JP4807165B2 - ロータ位置検出回路及びモータ駆動装置 - Google Patents

ロータ位置検出回路及びモータ駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、ブラシレスDCモータをPWM制御で駆動するためにステータコイルに発生する誘起電圧を検出し、その検出結果に基づいてロータの回転位置を検出する回路、及び当該回路を備えてなるモータ駆動装置に関する。
ブラシレスDCモータの駆動を制御する場合は、ステータ側にロータの回転位置(磁極位置)を検出するためにホール素子などを電気角60°、若しくは120°の間隔で複数個配置し、これらの素子からの位置検出信号に基づいてステータコイルに対する通電タイミングを決定することが一般に行われている。しかし、斯様な構成を採用すると、ホール素子に供給する電源配線や、検出出力を得るための配線などが必要となるため、モータの構造が複雑化するという問題がある。
そこで、従来より、特許文献1に開示されているように、ホール素子のようなセンサを使用することなく、ロータの回転時にステータコイルに発生する誘起電圧を検出し、誘起電圧よりロータの位置情報を得る、所謂センサレス駆動方式を採用する場合がある。
図5には、例えば車両に搭載されるラジエータのファンモータを駆動する装置に適用されるものについて、その概略構成を示す。モータ駆動装置1は、車両のバッテリ2より駆動用電源が供給されており、ブラシレスDCモータ3は、インバータ部4を介して駆動される。インバータ部4は、例えば6個のパワーMOSFET5a〜5fを三相ブリッジ接続して構成されており、インバータ部4の各相出力端子は、夫々モータ3の各相ステータコイル6U,6V,6Wに接続されている。
インバータ部4は、マイクロコンピュータ又は論理回路で構成される制御部7により制御され、各FET5のゲートにはゲートドライバ8を介して駆動信号が出力される。モータ3のロータ回転位置は位置検出回路9により検出され、その位置検出信号は制御部7に与えられる。位置検出回路9は、コンデンサC,抵抗Rで構成されるローパスフィルタ10U,10V,10Wと、バッファアンプ11U,11V,11Wと、バッファアンプ11の出力信号を仮想中性点電位と比較するコンパレータ12U,12V,12Wとで構成されている。ローパスフィルタ10U,10V,10Wの入力端子は、インバータ部4の各相出力電圧を分圧する抵抗R1,R2の共通接続点に接続されている。
図6は、インバータ部4を介してモータ3に通電を行う場合における各部の電圧波形を示す。モータ3の起動時には、制御部7は所定のパターンを与えて通電を行い、モータ3を起動する。モータ3が回転した場合、ステータコイル6U,6V,6Wに発生する誘起電圧がコイル6の端子電圧に現れる(a)。コイル6の端子電圧にはPWM制御によるスイッチング波形が重畳されているため、それらをローパスフィルタ10により除去すると、略正弦波状の誘起電圧波形が得られる(b)。そして、コンパレータ12が、フィルタ10の出力信号を仮想中性点電位と比較することで、矩形波状の各相位置信号が得られる(c)。
制御部7は、外部の図示しないECU(Electronic Control Unit)より与えられる制御信号に応じて、モータ3の回転速度を決定するPWMデューティを設定する。それと共に、制御部7は、位置検出回路9より与えられる位置信号により転流タイミングを決定し、駆動信号を生成するとゲートドライバ8に出力する。
また、特許文献2には、同様の駆動方式をエアコンのファンモータに適用し、室外機のファンが風を受けて回転している状態で回転位置を検出しておき、モータの起動指令が与えられると適切なタイミングで通電を開始する技術が開示されている。
特開昭62−123979号公報 特開平7−337080号公報
上記のようにセンサレス駆動方式でモータ3をPWM制御する場合、フィルタ10により誘起電圧信号に含まれているスイッチングノイズを除去する必要があるが、その結果、フィルタ10を通過した誘起電圧信号の位相に遅れが発生する。この位相遅れを、通過信号の周波数全域に亘って略90度とするには、CRフィルタによる信号の減衰が許容できる範囲でCR時定数を大きくし、カットオフ周波数を低くするのが好ましい。
ところで、車両用のファンモータを駆動する装置は、エンジンルーム内に搭載されるため、動作環境温度が極めて広範囲となる。そして、フィルタ10のCR時定数は、素子自体が公差を有することに加えて温度の影響を受け易く、結果としてばらつきが大きくなってしまう。従って、各相のフィルタ10の時定数にずれが生じる可能性が高い。
また、車両用ラジエータのファンについては、特許文献2と同様に、車両が走行している間、風を受けてファンが回転している状態からモータ3を起動する場合がある。しかしながら、フィルタ10の時定数に大きなずれがあると、通電を開始する場合や停止する場合に適切なタイミングが得られなくなり、脱調が発生したり、転流パターンが変わらず過大な電流が通電されてしまうといった問題がある。
また、車両用に使用されるモータを駆動する場合には、電源電圧が変動しても正常に動作している必要がある。上記と同様にフィルタ10の時定数に大きなずれがあると、電源電圧が急峻に変動した場合に、適切なタイミングが得られなくなり、脱調が発生したり、転流パターンが変わらず過大な電流が通電されてしまうといった問題がある。
ここで、図7は、フィルタ10の時定数にばらつきが無い場合において、図示しないファンが風を受けて回転している状態からモータ3に通電を開始し、起動を行う場合の図6相当図である。また、図8は、フィルタ10の時定数にばらつきがある場合の図7相当図である。図7のケースでは、モータ3の起動は問題なく行われるが、図8のケースでは、フィルタ10の時定数にばらつきがあることで、通電開始時においてコンパレータ12より出力される位置信号の位相にずれが生じている。
また、図9には、オシロスコープによる実際の波形の観測例を示す。(a),(b)はフィルタ10の時定数にばらつきが無い場合の、フィルタ10通過後のU,V,W相電圧波形の立上り,立下り部分とU相位置信号の波形であり、(c),(d)は時定数にばらつきがある場合(約30%)を示す(但し、観測点はバッファ11の入力端子である)。図9(a),(b)の場合、U相位置信号は適切に出力されている。そして、コンパレータ12の基準電圧である仮想中性点電位は各相誘起電圧の和で得ているため、図9(c),(d)の場合は基準電圧と各相の電圧の立ちあがり時間がずれて、コンパレータ12において適切なレベル比較が行われなくなる。その結果、U相位置信号が適切に得られなくなっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ローパスフィルタの時定数にばらつきがある場合でも、正確な通電タイミングを得ることができるロータ位置検出回路、及び当該回路を備えてなるモータ駆動装置を提供することにある。
請求項1記載のロータ位置検出回路によれば、ブラシレスDCモータのステータコイルに発生する誘起電圧の検出信号を低域濾波する第1ローパスフィルタの基準電位として、ブラシレスDCモータの中性点電位を第2ローパスフィルタを介して付与する。斯様に構成すれば、第1ローパスフィルタが備えているコンデンサの充放電は、モータの中性点電位を基準として行われるようになり、充放電に要する時間が短縮され、第1ローパスフィルタの出力信号の立上り,立下がり時間は短くなる。従って、ロータの位置検出をより速く行なうことができ、第1ローパスフィルタの時定数にばらつきがある場合でも、正確な通電タイミングを得ることが可能となる。
請求項2記載のロータ位置検出回路によれば、ブラシレスDCモータのステータコイルに発生する誘起電圧の検出信号を低域濾波する第1ローパスフィルタの基準電位として、ブラシレスDCモータの仮想中性点電位を第2ローパスフィルタを介して付与する。従って、モータの中性点電位を直接得るための配線が困難である場合でも、仮想中性点電位により適切な基準電位を設定することができる。
請求項3記載のロータ位置検出回路によれば、第1ローパスフィルタの出力信号を、バッファアンプを介してコンパレータに出力する。
請求項記載のモータ駆動装置によれば、請求項1乃至3の何れかに記載のロータ位置検出回路を備えて構成されるので、ブラシレスDCモータが外力を受けて回転している状態から、当外モータの起動をスムーズに行うことができる。
請求項記載のモータ駆動装置によれば、車両に搭載されるブラシレスDCモータ負荷とする。即ち、車両に搭載されるモータは、電源電圧が変動する為、本発明を適用すればそのような状態でも、脱調することなくモータを駆動することができる。
請求項記載のモータ駆動装置によれば、車両に搭載されるラジエータファンをモータの負荷とする。即ち、車両のラジエータファンは、モータに通電されない場合でも車両が走行している間は風を受けて回転するので、本発明を適用すればそのような状態からの通電起動を確実に行うことができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。尚、図5と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例のモータ駆動装置21は、モータ駆動装置1におけるローパスフィルタ(第1ローパスフィルタ)10U,10V,10WにおけるコンデンサCU,CV,CWとグランドとの間に、コンデンサCNを挿入している。そして、コンデンサCU,CV,CWとコンデンサCNとの共通接続点と、ローパスフィルタ10U,10V,10Wの入力端子との間には、夫々抵抗素子RUN,RVN,RWNが接続されている。以上の構成において、ローパスフィルタ10,コンパレータ12,コンデンサCN(第2ローパスフィルタ),抵抗素子RUN,RVN,RWN(第2ローパスフィルタ)は、ロータ位置検出回路22を構成している。
ここで、コンデンサCN,及び抵抗素子RUN,RVN,RWNによる時定数の設定は、モータ3の回転数が最高となった場合の電気角60°に相当する時間以下に設定するのが望ましい。しかし、上記時定数を小さくし過ぎるとPWM信号に含まれているスイッチングノイズや相切換えに伴い発生するノイズを除去できなくなるので、以上を考慮して適宜設定すれば良い。
一例として、最高回転数が2500rpm,モータの極対数が「5」の場合、電気角60°に相当する時間は約800μsとなる。従って、CN=0.01μF,RN=200kΩに設定すれば、時定数は、0.01μ×200k/3=666μs,となるので、適切な値にすることができる。
モータ3は、冷却ファン23を回転させてラジエータ(熱交換器)24及びコンデンサ(凝縮器)25に送風して冷却を行なうようになっている。尚、これらのラジエータ24及びコンデンサ25は、車両に搭載されているヒートサイクルの一部を構成するものである。
次に、本実施例の作用について図2及び図3も参照して説明する。従来のモータ駆動装置1におけるローパスフィルタ10U,10V,10Wは、コンデンサCU,CV,CWの一端がグランドに接続されていたため、ローパスフィルタ10U,10V,10Wに信号が入力された場合、各コンデンサCU,CV,CWの充放電は、下限をグランドレベルとして行われている。
これに対して、本実施例のロータ位置検出回路22では、コンデンサCNと抵抗素子RUN,RVN,RWNとを上記のように接続したことで、各コンデンサCU,CV,CWの端子電圧は、仮想中性点電位が下限となっている。従って、ローパスフィルタ10U,10V,10Wに入力信号が印加された場合に、コンデンサCU,CV,CWについて行われる充放電は仮想中性点電位を下限として行われるので、充放電に要する時間が短縮され、信号の立上り,立下り時間が短くなり、応答がより高速になる。
図2は、図10相当図である。フィルタ10の基準電位が仮想中性点電位となったことで、フィルタ10の出力波形の立上り,立下りは、時定数にばらつきがある無しにかかわらず急峻になっており、コンデンサCU,CV,CWの充放電が急速に行われていることが分かる。そして、図3は図9相当図であるが、モータ3の通電開始時においてフィルタ10の出力波形とそれらの合成となる基準電位は急速に立上がるようになり、時定数に比較的大きなばらつきがあったとしても問題は無く、各相位置信号は位相ずれが発生することなく適切に得られるようになっている。
以上のように本実施例によれば、ロータ位置検出回路22を、モータ3のステータコイル6に発生する誘起電圧の検出信号を低域濾波するローパスフィルタ10の基準電位として、モータ3の仮想中性点電位を付与する構成としたので、フィルタ10を構成するコンデンサCU,CV,CWの充放電はモータ3の仮想中性点電位を基準として行われるようになり、充放電に要する時間が短縮され、フィルタ10の出力信号の立上り,立下がり時間は短くなる。
従って、ロータの位置検出をより速く行なうことができ、フィルタ10の時定数にばらつきがある場合でも、正確な通電タイミングを得ることが可能となる。また、モータ3の中性点電位を直接得るための配線が困難である場合でも、仮想中性点電位により適切な基準電位を設定することができる。そして、車両に搭載されるラジエータファン23をモータ3の負荷とする駆動装置21を、ロータ位置検出回路22を備えて構成したので、モータ3に通電が行われずに車両が走行している場合、ファン23が走行風を受けて回転している状態でも、モータ3の通電起動を確実に行うことができる。
(第2実施例)
図4は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第2実施例のモータ駆動装置26は、モータ駆動装置21より抵抗素子RUN,RVN,RWNを削除している。また、モータ3の中性点とグランドとの間には、分圧抵抗R1N,R2Nの直列回路が接続されており、それらの共通接続点とコンデンサCNとの間は、抵抗素子RN(第2ローパスフィルタ)によって接続されている。
また、コンデンサCNと抵抗素子RNとの共通接続点には、バッファアンプ11Nの入力端子が接続されており、バッファアンプ11Nの出力端子は、コンパレータ12U,12V,12Wの反転入力端子に抵抗素子を介して接続されている。以上において、第1実施例のロータ位置検出回路22の構成を変更したものが、ロータ位置検出回路27を構成している。
以上のように構成される第2実施例では、コンデンサCU,CV,CWの共通側端子,及びコンパレータ12U,12V,12Wの基準電圧には、抵抗R1N,R2Nにより分圧されたモータ3の中性点電位が付与されている。従って、第1実施例と同様の作用効果が得られる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
車両に搭載されるラジエータファンを駆動するものに限らず、非通電時に外力を受けて回転する可能性があるモータを駆動対象とするものであれば広く適用することができる。
車両に搭載されるモータを駆動するものに限らず、電源電圧が変動するような環境で
モータを駆動対象とするものであれば広く適用することができる。
本発明の第1実施例であり、モータ駆動装置の構成を示す図 オシロスコープによる実際の波形の観測例であり、(a),(b)はフィルタの時定数にばらつきが無い場合、(c),(d)は時定数にばらつきがある場合の(a),(b)相当図 モータに通電を行う場合の各部の電圧波形であり、(a)は誘起電圧、(b)はフィルタの出力電圧、(c)はコンパレータの出力電圧を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 従来技術を示す図1相当図 図3相当図 フィルタの時定数にばらつきが無い場合に、ファンが風を受けて回転している状態からモータに通電を開始する場合の図6相当図 フィルタの時定数にばらつきがある場合の図7相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、3はブラシレスDCモータ、6はステータコイル、10はローパスフィルタ、12はコンパレータ、21はモータ駆動装置、22はロータ位置検出回路、23は冷却ファン(ラジエータファン)、26はモータ駆動装置、27はロータ位置検出回路、28はモータ駆動装置、30はロータ位置検出回路を示す。

Claims (6)

  1. ブラシレスDCモータを駆動するため、ステータコイルに発生する各相の誘起電圧を検出し、その検出結果に基づいてロータの回転位置を検出する回路において、
    抵抗及びコンデンサで構成され、前記各相の誘起電圧の検出信号を低域濾波する第1ローパスフィルタと、
    抵抗及びコンデンサで構成され、前記ブラシレスDCモータの中性点電位を低域濾波する、第2ローパスフィルタと、
    前記各相の第1ローパスフィルタの出力信号と、前記各相の第1ローパスフィルタの出力信号の和である参照電圧と比較して回転位置信号を出力するコンパレータとを備え、
    前記第1ローパスフィルタの基準電位として、前記第2ローパスフィルタの出力電圧を与えるように構成されていることを特徴とするロータ位置検出回路。
  2. ブラシレスDCモータを駆動するため、ステータコイルに発生する各相の誘起電圧を検出し、その検出結果に基づいてロータの回転位置を検出する回路において、
    抵抗及びコンデンサで構成され、前記各相の誘起電圧の検出信号を低域濾波する第1ローパスフィルタと、
    抵抗及びコンデンサで構成され、前記ブラシレスDCモータの仮想中性点電位を低域濾波する、第2ローパスフィルタと、
    前記各相の第1ローパスフィルタの出力信号と、前記各相の第1ローパスフィルタの出力信号の和である参照電圧と比較して回転位置信号を出力するコンパレータとを備え、
    前記第1ローパスフィルタの基準電位として、前記第2ローパスフィルタの出力電圧を与えるように構成されていることを特徴とするロータ位置検出回路。
  3. 前記第1ローパスフィルタの出力信号は、バッファアンプを介して前記コンパレータに出力されることを特徴とする請求項1又は2記載のロータ位置検出回路
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のロータ位置検出回路を備えて構成されることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 車両に搭載されるブラシレスDCモータを、前記モータの負荷とすることを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置。
  6. 車両に搭載されるラジエータファンを、前記モータの負荷とすることを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置。
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