JP4791819B2 - スタンダードセルおよびそれを用いたセルライブラリ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の設計に使用されるスタンダードセルおよびそれを用いたセルライブラリに係わり、特に、そのレイアウト設計に関する。
近年の半導体製造技術の進展により、複雑なシステムを1チップに収めた半導体装置の開発が行われている。このような半導体装置の設計においては、スタンダードセルを用いたセルライブラリを使用して自動配置プログラムによりレイアウト設計を行うことが一般的になってきている。しかし、従来のスタンダードセルは、隣接するセル同士のデザインルールまでは考慮されていなかった。つまり、セル内に配置された電源配線上のVIAコンタクト(以下、「VIA」という。)がセル間で隣接して並ぶ事を考慮していなかった。そのため、スタンダードセルを配置した際に、同じ水平方向のセル列内では、セル内のVIA同士が最大2個しか隣接していない場合でも、上下に隣接して配置されるセル列と電源配線を共有した場合に、VIAが3個以上連続して配置されてしまう場合があった。
一方、半導体製造プロセスの微細化が進み、3個以上のVIAが最少間隔で隣接して配置されると光の干渉により露光工程で問題が発生し、一部のVIAが設計値どおりに形成されなくなるという問題が表面化してきた。このため、レイアウト設計に際し連続して配置されるVIAにはデザインルール上の制約を設ける必要があった。
このような問題を回避するため、スタンダードセルにはVIAのデータを設けず、自動配置プログラムによるセルの全体配置が終了したあとで、改めて、デザインルールを考慮して電源配線上にVIAを別途配置する方法(例えば、「特許文献1」を参照。)も考えられる。しかしながら、このような方法では、シミュレーション結果に基づくセル間の入れ替えや修正を行うたびにVIAの配置をやり直す必要がある上、対象となる回路規模が大きくなると、急激に処理時間が長くなるという問題があった。
特開2000−269346号公報
本発明は、電源配線上のVIAコンタクトが連続して3個以上隣接配置されないスタンダードセルおよびそれを用いたセルライブラリを提供する。
本発明の一態様によれば、第1の方向に沿ったセル幅がVIAコンタクトにおけるレイアウトの最小間隔であるグリッドの整数倍である矩形領域を示すセル枠と、前記セル枠の前記第1の方向に沿った辺に中心線が重なるように配置される電源配線と、前記電源配線の前記中心線上に中心が重なるように配置される複数のVIAコンタクトを備え、前記VIAコンタクトの中心が前記セル枠の最も近い頂点から前記グリッドの少なくとも1.5倍離れており、かつ、前記複数のVIAコンタクトの中心が互いに前記グリッドの少なくとも3倍離れていることを特徴とするスタンダードセルが提供される。
本発明の別の一態様によれば、第1の方向に沿ったセル幅がVIAコンタクトにおけるレイアウトの最小間隔であるグリッドの整数倍である矩形領域を示すセル枠と、前記セル枠の前記第1の方向に沿った辺に中心線が重なるように配置される電源配線と、前記電源配線の前記中心線上に中心が重なるように配置される複数のVIAコンタクトと、前記電源配線上に配置された前記VIAコンタクトの中心が前記セル枠の最も近い頂点から前記グリッドの少なくとも1.5倍離れており、かつ、前記複数のVIAコンタクトの中心が互いに前記グリッドの少なくとも3倍離れているスタンダードセルと、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った前記セル枠の高さが同一である複数の前記スタンダードセルを有することを特徴とするセルライブラリが提供される。
本発明によれば、スタンダードセルが自動配置プログラムによってレイアウトされた場合に、電源配線上のVIAコンタクトが連続して3個以上隣接配置されないようにすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わるスタンダードセルの一例を示すレイアウト図である。ここでは、主に、電源配線11aおよび11b上のVIAコンタクト12(以下、「VIA12」という。)とその配置にかかわる部分を示した。
本発明の実施例に係わるスタンダードセルは、矩形領域を示すセル枠13、セル枠の対向する上下辺に沿って配置された電源配線11aおよび11b、および電源配線11aおよび11b上に配置された複数のVIA12を備えている。
セル枠は、自動配置プログラムによって複数のスタンダードセルが配置される場合の仮想的な矩形領域を示しており、レイアウトにあたっては、セル枠が互いに交錯しないよう配置される。セル枠の幅Wは、VIA12を隣接配置する場合の最小間隔d(以下、「グリッド」ともいう。)の整数倍になっており、また、セル枠の高さHは、セルライブラリ内で同一の値になっている。
電源配線11aおよび11bは、図1に示したように、その中心線がセル枠の上下辺に重なるように配置されている。自動配置プログラムによってスタンダードセルのレイアウト配置が最終的に完了すると、上側の電源配線は電源電圧(以下、「Vdd」という。)に接続され、下側の電源配線は接地電位(以下、「GND」という。)に接続される。このように電源配線11aおよび11bが配置されているので、スタンダードセルを上下左右に稠密にレイアウト配置したときに、VddおよびGNDの配線は、レイアウト領域を水平方向に貫いて交互に形成される。
VIA12は、電源配線11aおよび11bと基板とを電気的に接続するためのスルーホールで、VddとNウェル、GNDとPウェルを接続するために用いられる。
VIA12は、図1に示したように、その中心が電源配線11aおよび11bの中心線に重なるように配置されている。また、VIA12はそれぞれセル枠の頂点から1.5dの距離に配置され、さらに同じ電源配線上に配置されたVIA12は、互いに3dの間隔を開けて配置されている。
図1には、一例として、セル枠の幅Wが6dであるスタンダードセルを示したが、Wが6d以外の場合は、以下のように、VIA12が配置される。
Dc = 3d
Dl ≧ 1.5d
Dr ≧ 1.5d ……………(1)
ここで、DcはVIA12の間隔、DlおよびDrはVIA12と最も近いセル枠の頂点との間隔を表している。
図2は、本発明の実施例に係わるスタンダードセルを用いたセルライブラリを示すレイアウト図である。ここでは、一例として、セル幅Wが3d〜8dのスタンダードセルを示した。
本発明の実施例に係わるスタンダードセルを用いたセルライブラリは、セル高さHが同一でセル幅Wが異なる複数のスタンダードセルを備えている。
Wが3d〜5dのスタンダードセル21〜23は、図2に示したように、上下の電源配線11aおよび11b上にそれぞれ1つのVIA12を有している。これらのVIA12は、(1)式を満たすように、セル枠の左端から1.5dの距離を置いて配置されている。
Wが6d〜8dのスタンダードセル24〜26は、図2に示したように、上下の電源配線11aおよび11b上にそれぞれ2つのVIA12を有している。これらのVIA12は、(1)式を満たすように、1つがセル枠の左端から1.5dの位置に配置され、他の1つはさらに3dの距離を置いて配置されている。
図2には示していないが、Wが9d以上のスタンダードセルは、Wが3d増えるごとに上下の電源配線11aおよび11b上にそれぞれ1つずつのVIA12が追加され、スタンダードセル24〜26と同様に、(1)式を満たすようにVIA12が配置されている。また、Wが1dおよび2dのスタンダードセルには、VIA12は配置されていない。
次に、セル列の配置、すなわち、本発明の実施例に係わる複数のスタンダードセルを水平方向に隣接して配置した場合について説明する。
図3は、本発明の実施例に係わるスタンダードセルを用いたセル列内におけるVIA12の配置を示すレイアウト図である。ここでは、一例として、セル幅Wが3d〜6dのスタンダードセル21〜24を水平方向に順次隣接配置した場合を示した。
スタンダードセル21〜24のVIA12はいずれも(1)式を満たすように配置されているので、これらを順次配置したセル列内におけるVIA12の間隔は、図3に示したように、全て3d以上となる。すなわち、スタンダードセル21とスタンダードセル22の間ではVIA12の間隔は3dであり、スタンダードセル22とスタンダードセル23の間ではVIA12の間隔は4dであり、スタンダードセル23とスタンダードセル24の間ではVIA12の間隔は5dである。また、スタンダードセル24における2つのVIA12の間隔は(1)式により3dとなっている。
ここで、スタンダードセル21〜24のうちのいくつかが左右反転に配置されたとしても、VIA12の間隔が3d以上となることは容易に推察できる。また、スタンダードセル21〜24を任意の並び順で配置したとしても、同様である。
さらに、Wが7d以上のスタンダードセルに対しても、(1)式を満たしている限り、同様である。すなわち、スタンダードセル内に配置されているVIA12の間隔は(1)式により3dとなっているので、Wが(3n+1)d(以下、nはn>1の整数を表す。)であればW=4d、Wが(3n+2)dであればW=5d、Wが(3n+3)dであればW=6dのスタンダードセルとして考えればよい。
次に、セル列を上下に隣接して配置する場合について説明する。
図4は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル21を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが3dのスタンダードセル21を上下左右に稠密に配置した場合の組み合わせを示した。
図4(a)は、上下のスタンダードセル21におけるVIA12が重なるように、配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。ここで、上側に配置するスタンダードセル21は、電源配線11aが下側のスタンダードセル21と共有できるように上下反転して配置されている。以下、図4〜図9においては、上側のスタンダードセルは同様に反転配置される。
図4(a)のようなセル配置では、上下のスタンダードセル21におけるVIA12は全て重なるので、配置後のVIA12は互いに3d離れて形成される。
図4(b)は、上下のスタンダードセル21におけるVIA12が1グリッド分ずれるように、つまり、上側のスタンダードセル21を下側に対して右にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。
この場合、図4(b)に示したように、2つのVIA12が連続したグリッドに形成される。しかし、それぞれのスタンダードセル21におけるVIA12はセル枠の端から少なくとも1.5d離れて配置されているので、3つ以上のVIA12が連続して配置されることはない。
図4(c)は、上側のスタンダードセル21を下側に対して左にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。この場合も、図4(b)と同様に、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。
図5は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル21およびスタンダードセル22を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが3dのスタンダードセル21を上側に配置し、Wが4dのスタンダードセル22を下側に配置した場合の組み合わせを示した。この場合、4つのスタンダードセル21(図5では、[21−1]〜[21−4]で示した。)と3つのスタンダードセル22(図5では、[22−1]〜[21−3]で示した。)の組み合わせの繰り返しとなる。
図5(a)は[21−1]〜[21−3}と[22−1]および[22−2]の組み合わせを示し、図5(b)は[21−4]、[21−1]、および[21−2]と[22−3]および[22−1]の組み合わせを示し、図5(c)は[21−2]〜[21−4]と[22−2]および[22−3]の組み合わせを示している。
図5に示した組み合わせでVIA12が連続したグリッドに形成されるのは、最大2つまでであり、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。また、スタンダードセル22のうちいずれかを左右反転して配置しても、同様であることは容易に推察できる。
図6は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル21およびスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが3dのスタンダードセル21を上側に配置し、Wが5dのスタンダードセル23を下側に配置した場合の組み合わせを示した。この場合、5つのスタンダードセル21(図6では、[21−1]〜[21−5]で示した。)と3つのスタンダードセル23(図5では、[23−1]〜[23−3]で示した。)の組み合わせの繰り返しとなる。
図6(a)は[21−1]〜[21−3}と[23−1]および[23−2]の組み合わせを示し、図5(b)は[21−3]〜[21−5]と[23−2]および[23−3]の組み合わせを示し、図5(c)は[21−4]、[21−5]、および[21−1]と[23−3]および[22−1]の組み合わせを示している。
図6に示した組み合わせでVIA12が連続したグリッドに形成されるのは、最大2つまでであり、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。また、スタンダードセル23のうちいずれかを左右反転して配置しても、同様であることは容易に推察できる。
図7は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル22を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが4dのスタンダードセル22を上下左右に稠密に配置した場合の組み合わせを示した。
図7(a)は、上下のスタンダードセル22におけるVIA12が重なるように、配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。
図4(a)のようなセル配置では、上下のスタンダードセル22におけるVIA12は全て重なるので、配置後のVIA12は互いに4d離れて形成される。
図7(b)は、下側のスタンダードセル22を上側に対して左にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。
この場合、図7(b)に示したように、2つのVIA12が連続したグリッドに形成される。しかし、それぞれのスタンダードセル22におけるVIA12はセル枠の端から少なくとも1.5d離れて配置されているので、3つ以上のVIA12が連続して配置されることはない。
図7(c)は、下側のスタンダードセル22を上側に対して右にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。この場合も、図7(b)と同様に、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。
また、図7には示していないが、上下のスタンダードセル22を互いに2dだけずらして配置した場合は、VIA12が2dの等間隔で形成され、連続したグリッドに形成されないことは容易に推察できる。
図8は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル22およびスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが4dのスタンダードセル22を上側に配置し、Wが5dのスタンダードセル23を下側に配置した場合の組み合わせを示した。この場合、5つのスタンダードセル22(図5では、[22−1]〜[22−5]で示した。)と4つのスタンダードセル23(図5では、[23−1]〜[23−4]で示した。)の組み合わせの繰り返しとなる。
図8(a)は[22−1]および[22−2}と[23−1]および[23−2]の組み合わせを示し、図8(b)は[22−5]および[22−1]と[23−4]および[23−1]の組み合わせを示し、図8(c)は[22−3]および[22−4]と[23−3]および[23−4]の組み合わせを示している。
図8に示した組み合わせでVIA12が連続したグリッドに形成されるのは、最大2つまでであり、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。また、スタンダードセル22およびスタンダードセル23のうちいずれかを左右反転して配置しても、同様であることは容易に推察できる。
図9は、本発明の実施例に係わるスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図である。ここでは、Wが5dのスタンダードセル23を上下左右に稠密に配置した場合の組み合わせを示した。
図9(a)は、上下のスタンダードセル23におけるVIA12が重なるように、配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。
図9(a)のようなセル配置では、上下のスタンダードセル23におけるVIA12は全て重なるので、配置後のVIA12は互いに5d離れて形成される。
図9(b)は、下側のスタンダードセル23を上側に対して左にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。
この場合、図9(b)に示したように、2つのVIA12が連続したグリッドに形成される。しかし、それぞれのスタンダードセル23におけるVIA12はセル枠の端から少なくとも1.5d離れて配置されているので、3つ以上のVIA12が連続して配置されることはない。
図9(c)は、下側のスタンダードセル23を上側に対して右にdだけずらして配置した場合の電源配線11aにおけるVIA12の配置を示している。この場合も、図9(b)と同様に、3つ以上のVIA12が連続して形成されることはない。
また、図9には示していないが、上下のスタンダードセル23を互いに2dだけずらして配置した場合は、VIA12が2dまたは3d間隔をおいて形成され、連続したグリッドに形成されないことは容易に推察できる。
図4〜図9で上述したように、Wが3d〜5dのスタンダードセル21〜23では、どのように組み合わせても、電源配線11a上に形成されるVIA12が3つ以上連続したグリッドに形成されることはない。さらに、スタンダードセル内に配置されるVIA12が(1)式を満たしている限り、Wが6d以上の場合も同様である。
すなわち、Wが3ndであれば{n個のスタンダードセル21}と等価であり、Wが(3n+1)dであれば{n個のスタンダードセル21+スタンダードセル22}と等価であり、Wが(3n+2)であれば{n個のスタンダードセル21+スタンダードセル23}と等価であると考えればよい。
上記実施例によれば、自動配置プログラムによってレイアウトされた場合に、電源配線上のVIAコンタクトが連続して3個以上隣接配置されないスタンダードセルおよびそれを用いたセルライブラリを実現することができる。
上述の実施例では、スタンダードセル内に複数のVIA12が配置される場合には、電源配線11aまたは11bと基板との抵抗値をできるだけ低くすることを考慮して、その間隔Dcは3dであるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、原理的にはDcは3d以上であれば良い。例えば、VIA12の数が十分確保でき、電源配線11aまたは11bと基板との抵抗値に問題がなければ、Dcを3d以上の値に設定することもできる。
また、図4〜図9では、説明を容易にするためにVddの電源配線11aを共有するようにスタンダードセルを上下に配置するとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、GNDの電源配線11bを共有するように配置することもでき、例えば、3列以上のセル列を上下方向に配置する場合には、VddとGNDを交互に共有するように配置しても良い。
さらに、上述の実施例では、VIA12は電源配線(VddまたはGND)と基板とを接続するスルーホールであるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、複数層の電源配線が重なっている場合に、それらの間を接続するためのスルーホールに適用することもできる。
さらに、上述の実施例では、セルライブラリ内のスタンダードセルは、全て同一の高さHを持つとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、異なるHを持つ複数のグループをセルライブラリに混在させるように構成することもできる。
本発明の実施例に係わるスタンダードセルの一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセルを用いたセルライブラリを示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセルを用いたセル列内におけるVIAコンタクトの配置を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル21を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル21およびスタンダードセル22を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル21およびスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル22を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル22およびスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。 本発明の実施例に係わるスタンダードセル23を電源配線を共有するように上下に配置した場合の一例を示すレイアウト図。
符号の説明
11a、11b 電源配線
12 VIAコンタクト
13 セル枠
21〜26 スタンダードセル

Claims (4)

  1. 第1の方向に沿ったセル幅がVIAコンタクトにおけるレイアウトの最小間隔であるグリッドの整数倍である矩形領域を示すセル枠と、
    前記セル枠の前記第1の方向に沿った辺に中心線が重なるように配置される電源配線と、
    前記電源配線の前記中心線上に中心が重なるように配置される複数のVIAコンタクトを備え、
    前記VIAコンタクトの中心が前記セル枠の最も近い頂点から前記グリッドの少なくとも1.5倍離れており、かつ、前記複数のVIAコンタクトの中心が互いに前記グリッドの少なくとも3倍離れていることを特徴とするスタンダードセル。
  2. 前記複数のVIAコンタクトの中心が、互いに前記グリッドの3n倍(nは自然数。)離れていることを特徴とする請求項1に記載のスタンダードセル。
  3. 第1の方向に沿ったセル幅がVIAコンタクトにおけるレイアウトの最小間隔であるグリッドの整数倍である矩形領域を示すセル枠と、
    前記セル枠の前記第1の方向に沿った辺に中心線が重なるように配置される電源配線と、
    前記電源配線の前記中心線上に中心が重なるように配置される複数のVIAコンタクトと、
    前記電源配線上に配置された前記VIAコンタクトの中心が前記セル枠の最も近い頂点から前記グリッドの少なくとも1.5倍離れており、かつ、前記複数のVIAコンタクトの中心が互いに前記グリッドの少なくとも3倍離れているスタンダードセルと、
    前記第1の方向と直交する第2の方向に沿った前記セル枠の高さが同一である複数の前記スタンダードセルを有することを特徴とするセルライブラリ。
  4. 前記複数のVIAコンタクトの中心が、互いに前記グリッドの3n倍(nは自然数。)離れていることを特徴とする請求項3に記載のセルライブラリ。
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