JP4835844B2 - コンテンツ記録装置およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、放送データを記録するコンテンツ記録装置に関し、詳細には、コンテンツ毎に複数のファイルを所望のビットレートで圧縮するコンテンツ記録装置に関する。
近年、HDD(Hard Disk Drive)にTV放送やFM、AM等のラジオ放送を記録して、後から所望の番組を選択して再生するコンテンツ記録装置が利用されている。例えば、ユーザが希望する番組の記録を予約する際に、番組内容およびHDDの残り容量を考慮して、記録モード(XP(高ビットレート)、SP(標準ビットレート)、LP(低ビットレート)等)を選択することができる。しかし、記録する番組毎に記録モードを選択することができるものの、1つの番組の中における放送内容に応じて記録モードをその都度自動的に変更することはできない。例えば、音楽番組において、ユーザが興味のあるアーティストが放送されているときは高ビットレートで記録し、ユーザが興味のないアーティストが放送されているときは低ビットレートで記録することはできない。さらに、ユーザが興味のあるアーティストがいつ放送されるかを正確に把握することができないので、ユーザが放送を視聴しながら記録モードを変更することは非常に面倒である。
下記特許文献1には、以下のシステムが記載されている。各チャンネルごとにビットレートを変えるレート変換器を備えるとともに、ユーザの視聴した番組の履歴を視聴履歴として記録し、エージェントによって視聴履歴からユーザの視聴傾向を抽出し、各チャンネルごとに選局された番組がユーザの視聴傾向に一致するかどうかを判定し、一致する場合には高品位の映像を維持できるビットレートのまま記録媒体に記録し、ユーザの視聴傾向に一致しない場合には低ビットレートに変換して記録媒体に記録する。しかし、特許文献1によれば、視聴履歴に基づいてビットレートを可変するので、ユーザが興味があるが、はじめて放送されるアーティストを高ビットレートで記録することはできない。
特開2004−186845
本発明の目的は、放送内容に応じて記録するビットレートを自動的に変更することができるコンテンツ記録装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録装置は、複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、該受信手段によって受信された複数のコンテンツを記録するためのコンテンツ記憶部と、該受信手段によって受信された放送データを該コンテンツ記憶部に所定のビットレートで一時的に記録する第1記録手段と、コンテンツ情報とビットレートとを対応付けて記憶するためのビットレート記憶手段と、該第1記録手段によって記録された放送データを複数のコンテンツに分割する分割手段と、該分割手段によって分割されたコンテンツを、該ビットレート記憶手段に記憶されている該分割手段によって分割されたコンテンツのコンテンツ情報に対応するビットレートで圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段によって圧縮されたコンテンツを該コンテンツ記憶部に記録し、圧縮前のコンテンツを該コンテンツ記憶部から削除する第2記録手段とを備える。
ビットレート記憶手段には、ユーザによってコンテンツ情報とビットレートとが対応付けて登録される。複数のコンテンツを含む放送データをコンテンツ記憶部に所定のビットレートで記録した後、放送データが複数のコンテンツに任意の方法で分割される。分割されたコンテンツのコンテンツ情報とビットレート記憶手段とが参照され、該コンテンツ情報に対応するビットレートでコンテンツが再圧縮される。圧縮前のコンテンツは削除される。その結果、例えばコンテンツ情報がアーティスト名である場合、ビットレート記憶手段に、ユーザの好みのアーティストには高いビットレートが登録され、ユーザが好まないアーティストには低いビットレートが登録されることにより、ユーザの好むアーティストのコンテンツを高いビットレートで記録し、ユーザの好まないアーティストのコンテンツを低いビットレートで記録することができる。従って、所望の放送内容を高いビットレートで記録し、かつ、コンテンツ記憶部全体の記録済容量を削減することができる。
好ましい実施形態においては、前記ビットレート記憶手段は、前記コンテンツ情報に対応付けてコンテンツを記録しない旨を記憶可能である。該ビットレート記憶手段に前記分割手段によって分割されたコンテンツのコンテンツ情報に対応付けてコンテンツを記録しない旨が記憶されている場合、前記圧縮手段は該コンテンツを前記コンテンツ記憶部から削除する。
ビットレート記憶手段には、コンテンツ情報に対応付けてコンテンツを記録しない旨を登録できる。この場合、ビットレート記憶部に、分割されたコンテンツのコンテンツ情報に対応付けて記録しない旨が登録されている場合、当該コンテンツは、再圧縮されることなく直ちにコンテンツ記憶部から削除される。従って、ユーザが記録を希望しないアーティストのコンテンツを自動的に削除することができ、コンテンツ記憶部全体の記録済容量を削減することができる。
前記ビットレート記憶手段に前記分割手段によって分割されたコンテンツのコンテンツ情報が記憶されていない場合、前記圧縮手段は、該コンテンツを所定のビットレートで圧縮する。
この場合、分割されたコンテンツのコンテンツ情報がビットレート記憶手段に記憶されていない場合、コンテンツが所定のビットレートで圧縮される。所定のビットレートは例えば最も低いビットレートに設定される。ビットレート記憶手段に登録されていないアーティストはユーザの好みではないと考えられるので、当該アーティスト名のコンテンツを所定の(最も低い)ビットレートで圧縮することができる。従って、ユーザは全てのアーティスト名をビットレート記憶手段に登録する必要がないので、ユーザの登録操作が煩雑にならない。
コンテンツ記録装置は、コンテンツの波形データに対応付けて該コンテンツのコンテンツ情報を記憶するデータベースを有するコンテンツ情報サーバに接続する接続手段と、前記受信手段によって受信され、前記コンテンツ記憶部に記録されている放送データの波形データを該コンテンツ情報サーバに送信し、該コンテンツ情報サーバから該コンテンツのコンテンツ情報を取得する取得手段とをさらに備える。前記分割手段は、該取得手段が取得したコンテンツ情報が変更された箇所で、該放送データを複数のコンテンツに分割し、前記圧縮手段が、該取得手段が取得したコンテンツ情報に対応するビットレートで該コンテンツを圧縮する。
受信した放送データの波形データをコンテンツ情報サーバに送信して、コンテンツ情報サーバからコンテンツ情報を取得し、コンテンツ情報が変更される箇所(例えばアドレス等の位置情報)で放送データを複数のコンテンツに分割するので、放送データをきわめて正確に複数のコンテンツに分割することができる。例えば、放送局が提供するキューシートを使用して複数のコンテンツに分割する場合には、キューシートが誤っていると、誤った箇所で放送データが分割されるが、本例ではそのような問題が生じない。また、FM文字多重放送で音楽データにコンテンツ情報が多重化され、当該コンテンツ情報に基づいて複数のコンテンツに分割する場合には、FM文字多重放送にしか採用できないが、本例では任意の放送に採用することができる。
本発明の別の局面においては、上記の各手段をコンピュータに実行させる、コンテンツ記録装置の動作プログラムが提供され得る。
所望の放送内容を高いビットレートで記録し、かつ、コンテンツ記憶部全体の記録済容量を削減することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
[全体構成]
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録再生システム100の構成を示すブロック図である。コンテンツ記録再生システム100は、コンテンツ記録再生装置1およびコンテンツ情報サーバ2を備える。
コンテンツ記録再生装置1はラジオやTV等の放送データを受信してHDDに記録する。コンテンツ記録再生装置1は、HDDに記録した放送データの波形データをコンテンツ情報サーバ2に送信する。コンテンツ情報データベース2は、多数のコンテンツに対して、その波形データとコンテンツ情報(メタデータと呼ばれるものであり、代表的には、コンテンツ名(曲名)、アーティスト名、ジャンル名、再生時間等を含む)とを対応付けて記録するデータベース2Aを有している。コンテンツ情報サーバ2は、コンテンツ記録再生装置1から受信した波形データに対応するコンテンツ情報をデータベース2Aから抽出して、コンテンツ記録再生装置1に送信する。
コンテンツ記録再生装置1は、受信したコンテンツ情報が変更される箇所(アドレス)で、HDDに記録されている放送データを複数のコンテンツファイルに分割する。さらに、コンテンツ記録再生装置1は、分割したコンテンツファイルをコンテンツ情報(例えば、アーティスト名)に応じて再圧縮する。以下、コンテンツ記録再生装置1について詳細に説明する。
[コンテンツ記録再生装置1の構成]
コンテンツ記録再生装置1は、受信部11、コンテンツ記憶部12、ビットレートテーブル13、制御部14、通信部15および再生部16を備える。
受信部11は、図示しない放送局から放送される複数のコンテンツを含む放送データを受信する。コンテンツとは、音楽(曲)、映像および/または静止画等のデータの総称であり、本例では曲データである。放送はTV放送またはラジオ放送等であり、デジタル放送、アナログ放送、衛星放送またはインターネット放送等の任意の放送が採用され得る。本例では、複数の曲データを含むFM放送を例に説明する。
コンテンツ記憶部12は、受信部11によって受信された放送データを記録するものであり、代表的には、HDD(Hard Disk Drive)等が採用され得る。受信部11で受信された放送データがアナログ形式である場合には、放送データがアナログ−デジタル変換されてコンテンツ記憶部12に記録される。また、放送データは、所定のフォーマット(例えば、MP3等)で、所定のビットレートでエンコードされて、コンテンツ記憶部12に記録される。
コンテンツ記憶部12は、第1記憶部12Aおよび第2記憶部12Bを有する。第1記憶部12Aは、受信部11で受信された放送データが所定のビットレートで一時的に記録される領域である。このビットレートは、コンテンツ分割後に任意のビットレートで圧縮できるように、最も高いビットレート(例えば、192Kbps)に設定されている。すなわち、受信部11で受信された放送データは、最初は、第1記憶部12Aに記録される。第2記憶部12Bは、第1記憶部12Aに記録された放送データを、コンテンツ単位で複数のファイルに分割し、かつ、コンテンツ情報に基づいて再圧縮されたファイルを記録する領域である。なお、本例では、第1記憶部12Aと第2記憶部12Bとを別の領域として設けているが、これらの領域の区別がなくてもよい。
ビットレートテーブル13は、図2に示すとおり、分割された複数のコンテンツファイルを再圧縮する際のビットレートを決定するためのテーブルである。ビットレートは、代表的には、ユーザによって設定される。ビットレートテーブル13は、キーワードと、キーワードに対応付けられたビットレートとを含む。キーワードには、コンテンツ情報(本例では、アーティスト名)が登録される。この場合、コンテンツファイルに付与されているアーティスト名に基づいて、ビットレートが決定される。また、キーワードは、ジャンル等であってもよく、複数のコンテンツ情報の組合せであってもよい。キーワードは、ユーザによって図示しない入力部(リモコンや操作キー等)を介して入力または選択され、ビットレートはユーザによって複数のビットレートの中から選択される。
図2の例では、アーティスト名がAAAまたはBBBであるファイルは192Kbpsで圧縮され、アーティスト名がCCCであるファイルは160Kbpsで圧縮され、キーワードの項目に該当するアーティスト名が登録されていないファイル(例えば、アーティスト名がGGGであるファイルや、曲データ以外のファイル(ニュース、CM等の音声データのファイル)は48Kbpsで圧縮される。また、ビットレートテーブル13には、第2記憶部12Bにファイルを再圧縮する際に、コンテンツファイルを削除するキーワードを登録することができる。例えば、アーティスト名がFFFであるファイルは、圧縮されることなく直ちに削除される。
制御部14は、コンテンツ記録再生装置1全体を制御するものであり、記録部14A、取得部14B、分割部14Cおよび圧縮部14Dを有する。記録部14Aは、受信部11が受信した放送データを第1記憶部12Aに所定のビットレートで記録する。取得部14Bは、第1記憶部12Aに記録された放送データの波形データをコンテンツ情報サーバ2に送信し、コンテンツ情報サーバ2からコンテンツ情報を取得する。分割部14Cは、取得したコンテンツ情報に基づいて放送データを複数のファイルに分割する。圧縮部14Dは、分割したファイルをビットレートテーブルおよび取得したコンテンツ情報に基づいて再圧縮する。また、記録部14Aは、圧縮部14Dによって圧縮されたファイルを第2記憶部12Bに記録する。
通信部15は、インターネット等の電気通信回線を介してコンテンツ情報サーバ2に接続して、波形データ、コンテンツ情報、コマンド等を送受信する。再生部16は、ユーザからの選択指示および再生指示に応じて、第2記憶部12Bからファイルを読み出して再生する(外部に接続または内蔵されたアンプ装置およびスピーカーを介して音声を出力する)。
以上の構成を有するコンテンツ記録再生装置1について、図3〜図8を参照してその動作を説明する。
[コンテンツ情報取得処理、変更点決定処理]
図4に示すとおり、取得部14Bは、第1記憶部12Aに所定のビットレートで記録された放送データについて、コンテンツ情報をコンテンツ情報サーバ2から取得する。まず、取得部14Bは、放送データの最後までコンテンツ情報を取得(検索)していないと判断したあと(S11:NO)、第1記憶部12Aに記録されている放送データの波形データの一部をコンテンツ情報サーバ2に送信し、当該波形データに対応するコンテンツ情報(曲名、アーティスト名、ジャンル名等)を要求する(S12)。
図3は、放送データの記録内容とコンテンツ情報サーバ2から送信されるコンテンツ情報との関係を時系列で示す図である。図3(a)は放送データの記録内容を示し、t1〜t2はニュース、t2〜t5はCM1、t5〜t6はDJの音声、t6〜t7は曲aaa、t7〜t8は曲bbb、t8〜t9はCM2が記録されている。なお、CM1中において曲pppの一部が使われているため、CM1内のt3〜t4は曲データpppが記録されている。図3(b)は、コンテンツ情報サーバ2に波形データを送信するタイミングとコンテンツ情報の取得可否とを示す。太線部分は、曲データに対応しているのでコンテンツ情報を取得できることを示し、細線部分は、曲データ以外の音声データに対応しているのでコンテンツ情報を取得できないことを示す。例えば、t3〜t4、t6〜t7、t7〜t8はそれぞれコンテンツ情報を取得でき、t1〜t3、t4〜t6、t8〜t9はコンテンツ情報を取得できない。
取得部14Bは、放送データの波形を1秒間隔で抽出し、抽出した波形をデジタル値に変換し、デジタル値の波形データを5秒分まとめて(すなわち、5つの波形データを)コンテンツ情報サーバ2に送信する。コンテンツ情報サーバ2は、コンテンツ記録再生装置1から送信された波形データとデータベース2Aに記録されている波形データとを照合し、波形データに対応するコンテンツ情報をコンテンツ記録装置1に送信する。なお、送信されてきた波形データが曲データ以外の音声データのものであり、対応するコンテンツ情報が存在しない場合、コンテンツ情報サーバ2は何も送信しない。取得部14Bは、コンテンツ情報を取得すると、波形データのアドレス(例えば、5秒分の波形の最初の開始アドレス)と取得したコンテンツ情報とを対応付けて図示しないメモリ内に記憶する。なお、波形データが曲データ以外であり、コンテンツ情報サーバ2からコンテンツ情報を取得できない場合、波形データのアドレスに対応付けて、コンテンツ情報がないこと(すなわち、空欄)を記憶する。
図4に戻り、取得部14Bは、取得したコンテンツ情報が直前に取得した(つまり、1つ前の波形データに対応する)コンテンツ情報と異なるか否かを判断する(S13)。つまり、曲が開始、変更または終了されたか否かが判断される。図3を参照すると、t3、t6では曲が開始され、t4、t8では曲が終了され、t7では曲が変更されているので、このタイミングでコンテンツ情報が変更されたと判断される(S13:YES)。それ以外の波形データについては、曲が開始、変更または終了されておらず、コンテンツ情報が変更されていないと判断される(S13:NO)。
コンテンツ情報が変更されていないと判断された場合(S13:NO)、処理はS11に戻り、コンテンツ情報が変更されるまで、S11〜S13の処理を繰り返す。
一方、コンテンツ情報が変更されたと判断された場合(S13:YES)、取得部14Bは、コンテンツ情報が変更されたアドレス(例えば、5秒分の波形データの最初の開始アドレス)を変更点(後述する分割点の候補である)として特定する。そして、取得部14Bは、図8に示すコンテンツ情報テーブルに、コンテンツ情報の変更点によって特定される区間および各区間で取得されたコンテンツ情報(本例では、簡単のためアーティスト名のみを記載している)を登録する(S14)。コンテンツ情報テーブルは図示しないメモリ内に格納され、後述する分割処理および再圧縮処理が終了すると記憶されている情報が消去される。
具体的には、t3においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt3が変更点として特定され、t1〜t3ではコンテンツ情報を取得できなかったのでコンテンツ情報は登録されない。t4においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt4は変更点として特定され、t3〜t4に対応付けて取得されたコンテンツ情報(アーティスト名PPP)が登録される。t6においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt6が変更点として特定され、t4〜t6ではコンテンツ情報を取得できなかったのでコンテンツ情報は登録されない。t7においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt7は変更点として特定され、t6〜t7に対応付けて取得されたコンテンツ情報(アーティスト名AAA)が登録される。t8においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt8は変更点として特定され、t7〜t8に対応付けて取得されたコンテンツ情報(アーティスト名BBB)が登録される。t9においてコンテンツ情報が変更されたと判断されるのでt9が変更点として特定され、t8〜t9ではコンテンツ情報を取得できなかったのでコンテンツ情報は登録されない。
上記の処理を5秒分の波形データ毎に繰り返していると、やがて放送データの最後までコンテンツ情報を要求および取得した(波形データのアドレスが最後まで終了した)と判断され(S11:YES)、コンテンツ情報の取得処理および変更点の決定処理を終了する。
[分割処理]
図5に示すとおり、分割部14Cは、図4で決定した変更点に基づいて分割点を決定し、決定した分割点において放送データを複数のファイルに分割する。まず、分割部14Cは、図8のコンテンツ情報テーブルの区間の番号を示すインデックスiを1に設定する(S21)。続いて、分割部14Cは、iが全区間数より大きいか否かを判断し(S22)、大きくなければ(S22:NO)、未だ全ての区間について分割点か否かを判断していないので、S23に進む。
分割部14Cは、iで特定される区間においてコンテンツ情報が取得されているか否かを、コンテンツ情報テーブルを参照して判断する(S23)。すなわち、iで特定される区間は曲データであるか否かを判断する。iで特定される区間にコンテンツ情報が存在しなければ(S23:NO)、その区間は曲データではないので分割点とする(曲データとして抽出する)必要がなく、iをインクリメントし(S26)、S22に戻る。例えば、t1〜t3の区間にはコンテンツ情報が存在しないので、t3を分割点と特定することなく、判断処理を次の区間t3〜t4へと進める。
一方、iで特定される区間(例えば、t3〜t4、t6〜t7等)にコンテンツ情報が存在すれば(S23:YES)、分割部14Cは、iで特定される区間の記録時間が所定時間(例えば、1分)以上であるか否かを、区間を特定するアドレスから算出して判断する。記録時間が所定時間未満であれば(S24:NO)、曲データとしては短すぎ、曲データの一部のみであると判断されるので、分割点とする(曲データとして抽出する)必要がなく、iをインクリメントし(S26)、S22に戻る。
例えば、コンテンツ情報テーブルのt3〜t4の区間にはアーティスト名PPPが記憶されているが、当該区間の記録時間が所定時間未満(例えば、15秒)であるので、判断処理を次の区間t4〜t6へと進める。例えば、t3〜t4の区間は、CM中に含まれる曲pppの一部(15秒間)のみが記録されている区間であるが、t3およびt4を分割点としないので、この曲データの一部がファイルとして分割されることを防止できる。従って、ユーザにとって不要なファイルが作成されることを防止できる。
iで特定される区間の記録時間が所定時間以上であれば(S24:YES)、その区間は曲データであると判断されるので、当該区間を特定する変更点を分割点として決定し、メモリに分割点を記憶する(S25)。例えば、t6〜t7の記録時間が所定時間以上(例えば、5分)であるときt6およびt7を分割点として決定し、t7〜t8の記録時間が所定時間以上(例えば、6分)であるときt7およびt8を分割点として決定する。その後、iをインクリメントし(S26)、次の区間に処理を進める。従って、本例では、t6、t7、t8が分割点として決定され、その結果、図3に期間T1〜T4で示す4つのファイルに分割されることになる。
S22において、iが区間数より大きいと判断されたとき(S22:YES)、分割部14Cは、S25で決定した分割点で放送データを複数のファイルに分割する。本例では、t6、t7およびt8が分割点に設定されているので、分割部14Cはt1〜t6のファイル(曲データ以外のファイル)と、t6〜t7のファイル(曲データaaaのファイル)と、t7〜t8のファイル(曲データbbbのファイル)と、t8〜t9のファイル(曲データ以外のファイル)とに分割する。
最後に、分割部14Cは、分割後のファイルにコンテンツ情報テーブルに登録されているコンテンツ情報を付加する(S27)。付加されたコンテンツ情報は後述するファイルの再圧縮処理において使用される。コンテンツ情報の付加としては、コンテンツ情報がファイルのタグ情報に登録されてもよく、コンテンツ情報リストを作成してリスト内でコンテンツ情報を管理してもよい。
[ファイル再圧縮処理]
図6に示すとおり、圧縮部14Dは、分割部14Cによって分割されたファイルをキーワード(例えば、アーティスト)毎に設定されたビットレートで再圧縮する。まず、圧縮部14Dは、ファイルの番号を示すインデックスjを1に設定する(S31)。続いて、分割部14Dは、jで特定されるファイルのアーティスト名が図2に示すビットレートテーブル13に存在するか否かを判断する(S32)。
アーティスト名がビットレートテーブルに存在すれば(S32:YES)、アーティスト名に対応するビットレートの項目に「記録しない」旨が登録されているか否かを判断する(S33)。ビットレートの項目にビットレートが登録されている場合(S33:NO)、圧縮部33は、アーティスト名に対応するビットレートを確認し、当該ビットレートでファイルを再圧縮する(S34)。再圧縮されたファイルは第2記憶部12Bに記録され、第1記憶部12Aに記録されている再圧縮前のファイルは削除される。例えば、ファイルのアーティスト名がCCCである場合、ファイルを160Kbpsのビットレートで再圧縮する。従って、アーティスト毎にユーザが希望するビットレートをビットレートテーブルに登録しておくことで、アーティスト名毎に所望のビットレートでファイルを自動的に再圧縮できる。
一方、アーティスト名(例えば、FFF)に対応するビットレートの項目に「記録しない」旨が登録されている場合(S33:YES)、圧縮部14Dは当該ファイルを再圧縮することなく直ちに削除する(S35)。従って、ユーザが希望しないアーティストのファイルについては、分割後に自動的に削除することができる。
S32において、ビットレートテーブルにアーティスト名が存在しない場合、またはファイルにアーティスト名が付与されていない場合(S32:NO)、圧縮部14Dは、当該ファイルをビットレートテーブル13のアーティスト名なしの項目に対応するビットレート(例えば、48Kbps)で再圧縮する(S38)。ビットレートテーブルに登録されていないアーティスト名のファイルはユーザにとって重要なファイルではないと考えられるので、アーティスト名なしの項目のビットレートを低く設定しておくことにより、これらのファイルの容量を非常に小さくすることができる。また、ファイルにアーティスト名が付与されていない場合には、曲データではないので削除するようにしてもよい。
続いて、S36においてjがファイル数以上であるか否かを判断し(S36)、jがファイル数未満であれば(S36:NO)、未だ全ファイルを再圧縮していないので、jをインクリメントし(S37)、S32へと戻る。一方、jがファイル数以上であれば(S36:YES)、全ファイルについて圧縮処理またはファイル削除を実行済であると判断され、処理を終了する。
[フォルダ格納処理]
図7に示すとおり、曲毎に分割して再圧縮したファイルを、キーワード毎にフォルダに格納する。キーワードは例えば所定のコンテンツ情報であるが、本例では、フォルダ名がアーティスト名であるフォルダを作成して、アーティスト名がフォルダ名に一致するフォルダにファイルを自動的に格納する。まず、制御部14は、ファイルの番号を示すインデックスkを1に設定する(S41)。続いて、制御部14は、フォルダ名がkで特定されるファイルのアーティスト名に一致するフォルダが存在するか否かを判断し(S42)、存在すれば(S42:YES)、当該フォルダにファイルを格納し(S43)、存在しなければ(S42:NO)、フォルダ名が該アーティスト名であるフォルダを作成して、作成したフォルダにファイルを格納する(S44)。続いて、kがファイル数以上であるか否かを判断し、kがファイル数未満であれば(S45:NO)、kをインクリメントし(S46)、S42に戻る。一方、kがファイル数以上であれば(S45:YES)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、記録した放送データを自動的に複数の曲データのファイルに分割することができる。さらに、曲データをユーザが設定したキーワード毎のビットレートで再圧縮することができる。さらに、ユーザが希望しないキーワードに該当するファイルを自動的に削除することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。放送データを複数のコンテンツに分割する方法は、放送局からインターネットを介して取得したキューシート(番組進行表)を用いてよく、FM文字多重放送に多重されて送信されるコンテンツ情報を用いてもよい。上記のコンテンツ情報記録装置を動作させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプラグラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、ラジオ放送やテレビ放送等を記録するコンテンツ記録システムに好適に適用され得る。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録再生システム100の構成を示すブロック図である。 ビットレートテーブル13の構成を示すブロック図である。 放送データと取得されるコンテンツ情報との関係を示す図である。 放送データのコンテンツ情報の変更点を決定する処理を示すフローチャートである。 放送データを複数のコンテンツファイルに分割する処理を示すフローチャートである。 分割されたコンテンツファイルを圧縮する処理を示すフローチャートである。 分割されたコンテンツファイルをアーティスト名毎にフォルダに格納するフローチャートである。 コンテンツ情報テーブルを示す図である。
符号の説明
1 コンテンツ記録再生装置
2 コンテンツ情報サーバ
11 受信部
12 コンテンツ記憶部
13 ビットレートテーブル
14 制御部
14A 記録部(第1記録手段、第2記録手段)
14B 取得部
14C 分割部
14D 圧縮部
15 通信部(接続手段)
16 再生部

Claims (4)

  1. 複数の音楽データを含む放送データを記録するためのコンテンツ記憶部と、
    該放送データを該コンテンツ記憶部に所定のコンテンツ品質で記録する第1記録手段と、
    音楽データに関するメタデータとコンテンツ品質とを対応付けて記憶するためのコンテンツ品質記憶手段と、
    音楽データの波形データに対応付けて該音楽データに関するメタデータを記憶するデータベースを有するコンテンツ情報サーバに接続する接続手段と、
    前記コンテンツ記憶部に記録されている放送データの波形データを該コンテンツ情報サーバに送信し、該コンテンツ情報サーバから該音楽データに関するメタデータを取得する取得手段と、
    該第1記録手段によって記録された放送データのうち、前記取得手段によって音楽データに関するメタデータを取得できた放送データの部分のみを前記放送データから分割する分割手段と、
    該分割手段によって分割されたコンテンツを、該コンテンツ品質記憶手段に記憶されている該分割手段によって分割されたコンテンツのメタデータに対応するコンテンツ品質に変換する変換手段と、
    該変換手段によって変換されたコンテンツを該コンテンツ記憶部に記録する第2記録手段とを備える、コンテンツ記録装置。
  2. 前記分割手段が、音楽データに関するメタデータを取得できた放送データの部分の記録時間が所定時間以上である場合に、当該放送データの部分をコンテンツとして分割し、音楽データに関するメタデータを取得できた放送データの部分の記録時間が所定時間未満である場合に、当該放送データの部分をコンテンツとして分割しない、請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  3. 前記取得手段が、前記コンテンツ記憶部に記録されている放送データの全体について所定時間毎の波形データを前記コンテンツ情報サーバに順次送信することにより、送信した波形データに対するコンテンツ情報を順次要求し、各要求に対するコンテンツ情報を、前記コンテンツ情報サーバから順次取得し、
    前記分割手段が、前記取得手段によって取得されたメタデータが、前回の要求に対して取得されたメタデータに対して変更されているか否かを判断し、変更されている箇所を変更点として記憶すると共に、前記取得手段によってメタデータを取得できた場合には取得したメタデータを記憶し、隣接する2つの変更点によって特定される放送データの部分であって、前記取得手段によってメタデータを取得できた放送データの部分のみをコンテンツとして前記放送データから分割する、請求項1または2に記載のコンテンツ記録装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ記録装置の各手段をコンピュータに実行させる、コンテンツ記録装置の動作プログラム。
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