JP5460886B2 - 論理リンク管理方法および通信装置 - Google Patents
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Description
本発明は、親局装置と複数の子局装置が1対多の接続する通信システムにおいて、親局装置と子局装置との間に設定する論理リンクを管理するための論理リンク管理方法、および論理リンクの管理を行う通信装置に関する。
近年、各家庭や企業などと上位ネットワークとを結ぶアクセス系ネットワークに、PON(Passive Optical Network)システムが用いられるようになってきている。PONは、親局装置(OLT:Optical Line Terminal)と多数の子局装置(ONU:Optical Network Unit)を光ファイバおよびスプリッタにて1対多接続した構成の通信システムである。
PONシステムとしては、たとえば、非特許文献1に規定されるEPON(Ethernet(登録商標) PON)システムが存在する。このEPONシステムでは、上下方向の通信をそれぞれ1Gbit/sのデータ伝送レートとし、上下異なる波長を用いた波長多重による双方向通信を行う。ONUが上りデータを送信する際には、上り帯域を複数ONUで分割して使用する時分割多重方式によりデータを送信する。
また、EPONシステムでは論理リンク毎にデータを送信する制御を行う一方、論理リンク毎に管理チャネルを設けることが非特許文献1に定められている。管理チャネルは、論理リンクの管理および装置の管理(子局装置の管理)を行うために利用するチャネルであり、たとえば、装置の管理においては、装置管理状態の取得、通知および装置設定等を行う。管理チャネルを使用した制御ではOAM(Operation、Administration、Maintenance)フレームを用いて制御用データを送受信する。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3
従来のPONシステムではONU1台につき1つの論理リンクを設定して通信を行うのが一般的であったが、多様なサービスを柔軟に実現することを目的として、OLTとの間で複数の論理リンクを設定可能なONUも普及しつつある。しかしながら、非特許文献1に記載の技術は、ONU1台につき1論理リンクを設定した場合を前提としており、1つのONUに複数の論理リンクを設定する場合の管理チャネルの実装や運用方法について規定されていない。
特に、装置を管理するための管理チャネルを複数の論理リンクの中のどれに設けるか(どの論理リンクを使用して装置管理を行うか)について規定されていない。通常、論理リンクは1つずつ設定されていくはずなので、最初に設定された論理リンクに装置管理用の管理チャネルを設けるようにすればよいとも考えられるが、そのようにした場合、以下のような問題発生が予想される。
PONシステムでは、消費電力の削減と複数ONUで分割使用される上り帯域の有効利用の実現が望まれる。例えば、映像配信サービスを利用する場合、ユーザの物理ポートにはSTB(Set Top Box)を接続し、ONUの上位から映像データを流す論理リンクを設定する。このとき、STBが接続されていない、または電源が入っていない状態など、映像配信サービスを受け付けない状況であれば、当該論理リンクを使用しないため、切断してもサービスに支障はない。当該論理リンクを切断すれば、当該論理リンクの通信に必要な電力を浪費することはなく消費電力を削減できる。また、データ通信に用いる上り帯域を浪費することもない。このように、多数の論理リンクを実装(設定)したONUの省電力化を行う際には、使用していない論理リンクを切断することが有効な手段の一つである。
しかしながら、装置管理用の管理チャネルが設けられている論理リンクについては、切断してしまうと装置(ONU)の管理ができなくなるので、ユーザがサービスを利用していない状態においても切断することができず、消費電力の削減ができないという問題がある。また、上り帯域の浪費を防止することができないという問題もある。すでに説明したように、非特許文献1には1つのONUに複数の論理リンクを設定する場合の管理チャネルの実装や運用方法が規定されておらず、装置管理用の論理リンク(装置を管理するための管理チャネルが設けられた論理リンク)を変更する方法についても規定されていないためである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の論理リンクが設定可能なONUにおける低消費電力化を実現するとともに上り帯域の効率的な利用を実現する論理リンク管理方法および通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、局側装置、および前記局側装置との間で複数の論理リンクを設定可能な加入者側装置を含み、前記局側装置は前記加入者側装置の管理用の信号を単一論理リンクで送信する光通信システムにおいて実行する論理リンク管理方法であって、前記局側装置が、前記加入者側装置との間の論理リンクの接続状態が変化したかどうかを監視する状態監視ステップと、前記局側装置が、前記状態監視ステップにおいて前記論理リンクの接続状態変動を検出した場合、前記加入者側装置の管理用信号を送信するために使用する論理リンクである装置管理用論理リンクを、所定の手順にて再設定するリンク再設定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明にかかる論理リンク管理方法を適用した場合、局側装置は、配下の各加入者側装置との間の論理リンクの接続状態が変化した場合、装置管理用論理リンクを再設定するので、装置管理チャネル用論理リンクとして使用していた論理リンクを切断した場合においても、新たな装置管理チャネル用論理リンクを使用して加入者側装置の装置管理を継続できるという効果を奏する。また、システムの低消費電力化および上り帯域の利用効率向上を実現できるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる論理リンク管理方法および通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる論理リンク管理方法を適用する通信システムおよび通信装置の構成例を示す図である。
図1は、本発明にかかる論理リンク管理方法を適用する通信システムおよび通信装置の構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の通信システムは、OLT(親局装置)1と、複数のONU(子局装置)2と、OLT1と各ONU2とを接続する光ファイバ3と、光ファイバ3を1対多接続用に分岐するスプリッタ4と、OLT1の上位に接続する上位通信装置5と、ONU2の配下に接続する端末通信装置6と、を備えている。なお、各ONU2の内部構成は同一である。そのため、図1では1台のONU2の構成のみを記載している。また、図1ではOLT1に3台のONUが接続された場合の例を示しているが、ONUの接続台数はこれに限られたものではない。
本実施の形態のOLT1は、フレーム多重部10、光送信部11、フレーム抽出部12、光受信部13、装置管理部14、論理リンク管理部15および装置管理チャネル制御部16を備える。
OLT1において、フレーム多重部10は、上位通信装置5からの下りフレームを受信すると共に管理チャネルデータフレームを多重する。管理チャネルデータフレームとは、論理リンクを管理するための情報(データ)やONUの管理(装置管理)を行うための情報(データ)を含んだフレームであり、これらの情報は管理チャネルにて送信される。光送信部11は、フレーム多重部10により多重されたフレームを各ONU2に光信号として送信する。フレーム抽出部12は、光受信部13経由で受信した上りデータフレームから管理チャネルデータフレームを抽出するとともに、一般データを上位通信装置5へ送信する。光受信部13は、ONU2からの光信号を受信する。装置管理部14は、光ファイバ3およびスプリッタ4を介して接続された各ONU2の装置管理を行う。装置管理では、たとえば、装置(ONU2)の故障検出を行う。また、データフレームの優先制御動作の設定などを行う。論理リンク管理部15は、配下の各ONU2との間の論理リンクを管理すると共に、管理チャネルデータフレームを送受信する。論理リンクの管理では、論理リンクの接続・切断制御や論理リンクの切断検出などを行う。切断検出では、たとえば、ある一定期間にわたってONU2からデータが全く送信されてこない場合、または、ONU2に対して送信したデータに対する応答をある一定期間内に受信できない場合に、論理リンクが切断したと判断する。装置管理チャネル制御部16は、装置管理部14による装置管理において使用する管理チャネル、すなわち、装置管理用のデータを送受信する際に使用する論理リンクを管理する。
本実施の形態の各ONU2は、フレーム抽出部20、光受信部21、フレーム多重部22、光送信部23、装置管理部24、論理リンク管理部25および装置管理チャネル制御部26を備える。
ONU2において、フレーム抽出部20は、光受信部21経由で受信した下りデータフレームから管理チャネルデータフレームを抽出するとともに、一般データを下位端末通信装置6に送信する。光受信部21は、下り光信号を受信する。フレーム多重部22は、端末通信装置6から上り信号を受信するとともに、管理チャネルデータフレームを多重する。光送信部23は、OLT1に光信号を送信する。装置管理部24は、自装置(ONU2)の装置管理を行う。論理リンク管理部25は、OLT1との間の論理リンクを管理するとともに、管理チャネルデータフレームを送受信する。装置管理チャネル制御部26は、装置管理部24による装置管理において使用する管理チャネルを設定する論理リンクを管理する。
ここで、本発明の主要動作を説明する前に、OLT1とONU2の通常の通信動作について説明する。まずONU2は端末通信装置6からデータをフレーム多重部22にて受信し、OLT1からの送信許可に基づいて光送信部23を介して上りデータを光信号に変換してOLT1に送信する。OLT1では、光受信部13にてONU2からの光データ(光信号として送信された上りデータ)を電気信号に変換し、フレーム抽出部12を介して上位通信装置5に送信する。一方、上位通信装置5からの下りデータは、フレーム多重部10を介して光送信部11にて電気信号から光信号に変換し、ONU2に送信する。ONU2では、光受信部21にてOLT1からの光信号を電気信号に変換し、フレーム抽出部20を介して端末通信装置6に送信する。
OLT1では、ONU2毎および論理リンク毎に、論理リンクの管理を行う。このとき使用する管理チャネルを論理リンク管理チャネルと呼ぶ。また、1台のONU2との間に複数の論理リンクを設定している場合、複数の論理リンクに個別に設定されている管理チャネル(論理リンク管理チャネル)の中の1つを使用してONUの装置管理を行う。この装置管理用に使用する管理チャネルを装置管理チャネルと呼ぶ。OLT1は、フレーム多重部10において、論理リンク管理チャネルと装置管理チャネルのデータフレームを上位通信装置5からのデータと多重してONU2に送信する。論理リンク管理チャネルのデータフレームは論理リンク管理部15が生成し、装置管理チャネルのデータフレームは装置管理部14が生成する。
ONU2では、装置管理チャネルおよび論理リンク管理チャネルのデータフレームをフレーム抽出部20において抽出し、OLT1からの指示、すなわち、自装置(自ONU2)の管理指示や管理チャネルを受信した論理リンクの管理指示、または制御指示に従った処理を実施する。このとき、応答が必要であれば、指示を受けた論理リンク管理チャネルまたは装置管理チャネルを使ってデータフレーム(応答フレーム)を送信する。データフレームは端末通信装置6が送信するデータフレームとフレーム多重部22において多重され、OLT1へ送信される。
次に、本発明の主要部分であるOLT1による装置管理方法について説明する。図2は、OLT1の装置管理チャネル制御部16で保持している論理リンク状態管理テーブルの一例を示す図である。この管理テーブルには、OLT1に接続されている各ONUとの間に設定されている論理リンク各々の選択優先度と接続状態が記録されている。選択優先度とは、装置管理チャネルを設定する論理リンクを選択する場合の優先度である。装置管理チャネル制御部16では、論理リンク毎に、装置管理チャネルを設定する論理リンク(装置管理チャネルのデータフレームを送受信する論理リンク)として選択する際の選択優先度と、各論理リンクの接続状態を監視している。ここでは、1台のONU2に対して3つの論理リンクが設定された場合を示しているが、論理リンク数はこれに限定されるものではない。なお、選択優先度の値は小さい方が高優先度を意味するものとする。
次に、図3を使って、装置管理チャネル制御部16が装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する処理について説明する。図3は、実施の形態1にかかるOLT1の装置管理チャネル制御部16が装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法の一例を示すフローチャートである。OLT1では、図3に示したように、配下のONU2の論理リンクの接続状態が変化する毎に、接続状態が変化したONU2の装置管理を行うために使用する論理リンクチャネル(すなわち、装置管理チャネルを設定する論理リンクチャネル)を選定し直す。
OLT1において、装置管理チャネル制御部16は、論理リンク管理部15に問い合わせるなどして配下の各ONU2との間の論理リンクの接続状態を監視しており(ステップS10)、監視している論理リンクの中の1つでも接続状態が変化すると(ステップS10:Yes)、ステップS11に遷移して装置管理チャネルの選択処理を開始する。監視している各論理リンクの接続状態に変化がなければ(ステップS10:No)、接続状態変化の監視を続ける。
装置管理チャネルの選択処理では、まず、インデックスとなる論理リンクNoを0に初期化する。またこのとき、装置管理リンクNoを0に、比較演算に用いる仮選択優先度を最大値(ここでは9999とする)にそれぞれ初期化する(ステップS11)。装置管理リンクとは、装置管理チャネルを設定する論理リンクである。
次に、比較検討する論理リンク(論理リンクNoが示す論理リンク)の接続状態を確認する(ステップS12)。そして、論理リンクNoが示す論理リンクが接続状態であれば(ステップS12:Yes)、論理リンクNoが示す論理リンクの選択優先度と仮選択優先度を比較する(ステップS13)。論理リンクNoが示す論理リンクの選択優先度とは、図2に示した管理テーブルに記載された選択優先度であり、接続状態が変化したONUにおける、各論理リンクNoに対応する選択優先度である。たとえば、ONUの管理番号(ONU No)が「1」のONUにおいて論理リンクの接続状態が変化し、現時点での論理リンクNoが「1」である場合、選択優先度は「1」となる。論理リンクNoが示す論理リンクの選択優先度が仮選択優先度よりも小さい場合(ステップS13:Yes)、装置管理リンク(装置管理チャネルを設定する論理リンク)を現時点の論理リンクNoが示している論理リンクに仮決定するとともに、仮選択優先度を、現時点の論理リンクNoが示している論理リンクの選択優先度に更新する(ステップS14)。
ステップS14を実行すると、次に、論理リンクの接続状態が変化したONUに設定されている全ての論理リンクについて、上記ステップS12〜S14の処理を実行したかどうかを確認する(ステップS15)。全ての論理リンクについて処理が終了した場合(ステップS15:Yes)、装置管理チャネル設定用の論理リンクの決定処理を終了する。この場合、上記ステップS14において仮決定した装置管理リンク(決定処理を終了した時点における装置管理リンクの値に対応する論理リンク)を最終的な装置管理リンク(装置管理チャネルを設定する論理リンク)に決定し、以降、この決定した論理リンクにて装置管理チャネルのデータフレームを送受信する。具体的には、装置管理チャネル制御部16は、決定結果を論理リンク管理部15経由で装置管理部14に通知し、装置管理部14は、ONUに管理用のデータを送信する際には、この装置管理チャネル制御部16から通知された論理リンクチャネル経由で装置管理チャネルのデータフレームを送信する。一方、1つ以上の論理リンクについて処理が終了していない場合(ステップS15:No)、論理リンクNoをインクリメントし(ステップS16)、ステップS12に戻って処理を継続する。
これに対して、上記ステップS12において、論理リンクNoが示す論理リンクが切断状態と判断した場合(ステップS12:No)、上記ステップS13およびS14を実行せずにステップS15を実行する。また、上記ステップS13において、論理リンクNoが示す論理リンクの選択優先度が仮選択優先度よりも大きいと判断した場合(ステップS13:No)、ステップS14を実行せずにステップS15を実行する。
なお、上記ステップS10において、複数ONUでの論理リンクの接続状態変動を検出した場合、接続状態が変化した各ONUに対して、ステップS11〜S16の処理をそれぞれ実施し、各ONUに対する装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する。
次に、OLT1とONU2の間の装置管理チャネルの設定変更動作を、図4のシーケンス図を使って説明する。図示したように、OLT1では、始めはONU2と3つの論理リンク(論理リンク#1,#2,#3)を確立しており、論理リンク#1,#2,#3にはそれぞれ選択優先度1,3,2が設定されている。また、選択優先度が最も高い論理リンク#1を使用して装置管理チャネルを確立している。この状態から論理リンク#1が未使用状態に遷移すると、ONU2は、論理リンク#1からOLT1に対して、接続断要求を送信する。OLT1は接続断要求を受理すると、接続断承諾を当該論理リンク(論理リンク#1)に送信する。この状態でOLT1とONU2は共に論理リンク#1が接続断であり、装置管理チャネルが断であると認識する。そこで、OLT1は、図3に示した処理(ステップS11〜S16)を実行して装置管理チャネル設定用の論理リンクを再選択し、論理リンク#3を新たな装置管理チャネルとして選択する。そして、選択した論理リンクに対して、OLT1は装置管理チャネルとして用いることを指示する装置管理チャネル指示を送信する。ONU2は論理リンク#3を装置管理チャネルとして使用することを承諾すると、装置管理チャネル承諾フレームをOLT1に送信する。なお、図4に示したLLIDは、論理リンクの識別子(Logical Link ID)である。
ONU2から装置管理チャネル承諾フレームを受信したOLT1では、装置管理チャネル制御部16にて接続断許諾および装置管理指示フレームを生成する。一方、ONU2では、装置管理チャネル制御部26にて接続断許可および装置管理許諾フレームを生成し、OLT1とONU2の間でこれらフレームの送受を行う。
ONU2は、論理リンク毎の管理を論理リンク管理部25にて実施する。OLT1から通知された装置管理チャネルの情報は、装置管理チャネル制御部26にて解析され、解析結果が示す論理リンクを使用して装置管理チャネルを送受信するように、論理リンク管理部25に指示する。論理リンク管理部25は、指示された論理リンクから装置管理チャネルのデータフレームを受信した際には、装置管理部24にデータを渡し、自装置の管理および制御処理を行う。また、応答が必要な場合は、装置管理部24にて生成したデータ(装置管理データフレーム)を論理リンク管理部25がOLT1へ送信する。このとき、論理リンク管理部25は、OLT1から指示された管理チャネルにてデータを送信する。
本実施の形態の通信システムにおける装置管理チャネルの移動動作(論理リンクの接続状態変動に伴う装置管理チャネルの再設定動作)について、従来の通信システムにおける動作と比較しながら説明する。図5は、従来の通信システムにおいて論理リンクの接続状態が変化した場合の動作例を示す図であり、図6は、本実施の形態の通信システムにおいて論理リンクの接続状態が変化した場合の動作例を示す図である。
従来のシステムにおいては、図5に示したように、論理リンク毎に論理リンク管理チャネルが存在し、そのうちの1つを装置管理チャネルとして固定して使用していた。そのため、たとえば、消費電力削減のために、使用しない論理リンク(一般データの送受信を行わない論理リンク)を切断する制御を適用した場合には、装置管理チャネルに用いていた論理リンクを切断してしまうと、装置管理チャネルの通信が行えなくなり、当該ONUを管理できない。または、装置管理チャネルに用いていた論理リンクについては切断することができず、消費電力を削減することができない。これに対して、本実施の形態の通信システムにおいては、OLTとONUの間で装置管理チャネルを接続中の論理リンクに移行させるため、任意の論理リンクを切断して消費電力を削減する場合であっても、ONUの装置管理を継続することができる。
また、従来技術に則り、装置管理チャネルを常に維持するシステム形態においては、装置管理チャネル用論理リンク(装置管理チャネル設定用の論理リンク)が固定されているため、図7に示すように、ONUがある1つの論理リンクでデータ通信を行っている場合、最低でも装置管理チャネル用論理リンク#1とデータ通信用論理リンク#3の2つの論理リンクが必要であった(装置管理チャネル用論理リンクと異なる論理リンクでデータ通信を行っている場合)。これに対して、本実施の形態の通信システムにおいては、装置管理チャネル用論理リンクの移動が可能であるため、図8に示すように、データ通信を行う論理リンク#3のみを用いるようにして、論理リンク1つ分を維持する帯域を節約することができる。
具体的には、図7および図8に示すように、帯域更新周期毎にONUはOLTから帯域割当フレーム(GATE)を受信し、それに基づいて、各帯域更新周期では、論理リンク毎に帯域要求量フレーム(REPORT)を送信する。ラインレートが1Gbpsの場合、1REPORTフレームを送信するために、およそ2.5us(Laser ON 512ns,Sync time 800ns,REPORTフレーム 84Byte分=672ns,Laser OFF 512ns)の帯域を要する。ここで、1台のOLTに対してONUが128台接続された場合について考える。帯域更新周期を1msとすると、ONU1台から1論理リンク分のREPORTフレームを削減した場合0.25%、ONU128台全てから1論理リンク分のREPORTフレームを削減した場合32%の帯域を節約できる。また、帯域更新周期を2msとすると、ONU1台から1論理リンクリンク分のREPORTフレームを削減した場合0.125%、ONU128台全てから1論理リンク分のREPORTフレームを削減した場合16%の帯域を節約できる。以上のように、本実施の形態の通信システムでは、装置管理チャネルを固定しているシステムと比較して、帯域利用効率を向上させることができる。なお、図7および図8において、「G」はGATEフレームを示し、「R」はREPORTフレームを示している。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLTは、配下の各ONUとの間の論理リンクの接続状態が変化した場合、あらかじめ設定しておいた各論理リンクの優先度に従い、その時点で最も優先度が高い論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに再設定することとした。これにより、装置管理チャネル用論理リンクとして使用していた論理リンクを切断した場合においても、新たな装置管理チャネル用論理リンクを使用してONUの装置管理を継続できる。また、システムの低消費電力化および上り帯域の利用効率向上を実現できる。
なお、図3に示した処理では、ステップS10において論理リンクの接続状態が変化したことを検出した場合、必ずステップS11以降の処理を実行することとしたが、装置管理チャネル用論理リンクが切断されたかどうかを確認し、この装置管理チャネル用論理リンクが切断された場合にステップS11以降の処理を実行するようにしてもよい。
実施の形態2.
以上の実施の形態1は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクに予め設定されている優先度(論理リンクの装置管理チャネルの選択優先度)に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクの設定帯域に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。設定帯域とは、各論理リンクに個別に設定された通信帯域であり、設定帯域は、たとえば、その論理リンクを使用して提供を受けるサービスの契約内容に応じた値となる。なお、通信システムの構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態では、実施の形態1と異なる部分について説明を行う。
以上の実施の形態1は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクに予め設定されている優先度(論理リンクの装置管理チャネルの選択優先度)に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクの設定帯域に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。設定帯域とは、各論理リンクに個別に設定された通信帯域であり、設定帯域は、たとえば、その論理リンクを使用して提供を受けるサービスの契約内容に応じた値となる。なお、通信システムの構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態では、実施の形態1と異なる部分について説明を行う。
図9は、実施の形態2にかかるOLTの装置管理チャネル制御部16で保持している論理リンク状態管理テーブルの一例を示す図である。この管理テーブルは、実施の形態1で説明した論理リンク状態管理テーブル(図2参照)の選択優先度を設定帯域に置き換えたものである。本実施の形態のOLTでは、装置管理チャネル用論理リンクを決定する場合、設定帯域に基づいて決定する。
図10は、実施の形態2にかかるOLT1の装置管理チャネル制御部16が装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法の一例を示すフローチャートであり、実施の形態1で説明した装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法(図3参照)のステップS11,S13,S14をステップS11a,S13a,S14aに置き換えたものである。ここでは、実施の形態1とは異なるステップS11a,S13a,S14aについてのみ説明する。
本実施の形態の装置管理チャネル制御部16は、監視している論理リンクの中の少なくとも1つの接続状態が変化した場合(ステップS10:Yes)、インデックスとなる論理リンクNoを0に初期化するとともに、装置管理リンクNoを0に初期化し、さらに、仮設定帯域を0に初期化する(ステップS11a)。
その後、ステップS12において、現在の論理リンクNoが示す論理リンクが接続状態であると判断した場合(ステップS12:Yes)、論理リンクNoが示す論理リンクの設定帯域と仮設定帯域を比較する(ステップS13a)。論理リンクNoが示す論理リンクの設定帯域とは、図9に示した管理テーブルに記載された設定帯域であり、接続状態が変化したONUにおける、各論理リンクNoに対応する設定帯域である。論理リンクNoが示す論理リンクの設定帯域が仮設定帯域よりも大きい場合(ステップS13a:Yes)、装置管理チャネル用論理リンクを現時点の論理リンクNoが示している論理リンクに仮決定するとともに、仮設定帯域を、現時点の論理リンクNoが示している論理リンクの設定帯域に更新する(ステップS14a)。
論理リンクの接続状態が変化したONUに設定されている全ての論理リンクについて、上記ステップS12〜S14aの処理を実行した場合(ステップS15:Yes)、装置管理チャネル設定用の論理リンクの決定処理を終了する。この場合、上記ステップS14aにおいて仮決定した装置管理リンク(決定処理を終了した時点における装置管理リンクの値に対応する論理リンク)を最終的な装置管理チャネル用論理リンクに決定し、以降、この決定した論理リンクにて装置管理チャネルのデータフレームを送受信する。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLTは、配下の各ONUとの間の論理リンクの接続状態が変化した場合、接続状態が変化したONUとの間の各論理リンクの設定帯域に従い、設定帯域が最も大きい論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに再設定することとした。これにより、実施の形態1と同様に、装置管理チャネル用論理リンクとして使用していた論理リンクを切断した場合においても、新たな装置管理チャネル用論理リンクを使用してONUの装置管理を継続できる。また、システムの低消費電力化および上り帯域の利用効率向上を実現できる。
また、設定帯域が大きい論理リンクを装置管理チャネル設定用の論理リンクとして設定することとしたので、実施の形態1のOLTで必要としていた、論理リンクごとの選択優先度を保持するためのメモリ領域を節約できる。具体的には、選択優先度を格納するための領域×管理ONU数×1ONUの論理リンク数分だけメモリ領域を節約できる。たとえば、選択優先度領域が1Byte,管理ONU数が128台,1ONUの論理リンク数が8の場合には、1KByte分を節約できる。また、最も高速に通信することが可能な論理リンクを選択するため、装置管理にかかる遅延、すなわち、ONUからOLTへの装置管理用データフレームの送信遅延を低減できる。
実施の形態3.
以上の実施の形態2は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクの設定帯域に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクにおける帯域更新周期に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態では、実施の形態1,2と異なる部分について説明を行う。
以上の実施の形態2は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクの設定帯域に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクにおける帯域更新周期に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態では、実施の形態1,2と異なる部分について説明を行う。
図11は、実施の形態3にかかるOLTの装置管理チャネル制御部16で保持している論理リンク状態管理テーブルの一例を示す図である。この管理テーブルは、実施の形態1で説明した論理リンク状態管理テーブル(図2参照)の選択優先度を帯域更新周期に置き換えたものである。本実施の形態のOLTでは、装置管理チャネル用論理リンクを決定する場合、帯域更新周期に基づいて決定する。
図12は、実施の形態3にかかるOLT1の装置管理チャネル制御部16が装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法の一例を示すフローチャートであり、実施の形態1で説明した装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法(図3参照)のステップS11,S13,S14をステップS11b,S13b,S14bに置き換えたものである。ここでは、実施の形態1と異なるステップS11b,S13b,S14bについてのみ説明する。
本実施の形態の装置管理チャネル制御部16は、監視している論理リンクの中の少なくとも1つの接続状態が変化した場合(ステップS10:Yes)、インデックスとなる論理リンクNoを0に初期化するとともに、装置管理リンクNoを0に初期化し、さらに、仮帯域更新周期を最大値(ここでは9999とする)に初期化する(ステップS11b)。
その後、ステップS12において、現在の論理リンクNoが示す論理リンクが接続状態であると判断した場合(ステップS12:Yes)、論理リンクNoが示す論理リンクの帯域更新周期と仮帯域更新周期を比較する(ステップS13b)。論理リンクNoが示す論理リンクの帯域更新周期とは、図11に示した管理テーブルに記載された帯域更新周期であり、接続状態が変化したONUにおける、各論理リンクNoに対応する帯域更新周期である。論理リンクNoが示す論理リンクの帯域更新周期が仮帯域更新周期よりも小さい場合(ステップS13b:Yes)、装置管理チャネル用論理リンクを現時点の論理リンクNoが示している論理リンクに仮決定するとともに、仮帯域更新周期を、現時点の論理リンクNoが示している論理リンクの帯域更新周期に更新する(ステップS14b)。
論理リンクの接続状態が変化したONUに設定されている全ての論理リンクについて、上記ステップS12〜S14bの処理を実行した場合(ステップS15:Yes)、装置管理チャネル設定用の論理リンクの決定処理を終了する。この場合、上記ステップS14bにおいて仮決定した装置管理リンク(決定処理を終了した時点における装置管理リンクの値に対応する論理リンク)を最終的な装置管理チャネル用論理リンクに決定し、以降、この決定した論理リンクにて装置管理チャネルのデータフレームを送受信する。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLTは、配下の各ONUとの間の論理リンクの接続状態が変化した場合、接続状態が変化したONUとの間の各論理リンクの帯域更新周期に従い、帯域更新周期が最も小さい(短い)論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに再設定することとした。これにより、実施の形態1,2と同様に、装置管理チャネル用論理リンクとして使用していた論理リンクを切断した場合においても、新たな装置管理チャネル用論理リンクを使用してONUの装置管理を継続できる。また、システムの低消費電力化および上り帯域の利用効率向上を実現できる。
また、帯域更新周期が小さい論理リンクを装置管理チャネル設定用の論理リンクとして設定することとしたので、実施の形態2と同様に、実施の形態1のOLTで必要としていた、論理リンクごとの選択優先度を保持するためのメモリ領域を節約できる。また、帯域更新周期が最も小さい論理リンクを選択するため、実施の形態2と同様に、装置管理にかかる遅延を低減できる。
実施の形態4.
以上の実施の形態3は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクの帯域更新周期に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクにおける上りトラヒック量に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成およびONUの構成は実施の形態1と同様であり(図1参照)、OLTの構成が一部異なる。本実施の形態では、実施の形態1〜3と異なる部分について説明を行う。
以上の実施の形態3は、論理リンクの接続状態が変化した場合、OLTが、各論理リンクの帯域更新周期に基づいて新たな装置管理チャネル用論理リンクを決定し、ONUの装置管理を維持するようにしたものであるが、次に、論理リンクにおける上りトラヒック量に基づいて装置管理チャネル用論理リンクを決定する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成およびONUの構成は実施の形態1と同様であり(図1参照)、OLTの構成が一部異なる。本実施の形態では、実施の形態1〜3と異なる部分について説明を行う。
図13は、実施の形態4にかかるOLTの構成例を示す図である。図示したように、本実施の形態のOLT1cは、実施の形態1〜3のOLT1(図1参照)のフレーム抽出部12および装置管理チャネル制御部16を、フレーム抽出部12cおよび装置管理チャネル制御部16cに置き換えたものである。本実施の形態のOLT1cにおいては、フレーム抽出部12cが、上位通信装置5へ送信する一般上りデータの論理リンクごとのトラヒック量情報を装置管理チャネル制御部16cに通知し、装置管理チャネル制御部16cは論理リンクごとのトラヒック量をカウントして保持しておく。図14は、実施の形態3にかかるOLTの装置管理チャネル制御部16cで保持している論理リンク状態管理テーブルの一例を示す図である。この管理テーブルは、実施の形態1で説明した論理リンク状態管理テーブル(図2参照)の選択優先度をトラヒック量に置き換えたものである。装置管理チャネル制御部16cは、予め設定した単位時間あたりのトラヒック量を論理リンク毎にカウントし、図14の管理テーブル(トラヒック量の情報)を更新する。
図15は、実施の形態4にかかるOLT1cの装置管理チャネル制御部16cが装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法の一例を示すフローチャートであり、実施の形態1で説明した装置管理チャネル設定用の論理リンクを決定する方法(図3参照)のステップS11,S13,S14をステップS11c,S13c,S14cに置き換えたものである。ここでは、実施の形態1と異なるステップS11c,S13c,S14cについてのみ説明する。
本実施の形態の装置管理チャネル制御部16cは、監視している論理リンクの中の少なくとも1つの接続状態が変化した場合(ステップS10:Yes)、インデックスとなる論理リンクNoを0に初期化するとともに、装置管理リンクNoを0に初期化し、さらに、仮トラヒック量を最大値(ここでは9999とする)に初期化する(ステップS11c)。
その後、ステップS12において、現在の論理リンクNoが示す論理リンクが接続状態であると判断した場合(ステップS12:Yes)、論理リンクNoが示す論理リンクのトラヒック量と仮トラヒック量を比較する(ステップS13c)。論理リンクNoが示す論理リンクのトラヒック量は、図14に示した管理テーブルに記載されたトラヒック量であり、接続状態が変化したONUにおける、各論理リンクNoに対応するトラヒック量である。論理リンクNoが示す論理リンクのトラヒック量が仮トラヒック量よりも小さい場合(ステップS13c:Yes)、装置管理チャネル用論理リンクを現時点の論理リンクNoが示している論理リンクに仮決定するとともに、仮トラヒック量を、現時点の論理リンクNoが示している論理リンクのトラヒック量に更新する(ステップS14c)。
論理リンクの接続状態が変化したONUに設定されている全ての論理リンクについて、上記ステップS12〜S14cの処理を実行した場合(ステップS15:Yes)、装置管理チャネル設定用の論理リンクの決定処理を終了する。この場合、上記ステップS14cにおいて仮決定した装置管理リンク(決定処理を終了した時点における装置管理リンクの値に対応する論理リンク)を最終的な装置管理チャネル用論理リンクに決定し、以降、この決定した論理リンクにて装置管理チャネルのデータフレームを送受信する。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLTは、配下の各ONUとの間の論理リンクの接続状態が変化した場合、接続状態が変化したONUとの間の各論理リンクの上り方向のトラヒック量に従い、トラヒック量が最小の論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに再設定することとした。これにより、実施の形態1〜3と同様に、装置管理チャネル用論理リンクとして使用していた論理リンクを切断した場合においても、新たな装置管理チャネル用論理リンクを使用してONUの装置管理を継続できる。また、システムの低消費電力化および上り帯域の利用効率向上を実現できる。
また、トラヒック量が小さい論理リンクを装置管理チャネル設定用の論理リンクとして設定することとしたので、サービスの状態に応じて、最も輻輳していない論理リンクが設定され、実施の形態2,3と同様に、装置管理にかかる遅延を低減できる。
なお、上述した実施の形態2,3において、上り方向のトラヒック量を考慮した制御を行うようにしてもよい。たとえば、実施の形態2にかかる通信システムにおいては、接続中の論理リンクの中に設定帯域が最大のものが複数存在する場合(同じ設定帯域のものが複数存在しかつこの設定帯域が最大である場合)、これら複数の論理リンク(設定帯域が最大の論理リンク)のうち、トラヒック量がより少ない論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに設定するようにしてもよい。同様に、実施の形態3にかかる通信システムにおいては、接続中の論理リンクの中に帯域更新周期が最小のものが複数存在する場合、帯域更新周期が最小の複数の論理リンクのうち、トラヒック量がより少ない論理リンクを装置管理チャネル用論理リンクに設定するようにしてもよい。
実施の形態5.
以上の実施の形態1〜4は、装置管理チャネルの移動時には、OLTは装置管理チャネル指示を明示的にONUへ送信し、ONUは装置管理チャネル承諾をOLTへ送信することにより、装置管理チャネルを明示的に移動するようにしたものであるが(図4参照)、次に、装置管理チャネルを暗黙的に移動する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成およびOLTの構成は実施の形態1と同様であり(図1参照)、ONUの構成が一部異なる。本実施の形態では、実施の形態1〜4と異なる部分について説明を行う。
以上の実施の形態1〜4は、装置管理チャネルの移動時には、OLTは装置管理チャネル指示を明示的にONUへ送信し、ONUは装置管理チャネル承諾をOLTへ送信することにより、装置管理チャネルを明示的に移動するようにしたものであるが(図4参照)、次に、装置管理チャネルを暗黙的に移動する実施の形態を説明する。なお、通信システムの構成およびOLTの構成は実施の形態1と同様であり(図1参照)、ONUの構成が一部異なる。本実施の形態では、実施の形態1〜4と異なる部分について説明を行う。
図16は、実施の形態5にかかるONUの構成例を示す図である。図示したように、本実施の形態のONU2dは、実施の形態1〜4のONU2(図1参照)の論理リンク管理部25を論理リンク管理部25dに置き換え、さらに、装置管理チャネル制御部26を削除したものである。
本実施の形態の通信システムにおいては、OLT1は、装置管理チャネル指示フレームを送信せず、管理チャネルで送信するデータフレーム内の特定領域の設定値を使用して論理リンク管理チャネルのデータフレームかそれとも装置管理チャネルのデータフレームかをONU2dに通知する。すなわち、OLT1は、データフレーム内の特定領域に対し、論理リンク管理チャネルのデータフレームを示す値または装置管理チャネルのデータフレームを示す値を設定して送信する。そのため、ONU2dにおいて、論理リンク管理部25dは、OLT1から受信した管理チャネルデータフレームを分解して上記特定領域に設定されている値を確認し、装置管理用(装置管理チャネル)を示す値であれば、当該フレームのデータを装置管理部24に転送し、装置管理部24は、論理リンク管理部25dから受け取ったデータの内容に従い、装置の管理や設定などを行う。また装置の管理や設定に応答が必要な場合は、OLT1が装置管理チャネルのデータフレーム送信で使用した論理リンクを使って応答する。ONU2dが装置管理チャネルのデータフレーム(OLT1から受信したフレームに対する応答フレームは除く)をOLT1へ送信する場合は、OLT1が最近使用した装置管理用の論理リンクを用いても良く、任意の論理リンクを使って送信してもよい。このとき、データフレームには、装置管理チャネルのデータフレームであることを示す値を設定する。
図17は、実施の形態5にかかる通信システムで使用する管理チャネルのデータフレームフォーマットの一例を示す図である。例示したデータフレームは、非特許文献1で規定されているOAMフレームを基本として、このOAMフレームを拡張したものである。フレームは、宛先アドレス(DA)、送信元アドレス(SA)、フレーム長またはタイプ(Length/Type)、サブタイプ(Subtyep)、装置状態を示すフラグ(Flags)、フレーム種別を示すコード(Code)、データを格納する領域(Data/Pad)およびフレームエラーチェック(FCS)から構成される。また、図示したように、Data領域には、ベンダを示すOUIを示す領域が含まれている。本実施の形態で使用するデータフレームでは、OUIより後ろのData領域に、例えばData TLVを定義する。このData TLVを使用して装置管理用のデータと論理リンク管理用のデータを送信する。Data TLVには、タイプ(Type)と長さ(Length)と値(Value)を格納する。タイプに具体的な管理項目および設定項目を格納して送信するが、タイプの値は論理リンク用のタイプと装置管理用のタイプを用いる。こうすることで、受信側では、受信した管理チャネルデータフレームがData TLV毎に論理リンクの管理用であるか、装置管理用であるかを判断する。なお、管理用データは値(Value)領域に格納する。長さ(Length)は、後続の値(Value)領域の長さを示す。1フレーム内に複数のData TLVを設定し、各領域を論理リンク管理用のデータと装置管理用のデータとして使用してもよい(論理リンク管理用データと装置管理用データを1つのフレームに相乗りさせてもよい)。
図18は、実施の形態5にかかる通信システムにおける装置管理用フレーム(Data TLVに装置管理用データを設定した管理チャネルデータフレーム)の送受信動作の一例を示す図である。
図示したように、OLT1は、始めは論理リンク#1で装置管理用フレームを送信している。ONU2dは、論理リンク#1にて受信した管理フレームの中身を見て、装置管理用であれば装置管理を処理し、論理リンク用であれば論理リンクの管理を処理する。論理リンク#1を未使用状態に遷移させる場合、ONU2dは、論理リンク#1経由で接続断要求をOLT1へ送信し、OLT1は論理リンク#1経由で接続断承諾フレームをONU2dへ送信する。その後、OLT1では装置管理チャネルを選択した後(ここでは論理リンク#3を装置管理チャネルに選択したものとして説明を続ける)、ONU2dに装置管理チャネルの移行を明示することなく、管理フレームの装置管理用タイプ(装置管理用のデータが格納されたフレームであることを示す情報)を管理フレームに格納して論理リンク#3からONU2dへ送信する。ONU2dは、受信した管理フレームに装置管理用タイプが設定されている場合、どの論理リンクから受信した管理フレームであるかを意識することなく、いずれの論理リンクから受信した場合においても、装置管理動作を実行する。図18の例では、論理リンク#3の管理フレームに装置管理用タイプが設定されているため、ONU2dは、論理リンク#3で受信した管理フレームの内容に従って装置管理を行う。応答が必要であれば管理フレームを受信した論理リンクと同じ論理リンク#3にて応答用の管理フレームを送信する。送信する管理フレームには、装置管理用タイプを設定して送信する。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLTおよびONUは、管理チャネルデータフレームを送信する際、フレーム内のデータ格納領域の先頭部分に対して、論理リンク管理用データまたは装置管理用データを、管理データの種別を示す情報とともに設定して送信することとした。これにより、実施の形態1と同様に、OLTとONUの間で装置管理チャネルを接続中の論理リンクに移行させることが可能となり、任意の論理リンクを切断した状況でも、ONUの装置管理を継続することができる。
実施の形態1〜4では、明示的に装置管理チャネルを指定して使用しているので、誤った論理リンクから装置管理チャネル用のデータを受信しても、装置の誤った管理、設定を行わず、通信装置の信頼性を向上させることができる。これに対して、本実施の形態のように、暗黙的に管理フレームを用いれば、どの論理リンクを用いても良く、明示的な管理チャネル指示を省略することができる。また装置管理チャネルを冗長化できるため、装置管理について、通信装置の信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態1〜4において、OLTおよびONUは、管理チャネルのデータフレーム(論理リンク管理チャネルのデータフレーム,装置管理チャネルのデータフレーム)に対して管理チャネルの種別を示す情報(上記のType情報に相当する情報)を設定して送信するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる論理リンク管理方法は、複数論理リンクを実装した装置の管理が必要な通信システムに適している。
1,1c OLT(親局装置)
2,2d ONU(子局装置)
3 光ファイバ
4 スプリッタ
5 上位通信装置
6 端末通信装置
10,22 フレーム多重部
11,23 光送信部
12,12c,20 フレーム抽出部
13,21 光受信部
14,24 装置管理部
15,25,25d 論理リンク管理部
16,16c,26 装置管理チャネル制御部
2,2d ONU(子局装置)
3 光ファイバ
4 スプリッタ
5 上位通信装置
6 端末通信装置
10,22 フレーム多重部
11,23 光送信部
12,12c,20 フレーム抽出部
13,21 光受信部
14,24 装置管理部
15,25,25d 論理リンク管理部
16,16c,26 装置管理チャネル制御部
Claims (19)
- 局側装置、および前記局側装置との間で複数の論理リンクを設定可能な加入者側装置を含み、前記局側装置は前記加入者側装置の管理用の信号を単一論理リンクで送信する光通信システムにおいて実行する論理リンク管理方法であって、
前記局側装置が、前記加入者側装置との間の論理リンクの接続状態が変化したかどうかを監視する状態監視ステップと、
前記局側装置が、前記状態監視ステップにおいて前記論理リンクの接続状態変動を検出した場合、前記加入者側装置の管理用信号を送信するために使用する論理リンクである装置管理用論理リンクを、所定の手順にて再設定するリンク再設定ステップと、
を含むことを特徴とする論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、各論理リンクに個別に設定されている優先度であって、前記装置管理用論理リンクを選択する際の指標となる優先度に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、接続中の状態にある論理リンクのうち、前記優先度が最も高い論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、配下の各ONUとの間の論理リンク各々の設定帯域に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、接続中の状態にある論理リンクのうち、設定帯域が最も大きい論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、設定帯域が最大の論理リンクが複数存在する場合、上り方向のトラヒック量が最も少ない論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項5に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、配下の各ONUとの間の論理リンク各々の帯域更新周期に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、接続中の状態にある論理リンクのうち、帯域更新周期が最も小さい論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項7に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、帯域更新周期が最小の論理リンクが複数存在する場合、上り方向のトラヒック量が最も少ない論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項8に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、配下の各ONUとの間の論理リンク各々における、上り方向のトラヒック量に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の論理リンク管理方法。 - 前記リンク再設定ステップでは、接続中の状態にある論理リンクのうち、上り方向のトラヒック量が最も少ない論理リンクを装置管理用論理リンクに設定する
ことを特徴とする請求項10に記載の論理リンク管理方法。 - 前記局側装置は、前記加入者側装置の管理用の信号を送信する場合、管理用データの先頭部分に、送信データが装置管理用のデータであることを示す情報を付加して送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の論理リンク管理方法。 - 前記加入者側装置は、前記局側装置から装置管理用のデータを受信し、当該受信した装置管理用データに対する応答用データの送信が必要な場合、前記局側装置から当該装置管理用データを受信した論理リンクで応答用データを送信することを特徴とする請求項12に記載の論理リンク管理方法。
- 局側装置、および前記局側装置との間で複数の論理リンクを設定可能な加入者側装置を含み、前記局側装置は前記加入者側装置の管理用の信号を1つの論理リンクを固定的に使用して送信する光通信システムにおいて、前記局側装置として動作する通信装置であって、
前記加入者側装置との間の各論理リンクの設定状態を監視する状態監視手段と、
前記状態監視手段による監視結果に基づいて、前記加入者側装置の管理用信号を送信するために固定的に使用する論理リンクである装置管理用論理リンクの再設定が必要か否かを判断するとともに、再設定が必要な場合には、所定の手順にて装置管理用論理リンクを再設定する論理リンク管理手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記論理リンク管理手段は、各論理リンクに予め設定されていた優先度であって、前記装置管理用論理リンクとして選択する際の論理リンクごとの優先度に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 前記論理リンク管理手段は、配下の各ONUとの間の論理リンク各々の設定帯域に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 前記論理リンク管理手段は、配下の各ONUとの間の論理リンク各々の帯域更新周期に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 前記論理リンク管理手段は、配下の各ONUとの間の論理リンク各々における、上り方向のトラヒック量に基づいて装置管理用論理リンクを再設定する
ことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 前記加入者側装置の管理用の信号を送信する場合、管理用データの先頭部分に、送信データが装置管理用のデータであることを示す情報を付加して送信する装置管理用データ送信手段、
をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の通信装置。
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