JP4717795B2 - 内燃機関における潤滑装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クランクシャフトを回転自在に支承するクランクケースに、前記クランクシャフトの軸線方向に間隔をあけた一対の支持壁が設けられ、クランクシャフトと平行な軸線を有して前記両支持壁に回転自在に支承される入力軸および出力軸間に、選択的に確立可能な複数変速段の歯車列が設けられ、前記両支持壁の一方から突出した前記入力軸の一端側に前記クランクシャフトからの回転動力を減速して伝達する一次歯車減速機構に向けてオイル噴射手段から潤滑オイルが噴射される内燃機関に関し、特に、その潤滑装置の改良に関する。
クランクケースの支持壁から一次歯車減速機構の近傍まで延びるボス体が前記支持壁に突設され、ボス体内に形成される油路を経てボス体の先端部のオイルノズルから一次歯車減速機構に向けてオイルを噴出するようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第2794871号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、ボス体を一次歯車減速機構の近傍までクランクケースの支持壁から延出せしめる必要があるので、ボス体の形成が困難であるとともに、ボス体内の油路形成が煩雑となり、生産性の向上が難しい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、オイル噴射手段の構造を単純化するとともに複雑な油路形成を不要として、生産性の向上を図った内燃機関における潤滑装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、クランクシャフトを回転自在に支承するクランクケースに、前記クランクシャフトの軸線方向に間隔をあけた一対の支持壁が設けられ、クランクシャフトと平行な軸線を有して前記両支持壁に回転自在に支承される入力軸および出力軸間に、選択的に確立可能な複数変速段の歯車列が設けられ、前記両支持壁の一方から突出した前記入力軸の一端側に前記クランクシャフトからの回転動力を減速して伝達する一次歯車減速機構に向けてオイル噴射手段から潤滑オイルが噴射される内燃機関において、前記入力軸の軸線が前記クランクシャフトの軸線および前記出力軸の軸線よりも上方に配置され、前記入力軸に潤滑用のオイルを導く入力軸用油路ならびに前記出力軸に潤滑用のオイルを導く出力軸用油路が、前記クランクケースの両支持壁に分かれて設けられ、前記オイル噴射手段は、前記クランクシャフトの軸線および前記出力軸の軸線間かつ前記入力軸の軸線よりも下方で前記一方の支持壁にオイルジェット部材が固定されて成り、前記オイルジェット部材は、前記入力軸用油路および前記出力軸用油路に通じて前記クランクケースに設けられる油路の、前記一方の支持壁への開口端を閉じるようにして、前記一方の支持壁に固定されることを特徴とする
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、車両への搭載状態で前記クランクシャフトが前記入力軸および前記出力軸よりも前方に配置され、前記出力軸から動力が伝達される駆動輪の回転方向および前記出力軸の回転方向が同一に設定されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、前記オイルジェット部材が、該オイルジェット部材が配置される部分の周辺の前記一方の支持壁の外面よりも内方に位置するようにして、前記一方の支持壁の外面に固定されることを特徴とする。
なお実施例のメインシャフト43が本発明の入力軸に対応し、実施例のカウンタシャフト44が本発明の出力軸に対応し、実施例のカウンタシャフト用油路98が本発明の出力軸用油路に対応し、実施例のメインシャフト用油路99が本発明の入力軸用油路に対応し、実施例の第5油路104が本発明の油路に対応する。
発明によれば、オイル噴射手段が、クランクケースの一方の支持壁にオイルジェット部材が固定されて成るものであり、一次歯車減速機構に向けてボス体等を延出形成することなくオイルジェット部材から一次歯車減速機構に向けてオイルを噴射することができるので、オイル噴射手段の構造を単純化することができるとともに複雑な油路形成を不要として生産性の向上を図ることができる。
その上、クランクケースに設けられた油路の一端を閉じるようにしてオイルジェット部材がクランクケースの一方の支持壁に固定されるので、前記油路の一端を閉じるための部材を不要として部品点数の低減を図ることができる。
また特に請求項記載の発明によれば、オイルジェット部材から噴射されるオイルが一次歯車減速機構における歯車の噛み込み側に供給されることになり、一次歯車減速機構の歯面への積極的な潤滑が可能となる。
また特に請求項記載の発明によれば、オイルジェット部材が、該オイルジェット部材の近傍の部品配置を阻害することがなく、オイルジェット部材の周辺の部品配置の自由度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものであり、図1は内燃機関の側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線矢視方向から見た上部ケース半体の底面図、図4は図1の4−4線矢視方向から見た下部ケース半体の平面図、図5は図2の5−5線拡大断面図、図6は図2の6−6線拡大断面図、図7は図6の7−7線拡大断面図、図8は図1の8矢視図、図9は図4の9−9線に沿う下部ケース半体の断面図、図10は図9の10−10線に沿うクランクケースの断面図である。
先ず図1において、この内燃機関は、たとえば直列4気筒の水冷式に構成されてたとえば自動二輪車に搭載されるものであり、その機関本体11は、自動二輪車の左右方向に延びる軸線を有するクランクシャフト12を回転自在に支承するクランクケース13と、自動二輪車の進行方向に沿う前方側でクランクケース13に結合されるシリンダブロック14と、シリンダブロック14の上端に結合されるシリンダヘッド15と、シリンダヘッド15の上端に結合されるヘッドカバー16とを備え、クランクケース13の下部にはオイルパン17が結合される。
前記クランクケース13は、それぞれ鋳造成形される上部ケース半体13aおよび下部ケース半体13bが相互に結合されて成るものであり、前記クランクシャフト12は上部ケース半体13aおよび下部ケース半体13b間で回転自在に支承される。
図2を併せて参照して、シリンダブロック14は、自動二輪車の進行方向前方に向けて前上がりとなるように傾斜してクランクケース13の上部ケース半体13aに一体に形成されるものであり、このシリンダブロック14には、クランクシャフト12の軸線に沿う方向に並ぶ4つのシリンダボア18…が設けられ、各シリンダボア18…に摺動自在に嵌合されるピストン19…が、クランクシャフト12が備えるクランクピン12a…にコネクティングロッド20…を介して連結される。
クランクケース13の上部ケース半体13aには、図3で示すように、自動二輪車への搭載状態で左側から右側にかけてクランクシャフト12の軸線に沿う方向で相互に間隔をあけて配置される5つの第1〜第5上部ジャーナル壁21〜25が設けられる。また下部ケース半体13bには、図4で示すように、前記第1〜第5上部ジャーナル壁21〜25に対応した第1〜第5下部ジャーナル壁26〜30が、対応する第1〜第5上部ジャーナル壁21〜25にそれぞれ結合されるようにして設けられており、クランクシャフト12は、上部および下部ケース半体13a,13bの結合面間すなわち第1〜第5上部ジャーナル壁21〜25および第1〜第5下部ジャーナル壁26〜30の結合面間で回転自在に支承される。
クランクケース13の左側側壁すなわち第1上部ジャーナル壁21および第1下部ジャーナル壁26から外方に突出したクランクシャフト12の端部には、アウターロータ31が固定されており、そのアウターロータ31とともに発電機33を構成するインナーロータ32が、発電機33を覆うようにしてクランクケース13の左側壁に締結される発電機カバー34に取付けられる。
またクランクケース13の右側側壁すなわち第5上部ジャーナル壁25および第5下部ジャーナル壁30から突出したクランクシャフト12の端部には、クランクシャフト12との相対回転が不能であるクラッチアウタ35と、クランクシャフト12に対して相対回転可能であるとともに図示しない始動用モータからの動力が入力される被動歯車38が設けられるクラッチインナ36とを備える一方向クラッチ37が装着されており、この一方向クラッチ37は、クラッチインナ36からクラッチアウタ35側への動力伝達すなわち始動用モータからクランクシャフト12側への動力伝達のみを可能とする。
前記クランクケース13内には、自動二輪車への搭載状態ではクランクシャフト12の後方に位置するようにして変速機室41が形成されており、該変速機室41に歯車変速機構42が収容される。
図5〜図7を併せて参照して、歯車変速機構42は、クランクシャフト12と平行な軸線を有するとともに自動二輪車への搭載状態ではクランクシャフト12の後方に配置される入力軸としてのメインシャフト43と、該メインシャフト43と平行な軸線を有するとともに自動二輪車への搭載状態ではクランクシャフト12の後方に配置される出力軸であるカウンタシャフト44と、択一的に確立可能としてメインシャフト43およびカウンタシャフト44間に設けられる複数変速段たとえば6段の第1速〜第6速歯車列G1〜G6と、前記メインシャフト43および前記カウンタシャフト44と平行な方向へのスライドさどうによって第1速〜第6速歯車列G1〜G6を択一的に確立するための3つのシフトフォーク45,46,47と、それらのシフトフォーク45〜47を駆動するシフトドラム48とを備え、メインシャフト43、カウンタシャフト44およびシフトドラム48の大部分が変速機室61に収容され、第1速〜第6速歯車列G1〜G6およびシフトフォーク45〜47が作動可能として変速機室41に収容される。
ところで、前記メインシャフト43の軸線C2は、前記カウンタシャフト44の軸線C3から軸方向視で一側方(この実施例では自動二輪車への搭載状態で前方)にずれるとともに前記クランクシャフト12の軸線C1よりも自動二輪車への搭載状態で後方に位置するようにして前記クランクシャフト12のC1および前記カウンタシャフト44の軸線C3よりも上方に配置され、前記シフトドラム48の軸線C4は、前記カウンタシャフト44の軸線C3から軸方向視で他側方(この実施例では自動二輪車への搭載状態で後方)にずれた位置で該カウンタシャフト44の軸線C3よりも上方に配置されている。
図3および図4に注目して、クランクケース13には、自動二輪車への搭載状態で前記変速機室41の左側端壁となる左側支持壁49と、前記変速機室41の右側端壁となる右側支持壁50とがクランクシャフト12の軸線方向に間隔をあけて設けられるものであり、左側支持壁49は、第2上部ジャーナル壁22および第2下部ジャーナル壁26にほぼ対応する位置でクランクケース13の上部および下部ケース半体13a,13bに設けられる上部および下部左側壁部51,52が相互に結合されることにより構成され、右側支持壁50は、第4上部ジャーナル壁24および第4下部ジャーナル壁29にほぼ対応する位置でクランクケース13の上部および下部ケース半体13a,13bに設けられる上部および下部右側壁部53,54が相互に結合されることにより構成される。
メインシャフト43は、その一端部を右側支持壁50から突出させるようにして前記右側支持壁50の上部右側壁部53を回転自在に貫通し、メインシャフト43および上部右側壁部53間にはボールベアリング55が介装され、またメインシャフト43の他端部は、左側支持壁49の上部左側壁部51にボールベアリング56を介して回転自在に支承される。カウンタシャフト44の一端部は、前記右側支持壁50の上部および下部右側壁部53,54間にシール付きのボールベアリング57を介して回転自在に支承され、カウンタシャフト44の他端部は、前記左側支持壁49の上部および下部左側壁部51,52間を回転自在に貫通して左側支持壁49から突出され、カウンタシャフト44と、上部および下部左側壁部51,52との間にはボールベアリング58が介装される。
前記右側支持壁50から突出した前記メインシャフト43の一端側軸端には、メインシャフト43との相対回転を不能としたクラッチインナ60と、メインシャフト43との相対回転が可能であるクラッチアウタ61とを有して従来周知の多板式に構成されるクラッチ62が装着される。
またクランクケース13における上部および下部ケース半体13a,13bには、前記クラッチ62および一方向クラッチ37を覆うようにして右側カバー65が締結されており、この右側カバー65には、前記クラッチ62の断・接を切り換える操作軸63が回動可能に支承されており、この操作軸63の前記右側カバー65からの突出端部にレリーズレバー64が設けられる。
右側支持壁50から突出したメインシャフト43の一端側には、クランクシャフト12からの回転動力が、一次歯車減速機構67、ダンパばね66および前記クラッチ62を介して伝達されるものであり、クランクシャフト12の回転動力を減速してメインシャフト43側に伝達する一次歯車減速機構67は、クランクシャフト12に設けられた一次駆動歯車68と、該一次駆動歯車68に噛合する一次被動歯車69とから成る。而して一次駆動歯車68は、図2で明示するように、第4上部ジャーナル壁24および第4下部ジャーナル壁29に隣接した位置でクランクシャフト12に設けられ、一次被動歯車69は、メインシャフト43に相対回転可能に支承されるとともにクラッチ62のクラッチアウタ61にダンパばね66を介して連結される。
カウンタシャフト44の左側支持壁49からの突出端部には、駆動スプロケット71が設けられ、駆動輪である後輪に動力を伝達するチェーン(図示せず)が駆動スプロケット71に巻き掛けられる。而して前記車輪の回転方向および前記カウンタシャフト44の回転方向は同一である。
図7に注目して、シフトドラム48の両端部は、クランクケース13における上部ケース半体13aの上部左側壁部51および上部右側壁部53で回動可能に支承されるものであり、このシフトドラム48の外面に設けられる3つの係合溝72,73,74にそれぞれ係合されるシフトフォーク45〜47が、シフトドラム48と平行な軸線を有して上部左側壁部51および上部右側壁部53間に設けられる単一のシフトフォーク軸75(図5参照)に、その軸線に沿う方向での摺動を可能として共通に支持される。
シフトドラム48の一端は、前記上部右側壁部53に設けられた軸受孔76を回動自在に貫通するものであり、軸受孔76の内周およびシフトドラム48間にはボールベアリング77が介装される。またシフトドラム48の他端には小径の軸部48aが同軸にかつ一体に突設されており、この軸部48aは、上部左側壁部51に設けられる支持凹部78に回動可能に嵌合される。すなわちシフトドラム48は、その他端側の軸部48aを先端としつつ前記軸受孔76を貫通してクランクケース13に挿入されるようにして該クランクケース13に組付けられる。
上部ケース半体13aには、両端を上部ケース半体13aから突出せしめるシフト軸79が回動可能に支承されており、このシフト軸79の一端部にはシフトアーム80の一端部が設けられる。またシフトドラム48の一端部にはシフトカム81が設けられており、シフトアーム80の他端部は、前記シフト軸79の回動に応じて前記シフトドラム48を回動するようにして前記シフトカム81に係合される。
前記シフトカム81は、前記シフトドラム48の一端部との間に前記ボールベアリング77の内輪77aを挟むようにしてシフトドラム48に同軸に固定されるものであり、前記ボールベアリング77の外輪77bは、前記軸受孔76の中間部から半径方向内方に張り出す環状段部82と、前記上部ケース半体13aにおける上部右側壁部53の外面にボルト91で固定される抜け止め部材83とで挟まれる。而して該抜け止め部材83によってシフトドラム48のクランクケース13からの離脱が阻止されることになる。
クランクケース13の右側支持壁50における下部すなわち下部右側壁部54の外面には、図6で示すように、トロコイド式であるオイルポンプ84のポンプハウジング85が締結される。ポンプハウジング85から突出したポンプ軸86の突出端部には、ポンプ用被動スプロケット87が固定されており、該ポンプ用被動スプロケット87およびポンプ用駆動スプロケット88とに、無端状のチェーン89が巻き掛けられる。而して前記ポンプ用駆動スプロケット88は、クランクシャフト12からの動力が伝達されるようにしてメインシャフト43に相対回転可能に装着されている一次被動歯車69と一体的に回転する。
前記オイルポンプ84の吸入部には、オイルパン17内に収納されるオイルストレーナ90が接続されており、オイルポンプ84は、前記オイルストレーナ90を介してオイルパン17内に貯留されたオイルをくみ上げることになる。
図8で示すように、クランクケース13の下部ケース半体13bにおける前部側壁には、オイルフィルタおよびオイルクーラ92が左右に並んで取付けられる。而してオイルストレーナ90を介してくみ上げられたオイルは、前記オイルポンプ84からオイル供給管93を介してオイルフィルタに供給され、このオイルフィルタを通過して浄化されたオイルはオイルクーラ92に導入され、冷却される。
図4および図9で示すように、クランクケース13の下部ケース半体13bには、クランクシャフト12と平行に延びるメインギャラリ95が設けられており、前記オイルクーラ92で冷却されたオイルは、前記メインギャラリ95と直交する方向に延びてメインギャラリ95およびオイルクーラ92間を結ぶ第1油路94を介してメインギャラリ95に供給される。而してメインギャラリ95のオイルは、クランクシャフト12およびクランクケース13間の潤滑部、ならびにコネクティングロッド20…およびクランクピン12a…間の潤滑部に導かれるとともに、図示しない動弁系を潤滑するためにシリンダヘッド15側に導かれる。
また前記クランクケース13には、前記メインシャフト43および前記カウンタシャフト44に潤滑用オイルを供給することを可能とした潤滑オイル系統96が、前記メインギャラリ95に通じるようにして設けられる。
図10を併せて参照して、潤滑オイル系統96は、前記オイルポンプ48からのオイルを導くようにして前記メインギャラリ95に通じるオイル供給路97と、該オイル供給路97からのオイルをカウンタシャフト44内に導くようにしてクランクケース13の右側支持壁50に設けられるカウンタシャフト用油路98と、前記オイル供給路97からのオイルをメインシャフト43内に導くようにしてクランクケース13の左側支持壁49に設けられるメインシャフト用油路99とを備える。
オイル供給路97は、前記第1油路94の延長線上で一直線状に延びるとともに前記メインギャラリ95に一端が直角に連なるようにしてクランクケース13の下部ケース半体13bに設けられる第2油路100と、第2油路100の他端に一端が連なるとともに斜め上方に延びるようにして前記下部ケース半体13bに設けられるとともに右側支持壁50の近傍で下部ケース半体13bの上部ケース半体13aへの結合面に他端を開口せしめた第3油路101と、第3油路101の他端に一端を通じさせるようにして下部ケース半体13bの上部ケース半体13aへの結合面に設けられるとともに第3油路101の他端からクランクケース13の左側支持壁49側にわずかに延びる第1オイル溝102と、第1オイル溝102の他端に上端を通じさせて上下に延びるようにして下部ケース半体13bに設けられる第4油路103と、クランクケース13の右側支持壁50に一端を開口するようにして第4油路103の下端に中間部を通じさせて前記左側支持壁49側に延びるとともに他端を閉じるようにして下部ケース半体13bに設けられる第5油路104と、第5油路104の他端部に下端を通じさせて上下に延びるようにして下部ケース半体13bに設けられるとともに下部ケース半体13bの上部ケース半体13aへの結合面に上端を開口した第6油路105と、第6油路105の上端部に嵌合するようにして上部および下部ケース半体13a,13b間に挟持される第1絞り部材106に設けられて第6油路105に通じる第1絞り通路107と、第1絞り通路107に通じるようにして上部ケース半体13aの下部ケース半体13bへの結合面に設けられるとともに第1絞り部材106からクランクケース13の左側支持壁49まで延出される第2オイル溝108とから成る。
カウンタシャフト用油路98は、上部および下部ケース半体13a,13b間に挟持される第2絞り部材109に設けられる第2絞り通路110を介して前記オイル供給路97の第3油路101に通じるものであり、上部右側壁部53の下部右側壁部54への結合面に設けられる第3オイル溝111と、下部右側壁部54とで形成され、カウンタシャフト44内に同軸に設けられる中心油路112の一端に連通する。
またメインシャフト用油路99は、前記オイル供給路96の第2オイル溝108に連なって上部ケース半体13aの上部左側壁部51に設けられ、メインシャフト43内に同軸に設けられる中心油路113(図2参照)に連通する。
前記一次歯車減速機構67における一次駆動歯車68および一次被動歯車69の噛合部には、オイル噴射手段114から潤滑オイルが噴射されるものであり、このオイル噴射手段114は、クランクシャフト12の軸線C1およびカウンタシャフト44の軸線C3間であってメインシャフト43の軸線C2よりも下方位置となる部分でクランクケース13の右側支持壁50における下部右側壁部54にオイルジェット部材115が固定されて成るものであり、このオイルジェット部材115は、オイルポンプ84を駆動するためのチェーン89の一部と、メインシャフト43およびポンプ軸86の軸線に沿う方向から見たときに重なる位置で前記下部右側壁部54に固定される。
ところで、オイル供給路97の一部を構成する第5油路104は、クランクケース13の左側支持壁49および右側支持壁50に分かれてクランクケース13に設けられているメインシャフト用油路99およびカウンタシャフト用油路98に通じるものであり、クランクシャフト12の大部分を収容してクランクケース13内に形成されるクランク室118と、前記変速機室41との間を隔てるようにしてクランクケース13の上部ケース半体13aおよび下部ケース半体13bに設けられる隔壁119のうち下部ケース半体13b側に、隔壁119の長手方向に延びるとともに右側支持壁50に開口するようにして設けられる。而してオイルジェット部材115は、第5油路104の右側支持壁50への開口端を閉じるようにして、前記隔壁119の延長上で前記右側支持壁50の下部右側壁部54にボルト116で固定されるものであり、オイルジェット部材115からのオイルの噴射方向は、前記一次駆動歯車68および一次被動歯車69の噛合部にその接線方向でオイルを噴射するように設定される。
しかも前記オイルジェット部材115が固定される部分で前記右側支持壁50における下部右側壁部54の外面には内方に凹んだ凹部117が設けられており、該凹部117内に収容されるようにしてオイルジェット部材115が前記下部右側壁部54の外面に固定されることにより、オイルジェット部材115は、該オイルジェット部材115が配置される部分の周辺の前記右側支持壁50の外面よりも内方に位置することになる。
ところで、前記カウンタシャフト44の軸線C3および前記シフトドラム48の軸線C4間であって前記カウンタシャフト44の軸線C3の上方には、前記メインシャフト43および前記カウンタシャフト44と平行に延びるオイルパイプ120が配置されており、このオイルパイプ120には、前記歯車変速機構42のメインシャフト43およびカウンタシャフト44側に向けてオイルを噴出するためのたとえば3つの噴出孔121…が設けられる。
而して3つの前記噴出孔121…は、図7で明示するように、歯車変速機構42における第5速歯車列G5と、、3つのシフトフォーク45〜47のうち中央部のシフトフォーク46と、第6速歯車列G6とに個別に対応した位置で、前記オイルパイプ120に設けられている。
前記オイルパイプ120は、前記シフトドラム48と同一方向からの挿入によってクランクケース13に組付けられるものであり、オイルパイプ120の一端部は、クランクケース13の右側支持壁50における上部右側壁部53に設けられた第1支持孔122に液密に嵌入される。またオイルパイプ120の他端部は、前記クランクケース13の左側支持壁49における上部左側壁部51に設けられた第2支持孔123に液密に嵌合される。しかもオイルパイプ120は、その一端に嵌合されたキャップ124で一端側を閉じるとともに他端側を開放したものであり、前記キャップ124には、前記上部右側壁部53の外面に当接する腕部124aが一体に設けられる。
しかもスロットルドラム48のクランクケース13からの離脱を阻止すべくボルト91で前記上部右側壁部53に固定される抜け止め部材83は、前記キャップ124に当接してオイルパイプ120のクランクケース13からの離脱を阻止するものであり、前記シフトドラム48および前記オイルパイプ120のクランクケース13からの離脱は共通な抜け止め部材83で阻止されることになる。
ところで前記クランクケース13における左側支持壁49と、前記カウンタシャフト44との間にはボールベアリング58が介装されるのであるが、前記左側支持壁49の上部左側壁部51および前記ボールベアリング58間には、円弧状の第1オイルパイプ用油路125が形成されており、この第1オイルパイプ用油路125に一端を通じさせるとともに他端を前記オイルパイプ120内に通じさせる第2オイルパイプ用油路126が、一直線状に延びて前記クランクケース13における上部ケース半体13aの前記上部左側壁部51に設けられる。
しかも第1オイルパイプ用油路126は、オイルポンプ84からのオイルを導くオイル供給路97に、前記メインシャフト用油路99および前記カウンタシャフト用油路98よりも下流側で連通するものであり、オイル供給路97の下流端の第2オイル溝108および第1オイルパイプ用油路125間を結ぶ第4オイル溝127が、上部ケース半体13aの下部ケース半体13bへの結合面に設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、クランクシャフト12の軸線方向に間隔をあけてクランクケース13に設けられている左側および右側支持壁49,50のうち右側支持壁50から歯車変速機構42におけるメインシャフト43の一端部が突出し、そのメインシャフト43の一端側にクランクシャフト12からの回転動力を減速して伝達する一次歯車減速機構67に向けてオイル噴射手段114から潤滑オイルが噴射されるのであるが、前記メインシャフト43の軸線C2が前記クランクシャフト12の軸線C1および前記歯車変速機構42におけるカウンタシャフト44の軸線C3よりも上方に配置され、前記オイル噴射手段114は、クランクシャフト12の軸線C1および前記カウンタシャフト44の軸線C3間であって前記メインシャフト43の軸線C2よりも下方で右側支持壁50にオイルジェット部材115が固定されて成るものである。
したがって一次歯車減速機構67に向けてボス体等を延出形成することなくオイルジェット部材115から一次歯車減速機構67に向けてオイルを噴射することができるので、オイル噴射手段114の構造を単純化することができるとともに複雑な油路形成を不要として生産性の向上を図ることができる。
またメインシャフト43に潤滑用のオイルを導くメインシャフト用油路99ならびに前記カウンタシャフト44に潤滑用のオイルを導くカウンタシャフト用油路98が、前記クランクケース13の左側および右側支持壁49,50に分かれて設けられ、メインシャフト用油路99およびカウンタシャフト用油路98に通じて前記クランクケース13に設けられる第5油路104の右側支持壁50への開口端を閉じるようにして、前記オイルジェット部材115が右側支持壁50に固定されるので、第5油路104の一端を閉じるための部材を不要として部品点数の低減を図ることができる。
またクランクシャフト12は、自動二輪車への搭載状態では前記メインシャフト43および前記カウンタシャフト44よりも前方に配置されており、前記カウンタシャフト44から動力が伝達される駆動輪の回転方向および前記カウンタシャフト44の回転方向は同一であるので、前記オイルジェット部材115から噴出されるオイルは、一次歯車減速機構67の一次駆動歯車68および一次被動歯車69の噛合部に噛み込み側から供給されることになり、一次歯車減速機構67の歯面への積極的な潤滑が可能となる。しかもオイルジェット部材115からのオイルの噴射方向は、前記一次駆動歯車68および一次被動歯車69の噛合部にその接線方向でオイルを噴射するように設定されているので、一次歯車減速機構67の歯面の潤滑をより効率的に行うことができる。
またオイルジェット部材115は、該オイルジェット部材115が配置される部分の周辺の前記右側支持壁50の外面よりも内方に位置するようにして、右側支持壁50の外面に固定されるので、オイルジェット部材115の近傍の部品配置を阻害することがなく、オイルジェット部材115の周辺の部品配置の自由度を高めることができる。たとえばこの実施例のように、オイルジェット部材115が、オイルポンプ84を駆動するためのチェーン89の一部と、メインシャフト43およびポンプ軸86の軸線に沿う方向から見たときに重なる位置に配置されていても、前記チェーン89がオイルジェット部材115と干渉するのを回避することができる。
また歯車変速機構42のメインシャフト43およびカウンタシャフト44に向けては、メインシャフト43およびカウンタシャフト44と平行に延びるオイルパイプ120に設けられた噴出孔121…からオイルが噴出されるのであるが、前記メインシャフト43の軸線C2が、前記カウンタシャフト44の軸線C3から前方にずれた位置で該カウンタシャフト44の軸線C3よりも上方に配置され、シフトドラム48の軸線C4が、前記カウンタシャフト44の軸線C3から後方にずれた位置で該カウンタシャフト44の軸線C3よりも上方に配置され、オイルパイプ120が、前記カウンタシャフト44の軸線C3および前記シフトドラム48の軸線C4間で前記カウンタシャフト44の軸線C3の上方に配置されている。
したがってオイルパイプ120の噴出孔121…から噴出されるオイルを、シフトフォーク45〜47にもかけることが可能であり、シフトフォーク45〜47専用の特別な潤滑構造が不要となり、潤滑構造を単純化して変速機の生産性を高めることができる。
またクランクケース13および前記カウンタシャフト44間に介装されるボールベアリング58と、クランクケース13との間に第1オイルパイプ用油路125が形成され、第1オイルパイプ用油路125に一端を通じさせるとともに他端を前記オイルパイプ120内に通じさせる第2オイルパイプ用油路126が、一直線状に延びてクランクケース13に設けられているので、クランクケース13およびボールベアリング58の外周間に形成される第1オイルパイプ用油路125を、オイルパイプ120内にオイルを導くための油路の一部として利用することによって、オイルパイプ120内にオイルを導くために機械加工によってクランクケース13に穿設される油路長を短縮することができる。
しかもオイルポンプ84からのオイルを導くオイル供給路97に、メインシャフト用油路99およびカウンタシャフト用油路98よりも下流側で、前記第1オイルパイプ用油路125が連通されるので、メインシャフト43およびカウンタシャフト44で必要とする潤滑用オイルの確保が容易であり、また機関始動時の油圧立ち上がりの際にメインシャフト43およびカウンタシャフト44への給油を確保するとともに機関高負荷時に有用である噴出孔121…からのオイル噴出も可能としてオイルポンプ84の容量増大を回避することができる。
さらにシフトドラム48および前記オイルパイプ120は、それらの軸線に沿う同一方向からの挿入を可能としてクランクケース13に組付けられ、シフトドラム48およびオイルパイプ120のクランクケース13からの離脱を共通に阻止する単一の抜け止め部材83がクランクケース13に取付けられるので、シフトドラム48およびオイルパイプ120のクランクケース13からの抜け止めを、それらに共通な単一の抜け止め部材83で果たすようにして、部品点数を低減することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
内燃機関の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線矢視方向から見た上部ケース半体の底面図である。 図1の4−4線矢視方向から見た下部ケース半体の平面図である。 図2の5−5線拡大断面図である。 図2の6−6線拡大断面図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 図1の8矢視図である。 図4の9−9線に沿う下部ケース半体の断面図である。 図9の10−10線に沿うクランクケースの断面図である。
12・・・クランクシャフト
13・・・クランクケース
43・・・入力軸であるメインシャフト
44・・・出力軸であるカウンタシャフト
49,50・・・支持壁
67・・・一次歯車減速機構
98・・・出力軸用油路であるカウンタシャフト用油路
99・・・入力軸用油路であるメインシャフト用油路
104・・・油路
114・・・オイル噴射手段
115・・・オイルジェット部材
C1・・・クランクシャフトの軸線
C2・・・メインシャフトの軸線
C3・・・カウンタシャフトの軸線
G1,G2,G3,G4,G5,G6・・・歯車列

Claims (3)

  1. クランクシャフト(12)を回転自在に支承するクランクケース(13)に、前記クランクシャフト(12)の軸線方向に間隔をあけた一対の支持壁(49,50)が設けられ、クランクシャフト(12)と平行な軸線を有して前記両支持壁(49,50)に回転自在に支承される入力軸(43)および出力軸(44)間に、選択的に確立可能な複数変速段の歯車列(G1,G2,G3,G4,G5,G6)が設けられ、前記両支持壁(49,50)の一方(50)から突出した前記入力軸(43)の一端側に前記クランクシャフト(12)からの回転動力を減速して伝達する一次歯車減速機構(67)に向けてオイル噴射手段(114)から潤滑オイルが噴射される内燃機関において、
    前記入力軸(43)の軸線(C2)が前記クランクシャフト(12)の軸線(C1)および前記出力軸(44)の軸線(C3)よりも上方に配置され、
    前記入力軸(43)に潤滑用のオイルを導く入力軸用油路(99)ならびに前記出力軸(44)に潤滑用のオイルを導く出力軸用油路(98)が、前記クランクケース(13)の両支持壁(49,50)に分かれて設けられ、
    前記オイル噴射手段(114)は、前記クランクシャフト(12)の軸線(C1)および前記出力軸(44)の軸線(C3)間かつ前記入力軸(43)の軸線(C2)よりも下方で前記一方の支持壁(50)にオイルジェット部材(115)が固定されて成り、
    前記オイルジェット部材(115)は、前記入力軸用油路(99)および前記出力軸用油路(98)に通じて前記クランクケース(13)に設けられる油路(104)の、前記一方の支持壁(50)への開口端を閉じるようにして、前記一方の支持壁(50)に固定されることを特徴とする、内燃機関における潤滑装置。
  2. 車両への搭載状態で前記クランクシャフト(12)が前記入力軸(43)および前記出力軸(44)よりも前方に配置され、前記出力軸(44)から動力が伝達される駆動輪の回転方向および前記出力軸(44)の回転方向が同一に設定されることを特徴とする請求項記載の内燃機関における潤滑装置。
  3. 前記オイルジェット部材(115)が、該オイルジェット部材(115)が配置される部分の周辺の前記一方の支持壁(50)の外面よりも内方に位置するようにして、前記一方の支持壁(59)の外面に固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関における潤滑装置。
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