JP4806756B2 - ゴマ科植物の粉末を含有する機能性食品およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ゴマ科植物の粉末を含有する機能性食品およびその製造方法に関する。
近年、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、ガン、糖尿病、痴呆等の成人病が増加しており、その予防および治療は、臨床分野における大きな課題として着目されている。そして、これらの疾患の多くに、生体内で発生するスーパーオキシド、過酸化水素およびヒドロキシラジカル等の活性酸素や、過酸化脂質が深く関与していることが報告されている。
生体内では、酸素の消費過程において、恒常的に活性酸素や過酸化脂質が発生しており、その発生量は、特にエネルギー消費が多い時ほど増加する。このため、生体には、これらの活性酸素や過酸化脂質を消去する防御系として、例えば、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ等の酵素や、抗酸化型のビタミンE、C等が存在している。しかしながら、酸素障害を受けた場合、若い時期であれば、前述のような防御系による修復機能が働くが、加齢にともなって、前記修復機能が低下するため、結果として、前述のような疾患が発生すると考えられている。
そこで、酸素障害の防御に有効な物質を日常的に摂取して、成人病の予防および治療を図ることが広く試みられている。このような物質として、例えば、カテキン、タンニン、フラボノイド等のポリフェノールがあげられる。ポリフェノールは、抗酸化作用や抗菌作用、抗ウイルス作用を示し、動脈硬化や老化の防止、発ガンの予防に有効であることが報告されている。このため、ポリフェノールを含有する緑茶や抹茶を利用した食品が、酸素障害の防止のための健康食品として注目されている。
また、大麦、ケールおよび明日葉等の緑色植物の葉には、食物繊維、ポリフェノール等が含まれており、例えば、これらの葉を粉砕した粉末が健康食品として用いられている(特許文献1〜7)。
しかしながら、緑茶や抹茶は、カテキン等のポリフェノールの含量が一定ではない。このため、緑茶や抹茶を食品に添加する際には、通常、抽出物の濃縮物が添加されている。他方、大麦やケールの葉を摂取する場合、十分な量の食物繊維を摂取することは可能だが、ポリフェノールの摂取量は十分といえない。このように、カテキン等のポリフェノールと食物繊維の両方を十分に含有する天然食品は発見されていなかった。
特許第3664436号 特許第3430130号 特許第2544302号 特許第3430126号 特許第3171526号 特許第3138332号 特許第3091757号 中薬大辞典、初版、小学館、1985年
そこで、本発明は、食物繊維およびポリフェノール等の栄養成分を、十分かつ効率的に摂取可能な機能性食品の提供を目的とする。
本発明の機能性食品は、植物の粉末を含む機能性食品であって、前記植物粉末が、ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方の粉末であることを特徴とする。
本発明の機能性食品の製造方法は、植物の粉末を含む機能性食品の製造方法であって、ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方の粉末を調製する下記工程(A)〜(D)を含むことを特徴とする。
(A)ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方を原料として、加熱処理する工程
(B)加熱後の原料を冷却する工程
(C)冷却後の原料を乾燥する工程
(D)乾燥後の原料を粉砕する工程
本発明者らは、ゴマ科植物の葉および茎の粉末には、植物繊維、ポリフェノール等の栄養成分が十分に含まれ、SOD活性にも優れることを見出し、本発明に到達した。これらの点は、本発明者らが初めて見出した事実である。古来より、ゴマの中でも、種子は、栄養性および嗜好性に優れた食品として広く食されていた。しかし、ゴマの葉や茎は、一般的に摂取されていない。例えば、ゴマの葉は、下痢や痢疾の刺激を緩和する作用から、中国において煎じて服用されていたにとどまる(非特許文献1)。このため、ゴマの葉や茎は、廃棄されていた。しかしながら、本発明者らは、鋭意研究の結果、ゴマ科植物の葉や茎に着目して、前述のように栄養成分に優れ、SOD活性に優れることを見出したのである。さらに、葉や茎を煎じた場合には、例えば、水に溶出される成分しか摂取できないが、本発明者らは、この点を考慮して、ゴマ科植物の葉や茎の粉末を食品に含有させることによって、機能性食品として十分な植物繊維やポリフェノール等の栄養成分の摂取を可能としたのである。したがって、ゴマ科植物の葉や茎の粉末を含む本発明の機能性食品は、非常に有用な食品であるといえる。また、ゴマ科植物の葉や茎の粉末は、SOD活性にも優れることから、本発明の機能性食品は、例えば、酸素障害の防止にも有用といえる。
本発明の機能性食品は、前述のようにゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方の粉末(以下、「ゴマ科植物の粉末」ともいう)を含むことを特徴とする。本発明の機能性食品は、前記ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方の粉末を含んでいればよく、例えば、その形態や組成は、制限されない。本発明において、ゴマ科植物の種類は、制限されないが。例えば、ゴマ(胡麻、学名:Sesamum indicum)があげられる。
本発明の機能性食品は、ゴマ科植物の葉の粉末を含むことが好ましく、より好ましくは、若葉の粉末、さらに好ましくはゴマの若葉の粉末である。また、本発明において、若葉とは、特に制限されないが、例えば、果実をつける前の葉があげられ、好ましくは、ゴマ科植物の背丈が約20〜50cm程度に成長した時点の葉であり、より好ましくは、ゴマ科植物の背丈が30〜40cmに成長した時点の葉である。
前記ゴマ科植物の粉末は、葉および茎の少なくとも一方を粉末化したものであればよい。その製造方法は、制限されないが、例えば、後述する製造方法によって調製できる。例えば、ゴマ科植物の粉末(例えば、ゴマ若葉粉末)には、例えば、ポリフェノール、食物繊維、各種ビタミン(ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE等)、葉酸、ルテイン等が含まれている。中でも、酸素障害の防止に重要と考えられるポリフェノールは、例えば、ゴマ若葉粉末100gあたり1000〜2500mg程度が含有されており、食物繊維は、例えば、ゴマ若葉100gあたり30〜65g程度含有されている。また、前記ゴマ若葉粉末は、例えば、優れたスーパーオキシド消去活性を示す。スーパーオキシド消去活性の単位は、例えば、J.M.マイクコードおよびIフリードヴィッチが定義した単位(J.Biol.Chem.244,6049(1969))に相当する。
前記ゴマ科植物の粉末は、例えば、100メッシュ(粒径148〜152μm)90%〜1000メッシュ(粒径13〜18μm)50%程度であることが好ましく、より好ましくは、200メッシュ(粒径74〜75μm)90%〜1000メッシュ(粒径13〜18μm)50%程度である。このような粒度の粉末であれば、例えば、粉末飲料とする場合に、口当たりが良く、嗜好性に優れた食品を提供できる。なお、前記粒径(粒子径)とは、ふるい分方法によって測定した試験用ふるいの目開き(ふるい網の目の寸法)で表した粒径であり、JIS Z 8901に基づいて測定できる。また、100メッシュ90%とは、全体の90%(体積%)が100メッシュのふるい網の目(細)を通ることを意味する。
本発明の機能性食品において、前記ゴマ科植物の粉末の添加割合は、特に制限されず、例えば、その形態や、一回当たりまたは1日当たりの所望の摂取量等に応じて適宜決定できる。前記ゴマ科植物の粉末(例えば、ゴマ若葉粉末)の摂取量は、制限されないが、例えば、成人一日あたりの摂取量が、例えば、100〜50gである。
本発明の機能性食品の形態は、制限されず、ゴマ科植物の粉末そのものでもよいが、例えば、顆粒状、粒状、錠剤、カプセルおよびペースト等があげられる。このような形態であれば、ゴマ科植物の粉末の摂取がさらに容易となる。本発明の機能性食品の摂取方法としては、制限されず、その形態や好みに応じて、そのまま食してもよいし、水、湯および牛乳等の飲料に溶解または懸濁して摂取してもよい。
本発明の機能性食品は、例えば、さらに、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、食品添加物、調味料等の添加剤を含有してもよい。前記添加剤は、例えば、いずれか一種類でもよいし、二種類以上であってもよい。また、本発明の機能性食品における前記添加剤の添加量は、制限されない。これらの添加剤を添加することで、さらに、嗜好性や安定性に優れた食品を提供できる。
本発明の機能性食品は、さらに、大豆の葉、大麦の葉、ケールの葉、明日葉、桑葉および茶葉(抹茶)から選択される少なくとも一つの葉の粉末を含有することが好ましい。これらの中でも、特に大豆の葉の粉末が好ましい。
つぎに、本発明の機能性食品の製造方法は、前述のように、ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方の粉末を調製(製造)する下記工程(A)〜(D)を含むことを特徴とする。
(A)ゴマ科植物の葉および茎の少なくとも一方を原料として、加熱処理する工程
(B)加熱後の原料を冷却する工程
(C)冷却後の原料を乾燥する工程
(D)乾燥後の原料を粉砕する工程
以下に、本発明の製造方法について、ゴマ若葉を原料とする一例をあげて説明する。なお、本発明は、これには制限されない。
まず、ゴマ若葉を刈り取る。具体的には、例えば、背丈が約20〜50cm程度に成長したゴマから、より好ましくは、背丈が30〜40cmに成長したゴマから、若葉を採取することが好ましい。このような段階で刈り取ったゴマ若葉は、例えば、水分含量が低いことから、後述する粉砕工程において、より良い歩留りを確保できる(例えば、原料を100%とした際の歩留り7%程度)。ゴマの品種は、制限されないが、例えば、白ゴマ、黒ゴマおよび金ゴマ(茶ゴマ)等があげられる。
つぎに、ゴマ若葉の洗浄を行う。刈り取ったゴマ若葉は、すぐに洗浄することが好ましい。この洗浄工程では、例えば、水を入れた水槽中にゴマ若葉を投入し、泥等の異物を除去する。
続いて、洗浄後のゴマ若葉に加熱処理を施す(A工程)。この加熱処理は、いわゆるブランチング処理である。加熱処理によって、例えば、最終的に得られるゴマ若葉の色が経時的に変化することを防止できる。ゴマ若葉の加熱処理は、例えば、加熱釜に水を入れ、ある程度まで加熱した後、洗浄済みのゴマ若葉を投入して加熱することによって行う。ゴマ若葉の投入量は、特に制限されない。前記水には、さらに、加工助剤を添加してもよい。加工助剤は、例えば、塩、重曹等の従来公知のものが使用でき、例えば、水の重量に応じて所望の量を適宜投入すればよい。前記加工助剤の添加によって、例えば、加熱された水の温度低下を防ぎ、また、ゴマ若葉の緑色の劣化を防止できる。加熱温度は、例えば、60〜200℃であり、加熱処理時間は、例えば、60〜240秒間である。このような条件で加熱処理を施すことによって、例えば、ゴマ若葉中の水溶成分が水へ溶出することを抑制できる。また、ゴマ若葉は、粘りを有するため、例えば、カットせずに加熱処理を施すことが好ましい。
加熱処理後のゴマ若葉に冷却処理を施す(B工程)。冷却処理は、前記加熱処理の終了後、直ぐに行うことが好ましい。冷却処理は、例えば、冷水をいれた冷却釜に、加熱処理後のゴマ若葉を投入し、浸漬することによって行える。冷水は、例えば、25℃以下であることが好ましく、より好ましくは氷水である。ゴマ若葉の投入量は、特に制限されない。冷水への浸漬時間は、制限されないが、例えば、60〜180秒程度である。この冷却工程は、例えば、冷水を換えて、複数回行うことが好ましく、具体的には、合計2回行うことが好ましい。ゴマ若葉に含まれる粘着性成分は、例えば、熱を用い易いが、このように複数回の冷却を行うことによって、例えば、前記粘着性成分の冷却も十分に行うことができる。
つぎに、冷却したゴマ若葉を脱水する。脱水処理の方法は、何ら制限されず、従来公知の方法が採用でき、例えば、遠心分離機等を用いて行うことができる。これによって、例えば、続く乾燥処理の時間等を短縮化することができる。ゴマ若葉の水分値は、例えば、水分計(商品名Mx-50、株式会社エー・アンド・デイ社製)によって測定できる(以下、同様)。なお、この脱水処理を施さずに、冷却したゴマ若葉を次の乾燥処理に供してもよい。
続いて、冷却したゴマ若葉もしくは脱水処理したゴマ若葉に乾燥処理を施す。乾燥処理は、従来公知の方法が採用でき、例えば、回転ドラム等を備えた乾燥機を使用することができる。乾燥条件としては、制限されないが、温度は、例えば、40〜120℃であり、処理時間は、例えば、約10〜100時間である。この乾燥処理によって、ゴマ若葉の水分値を、例えば、4〜8%になるまで乾燥させることが好ましい。
乾燥させたゴマ若葉を風力選別する。これによって、例えば、ゴマ若葉と、その他の部分(例えば、枝(葉柄)部分)とを選別できる。また、ゴマ若葉を含む処理物に混入している金属物等も除去できる。前記風力選別は、例えば、従来公知の風力選別機が使用できる。なお、この実施形態は、ゴマ若葉を使用する一例であるが、前述のように、これには限定されず、例えば、ゴマ植物の葉や茎(例えば、葉柄部分も含む)の混合物を、後述する粉砕処理に供して、両者を含む粉末としてもよい。
つぎに、選別されたゴマ若葉を粉砕処理する(D工程)。これによって、ゴマ若葉の粉末が製造できる。前記粉砕処理の方法は、制限されず、例えば、石臼等を用いて行うことができる。ゴマ若葉の粉末は、例えば、100メッシュ90%〜1000メッシュ50%程度であることが好ましく、より好ましくは、200メッシュ90%〜1000メッシュ50%程度である。このような粒度のゴマ若葉粉末であれば、例えば、粉末飲料として用いた場合に、口当たりが良く、嗜好性に優れた食品を提供できる。
また、得られたゴマ若葉粉末は、最終的に前述のように食品に使用する場合、例えば、殺菌処理を施すことが好ましい。殺菌処理としては、制限されず、マイクロ波殺菌や蒸気殺菌等があげられる。
このようにして製造されるゴマ若葉粉末は、前述のように栄養成分やスーパーオキシド消去活性に優れ、また、ゴマ若葉の緑色が維持されており、風味も良好である。このため、得られるゴマ若葉粉末は、機能性食品として、また、機能性食品の原料として、極めて有用である。
以下、実施例および比較例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(ゴマ若葉粉末の製造)
背丈が約30〜40cmに成長したゴマより若葉を刈り取って、水を溜めた水槽に投入し、目視で確認される泥等の異物を除去した。洗浄後のゴマ若葉を、90℃で120秒加熱した後、ただちに、氷水を入れた冷却釜に移し、120秒間の冷却処理を二回繰り返し行った。前記ゴマ若葉を遠心分離機にかけ、脱水処理を行った。脱水後のゴマ若葉を、バッジ式乾燥機に投入し、60℃で40時間、乾燥処理を行った。乾燥処理後のゴマ若葉の水分値は、5.9%であった。乾燥させたゴマ若葉を風力選別機にかけて、葉の部分と枝(葉柄)の部分とに選別した。得られた葉を1000メッシュ50%に粉砕し、粉砕物に上記殺菌して殺菌処理を行った。これをゴマ若葉粉末とした。
(比較例1)
(大麦若葉粉末の製造)
背丈が約35cmに成長した大麦から若葉を刈り取って、前記実施例1と同様の方法により、大麦若葉粉末を製造した。
(比較例2)
(ケール粉末の製造)
背丈が約35cmに成長したケールから若葉を刈り取って、前記実施例1と同様の方法により、ケール粉末を製造した。
実施例1ならびに比較例1および2で得られた粉末について、それぞれの栄養成分分析ならびにスーパーオキシド消去活性の測定を行った(財団法人日本食品分析センターによる分析)。これらの結果を下記表に示す。各成分の測定方法は、下記表に示す通りであって、公知の方法に基づいて行った。
Figure 0004806756
前記表1に示すように、実施例1のゴマ若葉粉末は、比較例1の大麦若葉粉末や比較例2のケール若葉粉末と比較して、同程度の食物繊維を有し、また、比較例1に対して2倍程度のポリフェノールを含有していた。また、実施例1のゴマ若葉粉末のスーパーオキシド消去活性は、極めて高く、比較例1の約20倍、比較例2の約2.4倍を示した。したがって、ゴマ若葉粉末を含む食品であれば、これらの栄養成分を非常に効率的に摂取することが可能となる。
このように、本発明によれば、食物繊維およびポリフェノールを十分かつ効率的に摂取できる機能性食品を提供することができ、健康食品として非常に有用である。

Claims (9)

  1. ゴマの若葉の粉末を含み、前記ゴマの若葉が、背丈が30〜40cmのゴマから採取した若葉であることを特徴とするポリフェノール供給剤。
  2. 前記粉末100gあたり、ポリフェノールの含有量が1000〜2500mgの範囲である、請求項1記載のポリフェノール供給剤。
  3. 前記ポリフェノール供給剤の形態が、顆粒状、粒状、錠剤、カプセル、ペーストから選択される、請求項1または2記載のポリフェノール供給剤。
  4. さらに、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、食品添加物および調味料から選択される少なくとも一つを含有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のポリフェノール供給剤。
  5. さらに、大豆の葉、大麦の葉、ケールの葉、明日葉、桑葉および茶葉から選択される少なくとも一つの葉の粉末を含有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のポリフェノール供給剤。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のポリフェノール供給剤の製造方法であって、ゴマの若葉の粉末を調製する下記工程(A)〜(D)を含む製造方法。
    (A)背丈が30〜40cmのゴマから採取したゴマの若葉を原料として、加熱処理する工程
    (B)加熱後の原料を冷却する工程
    (C)冷却後の原料を乾燥する工程
    (D)乾燥後の原料を粉砕する工程
  7. 前記(A)工程の加熱条件が、加熱温度60〜200℃であり、加熱処理時間60〜240秒である、請求項6記載の製造方法。
  8. 前記(C)工程において、水分値が4〜8%となるまで、原料を乾燥させる、請求項6または7記載の製造方法。
  9. 前記(C)工程に先立って、冷却後の原料を脱水処理する工程を含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の製造方法。
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