JP4877533B2 - パラレルメカニズム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアームを並設したパラレルメカニズムに関する。
パラレルメカニズムはマニピュレータであって、直列式アームが採用されたシリアルメカニズムに比べて、高速にかつ高精度に動作でき、軽量であり、高い剛性を有する。このようなパラレルメカニズムの先行技術が、下記特許文献1および特許文献2に記載されている。これらの特許文献に記載されたパラレルメカニズムは全部で3本のアームを有している。各アームは一対のロッドを有し、一対のロッドが互いに平行となっている。アームの基端部にモータが動力を伝達可能なように接続され、アームの遊端部にブラケットが取り付けられている。このブラケットにエンドエフェクタが取付可能である。エンドエフェクタとして、例えばハンドが挙げられる。
モータが回転して各アームが動作することにより、エンドエフェクタが所定位置に移動する。ここで、各アームのロッドとブラケットとはボールジョイントを介して接続されているから、ブラケットはアームに対して三次元方向に動くことができる。そして、特許文献1の図5に示されるように、一対のロッドがバネにより互いに引き寄せあうように構成されているから、ボールジョイントのボール部とソケット部とが互いに外れないように連結される。こうして、モータの回転によりアームが動作しても、各ロッドからブラケットが外れない。
上記した先行技術では、バネの両端に設けられた各フックが、それぞれ各ロッドに引っ掛けられているだけである。バネのフックは耐久性に乏しいから、アームが継続して動作することによって、フックが疲労して破損するおそれがある。また、バネのフックがロッドに引っ掛けられただけの構成であるから、ロッドが自身の長手方向に平行な軸線まわりに回転できる余地があった。そのため、アームの動作時において、ロッドの前記軸線まわりの回転も伴われ、ボールジョイントにおけるボール部に対するソケット部の移動量が大きくなっていた。したがって、合成樹脂製のボールジョイントのボール部とソケット部の磨耗による劣化が速く、このボールジョイントの磨耗に伴って、エンドエフェクタ(ブラケット)の姿勢制御も不安定になっていた。結果として、エンドエフェクタが高精度に位置決めされなくなるといった問題があった。一方、特許文献3にもマニピュレータの構造が記載されている。この構造は、バネの各フックが疲労して破損する問題については対処しているが、ロッドが自身の長手方向に平行な軸線まわりに回転することに起因する問題については、対処していない。
実開平8−403号公報 特許第3050992号公報 特表2002−529258号公報
本発明により解決される課題は、エンドエフェクタの姿勢を安定的とし、エンドエフェクタを高精度に位置決めすることである。
上記課題を解決するため、本発明はパラレルメカニズムであって、
基端部を中心として揺動可能なアームであって、一対のロッドを有し、一対のロッドがロッドの長手方向において平行に配置されるアームと、
エンドエフェクタが取り付けられるブラケットであって、アームの遊端部において、一対のロッド間に挟まれて保持されるブラケットと、
ブラケットをアームに対して変位可能に連結する一対のボールジョイントであって、ロッドまたはブラケットの一方に設けられるボールを有する第1継手と、ロッドまたはブラケットの他方に設けられ、ボールが保持されるソケットを有する第2継手と、を有するボールジョイントと、
平行な一対のロッドを互いに連結する連結部材であって、ロッドの長手方向に平行な軸線まわりにロッドが回転することを規制する連結部材と、
ボールジョイントにおいてボールをソケットに保持するための付勢力を与える付勢部材と、を含む。
好ましくは、付勢部材が、付勢力の作用方向が一方向のみに制限される。
好ましくは、連結部材は、
一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第1連結部材と、
一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第2連結部材と、
第1連結部材に固定されるピストンロッド部と、
第2連結部材に固定されるシリンダ部であって、ピストンロッド部がピストンロッド部の軸方向に移動可能に挿入されるシリンダ部と、を含む。
付勢部材がコイルバネであって、コイルバネが、ピストンロッド部の外周に巻き掛けた状態で設けられており、コイルバネが縮むことにより一対のロッドが互いに引き寄せられて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
好ましくは、連結部材は、
一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、
一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、を有する。
ボールジョイントにおいて、
各第2継手が各ロッドにそれぞれ固定的に設けられ、
第1継手が、ブラケットに固定されたシリンダ部と、自身の軸方向に移動可能にシリンダ部に挿入されたピストンロッド部と、を有する。
付勢部材がコイルバネであって、コイルバネが、シリンダ部のシリンダ室内に収容された状態で設けられ、コイルバネが伸びることにより各第1継手が互いに離れる方向に付勢されて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
好ましくは、連結部材は、
一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、
一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、を有する。
ボールジョイントにおいて、各第1継手がブラケットに固定的に設けられるとともに、各第2継手が各ロッドに固定的に設けられ、
一対のロッドに固定された第2継手の少なくとも一方において、ソケットが可動的に設けられるとともに付勢部材としてのコイルバネによって付勢されており、コイルバネが伸びることにより、可動ソケットがボールに押し付けられて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
好ましくは、連結部材は、
一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第1連結部材と、
一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第2連結部材と、
第1連結部材に固定されるピストンロッド部と、
第2連結部材に固定されるシリンダ部であって、ピストンロッド部が自身の軸方向に移動可能に挿入されるシリンダ部と、を含む。
付勢部材がコイルバネであって、コイルバネがピストンロッド部の外周に巻き掛けた状態で設けられており、コイルバネが伸びることにより一対のロッドが互いに引き寄せられて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
好ましくは、連結部材は、一対のロッドの長手方向に直交する方向を中心として互いに相対的に揺動可能に支持される一対の連結部材を有する。
一対の連結部材のうちの一方の第1連結部材が、一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する方向に平行な第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる。
一対の連結部材のうちの他方の第2連結部材が、一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる。
付勢部材がコイルバネであって、コイルバネの一端部が第1軸線に平行な第3軸線を中心として第1連結部材に揺動可能に取り付けられ、コイルバネの他端部が第2軸線に平行な第4軸線を中心として第2連結部材に揺動可能に取り付けられる。
コイルバネが縮むことにより、第1軸線、第2軸線、第3軸線および第4軸線の全てが一直線上に配置されて、一対のロッドが互いに引き寄せられて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
好ましくは、連結部材は、一対のロッドの長手方向に直交する方向を中心として互いに相対的に揺動可能に支持される一対の連結部材を有する。
一対の連結部材のうちの一方の第1連結部材が、一対のロッドのうちの一方のロッドに、一方のロッドの長手方向に直交する方向に平行な第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる。
一対の連結部材のうちの他方の第2連結部材が、一対のロッドのうちの他方のロッドに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる。
付勢部材がねじりコイルバネであって、ねじりコイルバネの一方端部が第1連結部材に第1軸線に平行な第3軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、ねじりコイルバネの他方端部が第2連結部材に第2軸線に平行な第4軸線を中心として取り付けられる。
ねじりコイルバネの両端部が互いに引き合うことにより、第1軸線、第2軸線、第3軸線および第4軸線の全てが一直線上に配置されて、一対のロッドが互いに引き寄せられて、各ボールジョイントにおいてボールがソケットに保持される。
本発明に係るパラレルメカニズムは、平行に配置された一対のロッドを互いに連結する連結部材を有する。連結部材は、ロッドの自身の長手方向に平行な軸線まわりにロッドが回転することを規制する。これにより、ロッドは、長手方向における回転揺動が規制、抑止される。従って、アームの動作時において、ロッドの軸線まわりの回転が規制され、ボールジョイントにおけるボール部に対するソケット部の移動量が極めて小さくなる。したがって、合成樹脂製のボールジョイントであっても、ボール部とソケット部の磨耗による劣化が非常に少なくなり、エンドエフェクタ(ブラケット)の姿勢制御も安定した状態で維持でき、エンドエフェクタを高精度に位置決めすることができる。さらに、本発明に係るパラレルメカニズムは、アームと付勢部材とを連結する部分がフックを有さないので、フックが疲労して破損することがなく、耐久性が非常に向上する。
実施形態のパラレルメカニズム100を示す斜視図。 図1において、矢符101から見たパラレルメカニズム100を示す図。 第1実施形態の連結構造を拡大して示す図。 図3AのI−I線から見た断面図。 第2実施形態の連結構造を拡大して示す図。 図4AのI−I線から見た断面図。 図4AのII−II線から見た断面図。 第3実施形態の連結構造を拡大して示す図。 第4実施形態の連結構造を拡大して示す図。 図6AのI−I線から見た断面図。 第5実施形態の連結構造を拡大して示す図。 図7AのI−I線から見た断面図。 ボールジョイントを分離した図。 第6実施形態の連結構造を拡大して示す図。
符号の説明
100 パラレルメカニズム
101 アーム本体
11 第1アーム
12 第2アーム
121 ロッド
41,42 ボールジョイント
2,2’ 連結部材
3 ブラケット
301 取付片
302 取付面
413 ボール
411 第1継手
414 ソケット
412 第2継手
201 把持部材
23 ロッドシリンダ機構(伸縮機構)
211 第1連結片
212 第2連結片
213 接続片
10 ピン
231 ピストンロッド部
232 シリンダ部
24 コイルバネ
21 第1プレート部材
22 第2プレート部材
420 可動ソケット
421 可動部
422 コイルバネ
220 第1プレート部材
221 第2プレート部材
C10 軸線
C7 軸線
27 コイルバネ
28 ねじりコイルバネ
C1,C2,C3,C4,C5,C6 軸線
C8 一直線
以下、本発明に係るパラレルメカニズムの実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨が明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
<パラレルメカニズムの全体的な構成>
図1は、実施形態のパラレルメカニズム100を示す斜視図である。図2は、図1において、矢符101から見たパラレルメカニズム100を示す図である。図1および図2に示すように、パラレルメカニズム100は、上部にベース部6を有している。ベース部6は、取付面608側(図1の上面)が例えば水平な天井に固定されて、パラレルメカニズム100が支持される。ベース部6は、下面側に3つの支持部材601が設けられる。各支持部材601に、それぞれ駆動モータ60が支持される。駆動モータ60は、モータ軸の軸線C2がベース部6の取付面608に平行(水平)な姿勢で支持される。各支持部材601は、ベース部6の鉛直方向軸線C1を中心として等しい角度(120度)を開けてそれぞれ配置されているから、各駆動モータ60もまた、ベース部6の鉛直方向の軸線C1を中心として等しい角度(120度)を開けてそれぞれ配置される(図2参照)。各駆動モータ60の出力軸には、前記軸線C2に対して同軸に略六角柱形状のアーム支持部材607が固定されており、アーム支持部材607が、駆動モータ60の出力軸の回転により前記軸線C2を中心として回転する。なお、駆動モータ60のモータドライバが図示しない制御装置に接続されていて、駆動モータ60の出力軸の回転が制御装置により制御される。
パラレルメカニズム100は、3本のアーム本体101を有しており、各アーム本体101は、第1アーム11および第2アーム12により構成される。第1アーム11は、長尺の略円柱形状である。第1アーム11の基端部は、アーム支持部材607の側面に固定される。第1アーム11は、自身の長手方向が前記軸線C2に直交する線に平行になるように基端部から延びている。第1アーム11の遊端部には、第2アーム12の基端部が連結され、第2アーム12が、第1アーム11の遊端部を中心として揺動する。第2アーム12は、一対の長尺のロッド121,121により構成され、一対のロッド121,121が、自身の長手方向の全長において平行に配置されている。各ロッド121の基端部は、第1アーム11の遊端部に、一対のボールジョイント4,4によって連結される。なお、各ロッド121の基端部における各ボールジョイント4,4間を結ぶ軸線C3が、駆動モータ60の軸線C2に平行であるから、第2アーム12も軸線C3を中心として揺動する。また、第2アーム12の基端部において一方のロッド121と他方のロッド121とが連結部材2’で互いに連結され、第2アーム12の遊端部において一方のロッド121と他方のロッド121とが連結部材2で互いに連結されている。連結部材2と連結部材2’とは、異なる構造であっても構わないが同一構造であることが低コストの観点から好ましい。いずれの連結部材2,2’も、各ロッド121が自身の長手方向に平行な軸線C5(図3参照)まわりに回転することを防止する機能を有する。
また、パラレルメカニズム100は、ハンドに代表されるエンドエフェクタ(図示せず)を取り付けるための板状のブラケット3を有している。ブラケット3は、略三角形状である(図2参照)。このブラケット3は、3本のアーム本体101によって、ブラケット3のエンドエフェクタの取付面302(図1におけるブラケット3の下面)がベース部6の取付面608と平行に(水平に)なるように保持される。正三角形状のブラケット3の各一辺にそれぞれ取付片301が形成されている。各取付片301がそれぞれのアーム本体101の遊端部(第2アーム12を構成する一対のロッド121,121の遊端部)に連結されることで、ブラケット3は、各アーム本体101に対して、各アーム本体101の遊端部を中心として揺動する。詳しくは、ブラケット3の各取付片301の各端部が、対応する各ロッド121,121の遊端部に各ボールジョイント41,42によって連結される。なお、一対のボールジョイント41,42を結ぶ軸線C4(図2参照)も、駆動モータ60の軸線C2に平行となる。このため、ブラケット3は、水平な軸線C4を中心として各アーム本体101に対して揺動できる。そして、正三角形状のブラケット3の全ての辺において、水平な軸線C4を中心として揺動できるように、ブラケット3が3本のアーム本体101によって支持されている。
第1アーム11と第2アーム12との連結部における一対のボールジョイント4,4間の距離と、第2アーム12の各ロッド121とブラケット3との連結部における一対のボールジョイント41,42間の距離とが、等しく設定されている。こうして、前記したように、第2アーム12を構成する一対のロッド121は、その長手方向の全長において平行に配置される。軸線C2,C3,C4のいずれもが、ベース部6の取付面608に平行であるから、第1アーム11、第2アーム12およびブラケット3がそれぞれ軸線C2,C3,C4を中心にどのように揺動したとしても、ブラケット3のエンドエフェクタの取付面302とベース部6の取付面608との平行関係が維持される。そして、図示しない制御装置からの指令に応答して、各駆動モータ60のモータドライバが各駆動モータ60の出力軸に固定されたアーム支持部材607の回転位置を制御することで、各第1アーム11の遊端部の位置が制御される。この制御された各第1アーム11の遊端部の位置に、各第2アーム12の遊端部の位置が追従し、その結果、ブラケット3のエンドエフェクタの取付面302の位置が決まる。このとき、前記したように、ブラケット3は、水平姿勢を維持したまま移動する。
また、パラレルメカニズム100は、中央に鉛直方向(図1の上下方向)に延びる旋回軸ロッド13と、この旋回軸ロッド13を回転するためのモータ61とを有する。モータ61は、その出力軸を鉛直下方に向けた状態でベース部6に固定される。旋回軸ロッド13の一端部が、モータ61の出力軸に取り付けられ、旋回軸ロッド13の他端部は、ブラケット3の重心に取り付けられる。この旋回軸ロッド13の他端部に、エンドエフェクタを接続可能に構成してもよい。旋回軸ロッド13は、ロッドとシリンダとにより実現され、伸縮自在である。そして、旋回軸ロッド13の一端部と他端部に、ユニバーサルジョイントが採用されているので、ブラケット3が3つの駆動モータ60の駆動により前後左右の所定の位置に移動したとしても、旋回軸ロッド13は、その所定位置に追従する。なお、このモータ61のモータドライバが図示しない制御装置に接続されていて、モータ61の出力軸の回転が、制御装置により制御され、ブラケット3に取り付けられたエンドエフェクタが軸線C1まわりに回転する。
<第1実施形態>
図3Aおよび図3Bを参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第1実施形態について説明する。図3Aは、第1実施形態の連結構造を拡大して示す図であり、図3Bは、図3AのI−I線から見た断面図である。この実施形態において、各ロッド121の遊端部とブラケット3の取付片301の各端部とを連結するボールジョイント41,42は、同一構成のものが採用されている。各ボールジョイント41,42のいずれも、球体であるボール413を有する第1継手411と、ボール413を保持するソケット414が形成された第2継手412とを含む。一方のボールジョイント41の第1継手411は、ブラケット3の取付片301の一方側面に固定され、他方のボールジョイント42の第1継手411は、ブラケット3の取付片301の他方側面に固定される。
第2継手412は、ロッド121の先端部が挿入される角筒部415と、この角筒部415に連なる半円柱形状のソケット414とから構成される。角筒部415とソケット414との連なり部位において、直径方向に貫通する孔418が形成されている。ソケット414は、その平面416から半球状に凹む凹部417を有しており、この凹部417に前記した第1継手411のボール413が緩やかに嵌められる。以上の構成の第2継手412の角筒部415にロッド121の先端部が挿入され、第2継手412とロッド121とが互いに回り止めされた状態で固定される。
一方のロッド121の第2継手412と、他方のロッド121の第2継手412とを連結する連結部材2は、一対の把持部材(第1連結部材および第2連結部材)201,201と伸縮機構23とを有する。一対の把持部材201は、互いに同じ形状を有していて、いずれの把持部材201も第2継手412(角筒部415)を外側から挟むように把持する。把持部材201は、一枚の略矩形のプレートを2箇所において略直角に折り曲げた形状であって、互いに対向する第1連結片211および第2連結片212と、これらの連結片211,212の端部同士を接続する接続片213とから構成される。そして、第1連結片211および第2連結片212のいずれにも板厚方向に貫通する孔が形成されている。把持部材201が第2継手412を挟んだ状態で、各連結片211,212の孔と同径のピン10を第1連結片211の孔、第2継手412の孔418および第2連結片212の孔に挿通することによって、把持部材201が、第2継手412に対して、ピン10まわりにのみ揺動可能となる。ピン10は、ロッド121の長手方向C5に直交する軸線C6の方向に延びる。こうして、把持部材201が、第2継手412に連結されたロッド121に対して、ピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。なお、各ピン10(各軸線C6)は互いに平行である。
一対の把持部材201,201同士は、伸縮機構23によって繋がれる。ロッドシリンダ機構(伸縮機構)23は、一方の把持部材201の接続片213に固定されるピストンロッド部231と、他方の把持部材201の接続片213に固定されるシリンダ部232とを有する。シリンダ部232の軸方向に貫通する貫通孔に、ピストンロッド部231の長いロッドが、抜き差し可能に挿入される。ピストンロッド部231は、ロッドよりも大径の座部233を有し、シリンダ部232は、筒部よりも大径の座部234を有している。付勢部材としての引張コイルバネ24は、ロッドシリンダ機構23の外周に巻き掛けた状態で設けられる。引張コイルバネ24の一端部241が、ピストンロッド部231の座部233に固定され、引張コイルバネ24の他端部242が、シリンダ部232の座部234に固定されることで、引張コイルバネ24は、ピストンロッド部231とシリンダ部232とを互いに引き合う方向に引っ張る。こうした連結部材2と引張コイルバネ24の構造により、一方のロッド121の遊端部と他方のロッド121の遊端部とが、互いに近接する方向に引っ張られる。
こうして、一対のロッド121,121の各遊端部の第2継手412の凹部417に、ブラケット3の取付片301の各端部に固定された第1継手411のボール413が保持された状態で維持されて、ブラケット3が軸線C4を中心として第2アーム12に揺動可能に把持される。そして、ブラケット3や第2継手412が交換または点検される場合には、作業者が引張コイルバネ24のバネ力に対抗して一対のロッド121,121の遊端部を互いに引き離すことによって、第1継手411と第2継手412との連結部が解除されて、ブラケット3を第2アーム12から取り外すことができる。
以上の第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造によって、付勢部材としての引張コイルバネ24の付勢力の作用する方向が、伸縮機構23のピストンロッド部231の軸方向のみに制限され、ロッド121の遊端部と連結部材2の把持部材201とがピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能とされている。したがって、駆動モータ60(図1参照)を駆動してアーム本体101を動作させて、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。したがって、合成樹脂製のボールジョイント41,42のボール413とソケット414の磨耗による劣化が遅く、エンドエフェクタ(ブラケット3)の姿勢制御も安定する。結果として、エンドエフェクタが高精度に位置決めされる。また、付勢部材としての引張コイルバネ24がフックを有さないので、フックが疲労して破損することもない。
なお、第1アーム11の遊端部と第2アーム12の基端部との連結部分、つまり、第1アーム11の遊端部と一対のロッド121の基端部との連結部分においても、上記した第1実施形態の連結構造が採用され得る。そして、第1アーム11の遊端部と第2アーム12の基端部との連結部分においても、この連結構造が採用されることによって、アーム本体101の動作時における各ロッド121の軸線C5を中心とする回転が制限され、ボールジョイント4,4の劣化を抑えることができる。結果として、エンドエフェクタ(ブラケット3)の姿勢制御も安定する。
<第2実施形態>
図4A、図4Bおよび図4Cを参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第2実施形態について説明する。図4Aは、第2実施形態の連結構造を拡大して示す図であり、図4Bは、図4AのI−I線から見た断面図であり、図4Cは、図4AのII−II線から見た断面図である。なお、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ詳しく説明する。上記第1実施形態と同様に、各ロッド121の遊端部とブラケット3の取付片301の各端部とは、ボールジョイント41,42により連結される。ボールジョイント41,42は、第1継手411と第2継手412とを有する。第2継手412は、角筒部415とソケット414とを有する。角筒部415とソケット414との連なり部位において、直径方向に貫通する孔418が形成されている。
この実施形態において、一方のロッド121の第2継手412と、他方のロッド121の第2継手412とを連結する連結部材2は、一対の長尺のプレート部材21,22を有する。一対のプレート部材21,22は、互いに同じ形状を有していて、第2継手412(角筒部415)を外側から挟むように把持する。各プレート部材21,22の両端部には、板厚方向に貫通する孔が形成されている。各プレート部材21,22が、第2継手412を挟んだ状態で、各プレート部材21,22の孔と略同径のピン10を、第1プレート部材21の孔、第2継手412の孔418および第2プレート部材22の孔に挿通することによって、各プレート部材21,22が、第2継手412に対して、ピン10まわりにのみ揺動可能となる。ピン10は、ロッド121の長手方向C5に直交する軸線C6の方向に延びる。こうして、各プレート部材21,22が、ロッド121に対して、ピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。
ブラケット3の取付片301には、伸縮機構23が固定されている。ロッドシリンダ機構(伸縮機構)23は、ピストンロッド部231とシリンダ部232とを有する。シリンダ部232は、ブラケット3の取付片301に固定されている。シリンダ部232は、一端部が閉塞し、この一端部に一方の第1継手411が固定される。シリンダ部232の他端部から、ピストンロッド部231が軸線C4の方向に抜き差し可能に挿入される。ピストンロッド部231は、一端部(シリンダ部232の外側)に他方の第1継手411が固定される。そして、シリンダ部232のシリンダ室内には、付勢部材である圧縮コイルバネ24が収容される。圧縮コイルバネ24の一端部241が、シリンダ部232のシリンダ室内に固定され、圧縮コイルバネ24の他端部242が、ピストンロッド部231の他端部(シリンダ部232の内側)に固定される。圧縮コイルバネ24が伸びることによって、各第1継手411が互いに離れる方向に付勢されて、各ボールジョイント41,42において、第1継手411が第2継手412に保持される。
こうして、一対のロッド121,121の各遊端部の第2継手412に、ブラケット3の取付片301に固定された第1継手411が保持された状態で維持されて、ブラケット3が第2アーム12に軸線C4を中心として揺動可能に保持される。そして、ブラケット3や第2継手412が交換または点検される場合には、作業者が圧縮コイルバネ24のバネ力に対抗して各第1継手411を互いに引き離すことによって、第1継手411と第2継手412との連結が解除されて、ブラケット3を第2アーム12から取り外すことができる。
以上の第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造によって、各ロッド121の遊端部と連結部材の各プレート部材21,22とがピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能とされている。したがって、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。
<第3実施形態>
図5を参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第3実施形態について説明する。図5は、第3実施形態の連結構造を拡大して示す一部破断図である。なお、上記各実施形態と異なる部分についてのみ詳しく説明する。一方のロッド121の第2継手412と、他方のロッド121の第2継手412とを連結する連結部材2は、上記第2実施形態と同一構成である。したがって、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。また、上記第1実施形態と同様に、各ボールジョイント41,42の第1継手411は、ブラケット3の取付片301の両端部に固定される。そして、一方のボールジョイント41の第2継手412は、上記第1実施形態と同様に、角筒部415とソケット414とを有し、ソケット414に凹部417が形成されている。この凹部417に、第1継手411のボール413が嵌められる。
この実施形態において、他方のボールジョイント42の第2継手412は、角筒部415と可動ソケット420とから構成される。可動ソケット420は、凹部417を有する可動部421を有しており、この凹部417に第1継手411のボール413が嵌められる。また、可動ソケット420は、平面416に対向して突出する収納部419を有しており、この収納部419には付勢部材としての圧縮コイルバネ422が収容されている。また、この収納部419に可動部421が収容されている。これにより、圧縮コイルバネ422の付勢力が軸線C4方向へ作用して、可動部421の凹部417がボール413に近づいて押し付けられる方向に付勢される。なお、可動ソケット420は、各ボールジョイント41,42の双方の第2継手412に設けてもよい。
こうして、一対のロッド121,121の各遊端部の第2継手412の凹部417に、ブラケット3の取付片301の各端部に固定された第1継手411のボール413が保持された状態が維持されて、ブラケット3が第2アーム12に軸線C4を中心として揺動可能に保持される。そして、ブラケット3や第2継手412が交換または点検される場合には、作業者が圧縮コイルバネ422のバネ力に対抗して第2継手412の可動ソケット420の可動部421を第1継手411のボール413から引き離すことによって、第1継手411と第2継手412との連結が解除されて、ブラケット3を第2アーム12から取り外すことができる。
以上の第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造によって、各ロッド121の遊端部と連結部材2の各プレート部材21,22とがピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能とされている。したがって、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。
<第4実施形態>
図6Aおよび図6Bを参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第4実施形態について説明する。図6Aは、第4実施形態の連結構造を拡大して示す図であり、図6Bは、図6AのI−I線から見た断面図である。なお、上記各実施形態と異なる部分についてのみ詳しく説明する。この実施形態において、各ロッド121の遊端部とブラケット3の取付片301の各端部とを連結するボールジョイント41,42は、上記第1実施形態と同一構成のものが採用されている。ボールジョイント41,42は、第1継手411と第2継手412とを含む。第2継手412は、角筒部415とソケット414とから構成される。
この実施形態において、一方のロッド121の第2継手412と、他方のロッド121の第2継手412とを連結する連結部材2は、一対の把持部材(第1連結部材および第2連結部材)201,201と伸縮機構23とを有する。一対の把持部材201は、第2継手412を外側から挟むように把持する。把持部材201は、上記した第1実施形態と同様に、互いに対向する第1連結片211および第2連結片212と、これらの連結片211,212の端部同士を接続する接続片213とから構成される。そして、第1連結片211および第2連結片212のいずれにも板厚方向に貫通する孔が形成されている。把持部材201が第2継手412を挟んだ状態で、各連結片211,212の孔と同径のピン10を第1連結片211の孔、第2継手412の孔418および第2連結片212の孔に挿通することによって、把持部材201が、第2継手412に対して、ピン10まわりにのみ揺動可能となる。こうして、把持部材201が、ロッド121に対して、ピン10(ロッド121の長手方向C5に直交する軸線C6)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。
一対の把持部材201,201同士は、伸縮機構23によって繋がれる。ロッドシリンダ機構(伸縮機構)23は、一方の把持部材201の接続片213に固定されるピストンロッド部231と、他方の把持部材201の接続片213に固定されるシリンダ部232とを有する。他方の把持部材201が設けられた接続片213およびシリンダ部232には、軸方向に貫通する貫通孔が設けられており、この貫通孔にピストンロッド部231が抜き差し可能に挿入される。付勢部材としての圧縮コイルバネ24は、シリンダ部232のシリンダ室内に設けられ、ピストンロッド部231の外周に巻き掛けた状態で設けられる。圧縮コイルバネ24の一端部241が、シリンダ部232のシリンダ室内に固定され、圧縮コイルバネ24の他端部242が、ピストンロッド部231の他端部に設けられたやや径の大きい鍔部に固定される。圧縮コイルバネ24が伸びることにより、ピストンロッド部231とシリンダ部232とが互いに引き合う方向に引っ張られる。こうした連結部材2と圧縮コイルバネ24の構造により、一方のロッド121の遊端部と他方のロッド121の遊端部とが、互いに近接する方向に引っ張られる。
こうして、ブラケット3が、軸線C4を中心として第2アーム12に揺動可能に把持される。そして、ブラケット3や第2継手412が交換または点検される場合には、作業者が圧縮コイルバネ24のバネ力に対抗して一対のロッド121,121の遊端部を互いに引き離すことによって、第1継手411と第2継手412との連結部が解除されて、ブラケット3を第2アーム12から取り外すことができる。
以上の第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造によって、付勢部材としての圧縮コイルバネ24の付勢力の作用する方向が、伸縮機構23のピストンロッド部231の軸方向のみに制限され、ロッド121の遊端部と連結部材2の把持部材201とがピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能とされている。したがって、駆動モータ60(図1参照)を駆動してアーム本体101を動作させて、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。
<第5実施形態>
図7A、図7Bおよび図7Cを参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第5実施形態について説明する。図7Aは、第5実施形態の連結構造を拡大して示す図であり、図7Bは、図7AのI−I線から見た断面図であり、図7Cは、ボールジョイントを分離した図である。なお、上記各実施形態と異なる部分についてのみ詳しく説明する。この実施形態において、各ロッド121の遊端部とブラケット3の取付片301の各端部とを連結するボールジョイント41,42は、上記第1実施形態と同一構成のものが採用されている。ボールジョイント41,42は、第1継手411と第2継手412とを含む。第2継手412は、角筒部415とソケット414とから構成される。
この実施形態において、一方のロッド121の第2継手412と他方のロッド121の第2継手412とは、一対の連結部材2,2で連結される。一対の連結部材2,2のうちの一方の第1連結部材2は、一対の第1プレート部材220,220を有する。一対の連結部材2,2のうちの他方の第2連結部材2は、一対の第2プレート部材221,221を有する。第1プレート部材220および第2プレート部材221はいずれも第2継手412(角筒部415)を外側から挟むように把持する。第1プレート部材220および第2プレート部材221は、角度θ(例えば130°)で折れ曲がった一枚の長尺のプレート部材である。そして、第1プレート部材220および第2プレート部材221の一端部に、板厚方向に貫通する孔が形成されている。各第1プレート部材220,220が第2継手412を挟んだ状態で、各第1プレート部材220の孔と同径のピン10を一方の第1プレート部材220の孔、第2継手412の孔418および他方の第1プレート部材220の孔に挿通することによって、それぞれの第1プレート部材220が第2継手412に対して、ピン10(ロッド121の長手方向C5に直交する軸線C6)まわりにのみ揺動可能とされる。また、各第2プレート部材221が第2継手412を挟んだ状態で、各第2プレート部材221の孔と同径のピン10を一方の第2プレート部材221の孔、第2継手412の孔418および他方の第2プレート部材221の孔に挿通することによって、それぞれの第2プレート部材221が第2継手412に対して、ピン10(軸線C6)まわりにのみ揺動可能となる。さらに、それぞれの第1プレート部材220と第2プレート部材221とは、他端部が連結軸2aで回転可能に連結されている。連結軸2aはロッド121の長手方向C5に直交する軸線C10を中心とするので、それぞれの第1プレート部材220と第2プレート部材221とは、連結軸2a(軸線C10)まわりにのみ互いに相対的に揺動可能となる。こうして、連結部材2は、ロッド121に対して、ピン10(軸線C6)および連結軸2a(軸線C10)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。
互いに対向する一対の第1プレート部材220,220は、屈曲部で支持軸275によって揺動可能に連結されている。また、互いに対向する一対の第2プレート部材221,221は、屈曲部で支持軸276によって揺動可能に連結されている。それぞれの支持軸275,276は、軸線C6に平行な軸線C7を中心とする。こうして、連結部材2は、ロッド121に対して、支持軸275,276(軸線C7)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。
一対の連結部材2,2同士は、さらに付勢部材としての引張コイルバネ27で連結される。引張コイルバネ27の一端部271が支持軸275に揺動可能に取り付けられ、引張コイルバネ27の他端部272が支持軸276に揺動可能に取り付けられる。こうして、引張コイルバネ27は、支持軸275,276(軸線C7)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。さらに、引張コイルバネ27が縮むことにより、各支持軸275,276が互いに引き合う方向に引っ張られる。そして、引張コイルバネ27による付勢力の作用する方向が、一方向のみに制限される。これにより、各第1プレート部材220(第1連結部材2)および各第2プレート部材221(第2連結部材2)は、ピン10、連結軸2aおよび支持軸275,276を中心として揺動する。そして、各ピン10(軸線C6)および各支持軸275,276(軸線C7)が、一直線C8上に配置されて、一方のロッド121の遊端部と他方のロッド121の遊端部とが互いに近接する方向に引っ張られる。なお、この状態では、連結軸2aは、一直線C8上から離れて配置される。
こうして、ブラケット3が第2アーム12に軸線C4を中心として揺動可能に把持される。第2プレート部材221には、連結軸2a付近にストッパー210が設けられている。ブラケット3や第2継手412が交換または点検される場合には、作業者が圧縮コイルバネ27のバネ力に対抗して、連結軸2aを圧縮コイルバネ27の方へ移動する(図7C参照)。そして、連結軸2aが各支持軸275,276を結ぶ直線C9を超えたときに、ストッパー210が第1プレート部材220に当接または係合して、第1プレート部材220および第2プレート部材221の位置を保持する。これにより、圧縮コイルバネ27が引き伸ばされて、一対のロッド121,121の遊端部を互いに引き離すことによって、第1継手411と第2継手412との連結部が解除されて、ブラケット3を第2アーム12から取り外すことができる。
以上の第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造によって、付勢部材としての圧縮コイルバネ27の付勢力の作用する方向が制限されて、ロッド121の遊端部と連結部材2とがピン10(軸線C6)、連結軸2a(軸線C10)および支持軸275,276(軸線C7)まわりにのみ揺動可能とされている。したがって、駆動モータ60(図1参照)を駆動してアーム本体101を動作させて、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。
<第6実施形態>
図8を参照して、第2アーム12の遊端部とブラケット3の一辺の取付片301との連結構造の第6実施形態について説明する。図8は、第6実施形態の連結構造を拡大して示す図である。なお、上記第5実施形態と異なる部分についてのみ詳しく説明する。この実施形態では、上記第5実施形態における圧縮コイルバネ27の代わりに、ねじりコイルバネ28が設けられている。ねじりコイルバネ28の一端部281が支持軸275に揺動可能に取り付けられ、ねじりコイルバネ28の他端部282が支持軸276に揺動可能に取り付けられる。その他の構成については、上記第5実施形態と同じ構成である。したがって、連結部材2は、ロッド121に対して、ピン10(軸線C6)、連結軸2a(軸線C10)および支持軸275,276(軸線C7)まわりにのみ揺動可能に取り付けられる。そして、ねじりコイルバネ28のバネ力によって両端部281,282が互いに引き合うことにより、各ピン10(軸線C6)および各支持軸275,276(軸線C7)が、一直線C8上に配置されて、一方のロッド121の遊端部と他方のロッド121の遊端部とが互いに近接する方向に引っ張られる。そして、ねじりコイルバネ28による付勢力の作用する方向が、一方向のみに制限される。したがって、駆動モータ60(図1参照)を駆動してアーム本体101を動作させて、所定の空間位置にブラケット3を移動させたとしても、各ロッド121が軸線C5を中心として回転することがない。
<変形例>
上記したいずれの実施形態も、連結部材2は、各第2継手412(角筒部415)を挟んで保持する形態となっているが、直接各ロッド121を挟んで保持し、各ロッド121の軸線C5を中心とする回転を制限する形態でもよい。また、例えば第2実施形態などにおいて、第2プレート部材22をピン10の抜け止め部材に置き換えても(即ち第2プレート部材22は各第2継手412,412を連結せず、第1プレート部材21だけが各第2継手412,412を連結する)、何ら効果が変わるものではない。

Claims (8)

  1. パラレルメカニズムであって、
    基端部を中心として揺動可能なアームであって、一対のロッドを有し、前記一対のロッドが前記ロッドの長手方向において平行に配置されるアームと、
    エンドエフェクタが取り付けられるブラケットであって、前記アームの遊端部において、前記一対のロッド間に挟まれて保持されるブラケットと、
    前記ブラケットを前記アームに対して変位可能に連結する一対のボールジョイントであって、前記ロッドまたは前記ブラケットの一方に設けられるボールを有する第1継手と、前記ロッドまたは前記ブラケットの他方に設けられ、前記ボールが保持されるソケットを有する第2継手と、を有するボールジョイントと、
    前記平行な一対のロッドを互いに連結する連結部材であって、前記ロッドの長手方向に平行な軸線まわりに前記ロッドが回転することを規制する連結部材と、
    前記ボールジョイントにおいて前記ボールを前記ソケットに保持するための付勢力を与える付勢部材と、を含むことを特徴とするパラレルメカニズム。
  2. 請求項1に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記付勢部材が、付勢力の作用方向が一方向のみに制限される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  3. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、
    前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第1連結部材と、
    前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第2連結部材と、
    前記第1連結部材に固定されるピストンロッド部と、
    前記第2連結部材に固定されるシリンダ部であって、前記ピストンロッド部が前記ピストンロッド部の軸方向に移動可能に挿入されるシリンダ部と、を含み、
    前記付勢部材がコイルバネであって、前記コイルバネが、前記ピストンロッド部の外周に巻き掛けた状態で設けられており、前記コイルバネが縮むことにより前記一対のロッドが互いに引き寄せられて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  4. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、
    前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、
    前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、を有し、
    前記ボールジョイントにおいて、
    前記各第2継手が前記各ロッドにそれぞれ固定的に設けられ、
    前記第1継手が、前記ブラケットに固定されたシリンダ部と、自身の軸方向に移動可能に前記シリンダ部に挿入されたピストンロッド部と、を有し、
    前記付勢部材がコイルバネであって、前記コイルバネが、前記シリンダ部のシリンダ室内に収容された状態で設けられ、前記コイルバネが伸びることにより前記各第1継手が互いに離れる方向に付勢されて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  5. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、
    前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、
    前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる部分と、を有し、
    前記ボールジョイントにおいて、前記各第1継手が前記ブラケットに固定的に設けられるとともに、前記各第2継手が前記各ロッドに固定的に設けられ、
    前記一対のロッドに固定された前記第2継手の少なくとも一方において、前記ソケットが可動的に設けられるとともに前記付勢部材としてのコイルバネによって付勢されており、前記コイルバネが伸びることにより、前記可動ソケットが前記ボールに押し付けられて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  6. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、
    前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第1連結部材と、
    前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられる第2連結部材と、
    前記第1連結部材に固定されるピストンロッド部と、
    前記第2連結部材に固定されるシリンダ部であって、前記ピストンロッド部が自身の軸方向に移動可能に挿入されるシリンダ部と、を含み、
    前記付勢部材がコイルバネであって、前記コイルバネが前記ピストンロッド部の外周に巻き掛けた状態で設けられており、前記コイルバネが伸びることにより前記一対のロッドが互いに引き寄せられて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  7. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、前記一対のロッドの長手方向に直交する方向を中心として互いに相対的に揺動可能に支持される一対の連結部材を有し、
    前記一対の連結部材のうちの一方の第1連結部材が、前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する方向に平行な第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、
    前記一対の連結部材のうちの他方の第2連結部材が、前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、
    前記付勢部材がコイルバネであって、前記コイルバネの一端部が前記第1軸線に平行な第3軸線を中心として前記第1連結部材に揺動可能に取り付けられ、前記コイルバネの他端部が前記第2軸線に平行な第4軸線を中心として前記第2連結部材に揺動可能に取り付けられ、
    前記コイルバネが縮むことにより、前記第1軸線、前記第2軸線、前記第3軸線および前記第4軸線の全てが一直線上に配置されて、前記一対のロッドが互いに引き寄せられて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
  8. 請求項1または2に記載のパラレルメカニズムにおいて、
    前記連結部材は、前記一対のロッドの長手方向に直交する方向を中心として互いに相対的に揺動可能に支持される一対の連結部材を有し、
    前記一対の連結部材のうちの一方の第1連結部材が、前記一対のロッドのうちの一方のロッドに、前記一方のロッドの長手方向に直交する方向に平行な第1軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、
    前記一対の連結部材のうちの他方の第2連結部材が、前記一対のロッドのうちの他方のロッドに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、
    前記付勢部材がねじりコイルバネであって、前記ねじりコイルバネの一方端部が前記第1連結部材に前記第1軸線に平行な第3軸線を中心として揺動可能に取り付けられ、前記ねじりコイルバネの他方端部が前記第2連結部材に前記第2軸線に平行な第4軸線を中心として取り付けられ、
    前記ねじりコイルバネの両端部が互いに引き合うことにより、前記第1軸線、前記第2軸線、前記第3軸線および前記第4軸線の全てが一直線上に配置されて、前記一対のロッドが互いに引き寄せられて、前記各ボールジョイントにおいて前記ボールが前記ソケットに保持される、ことを特徴とするパラレルメカニズム。
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