JP4844378B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像データに従って紙媒体に画像形成する画像形成装置に関する。
画像データに従って紙媒体に画像形成する各種の画像形成装置が知られている。例えば、コンピュータから送信された画像データを紙媒体に出力するプリンタや、原稿表面から画像を読み取って複写するコピー機等がある。また、プリンタとコピー機を複合し、或いはこれに加えてFAXやスキャナを付加した複合機がある。
この画像形成装置は、装置本体内や装置前段にせつぞくされた用紙収容装置に各種の紙媒体を収容し、何れかの種類の紙媒体を取り出して画像形成をする。紙媒体としては、ちらし等に用いられる微塗工紙、カタログ等に用いられるアート紙、その他、コート紙、キャスト紙、上質紙とがあり、またルーズリーフのような用紙の一辺何れかに予めパンチ穴が穿孔済みの用紙もある。
画像形成装置の操作者は、収容されている紙媒体の何れかを選択し、両面印刷か片面印刷かを選択し、綴じ方向を選択し、画像形成装置に所望の形式で画像形成をさせる。綴じ方向は、印刷物が綴じられる方向であり、紙媒体の上を綴じるか、下を綴じるか、左を綴じるか、右を綴じるか、或いは長辺を綴じるか、短辺を綴じるか選択できる。両面印刷の場合、選択された綴じ方向によって裏面の画像を回転させる処理を行う(例えば、「特許文献1」参照。)。尚、この技術では、その他、読み取る原稿の向きや紙媒体の向きによっても画像を回転させる処理を行うことも提示されている。
例えば、紙媒体の長辺を搬送方向として、左右何れかの綴じが選択された場合は裏面画像を回転させなくともよいが、上綴じが選択された場合は裏面画像を180度回転させて画像形成する。即ち、裏面の下端に画像上端を合わせて画像形成をする。
しかし、両面に画像形成する紙媒体としてパンチ穴穿孔済みの紙媒体が選択された場合、選択された綴じ方向によっては、パンチ穴位置と選択された綴じ方向とが不整合を生じてしまうことがある。
例えば、パンチ穴が長辺に存在するLEF(Long Edge Feed)転写紙の場合、左右(LE転写紙の場合、長辺)何れかの方向で綴じられることを予定していると推定できるが、画像形成装置の操作者がよく考えずに上綴じ(LEF転写紙の場合、短辺綴じとなる)を選択してしまうと、裏面画像が180度回転処理されてしまい、その出力物をパンチ穴で綴じると裏面画像が読者に対して逆向きとなってしまう。
特開平7−131630号公報
この発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、綴じ方向と予め穿孔されているパンチ穴の位置との不整合が生じることを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の態様は、収容されている紙媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記紙媒体の予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を記憶する記憶手段と、紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置の選択、画像形成する紙媒体の選択、両面印刷の選択、及び綴じ方向の選択が可能な操作手段と、両面原稿に対して両面印刷及び上綴じが設定され、かつパンチ穴が予め左右方向に穿孔されている紙媒体が選択された場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向を左右綴じに自動設定し、両面原稿の表裏間の原稿画像の向きが上下方向に逆向きである原稿画像に対して、紙媒体の表裏間では画像の上下方向の向きを同じにすべく紙媒体の両面に画像形成可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の態様は、収容されている紙媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記紙媒体の予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を記憶する記憶手段と、紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置の選択、画像形成する紙媒体の選択、両面印刷の選択、及び綴じ方向の選択が可能な操作手段と、両面原稿に対して両面印刷及び左右綴じが設定され、かつパンチ穴が予め上方向に穿孔されている紙媒体が選択された場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく級じ方向を上方向に自動設定し、両面原稿の表裏間の原稿画像の向きが上下方向に同じである原稿画像に対して、紙媒体の表裏間では画像の上下方向の向きを逆向きにすべく紙媒体の両面に画像形成可能とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、画像形成装置は表示手段を更に備えてもよい。また前記制御手段は、両面原稿に対して設定された綴じ方向と紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置とが一致しない場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向を自動設定するか否かの選択を促す表示画面を前記表示手段に表示させてもよい。
また、前記制御手段は、両面原稿に対して設定された綴じ方向と紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置とが一致しない場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向の自動設定を強制的に実行させてもよい。
第1の態様では、予めパンチ穴が穿孔されている紙媒体に画像形成を行う場合、出力設定された綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致しなければ画像形成の開始制御を保留するようにした。これにより、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じない出力設定が確実になり、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じることを防止でき、パンチ穴を活用してバインダに綴じたり、冊子化したりすることができる。
第2の態様では、予めパンチ穴が穿孔されている紙媒体に画像形成を行う場合、出力設定された綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致しなければ、予め穿孔されているパンチ穴穿孔位置を優先して、綴じ方向をパンチ穴穿孔位置に合わせるように自動設定するようにした。これにより、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じることが防止され、パンチ穴を活用してバインダに綴じたり、冊子化したりすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合発生を防止する画像形成装置100の全体構成を示す図である。
画像形成装置100は、任意の画像データに基づき色毎のトナー像を形成し、色毎のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する電子写真方式の印刷装置である。この画像形成装置100は、装置本体100aと、装置本体100aの上部に設置された画像読取装置100bから構成される。
装置本体100aの表面に埋め込まれている操作パネル108を用いて操作されることを契機として、画像読取装置100bで画像を読み取り、紙媒体上に画像を形成する。または、ネットワーク上の端末から画像データが出力されることを契機として、紙媒体上に画像を形成する。この第1の実施形態に係る画像形成装置100は、予め穿孔されているパンチ穴と綴じ方向が異なる場合には、綴じ方向の出力設定のやり直しを促し、画像形成を保留する装置である。
画像形成装置100の後段には、製本装置205が電気的かつ機械的に連結される場合がある。製本装置205は、画像形成装置100で出力された印刷物を束にして、ステープラ処理、シフト処理、穿孔処理等の後処理を行う装置である。
画像読取装置100bは、原稿の表面に形成されている画像を光学的に読み取って当該画像をアナログ信号に変換する原稿画像走査露光装置122と、原稿を原稿画像走査露光装置122に給紙する自動原稿給紙装置(ADF:Auto Document Feeder)121とから構成される。
自動原稿給紙装置121は、原稿を原稿画像走査露光装置122に給紙する装置であり、原稿台121a上に載置された複数枚の原稿を、搬送手段121bで原稿画像走査露光装置122に一枚ずつ搬送する。
原稿画像走査露光装置122は、プラテンガラス122aと、キセノンランプ等の光源、ミラー、及びレンズを含む光学系122bと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ122cとから構成される。
光学系122bは、自動原稿給紙装置121の搬送によりプラテンガラス122a上に載置された原稿を走査露光し、光源による照射によって原稿から反射した反射光をミラーで光路変更させつつ、レンズを介してCCDイメージセンサ122cに結像させる。CCDイメージセンサ122cは、原稿面に形成されている画像を反映する入射光を受光してアナログ信号に変換する。
装置本体100a内には、紙媒体を収容する紙媒体収容部103と、画像を紙媒体に出力する画像出力部104が配置されている。紙媒体収容部103と画像出力部104との間には、紙媒体収容部103から画像出力部104へ紙媒体を給紙する搬送路105が配置されている。画像出力部104の後段には、定着部106が配置されている。装置本体100a内では、紙媒体が搬送路105を通って紙媒体収容部103から画像出力部104へ搬送され、画像出力部104で紙媒体上に画像が形成された後、定着部106で画像を定着させ、装置本体100aから排紙される。
また、この装置本体100a内には、画像形成装置100と製本装置205とを統合的に制御する制御ユニット102が配置されている。
紙媒体収容部103は、トレイ形状や箱形状を有し、下部に配置されたレールに沿って装置本体100aの外部へ引き出し可能となっている。一般的には、装置本体100aに複数の紙媒体収容部103,103,103・・・が配置される。それぞれの紙媒体収容部103,103,103・・・には、A3サイズ、A4サイズ、或いはB5サイズ等の各種サイズの紙媒体を縦向き横向き等の各種の向きで収容可能となっている。また、収容可能な紙媒体の種類としては、ちらし等に用いられる微塗工紙、カタログ等に用いられるアート紙、その他、コート紙、キャスト紙、上質紙とがあり、またルーズリーフのような用紙の一辺何れかに予めパンチ穴が穿孔済みの用紙もある。
搬送路105は、紙媒体を紙媒体収容部103の何れかより取り出し、画像出力部104と定着部106を通過させ、製本装置205内へ搬送する。この搬送路105は、所定間隔で配された対向する複数組のローラ対で形成される。ローラ対の配置ラインが紙媒体の搬送ラインを作り出す。このローラ対が紙媒体を挟持し、搬送方向へ送り出すように回転することで、紙媒体が次段のローラ対へ搬送されていく。
紙媒体収容部103の近傍には、送り出しローラ105a及び給紙ローラ105bが配置され、紙媒体収容部103から紙媒体を取り出す。給紙ローラ105bの後段には、画像出力部104へ向けて、搬送ローラ105c、105d、105e、及びレジストローラ105fが順に配置され、取り出された紙媒体を画像出力部104へ搬送する。レジストローラ105fでは、搬送されてきた紙媒体を一端止め置き、紙媒体の先端規制をしてから画像出力部104へ搬送する。
定着部106の後段には、分岐路105gが配置され、定着部106を通過した紙媒体を排紙側又は循環側へ搬送する。分岐路105gの排紙側には、排紙ローラ105hが配され、排紙側へ搬送された紙媒体を外部へ排紙し、製本装置205内へ搬送する。
分岐路105gの循環側には、循環通紙路105iと反転搬送路105jと再給紙搬送路105kが配置される。紙媒体の両面に画像を形成する場合、画像出力部104で片面に画像を形成した後、循環通紙路105iを経て、反転搬送路105jで紙媒体の紙面を反転させ、再給紙搬送路105kを経て再度搬送ローラ105eに合流させる。
画像出力部104は、色毎の画像形成ユニット109Y、109M、109C、109Kと、この画像形成ユニット109Y、109M、109C、109Kに対応した色毎の半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kと、各色共通の無終端状の中間転写ベルト111とを備えている。
画像形成ユニット109Yと半導体レーザ110Y、画像形成ユニット109Mと半導体レーザ110M、画像形成ユニット109Cと半導体レーザ110C、画像形成ユニット109Kと半導体レーザ110Kは、順にイエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(K)色の画像を形成する。
画像形成ユニット109Yには、感光ドラム1Yと帯電部2Yと現像部3Yとクリーニング部5Yが配され、画像形成ユニット109Mには、感光ドラム1Mと帯電部2Mと現像部3Mとクリーニング部5Mが配され、画像形成ユニット109Cには、感光ドラム1Cと帯電部2Cと現像部3Cとクリーニング部5Cが配され、画像形成ユニット109Kには、感光ドラム1Kと帯電部2Kと現像部3Kとクリーニング部5Kが配されている。
感光ドラム1Y、1M、1C、1Kは、回転可能な円柱体であり、表面がスコロトロン方式等の帯電方式により均一に帯電されている。この表面は、半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kの出力するレーザ光により露光され、レーザ光の出力強度に応じて露光部分の電位が減じ、静電潜像が形成される。
帯電部2Y、2M、2C、2Kは、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に静電荷を与えて一様に帯電させる。現像部3Y、3M、3C、3Kによる現像は、使用するトナー極性と同極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される反転現像にて行い、トナー供給によって感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面にトナー像を形成する。クリーニング部5Y、5M、5C、5Kは、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに残る残留トナーを除去する。
半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kは、出力強度を可変させながら対応する感光ドラム1Y、1M、1C、1Kにレーザ光を走査し、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面を露光して各色の静電潜像を形成する。この半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kは、画像データの各画素値に対応した強度の駆動信号が入力されて駆動し、画素値に対応した出力強度のレーザ光を出力する。
中間転写ベルト111は、無終端状に回動している。ベルト表面には感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが配され、ベルト裏面には、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kと対峙して1次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kが配されている。また、中間転写ベルト111を挟んで対向する2次転写ローラ7と、ベルト表面の残留トナーを除去するクリーニング部8が配されている。
中間転写ベルト111には、使用するトナーと反対極性の1次転写バイアスが1次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kに印加されることにより、感光ドラム1Y、1M、1C、1K表面に形成されたトナー像が各色逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。
合成されたカラー画像が形成された中間転写ベルト111は、回動により合成されたカラー画像を2次転写ローラ7へ運び、同期して2次転写ローラ7に挟持された紙媒体の表面にカラー画像を一括して転写する(2次転写)。転写後は、残留トナーをクリーニング部8へ運び、クリーニング部8で残留トナーが除去される。
定着部106は、紙媒体を加熱圧着し、カラー画像を紙媒体に定着させる。
製本装置205には、内部に穿孔部210、シフト部211が設けられている。また、製本装置205の給紙口220と穿孔部210とシフト部211の各間には、搬送路216が配置されている。製本装置205の排紙側外部には、紙媒体を蓄積する昇降排紙トレイ221が設けられている。この昇降排紙トレイ221は、上下に移動するように設けられている。
搬送路216は、対向配置されるローラ対の並びで形成される。給紙口220から穿孔部210に至るラインには、給紙ローラ216aが配され、紙媒体を挟持して搬送方向へ回転することにより、紙媒体を穿孔部210へ搬送する。
シフト部211の後段には、排紙ローラ216fが配され、排紙ローラ216fにより、昇降排紙トレイ221に排紙される。
穿孔部210は、ファイル用の孔(パンチ穴)を紙媒体に穿設する。シフト手段211は、連続して搬送されてくる紙媒体を、部ごとに排紙位置を変えて排紙させる処理ユニットである。
制御ユニット102は、上述の構成を有する画像形成装置100及び製本装置205を統合的に制御して、画像処理、画像形成の設定、画像形成の制御、製本制御を行う。画像処理では、主に画像読取装置100bから出力される画像のアナログ信号をデジタル処理する。
図2は、制御ユニット102の構成を示す図である。制御ユニット102は、CPU(Central Processing Unit)102aとワークメモリ102cとシステムメモリ102dを含む統括制御回路と、処理回路、記憶回路、更には駆動系の各部を直接コントロールする制御器により構成される。統括制御回路と他の記憶回路や制御器は、バス102bにより信号入出力可能に接続されており、CPU102aが統括的に記憶回路や駆動機構を制御する。
システムメモリ102dは、不揮発性の記憶回路であり、CPU102aが解読及び実行する制御プログラムを記憶している。ワークメモリ102cは、読み書き自由なRAM(Ramdom Access Memory)であり、CPU102aのワークエリアとして、プログラムやデータが展開される。
CPU102aは、画像の読み取り時、ADF制御部102eに制御信号を出力して、自動原稿給紙装置121を駆動させ、スキャナ制御部102fに制御信号を出力して、原稿画像走査露光装置122を駆動させる。ADF制御部102eは、制御信号に従って自動原稿給紙装置121を駆動させる制御器である。スキャナ制御部102fは、制御信号に従って原稿画像走査露光装置122を駆動させる制御器である。
CCDイメージセンサ122cにより読み取られたアナログ信号の画像データは、読取処理部102gに入力される。読取処理部102gは、画像の処理回路で構成され、アナログ信号の画像データをデジタルの画像データに変換する。読み取られたデジタルの画像データは、圧縮IC102hでデータ圧縮されてから、DRAM制御IC102iの書き込み制御によって画像メモリ102jに格納される。
また、ネットワークを介して端末から画像データが送信されてくる場合は、LANインターフェース102kで受信し、DRAM制御IC102iの書き込み制御によって画像メモリ102jに格納される。
この画像形成装置100をコピー機として使用する場合、原稿表面の画像の読み取りに併せて操作パネル108を用いて画像の出力設定がなされる。また、この画像形成装置100をプリンタとして使用する場合、ネットワーク上の端末により画像データ送信と併せて画像の出力設定がなされる。画像の出力設定では、画像を形成する紙媒体の大きさ、片面印刷又は両面印刷の選択、製本装置205を用いた後処理の有無及び種類の選択がなされる。CPU102aは、操作パネル108からパネル制御部102mを介して出力される押下信号に従って出力態様を設定し、出力設定情報151としてワークメモリ102cに記憶させる。
CPU102aは、画像データを印刷ジョブ毎に管理し、順番にジョブが実行されるように統括的な制御を行う。CPU102aは、実行するジョブに対応する画像データの読み出しをDRAM制御IC102iへ指示する。CPU102aは、DRAM制御IC102iへの画像データ読み出し指示とともに、画像の90度若しくは−90度或いは180度回転を指示する場合もある。操作パネル108を用いて指示された紙媒体の綴じ方向によって、画像回転を指示する。
DRAM制御IC102iは、CPU102aの読み出し指示及び画像回転指示に従って画像メモリ102jから画像データを読み出す。画像回転指示があると、DRAM制御IC102iをその回転方向に沿った方向で画像データを読み出す。DRAM制御IC102iに読み出された画像データは、伸長IC102nで伸張されてから、書込処理部102pへ出力される。
CPU102aは、DRAM制御IC102iへの読み出し指示及び画像回転指示とともに、プリンタ制御部102qへ画像形成を開始させる開始信号を出力する。
書込処理部102pは、画像データが入力されると、画像データの色毎の画素値に従った強度の駆動信号を半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kに出力し、同時にレーザ光の走査を制御する。
プリンタ制御部102qは、書込処理部102pによる半導体レーザ110Y、110M、110C、110Kの制御と同期して、紙媒体収容部103、搬送路105、画像出力部104、及び定着部106に駆動信号を送り、紙媒体上に画像を形成させる。
複数ある紙媒体収容部103のうち、何れから紙媒体を搬送するかは、不揮発メモリ102sに予め記憶されている用紙態様情報150を参照しながら出力設定情報151に従って選択する。不揮発メモリ102sには、予め用紙態様情報150が記憶される。この用紙態様情報150は、各紙媒体収容部103に収容されている紙媒体の種類を登録した情報である。紙媒体収容部103毎に、収容されている紙媒体の大きさ、坪量、色、縦向き若しくは横向きといった収容方向、ルーズリーフ等のためのパンチ穴穿孔済み用紙か否か、パンチ穴の穿孔位置等が記憶されている。予め操作パネル108を用いてこれら用紙態様を設定する。CPU102aは、操作パネル108からパネル制御部102mを介して出力される押下信号に従って用紙態様を設定し、用紙態様情報150として不揮発メモリ102sに記憶させる。
画像形成中は、プリンタ制御部102qから一枚の画像形成が終了する毎にCPU102aへ終了確認信号が出力される。CPU102aは、この終了確認信号の入力応じて出力する画像データの出力枚数と出力部数と後処理指示の有無を監視管理する。画像形成が部の区切りまで行われ、かつ後処理指示があれば、後処理制御部102rに後処理を開始させる開始信号を出力する。
後処理制御部102rは、穿孔部210又はシフト部211に駆動信号を送り、画像形成装置100が出力した紙媒体の束に対してパンチ穴を穿孔させ、所定の排紙位置に載置する。
ここで、操作パネル108を用いて用紙態様情報150や出力設定情報151を記憶させる場合は、CPU102aは、操作パネル108に用紙態様登録のための対話画面や出力設定のための対話画面を表示させる。用紙態様の登録を変更するボタンの押下や、出力設定を変更するボタンの押下がされると、ボタンに対応した押下信号がCPU102aへ入力される。CPU102aは、この押下信号が入力されると、用紙態様登録のための対話画面や出力設定のための対話画面の描画データをパネル制御部102mへ出力し、対応する対話画面を操作パネル108に表示させる。ネットワーク上の端末を用いて出力設定を行う場合には、ネットワークを介して出力設定のための対話画面を呼び出す信号を端末へ出力する。
以降、対話画面に応じた操作パネル108の操作に応じて対話画面を遷移させつつ、用紙態様情報150を不揮発メモリ102sに記憶し、出力設定情報151をワークメモリ102cに記憶させていく。
CPU102aは、この用紙態様情報150及び出力設定情報151に従って画像を縮小させたり回転させたりする等の指示をDRAM制御IC102iに出力し、プリンタ制御部102qに紙媒体を取り出す紙媒体収容部103や両面印刷又は片面印刷等の制御信号を出力する。
この対話画面を参照しながら用紙態様情報150の登録や出力設定情報151の変更をするCPU102aの処理の流れを図3乃至図13に基づき説明する。
図3乃至図7は、用紙態様情報150を登録する対話画面の遷移を示す模式図であり、特にパンチ穴穿孔済みの用紙を登録するために遷移する対話画面を示している。
図8は、CPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。図9乃至図11は、出力設定情報151を変更するための対話画面の遷移を示す模式図であり、特にパンチ穴穿孔済みの用紙に両面綴じ設定をするために遷移する対話画面を示している。
図12は、用紙態様情報150との関係から許可される出力設定情報151の変更と禁止される出力設定情報151の変更を示す一致判断テーブルである。図13は、禁止される出力設定を入力すると表示される警告画面を示す模式図である。
まず、図3に示すように、操作パネル108には、各種のパネル画面が選択可能なタブが画面上部に並んで表示される。表示されるタブは、コピー設定タブ160、スキャナ設定タブ161、保存設定タブ162、読み出し設定タブ163、ジョブ管理タブ164、機械状態表示タブ165である。
コピー設定タブ160は、コピーに関する既存の出力設定情報151を表示するとともに、この出力設定情報151の変更を入力可能なパネル画面に切り替える。スキャナ設定タブ161は、画像のスキャンに関する既存の設定を表示するとともに、この設定の変更を入力可能なパネル画面に切り替える。保存設定タブ162は、保存されている画像データを表示するとともに、画像データの消去等の指示が可能なパネル画面に切り替える。読み出し設定タブ163は、保存されている画像データを表示するとともに、出力する画像データの指示が可能なパネル画面に切り替える。ジョブ管理タブ164は、管理中のジョブのリストと内容を表示し、ジョブの順番入れ換えや消去の入力が可能なパネル画面に切り替える。機械状態表示タブ165は、画像形成装置100と製本装置205の機械状態、及び用紙態様情報150を表示するとともに、画像形成装置100と製本装置205の調整とコントローラ設定、及び用紙態様情報150の登録変更を入力可能なパネル画面に切り替える。
用紙態様情報150の表示及び変更をする場合には、操作パネル108上の機械状態表示タブ165を押下する。機械状態表示タブ165が押下されたことによりCPU102aが表示させるパネル画面には、例えばトナー残量の警告やパンチくずの有無等の機械状態が表示され、また用紙態様情報150として各紙媒体収容部103に収容された用紙の態様が表示される。この機械状態表示タブ165に対応するパネル画面の下部には、用紙態様情報150を変更する用紙設定ボタン166が表示される。
用紙設定ボタン166が押下されると、図4に示すように、パネル画面上に用紙態様情報150を変更するための用紙設定ポップアップウィンドウ167が表示される。用紙設定ポップアップウィンドウ167には、各紙媒体収容部103毎に紙媒体の態様を設定登録するポップアップウィンドウに遷移するためのトレイ設定ボタン168が表示される。
このトレイ設定ボタン168が押下されると、図5に示すように、ポップアップウィンドウが切り替わり、トレイ設定ポップアップウィンドウ169が表示される。トレイ設定ポップアップウィンドウ169では、用紙態様情報150を変更する紙媒体収容部103のトレイ番号別に詳細な用紙態様情報150が表示され、この表示されている用紙態様情報150を変更する画面に遷移できるようになっている。
トレイ設定ポップアップウィンドウ169には、紙媒体収容部103の何れかを選択可能とするため、トレイ番号別のトレイボタン170が表示されている。何れかのトレイボタン170を押下すると、トレイ設定ポップアップウィンドウ169に、押下したトレイボタン170に対応する紙媒体収容部103に収容されている紙媒体において既に登録済みの用紙態様情報150が表示される。例えば、トレイ番号「4」に対応するトレイボタン170を押下すると、トレイ番号「4」で識別される紙媒体収容部103内に収容された紙媒体について登録済みの用紙態様情報150が表示される。
さらに、トレイ設定ポップアップウィンドウ169には、用紙態様情報150とともに、用紙態様情報150を変更する設定変更ボタン171が表示される。設定変更ボタン171は、表示されている用紙態様情報150を変更する画面に遷移するボタンである。
設定変更ボタン171を押下すると、図6に示すように、設定選択ポップアップウィンドウ172がトレイ設定ポップアップウィンドウ169に切り替わって表示される。例えば、トレイ番号「4」に対応するトレイボタン170を押下した上で設定変更ボタン171を押下すると、トレイ番号「4」に対応する紙媒体収容部103に収容されている紙媒体に関する設定選択ポップアップウィンドウ172が表示される。
設定選択ポップアップウィンドウ172は、用紙態様情報150の具体的な中身を変更するポップアップウィンドウである。この設定選択ポップアップウィンドウ172には、用紙種類選択ボタン173、坪量入力ボタン174、色紙選択ボタン175、パンチ穴ボタン176、表裏調整ボタン177が表示され、かつそれぞれに並んで既存の設定状態が表示される。
用紙種類選択ボタン173は、微塗工紙やアート紙や普通紙等の用紙の種類を選択するボタンである。坪量入力ボタン174は、紙媒体の坪量を入力するフィールドを表示するボタンである。色紙選択ボタン175は、紙媒体の色を選択するボタンである。パンチ穴ボタン176は、紙媒体に穿孔されているパンチ穴の有無及び穿孔されているパンチ穴の位置を選択するボタンである。表裏調整ボタン177は、紙媒体の表裏のオフセットを調整するフィールドを表示するボタンである。
パンチ穴176を押下すると、図7に示すように、パンチ穴設定ポップアップウィンドウ178がさらに表示される。パンチ穴設定ポップアップウィンドウ178は、用紙態様情報150を変更しようとしている紙媒体収容部103に収容されている紙媒体に予めパンチ穴が穿孔されているか、及びパンチ穴の穿孔位置を選択するポップアップウィンドウである。
パンチ穴設定ポップアップウィンドウ178には、パンチ穴無しボタン179、パンチ穴左ボタン180、パンチ穴上ボタン181、パンチ穴右ボタン182が表示される。さらに、パンチ穴が下に穿孔されていることを登録するボタンを表示する場合もある。上下左右は、紙媒体の一方向を上と規定した場合の方向である。その他、パンチ穴が短辺綴じになる位置に穿孔されていることを登録するボタンや、パンチ穴が長辺綴じになる位置に穿孔されていることを登録するボタンを表示する場合もある。パンチ穴が紙媒体の長辺片方に穿孔されている場合は、長辺綴じになる位置に穿孔されていることを示し、パンチ穴が紙媒体の短辺方向に穿孔されている場合は、短辺綴じになる位置に穿孔されていることを示す。
パンチ穴無しボタン179を押下してOKボタン183を押下すると、CPU102aにより用紙態様情報150のパンチ穴に関する項目がパンチ穴無しに変更されて不揮発メモリ102sに更新記憶される。
パンチ穴左ボタン180を押下してOKボタン183を押下すると、CPU102aにより用紙態様情報150のパンチ穴に関する項目が用紙の左にパンチ穴が穿孔されている旨を示す情報に変更されて不揮発メモリ102sに更新記憶される。
パンチ穴上ボタン181を押下してOKボタン183を押下すると、CPU102aにより用紙態様情報150のパンチ穴に関する項目が用紙の上にパンチ穴が穿孔されている旨を示す情報に変更されて不揮発メモリ102sに更新記憶される。
パンチ穴右ボタン182を押下してOKボタン183を押下すると、CPU102aにより用紙態様情報150のパンチ穴に関する項目が用紙の右にパンチ穴が穿孔されている旨を示す情報に変更されて不揮発メモリ102sに更新記憶される。
例えば、この図3乃至図7の対話画面に従って、トレイ番号「4」に対応する紙媒体収容部103の用紙態様情報150を変更し、パンチ穴が左に穿孔されている旨を再登録すると、この内容を示す用紙態様情報150が不揮発メモリ102sに記憶される。
次に、トレイ番号「4」に対応する紙媒体収容部103の用紙態様情報150を変更し、パンチ穴が左に穿孔されている旨を再登録すると、この内容を示す用紙態様情報150が不揮発メモリ102sに記憶されているものとして、CPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れを図8乃至図13に基づき説明する。
図8に示すように、画像の出力設定の変更モードに突入すると、CPU102aは、出力設定情報151の変更を開始する(S01)。以下、CPU102aは、用紙態様情報150と変更される出力設定151とが一致するか否かを判断し、一致すれば画像形成をスタートさせ、一致しなければ警告を行う処理を行う。
まず、図9に示す対話画面でコピータブ160が押下されると、図10に示すように、コピーの各種出力設定を変更するパネル画面に切り替わる。コピーの各種出力設定を変更するパネル画面には、画質を設定する画質設定フィールド184と、紙媒体に形成する画像の倍率を選択する倍率設定フィールド185と、画像を形成する紙媒体を選択する用紙予約設定フィールド186と、紙媒体の両面に画像を形成するか否かを設定する両面設定フィールド187と、その他の出力設定を変更する出力設定ボタン188が表示される。
画質設定フィールド184では、画像濃度を読み取ったままとするか、薄くするか、濃くするかを選択できる。CPU102aは、選択に応じて半導体レーザ110Y,110M、110C、110Kの出力強度を増減させるように画像データの画素値を増減させる。
倍率設定フィールド185では、各種倍率が入力可能となっている。CPU102aは、画像データを入力された倍率に変倍する。
用紙予約設定フィールド186には、各紙媒体収容部103毎に用紙サイズと用紙種類と坪量を表示したボタンが表示される。各ボタンの何れかを押下することで紙媒体を取り出す紙媒体収容部103が決定される。CPU102aは、決定された紙媒体収容部103から紙媒体を取り出すようにプリンタ制御部102qに制御信号を出力する。
両面設定フィールド187では、片面印刷又は両面印刷を選択可能としたボタンが表示される。両面から両面に印刷するボタンが押下されると、CPU102aは、原稿両面から画像を読み取り、紙媒体の両面に画像を形成するように、原稿読み取り装置100bとプリンタ制御部102qを統合的に制御する。その他、両面読み取りを行い片面にのみ画像形成するボタン、片面からのみ画像読み取りを行い両面に画像を形成するボタン、片面からのみ画像読み取りを行い片面にのみ画像を形成するボタンが配される。
出力設定ボタン188を押下すると、その他の各種出力設定を行う対話画面に遷移する。
CPU102aは、出力設定情報151の変更が開始されると、両面設定フィールド187において、紙媒体の両面に画像を形成するように出力設定がなされたか否かを判断する(S02)。両面から片面、或いは片面から片面を選択するボタンが押下されて、紙媒体の片面に画像を形成するように出力設定がなされると(S02,No)、用紙態様情報150と出力設定情報151とは一致するため、画像を読み取って画像形成を開始させ(S05)、一致判断の処理を終了する。
一方、両面から両面、又は片面から両面を選択するボタンが押下されて、紙媒体の両面に画像を形成するように出力設定がなされると(S02,Yes)、CPU102aは、用紙予約設定フィールド186において、パンチ穴が既に穿孔されている紙媒体が選択されたか否かを判断する(S03)。トレイ番号「4」にパンチ穴穿孔済みの紙媒体が収容されているものとすると、トレイ番号「4」に対応するボタンの押下は、パンチ穴が既に先行されている紙媒体を選択したものとなる。
CPU102aは、用紙予約設定フィールド186において押下されたトレイ番号に対応する用紙態様情報150を不揮発メモリ102sから読み出して参照し、パンチ穴穿孔無しの旨の情報が含まれていれば、パンチ穴の穿孔がない紙媒体が選択された判断する。パンチ穴が上か右か左かに穿孔されている旨の情報が含まれていれば、パンチ穴穿孔済みの紙媒体が選択された判断する。
パンチ穴が既に穿孔されている紙媒体が選択されていなければ(S03,No)、用紙態様情報150と出力設定情報151とは一致するため、画像を読み取って画像形成を開始させ(S05)、一致判断の処理を終了する。
パンチ穴が既に穿孔されている紙媒体が選択されていれば(S03,No)、CPU102aは、印刷物の綴じ方向と予め穿孔されているパンチ穴の位置とが一致するか否かを判断する(S04)。
出力設定ボタン188が押下されると、図11に示すように、その他各種の出力設定を行う出力設定ポップアップウィンドウ190が表示される。出力設定ポップアップウィンドウ190には、後処理の内容を選択する後処理フィールド191と、両面印刷の場合の綴じ方向を選択する両面綴じ方向フィールド192とを含み各種フィールドが表示される。
後処理フィールド191では、製本装置205で行うステープル処理、中綴じ、重ね中折り、重ね三つ折り、折り、ソート、グループ、くるみ製本、パンチ穴等を選択可能となっている。
両面綴じ方向フィールド192には、左右綴じを選択する左右綴じボタン193と上綴じを選択する上綴じボタン194が表示される。
CPU102aは、両面綴じ方向フィールド192で押下されたボタンに対応した綴じ方向と、用紙予約設定フィールド186で選択されたパンチ穴穿孔済みの紙媒体におけるパンチ穴穿孔位置とが一致するか否かを一致判断テーブルを参照して判断する。一致判断テーブルは、制御プログラムの一部としてシステムメモリ102dに記憶されており、このS04の判断時に読み出されてワークメモリ102cに展開する。
図12に示すように、一致判断テーブルは、原稿の種類と画像を出力する紙媒体の種類と画像を出力する紙媒体のパンチ穴穿孔位置と綴じ方向とを対応付け、この組み合わせ毎にパンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致するか否かを対応付けている。尚、綴じ方向は、読み取る原稿を基準に上下左右と規定される。即ち、上綴じは、読み取る原稿の上側を綴じるように綴じ方向を設定することを意図する。
原稿の種類は、ポートレイトタイプとランドスケープタイプに分けられ、画像を出力する紙媒体の種類は、LEF(Long Edge Feed)転写紙とSEF(Short Edge Feed)転写紙に分けられる。ポートレイトタイプの原稿及びLEF転写紙は、長辺を先頭として搬送される用紙であり、ランドスケープタイプの原稿及びSEF転写紙は、短辺を先頭として搬送される用紙である。ポートレイトタイプの原稿を読み取ってSEF転写紙に画像形成する場合、及びランドスケープタイプの画像を読み取ってLEF転写紙に画像形成する場合は、画像が90度若しくは−90度回転処理されることが前提となる。LEF転写紙は、一方の長辺を先頭に搬送路105を搬送され、SEF転写紙は、一方の短辺を先頭に搬送路105を搬送される。
例えば、ポートレイトタイプの原稿を読み取って、左右(長辺)のどちらかにパンチ穴が穿孔済みのLEF転写紙に画像を形成する場合、両面綴じ方向フィールド192で押下された両面綴じ方向が左右綴じ(長辺)であれば、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致し、この組み合わせの組み合わせ欄189には、一致することを示す「○」が示されている。一方、両面綴じ方向フィールド192で押下された両面綴じ方向が上綴じ(短辺)であれば、左右どちらかで綴じられることが予定されているのに上綴じとなり、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致せず、この組み合わせの組み合わせ欄189には、一致することを示す「×」が示されている。
同様に、例えば、ランドスケープタイプの原稿を読み取って、左右(長辺)のどちらかにパンチ穴が穿孔済みのLEF転写紙に画像を形成する場合、両面綴じ方向フィールド192で押下された両面綴じ方向が上綴じ(画像が90度若しくは−90度回転されるため、LEF転写紙の場合、長辺)であれば、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致し、この組み合わせの組み合わせ欄189には、一致することを示す「○」が示されている。一方、両面綴じ方向フィールド192で押下された両面綴じ方向が左右綴じ(画像が90度若しくは−90度回転されるため、LEF転写紙の場合、短辺)であれば、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致せず、この組み合わせの組み合わせ欄189には、一致することを示す「×」が示されている。
CPU102aは、一致判断テーブルを参照し、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置との関係に対応する欄に記述されている組み合わせ欄189が一致することを示す「○」であるか一致しないことを示す「×」であるか判別する。
判別の結果、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していれば(S04,Yes)、画像を読み取って画像形成を開始させ(S05)、一致判断の処理を終了する。一方、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していなければ(S04,No)、CPU102aは、パネル制御部102mを介して操作パネル108に一致しない旨を示す警告表示を表示させ(S06)、画像形成を開始せずに再度の設定を促すべく初期画面に戻し、S01に戻る。
図11の対話画面においてその他の設定を確定するOKボタン195が押下され、CPU102aがS02〜S04の判断を行い、その結果、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していなければ、図13に示す警告ポップアップウィンドウ196が表示される。警告ポップアップウィンドウ196には、選択された紙媒体はパンチ穴穿孔済みである旨、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しない旨、出力設定のやりなおしを要求する旨の文字列を表示し、OKボタンが表示された後、図10に示す対話画面に表示画面を戻す。
このように、本実施形態の画像形成装置100では、予めパンチ穴が穿孔されている紙媒体に画像形成を行う場合、出力設定された綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致しなければ画像形成の開始制御を保留するようにした。開始制御を保留とし、出力設定の再設定を促す。これにより、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じない出力設定が確実になり、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じることを防止でき、パンチ穴を活用してバインダに綴じたり、冊子化したりすることができる。
(第2の実施形態)
次に、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合発生を防止する第2の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。この第の実施形態に係る画像形成装置100では、予め穿孔されているパンチ穴と綴じ方向が異なる場合には、予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を優先させて、画像を回転処理し、綴じ方向を予め穿孔されているパンチ穴穿孔位置に一致させる。
図14は、第3の実施形態に係るCPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。第3の実施形態においては、第1の実施形態で示した用紙態様情報150の変更、CPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れにおける図8のS01〜S04までの処理及び表示される画面は同一につき、その詳細な説明を省略する。
図14に示すように、CPU102aは、両面印刷が選択され(S02,Yes)、選択された紙媒体がパンチ穴穿孔済みの用紙であると(S03,Yes)、印刷物の綴じ方向と予め穿孔されているパンチ穴の位置とが一致するか否かを判断する(S04)。そして、判断の結果、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していれば(S04,Yes)、画像を読み取って画像形成を開始させ(S05)、一致判断の処理を終了する。
一方、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していなければ(S04,No)、CPU102aは、パネル制御部102mを介して操作パネル108に選択画面を表示させる(S21)。
図15は、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していない場合に表示される選択画面を示す模式図である。図11の対話画面においてその他の設定を確定するOKボタン195が押下され、CPU102aがS02〜S04の判断を行い、その結果、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していなければ、図15に示す選択ポップアップウィンドウ197が表示される。
選択ポップアップウィンドウ197には、選択された紙媒体はパンチ穴穿孔済みである旨、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しない旨、予め穿孔されているパンチ穴位置に綴じ方向を揃えるか問う旨の文字列を表示する。選択ポップアップウィンドウ197の下部には、承認ボタン198と再設定ボタン199とが表示される。承認ボタン198が押下されると、綴じ方向を予め穿孔されているパンチ穴穿孔位置に揃えることが選択される。再設定ボタン199が押下されると、出力設定をやり直すことが選択される。
この選択ポップアップウィンドウ197上で承認ボタン198が押下されなければ(S22,No)、即ち再設定ボタン199が押下されると、CPU102aは、画像形成を開始せずに再度の設定を促すべく初期画面に戻し、S01に戻る。一方、選択ポップアップウインドウ197上で承認ボタン198が押下されれば(S22,Yes)、CPU102aは、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を強制的に自動設定し(S23)、画像形成を開始させる(S06)。
例えば、ポートレイトタイプの原稿を読み取って、画像形成する紙媒体としてパンチ穴が左に穿孔されているLEF転写紙を選択し、両面印刷及び上綴じ設定を入力すると、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しないため、選択ポップアップウインドウ197が表示される。この選択ポップアップウィンドウ197で承認ボタン198が押下されると、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を自動設定する。
この場合のパンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向の自動設定で、綴じ方向がパンチ穴穿孔位置に合わせると、表面に画像形成される画像は、画像の上端が紙媒体の上端に合っているため、CPU102aは、表面の画像は回転処理しない。裏面に画像形成する際は、紙媒体の下端を先頭にして搬送されるため、CPU102aは、裏面に形成する画像を180度回転させる。
上綴じ設定を強行した場合には、裏面に形成する画像の回転は行われずに紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。左のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくると読者の頭上方向に対して画像が逆さまになってしまう。
一方で、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を自動設定して画像形成をした場合は、裏面に形成する画像が180度回転されて紙媒体下端と画像下端とが合うように画像形成される。左のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくっても読者の頭上方向に沿って画像が形成されている。
また、ポートレイトタイプの原稿を読み取って、画像形成する紙媒体としてパンチ穴が上に穿孔されているLEF転写紙を選択し、両面印刷及び左右綴じ設定を入力すると、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しないため、選択ポップアップウインドウ197が表示される。この選択ポップアップウィンドウ197で承認ボタン198が押下されると、パンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向を自動設定する。
この場合のパンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向の自動設定で、表面に画像形成される画像は、画像の上端が紙媒体の上端に合っているため、CPU102aは、表面の画像は回転処理しない。また、裏面に画像形成する際は、紙媒体の下端を先頭にして搬送されるため、画像の上端が紙媒体の下端に合っており同様に画像回転しない。
左右綴じ設定を強行した場合には、裏面に形成する画像は180度回転され、紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。上のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくると読者の頭上方向に対して画像が逆さまになってしまう。
一方で、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を自動設定して画像形成をした場合は、裏面に形成する画像は回転されず、紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。上のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくっても読者の頭上方向に沿って画像が形成されている。
このように、本実施形態の画像形成装置100では、予めパンチ穴が穿孔されている紙媒体に画像形成を行う場合、出力設定された綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致しなければ、予め穿孔されているパンチ穴穿孔位置を優先して、綴じ方向をパンチ穴穿孔位置に合わせるように自動設定するようにした。これにより、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合が生じることが防止され、綴じ方向に従って穿孔されたパンチ穴を活用してバインダに綴じたり、冊子化したりすることができる。
(第3の実施形態)
次に、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向との不整合発生を防止する第3の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。この第3の実施形態に係る画像形成装置100では、予め穿孔されているパンチ穴と綴じ方向が異なる場合には、予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を優先させて、画像を回転処理し、綴じ方向を予め穿孔されているパンチ穴穿孔位置に一致させる。この自動設定は、強制的に行う。
図16は、第3の実施形態に係るCPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。第3の実施形態においては、第1の実施形態で示した用紙態様情報150の変更、CPU102aによる出力設定情報151変更から画像形成開始までの処理の流れにおける図8のS01〜S04までの処理及び表示される画面は同一につき、その詳細な説明を省略する。
16に示すように、CPU102aは、両面印刷が選択され(S02,Yes)、選択された紙媒体がパンチ穴穿孔済みの用紙であると(S03,Yes)、印刷物の綴じ方向と予め穿孔されているパンチ穴の位置とが一致するか否かを判断する(S04)。そして、判断の結果、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していれば(S04,Yes)、画像を読み取って画像形成を開始させ(S05)、一致判断の処理を終了する。
一方、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していなければ(S04,No)、CPU102aは、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を強制的に自動設定し(S33)、画像形成を開始させる(S06)。
例えば、ポートレイトタイプの原稿を読み取って、画像形成する紙媒体としてパンチ穴が左に穿孔されているLEF転写紙を選択し、両面印刷及び上綴じ設定を入力すると、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しないため、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を強制的に設定する。
この場合のパンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向の自動設定で、綴じ方向がパンチ穴穿孔位置に合わせると、表面に画像形成される画像は、画像の上端が紙媒体の上端に合っているため、CPU102aは、表面の画像は回転処理しない。裏面に画像形成する際は、紙媒体の下端を先頭にして搬送されるため、CPU102aは、裏面に形成する画像を180度回転させる。
上綴じ設定を強行した場合には、裏面に形成する画像の回転は行われずに紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。左のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくると読者の頭上方向に対して画像が逆さまになってしまう。
一方で、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を自動設定して画像形成をした場合は、裏面に形成する画像が180度回転されて紙媒体下端と画像下端とが合うように画像形成される。左のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくっても読者の頭上方向に沿って画像が形成されている。
また、ポートレイトタイプの原稿を読み取って、画像形成する紙媒体としてパンチ穴が上に穿孔されているLEF転写紙を選択し、両面印刷及び左右綴じ設定を入力すると、パンチ穴穿孔位置と綴じ方向とが一致しないため、パンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向を強制的に自動設定する。
この場合のパンチ穴穿孔位置に合わせた綴じ方向の強制設定で、表面に画像形成される画像は、画像の上端が紙媒体の上端に合っているため、CPU102aは、表面の画像は回転処理しない。また、裏面に画像形成する際は、紙媒体の下端を先頭にして搬送されるため、画像の上端が紙媒体の下端に合っており同様に画像回転しない。
左右綴じ設定を強行した場合には、裏面に形成する画像は180度回転され、紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。上のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくると読者の頭上方向に対して画像が逆さまになってしまう。
一方で、パンチ穴穿孔位置に合わせて綴じ方向を自動設定して画像形成をした場合は、裏面に形成する画像は回転されず、紙媒体下端と画像上端とが合うように画像形成される。上のパンチ穴を利用して印刷物を綴じた場合、裏面ページをめくっても読者の頭上方向に沿って画像が形成されている。
本実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 画像形成装置が備える制御ユニットの構成を示す図である。 パンチ穴穿孔済み用紙を登録するために遷移する1番目の対話画面を示す図である。 パンチ穴穿孔済み用紙を登録するために遷移する2番目の対話画面を示す図である。 パンチ穴穿孔済み用紙を登録するために遷移する3番目の対話画面を示す図である。 パンチ穴穿孔済み用紙を登録するために遷移する4番目の対話画面を示す図である。 パンチ穴穿孔済み用紙を登録するために遷移する5番目の対話画面を示す図である。 第1の実施形態に係る出力設定情報変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。 パンチ穴穿孔済みの用紙に両面綴じ設定をするために遷移する1番目の対話画面を示している。 パンチ穴穿孔済みの用紙に両面綴じ設定をするために遷移する2番目の対話画面を示している。 パンチ穴穿孔済みの用紙に両面綴じ設定をするために遷移する3番目の対話画面を示している。 用紙態様情報との関係から許可される出力設定情報の変更と禁止される出力設定情報の変更を示す一致判断テーブルを示す模式図である。 禁止される出力設定を入力すると表示される警告画面を示す模式図である。 第2の実施形態に係る出力設定情報変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態において、綴じ方向とパンチ穴穿孔位置とが一致していない場合に表示される選択画面を示す模式図である。 第3の実施形態に係る出力設定情報変更から画像形成開始までの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
100a 装置本体
100b 画像読取装置
102 制御ユニット
102a CPU
102b バス
102c ワークメモリ
102d システムメモリ
102e ADF制御部
102f スキャナ制御部
102g 読取処理部
102h 圧縮IC
102i DRAM制御IC
102j 画像メモリ
102k LANインターフェース
102m パネル制御部
102n 伸長IC
102p 書込処理部
102q プリンタ制御部
102r 後処理制御部
102s 不揮発メモリ
103 紙媒体収容部
104 画像出力部
105 搬送路
105a 送り出しローラ
105b 給紙ローラ
105c,105d,105e 搬送ローラ
105f レジストローラ
105g 分岐路
105h 排紙ローラ
105i 循環通紙路
105j 反転搬送路
105k 再給紙搬送路
106 定着部
108 操作パネル
109Y、109M、109C、109K 画像形成ユニット
1Y,1M,1C,1K 感光ドラム
2Y,2M,2C,2K 帯電部
3Y,3M,3C,3K 現像部
5Y,5M,5C,5K クリーニング部
6Y,6M,6C,6K 1次転写ローラ
7 2次転写ローラ
8 クリーニング部
110Y、110M、110C、110K 半導体レーザ
111 中間転写ベルト
121 自動原稿給紙装置
121a 原稿台
121b 搬送手段
122 原稿画像走査露光装置
122a プラテンガラス
122b 光学系
122c CCDイメージセンサ
150 用紙態様情報
151 出力設定情報
160 コピー設定タブ
161 スキャナ設定タブ
162 保存設定タブ
163 読み出し設定タブ
164 ジョブ管理タブ
165 機械状態表示タブ
166 用紙設定ボタン
167 用紙設定ポップアップウィンドウ
168 トレイ設定ボタン
169 トレイ設定ポップアップウィンドウ
170 トレイボタン
171 設定変更ボタン
172 設定選択ポップアップウィンドウ
173 用紙種類選択ボタン
174 坪量入力ボタン
175 色紙選択ボタン
176 パンチ穴ボタン
177 表裏調整ボタン
178 パンチ穴設定ポップアップウィンドウ
179 パンチ穴無しボタン
180 パンチ穴左ボタン
181 パンチ穴上ボタン
182 パンチ穴右ボタン
183 OKボタン
184 画質設定フィールド
185 倍率設定フィールド
186 用紙予約設定フィールド
187 両面設定フィールド
188 出力設定ボタン
189 組み合わせ欄
190 出力設定ポップアップウィンドウ
191 後処理フィールド
192 両面綴じ方向フィールド
193 左右綴じボタン
194 上綴じボタン
195 OKボタン
196 警告ポップアップウィンドウ
197 選択ポップアップウィンドウ
198 承認ボタン
199 再設定ボタン
205 製本装置
210 穿孔部
211 シフト部
216 搬送路
216a 給紙ローラ
220 給紙口
221 昇降排紙トレイ

Claims (4)

  1. 収容されている紙媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記紙媒体の予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を記憶する記憶手段と、
    紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置の選択、画像形成する紙媒体の選択、両面印刷の選択、及び綴じ方向の選択が可能な操作手段と、
    両面原稿に対して両面印刷及び上綴じが設定され、かつパンチ穴が予め左右方向に穿孔されている紙媒体が選択された場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向を左右綴じに自動設定し、両面原稿の表裏間の原稿画像の向きが上下方向に逆向きである原稿画像に対して、紙媒体の表裏間では画像の上下方向の向きを同じにすべく紙媒体の両面に画像形成可能とする制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 収容されている紙媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記紙媒体の予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置を記憶する記憶手段と、
    紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置の選択、画像形成する紙媒体の選択、
    両面印刷の選択、及び綴じ方向の選択が可能な操作手段と、
    両面原稿に対して両面印刷及び左右綴じが設定され、かつパンチ穴が予め上方向に穿孔されている紙媒体が選択された場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく級じ方向を上方向に自動設定し、両面原稿の表裏間の原稿画像の向きが上下方向に同じである原稿画像に対して、紙媒体の表裏間では画像の上下方向の向きを逆向きにすべく紙媒体の両面に画像形成可能とする制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 表示手段を更に備え、
    前記制御手段は、両面原稿に対して設定された綴じ方向と紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置とが一致しない場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向を自動設定するか否かの選択を促す表示画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、両面原稿に対して設定された綴じ方向と紙媒体に予め穿孔されているパンチ穴の穿孔位置とが一致しない場合に、紙媒体のパンチ穴の穿孔位置に合わせるべく綴じ方向の自動設定を強制的に実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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