JP4760591B2 - ウエザストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、トリム部内にインサートが埋設されてなるウエザストリップに関するものである。
一般に、自動車等の車両のドア開口周縁のフランジにはトリム部を有するウエザストリップが設けられる。ウエザストリップは、ドア開口周縁のフランジに対し嵌め込まれることによって保持される保持リップを備えたトリム部と、前記トリム部から突出して設けられた中空状のシール部とを備えている。トリム部は、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備え、断面略U字形をなす。
また、トリム部の内部には、金属製のインサートが埋設されている。図8に示すように、インサート90は、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部91と、前記各骨片部91同士を連結するボンド部92(例えば前記連結部内に位置するセンターボンド部)とを備える。尚、同図においては、骨片部91が略U字形に曲げ加工される前の状態におけるインサート90を示している。
ウエザストリップの取付に際しては、トリム部がフランジに嵌め込まれ、基本的には前記保持リップ部による弾性力、或いは、前記インサートの緊縛力等に基づいて取付状態が維持されるようになっている。そして、ドア閉時には、ドアの縁部が前記シール部と当接し、前記シール部が潰れ変形することによって、ドアとボディとの間がシールされる。
近年、ウエザストリップに関しても軽量化の要請が高まってきている。とりわけ、ウエザストリップに対し金属製のインサートの占める割合が高いことから、インサートの重量を低減させることで、ウエザストリップに関しても軽量化が図られることとなる。インサートに関して軽量化を図る技術としては、センターボンド部を骨片部に比べて薄肉とするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−48879号公報
しかしながら、上記技術では、センターボンド部のみを薄肉としているため、十分な軽量化を図るとまでは言い切れない。一方で、骨片部までもセンターボンド部に合わせて全て薄肉としてしまったのでは、所望とする強度(形状保持性能)を確保できず、緊縛力が不十分なものとなってしまう。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、軽量化を図りつつ、強度、緊縛力の低下を抑制することのできるウエザストリップを提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部と、
前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドアの周縁が押付けられる中空状のシール部とを有し、
前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とからなり断面略U字状をなすとともに、前記車内側側壁対応部及び前記連結部対応部の連接部位と、前記車外側側壁対応部及び前記連結部対応部の連接部位とがともに湾曲部となっており
前記インサートのうち前記両湾曲部の厚みに比べ、当該両湾曲部を除く他の部位の厚みを薄くし
前記車内側側壁対応部及び車外側側壁対応部のうち、少なくとも一方の先端部が所定間隔毎に切除されていることを特徴とするウエザストリップ。
手段1によれば、トリム部に埋設された金属製のインサートによって所定の緊縛力が付与され、もってウエザストリップの取付状態が維持される。さて、手段1では、インサートを構成する短冊状の骨片部が、車内側側壁対応部と車外側側壁対応部と連結部対応部とからなり断面略U字状をなすとともに、車内側側壁対応部及び連結部対応部の連接部位と、車外側側壁対応部及び連結部対応部の連接部位とがともに湾曲部となっている。そして、インサートのうち両湾曲部の厚みに比べ、当該両湾曲部を除く他の部位の厚みが薄くされている。このように、両湾曲部を除いて薄肉化が図られることで、インサート全体ひいてはウエザストリップ全体としての軽量化を図ることができる。一方で、インサート全体を薄肉化するのではなく、両湾曲部に関しては比較的厚肉となっていることから、所定の強度、剛性を確保でき、曲げ当初の形状を保持しやすい。結果として、緊縛力が不十分となってしまうといった事態を抑制でき、取付状態の安定化を図ることができる。また、取付状態の安定化が図られることによって、シール部によるシール性能を長期にわたって十分に発揮できる。
また、車内側側壁対応部及び車外側側壁対応部のうち、少なくとも一方の先端部が所定間隔毎に切除されているため、さらなる軽量化を図ることができる。一方で、切除される対象が車内側側壁対応部及び車外側側壁対応部の先端部であり、しかも当該切除が所定間隔毎(例えば、1つおき或いは2つおき)であるため、強度、剛性にさほど影響が及ばなくて済む。
尚、従来に比べて十分な軽量化を図り、かつ所定の強度を具備するという観点からは、インサートが冷間圧延鋼板(SPCC)よりなり、かつ、前記両湾曲部の厚みが0.5mm±0.04mm、当該両湾曲部を除く他の部位の厚みが0.4mm±0.04mmであることがより望ましい。
手段2.当該両湾曲部の厚みに比べ、両湾曲部を除く他の部位の厚みを0.05mm以上薄くしたことを特徴とする手段1に記載のウエザストリップ。
手段2のように、当該両湾曲部の厚みに比べ、両湾曲部を除く他の部位の厚みを0.05mm以上薄く構成することとすれば、軽量化を図る一方で、所定の強度を有するといういわば相反する作用効果を一挙に奏しやすいものとなる。尚、「両湾曲部の厚みに比べ、両湾曲部を除く他の部位の厚みを0.08mm以上薄く」することとしてもよい。
手段.前記インサートは、冷間圧延鋼板(例えば、SPCC−4D)よりなり、圧延ローラで圧延されることによって形成されることを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
手段によれば、部位によって厚みの相違するインサートを比較的安定して得ることができる。すなわち、圧延ローラを用いて板状体を圧延してインサートを製造するのであるが、この場合において、両湾曲部に相当する部分と、当該両湾曲部を除く他の部位とで厚みに差を設ける必要がある。この点、圧延ローラに所定の段差を設けておき、圧延加工を施すことで、比較的簡易な構成で、上述したインサートを正確かつ安定的に得ることができる。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図2に示すように、自動車1の側方のドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁には、ウエザストリップ4が設けられる。本実施形態のウエザストリップ4は、ドア開口3のうち、下部を除く周縁にわたって取付けられ、全て押出成形法によって成形されている。
図1に示すように、ウエザストリップ4は、トリム部5及びシール部6を備えている。トリム部5は、車内側側壁11、車外側側壁12及び両側壁11,12を連結する断面湾曲形状をなす連結部13を備えており、全体として断面略U字形をなしている。トリム部5は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ソリッドゴムによって構成されており、その内部には、金属製[本実施形態では、冷間圧延鋼板(例えば、SPCC−4D)製]のインサート14が埋設されている。
車外側側壁12の内面には、トリム部5の内側(車両幅方向車内側)に向かって延びる複数の保持リップ部15が一体形成されている。また、車内側側壁11の内面には、トリム部5の内側(車両幅方向車外側)に向かって延びる保持リップ部16が一体形成されている。さらに、前記連結部13には図示しないガーニッシュ等の内装品の端部を覆うためのカバーリップ17が一体形成されている。
さらに、前記シール部6は、車外側側壁12に対し車外側に突出して設けられており、中空状をなしている。該シール部6は、EPDMスポンジゴムによって構成されている。尚、シール部6は、EPDMスポンジゴムを主体として構成されその表層側にEPDMソリッドゴムの被膜が形成されるようにして構成されていてもよい。そして、ドア2閉時には、シール部6が潰れ変形することで、ドア2と自動車1のボディとの間がシールされるようになっている。
上記ウエザストリップ4は、トリム部5がボディ側のドア開口3周縁(図2参照)に嵌め込まれることによって取付けられる。より詳しく説明すると、図1に示すように、ボディは、インナパネル21及びアウタパネル22を備えており、基本的にはこれら両パネル21,22の周縁部分が接合されることにより、フランジ23が形成されている(勿論、強度を高めるべく板状のリーンフォースが両パネル21,22間に設けられていてもよい)。そして、前記トリム部5がフランジ23に嵌め込まれ、基本的には前記保持リップ部15,16による弾性力、或いは、前記インサート14の緊縛力等に基づいて取付状態が維持されるようになっている。
本実施形態におけるインサート14としては、図3,4,5に示すようなセンターボンドタイプが用いられる(図4,5は、曲げ加工前の状態を示す)。すなわち、インサート14は、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部31と、前記各骨片部31同士を、その略中央部分において連結するセンターボンド部32と、略両端部分において連結するサイドボンド部33,34とを備える。
そして、当該インサート14のうち、骨片部31は、トリム部5の長手方向に沿って所定間隔毎に埋設され、押出成形後の曲げ加工においてトリム部5ともども略U字状に曲げられる。一方、センターボンド部32は、トリム部5の長手方向に沿って連続して前記連結部13内のほぼ中央に位置するようにして埋設される。また、サイドボンド部33,34は、トリム部5の長手方向に沿って連続してそれぞれ前記車内側側壁11、車外側側壁12内の先端部に位置するようにして埋設される。尚、サイドボンド部33,34は、トリム部5が略U字形に曲げ加工された後に、繰り返しの曲げ加工によって切断され、各骨片部31間が拡開可能にされている。サイドボンド部33,34を押出成形時に連結させておく理由は、インサート14の送りを直線状にするためであり、曲げ加工後に切断する理由はトリム部5の曲げ装着性を向上させるためである。そのため、本実施形態では前記センターボンド部32が「ボンド部」に相当する。
さて、骨片部31がトリム部5とともに略U字状に曲げられる点については上述した。すなわち、骨片部31は、前記車内側側壁11に対応する車内側側壁対応部41と、前記車外側側壁12に対応する車外側側壁対応部42と、前記連結部13に対応する連結部対応部43とからなり、前記曲げ加工を経ることによって断面略U字状をなす。また、車内側側壁対応部41及び連結部対応部43の連接部位と、車外側側壁対応部42及び連結部対応部43の連接部位とがともに湾曲部44,45となっている。そして、本実施形態では、インサート14のうち前記両湾曲部44,45(図5において散点模様の付された部位)の厚みに比べ、当該両湾曲部44,45を除く他の部位の厚みが薄肉となっている。
より詳しく説明すると、両湾曲部44,45の厚みT1が、0.5mmであるのに対し、それ以外の部位(センターボンド部32、サイドボンド部33,34をも含む)の厚みT2が0.4mmとなっている。
かかるインサート14は、例えば次のようにして得られる。まず、薄板状の冷間圧延鋼板(SPCC−4D)が長手方向に沿って反送される過程で、切れ込み(スリット)が形成される。切れ込みの形成された鋼板は、上下対をなす圧延ローラ群へと案内される。当該圧延ローラ群は、鋼板を薄肉化し、均等に引き延ばすためのものであり、当該圧延ローラ群を経た鋼板は、前記切れ込み等においても引き延ばされ、上記図5で示したような骨片部31が引き離された形状とされ、結果として所定間隔を隔てた複数の骨片部31等が形成される。
図6は、圧延ローラの一例を示す断面模式図であるが、同図に示すように、圧延ローラは、上ローラ51及び下ローラ52を備えており、下ローラ52の外周面は平坦状をなしているのに対し、上ローラ51には段差51aが形成されている。そして、当該段差51aにより、上述した肉厚差が付与される、つまり、両ローラ51,52間の隙間の比較的大きい(湾曲部44,45に対応する)部位は比較的厚肉に形成され、両ローラ51,52間の隙間の比較的小さいそれ以外の部位は比較的薄肉に形成される。
尚、本実施形態のウエザストリップ4は、押出工程、加硫工程、曲げ工程及び裁断工程等を経ることで製造される。すなわち、押出工程においては、押出装置を構成する図示しないダイスの成形孔から、平板状の圧延されたインサート14が連続的に供給されつつ、未加硫ゴムが押し出される。このとき、前記トリム部5に相当する部位が、その両先端部分が平板状又は略へ字形に拡開させられた状態で押し出される。
続いて、押出された未加硫ゴムが、図示しない加硫装置(加熱ゾーン)中へ連続的に案内され、当該加硫装置において加硫が施される。
さらに、加硫の施されたウエザストリップ4前駆体が、図示しない曲げ加工装置へ案内され、トリム部5に相当する部位の両先端部分を窄めるようにして曲げ加工が施される。これにより、断面略U字状のトリム部5が形成される。またこのとき、上述したように、インサート14についても曲げ加工が施され、上記のような湾曲部44,45が形成される。そしてその後、インサート分離器(図示せず)を経て上述したサイドボンド部33,34が分離され、図示しない裁断装置において、所定長に裁断されることで、上述したウエザストリップ4が得られる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、インサート14のうち両湾曲部44,45の厚みT1に比べ、当該両湾曲部44,45を除く他の部位の厚みT2が薄くされている。このように、両湾曲部44,45を除いて薄肉化が図られる(T2=0.4mm)ことで、インサート14全体ひいてはウエザストリップ4全体としての軽量化を図ることができる。一方で、インサート全体を薄肉化するのではなく、両湾曲部44,45に関しては比較的厚肉(T1=0.5mm)となっていることから、所定の強度、剛性を確保でき、曲げ当初の形状を保持しやすい。結果として、緊縛力が不十分となってしまうといった事態を抑制でき、取付状態の安定化を図ることができる。また、長期にわたり取付状態の安定化が図られることによって、シール部6によるシール性能を長期にわたって十分に発揮できる。
また特に、両湾曲部44,45の厚みT1に比べ、両湾曲部44,45を除く他の部位の厚みT2を0.05mm以上(本実施形態では0.1mm)薄くした。これにより、軽量化を図る一方で、所定の強度を有するといういわば相反する作用効果を一挙に奏しやすいものとなる。
さらに、前記インサート14は、冷間圧延鋼板(例えば、SPCC−4D)よりなり、圧延ローラ群(例えば上下ローラ51,52)で圧延されることによって形成されている。このため、部位によって厚みの相違するインサート14を、さほどコストをかけることなく比較的安定して得ることができる。すなわち、本実施形態では圧延ローラを用いて板状体を圧延してインサート14を製造することとなるのであるが、この場合において、両湾曲部44,45に相当する部分と、当該両湾曲部44,45を除く他の部位とで厚みに差を設ける必要がある。この点、上記のとおり、上ローラ51に所定の段差51aを設けておき、圧延加工を施すことで、比較的簡易な構成で、上述したインサート14を正確かつ安定的に得ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では特に言及しなかったが、車内側側壁対応部41及び車外側側壁対応部42のうち、少なくとも一方の先端部が所定間隔毎に切除されていることとする。例えば、図7に示すように、車外側側壁対応部42の先端部を1つおきに切除することとしてもよい。かかる切除により、さらなる軽量化を図ることができる。一方で、切除される対象が車内側側壁対応部41や車外側側壁対応部42の先端部であり、しかも当該切除が例えば1つおきといった所定間隔毎であるため、強度、剛性にさほど影響が及ばなくて済む。
(b)上記実施形態では、センターボンド部32以外にも、略両端部分において骨片部31を連結するサイドボンド部33,34を具備する構成であったが、これらサイドボンド部33,34のうち少なくとも一方を省略した構成であってもよい。従って、例えば骨辺部31がセンターボンド部32のみで連結されてなるタイプのインサートであっても何ら差し支えない。また、例えば骨辺部31がサイドボンド部33,34のみで連結されてなるタイプのインサートであってもよい。
(c)上記実施形態では、圧延ローラ群を経ることでインサート14を得ることとしているが、当初より肉厚差を設けておいた上で、打ち抜き加工によってインサートを得ることとしてもよい。
(c)上記実施形態では、(サイドフロント)ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁に設けられるウエザストリップ4について具体化しているが、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア(トランクリッド)、ルーフドア(スライディングルーフパネル)等の他のドアの開口周縁に設けられるウエザストリップについて適用することも可能である。
(d)上記実施形態では、トリム部5をソリッドゴムにより構成し、シール部6をスポンジゴムにより構成することとしているが、両者を同一材料により構成することとしてもよい。また、トリム部5を微発泡ゴム等により構成してもよい。さらに、ゴム材料としてEPDMを例示しているが、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。さらにまた、高分子材料としては、ゴム材料の他に、オレフィン系等の熱可塑性エラストマーや軟質PVC等の樹脂材料を用いることができる。
(e)上記実施形態では、ウエザストリップ4が、ドア開口3の周縁の下部を除くほぼ全周にわたって取付けられることとしているが、完全に全周にわたって取付けられることとしてもよい。また、必ずしも全周或いはほぼ全周でなくてもよく、例えば部分的に取付けられるウエザストリップであってもよい。
一実施形態におけるウエザストリップを示す断面図である。 自動車を示す斜視図である。 インサートを示す断面図である。 曲げ加工前のインサートを示す断面図である。 曲げ加工前のインサートを示す部分平面図である。 インサートを圧延する際に用いられるローラ等を拡大して示す断面模式図である。 別の実施形態における曲げ加工前のインサートを示す平面図である。 従来技術における曲げ加工前のインサートを示す部分平面図である。
1…自動車、2…ドア、3…ドア開口、4…ウエザストリップ、5…トリム部、6…シール部、11…車内側側壁、12…車外側側壁、13…連結部、31…骨片部、32…センターボンド部、41…車内側側壁対応部、42…車外側側壁対応部、43…連結部対応部、44,45…湾曲部。

Claims (3)

  1. 車両のドア開口周縁のフランジに保持され、車内側側壁、車外側側壁及び両側壁を連結する連結部を備える断面略U字形のトリム部と、
    前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドアの周縁が押付けられる中空状のシール部とを有し、
    前記トリム部には、その長手方向に沿って金属製のインサートが埋設され、当該インサートは、互いに略平行に配設された複数の短冊状の骨片部と、前記各骨片部同士を連結するボンド部とを備えたウエザストリップであって、
    前記骨片部は、前記車内側側壁に対応する車内側側壁対応部と、前記車外側側壁に対応する車外側側壁対応部と、前記連結部に対応する連結部対応部とからなり断面略U字状をなすとともに、前記車内側側壁対応部及び前記連結部対応部の連接部位と、前記車外側側壁対応部及び前記連結部対応部の連接部位とがともに湾曲部となっており、
    前記インサートのうち前記両湾曲部の厚みに比べ、当該両湾曲部を除く他の部位の厚みを薄くし
    前記車内側側壁対応部及び車外側側壁対応部のうち、少なくとも一方の先端部が所定間隔毎に切除されていることを特徴とするウエザストリップ。
  2. 当該両湾曲部の厚みに比べ、両湾曲部を除く他の部位の厚みを0.05mm以上薄くしたことを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
  3. 前記インサートは、冷間圧延鋼板よりなり、圧延ローラで圧延されることによって形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
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