JP4782485B2 - エアバッグ用ガス発生器 - Google Patents

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Description

本発明は、衝撃から乗員を保護するエアバッグ用ガス発生器に関する。
自動車に搭載されるエアバッグシステムに組み込むエアバッグ用ガス発生器に対しては、乗員保護の観点から様々な要求がなされる。この要求の一つとして、車両の軽量化の要請からのエアバッグ用ガス発生器自体の小型軽量化がある。
ガス発生器内には、ガス発生剤が燃焼して生じる高温の燃焼ガスを冷却したり、燃焼残渣を捕集したりするためのクーラント・フィルタが配置されているが、これは金網等から形成された密度の大きなものであるため質量が大きく、ガス発生器の小型軽量化の観点から、冷却効果等を低下させずに、クーラント・フィルタを小型軽量化することが求められている。
US6,543,805 B2 USP5,466,420
本発明は、クーラント・フィルタの濾過及び冷却機能を維持したまま、クーラント・フィルタを小型軽量化することで全体が軽量化されたエアバッグ用ガス発生器を提供することを課題とする。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、点火手段が1つで燃焼室が1つのシングルタイプ、点火器手段が2つで燃焼室が2つのデュアルタイプのいずれにも適用することができる。
本発明は、課題の解決手段として、ガス排出口を有するハウジング、点火手段が収容された点火手段室、及びガス発生剤が収容された燃焼室を有し、燃焼室とガス排出口との間に筒状のクーラント・フィルタが配置され、燃焼ガスが前記のクーラント・フィルタを通過してガス排出口から排出されるエアバッグ用ガス発生器であり、下記の要件(a)、(b)及び(c)を具備するエアバッグ用ガス発生器を提供する。
(a)ガス発生剤が10〜30kcal/molの発熱量のものであること
(b)ガス発生剤燃焼時の発生ガス1molに対するクーラント・フィルタの質量(g)が20〜65g/molであること
(c)クーラント・フィルタの厚みが4.0mm以上であること
要件(a)のとおり、エアバッグの膨張媒体となるガス発生剤の発熱量を所定範囲に設定した上で、要件(b)のとおり、クラーント・フィルタの質量と関連づけ、更に要件(c)のとおり、クーラント・フィルタの厚みを所定範囲に設定することにより、クーラント・フィルタとしての機能(即ち、燃焼ガスの濾過機能及び冷却機能)を維持したままで、小型軽量化することができる。なお、以下において、要件(a)、(b)におけるガス発生剤は、伝火薬としてガス発生剤を使用した場合は、燃焼室に収容するガス発生剤と伝火薬として使用するガス発生剤の両方を含む意味である。
ガス発生剤の組成(成分及び割合)は、要件(a)を満たす範囲であれば、特に制限されるものではない。但し、デュアルタイプのガス発生器であり、2つの燃焼室ごとに異なる組成(成分及び割合)等のガス発生剤(下記式中のガス発生剤1、ガス発生剤2)が充填されている場合、要件(a)における発熱量は、下記式(I)から求められる両成分のモル平均熱量であり、ガス発生剤の燃焼時に発生するガス量1モル当たりの発熱量を意味する。
(Q+Q)/(M+M) (I)
:ガス発生剤1が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤1の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
:ガス発生剤2が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤2の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
また、デュアルタイプのガス発生器であり、2つの燃焼室ごとに異なる組成(成分及び割合)等のガス発生剤(下記式中のガス発生剤1、ガス発生剤2)が充填され、伝火薬としてガス発生剤を使用している場合、要件(a)における発熱量は、下記式(II)から求められる両成分のモル平均熱量であり、ガス発生剤の燃焼時に発生するガス量1モル当たりの発熱量を意味する。
(Q11+QAA)+(Q22+QBB)/(M1+MA+M2+MB) (II)
:ガス発生剤1が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤1の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
:ガス発生剤A(伝火薬)が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤A(伝火薬)の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
:ガス発生剤2が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤2の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
:ガス発生剤B(伝火薬)が全量燃焼したときの発生ガスのモル数
:ガス発生剤B(伝火薬)の燃焼時の発生ガス1モル当たりの発熱量
ガス発生剤は成型体(粉末を除く)であることが好ましく、例えば、円柱状、1又は2以上の孔を有する円柱状(孔は貫通していてもよく、貫通していなくてもよい)、ディスク状(貫通又は非貫通の1又は2以上の孔を有していてもよい)にすることができる。
燃焼室を2つ有するデュアルタイプの場合、ガス発生剤の組成及び形状は、それぞれ同一でもよいし、異なっていてもよい。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、更にハウジング天井面から底面までの高さがHで、筒状のクーラント・フィルタの高さがHであるとき、HとHの比率(H/H)が0.45〜0.80の範囲であるものにすることができる。
上記したとおり、要件(a)〜(c)を具備することにより、クーラント・フィルタの機能が維持されるため、高さを上記範囲内に設定することで、小型軽量化ができるようになる。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、点火手段は、着火電流により作動する電気式点火器と電気式点火器の作動により伝火される伝火薬とからなり、伝火薬には燃焼温度1700〜3000℃のガス発生剤が用いられ、燃焼室に収容されるガス発生剤には燃焼温度1000〜1700℃のガス発生剤が用いられるものにすることができる。
燃焼温度が1700〜3000℃のガス発生剤〔式(II)のガス発生剤Aに相当する〕としては、燃料としてニトログアニジン、酸化剤として硝酸ストロンチウムを用いた組成のものを挙げることができる。このガス発生剤は、着火性がよく、公知のZPP(ジルコニウムと過塩素酸カリウム、通常は90g〜300gを使用)を含んだ点火器で、直接着火燃焼させることができる。このとき、ガス発生剤Aの形状を単孔や多孔の貫通した円筒形状、単孔又は多孔の貫通していない円筒形状、あるいは円柱状のペレット形状とすることで、ガス発生剤Aの燃焼完了時間を調整することができる。
燃焼温度1000〜1700℃のガス発生剤1〔式(II)のガス発生剤1に相当する〕としては、例えば硝酸グアニジンを燃料とし、塩基性酸化銅を酸化剤とした組成のガス発生剤を挙げることができる。このガス発生剤1は、着火性がガス発生剤Aよりも劣るため、公知のZPPを含んだ点火器のみによって直接着火・燃焼させることは難しいが、燃焼温度が低いため、クーラント・フィルタへの負荷が小さい。よって、クーラント・フィルタを簡略化でき、ガス発生器全体の大きさを小さくすることができる。このガス発生剤1の持つ着火性の低さは、燃焼温度1700〜3000℃のガス発生剤Aとの組み合わせで解決することができる。
またデュアルタイプのガス発生器の場合は、一方の点火手段に用いる伝火薬として、ZPP等の公知の伝火薬を用いることができる。
本発明では、要件(a)のとおり、ガス発生剤(燃焼室に収容するガス発生剤であり、伝火薬として使用するガス発生剤ではない)の発熱量を所定範囲内に設定しているが、この場合には、着火性がやや劣ることが考えられる。よって、その場合の着火性を良好に維持する手段として、上記したガス発生剤Aとガス発生剤1の組み合わせを採用することが望ましい。
本発明は、他の課題の解決手段として、ガス排出口を有するハウジング、点火手段が収容された点火手段室、及びガス発生剤が収容された燃焼室を有し、燃焼室とガス排出口との間に筒状のクーラント・フィルタが配置され、燃焼ガスが前記のクーラント・フィルタを通過してガス排出口から排出されるエアバッグ用ガス発生器であり、
ハウジング中央部に配置された内筒の内部空間が点火手段室を形成し、内筒の周壁に設けられた連通孔により、点火手段室と燃焼室が連通されており、
筒状のクーラント・フィルタがハウジング内に嵌め込まれた略円筒状のリテーナにより支持されている、下記の要件(a)〜(d)を具備するエアバッグ用ガス発生器を提供する。
(a)ガス発生剤が10〜30kcal/molの発熱量のものであること
(b)ガス発生剤燃焼時の発生ガス1molに対するクーラント・フィルタの質量(g)が20〜65g/molであること
(c)クーラント・フィルタの厚みが4.0mm以上であること
(d)ハウジング天井面から底面までの高さがHで、筒状のクーラント・フィルタの高さがHであるとき、HとHの比率(H/H)が0.45〜0.80の範囲であること
要件(a)〜(c)を具備することにより、クーラント・フィルタとしての機能(即ち、燃焼ガスの濾過機能及び冷却機能)を維持したままで、要件(d)のとおりに高さを低くして小型軽量化することができるので、ガス発生器全体を軽量化することができる。
なお、リテーナは、クーラント・フィルタを支持すると共に、燃焼ガスをクーラント・フィルタに誘導するように作用するものである。要件(d)を満たすとき、クーラント・フィルタは、ハウジングの全高(H)の一部高さ部分を遮断する(但し、通気可能なように遮断する)ように配置されている。このため、クーラント・フィルタを通ることなく燃焼ガスがガス排出口に至ることを防止し、燃焼ガスが確実にクーラント・フィルタを経由してガス排出口から排出されるようにする目的でもリテーナが配置されている。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、ハウジングに設けられたガス排出口と、内筒の周壁に設けられた点火手段室と燃焼室を連通する連通孔の内の少なくとも一部が、互いに半径方向に対向する高さ位置に設けられており、互いに対向するガス排出口と少なくとも一部の連通孔の間に略円筒状のリテーナの周壁が存在しているものにすることができる。
内筒内の燃焼室から燃焼ガスが発生したとき、その熱エネルギーは直進するから、リテーナがない場合には、そのままクーラント・フィルタの一部に集中的に衝突することになる。このように、熱エネルギーが集中的に衝突するとクーラント・フィルタの一部のみが濾過及び冷却機能の発現に関与することになるため、十分な濾過及び冷却機能が発揮されないおそれがある。
よって、熱エネルギーの進行方向にリテーナの周壁を存在させると、熱エネルギーは一旦リテーナの周壁に衝突した後にクーラント・フィルタに流れていくため、クーラント・フィルタ全体で濾過及び冷却機能を行うことになるから、十分な濾過及び冷却機能が発揮される。
本発明のエアバッグ用ガス発生器では、部品中、特に質量の大きなクーラント・フィルタを小型化することにより、全体として軽量化することができたものであり、クーラント・フィルタの小型化により、製造コストも低下させることができる。
図1により、本発明の形態を説明する。図1は、エアバッグ用ガス発生器の軸方向の概略断面図である。なお、軸方向というときはハウジングの軸方向の意味であり、半径方向というときはハウジングの半径方向の意味である。
ガス発生器10は、ディフューザシェル12と、ディフューザシェル12と共に内部収容空間を形成するクロージャシェル13とを接合してなるハウジング11により、外殻容器が形成されている。ディフューザシェル12とクロージャシェル13とは、溶接部14において溶接されている。図1中、他の黒塗り部分も溶接部を示す。
ディフューザシェル12には、ステンレス等のシールテープで内側から閉塞された所要数のガス排出口17、18が設けられている。ガス排出口17、18は、同径でも異なる径でも良い。
ハウジング11内には略円筒形状の内筒15が配置されており、内筒15の上端周縁がディフューザ12の天井面12aに溶接により接合され、下端周縁がクロージャシェル13の底面13aに溶接により接合されることで、内外空間が分離されている。
内筒15の外側空間には、環状の第1燃焼室20が設けられ、図示していない第1ガス発生剤成型体(燃焼温度1700〜3000℃のもの)が収容されている。なお、第1ガス発生剤成型体は、第1燃焼室20内で移動しない程度に密に充填されているものであり、その充填量に応じて第1燃焼室20の容量を調節するため、薬量調節用リテーナ66が配置されている。
内筒15の上方空間には、第2燃焼室25が設けられ、図示していない第2ガス発生剤成型体(燃焼温度1000〜1700℃のもの)が収容されている。
第1燃焼室20と第2燃焼室25は、内筒15に設けられた第3貫通孔53により連通されている。第3貫通孔53は、第1燃焼室側からシールテープ(アルミニウム、ステンレス製等のシールテープ)で閉塞されている。
内筒15の下方空間には、それぞれ1つの点火手段が収容された、第1点火手段室と第2点火手段室が設けられている。
第1点火手段室には、電気式の第1点火器31と第1伝火薬35が配置され、第2点火手段室には、電気式の第2点火器32と第2伝火薬が配置されている。第1点火器31と第2点火器32は、1つのカラー33(防湿用のO−リング33aが配置されている)に固定され、半径方向に並列して取り付けられている。なお、ガス発生器10を含むエアバッグモジュールを車両に取り付ける場合、第1点火器31と第2点火器32は、コネクタ及びリードワイヤを介して電源(バッテリー)に接続される。
内筒15内の上下空間、即ち第2燃焼室25と第1点火器31と第2点火器32との間は、スカート部41と第2貫通孔52を有する平板状隔壁40で分離されている。このため、第1点火器31の作動により生じた着火エネルギー(火炎、燃焼ガス等)が、第2点火手段室内に侵入し、更に第2貫通孔52を通って第2燃焼室25内に侵入することが防止される。
平板状隔壁40は、内筒15の段欠き部16において、第2伝火薬を充填するためのアルミニウム製カップ45のフランジ部と共に下側から嵌め込まれているので、第1点火器31が作動したときでも、作動時の圧力により、上方に移動することが防止される。
スカート部41の内径は、点火器32の点火部分の径とほぼ同一に設定されており、スカート部41が点火部分に密着して包囲しているので、第2点火器32の作動により生じた火炎は、第2貫通孔52方向にのみ直進する。第2貫通孔52は、上側からアルミニウム製等のシールテープで閉塞されている。
第1点火器31の直上には、アルミニウムカップに充填された第1伝火薬35が配置されている。第1伝火薬35はZPP粉末である。
内筒15の側壁下部に設けられた第1貫通孔51は、第1燃焼室20と第1点火手段室とを連通するものであり、第1伝火薬35と対向する位置に設けられている。このように第1貫通孔51と第1伝火薬35が互いに対向するように配置されていることにより、第1点火器31の作動により、第1伝火薬35の全体がほぼ均等に燃焼される。
更に、第1貫通孔51が内筒15の下部に設けられているため、第1伝火薬35の燃焼により生じた着火エネルギーは、半径方向に放出された後、上方に向きを変えて流出するので、第1燃焼室20内に収容された第1ガス発生剤全体の着火性が向上される。
第2点火器32の上方であり、平板状隔壁40上には、第2伝火薬が配置されている。第2伝火薬は、伝火孔46を有するアルミニウム製カップ45で囲まれた第2伝火薬室36内に充填されており、燃焼温度1700〜3000℃のガス発生剤成型体が用いられている。伝火孔46は、内側からアルミニウム製等のシールテープで閉塞されている。
第2伝火薬となる燃焼温度1700〜3000℃のガス発生剤としては、ニトログアニジン45〜55質量%、硝酸ストロンチウム35〜45質量%、水酸化アルミニウム3〜20質量%からなるもの、ニトログアニジン40〜50質量%、塩基性硝酸銅40〜50質量%、水酸化アルミニウム3〜20質量%からなるものを挙げることができる。
第1燃焼室20内には、筒状のクーラント・フィルタ55が配置されている。クーラント・フィルタ55は、下端面と内周面の下部が、ハウジング11内に嵌め込まれた略円筒状のリテーナ60により支持され、上端面がディフューザシェルの天井面12aで支持されている。
クーラント・フィルタ55は、金網の積層体、ステンレス、鉄、銅等でメッキされた鉄等の金属線をメリヤス編み、巻き線、平織、綾織、平畳織、綾畳織等の織り方で織ったもの、金属線を芯材に巻き付けて形成したもの等を用いることができる。
リテーナ60は、下部周壁61の外周面がクロージャシェル13の内周壁に当接された状態で嵌め込まれている。この下部周壁61は第1貫通孔51と正対しているので、第1貫通孔51から噴出した着火エネルギー(第1ガス発生剤を着火・燃焼させるためのエネルギー)は、下部周壁61に衝突する。
リテーナ60は、高さ方向の中央部付近に環状平面62を有しており、この面でクーラント・フィルタ55の下端面を支持している。
リテーナ60は、環状平面62から更に上部周壁63が上方に伸ばされているが、上部周壁63の下側のみがクーラント・フィルタ55の内周面と接しており、上側は内筒15方向側に傾けられているので、クーラント・フィルタ55の内周面との間に間隙(第1間隙)21が設けられている。
上部周壁63は、ガス排出口17、18と、内筒15の周壁に設けられた第3貫通孔53と正対している。このため、第3貫通孔53から噴出した高温ガスは、リテーナ60の上部周壁63に衝突した後、クーラント・フィルタ55に流れていく。このとき、第1間隙21が設けられているため、クーラント・フィルタ55のほぼ全面を高温ガスが通過する。
筒状のクーラント・フィルタ55の外周面には、リテーナ60の環状平面62とディフューザシェル12の天井面12aの間に嵌め込まれた状態で、筒状の膨張抑止部材65が配置されている。膨張抑止部材65は、通気性が良く、耐圧性の大きな金網等からなるものであり、ガス発生剤の燃焼による圧力を受け、クーラント・フィルタ55が膨張変形することを防止するためのものである。クーラント・フィルタ55が膨張変形すると、天井面12aとクーラント・フィルタ55の上端面との間に隙間が生じてしまい、高温ガスがクーラント・フィルタ55を通らずに隙間を通ってガス排出口17、18から排出されるショートパス現象が生じるおそれがあるため、これを防止するためのものである。
膨張抑止部材65とガス排出口17、18との間には、第2間隙22が設けられている。この第2間隙22は、第1間隙21と共に、高温ガスがクーラント・フィルタ55の全面を通過するように作用する。
図1で示すエアバッグ用ガス発生器は、下記の要件(a)〜(c)を有するものであり、要件(a)〜(d)を有するものであることが望ましい。
要件(a)
ガス発生剤が10〜30kcal/molの発熱量のものであることであり、好ましくは14〜29kcal/mol、より好ましくは18〜28kcal /mol、更に好ましくは22〜26kcal /molの発熱量のものであること。
このようなガス発生剤としては、上記発熱量の範囲となるように、燃料、酸化剤、必要に応じて添加剤及びバインダを組み合わせたものを用いることができる。好ましい例としては、硝酸グアニジン35〜50質量%、塩基性硝酸銅40〜55質量%、水酸化アルミニウム1〜10質量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩1〜10質量%からなるものを挙げることができる。
ガス発生剤の形状は特に制限されず、公知の形状、例えば、円柱状、1又は複数の貫通孔又は非貫通孔を有する円柱状、ディスク状等にすることができるが、粉末状は望ましくない。
要件(b)
ガス発生剤燃焼時の発生ガス1molに対するクーラント・フィルタの質量(g)が20〜65g/mol、好ましくは25〜60g/mol、より好ましくは30〜50g/molであること。
要件(b)を上記範囲に設定することにより、要件(a)のガス発生剤の発熱量とクーラント・フィルタの質量が関連付けられる。
要件(c)
クーラント・フィルタの厚みが4.0mm以上、好ましくは4.0〜16mm、より好ましくは4.5〜7.0mmであること。
要件(c)を上記範囲に設定することにより、要件(a)のガス発生剤の発熱量とクーラント・フィルタの質量及び厚みが関連付けられる。
このような要件(a)、(b)、(c)を具備することにより、クーラント・フィルタとしての機能(即ち、燃焼ガスの濾過機能及び冷却機能)を維持したままで、小型軽量化することができる。
その結果、要件(d)として、ハウジング天井面から底面までの高さがHで、筒状のクーラント・フィルタの高さがHであるとき、HとHの比率(H/H)を0.45〜0.80の範囲に設定することができる。H/Hは、好ましくは0.45〜0.7、より好ましくは0.5〜0.6である。Hは、天井面12aから底面13aまでの間隔であり、Hは、クーラント・フィルタ55の上端面から下端面までの長さである。
なお、要件(d)を具備するための前提として、リテーナ60を具備することが望ましいが、その他の手段でクーラント・フィルタ55を支持してもよい。
次に、図1により、エアバッグ用ガス発生器10の動作を説明する。エアバッグ用ガス発生器10は、点火器が2つのデュアルタイプであるため、2つの点火器が時間差をおいて作動する場合、同時に作動する場合、第1点火器31のみが作動する場合(但し、ガス発生器解体時の作業安全性を確保する観点から、第2点火器32も100ミリ秒程度遅れて作動する)の3つの作動状態があるが、以下においては、2つの点火器が時間差をおいて作動する場合の動作について説明する。
第1点火器31の作動により、第1伝火薬35が着火燃焼され、発生した着火エネルギー(火炎及び高温ガス)は第1貫通孔51から第1燃焼室20内に流入して、第1ガス発生剤を着火燃焼させ、高温ガスを発生させる。
高温ガスは、第1間隙21及び第2間隙22の作用により、クーラント・フィルタ55の全面を通過して濾過及び冷却された後、シールテープを破り、ガス排出口17、18から排出され、エアバッグを膨張させる。
続いて第2点火器32の作動により、着火エネルギーがシールテープを破って第2貫通孔52から第2伝火薬室36内に流入し、第2伝火薬を着火燃焼させ、高温ガスを発生させる。その後、高温ガスはシールテープを破って、伝火孔46から第2燃焼室25内に流入して、第2ガス発生剤を着火燃焼させ、高温ガスを発生させる。
高温ガスは、シールテープを破って第3貫通孔53から第1燃焼室20内に流入した後、クーラント・フィルタ55を通過してガス排出口17、18から排出され、更にエアバッグを膨張させる。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、運転席用、助手席用等の公知の各種エアバッグ用ガス発生器に適用できる。
以下におけるガス発生剤の発熱量、ガス発生剤、伝火薬の燃焼温度は、理論計算により算出されたものである。
実施例1、2、比較例1
図1に示すエアバッグ用ガス発生器を組み立てた。各部の詳細は以下のとおりであった。また、ガス発生剤と伝火薬は表1に示すものを用いた。
ハウジング高さ(ディフューザシェル12の外表面からクロージャシェル13の外表面間の
長さ):36.5cm
ハウジング直径(一端側のガス排出口から他端側のガス排出口までの長さ):70cm
クーラント・フィルタ:ステンレス線を巻き上げて円筒状にしたもの,質量55g,厚み5.2mm
Figure 0004782485
金属成分の捕捉率:〔捕捉された金属質量(g)×100〕/原料中の全金属質量(g)から求めた。
実施例1の要件(a)の式(II)による計算式:
(22×1.00+36×0.08)+(22×0.22+36×0.05)/1.00+0.08+0.22+0.05=23(kcal/mol)
上記の計算式中、分子の各項は以下の数値(発熱量×発生ガスモル数)に対応し、分母は発生ガスモル数の合計量である。
第1伝火薬(Q):22(kcal/mol)×1.00(mol)
第1ガス発生剤(Q):36(kcal/mol)×0.08(mol)
第2伝火薬(Q):22(kcal/mol)×0.22(mol)
第2ガス発生剤(Q):36(kcal/mol)×0.05(mol)
実施例2の要件(a)の式(II)による計算式:
22×1.00+36×0.08+36×0.20/1.00+0.08+0.20=25(kcal/mol)
上記の計算式中、分子の各項は以下の数値(発熱量×発生ガスモル数)に対応し、分母は発生ガスモル数の合計量である。
第1伝火薬(Q):22(kcal/mol)×1.00(mol)
第1ガス発生剤(Q):36(kcal/mol)×0.08(mol)
第2伝火薬:−
第2ガス発生剤(Q):36(kcal/mol)×0.20(mol)
表1の結果から、本発明のエアバッグ用ガス発生器は、クーラント・フィルタを小型軽量化したにも拘わらず、高い濾過及び冷却機能を有していることが確認された。
エアバッグ用ガス発生器の軸方向の断面図。
符号の説明
10 エアバッグ用ガス発生器
11 ハウジング
17、18 ガス排出口
20 第1燃焼室
25 第2燃焼室
31 第1点火器
32 第2点火器
55 クーラント・フィルタ
60 リテーナ

Claims (3)

  1. ガス排出口を有するハウジング、点火手段が収容された点火手段室、及びガス発生剤が収容された燃焼室を有し、燃焼室とガス排出口との間に筒状のクーラント・フィルタが配置され、燃焼ガスが前記のクーラント・フィルタを通過してガス排出口から排出されるエアバッグ用ガス発生器であり、
    ハウジング中央部に配置された内筒の内部空間が点火手段室を形成し、内筒の周壁に設けられた連通孔により、点火手段室と燃焼室が連通されており、
    筒状のクーラント・フィルタ(55)がハウジング(11)内に嵌め込まれた略円筒状のリテーナ(60)により支持されており
    略円筒状のリテーナ(60)が、下部周壁(61)と、高さ方向の中央部付近に形成された環状平面(62)と、環状平面(62)から更に上方に伸ばされた上部周壁(63)を有するものであり、下部周壁(61)の外周面がクロージャシェル(13)の内周壁に当接された状態で嵌め込まれ、環状平面(62)がクーラント・フィルタ(55)の下端面を支持し、上部周壁(63)の下側のみがクーラント・フィルタ(55)の内周面と接し、上側は内筒(15)方向側に傾けられることで、クーラント・フィルタ(55)の内周面との間に間隙(21)が形成されるように取り付けられたものであり、
    ハウジング(11)に設けられたガス排出口(17,18)と、内筒の周壁に設けられた点火手段室と燃焼室を連通する連通孔の内の少なくとも一部(53)が、互いに半径方向に対向する高さ位置に設けられており、互いに対向するガス排出口(17,18)と少なくとも一部の連通孔(53)の間に略円筒状のリテーナ(60)上部周壁(63)が存在している下記の要件(a)〜(d)を具備するエアバッグ用ガス発生器。
    (a)ガス発生剤が10〜30kcal/molの発熱量のものであること
    (b)ガス発生剤燃焼時の発生ガス1molに対するクーラント・フィルタの質量(g)
    が20〜65g/molであること
    (c)クーラント・フィルタの厚みが4.0mm以上であること
    (d)ハウジング天井面から底面までの高さがH1で、筒状のクーラント・フィルタの高さがH2であるとき、H1とH2の比率(H2/H1)が0.45〜0.80の範囲であること
  2. 筒状のクーラント・フィルタ(55)の外周面には、リテーナ(60)の環状平面(62)とディフューザシェル(12)の天井面(12a)の間に嵌め込まれた状態で、クーラント・フィルタ(55)が膨張変形することを防止するための通気性のある筒状の膨張抑止部材(65)が配置されている、請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器。
  3. 点火手段は、着火電流により作動する電気式点火器と電気式点火器の作動により伝火される伝火薬とからなり、伝火薬には燃焼温度1700〜3000℃のガス発生剤が用いられ、燃焼室に収容されるガス発生剤には燃焼温度1000〜1700℃のガス発生剤が用いられる請求項1又は2記載のエアバッグ用ガス発生器。
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