JP4757133B2 - トルクロッド - Google Patents

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本発明は、トルクロッドに関し、特に、アイドリング時の振動絶縁性能と加速時のこもり音低減性能とを確保しつつ、エンジンをオン・オフする際の振動を抑制することができるトルクロッドに関するものである。
従来、例えば、FF型の車両などにおいては、トルクロッドを車両のエンジン側と車体側との間に架設して、そのトルクロッドがエンジンからのトルクを受けることで、加速時におけるエンジンのロール方向(及び車両前後方向)の変位を規制することが行われている。
この種のトルクロッドでは、アイドリング時のばね定数を低くして振動絶縁を良好に行うために、ゴム脚部とゴムストッパ部とが別体に設けられている。即ち、アイドリング時には、ゴム脚部のみを機能させることで、ゴムボリュームを小さくしてばね定数を低くする一方、加速時にエンジンがロール方向等へ大きく変位した場合には、ストッパ部のストッパ作用によりロール方向へのエンジンの過大な変位を規制する。
ところで、アイドリング時の振動絶縁を確保するべく、ゴム脚部のばね定数を低くすると、加速時のストッパ当たりが早くなり、全体としてのばね定数が高くなることで、こもり音の発生を助長する。一方、ストッパ当たりを遅くするべく、ゴム脚部のばね定数を高くすると、アイドリング時の振動絶縁が悪化する。ストッパクリアランスを大きくすることで、ストッパ当たりを遅くすることもできるが、大型化を招く。
そこで、例えば、特開2005−163843号公報には、中間板と、加速時に中間板に当接してストッパ作用をなす第1ゴムストッパ部と、ゴム脚部に当接してストッパ作用をなす第2ゴムストッパ部とを並列的に設け、これら2種類のゴムストッパ部が異なるタイミングでストッパ作用を発揮することで、アイドリング時の振動絶縁性能を確保しつつ、加速時のこもり音の発生を抑制する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2005−163843号公報
しかしながら、上述した従来のトルクロッドでは、アイドリング時の振動絶縁性能を確保しつつ、加速時のこもり音を低減することはできるものの、エンジンをオン・オフする際の振動に対する性能が不十分であり、振動が収束するまでに長時間を要するという問題点があった。
即ち、エンジンをオン・オフする際には、比較的大きな振幅(2mm〜3mm)の振動が発生するため、ゴム脚部の減衰係数(ロスファクター)を高くする必要があるところ、従来のトルクロッドでは、アイドリング時の振動絶縁を確保するべく、ばね定数が低くされているため、減衰係数も低くなり、エンジンのオン・オフ時の振動を十分に低減することができない。
一方、従来のトルクロッドの構成において、ゴム脚部の材質を変更することで、減衰係数を高くすると、それに伴って動ばね定数も高くなるため、アイドリング時の振動絶縁性能が悪化するだけでなく、加速時のこもり音が助長されるという問題点が生じる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、アイドリング時の振動絶縁性能と加速時のこもり音低減性能とを確保しつつ、エンジンをオン・オフする際の振動を抑制することができるトルクロッドを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のトルクロッドは、車体側に連結される第1ブッシュと、エンジン側に連結される第2ブッシュと、前記第1ブッシュ及び第2ブッシュを互いに連結する連結部材とを備え、少なくとも加速時における前記エンジンのロール方向への変位を規制し得るように構成されるものであり、前記第1ブッシュ又は第2ブッシュの少なくとも一方又は両方は、前記連結部材が連結される筒状の外側取付け具と、前記外側取付け具の内周側に位置し前記エンジン側又は車体側に取り付けられる内側取付け具と、前記外側取付け具及び内側取付け具の間に介在すると共に弾性材料から構成される防振基体とを備え、前記防振基体は、ゴム材料から構成されるゴム基体と、ウレタン材料から構成されるウレタン基体とを備え、前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記外側取付け具と内側取付け具とが少なくとも前記ウレタン基体を介して連結され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記外側取付け具と内側取付け具とが前記ゴム基体を介して連結されるように構成されている。
請求項2記載のトルクロッドは、請求項1記載のトルクロッドにおいて、前記ゴム基体は、前記外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結する一対のゴム脚部を備え、前記ウレタン基体は、前記外側取付け具に固着されると共に前記内側取付け具へ向けて突設されその突設先端が前記内側取付け部に当接される一対のウレタン脚部を備え、前記一対のウレタン脚部は、前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から前記内側取付け具を挟み込むものであり、前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記一対のウレタン脚部の突設先端と前記内側取付け具との間の当接状態が維持され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記一対のウレタン脚部の突設先端と前記内側取付け具との間の当接状態が解除されるように構成されている。
請求項3記載のトルクロッドは、請求項2記載のトルクロッドにおいて、前記ゴム基体は、前記一対のゴム脚部の対向間に設けられると共に前記エンジンのロール方向への変位が第1方向へ大きくなった場合に前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されてストッパ作用をなす第1ストッパゴム部と、前記内側取付け具に固着されると共に前記エンジンのロール方向への変位が前記第1方向と反対となる第2方向へ大きくなった場合に前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されてストッパ作用をなす第2ストッパゴム部と、前記第2ストッパゴム部に連設され前記内側取付け具に固着される連設ゴム部とを備え、前記一対のウレタン脚部の突設先端は、前記連設ゴム部を介して、前記内側取付け具に間接的に当接されるものである。
請求項4記載のトルクロッドは、請求項1記載のトルクロッドにおいて、前記ゴム基体は、前記外側取付け具に固着されると共に前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向に沿って位置しつつ前記内側取付け具に対向する一対の対向ストッパゴム部を備え、前記ウレタン基体は、前記外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結すると共に前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から前記内側取付け具を挟んで位置する一対の連結ウレタン部を備え、前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記一対の対向ストッパゴム部と前記内側取付け具との間に隙間が形成され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記一対の対向ストッパゴム部のいずれか一方が前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されるように構成されている。
請求項1記載のトルクロッドによれば、ゴム材料から構成されるゴム基体と、ウレタン材料から構成されるウレタン基体とを防振基体が備えており、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、外側取付け具と内側取付け具とが少なくともウレタン基体を介して連結され、エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、外側取付け具と内側取付け具とがゴム基体を介して連結されるように構成されているので、アイドリング時の振動絶縁性能と加速時のこもり音低減性能とを確保しつつ、エンジンをオン・オフする際の振動を抑制することができるという効果がある。
即ち、ゴム材料から構成されるゴム基体によれば、ウレタン材料から構成されるウレタン基体と比較して、プリロードが大きく作用した状態での動ばね定数を低くすることができ、一方、ウレタン基体によれば、ゴム基体と比較して、減衰係数(ロスファクター)を高くすることができる。また、作用するプリロードが小さい状態では、ウレタン基体の動ばね定数とゴム基体の動ばね定数とは同等である。
そこで、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合に、外側取付け具と内側取付け具とが少なくともウレタン基体を介して連結されるように構成することで、アイドリング時の動ばね定数を低くして、振動絶縁性能を確保することができると共に、エンジンのオン・オフ時の振動を減衰させ、その振動を早期に収束させることができるという効果がある。
一方、エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合に、外側取付け具と内側取付け具とがゴム基体を介して連結されるように構成することで、加速時のエンジン変位を規制することで、プリロードが大きく作用した場合でも、動ばね定数が高くなることを抑制して、こもり音の低減を図ることができるという効果がある。
このように、本発明によれば、それぞれが相反する性能であるアイドリング時の振動絶縁性能と、加速時のこもり音低減性能と、エンジンオン・オフ時の振動減衰性能とを、いずれの性能も犠牲とすることなく、それぞれ効果的に発揮させることができる。
請求項2記載のトルクロッドによれば、請求項1記載のトルクロッドの奏する効果に加え、ゴム基体が、外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結する一対のゴム脚部を備え、ウレタン基体が、外側取付け具に固着されると共に内側取付け具へ向けて突設されその突設先端が内側取付け部に当接される一対のウレタン脚部を備え、一対のウレタン脚部は、エンジンのロールに伴う外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から内側取付け具を挟み込むものであり、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、一対のウレタン脚部の突設先端と内側取付け具との間の当接状態が維持されるように構成されているので、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動が入力されると、その入力に伴って、ゴム脚部のみでなく、ウレタン脚部も変位することで、ウレタン脚部の高減衰(高ロス)特性を利用して、振動を効率的に減衰させ、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができるという効果がある。また、この場合、ウレタン脚部にはプリロードが作用しないので、ウレタン脚部の動ばね定数をゴム基体と同等程度に低くすることができ、その結果、アイドリング時の振動絶縁性能の向上を図ることができるという効果がある。
更に、本発明によれば、エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、一対のウレタン脚部の突設先端と内側取付け具との間の当接状態が解除されるように構成されているので、外側取付け具と内側取付け具とをゴム基体のみで連結することができる。これにより、加速時のエンジン変位を規制するために、プリロードが大きく作用する場合であっても、全体としての動ばね定数が高くなることを抑制して、こもり音の低減を図ることができるという効果がある。
請求項3記載のトルクロッドによれば、請求項2記載のトルクロッドの奏する効果に加え、一対のウレタン脚部の突設先端が、連設ゴム部を介して、内側取付け具に間接的に当接されるように構成したので、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合に、一対のウレタン脚部の突設先端と内側取付け具との間の当接状態が不用意に解除されることを抑制して、その当接状態の維持を確実に行うことができるという効果がある。これにより、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動が入力された場合には、ウレタン脚部を確実に変位させることができ、その結果、ウレタン脚部の高減衰(高ロス)特性を利用して、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができるという効果がある。
請求項4記載のトルクロッドによれば、請求項1記載のトルクロッドの奏する効果に加え、ゴム基体が、外側取付け具に固着されると共にエンジンのロールに伴う外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向に沿って位置しつつ内側取付け具に対向する一対の対向ストッパゴム部を備え、ウレタン基体が、外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結すると共にエンジンのロールに伴う外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から内側取付け具を挟んで位置する一対の連結ウレタン部を備え、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、一対の対向ストッパゴム部と内側取付け具との間に隙間が形成されるように構成されているので、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動が入力されると、その入力に伴って、一対の連結ウレタン部が変位される。これにより、連結ウレタン部の高減衰(高ロス)特性を利用して、振動を効率的に減衰させて、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができるという効果がある。
また、この場合、対向ストッパゴム部は変位せず、連結ウレタン部のみが変位されると共に、その連結ウレタン部にはプリロードが作用しないので、全体としての動ばね定数を低くすることができ、その結果、アイドリング時の振動絶縁性能の向上を図ることができるという効果がある。
更に、本発明によれば、エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、一対の対向ストッパゴム部のいずれか一方が外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されるように構成されている、即ち、一対の対向ストッパゴム部の配設方向と、一対の連結ウレタン部の配設方向とが互いに直交している(周方向に90度ずれている)ので、連結ウレタン部にプリロードが大きく作用することを回避することができる。その結果、加速時のエンジン変位を規制するために、プリロードが大きく作用する場合であっても、全体としての動ばね定数が高くなることを抑制して、こもり音の低減を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施の形態におけるトルクロッド100の上面図であり、図1(b)は、トルクロッド100の側面図である。なお、本実施の形態では、本発明の適用対象として、FF型自動車のエンジンを3点懸架で支持する際に、エンジンのロール方向及び前後方向の変位を規制するトルクロッドを例に説明する。
トルクロッド100は、図1に示すように、車体側(図1右側、図示せず)に連結される第1ブッシュ1と、エンジン側(図1左側、図示せず)に連結される第2ブッシュ2と、これら第1ブッシュ1及び第2ブッシュ2を互いに連結する連結部材3とを備え、少なくとも加速時におけるエンジンのロール方向(図1(a)左右方向)への変位を規制し得るように構成されている。
第1ブッシュ1は、図1に示すように、連結部材3が連結される筒状の外側取付け具11と、その外側取付け具11の内周側に位置し車体側(図示せず)に取り付けられる内側取付け具12と、それら外側取付け具11及び内側取付け具12の間に介在すると共に弾性材料から構成される防振基体13とを備えて構成されている。
防振基体13は、図1に示すように、ゴム材料から構成されるゴム基体14と、ウレタン材料から構成されるウレタン基体15とを備える。なお、第1ブッシュ1の詳細構成については、図2から図5を参照して後述する。
第2ブッシュ2は、図1に示すように、連結部材3が連結される筒状の外側取付け具21と、その外側取付け具21の内周側に位置しエンジン側(図示せず)に取り付けられる筒状の内側取付け具22と、それら外側取付け具21及び内側取付け具22の間に介在すると共に弾性材料(ゴム材料)から構成される防振基体23とを備えて構成されている。
連結部材3は、図1に示すように、第1筒部材31及び第2筒部材32と、それら第1筒部材31及び第2筒部材32が両端に溶接固定されるブラケット部材33とを備えて構成されている。
第1筒部材31及び第2筒部材32は、図1に示すように、第1ブッシュ1の外側取付け具11及び第2ブッシュ2の外側取付け具21がそれぞれ内嵌圧入される部材であり、鉄鋼材料から筒状に構成されている。ブラケット部材4は、鉄鋼材料から断面略コ字状に折り曲げ形成されており、その両端部に第1筒部材31及び第2筒部材32が溶接固定されている。
次いで、図2から図5を参照して、第1ブッシュ1の詳細構成について説明する。図2(a)は、第1ブッシュ1の上面図であり、図2(b)は、第1ブッシュ1の側面図である。また、図3(a)は、図2のIIIa−IIIa線における第1ブッシュ1の断面図であり、図3(b)は、図2のIIIb−IIIb線における第1ブッシュ1の断面図である。
上述したように、第1ブッシュ1は、筒状の外側取付け具11と、その外側取付け具11の内周側に位置する内側取付け具12と、それら外側取付け具11及び内側取付け具12の間に介在する防振基体13とを備えて構成されている。外側取付け具11は、図2及び図3に示すように、鉄鋼材料から軸心Oを有する筒状に構成され、上述したように、連結部材3の第1筒部材31に内嵌圧入される(図1参照)。
内側取付け具12は、図2及び図3に示すように、アルミ合金から直方体状に構成され、断面円形のボルト挿通孔12aが貫通形成されている。内側取付け具12は、図2(a)に示すように、上面視長方形に形成され、その長方形の長手方向が車両前後方向(図2(a)左右方向)に沿うように配置されている。
また、ボルト挿通孔12aは、その軸心が外側取付け具11の軸心Oに一致されており、内側取付け具12の幅方向(図2(a)上下方向)中央に配置されると共に、内側取付け具12の長手方向(図2(a)左右方向)一方側(図2(a)右側)にオフセットされて配置されている。これにより、内側取付け具12は、図2(a)に示すように、外側取付け具11の内周側において、車両前方側(図2(a)左側)にオフセットされた状態で配置されている。
防振基体13は、上述したように、ゴム基体14と、ウレタン基体15とを備える。なお、本実施の形態では、ゴム基体14は、天然ゴムに対して、SRFグレードのカーボンを30重量%配合し、その他に、亜鉛華、ステアリン酸、硫黄を添加剤として配合したゴム材料から構成され、ウレタン基体15は、有機ポリイソシアネート成分として、(A)2,4’−MDI基体及び4,4’−MDIを含むモノメリックMDIの75〜90重量%と、(B)多核体イソシアネートの8〜24.9重量%と、(C)プレポリマー化イソシアネートの0.1〜2重量%とを含み、且つ(A)モノメリックMDI中に、40重量%以上の割合で、2,4’−MDIが含有されたものを用いる一方、ポリオール成分として、官能基数:2〜8、分子量:1000〜10000のポリオールを50重量%以上の割合で含んでなるものを用いて形成されたウレタン材料(ウレタンフォーム)から構成される。
上述したゴム材料から構成されるゴム基体14によれば、上述したウレタン材料から構成されるウレタン基体15と比較して、プリロードが大きく作用した状態での動ばね定数を低くすることができ、一方、ウレタン基体15によれば、ゴム基体14と比較して、減衰係数(ロスファクター)を高くすることができる。また、作用するプリロードが十分に小さい状態では、ウレタン基体15の動ばね定数とゴム基体14の動ばね定数とを同等とすることができる。
ゴム基体14は、図2又は図3に示すように、一対のゴム脚部14aと、第1ストッパゴム部14bと、第2ストッパゴム部14cとを主に備えて構成されている。一対のゴム脚部14aは、外側取付け具11と内側取付け具12とを連結するための部位であり、図2(a)に示すように、一端が外側取付け具11の内周に、他端が内側取付け具12の外周に、それぞれ加硫接着により固着されており、図2(a)に示す上面視において、V字状に拡開して形成されている。
第1ストッパゴム部14bは、エンジンのロール方向への変位が第1方向(加速時のエンジン変位方向であって、図2(a)において内側取付け具12が外側取付け具11に対して右方向へ相対移動する方向)へ大きくなった場合に、外側取付け具11と内側取付け具12との間で押圧挟持されてストッパ作用をなすための部位である。
この第1ストッパゴム部14bは、図2(a)又は図3(a)に示すように、一対のゴム脚部14aの対向間において、外側取付け具11の内周に加硫接着により固着されると共に、内側取付け具12へ向けて突設されている。なお、第1ストッパゴム部14bの突設先端と、内側取付け具12の端面(図2(a)右側面)を覆うゴム脚部14aとの間には、所定間隔の隙間が設けられている。
第2ストッパゴム部14cは、エンジンのロール方向への変位が第2方向(減速時のエンジン変位方向であって、図2(a)において内側取付け具12が外側取付け具11に対して左方向へ相対移動する方向)へ大きくなった場合に、外側取付け具11と内側取付け具12との間で押圧挟持されてストッパ作用をなすための部位である。
この第2ストッパゴム部14cは、図2(a)又は図3(a)に示すように、内側取付け具12の端面(図2(a)左側面)に加硫接着により固着されると共に、外側取付け具11へ向けて突設されている。なお、第2ストッパゴム部14cの突設先端と、外側取付け具11の内周面との間には、所定間隔の隙間が設けられている。
第2ストッパゴム部14cには、図2(a)に示すように、連設ゴム部14dが連設されている。連設ゴム部14dは、後述するウレタン脚部15aの突設先端が当接される部位であり、内側取付け具12の両側面(図2(a)上側面及び下側面)に加硫接着により固着されている。
ウレタン基体15は、図2又は図3に示すように、一対のウレタン脚部15aを備えている。一対のウレタン脚部15aは、図2(a)及び図3(b)に示すように、外側取付け具11の内周に固着され内側取付け具12へ向けて突設される部位であり、そのウレタン脚部15aの突設先端は、上述した連設ゴム部14dを介して、内側取付け具12に間接的に当接されている。
この一対のウレタン脚部15aは、図2(a)又は図3(b)に示すように、エンジンのロール方向への変位に伴う内側取付け具12と外側取付け具11との間の相対変位方向(上述した第1方向又は第2方向)と直交する方向(図2(a)上下方向)から内側取付け具12の両側面(図2(a)上側面又は下側面)を挟み込むように構成されている。
なお、ウレタン脚部15aとゴム脚部14aとの間には、図2(a)に示すように、所定間隔の隙間が設けられており、この隙間の間隔(図2(a)左右方向寸法)は、上述した第1及び第2ストッパゴム部14b,14cにおける隙間の間隔(図2(a)左右方向寸法)よりも大きくされている。
次いで、図4及び図5を参照して、第1ブッシュ1による防振作用について説明する。図4及び図5は、第1ブッシュ1の上面図であり、図4はアイドリング時を、図5(a)は加速時を、図5(b)は減速時を、それぞれ示している。
図4に示すように、通常時、即ち、エンジンのロール方向(図4左右方向)への変位が所定量以下である場合には、一対のウレタン脚部15aの突設先端と内側取付け具12(連設ゴム部14d)との間の当接状態が維持されている。そのため、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動(図4左右方向)が入力されると、その入力に伴って、ゴム脚部14aのみでなく、ウレタン脚部15aも入力振動(図4左右方向)に対応して変位する。
その結果、ウレタン脚部15aの高減衰(高ロス)特性を利用して、入力振動を効率的に減衰させ、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができる。また、この場合、ウレタン脚部15aにはプリロードが作用していないので、ウレタン脚部15aの動ばね定数をゴム基体14aと同等程度に低くすることができ、その結果、アイドリング時の振動絶縁性能の向上を図ることができる。
なお、一対のウレタン脚部15aの突設先端は、上述したように、連設ゴム部14dを介して、内側取付け具12に間接的に当接されるので、図4に示すように、エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合に、一対のウレタン脚部15aの突設先端と内側取付け具12(連設ゴム部14d)との間の当接状態が不用意に解除されることを抑制して、その当接状態の維持を確実に行うことができる。
これにより、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動が入力された場合には、一対のウレタン脚部15aを確実に変位させることができ、その結果、かかるウレタン脚部15aの高減衰(高ロス)特性を利用して、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができる。
一方、本実施の形態における第1ブッシュ1によれば、図5(a)又は図5(b)に示すように、加速時又は減速時において、エンジンのロール方向(図5左右方向)への変位が所定量を超えた場合には、一対のウレタン脚部15aの突設先端と内側取付け具12(連設ゴム部14d)との間の当接状態が解除され、これにより、外側取付け具11と内側取付け具12とを一対のゴム基体14aのみで連結することができる。
その結果、加速時又は減速時のエンジン変位を規制するために、図5(a)又は図5(b)に示すように、プリロードが大きく作用する場合であっても、全体としての動ばね定数が高くなることを抑制することができるので、こもり音の低減を効果的に図ることができる。
次いで、図6から図10を参照して、第2実施の形態について説明する。なお、上記した第1実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。図6(a)は、本発明の第2実施の形態におけるトルクロッド200の上面図であり、図6(b)は、トルクロッド200の側面図である。
トルクロッド200は、図1に示すように、車体側(図6右側、図示せず)に連結される第1ブッシュ201と、エンジン側(図6左側、図示せず)に連結される第2ブッシュ2と、これら第1ブッシュ1及び第2ブッシュ2を互いに連結する連結部材3とを備え、少なくとも加速時におけるエンジンのロール方向(図6(a)左右方向)への変位を規制し得るように構成されている。
第1ブッシュ1は、図6に示すように、連結部材3が連結される筒状の外側取付け具11と、その外側取付け具11の内周側に位置し車体側(図示せず)に取り付けられる内側取付け具212と、それら外側取付け具11及び内側取付け具212の間に介在すると共に弾性材料から構成される防振基体213とを備えて構成されている。
防振基体213は、図6に示すように、ゴム材料から構成されるゴム基体214と、ウレタン材料から構成されるウレタン基体215とを備える。なお、第1ブッシュ201の詳細構成については、図7から図10を参照して後述する。
次いで、図7から図5を参照して、第1ブッシュ201の詳細構成について説明する。図7(a)は、第1ブッシュ201の上面図であり、図7(b)は、第1ブッシュ201の側面図である。また、図8は、図7のVIII−VIII線における第1ブッシュ201の断面図である。
上述したように、第1ブッシュ201は、筒状の外側取付け具11と、その外側取付け具11の内周側に位置する内側取付け具212と、それら外側取付け具11及び内側取付け具212の間に介在する防振基体213とを備えて構成されている。
内側取付け具212は、図7及び図8に示すように、鉄鋼材料から筒状に構成され、断面円形のボルト挿通孔212aが貫通形成されている。ボルト挿通孔212aは、その軸心が外側取付け具11の軸心Oに一致されている。
防振基体213は、上述したように、ゴム基体214と、ウレタン基体215とを備える。なお、本実施の形態では、ゴム基体214及びウレタン基体215は、上述した第1実施の形態の場合と同様の材料からそれぞれ構成されている。
ゴム基体214は、図7又は図8に示すように、一対の対向ストッパゴム部214aを備えている。一対の対向ストッパゴム部214aは、エンジンのロール方向への変位が第1方向又は第2方向(加速時又は減速時のエンジン変位方向であって、図7(a)において内側取付け具212が外側取付け具11に対して左右方向へ相対移動する方向)へ大きくなった場合に、外側取付け具11と内側取付け具212との間で押圧挟持されてストッパ作用をなすための部位である。
これら一対の対向ストッパゴム部214aは、図7(a)又は図8に示すように、外側取付け具11の内周に加硫接着により固着されると共に、内側取付け具212へ向けて突設されている。なお、対向ストッパゴム部214aの突設先端と、内側取付け具212の外周面(図7(a)左右面)を覆う連結ウレタン部215aとの間には、所定間隔の隙間が設けられている。
ウレタン基体215は、図7又は図8に示すように、一対の連結ウレタン部215aを備えている。一対の連結ウレタン部215aは、外側取付け具11と内側取付け具212とを連結するための部位であり、図7(a)に示すように、一端が外側取付け具11の内周に、他端が内側取付け具212の外周に、それぞれ固着されており、エンジンのロールに伴う外側取付け具11と内側取付け具212との間の相対変位方向(第1方向又は第2方向、図7(a)左右方向)と直交する方向から内側取付け具212を挟んで位置している。
次いで、図9及び図10を参照して、第1ブッシュ201による防振作用について説明する。図9及び図10は、第1ブッシュ201の上面図であり、図9はアイドリング時を、図10(a)は加速時を、図10(b)は減速時を、それぞれ示している。
図9に示すように、通常時、即ち、エンジンのロール方向(図9左右方向)への変位が所定量以下である場合には、一対の対向ストッパゴム部214aと内側取付け具212との間に隙間が形成されている。そのため、エンジンがオン・オフされる際のエンジン振動(図9左右方向)が入力されると、その入力に伴って、一対の連結ウレタン部215aが変位される。これにより、連結ウレタン部215aの高減衰(高ロス)特性を利用して、振動を効率的に減衰させて、エンジンをオン・オフする際の振動を早期に収束させることができる。
また、この場合には、図9(a)に示すように、対向ストッパゴム部214aは変位せず、連結ウレタン部215aのみが変位されると共に、その連結ウレタン部215aにはプリロードが作用しない。よって、全体としての動ばね定数を低くすることができ、その結果、アイドリング時の振動絶縁性能の向上を図ることができる。
一方、本実施の形態における第1ブッシュ201によれば、図10(a)又は図10(b)に示すように、加速時又は減速時において、エンジンのロール方向(図10左右方向)への変位が所定量を超えた場合には、一対の対向ストッパゴム部214aのいずれか一方が外側取付け具11と内側取付け具212との間で押圧挟持される。即ち、一対の対向ストッパゴム部214aの配設方向(図5左右方向)と、一対の連結ウレタン部215aの配設方向(図5上下方向)とが互いに直交するように構成されている(周方向に90度ずれている)ので、連結ウレタン部215aにプリロードが大きく作用することを回避することができる。
その結果、図5(a)又は図5(b)に示すように、加速時又は減速時のエンジン変位を規制するために、プリロードが大きく作用する場合であっても、全体としての動ばね定数が高くなることを抑制して、こもり音の低減を図ることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定される物ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施の形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
(a)は本発明の第1実施の形態におけるトルクロッドの上面図であり、(b)はトルクロッドの側面図である。 (a)は第1ブッシュの上面図であり、(b)は第1ブッシュの側面図である。 (a)は図2のIIIa−IIIa線における第1ブッシュの断面図であり、(b)は図2のIIIb−IIIb線における第1ブッシュの断面図である。 第1ブッシュの上面図であり、アイドリング時の状態を示す。 第1ブッシュの上面図であり、(a)は加速時の状態を示し、(b)は減速時の状態を示す。 (a)は第2実施の形態におけるトルクロッドの上面図であり、(b)はトルクロッドの側面図である。 (a)は第1ブッシュの上面図であり、(b)は第1ブッシュの側面図である。 図7のVIII−VIII線における第1ブッシュの断面図である。 第1ブッシュの上面図であり、アイドリング時の状態を示す。 第1ブッシュの上面図であり、(a)は加速時の状態を示し、(b)は減速時の状態を示す。
符号の説明
100,200 トルクロッド
1,201 第1ブッシュ
11 外側取付け具
12,212 内側取付け具
13 防振基体
14,214 ゴム基体
14a ゴム脚部
214a 対向ストッパゴム部
14b 第1ストッパゴム部
14c 第2ストッパゴム部
14d 連設ゴム部
15,215 ウレタン基体
15a ウレタン脚部
215a 連結ウレタン部
2 第2ブッシュ
21 外側取付け具
22 内側取付け具
23 防振基体
3 連結部材
31 第1筒部材(連結部材の一部)
32 第2筒部材(連結部材の一部)
33 ブラケット部材(連結部材の一部)

Claims (4)

  1. 車体側に連結される第1ブッシュと、エンジン側に連結される第2ブッシュと、前記第1ブッシュ及び第2ブッシュを互いに連結する連結部材とを備え、少なくとも加速時における前記エンジンのロール方向への変位を規制し得るように構成されたトルクロッドにおいて、
    前記第1ブッシュ又は第2ブッシュの少なくとも一方又は両方は、前記連結部材が連結される筒状の外側取付け具と、前記外側取付け具の内周側に位置し前記エンジン側又は車体側に取り付けられる内側取付け具と、前記外側取付け具及び内側取付け具の間に介在すると共に弾性材料から構成される防振基体とを備え、
    前記防振基体は、ゴム材料から構成されるゴム基体と、ウレタン材料から構成されるウレタン基体とを備え、
    前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記外側取付け具と内側取付け具とが少なくとも前記ウレタン基体を介して連結され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記外側取付け具と内側取付け具とが前記ゴム基体を介して連結されるように構成されていることを特徴とするトルクロッド。
  2. 前記ゴム基体は、前記外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結する一対のゴム脚部を備え、
    前記ウレタン基体は、前記外側取付け具に固着されると共に前記内側取付け具へ向けて突設されその突設先端が前記内側取付け部に当接される一対のウレタン脚部を備え、前記一対のウレタン脚部は、前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から前記内側取付け具を挟み込むものであり、
    前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記一対のウレタン脚部の突設先端と前記内側取付け具との間の当接状態が維持され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記一対のウレタン脚部の突設先端と前記内側取付け具との間の当接状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のトルクロッド。
  3. 前記ゴム基体は、前記一対のゴム脚部の対向間に設けられると共に前記エンジンのロール方向への変位が第1方向へ大きくなった場合に前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されてストッパ作用をなす第1ストッパゴム部と、前記内側取付け具に固着されると共に前記エンジンのロール方向への変位が前記第1方向と反対となる第2方向へ大きくなった場合に前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されてストッパ作用をなす第2ストッパゴム部と、前記第2ストッパゴム部に連設され前記内側取付け具に固着される連設ゴム部とを備え、
    前記一対のウレタン脚部の突設先端は、前記連設ゴム部を介して、前記内側取付け具に間接的に当接されるものであることを特徴とする請求項2記載のトルクロッド。
  4. 前記ゴム基体は、前記外側取付け具に固着されると共に前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向に沿って位置しつつ前記内側取付け具に対向する一対の対向ストッパゴム部を備え、
    前記ウレタン基体は、前記外側取付け具と内側取付け具とに固着されそれら外側取付け具と内側取付け具とを連結すると共に前記エンジンのロールに伴う前記外側取付け具と内側取付け具との間の相対変位方向と直交する方向から前記内側取付け具を挟んで位置する一対の連結ウレタン部を備え、
    前記エンジンのロール方向への変位が所定量以下である場合には、前記一対の対向ストッパゴム部と前記内側取付け具との間に隙間が形成され、前記エンジンのロール方向への変位が所定量を超えた場合には、前記一対の対向ストッパゴム部のいずれか一方が前記外側取付け具と内側取付け具との間で押圧挟持されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のトルクロッド。
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