JP4731152B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4731152B2
JP4731152B2 JP2004316113A JP2004316113A JP4731152B2 JP 4731152 B2 JP4731152 B2 JP 4731152B2 JP 2004316113 A JP2004316113 A JP 2004316113A JP 2004316113 A JP2004316113 A JP 2004316113A JP 4731152 B2 JP4731152 B2 JP 4731152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
row
bit line
word
connection node
word line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004316113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006127669A (ja
Inventor
浩二 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2004316113A priority Critical patent/JP4731152B2/ja
Priority to US11/250,407 priority patent/US7260018B2/en
Priority to TW094136144A priority patent/TWI379309B/zh
Priority to KR1020050102491A priority patent/KR101101531B1/ko
Priority to CNB2005101185538A priority patent/CN100538891C/zh
Publication of JP2006127669A publication Critical patent/JP2006127669A/ja
Priority to US11/826,493 priority patent/US7411860B2/en
Priority to US12/219,350 priority patent/US7570540B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4731152B2 publication Critical patent/JP4731152B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/10Decoders
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/16Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特にマルチポートを有するSRAM(Static Random Access Memory)に関する。
近年、携帯端末機器の普及に伴い、音声および画像のような大量のデータを高速に処理するデジタル信号処理の重要性が高くなってきている。このような携帯端末機器に搭載する半導体記憶装置として高速なアクセス処理が可能なSRAMが重要な位置を占めている。
一方、各々のポートを用いて独立してデータ書込および読出が可能なマルチポートの半導体記憶装置が注目されており、マルチポートを有するSRAMの需要が高まっている。
マルチポートの一種であるデュアルポートの場合、2つのポートから同時にデータ書込および読出を実行することが可能である。
しかしながら、このようなデュアルポートを有するSRAMの場合、たとえば同時に同一行に対してデータ書込を実行してしまう可能性がある。特にこの場合には、メモリセルに高負荷が印加される可能性があり、例外的にそのようなコマンドの入力が一般的に禁止されている。
この点に関して、特開平7−141859号公報においては、同一行への同時アクセスを簡易に検知する方式についての開示がなされている。
しかしながら、同一行への同時アクセスがあった場合、同時に同一行に対してデータ書込をする場合は禁止されるが、同時にデータ読出を実行する場合には何の障害もなくデータ読出を実行することが可能である。
特開平7−141859号公報
一方、一般的に、SRAMメモリセルを設計する際、データ読出破壊を防ぐためのマージン指標としてスタティックノイズマージン(以下、SNMとも称する)が知られている。
上述したデュアルポートを有するSRAMメモリセルの場合、同一行に対して2つのワード線が設けられており、2つのワード線が同時に立ち上がった場合と一方のワード線のみが立ち上がった場合の両方の場合が存在するので、その両方を考慮してSNMを考慮してSRAMメモリセルのマージン設計をする必要があった。
この点で、一方のワード線のみが立ち上がった場合よりも2つのワード線が同時に立ち上がった場合においては、SNMが小さくなるという傾向があった。
したがって、デュアルポートを有するSRAMメモリセルの場合、SNMを改善する方策として同一行のワード線と電気的に結合されるアクセストランジスタに比べてインバータを構成するNチャネルMOSトランジスタのドライバトランジスタのサイズを大きくすることによりSNMを確保する設計としていた。
それゆえ、シングルポートのSRAMメモリセルに比べて、デュアルポートのSRAMメモリセルは、トランジスタが2個増えるだけでなく、さらにドライバトランジスタのサイズも大きくする必要があり、全体としてセル面積が増大するという問題があった。
また、ドライバトランジスタのサイズを大きくすることにより、スタンバイ時のリーク電流も増加してしまうという問題も発生していた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、スタティックノイズマージン(SNM)を十分に確保するとともにメモリセルサイズも縮小することが可能なマルチポートの半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリアレイと、互いに独立の入出力信号の授受を実行する第1および第2のポートと、第1および第2のポートにそれぞれ入力されたアドレスに従ってメモリアレイに対して同時にアクセス可能な選択回路とを備える。メモリアレイは、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のワード線と、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のビット線とを含む。各メモリセルは、記憶するデータに応じて、第1および第2の記憶ノードを第1および第2の電位レベルの一方および他方にそれぞれ設定するためのフリップフロップ回路と、対応する第1のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第1のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第1のゲートトランジスタと、対応する第2のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第2のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第2のゲートトランジスタとを含む。選択回路は、第1および第2のポートにそれぞれ対応して設けられ、入力されたアドレスに従って行選択指示をそれぞれ出力する第1および第2の行デコーダと、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられ、各々が第1および第2の行デコーダからの行選択結果に応じて対応する第1および第2のワード線を駆動するための複数のワードドライバとを含む。各ワードドライバは、第1および第2の行デコーダの一方から行選択指示の入力を受けた場合には、一方に対応するワード線の電圧レベルを第1の電圧レベルに設定し、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、第1および第2のワード線の電圧レベルを第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルにそれぞれ設定する。
本発明の他の半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリアレイと、互いに独立の入出力信号の授受を実行する第1および第2のポートと、第1および第2のポートにそれぞれ入力されたアドレスに従ってメモリアレイに対して同時にアクセス可能な選択回路とを備える。メモリアレイは、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のワード線と、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のビット線とを含む。各メモリセルは、記憶するデータに応じて、第1および第2の記憶ノードを第1および第2の電位レベルの一方および他方にそれぞれ設定するためのフリップフロップ回路と、対応する第1のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第1のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第1のゲートトランジスタと、対応する第2のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第2のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第2のゲートトランジスタとを含む。メモリセル行にそれぞれ対応して設けられ、各々が対応するメモリセル行に含まれる各メモリセルのフリップフロップ回路に対して動作電圧を供給する電源線をさらに備える。選択回路は、第1および第2のポートにそれぞれ対応して設けられ、入力されたアドレスに従って行選択指示をそれぞれ出力する第1および第2の行デコーダと、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられ、各々が第1および第2の行デコーダからの行選択結果に応じて対応する第1および第2のワード線を駆動するとともに、対応する電源線を駆動する複数のワードドライバとを含む。各ワードドライバは、第1および第2の行デコーダの一方から行選択指示の入力を受けた場合には、対応する電源線の電圧レベルを第1の電圧レベルに設定し、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、対応する電源線の電圧レベルを第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルに設定する。
本発明に係るさらに別の半導体記憶装置は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリアレイと、互いに独立の入出力信号の授受を実行する第1および第2のポートと、第1および第2のポートにそれぞれ入力されたアドレスに従ってメモリアレイに対して同時にアクセス可能な選択回路とを備える。メモリアレイは、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のワード線と、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられる複数の第1および第2のビット線とを含み、各メモリセルは、記憶するデータに応じて、第1および第2の記憶ノードを第1および第2の電位レベルの一方および他方にそれぞれ設定するためのフリップフロップ回路と、対応する第1のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第1のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第1のゲートトランジスタと、対応する第2のワード線とゲートとが電気的に結合され、対応する第2のビット線とフリップフロップ回路との間を電気的に結合するための第2のゲートトランジスタとを含む。選択回路は、第1および第2のポートにそれぞれ対応して設けられ、入力されたアドレスに従って行選択指示をそれぞれ出力する第1および第2の行デコーダと、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられ、各々が第1および第2の行デコーダからの行選択結果に応じて対応する第1および第2のワード線を駆動するための複数のワードドライバとを含む。各ワードドライバは、第1および第2の行デコーダの一方から行選択指示の入力を受けた場合には、一方に対応するワード線を駆動し、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、いずれか一方のワード線を駆動する。
本発明に係る半導体記憶装置は、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、第1および第2のワード線の電圧レベルを第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルにそれぞれ設定する。これにより、2つのアクセストランジスタがオンした場合においても駆動電流量を抑制し、駆動電流比が小さくなるのを防止することができるためSNMの悪化を抑制することができる。
また、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、対応する電源線の電圧レベルを第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルに設定する。これによりフリップフロップ回路の動作電圧を上昇させることにより2つのアクセストランジスタがオンした場合においてもSNMに余裕を持たせることができるのでSNMの悪化を抑制することができる。
また、第1および第2の行デコーダの両方から行選択指示の入力を受けた場合には、いずれか一方のワード線を駆動する。これにより、2つのアクセストランジスタが同時にオンすることはなく、駆動電流量を抑制し、駆動電流比が小さくなるのを防止することができるためSNMの悪化を抑制することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1の概略ブロック図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1は、ポートPA用のコントロール回路5aと、ポートPB用のコントロール回路5bと、ポートPA用のセンスアンプ/ライトドライバ15aと、ポートPB用のセンスアンプ/ライトドライバ15bと、ポートPA用の行デコーダ10aと、ポートPB用の行デコーダ10bと、メモリアレイ20と、ワードドライバWD0〜WDn−1とを備える。
コントロール回路5aは、ポートPAから入力されたアドレス信号ADAの入力に基づいて、行デコーダ10aにバッファ処理した内部行アドレス信号IADAを出力する。さらに、コントロール回路5aは、ポートPAから入力されたコマンド信号CMDAに基づいて所定の動作を実行するように他の周辺回路に対して必要な指示あるいは制御を実行する。例えばデータ読出時においては、センスアンプ/ライトドラバ15aを制御して、ビット線を介して読み出された記憶データを外部に読出データDOAとして出力するように指示し、データ書込時には、外部から入力される書込データDIAについてビット線を介して選択されたアドレスに従うメモリセルに対して書込むように指示する。
コントロール回路5bもコントロール回路5aと同様であり、ポートPBから入力されたアドレス信号ADBの入力に基づいて、行デコーダ10bにバッファ処理した内部行アドレス信号IADBを出力する。さらに、コントロール回路5bは、ポートPBから入力されたコマンド信号CMDBに基づいて所定の動作を実行するように他の周辺回路に対して必要な指示あるいは制御を実行する。例えばデータ読出時においては、センスアンプ/ライトドラバ15bを制御して、ビット線を介して読み出された記憶データを外部に読出データDOBとして出力するように指示し、データ書込時には、外部から入力される書込データDIBについてビット線を介して選択されたアドレスに従うメモリセルに対して書込むように指示する。なお、図示しないがコントロール回路5a,5bは、クロック信号に同期してアドレス信号およびコマンド信号の入力に基づく一連の処理を実行するものとする。なお、コントロール回路5bには、コントロール回路5aに入力されるコマンドCMDAが入力されており、両方のコントロール回路5a,5bがともに書込コマンドを選択する場合には、例外的にコントロール回路5bにおける書込コマンドは実行されないように制御される。他の場合については、動作上書込コマンドと読出コマンドとが両ポートを用いて実行することが可能であるが、本例においては、簡易のためコントロール回路5a,5bに入力されるコマンドCMDとしてはともに読出コマンドであるとして以下に説明する。
行デコーダ10aは、コントロール回路5aよりバッファ処理された内部行アドレス信号IADAの入力に基づいて行選択結果であるデコード信号をワードドライバWD0〜WDn−1(以下、総括してワードドライバWDとも称する)に出力する。同様に、行デコーダ10bは、コントロール回路5bよりバッファ処理された内部行アドレス信号IADBの入力に基づいて行選択結果であるデコード信号をワードドライバWD0〜WDn−1に出力する。行デコーダ10aは、複数の論理回路ADで構成され、入力された内部行アドレス信号の組合せの一つに基づいて対応するワードドライバWDに対して本例においては「H」レベルのデコード信号が出力されるものとする。
メモリアレイ20は、行列状に集積配置された複数のメモリセルMCを有する。
メモリアレイ20は、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられるポートPAおよびPB用の複数のワード線WLA,WLBを有する。
本例においてはn行のメモリセル行が配置されており、一例として第1行目と第n行目のメモリセル行にそれぞれ対応してワード線WLA0,WLB0およびWLAn−1,WLBn−1が示されている。
また、メモリセル列にそれぞれ対応してポートPAおよびPB用のビット線対BLAPおよびBLBPが設けられる。
本例においてはm個のメモリセル列が配置されており、一例として第1列目と第m列目のメモリセル列にそれぞれ対応してビット線対BLAP0,BLBP0およびBLAPm−1,BLBPm−1が示されている。
各ビット線対は、互いに相補の2本のビット線を有し、ビット線対BLAP0は、ビット線BLA0,/BLA0を含む(以下、総括してビット線BLA,/BLAとも称する)。同様にビット線対BLBP0は、ビット線BLB0,/BLB0を含む(以下、総括してビット線BLB,/BLBとも称する)。
ワードドライバWDは、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられ、行デコーダ10a,10bから出力されるデコード信号に基づいて対応するワード線WLAもしくはWLBを選択的に活性化する。
センスアンプ/ライトドライバ15a,15bは、コントロール回路5a,5bからの指示に応答してデータ読出時において、ビット線対BLPAもしくはBLPBに伝達されたデータを増幅して読出データDOA,DOBとして出力する。また、データ書込時において、ビット線対BLPAもしくはBLPBに書込データDIA,DIBに応じた電圧レベルをビット線対BLPAもしくはBLPBに伝達する。
図2は、本発明の実施の形態1に従うメモリセルMCの構成を説明する図である。
図2を参照して、本発明の実施の形態1に従うメモリセルMCは、トランジスタPT1,PT2,NT1〜NT6を含む。なお、トランジスタPT1,PT2は、一例としてPチャネルMOSトランジスタとする。また、トランジスタNT1〜NT6は、一例としてNチャネルMOSトランジスタとする。ここで、トランジスタNT3〜NT6は、ビット線と記憶ノードとの間に設けられるアクセストランジスタである。また、トランジスタNT1,NT2,PT1,PT2は、メモリセルMC内においてインバータを構成するドライバトランジスタである。
トランジスタPT1は、電源電圧VDDと記憶ノードNd0との間に配置され、そのゲートは記憶ノードNd1と電気的に結合される。トランジスタNT1は、記憶ノードNd0と接地電圧GNDとの間に配置され、そのゲートは記憶ノードNd1と電気的に結合される。トランジスタPT2は、電源電圧VDDと記憶ノードNd1との間に配置され、そのゲートは記憶ノードNd0と電気的に結合される。トランジスタNT2は、記憶ノードNd1と接地電圧GNDとの間に配置され、そのゲートは記憶ノードNd0と電気的に結合される。このトランジスタPT1,PT2およびNT1,NT2は、記憶ノードNd0およびNd1の信号レベルを保持するための、2個のCMOSインバータを形成し、クロスカップリングされることによりCMOS型のフリップフロップ回路となる。
アクセストランジスタNT3は、記憶ノードNd0とビット線BLAとの間に配置され、そのゲートはワード線WLAと電気的に結合される。アクセストランジスタNT4は、記憶ノードNd1とビット線/BLAとの間に配置され、そのゲートはワード線WLAと電気的に結合される。アクセストランジスタNT5は、記憶ノードNd0とビット線BLBとの間に配置され、そのゲートはワード線WLBと電気的に結合される。アクセストランジスタNT6は、記憶ノードNd1とビット線/BLBとの間に配置され、そのゲートはWLBと電気的に結合される。
記憶ノードNd0および記憶ノードNd1に対するデータ書込および読出は、ワード線WLAもしくはワード線WLBの活性化(Hレベル)に応答するアクセストランジスタNT3およびアクセストランジスタNT4のオンあるいはアクセストランジスタNT5およびNT6のオンによって、記憶ノードNd0およびNd1とビット線BLAおよび/BLAあるいはビット線BLBおよび/BLBとがそれぞれ電気的に結合されることによって実行される。
たとえば、ワード線WLAが非活性化(Lレベル)されて、アクセストランジスタNT3およびNT4がオフしている場合には、記憶ノードNd0およびNd1に保持されるデータレベルに応じて、それぞれのCMOSインバータにおいて、N型およびP型MOSトランジスタの一方がオンする。これにより、メモリセルに保持されるデータレベルに応じて、記憶ノードNd0およびNd1は、データの「H」レベルに対応する電源電圧VCCおよびデータの「L」レベルに対応する接地電圧GNDのうち一方および他方とそれぞれ結合される。これにより、周期的にワード線WLAをオンしてリフレッシュ動作を実行することなく、スタンバイ状態時においてメモリセル内にデータを保持することが可能となる。ワード線WLBについてもWLAと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
図3は、本発明の実施の形態1に従うワードドライバWDの回路構成図である。
図3を参照して、本発明の実施の形態1に従うワードドライバWDは、トランジスタNTA1,PTA1〜PTA4と、トランジスタNTB1,PTB1〜PTB4と、インバータIV0〜IV2と、NAND回路ND0とを含む。なお、トランジスタNTA1,NTB1は、NチャネルMOSトランジスタとする。また、トランジスタPTA1〜PTA4,PTB1〜PTB4は、PチャネルMOSトランジスタとする。
トランジスタPTA3,PTA4は、電源電圧VDDとワード線WLAとの間に配置され、トランジスタPTA3のゲートはダイオード接続されてトランジスタPTA4のソース側と電気的に結合される。トランジスタPTA4のゲートは、ノードNAと電気的に結合される。トランジスタPTA2,PTA1およびトランジスタNTA1は、電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列に接続され、トランジスタPTA2のゲートは、ノードNBと電気的に結合される。また、トランジスタPTA1とトランジスタNTA1との間の接続ノードは、ワード線WLAと電気的に結合される。また、トランジスタPTA1,NTA1のゲートは、インバータIV0を介するデコード信号WSAの反転信号の入力をそれぞれ受ける。なお、トランジスタPTA1〜PTA4,NTA1およびインバータIV0は、ワード線WLAを駆動するワードドライバユニットWDUAを構成する。
トランジスタPTB3,PTB4は、電源電圧VDDとワード線WLBとの間に配置され、トランジスタPTB3のゲートはダイオード接続されてトランジスタPTB4のソース側と電気的に結合される。トランジスタPTB4のゲートは、ノードNAと電気的に結合される。トランジスタPTB2,PTB1およびトランジスタNTB1は、電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列に接続され、トランジスタPTB2のゲートは、ノードNBと電気的に結合される。また、トランジスタPTB1とNTB1との間の接続ノードは、ワード線WLBと電気的に結合される。また、トランジスタPTB1,NTB1のゲートは、インバータIV1を介するデコード信号WSBの反転信号の入力をそれぞれ受ける。なお、トランジスタPTB1〜PTB4,NTB1およびインバータIV1は、ワード線WLBを駆動するワードドライバユニットWDUBを構成する。
また、NAND回路ND0は、デコード信号WSAとデコード信号WSBとの入力を受けてそのNAND論理演算結果をノードNAに伝達する。インバータIV2は、NAND回路ND0の出力信号を受けて、その反転信号をノードNBに伝達する。なお、NAND回路ND0およびインバータIV2は、同一行アドレスが選択されたかどうかを検知する検知回路DTCを構成する。
以下、本発明の実施の形態1に従うワードドライバWDの動作について説明する。
デコード信号WSA,WSBは、通常の非活性化状態においては、「L」レベルに設定されており、活性化状態においては、「H」レベルに設定される。
たとえば、ポートPAのアドレス信号ADAに基づいてデコード信号WSAが選択活性化された場合について考える。この場合においてポートPBのデコード信号WSBは、非活性状態であるとする。すなわち、ポートPAおよびPBにおいて互いに異なる行アドレスが選択された場合(以下、単に別行アクセスとも称する)について説明する。具体的には、デコード信号WSA,WSBがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルであるとする。
この場合、検知回路DTCにおいて、デコード信号WSA,WSBは、ともに「H」レベルすなわち同一行アドレスが選択された場合ではないので、NAND回路ND0のNAND出力結果である出力信号は、「H」レベルに設定される。そして、その反転信号は「L」レベルに設定される。すなわち、ノードNA,NBの電圧レベルは、「H」レベルおよび「L」レベルである。
したがって、ワードドライバユニットWDUAにおいて、トランジスタPTA2およびPTA1はオンとなり、トランジスタNTA1はオフである。これに伴い、ワード線WLAは、初期状態の「L」レベルから「H」レベルに変化し、ワード線WLAが活性化される。なお、デコード信号WSAが「L」レベルの場合には、トランジスタNTAがオンしているためワード線WLAは「L」レベルに設定されている。
また、このとき、ノードNAは、「H」レベルであるためトランジスタPT4はオフしている。
そして、デコード信号WSAが「L」レベルになると、トランジスタPTA2,PTA1はオフするのでワード線WLAは、初期状態である非活性化状態(「L」レベル)になる。
同様に、ポートPB用の行選択信号WSBが「H」レベルになると、上記のワードドライバユニットWDUAで説明したのと同様にワードドラバユニットWDUBにおいてワード線WLBが「H」レベルに活性化される。
すなわち、上記において説明したようにポートPAおよびPBにおいて互いに異なる行アドレスが選択された場合にはワード線WLA,WLBの一方の電圧レベルは「H」レベル(電圧VDDレベル)に駆動される。
次に、ポートPA,PB同時に同一行の行アドレスが選択された場合(以下、単に同一行アクセスとも称する)について考える。この場合には、デコード信号WSA,WSBがともに「H」レベルになる。これに伴い、NAND回路ND0の出力信号は「L」レベルに設定される。そして、その反転信号は「H」レベルに設定される。すなわち、ノードNA,NBの電圧レベルは、「L」レベルおよび「H」レベルである。
したがって、トランジスタPTA2,PTB2はオフする。一方、トランジスタPTA4,PTB4はオンする。それゆえ、ワード線WLAは、トランジスタPTA1およびPTA2を介して電源電圧VDDの電圧レベルで駆動されるのではなく、トランジスタPTA3,PTA4を介して電源電圧VDDからダイオード接続によるトランジスタPTA3のしきい値電圧Vtp降下した、電源電圧VDD−Vtpで駆動されることになる。同様にワード線WLBについてもWLAと同様に、トランジスタPTB1およびPTB2を介して電源電圧VDDの電圧レベルで駆動されるのではなく、トランジスタPTB3,PTB4を介して電源電圧VDDからダイオード接続によるトランジスタPTB3のしきい値電圧Vtp降下した、電源電圧VDD−Vtpで駆動されることになる。
たとえば一例として、電源電圧VDDが1.2V、トランジスタPTA3,PTB3のしきい値電圧Vtpが0.4Vとすると、ポートPA,PBが同一行の行アドレスを選択した場合には、ワード線線WLA,WLBは、1.2−0.4=0.8Vで駆動されることになる。
図4は、同一行アクセスの場合と別行アクセスの場合におけるワード線の電圧レベルを説明する図である。
図4に示されるように、同一行アクセスの場合には、ワード線WLAおよびWLBの電圧レベルは、電源電圧VDD−Vtpに設定される。一方、別行アクセスの場合には、ワード線WLAもしくはWLBの電圧レベルは、電源電圧VDDに設定される。
図5は、本発明の実施の形態1に従うメモリセルにおけるスタティックノイズマージンを説明する図である。
図5に示されるように、本例においては同一行アクセスの場合には、ワード線WLAおよびWLBの電圧レベルを電源電圧VDDから電源電圧VDD−Vtpに下げることによりSNMの悪化を防止することができる。
その理由としては、一方のポートからのみのアクセスの場合に、たとえばワード線WLAの電源電圧VDDに設定し、ワード線WLBの電圧レベルを接地電圧GND(0V)に設定した場合について考えると、トランジスタNT1の駆動電流と、トランジスタNT3,NT5を合わせた駆動電流との比は1となる。あるいは、トランジスタNT2の駆動電流と、トランジスタNT4,NT6を合わせた駆動電流との比は1となる。
一方、ポートPA,PBが同時に同一行をアクセスした場合にはワード線WLA,WLBの電圧レベルが電源電圧VDDとした場合に、トランジスタNT1の駆動電流と、トランジスタNT3,NT5を合わせた駆動電流との比は1より小さくなる。あるいは、トランジスタNT2の駆動電流と、トランジスタNT4,NT6を合わせた駆動電流との比1より小さくなる。
したがって、ポートPA,PBが同時に同一行をアクセスした場合にはワード線WLA,WLBの電圧レベルが電源電圧VDDとした場合に、図6に示されるように別行アクセスの場合に比べてSNMが悪化することになる。
本実施の形態においては、ポートPA,PBが同時に同一行をアクセスした場合にはワード線WLA,WLBの電圧レベルを電源電圧VDD−Vtpとすることにより、アクセストランジスタの駆動電流を抑制することによりトランジスタの駆動電流比が小さくなるのを防止することができる。結果として、SNMの悪化を防止することができる。
本実施の形態1の構成の如く、ワード線の電圧レベルを動的に制御することによって、スタティックノイズマージンの低下を抑制することができるためドライバトランジスタのサイズを大きくする必要がなく、従来に比べてメモリセルの面積を小さくすることが可能である。具体的には、従来の構成においては、トランジスタのサイズすなわちゲート幅W/ゲート長Lに関して、サイズ比を比較するとW(PT1)/L(PT1):W(NT3)/L(NT3):W(NT1)/L(NT1)=1:1:3として設計していた(括弧内はトランジスタの符号を示す)。したがって、NチャネルMOSトランジスタのドライバトランジスタを非常に大きく設計する必要があったが本願構成においては、サイズ比について、W(PT1)/L(PT1):W(NT3)/L(NT3):W(NT1)/L(NT1)=1:1:1と設計することが可能となり、従来に比べてメモリセルの面積を飛躍的に小さくすることができる。なお、他の対応するトランジスタのサイズについても同様である。すなわち、W(PT1)/L(PT1)=W(PT2)/L(PT2)、W(NT3)/L(NT3)=W(NT5)/L(NT5)=W(NT4)/L(NT4)=W(NT6)/L(NT6)、W(NT1)/L(NT1)=W(NT2)/L(NT2)である。
そして、さらにはトランジスタサイズを小さくことに伴いスタンバイ時のリーク電流も低減することが可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置1aの概略ブロック図である。
図7を参照して、本発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置1aは、ワードドライバWDをワードドライバWDaに置換した点が異なる。さらにメモリセル行にそれぞれ対応して設けられた電源線VM0〜VMn−1を設けた点が異なる。その他の点は実施の形態1の図1の半導体記憶装置1で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
図8は、本発明の実施の形態2に従うメモリセルMCaの回路構成図である。
図8を参照して、本発明の実施の形態2に従うメモリセルMCaは、図2で説明したメモリセルMCと比較して、トランジスタPT1,PT2のソース側が電源電圧VDDと接続されるのではなく、電源線VMが接続されている点が異なる。その他の構成および接続関係については図2で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
本発明の実施の形態2に従うメモリセルMCaは、電源線VMからメモリセルのフリップフロップ回路FFaに対して動作電圧が供給される構成となっている。
図9は、本発明の実施の形態2に従うワードドライバWDaの回路構成図である。
図9を参照して、本発明の実施の形態2に従うワードドライバWDaは、トランジスタPTA1,NTA1と、トランジスタPTB1,NTB1と、トランジスタTp1,Tp2と、インバータIV0,IV1,IV3と、NAND回路ND0とを含む。なお、トランジスタTp1およびTp2は、PチャネルMOSトランジスタとする。
トランジスタPTA1,NTA1は、電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列に接続され、その接続ノードはワード線WLAと電気的に結合される。また、それぞれのゲートはインバータIV0を介するデコード信号WSAの反転信号の入力を受ける。インバータIV0と、トランジスタPTA1,NTA1とは、ワード線WLAを駆動するワードドライバユニットWDUA#を構成する。
同様に、トランジスタPTB1,NTB1は、電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列に接続され、その接続ノードはワード線WLBと電気的に結合される。また、それぞれのゲートは、インバータIV1を介するデコード信号WSBの反転信号の入力を受ける。インバータIV1と、トランジスタPTB1,NTB1とは、ワード線WLBを駆動するワードドライバユニットWDUB#を構成する。
NAND回路ND0は、デコード信号WSAとWSBとの入力を受けてそのNAND論理演算結果を出力する。トランジスタTp1は、電源電圧VDDよりも高電圧の電源電圧VDDMと電源線VMとの間に配置され、そのゲートはNAND回路ND0の出力信号の入力を受ける。トランジスタTp2は、電源電圧VDDと電源線VMとの間に配置され、そのゲートはインバータIV3を介するNAND回路ND0の反転信号の入力を受ける。NAND回路ND0と、インバータIV3と、トランジスタTp1,Tp2は、電源線VMの電圧レベルを切り換える電圧切換回路を構成する。
本発明の実施の形態2に従うワードドライバWDaの動作について説明する。たとえば、互いに異なる行アドレスが選択された場合、一例としてデコード信号WSAが「H」レベルでデコード信号WSBが「L」レベルの場合には、ワードドライバユニットWDUA#は、ワード線WLAを電源電圧VDDで駆動する。同様にデコード信号WSAが「L」レベルでデコード信号WSBが「H」レベルの場合には、ワードドライバユニットWDUB#は、ワード線WLBを電源電圧VDDで駆動する。インバータIV0を介するその反転信号がトランジスタPTA1のゲートに入力されてワード線WLAは電源電圧VDDと電気的に結合されて「H」レベルに設定される。これらの場合には、電圧調整回路VADにおいて、NAND回路ND0の出力信号は、「H」レベルである。したがって、トランジスタTp1はオフしており、トランジスタTp2はオンしている。したがって、電源線VMには、電源電圧VDDが供給されている。
一方、同一行がアクセスされた場合にはデコード信号WSA,WSBがともに「H」レベルに設定され、ワード線WLAおよびWLBが電源電圧VDDで駆動される。また、NAND回路ND0の出力信号は「L」レベルに設定される。これに伴い、トランジスタTp1がオンし、トランジスタTp2はオフする。したがって、電源線VMには、電源電圧VDDよりも高電圧の電源電圧VDDMが供給される。
図10は、本発明の実施の形態2に従う同一行アクセスおよび別行アクセスにおける電源線VMとワード線WLA,WLBの関係を説明する図である。
図10に示されるように、同一行アクセスの場合には電源線VMの電圧レベルが電源電圧VDDからそれよりも電圧レベルが高い電源電圧VDDMに上昇する。これにより、フリップフロップFFaの動作電圧が、別行アクセスの場合には電源電圧VDDに設定されていたが同一行アクセスの場合には電源電圧VDDMに設定されることにより、図11の本発明の実施の形態2に従うスタティックノイズマージンを説明する図において示されるように別行アクセス時と同一行アクセス時のSNMをほぼ同じ大きさに保つことができる。
このように同一行の行アドレスが選択された場合に、メモリセルのフリップフロップ回路の動作電圧を上昇させることにより、実施の形態1の場合と同様に同一行アクセス時のSNMの悪化を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図12は、本発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置1bの概略ブロック図である。
図12を参照して、本発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置1bは、図1で説明した半導体記憶装置1と比較して、ポートPA用の行アドレス比較回路25aと、ポートPB用の行アドレス比較回路25bと、ビット線対BLAPとBLBPとを短絡するためのイコライズ回路30とをさらに備えた点が異なる。さらに、ワードドライバWDをワードドライバWDbに置換した点が異なる。その他の点については実施の形態1の図1の半導体記憶装置1で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。
図13は、本発明の実施の形態3に従うワードドライバWDbの回路構成図である。
図13を参照して、本発明の実施の形態3に従うワードドライバWDbは、インバータIV0,IV4,IV5と、NAND回路ND1とを含む。インバータIV0、IV4は、ワード線WLAを駆動するワードドライバユニットWDUA#を構成する。また、NAND回路ND1と、インバータIV5は、ワード線WLBを駆動するワードドライバユニットWDUBaを構成する。
ワードドライバユニットWDUA#において、インバータIV0,IV4は直列に接続され、デコード信号WSAの入力を受けて入力に応じた電圧レベルでワード線WLAを駆動する。一方、ワードドライバユニットWDUBaにおいて、ワード線WLBは、インバータIV5を介するNAND回路ND1の反転信号の出力信号に応じて駆動される。
具体的にはNAND回路ND1は、インバータIV0を介するデコード信号WSAの反転信号とデコード信号WSBとの入力を受けてそのNAND論理演算結果をインバータIV5に出力する。
したがって、同一行のアクセスが実行される場合すなわちデコード信号WSA,WSBがともに「H」レベルの場合にはNAND回路ND1の出力信号は「H」レベルとなるためワード線WLBは活性化状態とはならない。したがってこの場合においてはワード線WLAのみが活性化状態となる。すなわち、本実施の形態3に従うワードドライバWDbは、同一行が選択された場合にはポートPAのみのワード線WLAを選択するものとする。
図14は、本発明の実施の形態3に従う行アドレス比較回路25aの回路構成図である。
図14に示されるように、行アドレス比較回路25aは、初段において排他的論理和回路NR(本例では一例としてEXNOR回路)で構成され、次段以降、複数段のAND回路Anで構成される。具体的には、排他的論理和回路NRに内部行アドレス信号IADA,IADBのそれぞれのビットが入力されて比較される。そして、排他的論理和回路NRにおいて、同一の内部行アドレス信号IADA,IADBが入力された場合には、「H」レベルの信号が次段以降のAND回路の入力ノードに伝達される。全て同一ビット値であれば最終段のAND回路の出力信号である制御信号COMは「H」レベルに設定される。なお、行アドレス比較回路25bにおいても同様の動作が実行される。
図15は、本発明の実施の形態3に従うイコライズ回路30の回路構成図である。
図15を参照して、本発明の実施の形態3に従うイコライズ回路30は、トランスファゲートTGa,TGbと、インバータ50とを含む。
トランスファゲートTGaは、ビット線BLAとBLBとの間に配置され、そのゲートは、制御信号COMおよびインバータ50を介するその反転信号の入力を受ける。トランスファゲートTGbは、ビット線/BLBと/BLAとの間に配置され、そのゲートは制御信号COMおよびインバータ50を介するその反転信号の入力を受ける。すなわち、制御信号COMが「L」レベルの場合には、トランスファゲートはオフであるが、「H」レベルの場合にはビット線BLAとビット線BLBとが電気的に結合される。同様にビット線/BLBと/BLAとが電気的に結合される。
本発明の実施の形態3においては、行アドレス比較回路25a,25bで入力されたポートPA用の内部行アドレスIADAとポートPB用の内部行アドレスIADBとが比較されて、一致した場合には制御信号COMが「H」レベルに設定されて、ビット線対BLAPと、BLBPとが電気的に結合される。これにより上述したようにワードドライバWDbにおいて、同一行の行アドレスが選択される場合において、ポートPA用のワード線WLAのみが活性化された場合においてもビット線対BLAPとBLBPとを用いて、ポートPA用のセンスアンプ/ライトドライバ15aとポートPA用のセンスアンプ/ライトドライバ15bとにおいて同様の動作を実行することができる。たとえば、データ読出時において、読出データDOA,DOBをそれぞれ出力することが可能となる。
図16は、本発明の実施の形態3に従う別行アクセス時におけるワード線WLA,WLBとビット線対BLAP,BLBPの動作波形図である。本例においては、一例としてデコード信号WSA,WSBがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルである場合について説明する。
図16(a)に示されるようにワード線WLAは上述したように1.2Vの電圧で駆動される。一方、ワード線WLBは、非活性化状態であり、0Vに設定される。
図16(b)に示されるようにビット線対BLAPは、アドレスに従って選択されたメモリセルの記憶ノードNd0,Nd1の電位レベルに応じてプリチャージされた1.2Vの電位レベルから変化する。ここでは、記憶ノードNd0,Nd1が「L」レベルおよび「H」レベルの電位レベルに設定されている場合が示されている。したがって、アクセストランジスタNT3,NT4のオンに伴いビット線BLA,/BLAの電位レベルが変化し、これをセンスアンプ/ライトドライバ15aが増幅して読出データDOAとして外部に出力する。
図16(c)は、ビット線対BLBPの電位レベルを説明する図であり、ワード線WLBは非活性化状態であるのでプリチャージされた電位レベルである1.2Vを維持している。
図17は、本発明の実施の形態3に従う同一行アクセス時におけるワード線WLA,WLBとビット線対BLAP,BLBPの動作波形図である。
図17(a)に示されるように上述したように同一行アクセス時においては、ワード線WLAのみが活性化される。したがって、図16(a)で説明したのと同じ状態である。
図17(b)に示されるように、ビット線対BLAPは、図16(b)で説明したのと同様の動作によりその電位レベルが変化する。
図17(c)は、ビット線対BLBPの電位レベルであるが、同一行アクセス時においては、上述したようにイコライズ回路30が制御信号COMに応答してビット線BLAと、ビット線BLBとを短絡する。同様にビット線/BLAと、ビット線/BLBとを短絡する。これにより、イコライズ回路30の動作に応答してビット線対BLBPは、ビット線対BLAPと同様の電位レベルになる。
これを、ポートPA用およびPB用のセンスアンプ/ライトドライバ15a,15bが検出することにより外部に読出データDOA,DOBを出力することができる。
このように同一行の行アドレスが選択された場合に、一方のワード線WLAのみを活性化させることによりSNMの悪化を防止しつつ、適切にデータ読出等の動作を両方のポートを用いて実行することができる。
(実施の形態4)
上記の実施の形態3においては、同一行の行アドレスが選択された場合にワード線WLBを駆動することなく、ワード線WLAのみを駆動し、ビット線対BLAPと、ビット線対BLBPとをイコライズ回路30を用いて短絡することにより適切に両ポートPAおよびPBを用いて所定の動作を実行する方式について説明した。本実施の形態4においては、イコライズ回路30を用いることなく、同一行の行アドレスが選択された場合に適切に両ポートPAおよびPBを用いて所定の動作を実行する方式について説明する。
図18は、本発明の実施の形態4に従う半導体記憶装置1♯の概略ブロック図である。
図18を参照して、本発明の実施の形態4に従う半導体記憶装置1♯は、図12で説明した半導体記憶装置1bと比較して、行アドレス比較回路25を1つ設けるとともに、メモリセル列にそれぞれ対応してデータ線対DLPと、セレクタ回路SLCを設けた点が異なる。その他の点については図1で説明した半導体記憶装置1と同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。なお、データ線対DLPは、データ線DL,/DLを含む。本例においては、データ線対DLP0と、データ線対DLPm−1とが示されている。
行アドレス比較回路25は、図14で説明した行アドレス比較回路と同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。具体的には、ポートPAに対して入力される内部行アドレスIADAおよびポートPBに対して入力される内部行アドレスIADBを比較することにより行アドレスが一致した場合には制御信号COMが「H」レベルとなりそれ以外の場合には制御信号COMは「L」レベルに設定される。
図19は、本発明の実施の形態4に従うセレクタ回路SLCの回路構成図である。
本発明の実施の形態4に従うセレクタ回路SLCは、トランスファゲートTG1〜TG4と、インバータ51とを含む。
トランスファゲートTG1,TG2は、ビット線BLA,BLBとデータ線DLとの間にそれぞれ並列に接続される。トランスファゲートTG3,TG4は、ビット線/BLA,/BLBとデータ線/DLとの間にそれぞれ並列に接続される。
トランスファゲートTG1,TG2は、制御信号COMおよびインバータ51を介するその反転信号の入力を受ける。トランスファゲートTG3,TG4についてもトランスファゲートTG1,TG2と同様に動作する。すなわち、本発明の実施の形態4に従うセレクタ回路SLCは、制御信号COMの入力に応じてデータ線DLとの接続状態がビット線対BLAPからビット線対BLBPに切り換わるものである。
したがって、制御信号COMが「L」レベルの場合には、通常時と同様に、ポートPB用のビット線対BLBPがデータ線対DLPを介してセンスアンプ/ライトドライバ15bと電気的に接続されている。一方、制御信号COMが「H」レベルの場合には、ポートPA用のビット線対BLAPがデータ線対DLPを介してセンスアンプ/ライトドライバ15bと電気的に接続される。
本実施の形態4に従う構成においては、実施の形態3で説明したのと同様、同一行の行アドレスがアクセスされた場合には、ワード線WLAのみが駆動され、ワード線WLBは駆動されない。そして、制御信号COMが「L」レベルから「H」レベルに変化し、セレクタ回路SLCにより、センスアンプ/ライトドライバ15bの接続がビット線対BLBPからBLAPに切り換わる。
これにより、同一行の行アドレスがアクセスされた場合には、センスアンプ/ライトドライバ15a,15bは、ともに同じビット線対BLAPと用いて所定の動作を実行する。すなわち、この場合においてポートPA用のビット線対BLAPはセレクタ回路SLCを介してセンスアンプ/ライトドライバ15a,15bの両方に接続されるため各々のポートからアクセスが実行される。
本実施の形態4に従う構成とすることにより実施の形態3で説明したようにSNMを十分確保することができるとともに、メモリセルのドライバトランジスタのサイズを小さく設計することができるためセル面積の縮小を図ることができ、さらには、スタンバイ時のリーク低減を図ることができる。
また、実施の形態3と比較して、ビット線対はポートPA用のビット線対BLAPのみを用いてデータ読出時においてセンス動作を実行するため読出動作速度を落とすことなく、さらにはデータ読出時における充放電の消費電力も低減することが可能であるという利点がある。
図20は、クロック信号CLKA,CLKBに同期して同一行アクセスおよび別行アクセスを実行する場合のタイミングチャート図である。
図20においては、ポートPA用のクロックCLKAとポートPB用のクロックCLKBとが示されており同一の周波数でともに同じタイミングで同期した波形図が示されている。
たとえば、時刻T1において、別行アクセスの際においては、入力されたポートPA用およびポートPB用のアドレスADA,ADBに従ってそれぞれ異なるワード線WLA,WLBが選択され、入力されたアドレスに従ったデータ読出動作が実行される。
一方、時刻T2において、同一行アクセスの場合には、入力されたアドレスADA,ADBの比較結果に基づいて制御信号COMが「H」レベルに設定される。これによりワード線WLAのみが活性化されワード線WLBは非活性化状態である。そしてビット線対BLAPがデータ読出動作のビット線として用いられることにより、SNMを悪化させることなくデュアルポートの高速なデータ読出を実行することができる。
図21は、クロック信号CLKA,CLKBに同期して同一行アクセスおよび別行アクセスを実行する場合の別のタイミングチャート図である。本例においては、クロック信号CLKAと、CLKBとの周波数が異なる場合が示されている。図20においては、クロック信号CLKAとCLKBとが同一の周波数である場合について説明したが、特に同一に限らずクロック信号CLKAの周波数は、クロック信号CLKBの周波数の数倍に設定することも可能である。
動作については、図20で説明したのと同様であるが、時刻T3においては、ポートPA,PBを用いて別行アクセスが実行される場合が示されている。動作については、上記で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。時刻T4においては、ポートPAのみのアクセスが示されている。時刻T5においては、ポートPA,PBを用いて別行アクセスが実行される場合が示されている。動作については、上記で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰返さない。時刻T6においては、ポートPAのみのアクセスが示されている。
なお、上記の実施の形態においては、主にマルチポートの一種であるデュアルポートを有する半導体記憶装置について説明したがこれに限られずさらに多くのポートを有する場合においても同様に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置1の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態1に従うメモリセルMCの構成を説明する図である。 本発明の実施の形態1に従うワードドライバWDの回路構成図である。 同一行アクセスの場合と別行アクセスの場合におけるワード線の電圧レベルを説明する図である。 本発明の実施の形態1に従うメモリセルにおけるスタティックノイズマージンを説明する図である。 ポートPA,PBが同時に同一行をアクセスした場合におけるSNMの悪化を説明する図である。 本発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置1aの概略ブロック図である。 本発明の実施の形態2に従うメモリセルMCaの回路構成図である。 本発明の実施の形態2に従うワードドライバWDaの回路構成図である。 本発明の実施の形態2に従う同一行アクセスおよび別行アクセスにおける電源線VMとワード線WLA,WLBの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態2に従うスタティックノイズマージンを説明する図である。 本発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置1bの概略ブロック図である。 本発明の実施の形態3に従うワードドライバWDbの回路構成図である。 本発明の実施の形態3に従う行アドレス比較回路25aの回路構成図である。 本発明の実施の形態3に従うイコライズ回路30の回路構成図である。 本発明の実施の形態3に従う別行アクセス時におけるワード線WLA,WLBとビット線対BLAP,BLBPの動作波形図である。 本発明の実施の形態3に従う同一行アクセス時におけるワード線WLA,WLBとビット線対BLAP,BLBPの動作波形図である。 本発明の実施の形態4に従う半導体記憶装置1♯の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態4に従うセレクタ回路SLCの回路構成図である。 クロック信号CLKA,CLKBに同期して同一行アクセスおよび別行アクセスを実行する場合のタイミングチャート図である。 クロック信号CLKA,CLKBに同期して同一行アクセスおよび別行アクセスを実行する場合の別のタイミングチャート図である。
符号の説明
1,1a,1b,1# 半導体記憶装置、5a,5b コントロール回路、10a,10b 行デコーダ、15a,15b センスアンプ/ライトドライバ、30 イコライズ回路、WD,WDa,WDb ワードドライバ。

Claims (4)

  1. 行列状に配置された複数のメモリセルと、行に対応して設けられた複数の第1のワード線と、行に対応して設けられた複数の第2のワード線と、列に対応して設けられた複数の第1のビット線対と、列に対応して設けられた複数の第2のビット線対とを有したメモリアレイであって、前記複数のメモリセルの各々は、互いに相補な論理状態を記憶する第1及び第2の記憶ノードと、前記第1及び第2の記憶ノードの間に接続されるフリップフロップ回路と、ゲートが対応する行の第1のワード線に接続され、対応する列の第1のビット線対の一方と前記第1の記憶ノードとを電気的に結合する第1のゲートトランジスタと、ゲートが対応する行の第1のワード線に接続され、対応する列の第1のビット線対の他方と前記第2の記憶ノードとを電気的に結合する第2のゲートトランジスタと、ゲートが対応する行の第2のワード線に接続され、対応する列の第2のビット線対の一方と前記第1の記憶ノードとを電気的に結合する第3のゲートトランジスタと、ゲートが対応する行の第2のワード線に接続され、対応する列の第2のビット線対の他方と前記第2の記憶ノードとを電気的に結合する第4のゲートトランジスタとを有したメモリアレイと、
    前記メモリアレイの列に対応して設けられ、各々は対応する列の第1のビット線対と接続する第1の接続ノードと、対応する列の第2のビット線対と接続する第2の接続ノードと、前記第1の接続ノードと前記第2の接続ノードのいずれかを選択しその選択された側の接続ノードと電気的に結合する第3の接続ノードとを有した複数の切替回路と、
    前記複数の第1のビット線対と電気的に結合され、その複数の第1のビット線対を介して前記メモリアレイに対してデータの読出し及びデータの書き込みを行う第1のセンスアンプ及びライトドライバと、
    前記複数の切替回路のそれぞれ第3の接続ノードと電気的に結合され、前記第1及び第2接続ノードのうちの第3の接続ノードと電気的に結合した側の接続ノードに接続するビット線対を介して前記メモリアレイに対してデータの読出し及びデータの書き込みを行う第2のセンスアンプ及びライトドライバと、
    前記メモリアレイの行に対応して設けられ、各々は第1の行アドレス信号に基づいて対応する行の第1のワード線を駆動する複数の第1のワードドライバユニットと、
    前記メモリアレイの行に対応して設けられ、各々は第2の行アドレス信号に基づいて対応する行の第2のワード線を駆動し、前記第2の行アドレス信号が前記第1の行アドレス信号と一致するときには対応する行の第2のワード線の駆動を禁止する複数の第2のワードドライバユニットとを備え、
    前記複数の第1のビット線対の一方の端に前記第1のセンスアンプ及びライトドライバが接続され、前記複数の第1のビット線対の他方の端にそれぞれ前記複数の切替回路が接続され、前記複数のメモリセルは、前記複数の第1のビット線対における前記第1のセンスアンプ及びライトドライバと前記複数の切替回路との間を接続する対応する列の第1のビット線対の経路からそれぞれ分岐して対応する列の第1のビット線対に接続されている、半導体記憶装置。
  2. 前記第1の行アドレス信号と前記第2の行アドレス信号とが一致しているかどうかを判定し、一致しているときは前記第1の接続ノードを選択するよう前記複数の切替回路を制御するアドレス比較回路をさらに備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数の切替回路の各々は、
    前記第1の接続ノードと前記第3の接続ノードとの間に接続された第1のトランスファゲートと、
    前記第2の接続ノードと前記第3の接続ノードとの間に接続された第2のトランスファゲートとを有した、請求項1又は請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1の行アドレス信号をデコードして、前記複数の第1のワードドライバユニット各々を制御する第1の行選択信号を出力する第1の行デコーダと、
    前記第2の行アドレス信号をデコードして、前記複数の第2のワードドライバユニット各々を制御する第2の行選択信号を出力する第2の行デコーダとをさらに備え、
    前記複数の第2のワードドライバユニットの各々は、前記第1および第2の行選択信号の入力に基づいて、対応する行の前記第2のワード線の駆動を制御する、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
JP2004316113A 2004-10-29 2004-10-29 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP4731152B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316113A JP4731152B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 半導体記憶装置
US11/250,407 US7260018B2 (en) 2004-10-29 2005-10-17 Multiport semiconductor memory device
TW094136144A TWI379309B (en) 2004-10-29 2005-10-17 Multiport semiconductor memory device
KR1020050102491A KR101101531B1 (ko) 2004-10-29 2005-10-28 멀티포트의 반도체 기억 장치
CNB2005101185538A CN100538891C (zh) 2004-10-29 2005-10-31 多端口半导体存储装置
US11/826,493 US7411860B2 (en) 2004-10-29 2007-07-16 Multiport semiconductor memory device
US12/219,350 US7570540B2 (en) 2004-10-29 2008-07-21 Multiport semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316113A JP4731152B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006127669A JP2006127669A (ja) 2006-05-18
JP4731152B2 true JP4731152B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=36261651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004316113A Expired - Fee Related JP4731152B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 半導体記憶装置

Country Status (5)

Country Link
US (3) US7260018B2 (ja)
JP (1) JP4731152B2 (ja)
KR (1) KR101101531B1 (ja)
CN (1) CN100538891C (ja)
TW (1) TWI379309B (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090052262A1 (en) * 2006-02-08 2009-02-26 Koji Nii Semiconductor memory device
US8120989B2 (en) * 2007-06-25 2012-02-21 Qualcomm Incorporated Concurrent multiple-dimension word-addressable memory architecture
US7570537B2 (en) * 2007-07-12 2009-08-04 Sun Microsystems, Inc. Memory cells with power switch circuit for improved low voltage operation
JP5362198B2 (ja) 2007-08-31 2013-12-11 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US7692974B2 (en) * 2007-09-26 2010-04-06 Infineon Technologies Ag Memory cell, memory device, device and method of accessing a memory cell
US7830727B2 (en) * 2008-06-09 2010-11-09 International Business Machines Corporation Apparatus and method for low power, single-ended sensing in a multi-port SRAM using pre-discharged bit lines
US7859921B2 (en) * 2008-06-09 2010-12-28 International Business Machines Corporation Apparatus and method for low power sensing in a multi-port SRAM using pre-discharged bit lines
US7940599B2 (en) * 2009-03-16 2011-05-10 Freescale Semiconductor, Inc. Dual port memory device
US8565009B2 (en) * 2009-04-28 2013-10-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Access to multi-port devices
JP2011054255A (ja) 2009-09-04 2011-03-17 Panasonic Corp 半導体集積回路
CN102110464B (zh) * 2009-12-26 2015-06-10 上海芯豪微电子有限公司 宽带读写存储器装置
JP5398599B2 (ja) * 2010-03-10 2014-01-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置及びそのセル活性化方法
US8300493B2 (en) 2010-04-01 2012-10-30 Broadcom Corporation Encoded read-only memory (ROM) decoder
US8284593B2 (en) * 2010-04-14 2012-10-09 Freescale Semiconductor, Inc. Multi-port memory having a variable number of used write ports
KR101095742B1 (ko) * 2010-04-28 2011-12-21 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치
WO2011161798A1 (ja) * 2010-06-24 2011-12-29 富士通株式会社 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法
JP2012195031A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US8755239B2 (en) * 2011-11-17 2014-06-17 Texas Instruments Incorporated Read assist circuit for an SRAM
TWI478173B (zh) * 2012-11-28 2015-03-21 Winbond Electronics Corp 列解碼電路
US8964499B2 (en) * 2013-02-21 2015-02-24 Winbond Electronics Corp. Row decoding circuit
JP2013152778A (ja) * 2013-02-28 2013-08-08 Qualcomm Inc 並列多次元ワードアドレス可能メモリアーキテクチャ
US9165623B2 (en) * 2013-10-13 2015-10-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited Memory arrangement
CN104900255B (zh) * 2014-03-03 2018-03-09 台湾积体电路制造股份有限公司 用于双端口sram的升压***
CN105097015B (zh) * 2014-04-30 2018-02-23 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 双端口sram
CN105635067B (zh) * 2014-11-04 2019-11-15 华为技术有限公司 报文发送方法及装置
US9812189B2 (en) * 2015-06-04 2017-11-07 Intel Corporation Read and write apparatus and method for a dual port memory
CN106251905B (zh) * 2015-06-05 2019-11-26 円星科技股份有限公司 多端口sram模块及其控制方法
JP2017212021A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 東芝メモリ株式会社 半導体記憶装置
US10236043B2 (en) 2016-06-06 2019-03-19 Altera Corporation Emulated multiport memory element circuitry with exclusive-OR based control circuitry
WO2018088137A1 (ja) * 2016-11-09 2018-05-17 株式会社ソシオネクスト 半導体記憶装置
CN110021327B (zh) * 2018-01-10 2021-01-12 力旺电子股份有限公司 由差动存储器胞组成的非易失性存储器
US11152057B2 (en) 2018-07-16 2021-10-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. SRAM memory

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178193A (ja) * 1988-01-07 1989-07-14 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JPH0492290A (ja) * 1990-08-07 1992-03-25 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JP3085401B2 (ja) * 1990-11-21 2000-09-11 株式会社日立製作所 マルチポートメモリ
JP3101336B2 (ja) * 1991-02-22 2000-10-23 富士通株式会社 半導体集積記憶回路
JPH05109279A (ja) * 1991-03-19 1993-04-30 Fujitsu Ltd マルチポートメモリ
JPH07141859A (ja) * 1993-06-30 1995-06-02 Kawasaki Steel Corp デュアルポートram
JPH097373A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPH1021687A (ja) * 1996-07-03 1998-01-23 Sony Corp 半導体記憶装置
JPH11261017A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP3871813B2 (ja) * 1998-08-10 2007-01-24 株式会社ルネサステクノロジ マルチポートメモリ、データプロセッサ及びデータ処理システム
JP4171201B2 (ja) * 2001-10-23 2008-10-22 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置
US6738306B2 (en) * 2002-09-13 2004-05-18 Lattice Semiconductor Corporation SRAM cell with single-ended and differential read/write ports

Also Published As

Publication number Publication date
CN1783341A (zh) 2006-06-07
TWI379309B (en) 2012-12-11
JP2006127669A (ja) 2006-05-18
US20060092740A1 (en) 2006-05-04
US20080291769A1 (en) 2008-11-27
CN100538891C (zh) 2009-09-09
TW200617961A (en) 2006-06-01
KR20060052337A (ko) 2006-05-19
US7260018B2 (en) 2007-08-21
US7570540B2 (en) 2009-08-04
US7411860B2 (en) 2008-08-12
US20070263435A1 (en) 2007-11-15
KR101101531B1 (ko) 2012-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4731152B2 (ja) 半導体記憶装置
US7483332B2 (en) SRAM cell using separate read and write circuitry
JP5809572B2 (ja) 半導体装置
US7259986B2 (en) Circuits and methods for providing low voltage, high performance register files
JP5057757B2 (ja) 半導体集積回路
JP4662532B2 (ja) 半導体記憶装置
US8514612B2 (en) Semiconductor memory device
JP5400364B2 (ja) メモリセルへの給電の制御
JP4907067B2 (ja) 6トランジスタデュアルポートsramセル
JP2006059523A (ja) メモリーセル
US8830774B2 (en) Semiconductor memory device
WO2010137198A1 (ja) 半導体記憶装置
JP5127435B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2005025863A (ja) 半導体記憶装置
JP2008027493A (ja) 半導体記憶装置
WO2012042723A1 (ja) 半導体記憶装置
JP2008047180A (ja) 半導体記憶装置
US8125820B2 (en) Semiconductor memory device
US7596040B2 (en) Methods and apparatus for improved write characteristics in a low voltage SRAM
JP7234172B2 (ja) 半導体記憶装置
JPWO2009041471A1 (ja) 半導体記憶装置
JP2010287266A (ja) SRAM(StaticRandomAccessMemory)、及びSRAMへのアクセス方法
TW201737255A (zh) 記憶體單元

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4731152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees