JP4859914B2 - バランスシャフトモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、バランスシャフトと、少なくともバランスシャフトを領域に収納し軸受を使用してバランスシャフトを保持するカートリッジとを備えた自動車などの内燃機関のバランスシャフトモジュールであって、カートリッジはバランスシャフトの遠心分離器に接続された少なくとも1つの生のブローバイガス流入開口と、バランスシャフト内でブローバイガスの搬送を行う搬送装置とを備え、搬送装置の下流に少なくとも1つの浄化ブローバイガス流出開口を備えるバランスシャフト上に、搬送装置の翼車が配置されたバランスシャフトモジュールに関する。
自動車などの内燃機関において、クランク機構の慣性力を調整するために少なくとも1つのバランスシャフトを使用することは知られている。さらに、このようなバランスシャフトはこれに代わってまたは追加してガス力の調整を行うことができる。
本発明の課題はバランスシャフトの使用領域を拡大して、特に簡単な組立と信頼性のある運転でさらなる機能を達成することにある。
この課題は自動車などの内燃機関のバランスシャフトモジュールを設けることによって解決される。このモジュールはバランスシャフトと、少なくともこのバランスシャフトを領域に収納し軸受を使用してバランスシャフトを支持するカートリッジとを備える。カートリッジはバランスシャフトの遠心分離器に接続された少なくとも1つの生のブローバイガス流入開口と、バランスシャフト内でブローバイガスの搬送を行う搬送装置とを備え、搬送装置の下流に少なくとも1つの浄化ブローバイガス流出開口を備えるバランスシャフト上に、搬送装置の翼車が配置される。これによってバランスシャフトは慣性力調整および/またはガス力調整を引き受けるのみならず、ブローバイガスを内燃機関の吸気管および/または過給器に導き戻すが、これは内燃機関の特に比較的短い管路および比較的高温の領域で生じる。ブローバイガスは内燃機関の燃焼室からの避けることのできない漏洩によって発生する。すなわち、内燃機関のピストンリングの箇所から機関の内部を通り過ぎてクランク室に達したブローバイガスをバランスシャフトを介して元に戻すことになるので、極めてわずかなスペースとわずかな物量使用とわずかな費用で簡単な解決手段が生まれる。ブローバイガスの流路を作り出すために、バランスシャフトモジュールはバランスシャフトのほかにカートリッジを備え、このカートリッジ内に軸受を使ってバランスシャフトを回転自在に収納する。したがってバランスシャフトは回転運転をするが、一方カートリッジは静止する。特に微細な油滴などを含む生のブローバイガスをカートリッジに入れるため、カートリッジには少なくとも1つの生のブローバイガス流入開口が設けられ、この流入開口はバランスシャフトの遠心分離器に接続する。したがって、流入した生のブローバイガスは遠心分離器に達し、ガスに含まれている粒子、特に微細な油滴は遠心分離器によって分離される。これによって、生のブローバイガスから浄化ブローバイガスが生じ、バランスシャフトの少なくとも1つの浄化ブローバイガス流出開口に導かれる。ここから浄化ブローバイガスは内燃機関の吸気管および/または過給器に導かれる。ブローバイガスの搬送はバランスシャフトモジュールの搬送装置が受け持つ。搬送装置の翼車はバランスシャフト上に位置し、つまりバランスシャフトに固定して配置されるのでバランスシャフトと同一の回転数となる。バランスシャフトの回転はブローバイガスの搬送に適して使用される。この場合、所望のブローバイガス流を発生させて浄化ブローバイガス流出開口から流出させるために、クランク室内の圧力状態に比べてバランスシャフト内ではこれより低い圧力になっていることを常に確かめる必要がある。
発明のさらなる展開によると、搬送装置はポンプ、特に側方流路付きポンプである。すでに述べたようにポンプの翼車はバランスシャフトによって駆動される。ポンプの固定部分、すなわちポンプハウジングはそのために固定された構造にされ、特にカートリッジに属する構造とされる。
さらに遠心分離器は油遠心分離器であることが好ましい。特に生のブローバイガスは最も微細な油滴を含んでおり、この油滴は油遠心分離器によって最も遠方に分離されるので、生のブローバイガスは油滴が取り除かれた浄化ブローバイガスになる。分離した油滴は内燃機関のオイル循環ラインに導き戻される。
発明のさらなる展開によると、生のブローバイガスから粒子を分離するため、遠心分離器はバランスシャフトのバランスシャフト要素に配置された少なくとも1つの遠心分離器要素を備える。生のブローバイガスは遠心分離器要素に接触する。その際、遠心分離器要素上の粒子は分離されて遠心力の作用によって半径方向外側に運ばれる。粒子はこのように収集されて内燃機関の潤滑剤循環ラインに戻される。
遠心分離器要素は搬送スクリューであるのが好ましい。搬送スクリュー壁は2重の機能を有し、一方では、遠心分離器要素として機能し、そのため特に微細油滴が付着して半径方向に導かれ、微細油滴は最終的に油膜としてカートリッジの内面に集められる。また他方では、搬送スクリューの搬送作用によってこの油膜が生のブローバイガス流入開口の方向に搬送され、収集された油はそこから流出して内燃機関の潤滑剤溜めに導かれる。
さらに、分離した油をクランク室に戻すために、搬送スクリューの終端は生のブローバイガス流入開口の領域に位置させるのが有利である。
発明のさらなる展開によると、バランスシャフトの各回転数において、遠心分離器のガス搬送作用に反して、搬送装置のガス搬送作用により内燃機関のクランク室のガス圧力よりも低いガス圧力がバランスシャフト内に発生する。搬送装置はバランスシャフト内に低圧力を発生させることに配慮される。遠心分離器はブローバイガスから粒子を分離するのみならず、搬送スクリューである場合は、特に遠心分離器の粒子搬送作用に基づき、搬送装置のガス搬送作用とは逆方向のガス搬送作用も働く。したがって、バランスシャフト内を所望の低圧力にするため搬送装置のガス搬送作用を遠心分離器のガス搬送作用より大きくし、それによってクランク室内のブローバイガスが常にバランスシャフト内に流れ込むような配置にする必要がある。ガス搬送に必要なこの低圧力作用はバランスシャフトの各回転数によって、または内燃機関の各回転数に応じて保証されなければならない。内燃機関がより高い回転数を示すときはブローバイガスの量が増加するので、クランク室内のブローバイガスの圧力は上昇する。それに応じてクランク室内圧力とバランスシャフト内圧力とに圧力差を発生させるため、バランスシャフト内の搬送作用を高める必要がある。
生のブローバイガス流入開口を半径方向開口にすると有利となる。複数の流入開口をカートリッジの周囲に互いに間隔を置いて分散して設けることも好ましい。
浄化ブローバイガス流出開口はバランスシャフトに設けられ、特に中空シャフトあるいはバランスシャフト管として形成されたバランスシャフト要素の端部に設けられる。
搬送スクリューは逆向きの2つの搬送スクリュー部分を有し、各搬送スクリュー部分の終端はそれぞれ少なくとも生のブローバイガス流入開口領域に位置する。2つの搬送スクリュー部分の搬送方向は互いに逆方向である。すなわち、分離した粒子は、それぞれ終端領域の生のブローバイガス流入開口に達しそこから流出させるため、2つの搬送スクリュー部分から組み立てられた搬送スクリューのほぼ中央から、一方の搬送スクリュー部分からはバランスシャフトの一端の方向へ、または他方の搬送スクリュー部分からはバランスシャフトの他端の方向へ搬送される。すなわち、そのことからそれぞれの生のブローバイガス流入開口は分離された粒子の粒子流出開口を構成する。
特に、生のブローバイガス流入開口を通って流入した生のガスはカートリッジとバランスシャフト要素との間に形成された流路に沿って搬送スクリューの開始部または搬送スクリュー部分の開始部まで流れるようにし、開始部の領域のバランスシャフト要素にはバランスシャフト要素の内部に導くガス開口を設けるようにする。最も効果的なガス浄化を行うため生のガスを最も強力に遠心分離器に接触させることが上記のガス案内によって確実となる。浄化されたガスは、バランスシャフト要素内部に導くガス開口を通って軸方向流路、好ましくはバランスシャフトの回転軸と同軸となる中央流路に達し、そこから搬送装置を介して浄化ブローバイガス流出開口に送られる。
流路の領域には搬送スクリューをバランスシャフト要素上に支持する間隔保持具を設けると有利となる。そのために、環状流路が問題となるが、その軸方向長さは搬送スクリューの長さ、あるいはそれぞれの搬送スクリュー部分の長さに対応する。この環状流路は、バランスシャフト要素、すなわちバランスシャフト管の外面と遠心分離器の遠心分離器要素との間に形成される。間隔保持具によって十分な隙間が作られ、そのためガス流れおよび粒子の分離が起こる。
発明のさらなる展開によると、搬送装置は、カートリッジに付設され、したがって作動しない搬送装置ハウジングを備える。搬送装置、特に側方流路付きポンプの搬送装置ハウジングはバランスシャフト上に配置された翼車に見合ったガス流入およびガス流出スペースを有する。
浄化ブローバイガスをバランスシャフト内から搬送装置ハウジング内の翼車へ、そしてそこから搬送装置ハウジングを介して再度バランスシャフト内へ搬送するため、搬送装置ハウジングの入口側は、バランスシャフト要素を半径方向に貫通する少なくとも1つのガス吸入開口を介してバランスシャフト要素の内部に接続される。バランスシャフト要素の円周上には互いに間隔を置いた複数のガス吸入開口およびガス吐出開口を設けるのが好ましい。
発明のさらなる展開によると、搬送装置が短絡されないように、つまり搬送装置にバイパスが形成されないように、ガス吸入開口とガス吐出開口との間のバランスシャフトの内部には軸方向遮蔽板を設ける。
バランスシャフトの軸受は、軸受から流出する軸受潤滑剤が生のブローバイガス流入開口に達するように配置することが好ましい。これによって、軸受潤滑剤、特に油も内燃機関の潤滑剤循環ラインに戻ることになる。
発明のさらなる展開によると、カートリッジに付設され生のブローバイガス流入開口に導かれる少なくとも1つの軸受潤滑剤溝が設けられる。この軸受潤滑剤溝は軸受の軸方向に設けられる。これによって、軸受潤滑剤は一方の軸受側から他方の軸受側に送られ、そこに配置された生のブローバイガス流入開口に達する。
最後になるが、ブローバイガスを吸気管あるいは過給器管に導くため、浄化ブローバイガス流出開口を内燃機関の吸気管および/または過給器に接続させることが好ましい。
本発明を図面を使用した実施例に基づいて説明する。
図1および2は自動車等の内燃機関用のバランスシャフトモジュール1を示す。バランスシャフトモジュール1はバランスシャフト2と、回転するバランスシャフト2のそばに静止するカートリッジ3とから構成される。バランスシャフト2は軸受4,5および6によりカートリッジ3に回転可能に軸支される。バランスシャフト2は中空シャフト9を形成するバランスシャフト管8の形のバランスシャフト要素7で構成される。バランスシャフト2の回転軸10から偏芯したバランスシャフト2の内部11にバランスウエイト12が配置される。バランスシャフト2は、カートリッジ3から突出する中空シャフト支持部14に配置されバランスシャフト2に固定結合された駆動歯車13によって回転駆動される。バランスシャフト管8は円筒部15を有し、この円筒部15は円錐拡張部16に移行する。円筒部15の反対側となる円錐拡張部16の端部の直径に相当する寸法の円筒部17が接続し、この円筒部17が円錐縮小部18に移行する。円筒部19がこれに続く。円筒部19は円筒部15と同一の直径で形成される。円筒部19は円錐縮小部20に接続し、この円錐縮小部20は別の円筒部に続き、直径がわずかに小さい円筒部22に移行し、さらに直径がわずかに小さい円筒部23に接続し、これが中空シャフト支持部14を形成する。カートリッジ3は管状に形成され円筒部24を有し、一端は直径のより小さい円筒部25に移行し、他端領域26は軸方向に軸受6で終わる。組み立てのため端面27の領域に組立金具28が設けられるが、この組立金具28は取り付け要素用の取り付け開口29、例えばネジが備わる。
バランスシャフト管8の円筒部15は遮蔽要素30によって塞がれる。円筒部21から円筒部22への移行領域に軸方向遮蔽板31が配置される。軸受4は円筒部15の領域に、軸受5は円筒部19の領域に、また軸受6は円筒部23に隣接する円筒部22の領域に配置される。円錐部16の領域においてカートリッジ3は、周囲に分散して配置され互いに円周方向に間隔のある複数の生のブローバイガスの流入開口32を備える。円筒部17の領域において、詳しくいうと、円錐部18に隣接して、カートリッジ3は、互いに間隔をおいて配置された円周方向の複数の生のブローバイガス流入開口33を備える。以下、説明を簡単にするため単に流入開口32および33という。バランスシャフト管8の中空シャフト支持部14側の端部は軸方向に開いて構成され、そこに浄化ブローバイガス流出開口34(以下、説明を簡単にするため流出開口34という)が形成される。円筒部21から円筒部22への移行領域に搬送装置35が付設され、この搬送装置35はバランスシャフト管8に固定結合された翼車36を備え、カートリッジ3に付設され翼車36の両側に達する静止状態の搬送装置ハウジング37を有する。円錐部16、円筒部17、および円錐部18の領域においてバランスシャフト管8の内部に偏芯したバランスウエイト12が配置される。バランスシャフト管8の円筒部17の外側に、油遠心分離器39として形成され搬送スクリュー41形状の遠心分離器要素40を備える遠心分離器38を設ける。この搬送スクリュー41は逆向きの2つの搬送スクリュー部分42および43で構成する。この遠心分離器要素を1つの形で製造して問題のない構成とするように、2つの搬送スクリュー部分42および43は異なる搬送方向、すなわち互いに逆方向となる搬送方向を示すが、一方、搬送スクリュー41の螺旋44の方は遠心分離器38の全長にわたって同一の方向に傾斜させて構成する。2つの搬送スクリュー部分42および43はそれぞれ開始部45および46を備え、この2つの開始部45および46は円筒部17の縦方向のほぼ中央に位置する。さらに、2つの搬送スクリュー部分42および43はそれぞれ終端47および48を有し、終端47は流入開口32の領域に位置し、終端48は流入開口33の領域に位置する。搬送スクリュー41は間隔保持具49により円筒部17の外面に固定取り付けされ、螺旋44とバランスシャフト管8の外側との間に環状流路50が形成される。この流路50は搬送スクリュー41の全長にわたって延び、流入開口32および33に通じる。また、搬送スクリュー41の中央領域に位置するバランスシャフト管8を通過するガス開口51’に通じ、それでバランスシャフト管8の内部11への流路50の接続が確立される。螺旋44の直径は円筒部24の領域におけるカートリッジの自由な内部空間よりもわずかに小さい直径であるので、円筒部24と螺旋44の間にはごく僅かな隙間しか存在しない。
軸受5の搬送装置35方向に向く面は、バランスシャフト管8に固定された遠心分離器パッキングリング51に対向し、遠心分離器パッキングリング51と軸受5の間にわずかな隙間52が形成される。円筒部21には円周方向に互いに間隔を置いて位置する複数のガス吸入開口53が形成される。円筒部22の領域にはガス吐出開口54が同様に形成配置され、ガス吸入開口53およびガス吐出開口54はバランスシャフト管8を貫通する。ガス吸入開口53は搬送装置35の搬送装置ハウジング37内に導かれる。ガス吐出開口54は搬送装置ハウジング37の内部から中空シャフト9の内部11に導かれる。ガス吸入開口53を軸方向遮蔽板31の一方側に位置させ、ガス吐出開口54を軸方向遮蔽板31の他方側に位置させるような配置にする。円周方向に分散配置された複数の潤滑剤溝55が軸受5を貫通し、隙間52と流入開口33を連通させる。図示しない内燃機関のクランク室56の内部がカートリッジ3の外側に存在する。すなわち、バランスシャフトモジュール1はクランク室56の内部に配置される。流出開口34は図示しない吸気路または図示しない内燃機関の過給器に導かれる。
次に機能について説明する。図示しない自動車の内燃機関は駆動歯車13を介してバランスシャフト2を駆動する。バランスシャフト2はカートリッジ3の内側にある軸受4,5および6に軸支されて内燃機関の回転数に応じて回転する。バランスシャフト2のこの回転運動によって側方流路付きポンプ57を形成する搬送装置35の翼車36が回転し、これによってバランスシャフト管8の内部11に負圧が発生し、この負圧でクランク室56の内部に圧力降下が生じる。これによって、内燃機関のシリンダのピストンリングの箇所から漏れた生のブローバイガスが流入開口32および33を通して吸入される。ブローバイガスは環状流路50に流入し、この方法で、搬送スクリュー41で形成された遠心分離器要素40に達する。搬送スクリュー41は逆方向に向く2つの搬送スクリュー部分42および43で構成されるので、生のブローバイガスから分離して遠心分離器要素40に存在する粒子、特に微細な油滴は半径外側に運ばれてカートリッジ3の円筒部24の内面に突き当たり、2つの搬送スクリュー部分42および43の搬送作用によって、絶え間なく成長する油滴あるいは形成される潤滑剤膜、特に油膜として流入開口32および33の方向に運ばれる。最後に、このようにして形成された潤滑剤膜あるいは油膜は流入開口32および33から流出し、したがってこの流入開口32および33は粒子の流出開口58および59を形成する。
遠心分離器38によって浄化された生のブローバイガスは浄化ブローバイガスとしてガス開口51’を通りバランスシャフト管8の円筒部17の内部11に流入し、側方流路付きポンプ57の吸入作用に基づきガス吸入開口53まで達する。したがってガス流はバランスシャフト管8の内部11から半径方向に離れ、搬送装置ハウジング37の一方側を通って翼車36に達し、そこから搬送装置ハウジング37の他方側に達し、そしてガス吐出開口54を通って半径内側に向かい再度バランスシャフト管8の内部11に流入し、最後に流出開口34に流れ、内燃機関の吸気路あるいはそこに存在する1つまたは複数の過給器に浄化された形態でこの方法で到達する。
軸受4から流出する潤滑剤は流入開口32に流入する生のブローバイガスの吸入作用に基づいて吸入され、円錐部16に達し、そこから流入開口32に達する。したがって、この流出する軸受潤滑剤は遠心分離器38からくる油膜と一つにまとまる。軸受5から流出する軸受潤滑剤は軸受5と円錐部18の間に形成された環状隙間を通って直接流入開口33に達するか、または軸受5の反対側で隙間52に達して、半径方向搬送を行う遠心分離器パッキングリング51に接触する。そのため、軸受潤滑剤は、特に軸受潤滑剤膜として、潤滑剤溝55を介して流入開口33に導かれ、ここでも遠心分離器38から送られる潤滑剤と一つにまとまる。
以上のことから明らかなように、ブローバイガスから除去された粒子、特に除去された油はクランク室56の内部に戻され、また浄化されたブローバイガスは内燃機関に再度導かれる。
非常にわずかなスペースしか取らないこのガス戻し操作のために、バランスシャフトモジュールは、ガス搬送を行わない従来のバランスシャフトに対して直径がわずかに大きく形成されるだけである。さらに、ガス戻し案内は内燃機関の高温を示す領域で行われるので、冷却処理などを心配する必要はない。さらに、余分の構造部分をほとんど使用する必要がないので、前述の構造は非常にわずかな量しか占有しない。
バランスシャフトモジュールの縦断面を示す。 図1の矢印Iの方向から見たバランスシャフトモジュールの端面図であり、部分的に端面を剥がした図面を示す。
符号の説明
1 バランスシャフトモジュール
2 バランスシャフト
3 カートリッジ
4 軸受
5 軸受
6 軸受
7 バランスシャフト要素
8 バランスシャフト管
9 中空シャフト
10 回転軸
11 内部
12 バランスウエイト
13 駆動歯車
14 中空シャフト支持部
15 円筒部
16 円錐部
17 円筒部
18 円錐部
19 円筒部
20 円錐部
21 円筒部
22 円筒部
23 円筒部
24 円筒部
25 円筒部
26 端部領域
27 端面
28 組立金具
29 取り付け開口
30 遮蔽要素
31 軸方向遮蔽板
32 生のブローバイガス流入開口
33 生のブローバイガス流入開口
34 浄化ブローバイガス流出開口
35 搬送装置
36 翼車
37 搬送装置ハウジング
38 遠心分離器
39 油遠心分離器
40 遠心分離器要素
41 搬送スクリュー
42 搬送スクリュー部分
43 搬送スクリュー部分
44 螺旋
45 開始部
46 開始部
47 終端
48 終端
49 間隔保持具
50 流路
51 遠心分離器パッキングリング
51’ ガス開口
52 隙間
53 ガス吸入開口
54 ガス吐出開口
55 潤滑剤溝
56 クランク室
57 側方流路付きポンプ
58 粒子流出開口
59 粒子流出開口

Claims (21)

  1. バランスシャフト(2)と、少なくともバランスシャフト(2)を内部に収納し軸受(4,5,6)を使用してバランスシャフト(2)を保持するカートリッジ(3)とを備えた自動車などの内燃機関のバランスシャフトモジュール(1)であって、
    カートリッジ(3)はバランスシャフト(2)の遠心分離器(38)に接続された少なくとも1つの生のブローバイガス流入開口(32,33)と、カートリッジ(3)内でブローバイガスの搬送を行う搬送装置(35)としての側方流路付きポンプ(57)とを備え、
    バランスシャフト(2)は、側方流路付きポンプ(57)の下流に少なくとも1つの浄化ブローバイガス流出開口(34)を備え、
    バランスシャフト(2)の外面に、側方流路付きポンプ(57)の翼車(36)が配置されたバランスシャフトモジュール(1)。
  2. 遠心分離器(38)は油遠心分離器(39)であることを特徴とする請求項1に記載のバランスシャフトモジュール。
  3. 遠心分離器(38)は生のブローバイガスから粒子を分離するためバランスシャフト(2)のバランスシャフト要素(7)上に配置された少なくとも1つの遠心分離器要素(40)を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のバランスシャフトモジュール。
  4. 遠心分離器要素(40)は搬送スクリュー(41)であることを特徴とする請求項に記載のバランスシャフトモジュール。
  5. バランスシャフト要素(7)は中空シャフト(9)またはバランスシャフト管(8)であることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載のバランスシャフトモジュール。
  6. 搬送スクリュー(41)の端部(47,48)は生のブローバイガス流入開口(32,33)の位置にあることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載のバランスシャフトモジュール。
  7. バランスシャフト(2)の各回転数において、遠心分離器(38)のガス搬送作用に反して、側方流路付きポンプ(57)のガス搬送作用により内燃機関のクランク室(56)のガス圧力よりも低いガス圧力がバランスシャフト(2)の内部に生じることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  8. 生のブローバイガス流入開口(32,33)は半径方向開口であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  9. 浄化ブローバイガス流出開口(34)は軸方向開口であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  10. 搬送スクリュー(41)は逆向きの2つの搬送スクリュー部分(42,43)を有し、各搬送スクリュー部分(42,43)のそれぞれの一端(45,46)は生のブローバイガス流入開口(32,33)の間の位置にあり、各搬送スクリュー部分(42,43)のそれぞれの他端(47,48)は生のブローバイガス流入開口(32,33)の位置にあることを特徴とする請求項4ないし9のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  11. 生のブローバイガス流入開口(32,33)を通って流入した生のガスは、搬送スクリュー(41)とバランスシャフト要素(7)の間に形成された流路(50)に沿って、少なくとも一部が搬送スクリュー部分(42,43)の一端(45,46)まで流れることを特徴とし、
    さらに一端(45,46)の位置のバランスシャフト要素(7)にバランスシャフト要素(7)の内部(11)に生のガスを導く少なくとも1つのガス開口(51’)を設けたことを特徴とする請求項10に記載のバランスシャフトモジュール。
  12. 流路(50)の領域には少なくとも1つの搬送スクリュー(41)をバランスシャフト要素(7)上に支持する間隔保持具(49)が備わったことを特徴とする請求項11に記載のバランスシャフトモジュール。
  13. 側方流路付きポンプ(57)はカートリッジ(3)に付設された搬送装置ハウジング(37)を備えたことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  14. 側方流路付きポンプ(57)の搬送装置ハウジング(37)の入口側は、バランスシャフト要素(7)を半径方向に貫通する少なくとも1つのガス吸入開口(53)を介して、バランスシャフト要素(7)の内部に接続されたことを特徴とする請求項13に記載のバランスシャフトモジュール。
  15. 側方流路付きポンプ(57)の搬送装置ハウジング(37)の出口側は、バランスシャフト要素(7)を半径方向に貫通する少なくとも1つのガス吐出開口(54)を介して、バランスシャフト要素(7)の内部に接続されたことを特徴とする請求項13または14のいずれかに記載のバランスシャフトモジュール。
  16. バランスシャフト(2)の内部(11)はガス吸入開口(53)とガス吐出開口(54)との間に軸方向遮蔽板(31)を備えたことを特徴とする請求項15に記載のバランスシャフトモジュール。
  17. バランスシャフト(2)の軸受(4,5,6)は、該軸受(4,5,6)から流出する軸受潤滑剤が少なくとも一つの生のブローバイガス流入開口(32,33)に達するように配置されたことを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  18. 生のブローバイガス流入開口(32,33)に導く少なくとも1つの軸受潤滑剤溝(55)がカートリッジ(3)に付設されたことを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  19. 軸受潤滑剤溝(55)は軸受(4、5,6)を軸方向に貫通することを特徴とする請求項18に記載のバランスシャフトモジュール。
  20. 生のブローバイガス流入開口(32,33)は分離される粒子用の粒子流出開口(58,59)であることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
  21. 浄化ブローバイガス流出開口(34)は内燃機関の吸気管および/または過給器に接続されることを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載のバランスシャフトモジュール。
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