JP4818283B2 - Ponの切り替え方法 - Google Patents

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この発明は、PON(Passive Optical Network)のユーザ装置および、このユーザ装置を用いたPONの切り替え方法に関する。
より安価に光通信を実現するために、PON形光アクセスシステムが普及している。このPONは、電話局やセンタ局の局内装置(親機)側からユーザ宅のユーザ装置(子機)側につながる光ファイバの途中に、光スプリッタ(光カプラ)などの分岐装置が設けられ、この分岐装置を介して複数のユーザ装置が接続されている。このようにして、1つの局内装置と複数のユーザ装置とを通信可能に接続し、1つの光ファイバを複数のユーザ装置で共有することで、安価に光通信を実現するものである。
このようなPONにおいては、高速化、高機能化などを図るために、複数の種類(方式)のPONが開発、実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。このため、例えば、旧型のPONを使用していた場合に、高速化などを図るために新型のPONに切り替える必要が生じる場合がある。このような場合、従来次のようにしてPONの切り替えを行っていた。
第1の方法としては、図8に示すように、既設のPON、つまり旧型のPONの旧型のOLT(Optical Line Terminal、局内装置)110と、このOLT110に接続されているすべてのユーザ宅Hの旧型のONU(Optical Network Unit、ユーザ装置)120の運用を停止する。そして、すべての旧型のONU120を新型のONU220に取り替えるとともに、旧型のOLT110を新型のOLT210に取り替えて、運用を再開するものである。なお、図中符号Cは、電柱上に設置されているクロージャ(接続箱)である。
また、第2の方法として、まず、図9に示すように、既設のPON、つまり旧型のPON100と同一のネットワーク(伝送系統)に、新型のPON200を構築する。ここで、旧型のPON100では旧型のOLT110が設置されており、新型のPON200では新型のOLT210が設置される。次に、ユーザの都合に合わせて工事日時などを調整し、ユーザ宅Hの旧型のONU120を新型のONU220に取り替え、さらに、ユーザ宅Hの引込線H1を旧型のPON100の光ファイバ心線101から切り離して新型のPON200の光ファイバ心線201に接続する。このような取り替え、接続作業などをすべてのユーザ宅Hに対して行う。その後、旧型のPON100の心線101をストレート接続し、光スプリッタ102を撤去して、心線101を原状復帰するものである。
特開2007−243796号公報
ところで、上記の第1の方法では、予備のPON(心線)がない状態で、すべての旧型のONU120と旧型のOLT110とを取り替える必要があり、その間は、すべてのユーザ宅Hにおいて光通信を停止させなければならない。このため、取り替えを含む工事を一時に行って工事期間をできるだけ短縮する必要があり、そのためには、すべての旧型のONU120の取り替え日時を合わせる必要がある。しかしながら、旧型のONU120の取り替えはユーザ宅H内で行うため、すべてのユーザに都合がよい日時を設定することは極めて困難で、設定できたとしても、各ユーザ宅Hに作業者を派遣しなければならず、多くの作業者を要する。
また、上記の第2の方法では、旧型のPON100と並列に新型のPON200を構築する必要がある。つまり、新型のPON200を構築するために、ユーザ数分の切替用の予備心線201が必要であり、このような予備心線201がない場合には、新たな光ケーブルを敷設する必要がある。また、すべてのユーザの都合を聞いて工事日時などを調整しなければならず、ユーザ側、工事業者側ともに、多大な負担となる。さらに、引込線H1の接続切り替えなどは、電柱上での柱上作業であるため、多大な時間と労力、工事費を要し、しかも、切り離し対象の引込線H1、心線101を間違える誤切断のリスクが伴う。また、旧型のPON100の心線101を原状復帰する必要があり、この作業も柱上作業であるため、多大な時間と労力、工事費を要する。
そこでこの発明は、PONの切り替えを容易に行うことが可能なPONの切り替え方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、局内装置側とユーザ装置側とを通信可能に接続する光ファイバに分岐装置が設けられ、この分岐装置を介して複数のユーザ装置が接続されたPONの切り替え方法であって、複数種のPONの局内装置とそれぞれ通信するための複数種の通信手段と、前記局内装置から受信した信号に基づいて、この局内装置に適合する前記通信手段を前記局内装置側と接続する接続手段と、を備える装置をハイブリッドユーザ装置とし、既設の局内装置が運用されている状態で、既設のユーザ装置を前記ハイブリッドユーザ装置に取り替え、すべての前記ユーザ装置の取り替えを終えた後に、前記既設の局内装置を新たな局内装置に取り替える、ことを特徴とする。
この発明によれば、既設の局内装置が運用されている状態で、既設のユーザ装置をハイブリッドユーザ装置に取り替えると、既設の局内装置から受信した信号に基づいて、既設の局内装置に適合する通信手段が局内装置側と接続され、既設の局内装置とハイブリッドユーザ装置とが通信可能となる。続いて、すべてのハイブリッドユーザ装置への取り替えを終えた後に、既設の局内装置を新たな局内装置に取り替えると、新たな局内装置から受信した信号に基づいて、新たな局内装置に適合する通信手段が局内装置側と接続され、新たな局内装置と全ハイブリッドユーザ装置とが通信可能となる。
請求項1に記載の発明によれば、既設のユーザ装置をハイブリッドユーザ装置(本ユーザ装置)に取り替え、既設の局内装置を新たに運用するPONの局内装置に取り替えるだけで、PONの切り替えを容易に行うことができる。この結果、切替用の予備心線や新たな光ケーブルが不要で、柱上作業や心線の原状復帰も不要となり、ユーザとの日程調整も軽減可能となり、PONの切り替えのための労力、時間、費用を著しく軽減できる。しかも、心線を切断、再接続する必要がないため、心線の誤切断などのリスクもなくなる。
また、ある既設のユーザ装置を本ユーザ装置に取り替えている間でも、他の既設のユーザ装置は既設の局内装置と通信可能であり、本ユーザ装置に取り替えた後は、本ユーザ装置と既設の局内装置とは通信可能となる。つまり、ユーザ装置の取り替えによって通信が停止されることがほとんどない。さらに、既設の局内装置を新たな局内装置に取り替えると、新たな局内装置から受信した信号に基づいて直ちに新たな局内装置と本ユーザ装置とが通信可能となり、局内装置の取り替えによって通信が停止されることがほとんどない。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るハイブリッドONU(PONのユーザ装置)1を示す概略構成ブロック図である。このハイブリッドONU1は、この実施の形態では、2種類(2方式)のPONにおいて光ファイバを介してOLT(局内装置)と通信可能に接続されるユーザ装置であり、旧型のPONと、この旧型のPONよりも高速化、高機能化された新型のPONとに適用される場合について説明する。このハイブリッドONU1は、主として、光送受信インターフェイス部11と、光受信部12と、光送信部13と、信号方式判定部14と、第1の切替制御部15と、旧型PON機能部(通信手段)16と、新型PON機能部(通信手段)17と、第2の切替制御部18と、端末向インターフェイス部19とを備えている。
光送受信インターフェイス部11は、後述するOLT2、3との間で光信号を送受信するためのインターフェイスであり、OLT2、3から下り光信号を受信し、OLT2、3に上り光信号を送信するものである。光受信部12は、光送受信インターフェイス部11から伝送された下り光信号を、第1の切替制御部15を介して旧型PON機能部16または新型PON機能部17に伝送すると同時に、信号方式判定部14に伝送する伝送部である。光送信部13は、第1の切替制御部15を介して旧型PON機能部16または新型PON機能部17から伝送された上り光信号を、光送受信インターフェイス部11に伝送する伝送部である。
信号方式判定部14は、光受信部12から伝送された下り光信号に基づいて、この下り光信号のPONの種類を判定し、その判定結果に基づいて第1の切替制御部15と第2の切替制御部18とを制御するものである。すなわち、下り光信号の信号構成(データフレーム構成)から、その下り光信号が旧型のPONによる(旧型のOLT2からの)光信号か、新型のPONによる(新型のOLT3からの)光信号かを判定する。そして、旧型のPONと判定した場合には、旧型PON機能部16に接続する旨の制御指令を切替制御部15、18に伝送し、新型のPONと判定した場合には、新型PON機能部17に接続する旨の制御指令を切替制御部15、18に伝送する。
第1の切替制御部15は、光信号の光路を切り替えるものであり、信号方式判定部14からの制御指令に基づいて、光受信部12および光送信部13を旧型PON機能部16または新型PON機能部17に接続するものである。同様に、第2の切替制御部18は、電気的信号(デジタルデータ信号)の信号路を切り替えるものであり、信号方式判定部14からの制御指令に基づいて、端末向インターフェイス部19を旧型PON機能部16または新型PON機能部17に接続するものである。ここで、これらの切替制御部15、18は、信号方式判定部14から先に伝送された制御指令と同じ制御指令が伝送された場合には、接続切替を行わないようになっている。すなわち、信号方式判定部14では、すべての下り光信号を判定するが、その下り光信号に基づくPONの種類が同一の場合には、つまり、後述するように、通信が確立した後には、切替制御部15、18において接続切替を行わないようになっている。なお、通信が確立した後には、光受信部12から信号方式判定部14に下り光信号を伝送しないようにしてもよい。以上のように、この実施の形態では、信号方式判定部14と第1の切替制御部15と第2の切替制御部18とによって、接続手段が構成されている。
旧型PON機能部16は、旧型のPON用のOLT2と通信するための機能部であり、旧型のPONにおける通常のONUと同等の機能(PONインターフェイス機能、ONU認証機能などの)構成で、光信号を電気的信号に変換などする受信処理部161と、電気的信号を光信号に変換などする送信処理部162とを備えている。同様に、新型PON機能部17は、新型のPON用のOLT3と通信するための機能部であり、新型のPONにおける通常のONUと同等の機能構成で、受信処理部171と送信処理部172とを備えている。このように、この実施の形態では、2種(2方式)のPONのOLT2、3とそれぞれ通信するための2種のPON機能部16、17が設けられている。そして、上記の信号方式判定部14と切替制御部15、18とによって、旧型のOLT2または新型のOLT3から受信した下り光信号に基づいて、送信元のOLT2またはOLT3に適合する旧型PON機能部16または新型PON機能部17が、OLT2、3側と接続されるになっている。
端末向インターフェイス部19は、後述するユーザ宅Hなどに設置されたパーソナルコンピュータなどの端末装置4との間で電気的信号を送受信するためのインターフェイスであり、端末装置4からの上りデータを受信し、端末装置4に下りデータを送信するものである。
次に、このような構成のハイブリッドONU1の起動時におけるOLTとの処理フローなどについて、図2に示すタイミングチャートに従って説明する。ここで、OLTとして、旧型のPON用の旧型のOLT2または、新型のPON用の新型のOLT3が設置されるものとする。
まず、ハイブリッドONU1が起動する(ステップS1)と、OLTからハイブリッドONU1に、「未登録送出許可」信号が送信される(ステップS2)。これを受けて、ハイブリッドONU1において、「未登録送出許可」信号を送信したOLTが旧型のOLT2か新型のOLT3か、つまりPONが旧型か新型かを判定などする(ステップS3)。すなわち、上記のように、信号方式判定部14によってPONの種類を判定し、切替制御部15、18を制御して、旧型PON機能部16または新型PON機能部17を接続する(作動させる)。次に、接続した旧型PON機能部16または新型PON機能部17で生成された「登録要求」信号をOLTに送信する(ステップS4)。このとき、旧型PON機能部16の場合には旧型のPONのファーマットによる「登録要求」信号を送信し、新型PON機能部17の場合には新型のPONのファーマットによる「登録要求」信号を送信する。
続いて、OLTにおいて、ハイブリッドONU1に対してLLID(Logical Link IDentification、チャネル)が割り付けられ(ステップS5)、LLIDが登録された旨の「登録通知」信号(LLID付)がハイブリッドONU1に送信される(ステップS6)。さらに、割り付けられたLLIDで通信が可能である旨の「送信許可」信号(LLID付)が、OLTからハイブリッドONU1に送信される(ステップS7)。これを受けて、ハイブリッドONU1からOLTに「登録通知確認」信号(LLID付)を送信する(ステップS8)ものである。
ここで、上記のような処理フローにおけるハイブリッドONU1の作動、状態について、図3のフローチャートに従って説明する。まず、電源がオンされて起動する(ステップS11)と、光信号の受信待ち状態となる(ステップS12)。次に、OLTから「未登録送出許可」信号を受信し(ステップS12で「Y」)、その光信号が旧型のPONの場合(ステップS13で「Y」の場合)には、上記のように旧型PON機能部16が接続(作動)されて旧型のPON用のONUとして作動を開始する(ステップS14)。すなわち、旧型のPONのファーマットによる「登録要求」信号を旧型のOLT2に送信して、旧型のOLT2との通信を確立し(ステップS15)、データ通信が開始される(ステップS16)。
一方、受信した光信号が旧型のPONではなく(ステップS13で「N」)、新型のPONの場合(ステップS17で「Y」の場合)には、上記のように新型PON機能部17が接続(作動)されて新型のPON用のONUとして作動を開始する(ステップS18)。すなわち、新型のPONのファーマットによる「登録要求」信号を新型のOLT3に送信して、新型のOLT3との通信を確立し(ステップS19)、データ通信が開始される(ステップS16)。また、いずれのPONでもない場合(ステップS17で「N」の場合)には、ステップS12に戻って光信号の受信待ち状態となる。
続いて、データ通信開始後に通信障害が生じたり、後述するようにOLTが取り替えられたりしたりして通信断が生じた場合(ステップS20)には、リセット・再起動され(ステップS21)、ステップS12に戻って光信号の受信待ち状態となる。
次に、このようなハイブリッドONU1を用いて、PONを切り替えるPONの切り替え方法について説明する。ここでは、旧型のPONを新型のPONに切り替える場合について説明する。すなわち、図4に示すように、旧型のPONが構築されている状態では、旧型のOLT2がセンタ局(収用局)に設置され、旧型のPON用のONU5が各ユーザ宅Hに設置されている。そして、旧型のOLT2と旧型のONU5とを通信可能に接続する光ファイバ心線6に光スプリッタ7が設けられ、この光スプリッタ7を介して複数の旧型のONU5が接続されている。なお、図中符号Cは、電柱上に設置されているクロージャである。
まず、このような旧型のPONが運用されている状態、つまり既設の旧型のOLT2が運用されている状態で、各ユーザ宅の旧型のONU5をハイブリッドONU1に取り替える。この取り替え直後に、上記のような起動処理を経て、ハイブリッドONU1は旧型のPON用のONUとして機能し、旧型のOLT2との通信が可能となる。ここで、ハイブリッドONU1に取り替える際には、各ユーザの都合を聞いて取り替えを行う必要があるが、他のユーザに影響を与えないため、すべてのユーザの都合(作業日時)を合わせる必要はなく、それぞれのユーザの都合に合わせて個別に行えばよい。また、旧型のONU5が故障した際に、ハイブリッドONU1に取り替えるようにしてもよい。さらに、ONUの取り替え作業に専門性を有さない光アウトレット(光コネクタローゼット等)が適用されている場合には、ユーザ自らで行うことも可能である。このように、ハイブリッドONU1の取り替えを柔軟かつ容易に行うことが可能である。
次に、図5に示すように、旧型のOLT2に接続されているすべての旧型のONU5の取り替えを終えた後に、センタ局において旧型のOLT2を新型のOLT3に取り替える。すなわち、図6に示すように、旧型のOLT2から光ファイバ心線6を取り離して、新型のOLT3に接続し、新型のOLT3を起動する。これにより、各ハイブリッドONU1が再起動し、上記のような起動処理を経て、各ハイブリッドONU1は新型のPON用のONUとして機能し、図7に示すように、新型のPONが構築されて新型のOLT3とハイブリッドONU1とが通信可能となる。ここで、旧型のOLT2から新型のOLT3への接続切り替え(光コードの差し替え)は、すべてのユーザの通信頻度が低い時間帯、例えば深夜などに行い、切り替えに要する時間は、5〜10秒程度であるため、各ユーザに与える影響が少ない。
以上のように、このハイブリッドONU1によれば、新旧双方のPONに自動的に適用可能なため、つまり、センタ局に設置されているOLT2、3に応じて自動的に通信が可能となるため、PONの切り替えを容易に行うことが可能とる。すなわち、上記のようなPONの切り替え方法によれば、旧型のONU5をハイブリッドONU1に取り替え、旧型のOLT2を新型のOLT3に取り替えるだけで、PONの切り替えを容易に行うことができる。この結果、切替用の予備心線や新たな光ケーブルが不要で、柱上作業や心線の原状復帰も不要となり、ユーザとの日程調整も軽減され、PONの切り替えのための労力、時間、費用を著しく軽減できる。しかも、心線の誤切断などのリスクもなくなる。
また、あるユーザの旧型のONU5を取り替えている間でも、他のユーザの旧型のONU5やハイブリッドONU1は、旧型のOLT2との通信が可能な状態であり、また、ハイブリッドONU1に取り替えた後は、自動的に(直ちに)通信可能となる。つまり、ONUの取り替えによって通信が停止されることがほとんどない。同様に、旧型のOLT2を新型のOLT3に取り替えると、新型のOLT3から受信した信号に基づいて直ちに新型のOLT3とハイブリッドONU1とが通信可能となるため、OLTの取り替えによって通信が停止されることもほとんどない。
ところで、既設の旧型のPONを新型のPONに切り替える場合について説明したが、新規にPONを構築する場合でもハイブリッドONU1を適用することで、PONの切り替えを容易に行うことが可能となる。すなわち、旧型のPONを新たに構築する場合に、センタ局に旧型のOLT2を設置し、各ユーザ宅HにハイブリッドONU1を設置して運用を開始する。そして、周辺の設備環境などが整い、新型のPONに移行する場合には、旧型のOLT2を新型のOLT3に取り替えればよい。これにより、上記と同様に、各ハイブリッドONU1が新型のPON用のONUとして機能し、新型のPONが構築されるものである。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、信号方式判定部14において、光信号の信号構成に基づいてPONの種類を判定し切替制御部15、18を制御しているが、次のようにしてもよい。すなわち、ハイブリッドONU1の起動時においては、旧型PON機能部16または新型PON機能部17の一方を常に接続し、通信が確立しない場合に他方の新型PON機能部17または旧型PON機能部16を接続するようにしてもよい。また、旧型PON機能部16と新型PON機能部17とが別構成(別体)となっているが、双方のPON機能部16、17を一体的な構成とし、内部において接続切替するようにしてもよい。さらに、2種類のPONの切り替えを行う場合について説明しているが、3種以上のPONの切り替えを行う場合にも適用できることは勿論である。
この発明の実施の形態に係るハイブリッドONUの概略構成ブロック図である。 図1のハイブリッドONUの起動時におけるOLTとの処理フローを示すタイミングチャートである。 図2の処理フローにおけるハイブリッドONUの作動、状態を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係るPONの切り替え方法において、旧型のPONが構築されている状態などを示す概略構成図である。 図4の状態の後に、すべての旧型のONU5をハイブリッドONUに取り替えた状態を示す概略構成図である。 図5の状態の後に、旧型のOLTを新型のOLTに切り替えている状態を示す概略構成図である。 図6の状態の後に、旧型のOLTを新型のOLTに切り替えた状態を示す概略構成図である。 PONを切り替える従来の第1の方法を示す概略構成図である。 PONを切り替える従来の第2の方法を示す概略構成図である。
符号の説明
1 ハイブリッドONU(PONのユーザ装置)
11 光送受信インターフェイス部
12 光受信部
13 光送信部
14 信号方式判定部(接続手段)
15 第1の切替制御部(接続手段)
16 旧型PON機能部(通信手段)
17 新型PON機能部(通信手段)
18 第2の切替制御部(接続手段)
19 端末向インターフェイス部
2 旧型のOLT(局内装置)
3 新型のOLT(局内装置)
5 旧型のONU(ユーザ装置)
6 光ファイバ心線
C クロージャ
H ユーザ宅

Claims (1)

  1. 局内装置側とユーザ装置側とを通信可能に接続する光ファイバに分岐装置が設けられ、この分岐装置を介して複数のユーザ装置が接続されたPONの切り替え方法であって、
    複数種のPONの局内装置とそれぞれ通信するための複数種の通信手段と、前記局内装置から受信した信号に基づいて、この局内装置に適合する前記通信手段を前記局内装置側と接続する接続手段と、を備える装置をハイブリッドユーザ装置とし、
    既設の局内装置が運用されている状態で、既設のユーザ装置を前記ハイブリッドユーザ装置に取り替え、
    すべての前記ユーザ装置の取り替えを終えた後に、前記既設の局内装置を新たな局内装置に取り替える、ことを特徴とするPONの切り替え方法。
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