JP6314714B2 - 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造 - Google Patents

歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造 Download PDF

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Description

本発明は、歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造に関する。
下記特許文献1に記載された歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、バンパリインフォースメントの車両前側にアブソーバが隣接して配置されている。このアブソーバには、車両後側へ開放された溝部が形成されており、溝部内に圧力チューブが組付けられて(嵌め込まれて)いる。そして、車両と衝突体との衝突時に圧力チューブが変形すると、圧力チューブの長手方向両端部に設けられた圧力センサが圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力して、車両との衝突体が歩行者であるのか否かをECUが判別するようになっている。なお、歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造として、他に下記特許文献2〜特許文献4に記載されたものがある。
国際公開第2012/113362号 特開2008−525255号公報 特開2008−107199号公報 特開2012−183921号公報
しかしながら、上記歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、以下のような問題がある。すなわち、圧力チューブがアブソーバの後端部に配置されているため、車両に入力される衝突荷重が小さい場合には、アブソーバの前部において衝突エネルギーが吸収されて、圧力チューブを十分に変形させることができなくなる。これにより、歩行者衝突検知センサの感度が低くなる。
本発明は、上記事実を考慮し、歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、バンパカバーの車両前後方向内側において車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントと、前記バンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間で車幅方向に延在されかつ前記バンパカバーの裏面と離間した圧力チューブと、前記バンパリインフォースメントと離間して配置される圧力センサと、を含んで構成されると共に、前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する歩行者衝突検知センサと、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して設けられ、車両前後方向外側へ開放され且つ前記圧力チューブを保持する溝部が、前記バンパカバー側に位置する車両前後方向外側面に形成されたアブソーバと、を有している。
請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、バンパカバーの車両前後方向内側(車両前部に配置されたバンパリインフォースメントでは車両後側、車両後部に配置されたバンパリインフォースメントでは車両前側)にバンパリインフォースメントが車幅方向を長手方向として配置されている。また、バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に、アブソーバが隣接して設けられている。そして、アブソーバに形成された溝部に、歩行者衝突検知センサの圧力チューブが保持されており、圧力チューブは車幅方向に延在されている。このため、車両と衝突体との衝突時に車両前後方向内側への衝突荷重が圧力チューブに入力されると、圧力チューブが変形すると共に、圧力チューブ内の圧力が変化して、圧力チューブの圧力変化に応じた信号が歩行者衝突検知センサから出力される。
ここで、溝部は、アブソーバの車両前後方向外側面に形成されると共に、車両前後方向外側へ開放されている。つまり、圧力チューブがアブソーバの車両前後方向外側端部に配置される。このため、車両と衝突体との衝突時には、圧力チューブがバンパカバーによって直接的に押圧される。これにより、車両に入力される衝突荷重が比較的小さい場合でも、圧力チューブを良好に変形させることができる。したがって、圧力チューブがアブソーバの車両前後方向内側端部に配置される場合と比べて、歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる。請求項2に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1記載の発明において、前記アブソーバは、中実構造とされている。請求項3に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記アブソーバは、発泡樹脂材にて構成されている。請求項4に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1〜請求項3記載の発明において、前記圧力チューブは、一部が前記アブソーバから露出した状態で前記アブソーバの前記溝部に埋設されている。
請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記アブソーバの内部には、前記圧力チューブに対して車両前後方向内側において、補強部材が埋設されており、車両前後方向における前記補強部材の耐圧縮変形荷重が、車両前後方向における前記アブソーバの耐圧縮変形荷重に比べて高く設定されている。
請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、車両前後方向内側への衝突荷重が圧力チューブに入力されたときに、耐圧縮変形荷重の高い補強部材によって圧力チューブが車両前後方向内側から支持される。このため、アブソーバにおいて補強部材を仮に省略した場合と比べて、圧力チューブの変形を安定化させることができる。したがって、歩行者衝突検知センサの感度を一層高くすることができる。
請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1請求項に記載の発明において、前記バンパカバーは、車両前後方向に並んで配置された外側バンパカバー及び内側バンパカバーを含んで構成され、前記内側バンパカバーでは、車両前後方向において前記圧力チューブと対向する対向面が、車幅方向に亘って平面状に形成されている。
請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、バンパカバーが外側バンパカバー及び内側バンパカバーを含んで構成されており、外側バンパカバー及び内側バンパカバーが、車両前後方向に並んで配置されている。そして、内側バンパカバーでは、車両前後方向において圧力チューブと対向する面が、車幅方向に亘って平面状に形成されている。すなわち、車両の意匠による影響の少ない内側バンパカバーを利用して、圧力チューブと対向する対向面を段差のない平面状に形成することができる。これにより、内側バンパカバーの対向面が仮に凹凸状に形成される場合と比較して、圧力チューブに対する傷付き等を抑制することができる。
請求項1請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造によれば、歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる。
請求項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造によれば、例えば、圧力チューブにおける傷付き等を抑制することができる。
第1の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパの車幅方向中央付近を示す車両左側から見た模式的な側断面図(図2の1−1線拡大断面図)である。 図1に示されるフロントバンパの全体を示す一部破断した模式的な平面図である。 第2の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパの車幅方向中央付近を示す図1に対応する模式的な側断面図である。 第2の実施の形態の変形例を示す図3に対応する模式的な側断面図である。 第3の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパの車幅方向中央付近を示す図1に対応する模式的な側断面図である。 (A)は、図1に示されるアブソーバの変形例を示す拡大した部分側断面図であり、(B)は、図3に示される補強プレートの変形例を示す拡大した部分側断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、図1及び図2を用いて第1の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサ50を備えた車両用バンパ構造S1が適用された車両(自動車)Vのフロントバンパ10について説明する。なお、図面において適宜示される矢印FRは車両前側を示し、矢印LHは車両左側(車幅方向一側)を示し、矢印UPは車両上側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両(前方を向いた場合)の左右を示すものとする。
図1及び図2に示されるように、フロントバンパ10は車両Vの前端部に配置されている。このため、本実施の形態では、「前側」が本発明における「車両前後方向外側」とされており、「後側」が本発明における「車両前後方向内側」とされている。そして、フロントバンパ10は、車両Vの前端を構成するバンパカバー12と、バンパ骨格部材を成すバンパリインフォースメント20(以下、「バンパRF20」と称する)と、バンパカバー12とバンパRF20との間に配置されたアブソーバ40と、を含んで構成されている。また、フロントバンパ10は、衝突体の車両Vへの衝突を検知するための歩行者衝突検知センサ50を備えている。以下、上記の各構成について説明する。
(バンパカバー12について)
図2に示されるように、バンパカバー12は樹脂製とされている。また、バンパカバー12は、車幅方向に延在されて、図示しない部分で車体に対し固定的に支持されている。さらに、バンパカバー12の車幅方向両側部分14は、平面視で車幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ傾斜されて、車両Vのコーナー部を構成している。
(バンパRF20について)
バンパRF20は、中空の略矩形柱状に形成されて、車幅方向を長手方向として配置されている。このバンパRF20は、アルミ系等の金属材料によって構成され、押出成形等の手法によって製作されている。また、図1に示されるように、バンパRF20の内部には、板状の補強部26が設けられており、補強部26は、上下方向を板厚方向として配置されて、バンパRF20の前壁22と後壁24とを連結している。そして、バンパRF20の断面構造は、複数(本実施の形態では3つ)の略矩形状の閉断面が上下方向に並ぶ断面構造とされている。すなわち、本実施の形態では、バンパRF20の内部に一対の補強部26が上下方向に並んで配置されている。そして、バンパRF20の上部に配置された閉断面が上側閉断面28Aとされ、バンパRF20の上下方向中間部に配置された閉断面が中間閉断面28Bとされ、バンパRF20の下部に配置された閉断面が下側閉断面28Cとされている。
図2に示されるように、バンパRF20の後側には、車体側の骨格部材を構成する左右一対のフロントサイドメンバFSが前後方向に延在されている。そして、バンパRF20の車幅方向両端側部分がフロントサイドメンバFSの前端に連結されている。さらに、バンパRF20の車幅方向両端部は、フロントサイドメンバFSに対して車幅方向外側へ突出されると共に、バンパカバー12の車幅方向両側部分14に対応して斜め後側へ屈曲されている。そして、この屈曲された部分が屈曲部30とされている。
(アブソーバ40について)
図1に示されるように、アブソーバ40は、発泡樹脂材すなわちウレタンフォーム等によって構成されている。アブソーバ40は、バンパRF20とバンパカバー12との間において、バンパRF20の下部(詳しくは、下側閉断面28Cを構成する部分)の前側に隣接して配置されている。また、アブソーバ40は、平面視でバンパカバー12に沿うように車幅方向を長手方向とする長尺状に形成されると共に、車幅方向両側部分においてバンパRF20の屈曲部30に対応して斜め後側へ屈曲されている(図2参照)。また、アブソーバ40は、長手方向から見た断面視で略矩形状に形成されており、アブソーバ40の後面40AがバンパRF20の前面20Aに固定されている。
さらに、アブソーバ40の前面40Bには、後述する圧力チューブ52を保持するための溝部42が形成されている。この溝部42は、アブソーバ40の長手方向に貫通されると共に、側断面視で前側へ開放された略C字形状(詳しくは、後述する圧力チューブ52の外周面と同心円状を成す前側へ一部開放された円弧状)に形成されている。
(歩行者衝突検知センサ50について)
図2に示されるように、歩行者衝突検知センサ50は、長尺状に形成された圧力チューブ52と、圧力チューブ52の圧力変化に応じた信号を出力する圧力センサ54(広義には、「圧力検出器」として把握される要素である)と、を含んで構成されている。
図1に示されるように、圧力チューブ52は、断面略円環状の中空構造体として構成されている。この圧力チューブ52の外径寸法は、アブソーバ40の溝部42の内径寸法に比して僅かに小さく設定されており、圧力チューブ52の長手方向の長さは、アブソーバ40の長手方向の長さに比して長く設定されている。そして、圧力チューブ52が溝部42内に組付けられて(嵌め込まれて)いる。なお、圧力チューブ52が溝部42内に組付けられた状態では、圧力チューブ52の外周面がアブソーバ40の前面40Bに接するように配置されている。
図2に示されるように、圧力センサ54は、圧力チューブ52の車幅方向両端に設けられると共に、ECU56(広義には、「衝突判定部」として把握される要素である)に電気的に接続されている。そして、圧力チューブ52が変形することで、圧力チューブ52内の圧力変化に応じた信号が圧力センサ54からECU56へ出力されるようになっている。
また、前述したECU56には、衝突速度センサ(図示省略)が電気的に接続されており、衝突速度センサは、衝突体との衝突速度に応じた信号をECU56に出力するようになっている。そして、ECU56は、前述した圧力センサ54の出力信号に基づいて衝突荷重を算出すると共に、衝突速度センサの出力信号に基づいて衝突速度を算出するようになっている。さらに、ECU56は、算出された衝突荷重及び衝突速度から衝突体の有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えるか否かを判断して、フロントバンパ10への衝突体が歩行者であるのか歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等の路上障害物)であるのかを判定するようになっている。
次に、第1の実施の形態における作用及び効果について説明する。
上記の様に構成されたフロントバンパ10では、アブソーバ40に形成された溝部42内に圧力チューブ52が組付けられ(嵌め込まれ)て、圧力チューブ52が車幅方向に延在されている。そして、車両Vと衝突体との衝突時には、バンパカバー12が後側へ変形してアブソーバ40を後側へ押圧する。このため、アブソーバ40が前後方向に押し潰される(圧縮変形する)と共に、圧力チューブ52が変形して(潰れて)、圧力チューブ52内の圧力が変化する。
圧力チューブ52内の圧力が変化すると、圧力チューブ52の圧力変化に応じた信号を圧力センサ54がECU56に出力して、ECU56が圧力センサ54の出力信号に基づいて衝突荷重を算出する。一方、ECU56は衝突速度センサの出力信号に基づいて衝突速度を算出する。そして、ECU56が、算出された衝突荷重及び衝突速度から衝突体の有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えるか否かを判断して、フロントバンパ10への衝突体が歩行者であるのか否かを判定する。
ここで、溝部42が、アブソーバ40の前面40Bに形成されると共に、前側へ開放されている。そして、上述したように、溝部42内に圧力チューブ52が組付けられている。つまり、圧力チューブ52がアブソーバ40の前端部に配置される。このため、車両Vと衝突体との衝突時には、圧力チューブ52がバンパカバー12によって直接的に押圧される。これにより、車両Vに入力される衝突荷重が比較的小さい場合でも、圧力チューブ52を良好に変形させることができる。したがって、圧力チューブ52がアブソーバ40の後端部に配置される場合(換言すると、溝部42がアブソーバ40の後面40Aに形成される場合)と比べて、歩行者衝突検知センサ50の感度を高くすることができる。
(第2の実施の形態)
以下、図3を用いて第2の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサ50を備えた車両用バンパ構造S2について説明する。第2の実施の形態では、アブソーバ40の構造を除いて第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、第1の実施の形態と同様に構成された部品には同一の符号を付している。
すなわち、第2の実施の形態では、アブソーバ40の内部に「補強部材」としての補強プレート60がインサート成形等の手法によって埋設されている。この補強プレート60は、略長尺板状に形成されると共に、長手方向から見て略矩形状に形成されている。そして、補強プレート60が、前後方向を板厚方向にして圧力チューブ52の後側に隣接して配置されると共に、アブソーバ40の長手方向に亘って延在されている。換言すると、補強プレート60の後側にはアブソーバ40が配置されており、補強プレート60が圧力チューブ52及びアブソーバ40によって前後方向に挟まれるように構成されている。また、補強プレート60は樹脂材によって構成されており、前後方向における補強プレート60の耐圧縮変形荷重が、前後方向におけるアブソーバ40の耐圧縮変形荷重に比べて高く設定されている。
また、補強プレート60の高さ寸法(幅寸法)が、圧力チューブ52の外径寸法に比べて大きく設定されている。これにより、後側への衝突荷重が圧力チューブ52に入力されたときに、補強プレート60が圧力チューブ52を後側から支持するように構成されている。なお、圧力チューブ52が前後方向に押し潰されるときには、圧力チューブ52は偏平状に変形するため、補強プレート60の高さ寸法(幅寸法)は、偏平状に変形した圧力チューブ52の内径寸法よりも大きく設定されていればよい。
さらに、上述したように、補強プレート60は圧力チューブ52の後側に隣接して配置されているため、補強プレート60の前面60Aがアブソーバ40の溝部42の底面を構成するようになっている。また、溝部42における補強プレート60側(後側)では、上下一対の側面42Aが上下方向に対して直交する方向に沿って配置されており、圧力チューブ52の後部と溝部42との間に隙間Gが形成されている。
そして、車両Vと衝突体との衝突時にバンパカバー12が後側へ変形すると、バンパカバー12が、アブソーバ40の前端部に配置された圧力チューブ52を直接的に押圧する。これにより、車両Vに入力される衝突荷重が比較的小さい場合でも、圧力チューブ52を良好に変形させることができる。したがって、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
また、第2の実施の形態では、アブソーバ40の内部に補強プレート60が埋設されており、補強プレート60は圧力チューブ52の後側に隣接して配置されている。さらに、前後方向における補強プレート60の耐圧縮変形荷重が、前後方向におけるアブソーバ40の耐圧縮変形荷重よりも高く設定されている。すなわち、後側への衝突荷重が圧力チューブ52に入力されたときに、耐圧縮変形荷重の高い補強プレート60によって圧力チューブ52が後側から支持される。このため、アブソーバ40において仮に補強プレート60を省略した場合と比べて、圧力チューブ52に作用する反力が高くなる。これにより、圧力チューブ52の変形を安定化させることができる。したがって、歩行者衝突検知センサ50の感度を一層高くすることができる。
また、補強プレート60の後側にはアブソーバ40が配置されているため、比較的大きな衝突荷重が入力された場合には、圧力チューブ52が潰れ変形すると共に、アブソーバ40が前後方向に圧縮変形する。これにより、車両Vに入力された衝突エネルギーを吸収するというアブソーバ40の機能を確保しつつ、アブソーバ40の内部に補強プレート60を設けることができる。
(第2の実施の形態の変形例)
以下、図4を用いて第2の実施の形態の変形例について説明する。本変形例では、補強プレート60の構造を除いて第2の実施の形態と同様に構成されている。すなわち、本変形例では、補強プレート60の後面60Bにおける上下方向中間部(具体的には、圧力チューブ52に対して後側の部分)に、補強リブ62が一体に形成されている。補強リブ62は、上下方向を板厚方向として配置されると共に、補強プレート60から後側に延出されている。また、前後方向における補強リブ62の後端位置が、アブソーバ40の後面40Aの位置と一致しており、補強リブ62の後端がバンパRF20の前面20Aに当接されている。これにより、アブソーバ40が補強プレート60(補強リブ62)によって上下方向に2分割されており、アブソーバ40における補強リブ62よりも上側の部分がアブソーバアッパ部40Uとされ、アブソーバ40における補強リブ62よりも下側の部分がアブソーバロア部40Lとされている。
ここで、所定値以上の衝突荷重がアブソーバ40に入力されたときには、補強リブ62が前後方向に座屈して、アブソーバアッパ部40U及びアブソーバロア部40Lが前後方向に圧縮変形するように構成されている。換言すると、比較的小さい衝突荷重(上記所定値よりも低く且つ圧力チューブ52の耐変形荷重よりも高い衝突荷重)が圧力チューブ52に入力されたときには、圧力チューブ52は変形するが、補強リブ62は座屈しないように構成されている。すなわち、前後方向における補強リブ62の座屈荷重が、一例として、前後方向におけるアブソーバアッパ部40U及びアブソーバロア部40Lの耐圧縮変形荷重と同じか或いは当該耐圧縮変形荷重よりも若干高く設定されている。
このため、比較的小さい衝突荷重が圧力チューブ52に入力されたときには、補強プレート60の後側への変位が補強リブ62によって制限されて、補強プレート60が圧力チューブ52を後側から良好に支持する。そして、圧力チューブ52が補強プレート60に押し付けられて変形する(潰れる)。このように、本変形例によれば、補強プレート60における圧力チューブ52に対する支持性能を補強リブ62によって向上することができる。その結果、歩行者衝突検知センサ50の感度を効果的に高くすることができる。
また、所定値以上の衝突荷重が圧力チューブ52に入力されたときには、圧力チューブ52が変形すると共に、補強リブ62が前後方向に座屈して、アブソーバアッパ部40U及びアブソーバロア部40Lが前後方向に圧縮変形する。このため、車両Vに入力される衝突エネルギーを吸収しつつ圧力チューブ52を良好に変形させることができる。
さらに、本変形例では、補強プレート60に補強リブ62が設けられているため、例えば補強リブ62の板厚寸法等を適宜設定することで、補強リブ62の座屈荷重及びアブソーバ40全体の耐圧縮変形荷重を容易に調整することができる。
(第3の実施の形態)
以下、図5を用いて第3の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサ50を備えた車両用バンパ構造S3について説明する。第3の実施の形態では、バンパカバー12の構造を除いて第2の実施の形態と同様に構成されている。なお、第2の実施の形態と同様に構成された部品には、同一の符号を付している。
すなわち、第3の実施の形態では、バンパカバー12が2重構造にされている。具体的には、バンパカバー12が、車両Vの前端に配置される「外側バンパカバー」としてのアウタバンパカバー16と、アウタバンパカバー16の後側に配置される「内側バンパカバー」としてのインナバンパカバー18と、を含んで構成されている。そして、インナバンパカバー18は、例えば、アウタバンパカバー16の車幅方向中央部に設けられたフロントグリル(図示省略)に対応して、アウタバンパカバー16の車幅方向中央部の後側に配置されて、図示しない位置でアウタバンパカバー16に固定されている。
また、インナバンパカバー18では、前後方向において圧力チューブ52と対向する面が対向面18Aとされており、対向面18Aは、車幅方向(インナバンパカバー18の長手方向)に亘って平面状に形成されている。
そして、車両Vと衝突体との衝突時にバンパカバー12が後側へ変形すると、アウタバンパカバー16又はインナバンパカバー18が、アブソーバ40の前端部に配置された圧力チューブ52を直接的に押圧する。これにより、車両Vに入力される衝突荷重が比較的小さい場合でも、圧力チューブ52を良好に変形させることができる。したがって、第3の実施の形態においても第2の実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
また、第3の実施の形態では、前後方向において圧力チューブ52と対向するインナバンパカバー18の対向面18Aが、車幅方向(インナバンパカバー18の長手方向)に亘って平面状に形成されている。このため、車両Vの意匠による影響の少ないインナバンパカバー18を利用して、圧力チューブ52と対向する対向面18Aを段差のない平面状に形成することができる。これにより、対向面18Aが仮に凹凸状に形成された場合と比べて、圧力チューブ52に対する傷付き等を抑制することができると共に、車幅方向において圧力チューブ52をインナバンパカバー18によって均一に押圧することができる。
さらに、第3の実施の形態では、上述したように、バンパカバー12が2重構造となっているため、例えば、大型のフロントグリルを有する車両に対して、バンパカバー12の強度を確保しつつ、歩行者衝突検知センサ50の感度を高くすることができる。
なお、第3の実施の形態では、インナバンパカバー18がアウタバンパカバー16の車幅方向中央部の後側に配置されているが、インナバンパカバー18の車幅方向における長さ寸法は、各種車両に対応して任意に設定することができる。
また、第3の実施の形態では、アブソーバ40に補強プレート60が埋設されているが、第1の実施の形態と同様に、アブソーバ40において補強プレート60を省略してもよい。
また、第2の実施の形態、第2の実施の形態の変形例、及び第3の実施の形態では、樹脂製の補強プレート60がアブソーバ40にインサート成形等によって埋設されているが、補強プレート60の形態はこれに限らない。例えば、補強プレート60(第2の実施の形態の変形例では、補強プレート60及び補強リブ62)を、発泡樹脂材で構成すると共に、アブソーバ40とは異なる発泡倍率(具体的には、アブソーバ40よりも低い発泡倍率)で成形して、前後方向における補強プレート60の耐圧縮変形荷重がアブソーバ40の耐圧縮変形荷重よりも大きくなるように構成してもよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第2の実施の形態の変形例では、前後方向において、アブソーバ40の前面40Bと圧力チューブ52の外周面とが接するような位置に前面40Bが配置されているが、前面40Bの前後位置はこれに限らない。例えば、図6(A)に示されるように、溝部42の開口部に上下一対の爪部44を形成して、前面40Bを一対の爪部44に対して後側に配置するように構成してもよい。これにより、圧力チューブ52に対する溝部42の保持性能を確保しつつ、衝突荷重を圧力チューブ52へ入力させ易くすることができる。
また、第2の実施の形態、第2の実施の形態の変形例、及び第3の実施の形態では、補強プレート60が側断面視で略矩形状に形成されているが、補強プレート60の断面形状はこれに限らない。例えば、図6(B)に示されるように、補強プレート60の下部を前側へ張り出すように形成して、補強プレート60の後下部が補強プレート60の下部によって下側から支えられるように構成してもよい。具体的には、圧力チューブ52を後斜め下方から支持する湾曲面60Cを補強プレート60の前面60Aに形成して、湾曲面60Cを圧力チューブ52の外周面と同心円を成す略四分円状に形成してもよい。これにより、車両Vとの衝突体が歩行者である場合には、圧力チューブ52が補強プレート60に対して下側へ相対的にずれることを抑制できると共に、圧力チューブ52を良好に変形させることができる。
すなわち、車両Vと歩行者との衝突では、衝突した歩行者が車両Vのフード上に倒れ込む傾向にあるため、アブソーバ40には、後斜め下側の荷重が入力される。このため、入力された荷重によってアブソーバ40が圧力チューブ52を後斜め下側へ押圧する。このとき、補強プレート60の湾曲面60Cが圧力チューブ52の後下部を後斜め下方から支持しているため、圧力チューブ52が補強プレート60に対して下側へ相対的にずれることを抑制できる。また、圧力チューブ52に対する反力を補強プレート60の湾曲面60Cから圧力チューブ52に効率よく作用させることができる。これにより、圧力チューブ52を良好に変形させることができる。
また、第2の実施の形態、第2の実施の形態の変形例、及び第3の実施の形態では、補強プレート60が圧力チューブ52の後側に隣接して配置されているが、補強プレート60と圧力チューブ52との間にアブソーバ40を介在するように構成してもよい。すなわち、溝部42を第1の実施の形態と同様にアブソーバ40に形成して、補強プレート60を溝部42の底面から後側へ離間して配置するように構成してもよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第2の実施の形態の変形例では、アブソーバ40がバンパRF20の下部の前側に隣接して配置されているが、アブソーバ40の上下位置は、各種車両に対応して任意に設定することができる。例えば、アブソーバ40をバンパRF20の上部(詳しくは、上側閉断面28Aを構成する部分)の前側に隣接して配置してもよい。
また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態、及び第2の実施の形態の変形例では、歩行者衝突検知センサ50を備えた車両用バンパ構造S1〜S3をフロントバンパ10に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、上記各構成を前後反転して、歩行者衝突検知センサ50を備えた車両用バンパ構造S1〜S3をリヤバンパに適用してもよい。
12 バンパカバー
16 アウタバンパカバー(外側バンパカバー)
18 インナバンパカバー(内側バンパカバー)
18A 対向面
20 バンパリインフォースメント
20A 前面(バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面)
40 アブソーバ
40B 前面(アブソーバの車両前後方向外側面)
42 溝部
50 歩行者衝突検知センサ
52 圧力チューブ
60 補強プレート(補強部材)
S1 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
S2 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
S3 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造

Claims (6)

  1. バンパカバーの車両前後方向内側において車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントと、
    前記バンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間で車幅方向に延在されかつ前記バンパカバーの裏面と離間した圧力チューブと、前記バンパリインフォースメントと離間して配置される圧力センサと、を含んで構成されると共に、前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する歩行者衝突検知センサと、
    前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して設けられ、車両前後方向外側へ開放され且つ前記圧力チューブを保持する溝部が、前記バンパカバー側に位置する車両前後方向外側面に形成されたアブソーバと、
    を有する歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
  2. 前記アブソーバは、中実構造とされている、請求項1記載の車両用バンパ構造。
  3. 前記アブソーバは、発泡樹脂材にて構成されている、請求項1又は請求項2記載の車両用バンパ構造。
  4. 前記圧力チューブは、一部が前記アブソーバから露出した状態で前記アブソーバの前記溝部に埋設されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用バンパ構造。
  5. 前記アブソーバの内部には、前記圧力チューブに対して車両前後方向内側において、補強部材が埋設されており、
    車両前後方向における前記補強部材の耐圧縮変形荷重が、車両前後方向における前記アブソーバの耐圧縮変形荷重に比べて高く設定された請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
  6. 前記バンパカバーは、車両前後方向に並んで配置された外側バンパカバー及び内側バンパカバーを含んで構成され、
    前記内側バンパカバーでは、車両前後方向において前記圧力チューブと対向する対向面が、車幅方向に亘って平面状に形成された請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
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