JP4742789B2 - アルカリ現像用感光性透明樹脂組成物、および半透過型液晶表示装置 - Google Patents
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Description
また、図2に示したように、透過表示部着色層と反射表示部着色層を同一の着色材料で形成し、反射表示部の着色層にスルーホールを設ける穴あき法において、少なくとも一方の基板の反射表示部に透明樹脂層を設けることによっても良好な効果を得ることができる。さらに透過領域と反射領域の表示色を同一にする別の方法としては、図3に示したように、反射表示部の着色層の下部に透明樹脂材料からなる透明樹脂層を形成し、反射表示部着色層の厚みを薄くして着色層の厚みを調製する膜厚可変法がある。
日経マイクロデバイス別冊"Flat-Panel Desplay2003実務編"(第109頁、図2等)
1.少なくとも樹脂と多官能モノマと溶剤と光重合開始剤と有機化合物系紫外線吸収剤を含有するアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物であって、有機化合物系紫外線吸収剤が少なくともベンゾトリアゾール系有機化合物、ベンゾフェノン系有機化合物、トリアジン系有機化合物から選ばれた1種であり、多官能モノマがフルオレン系モノマを含有することを特徴とするアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
2.前記樹脂が側鎖にエチレン性不飽和基を付加したアクリル樹脂であって、二重結合当量が340〜1200であることを特徴とする前記1項に記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
3.硫酸バリウム粒子を含有することを特徴とする前記1または2に記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
4.透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、液晶層を挟む2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板の反射表示部に前記1〜3項のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物により形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
5.透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、カラーフィルターの透過表示部着色層と反射表示部着色層が同一の着色材料からなり、前記反射表示部着色層にスルーホールを有し、液晶層を挟む2枚の基板のうち少なくとも一方の基板の反射表示部に前記1〜3項のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物により形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
6.透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、カラーフィルターの透過表示部着色層と反射表示部着色層が同一の着色材料からなり、カラーフィルターの反射表示部着色層と基材の間に前記1〜3項のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物から形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
ここで、透明樹脂層30の三刺激値低下指数ΔZとは、透明樹脂層が存在することにより三刺激値Zがどれだけ低下するかを表した値であり、透明樹脂層単体の三刺激値Z1が測定できる場合は下記式(1)で求めることができる。
ΔZ=118.0−Z1 (1)
三刺激値Zは大塚電子(株)製顕微分光光度計“LCF2100”を用いて行うことができる。
ΔZ=Z3−Z2 (2)
穴あき法において、透過表示部着色層と反射表示部着色層の厚みが同じで、カラーフィルター側基板の反射表示部に透明樹脂層が設けられているカラーフィルターの場合は、青色画素内の透過表示部(透明樹脂層が形成されていない青色着色層部分)の三刺激値をガラス基板をリファレンスとして測定することによってZ3とし、同一画素内の反射表示部のうち、スルーホールが形成されていない部分(透明樹脂層と青色着色層が積層されている部分)の三刺激値をガラス基板をリファレンスとして測定することによってZ2とし、上記式(2)を用いて三刺激値低下指数ΔZを求めることができる。
εT(λ)=-log10(TT(λ)) (3)
B.走査型電子顕微鏡(SEM)等で青色着色層の反射表示部の青色着色層膜厚tRと透過表示部の青色着色層膜厚tTを測定し、膜厚比率αを測定する。
α=tR/tT (4)
下記式(5)を用いて得られる厚み換算後の青色画素の反射表示部の透過率スペクトルTR’(λ)を得る。
TR’(λ)=10^(-εR(λ)×(α) (5)
C.青色画素内の反射表示部(透明樹脂層と青色着色層が積層されている部分)の実測透過率スペクトルTR(λ)を得る。
ΔZ=Z5−Z4 (6)
本発明に使用される半透過液晶表示用カラーフィルターの着色層の作製には、公知のどのような樹脂、色材、作製方法も使用できる。その他必要に応じてブラックマトリクス50、平坦化保護膜、透明電極を作製することができる。
A. アクリル共重合体溶液の作製工程
メタクリル酸メチルを14重量部、スチレンを14重量部、メタクリル酸を48重量部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を3重量部、および、γ−ブチロラクトンを150重量部重合容器中に仕込み、90℃にて2時間攪拌し、さらに液温を100℃に上げ、1時間反応させた。次に、得られた溶液にメタクリル酸グリシジルを57重量部、ジメチルベンジルアミン1.1重量部、および、p−メトキシフェノール0.2重量部添加し、90℃で4時間攪拌し、反応終了時にγ−BLを29g添加して、アクリル共重合体溶液(T−1、固形分43質量%、酸価68、分子量18000)を得た。
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メリル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)フェノールを3g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、アクリル樹脂濃度(アクリル共重合体とモノマの合計濃度)20質量%の感光性透明樹脂組成物(TAC−1)を得た。
4,4’−ジアミノジフェニルエーテル 95.1gおよびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 6.2gをγ−ブチロラクトン 525g、N−メチル−2−ピロリドン 220gと共に仕込み、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 144.1gを添加し、70℃で3時間反応させた後、無水フタル酸 3.0gを添加し、さらに70℃で2時間反応させ、25質量%のポリアミック酸溶液(PAA)を得た。
4,4’−ジアミノベンズアニリド 161.3g、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 176.7g、およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 18.6gをγ−ブチロラクトン 2667g、N−メチル−2−ピロリドン 527gと共に仕込み、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 439.1gを添加し、70℃で3時間反応させた後、無水フタル酸 2.2gを添加し、さらに70℃で2時間反応させ、20質量%のポリアミック酸溶液であるポリマ分散剤(PD)を得た。
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル及びビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサンをN−メチル−2−ピロリドンを溶媒として反応させ、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸)溶液を得た。
ピグメントレッドPR254、3.6g、ピグメントレッドPR177、0.9gとポリマ分散剤(PD)22.5gおよびγ−ブチロラクトン42.8g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール20.2gをガラスビーズ90gとともに仕込み、ホモジナイザーを用い、7000rpmで5時間分散後、ガラスビーズを濾過し、除去した。このようにして顔料濃度5質量%の顔料分散液(RD)を得た。
ガラス基板上に黒色樹脂組成物を1.0μmになるようにスピナで塗布し、該塗膜を120℃のオーブンで20分間乾燥した。その上にシプレイファーイースト製ポジレジスト“SRC−200”を塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥した。ユニオン光学株式会社製紫外線露光機“PEM−6M”を用い、クロム製フォトマスクを介して、100mJ/cm2、ギャップ100μmで露光した。露光後にテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0%の水溶液からなる現像液に浸漬し、純水で水洗し、エアブローで水分を除去した後に250℃のオーブンで30分加熱し300×350mm基板に2インチカラーフィルターが60面とれるブラックマトリクスを得た。
上記作製された2インチ画面が60面作製されたカラーフィルター基板のうち、透明樹脂層を形成するためのマスクサイズの異なる12パターン(基材中心付近に作製されたもの)のうち、反射表示部と同じ幅のマスクを用いて作製したパターンを放線方向で切断し、日立製計測サービス製SEM“S−2300”で基材に平行でかつパターン法線方向の形状、特にテーパー形状を観察した。ここで透明樹脂層が着色層と接している部分の幅が他の高さにおける透明樹脂層の幅と比較して小さくなっていることを逆テーパー形状とし、そうでないものを順テーパー形状とする。またテストパターンの欠けの状況を確認した。
上記作製された2インチ画面が60面作製されたカラーフィルター基板のうち、TAC−1にて透明樹脂層を形成した基板について、マスクサイズの異なる12パターン(基材中心付近に作製されたもの)を、パターン放線方向で切断し、日立製計測サービス製SEM“S−2300”で基材に平行でかつパターン法線方向の形状を観察したところ、反射表示部の大きさより3μm小さいマスクパターンを使用した部分で、基板頭頂部平坦な部分が反射表示部を覆い、テーパ部は透過表示部にはみだしたパターンが形成されていた。さらに反射表示部の大きさより3μm小さいマスクパターンを使用した箇所について、残り4ヶ所の透明樹脂層の形状を観察した。TAC−1から作製された透明樹脂層の同一基板内の5点の形状を測定した結果、頭頂部付近の平均膜厚は2.00μm(標準偏差σ=0.031、最大値2.06μm、最小値1.93μm)、テーパ長さの平均値は1.00μm(標準偏差σ=0.036)であった。さらにカラーフィルターごとのバラツキを測定する目的で、基板5枚について中心付近の透明樹脂層のマスクパターンが反射表示部の大きさから3μm小さい同一場所で膜厚とテーパ長さを測定した。頭頂部付近の平均膜厚2.00μm(標準偏差σ=0.032)、膜厚の0〜94%の平均テーパ部は1.00μm(標準偏差σ=0.035、最大値1.05μm、最小値0.95)であり、均一に作製されていた。
薄膜ダイオード(TFD)素子、走査線、信号線、透明電極からなる駆動素子基板上に、コンタクトホールを備えた光拡散用の樹脂突起層、さらにその上にアルミ蒸着膜をパターンニングした半透過反射膜、さらにそれらの基板上に設けられた液晶配向のためのラビング処理を施した液晶配向膜を形成し、半透過型対向基板を作製した。カラーフィルター側基板にも液晶配向のためのラビング処理を施した。該半透過対向基板とカラーフィルター基板とを対向させて、シール材を用いて、張り合わせた。次に、シール部に設けられた注入光から液晶を注入した後に、注入光を封入した。つぎに、ICドライバ等を実装することにより液晶表示装置を完成させた。
上記半透過用液晶表示装置を10セット作製し、TAC−1のマスクサイズが反射表示部より3μm小さいマスク部の5ヶ所で、評価員3人の相対評価による目視検査を行った。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−6ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノールを3g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、感光性透明樹脂組成物(TAC−8)を得た。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4、6−ジ−tert−ペンチルフェノール、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、濃度20重量%の感光性透明樹脂組成物(TAC−9)を得た。
A.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤にオクタベンゾンを3g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、濃度20質量%の感光性透明樹脂組成物(TAC−10)を得た。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)フェノールを1.5g、溶剤としてシクロペンタノン219.0gを加え、濃度20重量%の感光性透明樹脂組成物(TAC−11)を得た。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート15.0gと[9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン15.0g光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)フェノールを3g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、感光性透明樹脂組成物(TAC−12)を得た。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
硫酸バリウム14.4gとアクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)106g、溶媒としてシクロペンタノン122gをガラスビーズ 90gとともに仕込み、ホモジナイザーを用い、7000rpmで5時間分散後、ガラスビーズを濾過し、除去し硫酸バリウム分散液を得た。この硫酸バリウム分散液218.16gにジペンタエリスリトールヘキサアクリレート45.6g、2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを9.0g、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)フェノールを3g添加し感光性透明樹脂組成物(TAC−13)を得た。
BからFの工程までは実施例1と全く同様に作製した。
ガラス基板上に黒色樹脂組成物を1.0μmになるようにスピナで塗布し、該塗膜を120℃のオーブンで20分間乾燥した。該塗膜の上にポジレジストを塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥した。露光機を用い、クロム製フォトマスクを介して、100mJ/cm2、ギャップ100μmで露光した。露光後にテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0質量%の水溶液からなる現像液に浸漬し、純水で水洗し、エアブローで水分をとばした後に250℃のオーブンで30分加熱しブラックマトリクスを得た。
SEMで形状を観察したところ、TAC−1で作製された透明樹脂層は膜厚2μm、テーパ部は1μmであった。さらに透過表示部青色着色層と、透明樹脂層と透過表示部青色着色層が積層された部分の色度スペクトルを測定し、前記式(2)で求めた透明樹脂層の三刺激値低下指数△Zは1.8であった。
実施例9
BからFの工程までは感光性透明樹脂組成物を膜厚が2μmになるように形成した以外は、実施例1と全く同様に作製した。
ガラス基板上に黒色樹脂組成物を膜厚1.0μmになるようにスピナで塗布し、該黒色塗膜を120℃のオーブンで20分間乾燥した。その上にポジレジストを塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥した。露光機を用い、クロム製フォトマスクを介して、100mJ/cm2、ギャップ100μmで露光した。露光後にテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0質量%の水溶液からなる現像液に浸漬し、純水で水洗し、エアブローで水分をとばした後に250℃のオーブンで30分加熱しブラックマトリクスを得た。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−2を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−3を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−4を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−5を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−6を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−7を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成し、評価に用いたマスクサイズは反射表示部と透明樹脂層の頂部が一致した大きさを用いたとたこと以外は実施例1と全く同様に半透過型液晶表示用液晶表示装置を作製した。実施例1と同様、テーパ長さが小さく、ΔZの小さな透明樹脂層を形成することができ、得られた半透過型液晶表示装置は反射表示時、透過表示時共に明るいものであった。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、溶剤としてシクロペンタノン220.5gを加え、感光性透明樹脂組成物(TAC−14)を得た。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メチル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを25.0g、溶剤としてシクロペンタノン220.5gを加え、感光性透明樹脂組成物(TAC−15)を得た。
BからFとGとJの工程は比較例2と全く同様に作製した。
B.感光性透明樹脂組成物の作製工程
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として1、2−オクタジオン、1−[4−(フェニルチオ)−、2−(O−ベンゾイルオキシム)を5.0g、溶剤としてシクロペンタノン220.5gを加え、感光性透明樹脂組成物(TAC−16)を得た。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−14を使用し、それを膜厚が2μmになるように形成したこと以外は実施例8と全く同様に作製した。有機化合物系紫外線吸収剤を含有せずΔZの大きな透明樹脂層となり、穴あき法によって得られた半透過型液晶表示装置も射表示時の明るさが大幅に劣るものであった。
C〜G、I、Jの工程は感光性透明樹脂組成物としてTAC−14を使用したこと以外は実施例9と全く同様に作製した。有機化合物系紫外線吸収剤を含有せずΔZの大きな透明樹脂層となり、膜厚可変法によって得られた半透過型液晶表示装置も射表示時の明るさが大幅に劣るものであった。
2 :カラーフィルター側基板
10,11:基材
21:透過表示部着色層
22:反射表示部着色層
23:スルーホール
30:透明樹脂層
41:反射層
42:駆動回路
50:ブラックマトリックス
61:透過表示部
62:反射表示部
63:テーパ長さ
Claims (6)
- 少なくとも樹脂と多官能モノマと溶剤と光重合開始剤と有機化合物系紫外線吸収剤を含有するアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物であって、有機化合物系紫外線吸収剤が少なくともベンゾトリアゾール系有機化合物、ベンゾフェノン系有機化合物、トリアジン系有機化合物から選ばれた1種であり、多官能モノマがフルオレン系モノマを含有することを特徴とするアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
- 前記樹脂が側鎖にエチレン性不飽和基を付加したアクリル樹脂であって、二重結合当量が340〜1200であることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
- 硫酸バリウム粒子を含有することを特徴とする請求項1または2に記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物。
- 透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、液晶層を挟む2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板の反射表示部に請求項1〜3のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物により形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
- 透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、カラーフィルターの透過表示部着色層と反射表示部着色層が同一の着色材料からなり、前記反射表示部着色層にスルーホールを有し、かつ、液晶層を挟む2枚の基板のうち少なくとも一方の基板の反射表示部に請求項1〜3のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物により形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
- 透過表示部と反射表示部を有する半透過型液晶表示装置であって、カラーフィルターの透過表示部着色層と反射表示部着色層が同一の着色材料からなり、カラーフィルターの反射表示部着色層と基材の間に請求項1〜3のいずれかに記載のアルカリ現像用感光性透明樹脂組成物から形成された、膜厚が1.0μm以上、テーパ長さが2.0μm以下の矩形または順テーパ形状の透明樹脂層を有し、前記透明樹脂層の三刺激値低下指数ΔZが4.0以下であることを特徴とする半透過型液晶表示装置。
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