JP4770207B2 - ポンプ及びそれを備えた液体供給装置 - Google Patents

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モータにより駆動され、液体を吸入して吐出するポンプ及びそれを備えた液体供給装置に関する。
ポンプにおいては、主として磁界を発生させるステータやそのステータを制御する制御部からなるモータ部と、ステータで発生された磁界により駆動され水等の液体を吸排する羽根車からなるポンプ部と、モータ部とポンプ部を隔離する仕切板とから構成される。
この中でポンプ部は羽根車によって吸入した液体の圧力を高めて吐出する。例えば、遠心ポンプでは羽根車は複数の羽根が羽根への負荷を減らすため回転方向に対して後傾するように全体に湾曲した状態で固定されている。また、渦流ポンプでは複数の羽根と各羽根によって仕切られた溝が羽根車外縁部に設けられている。
しかしながら、遠心ポンプの羽根形状では遠心力によって圧力を高めるので、より高圧力の液体を吐出するには回転数を上げるか羽根車外形を大きくする必要があった。
また、渦流ポンプの羽根形状ではポンプケースと羽根車の摩擦流で圧力を高めるので遠心ポンプより高圧力の液体を吐出させることが出来るが軸近傍の液体循環がないため、軸と羽根車を固定して軸を回転させてボールベアリング等の軸受を用いるので軸受磨耗によるポンプ寿命が問題となっていた。
このため遠心ポンプの羽根形状において羽根が外縁部端部で羽根車の回転方向とは逆向き方向に窪んだ凹部が形成されたポンプが提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記の羽根車を用いると、軸受の長寿命化が比較的簡単な遠心ポンプでありながらより高圧力の液体を吐出することが出来る。
特開2001−82383号公報
しかしながら前記従来の技術の(特許文献1)に記載のポンプでは、羽根の窪んだ凹部に圧力の集中が起こってしまい、特に大流量のポンプ出力が不要な低流量ポンプにおいては通常羽根車最外周部の接線上にある吐出口へは効率良く圧力の伝達が出来ずに羽根車内の高圧力を吐出させることが困難な場合があった。
また、羽根車から与えられる圧力エネルギーは小さいため、高圧力の液体を吐出するには羽根車の回転数を上げる必要があり、軸及び軸を支える摺動部分の寿命の低下にもつながっていた。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、小型で圧力損失の少ない高圧力の液体の吐出を得ることができ、かつ長寿命のポンプ及びそれを備えた液体供給装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、液体を吸排する羽根車を内蔵したポンプ部と、体を吸入する吸入口と液体を吐出する吐出口が接続されポンプ部を収納するポンプケースと、羽根車を駆動するモータ部とを有し、前記羽根車は、前記吸入口からの液体が前記羽根車の中心に導入されると共に、前記中心より外周に向かって放射状に形成された第1の羽根を備え、前記第1の羽根の外周部であって羽根車の側面部に第2の羽根を設け、前記第2の羽根の外周に吐出口を設けると共に、前記吐出口はポンプケースの内側に開口した入り口部の内面の最上部と最下部の間の回転軸方向に沿った高さ寸法が第2の羽根の上面と下面の間の高さ寸法より小さく、かつ吐出口内面の最上部を第2の羽根の上面より低い位置に配置し吐出口内面の最下部を第2の羽根の下面より高い位置に配置したことを特徴としている。
この構成により、羽根車中心部から吸入した液体を第1の羽根による遠心力で圧力を高めながら第2の羽根まで導き、第2の羽根とポンプケースとの摩擦流によりさらに圧力を高めるので羽根車内の高圧力の液体を羽根車外周部にある吐出口から効率良く吐出させることができ、しかも羽根車中心部から吸入するので軸受と軸との間に液体による潤滑作用で摺動性を高めることができ、長寿命化が図れるという作用が達成できる。
本発明は、小型で圧力損失の少ない高圧力の液体の吐出を得ることができ、かつ長寿命のポンプ及びそれを備えた液体供給装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態は、液体を吸排する羽根車を内蔵したポンプ部と、所定の場所に液体を吸入する吸入口と液体を吐出する吐出口が接続されポンプ部を収納するポンプケースと、羽根車を駆動するモータ部とを有し、前記羽根車の中心より所定の距離から所定の長さと幅をもつ第1の羽根を備え、前記第1の羽根の外周部であって羽根車の側面部に所定の長さと高さをもった第2の羽根を設けたものである。
これにより、羽根車中心部から吸入した液体を第1の羽根による遠心力で圧力を高めながら第2の羽根まで導き、第2の羽根とポンプケースとの摩擦流によりさらに圧力を高めるので羽根車内の高圧力の液体を羽根車外周部にある吐出口から効率良く吐出させることができるポンプを提供することができる。
また、前記第2の羽根は、羽根車の中心線に対して羽根車の回転方向と反対側に所定の角度で傾斜して配置してもよい。
これにより、第2の羽根とポンプケースとの摩擦流による負荷抵抗を下げて渦の回転を高めることができ、さらに高圧力の液体を吐出させることができる。
また、前記第1の羽根の吸入口側に第1の羽根を覆う覆板を配置してもよい。
これにより、第1の羽根上面からの液体の漏れによる圧力損失を防ぎ第2の羽根に導かれる液体の圧力を高めることができる。
また、前記ポンプケースは、内面と第2の羽根の間隙を羽根車に第2の羽根が接続されたところが最も狭い所定の幅に形成してもよい。
これにより、第2の羽根の付け根から吸込口への液体の漏れによる圧力損失を防ぎ、液体の圧力を高めることができる。
さらに、前記ポンプケースは、吐出口内面の最上部を第2の羽根の上面より低い所定の高さに配置し吐出口内面の最下部を第2の羽根の下面より高い所定の高さに配置してもよい。
これにより、第2の羽根により高められた液体の圧力が分散することなく吐出口に伝えられ高圧力の液体を吐出するポンプを提供することができる。
そして上記ポンプを電子部品の冷却装置等の液体供給装置に組み込むようにすれば、液体供給装置の使い勝手を大いに高めることができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1の本発明の実施例1及び実施例2における電子部品の冷却装置の全体概要図に示すように、発熱部品1が基板2に実装されており、発熱部品1と冷媒とで熱交換を行ない発熱部品1を冷却する冷却器3が配置されている。
また、冷媒から熱を取り除く放熱器4と、冷媒を貯めておくリザーブタンク5と、さらに冷媒を循環させるポンプ6が配置されていて、前記冷却器3と放熱器4とリザーブタンク5、及びポンプ6を接続する配管7が取りつけられている。
リザーブタンク5内の冷媒は、ポンプ6から吐出され、配管7を通って冷却器3に送られ、発熱部品1の熱を奪うことでその温度が上昇して放熱器4に送られ、放熱器4で冷されてその温度が降下してリザーブタンク5へ戻る。このように、ポンプ6で冷媒を循環させて発熱部品1を冷却するものである。
また、図2(a)は本発明の実施例1及び実施例2における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、図2(b)は本発明の実施例1及び実施例2における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図、図3(a)は本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、図3(b)は本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図、図4(a)は本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、図4(b)は本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図を示すように、12は冷媒が吸込まれる導入口となる吸込口、13は冷媒が吐出される吐出口、11はポンプケースであり吸込口12と吐出口13が接続されている。
14は羽根車でありポンプケース11に内蔵されている。14aは羽根車14の中心より所定の距離から羽根車14の外周に向かって所定の長さと厚みを持って取り付けられた第1の羽根であり、14bは第1の羽根14aの外周部であり羽根車14の側面部に所定の長さと高さをもって取り付けられた第2の羽根である。
18は第1の羽根14aを吸込口12側から覆うように取り付けられたシュラウドである。15はポンプ部でありポンプケース11と羽根車14とにより液体に圧力エネルギーを与える部分である。16はモータ部であり羽根車14を駆動させる動力源である。17は回転軸でありモータ部16の回転力を羽根車14に伝播する。
このような構成を持つポンプ及びそのポンプを備えた冷却装置について、以下、図1から図4を用いて説明する。
図1及び図2においてポンプ6が駆動されると、羽根車14の回転により羽根車14の中心部は負圧となり、リザーブタンク5内の冷媒は吸込口12から羽根車14の中心部に導入される。
導入された冷媒は、羽根車14の遠心力により第1の羽根14aに沿って加圧されながらポンプケース11の内壁及び第2の羽根14bへと導かれる。第2の羽根14bに導かれた冷媒は第2の羽根14bの裏側で剥離し渦を発生する。発生した渦は第2の羽根14bの遠心力によりポンプケース11の内壁にてさらに加圧されながら再度後段の第2の羽根14bに戻り、渦を加速させる。
こうして吐出口13に到達するまで繰返し加圧されて高圧の渦となった冷媒は、ポンプケース11の内壁に沿いながら吐出口13に誘導される。
このとき図3に示すように第2の羽根14bが羽根車14の中心線に対して羽根車14の回転方向と反対方向に所定の角度で傾斜させて配置すると、第2の羽根14bの裏で発生した剥離による渦は第2の羽根14bの回転方向側の面を転がりながらさらに回転を加速し、第2の羽根14bの遠心力により容易に第2の羽根14bから飛び出してポンプケース11の内壁にてさらに加圧される。
そして、再度後段の第2の羽根14bに戻り、渦を発生させるためさらに効果的に冷媒に運動エネルギーを与えることができる。
第2の羽根14bの羽根車14の中心線に対する傾斜角度は20°〜70°、より好ましくは35〜55°、最も好ましいのは45°である。
また第2の羽根14bの回転方向側の面はその形状が回転軸17方向から見た場合に直線であるだけでなく、曲線を描いた凹形状であってもよい。
さらに図4に示すようにシュラウド18により第1の羽根14aを吸込口12側から覆うように取り付けることで、第1の羽根14aの遠心力により加圧された冷媒はポンプ部15内で対流することなく確実に第2の羽根14bに導かれる為さらに効率よく冷媒の圧力を高めることができる。
ポンプ6が駆動され吐出口13から高圧の冷媒が吐出されると、リザーブタンク5内の冷媒は、配管7を通って冷却器3に送られ、発熱部品1の熱を奪うことでその温度が上昇して放熱器4に送られ、放熱器4で冷されてその温度が降下してリザーブタンク5へ戻る。
このように、ポンプ6で冷媒を循環させて発熱部品1を冷却するものである。冷却器3やリザーブタンク5内の流路は冷却器3においては受熱性能を高めるため、リザーブタンク5においては冷媒中の気泡を分離するための気液分離を行うために特に配管抵抗が高くなっている。
以上のように本実施例1によれば、羽根車14の中心部から吸入した冷媒を第1の羽根14aによる遠心力で圧力を高めながら第2の羽根14bまで導き、第2の羽根14bとポンプケース11との摩擦流によりさらに圧力を高めるのでモータ部16の回転数を高めずとも羽根車14内の高圧力の冷媒を羽根車14の外周部にある吐出口13から効率良く吐出させることができる。
また回転軸17を支える摺動部の長寿命化も図れる。
なお、上記ポンプはモータ部16と羽根車14とを回転軸17にて連結させる構成としたが、羽根車14にマグネットを取り付け、ポンプケース11に固定された軸の周りを羽根車14が回転するアウターローター型のモータによるポンプにても同様に摺動部の寿命を延ばすことができる。
(実施例2)
図1に示すように、発熱部品1が基板2に実装されており、発熱部品1と冷媒とで熱交換を行ない発熱部品1を冷却する冷却器3が配置されている。
また、冷媒から熱を取り除く放熱器4と、冷媒を貯めておくリザーブタンク5と、さらに冷媒を循環させるポンプ6が配置されていて、前記冷却器3と放熱器4とリザーブタンク5、及びポンプ6を接続する配管7が取りつけられている。
リザーブタンク5内の冷媒は、ポンプ6から吐出され、配管7を通って冷却器3に送られ、発熱部品1の熱を奪うことでその温度が上昇して放熱器4に送られ、放熱器4で冷されてその温度が降下してリザーブタンク5へ戻る。このように、ポンプ6で冷媒を循環させて発熱部品1を冷却するものである。
また図2に示すように、12は冷媒が吸込まれる導入口となる吸込口、13は冷媒が吐出される吐出口、11はポンプケースであり吸込口12と吐出口13が接続されている。14は羽根車でありポンプケース11に内蔵されている。
14aは羽根車14の中心より所定の距離から羽根車14の外周に向かって所定の長さと厚みを持って取り付けられた第1の羽根であり、14bは第1の羽根14aの外周部であり羽根車14の側面部に所定の長さと高さをもって取り付けられた第2の羽根である。
ポンプケース11の内面と第2の羽根14bとの間隙は、第2の羽根14bが第1の羽根14aに接続されている部分が最も狭くなっている。吐出口13の内面の最上部は第2の羽根14bの上面より低い所定の高さに配置され、吐出口13の内面の最下部は第2の羽根14bの下面より高い所定の高さに配置されている。
15はポンプ部でありポンプケース11と羽根車14とにより液体に圧力エネルギーを与える部分である。16はモータ部であり羽根車14を駆動させる動力源である。17は回転軸でありモータ部16の回転力を羽根車14に伝播する。
このような構成を持つポンプ6及びそのポンプ6を備えた冷却装置について、以下図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2においてポンプ6が駆動されると、羽根車14の回転により羽根車14の中心部は負圧となり、リザーブタンク5内の冷媒は吸込口12から羽根車14の中心部に導入される。
導入された冷媒は、羽根車14の遠心力により第1の羽根14aに沿って加圧されながらポンプケース11の内壁及び第2の羽根14bへと導かれる。第2の羽根14bに導かれた冷媒は第2の羽根14bの裏側で剥離し渦を発生する。
第2の羽根14bとポンプケース11の内面との間には間隙があり、第2の羽根14bとポンプケース11の内面との間隙は、第2の羽根14bが第1の羽根14aに接続されている部分が最も狭くなっているため、冷媒は第2の羽根14bに対して羽根車14の外周方向だけでなく第2の羽根14bの上面端にても剥離して渦を発生する。
発生した渦は第2の羽根14bの遠心力によりポンプケース11の内壁にてさらに加圧されながら再度後段の第2の羽根14bに戻り、渦を加速させる。こうして吐出口13に到達するまで繰返し加圧されて高圧の渦となった冷媒は、ポンプケース11の内壁に沿いながら吐出口13に誘導される。
第2の羽根14bとポンプケース11の内面との間隙は、第2の羽根14bが第1の羽根14aに接続されている部分が最も狭くなっているため、羽根車14の外周部分で圧力を高めた冷媒が、圧力が低い吸込口12側へと逆流するのを防止し、よって冷媒の圧力低下を防ぐ。
ポンプケース11の内面と第2の羽根14bの付け根の部分の間隙は1.5mm以下であればよいが好ましくは0.5mm以下であり最適は0.1mm程度である。
さらに吐出口13の内面の最上部は第2の羽根14bの上面より低い所定の高さに配置され、吐出口13の内面の最下部は第2の羽根14bの下面より高い所定の高さに配置されているため、羽根車14の外周部にて第2の羽根14bにより高圧となった冷媒が吐出口13の入り口で拡散して圧力が程化するのを防ぐ。
吐出口13の入り口部は第2の羽根14bの下面から上面の範囲以内にあればよいが、好ましくは吐出口13の入り口部高さは第2の羽根14bの高さに対して比率にして1以下、好ましくは0.8以下であり、最適値は0.7以下である。
ポンプ6が駆動され吐出口13から高圧の冷媒が吐出されると、リザーブタンク5内の冷媒は、配管7を通って冷却器3に送られ、発熱部品1の熱を奪うことでその温度が上昇して放熱器4に送られ、放熱器4で冷されてその温度が降下してリザーブタンク5へ戻る。
このように、ポンプ6で冷媒を循環させて発熱部品1を冷却するものである。冷却器3やリザーブタンク5内の流路は冷却器3においては受熱性能を高めるため、リザーブタンク5においては冷媒中の気泡を分離するための気液分離を行うために特に配管抵抗が高くなっている。
以上のように本実施例2によれば、羽根車14中心部から吸入した冷媒を第1の羽根14aによる遠心力で圧力を高めながら第2の羽根14bまで導き、第2の羽根14bとポンプケース11との摩擦流によりさらに圧力を高め、圧力の高まった冷媒が吸込口12へ逆流することを防止し、また吐出口13の入り口で冷媒の圧力が分散することを防ぐため、モータ部16の回転数を高めずとも羽根車14内の高圧力の冷媒を羽根車14の外周部にある吐出口13から効率良く吐出させることができる。
また回転軸17を支える摺動部の長寿命化も図れる。
なお、上記ポンプはモータ部16と羽根車14とを回転軸17にて連結させる構成としたが、羽根車14にマグネットを取り付け、ポンプケース11に固定された軸の周りを羽根車14が回転するアウターローター型のモータによるポンプでも同様に摺動部の寿命を延ばすことができる。
本発明の液体供給装置は、例えば燃料電池装置やヒートポンプ装置等に使用される様々な液体供給装置への応用が期待できる。
本発明の実施例1及び実施例2における電子部品の冷却装置の全体概要図 (a)本発明の実施例1及び実施例2における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、(b)本発明の実施例1及び実施例2における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図 (a)本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、(b)本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図 (a)本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの上面断面図、(b)本発明の実施例1における羽根車を透視して示すポンプの正面断面図
符号の説明
1 発熱部品
2 基板
3 冷却器
4 放熱器
5 リザーブタンク
6 ポンプ
7 配管
11 ポンプケース
12 吸込口
13 吐出口
14 羽根車
14a 第1の羽根
14b 第2の羽根
15 ポンプ部
16 モータ部
17 回転軸
18 シュラウド

Claims (5)

  1. 液体を吸排する羽根車を内蔵したポンプ部と、体を吸入する吸入口と液体を吐出する吐出口が接続されポンプ部を収納するポンプケースと、羽根車を駆動するモータ部とを有し、前記羽根車は、前記吸入口からの液体が前記羽根車の中心に導入されると共に、前記中心より外周に向かって放射状に形成された第1の羽根を備え、前記第1の羽根の外周部であって羽根車の側面部に第2の羽根を設け、前記第2の羽根の外周に吐出口を設けると共に、前記吐出口はポンプケースの内側に開口した入り口部の内面の最上部と最下部の間の回転軸方向に沿った高さ寸法が第2の羽根の上面と下面の間の高さ寸法より小さく、かつ吐出口内面の最上部を第2の羽根の上面より低い位置に配置し吐出口内面の最下部を第2の羽根の下面より高い位置に配置したことを特徴とするポンプ。
  2. 前記第2の羽根は、羽根車の中心線に対して羽根車の回転方向と反対側に傾斜して配置したことを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 前記第1の羽根の吸入口側に第1の羽根を覆う覆板を配置したことを特徴とする請求項1または2記載のポンプ。
  4. 前記ポンプケースの内面と前記第2の羽根との間に間隙を有し、前記間隙を前記第2の羽根の付け根の位置で最も狭くしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のポンプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプを備えた液体供給装置。
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