JP4771360B2 - 組立式収納装置及び引出し付整理ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等において好適に使用される組立式収納装置及び引出し付整理ユニットに関するものである。
この種の組立式収納装置として、例えば特許文献1等に示すものが知られている。このものは、左右の側板の間を頂板で接続した金属素材からなる収納装置本体の側板の内面に樹脂製のレール部材を配置し、これら左右のレール部材に上下非対称な形態をなすレールを鏡面対称となるように複数段に亘り列設して、収納装置本体に底板及び背板を嵌め合わせて筐体を構成している。そして、同じ段に位置することとなる左右のレール間に引出しを支持させて書類整理箱としての利用を可能にしている。収納装置本体の側板は、前方にレール部材の厚みに対応させて直角に折り曲げ形成した前端面が設けてあり、引出しの左右両端部はこれに前後方向に重合することなく、左右の側板の内方に入り込んで内面間に収まった状態で収納されるようになっている。
実公平6−36766号公報
ところが、このようなものであると、左右の側板及び頂板からなる収納装置本体とは別に、側板の内面に配置するレール部材が必要となるだけでなく、左右のレール部材はそれぞれ形が違うために別個に製造しなければならない無駄があり、さらに高さ違いの収納装置を作ろうとすると収納装置本体及びレール部材に別仕様のものを準備しなければならないため、単一仕様の製造コストはもとより、多仕様化することにより製造コストが大幅に跳ね上がるという難点がある。
本発明は、このような課題を好適に解決した組立式収納装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の組立式収納装置は、筐体が樹脂素材からなる組立式収納装置であって、レールを複数段に亘り内面に列設した側板部材を上下反転させて左右の側板に共用し、これらの側板に頂板、底板及び背板を分離し得ないように嵌め合わせて前記筐体を構成するとともに、上下反転した際に同じ段に位置することとなる左右の側板のレール同士が対をなすように予め設定して、これら左右のレール間に引出しを支持させるようにしたものであり、側板部材が左右の側板として配置された際は使用されるレールと使用されないレールが上下方向に交互に位置づけられ、一方の側板と他方の側板とでは使用されるレールと使用されないレールの役割が入れ替わり、使用されるレール側に引出しが摺動支持されるように構成されていて、使用されるレールの前端を上方に膨出させ、その膨出部の後向面に当接して抜け止めを図る突起を引き出し側に設けて、その膨出部を引出しを引き出した際のストッパとして利用するとともに、引出しが前端側を前記レールの膨出部の上面に支持され、後端側を前記突起を介してレールの平坦面の上面に支持されるように構成し、使用されない状態のレールにも膨出部が備わることにより上下の膨出部間の開口が上下のレールの平坦部間の距離よりも狭まった状態にあることを特徴とする。
この場合、引出しには、前記突起の更に後下方に別異の突起が設けてあり、この別異の突起が、引出しを最大限に引き出した際に使用されるレールの下面に添接することが好適である。
或いは、使用されるレールと使用されないレールの湾曲した前端部間をリブによって接続し、このリブの一部に、前記突起を挿脱するための突出量の少ない部分を設けていることが好適である。
本発明は、以上のような構成であるから、レールが上下非対称な形態であっても左右の側板で側板部材を共用することができ、頂板及び底板をも共用して、高さの異なる組立式収納装置を安価に製造可能とし、種々の仕様に容易に対応することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の収納装置は、図1及び図2に示すように組立式のもので、硬質樹脂素材からなる側板部材10を主体とする左右の側板1に樹脂素材からなる頂板2、底板3及び背板4を相互に組み付けることによって筐体Aを構成し、この筐体A内に形成される収納空間Sに引出し5を、左右の側板1に設けたレール11、12を介して支持させるようにしている。
具体的に説明すると、側板1はその上縁近傍及び下縁近傍における奥行き方向間欠位置に、図2、図3及び図5に示すように階段状に内空を狭めながら上下方向に貫通する略矩形状の係合孔13aを有するブロック体状の突起13を上縁と下縁で逆向きとなるように設けたもので、この係合孔13aに頂板2及び底板3の対応部位に垂下させ或いは突出させて設けた係合部23、33を図4及び図6に示すように離脱し得ない状態で差し込んで係合させるようにしている。係合部23、33は、図3及び図5に示すように、板状をなすベース23a、33aに3条の爪23b、33bを平行に形成したもので、奥行き方向に沿って突起13の1つおきに、真ん中の爪23b、33bから下方又は上方に延出する鉤状部23c、33cを延出させている。そして、鉤状部23c、33cのない爪23b、33bは図4(b)及び図6(a)に示すように単に係合孔13aの内部に収まった状態に止どまるのに対して、鉤状部23c、33cのある爪23b、33bは図4(a)及び図6(b)に示すように係合孔13aを通過した位置で開口縁に係合して係合部22,33が係合孔13aから抜脱するのを禁止する戻り止めの役割を果たしている。
一方、側板1には、図2に示すようにそれらの上縁近傍及び側縁近傍に被係合部1xが設けてあり、これらの被係合部1xに、頂板2及び底板3の外側面における対応部位に設けた係合部2x、3xを係合させて、側板1と頂板2、側板1と底板3をそれぞれ分離し得ないように組み付けるようにしている。また、側板1及び頂板2には、それらの後縁近傍に別異の被係合部1y、2yが設けてあり、これらの被係合部1y、2yに、背板4の対応部位に設けた係合部4yを係合させて、側板1と背板4、頂板2と背板4をそれぞれ分離し得ないように組み付けるようにしている。図示しないが、底板3と背板4における関係も同様である。分離し得ないようにとは、特殊な工具等を用いなければ分離することが困難な程度を言う。このような構造は、例えば、組をなす係合部若しくは被係合部の一方が経過的に弾性変形して係合の深い位置で復元し、再び工具を用いて弾性変形させなければ係合が解除し得ないような適宜の構成によって容易に実現することができる。
次に正面視左側の側板1に着目すると、図2及び図7(a)に示すように、レール11はその前端側に上方に向けて起立しそこから前方に向けて部分円弧状に湾曲する膨出部11aを有し、レール12はその前端側に下方に向けて垂下しそこから前方に向けて湾曲する膨出部12aを有したもので、これらを高さ方向に交互に配置している。この左側の側板1を上下倒置して右側の側板1として使用するとき、図2に示すように左側に位置する側板1のレール11の対応部位に右側の側板1のレール12が、また左側に位置する側板1のレール12の対応部位に右側の側板1のレール11がそれぞれ同一高さで対峙して、これら左右のレール11、12同士、レール12,11同士が鏡面対称をなすように構成している。このとき、左側のレール12と右側のレール11が図9に示すように実際に引出し5を支持する「使用されるレール」となり、左側のレール11と右側のレール12が「使用されないレール」となる。
そして、本実施形態では、使用されるレール11(12)と使用されないレール12(11)の前端部間及び後端部間を図2及び図7等に示すようにリブ15a、15bによって接続しており、このうちのリブ15bを筐体Aの嵌め合い構造の一部として利用している。具体的には、後端部のリブ15bの後面における上端近傍部及び下端近傍部に後方に向けて突起15cを設け、この突起15cに背板4の対応位置に設けたボス穴45cを係合させるようにしている。これらと同様に、頂板2及び底板3にも突起25c、35cを設け、背板4の対応部位にボス穴45cを設けている。
一方、引出し5は、図1及び図2に示すように、左右の側板51の間を底板52、鏡板53及び後板54で接続した硬質樹脂素材からなる扁平箱状の引出し本体5aを主体とするもので、この引出し本体5aの側板51の外面に前後方向に延びて本発明の突起部として機能する突条51aを設けるとともに、鏡板53の前方に把手55を突設している。引出し本体5aの側板51の外面は、図9に示すように左右の側板1の内面に形成したレール11,12と干渉しない状態に配置され、この引出し本体5aの側面から外方に突出する前記突条51aを対応する左側の側板1のレール12と右側の側板1のレール11の上に添接支持させるようにしている。なお、引出し5の突条51aの後端近傍の下方には、図2及び図14に示すように、引出し5を引き出した際にレール12(11)の膨出部12a(11a)の後向面に当接して抜け止めを図る突起51bが設けてある。引出し5は突条51aの前端側の下面がレール12,11の膨出部12a(11a)の上面に支持され、後端側を突起51bの下面を介してレール12(11)の平坦部の上面に支持される。引出し5を抜き取る際は、持ち上げて突条51a及び突起51bをレール12(11)とその上段側に位置するレール11(12)との隙間に通さない限りこれらのレール11,12間から外れない構造となっている。また、引出し5には、前記突起51bの更に後下方に別異の突起51cが設けてあるが、この突起51cは引出し5を最大限に引き出した際にレール12(11)の下面に添接して引出し2の前垂れを防止する役割を果たすものである。この突起51cは、レール11,12の前端部間を接続するリブ15aの突出量の少ない部分(図14における符号15ax部分)から挿脱される。

ところで、この組立式収納装置は、前記筐体Aの開口縁に位置することとなる頂板3及び左右の側板2の各縁部に図2に示す薄板素材を塑性変形加工した補強材6、7を付帯させ、これらを嵌め合わせる際に、コーナー部において相隣接する補強材6,7同士を相互に係わり合わせることによって、補強材全体を3辺において連なった状態にしている。
具体的に説明すると、補強材6は、図2、図7(a)、図9及び図11に示すように、水平板部61の左右両端部に垂下片62を連設したもので、図7(b)に示すように当該補強材6の長手方向に沿った仮想軸回りに水平板部61を回転させて頂板2に非平行となる姿勢に保持した状態で、水平板部61の前縁を頂板2の下面に設けた差込部26aに差し込み、その位置で図7(c)に矢印で示すように頂板2に対し平行となる位置まで回転させることによって、水平板部61の後向面61aを頂板2の下面に設けた突起26bの内側に圧入して密着状態で装着するようにしている。
一方、補強材7は、図2、図7(a)、図8〜図12に示すように、上下両端部に屈曲部7a,7bを設けたもので、側板1の内面に上下に離間させて設けた袋状の差込部17a、17bに補強材7を、上端部7a(図9中矢印参照)→下端部7b(図10中矢印参照)の順でけんどん方式により差し込み、差し込み終えた段階で当該補強材7の中間部に設けたテーパ状をなす窓7c(図7(a)、図8参照)に側板1の内面に設けた突起17cを楔作用によって食い込ませるようにしている。
そして、図3に矢印で示すように頂板2に垂下させて設けた係合部23を側板1の対応位置に設けた係合孔13aに差し込んで係合させる際、補強材6の垂下片62を図11に矢印で示すように側板1の対応位置に設けた挿通孔18に挿し通すことによって、補強材6の頂板2に対する逆回転をこの挿通孔18を囲繞する周壁によって禁止しつつ図7(a)及び図9に示すように前記垂下片62を補強材7の上端側の屈曲片7aに厚み方向に重合させるようにしている。
上記補強材6は、その水平板部61の大半が頂板2の下面に凹設した差込部26aに収容され、垂下片62も挿通孔18に入り込んで、正面から殆ど視認されない状態となる。補強材7も、その屈曲部7a、7bが差込部17a、17bに入り込み、中央部分が側板1のリブ15a及びその前方に立設したリブ15cの間に形成される溝に入り込んで、前方から殆ど視認されない状態となる。
また、この組立式収納装置は、図2に示すように、前記筐体Aの開口縁に位置することとなる底板3の端部近傍にも薄板素材を塑性変形加工した補強材8を付帯させており、コーナー部において相隣接する補強材7,8同士を相互に係わり合わせるようにしている。
具体的に説明すると、補強材8は、図2、図8、図10及び図12に示すように、水平板部81から起立片82をアングル状に起立させたもので、水平板部81を図12に示すように底板3に設け差込部38に小口方向から差し込み、起立片82を底板3から起立させるようにしている。
そして、図5に矢印で示すように底板3に突出させて設けた係合部33を側板1の対応位置に設けた係合孔13aに差し込んで係合させる際、補強材8の起立片82を図12に矢印で示すように側板1の対応位置に設けた挿通孔18に挿し通すことによって、図8及び図10に示すように前記起立片82を補強材7の下端側の屈曲片7bに厚み方向に重合させるようにしている。
補強材8は、その水平板部81が底板3の厚み内に入り込み、起立片82も側板1の挿通孔18に入り込んで、前方から殆ど視認されない状態となる。
さらに、この実施形態は、引出し5を筐体Aの収納空間Sに適切に押し込むことを可能にするために、図2及び図13に示すように、前記筐体Aの側板1を構成する側板部材10の前縁に沿って軟質樹脂素材からなる平断面略三角形状の当接部材100を取り付け、この当接部材100によって側板1の前端面100aに当該側板1の外面1p側から内面1q側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面100bを形成している。
一方、引出し5の鏡板53の左右両端部における背面53aから後方に向けて、前記傾斜面100bと平行をなす傾斜面56を形成している。
そして、引出し5を押し込んだ際にこれらの傾斜面100b、56同士を当接させ、かつ側板1の前端面100aを鏡板53が完全には覆わないようにして、一部において前方(図13における矢印X方向)に表出させた左右の側板1の前端面100a、100a間に鏡板53を位置づけるようにしている。換言すれば、引出し5を押し込んでも筐体Aを構成する側板1の前端面100aが前方から視認可能な状態となる。本実施形態の傾斜面56は内部に中空部56aを成形したブロック体状のものであるが、水平板状のリブによって傾斜面56を形成することも勿論可能である。
なお、ここに言う硬質、軟質は相対的な硬さを表したものである。また、側板1、頂板2、底板3及び背板4の内面には必要に応じて適宜のリブを設けるようにするとよい。
以上のようにして、本実施形態の組立式収納装置は、筐体Aが樹脂素材からなる組立式のものであって、レール11,12を複数段に亘り内面に列設した側板部材を上下反転させて左右の側板1に共用し、これらの側板1に頂板2、底板3及び背板4を分離し得ないように嵌め合わせて前記筐体Aを構成したものである。そして、上下反転した際に同じ段に位置することとなる左右の側板1のレール11,12同士(12,11同士)が対をなすように予め設定して、左右のレール12、11間に引出し5を支持させるようにしたものであり、各段のレール11、12は上下に対をなし、その前端が前方に向かって相離れる方向に湾曲しながら開口しているものである。
このような組立式にすると、側板1及び背板4の高さを変更するだけで、収納装置の段数違いに容易に対応することができる。しかも、左右の側板1には共通の側板部材を使用でき、頂板2及び底板3にも同じものを使用することができるので、本実施形態によれば図15に示すように高さh1、h2が異なる収納装置を安価に製造することが可能となる。そして、このように組立式であっても、側板1に頂板2、底板3及び背板4を分離し得ないように嵌め合わせており、樹脂一体成形による場合と同等の強度を得ることができるので、薄肉化等にも寄与し得る上に、樹脂成形用の金型自体も扁平で安価なものとなり、しかも組立前は各部品が場所をとらないため取り扱いの便も向上したものになる。特に、レール11,12それ自体が上下非対称な形態であっても左右の側板1に反転使用する際はレール11とレール12が対となって鏡面対称をなすため、共用の便を損なわずにレール11,12に所要の造形を施して適切な引出し支持構造を構成することが可能となる。
具体的には、側板部材は高さ方向中央部を基準として上下線対称構造をなし、左右の側
板1として配置された際は使用されるレール12(11)と使用されないレール11(1
2)が上下方向に交互に位置づけられ、左側の側板1と右側の側板1とで使用されるレー
ル12(11)と使用されないレール11(12)の役割が入れ替わり、使用されるレール側に引出しが摺動支持されるようにしているので、レール11,12同士の鏡面対称構造、ひいては側板部材の共用構造を有効に実現することが可能となる。
特に、上記のように上下非対称な形状のレール11、12が許容されることによって、本実施形態のごとく、使用されるレール12(11)の前端側に上方に膨出する膨出部12a、11aを形成し、その膨出部12a、11aを引出し5を引き出した際の抜け止めを図るストッパとして機能させるという構成を容易に可能にしているものである。しかも、ストッパの役割をなす膨出部12a、11aが樹脂なので、引出し5を引き出した際に異音を発して安っぽい使用感を与えることも有効に回避することが可能となる。
また、使用されるレール12(11)と使用されないレール11(12)の前端部間及び後端部間をリブ15a、15bによって接続し、このうちのリブ15bを筐体Aの嵌め合い構造の土台として利用しているので、単に使用されないレールを遊ばせておくのではなく、筐体Aの構造体を構成する構成要素として利用することで、無駄のない共用構造を有効に実現することができる。
さらに、引出し本体5aの側面が左右の側板1の内面に形成されたレール11、12と干渉しない位置に配置され、この引出し本体5aの側面から外方に突設した突出部たる突条を対応するレール12、11上に添接支持させるようにしているので、引出し5の深さがレール12、11の複数段に亘る深いものであっても側板51等がレール12,11に干渉することがない。このため、引出し5の深さに自由度が得られ、例えば図15に示すように2倍の深さの引出し5xや、3倍以上の深さの引出し等をも収容することも可能になるほか、深さ違いの引出し5を組み合わせて使用する態様の下でも有効に利用できるようになる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同分解斜視図。 同実施形態における頂板と側板の係合構造を示す部分分解斜視図。 図3に対応した部分組立斜視図。 同実施形態における底板と側板の係合構造を示す部分分解斜視図。 図5に対応した部分組立斜視図。 同実施形態における頂板と側板のコーナー部分を示す部分側断面図。 同実施形態における底板と側板のコーナー部分を示す部分側断面図。 同実施形態における頂板と側板のコーナー部分を示す部分正断面図。 同実施形態における底板と側板のコーナー部分を示す部分正断面図。 図7及び図9に対応した部分分解斜視図。 図8及び図10に対応した部分分解斜視図。 同実施形態における引出しの部分平断面図。 同実施形態における引出しとレールの関係を示す部分側断面図。 同実施形態の頂板及び底板を共用した高さ違いの収納装置ユニットを示す図。
符号の説明
A…筐体
1…側板
2…頂板
3…底板
4…背板
5…引出し
10…側板部材
11,12…レール
11a、12a…膨出部
15a、15b…リブ
51a…突出部(突条)

Claims (3)

  1. 筐体が樹脂素材からなる組立式収納装置であって、レールを複数段に亘り内面に列設した側板部材を上下反転させて左右の側板に共用し、これらの側板に頂板、底板及び背板を分離し得ないように嵌め合わせて前記筐体を構成するとともに、上下反転した際に同じ段に位置することとなる左右の側板のレール同士が対をなすように予め設定して、これら左右のレール間に引出しを支持させるようにしたものであり、側板部材が左右の側板として配置された際は各段のレールは使用されるレールと使用されないレールが上下方向に対をなして交互に位置づけられ、一方の側板と他方の側板とでは使用されるレールと使用されないレールの役割が入れ替わり、使用されるレール側に引出しが摺動支持されるように構成されていて、使用されるレールの前端を上方に膨出させ、その膨出部の後向面に当接して抜け止めを図る突起を引き出し側に設けて、その膨出部を引出しを引き出した際のストッパとして利用するとともに、引出しが前端側を前記レールの膨出部の上面に支持され、後端側を前記突起を介してレールの平坦面の上面に支持されるように構成し、使用されない状態のレールにも膨出部が備わることにより上下の膨出部間の開口が上下のレールの平坦部間の距離よりも狭まった状態にあることを特徴とする組立式収納装置。
  2. 引出しには、前記突起の更に後下方に別異の突起が設けてあり、この別異の突起が、引出しを最大限に引き出した際に使用されるレールの下面に添接する請求項記載の組立式収納装置。
  3. 使用されるレールと使用されないレールの湾曲した前端部間をリブによって接続し、このリブの一部に、前記別異の突起を挿脱するための突出量の少ない部分を設けている請求項記載の組立式収納装置。
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