JP4758181B2 - 清掃具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば食器等を洗浄したり、バスやトイレ等の生活機器を洗浄したり、あるいは自動車のボディー等を洗浄したりする場合に使用する清掃具に関するものである。
従来、この種の清掃具としては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成のものが提案されている。すなわち、特許文献1に記載の清掃具においては、メラミン樹脂発泡体の一側面に、そのメラミン樹脂発泡体よりも強度の高い材質の弾性発泡体からなる把持部を接着固定して構成されている。また、特許文献2に記載の清掃具においては、多数の粒状のメラミン系樹脂発泡体をポリウレタン樹脂に一体化させて構成されている。
特開2001−258809号公報 特開2004−275666号公報
ところで、一般に、被清掃物の洗浄清掃に際しては、洗剤を細かく泡立てることにより、強い力を要することなく、被清掃物の凹凸部等の細部まで効果的に洗浄できることが知られている。ところが、前記特許文献1及び2には、清掃具に洗剤や水を染み込ませた状態で、洗浄清掃に使用することについては示されているが、染み込ませた洗剤を泡立てて洗浄効果を高めることについては開示されていない。
すなわち、メラミンあるいはメラミン系発泡樹脂は、小さな発泡セルが形成されるため、細かな泡の形成は可能であるが、その泡はメラミンあるいはメラミン系発泡樹脂の表面に形成されるのみで保持されず、表面から流れ落ちたり、破裂したりして泡立て効果はほとんど期待できない。従って、前記特許文献1,2に記載の清掃具では、洗剤の細かな泡が発生し難くて、泡を利用して被清掃物を効果的に洗浄清掃することはできない。さらに、メラミンあるいはメラミン系樹脂は、被清掃物と摩擦接触すると、容易に破断して破損しやすいため、特許文献1及び2の清掃具は使用耐久性に乏しいものであった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、細かく泡立てることができ、被清掃物をその凹凸部等の細部まで効果的に洗浄することができるとともに、使用耐久性を向上できる清掃具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明の清掃具は、連続発泡性の弾性発泡体よりなる基体の表裏両面に、同基体のセル径よりも大きなセル径で、かつ連続発泡性の弾性発泡体よりなる積層体を固着した清掃具であって、前記基体はメラミン樹脂よりなるとともに、前記積層体はポリウレタン樹脂よりなることを特徴としている。なお、ここで、メラミン樹脂とは、メラミン系樹脂を含むものとする。
従って、この清掃具を使用して被清掃物を洗浄清掃する場合には、セル径の小さい弾性発泡体よりなる基体に洗剤や水が染み込んで、細かな泡が生成される。そして、その泡がセル径の大きな弾性発泡体よりなる積層体に保持されるとともに、同積層体内を通して表面側に移動され、その移動過程において積層体に含まれる空気により、泡がさらに細分化される。よって、清掃具を被清掃物に強く擦り付けたりすることをしなくても、その細かな泡の洗浄効果にて、被清掃物をその凹凸部等の細部まで有効に洗浄することができる。また、積層体が基体の表裏両面を覆っているため、基体が被清掃物に直接接触するのを防止して、基体の損傷を防止でき、清掃具としての使用耐久性を向上できる。
また、前記の構成において、基体のセル数を25〜300/25mmの範囲内に設定するとよい。このように構成すると、基体に洗剤や水を染み込ませて、細かな泡を効果的に生成させることができる
さらに、前記の構成において、積層体のセル数を5〜80/25mmの範囲内に設定するとよい。このように構成すると、基体で生成された泡を遮蔽したり潰したりすることなく、積層体内を通して表面側へスムーズに移動させることができる。また、ポリウレタン樹脂よりなる積層体により基体を保護及び補強することができて、清掃具の強度及び使用耐久性を向上させることができる。
しかも、前記の構成において、積層体は除膜処理を施すとよい。このように構成すると、泡の骨格間を遮蔽する膜を除去できて、積層体内での泡の生成や移動を一層向上させることができるとともに、清掃具の使用中及び使用後の水切り性を向上させることができる。
以上のように、この発明によれば、洗剤や水を染み込ませて細かく泡立てることができ、被清掃物をその凹凸部等の細部まで効果的に洗浄することができるとともに、使用耐久性を向上できる。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態の清掃具11は、連続気泡性の弾性発泡体よりなる基体12の表裏両面に、その基体12のセル径よりも大きなセル径で、かつ連続気泡性で、弾性発泡体よりなる一対の積層体13を、接着剤14により接着固定して構成されている。前記基体12としては、メラミン樹脂発泡体(例えば、BASFジャパン株式会社製のバソテクト(登録商標))が使用され、その基体12の気泡のセル数が25〜300/25mmの範囲内に設定されている。なお、セル数は、JIS K 6400−1:2004 付属書1(参考)に準拠する。
また、前記各積層体13としては、除膜処理されたポリウレタン樹脂発泡体が使用され、その積層体13の気泡のセル数が5〜80/25mmの範囲内に設定されている。この場合、積層体13のセル数を5/25mmよりも少なく設定すると、清掃具11全体の強度が低下して、使用耐久性が低下することになる。これに対して、積層体13のセル数を80/25mmよりも多く設定すると、セル径が小さくなって、基体12で生成される泡を積層体13の表面側へスムーズに移動させることができず、その泡を有効に利用できないことがある。しかも、除膜処理を施すことによって、積層体13内での泡の保持性及び移動性が一層良好になるとともに、清掃具11の水切り性が向上する。
さらに、前記接着剤14としては、湿気硬化型1液性イソシアネート接着剤、ホットメルト接着剤等の任意の接着剤を使用することができる。また、この接着剤14の塗布方法としては、ロールコータ、スプレー塗布等の任意の塗布方法を用いることができる。この場合、基体12の気泡の骨格と各積層体13の気泡の骨格との接触部分のみに接着剤14の層が形成されるように、接着剤14の量を調整するのが好ましい。このようにすれば、基体12で生成される泡が接着剤14の層にて遮蔽されたり潰されたりすることなく、積層体13側へスムーズに移動される。
次に、前記のように構成された清掃具11の作用を説明する。
さて、この清掃具11を使用して、例えば食器等の被清掃物を洗浄清掃する場合には、基体12がセル径の小さい弾性発泡体から形成されているため、清掃作業にともなう清掃具11の弾性変形により、その基体12内に洗剤や水が染み込んで、細かな泡が生成される。この場合、基体12の両面に積層固定された積層体13が、基体12のセル径よりも大きなセル径で、かつ除膜処理された弾性発泡体から形成されているため、各積層体13を通して基体12には洗剤や水が十分に浸透して、細かな泡が効果的に生成される。また、基体12が除膜処理されていれば、基体12の内部に空気、洗剤及び水を充分に吸収できて、泡を有効に形成できる。
そして、生成された細かな泡が、セル径の大きな弾性発泡体よりなる各積層体13内に保持される。この状態で、清掃作業にともなう清掃具11の弾性変形により、その保持された泡が積層体13を通して、清掃具11の表裏両面側に移動される。このとき、泡の移動過程において各積層体13に含まれる空気により、泡がさらに細かく泡立てられて、清掃具11の表裏両面から外部に供給される。従って、清掃具11を被清掃物に強く擦り付けたりしなくても、細かな泡の洗浄効果を利用して、被清掃物を凹凸部等の細部まで有効に洗浄することができる。
また、ポリウレタン樹脂は、弾性反発力に優れるため、その気泡は、潰れた状態から開放状態に復元しやすく、従って、その復元過程においてさらに泡立てられて、洗浄に供する泡が豊富に形成される。
そして、前記積層体13が気泡のセル数5〜80/25mmのポリウレタン樹脂発泡体により形成されているため、セル径が充分な大きさであり、このため、基体12で生成された泡を遮蔽したり潰したりすることなく、積層体13内を通して清掃具11の表裏両面側へスムーズに移動させることができる。
さらに、積層体13には除膜処理が施されているため、泡の生成や移動を妨げる膜が除去されている。従って、積層体13内での泡の生成や移動性を一層向上させることができる。
しかも、積層体13は除膜処理されているため、清掃具11の水切り性を向上させることができ、衛生面でも優れている。
ちなみに、積層体13に除膜処理が施されていない場合には、積層体13内に残留する膜により泡の移動が抑制されて、泡立ち性が低下して、洗浄効果が低下したり、清掃具11の水切り性が悪くなって、乾燥に時間がかかったりする。
加えて、メラミン樹脂発泡体よりなる基体12をポリウレタン樹脂発泡体よりなる積層体13により表裏両面から覆っているため、基体12の表面がその外周端面の狭い部分を除いて被清掃物に直接接触することはない。従って、破断しやすいメラミン樹脂発泡体を靱性の高いポリウレタン樹脂発泡体により保護及び補強することができて、清掃具11の強度及び使用耐久性を向上させることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 基体12の表裏両面に一対の積層体13を積層固定することなく、基体12のいずれか一方の面(片面)に1枚の積層体13を積層固定すること。
・ 基体12及び積層体13として、前記とは異なった材質の樹脂発泡体を使用すること。例えば、基体12とアクリル系樹脂発泡体を用いること。
・ 前記基体12及び積層体13の少なくとも一方として、除膜処理されていないものを用いること。このように構成しても、基体12及び積層体13のセル数の関係が前記実施形態と同様であれば、前記実施形態とほぼ同様な作用を得ることができる。
・ 積層体13の表面に砥粒をコーティングしたり、内部に砥粒を混入したりして、積層体13によるかき取り効果を向上させること。
一実施形態の清掃具を示す斜視図。
符号の説明
11…清掃具、12…基体、13…積層体、14…接着剤。

Claims (4)

  1. 連続発泡性の弾性発泡体よりなる基体の表裏両面に、同基体のセル径よりも大きなセル径で、かつ連続発泡性の弾性発泡体よりなる積層体を固着した清掃具であって、
    前記基体はメラミン樹脂よりなるとともに、前記積層体はポリウレタン樹脂よりなることを特徴とする清掃具。
  2. 前記基体のセル数が25〜300/25mmであることを特徴とする請求項に記載の清掃具。
  3. 前記積層体のセル数が5〜80/25mmであることを特徴とする請求項1または請求項に記載の清掃具。
  4. 前記積層体は除膜処理されていることを特徴とする請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載の清掃具。
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