JP4881805B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、防水コネクタに関する。
従来、電線とマットシールとの間のシール性を確保するためにワイヤーチューブを用いる防水コネクタが知られている。この防水コネクタでは、ハウジングの後方側(相手側コネクタからみて後方側)にマットシール及びリアグリッドの順でこれらが装着される。また、電線は略円筒形状のワイヤーチューブに挿通される。ワイヤーチューブが挿通された電線は、リアグリッドの端子挿入口及びマットシールの電線挿通口を介してハウジングの端子収容室まで挿入される。この挿入状態において、ワイヤーチューブの外周面はマットシールの内面に密着することとなり、シール性が確保される(特許文献1参照)。
特開2005−158595号公報
しかし、従来の防水コネクタでは、リアグリッド後方の電線に屈曲が生じている場合、シール性が確保できなくなる可能性があった。さらには、電線に屈曲が生じている場合、端子を抜き取ることが困難となったり、端子抜き取り時にワイヤーチューブが離脱したりする可能性があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電線に屈曲が生じていたとしてもシール性を確保でき、且つ端子の抜き取りが困難となることを防止し、端子抜き取り時にワイヤーチューブの離脱を防止することが可能な防水コネクタを提供することにある。
本発明の防水コネクタは、端子金具を収容する端子収容室を有し相手側コネクタと嵌合するコネクタハウジングと、相手側コネクタからみてハウジングの後方に取り付けられると共に、コネクタハウジングの端子収容室と対応した位置に端子挿入口が形成されたマットシールと、マットシールが装着されたコネクタハウジングのさらに後方側に取り付けられ、マットシールの端子挿入口と対応した位置に電線挿通口が形成されたリアグリッドと、端子金具が取り付けられた電線に嵌着され、マットシールの端子挿入口の内壁と弾性密着するワイヤーチューブとを備えている。さらに、ワイヤーチューブは、マットシールの端子挿入口から後方側に突出して電線挿通口内に位置する突出部を有し、前記突出部は、前記マットシール及び前記リアグリッドが前記コネクタハウジング内に収容された状態で、前記マットシールの端子挿入口から後方側に突出して前記電線挿通口内に位置している
また、本発明の防水コネクタにおいて、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも拡径されていることが好ましい。
また、本発明の防水コネクタにおいて、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも剛性が高い材料で形成されていることが好ましい。
また、本発明の防水コネクタにおいて、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも摩擦係数が小さい材料で形成されていることが好ましい。
本発明の防水コネクタによれば、ワイヤーチューブは、マットシールの端子挿入口から後方側に突出した突出部を有しているため、リアグリッド後方の電線に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブの後方側端部がリアグリッドに押しつけられることとなり、後方側端部がマットシールに押し付けられてマットシールの端子挿入口が大きく変形してしまう事態を防止することができる。また、ワイヤーチューブの後方側端部がマットシールに押し付けられることが防止されるため、後方側端部がマットシールにくい込むことが防止され、端子抜き取り時に端部がリアグリッドに引っ掛かってしまう事態を防止することができる。従って、電線に屈曲が生じていたとしてもシール性を確保でき、且つ端子の抜き取りが困難となることを防止し、端子抜き取り時にワイヤーチューブの離脱を防止することができる。
また、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも拡径されているため、突出部の剛性が高くなる。これにより、リアグリッド後方の電線に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブが変形し難くなって端子挿入口の変形量を抑制することができる。さらに、突出部が拡径されていることから、水の浸入を一層抑制し、防水性能を向上させることができる。
また、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも剛性が高い材料で形成されているため、リアグリッド後方の電線に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブが変形し難くなって端子挿入口の変形量を抑制することができる。
また、突出部は、ワイヤーチューブの他の部分よりも摩擦係数が小さい材料で形成されている。このため、端子の抜き取り時には、突出部とリアグリッドとの摩擦によって抜き取り力が過大となってしまうことを抑制することができる。特に、ワイヤーチューブの全体を摩擦係数が小さい材料で形成すると、ワイヤーチューブとマットシールと摩擦力が低下して、ワイヤーチューブが離脱してしまう可能性が高まるが、突出部のみを摩擦係数が小さい材料で形成すると、このような事態を抑制することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る防水コネクタの分解斜視図である。図1に示すように、防水コネクタ1は、相手側コネクタ2(図1中の二点鎖線)と嵌合して、電気的接続する構成となっている。
相手側コネクタ2は、図示しない雄型の端子金具(以下雄端子という)と、コネクタハウジング3とを備えている。雄端子は、導電性の板金などからなり、電線の芯線にかしめられている。
相手側のコネクタハウジング3は、絶縁性の合成樹脂からなり筒状に形成されている。このコネクタハウジング3は、雄端子を収容する端子収容室を有している。また、コネクタハウジング3には、突出ピン4が設けられている。突出ピン4は、コネクタハウジング3の外壁から、コネクタハウジング3の外方向に突出している。
防水コネクタ1は、図1に示すように、雌型の端子金具(以下雌端子という)5と、コネクタハウジング6と、マットシール7と、リアグリッド8と、カバー部材9と、レバー部材10と、ワイヤーチューブ11とを備えている。
図2は、図1に示した雌端子5の詳細を示す平面図である。図2に示すように、本実施形態に係る雌端子5は、大型雌端子5aと小型雌端子5bとの2種類からなっている。大型雄端子5aは、導電性の板金などからなり、電線接続部12aと、電気接触部13aとを一体に備えている。
電線接続部12aは、複数のかしめ片14aを備え、かしめ片14aが電線15の芯線16をかしめることで、電線15と電気的に接続する。電気接触部13aは、筒状に形成されており、内側に雄端子の電気接触部が侵入することにより、雄端子と電気的に接続する。また、大型雌端子5aがかしめられる電線15の被覆17には、円筒形状のワイヤーチューブ11が嵌着される。すなわち、ワイヤーチューブ11は、筒内部の孔部に電線15の被覆17が密着した状態で取り付けられる。
同様に、小型雄端子5bは、導電性の板金などからなり、電線接続部12bと、電気接触部13bとを一体に備えている。小型雌端子5bの電線接続部12bは、大型雌端子5aのものと同様に、複数のかしめ片14bを備え、これらが電線15の芯線16をかしめることで、電線15と電気的に接続する。電気接触部13bも大型雌端子5aと同様に、筒状に形成され、内側に雄端子の電気接触部が侵入することにより、雄端子と電気的に接続する。なお、小型雌端子5bがかしめられる電線15の被覆17には、ワイヤーチューブ11が嵌着されないようになっている。
図3は、図1に示したコネクタハウジング6の正面図である。図1及び図3に示すように、コネクタハウジング6は、絶縁性の合成樹脂からなっており、複数の端子収容室18を備えている。端子収容室18は、直線状に伸びており、互いに平行に配されている。また、端子収容室18は、大型端子収容室18aと小型端子収容室18bとからなっており、大型端子収容室18aは大型雌端子5aを収容し、小型端子収容室18bは小型雌端子5bを収容する。
また、コネクタハウジング6の前方(相手側コネクタ2からみて前方)には、前述した相手側コネクタ2がパッキン30を介して嵌合される。このとき、コネクタハウジング6と相手側コネクタ2とは、矢印K1に沿って互いに近づいて嵌合する。矢印K1は、コネクタハウジング6と相手側コネクタ2とが近づき嵌合する方向を示している。
また、コネクタハウジング6は、レバー支持突起19と係止孔20とを有している。レバー支持突起19は、円柱状に形成され且つコネクタハウジング6の外壁からこのコネクタハウジング6の外方向に突出している。また、レバー支持突起19は、レバー部材10の初期位置を設定するための突出片19aを有している。突出片19aは、レバー支持突起19から、矢印K1に沿って延びている。係止孔20は、コネクタハウジング6の後方側の外壁を貫通して設けられており、コネクタハウジング6とリアグリッド8とを係止状態で保持する役割を果たす。
マットシール7は、ゴムなどの弾性材料からなり、袋状の表皮と、この表皮内に充填された弾性材料としてのゲル状のシリコーン樹脂とを備え、平板状に形成されている。このマットシール7は、コネクタハウジング6の後方に取り付けられる構成となっている。また、マットシール7は、複数の端子収容室18と対応した位置に複数の端子挿入口21が形成されている。端子挿入口21は、マットシール7を貫通しており、マットシール7がコネクタハウジング6に取り付けられた状態では、端子収容室18と連通するようになっている。より具体的に端子挿入口21は、大型端子挿入口21aと小型端子挿入口21bとからなり、大型端子挿入口21aは大型端子収容室18aと連通し、小型端子挿入口21bは小型端子収容室18bと連通する。
リアグリッド8は、絶縁性の合成樹脂からなり、マットシール7よりも剛性が高い素材で形成されている。このリアグリッド8は、マットシール7が装着されたコネクタハウジング6のさらに後方側に取り付けられる構成となっている。また、リアグリッド8は、平板状に形成されており、複数の係止突起22を有している。係止突起22は、コネクタハウジング6の係止孔20に係止する。この係止によってリアグリッド8はコネクタハウジング6の後方側に取り付けられることとなる。
さらに、リアグリッド8は、マットシール7の端子挿入口21と対応した位置に複数の電線挿通口23を有している。電線挿通口23は、リアグリッド8を貫通しており、リアグリッド8がコネクタハウジング6に取り付けられた状態では、端子収容室18及び端子挿入口21と連通する。より具体的に電線挿通口23は大型電線挿通口23aと小型電線挿通口23bとからなり、大型電線挿通口23aは大型端子収容室18a及び大型端子挿入口21aと連通し、小型電線挿通口23bは小型端子収容室18b及び小型端子挿入口21bと連通する。
このような大型電線挿通口23aには、大型雌端子5aが取り付けられた電線15が挿入され、大型雌端子5aは、大型電線挿通口23a及び大型端子挿入口21aを通じて、大型端子収容室18aに至ることとなる。一方、小型電線挿通口23bには、小型雌端子5bが取り付けられた電線15が挿入され、小型雌端子5bは、小型電線挿通口23b及び小型端子挿入口21bを通じて、小型端子収容室18bに至ることとなる。
カバー部材9は、マットシール7及びリアグリッド8を覆って、コネクタハウジング6の後方側に取り付けられる。このカバー部材9は、端子収容室18に収容される雌端子5の電線接続部12に機械的な負荷が作用しないように、雌端子5に取り付けられた電線15を収容する。
レバー部材10は、一対の板部24と、連結部25と、カム孔26と、突起収容孔27とを有している。板部24は、平板状に形成され、中央に突起収容孔27が設けられている。突起収容孔27にはレバー支持突起19が侵入する。また、突起収容孔27は、突出片19aを許容し得るように切り欠き部27aを有しており、突出片19aと切り欠き部27aとが合致するようにレバー部材10を取り付けることで、レバー部材10は初期位置となる。
また、レバー部材10の取り付け状態において、板部24は、コネクタハウジング6の外壁の外側に重ねられ、且つレバー支持突起19を中心として回転自在となる。連結部25は、一対の板部24同士を連結するものであり、作業者等によって操作される部分となる。カム孔26は、突起収容孔27を中心とした周方向に沿って板部24を貫通するように設けられている。また、カム孔26は、相手側コネクタ2の突出ピン4を許容する。さらに、カム孔26は、板部24の外縁から中央に向かうにしたがって、徐々に突起収容孔27に近づく方向に伸びている。すなわちカム孔26は、回転中心となるレバー支持突起19に近づきつつ周方向に形成されていることとなる。
このようなレバー部材10を作業者等が回転操作すると、カム孔26の外周側の面と突出ピン4とが摺動することとなる。また、カム孔26が回転中心としてのレバー支持突起19に近づく方向に伸びていることから、相手側コネクタ2にはコネクタハウジング6に近づく力が作用することとなる。これにより、作業者等は、相手側コネクタ2とコネクタハウジング6との嵌合を行うことができる。なお、レバー部材10の操作には、てこの原理により過大な力が必要とならず、嵌合は容易に行われる。
図4は、図2に示した雌端子5を各端子収容室18に取り付けた取付状態を示す断面図である。なお、図4は、図3のA−A断面を示している。図4に示すように、ワイヤーチューブ11は、ゴム等の弾性部材によって形成され、大型雌端子5aがかしめられた電線15に嵌着される。また、大型雌端子5aが大型端子収容室18aに収納された状態において、ワイヤーチューブ11は、マットシール7の大型端子挿入口21aの内壁と弾性密着するようになっている。これにより、防水性が確保されている。なお、小型雌端子5bがかしめられた電線15は、ワイヤーチューブ11が嵌着されないが、小型端子挿入口21bの内壁が電線15と密着するため、防水性が確保されている。
特に、本実施形態に係るワイヤーチューブ11は、マットシール7の大型端子挿入口21bから後方側に突出した突出部11aを有している。すなわち、ワイヤーチューブ11は、大型端子挿入口21bよりも長手方向に長く形成され、マットシール7の厚みよりも長くなっている。このため、突出部11aは、リアグリッド8の大型電線挿通口23a内に位置することとなる。
次に、本実施形態に係る防水コネクタ1の組み立て方法及び防水コネクタ1と相手側コネクタ2との嵌合方法を説明する。まず、作業者等が防水コネクタ1の後方側にマットシール7を取り付ける。次いで、作業者等は、マットシール7の後方側にリアグリッド8を取り付ける。このとき、作業者等は、リアグリッド8の係止突起22がコネクタハウジング6の係止孔20に係止されるようにリアグリッド8を取り付ける。
次に、作業者等は、レバー支持突起19をレバー部材10の突起収容孔27に挿入する。その後、作業者等は、大型雌端子5aがかしめられ、ワイヤーチューブ11が嵌着された電線15を大型電線挿通口23aに挿入する。そして、大型雌端子5aが大型端子収容室18aに至るまで、電線15を押し込む。これにより、図示しないランスが大型雌端子5aに引っ掛かった状態となり、抜けが防止される。また、作業者等は、小型雌端子5bがかしめられた電線15を小型電線挿通口23bに挿入する。そして、小型雌端子5bが小型端子収容室18bに至るまで、電線15を押し込む。これにより、図示しないランスが小型雌端子5bに引っ掛かった状態となり、抜けが防止される。
次いで、作業者等は、コネクタハウジング6にカバー部材9を取り付ける。次に、作業者等は、相手側コネクタ2の突出ピン4をカム孔26に納め、その後レバー部材10を回動させる。これにより、コネクタ1,2は互いに近づくこととなり、嵌合する。なお、コネクタ同士を嵌合した状態においてレバー部材10はカバー部材9の所定の係止部材などによって位置が固定される。
次に、本実施形態に係る防水コネクタ1の作用を説明するのに先立って、従来の防水コネクタに係るワイヤーチューブと端子挿入口との状態とを説明する。図5及び図6は、従来の防水コネクタに係るワイヤーチューブと端子挿入口との状態と示す断面図である。通常の状態において、ワイヤーチューブ100は端子挿入口101に密着することから、端子挿入口101における防水性が確保される。なお、通常の防水コネクタでは、雌端子を端子収容室まで押し込み易くするために、リアグリッド102の内径は、雌端子やワイヤーチューブ100の外形よりも大きくなっている。このため、図5に示すように、従来の防水コネクタでは、リアグリッド102内において電線103の動く隙間L1が大きくなってしまう。
ここで、図5及び図6に示すように、リアグリッド後方の電線103が電線挿入方向に対して屈曲しているとする。この場合、電線103が隙間L1だけ動くこととなり、ワイヤーチューブ100が端子挿入口101に押し付けられ、ワイヤーチューブ100と端子挿入口101との間に隙間が発生してしまう(図6のA部参照)。このため、防水性が低下してしまう。さらに、ワイヤーチューブ100が端子挿入口101に押し付けられることから、ワイヤーチューブ100の後方側端部が弾性を有する端子挿入口101にくい込むこととなる(図6のB部参照)。このため、端子を抜き取る場合には、ワイヤーチューブ100の後方側端部が端子挿入口23aに引っ掛かって端子の抜き取りが困難となると共に、端子抜き取り時にワイヤーチューブの離脱してしまう可能性がある。特に、カバー部材を有するコネクタにおいては、電線103が電線挿入方向から折り曲げられたK2方向に配索されるため、隙間及び引っ掛かりの問題は顕著となる。
図7及び図8は、本実施形態に係る防水コネクタ1の作用を説明する断面図である。図7に示すように、本実施形態に係るワイヤーチューブ11は、マットシール7の大型端子挿入口21aから後方側に突出した突出部11aを有している。このため、ワイヤーチューブ11の厚み分だけ電線15の動く隙間が小さくなり(図7のL2参照)、電線15に屈曲が生じているとしても、図8に示すように作用することとなる。
図8に示すように、電線15に屈曲が生じている場合、ワイヤーチューブ11の後方側端部はリアグリッド8に押し付けられることとなる(図8のC部参照)。この場合、ワイヤーチューブ11の後方側端部がマットシール7にくい込むことなく、ワイヤーチューブ11と大型端子挿入口21aとの隙間が発生し難くなる(図8のD部参照)。すなわち、従来の防水コネクタでは、ワイヤーチューブ100の後方側端部が弾性部材であるマットシールに当接しているため、リアグリッド後方の電線103が屈曲した場合にはマットシールの端子挿入口101を大きく変形させてしまう。しかし、本実施形態に係る防水コネクタ1では、ワイヤーチューブ11の後方側端部がリアグリッド8に当接しているため、後方側端部がマットシール7にくい込むことなく、大型端子挿入口21aを大きく変形させてしまう事態を防止できることとなる。
また、本実施形態に係る防水コネクタ1では、ワイヤーチューブ11の後方側端部がリアグリッド8に当接しているため、マットシール7にくい込むことなく、ワイヤーチューブ11の後方側端部が大型端子挿入口23aに引っ掛かって大型雌端子5aが抜けにくくなってしまう事態を防止することができる。さらには、端子抜き取り時にワイヤーチューブ11の離脱を防止することができる。
次に、本実施形態に係るワイヤーチューブ11の変形例を説明する。図9は、ワイヤーチューブ11の第1変形例を示す断面図である。図9に示すように、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも拡径されている。このため、突出部11aの
剛性が高くなり、リアグリッド後方の電線15に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブ11が変形し難くなって、大型端子挿入口21aの変形量を抑制することができる。さらに、突出部11aが拡径されていることから、水の浸入を一層抑制し、防水性能を向上させることができる。
ここで、拡径された突出部11aの外径は端子挿入口23aの内径と略同じとされていることが好ましい。これにより、ワイヤーチューブ11の径方向への移動が規制され、リアグリッド後方の電線103に屈曲が生じていたとしても、突出部11aが動きが極めて規制されて大型端子挿入口21aの変形量を抑制することができるからである。
図10は、ワイヤーチューブ11の第2変形例を示す断面図である。図10に示すように、突出部11aは、ワイヤーチューブ11aの他の部分よりも剛性が高い材料で形成されている。このように、突出部11aがワイヤーチューブの他の部分よりも剛性が高い材料で形成されているため、リアグリッド後方の電線15に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブ11が変形し難くなり大型端子挿入口21aの変形量を抑制することができる。
ここで、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも摩擦係数が小さい材料で形成されていることが好ましい。これにより、大型雌端子5aの抜き取り時に、突出部11aとリアグリッド8との摩擦によって抜き取り力が過大となってしまうことを抑制することができからである。特に、ワイヤーチューブ11の全体を摩擦係数が小さい材料で形成すると、ワイヤーチューブ11とマットシール7と摩擦力が低下して、ワイヤーチューブ11が離脱してしまう可能性が高まるが、突出部11aのみを摩擦係数が小さい材料で形成すると、このような事態を抑制することができる。
なお、上記のように、別材料で形成される突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分と一体成型されてもよいし、別体で成型された後にワイヤーチューブ11の他の部分と接合されてもよい。
図11は、ワイヤーチューブ11の第3変形例を示す断面図である。図11に示すワイヤーチューブ11は、図9及び図10に示したワイヤーチューブ11のそれぞれの特徴を組み合わせたものである。すなわち、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも拡径され、剛性が高く、且つ摩擦係数が小さい材料で形成されている。これにより、大型端子挿入口21aの変形量を抑制しつつ、防水性を向上させ、大型雌端子5aの抜き取り時の力が過大となってしまう事態を抑制することができる。
このようにして、本実施形態に係る防水コネクタ1によれば、ワイヤーチューブ11は、マットシール7の大型端子挿入口21aから後方側に突出した突出部11aを有しているため、リアグリッド後方の電線15に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブ11の後方側端部がリアグリッド8に押し付けられることとなり、後方側端部がマットシール7に押し付けられてマットシール7の大型端子挿入口21aが大きく変形してしまう事態を防止することができる。また、ワイヤーチューブ11の後方側端部がマットシール7に押し付けられることが防止されるため、後方側端部がくい込むことが防止され、端子抜き取り時に端部がリアグリッド8に引っ掛かってしまう事態を防止することができる。従って、電線15に屈曲が生じていたとしてもシール性を確保でき、且つ端子の抜き取りが困難となることを防止し、端子抜き取り時にワイヤーチューブ11の離脱を防止することができる。
また、本実施形態によれば、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも拡径されているため、突出部11aの剛性が高くなる。これにより、リアグリッド後方の電線15に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブ11が変形し難くなって大型端子挿入口21aの変形量を抑制することができる。さらに、突出部11aが拡径されていることから、水の浸入を一層抑制し、防水性能を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも剛性が高い材料で形成されているため、リアグリッド後方の電線15に屈曲が生じていたとしても、ワイヤーチューブ11が変形し難くなって大型端子挿入口21aの変形量を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、突出部11aは、ワイヤーチューブ11の他の部分よりも摩擦係数が小さい材料で形成されている。このため、大型雌端子5aの抜き取り時には、突出部11aとリアグリッド8との摩擦によって抜き取り力が過大となってしまうことを抑制することができる。特に、ワイヤーチューブ11の全体を摩擦係数が小さい材料で形成すると、ワイヤーチューブ11とマットシール7と摩擦力が低下して、ワイヤーチューブ11が離脱してしまう可能性が高まるが、突出部11aのみを摩擦係数が小さい材料で形成すると、このような事態を抑制することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、上記実施形態においてコネクタハウジング6の端子収容室18に雌端子5を収納したが、これに限らず、雄端子を収納する構成でなってもよい。
また、上記実施形態において、リアグリッド8の大型電線挿通口23aの内径は、ワイヤーチューブ11の外径よりも大きくなっているが、同程度の大きさであってもよい。これにより、一層電線15の動く隙間を小さくでき、ワイヤーチューブ11と大型端子挿入口21aとの隙間を小さくできるからである。
さらに、上記実施形態では、大型雌端子5aがかしめられる電線15にワイヤーチューブ11を嵌着したが、これに限らず、小型雌端子5bがかしめられる電線15にワイヤーチューブ11を嵌着してもよい。
本発明の実施形態に係る防水コネクタの分解斜視図である。 図1に示した雌端子の詳細を示す平面図である。 図1に示したコネクタハウジングの正面図である。 図2に示した雌端子を各端子収容室に取り付けた取付状態を示す断面図である。 従来の防水コネクタに係るワイヤーチューブと端子挿入口との状態と示す第1の断面図である。 従来の防水コネクタに係るワイヤーチューブと端子挿入口との状態と示す第2の断面図である。 本実施形態に係る防水コネクタの作用を説明する第1の断面図である。 本実施形態に係る防水コネクタの作用を説明する第1の断面図である。 ワイヤーチューブの第1変形例を示す断面図である。 ワイヤーチューブの第2変形例を示す断面図である。 ワイヤーチューブの第3変形例を示す断面図である。
符号の説明
1…防水コネクタ
2…相手側コネクタ
3…コネクタハウジング
4…突出ピン
5…雌端子
5a…大型雌端子
5b…小型雌端子
6…コネクタハウジング
7…マットシール
8…リアグリッド
9…カバー部材
10…レバー部材
11…ワイヤーチューブ
11a…突出部
12a,12b…電線接続部
13a,13b…電気接触部
14a,14b…かしめ片
15…電線
16…芯線
17…被覆
18…端子収容室
18a…大型端子収容室
18b…小型端子収容室
19…レバー支持突起
19a…突出片
20…係止孔
21…端子挿入口
21a…大型端子挿入口
21b…小型端子挿入口
22…係止突起
23…電線挿通口
23a…大型電線挿通口
23b…小型電線挿通口
24…板部
25…連結部
26…カム孔
27…突起収容孔
27a…切り欠き部
30…パッキン

Claims (4)

  1. 端子金具を収容する端子収容室を有し相手側コネクタと嵌合するコネクタハウジングと、
    相手側コネクタからみて前記コネクタハウジングの後方に取り付けられると共に、前記コネクタハウジングの前記端子収容室と対応した位置に端子挿入口が形成されたマットシールと、
    前記マットシールが装着された前記コネクタハウジングのさらに後方側に取り付けられ、前記マットシールの端子挿入口と対応した位置に電線挿通口が形成されたリアグリッドと、
    前記端子金具が取り付けられた電線に嵌着され、前記マットシールの端子挿入口の内壁と弾性密着するワイヤーチューブとを備え、
    前記ワイヤーチューブは、前記マットシールの端子挿入口から後方側に突出して前記電線挿通口内に位置する突出部を有し
    前記突出部は、前記マットシール及び前記リアグリッドが前記コネクタハウジング内に収容された状態で、前記マットシールの端子挿入口から後方側に突出して前記電線挿通口内に位置している
    ことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記突出部は、前記ワイヤーチューブの他の部分よりも拡径されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記突出部は、前記ワイヤーチューブの他の部分よりも剛性が高い材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の防水コネクタ。
  4. 前記突出部は、前記ワイヤーチューブの他の部分よりも摩擦係数が小さい材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
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