JP4811923B2 - せん断刃ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、固定刃と可動刃、および可動刃を固定刃に押し付ける挟持ばねを備えているせん断刃ユニットに関する。せん断刃ユニットは、例えば電気かみそりのきわ剃刃やトリミング刃、あるいはバリカン刃などに適用される。
一般的なバリカン刃は、固定刃、可動刃、および押えばねなどで構成されている。従来の押えばねは、ばね線材を素材にして捻りコイルばねとして形成してあることが多いが、ばね腕先端の押え爪で可動刃を点状に押圧するので、ばね腕による押圧力が押え爪の近傍に集中する。そのため、押圧力を受けた刃壁は、ごく僅かではあるが固定刃の側へ向かって部分球殻状に凹むことになり、その分だけ刃先が切刃摺動面から浮き上がって切れ味が低下しやすい。しかも、ばね腕が左右に揺動変形しながら可動刃の往復動作に追随するため、可動刃には常に傾動する向きの力が作用することとなる。
本発明のせん断刃ユニットにおいては、上記のようなばね線材で形成した押えばねの問題点を解消するために、押えばねをばね板材で形成するが、この種の押えばねは特許文献1、2に公知である。特許文献1の押えばねは、長方形状のベース壁と、ベース壁の両端に連続して断面U字状に折り曲げられる左右一対のばね腕とを備えている。ばね腕の上側の自由端にはV字状の押え爪が形成してあり、この押え爪に対応して駆動ピースの上面にV字状の溝が形成してある。ばね腕の下側の自由端は、固定刃に係合装着してある。
特許文献2の押えばねは、固定刃にリベットで固定される左右横長のベース壁と、ベース壁の両側前部に折り曲げ形成される左右一対のばね腕とで構成してある。ばね腕の自由端にはV字状の押え爪が形成してあり、この押え爪で可動刃に装着した駆動ピースを押圧している。
特開昭51−42660号公報(第1頁右欄、第1図) 特開昭51−141069号公報(第1頁左欄、第1図)
特許文献1、2では、可動刃に装着した駆動ピースを左右一対の押えばねで押し付けることにより、可動刃を固定刃に密着させている。このように、可動刃の上面2箇所を局部的に押し付けるばね構造では、ばね線材で形成した押えばねに比べて、押え爪の接触長さを大きくできるものの、依然としてばね腕による押圧力が押え爪の近傍に集中するのを避けられず、可動刃と固定刃との切刃摺動面における面圧がばらつきやすい。詳しくは、押え爪から遠い位置にある切刃摺動面の面圧が小さくなり、その結果、可動刃の切刃部分、とくに側端部分が切刃摺動面から浮き離れやすく、その分だけ切れ味が低下する。
特許文献1のバリカン刃では、ばね腕の自由端に設けた左右の押え爪でV字状の溝を押圧することにより、駆動ピースおよび可動刃をスライド可能に案内支持している。つまり一対のばね腕は、可動刃をスライド案内するためのガイド体を兼ねており、一般的なバリカン刃において必須のガイド構造が省略されている。そのため、可動刃が駆動軸で左右に往復駆動されるとき、ばね腕が捻られて可動刃の姿勢が傾きやすく、その分だけバリカン刃の切断効率が落ちるうえ、ばね腕が捻られる分だけ溝の摺動抵抗が増えて動力損が増加する。
本発明の目的は、可動刃を固定刃に対して、切刃摺動面ほぼ全ストローク範囲にわたって均一に押圧付勢でき、したがって可動刃を固定刃に対して常に適正に密着させて、長期にわたって良好な切れ味を発揮し、切断効率を向上できるせん断刃ユニットを提供することにある。
本発明のせん断刃ユニットは、固定刃40と、可動刃41と、ばね板材で形成されて可動刃40と固定刃41とを密着付勢する挟持ばね42と、可動刃41を左右スライドのみ自在に案内するガイド構造とを備えている。固定刃40および可動刃41は、それぞれ切刃47・59が形成してある刃本体44・57と、各刃本体44・57を支持する固定刃ホルダー23および可動刃ホルダー58とからなる。挟持ばね42は、固定刃40の刃本体44と固定刃ホルダー23との間に固定されるベース壁70と、刃本体44および可動刃41を間に挟んでベース壁70と対向するばね壁71と、これら両壁70・71を繋ぐ連結腕72とを一体に備えている。以て、ばね壁71の自由端側に、可動刃41を固定刃40の切刃摺動面45のほぼ全幅にわたって押圧する作用部73が形成してあることを特徴とする。なお、切刃摺動面45のほぼ全幅とは、作用部73による押圧範囲が切刃摺動面45の幅方向の大半以上を占めていることを意味し、切刃摺動面45の全幅を作用部73で押圧する場合はもちろん、切刃摺動面45の全幅の過半部以上を作用部73で押圧する場合を含むこととする。また、図11に示すように、作用部73で切刃摺動面45を断続的に押圧する場合を当然に含むこととする。
挟持ばね42のベース壁70、および固定刃40の刃本体44のそれぞれに組付穴49・76をそれぞれ形成する。ベース壁70の組付穴76と、刃本体44に形成した組付穴49とは、固定刃ホルダー23に突設した組付ピン54に装着されて位置決めされている。以て、組付ピン54の突端をかしめ具でかしめることにより、固定刃40の刃本体44とベース壁70とを固定刃ホルダー23に固定する。
固定刃40を構成する刃本体44の切刃摺動面45の少なくとも両側近傍に組付穴49を形成する。かしめ具を挿入するための加工穴78を、組付ピン54に対応してばね壁71に形成する。
挟持ばね42のベース壁70、および固定刃40の刃本体44を、組付ピン54と協同して位置決めする複数個の位置決めピン55を固定刃ホルダー23に突設する。ガイド構造は、可動刃41に設けたスライド溝64と、スライド溝64と嵌合して可動刃41を往復スライド自在に案内支持する前記位置決めピン55とで構成する。
ベース壁70とばね壁71とを繋ぐ連結腕72は、刃本体44の駆動側摺動面46と可動刃41を迂回する状態で、ベース壁70に連続して優弧状に反転屈曲する。ばね壁71は、連結腕72の湾曲終端に連続して形成する。
固定刃ホルダー23と対向配置した対向壁25に、連結腕72の湾曲終端寄りのばね壁71を受け止める押圧部75を形成する。押圧部75に隣接して、連結腕72の湾曲壁を受け入れる逃げ部30を対向壁25に形成する。
ばね壁71の自由端側に、作用部73とスリット96とを交互に形成する。
本発明では、固定刃40および可動刃41と、ばね板材を素材とする挟持ばね42と、固定刃40と可動刃41との間に設けられるガイド構造などでせん断刃ユニットを構成した。さらに、互いに対向するベース壁70およびばね壁71と、これら両壁70・71を繋ぐ連結腕72とで挟持ばね42を構成し、ばね壁71の自由端側に設けた作用部73によって、可動刃41を固定刃40の切刃摺動面45のほぼ全幅にわたって押圧できるようにした。
したがって、本発明のせん断刃ユニットによれば、従来のばね線材やばね板材で形成した押えばねを備えたせん断刃構造に比べて、挟持ばね42による押圧力が局部的に集中するのを解消して、可動刃41を固定刃40に対して、その切刃摺動面45のほぼ全ストローク範囲にわたって均一に押圧付勢できる。これにより、可動刃41を固定刃40に対して常に適正に密着させて、長期にわたって良好な切れ味を発揮でき、しかも、可動刃41が往復スライドするとき、ばね壁71や作用部73が捻られて変形するのを一掃して、せん断刃ユニットの切断作用を円滑化できる。
挟持ばね42のベース壁71、および固定刃40の刃本体44のそれぞれに設けた組付穴49・76を、固定刃ホルダー23に突設した組付ピン54に装着して位置決めし、この状態で組付ピン54の突端をかしめ具でかしめることにより、固定刃40の刃本体44とベース壁71とを固定刃ホルダー23に共締め固定するせん断刃ユニットによれば、刃本体44と挟持ばね42、および固定刃ホルダー23の三者を、適正に位置決めした状態で一体化できる。さらに、挟持ばね42と刃本体44とを、組み付け位置のばらつきがない状態で、しかも全方向へがたつきのない状態で正確に組むことができるので、挟持ばね42によって可動刃41に加えられる押圧力、および押圧位置を常に一定にして、せん断刃ユニットの切れ味を向上できる。
固定刃40を構成する刃本体44の切刃摺動面45の少なくとも両側近傍に組付穴49を形成すると、固定刃ホルダー23から浮き離れやすい刃本体44の両端寄りを確実に、しかも切刃摺動面45の近傍において強固に固定でき、これにより可動刃41を受け止める切刃摺動面45を常に面一に保持して、固定刃40と可動刃41とによるせん断作用をさらに適正化して、切れ味を向上できる。また、組付ピン54に対応する加工穴78がばね壁71に形成してあると、加工穴78を介してかしめ具を挿入することにより、組付ピン54のかしめ作業を常に確実に、しかも簡便に行うことができ、その分だけせん断刃ユニットの組み立てに要する手間とコストを削減できる。
上記の組付ピン54とは別に、複数個の位置決めピン55を固定刃ホルダー23に設けると、固定刃40の刃本体44と挟持ばね42を、がたつきのない状態でさらに正確に位置決めできるので、可動刃41に対する刃本体44と挟持ばね42との組み付け精度をさらに向上できる。しかも、位置決めピン55を利用して可動刃41用のガイド構造を構成するので、構造に無駄がない分だけせん断刃ユニットの構造を簡素化して、その製造コストを削減できる。
連結腕72をベース壁70に連続して優弧状に反転屈曲し、ばね壁71を連結腕72の湾曲終端に連続して形成した挟持ばね42によれば、ばね壁71を固定刃40から離れる向きに変形操作するとき、連結腕72の屈曲長さが長い分だけ、ばね壁71を無理なく拡開操作でき、したがって、固定刃40とばね壁71との間に可動刃41を組み付けるための作業を簡便に行える。ばね壁71を拡開操作する際に、連結腕72が弾性限界を越えて変形操作されることも良く防止できる。


固定刃ホルダー23と対向配置される対向壁25に、ばね壁71を受け止める押圧部75を形成し、押圧部75に隣接して、連結腕72の湾曲壁を受け入れる逃げ部30を対向壁25に形成すると、ばね壁71のみの弾性力によって可動刃41を切刃摺動面45に適正に、しかも均一に押し付けることができる。つまり、連結腕72の弾性力で可動刃41を切刃摺動面45に押し付ける場合に比べて、弾性を発揮するばねの腕長さを小さくし、しかも連結腕72の湾曲形状のばらつきの影響を排除できるので、可動刃41を切刃摺動面45に対して強固に、しかも常に一定の弾性力を発揮した状態で安定して押し付けることができる。連結腕72の湾曲壁が逃げ部30内に入り込む分だけ、せん断刃ユニットの全厚み寸法を小さくしてコンパクト化できる利点もある。
ばね壁71の自由端側に、作用部73とスリット96とを交互に形成した挟持ばね42によれば、作用部73が断続的に分断されるので、ひとつの作用部71と切刃摺動面45との間に髭が挟まるような場合に、他の作用部71が切刃摺動面45から浮き離れるのを防止しながら、可動刃41を切刃摺動面45に対して均等に押し付けることができる。
(実施例) 図1ないし図10は本発明に係るせん断刃ユニットを電気かみそりに適用した実施例を示す。図2ないし図4において電気かみそりは、本体ケース1と、本体ケース1に組み付けられる作動ユニット2と、本体ケース1の背面に配置されるトリマーユニット3、およびトリミング高さを調整するアタッチメント4などで構成する。本体ケース1は前後に二分割される前ケース1aおよび後ケース1bと、これら前後ケース1a・1bに下方から外嵌する下ケース1cなどを接合して構成してある。前ケース1aの前面上下には、モーター起動用のスイッチノブ5と、電気かみそりの運転状態を表示するための表示灯6などが設けてある。
図4に示すように作動ユニット2は、下半側を占める電装品ユニットと、その上部に設けられるかみそりヘッド9、およびモーター10などで構成する。電装品ユニットは、電装品ホルダーに回路基板と2次電池11などを組み付けて構成してある。回路基板には、先のスイッチノブ5で切り換え操作されるスイッチや、制御回路を構成する電子部品、および表示灯6の光源となるLEDなどが実装してある。電装品ユニットは本体ケース1内に収容され、この組み付け状態において、モーター10を含むかみそりヘッド9が前後、左右、上下の全方位方向へ浮動可能に支持される。
図3および図10に示すように、かみそりヘッド9には、前後一対のメイン刃12と、一対のメイン刃12の間に配置されるセンター刃13と、これらを往復駆動するモーター10および駆動機構などが組み込んである。モーター10の回転動力は、その出力軸に固定した偏心カム15と、ヘッドケース16に組み込んだ振動子17とで往復動力に変換され、振動子17の上部に設けた前後一対の駆動軸18・18を介してメイン刃12へと伝動される。
ケース前方に位置する駆動軸18には、センター刃13を同時に駆動するための駆動ピース19aが固定してあり、ケース後方に位置する駆動軸18には、後述するトリマーユニット3のトリミング刃24を駆動する駆動ピース19bが固定してある。駆動軸18とヘッドケース16との間はパッキンで封止してある。符号20は、ヘッドケース16の下面に固定されるモーターホルダーであり、先の振動子17はモーターホルダー20の上部に形成される振動子収納部に組み込んである。
図5および図6において、トリマーユニット3は、後ケース1bの後面に設けた平坦面7に沿って上下スライド自在に支持されるホルダー23と、ホルダー23の上部に配置されるトリミング刃24と、ホルダー23の内面に係合装着されて、トリミング刃24を覆う内カバー(対向壁)25などで構成する。トリミング刃24は本発明に係るせん断刃ユニットで構成されている。
ホルダー23は、後述する固定刃40を構成する固定刃ホルダーを兼ねており、後ケース1bとの対向面、および上面が開口された羽子板状のプラスチック成形品からなる。広幅に形成されるホルダー23の上部内面にトリミング刃24が配置され、その下方に駆動動力をトリミング刃24に伝える伝動レバー27が組み込んである。ホルダー23の外面下部には、トリマーユニット3を上下にスライド操作するための指当部26が凹み形成してある(図3参照)。ホルダー23の内面上部に設けた左右一対の係合片28を内カバー25の開口29に係合することにより、ホルダー23と内カバー25とが一体化される。内カバー25には、先の開口29とは別に左右一対の逃げ部30を形成するが、その機能は後述する。
ホルダー内面の上下中央には一対のスライド脚31が形成してあり、これらのスライド脚31を、後ケース1bの平坦壁7に設けた左右一対のガイド壁32(図5参照)に内側から係合することにより、ホルダー23および内カバー25が、本体ケース1で下方の待機位置と上方の作動位置との間をスライド変位可能に支持される。この組み付け状態においては、図7に示すようにホルダー23の内面下部に設けた縦リブ33が、後ケース1bに設けたガイド溝34で係合案内されてホルダー23の蛇行を規制するので、駆動ピース19bから伝動レバー27を介してトリミング刃24に動力を伝動する時の伝動ロスを解消できる。
内カバー25と後ケース1bとの間には、トリマーユニット3を待機位置と作動位置において位置保持する節度機構が設けてある。図6および図7に示すように、節度機構は、内カバー25の板面下部から連出されるU字状の弾性腕36と、弾性腕36の中途部対向面に形成されるピン状の節度突起37と、後ケース1bの平坦壁7に設けられる左右一対の節度リブ38とで構成する。
トリマーユニット3が待機位置にあるとき、節度突起37は節度リブ38の下端に乗りあがっている。図7に示すようにトリマーユニット3を作動位置へ押し上げ操作すると、節度突起37は弾性腕36を外膨らみ状に弾性変形させながら節度リブ38の外側面に沿って摺動し、摺動ストロークの上端においては、節度突起37が節度リブ38の上端に乗りあがって作動位置を保持する。
図8においてトリミング刃24は、ホルダー23の内面上部に配置される固定刃40、および可動刃41と、固定刃40と可動刃41を密着挟持する挟持ばね42などで構成する。固定刃40は、プレス成形された刃本体44と、刃本体44を固定支持するホルダー(固定刃ホルダー)23とで構成する。刃本体44の上下には、研削仕上げされた切刃摺動面45と駆動側摺動面46とが設けてあり、切刃摺動面45の上縁に沿って一群の切刃47が鋸刃状に形成してある。刃本体44の全体は、切刃摺動面45の側から駆動側摺動面46の側へ向かってすぼまる逆台形状に形成してある。
切刃摺動面45と駆動側摺動面46との間には、ホルダー23の側へ向かって突出する締結座48が、刃本体44の左右幅の全体にわたって折り曲げ形成してある。締結座48には、組付穴49と位置決穴50とがそれぞれ左右一対ずつ形成してある。組付穴49は切刃摺動面45に隣接する折り曲げ部分の近傍で、座壁の左右側端寄りに形成してある。位置決穴50は駆動側摺動面46に隣接する折り曲げ部分の近傍に形成されている。
ホルダー23はプラスチック成形品からなり、上記の刃本体44を位置決め固定するために、その内面に組付穴49に係合する左右一対の組付ピン54と、位置決穴50に係合する左右一対の位置決めピン55とが、それぞれ一体に突設してある。位置決めピン55はガイド構造のガイドピンを兼ねる。後述するように、刃本体44は挟持ばね42と共にホルダー23に溶着固定される。
可動刃41は、エッチング処理で形成される平板状の刃本体57と、刃本体57を固定するための可動刃ホルダー58とで構成する。刃本体44には一群の切刃59が鋸刃状に形成してあり、その面壁に3個の溶着穴60と、左右一対の装着穴61とが形成してある。可動刃ホルダー58はプラスチック成形品からなり、その板面に溶着穴60に対応する3個の溶着ピン62と、一対のリブ63の間に設けられるスライド溝64とが形成してある。
可動刃ホルダー58の駆動縁側には、受動片65が膨出形成され、その中央に伝動レバー27の揺動動力を受け継ぐ受動穴66が形成してある。溶着ピン62と溶着穴60、およびリブ63と装着穴61とがそれぞれ互いに係合する状態で、刃本体57を可動刃ホルダー58に接合し、溶着ピン62の突端を溶融してかしめることにより、刃本体57と可動刃ホルダー58を一体化できる。
図8において挟持ばね42は、例えばステンレス板材などの金属製のばね板材を素材にして形成されており、横長長方形状のベース壁70と、ベース壁70と対向する門形のばね壁71と、これら両壁70・71を繋ぐ連結腕72とを一体に備えている。ばね壁71の自由端側には、可動刃41を切刃摺動面45のほぼ全幅にわたって押圧する作用部73と、保護リブ74とが形成してある。図9に示すようにばね壁71の左右幅は可動刃41の左右幅に比べて大きく設定してあって、可動刃41をスライドストロークのほぼ全範囲において押圧できるようにしてある。
挟持ばね42のベース壁70には、先の組付ピン54および位置決めピン55に対応する組付穴76とピン穴77とが形成され、ばね壁71には、溶着ホーン(かしめ具)を挿入するための加工穴78が、先の組付穴76に対応して形成してある。連結腕72はベース壁70の駆動縁の両端に連続して優弧状に反転屈曲されており、その湾曲終端に連続してばね壁71が段落ち状に形成してある。ばね壁71の面壁の大半は、左右の連結腕72の対向縁に連続して大きく切抜かれており、この切抜き部分の左右に加工穴78が形成してある。
トリミング刃24は、次のようにして組み立てる。図6に示すようにホルダー23にベース壁70と固定刃40の刃本体44とを記載順に接合して、ホルダー23に設けた組付ピン54および位置決めピン55に、ベース壁70の組付穴76とピン穴77、および刃本体44の組付穴49と位置決穴50とを係合する。次に、ばね壁71の加工穴78から溶着ホーンを挿入して、組付ピン54の突端を溶融させてかしめることにより、挟持ばね42と固定刃40の刃本体44とをホルダー23と一体化できる。
このように、挟持ばね42と刃本体44とをホルダー23に共締め固定した状態では、挟持ばね42と刃本体44とが、組付ピン54および位置決めピン55の合計4個のピンで位置決めされるので、挟持ばね42と刃本体44とを、位置ずれやばらつきのない状態で、しかも全方向へがたつきのない状態で正確に組むことができる。このことは、挟持ばね42と可動刃41との関係位置を常に一定にして、挟持ばね42によって可動刃41に加えられる押圧力、および押圧位置を常に一定にできることを意味している。
この後、連結腕72を弾性変形させながら、ばね壁71を固定刃40から離れる向きに持ち上げて、ばね壁71と固定刃40との間に充分な隙間を確保し、この隙間から可動刃41を差し込んでスライド溝64を位置決めピン55に落とし込み係合させる。最後に、内カバー25をホルダー23に係合装着することにより、トリミング刃24を組みあげることができる。この組み付け状態においては、ばね壁71の作用部73が、可動刃41の切刃59寄りで可動刃ホルダー58を押圧する。しかも、作用部73は図9に示すように可動刃41を切刃摺動面のほぼ全幅にわたって均等に押圧する。
このように、可動刃41を固定刃40に対して、切刃摺動面45の概ね全ストローク範囲にわたって均一に押圧付勢するトリミング刃24によれば、可動刃41を固定刃40に常に適正に密着させることができるので、トリミング刃24は長期にわたって良好な切れ味を発揮でき、髭の切断効率を向上できる。
上記の組み付け状態においては、図1に示すように連結腕72が固定刃40の駆動側摺動面46と可動刃41とを迂回し、その円弧壁の一部が逃げ部30内に入り込み、ばね壁71の連結腕72側の基端部71aが逃げ部30の周縁の押圧部75で受け止められている。このようにばね壁71の基端部71aを押圧部75で受け止めると、ばね壁71のみの弾性力によって、可動刃41を切刃摺動面45に適正に押し付けることができるので、反転屈曲された連結腕72の弾性力で可動刃41を切刃摺動面45に押し付ける場合に比べて、弾性を発揮するばねの腕長さを小さくできる。しかも連結腕72の湾曲形状のばらつきの影響を排除できるので、可動刃41を切刃摺動面45に対して強固に、しかも常に一定の弾性力を発揮した状態で押し付けることができる。
図1および図9に示すように伝動レバー27は、その上下中途部がホルダー23の内面に設けた軸90に軸支されて左右揺動でき、レバーの下端に受動ピン91を有し、レバーの上端に駆動ピン92を有する。トリミング刃24および伝動レバー27をホルダー23に組み付けた状態において、駆動ピン92は可動刃ホルダー58の受動穴66と係合している。図10に示すように、ホルダー23を作動位置へ押し上げ操作すると、受動ピン91が駆動ピース19bに設けた係合溝93と係合するので、振動子17の往復動作を駆動ピース19bと伝動レバー27を介してトリミング刃24の可動刃41に伝動できる。
アタッチメント4は、ホルダー23に装着される本体部80と、本体部80の上部に膨出形成されて斜め上向きに傾斜する一群の梳歯81と、両側端の梳歯81に連続する左右一対の側壁などでキャップ状に形成してある。隣接する梳歯81の間には髭を導入案内する櫛溝が形成される。本体部80は、ホルダー23で上下スライド可能に案内支持され、両者の間に設けたロック構造で一定間隔おきにロック保持できるようになっている。
図10に示すようにロック構造は、本体部80の内面に組み付けられるロックレバー83と、ロックレバー83をロック付勢する捻りコイル形のばね84と、ロックレバー83をばね84に抗してロック解除操作するロック解除ボタン85と、ロックレバー83に対応してホルダー23の側に設けられる係合凹部86などで構成する。
ロック解除ボタン85を押し込み操作して本体部80をスライド操作し、ロックレバー83と係合凹部86の係合位置を変更することにより、梳歯81とトリミング刃24との間隔を変更して、トリミング刃24によるトリミング高さを調整できる。なお、ロックレバー83のロック爪を最上段の係合凹部86より上方に位置させると、アタッチメント3をホルダー23から上方へ抜き外すことができ、この状態では、トリミング刃24でもみあげ部分や髭の周縁部分のきわ剃りを行える。
髭のトリミングを行うときは、アタッチメント4をホルダー23に対して上方から差し込み装着し、ロック解除ボタン85を押し込み操作して、所定のトリミング高さになるまでアタッチメント4を調整移動操作する。この状態でトリマーユニット3を作動位置へ押上げ操作し、さらにスイッチノブ5をオン操作することにより、トリミング刃24を駆動して髭のトリミングを行うことができる。
図11は、挟持ばね42の別の実施例を示す。そこでは、保護リブ74、および保護リブ74に隣接するばね壁71を6個のスリット96で分断して、作用部73を断続的に形成した。このように、作用部73が断続的に形成してある挟持ばね42によれば、スリット96と対向する切刃摺動面45での面圧が低下するものの、可動刃41の往復速度が充分に大きいので、その刃本体57を固定刃40に対して適正に密着させることができる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱う。
図12は、せん断刃ユニットを電気バリカンに適用した実施例を示す。そこでは、本体ケースに対して着脱される固定刃ホルダー23に刃本体44を固定して固定刃40とした。可動刃ホルダー58の上面後端には、往復動力を受け継ぐ受動ピース99を斜め上向きに突設した。さらに、本体ケースの庇壁(対向壁)97の内面に押圧突起(押圧部)75を設け、固定刃40を本体ケースに装着した状態において、ばね壁71の基端部71aが突起98で受け止められるようにした。
上記の実施例以外に、固定刃ホルダー23と、挟持ばね42のベース壁71と、固定刃40の刃本体44とは固定刃ホルダー23とは別体の組付ピン54をかしめて一体化することができる。連結腕72は断面優弧状に形成する必要はなく、断面半円状やコ字状などに形成することができる。可動刃41のガイド構造は、位置決めピン55とスライド溝64で構成する必要はなく、リブとスライド溝や、ガイド軸とスライド片などを要素にして構成することができる。連結腕72の円弧壁を受け入れる逃げ部30は、貫通穴である必要はなく、凹部で形成することができる。上記の実施例では、ばね壁71の基端部71aを押圧部75で受け止めるようにしたが、必要があれば、左右一対の連結腕72の弾性によって作用部73を可動刃41に押し付けることができる。
トリミング刃の縦断側面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 電気かみそりの分解側面図である。 トリミング刃のケース構造を示す分解斜視図である。 トリミング刃を内面側から見た分解斜視図である。 図10におけるA−A線断面図である。 トリミング刃の分解斜視図である。 トリミング刃を内面側から見た正面図である。 トリミング刃とアタッチメントの使用態様を示す縦断側面図である。 トリミング刃の別の実施例を示す正面図である。 せん断刃ユニットの別の適用例を示す縦断側面図である。
符号の説明
23 ホルダー
40 固定刃
41 可動刃
42 挟持ばね
44 刃本体
45 切刃摺動面
49 組付穴
54 組付ピン
57 刃本体
58 可動刃ホルダー
70 ベース壁
71 ばね壁
72 連結腕
73 作用部

Claims (7)

  1. 固定刃(40)と、可動刃(41)と、ばね板材で形成されて可動刃(40)と固定刃(41)とを密着付勢する挟持ばね(42)と、可動刃(41)を左右スライドのみ自在に案内するガイド構造とを備えており、
    固定刃(40)および可動刃(41)は、それぞれ切刃(47)・(59)が形成してある刃本体(44)・(57)と、各刃本体(44)・(57)を支持する固定刃ホルダー(23)および可動刃ホルダー(58)とからなり、
    挟持ばね(42)は、固定刃(40)の刃本体(44)と固定刃ホルダー(23)との間に固定されるベース壁(70)と、刃本体(44)および可動刃(41)を間に挟んでベース壁(70)と対向するばね壁(71)と、これら両壁(70)・(71)を繋ぐ連結腕(72)とを一体に備えており、
    ばね壁(71)の自由端側に、可動刃(41)を固定刃(40)の切刃摺動面(45)のほぼ全幅にわたって押圧する作用部(73)が形成してあることを特徴とするせん断刃ユニット。
  2. 挟持ばね(42)のベース壁(70)、および固定刃(40)の刃本体(44)のそれぞれに組付穴(49)・(76)がそれぞれ形成されており、
    ベース壁(70)の組付穴(76)と、刃本体(44)に形成した組付穴(49)とが、固定刃ホルダー(23)に突設した組付ピン(54)に装着されて位置決めされており、
    組付ピン(54)の突端をかしめ具でかしめることにより、固定刃(40)の刃本体(44)とベース壁(70)とが固定刃ホルダー(23)に固定してある請求項1記載のせん断刃ユニット。
  3. 固定刃(40)を構成する刃本体(44)の切刃摺動面(45)の少なくとも両側近傍に組付穴(49)が形成されており、
    かしめ具を挿入するための加工穴(78)が、組付ピン(54)に対応してばね壁(71)に形成してある請求項2記載のせん断刃ユニット。
  4. 挟持ばね(42)のベース壁(70)、および固定刃(40)の刃本体(44)を、組付ピン(54)と協同して位置決めする複数個の位置決めピン(55)が固定刃ホルダー(23)に突設されており、
    ガイド構造が、可動刃(41)に設けたスライド溝(64)と、スライド溝(64)と嵌合して可動刃(41)を往復スライド自在に案内支持する前記位置決めピン(55)とで構成されている請求項1から3のいずれかに記載のせん断刃ユニット。
  5. ベース壁(70)とばね壁(71)とを繋ぐ連結腕(72)が、刃本体(47)の駆動側摺動面(46)と可動刃(41)を迂回する状態で、ベース壁(70)に連続して優弧状に反転屈曲されており、
    ばね壁(71)が、連結腕(72)の湾曲終端に連続して形成してある請求項4記載のせん断刃ユニット。
  6. 固定刃ホルダー(23)と対向配置した対向壁(25)に、連結腕(72)の湾曲終端寄りのばね壁(71)を受け止める押圧部(75)が形成されており、
    押圧部(75)に隣接して、連結腕(72)の湾曲壁を受け入れる逃げ部(30)が対向壁(25)に形成してある請求項5記載のせん断刃ユニット。
  7. ばね壁(71)の自由端側に、作用部(73)とスリット(96)とが交互に形成してある請求項5または6記載のせん断刃ユニット。
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