JP6975116B2 - 制御装置、切り替えシステム、切り替え制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、切り替えシステム、切り替え制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信サービスを提供するある装置を別の装置に切り替える技術に関連するものである。
通信サービスを提供する通信事業者においては、例えばある通信方式の通信サービスを別の通信方式の通信サービスに移行させるマイグレーションが行われる場合がある。
マイグレーションでは一般に、通信サービスを提供している既存の装置を新たな装置に切り替える作業が実施される。装置の切り替えに伴う配線の切り替えは、例えばロボットパッチパネル(参考文献:特開2005−346015号公報)を用いて自動的に行うことが可能である。
特許第4608243号
上述したロボットパッチパネル等により配線切り替え作業を自動化できる。しかしながら、従来技術では、作業者のコマンド指示により配線切り替え作業を自動化できるに過ぎない。
マイグレーションにおける装置の切り替えにおいては、ユーザ宅側の宅内装置の切り替えと通信事業者の局舎側の局舎装置の切り替えの両方を行わなければならず、ユーザ宅への作業員の手配に時間がかかったり、作業実施に人手と時間がかかる等の課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替える制御を自動的に実行することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替えるための制御を実施する制御装置であって、
前記第1局舎装置と前記第2局舎装置とが備えられる局舎には、宅内装置からの信号を検知する信号検知装置、及び測定器が備えられており、
前記信号検知装置からの通知信号に基づいて、宅内側で前記第1宅内装置が取り外され、前記第2宅内装置が取り付けられたことを検知する接続判断部と、
前記第2宅内装置と前記測定器とを接続し、当該測定器を用いた開通試験を実施し、開通試験に成功した場合に、前記第2宅内装置と前記第2局舎装置とを接続する動作制御部と
を備える制御装置が提供される。
開示の技術によれば、第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替える制御を自動的に実行することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態におけるシステムの全体構成を示す図である。 光可視化PP310の機能構成を説明するための図である。 制御装置100の機能構成を示す図である。 制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。 接続判断部130の動作ロジックの例を説明するための図である。 ステップ1の動作を示す図である。 ステップ2の動作を示す図である。 ステップ3の動作を示す図である。 ステップ4の動作を示す図である。 ステップ5の動作を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
例えば、以下で説明する例では、既存装置から新装置への切り替えを例にとって説明しているが、本発明の適用先はこれに限られない。例えば、現用装置を予備装置に切り替える場合にも本発明の技術を適用することが可能である。
また、以下で説明する例では、ユーザ宅と局舎との間の回線として光ファイバを用いる例を示しているが、これは一例であり、本発明は、ユーザ宅と局舎との間の回線の種別に関わらずに適用可能である。例えば、ユーザ宅と局舎との間の回線がメタルや無線であってもよい。
また、以下で説明する例では、自動接続(配線)切り替え装置の例としてロボットパッチパネルを使用しているが、これも一例であり、自動接続切り替え装置としてロボットパッチパネル以外の装置を使用してもよい。
(システム構成)
図1に、本発明の実施の形態における通信システムの全体構成を示す。図1には、通信事業者の局舎300と、通信事業者の通信サービスを利用しているユーザのユーザ宅200が示されている。
ユーザ宅200には、ユーザ宅側既存存置210、ユーザ宅側新装置220、及びユーザ装置230が備えられている。なお、図1は、ユーザ宅側既存存置210からユーザ宅側新装置220への切り替えを行うことを想定して、ユーザ宅側新装置220が既に準備されていることを示している。なお、ユーザ宅に設置される装置を「宅内装置」と称してもよい。
通信事業者の局舎300には、光可視化パッチパネル310(以降、光可視化PP310と記載する)、ロボットパッチパネル320(以降、ロボPP320と記載する)、局舎側既存装置330、局舎側新装置340、及び測定器350が備えられている。局舎側既存装置330、局舎側新装置340はいずれもメトロネットワーク400(メトロNW400)に接続されている。メトロNWとは、ビル間などを接続する都市部におけるネットワークである。なお、局舎側既存装置330及び局舎側新装置340が接続されるネットワークは、メトロNW400に限られるわけではない。局舎(通信事業者のビル等)に設置される装置を「局舎装置」と称してもよい。
また、通信事業者側には、各種の制御を行う上位システムである制御装置100が備えられている。図1の例では、制御装置100は、ネットワーク(例:インターネット、あるいは社内網)を介して、1つの局舎300における各装置の制御を行うように図示されているが、これは図示の便宜上のものであり、制御装置100は、複数の局舎の装置を制御することが可能である。ただし、局舎毎に制御装置100が備えられることとしてもよい。
図1に示す例では、ユーザ宅側既存装置210と光可視化PP310との間は光ファイバにより接続され光により通信が行われる。以下、ユーザ宅200と局舎300における各装置の機能を説明する。
<ユーザ宅側>
ユーザ宅側既存装置210は、ユーザへのサービス提供のために利用されている旧装置(切り替え前まで使用される装置)である。ユーザ宅側既存装置210は、局舎側から流れてきた光信号を電気信号に変換してユーザ装置230に伝送し、ユーザ装置230から流れてきた電気信号を光信号に変換して局舎側に伝送する機能を有する。
ユーザ宅側新装置220は、ユーザへのサービス提供のために利用される新装置(切り替え後から使用される装置)である。ユーザ宅側新装置220は、局舎側から流れてきた光信号を電気信号に変換してユーザ装置230に伝送し、ユーザ装置230から流れてきた電気信号を光信号に変換して局舎側に伝送する機能を有する。ユーザ装置230は、例えば通信サービスを利用するコンピュータである。
<局舎側>
局舎内における光可視化PP310は、局舎側既存装置330/局舎側新装置340側とユーザ宅側既存装置210/ユーザ宅側新装置220との間に流れる光信号を検知し、検知した光信号を電気信号に変換して、当該電気信号を制御装置100に通知する機能を有する。
図2に、光可視化PP310の構成例を示す。図2に示すように、光可視化PP310は、ユーザ宅に接続される光ファイバと、ロボPP320に接続する光ファイバとを接続するように構成される。そして、ユーザ宅からの光信号を検知し、電気信号として制御装置100へ通知する。あるいは、ロボPP320からの光信号を検知し、電気信号として制御装置100へ通知する。
ロボPP320は、例えば参考文献(特開2005−346015号公報)に記載されているような自動的に光ファイバの接続切り替えを行う機能を備える装置である。
例えば、ロボPP320のユーザ宅側のポートAにユーザA向けの光ファイバが接続され、ポートBにユーザB向けの光ファイバが接続され、ポートCにユーザC向けの光ファイバが接続され、局舎装置側のポートXに局舎装置X向けの光ファイバが接続され、ポートYに局舎装置Y向けの光ファイバが接続され、ポートZに局舎装置Z向けの光ファイバが接続されているとする。
例えば、ユーザAと局舎装置Yとの間で光通信を行う場合には、ロボPP320内で、ポートAとポートYとを光ファイバで接続する。そして、例えば、ユーザAと局舎装置Yとの間で光通信を行う状態から、ユーザAと局舎装置Zとの間で光通信を行う状態に切り替えたい場合には、ロボPP320は、制御装置100からの指示により、自動的に、ポートAとポートYとの間の接続から、ポートAとポートZとの間の接続へ切り替えることができる。
局舎側既存装置330は、局舎側でユーザへのサービス提供のために利用されている旧装置(切り替え前まで使用される装置)である。局舎側既存装置330は、メトロNW400側から流れてきた電気信号を光信号に変換してユーザ宅側の装置に向けて伝送し、ユーザ宅側の装置から流れてきた光信号を電気信号に変換してメトロNW400側に伝送する機能を有する。
局舎側新装置340は、局舎側でユーザへのサービス提供のために利用されている新装置(切り替え後から使用される装置)である。局舎側新装置340は、メトロNW400側から流れてきた電気信号を光信号に変換してユーザ宅側の装置に向けて伝送し、ユーザ宅側の装置から流れてきた光信号を電気信号に変換してメトロNW400側に伝送する機能を有する。
測定器350は、例えば試験用の光信号をユーザ宅側に送信し、応答信号を検知することで、伝送経路の開通試験を行う機能を有する。
<上位システム>
制御装置100は、ネットワークを介して局舎側の各装置と通信を行うことにより、局舎側の各装置の制御を実施する装置である。
図3に制御装置100の機能構成を示す。図3に示すように、制御装置100は、ユーザIF部110、申込み処理部120、接続判断部130、動作制御部140、及びデータ格納部150を有する。
ユーザIF部110は、例えばWeb画面をユーザ(ユーザ端末)に提供して、ユーザが情報を入力することを可能とする。申込み処理部120は、ユーザIF部110を介してユーザからのマイグレーション申込み情報を取得し、当該情報をデータ格納部150に格納する。申込み情報には、例えば、ユーザの識別情報、及び切り替え予定日時が含まれる。
接続判断部130は、各装置から送信される情報(トラップ情報と呼んでもよい)を受信し、当該トラップ情報に基づいて、接続状態を判断する。
動作制御部140は、後述する切り替え動作の制御を実施する。データ格納部150は、上述した申込みの情報や、動作に必要な設定情報(例:ユーザ宅側の装置種別毎の光特性情報)などの種々の情報を格納する。
制御装置100は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、制御装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
なお、主に、図1に示した制御装置100、光可視化PP310、及び測定器350により、切り替えの制御を行うことができるので、これらからなるシステムを切り替えシステムと称しても良い。
図4は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図4のコンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、及び入力装置1007等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、制御装置100に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられ、ネットワークを介した入力手段及び出力手段として機能する。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
(接続判断ロジック例)
本実施の形態の通信システムにおける切り替え動作においては、制御装置100の接続判断部130が、ユーザ宅側の装置の接続状態の判断を実施するので、ここで、その接続判断ロジックの一例を説明する。
前述したように、光可視化PP310は、ユーザ宅側から送出される光信号を検知し、当該光信号を電気信号として制御装置100に通知することができる。なお、光信号を電気信号として通知することは一例であり、光信号を光信号のまま通知することとしてもよい。光可視化PP310から制御装置100に通知される電気信号あるいは光信号を通知信号と呼ぶことにする。
あるユーザ宅側装置から送出された光信号を受信した光可視化PP310は、当該ユーザ宅側装置についての通知信号を送信し、制御装置100の接続判断部130が当該通知信号を受信する。
接続判断部130は、当該通知信号から、当該ユーザ宅側装置から送出された光信号の光特性(例:周波数、点滅周期)を識別し、当該光特性に基づき、光信号の送出元のユーザ宅側装置が既存装置であるか新装置であるかを識別できる。この識別に関しては、例えば、過去に受信した既存装置からの光信号の光特性をデータ格納部150に格納しておき、当該光特性と判断対象の光信号の光特性とを比較することで、実現できる。また、メーカー毎、装置種別毎、装置バージョン毎等に、光特性を予めデータ格納部150に格納しておき、判断対象の光信号の光特性と格納しておいた光特性とを比較することで識別を実施してもよい。
また、制御装置100の接続判断部130は、局舎側装置がユーザ宅側装置からの受信光を検知したことを表すトラップ情報や、局舎側装置がユーザ宅側装置と通信可能であることを示すトラップ情報等を局舎側装置から受信する。
これらの情報に基づき、接続判断部130は、例えば図5に示すロジックで接続判断を実施することができる。なお、図5に示すロジックは一例に過ぎない。図5に示すロジックの他、例えば、光可視化PP310からに通知信号のみで接続判断を行うこととしてもよい。以下、図5の例を説明する。
図5に示すとおり、接続判断部130は、例えば、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では既存装置210が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側既存装置210からの受信光を検知し、ユーザ宅側既存装置210と通信可能である、と判断した場合には、ユーザ宅側既存装置210は局舎側既存装置330と接続していると判断する。
また、例えば、接続判断部130は、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では既存装置210が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側既存装置210からの受信光を検知したが通信不可であると判断した場合には、正常系では該当無しのパターンであることから、N/A(not applicable)とする。なお、この場合、故障あるいは不具合が発生していることが想定されるので、「故障」と判断してもよい。
また、例えば、接続判断部130は、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では既存装置210が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側既存装置210からの受信光を検知していないと判断した場合には、ユーザ宅側既存装置210は局舎側既存装置330と接続していないと判断する(つまり、ロボPP320における接続がされていない状態)。
また、例えば、接続判断部130は、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では新装置220が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側既存装置210からの受信光を検知したが通信不可であると判断した場合には、ユーザ宅側新装置220が局舎側既存装置330と接続していると判断する。
なお、ここでは、局舎側既存装置330はユーザ宅側新装置220からの光信号の検知はできるが、光特性の相違等により、ユーザ宅側新装置220との通信はできないことを想定している。ただし、接続判断部130は、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では新装置220が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側新装置220からの受信光を検知し、通信可能であると判断した場合でも、ユーザ宅側新装置220が局舎側既存装置330と接続していると判断することとしてもよい。
(切り替え動作例)
マイグレーションにより、ユーザ宅側既存装置210をユーザ宅側新装置220に切り替え、ユーザ宅側の装置と通信する局舎側の装置を局舎側既存装置330から局舎側新装置340に切り替える場合における動作例を図6〜図10に示す手順に沿って説明する。
<ステップ1:図6>
ステップ1では、図6に示すように、ユーザは、制御装置100のユーザIF部110により表示されるポータル画面等から装置マイグレーションを申込む。申込み情報には、ユーザの識別情報、及び切り替え予定日時が含まれ、これらはデータ格納部150に格納される。動作制御部140は、ユーザの識別情報に基づき、当該ユーザのユーザ宅側既存装置210がユーザ宅側新装置220に切り替えられると判断し、その判断に基づいて、NW設計を実施し、その結果をデータ格納部150に格納する。NW設計の結果には、例えば、ロボPP320における接続切り替え情報が含まれる。接続切り替え情報は、例えば、既存の接続「ユーザ側ポートA−局舎装置側ポートX」を接続「ユーザ側ポートA−局舎装置側ポートY」に切り替えることを示す情報である。
また、動作制御部140は、マイグレーション待ち状態に遷移する。マイグレーション待ち状態とは、当該ユーザに関して、現在時刻が「切り替え予定日時」になるまで待つことである。図6に示すように、切り替え動作が開始されるまでは、ユーザ宅側既存装置210と局舎側既存装置330との間に主信号が流れている。
現在時刻が「切り替え予定日時」になると、ステップ2以降の処理が実施される。
<ステップ2:図7>
ステップ2では、図7に示すように、ユーザがユーザ宅側既存装置210を取り外す。つまり、ユーザ宅側既存装置210を局舎から延びている回線(光ファイバ)から取り外す。
これにより、光可視化PP310はユーザ宅側既存装置210からの光信号を検知しないので、そのことを示す通知信号(警報)を発出する。また、局舎側既存装置330もユーザ宅側既存装置210からの光信号を検知しないので、そのことを示すトラップ情報(警報)を発出する。制御装置100の接続判断部140は、これらの警報を受信し、ユーザ宅側既存装置210が切断されたと判断し、判断結果は動作制御部140に通知される。
<ステップ3:図8>
ステップ3では、図8に示すように、ユーザがユーザ宅側新装置220を取り付ける。つまり、ユーザ宅側新装置220を局舎から延びている回線(光ファイバ)に接続する。これにより、光可視化PP310はユーザ宅側新装置220からの光信号を受信し、光信号を受信したことを示す通知信号を制御装置100に送信する。また、局舎側既存装置330は、ユーザ宅側新装置220からの受信光を検知したが通信不可であることを示すトラップ情報を制御装置100に送信する。
制御装置100の接続判断部130は、光可視化PP310からの通知信号に基づいて、ユーザ宅側では新装置220が接続されていると判断し、かつ、局舎側既存装置330からのトラップ情報に基づいて、局舎側既存装置330がユーザ宅側新装置220からの受信光を検知したが通信不可であると判断するので、ユーザ宅側新装置220が局舎側既存装置330と接続していると判断することができる。判断結果を動作制御部140に通知される。
<ステップ4:図9>
ステップ4では、ユーザ宅側新装置220が接続されたことを検知した動作制御部140は、ロボPP320に対して、ユーザ宅側新装置220と測定器350とを接続するように接続切り替えの実施を指示する。
図9に示すように、ロボPP320は指示に従って接続切り替えを実施し、ユーザ宅側新装置220と測定器350とが接続される。また、動作制御部140は測定器350に対して開通試験の実施を指示し、測定器350は開通試験を実施する。ここで、光可視化PP310は、開通試験に伴って流れる光信号を検知し、その通知信号を制御装置100に発出する。動作制御部140は、当該通知信号により開通試験を実施していることを把握できる。
ここでは、測定器350による開通試験が成功し、成功したことを示す情報が制御装置100の動作制御部140に送られる。これにより、動作制御部140は、ユーザ宅側新装置220と局舎との伝送経路が開通したことを把握する。開通を把握するとステップ5に進む。
<ステップ5:図10>
ステップ5では、ユーザ宅側新装置220に対する開通試験が成功したことを検知した動作制御部140は、ロボPP320に対して、ユーザ宅側新装置220と局舎側新装置340とを接続するように接続切り替えの実施を指示する。
図10に示すように、ロボPP320は指示に従って接続切り替えを実施し、ユーザ宅側新装置220と局舎側新装置340とが接続される。また、動作制御部140は、局舎側新装置340に対し、ユーザ宅側新装置220との通信に必要な設定を投入する。なお、既に設定が投入されていたり、新たな設定投入が不要である場合には、ここでの設定投入を行わないこととしてもよい。
光可視化PP310はユーザ宅側新装置220と局舎側新装置340との間を流れる光信号を受信し、光信号を受信したことを示す通知信号を制御装置100に送信する。また、局舎側新装置340は、ユーザ宅側新装置220からの受信光を検知し、通信可能であることを示すトラップ情報を制御装置100に送信する。これらの情報により、制御装置100の動作制御部140は、切り替えが完了し、マイグレーション後の装置でのサービス提供が開始されたことを把握できる。
(実施の形態の効果等)
以上説明したように、本実施の形態では、配線切り替え機能と光特性の監視機能を具備した装置を組み合わせ、かつ接続される装置の光特性情報を収集・管理できるようにした。このような構成を採用したことで、既存装置と新装置のどちらが接続されたかを自動的に判別することができ、ユーザ宅装置交換作業をトリガーとしたマイグレーションを自動的に実現することができる。
これにより、現地作業員が行っていた配線、試験、引き渡し作業を全て遠隔から完全自動化することができ、その結果、現地作業員派遣に必要なOPEX(Operating Expense)削減、稼動ひっ迫によるリードタイム延長のリスク低減を実現できる。
また、ユーザ依頼から配線までの制御をポータル上からユーザ自身で実施することも可能であり、これによりOP(Operation)レス化して完全自動化することができる。また、配線作業のリードタイムを大幅に短縮し、OP(Operation)ミスのリスク低減を実現できる。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したとおり、本実施の形態により、少なくとも下記の制御装置、切り替えシステム、切り替え制御方法、及びプログラムが提供される。
(第1項)
第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替えるための制御を実施する制御装置であって、
前記第1局舎装置と前記第2局舎装置とが備えられる局舎には、宅内装置からの信号を検知する信号検知装置、及び測定器が備えられており、
前記信号検知装置からの通知信号に基づいて、宅内側で前記第1宅内装置が取り外され、前記第2宅内装置が取り付けられたことを検知する接続判断部と、
前記第2宅内装置と前記測定器とを接続し、当該測定器を用いた開通試験を実施し、開通試験に成功した場合に、前記第2宅内装置と前記第2局舎装置とを接続する動作制御部と
を備える制御装置。
(第2項)
前記接続判断部は、前記信号検知装置が宅内装置から受信する光信号の光特性に基づいて、前記第2宅内装置が取り付けられているか否かを判断する
第1項に記載の制御装置。
(第3項)
前記局舎には、宅内装置と局舎装置との間の接続切り替えを行う自動接続切り替え装置が備えられ、前記動作制御部は、前記自動接続切り替え装置に指示を送信することにより、接続切り替えを実行する
第1項又は第2項に記載の制御装置。
(第4項)
第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の制御装置と、前記信号検知装置と、前記測定器と
を有する切り替えシステム。
(第5項)
第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替えるための制御を実施する制御装置が実行する切り替え制御方法であって、
前記第1局舎装置と前記第2局舎装置とが備えられる局舎には、宅内装置からの信号を検知する信号検知装置、及び測定器が備えられており、
前記信号検知装置からの通知信号に基づいて、宅内側で前記第1宅内装置が取り外され、前記第2宅内装置が取り付けられたことを検知するステップと、
前記第2宅内装置と前記測定器とを接続し、当該測定器を用いた開通試験を実施し、開通試験に成功した場合に、前記第2宅内装置と前記第2局舎装置とを接続するステップと
を備える切り替え制御方法。
(第6項)
コンピュータを、第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 制御装置
110 ユーザIF部
120 申込み処理部
130 接続判断部
140 動作制御部
150 データ格納部
200 ユーザ宅
210 ユーザ宅側既存存置
220 ユーザ宅側新装置
230 ユーザ装置
300 局舎
310 光可視化PP
320 ロボPP
330 局舎側既存装置
340 局舎側新装置
350 測定器
400 メトロNW400
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インターフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置

Claims (6)

  1. 第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替えるための制御を実施する制御装置であって、
    前記第1局舎装置と前記第2局舎装置とが備えられる局舎には、宅内装置からの信号を検知する信号検知装置、及び測定器が備えられており、
    前記信号検知装置からの通知信号に基づいて、宅内側で前記第1宅内装置が取り外され、前記第2宅内装置が取り付けられたことを検知する接続判断部と、
    前記第2宅内装置と前記測定器とを接続し、当該測定器を用いた開通試験を実施し、開通試験に成功した場合に、前記第2宅内装置と前記第2局舎装置とを接続する動作制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記接続判断部は、前記信号検知装置が宅内装置から受信する光信号の光特性に基づいて、前記第2宅内装置が取り付けられているか否かを判断する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記局舎には、宅内装置と局舎装置との間の接続切り替えを行う自動接続切り替え装置が備えられ、前記動作制御部は、前記自動接続切り替え装置に指示を送信することにより、接続切り替えを実行する
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の制御装置と、前記信号検知装置と、前記測定器と
    を有する切り替えシステム。
  5. 第1宅内装置とその対向の第1局舎装置を、第2宅内装置とその対向の第2局舎装置に切り替えるための制御を実施する制御装置が実行する切り替え制御方法であって、
    前記第1局舎装置と前記第2局舎装置とが備えられる局舎には、宅内装置からの信号を検知する信号検知装置、及び測定器が備えられており、
    前記信号検知装置からの通知信号に基づいて、宅内側で前記第1宅内装置が取り外され、前記第2宅内装置が取り付けられたことを検知するステップと、
    前記第2宅内装置と前記測定器とを接続し、当該測定器を用いた開通試験を実施し、開通試験に成功した場合に、前記第2宅内装置と前記第2局舎装置とを接続するステップと
    を備える切り替え制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
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