JP3156047U - 処理用品及びその関連技術 - Google Patents

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朋義 奥田
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Abstract

【課題】床面等に対し水拭き清掃等の処理を行う場合に、処理効果を実質上損なうことなく水系液体を含有するPVAスポンジの処理対象面に対する付着力を低減して容易に摺動させることができる処理用品及び処理用具を提供する。【解決手段】平面視長方形状の平板形状をなすPVAスポンジSの処理面(処理対象面に臨むべき特定の面)である底面を含む全面を、網状体Nにより覆い、網状体Nにより覆われた上面側に保持板Hの底面が接着固定する。保持板Hの上面部に対し傾動可能なように柄Lを連結する。PVAスポンジSが水系液体を含有し、処理面である底面と処理対象面の間に網状体Nを挟んだ状態で、その処理対象面に対しPVAスポンジSを摺動させて処理対象面の清掃処理を行う。【選択図】図2

Description

本考案は、水系液体を含有するPVAスポンジを用いて床面等の清掃処理等を行うための処理用品及びその処理用品を備える処理用具に関する。
特開2005−137836号公報には、清掃用のモップヘッド部にPVAスポンジを有する柄付の吸水モップが記載されている。
PVA(ポリビニルアルコール)スポンジは、吸水性及び保水性に優れるため、水道水又はその他の水系液体を用いて例えばフローリング床、プラスチックタイル床等の床面の水拭き清掃等の処理を行う上で適する。
しかしながら、例えば水系液体を含有した状態の平板状のPVAスポンジの底面を床面上に摺動させて処理対象面である床面を水拭き清掃しようとすると、床面に対するPVAスポンジの付着力が強いため、床面上にPVAスポンジの底面を摺動させることが困難であったり、大きな労力を伴うことになる。このような問題は、処理効率を高める上で前記PVAスポンジの処理面である底面の面積をある程度広くした場合に更に顕著になる。
特開2005−137836号公報
本考案は従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、床面等の処理対象面に対し水拭き清掃等の処理を行う場合に、清掃処理等の処理効果を実質上損なうことなく水系液体を含有するPVAスポンジの処理対象面に対する付着力を低減して処理対象面に対し容易に摺動させることができる処理用品及び処理用具を提供することにある。
上記目的を達成する本考案の処理用品は、
処理対象面に臨むべき特定の面を処理面として有するPVAスポンジと、
少なくとも前記処理面を覆う網状体を備え、
前記PVAスポンジが水系液体を含有し、前記処理面と前記処理対象面の間に前記網状体を挟んだ状態で、その処理対象面に対し前記PVAスポンジを摺動させて前記処理対象面の処理を行うためのものである。
また本考案の処理用具は、上記処理用品と、その処理用品を支持する柄を備えてなるものである。
PVAスポンジのうち少なくとも処理対象面に臨むべき特定の面である処理面が網状体により覆われているので、PVAスポンジが水系液体を含有した状態で処理対象面の処理を行う場合、PVAスポンジの処理面と処理対象面の間に網状体を挟んだ状態で処理が行われる。
このようにPVAスポンジの処理面と処理対象面の間に網状体を挟んだ状態で、水系液体を含有するPVAスポンジを処理対象面に対し摺動させる場合、清掃処理等の処理効果を実質上損なうことなく処理対象面に対するPVAスポンジの処理面の付着力を低減して容易に摺動させることができる。
そのため、PVAスポンジの処理面の面積を十分に広くしつつ処理対象面に対しPVAスポンジを容易に摺動させることができるので、清掃処理等の処理効率を格段に高めることができる。
上記処理面は平坦状面とすることができる。PVAスポンジの処理面を、従来付着力が高まるために採用し難い点があった平坦状面とすることにより、処理対象面の清掃処理等の処理効率を高めることができる。
また上記処理面は、溝状部及び凹部の一方又は両方を部分的に有する平坦面であるものとすることができる。
更に、上記PVAスポンジは、底面を上記処理面とする板形状をなすものとすることができる。
また上記PVAスポンジは、平板形状をなすものとすることができる。
また更に、上記網状体は、繊維製の網状体であるものとすることができる。
また上記繊維の吸水率は20℃相対湿度65%において5%以下であるものとすることができる。
更に、処理面の面積の30%乃至90%が網目から露出しているものとすることができる。
上記処理用品は、床面を処理するためのものとすることができる。
また上記処理用品は、清掃用であるものとすることができる。
本考案の処理用品又は処理用具により処理対象面の処理を行う場合、PVAスポンジの処理面と処理対象面の間に網状体を挟んだ状態で、水系液体を含有するPVAスポンジを処理対象面に対し摺動させることとなるため、清掃処理等の処理効果を実質上損なうことなく処理対象面に対するPVAスポンジの処理面の付着力を低減して容易に摺動させることができる。そのため、PVAスポンジの処理面の面積を十分に広くしつつ処理対象面に対しPVAスポンジを容易に摺動させることができるので、清掃処理等の処理効率を格段に高めることができる。
処理用品の模式的な底面図である。 処理用品及び処理用具の模式的な斜視図である。 図2のIII−III線拡大断面図である。
本考案の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図3は、本考案の実施の形態の一例としての清掃用品及び清掃用具(すなわち、清掃処理を行うための処理用品及び処理用具)についてのものである。
本例の清掃用具Aは、方形平板状の清掃用品Cと、その清掃用品Cを底面側に接着保持する合成樹脂製方形板状の保持板Hと、その保持板Hの上面部に対し傾動可能なように基部が連結された金属を主材料とする管状の柄Lからなる。なお、柄Lは、保持板Hの上面中央部に水平方向に直交する2つの回動軸を介して柄Lの基部を連結することにより、柄Lが保持板Hの上面部に対し全方向に傾動可能とすることができる。
本例の清掃用品Cは、平面視長方形状の平板形状をなすPVAスポンジSの処理面S1である底面を含む全面を、網状体Nにより覆い、網状体Nにより覆われた上面側に保持板Hの底面が接着固定されたものである。この清掃用品Cは、PVAスポンジSが水系液体(水道水又はその他の水系液体)を含有し、処理面S1である底面と処理対象面としての床面等の間に網状体Nを挟んだ状態で、その床面等に対しPVAスポンジSを摺動させて床面等の清掃処理、特に水拭き処理を行うためのものである。処理対象面に臨むべき特定の面がPVAスポンジの処理面である。すなわち、紐状体により処理対象面を拭く場合のように不特定箇所で処理するものではなく、特定の面が処理面となる。
処理対象面の主たる例としては、フローリング床、プラスチックタイル床等の床面を挙げることができる。
本例の平板形状をなすPVAスポンジSは、底面及び上面が何れも平坦状面であり、両面がほぼ平行状をなす。底面と上面との距離が厚みである。なお、本考案のPVAスポンジの処理面は、必要に応じ、溝状部及び凹部の一方又は両方を部分的に有する平坦面とすることができる。更に、本考案のPVAスポンジの処理面は必ずしも平坦状面に限らない。
PVAスポンジSは、PVA(ポリビニルアルコール)を発泡させて得ることができ、多数の気泡(例えば連続気泡)を有する。なお、本考案のPVAスポンジは、少なくとも処理面において、吸水性及び保水性を発揮するものであることを要する。
本例における網状体Nは、ポリエステル繊維製である。本考案の網状体Nに使用し得る繊維に特に限定はなく、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維等の各種合成繊維および/または天然繊維等を使用することができる。なお、網状体Nを構成する繊維は、例えば、その吸水率が20℃相対湿度65%において5%以下であるものとすることができる。
網状体はPVAスポンジの少なくとも処理面を覆うことを要するが、本例のように全体を覆うものとすることや、PVAスポンジの処理面が底面部である場合に処理面と側部を覆うものや処理面と側部と上側部の一部とを覆うもの等とすることもできる。
網状体Nで覆われたPVAスポンジSの処理面S1は、例えばその面積の30%乃至90%が網状体Nの網目から露出しているものとすることができる。また、網状体Nにおける各網目の網目寸法は例えば3乃至30mmとすることができる。
本例の清掃用具Aを用いて、PVAスポンジSが水系液体を含有した状態で処理対象面の処理を行う場合、処理面S1である底面が網状体Nにより覆われているので、PVAスポンジSの処理面S1と床面等の処理対象面の間に網状体Nを挟んだ状態で清掃処理が行われる。
このようにPVAスポンジSの処理面S1と処理対象面の間に網状体Nを挟んだ状態で、水系液体を含有するPVAスポンジSを床面等の処理対象面に対し摺動させる場合、清掃処理効果を実質上損なうことなく床面等に対するPVAスポンジSの処理面S1の付着力を低減して容易に摺動させることができる。
そのため、平板形状をなすPVAスポンジSの処理面S1である底面の面積を十分に広くしつつ床面等の処理対象面に対しPVAスポンジSを容易に摺動させることができるので、水拭き清掃処理等の処理効率を格段に高めることができる。
A 清掃用具
C 清掃用品
H 保持板
L 柄
N 網状体
S PVAスポンジ
S1 処理面

Claims (11)

  1. 処理対象面に臨むべき特定の面を処理面として有するPVAスポンジと、
    少なくとも前記処理面を覆う網状体を備え、
    前記PVAスポンジが水系液体を含有し、前記処理面と前記処理対象面の間に前記網状体を挟んだ状態で、その処理対象面に対し前記PVAスポンジを摺動させて前記処理対象面の処理を行うための処理用品。
  2. 上記処理面が平坦状面である請求項1記載の処理用品。
  3. 上記処理面が溝状部及び凹部の一方又は両方を部分的に有する平坦面である請求項1記載の処理用品。
  4. 上記PVAスポンジが、底面を上記処理面とする板形状をなす請求項1乃至3の何れか1項に記載の処理用品。
  5. 上記PVAスポンジが平板形状をなす請求項4記載の処理用品。
  6. 上記網状体が繊維製の網状体である請求項1乃至5の何れか1項に記載の処理用品。
  7. 上記繊維の吸水率が20℃相対湿度65%において5%以下である請求項6記載の処理用品。
  8. 処理面の面積の30%乃至90%が網目から露出している請求項1乃至7の何れか1項に記載の処理用品。
  9. 床面を処理するためのものである請求項1乃至8の何れか1項に記載の処理用品。
  10. 清掃用である請求項1乃至9の何れか1項に記載の処理用品。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の処理用品と、その処理用品を支持する柄を備えてなる処理用具。
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