JP4715425B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、グリップ部に可動支持された刃ヘッドを備える電気かみそりに関する。
従来より、剃毛性能の向上等を目的として、肌に接触する刃ヘッドをグリップ部によって可動支持し、肌への追従性を高めた電気かみそりが知られている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1に開示される電気かみそりでは、グリップ部を含む本体ブロックの一端に、外刃および当該外刃の内側で往復摺動する内刃を含む刃ヘッドとしてのヘッドブロックを、揺動可能な状態で接続することで、ヘッドブロックの外刃が肌に好適な姿勢で当接されるようにして、肌への追従性を高めて剃毛性能を向上させている。
また、スプリングによって、ヘッドブロックを肌に対する突き当て方向に付勢し、骨の凹凸等に対する衝撃吸収性を高めている。
特開2003−93765号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される電気かみそりでは、ヘッドブロックの長手方向の両端を支持する棒状のヘッド支持部材が、本体ブロックに設けられた筒状部の筒内にそれぞれ収容され、それら両端のヘッド支持部材の筒内での位置の差によって、ヘッドブロックが傾いた状態、すなわち揺動した状態を得る構成となっていた。
そして、この電気かみそりでは、本体ブロックにおいてヘッド支持部材を支持する部分とヘッドブロックの端部との間の隙間によって、ヘッドブロックの揺動可能範囲を確保していたため、ヘッドブロックの揺動可能範囲を拡大するには、本体ブロックの幅を大きくせざるを得ず、実際には揺動可能範囲を大きくとりにくいという問題があった。
そこで、本発明は、本体部の大型化を抑制しながら刃ヘッドの可動範囲を拡大可能な電気かみそりを得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、肌に接触して毛を切断する刃ヘッドがグリップ部に連結され、当該刃ヘッドが、毛を刃ヘッドの内側に導入する多数の開口が形成された外刃と、当該外刃の内面に沿って摺動する内刃と、当該内刃を往復動作させるモータと、を含む電気かみそりにおいて、上記グリップ部の一端側に揺動可能にかつ上記刃ヘッドが受けた外力に応じて上記グリップ部からの突出量が変化しうる状態で支持されて当該一端側から突出する支持アームを備え、上記刃ヘッドが、上記支持アームによって、上記内刃の往復動方向に沿って伸びる軸回りに揺動可能に両端支持される一方、上記支持アームの上記グリップ部に対する揺動の軸方向が、上記内刃の往復動方向と交叉する方向に設定され、上記支持アームは、揺動可能かつ突出量が変化する台座部と、当該台座部に固定されたアーム部とを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記支持アームの上記内刃の往復動方向の幅を、基端側から先端側に向けて拡大させたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、少なくとも二つのアーム分割体を組み合わせて上記アーム部を構成するようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、上記刃ヘッドは、上記内刃と上記外刃とを含み当該内刃の往復動方向に沿って細長い複数の摺動刃アセンブリを、相互に略平行に備え、上記刃ヘッドの上記支持アームに対する揺動軸心を、当該刃ヘッドの肌との接触領域の中心に対して、当該刃ヘッドの肌への突き当て方向に略垂直でありかつ上記内刃の往復動方向に略垂直な方向の当該接触領域の端部より外側となる位置に、設定したことを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、上記刃ヘッドは上記支持アームの先端側に支持され、上記支持アームを、その基端側から先端側に向けて、上記刃ヘッドの自由状態での肌への突き当て方向に対し、上記先端側が上記揺動軸心に近づく方向に傾けて延伸させたことを特徴とする。
請求項6の発明にあっては、上記摺動刃アセンブリは、それぞれ、付勢機構によって、上記突き当て方向に向けて付勢されており、上記刃ヘッドの支持アームに対する揺動軸心に近い側の摺動刃アセンブリに対する付勢機構による付勢力を、当該揺動軸心から遠い側の摺動刃アセンブリに対する上記付勢機構による付勢機構による付勢力より弱くしたことを特徴とする。
請求項7の発明にあっては、上記刃ヘッドおよび上記支持アームのうちいずれか一方にはローラを設けるとともに、他方には当該ローラを転動可能に案内する円弧状のガイドレールを設け、上記ローラを上記ガイドレールの軌道に沿って移動案内することで、上記刃ヘッドを上記支持アームに対して揺動させるようにしたことを特徴とする。
請求項8の発明にあっては、上記刃ヘッドを、内刃の往復動方向に沿って細長く形成し、上記刃ヘッドの支持アームに対する揺動負荷トルクを、支持アームおよび刃ヘッドのグリップ部に対する揺動負荷トルクより低くしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、刃ヘッドを揺動支持する支持アームを、グリップ部の一端側から突出させた状態で当該グリップ部に揺動可能に支持する構造にしたため、上記従来構造と比較して支持アームの揺動可能範囲を大きくでき、以て、肌に対する追従性を高め、剃毛性能を向上することができる。
また、グリップ部による支持アームの支持構造によって肌への衝撃をより緩和することができる。
請求項2の発明によれば、支持アームが揺動してグリップ部に当たるまでの範囲、すなわち揺動可能範囲を拡大することができる。
請求項3の発明によれば、支持アームの組み立てが容易になり、ひいては、電気かみそりの組み立てをより容易にかつより迅速に行うことができるようになる。
請求項4の発明によれば、肌に突き当てた刃ヘッドを、肌に沿って内刃の往復動方向と垂直な方向に移動させる場合に、摺動刃アセンブリに肌から作用した抗力による刃ヘッドの揺動方向(揺動軸心回りの揺動方向)を複数の摺動刃アセンブリについて同じにして、揺動軸心から離間した位置で刃ヘッドの肌への追従性を向上させることができ、以て、剃毛性能を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、支持アームによる刃ヘッドの支持点を刃ヘッドの支持アームに対する揺動軸心に近付けて、支持点に作用するモーメントを小さくできるため、支持アームによる刃ヘッドの支持部および支持アームをよりコンパクトに構成することができる。
請求項6の発明によれば、刃ヘッドの支持アームに対する揺動軸心に近い側の摺動刃アセンブリの肌に対する追従性を高めることができ、以て、剃毛性能を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、ローラとガイドレールとを用いた構成により、刃ヘッドの支持アームに対する揺動軸心のずらし量を大きくとって、剃毛性能をより一層向上させることができる。
請求項8の発明によれば、刃ヘッドおよび支持アームのグリップ部に対する揺動負荷と、刃ヘッドの支持アームに対する揺動負荷とを近付けることができる分、肌に沿ってどの方向に動かした場合にも、肌に対する追従性能を高めることができる。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかる電気かみそりの正面図および側面図、図2は、電気かみそりの分解斜視図、図3は、電気かみそりの刃ヘッドの分解斜視図、図4は、電気かみそりの支持アームの分解斜視図、図5は、支持アームによる刃ヘッドの支持状態の変化を示す説明図、図6は、刃ヘッドとグリップ部との連結部分の内部構成を示す正面断面図、図7は、電気かみそりの側断面図、図8は、刃ヘッドの揺動状態の変化を示す説明図である。
なお、以下の説明では、便宜上、図1の(a)を正面、図1の(b)を側面と定義し、図1の(b)の左側を前側、同図右側を後側と定義する。また、図1の(a)にしたがって上下方向を定義する。
本実施形態にかかる電気かみそり1では、掴持するための細長いグリップ部2の長手方向一端部に、髭等の体毛を剃る刃ヘッド3が可動支持されており、刃ヘッド3の肌への追従性を良くし、剃毛性能を高めてある。
グリップ部2は、図1に示すように、断面が扁平なスティック状に形成されており、適宜に括れ部や膨出部を設けて、手で掴持しやすいようにするとともに、フィット感を高めてある。
また、図1の(b)に示すように、グリップ部2を、少なくとも刃ヘッド3に近い側では、あるいは全体として、下方に向かうにつれて前面2a側に向けて湾曲させ、グリップ部2を斜めに掴持した姿勢で、刃ヘッド3の刃面Dを頬や鼻の下等の顔の側面にフィットさせられるようにしてある。かかる形状では、グリップ部2の前面2aを下に向け、後面2bを上に向けた姿勢が、頬などの顔の側面を剃毛する際に、最も掴持しやすい姿勢となる。したがって、本実施形態にかかる電気かみそり1は、当該姿勢で剃毛性能が向上するように構成される。
また、図1の(a)に示すように、グリップ部2の前面2aのほぼ中央部には、操作ボタン4が設けられ、この操作ボタン4の操作により、刃ヘッド3内に設けられた可動刃の動作を制御できるようになっている。
そして、このグリップ部2は、図2に示すように、前面ケース5と後面ケース6とを、電池7や、駆動回路8、スイッチ9、これらを固定する基台10等を内包する状態で、ネジ11等で結合して構成される。
一方、刃ヘッド3は、図3に示すように、リニアモータ等のモータを内包する往復駆動部12や、往復駆動部12を収納するヘッドケース13、内刃14,18、外刃15,19等から構成される。
往復駆動部12による往復動作出力(往復振動)は、駆動子16を介して内刃14に伝達される。外刃15には、多数の開口(図示せず)が形成される一方、内刃14は、外刃15の内面に摺接しながら往復動作するように構成されており、開口から外刃15の内面側に導入された毛が、内刃14と外刃15との摺動によって剪断される。これら内刃14および外刃15は、いずれも細長く形成されており、内刃14はその長手方向に往復動作(振動)するようになっている。本実施形態では、これら内刃14および外刃15からなるネット刃アセンブリ(摺動刃アセンブリ)17が、相互に平行に、前後に二組並べて配設されており、それら二組のネット刃アセンブリ17(図1)の間に、細長いスリット内刃18およびスリット外刃19からなるスリット刃アセンブリ20(図1)が設けられている。
また、この往復駆動部12は、ヘッドケース13の上側開口部13aに挿入され、ヘッドケースカバー21、駆動子防塵ゴム22、およびゴム押さえ板23を被せて、ネジ24等によって固定される。
外刃15,19は、カバーフレーム25の開口部25aから露出した状態で、保持フレーム26に、上下動可能に、すなわち開口部25aからの突出量を変化させうる状態で保持される。そして、二つの湾曲した外刃15の頂面が、刃ヘッド3の刃面Dとなる(図1,図2参照)。
この刃ヘッド3は、略U字状の支持アーム27に、揺動可能に両端支持されている。
支持アーム27は、グリップ部2の一端側に揺動可能に支持されており、図2および図4に示すように、基本的には、フロートガイド28,29、台座部30、およびアーム部31等から構成される。
アーム部31(の斜行部31a)の内刃14の往復動方向の幅Wdは、図1にも示すように、基端側、すなわちグリップ部2による支持アーム27の揺動支持点側から、先端側、すなわち支持アーム27による刃ヘッド3の揺動支持点側に向けて、徐々に拡大(漸増)されており、左右に揺動する支持アーム27とグリップ部2の上端部との干渉を抑制して、刃ヘッド3および支持アーム27のグリップ部2に対する揺動角度を比較的大きくとれるようにしてある。
そして、このアーム部31は、左右両側に起立片32,32が突設されて上側が開放された略U字状に形成されており、これら一対の起立片32,32によって、刃ヘッド3の長手方向両端部が支持(両端支持)されるようになっている。
すなわち、起立片32,32の先端部の内側(U字の内側)には、ローラ34,35が回転自在に支持されるとともに、これら起立片32,32が、刃ヘッド3の長手方向両端部に形成された開口33,33から刃ヘッド3内にそれぞれ挿入される。一方、刃ヘッド3のヘッドケース13の側面には、円弧状のガイドレール36が形成される。そして、刃ヘッド3内に挿入された各起立片32のローラ34,35によって、ガイドレール36を挟み込む状態で、ローラ34,35がガイドレール36に摺接しながら転動し、以て、刃ヘッド3が、アーム部31(支持アーム27)に対して揺動可能に両端支持される状態が構築される。このとき、その揺動軸心Oの軸方向は、内刃14の往復動方向に沿うことになる。
かかる構成では、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動軸心Oは、ガイドレール36の円弧形状の中心として定まることになる。すなわち、本実施形態によれば、ローラ34,35とガイドレール36との組み合わせによって揺動支持機構を構成したため、刃ヘッド3や支持アーム27の形状や配置による制約が少なくなり、より適切な位置に揺動軸心Oを設定することができる。
本実施形態では、図5に示すように、この揺動軸心Oを、刃ヘッド3の刃面Dの接触中心(接触領域の中心)Mではなく、当該刃ヘッド3の肌との接触中心Mに対して、当該刃ヘッド3の肌への突き当て方向(図5中の矢印Yの方向;摺動刃アセンブリ17の突出方向;刃面D,Dを含む仮想平面(略肌との接触面)に対する法線方向;図1では上方向)に略垂直でありかつ上記内刃の往復動方向に略垂直な方向(図5では上方向)の当該接触領域の端部(すなわち図5では上側の刃面D;外刃15の頂上部)より外側(すなわち図5では上側)となる位置に、設定している。
上述したグリップ部2の湾曲形状、および刃ヘッド3における摺動刃アセンブリ17の配置から、本実施形態にかかる電気かみそり1は、顔の側面を剃毛する際には、前面を下方にかつ後面を上方に向けた姿勢が、肌に突き当てやすい姿勢となる。なお、一般的には、顔の側面における毛の向きは下向きであることから、剃毛性能の点からは、この姿勢で電気かみそり1を下から上に動かすのが良いことになる。
また、図5に示すように、電気かみそり1が、その前面を下方にかつ後面を上方に向けた姿勢にある状態では、刃ヘッド3の重心Gには、下向きに刃ヘッド3の自重Wが作用する。この自重Wは、支持アーム27に対する刃ヘッド3の揺動軸心O回りに、図5中時計回り方向の回転モーメント(大きさ:W×L2)を生じる。
さらに、この電気かみそり1では、図2、図5(b)、および図7に示すように、刃ヘッド3の下部の係止孔13bと支持アーム27(例えば台座部30)の係止孔30aとの間に引張バネとしてのスプリング37を架設して、刃ヘッド3が初期位置(姿勢)に戻るようにしているため、このスプリング37の付勢力により、刃ヘッド3に対して、揺動軸心O回りに、当該刃ヘッド3の下方を前方側に揺動させる方向の回転モーメント(図5の時計回り方向の回転モーメント)が作用する。
したがって、本実施形態では、刃面Dに対して肌から作用する抗力Fによる反時計回り方向の回転モーメント(F×L1)が、自重Wおよびスプリング37の付勢力による時計回り方向の回転モーメントより十分に大きくならないと、反時計回りに刃ヘッド3が揺動しにくくなり、肌に対する追従性が悪化してしまう。
そこで、本実施形態では、支持アーム27に対する刃ヘッド3の揺動軸心Oを、刃ヘッド3の刃面Dの接触中心Mではなく、当該刃ヘッド3の肌との接触中心Mに対して、当該刃ヘッド3の肌への突き当て方向Yに略垂直でありかつ内刃の往復動方向に略垂直な方向の当該接触領域の端部(すなわち図5では上側の刃面D;外刃15の頂上部)より外側(すなわち図5では上側)となる位置に、設定することで、各摺動刃アセンブリ17に肌から作用した抗力による刃ヘッドの揺動方向(揺動軸心M回りの揺動方向)を複数の摺動刃アセンブリ17について同じ方向(図5中反時計回り方向)に設定するとともに、肌からの抗力Fによって生じる図5中反時計回り方向の回転モーメントのモーメントアームL1を長くとり、以て、反力Fによって生じる回転モーメントの増大、ひいては、肌に対する追従性の向上を図っている。
なお、本実施形態のように、グリップ部2またはグリップ部2から刃ヘッド3にかけて、グリップ部2の前面2a側が内側となるように湾曲させた形状の場合には、揺動軸心Oをグリップ部2の後面2b側にずらすことが、揺動軸心Oを当該湾曲の外側にずらすことに相当することが理解できよう。
また、本実施形態では、アーム部31(の斜行部31a)を、グリップ部2による揺動支持点から、刃ヘッド3の突き当て方向(図5中の矢印Yの方向)に対して支持アーム27に対する刃ヘッド3の揺動軸心Oに傾けた方向に延伸させている。こうすることで、アーム部31による刃ヘッド3の支持部分が揺動軸心Oに近付き、当該支持部分に作用する回転モーメントを小さくできるため、アーム部31による刃ヘッド3の支持部分およびアーム部31をより小型かつより軽量に構成することができる。
ところで、二つの摺動刃アセンブリ17,17は、いずれも、刃ヘッド3内に設けられる付勢機構としてのスプリング53(図6)によって上方向(肌への突き当て方向Y)に向けて付勢されているが、本実施形態では、支持アーム27に対する刃ヘッド3の揺動軸心Oに近い後側(図5の上側)の摺動刃アセンブリ17に対するスプリング53による付勢力を、揺動軸心Oから遠い前側(図5の下側)の摺動刃アセンブリ17に対するスプリング53による付勢力より弱くしている。揺動軸心に近い後側(図5の下側)の摺動刃アセンブリ17は、前側の摺動刃アセンブリ17に比べて、モーメントアームが短い分、より大きな力を印加しないと揺動軸心O回りに揺動することができず、肌に対する追従性が低くなるが、これを補うべく、後側の摺動刃アセンブリ17に対する付勢力を相対的に小さくすることで、当該後側の摺動刃アセンブリ17の追従性を高めるようにしたものである。
なお、刃ヘッド3の揺動軸心O回りの揺動可能範囲は、刃ヘッド3の揺動に伴って起立片32,32の側壁面32a,32bと、開口33,33の揺動周方向の内壁面33aとが当接するときの姿勢によって定まる。よって、起立片32,32の形状を適宜に調整することで、揺動範囲を調整することができる。本実施形態では、起立片32,32の後側の側壁面32bを上方に向けて直立させる一方、前側の側壁面32aを上方に向けて前面側に傾斜させることで、刃ヘッド3がほぼ直立した姿勢(図5の(a))から、刃ヘッド3の下部が後側に向く姿勢(図5の(b))までの範囲で、刃ヘッド3が揺動できるようにしてある。
また、図4に示すように、アーム部31の基端部には、係合溝38が設けられる一方、台座部30の上端部には、係合リブ39が設けられており、これら係合溝38内に係合リブ39をスライドさせて嵌装することで、台座部30上にアーム部31が固定される。なお、本実施形態では、台座部30とアーム部31とを別体としているが、これらを一体化させた構造としてもよい。
台座部30は、開口部40を有する枠状に形成されており、図6にも示すように、この開口部40内を、往復駆動部12内のモータと駆動回路8とを電気的に接続するリード線41が上下に貫通している。なお、リード線41は螺旋状に巻回されており、伸縮性を確保してある。
また、台座部30の右側の前後にはそれぞれ丸孔42が設けられる一方、左側の前後にはそれぞれ長穴43が設けられている。フロートガイド28,29には、それぞれ軸44,45が前後二箇所ずつ突出形成されており、これら軸44,45が丸孔42および長穴43に係合している。
そして、フロートガイド28,29の前後両端には、それぞれガイドリブ46,47が設けられており、このガイドリブ46,47が、グリップ部2の前面ケース5および後面ケース6に設けられたガイド溝48,49(図2参照)に緩挿されて、上下に摺動可能に案内される。また、フロートガイド28,29は、それぞれ付勢手段としてのスプリング50,50(図7,図8参照)によって、突き当て方向(上方)Yに向けて付勢されている。なお、フロートガイド28,29の前側の上部、および後側の下部には、それぞれローラ51,52が設けられており、これらローラ51,52により、フロートガイド28,29とガイド溝48,49との摺動抵抗の低減が図られている。
これらフロートガイド28,29や、台座部30、スプリング50,50等を含む支持アーム27の下部構成では、上方から刃ヘッド3に作用する荷重の大きさによって、スプリング50,50の伸縮状態が変化し、具体的には、刃ヘッド3に作用する荷重が大きいほど、刃ヘッド3および支持アーム27はグリップ部2に対して相対的に下方に位置し、刃ヘッド3に作用する荷重が小さいほどグリップ部2に対して相対的に上方に位置することになる。すなわち、本実施形態では、かかる構成によって、支持アーム27が、刃ヘッド3が受けた外力に応じてグリップ部2からの突出量が変化しうる状態で支持された状態が具現化されている。
また、図8(b)に示すように、刃ヘッド3に上方から偏心荷重Fが作用すると、フロートガイド28,29の上下位置が相違した状態となり、刃ヘッド3が軸44を中心として揺動する。なお、図8では、刃ヘッド3が同図中反時計回り方向に揺動した状態のみを示したが、フロートガイド28,29の位置関係が左右逆となって、刃ヘッド3が逆方向に揺動可能であることは、容易に理解できよう。すなわち、本実施形態では、かかる構成によって、支持アーム27がグリップ部2に対して揺動可能な構成が具現化されている。このときの揺動の軸方向は、内刃14の往復動方向と交叉する方向(本実施形態の場合、内刃14の往復動方向と略直交する方向)となる。
また、本実施形態では、刃ヘッド3が細長いため、軸心から力の作用点までの距離(モーメントアーム)の関係から、同じ大きさの入力(肌からの反力)に対しては、刃ヘッド3を前面2a側から見て左右方向に揺動させる回転モーメント(図8(b)の状態を生じさせる回転モーメント)が前後方向に揺動させる回転モーメント(図5(b)の状態を生じさせる回転モーメント)よりも大きくなるため、前後方向と左右方向とで揺動負荷トルクが同じだと、刃ヘッド3を左右方向に比べて前後方向には揺動させにくくなってしまい、結果として、前後方向に動かす場合の追従性が左右方向に動かす場合の追従性よりも悪くなってしまう。
そこで、本実施形態では、付勢手段としてのスプリング50,50による付勢力や、設定位置、および別の付勢手段としてのスプリング37による付勢力や、設定位置等を適宜に調整することで、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動軸心O回りの揺動負荷トルクを、刃ヘッド3および支持アーム27のグリップ部2に対する揺動軸心回りの揺動負荷トルクより高くし、前後方向と左右方向とでモーメントアームの差異を減殺して、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動負荷と、刃ヘッド3および支持アーム27のグリップ部2に対する揺動負荷とが、ほぼ均等になるようにしている。
以上の本実施形態によれば、刃ヘッド3を揺動支持する支持アーム27を、グリップ部2の一端側から突出させた状態で当該グリップ部2に揺動可能に支持する構造にしたため、上記従来構造と比較して支持アーム27の揺動可能範囲を大きくでき、以て、肌に対する追従性を高め、剃毛性能を向上することができる。
また、本実施形態によれば、支持アーム27が、刃ヘッド3が受けた外力に応じてグリップ部2に対する突出量が変化しうる状態で支持されているため、グリップ部2による支持アーム27の支持構造によって肌への衝撃をより緩和することができる。
また、本実施形態によれば、支持アーム27の幅(内刃14の往復動方向の幅)Wdを、基端側から先端側に向けて、すなわちグリップ部2による揺動支持点側から刃ヘッドの揺動支持点側に向けて、徐々に拡大させたため、当該支持アーム27が揺動してグリップ部2の側壁に当接するまでの範囲を拡大することができ、その分、支持アーム27および刃ヘッド3の揺動可能範囲をより拡大することができる。
また、本実施形態によれば、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動軸心Oを、接触中心Mに対して、刃ヘッド3の肌への突き当て方向Yに略垂直でありかつ内刃の往復動方向に略垂直な方向の当該接触領域の端部(刃面D)より外側となる位置に、ずらして設定したため、肌に突き当てた刃ヘッド3を、内刃14の往復動方向と垂直な方向に移動させる場合に、摺動刃アセンブリに肌から作用した抗力による刃ヘッドの揺動方向(揺動軸心回りの揺動方向)を複数の摺動刃アセンブリについて同じにして、揺動軸心Oから離間した側で刃ヘッド3の肌への追従性を向上させることができ、以て、剃毛性能を向上させることができる。
この場合、刃ヘッド3すなわち電気カミソリ1を肌に押し当てて、刃ヘッド3の揺動軸心Oに近い側の端縁が先方、揺動軸心Oから遠い側の端縁が後方となる方向に動かすと、揺動軸心Oに近い側(後側の摺動刃アセンブリ17)で、刃ヘッド3の肌への押しつけ力が高くなるため、肌の引き伸ばし効果を高めて、剃毛性能をより一層高めることができる。
したがって、図1に示すように、グリップ部2(グリップ部2から刃ヘッド3にかけて)を、刃ヘッド3の長手方向(内刃14の往復動方向)に垂直な面に沿って湾曲または折曲させた場合には、その掴持姿勢、顔の側面での毛の向き(下向き)、および当該毛の向きに適した動かす方向(下から上)を考慮すると、揺動軸心Oは、当該湾曲または折曲の外側となる方向にずらすのが有効である。
また、本実施形態によれば、支持アーム27を、基端側から先端側に向けて、刃ヘッド3の肌への突き当て方向Yに対し、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動軸心O側に傾けた方向に延伸させたため、支持アーム27による刃ヘッド3の支持点を揺動軸心Oに近付けて、支持点に作用するモーメントを小さくできるため、支持アーム27による刃ヘッド3の支持部および支持アーム27をよりコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態によれば、刃ヘッド3は、内刃14の往復動方向に沿って細長い複数の摺動刃アセンブリ17を、相互に略平行に備え、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動軸心Oに近い側の摺動刃アセンブリ17に対する付勢機構としてのスプリング53による付勢力を、当該揺動軸心Oから遠い側の摺動刃アセンブリ17に対する付勢機構としてのスプリング53による付勢力より弱くしたため、揺動軸心Oに近い側の摺動刃アセンブリ17の肌に対する追従性を高めることができ、以て、剃毛性能を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ローラ34,35とガイドレール36とを用いた構成により、揺動軸心Oのずらし量をより大きくとって、剃毛性能をより一層向上させることができる。
また、本実施形態によれば、刃ヘッド3を、内刃14の往復動方向に沿って細長く形成し、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動負荷トルクを、刃ヘッド3および支持アーム27のグリップ部2に対する揺動負荷トルクより低くしたため、刃ヘッド3および支持アーム27のグリップ部2に対する揺動負荷と、刃ヘッド3の支持アーム27に対する揺動負荷とを近付けることができ、肌に沿ってどの方向に動かした場合にも、肌に対する追従性能を高めることができる。
(第2実施形態)図9は、本実施形態にかかる支持アームの要部の分解斜視図、図10は、刃ヘッドとグリップ部との連結部の縦断面図である。なお、本実施形態では、上記第1実施形態にかかる電気かみそりと同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、少なくとも二つのアーム分割体31L,31Rを組み合わせて支持アーム27のアーム部31を構成するようにしたものである。
このため、本実施形態によれば、各部品の組み付け手順の自由度が増大し、支持アーム27の組み立てや、ガイドローラ34,35とガイドレール36との係合、ひいては、電気カミソリ1の組み立てを、より容易にかつより迅速に行うことができるようになる。
なお、アーム分割体31L,31Rを組み立てた状態での支持アーム27の構成、および他の構成要素は、上記第1実施形態と全く同様であるため、上記第1実施形態と全く同様の効果を得ることができるのは勿論である。
また、本実施形態では、アーム分割体31Lの内面の基端部から先端部にかけて溝60を形成し、この溝60内でリード線41を配索するようにしている。さらに、このリード線41は、揺動支持点近傍まで延伸させ、刃ヘッド3(例えばヘッドケース13)に設けた孔(図示せず)内に導入している。
このため、本実施形態によれば、リード線41が外から見えにくくなって、美観の向上を図ることができる上、リード線41が刃ヘッド3等の可動部分に接触するのを抑制するとともに、リード線41の揺動量を抑制して、リード線41ひいては電気カミソリ1の信頼性向上に資するという利点がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態にかかる電気かみそりの正面図(a)および側面図(b)。 本発明の実施形態にかかる電気かみそりの分解斜視図。 本発明の実施形態にかかる電気かみそりのヘッド部の分解斜視図。 本発明の第1実施形態にかかる電気かみそりの支持アームの分解斜視図。 本発明の実施形態にかかる電気かみそりの支持アームによる刃ヘッドの支持状態の変化を示す説明図。 本発明の第1実施形態にかかる電気かみそりの刃ヘッドとグリップ部との連結部分の内部構成を示す正面断面図。 本発明の実施形態にかかる電気かみそりの側断面図。 本発明の実施形態にかかる電気かみそりの刃ヘッドの揺動状態の変化を示す説明図。 本発明の第2実施形態にかかる電気かみそりの支持アームの要部の分解斜視図。 本発明の第2実施形態にかかる電気かみそりの刃ヘッドとグリップ部との連結部分の内部構成を示す正面断面図。
符号の説明
1 電気カミソリ
2 グリップ部
3 刃ヘッド
14 内刃
15 外刃
17 摺動刃アセンブリ
27 支持アーム
31L,31R アーム分割体
34,35 ローラ
36 ガイドレール
53 スプリング(付勢機構)
Wd (内刃の往復動方向における支持アームの)幅
M 接触中心(接触領域の中心)
O (刃ヘッドの支持アームに対する)揺動軸心

Claims (8)

  1. 肌に接触して毛を切断する刃ヘッドがグリップ部に連結され、当該刃ヘッドが、毛を刃ヘッドの内側に導入する多数の開口が形成された外刃と、当該外刃の内面に沿って摺動する内刃と、当該内刃を往復動作させるモータと、を含む電気かみそりにおいて、
    前記グリップ部の一端側に揺動可能にかつ前記刃ヘッドが受けた外力に応じて前記グリップ部からの突出量が変化しうる状態で支持されて当該一端側から突出する支持アームを備え、
    前記刃ヘッドが、前記支持アームによって、前記内刃の往復動方向に沿って伸びる軸回りに揺動可能に両端支持される一方、
    前記支持アームの前記グリップ部に対する揺動の軸方向が、前記内刃の往復動方向と交叉する方向に設定され
    前記支持アームは、揺動可能かつ突出量が変化する台座部と、当該台座部に固定されたアーム部とを備えていることを特徴とする電気かみそり。
  2. 前記支持アームの前記内刃の往復動方向の幅を、基端側から先端側に向けて拡大させたことを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 少なくとも二つのアーム分割体を組み合わせて前記アーム部を構成するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の電気かみそり。
  4. 前記刃ヘッドは、前記内刃と前記外刃とを含み当該内刃の往復動方向に沿って細長い複数の摺動刃アセンブリを、相互に略平行に備え、
    前記刃ヘッドの前記支持アームに対する揺動軸心を、当該刃ヘッドの肌との接触領域の中心に対して、当該刃ヘッドの肌への突き当て方向に略垂直でありかつ前記内刃の往復動方向に略垂直な方向の当該接触領域の端部より外側となる位置に、設定したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電気かみそり。
  5. 前記刃ヘッドは前記支持アームの先端側に支持され、
    前記支持アームを、その基端側から先端側に向けて、前記刃ヘッドの自由状態での肌への突き当て方向に対し、前記先端側が前記揺動軸心に近づく方向に傾けて延伸させたことを特徴とする請求項4に記載の電気かみそり。
  6. 前記摺動刃アセンブリは、それぞれ、付勢機構によって、前記突き当て方向に向けて付勢されており、
    前記刃ヘッドの支持アームに対する揺動軸心に近い側の摺動刃アセンブリに対する付勢機構による付勢力を、当該揺動軸心から遠い側の摺動刃アセンブリに対する前記付勢機構による付勢機構による付勢力より弱くしたことを特徴とする請求項4または5に記載の電気かみそり。
  7. 前記刃ヘッドおよび前記支持アームのうちいずれか一方にはローラを設けるとともに、他方には当該ローラを転動可能に案内する円弧状のガイドレールを設け、
    前記ローラを前記ガイドレールの軌道に沿って移動案内することで、前記刃ヘッドを前記支持アームに対して揺動させるようにしたことを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか一つに記載の電気かみそり。
  8. 前記刃ヘッドを、内刃の往復動方向に沿って細長く形成し、
    前記刃ヘッドの支持アームに対する揺動負荷トルクを、支持アームおよび刃ヘッドのグリップ部に対する揺動負荷トルクより低くしたことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一つに記載の電気かみそり。
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