JP4846629B2 - カーテン塗布装置及びカーテン塗布方法 - Google Patents

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Description

本発明は、連続的に走行する帯状の支持体(以下、ウェブと称す)に、塗布液を薄膜状に塗布するカーテン塗布装置及び方法に関するものである。
従来、走行するウェブ面に塗布液を連続的に塗布する方法・装置として種々のものが知られており、その代表的な塗布方法・装置としては、ブレード塗布法、ロール塗布法、ワイヤーバー塗布法、ダイ塗布法、カーテン塗布方法などの方法及び装置がある。中でも、高速塗布が要求される例えば、感熱記録材料、磁気記録材料、インクジェット記録シート、ハロゲン化銀写真感光材料などの製造等には、カーテン塗布方法・装置は多用されるようになっている。
カーテン塗布方法・装置は、塗布ヘッドのマニホールド内に供給した塗布液をスリットを通して吐出させ、塗布ヘッド両端にかつウェブ塗布面に向けて設置されたカーテンエッジガイドにて、形成された薄膜液状物(以下、カーテン膜と称す)を保持し、走行するウェブ面にカーテン膜状に落下させて、ウェブ面に塗布膜を被せるようにして塗布するものである。
カーテン塗布方法の中でもカーテン膜巾をウェブ巾と同等若しくは狭く形成する場合には、カーテンエッジガイドとウェブ塗布面との間に形成される隙間にて、塗布液カーテン膜がウェブ塗布面上に塗布される際、塗布液が塗膜巾方向中央部方向に引き寄せられ、所謂ネックイン現象により、図1に示したように、塗膜最端部に塗布液の過剰付着量部分が発生する。なお、図1において、1は塗膜端部の過剰付着量部、2は塗膜、3はウェブを表している。
この過剰付着量部分が発生すると、その後の乾燥機での乾燥不良により、乾燥機以降のウェブ搬送ロールの汚れが発生したり、巻き取られてウェブの裏面端部が汚染したり、また仮に乾燥機での乾燥が十分であっても、塗布機の塗布済み紙巻取り部では、過剰付着量部分が常に同じ位置に巻き取られるので、その部分の厚みが厚くなり、盛り上がり、そこが起因となりウェブ破断が発生するという問題がある。
このような塗工端部の付着量が多くなる現象を防止するために、特許文献1〜4には、スライド面両端のエッジ部に沿って補助液を流し、スライド面両端の塗布液流速を中心流速に近づける方法が開示されている。しかしながら、これらの方法では、エッジガイドに沿って補助液を流すため、補助液の量を多くする必要があり、スライド面両端の塗布液が補助液と混合し易くなったり、エッジガイドに沿っている補助液の流れにムラが出たりして、塗工端部の付着量が安定せず、製品不良となったりするという問題があり、また、塗布装置も複雑になる難点がある。
特許文献5には、カーテンエッジガイド下端にて過剰付着量部を吸引除去する方法が開示されている。この方法によると、過剰付着量部を吸引するには、吸引ノズルを過剰付着量部に接するように配置するか、かなり近接するように設置しないと過剰付着量部を吸引できない。その場合、吸引ノズルとウェブとの距離をかなり小さく設定する必要があり、ウェブに付着したゴミが吸引ノズルに引っかかり、その部分が起因したウェブ破断を発生させるという問題が生じる。
特許文献6には、カーテン巾をウェブ巾より広く設定し、カーテン膜がウェブ塗布面に衝突する上流側にて、ウェブ端部を折り曲げて塗布することで、ウェブ両端に未塗布部を形成しつつ塗布する方法が開示されている。この方法によると、確かに塗膜最端部の過剰付着量部の発生は無いが、ウェブ巾よりカーテン膜を広く形成しなければならず、ウェブ巾より広い部分の塗布液はウェブに塗布されない。この場合、塗布液が1種類の単層塗布では、塗布液を再利用できるため問題にならないが、塗布液を同時に複数用いてカーテンを形成塗布する、多層同時塗布においては、塗布液を再利用することができず、塗布液を廃棄することになるため、著しく生産性を低下させる。
特許文献7には、リップ先端の幅よりウェブの幅を狭くし、カーテン膜の過剰付着両端をウェブに接しないようにして塗布する方法が開示されている。しかしながら、この方法は、ウェブ巾より広い部分の塗布液はウェブに塗布されないため、特許文献6に記載の技術と同様の問題点を有している。
また、ウェブ上に塗布膜形成後、塗膜巾方向最端部に過剰に塗設された塗布液を吸収除去することも考えられているが、この方法は、塗膜巾方向最端部に過剰に塗設された塗布液だけを吸収することが難しく、加えて、往々にして塗膜巾方向中央寄りの塗布液をも吸収してしまうという問題点を有している。
特開2000−513号公報 特開2000−218209号公報 特開2001−104856号公報 特開2005−512768号公報 特開2000−254567号公報 特開2004−16877号公報 特公平6−91979号公報
本発明の目的は、上記の従来技術が有する問題点に鑑みて、連続走行するウェブ上に塗布液を積層状態に塗布するスライドカーテン塗工において発生する、塗布膜最端部の過剰付着量部分を除去し、及び、除去した塗布液によるウェブ端部の未塗布部、端面、裏面、また周辺雰囲気の汚染が無く、長時間連続的に安定してスライドカーテン塗工が行えるカーテン塗布方法及び装置を提供することである。
上記の課題は、下記(1)〜(20)の発明によって解決される。
(1) 連続的に走行するウェブ上に、リップ先端からカーテン膜状に落下させた塗布液を塗布するカーテン塗布方法において、前記ウェブ上に塗布膜形成後、塗膜巾方向最端部に過剰に塗設された塗布液を除去するための流体を吹きつけ、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出しながら、前記ウェブ上に塗布液を塗布するカーテン塗布方法であって、前記ウェブの端部表裏を挟みこむようにコの字型のブロック(以下、排出ブロックという)を配し、及び前記排出ブロックの前記塗膜中央部の塗膜面と垂直に位置する壁面に気体を流すノズル(以下、排出ノズルという)を配し、前記吹き飛ばされた塗布液を、前記排出ノズルから気体を流しながら排出ブロックに排出することを特徴とするカーテン塗布方法。
(2) 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を空気とすることを特徴とする前記(1)に記載のカーテン塗布方法。
(3) 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を、前記塗布液の主溶媒を混合した空気とすることを特徴とする前記(1)に記載のカーテン塗布方法。
) 前記塗膜巾方向最端部に流体を吹き付けるためのノズル(以下、吹き付けノズルという)を塗膜面に水平に配した時を0度としたときに、吹きつけ方向を塗膜中央部から端部方向とし、前記吹き付けノズルの吹き付け口が塗膜面に向かう方向に吹き付け角度(以下、水平角度という)を10度から30度とすることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
) 前記吹き付けノズルの吹き付け角度を前記ウェブ進行方向と平行に配した時を0度としたときに、0度〜前記ウェブ進行方向に対向する方向に30度(以下、対向角度という)とすることを特徴とする前記()に記載のカーテン塗布方法。
) 前記吹き付けノズル先端と塗布膜との垂直方向の距離(以下、垂直距離という)を1〜5mmとすることを特徴とする前記()又は()に記載のカーテン塗布方法。
) 前記吹き付けノズルから吹き付ける空気圧を0.1〜0.5MPaとすることを特徴とする前記()〜()のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
) 前記排出ブロックに、前記吹き付けノズルにより吹き飛ばされた塗布液を吸引するための吸引装置を連結し、吸引しながら塗布することを特徴とする前記()〜()のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
) 前記の吹き付けノズル及び排出ノズル、排出ブロックを、前記ウェブの蛇行を検知するウェブ端部位置確認センサーの位置確認信号により、前記ウェブの蛇行に追従しながら前記流体を吹き付け、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出若しくは排出し吸引することを特徴とする前記(4)〜()のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
10) 前記リップ先端からカーテン膜状に落下させる前記塗布液膜の複数層を同時に形成させて塗布することを特徴とする前記(1)〜()のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
11) 連続的に走行するウェブ上に、リップ先端からカーテン膜状に落下させた塗布液を塗布するカーテン塗布装置において、前記ウェブ上に塗布膜形成後、塗膜巾方 向最端部に過剰に塗設された塗布液を除去するための流体吹きつけ手段、及び、前記吹き飛ばされた塗布液を除くための排出手段を備え、前記吹き飛ばされた塗布液を除くための排出手段が、前記ウェブの端部表裏を挟みこむように配したコの字型のブロック(以下、排出ブロックという)及び前記排出ブロックの前記塗膜中央部の塗膜面と垂直に位置する壁面に気体を流すノズル(以下、排出ノズルという)を有することを特徴とするカーテン塗布装置。
12) 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を空気としたことを特徴とする前記(11)に記載のカーテン塗布装置。
13) 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を、前記塗布液の主溶媒を混合した空気としたことを特徴とする前記(11)に記載のカーテン塗布装置。
14) 前記流体吹き付け手段が吹き付けノズルであり、前記吹き付けノズルの水平角度を10〜30度の間で可変できる装置を具備したことを特徴とする前記(11)〜(13)のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
15) 前記吹き付けノズルの対向角度を0度〜30度の間で可変できる装置を具備したことを特徴とする前記(14)に記載のカーテン塗布装置。
16) 前記吹き付けノズルの垂直距離を1〜5mmの間で可変できる装置を具備したことを特徴とする前記(14)又は(15)に記載のカーテン塗布装置。
17) 前記吹き付けノズルより吹き付ける空気圧を0.1〜0.5MPaの間で可変できる装置を具備したことを特徴とする前記(14)〜(16)のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
18) 前記排出ブロックに、前記吹き付けノズルにより吹き飛ばされた塗布液を吸引するための吸引装置を連結したことを特徴とする前記(14)〜(17)のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
19) 前記の吹き付けノズル及び排出ノズル、排出ブロックを、前記ウェブの蛇行を検知するウェブ端部位置確認センサーの位置確認信号により、前記ウェブの蛇行に追従しながら前記流体を吹き付け、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出若しくは排出し吸引することを特徴とする前記(14)〜(18)のいずれかに記載のカーテン塗布装置
20) 前記リップの先端からカーテン膜状に落下させ塗布液膜を複数層として同時に形成する塗布ノズルとして、下方に傾斜した塗布ヘッドのスライド面上に塗布液を流し、該スライドの下端の該リップ先端からカーテン膜を形成するスライドホッパー型ノズルとすることを特徴とする前記(11)〜(19)のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
後記の説明及び実施例の記載から明らかなように、本発明の塗布装置及び塗布方法によれば、カーテン塗布法において発生する、塗布膜最端部の過剰付着量部分を除去し、また、除去した塗布液によるウェブ端部未塗布部、端面、裏面、周辺雰囲気の汚染が無く、長時間連続的に安定したカーテン塗布が行える。
以下に、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、流体吹きつけ手段(吹き付けノズル4)により供給された流体により、過剰付着量部の過剰付着塗布液を取り除き、同時に取り除かれた塗布液を排出ブロック5に設置された排出ノズル6より噴出された気体により排出する様子を示している。
即ち、本発明によれば、塗膜最端部の過剰付着量部に対し、吹き付けノズル4より供給された流体を吹き付けることで過剰付着量部を吹き飛ばし、かつ吹き付けた流体及び過剰付着量を排出し、好ましくはこれを吸引することで、未塗布部分の汚染、ウェブ裏面の汚染を防ぎつつ過剰付着量を除去することが可能となる。
ここで、吹き付ける流体に関して、エアコンプレッサーもよる圧縮空気、送風ブロワ−による送風エア、除湿空気等を用いることができ、更には、塗布液の液粘度が高い場合、液粘度が除去する際の抵抗分となるため、吹き付けた流体の質量を増す目的で、塗布液の主溶媒をミスト状に混合した空気を吹き付けることで高粘度塗布液の場合にも過剰付着量を除去することが可能となる。
また、排出ノズル6を排出ブロック5の塗膜面と垂直に位置する壁面に接して配し、この壁面に添うように気体を流すことで、排出ノズル6より噴出された気体は、ウェブ3および塗膜面にぶつかることなく排出ブロック5壁面に沿って流れる。排出ブロック5はコの字型でウェブ3の端部表裏を挟みこむように設置するため、排出ノズル6から噴出された気体は、塗膜巾方向端部に向かい流れる。そのため、吹き付けノズル4から吹き付けられた流体及び除去された塗布液の過剰付着量分は排出ノズル6より噴出された気体に乗り、排出されることになり、ウェブ端部の未塗布部分の汚染、ウェブ裏面の汚染等の発生が無く、過剰付着量部を除去することが可能となる。
また、排出ブロック5をコの字型とし、ウェブ端部表裏を挟み込むように設置することで、ウェブに流体を吹き付けた場合、ウェブ端部をバックアップすることが可能となるため、吹き付けた流体による振動の発生を抑えることができ、ウェブ振動による過剰付着量部の吹き飛ばしムラを抑制することが可能となる。
ここで、吹き付けノズル4、排出ノズル6、排出ブロック5の材質については、工業用プラスチック材、鉄、ステンレスといった金属材等挙げられるが、特に限定されるものではない。
吹き付けノズル4には、水平角度(θ)及び対向角度(θ)が自在に変えられる機能が備えられている。水平角度(θ)及び対向角度(θ)の調整に関しては、それらの角度を調整できるものであれば特に限定されないが、これらの角度を簡便に、精度良く調整できるものとしてゴニオステージを用いることが好ましい。
また、吹き付けノズル4には、垂直距離が自在に変えられる機能が備えられている。垂直距離の調整に関しては、距離を調整できるものであれば特に限定されないが、距離を簡便に、精度良く調整できるものとしてXYステージ、XYZステージを用いることが好ましい。更に、吹き付けノズル4には、吹き付ける空気圧が自在に変えられる機能が備えられている。
本発明の塗布装置には、更に、排出ブロック5に、吹き付けノズル4により吹き飛ばされた塗布液を吸引するための吸引装置7を連結しているのが好ましい。前記吹き飛ばされた塗布液を吸引しながら、ウェブ上に塗布液を塗布することで、雰囲気を汚染することなく過剰付着量をより効率的に除去することが可能となる。
ここで、吸引装置7に関しては、掃除機を模したような吸引方法、ブロワーによる吸引方法、真空ポンプによる吸引方法と吸引することが可能な物であればよく、その方式には特に限定されない。
本発明の塗布装置には、更に、吹き付けノズル4、及び排出ノズル6及び排出ブロック5の少なくとも1カ所に、図示されていないウェブ蛇行を検知するウェブ端部位置確認センサーを設けておくのが好ましい。
このセンサーの位置確認信号により、ウェブ3の蛇行に追従しながら、流体吹き付け、排出することで、ウェブ進行方向で均一に過剰付着量を除去することが可能となる。
塗布速度が上昇するとともに、ウェブの蛇行も大きくなる。実際には、ウェブ端部位置確認センサーを用い、ウェブ蛇行を抑えるように制御したとしても、1〜2mm程度のウェブ蛇行は発生する。そのため、ウェブ蛇行に追従して過剰付着量に流体を吹き付けることで、ウェブ進行方向で常に過剰付着量部に流体を吹きつけることが可能となる。
ここで、ウェブ端部位置確認センサーに関しては、その方式について特に限定されない。
上記の塗布装置の使用においては、吹き付けノズルの水平角度(θ)を10度から30度の範囲で変えることで、過剰付着量の塗布液を吹き飛ばすことが可能となる。水平角度(θ)を10度より小さくしてしまうと、過剰付着量部分を吹き飛ばすことができない。水平角度(θ)を30度より大きくしてしまうと、吹き付けた流体が過剰付着量部にぶつかった後、塗膜中央部から端部方向にきれいに流れず、一部が塗膜巾方向中央部方向への流れが発生し、この流れにより、塗膜端部に逆に過剰付着量部を発生させてしまう。
また、上記の塗布装置の使用においては、吹き付けノズルの対向角度(θ)を0度〜30度の範囲で変えることで、過剰付着量の塗布液を吹き飛ばすことが可能となる。対向角度(θ)をウェブ3の進行方向に対向する方向に30度より大きく設定すると、過剰付着量部が塗膜巾方向の端部方向に吹き飛ばず、過剰付着量の除去が解消できない。
対向角度(θ)を0度より反対方向に傾けて設置すると、吹き付けノズル4から噴出した流体の流れがウェブ3の進行方向と倣い方向となってしまい、過剰付着量の除去が解消できない。
また、上記の塗布装置の使用においては、吹き付けノズルの垂直距離(吹き付けノズルの先端と塗布膜との垂直方向の距離)を1〜5mmとすることで、過剰付着量の塗布液を吹き飛ばすことが可能となる。垂直距離を1mmより小さく設定しても過剰付着量の塗布液を吹き飛ばすことは可能ではあるが、ウェブ3に付着したゴミ等が吹き付けノズル4の先端に引っかかり易く、それに起因したスジ欠陥が発生し易い。垂直距離を5mmより大きく設定すると、過剰付着量部分への流体吹き付け効果が薄れ、過剰付着量部の解消ができない。
更に、上記の塗布装置の使用においては、吹き付けノズル4より吹き付ける空気圧を0.1〜0.5MPaとすることで過剰付着量を吹き飛ばすことが可能となる。吹き付ける空気圧を0.1MPaより小さく設定すると過剰付着量を除去することができない。また、吹き付ける空気圧を0.5MPaより大きく設定すると、吹き付けた流体が過剰付着量部分にぶつかった後、塗膜中央部から端部方向にきれいに流れず、一部が塗膜巾方向中央部方向への流れが発生し、この流れにより、塗膜端部に逆に過剰付着量部分を発生させてしまう。また、ウェブ振動が大きくなり、吹き付けたエアが過剰付着量部に当ったり、外れたりすることで、ウェブ進行方向で過剰付着量の除去効果が均一にならない。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
図2に示すように、ウェブ上に過剰に塗設された塗布膜を除去するための流体吹きつけ手段を設けたスライドカーテン塗布装置を用い、下記共通塗布条件により、ウェブ上に塗布液を塗工を行ない、評価を行った。
〔共通塗布条件〕
(1) 塗布ベース : 坪量60g/mの紙
(2) 塗布液 : 7.5wt%PVA水溶液
(3) 塗布液の液粘度 : 300mPa・s
(4) 塗布速度 : 500m/分
(5) 狙いの平均液付着量 : Wet50g/m
(6) 塗布巾 : 1000mm
(7) 吹き付けノズルの水平角度(θ) : 15度
(8) 吹き付けノズルの対向角度(θ) : 5度
(9) 垂直距離 : 3mm
(10)吹き付けノズルより吹き付ける空気圧 : 0.3MPa
(11)吸引装置 : 排出ブロックに掃除機を連結した
(12)排出ノズルより吹き付ける空気圧 : 0.5MPa
〔評価〕
評価方法は、アンリツ社製の触針式厚み計K351Cを用い、過剰付着量部とその直近のウェブ厚みを交互に30点計測し、各々の平均値の差分から過剰付着量部の厚みを求めた。
また、実施例、比較例の結果表中では、過剰付着量部厚みを塗膜中央部厚みで除した値に100を掛けた値で表現した。
更に、ウェブ端部未塗布部、ウェブ裏面の汚染度合いを目視にて確認を行った。
(実施例1)
前記共通条件にて塗布を行った。
(実施例2)
水平角度を5度から5度ずつ35度まで変化させ、その他は共通条件と同じにして塗布を行った。
(実施例3)
対向角度を−5度(倣い方向)より35度まで5度づつ変化させた以外は共通条件と同じにして塗布を行った。
(実施例4)
吹き付けノズル先端と塗布膜との垂直方向の距離を0.5mmと1〜6mmまで1mmずつ変化させた以外は共通条件と同じにして塗布を行った。
(実施例5)
吹き付けノズルより吹き付ける空気圧を0.05MPaと0.1〜0.6MPaまで0.1MPaずつ変化させた以外は共通条件と同じにして塗布を行った。
(比較例1)
過剰付着量部への空気吹き付けをせずに、それ以外は共通条件と同じにして塗布を行った。
評価結果を表1に示す。
Figure 0004846629
(実施例6)
実施例1において、 吹き付けノズルより吹き付ける空気に代えて、水蒸気を含む霧状のエアーを用いた以外は共通条件と同じにして塗布を行った。その結果、実施例1と同様な効果が認められた。
(実施例7)
塗布液を10wt%PVA水溶液、塗布速度を500m/分、吹き付ける気体を実施例6と同じにした以外は共通条件と同じにして塗布を行った。その結果、実施例1と同様な効果が認められた。
以上の説明で明らかなように、請求項1〜10に記載の塗布方法及び請求項1120に記載の塗布装置により、カーテン塗布法において発生する、塗布膜最端部の過剰付着量部を除去し、また、除去した塗布液によるウェブ端部未塗布部、端面、裏面、周辺雰囲気の汚染がなく、長時間連続的に安定生産が可能となる。また、本発明のカーテン塗布方法・装置は、高速塗布が要求される感熱記録材料、磁気記録材料、インクジェット記録シート、ハロゲン化銀写真感光材料などの製造に有用である。
塗膜最端部に塗布液の過剰付着量部分が発生する様子を説明するための図である。 排出ブロックにおいてウェブ上に塗膜巾方向最端部に過剰に塗設された塗布液が除去される様子を説明するための図である。 吹きつけノズルの吹きつけ角度を説明するための図である。
符号の説明
1 過剰付着量部
2 塗膜
3 ウェブ
4 吹き付けノズル
5 排出ブロック
6 排出ノズル
7 吸引装置
8 回収タンク
9 垂直距離
10 ウェブ未塗布部
θ水平角度
θ対向角度

Claims (20)

  1. 連続的に走行するウェブ上に、リップ先端からカーテン膜状に落下させた塗布液を塗布するカーテン塗布方法において、前記ウェブ上に塗布膜形成後、塗膜巾方向最端部に過剰に塗設された塗布液を除去するための流体を吹きつけ、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出しながら、前記ウェブ上に塗布液を塗布するカーテン塗布方法であって、
    前記ウェブの端部表裏を挟みこむようにコの字型のブロック(以下、排出ブロックという)を配し、及び前記排出ブロックの前記塗膜中央部の塗膜面と垂直に位置する壁面に気体を流すノズル(以下、排出ノズルという)を配し、前記吹き飛ばされた塗布液を、前記排出ノズルから気体を流しながら排出ブロックに排出することを特徴とするカーテン塗布方法。
  2. 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を空気とすることを特徴とする請求項1に記載のカーテン塗布方法。
  3. 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を、前記塗布液の主溶媒を混合した空気とすることを特徴とする請求項1に記載のカーテン塗布方法。
  4. 前記塗膜巾方向最端部に流体を吹き付けるためのノズル(以下、吹き付けノズルという)を塗膜面に水平に配した時を0度としたときに、吹きつけ方向を塗膜中央部から端部方向とし、前記吹き付けノズルの吹き付け口が塗膜面に向かう方向に吹き付け角度(以下、水平角度という)を10度から30度とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
  5. 前記吹き付けノズルの吹き付け角度を前記ウェブ進行方向と平行に配した時を0度としたときに、0度〜前記ウェブ進行方向に対向する方向に30度(以下、対向角度という)とすることを特徴とする請求項に記載のカーテン塗布方法。
  6. 前記吹き付けノズル先端と塗布膜との垂直方向の距離(以下、垂直距離という)を1〜5mmとすることを特徴とする請求項又はに記載のカーテン塗布方法。
  7. 前記吹き付けノズルから吹き付ける空気圧を0.1〜0.5MPaとすることを特徴とする請求項のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
  8. 前記排出ブロックに、前記吹き付けノズルにより吹き飛ばされた塗布液を吸引するための吸引装置を連結し、吸引しながら塗布することを特徴とする請求項のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
  9. 前記の吹き付けノズル及び排出ノズル、排出ブロックを、前記ウェブの蛇行を検知するウェブ端部位置確認センサーの位置確認信号により、前記ウェブの蛇行に追従しながら前記流体を吹き付け、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出若しくは排出し吸引することを特徴とする請求項4〜のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
  10. 前記リップ先端からカーテン膜状に落下させる前記塗布液膜の複数層を同時に形成させて塗布することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のカーテン塗布方法。
  11. 連続的に走行するウェブ上に、リップ先端からカーテン膜状に落下させた塗布液を塗布するカーテン塗布装置において、前記ウェブ上に塗布膜形成後、塗膜巾方 向最端部に過剰に塗設された塗布液を除去するための流体吹きつけ手段、及び、前記吹き飛ばされた塗布液を除くための排出手段を備え
    前記吹き飛ばされた塗布液を除くための排出手段が、前記ウェブの端部表裏を挟みこむように配したコの字型のブロック(以下、排出ブロックという)及び前記排出ブロックの前記塗膜中央部の塗膜面と垂直に位置する壁面に気体を流すノズル(以下、排出ノズルという)を有することを特徴とするカーテン塗布装置。
  12. 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を空気としたことを特徴とする請求項11に記載のカーテン塗布装置。
  13. 前記塗膜巾方向最端部に吹き付ける流体を、前記塗布液の主溶媒を混合した空気としたことを特徴とする請求項11に記載のカーテン塗布装置。
  14. 前記流体吹き付け手段が吹き付けノズルであり、前記吹き付けノズルの水平角度を10〜30度の間で可変できる装置を具備したことを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  15. 前記吹き付けノズルの対向角度を0度〜30度の間で可変できる装置を具備したことを特徴とする請求項14に記載のカーテン塗布装置。
  16. 前記吹き付けノズルの垂直距離を1〜5mmの間で可変できる装置を具備したことを特徴とする請求項14又は15に記載のカーテン塗布装置。
  17. 前記吹き付けノズルより吹き付ける空気圧を0.1〜0.5MPaの間で可変できる装置を具備したことを特徴とする請求項1416のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  18. 前記排出ブロックに、前記吹き付けノズルにより吹き飛ばされた塗布液を吸引するための吸引装置を連結したことを特徴とする請求項1417のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  19. 前記の吹き付けノズル及び排出ノズル、排出ブロックを、前記ウェブの蛇行を検知するウェブ端部位置確認センサーの位置確認信号により、前記ウェブの蛇行に追従しながら前記流体を吹き付け、かつ、前記吹き飛ばされた塗布液を排出若しくは排出し吸引することを特徴とする請求項1418のいずれかに記載のカーテン塗布装置
  20. 前記リップの先端からカーテン膜状に落下させ塗布液膜を複数層として同時に形成する塗布ノズルとして、下方に傾斜した塗布ヘッドのスライド面上に塗布液を流し、該スライドの下端の該リップ先端からカーテン膜を形成するスライドホッパー型ノズルとすることを特徴とする請求項1119のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
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