JP4736081B2 - コンテンツ閲覧システム、コンテンツサーバ、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ閲覧システム、コンテンツサーバ、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ閲覧システム、コンテンツサーバ、プログラムおよび記憶媒体に関する。
近年、オフィス文書(報告書、議事録、メモ等)においては、カメラ付き携帯電話やデジタルビデオカメラ等の普及により、多様なメディア(テキスト、静止画、動画等)からなるオブジェクトの集合で構成されるマルチメディアコンテンツ化が進んでいる。
ところで、このようなマルチメディアコンテンツを現状のブラウザで閲覧、編集するにあたり、下記に示すような問題点がある。
第1には、画面構成が固定的である点である。より詳細には、全情報を1つのページに表示すると、一覧性が悪くなり、かつ、画面構成が固定的なのでメディアの詳細度や異種メディア間(例えば、テキストと関連画像)の表示バランスを閲覧者の好みや閲覧機器に応じて柔軟に制御できない。
第2には、関連情報が異なるページに表示される点である。より詳細には、ハイパーリンクを利用して関連付けると、関連情報が異なるページに表示されるので、着目部分の全体の中での位置づけや閲覧の文脈が分かりにくくなる。
第3には、編集・作成に手間がかかる点である。より詳細には、コンテンツ作成においてはページ内のレイアウトや表示サイズを細部まで作り込む必要があり、手間がかかる。また、コンテンツ作成時にはリンク元とリンク先の全ページを作成する必要がある。
そこで、特許文献1,2,3においては、ズーミングメタファを利用することにより、上記の問題点の一部を解決しようとしている。
特許文献1には、ハイパーテキスト構造を持つ電子文書群を、そのリンク構造に基づいて、単一の仮想空間内に配置し、同仮想空間内に定義した視野に基づいて、電子文書を閲覧するための表示画像を生成し、表示装置に表示するようにした電子情報表示方法が記載されている。このような特許文献1の電子情報表示方法によれば、ユーザの指示に従って視野を連続的に変化させ、そのときの視野に基づく表示画像をリアルタイムで連続的に生成し、表示装置に表示することにより、ユーザは、仮想空間内で視野を連続的に変化させながら、ハイパーテキストのリンクを辿って文書を閲覧したり、文書を連続的に拡大表示することができる。
特許文献2には、文書情報コンテンツ(以下、コンテンツ)を蓄積する蓄積部と、コンテンツ検索のためのコンテンツプロファイルを生成する生成部と、生成部により生成されたコンテンツプロファイルに基づいてコンテンツを指し示すリンク情報を含むサムネイルを配置するマップ配置決定部を備えると共に、マップ散策部、フィルタリング部及び提示部を備え、マップ散策部はマップ上でサムネイルのズームイン、ズームアウトやパン等の機能を提供し、フィルタリング部は特定条件と一致するサムネイルをマップ上に提示する共に、提示部は、サムネイルのクリック操作等に応じてコンテンツの概要と詳細を閲覧利用者に提示する文書情報コンテンツ閲覧システムが記載されている。このような特許文献2の文書情報コンテンツ閲覧システムによれば、閲覧利用者が地図上を散策するようなイメージで情報空間を散策しながら、文書情報コンテンツの概要及び詳細を閲覧できる。
特許文献3には、入力装置からの入力に応じてズーム状態決定手段でズーム状態を決定し、決定されたズーム状態に従いコンテンツレイアウト生成手段でコンテンツレイアウトを生成し、決定されたズーム状態および生成されたコンテンツレイアウトに従いメタ情報レイアウト生成手段でメタ情報レイアウトを動的に生成し、最後にコンテンツレイアウトと、メタ情報レイアウトと、ポインタを重畳し表示装置に表示するブラウザシステムが記載されている。このような特許文献3のブラウザシステムによれば、コンテンツレイアウトが動的に変化する場合でも、コンテンツレイアウトとメタ情報レイアウトの整合性を確保することができる。
特開2000−172248公報 特開2003−76718公報 特開2003−330856公報
ところが、特許文献1の電子情報表示方法によれば、主として3次元仮想空間内のハイパーテキストの閲覧を想定して、ある電子情報をズーミングすることによって予め関連付けられた他の電子情報を所定の大きさで重ねて表示するが、それ以外のズーミング表示方法については言及されておらず、表示方法の柔軟性に欠けるという問題がある。
また、特許文献2の文書情報コンテンツ閲覧システムによれば、2次元平面状のコンテンツサムネイルを閲覧するのにズーミングメタファを利用しているが、表示される内容がサムネイルと内容キーワードに限定されていて、多種多様な情報のズーミングは考慮されていない。
さらに、特許文献3のブラウザシステムによれば、コンテンツレイアウトとメタ情報レイアウトの2種類のレイアウトを定義し、これにズーミングメタファを適用しているが、予めコンテンツとメタ情報の区分をしておく必要があり、データの準備・整理に手間がかかるという問題がある。
本発明は、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することができるコンテンツ閲覧システム、コンテンツサーバ、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることができるコンテンツ閲覧システム、コンテンツサーバ、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
第1の発明のコンテンツ閲覧システムは、入力部を介した閲覧者によるアクションの入力とコンテンツの閲覧を許容する閲覧手段と、前記入力部を介した編集者によるアクションの入力によりコンテンツの編集を許容する編集手段と、コンテンツを構成する各種のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、オブジェクト間の関連情報を格納する関連情報格納部と、前記編集手段から取得した編集者のアクションに基づいてオブジェクト間の関連付けを行い、オブジェクト間の関連情報を前記関連情報格納部に格納する関連情報生成手段と、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から検索するオブジェクト検索手段と、このオブジェクト検索手段で検索したオブジェクトに基づいてコンテンツを形成して表示部に表示する表示制御手段と、を備える。
したがって、閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトがオブジェクト格納部から検索され、検索されたオブジェクトに基づいてコンテンツが形成されて表示部に表示される。これにより、各種のオブジェクトの集合で構成されるコンテンツがオブジェクト表示変化により動的に変化するので、固定的なレイアウトを作りこむ必然性/重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよく、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。また、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することが可能になる。
ここで、オブジェクト表示変化とは、オブジェクトの時間、空間、内容に関する詳細度の変化もしくはオブジェクトの表示メディア形式の変化である。
第2の発明は、第1の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、オブジェクト検索手段は、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式を閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
ここで、オブジェクトの表示メディア形式の変化もしくは拡張は、メディアのシームレスな遷移である。より詳細には、ある情報の表示から、それに関連する異種メディア情報の表示への遷移を連続的に制御するものである。例えば、静止画像から動画像/音声への遷移である。
第3の発明は、第1の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記オブジェクト検索手段は、前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
ここで、オブジェクトの詳細度の変化は、同種メディア内での、時間、空間、内容に関する詳細度を連続的に変化させるものである。例えば、静止画像のサイズ変更等である。
第4の発明は、第1の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記オブジェクト検索手段は、前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させ、かつ、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式やオブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第5の発明は、第3の発明または第4の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って同様の詳細度の変化をする別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に高く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度も次第に高く変化させる、もしくは、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度も次第に低く変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の詳細度を連動させて制御することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第6の発明は、第3の発明または第4の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って逆の詳細度の変化をする別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に高く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる、もしくは、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度を次第に高く変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の詳細度を逆方向に連動させて制御することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第7の発明は、第3の発明ないし第5の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って新たに現れる別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を変化させる際に、少なくとも1以上の新たなオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの詳細度の変化に従って少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第8の発明は、第2発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトのメディア形式の変化もしくは拡張に従って新たに現れる別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトのメディア形式の変化もしくは拡張させる際に、少なくとも1以上の新たなオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの詳細度の変化に従って少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第9の発明は、第7発明または第8発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、新たに現れるオブジェクトの位置は、対象オブジェクトの近傍に設定される。
したがって、コンテンツの編集者はオブジェクトの位置決めを厳密に行う必要がなくなるので、編集の手間が省ける。
第10の発明は、第1の発明ないし第9の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記表示制御手段による表示制御対象の対象オブジェクトは階層的に構成されており、階層単位で表示制御される。
したがって、着目部分の周囲の情報が一緒に見えるので周囲や全体との関係が分かりやすくなる。
第11の発明は、第1の発明1ないし第10の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトを枠線で囲って表示する。
したがって、オブジェクトの階層構造が明らかになるとともに、オブジェクト表示変化の対象領域(どこがオブジェクト表示変化可能か)が分かりやすくなる。
第12の発明は、第11の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの上位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示する。
したがって、上位階層のオブジェクトを対象にオブジェクト表示変化が可能であることが分かるようになる。
第13の発明は、第11の発明または第12の発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの下位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示する。
したがって、対象オブジェクトの下位階層単位でのオブジェクト表示変化が可能であることが分かるようになる。
第14の発明は、第12の発明または第13発明のコンテンツ閲覧システムにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトを囲む枠線と対象オブジェクト以外のオブジェクトを囲む枠線とを、視覚的に区別可能に表示する。
したがって、対象オブジェクトを確実に識別することが可能になる。
第15の発明は、第1の発明ないし第14の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、前記閲覧手段におけるコンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が閲覧側の機器の種類に応じて複数定められており、前記オブジェクト検索手段は、閲覧側の機器の種類に応じた適切なオブジェクトの組を前記関連情報格納部から検索する。
したがって、閲覧に利用している機器に応じてコンテンツの閲覧の際の初期画面を変えることで、状況に応じた最適な情報を迅速に入手することが可能になる。
第16の発明は、第1の発明ないし第14の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、前記閲覧手段におけるコンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が閲覧者の属性に応じて複数定められており、前記オブジェクト検索手段は、閲覧者の属性に応じた適切なオブジェクトの組を前記関連情報格納部から検索する。
したがって、閲覧者の属性に応じてコンテンツの閲覧の際の初期画面を変えることで、状況に応じた最適な情報を迅速に入手することが可能になる。
第17の発明は、第1の発明ないし第16の発明のいずれかのコンテンツ閲覧システムにおいて、前記関連情報格納部には、オブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴が閲覧者に対応付けて格納されており、前記オブジェクト検索手段は、前記関連情報格納部に格納されているオブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴に基づいてオブジェクトを前記関連情報格納部から検索する。
したがって、オブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴を保存することにより閲覧履歴(結果)を再現することが可能になるので、同じオブジェクト表示変化操作を繰り返す手間が省ける。
第18の発明のコンテンツサーバは、入力部を介した閲覧者によるアクションの入力とコンテンツの閲覧を許容する閲覧手段と、前記入力部を介した編集者によるアクションの入力によりコンテンツの編集を許容する編集手段との少なくとも一方を備えるクライアントに接続されるコンテンツサーバにおいて、コンテンツを構成する各種のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、オブジェクト間の関連情報を格納する関連情報格納部と、前記編集手段から取得した編集者のアクションに基づいてオブジェクト間の関連付けを行い、オブジェクト間の関連情報を前記関連情報格納部に格納する関連情報生成手段と、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から検索するオブジェクト検索手段と、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて、前記オブジェクト検索手段で検索したオブジェクトに基づいてコンテンツを形成して表示部に表示する表示制御手段と、を備える。
したがって、閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトがオブジェクト格納部から検索され、検索されたオブジェクトに基づいてコンテンツが形成されて表示部に表示される。これにより、各種のオブジェクトの集合で構成されるコンテンツがオブジェクト表示変化により動的に変化するので、固定的なレイアウトを作りこむ必然性/重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよく、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。また、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することが可能になる。
第19の発明は、第18の発明のコンテンツサーバにおいて、前記オブジェクト検索手段は、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式を閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第20の発明は、第18の発明のコンテンツサーバにおいて、前記オブジェクト検索手段は、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第21の発明は、第18の発明のコンテンツサーバにおいて、前記オブジェクト検索手段は、前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させ、かつ、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式やオブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第22の発明は、第20の発明または第21の発明のコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って同様の詳細度の変化をする別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に高く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度も次第に高く変化させる、もしくは、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度も次第に低く変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の詳細度を連動させて制御することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第23の発明は、第20の発明または第21の発明のコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って逆の詳細度の変化をする別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に高く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる、もしくは、ある対象オブジェクトの詳細度を次第に低く変化させる際に、異なる別のオブジェクトの詳細度を次第に高く変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の詳細度を逆方向に連動させて制御することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第24の発明は、第20の発明ないし第22の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトの詳細度の変化に従って新たに現れる別のオブジェクトが関連付けられており、前記オブジェクト検索手段は、ある対象オブジェクトの詳細度を変化させる際に、少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示する検索する。
したがって、オブジェクトの詳細度の変化に従って少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第25の発明は、第19の発明のコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、ある対象オブジェクトのメディア形式の変化もしくは拡張に従って新たに現れる別のオブジェクトが関連付けられており、前記表示制御手段は、ある対象オブジェクトのメディア形式の変化もしくは拡張させる際に、少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示する。
したがって、オブジェクトの詳細度の変化に従って少なくとも1以上の新たなオブジェクトを表示することが可能になり、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。
第26の発明は、第24の発明または第25の発明のコンテンツサーバにおいて、新たに現れるオブジェクトの位置は、対象オブジェクトの近傍に設定される。
したがって、コンテンツの編集者はオブジェクトの位置決めを厳密に行う必要がなくなるので、編集の手間が省ける。
第27の発明は、第18の発明ないし第26の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記表示制御手段による表示制御対象の対象オブジェクトは階層的に構成されており、階層単位で表示制御される。
したがって、着目部分の周囲の情報が一緒に見えるので周囲や全体との関係が分かりやすくなる。
第28の発明は、第18の発明ないし第27の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトを枠線で囲って表示する。
したがって、オブジェクトの階層構造が明らかになるとともに、オブジェクト表示変化の対象領域(どこがオブジェクト表示変化可能か)が分かりやすくなる。
第29の発明は、第28の発明のコンテンツサーバにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの上位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示する。
したがって、上位階層のオブジェクトを対象にオブジェクト表示変化が可能であることが分かるようになる。
第30の発明は、第28の発明または第29の発明のコンテンツサーバにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの下位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示する。
したがって、対象オブジェクトの下位階層単位でのオブジェクト表示変化が可能であることが分かるようになる。
第31の発明は、第29の発明または第30の発明のコンテンツサーバにおいて、前記表示制御手段は、表示制御対象の対象オブジェクトを囲む枠線と対象オブジェクト以外のオブジェクトを囲む枠線とを、視覚的に区別可能に表示する。
したがって、対象オブジェクトを確実に識別することが可能になる。
第32の発明は、第18の発明ないし第31の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、前記閲覧手段におけるコンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が閲覧側の機器の種類に応じて複数定められており、前記オブジェクト検索手段は、閲覧側の機器の種類に応じた適切なオブジェクトの組を前記関連情報格納部から検索する。
したがって、閲覧に利用している機器に応じてコンテンツの閲覧の際の初期画面を変えることで、状況に応じた最適な情報を迅速に入手することが可能になる。
第33の発明は、第18の発明ないし第31の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、前記閲覧手段におけるコンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が閲覧者の属性に応じて複数定められており、前記オブジェクト検索手段は、閲覧者の属性に応じた適切なオブジェクトの組を前記関連情報格納部から検索する。
したがって、閲覧者の属性に応じてコンテンツの閲覧の際の初期画面を変えることで、状況に応じた最適な情報を迅速に入手することが可能になる。
第34の発明は、第18の発明ないし第33の発明のいずれかのコンテンツサーバにおいて、前記関連情報格納部には、オブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴が閲覧者に対応付けて格納されており、前記オブジェクト検索手段は、前記関連情報格納部に格納されているオブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴に基づいてオブジェクトを前記関連情報格納部から検索する。
したがって、オブジェクトに対するオブジェクト表示変化の履歴を保存することにより閲覧履歴(結果)を再現することが可能になるので、同じオブジェクト表示変化操作を繰り返す手間が省ける。
第35の発明のコンピュータに読取り可能なプログラムは、入力部を介した閲覧者によるアクションの入力とコンテンツの閲覧を許容する閲覧機能と、前記入力部を介した編集者によるアクションの入力によりコンテンツの編集を許容する編集機能と、コンテンツを構成する各種のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部を形成する機能と、オブジェクト間の関連情報を格納する関連情報格納部を形成する機能と、前記編集機能から取得した編集者のアクションに基づいてオブジェクト間の関連付けを行い、オブジェクト間の関連情報を前記関連情報格納部に格納する関連情報生成機能と、前記閲覧機能から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から検索するオブジェクト検索機能と、このオブジェクト検索機能で検索したオブジェクトに基づいてコンテンツを形成して表示部に表示する表示制御機能と、をコンピュータに実行させる。
したがって、閲覧機能から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトがオブジェクト格納部から検索され、検索されたオブジェクトに基づいてコンテンツが形成されて表示部に表示される。これにより、各種のオブジェクトの集合で構成されるコンテンツがオブジェクト表示変化により動的に変化するので、固定的なレイアウトを作りこむ必然性/重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよく、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。また、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することが可能になる。
第36の発明は、第35の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式を閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第37の発明は、第35の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記閲覧機能から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第38の発明は、第35の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記閲覧機能から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させ、かつ、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式やオブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第39の発明のプログラムは、入力部を介した閲覧者によるアクションの入力とコンテンツの閲覧を許容する閲覧手段と、前記入力部を介した編集者によるアクションの入力によりコンテンツの編集を許容する編集手段との少なくとも一方を備えるクライアントに接続されるコンテンツサーバを制御するコンピュータに読取可能なプログラムであって、コンテンツを構成する各種のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部を形成する機能と、オブジェクト間の関連情報を格納する関連情報格納部を形成する機能と、前記編集手段から取得した編集者のアクションに基づいてオブジェクト間の関連付けを行い、オブジェクト間の関連情報を前記関連情報格納部に格納する関連情報生成機能と、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトを前記オブジェクト格納部から検索するオブジェクト検索機能と、このオブジェクト検索機能で検索したオブジェクトに基づいてコンテンツを形成して表示部に表示する表示制御機能と、を前記コンピュータに実行させる。
したがって、閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくオブジェクト表示変化の対象となるオブジェクトがオブジェクト格納部から検索され、検索されたオブジェクトに基づいてコンテンツが形成されて表示部に表示される。これにより、各種のオブジェクトの集合で構成されるコンテンツがオブジェクト表示変化により動的に変化するので、固定的なレイアウトを作りこむ必然性/重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよく、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。また、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することが可能になる。
第40の発明は、第39の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式を閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第41の発明は、第39の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記閲覧手段から取得した閲覧者のアクションと前記関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づいて前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第42の発明は、第39の発明のプログラムにおいて、前記オブジェクト検索機能は、前記表示部に表示されるオブジェクトの詳細度を連続的かつ対話的に変化させ、かつ、前記表示部に表示されるオブジェクトの表示メディア形式を連続的かつ対話的に変化もしくは拡張させるオブジェクトを検索する。
したがって、オブジェクトの表示メディア形式やオブジェクト間の表示バランスを閲覧者の好みに制御することが可能になり、閲覧の自由度を確保することが可能になる。
第43の発明の記憶媒体は、第35の発明ないし第38の発明のいずれかのプログラムを記憶する。
したがって、請求項35ないし38のいずれか一記載のプログラムを有体物の形態で取り扱うことが可能となる。
第44の発明の記憶媒体は、第39の発明ないし第42の発明のいずれかのプログラムを記憶する。
したがって、請求項39ないし42のいずれか一記載のプログラムを有体物の形態で取り扱うことが可能となる。
本発明によれば、コンテンツ閲覧時の効用として、まず表示の自由度の存在がある。詳細度や異種メディア間の表示バランスを好みによって制御できるし、初期画面やズームの方向の設定を変えることで、閲覧者や閲覧機器に応じた表示ができる。また、着目部分と周辺の情報が同一ページ内に一緒に表示されるので、これら相互の関係が分かりやすく、閲覧の文脈が一望できる。さらに閲覧履歴(結果)を保存すれば、閲覧途中からの再現や閲覧者独自の初期画面の設定も容易に実現できる。
本発明によれば、コンテンツ作成時の効用として、閲覧時にオブジェクト表示変化により画面が動的に変化するので予め固定的なレイアウトを作りこむ必然性や重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよい。よって、情報間の関連付けや閲覧時におけるレイアウトの適当な自動設定がなされるという前提の下で、コンテンツ作成の手間を減ずる効果がある。
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図21に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態におけるシステム構築例を示す模式図である。本実施の形態のコンテンツ閲覧システムでは、サーバコンピュータ(コンテンツサーバ)SにLAN(Local Area Network)等のネットワークNを介してクライアントコンピュータ(クライアント)Cが複数台接続されたサーバクライアントシステムを想定する。サーバコンピュータSは、クライアントコンピュータCのためにサービスを行うコンピュータであり、クライアントコンピュータCは、ユーザが操作してサービスを受けるコンピュータである。このようなサーバコンピュータS及びクライアントコンピュータCは、一般的なパーソナルコンピュータである。
図2は一般的又は標準的なパーソナルコンピュータ1のハードウェアの構成図である。パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと略す。)1は、情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)2と、BIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)3と、情報を処理中に一時的に格納するRAM(Random Access Memory)4等の一次記憶装置と、アプリケーションプログラムや処理結果等を保存する記憶手段であるHDD(Hard Disk Drive)5等の二次記憶装置と、情報を外部に保管又は配布し若しくは情報(アプリケーションプログラム等)を外部から入手するための記憶媒体であるリムーバブルメディア6のドライブ6aと、外部の他のコンピュータ1′,…と通信するためのネットワークNに接続するためのネットワークインタフェース8と、処理経過や処理結果等をユーザに表示する表示部であるディスプレイ9と、操作者がコンピュータ1に命令や情報等を入力するためのキーボード10やマウス11等の入力部とから構成され、これらの間のデータ通信をバスコントローラ12が調停して動作している。
なお、リムーバブルメディア6としては、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等のような磁気的な記憶媒体、MOのような光磁気的な記憶媒体、CD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等のような光学的な記憶媒体、半導体メモリ等、各種の記憶媒体が適用できる。
データ送信は、コンピュータ1のネットワークインタフェース8へとデータを送ることにより、ネットワークインタフェース8がネットワークNへと信号を出力する。また、ネットワークインタフェース8が受け取った信号については、ネットワークインタフェース8において必要かどうかの判断がなされ、必要なデータであれば取り込み、不必要であれば破棄する、というような処理が行われる。すなわち、あらゆるデータの送受信は、すべてネットワークインタフェース8を経由して行われることになる。
一般的に、このようなコンピュータ1ではユーザが電源を投入すると、CPU2はROM3内のBIOSに含まれるローダーというプログラムを起動させ、HDD5からオペレーティングシステム(OS)という当該コンピュータ1のハードウェアとソフトウェアとを管理するプログラムをRAM4に読み込む。OSは起動すると、ユーザの操作に応じてアプリケーションプログラムの起動、情報の読み込み、保存等をサポートする。代表的なOSとしては、Windows(Microsoft Corporationの登録商標)、UNIX(X/Open, Inc.の登録商標)等が知られている。これらのOS上で走るプログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。なお、アプリケーションプログラムは、所定のOS上で動作するものに限らず、後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
ここで、コンピュータ1(サーバコンピュータS及びクライアントコンピュータC)は、アプリケーションプログラムとして、マルチメディアコンテンツ閲覧プログラムをHDD5に記憶している。この意味で、HDD5は、マルチメディアコンテンツ閲覧プログラムを記憶する記憶媒体として機能する。なお、本実施の形態におけるマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムは、HTML+TIMEとJavaScript(Sun Microsystems,Inc.の登録商標)とDynamicHTMLとを組み合わせて生成されている。
また、一般的には、コンピュータ1のHDD5にインストールされるアプリケーションプログラムは、リムーバブルメディア6に記録され、このリムーバブルメディア6に記録されたアプリケーションプログラムがHDD5にインストールされる。このため、リムーバブルメディア6も、マルチメディアコンテンツ閲覧プログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、マルチメディアコンテンツ閲覧プログラムは、例えばネットワークインタフェース8を介して外部から取り込まれ、HDD5にインストールされても良い。
コンピュータ1(サーバコンピュータS及びクライアントコンピュータC)は、OS上で動作するマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムが起動すると、このマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムに従い、CPU2が各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御する。コンピュータ1(サーバコンピュータS及びクライアントコンピュータC)のCPU2が実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理であるマルチメディアコンテンツ閲覧処理について以下に説明する。概略的には、本実施の形態のマルチメディアコンテンツ閲覧処理は、ズーミングメタファを採用して、テキストのみの初期画面からズームインすると、より詳細なテキスト情報や会議参加者の写真、討議状況を撮影した動画像/音声等を閲覧できるようにしたものである。
図3は、サーバコンピュータS及びクライアントコンピュータCの機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、コンピュータ1(サーバコンピュータS)は、CPU2がOS上で動作するマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムに従うことにより、オブジェクト格納部21と、オブジェクト検索手段として機能するオブジェクト検索部22と、表示制御手段として機能する表示制御部23と、関連情報格納部24と、関連情報生成手段として機能する関連情報生成部25とをコンピュータ1(サーバコンピュータS)上に実現する。また、コンピュータ1(クライアントコンピュータC)は、CPU2がOS上で動作するマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムに従うことにより、閲覧手段として機能する閲覧者I/F26と、編集手段として機能する編集者I/F27とをコンピュータ1(クライアントコンピュータC)上に実現する。
閲覧者I/F26は、マルチメディアコンテンツ(報告書、議事録、メモ等)を閲覧するための閲覧者用のブラウザである。
編集者I/F27は、マルチメディアコンテンツ(報告書、議事録、メモ等)を編集するための編集者用エディタである。
オブジェクト格納部21は、マルチメディアコンテンツ(報告書、議事録、メモ等)を構成する各種のオブジェクト(テキスト、静止画、動画等)を格納する手段であり、例えばHDD5に形成される。
関連情報格納部24は、オブジェクト(テキスト、静止画、動画等)間の関連情報を格納する手段であり、例えばHDD5に形成される。また、関連情報格納部24は、閲覧に供されたオブジェクト(テキスト、静止画、動画等)を閲覧結果として閲覧者に対応付けて記憶する。
オブジェクト検索部22は、閲覧者I/F26から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部24に格納されているオブジェクト間の関連情報に基づいて、表示すべきオブジェクトをオブジェクト格納部21から検索する手段である。
表示制御部23は、閲覧者I/F26から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部24に格納されているオブジェクト間の関連情報に基づいて、ディスプレイ9に表示するオブジェクトの表示/非表示や詳細度の設定、オブジェクト表示位置の自動設定、オブジェクト周囲の枠線の表示等を制御する手段である。
関連情報生成部25は、オブジェクト間の関連付けを行う手段である。システムが自動的に関連付けを行う場合もあれば、人手による関連付けを支援するエディタ(編集者I/F27)を制御する場合もある。関連情報生成部25で生成されたオブジェクト間の関連情報は、関連情報格納部24に格納される。
ここで、図4はディスプレイ9に表示されるマルチメディアコンテンツの一例を示す正面図である。図4に示す例は、マルチメディアコンテンツとして「出張報告」を適用した例である。図4に示すマルチメディアコンテンツは、オブジェクトとしてテキストを主体に構成されている。
このような図4に示すマルチメディアコンテンツ上にマウス11によりマウスカーソルXを重ねた状態を図5に示す。なお、図5におけるA,B,C,・・・のアルファベットは、説明用に各オブジェクトを識別するための記号で、実際の画面上には現れない。
図5に示すように、マウスカーソルXが重ねられている枠線で囲まれたオブジェクトHは、詳細度もしくは表示メディア形式の変化等のオブジェクト表示変化(以後、ズーミングと呼ぶ)の対象となるオブジェクトである。ズーミングは、2つの意味で定義される。第1には、メディアの詳細度のシームレスな変化である。より詳細には、同種メディア内での、時間、空間、内容に関する詳細度を連続的に変化させるものである。例えば、静止画像のサイズ変更等である。第2には、表現メディアのシームレスな遷移である。より詳細には、ある情報の表示から、それに関連する異種メディア情報の表示への遷移を連続的に制御するものである。例えば、静止画像から動画像/音声への遷移である。実際には、この両者が同時に併用される場合もある。
一方、枠線で囲まれたオブジェクトE,Fは、オブジェクトHの上位階層のオブジェクトである。さらに、特にアルファベットは付していないが、Hの内部で枠線で囲まれた各オブジェクトは、Hの下位階層のオブジェクトである。
上述したような枠線は、その単位でズーミングが行えることも示す。図5に示した例では、オブジェクトHだけでなく、その上位階層のオブジェクトEもしくはオブジェクトF全体を対象にズーミングが可能であるし、一方、オブジェクトH内部の枠線で囲まれた各小部分単位でのズーミングもできる。このように、枠線を利用することにより、オブジェクトの階層構造が明らかになるとともに、ズーミングの対象領域(どこがズーミング可能か)が分かりやすくなっている。
すなわち、ズーミングの対象領域(対象オブジェクト)は、マウスカーソルXのフォーカスを当てることにより指定される。領域は階層的に構成され、それぞれ枠線で表示される。なお、指定された領域は、背景色や枠線の色、枠線の形等を変えるようにしても良い。また、本実施の形態においては、ズーミングの対象領域(対象オブジェクト)を指定した後、マウス11をドラッグすることによりズーミング動作が行われる。例えば、マウス11をディスプレイ9の表示面下方にドラッグした場合はズームイン、マウス11をディスプレイ9の表示面上方にドラッグした場合はズームアウトである。
ここで、閲覧者によるズーミング動作について説明する。一例として、図5に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトHのズームイン操作について説明する。また、関連情報格納部24には、図6,7,8,9に示すようなオブジェクト間の関連情報が記述されている。図6によれば、オブジェクトE,F,G,I,J,K,・・・の詳細度がオブジェクトHの詳細度の変化と連動すると言う関連付けがなされている。つまり、オブジェクトHをズームインして詳細度を高くするとオブジェクトE,F,G,I,J,K,・・・の詳細度も高くなるということである。一方、図7によれば、オブジェクトA,B,C,D,・・・の詳細度がオブジェクトHの詳細度と逆方向に変化すると言う関連付けがなされている。つまり、オブジェクトHをズームインして詳細度を高くするとオブジェクトA,B,C,D,・・・の詳細度は低くなる。また、図8によれば、オブジェクトHをズームインすると新たなオブジェクトLを表示する関連付けがなされている。さらに、図9によれば、オブジェクトLをズームインしていくと新たなオブジェクトMに変化する関連付けがなされている。
図5に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトHに対してズームイン操作を行った結果を図10に示す。マルチメディアコンテンツのオブジェクトHに対してズームイン操作を行った場合、オブジェクトHのフォントが拡大されると同時に、オブジェクトE,F,G,I,J,K,・・・のフォントも拡大されているが、オブジェクトA,B,C,D,・・・のフォントは逆に縮小されている。さらに、新たなオブジェクトLがオブジェクトHの下部分に表示されており、しかもその周囲に枠線が現れている。これはオブジェクトLがオブジェクトHの下位階層であり、かつ、新たなオブジェクトL単独でズーミング対象となりえることを示す。ここで、新たなオブジェクトLは、オブジェクトHに関連する討議がなされていた時点での討議風景を撮影した写真の静止画像である。加えて、図10に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトLのみを選択してズームインすると、静止画像の詳細度が高くなる(画像サイズが拡大する)。さらにオブジェクトLをズームインしていくと、図11に示すように、新たなオブジェクトMに変化する。新たなオブジェクトMは、静止画像であるオブジェクトLに関連付けられた動画像である。つまり、オブジェクトLをズームインしていき、あるサイズにまで拡大すると、動画像(と音声)の再生が開始されるのである。オブジェクトLはもともとオブジェクトHに関連付けられていたので(図8参照)、オブジェクトMはオブジェクトHに関連する討議がなされていた時点での討議風景を撮影した動画像(と音声)である。
なお、図6,7,8,9の関連は予め付けられているものであるが、それは、システムによって自動的に付けられたものもあれば、人手で関連付けられたものもある。また、オブジェクトLの表示位置は人手で設定されたものではなく、オブジェクトHの表示位置を基に、その近傍の適当な位置をシステムで自動的に算出して決定したものである。こうすることにより、コンテンツの編集者はオブジェクトの位置決めを厳密に行う必要がなくなるので、編集の手間が省ける。
次に、別の一例として、図12に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトHの下位のオブジェクトNのズームイン操作について説明する。マルチメディアコンテンツのオブジェクトNに対してズームイン操作を行うと、図8によれば、新たなオブジェクトO,Pが現れる。図12に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトNに対してズームイン操作を行った結果を図13に示す。図13に示すように、閲覧者のズームイン操作によって、より詳細な説明文であるオブジェクトOとオブジェクトNに関連する討議風景の静止画像であるオブジェクトPがオブジェクトNの下位階層のオブジェクトとして現れている。オブジェクトO,Pの位置は、システムによって適当に算出されたものである。
ここで、上述したような図12から図13への変化に対応するマルチメディアコンテンツ閲覧処理の流れについて図14のフローチャートを参照して説明する。図14に示すように、閲覧者が閲覧者I/F26を介してズーミングの対象領域(対象オブジェクト)Nを指定したことを検出し(ステップS1)、閲覧者が閲覧者I/F26を介して対象領域(対象オブジェクト)Nをズームインしたことを検出すると(ステップS2)、閲覧者I/F26は対象領域(対象オブジェクト)Nのズームイン要求を表示制御部23に通知する(ステップS3)。ズームイン要求を通知された表示制御部23は、対象領域(対象オブジェクト)Nをキーとする検索をオブジェクト検索部22に依頼する(ステップS4)。オブジェクト検索部22は、対象領域(対象オブジェクト)Nをキーとして関連情報格納部24を検索する(ステップS5)。関連情報格納部24から図8に基づく検索結果、即ち、「NをズームインするとO,Pが新たに表示される」がオブジェクト検索部22に返る(ステップS6)。その後、オブジェクト検索部22は、検索結果を表示制御部23に通知する(ステップS7)。検索結果を通知された表示制御部23は、新規に表示すべきオブジェクトO,Pをオブジェクト格納部21から読み出し、レイアウト位置を適当に設定し(本例では、Nの下方にOとPを並べる)、閲覧者I/F26に通知する(ステップS8)。閲覧者I/F26は、表示制御部23からの情報に基づき、新オブジェクトO,Pを表示する(ステップS9)。
なお、上述のようにマルチメディアコンテンツのオブジェクトNに対してズームイン操作を行った結果として現れた新たなオブジェクトO,Pは、所定のオブジェクトに対するズームアウト操作により消滅する。例えば、図13に示すオブジェクトEを選択した状態で、オブジェクトEに対してズームアウト操作を行うと、オブジェクトEの下位階層のオブジェクトは全て一緒にズームアウトされ(オブジェクトO,Pが消える)、最終的に図4と同様の画面に戻る。
加えて、本実施の形態のコンピュータ1(サーバコンピュータS)は、CPU2がOS上で動作するマルチメディアコンテンツ閲覧プログラムに従うことにより、初期画面から始めてズーミング操作を実行した後の状態を保存・再現することもできる。例えば、閲覧者αが図5に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトCを選択してズームイン操作して下位階層の新たなオブジェクトを表示した状態を図15に示す。図15に示すように、ズームイン操作によって各会議参加者の顔写真の画像(オブジェクトT,U,V,W)が新たに表示される。ここで、関連情報格納部24には、図15において表示されているオブジェクトの組が図16に示すような閲覧結果として閲覧者αに対応付けて記述されている。このような閲覧結果を再利用することにより、閲覧者αが次回にこのマルチメディアコンテンツ(出張報告書)を閲覧する際は、図15と同様の画面を初期画面として見ることができる。これにより、閲覧者は閲覧履歴や結果を保存することができ、かつ、同じコンテンツを閲覧するたびに同じズーミング操作を繰り返す手間が省ける。
次に、マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を簡単に説明する。
図17に示す例においては、初期画面P1上の所定のオブジェクトにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P2)、ズームイン操作すると対応シーンの静止画像が対象領域の直下に現れる。同時に、静止画像単独の枠線も現れる(画面P3)。なお、画面P3に表示されている「内容」以外の周辺領域は、小さくなっている。ズームイン操作を続け、静止画像が所定の大きさになると、動画として動き出す(画面P4)。この状態で他の領域を選択しても、対応シーンの画像は残る(画面P5)。既に対応シーンの静止画像がある領域を再度選択してズームイン操作すると、対応する動画が再び再生される(画面P6)。なお、対応シーンの静止画像のみを選択してズームイン操作しても、動画を再生することができる(画面P7)。また、画面P4の状態でズームアウト操作すると、対応シーンの静止画像が徐々に縮小され(画面P3)、最後には対応シーンの静止画像が消えることになる(画面P2)。
図18に示す例においては、初期画面P1上の小項目のテキスト(オブジェクト)の1つにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P8)、ズームイン操作すると詳細内容が小さなフォントで現れ、加えて、対応シーンの静止画像が対象領域の直下に現れる。また、それぞれの枠線も同時に現れる(画面P9)。さらにズームイン操作すると、詳細内容のフォントサイズと画像が大きくなり、静止画像があるサイズに達すると動画再生する(画面P10)。また、画面P10の状態でズームアウト操作すると、対応シーンの静止画像が徐々に縮小され(画面P9)、最後には対応シーンの静止画像と詳細内容が消えることになる(画面P8)。なお、詳細内容のみを選択してズームイン/ズームアウトすることもできる(画面P11)。最後までズームアウトすると、詳細内容のテキストは消える。また、対応シーンの静止画像のみを選択してズームイン/ズームアウトすることもできる(画面P12)。ズームイン操作した場合には、動画が再生し、最後までズームアウトすると対応シーンの静止画像は消える。さらに、他の小項目をオブジェクトとして選択することもできる(画面P13)。
図19に示す例においては、対応シーンの静止画像と詳細内容が表示されている画面P14において、「1.」全体を示すオブジェクトにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P15)、ズームイン操作すると初期画面以外の下位項目が全て縮小していく(画面P16)。そして、最終的に下位項目が全てなくなり初期状態に戻る(画面P17)。また、「2.」の下位項目も全て初期状態なら、周辺のフォントサイズも戻る。
図20に示す例においては、初期画面P1上の参加者全体を示すオブジェクトにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P18)、ズームイン操作すると顔写真の画像が現れる(画面P19)。この場合、他の項目は、縮小される。さらに、ズームイン操作すると、顔写真の画像が拡大していき(画面P20)、縦列配置になる(画面P21)。さらに、ズームイン操作を続けると、各参加者のプロフィールテキストが現れ(画面P22)、プロフィールテキストが拡大する(画面P23)。
図21に示す例においては、画面P23上の特定の一人の参加者を示すオブジェクトにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P24)、ズームイン操作するとその人物だけ拡大する(画面P25)。また、画面P25上の顔写真を示すオブジェクトにマウスカーソルXを合わせてズーム対象領域とし(画面P26)、ズームイン操作すると顔写真が拡大する(画面P27)。
このように本実施の形態によれば、閲覧者I/F26から取得した閲覧者のアクションと関連情報格納部24に格納されているオブジェクト間の関連情報とに基づくズーミングの対象となるオブジェクトがオブジェクト格納部21から検索され、検索されたオブジェクトに基づいてコンテンツが形成されてディスプレイ9に表示される。これにより、各種のオブジェクトの集合で構成されるコンテンツがズーミングにより動的に変化するので、固定的なレイアウトを作りこむ必然性/重要性が低くなり、また、関連情報が同一ページに表示されるので複数ページを一つ一つ作成しなくてよく、コンテンツを編集する編集者側の負担の軽減化を図ることが可能になる。また、コンテンツを閲覧する閲覧者側の表示の自由度を確保することが可能になる。
また、本実施の形態によれば、オブジェクトに対するズーミングの履歴を保存することにより閲覧履歴(結果)を再現することが可能になるので、同じズーミング操作を繰り返す手間が省ける。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態を図22ないし図24に基づいて説明する。なお、前述した第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。本実施の形態は、マルチメディアコンテンツ(出張報告書)に最初にアクセスする際の初期画面を複数設定しておくことができるようにしたものである。
図22は、本実施の形態の関連情報格納部24に格納されている初期画面種類に対応付けた表示オブジェクトを示す説明図である。図22に示すように、関連情報格納部24には、初期画面種類(営業担当者向け、経理担当者向け、携帯端末向け)に対応付けて、各初期画面でそれぞれ表示されるオブジェクトの組が記述されている。このようにマルチメディアコンテンツ(出張報告書)に最初にアクセスする際の初期画面を複数設定することにより、閲覧者の属性や閲覧に利用している機器に応じて適切な初期画面が表示される。
例えば、営業担当者向けの初期画面では、図22に示すように、オブジェクトA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,・・・を表示する。営業担当者向けのマルチメディアコンテンツ(出張報告書)の初期画面は、図5に示した初期画面と同様であり、議事の内容がある程度細かく表示されている。
一方、経理担当者向けの場合は、図22に示すように、オブジェクトA,B,C,D,E,F,J,Q,R,Sを表示する。図23は、経理担当者向けのマルチメディアコンテンツ(出張報告書)の初期画面を示す正面図である。なお、図23におけるA,B,・・・のアルファベットは、説明用に各オブジェクトを識別するための記号で、実際の画面上には現れない。図23に示すように、経理担当者向けの初期画面においては、議事内容の代わりに、出張に要した交通費の明細が表示されている。
また、携帯端末向けの場合は、図22に示すように、オブジェクトA,B,C,D,E,F,Jのみを表示する。図24は、携帯端末向けのマルチメディアコンテンツ(出張報告書)の初期画面を示す正面図である。なお、図24におけるA,B,・・・のアルファベットは、説明用に各オブジェクトを識別するための記号で、実際の画面上には現れない。図24に示すように、携帯端末向けの初期画面においては、携帯端末の場合は画面が小さいので、まずは最も基本的な情報のみを提示するというのが狙いである。
これらのような各種の初期画面は、ズーミング操作により相互に行き来が可能である。例えば、図5において、オブジェクトEをズームアウト操作すれば図24の画面となり、そこからさらにオブジェクトBをズームイン操作すれば図23の画面となる。もちろん、図23や図24の状態からオブジェクトEの下位階層のオブジェクトを順次ズームイン操作していけば、図11のように詳細な議事内容や動画像を閲覧することもできる。
このように本実施の形態によれば、閲覧に利用している機器や閲覧者の属性に応じてコンテンツの閲覧の際の初期画面を変えることで、状況に応じた最適な情報を迅速に入手することが可能になる。
なお、各実施の形態のコンテンツ閲覧システムとしては、サーバコンピュータSにネットワークNを介してクライアントコンピュータCが複数台接続されたサーバクライアントシステムを想定したが、これに限るものではなく、コンテンツ閲覧システムとして全てローカルなシステム(例えば、パーソナルコンピュータ単体)を適用するようにしても良い。
本発明の第一の実施の形態におけるシステム構築例を示す模式図である。 一般的又は標準的なパーソナルコンピュータのハードウェアの構成図である。 サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータの機能構成を示すブロック図である。 ディスプレイに表示されるマルチメディアコンテンツの一例を示す正面図である。 図4に示すマルチメディアコンテンツ上にマウスによりマウスカーソルを重ねた状態を示す正面図である。 関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報の一例を示す説明図である。 関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報の一例を示す説明図である。 関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報の一例を示す説明図である。 関連情報格納部に格納されているオブジェクト間の関連情報の一例を示す説明図である。 図5に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトHに対してズームイン操作を行った結果を示す正面図である。 図10に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトLのみを選択してズームイン操作を行った結果を示す正面図である。 図12に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトHの下位のオブジェクトNのズームイン操作を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツのオブジェクトNに対してズームイン操作を行った結果を示す正面図である。 図12から図13への変化に対応するマルチメディアコンテンツ閲覧処理の流れを示すフローチャートである。 図5に示すマルチメディアコンテンツのオブジェクトCを選択してズームイン操作して下位階層の新たなオブジェクトを表示した状態を示す正面図である。図である。 関連情報格納部に格納されている閲覧結果の一例を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を示す説明図である。 マルチメディアコンテンツ閲覧における画面遷移例を示す説明図である。 本発明の第二の実施の形態の関連情報格納部に格納されている初期画面種類に対応付けた表示オブジェクトを示す説明図である。 経理担当者向けのマルチメディアコンテンツの初期画面を示す正面図である。 携帯端末向けのマルチメディアコンテンツの初期画面を示す正面図である。
符号の説明
6 記憶媒体
9 表示部
10,11 入力部
21 オブジェクト格納部
22 オブジェクト検索手段
23 表示制御手段
24 関連情報格納部
25 関連情報生成手段
26 閲覧手段
27 編集手段
C クライアント
S コンテンツサーバ

Claims (44)

  1. コンテンツを有するコンテンツサーバと、該コンテンツを閲覧する閲覧クライアントコンピュータとを有するコンテンツ閲覧システムであって、
    前記コンテンツサーバは、
    ンテンツを構成する複数のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、
    オブジェクトを選択可能にコンテンツを表示させる表示制御手段と、
    一の画面上に表示された一のオブジェクトであって、選択されたオブジェクト(以下、「対象オブジェクト」と言う。)に対するズームインに応じた、前記一の画面上に表示されるオブジェクトの表示に係る変化についてのオブジェクト毎の情報である関連情報を格納する関連情報格納部とを有し、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて、前記対象オブジェクトをズームインすると共に、前記関連情報に基づき、前記対象オブジェクトと同一の画面上に表示された他のオブジェクトのうちの少なくとも一部のオブジェクト(以下、「逆変化オブジェクト」と言う。)をズームアウトさせて表示することを特徴とするコンテンツ閲覧システム。
  2. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに連動して、前記逆変化オブジェクトを除く他のオブジェクトが、ズームインする情報であることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ閲覧システム。
  3. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、新たなオブジェクト(以下、「追加オブジェクト」と言う。)が追加的に表示される情報であることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ閲覧システム。
  4. 前記追加オブジェクトの表示位置は、前記対象オブジェクトの近傍に設定されることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ閲覧システム。
  5. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、前記対象オブジェクトに代わって、新たにオブジェクトが表示される情報であることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ閲覧システム。
  6. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にある全てのオブジェクトもズームアウトすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  7. 前記関連情報格納部は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて表示されたオブジェクトの組を、前記閲覧クライアントコンピュータを利用して閲覧した閲覧者に対応付けて記憶することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム
  8. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にあるオブジェクトの内、初期画面に表示されていないオブジェクトが連動して、ズームアウトすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  9. 前記関連情報格納部を用いて、前記対象オブジェクトに関連するオブジェクトを検索するオブジェクト検索手段を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  10. 前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトを枠線で囲って表示することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  11. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの上位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項10記載のコンテンツ閲覧システム。
  12. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの下位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項10または11記載のコンテンツ閲覧システム。
  13. 前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトを囲む枠線と対象オブジェクト以外のオブジェクトを囲む枠線とを、視覚的に区別可能に表示することを特徴とする請求項11または12記載のコンテンツ閲覧システム。
  14. 前記関連情報格納部には、コンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が前記閲覧クライアントコンピュータに応じて格納されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  15. 前記関連情報格納部には、コンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が、前記閲覧クライアントコンピュータを利用して、前記コンテンツサーバのコンテンツを閲覧する閲覧者の属性に応じて格納されていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  16. コンテンツの編集を行う編集クライアントコンピュータを有することを特徴とする請求項1ないし15のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧システム。
  17. 前記閲覧クライアントコンピュータと、コンテンツサーバと、編集クライアントコンピュータとが、単体のコンピュータで構成されていることを特徴とする請求項16記載のコンテンツ閲覧システム。
  18. コンテンツを閲覧する閲覧クライアントコンピュータに接続されたコンテンツを有するコンテンツサーバであって、
    ンテンツを構成する複数のオブジェクトを格納するオブジェクト格納部と、
    オブジェクトを選択可能にコンテンツを表示させる表示制御手段と、
    一の画面上に表示された一のオブジェクトであって、選択されたオブジェクト(以下、「対象オブジェクト」と言う。)に対するズームインに応じた、前記一の画面上に表示されるオブジェクトの表示に係る変化についてのオブジェクト毎の情報である関連情報を格納する関連情報格納部とを有し、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて、前記対象オブジェクトをズームインすると共に、前記関連情報に基づき、前記対象オブジェクトと同一の画面上に表示された他のオブジェクトのうちの少なくとも一部のオブジェクト(以下、「逆変化オブジェクト」と言う。)をズームアウトさせて表示することを特徴とするコンテンツ閲覧サーバ。
  19. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに連動して、前記逆変化オブジェクトを除く他のオブジェクトが、ズームインする情報であることを特徴とする請求項18記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  20. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、新たなオブジェクト(以下、「追加オブジェクト」と言う。)が追加的に表示される情報であることを特徴とする請求項18記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  21. 前記追加オブジェクトの表示位置は、前記対象オブジェクトの近傍に設定されることを特徴とする請求項20記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  22. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、前記対象オブジェクトに代わって、新たにオブジェクトが表示される情報であることを特徴とする請求項18記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  23. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にある全てのオブジェクトもズームアウトすることを特徴とする請求項18ないし22のいずれか一記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  24. 前記関連情報格納部は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて表示されたオブジェクトの組を、前記閲覧クライアントコンピュータを利用して閲覧した閲覧者に対応付けて記憶することを特徴とする請求項18ないし23のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ
  25. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にあるオブジェクトの内、初期画面に表示されていないオブジェクトが連動して、ズームアウトすることを特徴とする請求項18ないし24のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  26. 前記関連情報格納部を用いて、前記対象オブジェクトに関連するオブジェクトを検索するオブジェクト検索手段を有することを特徴とする請求項18ないし25のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  27. 前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトを枠線で囲って表示することを特徴とする請求項18ないし26のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  28. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの上位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項27記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  29. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの下位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項27または28記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  30. 前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトを囲む枠線と対象オブジェクト以外のオブジェクトを囲む枠線とを、視覚的に区別可能に表示することを特徴とする請求項28または29記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  31. 前記関連情報格納部には、コンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が前記閲覧クライアントコンピュータに応じて格納されていることを特徴とする請求項18ないし30のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  32. 前記関連情報格納部には、コンテンツの閲覧の際の初期画面を構成するオブジェクトの組が、前記閲覧クライアントコンピュータを利用して、前記コンテンツサーバのコンテンツを閲覧する閲覧者の属性に応じて格納されていることを特徴とする請求項18ないし31のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧サーバ。
  33. コンテンツを閲覧する閲覧クライアントコンピュータが接続されたコンテンツを有するコンテンツサーバにおけるコンテンツ閲覧プログラムであって、
    コンピュータを、
    コンテンツを構成する複数のオブジェクトを格納するオブジェクト格納手段と、
    オブジェクトを選択可能にコンテンツを表示させる表示制御手段と、
    一の画面上に表示された一のオブジェクトであって、選択されたオブジェクト(以下、「対象オブジェクト」と言う。)に対するズームインに応じた、前記一の画面上に表示されるオブジェクトの表示に係る変化についてのオブジェクト毎の情報である関連情報を格納する関連情報格納手段として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて、前記対象オブジェクトをズームインすると共に、前記関連情報に基づき、前記対象オブジェクトと同一の画面上に表示された他のオブジェクトのうちの少なくとも一部のオブジェクト(以下、「逆変化オブジェクト」と言う。)をズームアウトさせて表示することを特徴とするコンテンツ閲覧プログラム。
  34. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに連動して、前記逆変化オブジェクトを除く他のオブジェクトが、ズームインする情報であることを特徴とする請求項33記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  35. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、新たなオブジェクト(以下、「追加オブジェクト」と言う。)が追加的に表示される情報であることを特徴とする請求項33記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  36. 前記追加オブジェクトの表示位置は、前記対象オブジェクトの近傍に設定されることを特徴とする請求項35記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  37. 前記関連情報は、前記対象オブジェクトに対するズームインに応じて、前記対象オブジェクトに代わって、新たにオブジェクトが表示される情報であることを特徴とする請求項33記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  38. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にある全てのオブジェクトもズームアウトすることを特徴とする請求項33ないし39のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  39. 前記関連情報格納部は、前記対象オブジェクトに対するズームイン要求に基づいて表示されたオブジェクトの組を、前記閲覧クライアントコンピュータを利用して閲覧した閲覧者に対応付けて記憶することを特徴とする請求項33ないし38のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧プログラム
  40. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記オブジェクトに対するズームアウトに連動して、該オブジェクトの下位階層にあるオブジェクトの内、初期画面に表示されていないオブジェクトが連動して、ズームアウトすることを特徴とする請求項33ないし39のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  41. 前記対象オブジェクトに関連するオブジェクトを検索するオブジェクト検索手段を有することを特徴とする請求項33ないし40のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  42. 前記表示御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトを枠線で囲って表示することを特徴とする請求項33ないし41のいずれか一項記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  43. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの上位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項42記載のコンテンツ閲覧プログラム。
  44. 前記オブジェクトは、階層的に構成され、
    前記表示制御手段は、前記対象オブジェクトの選択に際し、当該対象オブジェクトの下位階層のオブジェクトを囲む枠線も表示することを特徴とする請求項42または43記載のコンテンツ閲覧プログラム。
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