JP4787627B2 - 緯糸用の織り端タッカー - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによる、織機で布縁を形成するための織り端タッカーと、この種の織り端タッカーを備えた織機とに関する。
堅い布縁を形成するために、杼口に挿入された緯糸の端部は、緯糸の挿入完了後に織機内で過剰な長さで切断され、次の杼口変更後であるが緯糸の対応筬打ちの前に、自由端が開口した杼口へとタックインされる。一般に、緯糸端のタックインは、機械式、空気圧式、又は空気機械式で実施される。織り端タックイン・ニードルを備えた完全に機械式のタックイン装置の一例は、例えば、EP−A−0454238明細書に開示されている。空気機械式の一実施例は、EP−A−0134377で知られている。この空気機械式の実施例では、針孔(eye)を備えた織り端タックイン・ニードルが使用されており、圧縮空気によって糸端がその針孔の中に通される。機械式及び空気機械式タックイン装置の欠点は、織り端タックイン・ニードルが機械駆動であるという理由から、それらの使用が織機の特定の最高回転速度に制限されており、また、機械駆動装置が複雑且つ高価であるという事実にある。
それでも、織り端縁を備えた布の製造で、織機のより速い回転速度を可能にするために、完全に空気圧式のタックイン装置、いわゆるエア・タッカーが使用されている。ジェット織り端タッカー又はエア・タッカーとも呼ばれる、この種の空気圧式タックイン装置の典型的な一例は、EP−A−1088922明細書に見ることができる。その文献に記載されているタックイン装置は、緯糸を杼口に吹き入れるために布幅の外側に配置された複数の噴射口(jet)を備える噴射口装置を含んでいる。
しかし、より硬い及び/又はより堅い織糸の場合、この種の織り端タッカーによって不満のない布縁を製造することは困難である。ゆえに、一例として、堅い織糸の糸端が、タックイン位置から完全に若しくは部分的に飛び出る可能性があり(後者は、布縁でのループの形成を引き起こす)、及び/又は、そのような織糸の糸端が上側若しくは下側の杼口を完全に若しくは部分的に突き抜けた後、その糸端が次の緯糸とともに筬打ちされて織り込まれる可能性がある。緯糸端が上側又は下側の杼口を突き抜けることは、スルー・ブリーディング(through bleeding)とも呼ばれる。緯糸端の不適切なタックインに起因した布の欠陥の理由から、その布は、低品質に分類される。また、通常の柔軟な織糸でも、複数の緯糸端、例えば、2つの緯糸端が同一の杼口に挿入される場合、問題が生じる可能性がある。この場合、一方の緯糸端は、しばしば適切にタックインされるが、他方の緯糸端は、正しく位置決めされない。
US5158119明細書には、織り端タックイン・ニードルの直線運動及び回転運動それぞれを駆動するための、位置センサを備えたそれぞれ1つの電気リニア・モータを含む、タックイン装置が開示されている。位置センサが機能故障を検出した場合、筬(reed)と織り端タックイン・ニードルとの間の衝突を避けるために、リニア・モータの運動を停止させることができる。該5158119号に開示のタックイン装置は、実際に起こるすべての障害の場合に筬と織り端タックイン・ニードルとの間の衝突を回避可能なわけではないという不利を有している。ゆえに、一例として、電源異常の場合、筬が、織機の可動部分に蓄えられた運動エネルギーの結果、まだ少なくとも1回の筬打ち運動を実行するのに対して、織り端タックイン・ニードルを駆動するリニア・モータは事実上瞬時に停止し、一般に安全な位置で停止することができない。例えば、織り端タックイン・ニードルを駆動するリニア・モータの供給電圧が、例えば過負荷又は短絡によって断たれるときに、同様の状況が起こる。この場合も同様に、筬と織り端タックイン・ニードルとの間の衝突が確実に回避される位置でリニア・モータを停止させることは不可能である。
本発明の目的は、織機のより速い回転速度、特に、毎分挿入数1000以上の速度で使用でき、堅い織糸の場合にも不満のない布縁を作り出す、織機で布縁を形成するための織り端タッカーを利用可能にすることである。さらに、例えば電源異常の場合など、障害の場合、織り端タックイン・ニードルと織機の残りの部分との間の衝突を回避すべきである。本発明の他の目的は、この種の織り端タッカーを備えた織機を利用可能にすることにある。
この目的は、本発明によれば、請求項1において特徴付けられた織り端タッカー並びに請求項8において特徴付けられた織機によって満たされる。
本発明による、織機で布縁を形成するための織り端タッカーは、1つ又は複数の緯糸端を杼口にタックインする織り端タックイン・ニードルと、該織り端タックイン・ニードルを動かす電気駆動装置とを含んでおり、さらに、障害発生時に織り端タックイン・ニードルを安全な位置に移動してそこで保持するために、該織り端タックイン・ニードルのための非常動作システム及び/又は非常駆動装置が設けられている。安全な位置とは、この状況では、織り端タックイン・ニードルと織機の残りの部分との間の衝突が回避される位置を意味するものと理解される。ゆえに、具体的には、織り端タックイン・ニードルと、織機の可動部分、例えば、筬又はレピア織機のレピアやプロジェクタイル織機のプロジェクタイルなどとの衝突が回避される。この種の衝突は、一般に、織り端タックイン・ニードルの損傷をまねき、筬との衝突の場合、さらに、筬の損傷もまねく。
好ましい一実施例では、織り端タックイン・ニードルは、旋回可能及び/又は変位可能に据え付けられる。状況に応じて、織り端タックイン・ニードルに接続されたシャフトを、旋回可能及び/又は変位可能に据え付けることもできる。
好ましい変形例では、織り端タッカーは、電気駆動装置によって織り端タックイン・ニードルを前方又は後方に変位させるために、電気駆動装置と織り端タックイン・ニードル及び/又はシャフトとの間に能動的接続部を含み、前方変位及び後方変位それぞれによって織り端タックイン・ニードルの旋回運動がさらに生み出される態様で、織り端タックイン・ニードル及び/又はシャフトのための追加の強制ガイドをさらに含む。
他の好ましい変形例では、織り端タッカーは、電気駆動装置によって織り端タックイン・ニードルを内外に旋回できるように、電気駆動装置と織り端タックイン・ニードル及び/又はシャフトとの間に能動的接続部を含み、内外への旋回にそれぞれ前方変位又は後方変位がさらに関係付けられる態様で、織り端タックイン・ニードル及び/又はシャフトのための追加の強制ガイドをさらに含む。
電気駆動装置は、例えば、少なくとも1つの電気コイルと、少なくとも1つの永久磁石と、さらにコイル又は永久磁石がその周りで旋回可能に軸支される旋回軸とを含むように構築することができる。コイルは、該コイルを流れる電流が引力又は斥力を生み出し、したがってコイルと永久磁石との間の旋回運動を生み出すように、便宜上、永久磁石の磁界内に配置される。
他の好ましい一実施例では、非常動作システム及び/又は非常駆動装置は、少なくとも1つの機械式又は空気圧式駆動装置、好ましくは自動の機械式又は空気圧式駆動装置を含んでおり、これら駆動装置は、例えば、ばね、好ましくは機械ばね又は空気ばねとして設計される。
障害発生時に織り端タックイン・ニードルを安全な位置で保持するために、織り端タックイン・ニードルが追加の保持装置を含むことが好ましい。電流がない状態では、通常、リニア・モータ及び単純な電気力学式駆動装置によってもたらされる保持力がないので、保持装置は重要である。非常動作システム及び/又は非常駆動装置は、例えば、該非常動作システム又は非常駆動装置それぞれのためのばねが設けられるという点で、好ましくは同時に保持装置として設計される。
本発明は、さらに、以上の諸実施例のいずれか1つによる織り端タッカーを備えた織機を含む。
本発明による織り端タッカーは、織機のより速い回転速度、特に、毎分挿入数1000以上の速度で使用でき、堅い織糸の場合にも不満のない布縁を作り出すという利点を有する。本発明による織り端タッカーに設けられる非常動作システム及び/又は非常駆動装置は、例えば電源異常などの障害発生時に、織り端タックイン・ニードルと織機の残りの部分との間の衝突が確実に回避されるように設計される。さらに有利であるのは、機械駆動式の織り端タッカーに比べて製造コストがかなり好ましいことである。
他の有利な諸実施例は、従属請求項及び諸図面によってもたらされる。
以下で、本発明について、例示的な実施例及び諸図面に即してより詳細に説明する。
図1は、本発明による織り端タッカーの例示的な一実施例の斜視図を示す。この例示的な実施例では、織り端タッカー10は、織り端タックイン・ニードル11と、該織り端タックイン・ニードル11に接続され、1つ又は複数のガイド13内に旋回可能且つ変位可能に据え付けられたシャフト12とを含む。さらに、織り端タッカー10は、シャフト12及び織り端タックイン・ニードル11を動かすための電気駆動装置14を含む。電気駆動装置14を、例えば、図1に示したように、シャフト12及び織り端タックイン・ニードル11を前後に動かすために、能動的接続部17を介してシャフト12に接続することができる。さらに、障害発生時に織り端タックイン・ニードル11を安全な位置に移動するために、該織り端タックイン・ニードル11のための非常動作システム及び/又は非常駆動装置15が設けられている。
有利な変形例では、織り端タッカーに、織り端タックイン・ニードル11及びシャフト12のための追加の強制ガイド16が設けられており、前記強制ガイドが、前進及び後退運動から、さらに織り端タックイン・ニードルの旋回運動を生み出す。追加の強制ガイド16があるので、織り端タッカー10は、前進及び後退運動のための1つの駆動装置しか必要としない。また、障害発生時に織り端タックイン・ニードルを安全な位置に移動するための非常動作システム及び/又は非常駆動装置15は、追加の強制ガイド16によって、きわめて単純化される。ゆえに、例えば、織り端タックイン・ニードル11を、単純なばね、例えば、螺旋ばね又は空気ばねによって、安全な位置に移動することができる。変位を織り端タックイン・ニードルの回転運動に結びつける、追加の強制ガイドは、また、独立したサブジェクトと見なすこともできる。
追加の強制ガイド16は、例えば、シャフト12に接続されたガイド・カムと、該ガイド・カムがその中を案内される固定部分内に形成されたガイド溝とを含み、且つ該ガイド溝の少なくとも一部分がシャフト12の軸線に対して斜めに延びるように設計することができる。これによって、シャフトの前進及び後退運動の間に旋回運動がさらに生み出され、或いは、代替的な実施例では、シャフトの旋回運動の間に前進及び後退運動が生み出される。また、状況に応じて、ガイド溝をシャフト12内に形成し、ガイド・カムを固定部分に形成することもできる。
電気駆動装置14は、例示的な実施例では、電気力学式旋回駆動装置として設計される。この種の駆動装置の詳細な説明は、例えば、EP1016743A1に見ることができる。図1に示した旋回駆動装置は、2つの固定式永久磁石14.1と、電気コイルを備えたコイル・キャリア14.2と、該コイル・キャリア14.2がその周りで旋回可能に軸支される旋回軸14.3とを含む。コイルは、永久磁石14.1の磁界内に配置されていて、該コイルを流れる電流が引力又は斥力を生み出し、したがってコイル・キャリア14.2の旋回運動を生み出す。ここに示した電気力学式旋回駆動装置は、比較的経済的に製造することができ、また、コイル・キャリア及びコイルの移動質量を低く抑えることができるので反応時間が短い。言うまでもなく、他の適切な電気駆動装置、例えば、ショート・リニア・モータ又はリニア電気力学式駆動装置も使用することができる。
以下で、緯糸のタックイン操作について、図1及び図2に即してより詳細に説明する。例示的な実施例では、織り端タックイン・ニードル11は、フックの形状に設計され、その先端には緯糸を受け取るための針孔11aが設けられている。この種の織り端タックイン・ニードルについては、例えば、EP0134377A1に記載されている。言うまでもなく、織り端タックイン・ニードルの他の諸実施例も使用できるが、場合によっては、運動の経路及び緯糸の受取りを必要に応じて適合させる必要がある。この例示的な実施例では、初めに緯糸7が杼口に挿入され、筬4によって筬打ちされる。次いで、杼口の変更が行われ、その後、経糸6.1、6.2が新しい杼口を形成し、筬4が、図1及び図2に示したような引き戻された位置にくる。この時点で、織り端タックイン・ニードル11は、筬4の方向に変位し、杼口から見て外側に旋回しており、針孔11aを備える織り端タックイン・ニードルの前部が、旋回して上側の経糸6.1を通り抜け、杼口に到達して、その針孔が、図1及び図2に示した位置に達している。ここに示した位置では、針孔11aは、緯糸7と、形成すべき布縁の側部に隣接するキャリア2内に配置された吹込みノズルの開口部との上方に配置される。挿入された緯糸の端部は、切断装置3を用いて一定の長さに切断され、キャリア2内の吹込みノズルによって織り端タックイン・ニードル11の針孔11aに吹き入れられる。次いで、緯糸の端部が杼口の先端及び杼口を離れる織り端タックイン・ニードルにタックインされた状態で、織り端タックイン・ニードル11が、反対方向に旋回されて出る。織り端タックイン・ニードル11が旋回して出る運動は、後退運動に結びつけられており、したがって、旋回して出て後退する運動の終わりに、織り端タックイン・ニードルは、筬4から見て、布8の筬打ちされる縁部の後方に位置する。次いで、新しい緯糸が挿入され、この時点でこの緯糸を、筬が織り端タックイン・ニードル11に接触することなく、タックインされた緯糸の端部とともに筬打ちすることができる。
図3は、図1に示した例示的な実施例のための強制ガイドの一変形例を示す。この変形例では、織り端タックイン・ニードル11は、シャフト12に接続されており、該シャフト12は、例えば、1つ又は複数のガイド13内、及び/又は該シャフトを部分的若しくは完全に囲むスリーブ16内に、旋回可能且つ変位可能に軸支される。図3に示した変形例の強制ガイドは、シャフト12に接続されたガイド・カム16.1と、スリーブ16に形成されたガイド溝16.2とを含んでおり、ガイド溝の少なくとも一部分がシャフト12の軸線に対して斜めに延びている。これによって、シャフトの前進及び後退運動の間に旋回運動がさらに生み出され、或いは、代替的な実施例では、シャフトの旋回運動の間に前進及び後退運動が生み出される。
図4に示した変形例では、電気駆動装置は、リニア駆動装置14として設計されている。これは、織り端タックイン・ニードル11のシャフト12への駆動装置の直接結合を可能にし、したがって、織り端タッカーの特に省スペースな実施例を可能にする。ここに示した実施例では、織り端タッカー10は、強制ガイド16、16.1、16.2、例えば、図3に関して前述したような強制ガイドをさらに含む。リニア駆動装置14は、例えば、ショート電気リニア・モータ、リニア電気力学式駆動装置、又は送りロッド若しくはねじを備えた電気位置決めモータとして設計される。
図5は、織り端タックイン・ニードル11のシャフト12を相まって駆動する、電気リニア駆動装置14と電気旋回駆動装置14’とを備えた、電気駆動装置の他の変形例を示す。この変形例では、例えば、障害発生時に織り端タックイン・ニードルを安全な位置に移動するために、非常用電源、例えば無停電電源と、電気リニア駆動装置14及び電気旋回駆動装置14’のための非常制御装置とが設けられるように、非常動作システム及び/又は非常駆動装置を設計することができる。
本発明による織り端タッカーは、機械式織り端タッカーに典型的であるような、高品質の布縁の製造に適している。ただし、従来技術による機械駆動式の織り端タッカーとは対照的に、本発明による織り端タッカーは、また、最高で毎分挿入数1000以上の、速い機械回転速度で使用することもでき、障害発生時に作動する非常動作システム又は非常駆動装置があるので、織り端タックイン・ニードルと織機の残りの部分との間の衝突を回避することが可能である。さらに、従来技術による機械駆動式の織り端タッカーに比べて製造が経済的であることも有利である。
本発明による織り端タッカーの例示的な一実施例の斜視図である。 図1に示した例示的な実施例からの織り端タックイン・ニードルの先端の概略平面図である。 図1に示した例示的な実施例のための強制ガイドの変形例を示す図である。 図1に示した例示的な実施例のための電気駆動装置の変形例を示す図である。 電気駆動装置の他の変形例を示す図である。

Claims (8)

  1. 1つ又は複数の緯糸端を杼口にタックインする織り端タックイン・ニードルと、前記織り端タックイン・ニードルを動かす電気駆動装置とを含む、織機で布縁を形成するための織り端タッカーにおいて、障害発生時に前記織り端タックイン・ニードルを安全な位置に移動するために、前記織り端タックイン・ニードルのための非常動作システム及び/又は非常駆動装置が設けられていることを特徴とする、織り端タッカー。
  2. 前記織り端タックイン・ニードル、又は前記織り端タックイン・ニードルに接続されたシャフトが旋回可能及び/又は変位可能に据え付けられている、請求項1に記載の織り端タッカー。
  3. 前記電気駆動装置によって前記織り端タックイン・ニードルを前方又は後方に変位させるために、前記電気駆動装置と前記織り端タックイン・ニードル及び/又は前記シャフトとの間に能動的接続部を含み、前記前方変位又は後方変位それぞれによって前記織り端タックイン・ニードルの旋回運動がさらに生み出される態様で、前記織り端タックイン・ニードル及び/又は前記シャフトのための追加の強制ガイドをさらに含む、請求項1又は2に記載の織り端タッカー。
  4. 前記電気駆動装置によって前記織り端タックイン・ニードルを内外に旋回できるように、前記電気駆動装置と前記織り端タックイン・ニードル及び/又は前記シャフトとの間に能動的接続部を含み、前記内外への旋回にそれぞれ前方変位又は後方変位が関係付けられるような形で、前記織り端タックイン・ニードル及び/又は前記シャフトのための追加の強制ガイドをさらに含む、請求項1又は2に記載の織り端タッカー。
  5. 前記電気駆動装置が、少なくとも1つの電気コイルと、少なくとも1つの永久磁石と、さらに前記コイル又は前記永久磁石がその周りで旋回可能に軸支される旋回軸とを含んでいる、請求項1から4までのいずれか一項に記載の織り端タッカー。
  6. 前記非常動作システム及び/又は非常駆動装置が、少なくとも1つのばね、特に機械ばね又は空気ばねを含んでいる、請求項1から5までのいずれか一項に記載の織り端タッカー。
  7. 障害発生時に前記織り端タックイン・ニードルを安全な位置で保持するために、保持装置をさらに含む、請求項1から6までのいずれか一項に記載の織り端タッカー。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の織り端タッカーを含む織機。
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