.62(t,1H)、7.42(m,4H)、4.62(s,2H)、3.63(m,2H)、3.42(m,2H)、3.17(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OFBrのMS(EI):553.16(MH+)。
N−{[3−(5−アミノ−6−{3−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピラジン−2−イル)フェニル]メチル}−4−ブロモ−2−クロロベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.50(s,1H)、8.18(s,1H)、8.00(d,1H)、7.62(s,1H)、7.42(m,4H)、4.62(s,2H)、3.63(m,2H)、3.42(m,2H)、3.17(m,1H)、2.38(m,1H)、2.00(m,3H);C25H24N8OClBrのMS(EI):567.14(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.42(s,1H)、9.30(m,1H)、9.12(m,1H)、8.71(d,1H)、8.15(s,1H)、8.00(d,1H)、7.42(m,3H)、7.38(m,3H)、4.80(br,2H)、4.40(s,2H)、4.35(m,1H)、3.60(m,1H)、3.20(m,3H)、2.72(m,1H)、1.80(m,4H);C24H26N7O2ClのMS(EI):480.19(MH+)。
スキーム24は、対応するエステルからの式Iの本発明のアミドの合成を示している。通常、エステル、例えば、ピラジンエステル(ci)を、例えば示されているようにアミンと組み合わせると、式Iのアミド、例えば、(cii)が得られる。
スキーム24
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−{3−[(2−ヒドロキシ−インダン−1−イルアミノ)−メチル]−フェニル}−ピラジン−2−カルボン酸メチルエステル(400.0mg、1.02ミリモル)および(3S)−3−アミノピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(970.0mg、4.84ミリモル)を120℃まで一晩加熱した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(3%のMeOH/ジクロロメタン)により精製し、ついで、これをジオキサン(20mL)中4.0MのHClで処理すると、3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド275.0mg(収率58.7%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,2H)、8.18(s,1H)、7.80(d,1H)、7.60(m,2H)、7.38(m,3H)、4.80(s,1H)、4.50(s,2H)、4.40(m,1H)、3.65(m,2H)、3.42(m,5H)、3.16(m,2H)、2.15(m,2H)、1.87(m,1H);C26H30N6O2のMS(EI):459.31(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−N−エチル−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド(566.1mg、1.0当量)のジクロロメタン(20mL)溶液に、四臭化炭素(749.8mg、1.1当量)、トリフェニルホスフィン(600mg、1.1当量)を周囲温度で加えた。7時間攪拌した後に、反応混合物をジクロロメタン(10mL×3)で分配し、ブラインで洗浄した。有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、粗製生成物が得られた。カラムクロマトグラフィーにより精製すると、3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド(534mg、収率77%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.87(m,2H)、8.84(s,2H)、8.23(m,1H)、7.61(bs,1H)、7.45(m,1H)、4.77(s,2H)、3.38(m,2H)、1.16(m,3H)。
3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド(112mg、1.0当量)をアセトニトリル(5mL)に溶かし、(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン(133.8mg、3.0当量)、ジイソプロピルエチルアミン(69.3mg、1.6当量)で周囲温度で処理した。7時間攪拌した後に、白色の沈殿物をセライトで濾過し、真空濃縮した。生じた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル−アミノ]メチル}フェニル)−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド(50.2mg、収率39%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.72(s,1H)、8.21(s,1H)、8.11(d,1H)、7.61(d,1H)、7.58(t,1H)、7.49(d,1H)、7.39(d,2H)、7.39(d,2H)、7.37(m,1H)、4.38(s,2H)、3.47(m,1H)、3.23(m,1H)、3.01(m,1H)、2.64(m,1H)、2.39(m,1H);C23H25N5OのMS(EI):388.22(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−[3−(ブロモメチル)フェニル]−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド(100mg、1.0当量)を、アセトニトリル(5mL)で溶かし、[(1S)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミン(151mg、3.0当量)、ジイソプロピルエチルアミン(62mg、1.6当量)で周囲温度で処理した。8時間攪拌した後に、白色の沈殿物を真空濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、無色のオイルとして表題の化合物が得られ、これを、酢酸エチル(10mL)に溶かし、エーテル中1MのHClで処理した。生じた沈殿物を濾過し、エーテル(2×2mL)で洗浄し、乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−{[(5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)アミノ]メチル}フェニル)−N−エチルピラジン−2−カルボキサミド塩酸塩42mg(収率12%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.71(s,1H)、8.22(s,1H)、8.13(d,1H)、7.57(t,1H)、7.51(m,1H)、7.06(m,1H)、6.98(m,1H)、5.08(m,1H)、4.38(q,2H)、3.45(m,2H)、3.39(m,1H)、3.05(m,1H)、2.84(m,1H)、2.53(m,1H);C23H23N5OF2のMS(EI):424.16(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(ナフタレン−2−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸メチル(1.0当量)のメチルアルコール溶液に、2−アミノナフタレン(10.0当量)を加え、反応混合物を85℃に一晩加熱し続けた。溶剤を除去し、分取HPLC(水中0.1%のTFA/CH3CN中0.1%のTFA)を続け、これを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで分配した。水性相を別の酢酸エチルで一度抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、約1mLまで濃縮し、続いて、エーテル中1.0MのHClを加えた。生じた沈殿物を濾過し、乾燥させると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(ナフタレン−2−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド塩酸塩が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.66(s,1H)、8.10(d,1H)、8.01(m,2H)、7.82(d,1H)、7.78(d,1H)、7.44(m,4H)、7.39(m,2H)、7.30(m,2H)、7.21(m,1H)、5.04(s,2H)、4.79(m,1H)、4.21(s,2H)、3.12(m,1H)、2.90(m,1H)、2.51(m,1H)、2.20(m,1H);C32H29N5OのMS(EI):501.17(MH+)。
3−アミノ−N−シクロヘキシル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.70(s,1H)、8.11(m,2H)、7.62(m,2H)、7.53(m,1H)、7.41(m,2H)、7.33(m,1H)、4.40(s,2H)、3.93(m,1H)、3.15(m,1H)、2.75(m,1H)、2.41(m,1H)、2.00(m,2H)、1.84(m,2H)、1.75(m,1H)、1.50(m,2H);C27H31N5OのMS(EI):442.24(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.78(m,3H)、8.70(m,1H)、8.14(m,3H)、7.74(d,1H)、7.57(t,1H)、7.50(m,1H)、7.38(m,2H)、7.22(m,1H)、4.92(s,2H)、4.40(s,2H)、3.21(m,1H)、3.00(m,1H)、2.61(m,1H)、2.42(m,1H);C27H31N5OのMS(EI):451.12(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N(2ピロリジン−1−イルエチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.83(s,1H)、8.78(s,1H)、8.15(d,1H)、7.91(d,1H)、7.56(m,2H)、7.41(m,2H)、7.38(m,1H)、4.41(s,2H)、3.82(m,4H)、3.54(m,2H)、3.24(m,1H)、3.18(m,1H)、3.05(m,1H)、2.83(m,1H)、2.43(m,1H)、2.17(m,2H)、2.10(m,2H);C27H32N6OのMS(EI):457.21(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2−ピペリジン−1−イルエチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.88(t,1H)、8.76(s,1H)、8.09(m,1H)、7.79(d,1H)、7.54(m,2H)、7.38(m,2H)、7.31(m,1H)、4.92(m,1H)、4.42(s,1H)、4.4〜3.8(m,4H)、3.83(t,1H)、3.72(d,1H)、3.44(t,1H)、3.40(m,1H)、3.05(m,2H)、2.66(m,1H)、2.52(m,1H)、1.80(m,4H)、1.49(m,1);C28H34N6OのMS(EI):471.20(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(2モルホリン−4−イルエチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.90(s,1H)、8.75(s,1H)、8.08(m,1H)、7.78(d,1H)、7.57(d,2H)、7.38(m,2H)、7.32(m,1H)、4.43(s,2H)、4.25(m,3H)、3.94(t,2H)、3.87(m,2H)、3.77(m,2H)、3.57(t,2H)、3.32(m,2H)、3.04(m,1H)、2.66(m,1H)、2.51(m,1H);C27H32N6O2のMS(EI):471.20(MH+)。
3−アミノ−N−(シクロプロピルメチル)−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.58(s,1H)、8.13(t,1H)、7.91(s,1H)、7.72(m,1H)、7.40(m,3H)、7.17(m,2H)、4.32(t,1H)、3.45(s,2H)、3.33(t,2H)、3.02(m,1H)、2.72(m,1H)、2.46(m,1H)、1.90(m,1H)、1.20(m,2H)、0.55(m,2H)、0.37(m,2H);C25H27N5OのMS(EI):414.21(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(フェニルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.70(s,1H)、8.39(m,1H)、8.14(m,1H)、7.66(d,1H)、7.54(t,1H)、7.52(m,1H)、7.40(m,3H)、7.11(m,1H)、7.24(m,1H)、4.66(s,2H)、4.39(s,2H)、3.23(m,1H)、3.02(m,1H)、2.61(m,1H)、2.41(m,1H);C28H27N5OのMS(EI):451.20(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N(2−フェニルエチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.68(s,1HO,8.35(m,1H)、8.08(m,1H)、7.69(d,1H)、7.57(m,2H)、7.40(m,1H)、7.32(m,6H)、7.21(m,1H)、4.95(m,1H)、4.39(s,2H)、3.64(q,2H)、3.23(m,1H)、3.06(m,1H)、3.92(t,2H)、2.65(m,1H)、2.42(m,1H);C29H29N5OのMS(EI):464.20(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[2(ジメチルアミノ)エチル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.708(s,1H)、8.74(m,1H)、8.13(m,1H)、7.58(d,1H)、7.59(t,1H)、7.48(m,1H)、7.40(m,2H)、7.35(m,1H)、4.40(s,2H)、3.78(t,2H)、3.50(t,2H)、3.59(m,1H)、3.02(m,7H)、2.65(m,1H)、2.45(m,1H);C25H30N6OのMS(EI):431.22(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[2−(1H−イミダゾール−4−イル)エチル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.81(s,1H)、8.65(s,1H)、8.63(s,1H)、8.10(d,1H)、7.73(d,1H)、7.56(m,2H)、7.41(m,2H)、7.38(m,1H)、4.41(m,2H)、3.80(t,2H)、3.28(m,1H)、3.17(t,2H)、3.04(m,1H)、2.65(m,1H)、2.57(m,1H)、2.17(m,2H);C26H27N7OのMS(EI):454.18(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[2−(メチルアミノ)エチル]ピラジン−2−カルボキサミド.1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.80(s,1H)、8.78(s,1H)、8.12(d,1H)、7.79(d,1H)、7.57(m,2H)、7.39(m,2H)、7.33(m,1H)、4.40(s,2H)、3.82(t,2H)、3.27(m,1H)、3.17(t,2H)、3.02(m,1H)、2.67(m,1H)、2.43(m,1H);C24H28N6OのMS(EI):417.21(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.80(s,1H)、8.72(s,1H)、8.11(d,1H)、7.79(d,1H)、7.58(m,2H)、7.39(m,2H)、7.32(m,1H)、4.40(s,2H)、3.61(t,2H)、3.52(m,5H)、3.05(m,1H)、2.71(m,1H)、2.49(m,1H)、2.12(m,2H);C26H32N6OのMS(EI):445.21(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ9.10(s,1H)、8.68(s,1H)、8.03(d,2H)、7.51(m,2H)、7.46(m,3H)、7.30(d,1H)、7.22(m,2H)、4.31(m,4H)、3.48(t,2H)、3.41(m,1H)、2.93(m,1H)、2.52(m,1H)2.38(m,1H)、2.23(m,1H);C27H29N7OのMS(EI):468.18(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[3−(メチルアミノ)プロピル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.64(s,1H)、8.63(s,1H)、8.02(d,1H)、7.43(m,2H)、7.31(m,2H)、7.22(m,1H)、4.85(m,1H)、4.31(s,2H)、3.50(t,2H)、3.18(m,1H)、2.95(m,3H)、2.62(s,2H)、2.53(m,1H)、2.37(m,1H)、1.98(m,1H);C25H30N6OのMS(EI):431.22(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(3−ピロリジン−1−イルプロピル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.83(s,1H)、8.73(s,1H)、8.10(d,1H)、7.79(d,1H)、7.59(m,2H)、7.38(m,2H)、7.32(m,1H)、4.43(s,2H)、3.67(m,4H)、3.20(m,4H)、2.63(m,2H)、2.48(m,1H)、2.14(m,1H)、2.02(m,2H);C28H34N6OのMS(EI):471.22(MH+)。
3−アミノ−N−1−アザビシクロ[2.2.0]オクト−3−イル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.77(s,1H)、8.45(m,1H)、8.12(d,1H)、7.52(d,1H)、7.56(t,2H)、7.49(d,1H)、7.40(d,2H)、7.35(m,1H)、4.55(m,1H)、4.40(s,2H)、3.79(d,2H)、3.63(d,1H)、3.03(m,1H)、2.68(m,1H)、2.43(m,2H)2.31(m,1H)、2.15(m,2H)、2.31(m,1H)、2.15(m,2H)、1.83(m,1H);C28H32N6OのMS(EI):469.13(MH+)。
3−アミノ−N−[(3R)1−アザビシクロ[2.2.0]オクト−3−イル]−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.22(bs,1H)、10.10(m,1H)、9.95(m,1H)、9.08(d,1H)、8.93(s,2H)、8.12(m,1H)、7.91(d,1H)、7.70(bs,2H)、7.50(d,2H)、7.37(d,2H)、7.31(m,1H)、4.82(bs,1H)、4.49(m,1H)、4.38(t,2H)、4.02(m,1H)、3.60(t,1H)、3.21(m,4H)、2.90(m,1H)、2.44(m,2H)、2.13(m,1H)、1.94(m,2H)、1.73(m,1H);C28H32N6OのMS(EI):469.15(MH+)。
3−アミノ−N−アゼパン−3−イル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.94(bs,2H)、9.58(bs,1H)、9.33(bs,1H)、9.10(d,1H)、8.91(m,2H)、8.09(m,1H)、7.88(m,1H)、7.47(m,2H)、7.42(m,2H)、7.27(m,2H)、4.82(m,1H)、4.49(m,1H)、4.36(m,2H)、3.48(m,1H)、3.30(m,3H)、3.05(m,1H)、2.82(m,1H)、2.48(m,2H)、2.10(m,1H)、2.00(m,1H)、1.85(m,3H)、1.62(m,1H)C27H32N6OのMS(EI):457.12(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボヒドラジド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.96(m,1H)、8.80(s,1H)、8.16(s,1H)、8.01(d,1H)、7.56(br s,2H)、7.38(m,3H)、7.19(m,1H)、7.15(m,2H)、4.57(d,2H)、4.16(m,1H)、3.86(m,2H)、2.92(m,1H)、2.72(m,1H)、2.53(m,1H)、2.31(m,1H)、1.81(m,1H);C21H22N6OのMS(EI):375.2(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−(5ヒドロキシペンチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.59(s,1H)、8.18(t,1H)、7.95(s,1H)、7.70(d,1H)、7.39(m,3H)、7.21(m,3H)、4.35(t,1H)、3.98(m,2H)、3.60(m,2H)、3.47(m,2H)、3.03(m,1H)、2.84(m,1H)、2.47(m,1H)、2.04(br s,3H)、1.93(m,1H)、1.68(m,2H)、1.60(m,2H)、1.51(m,2H);C26H31N5O2のMS(EI):446.2(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル]フェニル)−N−(4ヒドロキシブチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.84(m,1H)、8.60(s,1H)、8.23(s,1H)、7.69(d,1H)、7.36(m,2H)、7.28(m,1H)、7.24(m,1H)、7.21(m,2H)、4.37(t,1H)、3.96(m,2H)、3.47(m,4H)、3.05(m,1H)、2.85(m,1H)、2.63(br s,2H)、2.46(m,1H)、1.98(m,1H)、1.76(m,2H)、1.63(m,2H);C25H29N5O2のMS(EI):432.2(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル]フェニル)−N’−メチルピラジン−2−カルボヒドラジド:1H NMR(400MHz,CDCl3):9.24(s,1H)、8.66(s,1H)、7.91(s,1H)、7.74(m,1H)、7.44(m,2H)、7.41(m,1H)、7.25(m,1H)、7.22(m,2H)、4.35(t,1H)、4.00(m,2H)、3.05(m,1H)、2.85(m,1H)、2.77(s,3H)、2.48(m,1H)、1.93(m,1H);C22H24N6OのMS(EI):389.2(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル]フェニル)−N,N−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):8.51(s,1H)、7.89(s,1H)、7.74(m,1H)、7.40(m,3H)、7.22(m,3H)、5.86(br s,2H)、4.32(t,1H)、3.98(m,2H)、3.31(s,3H)、3.17(s,3H)、3.03(m,1H)、2.83(m,1H)、2.45(m,1H)、1.91(m,1H);C23H25N5OのMS(EI):388.2(MH+)。
3−アミノ−2−ピラジンカルボン酸メチルに由来する、式中のAが−(C=O)−または−(C=NR6)−である式Iの化合物の合成
3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸メチル。3−アミノ−2−ピラジンカルボン酸メチル(30.0g、200ミリモル)の酢酸(200mL)溶液に、臭素(11mL)を滴下漏斗を介して徐々に加えた。臭素の添加を完了したら、沈殿が生じるまで、炭酸ナトリウム粉末を徐々に加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌し続けた。反応混合物を真空中で半分の容量まで減らし、ついで、水(500mL)で希釈した。反応混合物を激しく振盪し、真空濾過を使用して、生じた固体を集めた。固体をエーテルで洗浄すると、純粋な黄色の固体(収率91%)が得られた。
3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸。3−アミノ−6−ブロモピラジンカルボン酸メチル(10g、43ミリモル)のTHF:H2O(3:1)溶液に、水酸化リチウム(6.0g、140ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で攪拌し、LCMSで監視した。1時間後に、反応は完了した。反応混合物を1NのHCl(250mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×200mL)で抽出し、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮すると、黄色の固体(収率100%)が得られた。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸(4.0g、18ミリモル)のDMF溶液に、HATU(10.4g、27.5ミリモル)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.5mL、27.5ミリモル)および(S)−3−アミノ−1−N−Boc−ピペリジン(4.0g、20ミリモル、AstatechおよびArch Corporationから市販)を加えた。反応を室温で1時間攪拌し続けた。反応混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出し、5%LiCl(3×100mL)およびブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空濃縮すると、茶褐色の固体が得られた(C15H22BrN5O3でのMS(ESI−LCMS):400(MH+))。この物質を、エチレングリコールジメチルエーテル(150mL)に入れ、トリエチルアミン(4.6mL、45ミリモル)、Pd(dppf)2Cl2(2.3g、2.75ミリモル)、3−カルボキシフェニルボロン酸(3.6g、21.8ミリモル)および水(15mL)を加えた。反応を85℃で還流させ、LCMSにより監視した。3時間後に、反応は完了した。減圧下に溶剤を除去すると、茶色の固体が得られた。この粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、黄色の固体が得られた(C22H27N5O5でのMS(ESI−LCMS):442(MH+)。この中間体の一部(50mg、0.11ミリモル)をDMF(1mL)に溶かし、HATU(62.7mg、0.165ミリモル)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(29μL、0.16ミリモル)および2−フェニルベンジルアミン(24.2mg、0.132ミリモル)を加えた。反応を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。1時間後に、反応は完了した。粗製生成物を、分取HPLCにより精製し、凍結乾燥させると、白色の固体が得られた(C35H38N6O4でのMS(ESI−LCMS):607(MH+)。この物質をメタノール(2mL)に溶かし、ジオキサン中4MのHCl(2mL)を加えた。反応を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。反応を1時間後に完了させた。溶剤を減圧下に除去すると、黄色のゲル生成物が得られた。黄色のゲル生成物をアセトニトリル−水(2mL)に溶かし、凍結させ、凍結乾燥させると、黄色の固体が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25(t,1H)、9.05(d,1H)、8.95(s,1H)、8.9(d,1H)、8.85(d,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.5〜7.3(m,8H)、7.25(m,1H)、4.5(d,2H)、4.35(m,1H)、3.25(m,2H)、3.05(m,1H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C30H30N6O2のMS(EI):507(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−カルボキシフェニルボロン酸(20.0g、120ミリモル)の塩化チオニル(120mL)溶液に、DMF(3滴)を加えた。反応混合物を室温で一晩攪拌し続けた。過剰の塩化チオニルを減圧下に除去すると、白色の固体が得られた。この残留物およびトリエチルアミン(33.4mL、240ミリモル)からなるTHF(200mL)溶液に0℃で、MeOH(100mL)中の(S)−(+)−1−アミノインダン(19.2g、144ミリモル)を滴下漏斗を介して徐々に加えた。(S)−(+)−1−アミノインダンを加えた後に、反応混合物を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。3時間後に、反応は完了した。ついで、反応混合物を減圧下に濃縮すると、白色の固体が得られた。この物質(33.72g、120ミリモル)を、3−アミノ−6−ブロモピラジンカルボン酸メチル(23.2g、100ミリモル)のDMF(200mL)溶液に加え、トリエチルアミン(28mL,200ミリモル)、Pd(dppf)2Cl2(8.16g、10ミリモル)および水(20mL)を加えた。反応混合物を80℃で一晩攪拌した。反応混合物を室温で冷却した。水(800mL)を加え、沈殿した固体を真空濾過により集め、ついで、水およびエーテルで洗浄した。所望の生成物(純度80%)をさらに精製することなく次のステップに移した(C22H19N3O3でのMS(ESI−LCMS):375.2(MH+)。この物質のTHF:H2O(3:1)の溶液に、水酸化リチウム(13.85g、330ミリモル)を加えた。反応を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。3時間後に、反応は完了した。この反応混合物を1NのHCl(500mL)に注ぎ、激しく攪拌した。真空濾過を使用して、生じた黄色の固体を集め、これをLCMSにより確認した。水性層を酢酸エチル(3×1L)で抽出して、残りの生成物を回収した。合わせた有機層をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空濃縮すると、黄色の固体が得られた(C21H17N3O3でのMS(ESI−LCMS):360.2(MH+)。DMF(50mL)中のこの黄色の固体の一部(2.0g、5.4ミリモル)に、HATU(3.1g、8.1ミリモル)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.8mL、16ミリモル)および(S)−3−アミノ−1−N−Boc−ピロリジン(1.5g、8.1ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。1時間後に、反応は完了した。反応混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(3×300mL)で抽出し、5%のLiCl(3×100mL)およびブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーにより物質を精製すると、黄色の固体が得られた(2.2g、収率92%)(C30H34N6O34でのMS(ESI−LCMS):443.2(MH+)。この物質を、メタノール(10mL)に溶かし、ジオキサン中4MのHCl(10mL)に加えた。反応混合物を室温で攪拌し、LCMSにより監視した。2時間後に、反応は完了した。反応混合物を真空濃縮すると、HCl塩として黄色の固体が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(d,1H)、8.95(s,1H)、8.75(d,1H)、8.65(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.2(m,4H)、5.6(q,1H)、4.4(m,1H)、3.1〜2.8(m,6H)、2.0(m,2H)、1.7(m,2H)、1.85(m,2H)。C25H26N6O2のMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(ベンジルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メトキシ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:3−カルボキシフェニルボロン酸(10g、61ミリモル)を塩化チオニル(60mL)およびDMF(触媒量)に溶かし、この混合物を室温で12時間攪拌した。塩化チオニルおよびDMFを減圧下に除去し、酸塩化物を白色の固体として単離した。この酸塩化物のTHF(100mL)溶液を、ベンジルアミン(7mL、64ミリモル)およびトリエチルアミン(18mL)のMeOH(100mL)溶液に滴加し、混合物を室温で2時間攪拌した。減圧下に溶剤を除去すると、白色の固体としてベンズアミドが得られた(C14H14BN2O3でのMS(EI):256(MH+)。DMF(200mL)および水(30mL)中にこのベンズアミド(15g、59ミリモル)、3−アミノ−6−ブロモピラジンカルボン酸メチル(15g、66ミリモル)、トリス(ジベンジリデンアクトン(actone))ジパラジウム(1.4g、1.5ミリモル)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィン)フェロセン(1.0g、1.9ミリモル)およびトリエチルアミン(100mL、720ミリモル)を含有する混合物を80℃に48時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水および酢酸エチルで希釈した。層を分離し、有機層を5%塩化リチウム水溶液で2回抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、茶色の固体が得られた。この茶色の固体をジクロロメタン(100mL)で粉砕し、生じた混合物を濾過することにより、生成物を精製すると、黄色の固体としてメチルエステル(3.0g、収率15%)が得られた。N,O−ジメチルヒドロキシアミンを、無水ジクロロメタン(15mL)に溶かした。トリメチルアルミニウム(ヘキサン中2.0Mの溶液7mL)を0℃で、N2下に滴加し、溶液を室温まで加温し、30分間攪拌した。先に調製したメチルエステル(1.0g、2.8ミリモル)を無水ジクロロメタン(40mL)中で攪拌し、この溶液を少量ずつ、反応にN2下に加えた。生じた溶液を室温で12時間攪拌した。反応混合物を、0.5Nの塩酸水溶液で酸性化し、ジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、黄色の固体として生成物(0.82g、収率76%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.23(t,1H)、8.50(s,1H)、8.16(d,1H)、7.93(d,1H)、7.62(t,1H)、7.43〜7.38(m,5H)、7.35〜7.30(m,1H)、6.82(br s,2H)、4.58(d,2H)、3.76(s,3H)、3.40(s,3H)。C20H21N5O3のMS(EI):392(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(3−フルオロフェニル)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:臭化3−フルオロフェニルマグネシウム(THF中0.5Mの溶液1.5mL、0.75ミリモル)を、0℃でN2下に3−アミノ−6−{3−[(ベンジルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メトキシ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.10g、0.25ミリモル)のTHF(10mL)溶液を滴加した。反応混合物を、室温まで加温し、2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、黄色のオイルが得られた。粗製生成物を分取HPLCにより分離し、凍結乾燥させると、黄色の固体(4mg、収率4%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(t,1H)、9.05(s,1H)、8.42(bs,1H)、8.01(m,2H)、7.86〜7.80(m,2H)、7.74(d,1H)、7.57〜7.51(m,2H)、7.47〜7.43(m,2H)、7.38〜7.32(m,2H)、7.28〜7.24(m,2H)、6.47〜6.59(m,1H)、4.50(d,2H)。C25H19FN4O2のMS(EI):427(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[4−(メチルオキシ)フェニル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:3−アミノ−6−{3−[(ベンジルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メトキシ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.10g、0.25ミリモル)のTHF(5mL)溶液を0℃に冷却し、CH3MgClの溶液(0.75mL、THF中1M、3.0当量)を徐々に加えた。混合物を放置して、1.5時間かけて室温まで加温した。ついで、混合物を0℃に冷却し、飽和NH4Cl溶液で徐々にクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し、ブライン、ついで水で洗浄した。酢酸エチル抽出物を蒸発させると、黄色の固体として対応するメチルケトンが得られた。エタノール中のこの残留物の一部(35mg、0.1ミリモル)に圧力管(5mL)中で、塩酸4−メトキシフェニルヒドラジン(52mg、3ミリモル)を加えた。ついで、この混合物を12時間加熱した。減圧下に溶剤を除去し、粗製混合物を、最低量のメタノールに溶かし、シリカゲルプラグに通過させると、白色の固体として生成物(33mg、収率70%)が得られた:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.40(m,1H)、8.0(m,2H)、7.80(m,2H)、7.25(m,1H)、7.2(m,4H)、6.9(m,4H)、4.8(s,2H)、3.8(s,3H)、2.6(s,3H)。C27H26N6O2のMS(EI):467(MH+)。
3−(5−アミノ−6−ホルミルピラジン−2−イル)−N−ベンジルベンズアミド:3−アミノ−6−{3−[(ベンジルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メトキシ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(2.5g、6.4ミリモル)のTHF(20mL)溶液を0℃に冷却した。N2下に、水素化アルミニウムリチウム(0.364g、9.58ミリモル)を加え、反応を0℃で1時間攪拌した、。ついで、混合物をH2Oで0℃でクエンチした。濾過により固体を除去し、濾液を濃縮し、固体残留物をH2Oに溶かし、続いて、ジクロロメタンで3回洗浄すると、十分な純度を有する生成物(1.90g、収率89%)が得られ、さらに精製することなく使用した。
3−[5−アミノ−6−(モルホリン−4−イルメチル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:3−(5−アミノ−6−ホルミルピラジン−2−イル)−N−ベンジルベンズアミド(1.27g、3.83ミリモル)をジクロロメタン(30mL)に0℃で溶かした。モルホリン(400mg、4.6ミリモル)およびNaBH(OAc)3(2.03g、9.58ミリモル)を加え、反応を室温で20時間攪拌した。反応混合物を飽和炭酸ナトリウムで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空濃縮すると、生成物(1.41g、収率88%)が得られた:1H NMR(400MHz,d4−CD3OD):δ8.60(s,1H)、8.47(t,1H)、8.12(m,1H)、7.84(m,1H)、7.55(t,1H)、7.31〜7.89(m,4H)、7.23〜7.26(m,1H)、4.61(s,2H)、4.43(s,2H)、3.32〜4.16(m,8H)。C23H25N5O2のMS(EI):404(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または個々のアミンなどの適切な試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−{5−アミノ−6−[(3,5−ジフルオロフェニル)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25(m,2H)、8.45(s,1H)、8.08(s,1H)、8.05(m,1H)、8.02(m,1H)、7.67〜7.53(m,5H)、7.35〜7.24(M,5H)、4.51(M,2H)。C25H18F2N4O2のMS(EI):445(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(ビフェニル−4−イルカルボニル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.06(t,1H)、8.99(s,1H)、8.42(s,1H)、8.06〜8.01(m,3H)、7.91(s,2H)、7.81〜7.78(m,3H)、7.73〜7.71(m,2H)、7.52〜7.44(m,3H)、7.40〜7.36(m,1H)、7.27〜7.20(m,4H)、7.16〜7.12(m,1H)、4.35(d,2H)。C31H24N4O2のMS(EI):485(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(4−クロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25(m,2H)、8.48(s,1H)、8.09(s,1H)、8.05(m,1H)、8.02(m,1H)、7.71〜7.51(m,5H)、7.35〜7.24(m,5H)、4.51(m,2H)。C25H18ClFN4O2のMS(EI):461(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{[2,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.11(m,1H)、8.95(s,1H)、8.36(s,1H)、7.91〜7.83(m,4H)、7.53〜7.23(m,7H)、6.68〜6.62(m,2H)、4.50(M,2H)、3.85(s,3H)、3.65(s,3H)。C27H24N4O4のMS(EI):469(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル]カルボニル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.11(t,1H)、8.90(s,1H)、8.45(s,1H)、8.44(d,1H)、8.07(d,2H)、7.98(d,1H)、7.55(t,3H)、7.31〜7.30(m,4H)、7.28〜7.23(m,1H)、6.75(d,2H)、4.50(d,2H)、3.03(s,6H)。C27H25N5O2のMS(EI):452(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(4−メチルフェニル)アセチル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.18(t,1H)、9.02(s,1H)、8.59(s,1H)、8.26(d,1H)、7.91(d,2H)、7.61(t,1H)、7.38〜7.29(m,4H)、7.24〜7.17(m,3H)、7.08〜7.06(m,3H)、4.53〜4.51(m,4H)、2.23(s,3H)。C27H24N4O2のMS(EI):437(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.16(t,1H)、8.9(s,1H)、8.55(d,1H)、8.5(s,1H)、8.3(d,1H)、7.82(d,1H)、7.8〜7.6(m,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、4.0(m,3H)、3.0〜2.7(m,2H)、1.8(d,2H)、1.6(q,2H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4のMS(EI):431(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−[({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル)フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル)アミノ)メチル]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.17(t,1H)、8.92(t,1H)、8.9(s,1H)、8.5(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(d,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.9(m,2H)、3.2(t,2H)、2.65(m,2H)、1.8〜1.6(m,3H)、1.4(s,9H)、1.05(m,2H)。C30H36N6O4のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−ピペリジン−4−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、8.9(s,1H)、8.8(d,1H)、8.65(m,1H)、8.3(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、4.05(m,1H)、3.35(m,2H)、3.0(m,2H)、2.0〜1.8(m,4H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−(ピペリジン−4−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.42(t,1H)、9.15(t,1H)、8.9(s,1H)、8.62(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.4〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.3〜3.2(m,4H)、2.9〜2.7(m,2H)、1.95〜1.75(m,3H)、1.5〜1.35(m,2H)。C23H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(モルホリン−4−イルカルボニル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.18(t,1H)、8.78(s,1H)、8.42(s,1H)、8.1(d,1H)、7.88(d,1H)、7.55(m,1H)、7.38〜7.24(m,5H)、4.55(d,2H)、3.78〜3.4(m,8H)。C23H23N5O3のMS(EI):418(MH+)。
3−(5−アミノピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.6(s,1H)、8.45(s,1H)、8.1(d,1H)、8.0(s,1H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.4〜7.3(m,5H)、6.65(s,2H)。C18H16N4OのMS(EI):305(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 3−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.18(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(m,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.4〜7.3(m,4H)、7.25(m,1H)、4.55(m,3H)、3.6(m,1H)、3.45(m,1H)、3.3(m,2H)、2.15〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C28H32N6O4のMS(EI):417(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(m,2H)、9.3(s,1H)、8.95(s,1H)、8.75(s,1H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.55(t,1H)、7.4〜7.3(m,4H)、7.25(t,1H)、4.7(m,1H)、4.5(d,2H)、3.4〜3.2(m,2H)2.3〜2.1(m,2H)、1.1(t,2H)。C23H24N6O2のMS(EI):417(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.75(s,1H)、8.45(s,1H)、8.18(d,1H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.72(s,2H)、4.5(d,2H)、3.7(t,2H)、3.5(t,2H)、2.45(t,2H)、2.35(t,2H)、2.2(s,3H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.75(s,1H)、8.45(t,1H)、8.18(tt,1H)、7.85(tt,1H)、5.75(t,1H)、7.3〜7.2(m,5H)、7.0(m,4H)、6.8(s,2H)、4.5(d,2H)、3.82(t,2H)、3.65(t,2H)、3.25(t,2H)、3.15(t,2H)。C29H27N6O2FのMS(EI):511(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{[4−(フェニルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.7(s,1H)、8.4(t,1H)、8.05(d,1H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.2(m,10H)、6.7(s,2H)、4.5(d,2H)、3.7(t,2H)、3.5(m,4H)、2.5〜2.4(m,4H)。C30H30N6O2のMS(EI):507(MH+)。
メチルN−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}グリシネート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.22(t,1H)、9.15(t,1H)、8.92(s,1H)、8.5(s,1H)、8.36(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、4.05(d,2H)、3.65(s,3H)。C22H21N5O4のMS(EI):420(MH+)。
N−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}グリシン:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.93(s,1H)、8.7(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、4.0(d,2H)。C21H19N5O4のMS(EI):406(MH+)。
メチル 1−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}−L−プロリネート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(m,1H)、8.85〜8.75(s,1H)、8.45〜8.35(s,1H)、8.12〜7.95(d,1H)、7.88(d,1H)、7.6(m,1H)、7.4〜7.25(m,5H)、5.25(m,1H)、4.5(m,4H)、4.0(t,1H)、3.6(s,3H)、2.4〜2.25(m,1H)、2.0〜1.75(m,4H)。C25H25N5O4のMS(EI):460(MH+)。
3−[(6aS)−6,11−ジオキソ−5,6a,7,8,9,11−ヘキサヒドロ−6H−ピラジノ[2,3−e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアゼピン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.3(s,1H)、9,3(s,1H)、9.2(t,1H)、8.7(s,1H)、8.3(d,1H)、8.0(d,1H)、7.7(t,1H)、6.4〜6.2(m,5H)、4.5(m,3H)、3.7(m,1H)、3.5(m,1H)、3.0(s,1H)、2.0〜1.8(m,3H)。C24H21N5O3のMS(EI):428(MH+)。
メチル 1−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル)フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}ピペリジン−3−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.75(d,1H)、8.42(d,1H)、8.08(t,1H)、7.85(d,1H)、7.55(m,1H)、7.35〜7.25(m,5H)、6.72(d,2H)、4.5(d,2H)、4.1〜3.9(m,1H)、3.65(m,2H)、3.45(s,2H)、3.25〜3.05(m,2H)、2.75(m,1H)、2.0(m,1H)、1.8〜1.5(m,3H)。C26H27N5O4のMS(EI):474(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}ピペラジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.72(s,1H)、8.6(s,1H)、8.05(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.75(s,2H)、4.5(d,2H)、3.65(t,2H)、3.5〜3.35(m,6H)、1.4(s,9H)。C28H32N6O4のMS(EI):417(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(ピペラジン−1−イルカルボニル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.75(br s,2H)、9.1(t,1H)、8.8(s,1H)、8.45(s,1H)、8.05(d,1H)、7.86(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.95(t,2H)、3.8(t,2H)、3.25(t,2H)、3.15(t,2H)。C23H24N6O2のMS(EI):417(MH+)。
3−(5−アミノ−6−シアノピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.16(m,1H)、8.99(s,1H)、8.46〜8.43(m,1H)、8.13〜8.09(m,1H)、7.94〜7.90(m,1H)、7.61〜7.52(m,3H)、7.37〜7.31(m,4H)、7.28〜7.22(m,1H)、4.55〜4.49(m,2H)。C19H15N5OのMS(EI):330(MH+)。
N−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}−L−グルタミン酸:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.95(s,1H)、8.9(d,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、4.45(t,1H)、2.35(m,2H)、2.3〜2.05(m,2H)。C24H23N5O6のMS(EI):478(MH+)。
エチル N−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}−1−チロシネート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.98(s,1H)、8.68(d,1H)、8.58(s,1H)、8.22(d,1H)、7.92(d,1H)、7.65(t,1H)、7.4〜7.2(m,5H)、7.12(d,2H)、6.65(d,2H)、4.6(m,4H)、4.15(m,4H)、3.1(d,2H)、1.2(t,3H)。C30H29N5O5のMS(EI):540(MH+)。
N−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}チロシン:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.22(t,1H)、8.94(s,1H)、8.64(d,1H)、8.56(s,1H)、8.18(d,1H)、7.92(d,1H)、7.62(t,1H)、7.38〜7.22(m,5H)、7.1(d,2H)、6.64(d,2H)、4.62〜4.44(m,3H)、3.12(d,2H)。C28H25N5O5のMS(EI):512(MH+)。
1,1−ジメチルエチル[3−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル)アミノ)プロピル]カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.16(t,1H)、9.0(t,1H)、8.93(s,1H)、8.54(s,1H)、8.44(d,1H)、7.9(d,1H)、7.58(t,1H)、7.38〜7.23(m,5H)、6.9(t,1H)、4.55(d,2H)、3.35(m,2H)、3.0(q,2H)、1.65(q,2H)、1.38(s,9H)。C27H32N6O4のMS(EI):405(MH+)。
3−アミノ−N−(3−アミノプロピル)−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(t,1H)、9.3(t,1H)、8.92(s,1H)、8.7(s,1H)、8.35(m,1H)、8.0(s,2H)、7.9(m,1H)、7.55(t,1H)、7.4〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.45(m,2H)、2.85(m,2H)、1.85(m,2H)。C22H24N6O2のMS(EI):405(MH+)。
1−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}ピペリジン−3−カルボン酸:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.7(s,1H)、8.45(s,1H)、8.05(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.7(s,2H)、4.5(d,2H)、4.45〜4.2(m,1H)、3.9〜3.6(m,1H)、3.3(m,1H)、3.1(m,1H)、2.6(m,1H)、2.0(m,1H)、1.8〜1.5(m,3H)。C25H25N5O4のMS(EI):460(MH+)。
1,1−ジメチルエチル[2−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)エチル]カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.95(s,1H)、8.95(t,1H)、8.55(s,1H)、8.42(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、7.02(t,1H)、4.5(d,2H)、3.4(m,2H)、3.2(m,2H)、1.4(s,9H)。C26H30N6O4のMS(EI):391(MH+)。
3−アミノ−N−(2−アミノエチル)−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.6(t,1H)、9.3(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(s,1H)、8.37(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.62(t,2H)、3.04(t,2H)。C21H22N6O2のMS(EI):391(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(1−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}ピペリジン−4−イル)カルバメート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.75(s,1H)、8.4(s,1H)、8.07(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.95(d,1H)、6.7(s,2H)、4.5(d,2H)、4.4(m,1H)、3.8(m,1H)、3.6(m,1H)、3.2(m,1H)、3.05(m,1H)、1.9〜1.7(m,2H)、1.5〜1.3(m,2H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4のMS(EI):431(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(4−アミノピペリジン−1−イル)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.23(t,1H)、8.75(s,1H)、8.42(s,1H)、8.25(t,3H)、8.05(d,1H)、7.95(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.9(m,1H)、3.7〜3.5(m,1H)、3.35(m,1H)、3.2(m,1H)、2.95(m,1H)、2.1〜1.9(m,2H)、1.7〜1.5(t,2H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(lS)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3R)ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(d,1H)、8.95(s,1H)、8.75(d,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.93(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、4.4(m,1H)、3.1〜3.0(m,3H)、2.9〜2.8(m,3H)、2.15〜2.0(m,2H)、1.8(m,2H)。C25H26N6O2のMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−1−(フラン−2−イルカルボニル)ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.96(s,1H)、8.9(d,1H)、8.85(q,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、7.95〜7.85(q,2H)、7.6(m,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、6.65(m,1H)、5.6(q,1H)、4.65〜4.5(m,1H)、4.15〜3.95(m,1H)、3.8(m,2H)、3.6(m,1H)、3.05〜2.8(m,2H)、2.3〜2.0(m,4H)。C30H28N6O4のMS(EI):537(MH+)。
N−[3−(アセチルアミノ)プロピル]−3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.0(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.95(t,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.4〜7.25(m,5H)、4.55(d,2H)、3.35(q,2H)、3.15(q,2H)、1.8(s,3H)、1.65(m,2H)。C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−N−{3−[(フラン−2−イルカルボニル)アミノ]プロピル}−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.16(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.5(t,1H)、8.44(d,1H)、7.92(d,1H)、7.84(s,1H)、7.6(t,1H)、7.35〜7.24(m,5H)、7.1(d,1H)、6.62(m,1H)、4.54(d,2H)、3.42〜3.28(m,4H)、1.78(m,2H)。C27H26N6O4のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−1−(ピリジン−4−イルカルボニル)ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95〜8.9(m,2H)、8.85〜8.75(dd,1H)、8.7(m,2H)、8.55(d,1H)、8.45(s,1H)、7.95(t,1H)、7.6(t,1H)、7.5(d,1H)、7.45(d,1H)、7.25(m,4H)、5.6(q,1H)、4.55〜4.5(m,1H)、3.9〜3.4(m,3H)、3.1〜2.9(m,3H)、2.25〜1.95(m,3H)、1.35(m,2H)。C31H29N7O3のMS(EI):548(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{3−[(ピリジン−4−イルカルボニル)アミノ]プロピル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.88(t,1H)、8.7(d,2H)、8.58(s,1H)、8.45(d,1H)、7.92(d,1H)、7.75(d,2H)、7.6(t,1H)、7.35〜7.25(m,5H)、4.55(d,2H)、3.4(m,4H)、1.85(m,2H)。C28H27N7O3のMS(EI):510(MH+)。
N−[3−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)プロピル]キノキサリン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.45(s,1H)、9.2(t,1H)、9.1(t,1H)、9.05(t,1H)、8.9(s,1H)、8.5(s,1H)、8.4(d,1H)、8.15(m,2H)、7.95(m,2H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.15(m,5H)、4.5(d,2H)、3.5〜3.4(m,4H)、1.85(m,2H)。C31H28N8O3のMS(EI):561(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[3−({[6(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]カルボニル}アミノ)プロピル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,2H)、9.0(m,2H)、8.9(s,1H)、8.55(s,1H)、8.4(m,2H)、7.95(d,1H)、7.35(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.15(m,5H)、4.5(d,2H)、3.4(m,4H)、1.8(m 2H)。C29H26N7O3F3のMS(EI):578(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{3−[(キノリン−8−イルスルホニル)アミノ]プロピル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.05(m,1H)、8.9(s,1H)、8.8(t,1H)、8.5(m,2H)、8.35(q,2H)、8.25(d,1H)、7.9(d,1H)、7.7(m,2H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、3.25(q,2H)、2.85(q,2H)、1.6(q,2H)。C31H29N7O4SのMS(EI):596(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{3−[(ピリジン−2−イルスルホニル)アミノ]プロピル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、8.95(m,2H)、8.7(d,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、8.05(t,1H)、7.9(m,3H)、7.65〜7.55(m,2H)、7.4〜7.25(m,5H)、4.55(d,2H)、3.3(q,2H)、3.0(q,2H)、1.7(q,2H)。C27H27N7O4SのMS(EI):546(MH+)。
3−アミノ−N−[3−({[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)アミノ]カルボニル}アミノ)プロピル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.55(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(s,1H)、7.5(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.35(t,1H)、4.55(d,2H)、3.35(m,2H)、3.15(q,2H)、2.25(s,3H)、2.05(s,3H)、1.65(q,2H)。C28H30N8O4のMS(EI):543(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{2−[(ピリジン−4−イルカルボニル)アミノ]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、9.05(t,1H)、9.0(t,1H)、8.95(s,1H)、8.7(d,2H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.75(d,2H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.5(t,4H)。C27H29N7O3のMS(EI):496(MH+)。
3−アミノ−N−{2−[(フラン−2−イルカルボニル)アミノ]エチル}−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.65(t,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.82(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、7.06(d,1H)、6.6(d,1H)、4.5(d,2H)、3.5(t,4H)。C26H24N6O4のMS(EI):485(MH+)。
N,N’−シクロヘキサン−1,2−ジイルビス[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド]:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,2H)、8.9(s,2H)、8.75(d,2H)、8.57(s,2H)、8.4(d,2H)、7.9(d,2H)、7.57(t,2H)、7.35〜7.2(m,10H)、4.55(d,4H)、4.0(m,2H)、2.05(d,2H)、1.8(d,2H)、1.6(m,2H)、1.4(t,2H)。C44H42N10O4のMS(EI):775(MH+)。
N−[2−(アセチルアミノ)エチル]−3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25(t,1H)、8.98(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、8.16(t,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、3.4(t,2H)、3.27(t,2H)、1.8(s,3H)。C23H24N6O3のMS(EI):433(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{2−[(キノリン−8−イルスルホニル)アミノ]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.9(s,1H)、8.8(d,1H)、8.7(t,1H)、8.5(s,1H)、8.3(m,3H)、8.2(d,1H)、7.9(d,1H)、7.65(t,1H)、7.57(t,1H)、7.4〜7.2(m,7H)、4.55(d,2H)、3.35(t,2H)、3.05(t,2H)。C30H27N7O4SのMS(EI):582(MH+)。
N−[2−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)エチル]キノキサリン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.45(s,1H)、9.35(t,1H)、9.15(t,1H)、9.07(t,1H)、8.95(s,1H)、8.57(s,1H)、8.4(d,1H)、8.2(t,2H)、8.0(t,2H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.6(t,4H)。C30H26N8O3のMS(EI):547(MH+)。
3−アミノ−N−(2−{[(2−クロロピリジン−3−イル)カルボニル]アミノ}エチル)−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、9.0(t,1H)、8.95(s,1H)、8.8(t,1H)、8.6(s,1H)、8.45(dd,1H)、8.4(d,1H)、7.9(m,2H)、7.57(t,1H)、7.45(m,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(d,2H)、3.5(t,4H)。C27H24N7O3ClのMS(EI):530(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{2−[(ピリジン−2−イルスルホニル)アミノ]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、8.9(s,1H)、8.85(t,1H)、8.63(d,1H)、8.5(s,1H)、8.37(d,1H)、8.1(t,1H)、8.0(m,2H)、7.9(m,2H)、7.57(m,2H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、3.4(t,2H)、3.2(t,2H)。C26H25N7O4SのMS(EI):532(MH+)。
3−アミノ−N−[2−({[(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)アミノ]カルボニル}アミノ)エチル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(s,1H)、7.5(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.55(t,1H)、4.5(d,2H)、3.4(t,2H)、3.3(t,2H)、2.15(s,3H)、1.96(s,3H)。C27H28N8O4のMS(EI):529(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.16(m,1H)、8.92(s,1H)、8.58〜8.55(m,1H)、8.38〜8.32(m,2H)、8.15〜7.50(bs,2H)、7.79(s,1H)、7.60〜7.54(m,1H)、7.38〜7.31(m,4H)、7.28〜7.22(m,1H)、4.58〜4.53(m,2H)。C19H17N5O2のMS(EI):348(MH+)。
3−アミノ−N−[3−({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]カルボニル)アミノ)プロピル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(q,2H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.45(d,1H)、8.25(t,1H)、7.9(d,1H)、7.7(d,2H)、7.6(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.65(d,2H)、4.45(d,2H)、3.35(m,4H)、2.95(s,6H)、1.75(m,2H)。C31H33N7O3のMS(EI):552(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−[(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−イル]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.95(s,1H)、8.65(d,1H)、8.55(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.7(s,1H)、7.55(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、4.5(m,1H)、3.8(d,2H)、2.9〜2.7(m,3H)、2.55(m,1H)、2.25〜2.1(m,2H)、1.9〜1.75(m,3H)、1.4(s,9H)、1.25(m,2H)。C33H41N7O4のMS(EI):600(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−1−ピペリジン−4−イルピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.65〜9.45(t,1H)、9.3(m,2H)、8.98(d,1H)、8.75(m,2H)、8.5〜8.3(dd,1H)、7.9(t,1H)、7.55(m,1H)、7.4〜7.25(m,4H)、4.95〜4.7(m,1H)、4.55(m,2H)、3.4(m,6H)、3.1(m,1H)、2.9(m,2H)、2.35〜1.9(m,6H)。C28H33N7O2のMS(EI):500(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(2R)−2−{[(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−イル]メチル}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.93(s,1H)、8.6(d,1H)、8.55(s,1H)、8.25(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、4.4(m,1H)、3.8(m,1H)、3.2(t,2H)、2.8(t,2H)、2.6〜2.4(m,4H)、2.2(m,1H)、1.9〜1.7(m,5H)、1.4(s,9H)。C33H41N7O4のMS(EI):600(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−{(3S)−1−[(2R)ピロリジン−2−イルメチル)ピロリジン−3−イル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.4(m,1H)、9.7〜9.4(m,3H)、9.35(d,1H)、8.96(s,1H)、8.8〜8.7(m,1H)、8.5〜8.3(m,1H)、7.9(d,1H);7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、5.0〜4.7(m,1H)、4.5(d,2H)、4.0〜3.6(m,3H)、3.2(m,3H)、2.6(m,1H)、2.4〜2.1(m,3H)、2.0〜1.6(m,3H)。C28H33N7O2のMS(EI):500(MH+)。
3−アミノ−N−((3S)−1−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}ピロリジン−3−イル)−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.9(s,1H)、8.6(d,1H)、8.57(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.35〜7.2(m,SH)、7.1(d,2H)、6.63(d,2H)、4.55(d,2H)、4.4(m,1H)、3.45(m,2H)、2.82(s,6H)、2.7(t,2H)、2.4(m,1H)、2.2(m,1H)、1.82(m,1H)。C32H35N7O2のMS(EI):550(MH+)。
3−アミノ−N−{2−[({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]エチル}−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15(t,1H)、9.05(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.42(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.45(m,2H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.57(t,1H)、4.5(d,2H)、3.4(m,4H)、3.05(s,6H)。C30H32N8O3のMS(EI):553(MH+)。
3−アミノ−N−[2−({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]カルボニル}アミノ)エチル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、9.15(t,1H)、8.95(s,1H)、8.68(s,1H)、8.45(m,2H)、7.9(d,1H)、7.7(d,2H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、6.65(d,2H)、4.45(d,2H)、3.5(t,4H)、2.95(s,6H)。C30H31N7O3のMS(EI):538(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−1−(ピリジン−2イルメチル)ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.93(s,1H)、8.65(d,1H)、8.56(s,1H)、8.48(m,1H)、8.32(d,1H)、7.9(d,1H)、7.72(m,2H)、7.6(t,1H)、7.46(d,1H)、7.38〜7.32(m,4H)、7.28〜7.22(m,2H)、4.55(d,2H)、4.44(m,1H)、3.75(s,2H)、2.86〜2.64(m,2H)、2.64〜2.52(m,2H)、2.2(m,1H)。C29H29N7O2のMS(ESI−LCMS):508(MH+)。
メチル N−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}トレオニネート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.17(m,1H)、9.00(s,1H)、8.64(m,1H)、8.52(s,1H)、8.19(m,1H)、7.93(m,1H)、7.74〜7.62(m,3H)、7.37〜7.25(m,5H)、5.41(m,1H)、4.55〜4.50(m,3H)、4.32〜4.29(m,1H)、3.70(m,3H)、1.16(m,2H)。C24H25N5O5のMS(EI):464(MH+)。
3−(エチルアミノ)−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ12.0〜10.0(s,1H)、9.25〜9.15(tt,1H)、9.05(m,1H)、9.0(s,1H)、8.65〜8.55(m,1H)、8.3(t,1H)、7.9(d,1H)、7.55(q,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.75〜4.5(m,1H)、4.5(d,2H)、3.9〜3.05(m,9H)、2.3〜2.1(m,1H)、1.2(q,6H)。C27H32N6O2のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.9(s,1H)、8.6(d,1H)、8.53(s,1H)、8.3(d,1H)、7.88(d,1H)、7.56(t,1H)、7.38〜7.2(m,5H)、4.55(d,2H)、4.35(m,1H)、2.65(m,2H)、2.55〜2.35(m,4H)、2.15(m,1H)、1.8(m,1H)、1.0(t,3H)。C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−6−(3−([(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル]フェニル)−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,2H)、8.6(d,1H)、8.55(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、4.4(m,1H)、3.0(m,1H)、2.85(m,1H)、2.7(m,1H)、2.6(m,1H)、2.5〜2.45(m,5H)、2.15(m,1H)、2.05(m,1H)、1.8(m,1H)、1.05(t,3H)。C27H30N6O2のMS(EI):471(MH+)。
6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−3−(エチルアミノ)−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(s,2H)、8.75(t,1H)、8.7(d,1H)、8.6(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,1H)、5.6(q,1H)、4.4(m,1H)、3.5(m,4H)、3.05(m,1H)、2.9(m,2H)、2.8〜2.4(m,5H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.8(m,1H)、1.2(t,3H)、1.05(t,3H)。C29H34N6O2のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S,2R)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5〜9.2(m,2H)、9.0(m,2H)、8.7(s,1H)、8.55(d,1H)、8.4(d,1H)、7.95(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、4.6(m,1H)、4.55(m,1H)、3.3〜3.05(m,5H)、2.95〜2.9(m,1H)、2.25(m,1H)および2.1(m,1H)。C25H26N6O3のMS(EI):459(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.97(s,1H)、8.95(d,1H)、8.7(d,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3〜7.1(m,4H)、5.6(t,1H)、4.45(t,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、3.05〜2.8(m,2H)、2.5(m,1H)、2.2〜1.9(m,3H)、1.4(s,9H)。C30H34N6O4のMS(EI):443(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(1R)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.98(s,1H)、8.95(d,1H)、8.78(t,1H)、8.57(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.42〜7.2(rn,5I1)、5.2(t,1H)、4.5(t,1H)、3.65〜3.25(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.5(d,3H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4のMS(EI):431(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イルカルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.9(t,1H)、8.75(t,1H)、8.3〜8.1(m,2H)、7.57(t,1H)、7.45(m,1H)、7.3〜7.1(m,4H)、4.82(t,1H)、4.65〜4.4(m,2H)、3.6〜3.2(m,6H)、2.9(m,2H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C30H34N6O4のMS(EI):443(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(s,1H)、8.7(m,2H)、8.45(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.5(t,1H)、3.6〜3.45(m,4H)、3.4〜3.25(m,2H)、2.9(t,2H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4のMS(EI):431(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.98(s,1H)、8.95(d,1H)、8.75(t,1H)、8.57(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.45〜7.2(m,5H)、5.22(t,1H)、4.5(t,1H)、3.65〜3.45(m,2H)、3.3(m,2H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.55(s,3H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イルカルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.6(t,1H)、9.35(t,1H)、9.0〜8.9(m,2H)、8.4(d,1H)、8.2(s,1H)、7.57(t,1H)、7.42(d,1H)、7.35〜7.0(m,4H)、4.8(s,1H)、4.6(m,2H)、3.9〜3.6(m,2H)、3.4〜3.1(m,4H)、2.9(t,2H)、2.25(t,1H)、2.05(t,1H)。C25H26N6O2のMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.65(t,1H)、9.4(t,1H)、9.2(d,1H)、9.1(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.35〜7.2(m,5H)、4.7(t,1H)、3.6〜3.2(m,6H)、2.9(t,2H)、2.3(t,1H)、2.1(t,1H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R)−1−フェニルエチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.75(t,1H)、9.55(t,1H)、9.3(m,2H)、8.99(s,1H)、8.8(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.45(m,3H)、7.38〜7.2(m,3H)、5.25(t,1H)、4.7(t,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.3(t,1H)、2.15(t,1H)、1.6(s,3H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.7(t,1H)、9.45(t,1H)、9.25(m,2H)、9.0(s,1H)、8.78(s,1H)、8.4(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.5(m,2H)、7.35〜7.2(m,3H)、5.25(t,1H)、4.7(t,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.3(t,1H)、2.1(t,1H)、1.6(s,3H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
3−(5−アミノ−6−シアノピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.99(s,1H)、8.96〜8.89(m,1H)、8.48〜8.43(m,1H)、8.13〜8.07(m,1H)、7.98〜7.92(m,1H)、7.63〜7.48(m,3H)、7.32〜7.16(m,4H)、5.66〜5.56(m,1H)、3.07〜2.96(m,1H)、2.94〜2.80(m,1H)、2.54〜2.43(m,1H)、2.08〜1.95(m,1H)。C21H17N5OのMS(EI):356(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(s,1H)、8.65〜8.6(m,3H)、8.32(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.2(m,4H)、5.5(m,1H)、4.55(m,1H)、4.35(m,1H)、3.1(dd,1H)、3.0〜2.85(m,4H)、2.75(m,3H)、2.0(m,1H)、および1.7(m,1H)。C25H26N6O3のMS(EI):459(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−6−[3−({[(1S,2R)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ]カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(s,1H)、8.7〜8.6(m,3H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、5.15(s,1H)、4.55(s,1H)、4.4(m,1H)、3.1(dd,1H)、2.95(ss,1H)、2.75(m,1H)、2.6(s,1H)、2.5(m,4H)、2.2(m,1H)、1.9(m,1H)、1.05(t,3H)。C27H30N6O3のMS(EI):487(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 3−({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル)フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,2H)、8.55(m,2H)、8.3(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、3.9〜3.6(m,3H)、3.35(s,3H)、3.1〜2.85(m,4H)、2.0(m,1H)、1.85(m,1H)、1.7(m,2H)、1.3(s,9H)。C31H36N6O4のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−ピペリジン−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5〜9.2(m,2H)、9.05(m,1H)、8.95(s,1H)、8.85(t,1H)、8.55(d,1H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.25(m,4H)、5.6(m,1H)、5.0(s,1H)、4.3(s 1H)、3.3〜3.0(m,4H)、2.9(m,1H)、2.7(m,1H)、2.5(m,1H)、2.1(m,1H)、1.95〜1.65(m,4H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−(1−エチルピペリジン−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,2H)、8.55(m,2H)、8.25(d,1H)、7.92(d,1H)、7.6(t,1H)、7.25(m,4H)、5.6(q,1H)、4.0(m,1H)、3.05(m,1H)、2.9(m,1H)、2.7(m,1H)、2.35(m,2H)、2.2(s,2H)、2.05(m,1H)、1.7〜1.5(m,4H)、1.25(s,1H)、1.0(t,3H)。C28H32N6O2のMS(EI):485(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.97(s,1H)、8.65(m,3H)、8.3(d,1H)、7.96(d,1H)、7.7(s,1H)、7.6(t,1H)、7.25(m,4H)、5.5(m,1H)、5.2(d,1H)、4.55(s,1H)、4.4(m,1H)、3.1(dd,1H)、2.95(s,1H)、2.7(m,2H)、2.55〜2.4(m,4H)、2.15(m,1H)、1.85(m,1H)、1.05(t,3H)。C27H30N6O3のMS(EI):487(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−ピリミジン−4−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.9(s,1H)、9.2(s,2H)、9.04(d,1H)、8.9(d,1H)、8.65(s,1H)、8.4(d,2H)、8.05(d,1H)、7.7(t,1H)、7.3(m,4H)、5.7(m,1H)、3.15〜2.9(m,2H)、2.1(m,1H)。C25H21N7O2のMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[2−(1H−イミダゾール−4−イル)エチル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR 7.9(d,1H)、7.5(t,1H)、7.4(s,1H)、7.15(m,4H)、5.45(m,1H)、4.45(t,1H)、3.1(m,1H)、2.9(m,3H)。C26H25N7O3のMS(EI):484(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)メチル]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(m,1H)、8.9(d,2H)、8.53(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、3.35(d,2H)、3.2(m,2H)、3.0(m,3H)、2.85(m,2H)、2.5(m,1H)、2.0(m,1H)、1.9(m,1H)、1.65(m,1H)、1.4(s,9H)。C31H36N6O4のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3R)ピロリジン−3−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,2H)、9.22(t,1H)、9.05(d,1H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.5(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.45(s,2H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、3.4(t,2H)、3.25(m,2H)、3.15〜2.8(m,4H)、2.6(m,1H)、2.45(m,2H)、2.1(m,1H);2.0(m,1H)、1.7(m,1H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−ピペリジン−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.96(s,1H)、8.89(d,J=8.4Hz,1H)、8.72(d,J=8.0Hz,1H)、8.54(s,1H)、8.35(d,J=7.2Hz,1H)、7.93(d,J=8.0Hz,1H)、7.60(t,J=9.6Hz,1H)、7.30(m,1H)、7.25(m,1H)、5.61(q,J=8Hz,1H)、4.20(m,1H)、.3.29(m,1H)、3.01(m,2H)、2.89(m,1H)、2.03(m,1H)、1.90(m,1H)、1.74(m,2H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3R)ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.96(s,1H)、8.89(d,J=8.2Hz,1H)、8.71(m,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,J=7.6Hz,1H)、7.93(d,J=8.0Hz,1H)、7.60(t,J=8.0Hz,1H)、7.25(m,2H)、5.60(q,J=8.4Hz,1H)、4.2(m,1H)、3.29(m,1H)、3.01(m,2H)、2.89(m,1H)、2.03(m,1H)、1.90(m,1H)1.72(m,1H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−ピペリジン−3−イルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(s,1H)、8.75(d,1H)、8.65(s,1H)、8.5(m,1H)、8.35(d,1H)、8.0(d,1H)、7.6(t,1H)、7.25(m,4H)、5.5(m,1H)、4.55(m,1H)、4.25(m,1H)、3.5〜2.7(m,7H)、1.9(m,2H)、1.7(m,2H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[2(1H−イミダゾール−4−イル)エチル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.05(t,2H)、8.9(d,2H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.5(s,1H)、7.3〜7.2(m,4H)5.62(q,1H)、3.6(q,2H)、3.05〜2.85(m,5H)、2.0(m,1H)。C26H25N7O2のMS(EI):468(MH+)。
3−アミノ−N−アゼパン−4−イル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(s,1H)、9.25(s,1H)、9.0(m,1H)、8.9(s,1H)、8.7(d,1H)、8.6(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.1(m,4H)、5.6(q,1H)、4.1(s,1H)、3.25(m,1H)、3.1〜2.8(m,3H)、2.45(m,1H)、2.0〜1.7(m,8H)。C27H30N6O2のMS(EI):471(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[({3−アミノ−6−[3−({[(IR,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]メチル}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.05(m,1H)、9.0(s,1H)、8.65(s,1H)、8.6(d,1H)、8.4(d,1H)、7.98(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、5.65(d,1H)、4.55(m,1H)、3.4(m,2H)、3.35(m,3H)、3.35〜3.0(m,3H)、2.9(d,1H)、1.9(m,1H)、1.6(m,1H)、1.4(m,9H)。C31H36N6O5のMS(EI):473(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)アゼパン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,2H)、8.65〜8.55(dd,2H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.7(s,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、3.95(m,1H)、3.6〜3.5(m,1H)、3.4〜3.1(m,3H)、3.05(m,1H)、2.9(m,1H)、2.05〜1.4(m,7H)、1.4(s,9H)。C32H38N6O4のMS(EI):471(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.91(s,1H)、8.87(d,J=8.0Hz,1H)、8.51(m,1H)、8.27(d,J=6.4Hz,1H)、7.89(d,J=7.2Hz,1H)、7.56(t,J=8.0Hz,1H)、7.27(m,1H)、7.21(m,1H)、5.60(q,J=8.8Hz,1H)、2.97(m,2H)、2.03(m,2H)、1.84(m,2H)、1.69(m,2H)、1.33(s,9H)。C31H36N6O4のMS(EI):501(M−C4H9)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル)カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.98(s,1H)、8.62(s,1H)、8.58(m,2H)、8.28(d,J=6.40Hz,1H)、7.93(d,J=8.0Hz,1H)、7.56(t,8.0Hz,1H)、7.22(m,4H)、5.48(m,1H)、4.54(m,1H)、3.85(m,2H)、3.71(m,2H)、3.10(m,2H)、2.91(m,2H)、1.86(m,1H)、1.71(m,2H)、1.36(s,9H)。C31H36N6O5のMS(EI):517(MH+−C4H9)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3R)−ピロリジン−3−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(t,1H)、8.95(s,1H)、8.65(d,2H)、8.5(d,1H)、7.95(d,1H)、7.55(t,1H)、7.25〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、5.0(s,1H)、4.55(m,1H)、3.3(m,2H)、3.15〜2.8(m,4H)、2.85(m,1H)、1.9(m,1H)、1.8(s,4H)、1.6(m,1H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
1,1−ジメチルエチル 4−[({3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]アゼパン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(s,1H)、8.7〜8.65(m,3H)、8.45(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、4.55(m,1H)、3.95(m,1H)、3.6〜3.1(m,5H)、2.95(d,1H)、2.05〜1.6(m,6H)、1.4(s,9H)。C32H38N6O5のMS(EI):487(MH+)。
3−アミノ−N−アゼパン−4−イル−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.98(s,1H)、8.95(d,1H)、8.7(s,1H)、8.6(d,1H)、8.3(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、4.55(m,1H)、4.2(m,1H)、3.1(dd,1H)、3.0〜2.7(m,4H)、1.95〜1.55(m,9H)。C27H30N6O3のMS(EI):487(MH+)。
3−アミノ−N−アゼパン−4−イル−6−{3−[(3aR,8aS)−8,8a−ジヒドロ−3aH−インデノ[1,2d][1,3]オキサゾール−2−イル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4〜9.25(dd,1H)、8.9(s,1H)、8.65(s,1H)、8.25(d,1H)、7.8(m,1H)、7.55(t,1H)、7.4(m,1H)、7.3(m,4H)、5.75(d,1H)、5.6(t,1H)、4.3(m,1H)、3.55(dd,1H)、3.3(s,1H)、3.2〜2.9(m,4H)、2.7(m,1H)、1.9(m,2H)、1.65(m,3H)。C27H28N6O2のMS(EI):469(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3R)−3−[({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)メチル]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(m,1H)、8.9(d,2H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、3.35(m,3H)、3.2(m,1H)、3.0(m,2H)、2.9(m,1H)、2.5(m,3H)、2.0(m,1H)、1.9(m,1H)、1.675(m,1H)、1.4(s,9H)。C31H36N6O4のMS(EI):557(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イルメチル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.35(s,2H)、9.15(t,1H)、9.0(d,1H)、8.85(s,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.6(q,1H)、4.9(s,1H)、3.4(t,2H)、3.15〜2.85(m,4H)、2.65〜2.45(m,4H)、2.15〜1.9(m,2H)、1.7(m,1H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3R)−3−{[({3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]メチル}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(m,1H)、8.95(s,1H)、8.65(s,1H)、8.57(d,1H)、8.4(d,1H)、7.95(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、5.1(d,1H)、4.55(m,1H)、3.35(m,5H)、3.25〜3.05(m,3H)、2.9(d,1H)、2.5(m,1H)、1.9(m,1H)、1.65(m,1H)、1.4(s,9H)。C31H36N6O5のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イルメチル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(m,3H)、9.0(s,1H)、8.65(d,2H),8.4(d,1H)、7.95(d,1H)、7.55(t,1H)、7.3〜7.15(m,4H)、5.5(m,1H)、5.4(s,1H)、4.55(t,1H)、3.55(s,1H)、3.4(m,2H)、3.3〜3.05(m,4H)、2.95(d,2H)、2.6(m,1H)、2.0(m,1H)、1.7(m,1H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3R)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.91(s,1H)、8.87(d,J=8.0Hz,1H)、8.51(m,1H)、8.27(d,J=6.4Hz,1H)、7.89(d,J=7.2Hz,1H)、7.56(t,J=8.0Hz,1H)、7.27(m,1H)、7.21(m,1H)、5.60(q,J=8.8Hz,1H)、2.97(m,2H)、2.03(m,2H)、1.84(m,2H)、1.69(m,2H)、1.33(s,9H)。C31H36N6O4のMS(EI):501(M−C4H9)。
1,1−ジメチルエチル(3R)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.91(s,2H)、8.72(d,J=8.8Hz,1H)、8.51(m,1H)、8.28(d,J=7.6Hz,1H)、7.90(d,J=7.6Hz,1H);7.56(t,J=8.0Hz,1H)、7.27(m,2H)、7.19(m,2H)、5.60(m,4H)、3.81(m,2H)、3.71(m,2H)、3.00(m,2H)、2.91(m,2H)、2.01(m,1H)、1.86(m,1H)、1.71(m,2H)、1.36(s,9H)。C31H36N6O5のMS(EI):473(MH+−C5H9O2)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02(m,1H)、8.91(s,1H)、8.87(s,1H)、8.85(m,1H)、8.73(d,J=8.4Hz,1H)、8.65(s,1H)、8.57(m,1H)、8.52(m,1H)、8.43(m,1H)、8.35(d,J=8.0Hz,1H)、7.95(m,1H)、7.91(m,1H)、7.62(m,2H)、7.36(t,8.4Hz,1H)、7.17(m,1H)、4.62(d,J=6.0Hz,1H)、3.07(m,2H)、2.38(s,3H)、1.92(m,2H)、1.75(m,2H)。MS(EI)C23H26N8O2のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.01(s,1H)、8.76(d,J=8.4Hz,1H)、8.67(m,1H)、8.62(d,J=8.8Hz,1H)、7.97(d,J=8.0Hz,1H)、7.60(t,7.6Hz,2H)、7.28(m,2H)、7.22(m,2H)、5.51(m,1H)、5.18(m,1H)、4.56(p,1H)、4.23(m,1H)、3.15(m,2H)、2.96(m,2H)、2.72(m,1H)、1.88(m,2H)、1.71(m,2H)、1.23(s,1H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[4−(1−メチルエチル)フェニル]エタンヒドラゾノイル)ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.40(m,1H)、8.0(m,2H)、7.80(m,2H)、7.25(m,1H)、7.2(m,4H)、6.9(m,4H)、4.8(s,2H)、2.6(s,3H)、2.0(s,1H)1.2(m,6H)。C29H30N6OのMS(EI):479(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−1,3−ベンゾチアゾール−2−イルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.40(m,1H)、8.0(m,2H)、7.80(m,2H)、7.25(m,1H)、7.2(m,4H)、6.9(m,4H)、4.5(s,2H)、2.8(s,3H)。C27H23N7OSのMS(EI):494(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(4−メチルフェニル)エタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.90(d,1H)、9.80(d,1H)、9.20(d,1H)、8.50(d,2H)、8.20(d,1H)、7.90(m,1H)、7.75〜7.0(m,7H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)、1.30(s,3H)。C27H26N6OのMS(EI):451(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(4−クロロフェニル)エタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.80(s,1H)、9.10(m,1H)、8.65(s,1H)、8.55(s,1H)、8.2(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,1H)、7.4〜7.1(m,8H)、4.50(d,2H)、3.2(s,3H)、2.6(s,3H)。C27H23ClN6OのMS(EI):472(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−メチル−N−フェニルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、9.00(d,1H)、8.80(d,1H)、8.20(dd,2H)、7.95(d,2H)、7.60(d,1H)、7.45〜7.0(m,6H)、4.50(d,2H)、3.2(s,3H)、2.6(s,3H)。C27H26N6OのMS(EI):451(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(2−ヒドロキシエチル)エタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.45(m,2H)、8.15(d,1H)、7.80(d,1H)、7.45〜7.15(m,5H)、4.50(d,2H)、3.6(m,2H)、3.3(m,2H)、2.2(s,3H)。C22H24N6O2のMS(EI):405(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−モルホリン−4−イルエタンイミドイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.8(s,1H)、8.65(m,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,1H)、7.4(m,1H)、7.2(m,4H)、4.8(s,2H)、3.8(m,4H)、3.2(m,2H)、2.8(m,2H)、2.6(s,3H)。C24H26N6O2のMS(EI):431(MH+)。
4−((2E)−2−{1−[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]エチリデン}ヒドラジノ)安息香酸:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,1H)、9.2(m,1H)、8.8(s,1H)、8.5(s,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,3H)、7.60(m,1H)、7.25(m,3H)、7.2(m,3H)、4.6(s,2H)、2.8(s,3H)。C27H24N6O3のMS(EI):481(MH+)。
エチル((2E)−2−{1−[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]エチリデン}ヒドラジノ)アセテート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.40(m,1H)、8.2(m,2H)、7.9(m,1H)、7.80(m,1H)、7.35(m,1H)、7.2(m,4H)、4.6(s,2H)、4.2(m,2H)、3.8(s,2H)、2.4(s,3H)、1.2(m,3H)。C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N,N−ジメチルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ9.2(s,1H)、9.0(s,1H)、8.40(m,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,2H)、7.25(m,1H)、7.2(m,3H)、4.8(s,2H)、3.3(s,6H)、2.6(s,3H)。C22H24N6OのMS(EI):389(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[ヒドラジノ(アミノ)メチル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.2(s,1H)、8.8(s,1H)、8.6(m,1H)、8.2(m,2H)、7.80(m,1H)、7.25(m,1H)、7.2(m,3H)、4.6(s,2H)、2.8(s,3H)。C21H23N9OのMS(EI):418(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[4−(メチルスルホニル)フェニル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,1H)、9.2(m,1H)、8.8(s,1H)、8.5(s,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,2H)、7.6(m,1H)、7.25(m,3H)、7.2(m,3H)、4.6(s,2H)、3.2(s,3H)、2.8(s,3H)。C27H26N6O3SのMS(EI):515(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(4−シアノフェニル)エタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.1(s,1H)、9.20(m,1H)、8.70(s,1H)、8.55(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.75(d,2H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,8H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)。C27H23N7OのMS(EI):462(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−ピリジン−2−イルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.75(s,1H)、8.55(s,1H)、8.20(d,2H)、7.95〜7.85(m,3H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,5H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)。C25H23N7OのMS(EI):438(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[アミノ(アミノ)メチル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.0(m,1H)、9.20(m,1H)、8.80(s,1H)、8.75(s,1H)、8.20(d,2H)、8.00〜7.85(m,5H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,4H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)。C21H22N8OのMS(EI):403(MH+)。
3−[5−アミノ−6−((1E)−N−{4[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}エタンヒドラゾノイル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.1(s,1H)、9.90(s,1H)、9.20(m,1H)、8.70(s,1H)、8.55(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,2H)、7.60(m,2H)、7.40〜7.20(m,6H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)。C27H23F3N6O2のMS(EI):522(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(4−ニトロフェニル)エタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.5(s,1H)、9.20(m,1H)、8.70(s,1H)、8.55(s,1H)、8.20(m,3H)、7.95(d,2H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,7H)、4.50(d,2H)、2.6(s,3H)。C26H25N7O3のMS(EI):483(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,1H)、8.55(s,1H)、8.40(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,5H)、4.50(s,2H)、2.6(s,3H)。C25H21F3N8OのMS(EI):507(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[(ジメチルアミノ)カルボノチオイル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.90(s,1H)、9.20(m,1H)、8.70(s,1H)、8.55(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,6H)、4.50(d,2H)、3.4(s,6H)、2.6(s,3H)。C23H25N7OSのMS(EI):448(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イルエタンイミドイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、9.00(s,1H)、8.60(s,1H)、8.20(d,1H)、8.10(s,2H)、7.90(dd,2H)、7.70〜7.60(m,2H)、7.50(m,1H)、7.40〜7.20(m,6H)、4.50(d,2H)、2.95(s,3H)。C26H22N8OのMS(EI):463(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−メチルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.50(d,1H)、8.30(s,1H)、8.20(d,1H)、7.90(d,1H)、7.65(m,1H)、7.40〜7.20(m,5H)、4.50(d,2H)、2.40(s,3H)、1.95(s,3H)。C21H22N6OのMS(EI):375(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(1E)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタンヒドラゾノイル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,1H)、9.2(m,1H)、8.8(s,1H)、8.5(s,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,2H)、7.6(m,1H)、7.25(m,3H)、7.2(m,3H)、4.6(s,2H)、2.8(s,3H)。C27H23N6OF3のMS(EI):505(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−フェニルエタンヒドラゾノイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,1H)、9.2(m,1H)、8.8(s,1H)、8.5(s,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,2H)、7.6(m,1H)、7.25(m,4H)、7.2(m,3H)、4.6(s,2H)、2.8(s,3H)。C26H24N6OのMS(EI):437(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(1E)−N−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンイミドイル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.8(s,lH),8.65(m,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,1H)、7.4(m,1H)、7.2(m,4H)、4.8(s,2H)、3.6(m,2H)、3.4(m,2H)、3.2(m,2H)、3.0(m,2H)、2.8(s,3H)、2.6(s,3H)。C25H29N7OのMS(EI):444(MH+)。
3−[5−アミノ−6−((1E)−N−{(2R)−2−[(メチルオキシ)メチル]ピロリジン−1−イル}エタンイミドイル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.65(m,1H)、8.3(m,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,1H)、7.6(m,1H)、7.4(m,4H)、7.2(m,1H)、4.8(s,2H)、3.6(m,2H)、3.4(s,3H)、3.2(m,2H)、3.1(m,1H)、2.6(s,3H)、2.0(m,4H)。C26H30N6O2のMS(EI):459(MH+)。
3−(5−アミノ−6−[(1E)−N−アゼパン−1−イルエタンイミドイル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.65(m,1H)、8.3(m,1H)、8.2(m,1H)、7.8(m,1H)、7.6(m,1H)、7.4(m,4H)、7.2(m,1H)、4.8(s,2H)、3.8(m,4H)、2.6(s,3H)、2.2(m,4H)、1.8(m,4H)。C26H30N6OのMS(EI):443(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(E)−[(フェニルメチル)ヒドラゾノ]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.55(s,1H)、8.40(d,1H)、8.30(m,1H)、8.10(d,1H)、7.80(m,2H)、7.60〜7.20(m,13H)、4.50〜4.40(dd,4H)。C26H24N6OのMS(EI):437(MH+)。
3−[5−アミノ−6−((E)−{[アミノ(イミノ)メチル]ヒドラゾノ}メチル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.7(s,1H);9.20(m,1H)、8.80(s,1H)、8.50(m,1H)、8.40(m,2H)、8.15(d,1H)、7.95(m,3H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,6H)、4.50(d,2H)。C20H20N8OのMS(EI):389(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(E)−[(2−ヒドロキシエチル)ヒドラゾノ]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(m,1H)、8.50(m,2H)、8.20(d,1H)、7.90(m,2H)、7.40〜7.20(m,5H)、4.50(d,2H)、3.60(m,2H)、3.30(m,2H)。C21H22N6O2のMS(EI):391(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(E)−(ピリジン−2−イルヒドラゾノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.3(s,1H)、9.20(m,1H)、8.85(s,1H)、8.50(s,1H)、8.35(s,1H)、8.20(dd,2H)、7.75〜7.50(m,3H)、7.40〜7.20(m,5H)、7.10(d,1H)、6.95(m;1H)、4.50(d,2H)。C24H21N7OのMS(EI):424(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(E)−[(4シアノフェニル)ヒドラゾノ]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.5(s,1H)、9.20(m,1H)、8.70(s,1H)、8.50(s,1H)、8.35(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.80〜7.55(m,5H)、7.40〜7.00(m,7H)、4.50(d,2H)。C26H21N7OのMS(EI):448(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{(E)−[(4−メチルフェニル)ヒドラゾノ]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.8(s,1H)、9.20(m,1H)、8.60(s,1H)、8.50(s,1H)、8.20(m,2H)、7.95(d,1H)、7.50(m,2H)、7.40〜6.90(m,6H)、4.50(d,2H)、2.10(s,3H)。C26H42N6OのMS(EI):437(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(E)−(ヒドロキシイミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.9(s,1H)、9.20(s,1H)、8.75(s,1H)、8.55(s,1H)、8.30(s,1H)、8.10(d,1H)、7.90(s,1H)、7.65〜7.15(m,7H)、4.50(d,2H)。C19H17N5O2のMS(EI):348(MH+)。
エチル 1−{[3−アミノ−6−(3−{[(フェニルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]メチル}ピペリジン−4−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.63(s,1H)、8.48(s,1H)、8.14(m,1H)、7.84(m,1H)、7.57(t,1H)、7.31〜7.38(m,4H)、7.23〜7.27(m,1H)、4.61(s,2H)、4.43(s,2H)、4.16〜4.23(m,2H)、3.88〜3.91(m,1H)、3.41〜3.68(m,1H)、3.29〜3.31(m,5H)、2.65〜2.83(m,1H)、2.01〜2.32(m,4H)。C27H31N5O3のMS(EI):474(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(ヒドロキシメチル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.40〜8.47(m,1H)、8.34(s,1H)、8.11〜8.14(m,1H)、7.86〜7.88(m,1H)、7.56(m,1H)、7.31〜7.38(m,4H)7.25〜7.26(m,1H)、4.82(s,2H)、4.61(s,2H)。C19H18N4O2のMS(EI):432(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(4−ピリジン−2−イルピペラジン−1−イル)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.62(s,1H)、8.56(s,1H)、8.07〜8.16(m,3H)、7.58〜7.87(m,1H)、7.56(t,1H)、7.35〜7.41(m,3H)、7.26〜7.30(m,2H)、7.16〜7.19(m,2H)、4.61(s,2H)、4.53(s,2H)、4.05(s,4H)、3.71〜3.73(m,4H)。C28H29N7OのMS(EI):480(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{[3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.63(s,1H)、8.51(t,1H)、8.13〜8.15(m,1H)、7.85〜7.87(m,1H)、7.55〜7.59(m,1H)、7.32〜7.39(rn,4H)、7.20〜7.28(m,1H)、4.59〜4.70(m,2H)、4.41(s,2H)、4.05〜4.08(m,1H)、3.75〜3.78(m,1H)、3.51〜3.58(m,1H)、3.34〜3.40(m,1H)、3.12〜3.17(m,1H)、2.89(t,1H)、1.77〜2.16(m,4H)、1.30〜1.36(m,1H)。C25H29N5O2のMS(ESI−LCMS):432(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.06(t,1H)、8.95(s,1H)、8.7(d,1H)、8.5(s,1H)、8.3(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.25(d,2H)、6.85(d,2H)、4.5(d,2H)、3.7(s,3H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O5のMS(EI):447(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}メチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.23(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(d,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.48(d,2H)、7.37(d,2H)、4.57(d,2H)、4.5(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C29H31N6O5F3のMS(EI):501(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.9(s,1H)、8.8(d,1H)、8.7(t,1H)、8.45(s,1H)、8.25(d,1H)、7.8(d,1H)、7.5(t,1H)、7.35〜7.15(m,3H)、4.6(d,2H)、4.4(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.1〜1.9(m,2H)、1.35(s,9H)。C28H30N6O4ClのMS(EI):469(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルチオ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(t,1H)、8.9(s,1H)、8.7(d,1H)、8.5(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3(d,2H)、7.2(d,2H)、4.6〜4.4(m,3H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.4(s,3H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C29H34N6O4SのMS(EI):463(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(s,1H)、8.8〜8.7(m,2H)、8.5(s,1H)、8.3(d,1H)、7.83(d,1H)、7.57(t,1H)、7.2(m,2H)、7.15(m,2H)、4.7(m,2H)、3.6〜3.4(m,2H)、3.25(m,4H)、2.98(m,2H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C30H34N6O4のMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.6〜9.4(m,3H)、9.2(d,1H)、8.95(s,1H)、8.7(s,1H)、8.5(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3(d,2H)、6.85(d,2H)、4.7(m,1H)、4.4(d,2H)、3.7(s,3H)、3.4〜3.1(m,4H)、2.25(t,1H)、2.05(t,1H)。C24H26N6O3のMS(EI):447(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}メチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.65(t,1H)、9.5(m,1H)、9.25(m,1H)、9.2(d,1H)、8.95(s,1H)、8.75(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.5(d,2H)、7.3(d,2H)、4.7(t,1H)、4.5(d,2H)、3.4〜3.1(m,4H)、2.25(t,1H)、2.05(t,1H)。C24H23N6O3F3のMS(EI):501(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.65(m,1H)、9.45(m,1H)、9.2(m;2H)、8.96(s,1H)、8.72(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.25(t,2H)、7.18(d,2H)、4.8〜4.6(m,2H)、3.45〜3.1(m,8H)、2.3(t,1H)、2.1(t,1H)。C25H26N6O2のMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5(m,1H)、9.35(m,1H)、9.1(m,2H)、8.95(s,1H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4〜7.2(m,3H)、4.65(s,3H)、3.4〜3.2(m,4H)、2.3(m,1H)、2.05(m,1H)。C23H22N6O2FClのMS(EI):469(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルチオ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25(t,1H)、8.9(s,1H)、8.86(d,1H)、8.6(s,1H)、8.3(d,1H)、7.85(d,1H)、7.62(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3(d,2H)、7.2(d,2H)、4.6(t,1H)、4.45(d,2H)、3.4〜3.1(m,4H)、2.4(s,3H)、2.2(m,1H)、2.0(m,1H)。C24H26N6O2SのMS(EI):463(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(d,1H)、8.55(s,1H)、8.4(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4(s,4H)、4.5(d,2H)、4.47(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m 2H)、1.4(s,9H)。C28H31N6O4ClのMS(EI):451(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル)アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,1H)、8.95(s,1H)、8.7(d,2H)、8.6(s,1H)、8.4(d,1H)、8.2(m,1H)、7.9(d,1H)、7.75(d,1H)、7.65(t,1H)、7.6(m,2H)、4.75(d,2H)、4.5(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C27H31N7O4のMS(EI):462(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、8.9(s,1H)、8.85(m,1H)、8.78(d,1H)、8.7(d,1H)、8.5(s,1H)、8.43(d,1H)、8.38(d,1H)、7.9(m,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、4.7(d,2H)、4.5(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C27H31N7O4のMS(EI):518(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イルアミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(m,1H)、8.9(s,1H)、8.55(s,1H)、8.38(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.22(d,1H)、7.17(t,1H)、6.85(t,1H)、6.78(d,1H)、5.3(m,1H)、4.6〜4.4(m,1H)、4.4〜4.2(m,2H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,4H)、1.4(s,9H)。C30H34N6O5のMS(EI):459(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(t,1H)、9.37(m,1H)、9.1(m,2H)、8.95(s,1H)、8.7(s,1H)、8.5(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4(s,4H)、4.7(m,1H)、4.5(d,2H)、3.5〜3.3(m,3H)、3.3〜3.1(m,1H)、2.3(m,1H)、2.1(m,1H)。C23H23N6O2ClのMS(EI):451(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.15(t,1H)、9.55〜9.4(m,2H)、9.26(d,1H)、8.95(m,2H)、8.82(d,1H)、8.5(m,1H)、8.35(d,1H)、8.0(d,1H)、7.9(m,2H)、7.57(t,1H)、4.9(d,2H)、4.75(m,1H)、3.4(m,3H)、3.2(m,1H)、2.3(m,1H)、2.1(m,1H)。C22H23N7O2のMS(EI):418(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.15(t,1H)、9.6(m,2H)、9.3(d,1H)、9.03〜8.83(m,4H)、8.65(d,1H)、8.3(d,1H)、8.07(t,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、4.78(m,3H)、3.42(m,3H)、3.2(m,1H)、2.3(m,1H)、2.1(m,1H)。C22H23N7O2のMS(EI):418(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.0(m,2H)、8.95〜8.75(m,3H)、8.57(s,1H)、8.37(d,1H)、7.95(d,1H)、7.6(t,1H)、7.2(m,2H)、6.9(t,1H)、6.82(d,1H)、5.35(m,1H)、4.6(m,1H)、4.3(m,2H)、3.4(m,2H)、3.25(m,2H)、2.3〜2.0(m,4H)。C25H26N6O3のMS(EI):459(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(d,1H)、8.99(m,2H)、8.88(d,1H)、8.6(s,1H)、8.38(d,1H)、7.95(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4(d,1H)、7.26(t,1H)、6.95(m,2H)、5.85(m,1H)、4.8〜4.5(m,3H)、4.4〜4.0(m,2H)、3.5〜3.2(m,2H)、2.4〜2.0(m,2H)。C24H24N6O3のMS(EI):445(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−{[(1−メチル−lフェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(s,1H)、8.75(m,1H)、8.75(s,1H)、8.3(d,1H)、7.75(d,1H)、7.55(t,1H)、7.4(d,2H)、7.25(t,2H)、7.15(m,1H)、4.5(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.7(s,6H)、1.4(s,9H)。C30H36N6O4のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1−メチル−1−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1〜8.9(m,2H)、9.0(s,1H)、8.95(d,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、7.4(d,2H)、7.3(t,2H)、7.2(m,1H)、4.6(m,1H)、3.5〜3.2(m,4H)、2.3〜2.1(m,2H)、1.7(s,6H)。C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−1−メチルピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.81〜8.75(m,1H)、8.59〜8.54(m,1H)、8.26〜8.18(m,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.61〜7.54(m,1H)、7.34〜7.16(m,4H)、5.73〜5.66(m,1H)、4.71〜4.61(m,1H)、4.05〜3.85(m,2H)、3.50〜3.41(m,1H)、3.29〜2.87(m,6H)、2.76〜2.56(m,2H)、2.44〜2.23(m,1H)、2.09〜2.01(m,1H)。C26H28N6O2のMS(EI):457(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−1−メチルピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.77〜8.71(m,1H)、8.64〜8.59(m,1H)、8.25〜8.19(m,1H)、8.00〜7.93(m,1H)、7.64〜7.57(m,1H)、7.35〜7.18(m,4H)、5.64〜5.59(m,1H)、4.79〜4.60(m,2H)、3.96〜3.84(m,1H)、3.49〜3.40(m,1H)、3.28〜3.13(m,2H)、3.05〜2.97(m,5H)、2.73〜2.61(m,1H)、2.41〜2.23(m,1H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−6−[3−({[(3,4,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.8(t,1H)、9.5(s,1H)、9.3(s,1H)、9.2(d,1H)、8.95(s,1H)、8.8(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.35(m,2H)、4.75(m,1H)、4.5(d,2H)、3.4(m,3H)、3.2(m,1H)、2.3(m,1H)、2.15(m,1H)。C23H21N6O2F3のMS(EI):471(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−6−[3−({[(2,3,6−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(s,1H)、9.45(s,1H)、9.35(t,1H)、9.1(d,1H)、8.9(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.45(m,1H)、7.12(m,1H)、5.0(s,1H)、4.65(m,1H)、4.55(d,2H)、3.45〜3.15(m,4H)、2.25(m,1H)、2.1(m,1H)。C23H21N6O2F3のMS(EI):471(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−6−[3−({[(2,3,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.8(t,1H)、9.55(s,1H)、9.4(s,1H)、9.25(d,1H)、8.95(s,1H)、8.85(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.55(t,1H)、7.45(m,1H)、7.15(m,1H)、4.75(m,1H)、4.55(d,2H)、3.4(m,3H)、3.2(m,1H)、2.3(m,1H)、2.15(m,1H)。C23H21N6O2F3のMS(EI):471(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.7(t,1H)、9.5(s,1H)、9.3(s,1H)、9.2(d,1H)、8.9(s,1H)、8.75(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.7(d,1H)、7.55(t,1H)、7.4(m,1H)、7.3(t,1H)、4.7(m,1H)、4.5(d,2H)、3.4(m,3H)、3.2(m,1H)、2.3(m,1H)、2.15(m,1H)。C23H22N6O2FBrのMS(EI):515(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.16(t,1H)、8.9(s,1H)、8.7(d,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.6(s,1H)、7.57(t,1H)、7.4(m,2H)、4.58(d,2H)、4.5(m,1H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C28H30N6O4C12のMS(EI):485(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.9(s,1H)、8.7(d,1H)、8.5(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.6(m,3H)、7.36(d,1H)、4.5(m,3H)、3.6〜3.2(m,4H)、2.2〜2.0(m,2H)、1.4(s,9H)。C28H30N6O4Cl2のMS(EI):485(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.7(t,1H)、9.5(m,1H)、9.3(m,1H)、9.2(d,1H)、8.95(s,1H)、8.8(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(s,1H)、7.57(t,1H)、7.4(d,2H)、4.7(m,1H)、4.55(d,2H)、3.5〜3.1(m,4H)、2.4〜2.0(m,2H)。C23H22N6O2C12のMS(EI):485(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.78(t,1H)、9.5(m,1H)、9.35(m,1H)、9.23(d,1H)、8.95(s,1H)、8.8(s,1H)、8.53(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(s,1H)、7.6〜7.5(m,2H)、7.4(d,1H)、4.7(m,1H)、4.5(d,2H)、3.5〜3.1(m,4H)、2.4〜2.1(m,2H)。C23H22N6O2Cl2のMS(EI):485(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.43(t,1H)、9.4(m,1H)、9.15(m,1H)、8.9(s,1H)、8.65(s,1H)、8.3(d,1H)、7.87(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3(d,2H)、6.85(d,2H)、4.45(d,2H)、3.7(s,3H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.9〜1.7(m,4H)。C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.65(t,1H)、9.3(m,1H)、9.05(m,1H)、9.0〜8.9(m,2H)、8.75(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6〜7.5(m,2H)、7.4(d,2H)、4.6(d,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.9〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,1H)、9.05(d,1H)、8.95(s,1H)、8.85(d,2H)、8.65(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.4(m,2H)、7.15(m,2H)、4.5(d,2H)、4.25(m,1H)、3.25(m,2H)、3.1(m,1H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C24H25N6O2FのMS(EI):449(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}メチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(t,1H)、9.15(d,1H)、8.95(s,1H)、8.0(d,2H)、8.7(s,1H)、8.35(s,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.5(d,2H)、7.35(d,2H)、4.55(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C25H25N6O3F3のMS(EI):515(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−4−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,1H)、9.05(d,1H)、8.95(s,1H)、9.35(d,2H)、8.65(s,1H)、8.35(d,1H)、7.95(d,1H)、7.7〜7.6(m,5H)、7.45(m,4H)、7.35(m,1H)、4.6(d;2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.951.7(m,4H)。C30H30N6O2のMS(EI):507(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[4−(1,2,3−チアジアゾール−5−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.6(s,1H)、9.25(t,1H)、8.95(s,1H)、8.75(d,2H)、8.65(m,1H)、8.55(s,1H)、8.35(d,1H)、8.15(d,1H)、7.95(d,1H)、7.7(s,1H)、7.6(t,1H)、7.55(d,2H)、4.6(d,2H)、4.25(m,1H)、3.3(m,2H)、3.05(m,1H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.65(m,4H)。C26H26N8O2SのMS(EI):515(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({2−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}メチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5(t,1H)、9.2(s,1H)、8.95(s,2H)、8.9(d,1H)、8.7(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.5(d,1H)、7.4(m,3H)、4.6(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C25H25N6O2F3のMS(EI):515(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5(t,1H)、9.25(m,1H)、9.05(m,1H)、8.95(s,1H)、8.93(d,1H)、8.7(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.5(m,1H)、7.25(m,1H)、7.1(m,1H)、4.55(d,2H)、4.3(m,.1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2F2のMS(EI):467(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5(t,1H)、9.15(d,1H)、8.95(s,1H)、8.9(d,2H)、8.7(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6(t,1H)、7.45(m,2H)、7.3(m,1H)、4.55(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2FClのMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(t,1H)、9.05(d,1H)、8.95(s,1H)、8.85(m,2H)、8.65(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d 1H)、7.8(m,2H)、7.6(t,1H)、7.5(t,1H)、4.5(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ナフタレン−2−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.55(t,1H)、9.3(m,1H)、9.1(m,1H)、9.0〜8.9(m,2H)、8.75(s,1H)、8.4(d,1H)、8.3(d,1H)、8.0(m,2H)、7.9(d,1H)、7.7〜7.5(m,5H)、5.05(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C28H28N6O2のMS(EI):481(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.05(t,1H)、8.9(s,1H)、8.8(m,1H)、8.7(d,1H)、8.65(m,1H)、8.5(s,1H)、8.3(d,In)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.25(d,2H)、6.85(d,2H)、4.4(d,2H)、4.25(m,1H)、3.4〜3.0(m,3H)、2.9(s,6H)、2.9〜2.7(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C26H31N7O2のMS(EI):474(MH+)。
3−アミノ−6−(3−[[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)アミノ]カルボニル]フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.1(t,1H)、8.95(s,1H)、8.9(m,1H)、8.7(d,1H)、8.5(s,1H)、8.35(d,1H)、7.85(d,1H)、7.57(t,1H)、6.9(s,1H)、6.85(m,2H)、5.98(s,2H)、4.43(d,1H)、4.2(m,1H)、3.4〜3.2(m,2H)、3.05(q,1H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C25H26N6O4のMS(EI):475(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[4−(2−チエニル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、9.0(m,1H)、8.95(s,1H)、8.8(m,1H)、8.78(d,1H)、8.6(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.64〜7.56(m,2H)、7.51(d,1H)、7.6(d,1H)、7.4(d,2H)、7.1(d,1H)、4.55(d,2H)、4.25(m,1H)、3.3〜3.0(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C28H28N6O2SのMS(EI):513(MH+)。
3−アミノ−6−(3−[({[2−(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.26(t,2H)、9.03(m,1H)、8.95(s,1H)、8.87(d,1H)、8.65(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.2(m,2H)、7.0(d,1H)、6.9(t,1H)、4.5(d,2H)、4.3(m,1H)、3.8(s,3H)、3.3〜3.0(m,3H)、2.74(m,1H)、1.9〜1.7(m,4H)。C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(m,1H)、9.1(m,2H)、8.95(s,1H)、8.9(d,1H)、8.65(s,1H)、8.35(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.1(d,1H)、6.6(s,1H)、6.5(d,1H)、4.5(d,2H)、4.3(m,1H)、3.8(s,6H)、3.3〜3.0(m,3H)、2.75(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C26H30N6O4のMS(EI):491(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,1H)、9.3(m,1H)、9.07(m,1H)、8.95(s,1H)、8.94(d,1H)、8.7(s,1H)、8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.3(d,1H)、7.25(s,1H)、7.2(d,1H)、4.45(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、2.4(s,3H)、2.0〜1.7(m;4H)。C25H27N6O2ClのMS(EI):479(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.5(t,1H)、9.3(m,1H)、9.05(m,1H)、8.95(s,1H)、8.94(d,1H)、8.7(s,1H)、8.34(d,1H)、7.9(d,1H)、7.57(t,1H)、7.17(m,1H)、7.04(m,1H)、4.55(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.78(m,1H)、2.25(s;3H)、2.0〜1.7(m,4H)。C25H26N6O2F2のMS(EI):481(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルスルホニル)フェニル]メチル]アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.79(s,1H)、8.55(m,1H)、8.23〜8.20(m,1H)、7.95〜7.87(m,3H)、7.65〜7.57(m,3H)、4.72(s,2H)、4.31〜4.29(m,1H)、3.50〜3.45(m,2H)、3.38〜3.31(m,2H)、3.13〜2.98(m,5H)、2.10〜1.83(m,4H)。C25H28N6O4SのMS(EI):510(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.78(s,1H)、8.53(s,1H)、8.19〜8.17(m,1H)、7.85〜7.83(m,1H)、7.58〜7.55(m,1H)、6.86〜6.77(m,3H)、4.49(s,2H)、4.31〜4.28(m,1H)、4.20(s,4H)、3.51〜3.46(m,1H)、3.37〜3.29(m,1H)、3.16〜3.10(m,1H)、2.99〜2.97(m,1H)、2.10〜1.83(m,4H)。C26H28N6O4のMS(EI):489(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.76(s,1H)、8.60(m,1H)、8.23〜8.21(m,1H)、7.92〜7.89(m,1H)、7.62〜7.59(m,1H)、7.39〜7.32(m,4H)、4.60(s,2H)、4.31〜4.29(m,1H)、3.50〜3.46(m,2H)、3.37〜3.30(m,2H)、2.10〜1.83(m,4H)。C24H25N6O2ClのMS(EI):465(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.79(s,1H)、8.61(m,1H)、8.23〜8.20(m,1H)、7.87〜7.82(m,1H)、7.77〜7.03(m,5H)、4.82(s,2H)、4.39〜4.36(m,1H)、3.51〜3.45(m,2H)、3.13〜2.98(m,2H)、2.10〜1.83(m,4H)。C24H24N6O2FClのMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルチオ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.26(m,1H)、8.95(s,1H)、8.79(d,J=8.4Hz,1H)、8.58(s,1H)、8.34(d,J=8.0MHz,1H)、7.90(d,J=8.4Hz,1H)、7.94(t,J=8.0Hz,1H)、7.31(m,2H)、7.24(m,2H)、4.48(d,J=6.0Hz,2H)、4.24(m,1H)、3.72(m,1H)、3.68(m,1H)、3.59(s,2H)、3.08(m,2H)、2.75(m,2H)、2.67(m,2H)、1.91(m,2H)、1.76(m;2H)。C25H28N6O2SのMS(EI):477(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1,2−ジフェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02(m,1H)、8.99(m,1H)、8.93(m,1H)、8.75(m,2H)、8.41(m,1H)、8.31(m,1H)、7.78(m,1H)、7.54(m,1H)、7.50(ni,1H)、7.35(m,4H)、7.25(m,4H)、7.15(m,2H)、5.32(m,2H)、2.67(m,2H)、2.46(m,2H)、2.33(m,2H)、1.92(m,2H)、1.73(m,2H)。C31H32N6O2のMS(EI):521(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.43(m,1H)、8.96(s,2H)、8.85(m,1H)、8.64(s,1H)、8.35(m,1H)、7.92(m,1H)、7.61(m,1H)、7.10(m,3H)、4.53(m,2H)、3.68(m,2H)、3.60(m,1H)、3.48(m,2H)、3.25(m,2H)、1.91(m,2H)、1.77(m,2H)。C24H24F2N6O2のMS(EI):467(MH+)。
メチル4−[({[3−(5−アミノ−6−{[(3S)−ピペリジン−3−イルアミノ]カルボニル}ピラジン−2−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル]ベンゾエート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.39(m,1H)、8.96(s,1H)、8.81(d,J=8.8Hz,1H)、8.36(d,J=8.0 Hz,1H)、7.95(d,J=8.4Hz,2H)、7.92(d,J=7.6Hz,1H)、7.61(t,J=7.6Hz,1H)、7.52(d,J=8.4Hz,2H)、4.61(d,J=6.0Hz,2H)、3.85(s,3H)、3.67(m,1H)、3.48(m,2H)、3.25(m,2H)、3.08(m,2H)、2.77(m,2H)、1.90(m,2H)、1.75(m,2H)。C26H28N6O4のMS(EI):489(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブロモフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.47(m,1H)、9.11(m,1H)、8.95(s,1H)、8.89(d,J=8.8Hz,1H)、8.67(s,1H)、8.34(d,8.4Hz,1H)、7.90(d,J=8.0Hz,’1H)、7.59(t,J=7.6Hz,1H)、7.52(m,2H)、7.34(d,J=8.4Hz,2H)、4.49(d,J=6.0Hz,2H)、3.69(m,2H)、3.48(m,2H)、3.24(m,2H)、2.77(m,1H)、1.86(m,4H)。C24H25N6O2BrのMS(EI):510(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.45(m,1H)、9.14(m,1H)、8.95(s,1H)、8.67(s,1H)、8.35(d,J=8.0Hz,1H)、7.90(d,J=7.6Hz,1H)、7.58(m,2H)、7.41(m,2H)、4.51(d,J=8.0Hz,2H)、4.28(m,1H)、3.60(m,1H)、3.24(m,2H)、2.77(m,2H)、1.89(m,2H)、1.81(m,2H)。C24H24BrFN6O2のMS(EI):528(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−ブロモフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.39(t,J=5.6Hz,1H)、9.00(m,1H)、8.97(s,1H)、8.85(m,1H)、8.68(s,1H)、8.36(m,1H)、7.93(m,1H)、7.64(m,2H)、7.39(m,2H)、7.23(m,1H)、4.51(d,J=6.0Hz,2H)、3.67(m,1H)、3.50(m,1H)、3.25(m,2H)、3.14(m,1H)、2.77(m,2H)、1.91(m,2H)、1.76(m,2H)。C24H25BrN6O2のMS(EI):510(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.2(t,1H)、8.9(s,1H)、8.55(s,1H)、8.45(d,1H)8.3(d,1H)、7.9(d,1H)、7.7〜7.5(m,5H)、4.7(d,2H)、3.85(m,1H)、2.9(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]アミノ)カルボニル]フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.3(t,1H)、8.95(s,1H)、8.6(d,1H)、8.55(s,1H)、8.3(d,1H)、8.0〜7.5(m,6H)、7.4(t,1H)、4.6(d,2H)、4.0(m,1H)、3.1〜2.9(m,2H)、2.75(t,1H)、2.6(t,1H)、1.9〜1.5(m,4H)。C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(3R)−ピロリジン−3−イルメチル)アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.83(s,1H)、8.72(s,1H)、8.43(m,1H)、8.17(m,1H)、7.79(m,1H)、7.51(m,1H)、4.26(m,1H)、3.65(m,1H)、3.58(m,2H)、3.47(m,3H)、3.37(m,3H)、3.12(m,1H)、2.99(m,2H)、2.68(m,1H)、2.13(m,1H)、2.00(m,2H)、1.83(m,3H)。C22H29N7O2のMS(EI):424(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(3R)−ピロリジン−3−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(s,1H)、8.58(s,1H)、8.24(d,J=8.0Hz,1H)、7.91(d,J=8.4Hz,1H)、7.60(t,J=8.0Hz,1H)、4.33(m,1H)、3.75(m,1H)、3.63(m,2H)、3.50(m,2H)、3.20(m,2H)、3.04(m,2H)、2.43(m,2H)、2.28(m,2H)、2.10(m,2H)、1.92(m,2H)。C21H27N7O2のMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(s,1H)、8.64(s,1H)、8.24(d,J=7.6Hz,1H)、7.94(d,J=7.6Hz,1H)、7.61(t,J=7.6Hz,1H)、4.33(m,1H)、3.85(m,2H)、3.69(m,5H)、3.58(m,1H)、3.47(m,1H)、3.39(m,2H)、3.24(m,2H)、3.02(m,2H)、2.10(m,2H)、2.00(m,2H)、1.86(m,4H)。C24H33N7O2のMS(EI):452(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.76(s,1H)、8.48(s,1H)、8.18(d,J=7.6Hz,1H)、7.78(d,J=7.6Hz,1H)、7.76(t,J=7.6Hz,1H)、7.26(m,4H)、7.19(m,1H)、4.34(m,1H)、3.73(m,1H)、3.66(m,4H)、3.57(m,1H)、3.48(m,1H)、3.36(m,2H)、3.15(m,1H)、3.02(m,1H)、2.95(m,2H)、2.09(m,2H)、1.90(m,2H)。C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[2−(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.76(s,1H)、8.48(s,1H)、8.18(d,J=7.6Hz,1H)、7.78(d,J=7.6Hz,1H)、7.76(t,J=7.6Hz,1H)、4.33(m,1H)、3.74(m,1H)、3.67(m,2H)、3.59(m,1H)、3.49(m,1H)、3.39(m,3H)、3.34(m,2H)、3.16(m,1H)、3.02(m,1H)、2.10(m,2H)、1.90(m,2H)。C20H26N6O3のMS(EI):399(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ヨードフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.74(s,1H)、8.58(m,1H)、8.24〜8.21(m,1H)、7.90〜7.88(m,1H)、7.62〜7.59(m,1H)、7.39〜7.32(m,4H)、4.60(s,2H)、4.31〜4.29(m,1H)、3.50〜3.46(m,2H)、3.37〜3.30(m,2H)、2.10〜1.83(m,4H)。C24H25N6O2IのMS(EI):557(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.78(s,1H)、8.57(m,1H)、8.23〜8.21(m,1H)、7.92〜7.89(m,1H)、7.62〜7.59(m,1H)、7.37〜7.30(m,4H)、4.60(s,2H)、4.31〜4.28(m,1H)、3.50〜3.46(m,2H)、3.37〜3.30(m,2H)、2.10〜1.83(m,4H)。C24H25N6O2ClのMS(EI):465(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−クロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.8(s,1H)、9.2(m,1H)、9.03(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.42(s,1H)、7.8(m,2H)、7.4(m,5H)、4.3(m,1H)、3.7(s,2H)、3.3〜3.2(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C24H25N6O2ClのMS(EI):465(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,6−ジクロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.8(s,1H)、9.2(m,1H)、9.0(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.4(s,1H)、7.85(d,1H)、7.72(d,1H)、7.5(t,1H)、7.4(m,3H)、4.3(m,1H)、4.1(s,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2C12のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ペンタ−フルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.95(s,1H)、9.2(m,1H)、9.05(m,1H)、8.78(s,1H)、8.65(d,1H)、8.4(s,1H)、7.85(d,1H)、7.75(d,1H)、7.4(t,1H)、4.3(m,1H)、3.96(s,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C24H21N6O2F5のMS(EI):521(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.2(m,1H)、9.05(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.4(s,1H)、7.85(d,1H)、7.75(d,1H)、7.5(t,1H)、7.45(m,2H)、7.25(m,1H)、4.3(m,1H)、3.9(s,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2FClのMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[4−(メチルチオ)フェニル]アセチル}アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.2(m,1H)、9.0(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.4(s,1H)、7.8(d,2H)、7.4(m,3H)、7.2(d,2H)、4.3(m,1H)、3.7(s,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.45(s,3H)、2.0〜1.7(m,4H)。C25H28N6O2SのMS(EI):477(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,4−ジクロロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.8(s,1H)、9.25(m,1H)、9.1(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.43(s,1H)、7.85(d,1H)、7.8(d,1H)、7.6(s,1H)、7.5(t,1H)、7.4(m,2H)、4.3(m,1H)、3.9(s,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[4−(4−クロロフェニル)−2−チエニル]カルボニル)アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.85(s,1H)、9.2〜9.1(m,2H)、9.0〜8.8(m,4H)、8.27(s,1H)、8.05(d,1H)、7.9〜7.8(m,3H)、7.57(d,2H)、7.45(t,1H)、4.4(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C27H25N6O2SClのMS(EI):533(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,4−ジフルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.1(m,1H)、8.95(m,1H)、8.75(s,1H)、8.67(d,1H)、8.4(s,1H)、7.82(d,1H)、7.72(d,1H)、7.5(q,1H)、7.4(t,1H)、7.25(m,1)、7.1(m,1H)、4.5(s,1H)、4.3(m,1H)、3.8(s,2H)、3.2(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C24H24N6O2F2のMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−フルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.15(m,1H)、9.0(m,1H)、8.75(s,1H)、8.7(d,1H)、8.4(s,1H)、7.8(d,1H)、7.75(d,1H)、7.5〜7.1(m,5H)、4.3(m,1H)、3.8(s,2H)、3.2(m,3H)、2.75(s,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C24H25N6O2FのMS(EI):449(MH+)。
3−アミノ−6−[3−[((5−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]フラン−2−イル}カルボニル)アミノ]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.75(s,1H)、9.05(m,1H)、8.9(m,1H)、8.85(s,1H)、8.75(d,1H)、8.6(s,1H)、8.5(s,1H)、7.9(t,3H)、7.8(m,2H)、7.5(m,2H)、4.3(m,1H)、3.35(m,3H)、2.75(q,1H)、1.9(m,3H)、1.75(m,1H)。C28H24N6O3F3ClのMS(EI):585(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[4−(ジメチルアミノ)ナフタレン−1−イル]カルボニル}アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.2(m,1H)、9.05(m,1H)、8.8(s,1H)、8.7(d,1H)、8.55(s,1H)、8.3(m,2H)、7.9(t,2H)、7.8(d,1H)、7.6(m,2H)、7.5(t,1H)、4.3(m 1H)、3.3〜3.1(m,3H)、3.0(s,6H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C29H31N7O2のMS(EI):510(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[4−(1,2,3−チアジアゾール−5−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.85(s,1H)、9.15(m,1H)、8.95(m,1H)、8.8(d,2H)、8.67(s,1H)、8.3(q,4H)、8.0(d,1H)、7.9(d,1H)、7.5(t,1H)、4.3(m,1H)、3.25(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C25H24N8O2SのMS(EI):501(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)カルボニル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.5(s,1H)、9.25(m,1H)、9.1(m,1H)、8.8(m,2H)、8.7(s,1H)、7.95(d,1H)、7.85(d,1H)、7.45(t,1H)、7.2(s,1H)、5.75(s,1H)、4.3(m,1H)、3.25(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C22H26N8O2のMS(EI):435(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)カルボニル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.7(s,1H)、9.1(m,1H)、8.9(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.4(s,1H)、7.9(d,1H)、7.8(m,2H)、7.7(d,1H)、7.58(d,1H)、7.5(t,1H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C23H22N6O2FBrのMS(EI):515(MH+)。
N−[3−(5−アミノ−6−{[(3S)−ピペリジン−3−イルアミノ]カルボニル}ピラジン−2−イル)フェニル]キノリン−3−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.15(s,1H)、9.65(s,1H)、9.4(s,1H)、9.18(m,1H)、8.98(m,1H)、8.83(s,1H)、8.8(m,2H)、8.25(d,1H)、8.2(d,1H)、8.1(d,1H)、8.0(t,1H)、7.9(d,1H)、7.8(t,1H)、7.5(t,1H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.2(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C26H25N7O2のMS(EI):468(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[6−(メチルオキシ)−1−ベンゾフラン−3−イル]アセチル}アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.6(s,1H)、8.9(m,1H)、8.8(m,1H)、8.78(s,1H)、8.7(d,1H)、8.35(s,1H)、7.8(m,2H)、7.73(d,1H)、7.6(d,1H)、7.4(t,1H)、7.2(s,1H)、6.9(d,1H)、4.3(m,1H)、3.8(s,2H)、3.78(d,2H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.8(m,1H)、2.0〜1.7(m,4H)。C27H28N6O4のMS(EI):501(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]カルボニル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.5(s,1H)、9.05(m,1H)、8.9(m,1H)、8.67(s,1H)、8.6(d,1H)、8.2(s,1H)、7.85(d,1H)、7.75(d,2H)、7.7〜7.5(m,7H)、7.4(t,1H)、4.3(m,1H)、4.05(s,1H)、3.25(m,2H)、3.05(m,1H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C30H27N6O2F3のMS(EI):561(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アセチル}アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ0.8(s,1H)、9.05(m,1H)、8.9(m,1H)、8.72(s,1H)、8.52(d,1H)、8.35(s,1H)、8.1(s,2H)、8.0(s,1H)、7.8(d,1H)、7.7(d,2H)、7.4(t,1H)、4.3(m,1H)、4.0(s,2H)、3.3〜3.15(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C26H24N6O2F6のMS(EI):567(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、8.60(s,1H)、8.23(m,1H)、7.90(m,1H)、7.61(m,1H)、7.36(m,2H)、7.06(m,2H)、4.56(s,2H)、4.39〜4.37(m,1H)、3.86〜3.83(m,2H)、3.67〜3.61(m,2H)、3.51〜3.48(m,2H)、3.38〜3.35(m,1H)、3.31〜2.97(m,8H)、2.09〜1.96(m,4H)。C29H36N8O2のMS(EI):529(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[2−(4−フルオロフェニル)エチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.74(s,1H)、8.50(m,1H)、8.21〜8.19(m,1H)、7.81〜7.78(m,1H)、7.59〜7.55(m,1H)、7.30〜7.26(m,2H)、7.03〜6.99(m,2H)、4.35(m,1H)、3.69〜2.93(m,8H)、2.11〜1.91(m,4H)。C25H27N6O2FのMS(EI):463(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−モルホリン−4−イルエチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(s,1H)、8.67(s,1H)、8.24(m,1H)、7.95(m,1H)、7.63〜7.59(m,1H)、4.37〜4.36(m,1H)、4.12〜4.08(m,2H)、3.89〜3.84(m,4H)、3.75〜3.66(m,2H)、3.49〜3.03(m,8H)、2.12〜1.91(m,4H)。C23H31N7O3のMS(EI):454(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(2R)−ピロリジン−2−イルメチル)アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.77(s,1H)、8.61(s,1H)、8.25〜8.23(m,1H)、7.93〜7.91(m,1H)、7.63〜7.61(m,1H)、4.37(m,1H)、3.57〜2.77(m,11H)、2.24〜1.86(m,6H)。C22H29N7O2のMS(EI):424(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(2S)−ピロリジン−2−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.77(s,1H)、8.61(s,1H)、8.25〜8.23(m,1H)、7.92〜7.89(m,1H)、7.64〜7.62(m,1H)、4.78〜4.75(m,1H)、4.39〜4.37(m,1H)、3.57〜2.77(m,8H)、2.44〜1.93(m,6H)。C21H27N7O2のMS(EI):410(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(シクロペンチルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、8.53(s,1H)、8.24〜8.22(m,1H)、7.88〜7.86(m,1H)、7.62〜7.58(m,1H)、4.99〜4.89(m,2H)、3.59〜3.49(m,1H)、3.39〜3.30(m,1H)、3.24〜3.21(m,1H)、3.09〜3.01(m,1H)、2.37〜1.67(m,11H)。C22H27N6O2のMS(EI):409(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.89(s,1H)、8.57(m,1H)、8.18(m,1H)、8.05(m,1H)、7.82(m,1H)、7.78(m,1H)、7.42〜7.24(m,4H)、4.62(m,3H)、4.27(m,1H)、3.42〜2.92(m,4H)、2.18〜1.84(m,4H)、1.27(s,9H)。C28H34N6O2のMS(EI):487(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.78(s,1H)、8.65(m,1H)、8.18(m,1H)、7.82(m,1H)、7.57(m,1H)、7.39〜7.23(m,2H)、4.68(m,3H)、4.26(m,1H)、3.42〜2.92(m,4H)、2.44(s,3H)、2.19〜1.86(m,4H)。C25H26N6O2C12のMS(EI):513(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.82(s,1H)、8.63(m,1H)、8.57(m,1H)、8.22(m,1H)、7.59(m,1H)、7.26(s,3H)、4.68(m,3H)、4.26(m,1H)、3.47〜2.99(m,4H)、2.15〜1.82(m,4H)。C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[4−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.6(s,1H)、9.55(t,1H)、9.2(m,1H)、9.0〜8.9(m,3H)、8.7(s,1H)、8.35(d,1H)、8.1(d,2H)、7.95(d,1H)、7.6〜7.5(m,3H)、4.6(d,2H)、4.3(m,1H)、3.3〜3.1(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.7(m,4H)。C26H26N8O2SのMS(EI):515(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.0(s,2H)、9.55(S,2H)、9.15(d,1H)、8.92(s,1H)、8.12(d,1H)、7.9(d,1H)、7.6〜7.45(m,4H)、7.35〜7.25(m,3H)、4.85〜4.8(m,2H)、4.3(s,2H)、3.4(m,4H)、3.2(m,2H)、2.9(m,1H)、2.45(m,2H)、2.3〜2.15(m,2H)。C25H28N6OのMS(EI):429(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1R,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.2(s,1H)、9.6(s,2H)、9.3(m,1H)、9.1(d,1H)、8.9(d,2H)、8.15(d,1H)、7.9(d,1H)、7.58(d,1H)、7.45(t,1H)、7.3〜7.2(m,3H)、4.8(m,2H)、4.6(m,1H)、4.45(m,2H)、3.55(m,3H)、3.25〜3.1(m,2H)、3.0(d,1H)、2.3〜2.15(m,2H)。C25H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−6−(3−{[(1S)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.63(s,1H)、8.24(d,1H)、7.75(s,1H)、7.72〜7.75(m,1H)、7.38〜7.46(m,3H)、7.14〜7.18(m,2H)、7.08〜7.11(m,1H)、4.52〜4.56(m,1H)、3.94〜4.06(m,2H)、3.09(t,1H)、2.96〜3.03(m,2H)、2.68〜2.88(m,5H)、2.21〜2.29(m,1H)、1.94〜2.06(m,3H)、1.74〜1.86(m,2H)。C26H30N6OのMS(EI):443(MH+)。
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.36(br s,2H)、8.80(d,1H)、8.75(s,1H)、7.57〜7.53(m,2H)、7.23(t,.1H)、6.78(d,1H)、4.64〜4.57(m,2H)、4.20(br s,1H)、3.44〜3.34(m,2H)、3.29〜3.17(m,2H)、2.28〜2.19(m,1H)、2.10〜2.03(m,1H)。C15H17N7O2のMS(EI):300(MH+)。
3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.54(br s,1H)、8.93(m,1H)、8.82〜8.79(m,1H)、7.75(s,1H)、8.62(d,1H)、7.60(br s,1H)、7.59〜7.46(m,2H)、7.24(t,1H)、6.81(d,1H)、4.21(br s,1H)、3.27〜3.20(m,2H)、3.03(q,1H)、2.76〜2.74(m,1H)、1.89〜1.87(m,2H)、1.76〜1.72(m,2H)。C16H19N5O2のMS(EI):314(MH+)。
5−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]メチル}フェニル)−3−(4−ピペリジン−3−イル1,3−チアゾール−2−イル)ピラジン−2−アミン:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.4(t,2H)、8.9(d,1H)、8.8(s,1H)、8.63(d,1H)、8.15(s,1H)、8.05(d,1H)、7.9(m,1H)、7.67(m,2H)、7.6〜7.5(m,2H)、7.4〜7.25(m,3H)、4.85(m,1H)、4.3(d,2H)、3.6(d,1H)、3.4〜3.0(m,4H)、2.9(t,2H)、2.4〜2.0(m,2H)、20〜1.7(m,3H)。C28H30N6SのMS(EI):483(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[({[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.4(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,2H)、7.4(m,1H)、4.6(s,2H)、4.1(m,1H)、3.4(m,4H)、1.8(m,4H)、1.5〜1.6(m,18H)。C27H38N6O5のMS(EI):527(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.4(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,2H)、7.4(m,1H)、4.6(s,2H)、4.1(m,1H)、3.4(m,4H)、1.8(m,4H)。C17H22N6OのMS(EI):327(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.4(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,2H)、7.6(s,1H)、7.4(m,3H)、7.2(m,1H)、4.6(s,2H)、4.1(m,1H)、3.4(m,4H)、1.8(m,4H)。C25H25N7O2S2のMS(EI):520(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[5−(2−チエニル)ピリジン−3−イル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.4(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,2H)、7.6(s,1H)、7.4(m,3H)、7.3(m,2H)、7.2(m,1H)4.6(s,2H)、4.1(m,1H)、3.4(m,4H)、1.8(m,4H)。C27H27N7O2SのMS(EI):514(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,1H)、8.50(d,1H)、8.40〜8.10(m,4H)、7.60〜7.40(m;2H)、4.10(m,2H)、3.90〜3.60(m,3H)、3.30〜3.00(m,2H)、1.90〜1.60(m,4H)、1.40(s,9H)。C22H30N6O3のMS(EI):427(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、8.02(s,1H)、7.90〜7.95(m,3H)、7.40〜7.46(m,2H)、7.21(t,2H)、4.66(m,2H)、3.37〜3.73(m,2H)、2.91〜3.13(m,3H)、1.76〜2.06(m,4H)。C24H25N6O2FのMS(EI):449(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}カルボニル)アミノ]メチル)フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.14〜9.20(m,1H)、8.72(s,1H)、8.58〜8.59(m,1H)、8.03(s,1H)、7.97〜7.99(m,2H)、7.91〜7.93(m,1H)、7.41〜7.48(m,1H)、7.38〜7.39(m,1H)、4.62〜4.71(m,2H)、4.27(s,1H)、3.47〜3.50(m,1H)、3.32〜3.49(m,1H)、3.06〜3.12(m,2H)、2.94〜2.99(m,1H)、2.03〜2.06(m,2H)、1.79〜1.87(m,2H)。C25H25N6O3F3のMS(EI):515(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOM:δ8.72(s,1H)、8.02(s,1H)、7.90〜7.92(m,2H)、7.85〜7.87(m,2H)、7.44〜7.51(m,3H)、7.38〜7.39(m,1H)、4.64〜4.66(m,2H)、4.27(s,1H)、3.46〜3.73(m,2H)、2.96〜3.09(m,3H)、1.77〜2.05(m,4H)。C24H25N6O2ClのMS(EI):465(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−ブロモフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−McOFl):δ8.72(s,1H)、8.01(s,1H)、7.93〜7.89(m,1H)、7.81〜7.76(m,2H)、7.68〜7.63(m,2H)、7.48〜7.42(m,1H)、7.41〜7.36(m,1H)、4.71〜4.59(m,2H)、4.35〜4.20(m,1H)、3.51〜3.44(m,1H)、3.39〜3.30(m,1H)、3.11〜3.02(m,1H)、3.00〜2.91(m,1H)、2.10〜1.96(m,2H)、1.94〜1.67(m,2H)。C24H25N6O2BrのMS(EI):508(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ナフタレン−2−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、8.45(s,1H)、8.07(s,1H)、8.02〜7.88(m,5H)、7.64〜7.54(m,2H)、7.51〜7.40(m,2H)、4.81〜4.65(m,2H)、4.25〜4.12(m,1H)、3.49〜3.40(m,1H)、3.30〜3.22(m,1H)、3.02〜2.93(m,1H)、2.84〜2.74(m,1H)、1.95〜1.65(m,3H)、1.63〜1.50(m,1H)。C28H28N6O2のMS(EI):481(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.55(d,1H)、8.00(s,1H)、7.90〜7.70(m,3H)、7.50〜7.30(m,2H)、6.80〜6.70(m,2H)、4.65(m,2H)、3.50〜2.80(m,10H),2.00〜1.60(m,4H)。C26H31N7O2のMS(EI):474(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.55(d,1H)、8.05(s,1H)、8.00〜7.85(m,4H)、7.50〜7.40(m,2H)、7.00(m,2H)、4.65(m,2H)、4.25(m,1H)、3.80(s,3H)、3.50(m,1H)、3.10(m,1H)、2.95(m,1H)、2.00(m,2H)、1.80(m,2H)。C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−4−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.55(d,1H)、8.05(s,1H)、8.00〜7.85(m,3H)、7.80〜7.60(m,4H)、7.50〜7.30(m,5H)、4.65(m,2H)、4.25(m,1H)、3.50(m,1H)、3.10(m,1H)、2.95(m,1H)、2.00(m,2H)、1.80(m,2H)。C30H30N6O2のMS(EI):507(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(フラン−2−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.55(d,1H)、8.10(s,1H)、8.00(s,1H)、7.95(m,1H)、7.60(m,1H)、7.45〜7.25(m,2H)、6.80(m,1H)、4.65(m,2H)、4.25(m,1H)、3.50(m,1H)、2.95(m,3H)、2.00(m,2H)、1.80(m,2H)。C22H24N6O3のMS(EI):421(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、8.01(s,1H)、7.92〜7.87(m,1H)、7.76(s,1H)、7.71〜7.66(m,1H)、7.48〜7.41(m,1H)、7.40〜7.35(m,1H)、6.81〜6.76(m,1H)、4.67〜4.57(m,4H)、4.33〜4.20(m,1H)、3.52〜3.42(m,1H)、3.40〜3.20(m,3H)、3.11〜3.02(m,1H)、3.00〜2.90(m,1H)、2.08〜1.97(m,2H)、1.90〜1.68(m,2H)。C26H28N6O3のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(2−チエニルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.55,d,1H)、8.10(s,1H)、8.00(s,1H)、7.95(m,1H)、7.60,7.35(m,5H)、4.65(m,2H)、4.25(m,1H)、3.50(m,1H)、2.95(m,3H)、2.00(m,2H)、1.80(m,2H)。C22H24N6O2SのMS(EI):437(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−2−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.80(m,1H)、8.70(m,1H)、7.95〜7.75(m,2H)、7.40(m,1H)、7.20(m,1H)、7.00(m,1H)、6.95〜6.85(m,3H)、4.85(m,1H)、4.60(m,1H)、4.50〜4.25(m,4H)、3.50(m,1H)、3.35(m,1H)、3.10(m,1H)、2.95(m,1H)、2.10(m,2H)、1.95(m,2H)。C26H28N6O4のMS(EI):489(MH+)。
N−[(3−{5−アミノ−6−[(3R)−ピペリジン−3−イルアセチル]ピラジン−2−イル}フェニル)メチル]−N’−(4ブロモフェニル)尿素:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、7.99(s,1H)、7.92〜7.86(m,1H)、7.48〜7.42(m,1H)、7.41〜7.32(m,5H)、4.57〜4.38(m,2H)、4.34〜4.20(m,1H)、3.50〜3.42(m,1H)、3.37〜3.30(m,1H)、3.11〜3.00(m,1H)、2.95〜2.82(m,1H)、2.07〜1.91(m,2H)、1.89〜1.66(m,2H)。C24H26N7O2BrのMS(EI):523(MH+)。
N−[(3−{5−アミノ−6−[(3R)−ピペリジン−3−イルアセチル]ピラジン−2−イル}フェニル)メチル]−N’−ナフタレン−2−イル尿素:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.62(s,1H)、7.95〜7.87(m,2H)、7.81〜7.75(m,1H)、7.70〜7.59(m,3H)、7.39〜7.20(m,5H)、4.55〜4.33(m,2H)、4.16〜4.04(m,1H)、3.35〜3.27(m,1H)、3.10〜3.01(m,1H)、2.92〜2.83(m,1H)、2.61〜2.51(m,1H)、1.86〜1.76(m,1H)、1.65〜1.46(m,3H)。C28H29N7O2のMS(EI):496(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(ビフェニル−4−イルアミノ)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.74(s,1H)、8.03(s,1H)、7.92〜7.86(m,1H)、7.61〜7.34(m,10H)、7.32〜7.25(m,1H)、4.61〜4.42(m,2H)、4.32〜4.18(m,1H)、3.49〜3.41(m,1H)、3.30〜3.21(m,1H)、3.08〜2.99(m,1H)、2.90〜2.78(m,1H)、2.07〜1.67(m,4H)。C30H31N7O2のMS(EI):522(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(2,4−ジフルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.63(s,1H)、7.89(s,1H)、7.78〜7.83(m,2H)、7.36(t,1H)、7.26〜7.28(m,1H)、6.88〜6.93(m,1H)、6.78〜6.83(m,1H)、4.34〜4.43(m,2H)、4.13〜4.25(m,1H)、3.36〜3.40(m,1H)、3.24〜3.27(m,1H)、2.97〜3.03(m,1H)、2.79〜2.89(m,1H)、1.92〜1.98(m,2H)、1.71〜1.75(m,2H)。C24H25N7O2F2のMS(EI):482(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[({2−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}アミノ)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.76(s,1H)、8.13〜8.15(m,1H)、7.99(s,1H)、7.90〜7.92(d,1H)、7.46(t,1H)、7.36〜7.38(m,1H)、7.26〜7.30(m,2H)、7.04〜7.09(m,1H)、4.44〜4.55(m,2H)、4.02〜4.03(m,1H)、3.45〜3.48(m,1H)、3.07〜3.13(m,2H)、2.92〜2.95(m,1H)、1.77〜2.05(m,4H)。C25H26N7O3F3のMS(EI):530(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[({[2−(メチルチオ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.64(s,1H)、7.93(s,1H)、7.80(d,1H)、7.69〜7.71(m,1H)、7.26〜7.38(m,3H)、7.09〜7.14(m,1H)、6.96〜6.98(m,1H)、4.34〜4.46(m,2H)、4.09〜4.13(m,1H)、3.31〜3.38(m,1H)、2.90〜2.98(m,2H)、2.78〜2.83(m,1H)、2.80(s,3H)、1.84〜1.94(m,2H)、1.66〜1.73(m,2H)。C25H29N7O2SのMS(EI):492(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(3−ブロモ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、8.01(s,1H)、7.89〜7.91(m,1H)、7.54〜7.57(m,1H)、7.45(t,1H)、7.34〜7.37(m,2H)、7.26〜7.29(m,1H)、4.42〜4.54(m,2H)、4.21〜4.30(m,1H)、3.45〜3.48(m,1H)、2.86〜3.15(m,3H)、2.21(s,3H)、1.99〜2.02(m,2H)、1.78〜1.82(m,2H)。C25H28N7O2BrのMS(EI):539(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(2−ブロモフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.64(s,1H)、7.92(s,1H)、7.81〜7.88(m,2H)、7.45〜7.47(m,1H)、7.39(t,1H)、7.27〜7.29(m,1H);7.18〜7.22(m,1H)、6.84〜6.88(m,1H)、4.81(s,1H)、4.35〜4.46(m,2H)、4.12〜4.23(m,1H)、3.35〜3.39(m,1H)、2.94〜2.99(m,1H)、2.78〜2.82(m,1H)、1.67〜1.96(m,4H)。C24H26N7O2BrのMS(EI):525(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}アミノ)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、7.99(s,1H)、7.89〜7.91(m,1H)、7.44〜7.49(m,3H)、7.40〜7.38(m,1H)、7.16〜7.18(m,2H)、4.43〜4.55(m,2H)、4.21〜4.32(m,1H)、3.46〜3.48(m,1H)、3.29〜3.34(m,1H)、3.05〜3.13(m,1H)、2.86〜2.94(m,1H)、1.79〜2.03(m,4H)。C25H26N7O3F3のMS(EI):530(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]メチル]フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、8.00(s,1H)、7.89〜7.91(m,1H)、7.53〜7.60(m,4H)、7.44〜7.47(m,1H)、7.36〜7.38(m,1H)、4.44〜4.56(m,2H)、4.22〜4.33(m,1H)、3.43〜3.50(m,1H)、3.04〜3.12(m,2H)、2.83〜2.94(m,1H)、1.73〜2.08(m,4H)。C25H26N7O2F3のMS(EI):514(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルアミノ)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.73(s,1H)、8.01(s,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.47〜7.41(m,1H)、7.37〜7.32(m,1H)、7.02〜6.98(m,1H)、6.73〜6.70(m,2H)、4.55〜4.37(m,2H)、4.33〜4.22(m,1H)、4.23〜4.15(m,4H)、3.50〜3.43(m,1H)、3.36〜3.30(m,1H)、3.11〜3.02(m,1H)、2.96〜2.85(m,1H)、2.09〜1.71(m,4H)。C26H29N7O4のMS(EI):504(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルアミノ)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.71(s,1H)、8.01(s,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.47〜7.41(m,1H)、7.37〜7.32(m,1H)、7.10〜7.07(m,1H)、6.74〜6.64(m,2H)、5.90(s,2H)、4.54〜4.38(m,2H)、4.33〜4.22(m,1H)、3.50〜3.43(m,1H)、3.37〜3.31(m,1H)、3.12〜3.03(m,1H)、2.96〜2.86(m,1H)、2.08〜1.96(m,2H)、1.89〜1.72(m,2H)。C25H27N7O4のMS(EI):490(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[({[4−(メチルオキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、8.00(s,1H)、7.91〜7.86(m,1H)、7.47〜7.41(m,1H)、7.38〜7.33(m,1H)、7.29〜7.24(m,2H)、6.88〜6.82(m,2H)、4.55〜4.39(m,21D,4.33〜4.19(m,1H)、3.75(s,3H)、3.50〜3.41(m,1H)、3.34〜3.26(m,1H)、3.10〜3.00(m,1H)、2.93〜2.82(m,1H)、2.08〜1.91(m,2H)、1.89〜1.78(m,2H)。C25H29N7O3のMS(EI):476(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(4−フルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、7.99(s,1H)、7.92〜7.87(m,1H)、7.49〜7.41(m,1H)、7.40〜7.33(m,3H)、7.04〜6.96(m,2H)、4.55〜4.44(m,2H)、4.32〜4.22(m,1H)、3.50〜3.43(m,1H)、3.36〜3.29(m,1H)、3.12〜3.03(m,1H)、2.96〜2.86(m,1H)、2.08〜1.95(m,2H)、1.90〜1.73(m,2H)。C4H26N7O2FのMS(EI):464(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]アミノ]カルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72(s,1H)、7.99〜7.90(m,2H)、7.65〜7.58(m,2H)、7.54〜7.42(m,3H)、7.39〜7.34(m,1H)、4.49(s,2H)、4.36〜4.24(m,1H)、3.53〜3.44(m,1H)、3.39〜3.30(m,1H)、3.15〜3.05(m,1H)、3.04〜2.90(m,1H)、2.15〜1.97(m,2H)、1.95〜1.82(m,2H)。C26H32N8O2のMS(EI):489(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.65(s,1H)、7.93(s,1H)、7.89〜7.83(m,1H)、7.63〜7.55(m,2H)、7.39〜7.33(m,1H)、7.24〜7.19(m,1H)、6.77〜6.72(m,1H)、4.62〜4.53(m,2H)、4.39〜4.24(m,1H)、4.15(s,2H)、3.54〜3.46(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.21〜3.10(m,3H)、3.06〜2.92(m,1H)、2.19〜2.03(m,2H)、1.96〜1.81(m,2H)。C25H28N6O4SのMS(EI):509(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−7−イルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.67(s,1H)、7.95(s,1H)、7.88〜7.83(m,1H)、7.39〜7.32(m,3H)、7.24〜7.19(m,1H)、6.98〜6.93(m,1H)、4.38〜4.27(m,1H)、4.21〜4.11(m,6H)、3.55〜3.46(m,1H)、3.40〜3.31(m,1H)、3.19〜3.08(m,1H)、3.06〜2.94(m,1H)、2.22〜2.02(m,4H)、1.98〜1.81(m,2H)。C26H30N6O5SのMS(EI):539(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(キノリン−7−イルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.98〜8.95(m,1H)、8.46(s,1H)、8.28〜8.23(m,2H)、8.04〜7.99(m,1H)、7.75(s,1H)、7.63〜7.46(m,3H)、7.10〜6.98(m,2H)、4.39〜4.26(m,1H)、4.26(s,2H)、3.55〜3.48(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.19〜3.10(m,1H)、3.04〜2.92(m,1H)、2.21〜2.02(m,2H)、2.00〜1.82(m,2H)。C26H27N7O3SのMS(EI):518(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.57(s,1H)、8.43(d,1H)、8.02〜8.04(m,1H)、7.98(s,1H)、7.74〜7.79(m,2H)、7.60〜7.62(m,2H)、7.24〜7.28(m,2H)、7.14(d,1H)、4.22(s,3H)、3.39〜3.44(m,1H)、3.01〜3.06(m,2H)、2.82〜2.92(m,1H)、1.99〜2.18(m,2H)、1.80〜1.82(m,2H)。C24H25N6O3F3SのMS(EI):535(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}スルホニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.58(s,1H)、8.46(d,1H)、7.89(s,1H)、7.76〜7.84(m,2H)、7.24〜7.30(m,3H)、7.12(d,1H)、4.15〜4.27(m,1H)、4.13(s,2H)、3.39〜3.43(m,1H)、3.01〜3.07(m,2H)、2.91〜2.93(m,1H)、1.94〜2.09(m,2H)、1.74〜1.85(m,2H)。C24H25N6O4F3SのMS(EI):551(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[({2−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}スルホニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.67(s,1H)、8.02(s,1H)、7.94〜8.02(m,1H)、7.83〜7.85(m,1H)、7.60〜7.64(m,1H)、7.38〜7.41(m,2H)、7.31〜7.35(m,1H)、7.21〜7.23(m,1H)、4.29(s,3H)、3.47〜3.53(m,1H)、3.11〜3.16(m,2H)、2.96〜3.10(m,1H)、1.84〜2.38(m,4H)。C24H25N6O4F3SのMS(EI):551(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アミノ)メチル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.56(s,1H)、8.88(s,2H)、7.84(m,1H)、7.76(d,1H)、8.67(d,2H)、7.25(t,1H)、7.12(d,1H)、4.18〜4.27(m,1H)、4.14(s,2H)、3.38〜3.41(m,1H)、3.01〜3.06(m,2H)、2.87〜2.92(m,1H)、1.80〜2.06(m,4H)。C24H25N6O3F3SのMS(EI):535(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.67(s,1H)、7.96(s,1H)、7.88〜7.84(m,1H)、7.39〜7.33(m,1H)、7.30〜7.25(m,2H)、7.24〜7.19(m,1H)、6.90〜6.86(m,1H)、4.38〜4.27(m,1H)、4.26〜4.19(m,4H)、4.16(s,2H)、3.54〜3.46(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.18〜3.10(m,1H)、3.05〜2.95(m,1H)、2.20〜2.05(m,2H)、1.97〜1.83(m,2H)。C25H28N6O5SのMS(EI):524(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(2−チエニルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.07(s,1H)、7.91〜7.86(m,1H)、7.77〜7.74(m,1H)、7.63〜7.59(m,1H)、7.42〜7.36(m,1H)、7.28〜7.23(m,1H)、7.14〜7.10(m,1H)、4.37〜4.25(m,1H)、4.23(s,2H)、3.54〜3.45(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.19〜3.08(m,1H)、3.05〜2.94(m,1H)、2.19〜2.02(m,2H)、1.97〜1.81(m,2H)。C21H24N6O3S2のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−(3−{[(3−チエニルスルホニル)アミノ]メチル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:.1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、8.09〜8.03(m,2H)、7.91〜7.86(m,1H)、7.60〜7.55(m,1H)、7.41〜7.33(m,2H)、7.27〜7.21(m,1H)、4.37〜4.25(m,1H)、4.20(s,2H)、3.54〜3.45(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.19〜3.09(m,1H)、3.05〜2.93(m,1H)、2.19〜2.02(m,2H)、1.98〜1.81(m,2H)。C21H24N6O3S2のMS(EI):473(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)スルホニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.66(s,1H)、7.94(s,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.81〜7.75(m,2H)、7.50〜7.45(m,2H)、7.39〜7.33(m,1H)、7.25〜7.20(m,1H)、4.38〜4.25(m,1H)、4.20(s,2H)、3.55〜3.46(m,1H)、3.39〜3.31(m,1H)、3.18〜3.08(m,1H)、3.05〜2.93(m,1H)、2.20〜2.01(m,2H)、1.98〜1.81(m,2H)。C23H25N6O3SClのMS(EI):501(MH+)。
N−[(2,4−ジクロロフェニル)メチル]−N’−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンゼン−1,3−ジカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(t,J=6.0Hz,1H)、8.93(d,J=8.4Hz,1H)、8.43(m,1H)、8.05(m,2H)、7.64(m,1H)、7.59(m,1H)、7.42(m,2H)、7.25.(m,4H)、5.59(m,1H)、4.53(m,2H)、3.00(m,1H)、2.86(m,1H)、2.47(m,1H)、2.01(m,1H)。C24H20Cl2N2O2のMS(EI):439(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−[5−アミノ−6−({(3S)−1−(t−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−イル]アミノ}カルボニル)ピラジン−2−イル]安息香酸(80mg、0.18ミリモル)の無水ジクロロメタン(1.0mL)溶液に、塩酸1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC、48mg、0.25ミリモル)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT、34mg、0.25ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で10〜15分間攪拌した。3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンジルアミン(52mg、0.27ミリモル)のジクロロメタン(1mL)溶液を加え、攪拌を2〜3時間継続した。反応を酢酸エチル(150mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカで精製(7:3のヘキサン/酢酸エチル)すると、アミド生成物が得られた:C25H28N6O2F4でのMS(EI):517[(M−boc)H+]。
前記のアミドのメタノール(2mL)溶液に、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、1mL)を加え、薄層クロマトグラフィーにより監視して脱保護(Boc保護基の除去)が完了するまで、反応を攪拌した。過剰の試薬および溶剤を減圧下に除去すると、固体生成物が得られ、これを、さらに酢酸エチル(50mL)で洗浄すると、黄色の固体として3−アミノ−6−{3−[({[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミドの塩酸塩(16mg、収率15%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.90(s,1H)、9.25(br s,1H)、9.02(m,3H)、8.80(s,1H)、8.54(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,4H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.70(m,1H)、1.92(m,4H);C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(t,1H)、9.20(br s,1H)、8.93(m,3H)、8.70(s,1H)、8.58(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,3H)、7.40(d,1H)、4.50(d,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.90(m,4H);C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499,501(MH+)。
3−アミノ−6−[3−([[(5−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.45(t,1H)、9.20(br s,1H)、9.01(m,3H)、8.70(s,1H)、8.35(d,1H)、7.90(d,1H)、7.30(s,1H)、7.20(s,2H)、4.50(m,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.70(m,1H)、2.38(s,3H)、1.90(m,4H);C25H27N6O2ClのMS(EI):479,480(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.85(t,1H)、9.25(br s,1H)、9.02(m,3H)、8.80(s,1H)、8.40(d,1H)、7.90(d,1H)、7.70(m,3H)、7.60(t,1H)、4.64(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.25(m,3H)、2.70(m,1H)、1.92(m,4H);C25H24N6O2F3ClのMS(EI):533,534(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.30(br s,1H)、9.00(br s,1H)、9.01(t,1H)、8.95(s,1H)、8.80(d,1H)、8.73(s,1H)、8.30(d,1H)、7.85(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(m,2H)、7.30(t,1H)、4.60(s,2H)、4.45(m,1H)、3.30(m,1H);3.12(m,1H)、2.70(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2FClのMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(t,1H)、9.30(br s,1H)、9.02(br s,1H)、8.92(m,2H)、8.70(s,1H)、8.30(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(t,1H)、7.50(m,2H)、7.20(t.1H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.90(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2FClのMS(EI):483(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ}カルボニル}フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.65(t,1H)、9.20(br s,1H)、9.00(br s,1H)、8.90(m,2H)、8.70(s,1H)、8.30(d,1H)、7.90(d,1H)、7.80(m,1H)、7.78(m,1H)、7.58(t.1H)、7.45(t,1H)、4.60(br s,2H)、4.32(m,1H)、3.20(m,3H)、2.70(m,1H)、1.92(m,4H);C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]イラジン−2−イル}アルボニル(arbonyl))アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル(100mg、0.22ミリモル)のテトラヒドロフラン/水(4:1、1.5mL)溶液に、0.5Nの水酸化リチウム水溶液(0.5mL、0.55ミリモル)を加え、反応を室温で一晩攪拌した。反応をジクロロメタン(4mL)で希釈し、0.5Nの塩酸水溶液(0.5mL)で処理した。水性層を捨てた。粗製酸のジクロロメタン溶液を、塩酸1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、63mg、0.33ミリモル)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT、45mg、0.33ミリモル)で処理した。反応を10〜15分間攪拌し、ついで、5−クロロ−1,6−ジフルオロベンジルアミン(46mg、0.26ミリモル)のジクロロメタン(0.5mL)溶液を加えた。反応を2〜3時間攪拌し、酢酸エチル(150mL)で希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)、飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカで精製(3:7のヘキサン/酢酸エチル)すると、boc−保護されている中間体が得られた:C24H23N6O2F2ClでのMS(EI):501、503[(M−boc)H+]。
前記の中間体のメタノール(2mL)溶液に、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、1mL)を加え、薄層クロマトグラフィーにより監視して脱保護が完了するまで、反応を攪拌した。過剰の試薬および溶剤を減圧下に除去すると、固体生成物が得られ、これを、さらに酢酸エチル(50mL)で洗浄すると、黄色の固体として3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミドの塩酸塩(76mg、収率69%)が得られた:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.26(m,2H)、9.10(m,1H)、8.90(s,1H)、8.80(d,1H)、8.60(s,1H)、8.35(d,1H)、7.60(m,2H)、7.20(t,1H)、7.20(t,1H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、3.10(m,1H)、2.80(m,1H)、1.90(m,2H)、1.80(m,2H);C24H23N6O2F2ClのMS(EI):501,503(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−{3−[({[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル)アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.70(t,1H)、9.30(br s,1H)、9.10(br s,1H)、9.01(m,2H)、8.80(s,1H)、8.36(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,6H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.78(m,1H)、1.90(m,4H);C25H24N6O2F4のMS(EI):517(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.54(m,1H)、9.25(br s,1H)、9.02(m,3H)、8.74(s,1H)、8.34(d,1H)、7.90(d,1H)、7.50(m,4H)、7.20(t,1H)、4.58(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.75(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2F2ClのMS(EI):483,485(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジクロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(t,1H)、9.20(br s,1H)、9.01(m,3H)、8.74(s,1H)、8.30(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,2H)、7.40(m,2H)、4.60(d,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.74(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2Cl2のMS(EI):499,500(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(2,3,6−トリフルオロフェニル)メチル]
アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.23(m,2H)、9.02(br s,1H)、8.90(s,1H)、8.80(d,1H)、8.32(d,1H)、7.60(t,1H)、7.50(m,1H)、7.20(m,1H)、4.60(d,2H)、4.34(m,H1)、3.30(m,2H)、3.10(m,1H)、2.80(m,1H)、1.90(m,2H)、1.80(m,2H);C24H23N6O2F3のMS(EI):485(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(m,2H)、9.30(br s,1H)、9.04(m,3H)、8.74(s,1H)、8.30(d,1H)、7.90(m,2H)、7.70(s,2H)、7.60(t,1H)、4.60(d,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.90(m,4H);C25H24N6O2F3ClのMS(EI):533,534(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.82(m,1H)、9.30(br s,1H)、9.02(m,3H)、8.78(s,1H)、8.50(d,1H)、7.90(m,1H)、7.70(s,2H)、7.60(m,2H)、7.40(m,2H)、4.50(d,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2FClのMS(EI):483,485(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(br s,1H)、9.10(m,1H)、8.95(m,2H)、8.80(d,1H)、8.74(s,1H)、8.30(d,1H)、7.84(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(m,1H)、7.10(m,2H)、4.60(d,2H)、4.30(m,1H)、3.30(m,2H)、3.06(m,1H)、2.78(m,1H)、1.90(m,2H)、1.74(m,2H);C24H24N6O2FのMS(EI):467(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(m,1H)、9.20(br s,1H)、8.99(m,3H)、8.70(s,1H)、8.30(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(m,2H)、7.20(br s,1H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.92(m,4H);C24H24N6O2F2のMS(EI):467(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(6−クロロ−2−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.20(br s,1H)、8.90(m,3H)、8.75(d,1H)、8.50(s,1H)、8.30(d,1H)、7.86(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(m,2H)、7.20(t,1H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.30(m,2H)、3.02(m,1H)、2.80(m,1H)、2.30(s,3H)、1.92(m,2H)、1.80(m,2H);C25H26N6O2F1ClのMS(EI):497,499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−([[(2−クロロ−6−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.30(m,1H)、9.10(m,1H)、8.90(m,2H)、8.80(d,1H)、8.70(s,1H)、8.30(d,1H)、7.84(d,1H)、7.60(t,1H)、7.30(m,2H)、4.60(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.30(m,2H)、3.02(m,1H)、2.80(m,1H)、2.30(s,3H)、1.92(m,2H)、1.74(m,2H);C25H26N6O2F1ClのMS(EI):497,499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−フルオロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.40(m,1H)、9.20(br s,1H)、8.94(s,1H)、8.85(d,1H)、8.72(s,1H)、8.57(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(t,1H)、7.24(m,1H)、7.15(m,1H)、7.02(m,1H)、4.50(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、2.30(s,3H)、1.90(m,4H);C25H27N6O2FのMS(EI):463(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−クロロ−2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.50(m,1H)、9.10(br s,1H)、8.94(s,1H)、8.90(d,1H)、8.70(s,1H)、8.40(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(s,1H)、7.25(m,2H)、4.50(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、2.30(s,3H)、1.90(m,4H);C25H27N6O2FClのMS(EI):479,481(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[2,6−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.30(br s,1H)、9.10(br s,1H)、8.90(s,1H)、8.84(d,1H)、8.63(s,1H)、8.30(m,2H)、7.84(d,1H)、7.60(t,1H)、7.30(t,1H)、6.70(d,2H)、4.45(br s,2H)、4.20(m,1H)、3.80(s,6H)、3.20(m,2H)、2.90(m,1H)、2.70(s,1H)、1.80(m,4H);C26H30N6O4のMS(EI):491(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.80(m,1H)、9.30(br s,1H)、9.01(m,3H)、8.85(s,1H)、8.34(d,1H)、7.90(d,1H)、7.70(d,1H)、7.60(t,1H)、7.40(m,2H)、4.50(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.90(m,4H);C24H24N6O2FBrのMS(EI):427,429(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ブロモ−5−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.50(m,1H)、9.20(br s,1H)、8.98(m,2H)、8.70(s,1H)、8.36(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,3H)、7.20(t,1H)、4.50(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.20(m,3H)、2.70(m,1H)、1.90(m,4H);C24H24N6O2FBrのMS(EI):527,529(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[(3−メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):9.50(t,1H)、9.30(br s,1H)、8.90(m,2H)、8.70(s,1H)、8.35(d,1H)、7.90(d,1H)、7.60(m,3H)、7.22(t,1H)、6.93(br s,1H)、6.80(d,1H)、4.50(br s,2H)、4.30(m,1H)、3.73(s,3H)、3.20(m,3H)、2.70(m,1H)、1.90(m,4H);C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.30(s,1H)、9.20(br s,1H)、8.95(m,2H)、8.86(d,1H)、8.60(s,1H)、8.30(d,1H)、7.86(d,1H)、7.58(t,1H)、7.02(s,1H)、6.87(br s,2H)、4.50(d,2H)、4.30(m,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.25(m,2H)、3.15(m,1H)、2.70(m,1H)、1.90(m,4H);C26H30N6O4のMS(EI):491(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.31(s,1H)、9.09(s,2H)、8.93(s,1H)、8.80(d,1H)、8.56(s,1H)、8.33(d,1H)、7.86(d,1H)、7.57(t,1H)、7.48(m,1H)、7.35(m,1H)、4.65(m,2H)、4.37(m,1H)、3.29(m,2H)、3.05(m,1H)、2.74(m,1H)、1.99〜1.72(m,4H);C24H23N6O2F2ClのMS(EI):501.04(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジクロロフェニル)メチル]アミノ]カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.61(t,1H)、9.15(m,1H)、8.97(s,1H)、8.96(s,1H)、8.94(s,1H)、8.77(s,1H)、8.36(d,1H)、7.94(d,1H)、7.61(t,1H)、7.53(d,1H)、7.44〜7.39(m,2H)、4.57(m,2H)、4.29(m,1H)、3.28〜3.16(m,3H)、2.76(m,1H)、1.91〜1.72(m,4H);C24H24N6O2Cl2のMS(EI):500.98(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(2,3,4−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.56(s,1H)、9.18(s,1H)、9.00(s,1H)、8.96(s,1H)、8.92(d,1H)、8.70(s,1H)、8.34(d,1H)、7.89(d,1H)、7.59(t,1H)、7.32(m,2H)、4.55(d,2H)、4.28(m,1H)、3.29〜3.15(m,3H)、2.76(m,1H)、1.91〜1.73(m,4H);C24H23N6O2F3のMS(EI):485.06(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.60(s,1H)、9.28(s,1H)、9.06(s,1H)、8.96(s,1H)、8.94(s,1H)、8.73(s,1H)、8.34(d,1H)、7.90(d,1H)、7.59(t,1H)、7.37〜7.16(m,3H)、4.60(m,2H)、4.30(m,1H)、3.27〜3.15(m,3H)、2.77(m,1H)、1.92〜1.73(m,4H);C24H24N6O2F2のMS(EI):467.06(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.55(s,1H)、9.28(s,1H)、9.08(s,1H)、8.96(m,2H)、8.72(s,1H)、8.33(d,1H)、7.91(d,1H)、7.59(t,1H)、7.24(t,1H)、7.15〜7.10(m,2H)、4.50(m,2H)、4.30(m,1H)、3.29〜3.13(m,3H)、2.76(m,1H)、2.20(s,3H)、1.94〜1.71(m,4H);C25H27N6O2FのMS(EI):463.12(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(3,4,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.72(m,1H)、9.23(s,1H)、9.00(m,2H)、8.96(s,1H)、8.78(s,1H)、8.33(d,1H)、7.91(d,1H)、7.59(t,1H)、7.36(m,2H)、4.49(m,2H)、4.30(m,1H)、3.28〜3.17(m,3H)、2.76(m,1H)、1.94〜1.70(m,4H);C24H23N6O2F3のMS(EI):485.28(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロ−3−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.51(m,1H)、9.29(s,1H)、9.08(s,1H)、8.94(m,2H)、8.70(s,1H)、8.33(d,1H)、7.91(d,1H)、7.58(t,1H)、7.25(m,2H)、7.09(t,1H)、4.46(m,2H)、4.29(m,1H)、3.30〜3.13(m,3H)、2.76(m,1H)、2.22(s,1H)、1.94〜1.70(m,4H);C25H27N6O2FのMS(EI):463.31(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[(2,3,5−トリフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.67(s,2H)、9.21(s,1H)、8.99(s,2H)、8.75(m,1H)、8.34(d,1H)、7.90(d,1H)、7.59(t,1H)、7.46(m,1H)、7.16(m,1H)、4.58(m,2H)、4.29(m,1H)、3.22(m,3H)、2.75(m,1H)、1.95〜1.68(m,4H);C24H23N6O2F3のMS(EI):485.27(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[({[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400 N1Hz,DMSO−d6):9.63(s,1H)、9.36(s,1H)、9.14(s,1H)、8.98(m,2H)、8.76(s,1H)、8.48(d,1H)、8.34(d,1H)、7.93(d,1H)、7.81(d,2H)、7.73(d,1H)、7.59(t,1H)、7.51(d,2H)、6.54(m,1H)、4.56(m,2H)、4.31(m,1H)、3.32〜3.12(m,3H)、2.75(m,1H)、1.94〜1.69(m,4H);C27H28N6O2のMS(EI):497.06(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(ビフェニル−3−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.60(t,1H)、9.31(s,1H)、9.08(s,1H)、8.94(m,2H)、8.74(s,1H)、8.34(d,1H)、7.93(d,1H)、7.68〜7.34(m,10H)、4.60(m,2H)、4.29(m,1H)、3.30〜3.11(m,3H)、2.74(m,1H)、1.94〜1.67(m,4H);C30H30N6O2のMS(EI):507.07(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(([(2−メチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.33(t,2H)、9.11(m,1H)、8.96(s,1H)、8.92(d,1H)、8.71(s,1H)、8.34(d,1H)、7.92(d,1H)、7.59(t,1H)、7.32(m,1H)、7.17(m,3H)、4.50(m,2H)、4.29(m,1H)、3.30〜3.06(m,3H)、2.74(m,1H)、2.36(s,1H)、1.94〜1.66(m,4H);C25H28N6O2のMS(EI):445.08(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(([(2,5−ジメチルフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.34(s,1H)、9.28(m,1H)、9.13(s,1H)、8.96(s,1H)、8.91(d,1H)、8.69(s,1H)、8.34(d,1H)、7.92(d,1H)、7.59(t,1H)、7.11(s,1H)、7.06(d,1H)、6.97(d,1H)、4.46(m,2H)、4.29(m,1H)、3.32〜3.02(m,3H)、2.74(m,1H)、2.31(s,3H)、2.24(s,3H)、1.97〜1.67(m,4H);C26H30N6O2のMS(EI):459.09(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.39(s,1H)、9.28(s,1H)、9.06(s,1H)、8.95(s,1H)、8.91(d,1H)、8.68(s,1H)、8.34(d,1H)、7.92(d,1H)、7.59(t,1H)、6.96(s,2H)、6.87(s,1H)、4.44(m,2H)、4.28(m,1H)、3.31〜3.08(m,3H)、2.74(m,1H)、2.31(s,6H)、1.95〜1.66(m,4H);C26H30N6O2のMS(EI):459.09(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジメチルフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.29(s,1H)、9.23(t,1H)、9.08(m,1H)、8.95(s,1H)、8.91(d,1H)、8.66(s,1H)、8.33(d,1H)、7.91(d,1H)、7.58(t,1H)、7.20(d,1H)、6.99(s,1H)、6.96(d,1H)、4.45(m,2H)、4.28(m,1H)、3.27〜3.05(m,3H)、2.74(m,1H)、2.32(s,3H)、2.24(s,3H)、1.96〜1.67(m,4H);C26H30N6O2のMS(EI):459.09(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.48(t,1H)、9.26(m,1H)、9.05(m,1H)、8.96(s,1H)、8.92(d,1H)、8.70(s,1H)、8.34(d,1H)、7.91(d,1H)、7.59(t,1H)、7.40〜7.31(m,4H)、7.28〜7.22(m,1H)、4.53(m,2H)、4.29(m,1H)、3.32〜3.07(m,3H)、2.75(rn,1H)、1.95〜1.67(m,4H);C24H26N6O2のMS(EI):431.09(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[3,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.46(t,1H)、9.31(m,1H)、9.10(m,1H)、8.96(s,1H)、8.94(d,1H)、8.70(s,1H)、8.34(d,1H)、7.91(d,1H)、7.59(t,1H)、6.54(d,2H)、6.39(t,1H)、4.45(m,2H)、4.29(m,1H)、3.72(s,6H)、3.34〜3.10(m,3H)、2.75(m,1H)、1.96〜1.66(m,4H);C26H30N6O4のMS(EI):491.06(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2−メチルフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
2−メチルフェニル酢酸(45mg、0.30ミリモル)の無水ジクロロメタン(1.0mL)溶液に、塩酸1−エチル−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、72mg、0.38ミリモル)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT、51mg、0.38ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で10〜15分間攪拌した。(3S)−3−({[3−アミノ−6−(3−アミノフェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル(80mg、0.20ミリモル)のジクロロメタン(1mL)溶液を加え、攪拌を2〜3時間継続した。反応を酢酸エチル(150mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカで精製(ヘキサン/酢酸エチル、3:7)すると、保護されている中間体が得られた:C25H28N6O2でのMS(EI):445[(M−boc)H+]。
前記の中間体のメタノール(2mL)溶液に、4.0Nの塩酸(1,4−ジオキサン溶液、1mL)を加え、薄層クロマトグラフィーにより監視して脱保護が完了するまで、反応を攪拌した。過剰の試薬および溶剤を減圧下に除去すると、固体生成物が得られ、これを、さらに酢酸エチル(50mL)で洗浄すると、黄色の固体として3−アミノ−6−(3−{[(2−メチルフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミドの塩酸塩(56mg、収率63%)が得られた:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.72(s,1H)、9.20(br s,1H)、9.04(br s,1H)、8.80(s,1H)、8.70(d,1H)、8.45(s,1H)、7.80(d,1H)、7.40(m,2H)、7.18(m,3H)、4.32(m,1H)、3.80(s,2H)、3.25(m,3H)、2.80(m,1H)、2.3(s,3H)、1.80(m,4H);C25 H28N6O2のMS(EI):445(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または前記のように他の試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセチル}アミノ)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.82(s,1H)、9.10(br s,1H)、8.92(br s,1H)、8.90(s,1H)、8.85(d,1H)、8.40(s,1H)、7.72(m,6H)、7.40(t,1H)、4.40(rn,1H)、3.84(s,2H)、3.25(m,3H)、2.80(m,1H)、1.84(m,4H);C25H25N6O2F3のMS(EI):499(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[4−(メチルオキシ)フェニル]アセチル}アミノ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.60(s,1H)、9.10(br s,1H)、9.01(br s,1H)、8.78(s,1H)、8.68(d,1H)、8.40(s,1H)、7.80(t,1H)、7.40(t,1H)、7.30(d,2H)、6.85(d,2H)、4.45(m,1H)、3.72(s,3H)、3.60(s,2H)、3.25(m,3H)、2.80(m,1H)、1.90(m,4H);C25H28N6O3のMS(EI):461(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(6−メチルピリジン−3−イル)カルボニル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):11.40(s,1H)、9.60(s,1H)、9.50(br s,1H)、9.10(m,2H)、8.90(m,3H)、8.15(d,1H)、8.00(d,1H)、7.90(d,1H)、7.50(t,2H)、4.40(m,1H)、3.30(m,3H)、2.90(m,4H)、1.80(m,4H);C23H25N7O2のMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(3−フルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.80(s,1H)、9.10(br s,1H)、8.95(br s,1H)、8.80(s,1H)、8.70(d,1H)、8.40(s,1H)、7.80(m,2H)、7.40(m,2H)、7.30(m,2H)、7.10(t,1H)、4.30(m,1H)、3.75(s,2H)、3.22(m,3H)、2.80(m,1H)、1.90(m,4H);C24H25N6O2FのMS(EI):449(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[(ピリジン−3−イルアセチル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):11.15(s,1H)、9.28(br s,1H)、9.02(m,2H)、8.90(d,1H)、8.78(s,1H)、8.65(d,1H)、8.60(d,1H)、8.50(s,1H)、8.02(m,1H)、7.80(m,2H)、7.40(t,1H)、4.30(m,1H)、3.30(m,3H)、2.80(m,1H)、1.92(m,4H);C23H25N7O2のMS(EI):432(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−{3−[(ピリジン−3−イルカルボニル)アミノ]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):11.30(s,1H)、9.80(s,1H)、9.30(br s,1H)、9.02(m,3H)、8.80(m,3H)、8.10(d,1H)、8.01(m,1H)、7.90(d,1H)、7.45(t,1H)、4.30(m,1H)、3.35(m,3H)、2.78(m,1H)、1.90(m,4H);C22H23N7O2のMS(EI):418(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(2,5−ジフルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.75(s,1H)、9.10(br s,1H)、9.01(br s,1H)、8.80(s,1H)、8.70(d,1H)、8.60(s,1H)、7.80(m,2H)、7.40(t,1H)、7.32(m,3H)、4.30(m,1H)、3.80(s,2H)、3.20(m,3H)、2.78(m,1H)、1.90(m,4H);C24H24N6O2F2のMS(EI):467(NIFI+)(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(4−フルオロフェニル)アセチル]アミノ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1NMR(400MHz,d6−DMSO):10.72(s,1H)、9.18(br s,1H)、9.02(br s,1H)、8.80(s,1H)、8.70(d,1H)、7.80(m,2H)、7.40(m,3H)、7.20(m,2H)、4.24(m,1H)、3.73(s,2H)、3.30(m,3H)、2.80(m,1H)、1.92(m,4H);C24H25N6O2FのMS(EI):449(MH+)。
スキーム25は、3種の化合物例(ciii)、(civ)および(cv)を示しており、この際、本発明の他の化合物を合成するための中間体として使用することができる式Iによる後者2種は、特に−W−X−Yを有する。前記の一般的な方法を様々な組み合わせで使用して、化合物(ciii)、(civ)および(cv)を製造する。このような化合物の合成を続ける。
スキーム25
(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸(3.63g、16.65ミリモル)、HATU(9.49g、25.0mg)およびDIEA(4.35mL、25.0ミリモル)を、(S)−3−アミノ−ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチルエステルの溶液(4.0g、19.97ミリモル、AstatechまたはArch Corporationから市販)に加えた。これを、室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(200mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×150mL)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精製すると、(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル5.00g(収率75.0%)が得られた:C15H22BrN5O3でのMS(EI):401.12(MH+)。
(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(765.0mg、1.91ミリモル)をDMFに溶かし、3−ヒドロキシメチルフェニルボロン酸(349.0mg、2.23ミリモル)、K2CO3(660.0mg、4.77ミリモル)およびPd(PPh3)4(10モル%、220mg)を加えた。この混合物を90℃で窒素下に12時間攪拌した。反応混合物を水(150mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカでカラムクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン)処理すると、固体が得られ、これを乾燥させると、(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル765.0mg(収率92%)が得られた:C22H29N5O4でのMS(EI):428.23(MH+)。
(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(965.0mg、2.26ミリモル)をTHF(20mL)に溶かし、続いて、アジ化ジフェニルホスホリル(0.68mL,3.16ミリモル)およびDBU(0.50mL、3.16ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(20%→50%酢酸エチル/ヘキサン)により精製すると、対応するアジ化物588.0mg(収率57.6%)が得られ、ついでこれを、THF(20mL)およびH2O(2.0mL)に溶かし、続いて、トリフェニルホスフィン(1.02g、3.88ミリモル)を加え、これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(100%の酢酸エチル→100%のMeOH)により精製すると、(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル435.0mg(収率78.8%)が得られた:C22H30N6O3でのMS(EI):427.24(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
(3S)−3−[({3−アミノ−6−[3−(アミノメチル)フェニル]ピラジン−2−イル}カルボニル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(150.0mg、0.35ミリモル)および4−フルオロ安息香酸(50.0mg、0.36ミリモル)をDMF(5mL)に溶かし、続いて、HOBT(95.5mg、0.70ミリモル)およびEDCI(135.4mg、0.70ミリモル)を加えた。これを室温で一晩攪拌した。反応混合物を水(20mL)に注ぎ、酢酸エチル(2×30mL)で抽出し、ついで、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(50%の酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、ついで、これをジオキサン(20mL)中4.0MのHClで処理すると、化合物3−アミノ−6−[3−({[(4−フルオロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:70.0mg(収率46.6%)が得られた。1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.62(s,1H)、8.16(s,1H)、7.98(m,3H)、7.48(m,2H)、7.20(m,3H)、4.67(s,2H)、4.38(m,1H)、3.45(m,1H)、3.38(m,1H)、3.18(m,1H)、3.00(m,1H)、2.18(m,2H)、1.80(m,2H);C24H25N6O2FのMS(EI):449.32(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または別の試薬(個々の対応するアミンなど)に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−({[(4−クロロフェニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.50(m,2H)、9.30(br,1H)、8.78(d,1H)、8.20(s,1H)、8.00(m,3H)、7.60(m,2H)、7.40(m,2H)、5.00(br,2H)、4.67(d,2H)、4.38(m,1H)、3.20(m,3H)、2.80(m,1H)、1.80(m,4H);C24H25N6O2ClのMS(EI):465.21(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[({[5−(4−ニトロフェニル)フラン−2−イル]カルボニル]アミノ)メチル]フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.62(s,1H)、8.38(d,2H)、8.10(d,3H)、7.98(d,1H)、7.50(m,2H)、7.30(dd,2H)、4.70(s,2H)、4.30(br,1H)、3.70(m,1H)、3.50(m,1H)、3.38(m,1H)、3.17(m,1H)、3.00(m,1H)、2.10(m,2H)、1.80(m,2H);C28H28N7O5のMS(EI):543.28(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(3−ヒドロキシピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ;8.70(s,1H)、8.40(d,2H)、8.10(m,1H)、8.00(m,1H)、7.40(m,1H)、7.30(m,1H)、4.80(s,1H)、4.40(br,1H)、4.08(s,2H)、3.70(m,1H)、3.50(m,1H)、3.40(m,1H)、3.20(m,1H)、3.10(rn,1H)、2.10(m,2H)、1.80(m,2H);C23H25N7O3のMS(EI):448.28(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−6−[3−({[({4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}オキシ)アセチル)アミノ)メチル)フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ;9.20(m,1H)、9.00(m,1H)、8.92(m,1H)、8.70(d,1H)、8.00(m,2H)、7.40(m,1H)、7.28(m,3H)、7.00(m,2H)、4.60(s,1H)、4.40(d,2H)、4.25(m,1H)、3.20(m,4H)、2.70(m,1H)、1.80(m,3H);C26H27N6O4F3のMS(EI):545.26(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(5−メチルイソキサゾール−3−イル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ;9.40(m,1H)、9.20(m,1H)、9.00(m,1H)、8.60(d,1H)、8.00(m,2H)、7.40(m,1H)、7.28(m,1H)、6.60(s,1H)、4.50(d,2H)、4.20(m,1H)、3.20(m,4H)、2.75(m,1H)、2.45(s,3H)、1.80(m,3H);C22H25N7O3のMS(EI):436.25(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[(イソキサゾール−5−イルカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ;9.70(m,1H)、9.20(m,1H)、9.00(m,1H)、8.70(d,1H)、8.68(m,1H)、8.15(s,1H)、8.00(d,1H)、7.40(m,1H)、7.30(m,1H)、7.20(s,1H)、4.50(d,2H)、4.20(m,1H)、3.20(m,4H)、2.75(m,1H)、1.80(m,3H);C21H23N7O3のMS(EI):422.23(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ;9.60(m,1H)、9.20(m,1II)、9.00(m,1H)、8.70(d,2H)、8.15(s,1H)、8.00(d,1H)、7.40(m,2H)、4.50(d,2H)、4.20(m,1H)、3.20(m,4H)、2.80(s,3H)、2.75(m,1H)、1.80(m,3H);C21H24N8O2SのMS(EI):453.25(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,5−ジクロロ−3−チエニル)カルボニル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.40(m,1H)、9.20(m,1H)、9.80(s,1H)、8.70(d,1H)、8.20(s,1H)、8.00(d,1H)、7.60(s,1H)、7.40(m,2H)、4.50(d,2H)、4.30(m,1H)、3.70(m,1H)、3.50(m,1H)、3.20(m,2H)、2.80(m,1H)、1.80(m,3H);C22H22N6O2SCl2のMS(EI):505.12(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}メチル)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.30(br,1H);9.50(m,1H)、9.28(m,1H)、8.90(m,2H)、8.15(m,1H)、7.90(m,1H)、7.50(m,2H)、7.38(m,1H)、7.20 9m,1H)、4.20(m,4H)、3.40(m,2H)、3.20(m,2H)、2.70(m,1H)、2.00(m,1H)、1.80(m,3H);C24H26N6OF2のMS(EI):453.25(MH+)。
実施例69は、式Iのアゼパン誘導体の合成を示している。必須ではないが、通常は、合成手法は、前記の手法に従う。
3−アミノ−N−アゼパン−3−イル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(3−{[(1R)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボン酸(409mg、1.09ミリモル)溶液に室温で、アゼパン−3−アミン(125mg、1.09ミリモル)、EDCI(252mg、1.31ミリモル)、HOBt(178mg、1.31ミリモル)を加えた。2時間攪拌した後に、重炭酸ナトリウム水溶液を加えることにより、反応混合物をクエンチし、続いて、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。水性相を、別の酢酸エチルで1回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、粗製のオイルが得られ、これを、分取HPLCにより精製すると、3−アミノ−N−アゼパン−3−イル−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド(22mg、収率4.2%)が得られた:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.70(m,1H)、8.67(m,1H)、8.27(m,1H)7.97(m,1H)、7.62(t,1H)、7.25(m,4H)、5.70(m,1H)、4.99(m,1H)、4.43(m,1H)、3.46(m,2H)、3.38(m,1H)、3.15(m,2H)、2.94(m,1H)、2.61(m,1H)、2.17(m,2H)、1.95(m,4H)、1.62(m,1H);C27H30N6O2のMS(EI):471.32(MH+)。
3−アミノ−6−[3−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−1−(フェニルメチル)アゼパン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−[3−({[(1S,2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボン酸(1.0当量)を、DMF−THFに溶かし、(3S)−1−(フェニルメチル)アゼパン−3−アミン(1.46当量)、EDCI(1.2当量)およびHOBt(1.2当量)で周囲温度で処理した。一晩攪拌した後に、重炭酸ナトリウム水溶液を加えることにより、反応混合物をクエンチし、続いて、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。水性相を、別の酢酸エチルで1回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、真空濃縮すると、粗製オイルが得られ、これを分取HPLCにより精製すると、粗製のオイルが得られ、これを、酢酸エチル(10mL)に溶かし、エーテル(5mL)中1MのHClで処理した。生じた沈殿物を濾過し、メタノール(2×20mL)で洗浄し、乾燥させると、3−アミノ−6−[3−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]−N−[(3S)−1−(フェニルメチル)アゼパン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド122mg(収率12%)(122mg、収率15%)が得られた:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.98(s,1H)、8.90(m,1H)、8.75(s,1H)、8.63(m,2H)、8.11(m,1H)、7.95(m,2H)、7.62(m,2H)、7.58(m,1H)、7.42(m,1H)、7.20(m,3H)、7.08(m,1H)、5.50(m,1H)、4.51(m,1H)、4.49(m,1H)、4.46(m,1H)、4.40(m,1H)、3.50(m,1H)、3.65(m,2H)、3.20(m,2H)、2.85(m 1H)、2.10(m,1H)、1.80(m,2H)、1.58(m,1H);C34H36N6O3のMS(EI):577.08(MH+)。
前記と同じ合成技術を使用し、続いて、MeOH中10%の水酸化パラジウムを用いて水素化して(1atm)、3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(2S)−2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミドを調製した:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.18(bs,1H)、8.97(m,2H)、8.82(m,1H)、8.61(m,2H)、8.33(m,1H)、7.92(m,1H)、7.70(bs,2H)、7.59(t,1H)、7.27(m,2H)、7.20(m,1H)、5.50(m,1H)、4.53(m,1H)、4.35(m,1H)、3.27(m,1H)、3.09(m,2H)、1.98(m,1H)、1.84(m,4H)、1.57(m,2H);C27H30N6O3のMS(EI):487.07(MH+)。
(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}アゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:E.M.Rezler、R.R.Fenton、W.J.Esdale、M.J.McKeage、P.J.Russell and T.W.Hambley、J.Med.Chem.1997年、40、3508〜3515頁の方法によりラセミ体α−アミノ−ε−カプロラクタム(Sigma−Aldrich)を分解することにより、またはR.Pellegata、M.Pinza and G.Pifferi、Synthesis、1978年、614〜616頁の方法を使用してL−リシンからのキラル合成により、(3S)−3−アミノアゼパン−2−オンを調製する。同様の方法を使用して、(3S)−3−[(トリフェニルメチル)アミノ]アゼパン−2−オンおよび(3S)−N−(トリフェニルメチル)アゼパン−3−アミンを調製した。
(3S)−3−[(トリフェニルメチル)アミノ]アゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:(3S)−N−(トリフェニルメチル)アゼパン−3−アミン(30.0ミリモル)の攪拌されている氷冷THF60mL溶液に、二炭酸ジt−ブチル9.85g(45.1ミリモル、1.5当量)を加えた。氷浴を外し、反応を室温で19時間攪拌し、濃縮した。溶離剤としてヘキサン中10%のEtOAcを使用するシリカゲルクロマトグラフィー(55mmカラム、シリカゲル7.5インチ)により、粗製オイルを精製した。濃縮すると、固体として生成物13.7g(収率100%)が得られた。
(3S)−3−アミノアゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:(3S)−3−[(トリフェニルメチル)アミノ]アゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル13.7g(30ミリモル)に、慎重にMeOH100mL、EtOH75mLおよび炭素上10%のパラジウム1.00gを加えた。混合物を、Parr振盪機上、水素ガス30psi下に15分間水素化した。混合物をセライトパッドで濾過し、濾液を濃縮すると、定量で生成物(6.43g)が得られた。生成物を、さらに精製することなくそのまま使用した。
(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}アゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル:フラスコに、(3S)−3−アミノアゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチル6.43g(30ミリモル)、THF109mL、3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボン酸5.49g(25.2ミリモル、0.84当量)、TEA5.00mL(35.9ミリモル、1.20当量)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)5.11g(37.8ミリモル、1.26当量)および塩酸1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド(EDCI)7.25g(37.8ミリモル、1.26当量)を充填した。反応を16時間攪拌し続けた。反応をEtOAcで希釈し、2×飽和NaHCO3水溶液、1×飽和NaCl水溶液で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濃縮した。溶離剤としてヘキサン中30〜50%のEtOAcを使用する55mmカラムでのシリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル7.5インチ)により、粗製物質を精製した。濃縮すると、固体として生成物4.57g(収率43.8%)が得られた。
(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチルのために使用された方法と同様の方法で、(3S)−3−{[(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}アゼパン−1−カルボン酸1,1−ジメチルエチルを使用して、本発明の一部である化合物を調製した。
同じまたは同様の合成技術を使用し、および/または他の試薬に代えて、本発明の次のアゼパン化合物を調製した。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−lIiインデン−1−イルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−[(3S)−1(フェニルメチル)アゼパン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.20(d,1H)、8.95(m,3H)、8.85(s,1H)、8.50(d,1H)、7.97(m,1H)、7.50(m,3H)、7.41(m,1H)、7.32(m,4H)、7.05(m,1H)、5.60(m,1H)、4.35(m,1H)、4.29(m,1H)、4.20(m,1H)、3.08(m,2H)、2.91(m,2H)、2.45(m,1H)、2.31(m,1H)、1.80(m,3H)、1.42(m,1H);C34H36N6O2のMS(EI):461.07(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.64(bs,1H)、9.32(bs,1H)、9.21(d,1H)、8.98(m,2H)、8.70(bs,1H)、8.39(d,1H)、7.93(d,1H)、7.58(t,1H)、7.30(m,4H)、5.62(m,1H)、4.35(m,1H)、3.21(m,2H)、3.18(m,1H)、3.02(m,2H)、2.85(m,1H)、2.43(m,1H)、2.18(m,1H)、1.93(m,1H)、1.80(m,4H)、1.55(m,1H);C27H30N6O2のMS(EI):471.10(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−(3−メチルフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,CD3OD):δ8.60(s,1H)、7.88(m,2H)、7.37(m,1H)、7.23(m,1H)、4.45(m,1H)、3.40(m,4H)、2.43(s,3H)、2.21(m,1H)、2.00(m,2H)、1.65(m,1H)、1.32(m,1H)、0.98(m,1H);C18H23N5OのMS(EI):326.28(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.50(m,2H)、9.15(bs,1H)、9.02(d,1H)、8.92(s,1H)、8.73(s,1H)、8.31(d,1H)、7.86(d,1H)、7.56(t,1H)、7.45(m,2H)、7.25(m,1H)、4.94(bs,2H)、4.49(m,2H)、4.40(m,1H)、3.33(m,2H)、3.23(m,1H)、3.00(m,1H)、2.08(m,1H)、1.80(m,3H)、1.55(m,1H);C25H26N6O2FClのMS(EI):497.03(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(2,3ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.30(t,1H)、8.98(m,2H)、8.70(m,2H)、8.59(s,1H)、8.32(s,1H)、7.89(d,1H)、7.72(bs,1H)、7.58(t,1H)、7.34(m,1H)、7.20(m,2H)、4.60(m,2H)、4.36(m,1H)、3.35(m,1H)、3.22(m,1H)、3.09(m,1H)、2.67(m,1H)、2.33(m,1H)、1.99(m,1H)、1.85(m,3H)、1.58(m,1H);C25H26N6O2F2のMS(EI):481.08(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(3,4ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.48(m,1H)、9.37(m,1H)、8.99(m,2H)、8.95(s,1H)、8.32(d,1H)、7.85(d,1H)、7.55(t,1H)、7.43(m,2H)、7.23(m,1H)、4.50(m,3H)、3.34(m,2H)、3.24(m,2H)、3.07(m,1H)、2.05(m,1H)、1.80(m,4H)、1.58(m,1H);C25H26N6O2F2のMS(EI):481.08(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(3,5ジフルオロフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.46(t,2H)、9.18(bs,1H)、8.95(m,3H)、8.68(s,1H)、8.33(m,1H)、7.91(d,1H)、7.70(bs,1H)、7.60(t,1H)、7.12(m,3H)、4.54(m,2H)、4.39(m,1H)、3.38(m,2H)、3.24(m,1H)、3.06(m,1H)、2.00(m,1H)、1.89(m,4H)、1.57(m,1H);C25H26N6O2F2のMS(EI):481.07(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(3−クロロ−2,6ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.58(bs,1H)、9.30(m,1H)、9.23(bs,1H)、9.00(d,1H)、8.93(s,1H)、8.63(s,1H)、8.52(bs,2H)、8.33(m,1H)、7.86(m,1H)、7.79(m,1H)、7.60(m,2H)、7.32(t,1H)、7.18(t,1H)、4.58(m,2H)、4.41(m,1H)、4.06(m,2H)、3.31(m,1H)、3.22(m,2H)、3.01(m,1H)、2.00(m,1H)、1.90(m,2H)、1.80(m,2H)、1.59(m,1H);C25H25N6O2F2ClのMS(EI):515.03(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−(3−{[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.48(bs,1H)、9.38(m,1H)、9.14(bs,1H)、9.10(m,1H)、8.95(s,1H)、8.69(s,1H)、8.32(m,1H)、7.89(m,1H)、7.57(m,1H)、6.83(s,3H)、4.41(m,2H)、3.45(m,4H)、3.17(m,1H)、2.00(m,1H)、1.89(m,3H)、1.59(m,1H);C27H30N6O4のMS(EI):503.10(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)メチル]アミノ)カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.34(bs,1H)、9.09(m,1H)、8.97(d,1H)、8.92(s,1H)、8.60(s,2H)、8.55(bs,2H)、8.34(m,1H)、7.85(m,1H)、7.54(m,2H)、7.44(m,1H)、7.39(m,2H)、7.25(m,1H)、4.63(m,2H)、4.40(m,1H)、3.25(m,2H)、3.03(m,1H)、2.00(m,1H)、1.90(m,1H)、1.83(m,2H)、1.59(m,1H);C25H26N6O2FClのMS(EI):497.31(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(2,6ジフルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.20(bs,1H)、9.05(m,1H)、8.97(bs,1H)、8.90(s,1H)、8.82(m,1H)、8.51(s,1H)、8.30(m,1H)、7.83(m,1H)、7.69(bs,1H)、7.53(t,1H)、7.36(m,1H)、7.10(m,2H)、4.55(m,2H)、4.34(m,1H)、3.25(m,3H)、3.06(m,2H)、1.90(m.,1H)、1.83(m,3H)、1.57(m,1H);C25H26N6O2F2のMS(EI):481.29(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.46(m,1H)、9.27(bs,1H)、8.94(m,2H)、8.92(s,1H)、8.67(m,1H)、8.30(d,1H)、7.70(bs,1H)、7.60(m,2H)、7.56(m,2H)、7.36(m,2H)、4.50(m,3H)、3.32(m,2H)、3.22(m,2H)、3.03(m,1H)、2.01(m,1H)、1.85(m,3H)、1.59(m,1H);C25H26N6O2FClのMS(EI):497.25(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−[3−({[(3−クロロ−2−フルオロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.36(m,1H)、9.14(m,1H)、8.92(s,1H)、8.87(m,2H)、8.62(m,1H)、8.10(m,1H)、7.88(m,2H)、7.57(t,1H)、7.48(m,1H)、7.39(m,1H)、7.19(m,1H)、4.57(m,1H)、4.36(bs,1H)、3.23(m,1H)、3.04(m,1H)、1.99(m,1H)、1.90(m,3H)、1.79(m,1H)、1.57(m,1H);C25H26N6O2FClのMS(EI):497.04(MH+)。
スキーム26は、式中Aがトリアゾールである式Iの化合物例を製造するための他の手法を示している。ニトリル中間体(cvi)をアミノアミジン(cvii)に変え、これをアシル化し、その中間体を環化して、トリアゾール(cviii)を生じさせた。中間体(cvi)を使用して、式IのAに関して他の複素環を製造することもできる。
スキーム26
3−{5−アミノ−6−[[2−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)ヒドラジノ](イミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:3−(5−アミノ−6−シアノピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド(100mg、0.3ミリモル)および2−ヒドラジノベンゾチアゾール(99mg、0.6ミリモル)からなるEtOH(3mL)中の混合物を100〜110℃に圧力容器中で24時間加熱した。ついで、この混合物を冷却し、固体を濾過し、エーテルで複数回洗浄すると、黄色の固体として3−{5−アミノ−6−[[2−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)ヒドラジノ](イミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド(126mg、収率85%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.50(s,1H)、9.27〜9.16(m,1H)、8.81(s,1H)、8.58(s,1H)、8.37〜8.29(m,1H)、8.0〜7.45(m,4H)、7.45〜6.10(m,11H)、4.61〜4.47(m,2H)。C26H22N8OSのMS(EI):495(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(5−フェニル−1−ピリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:室温で、3−{5−アミノ−6−[イミノ(2−ピリジン−2−イルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド(50mg、0.11ミリモル)の無水ピリジン(1mL)溶液に、塩化ベンゾイル(0.02mL、0.17ミリモル)を滴加し、ついで、生じた混合物を120℃に14時間圧力溶液中で加熱した。ピリジンを減圧除去し、残留物を分取HPLCにより精製すると、黄色の固体として3−[5−アミノ−6−(5−フェニル−1−ピリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド(41mg、収率69%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.86(s,1H)、8.55(s,1H)、8.54〜8.50(m,1H)、8.26〜8.21(m,1H)、8.20〜8.13(m,1H)、7.95〜7.87(m,2H)、7.67〜7.42(m,9H)、7.39〜7.30(m,5H)、7.28〜7.20(m,1H)、4.55〜4.50(m,2H)。C31H24N8OのMS(EI):525(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、個々のアミンなどの適切な試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.15(m,1H)、8.95〜8.91(m,1H)、8.54(s,1H)、8.31(bs,1H)、7.93〜7.88(m,1H)、7.93〜7.42(bs,2H)、7.62〜7.55(m,1H)、7.38〜7.31(m,4H)、7.29〜7.23(m,1H)、4.57〜4.51(m,1H)、2.89(bs,3H);C20H21N7OのMS(EI):376.16(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[イミノ(2−フェニルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.15(m,1H)、8.74(bs,2H)、8.55〜8.51(m,1H)、8.31〜8.25(m,1H)、7.89〜7.84(m,1H)、7.59〜7.52(m,1H)、7.37〜7.20(m,6H)、6.98〜6.92(m,2H)、6.80〜6.71(m,1H)、4.57〜4.50(m,2H);C25H23N7OのMS(EI):438.15(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[アミノ(モルホリン−4−イルアミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.14(m,1H)、8.90(bs,1H)、8.75(s,1H)、8.53〜8.49(m,1H)、8.28〜8.23(m,1H)、7.88〜7.83(m,1H)、7.58〜7.51(m,1H)、7.50〜7.00(m,6H)、6.65(bs,2H)、4.56〜4.49(m,2H)、3.80〜3.71(m,4H)、2.80〜2.65(m,4H);C23H25N7O2のMS(EI):432.15(MH+)。
3−(5−アミノ−6−{アミノ[(4−メチルピペラジン−1−イル)アミノ]メチル}ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.80(bs,2H)、9.20〜9.12(m,1H)、8.86(bs,1H)、8.50(s,1H)、8.22(bs,1H)、7.91〜7.86(m,1H)、7.60〜7.53(m,1H)、7.36〜7.20(m,5H)、4.56〜4.48(m,2H)、3.40〜3.15(m,4H)、2.92〜2.75(m,7H);C24H28N8OのMS(EI):445.18(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[アミノ(ピペリジン−1−イルアミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.14(m,1H)、8.98(bs,1H)、8.73(s,1H)、8.53〜8.49(m,1H)、8.27〜8.22(m,1H)、7.88〜7.83(m,1H)、7.58〜7.51(m,1H)、7.38〜7.18(m,5H)、6.51(bs,2H)、4.56〜4.49(m,2H)、2.74〜2.60(m,4H)、1.74〜1.62(m,4H)、1.50〜1.38(m,2H);C24H27N7OのMS(EI):430.18(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(アゼパン−1−イルアミノ)(イミノ)メチル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ11.23(bs,1H)、9.80(bs,1H)、9.17〜9.08(m,2H)、8.92(s,1H)、8.49〜8.43(m,1H)、8.16〜8.08(m,1H)、7.92〜7.86(m,1H)、7.60〜7.53(m,1H)、7.38〜7.05(m,6H)、4.57〜4.47(m,2H)、3.15〜2.95(m,4H)、1.85〜1.55(m,8H);C25H29N7OのMS(EI):444.20(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[イミノ({(2R)−2−[(メチルオキシ)メチル]ピロリジン−1−イル}アミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.79(bs,.1H)、9.37(bs,1H)、9.16〜9.10(m,1H)、8.95(s,1H)、8.50〜8.46(m,1H)、8.17〜8.10(m,1H)、7.92〜7.87(m,1H)、7.61〜7.54(m,1H)、7.38〜7.18(m,5H)、7.04(bs,2H)、4.55〜4.48(m,2H)、3.55〜3.48(m,2H)、3.42〜3.32(m,1H)、3.28(s,3H)、3.27〜3.18(m,1H)、2.85〜2.74(m,1H)、2.10〜1.72(m,4H)、1.54〜1.38(m,1H);C25H29N7O2のMS(EI):460.18(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(イミノ{2−[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]ヒドラジノ}メチル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.25〜9.05(m,2H)、8.99(s,1H)、8.79(bs,1H)、8.47〜8.43(m,1H)、8.14〜8.08(m,1H)、7.95〜7.90(m,1H)、7.62〜7.41(m,4H)、7.39〜7.21(m,6H)、6.91(bs,1H)、4.55〜4.50(m,2H);C24H20N9OF3のMS(EI):508.09(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1,5−ジフェニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20〜9.13(m,1H)、8.84(s,1H)、8.56〜8.52(m,1H)、8.25〜8.20(m,1H)、7.91〜7.85(m,1H)、7.60〜7.43(m,12H)、7.38〜7.30(m,5H)、7.28〜7.22(m,1H)、4.55〜4.50(m,2H);C32H25N7OのMS(EI):524.12(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1,5−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.21〜9.14(m,1H)、8.75(s,1H)、8.54〜8.50(m,1H)、8.22〜8.17(m,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.62〜7.55(m,2H)、7.40〜7.20(m,6H)、4.57〜4.50(m,2H)、3.94(s,3H)、2.55(s,3H);C22H21N7OのMS(EI):400.16(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−メチル−5−フェニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.22〜9.13(m,1H)、8.79(s,1H)、8.56〜8.52(m,1H)、8.24〜8.19(m,1H)、7.95〜7.86(m,3H)、7.68〜7.51(m,5H)、7.40〜7.21(m,6H)、4.57〜4.48(m,2H)、4.13(s,3H);C27H23N7OのMS(EI):462.11(MH+)。
3−(5−アミノ−6−[イミノ(2−ピリジン−2−イルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル)−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.46(bs,1H)、9.26〜9.19(m,1H)、8.74(s,1H)、8.59〜8.55(m,1H)、8.36〜8.30(m,1H)、8.16〜8.12(m,1H)、7.91〜7.86(m,1H)、7.70〜7.62(m,1H)、7.60〜7.53(m,1H)、7.40〜7.32(m,4H)、7.30〜7.22(m,1H)、6.90〜6.82(m,1H)、6.79〜6.70(m,3H)、4.59〜4.53(m,2H);C24H22N8OのMS(EI):439.15(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−メチル−5−ピペリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.42〜9.23(m,2H)、9.21〜9.13(m,1H)、8.79(s,1H)、8.52〜8.48(m,1H)、8.20〜8.14(m,1H)、7.92〜7.86(m,1H)、7.68〜7.54(m,2H)、7.39〜7.31(m,4H)、7.30〜7.22(m,1H)、4.92〜4.81(m,1H)、4.57〜4.49(m,2H)、4.06(s,3H)、3.22〜3.02(m,2H)、2.23〜2.14(m,1H)、1.95〜1.60(m,5H);C26H28N8OのMS(EI):469.17(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(5−メチル−1−ピリジン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.22〜9.15(m,1H)、8.82(s,1H)、8.66〜8.61(m,1H)、8.56〜8.53(m,1H)、8.25〜8.20(m,1H)、8.17〜8.11(m,1H)、8.10〜8.05(m,1H)、7.92〜7.87(m,1H)、7.63〜7.52(m,4H)、7.39〜7.31(m,4H)、7.29〜7.22(m,1H)、4.57〜4.50(m,2H)、2.90(s,3H);C26H22N8OのMS(EI):463.15(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(2−エチルヒドラジノ)(アミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.0(m,2H)、1.5(m,3H)。C23H25N7OのMS(EI):416(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[イミノ(2−メチルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−[(1S)−2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.96〜8.91(m,1H)、8.64(s,1H)、8.53〜8.50(m,1H)、8.30〜8.24(m,1H)、7.92〜7.87(m,1H)、7.58〜7.52(m,1H)、7.32〜7.17(m,4H)、6.03(s,2H)、5.67〜5.58(m,1H)、5.26(s,1H)、3.08〜2.96(m,1H)、2.94〜2.85(m,1H)、2.84(s,3H)、2.50〜2.44(m,1H)、2.07〜1.99(m,1H)。C22H23N7OのMS(EI):402(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[イミノ(2−フェニルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−[(1S)−2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00〜8.91(m,1H)、8.78〜8.68(m,1H)、8.57〜8.53(m,1H)、8.36〜8.30(m,1H)、7.95〜7.89(m,1H)、7.61〜7.52(m,1H)、7.33〜7.14(m,5H)、6.99〜6.93(m,2H)、6.78〜6.71(m,1H)、6.50(s,2H)、5.68〜5.57(m,1H)、3.08〜2.96(m,1H)、2.95〜2.82(m,1H)、2.56〜2.46(m,1H)、2.10〜1.97(m,1H)。C27H25N7OのMS(EI):464(MH+)。
フェニルメチル3−{3−[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.93〜8.88(m,1H)、8.74(s,1H)、8.53〜8.49(m,1H)、8.20〜8.14(m,1H)、7.93〜7.85(m,1H)、7.61〜7.54(m,1H)、7.42〜7.15(m,11H)、5.67〜5.57(m,1H)、5.10(s,2H)、4.18〜3.88(m,6H)、2.12〜1.93(m,2H)、1.88〜1.70(m,2H)、1.64〜1.42(m,2H)。C36H36N8O3のMS(EI):629(MH+)。
フェニルメチル3〜13−[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.3(m,5H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.2〜3.2(m,7H)、1.8〜2.0(m,9H)。C37H38N8O3のMS(EI):643(MH+)。
3−アミノ−6−ブロモ−N’−ピリジン−2−イルピラジン−2−カルボキシイミドヒドラジド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00(s,1H)、8.95(m,1H)、8.55(s,1H)、8.10(d,1H)、7.95(d,1H)、7.50(m,3H)、7.30〜7.10(m,4H)、5.60(m,2H)、3.0〜2.8(m,2H)、2.40(m,1H)、2.00(m,1H)。C10H10BrN7のMS(EI):356(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−エチル−5−ピペリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−(2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.2〜3.2(m,5H)、1.8〜2.0(m,9H)。C29H32N8OのMS(EI):509(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−メチル−5−ピペリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.57〜8.49(m,2H)、8.12〜8.05(m,1H)、7.89〜7.82(m,1H)、7.54〜7.46(m,1H)、7.28〜7.06(m,4H)、5.67〜5.56(m,1H)、3.96(s,3H)、3.57〜3.24(m,3H)、3.10〜2.87(m,3H)、2.60〜2.46(m,1H)、2.15〜1.40(m,6H)。C28H30N8OのMS(EI):495(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[イミノ(2−ピリジン−4−イルヒドラジノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−(2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ10.9(s,1H)、8.95(m,2H)、8.55(s,1H)、8.30〜8.10(m,3H)、7.95〜7.00(m,10H)、5.60(m,2H)、3.0〜2.8(m,2H)、2.40(m,1H)、2.00(m,1H)。C26H24N8OのMS(EI):465(MH+)。
フェニルメチル3−[3−(3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−イル)−1−ピリジン−2−イル−1H−1,2,4トリアゾール−5−イル]ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.20(s,1H)、7.40〜7.20(m,9H)、5.10(m,2H)、4.00〜3.60(m,4H)、3.2(m,1H)、2.0〜1.40(m,4H)。C24H23BrN8O8のMS(EI):536(MH+)。
フェニルメチル(3R)−3−{3−[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.3(m,5H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.2〜3.2(m,7H)、1.8〜2.0(m,9H)。C37H38N8O3のMS(EI):643(MH+)。
3−(5−アミノ−6〜1 I−エチル−5−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−イル)−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.2〜3.2(m,5H)、1.8〜2.0(m,9H)。C29H32N8OのMS(EI):509(MH+)。
フェニルメチル(3R)−3−{3−[3−アミノ−6−(3−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)ピラジン−2−イル]−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.95(m,1H)、8.60(m,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,9H)、5.65(m,1H)、5.20(m,2H)、4.2〜3.8(m,4H)、3.20〜2.80(m,5H)、2.60(m,1H)、2.20〜1.60(m,5H)。C36H36N8O3のMS(EI):629(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(5〜12−[(フェニルメチル)オキシ]エチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.8(s,1H)、8.7(s,1H)、8.2(m,1H)、7.80(m,1H)、7.4(m,2H)、7.25(m,5H)、7.2(m,3H)、5.8(m,1H)、3.0(m,4H)、2.8(m,2H)、2.4(m,2H)、2.0(m,2H)。C31H29N7O2のMS(EI):532(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−フェニル−5−ピペリジン−3−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.72〜8.61(m,2H)、8.22〜8.17(m,1H)、7.97〜7.91(m,1H)、7.70〜7.56(m,6H)、7.36〜7.15(m,4H)、5.76〜5.66(m,1H)、3.58〜3.46(m,2H)、3.15〜2.86(m,4H)、2.68〜2.57(m,1H)、2.15〜1.75(m,6H)。C33H32N8OのMS(EI):557(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[アミノ(アミノ)メチル]ピラジン−2−イル}−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(m,2H)、8.50(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,4H)、5.60(m,1H)、3.20〜2.80(m,2H)、2.20〜2.00(m,2H)。C21H20N6OのMS(EI):373(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(5−メチル−1−ピリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.00〜8.90(m,3H)、8.50(s,1H)、8.20(d,1H)、7.95(m,2H)、7.60(m,2H)、7.40〜7.20(m,4H)、5.60(m,1H)、3.20〜2.80(m,2H)、2.75(s,3H)、2.20〜2.00(m,2H).C28H24N8OのMS(EI):489(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1,5−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.75(m,2H)、8.20(d,1H)、7.95(d,1H)、7.60(m,1H)、7.40〜7.20(m,4H)、5.70(m,1H)、4.00(s,3H)、3.20〜2.80(m,2H)、2.60(s,3H)、2.20〜2.00(m,2H)。C24H23N7OのMS(EI):426(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(1−ピリジン−4−イル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−イル]−N−[(1S)−2,3ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ9.00(s,1H)、8.95(m,1H)、8.60(s,1H)、8.25(d,1H)、8.20〜8.00(m,3H)、7.90〜7.60(m,4H)、7.40〜7.00(m,3H)、5.80(m,1H)、3.20〜2.60(m,3H)、2.20〜2.00(m,1H)。C27H22N8OのMS(EI):475(MH+)。
スキーム27は、式中Aがピリミジンである式Iの化合物例を製造するための他の手法を示している。Weinrebアミド中間体(cix)をα,β−不飽和中間体(cx)に変え、これをアミジンとカップリングさせ、その中間体を環化して、ピリミジン(cxi)を生じさせた。中間体(cix)を使用して、式IのAに関して他の複素環を製造することもできる。
スキーム27
3−[5−アミノ−6−(2−アミノピリミジン−4−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:3−アミノ−6−{3−[(ベンジルアミノ)カルボニル]フェニル}−N−メトキシ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(1.0g、2.6ミリモル)のTHF(50mL)溶液に、THF中3.0Mの塩化メチルマグネシウム(6.1mL、18ミリモル)を加え、この混合物を3時間攪拌した。飽和塩化アンモニウムを加え、この混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、純粋なメチルケトン(0.400g、収率45%)が得られた。この物質をエタノール(20mL)に溶かし、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(2mL、15ミリモル)を加え、この混合物を還流まで90分間加熱した。LCMS分析によると、所望の生成物および出発物質の完全な消費が示された。反応混合物を減圧下に濃縮し、エタノール(10mL)に再溶解した。グアニジン(0.364g、2.0ミリモル)を、続いて炭酸カリウム(0.80g、5.8ミリモル)を加えた。混合物を密閉管中で80℃に一晩加熱した。混合物を丸底フラスコに移し、減圧下に濃縮した。水(100mL)を加え、残留物を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機フラクションを水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、所望の生成物(0.103g、収率45%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.22(br s,1H)、8.86(s,1H)、8.56(m,1H)、8.40(d,1H)、8.25(d,1H)、7.90(d,1H)、7.71(d,1H)、7.59(t,1H)、7.52(br s,1H)、7.36(m,4H)、7.26(m,1H)、7.01(br s,1H)、4.53(m,3H)。C22H19N7OのMS(EI):398(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、個々のアミンなどの適切な試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−{5−アミノ−6−[2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−4−イル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(t,1H)、8.80(s,1H)、8.57(s,1H)、8.54(d,1H)、8.26(d,1H)、7.90(d,1H)、7.75(d,1H)、7.59(t,1H)、7.36(m,4H)、7.26(m,1H)、4.58(m,1H)、4.54(d,2H)、3.20(s,6H)。C24H23N7OのMS(EI):426(MH+)。
3−[5−アミノ−6−(2−メチルピリミジン−4−イル)ピラジン−2−イル]−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(t,1H)、8.92(s,1H)、8.88(d,1H)、8.59(s,1H)、8.43(d,1H)、8.39(m,1H)、8.30(d,1H)、7.92(d,1H)、7.60(t,1H)、7.36(m,5H)、7.28(m,1H)、4.58(t,1H)、4.54(d,2H)、2.77(s,3H)。C23H20N6OのMS(EI):397(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[2−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル]ピラジン−2−イル}−N−(フェニルメチル)ベンズアミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.20(br s,1H)、8.86(m,1H)、8.56(m,1H)、8.45(m,1H)、8.25(m,1H)、7.89(m,1H)、7.72(m,1H)、7.60(m,1H)、7.35(m,4H)、7.27(m,2H)、4.54(m,3H)、2.87(m,3H)。C23H21N7OのMS(EI):412(MH+)。
スキーム28は、式中Wが置換されているフェニレンである式Iの化合物例を製造するための他の手法を示している。前記の実施例51のスキーム17に記載されているダイマー化と同様に、示されているように、(cxii)などのアリールハロゲン化物と適切なピラジンとをカップリングさせることにより、中間体(cxiii)を調製した。この実施例では、エステルのモノ鹸化と選択的なアミド成形により、化合物(cxiv)が得られた。鹸化プロセスを繰り返して、化合物(cxv)を製造した。
スキーム28
5−{5−アミノ−6−[(メチルオキシ)カルボニル]ピラジン−2−イル}ベンゼン−1,3−ジカルボン酸ジメチル:5−ブロモイソフタル酸ジメチルエステル(0.20g、0.73ミリモル)、ビスピナコラトジボロン(0.21g、0.80ミリモル)、二塩化1,1’−ビス(ジフェニルホスフィン)フェロセンパラジウム(0.029g、0.035ミリモル)および酢酸カリウム(0.26g、2.3ミリモル)からなるジオキサン(5mL)中の混合物を80℃に1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、3−アミノ−6−ブロモ−ピラジン−2−カルボン酸メチル(0.17mg、0.70ミリモル)、塩化1,1’−ビス(ジフェニルホスフィン)フェロセンパラジウム(0.035g、0.042ミリモル)、重炭酸ナトリウム(320mg、3.8ミリモル)および水(1mL)を加えた。混合物を80℃に12時間加熱し、その後、混合物を水および酢酸エチルで希釈した。層を分離し、有機層を1Nの塩酸(2×)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー処理すると、黄色の固体として生成物(23mg、収率12%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.04(s,1H)、8.74(d,2H)、8.44(t,1H)、7.62(s,2H)、3.32(s,3H)、2.49(s,3H)、2.48(s,3H)。C16H15N3O6のMS(EI):346(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−5−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸:5−{5−アミノ−6−[(メチルオキシ)カルボニル]ピラジン−2−イル}ベンゼン−1,3−ジカルボン酸ジメチル(1.1g、3.2ミリモル)および水酸化ナトリウム水溶液(1N溶液3mL)を含有する混合物を、ジオキサン(100mL)中、95℃に3時間加熱した。混合物を1Nの塩酸水溶液(300mL)で希釈し、酢酸エチル(3×300mL)および飽和塩化アンモニウム溶液で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、逆相HPLCにより精製すると、黄色の固体として生成物(0.39g、収率37%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.83(s,1H)、8.78(d,1H)、8.70(d,2H)、8.39(t,1H)、7.69(br,2H)、6.47(br,1H)、3.87(s,3H)、2.79(d,3H)。C15H14N4O5のMS(EI):331(MH+)。
3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−5−{[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}安息香酸メチル:3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−5−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸(0.34g、1.0ミリモル)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(0.51g、1.6ミリモル)、(S)−(+)−1−アミノインダン(0.17g、1.3ミリモル)、ジイソプロピルエチルアミン(0.6mL、3.4ミリモル)およびDMF(70mL)を含有する混合物を室温で12時間攪拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回、5%の塩化リチウム水溶液で3回抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、逆相HPLCにより精製すると、黄色の固体として生成物(0.41g、収率90%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.09(d,1H)、8.91(s,1H)、8.83(d,1H)、8.75(t,1H)、8.70(t,1H)、8.45(t,1H)、7.73(br,2H)、7.28(d,2H)、7.24〜7.17(m,2H)、5.64〜5.58(q,1H)、3.91(s,3H)、3.04〜3.00(m,1H)、3.00〜2.87(m,1H)、2.83(d,3H)、2.53〜2.51(m,1H)、2.06〜1.96(m,1H)。C24H23N5O4のMS(EI):446(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)カルボニル]−4−フルオロフェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:2−フルオロ−5−ヨード安息香酸メチル(0.41g、1.5ミリモル)、ビスピナコラトジボロン(0.41g、1.6ミリモル)、Pd(dppfCl2)CH2Cl2(180mg、0.22ミリモル)および酢酸カリウム(0.43g、4.4ミリモル)からなる溶液を80℃に、ジオキサン(50mL)中で48時間加熱した。この溶液に、3−アミノ−6−ブロモ−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド(0.35g、1.5ミリモル)、さらなるPd(dppfCl2)CH2Cl2(0.2g、0.2ミリモル)、重炭酸ナトリウム(0.5g、6ミリモル)および水(5mL)を加え、生じた溶液を90℃にさらに16時間加熱した。冷却した溶液をセライトで濾過し、減圧下に濃縮した。ジクロロメタン(100mL)を残留物に加え、これを、水、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー処理すると、淡黄色の固体としてビアリール生成物(0.24g、収率54%)が得られた。この物質と水酸化リチウム(160mg、3.8ミリモル)からなるジオキサン(60mL)および水(5mL)中の溶液を70℃に6時間加熱した。冷却したこの溶液に、1MのHCl水溶液を加え、反応を濃縮して、約10mLにした。生じた固体を濾過し、乾燥させると、黄色の固体としてカルボン酸(0.22g、収率97%)が得られた。この物質、(S)−(+)−アミノインダン(107mg、0.8ミリモル)およびHunig塩基(0.7mL、4ミリモル)からなるDMF(10mL)溶液に、HATU(0.38g、1.0ミリモル)を加え、溶液を室温で4時間攪拌した。酢酸エチル(50mL)をこの溶液に加え、これを塩化リチウムの5%水溶液(3×50mL)およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、残留物が得られ、これを、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、淡黄色の固体として所望の生成物(64mg、収率20%)が得られた。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.69〜8.66(m,2H)、8.38(m,1H)、7.99〜7.95(m,2H)、7.40〜7.02(m,7H)、5.77〜5.75(m,1H)、3.07〜2.75(m,6H)、1.99〜195(m,1H)。C22H20FN5O2のMS(EI):406(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、個々のアミンなどの適切な試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)カルボニル]−5−フルオロフェニル}−N−メチルピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.96〜8.93(m,3H)、8.39〜8.29(m,2H)、7.66〜7.64(m,1H)、7.29〜7.19(m,4H)、5.59(m,1H)、3.34〜2.84(m,6H)、2.03〜1.98(m,1H)。C22H20FN5O2のMS(EI):406(MH+)。
ジメチル5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}ベンゼン−1,3−ジカルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.85(s,1H)、8.79(d,1H)、8.73〜8.72(m,2H)、8.39〜8.38(m,1H)、7.75(br,1H)、3.87(s,6H)、3.82(br,1H)、2.79(d,3H)。C16H16N4O5のMS(EI):345(MH+)。
1,1−ジメチルエチル(3S)−3−{[(3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)スルホニル]フェニル)ピラジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.80(s,1H)、8.59(d,1H)、8.40〜8.38(m,2H)、8.08(br,1H)、7.79(t,1H)、7.67(br,1H)、7.66〜7.62(m,2H)、7.10〜7.04(m,4H)、4.70(t,1H)、4.43〜4.39(m,1H)、3.56〜3.47(m,1H)、3.40〜3.34(m,1H)、3.24〜3.17(m,2H)、2.76〜2.70(m,1H)、2.69〜2.53(m,1H)、2.04〜1.89(m,3H)、1.63〜1.54(m,1H)、1.33(s,9H)。C29H34N6O5SのMS(EI):577(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ)スルホニル]フェニル}−N−[(3S)−ピロリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.86(s,1H)、8.69〜8.68(m,1H)、8.50〜8.47(m,2H)、7.85(d,1H)、7.75(br s,1H)、7.70(t,2H)、7.14(d,4H)、4.77(t,1H)、4.41(br s,1H)、3.10〜2.99(m,2H)、2.86〜2.76(m,3H)、2.68〜2.60(m,1H)、2.49(s,2H)、2.09〜2.03(m,2H)、1.83〜1.75(m,1H)、1.70〜1.61(m,1H)。C24H26N6O3SのMS(EI):477(MH+)。
1,1−ジメチルエチル−3−{[(3−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−5{[(1R)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルアミノ]カルボニル}フェニル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ8.95(d,1H)、8.88(s,1H)、8.80(d,1H)、8.72(d,1H)、8.59(s,1H)、8.53(s,1H)、8.26(s,1H)、7.73(br,2H)、7.23(d,2H)、7.20〜7.12(m,2H)、5.55(q,1H)、4.40(m,1H)、3.55〜3.50(m,1H)、3.42〜3.35(m,1H)、3.25〜3.18(m,1H)、2.99〜2.82(m,1H)、2.60(m,1H)、2.46〜2.44(m,1H)、2.43(s,3H)、2.43〜2.26(m,1H)、2.10〜1.88(m,3H)、1.34(s,9H)。C32H37N7O5のMS(EI):598(MH+)。
5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−[(1S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]−N’−ピロリジン−3−イルベンゼン−1,3−ジカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02(d,1H)、8.93(s,1H)、8.84〜8.80(m,4H)、8.67(t,1H)、8.60(t,1H)、8.33(t,1H)、7.77(br s,2H)、7.28(d,2H)、7.24〜7.17(m,2H)、5.60(q,1H)、4.57〜4.51(m,1H)、3.39(m,1H)、3.32〜3.21(m,2H)、3.04〜2.98(m,1H)、2.91〜2.87(m,1H)、2.84(d,3H)、2.50(m,1H)、2.27〜2.18(m,1H)、2.10〜1.89(s,2H)。C27H29N7O3のMS(EI):500(MH+)。
5−{5−アミノ−6−[(メチルアミノ)カルボニル]ピラジン−2−イル}−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−N’−ピロリジン−3−イルベンゼン−1,3−ジカルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02(d,1H)、8.93(s,1H)、8.85〜8.21(m,4H)、8.67(t,1H)、8.61(t,1H)、8.34(t,1H)、7.28(d,2H)、7.24〜7.19(m,2H)、7.56(br,2H)、5.60(q,1H)、4.56〜4.50(m,1H)、3.50〜3.35(m,2H)、3.32〜3.18(m,2H)、3.04〜3.97(m,1H)、2.91〜2.87(m,1H)、2.84(d,3H)、2.27〜2.18(m,1H)、2.10〜2.96(m,2H)。C27H29N7O3のMS(EI):500(MH+)。
スキーム29は、式中のWが置換されているフェニレン、特に、式中のWがフェノール基を有する式Iの化合物例を製造するための別の手法を示しており、このフェノール系酸素が選択的にアルキル化されていることが望ましい。示されているように、フェノールと、例えばアルキル臭化物とをカップリングさせることにより、化合物(cxvii)を調製した。
スキーム29
3−アミノ−6−(3−{[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]オキシ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:3−アミノ−6−(3−ヒドロキシフェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド(0.11g、0.27ミリモル)、1,2−ジブロモエタン(4mL、46ミリモル)および炭酸セシウム(0.35g、1.1ミリモル)からなるDMF(2mL)中の混合物を80℃に12時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、1Nの塩酸水溶液で希釈し、酢酸エチルで3回、5%塩化リチウム水溶液で2回抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー処理すると、対応するエーテルが得られた。このエーテル中間体(0.012g、0.023ミリモル)およびN−フェニルピペラジン(4.4mg、0.027ミリモル)からなる混合物をアセトニトリル(5mL)中、室温で3時間攪拌した。濃縮し、続いて、逆相HPLC処理すると、黄色の固体として保護されている生成物が得られた。この固体を、ジオキサン中4Nの塩酸(5mL)に加え、この混合物を室温で1時間攪拌した。減圧下に溶剤を除去すると、黄色の固体として所望の生成物(3.2mg、収率28%)が得られた。1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.10(br s,1H)、8.88(s,1H)、8.71(br,1H)、7.78〜7.67(m,2H)、7.65(br s,1H)、7.42(t,1H)、7.25(t,2H)、7.04〜6.98(m,3H)、6.85(t,1H)、4.56(br,2H)、4.24(br,2H)、3.83(d,2H)、3.70〜3.63(m,4H)、3.48〜3.45(m,1H)、3.30〜3.18(m,6H),2.76(br,1H)、1.87〜1.78(m,4H)。C28H35N7O2のMS(EI):502(MH+)。
同じまたは同様の合成技術を使用し、個々のアミンなどの適切な試薬に代えて、本発明の次の化合物を調製した。
3−アミノ−6−[3−[(2−ヒドロキシエチル)オキシ]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.15〜9.08(m,1H)、8.95〜8.92(m,1H)、8.85(s,1H)、8.69(d,1H)、7.66(br s,1H)、7.69(d,1H)、7.63(s,1H)、7.36(t,1H)、6.95(dd,1H)、4.22(br s,1H)、4.07(t,2H)、3.23(t,2H)、3.05〜3.02(m,1H)、2.76〜2.74(m,1H)、1.97〜1.88(m,2H)、1.76〜1.74(m,2H)、1.26〜1.13(m,2H)、0.87〜0.81(m,1H)。C18H23N5O3のMS(EI):358(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(メチルオキシ)フェニル−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.02〜8.99(m,1H)、8.86(s,1H)、8.85(m,1H)、8.68(d,1H)、7.70〜7.65(m,3H)、,7.37(t,1H)、6.95(dd,1H)、4.23(m,1H)、3.82(s,3H)、3.27〜3.19(m,2H)、3.07〜2.99(m,1H)、2.77〜2.74(m,1H)、1.89〜1.87(m,2H)、1.76〜1.72(m,2H)。C17H21N5O2のMS(EI):328(MH+)。
3−アミノ−6−[3−(エチルオキシ)フェニル]−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d6−DMSO):δ9.03〜9.00(m,1H)、8.87〜8.82(m,1H)、8.81(s,1H)、8.64(d,1H)、7.64〜7.57(m,3H)、7.31(t,1H)、6.89(dd,1H)、4.19〜4.17(m,1H)、4.06(q,2H)、3.22〜3.15(m,2H)、3.02〜2.95(m,1H)、2.72〜2.70(m,1H)、1.85〜1.83(m,2H)、1.71〜1.68(m,2H)、1.30(t,3H)。C18H23N5O2のMS(EI):342(MH+)。
3−アミノ−6−(3−{[2−(ジエチルアミノ)エチル]オキシ}フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.63(s,1H)、7.64〜7.62(m,2H)、7.36(t,1H)、6.98(d,1H)、4.40(br s,2H)、4.25(br s,1H)、3.66〜3.63(m,2H)、3.59〜3.51(m,9H)、3.50〜3.47(m,2H)、1.95(br s,2H)、1.83(br,2H)、1.31(m,7H)。C22H32N6O2のMS(EI):413(MH+)。
3−アミノ−6−{3−[(2−モルホリン−4−イルエチル)オキシ]フェニル}−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(br s,1H)、7.80(br s,1H)、7.71(d,1H)、7.45(m,1H)、7.09(d,1H)、4.55(m,2H)、4.36(m,1H)、4.10〜4.06(m,2H)、3.93(m,2H)、3.74〜3.71(m,2H)、3.67〜3.64(m,9H)、3.58〜3.56(m,2H)、3.48〜3.47(m,1H)、2.10〜2.04(m,2H)、1.89(m,2H)。C22H30N6O3のMS(EI):427(MH+)。
3−アミノ−6−(3〜1[2−(エチルアミノ)エチル]オキシ)フェニル)−N−[(3S)−ピペリジン−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.70(s,1H)、7.73〜7.70(m,2H)、7.44(t,1H)、7.08(d,1H)、4.41〜4.34(m,2H)、3.75〜3.72(m,2H)、3.70〜3.63(m,5H)、3.58〜3.56(m,1H)、3.50(br s,2H)、3.37〜3.34(m,1H)、3.21〜3.19(m,2H)、3.04(m,1H)、2.10〜2.04(m,2H)、1.98〜1.92(m,2H)、1.38(t,3H)。C20H28N6O2のMS(EI):385(MH+)。
フェニルメチル4−(2−{[3−(5−アミノ−6−{[(3S)−ピペリジン−3−イルアミノ]カルボニル}ピラジン−2−イル)フェニル]オキシ}エチル)ピペラジン−1−カルボキシレート:1H NMR(400MHz,d4−MeOH):δ8.69(br s,1H)、7.87(br s,1H)、7.70(m,1H)、7.45(m,1H)、7.37〜7.31(m,4H)、7.10(d,1H)、5.16(s,2H)、4.56(m,2H)、4.37〜4.28(m,4H)、3.74〜3.70(m,4H)、3.69〜3.62(m,4H)、3.58〜3.56(m,2H)、3.34(m,4H)、3.05(m,2H)、2.08(m,2H)、1.89(m,2H)。C30H37N7O4のMS(EI):560(MH+)。
3−アミノ−N−[(3S)−アゼパン−3−イル]−6−{3−[({[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]メチル}アミノ)カルボニル]フェニル}ピラジン−2−カルボキサミド:1H NMR(400MHz,DMSO−d8):δ9.59(m,2H)、9.25(bs,1H)、9.08(d,1H)、8.96(s,1H)、8.78(m,1H)、8.48(d,1H)、8.32(m,1H)、7.92(m,1H)、7.80(m,1H)、7.78(m,1H)、7.73(m,1H)、7.58(t,1H)、7.50(d,2H)、6.53(m,1H)、4.77(bs,2H)、4.53(m,2H)、4.43(m,1H)、3.34(m,2H)、3.24(m,1H)、2.99(m,1H)、2.01(m,2H)、1.80(m,3H)、1.54(m,1H);C28H30N8O2のMS(EI):511.36(MH+)。
アッセイ
固定化ミエリン塩基性タンパク質(MBP)へのγ−33P ATPの導入を測定することにより、Chk1およびChk2アッセイを行った。トリス緩衝生理食塩水(TBS;50mMのトリスpH8.0、138mMのNaCl、2.7mMのKCl)中20μg/mlのMBP(Sigma#M−1891)を60μl/ウェルで4℃で24時間インキュベーションすることにより、高結合性白色384ウェルプレート(Greiner)をMBPでコーティングした。プレートをTBS100μlで3回洗浄した。キナーゼ緩衝液(5mMのHepes pH7.6、15mMのNaCl、0.01%のウシガンマグロブリン(Sigma#I−5506)、10mMのMgCl2、1mMのDTT、0.02%のTritonX−100)中で、34μlの全容量で、キナーゼ反応を実施した。化合物希釈をDMSO中で行い、アッセイのウェルに、1%の最終DMSO濃度まで加えた。各データポイントを、二重に測定し、それぞれ個々の化合物決定に関して、少なくとも2つの二重アッセイを行った。Chk1およびChk2酵素(Upstate Biotechnology)を、10nM(Chk1)または20nM(Chk2)の最終濃度まで加えた。未標識のATPおよびγ−33P ATPの混合物を加えて、反応を開始させた(1ウェル当りγ−33P ATP2×106cpm(3000Ci/ミリモル)および10μMまたは30μMの未標識ATP(それぞれChk1およびChk2アッセイで)。反応を振盪しながら室温で1時間実施した。プレートをTBSで7回洗浄し、続いて、シンチレーション流体(Wallac)50μ/ウェルを加えた。Wallac Triluxカウンターを使用して、プレートを読取った。これは、このようなアッセイの1フォーマットであるに過ぎず、当技術分野の専門家に知られている様々な他のフォーマットが可能である。
前記のアッセイ手順を使用して、阻害に関するIC
50および/または阻害定数K
iを決定することができる。IC
50は、アッセイ条件下に酵素活性を50%低減するために必要とされる化合物濃度と定義される。組成物例は、例えば、約100μM未満、約10μM未満、約1μM未満のIC
50を有し、さらに例えば、約100nM未満、さらに例えば約10nM未満のIC
50を有する。化合物のK
iは、3つの仮定に基づきIC
50から決定することができる。第1に、1種の化合物分子のみが、酵素に結合し、協同性はないこと。第2に、活性酵素および試験される化合物の濃度は、知られていること(即ち、製剤中に不純物または不活性な形が著しい量で存在しない)。第3に、酵素−阻害剤複合体の酵素レートは、ゼロであること。レート(すなわち、化合物濃度)データは、式:
に則している。
式中、Vは、観察されたレートであり、Vmaxは、遊離酵素のレートであり、I0は阻害剤濃度であり、E0は酵素濃度であり、Kdは、酵素−阻害剤複合体の解離定数である。
キナーゼ特異性アッセイ:
下記の3種のアッセイフォーマットのうちの1種または複数を使用して、キナーゼ活性および化合物阻害性を調べる。各アッセイでのATP濃度を、各個々のキナーゼでのミハエリス−メンテン定数(K
M)に近いように選択する。10種の異なる阻害剤濃度にて、384−ウェルプレートフォーマットで、用量応答実験を行う。データを、次の4パラメーター式に合わせる:
[式中、Yは、観察されたシグナルであり、Xは、阻害剤濃度であり、Minは酵素の不在下でのバックグラウンドシグナルであり(酵素活性0%)、Maxは阻害剤の不在下でのシグナルであり(酵素活性100%)、IC
50は、50%の酵素阻害での阻害剤濃度であり、Hは、協同性を測定するための実験によるヒルの傾きを示している]。通常、Hは、1単位に近い。
33Pホスホリルトランスファーアッセイ:
Greiner384ウェルの白色の、底部が澄明な高結合性プレートを50μL容量で周囲温度にて一晩、タンパク質またはペプチド基質2μg/ウェルでコーティングした。コーティング緩衝液は通常、基質40μg/mL、22.5mMのNa2CO3、27.5mMのNaHCO3、150mMのNaClおよび3mMのNaN3を含有する。コーティング溶液を吸引し、プレートをアッセイ緩衝液50μLで一度洗浄し、パッドで乾燥させる。続いて、化合物および酵素をγ−33P−ATP(3.3μCi/ナノモル)と混合し、適切なアッセイ緩衝液中で20μLの全容量にする。混合物を周囲温度で1.5〜2.5時間インキュベーションし、Molecular Devices EMBLA 96ヘッドプレート洗浄機を使用して吸引することにより停止させる。続いて、プレートをPBSTまたはTBS緩衝液で6〜12回洗浄した。ついで、シンチレーション流体(50μl/ウェル)を加え、プレートを密閉し、Perkin Elmer MicroBeta Triluxを使用する液体シンチレーション分光分析により活性を評価する。
ルシフェラーゼ−カップリング化学発光アッセイ(LCCA)
LCCAアッセイでは、ルシフェラーゼ−ルシフェリンカップリング化学発光を使用して、キナーゼ活性を、キナーゼ反応により消費されたATPパーセントとして測定する。Greiner384ウェルの白色の、底部が澄明な高結合性プレートを、LCCAのために使用する。簡単には、化合物、ATPおよびキナーゼを20μL用量で混合することにより、キナーゼ反応を開始する。混合物を周囲温度で2〜4時間インキュベーションする。キナーゼ反応の終了時に、20μLルシフェラーゼ−ルシフェリンミックスを加え、化学発光シグナルを、Wallac Victor2リーダーを使用して読取る。ルシフェラーゼ−ルシフェリンミックスは、50mMのHEPES(pH7.8)、8.5μg/mLのシュウ酸(pH7.8)、5(または50)mMのDTT、0.4%のTritonX−100、0.25mg/mLのコエンザイムA、63μMのAMP、28μg/mLのルシフェリンおよび光40000単位/mLのルシフェラーゼからなる。LCCAアッセイのために、全ATP消費を、25〜45%までに標準化したが、IC50値は、放射アッセイにより決定されたものと十分に相関している。
AlphaScreen
AlphaScreen技術は、ドナーおよびアクセプタ−ビーズを近接させると蛍光シグナルが上昇することを利用する近接アッセイである。ビオチン化ポリ(Glu、Tyr)4:1をキナーゼ基質として、ストレプトアビジンコーティングされたドナービーズおよび抗ホスホチロシン抗体PY100コーティングされたアクセプタ−ビーズと共に使用する。リン酸化の際に、ペプチド基質は、ドナーおよびアクセプタ−ビーズの両方に結合することができて、蛍光の上昇をもたらす。Greiner384ウェルの白色の、底部が澄明な中結合性プレートを使用して、化合物、ATP、ビオチン化ポリ(Glu、Tyr)およびキナーゼを混合して20μLの容量で周囲温度で1時間混合する。インキュベーションの後に、15〜30mg/mLのAlphaScreenビーズ、75mMのHepes(pH7.4)、300mMのNaCl、120mMのEDTA、0.3%のBSAおよび0.03%のTween−20を含有する10μL溶液を各ウェルに加える。2〜16時間のビーズのインキュベーションの後に、Perkin Elmer AlphaQuestリーダーでプレートを読取る。IC50値は、放射アッセイの値とよく相関する。
細胞でのG2チェックポイントを廃止する化合物の能力(Chk1阻害を介して)を評価するために、***指数アッセイを行うことができる。DNA損傷剤(例えば、アドリアマイシン;Adr)の存在下で有糸***している細胞の累積を測定することにより、***指数を決定した。ノコドゾール(Nocodozole(Noc))を使用して、有糸***の停止を誘発することができた。Nocの存在下で、細胞を有糸***にためて、M−相特異的抗体を使用して検出する。AdrおよびNocの存在下では、細胞はG2停止されて、M相には進行しない。Chk1阻害剤の添加は、G2チェックポイントをバイパスさせ、M相が検出される。DMEM+10%胎仔血清(DMEM/FBS)中、37℃および5%CO2での1:20通過により、HT−29細胞を培養した。アッセイの前に、DMEM/FBS100μl中6500細胞/ウェルで、黒色/澄明低部96ウェルプレート(BD Biocoat)に細胞を置いた。37℃/5%CO2で24時間増殖させた後に、Adrを最終濃度250nMまで加え、細胞をさらに18〜20時間増殖させた。ついで、培地をプレートから吸引し、0.71μMのNoc70μlを、0.55%v/vのDMSOを含有するDMEM/FBS中に加えた。化合物を、0.55%v/vのDMSOを含有するDMEM/FBS中で希釈し、化合物溶液30μlを、アッセイプレートに加えた。Nocまたは化合物/NocまたはNoc/Adrのみを含む対照ウェルも設定した。細胞をさらに18〜20時間増殖させ、ホルムアルデヒドで固定する前に目視で調べた。Alexa Fluor 488染料と結合しているM−相特異的抗リンホスホヒストンH3ウサギポリクローナル抗体およびヒツジ抗ウサギ二次抗体を使用する免疫蛍光により、有糸***細胞のパーセンテージを決定した。Hoechst染料を使用して、細胞核も染色した。製造者の***指数アッセイキットを使用するCellomics Arrayscan装置を使用して、染色および蛍光検出を行った。これは、このようなアッセイの1フォーマットに過ぎず、当技術分野の専門家に知られているように、様々な他のフォーマットも可能である。
構造活性関係
表11は、Chk1のみに対する、選択された本発明の化合物に対する構造活性関係データを示している。阻害は、IC
50として次の記号で示されている:A=50nM未満のIC
50、B=50nMを上回るが1000nM以下のIC
50、C=1000nMを上回るが10000nM未満のIC
50、およびD=10000nM以上のIC
50。
表11
表12は、Chk1およびいくつかの他の酵素に対する、選択された本発明の化合物での構造活性関係データを示しており、したがって、チェックポイントキナーゼ、特にChk1に対する本発明の化合物例の選択性を示している。阻害は、IC50として次の記号で示されている:A=50nM未満のIC50、B=50nMを上回るが1000nM以下のIC50、C=1000nMを上回るが10000nM未満のIC50、およびD=10000nM以上のIC50(表中の空欄は、データがないことのみを示している)。
表12に挙げられているヒト酵素に関する略語を、次のように定義する:EphB4は、エフリン関連受容体チロシンキナーゼB4を意味し;Tie−2は、イムノグロブリンおよびEGF繰り返しを含むチロシンキナーゼを意味し;EGFRは、上皮成長因子受容体を意味し;FGFR1は、線維芽細胞増殖因子受容体を意味し;KDRは、受容体を含むキナーゼ挿入ドメインを意味し;Flt1は、fms類似チロシンキナーゼ1を意味し;fynは、癌原遺伝子チロシン−プロテインキナーゼfynを意味し;PDGFR−βは、血小板由来成長因子受容体β鎖に関する。Chk1は、チェックポイント同族体1(S.pombe)を意味し;Chk2は、チェックポイント類似タンパク質2を意味し;Flt1は、fms類似チロシンキナーゼ1を意味し、Flt4は、fms類似チロシンキナーゼ4を意味し;fynは癌原遺伝子チロシンプロテインキナーゼfynを意味し;KDRは、受容体を含有するキナーゼ挿入ドメインを意味し;MAP4K3は、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼキナーゼ3を意味し;c−METは、met癌原遺伝子の細胞同族体を意味し;CLK1は、CDC類似キナーゼ1を意味し;EMKは、ELKLモチーフキナーゼ1を意味し;ErbB2は、赤芽球白血病ウイルス癌遺伝子同族体2を意味し;IGFR1はインスリン様成長因子受容体1を意味し;IRKは、インスリン受容体キナーゼを意味し;MAPKAP2は、マイトジェンの活性化プロテインキナーゼ−活性化プロテインキナーゼを意味し;PKAは、タンパク質キナーゼAを意味し;PKCは、タンパク質キナーゼCエプシロンアイソホームを意味し;PLKは、polo様キナーゼを意味し;scrは、src癌原遺伝子を意味し;ZAP70はプロテインキナーゼを伴うゼータ鎖、70kDを意味し;cdc2は、細胞***周期タンパク質2を意味する。
表12