JP4712955B2 - 切屑を除去しながら機械加工するための工具用の複ネガ型切削インサート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は切屑を除去しながら機械加工をするための工具を意図した複ネガ型切削インサートに関し、この種のインサートは平らで多角形基本形状をしたボディーを有し、ボディーはボディーを貫通する仮想中立面で対称となる同一形状の上側面と下側面を有し、これらの側面の間に横断逃げ面が延在し、この逃げ面に隣接して材料を除去する主切れ刃が形成され、主切れ刃はコーナー領域から別々に延在し且つ平行ランドに隣接して形成された副切れ刃と協働し、この副切れ刃は材料が除去された後に残留している加工物表面を平面加工する目的を備える。
【0002】
【従来の技術】
複ネガ型切削インサート及び複ポジ型切削インサートは、利点並びに欠点を備える。従来の形式の複ネガ型切削インサートは、切れ刃が切削インサートボディーの互いに向き合う二つの側面に隣接して形成できる利点を有する。この場合、切削インサートが、複ポジ型切削インサートに相当する形式のものに比較して複数個の切れ刃を形成することが可能である。これは、個々の切削インサートを廃棄する以前に、多くの切れ刃を使用できることを意味する。これは使用者の購入費用を減少させることになる。しかしながら、複ネガ型切削インサートの欠点は通常の切削性能しか備えていないことである。全体的には作業経済性が損なわれることを意味する。一方、複ポジ型切削インサートは良好な切削性能を備え、迅速で効果的な加工ができるが、このような切削インサートはそれらの上側面に沿ってのみ切れ刃を形成する。これは切れ刃の数の可能性を制限することになる。
【0003】
先に、上記欠点を無くした複ネガ型切削インサートと複ポジ型切削インサートの従来からの利点を組み合わせたものが開発され、具体的には、切削インサートが複ネガ型基本形状を備え、同時に切削インサートの上側面と底側面に切れ刃に隣接して皿穴を形成することによって、作業中に略ポジ型の切削形態がもたらされる。しかしながら、この種の既知の組み合わせ切削インサートは、四角形または6角形の形状をしている。このような組み合わせインサートの例として、商標登録TORGONのもとで入手でき、Greenreaf Coporation, Greenleaf Drive Saegertown PA16433,USによって販売されることを記載する。
【0004】
しかしながら、四角形インサート並びに6角形インサートの全ての欠点は、作用する機械加工コーナーのコーナー角が、通常のものになってしまうことである。すなわち、四角形の切削インサートにおいては、このコーナー角は90度であり、TORGON形式の6角形のコーナー角は平均して小さくなる。このことは作用コーナーがかなり鋭角になり、それによって、作業中に相当力が負荷された場合には切削インサートのコーナー部分に破壊の危険が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するための手段】
本発明は既知の組み合わされた切削インサートの上記不便を取り除くこと、及び改良された切削インサートを提供することを目的とする。従って、本発明の第1の目的は、強くて靭性のある性質の作用コーナーに隣接して多くの切れ刃を形成できる切削インサートを提供することであり、これとは別に、相当するインサートシートに安定して信頼できる方法で固定することができることである。本発明に従う切削インサートが、切屑除去用の広範囲の工具すなわち旋削工具等に使用できるとは言え、切削インサートを装着する工具がカセットを備えるか備えないに係わらず、フライス加工、特に正面フライス加工及び側面フライス加工を第1の目的とする。実際の態様において、本発明は、右勝手切削または左勝手切削の両形式のフライス工具に最適である切削インサートを提供することを目的とし、この目的は、これらの機械加工の双方に対して強くて有益な多くの切れ刃を備えることである。もう一つの実施態様においては、本発明は広い範囲の中立切削インサートを提供することを目的とし、同一切削インサートを右勝手切削及び左勝手切削の双方に使用することが可能であり、異なる2種類の切削インサートを保存し且つ分配する必要を取り除くことを目的とする。本発明のもうひとつの目的は、成形後に型から放出でき、簡単な方法で製造することができる切削インサートを作り出すことである。もうひとつの目的は、ネジ固定用の開口を備えて形成できる切削インサート作ることであり、この開口は切削インサートの大きさに対して大きな直径を備え、最後の目的は、簡単な従来のネジ固定によって固定でき多くの切れ刃を有する切削インサートの製造を可能にすることである。
【0006】
本発明に従い少なくとも第1の目的は請求項1の特徴部に規定した特徴によって達成される。さらに本発明に従う好ましい実施態様を従属項に規定する。
米国特許第3497933号、米国特許第4954021号及び米国特許第4966500号において、切削インサートの異なる実施態様が、一般的に8角形の基本形状を有することを示し、ひとつの方法または別の方法において、8個の刃を備える切削インサートを示す。しかしながら、これらの既知の切削インサートは、本発明が特徴とする形式の支持突出部、及び請求項に記載される独特の形状を備えるものでない。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に従う切削インサートを詳細に説明する前に、図1〜図4を参照して、切削インサートとカセットとの働きを模式的に説明する。これらのそれぞれの図では、切削インサートを1で示し、そしてカセットを2で示す。カセット内にシート3が形成され、その中に切削インサートを開口(開口のない切削インサートは別の手段によって固定できる)内に締結可能なネジ(図示せず)によって固定する。カセット2は、フライス工具の周囲の受容部、例えば、正面フライスのヘッド(図示せず)に順次装着される。図1と図2に示されるように、切削インサートの全部で8個のコーナーの1個だけが、このカセットに関しては側面に向かって突き出ている10で示されるコーナーを介して作業中に作用する。平らな切削インサート1は、図1から図4に二つの離間した部分、すなわち中心軸に平行に延びる細い合わせピン6(dowels)によって示される基準面に対して、如何に傾斜しているかが図3に示され、この中心軸に沿ってフライスカッターすなわち切削インサートが回転する。図3に図示される傾斜角は、当業者には「軸方向すくい角」を示す。フライスデスクの周囲に沿う想像接線に関して、実際に、切削インサートは、いわゆる「半径方向すくい角」で半径方向に傾斜し、半径方向すくい角は逃げを保証するためにネガ角をなす。実際に、これらの調整角は緩やかであり、5〜15°の範囲内にあると良い。
【0008】
図7〜図10を参照し、本発明に従う第1の切削インサートいわゆる中立の実施態様を詳細に説明する。この切削インサートは、硬質の研磨材料でない、例えば成形あるいは焼結を行った超硬合金、セラミックスまたはそのような材料から作られた中実のボディーからなる。この切削ボディーは平らな8角形の基本形状であり、上側面7と底側面8を備える。この概念的な上側面と底側面とのそれぞれは、このカセット内の当該切削インサートの位置にのみに関するものである。すなわち、これらの切削インサートの互いに向き合う側面は同一の形状であり、従って、切削インサートはカセットの上側に向かって裏返して任意の側面に裏返すことができる。これらの上側面と底側面との間に、通常9で示される逃げ面が延在する。図8において、上側面7と底側面8は、切削ボディーを貫通して延在する想像中立面Pから反対向きに離れている。中央の幾何学的な軸Cは、この中立面Pに垂直に延在する。
【0009】
それらが8角形基本形状である結果、切削ボディー1は、4つが10,10'、10''、10'''で示され、残りの4つが11,11'、11''、11'''で示される全部で8個のコーナーを有する。これらのコーナーの最初に示したもののそれぞれが切削作業中に活発に作用し、残りの4つのコーナーは常に非作用的な性質を備える。個々のコーナーは、互いに鈍角をなして延在する二つの隣り合う逃げ面9、9によって形成される。それぞれの作用コーナーでは、この鈍角をαで示し、一方非作用コーナーでは、相当する鈍角をβ(図9参照)で示す。
【0010】
それぞれの逃げ面9に隣接して12で示される二つの主切れ刃は、切削インサートの個々の逃げ面と、上側面と底側面とのそれぞれの面との間に形成される。作用コーナーと会合する二つの逃げ面9のそれぞれが、平行なランド13に移り変わり、それらの間に遷移面14が存在する。示された実施例においては、この遷移面14は平面であり、遷移面と個々の平行なランドの間に、全体的に狭くて垂直な遷移部15が存在する(この遷移部は全体的に滑らかな丸みを帯びさすことができる)。軸方向に向かい合う端部に、それぞれの平行なランド13が、副切れ刃16,16'と16''16'''の形状で比較的短い刃を備える。従来の方法では、この副切れ刃が、材料の除去後に残された加工物表面を正面削りする目的を備えている。その後、副切れ刃16は、この面を滑らかにするために、加工物の後方に残留する面を正面削りする。これらの副切れ刃は「拭い取り刃(wiper edge)」とも呼ぶ。
【0011】
二つの逃げ面9が非作用コーナー1に隣接して会合するが、この遷移領域は印を付けた破線17を介してなすことができる。しかしながら、非作用コーナーで、また逃げ面は弓状の滑らかに丸みを帯びた面を介して互いに交差しても良い。
切削インサートの上側面7と底側面8は同一の形状を備える。この形状の特徴は、4つの支持突出部18の存在であり、それらは4つの非作用コーナー11〜11'''のそれぞれの近傍に配置される。全ての非作用コーナー(作用コーナーと同様に)が等距離に離間している限り、切削インサートは対称的である。また支持突出部18が等距離に離間していることを含む。図9に従う実施態様においては、個々の支持突出部が、それぞれの非作用コーナー11の前方右に配置される(コーナーを貫通する中心面が突出部の支持中間面と交差する)。それぞれの支持突出部は平らな突合せ面19を有し、この面は支持突出部の全ての隣接面に対して共通の面に配置され、この支持突出部は中立面Pと平行である。隣接する対の支持突出部間の領域にランド20が延在して、それは作用コーナー10とこれに隣接する刃で終結する。図示した好ましい実施態様においては、各ランド20は、ほとんど連続的に延在し、滑らかな面であり、それぞれの作用コーナー領域から二つの隣り合う支持突出部まで延在する。しかしながら、円弧状のランドの寸法及び面積を減少させることも可能であり、ランドが切れ刃の極近くの領域内の限られた幅である限り、ランドは競り上がって、たとえば平らな面へと移り変わる。この平らな競り上がった面は、中断することなく、支持突出部の隣り合う突合せ面19へと有利に変移する。
【0012】
本発明の好ましい実施態様に従い、それぞれの支持突出部18は、突合せ面19に向かって上側に及び内側に傾斜する側面21を有する。さらに、この支持突出部は、この突出部が切削インサートの中心に向かう方向へと大きさが減少するように形成される。これは突合せ面19が内側に向かって大きさが減少することを意味する。
【0013】
図8に最も良く図示されているように、支持突出部の突合せ面19が同様に位置するこの平面は、この平面から最も遠くに位置する切れ刃12、16の部分より中立面Pからかなり離れた距離に配置される。換言すれば、この突出部は切れ刃より中立面から幾分長く突出する。このことは、支持突出部が付属のインサートシート、すなわち図1〜図4に従うカセットのシート3の平らな底面に対して、適用されることを包含するものである。しかしながら、支持突出部の突合せ面を切れ刃よりも低い位置レベルに配置することが可能であるので、インサートシートの底面が周辺に溝状の受容部を形成して、その中で切れ刃が支持面と接触することなく収納できることが必要である。
【0014】
さらに図8に図示されるように、副切れ刃16とともにそれぞれの主切れ刃12が、Pに対して傾斜する。さらに正確に言えば、これらの刃は、コーナー遷移面14の領域内の最も高い位置から、それぞれの非作用コーナー11に近い最も低い点に向かって傾斜する。傾斜角が5〜15度の範囲ならば有利である。
図示された好ましい実施態様においては、切削インサートは中央開口22を備える。切削インサートのそれぞれの向かい合う側面において、同一の開口がリング状競り出し部23によって限定され、競り出し部は周囲ランド20から突出し、中立面に平行である平らな突合せ面24を備える。例として示した実施態様において、この突合せ面24は支持突出部の突合せ面19より低いレベルに位置する。それにもかかわらず、この突合せ面24は、インサートシートの底に直接、あるいはシム板に対して支持するために使用することができ、このインサートの底はそれらの間で互いに異なる高さの支持突出面とリング競り出し部とのために形成され、シム板は切れ刃の底側側面とインサートの底との間に分離ユニットを構成する同様の方法で形成する。しかしながら、また支持突出部の突合せ面19と同じ高さに競り出し部のリング状突合せ面24を配置することが可能であり、例えば、4つの支持突出部の突合せ面とリング状競り出し部との全てに対して共通面に配置する。
【0015】
一般的な幾何学的理論から、8角形のコーナー角の合計は1080度となる事が知られている。一般的にこの基準は変化し、隣接するコーナーのコーナー角が減少すれば所定のコーナーでのコーナー角が増加する。図9に図示された実施態様においては、非作用コーナー11でのコーナー各が160度となるのにしたがって、作用コーナーでのコーナー角αは110度となる。この角度は切削インサートの逃げ面9と関連する。しかしながら、各作用コーナーには二つの平行なランド13も存在する。この平行なランドは順に所定の小さな角度でそれぞれの逃げ面9に向かって延在し、この逃げ面は逃げ角λ(図10参照)をなす。実際には、逃げ角λは0.5〜5度の範囲内が良い。
【0016】
本発明の特許請求の範囲内では、上記コーナー角α及びβをそれぞれ広い範囲内で変化させることが可能である。しかしながら、本発明に従い、110〜160度または適切には120〜150度が好ましい。可能な実施態様においては、この切削インサートは全てのコーナー角を等しい大きさの135度になるようにして規則的にしても良い。この角の値から、作用コーナーのコーナー角は上方ならびに下方に変化させることができる。そうすることで、それぞれの作用コーナー部のいわゆる張り出し(overhang)がこの部分でのコーナー角の減少とともに増加するそしてまた逆も同様である。この張り出しを明確にするために、従来の矩形の切削インサートと本発明の8角形状インサートの比較を図5と図6で行った。図5に従う矩形状の切削インサートが本発明に従う支持突出部を備えた場合、競り出し部「a」は比較的大きくなり、それは二つの協働する支持突出外側のそれぞれのコーナー部がかなり鋭角であるためであり、このコーナー角はほとんど90度である。図6に本発明に従う正8角形の切削インサートを示す。作用コーナーのコーナー角は110度である。この角度は実質的に90度より傾斜するので、所定の調整角に対する張り出し「b」は、図5に従う矩形の切削インサートよりかなり小さくなる。即ち、本発明に従う切削インサートの8角形基本形状の実質的な利点は、コーナー角が110〜160度の上記角度範囲内であるという条件で、支持突出部近くからのコーナー部分の張り出しが緩やかになる事である。したがって、大きな応力下で機械加工することになる切削インサートは、この作用コーナーに大きなコーナー角を備えるように形成する必要がある。
【0017】
全ての逃げ面9が平面となり中立面に垂直に延在することを指摘する必要がある。しかしながら、軽作業用の切削インサートは、わずかに現れる中央くびれを備えて形成することができる。
【0018】
【実施例及び発明の効果】
個々の切削インサートで加工物を機械加工する場合、切削インサートの互いの上側面及び底側面の適切な作用コーナーを選び、そして切削インサートは図1から図4に図示される方法のフライスカッターのカセット内に固定される。切削インサートを固定する場合、カセットの形状及びインサートシートの形状によって自動的に、この切削インサートは、フライスカッター及びその回転軸を予め決められた位置に位置だしされる。さらに詳細には、この切削インサートは所定の軸方向すくい角ならびに半径方向すくい角で配置される。後に述べた角はネガ型にする必要があるので、結果としてこの切削インサートは複ネガ型基本形である。その他の点では、主切れ刃に隣り合う逃げ面は加工物から自由に作動しない。上側面7を上側に向け、且つコーナー10が機械加工するために選択すると、そうすることによって、副切れ刃16''とともに主切れ刃12''が材料を除去することに有効となり、一方同一コーナーにある第2の主切れ刃16が加工面を平滑にするための拭い取り刃として役に立つ。切削インサートは、それ自体とネガ型半径方向すくい角を備えて固定されるが、刃12''、16''の内側のランド20は凹んだ円弧状になり、実際にはこの刃は、すなわち「凹み」は、切削された材料をせん断するよりも材料を放出するためには、ポジ型切削形状として作用する。
【0019】
作用コーナーが強靭に成るという基本的な利点に加えて、本発明の切削インサートは、高切削性能が作業中のポジ型切削形状によって達成され、同時にこの切削インサートは、同一切削インサート上に複数の切れ刃を形成できることに関する複ネガ型切削インサートの利点を利用できる。すなわち、前述したように、本発明に従う8角形状の切削インサートは、図7〜図10に従って、合計16個の主切れ刃を備え(付随する副切れ刃は数えない)、さらに具体的には一方の側面上に8個の主切れ刃を備えそしてもう一方の側面に8個の主切れ刃を備える。16個の主切れ刃のうち8個だけが、同じフライス作業、例えば、左勝手の作業または右勝手の作業に使用できるが、インサートが全体的に対称であるならば切削インサートは中立系であることによって、同一切削インサートが、必要ならば、上記の双方の作業に使用可能である。換言すれば、左勝手切削インサートと右勝手切削インサートの二つの異なる種類を貯蔵しておく必要がない。本発明に従う切削インサートの特に有利な点は、切削インサートが中央開口を形成することができ、その直径は切削インサートの大きさに比較して大きくでき、切削インサートのコーナーが弱くなること、及びインサートシートの底に対して切削インサートの支持が不確実になることもない。換言すれば、必要であれば切削インサートは最小寸法にして形成することができ、それにもかかわらず、簡単な固定ネジによって固定される。
【0020】
図11及び図12に示す例は、右勝手のフライス作業専用の切削インサートを図示する。この例においては、作用コーナーの遷移面14に隣り合う平行なランド13a、13bは同一薄さではなく、楔状のテーパーである。すなわち、平行なランド13a下向き方向に先細りになり、それらの上側の刃の位置で切削インサートの上側面7に隣り合う副切れ刃16aに変化する。第2の平行なランド13bは、それらの上方に向かう先端部を有し、切削インサートの底側部8に隣り合う副切れ刃16bに変化する。そうすることで、協働する副切れ刃16に隣り合って唯一ひとつの作用主切れ刃12aが存在する。主切れ刃12aが、隣接する支持突出部18から遷移面14まで連続して延在することに気づく必要がある。換言すれば、主切れ刃12aの延在部にあるそれぞれの副切れ刃が欠落する。
【0021】
図13と図14に、左勝手の切削作業を意図して同一の実施態様を示す。この場合、楔形状の平行なランド13a及び13bが逆方向に延在し、すなわち、上方に向かって先細りの面13aの先端と、下方に向かって先細りの面13bの先端を備える。そうすることで、作用的な切削を行う主切れ刃12aが平行なランド13aの近くに形成され、そして拭い取り刃aがコーナーの別の側面に形成される同一の副切れ刃16aがいずれの主切れ刃を形成しないは12aに変化する。
【0022】
図15に、個々の支持突出部18が、それぞれの非作用コーナー11の近くに横方向に移って配置される。さらに具体的には、この支持突出部は、全てが実質的に、正反対の非作用コーナーと交差する中央面の脇に全体的に配置される。この実施例においては、切削インサートは右勝手のフライス切削作業(図11及び図12とを比較)に最適である。支持突出部18がコーナー11に対して横方向に移動することによって、作用する主切れ刃12bが大きな長さLとなることが達成される。実際に、切れ刃長さLは、付随する非作用コーナーのそれぞれに対して中央に配置されたそれらの突出物を備える切れ刃について記載した同一の切れ刃長さL1(図16参照)よりも、約50%長くなる。
【0023】
実際に、全ての刃が従来の方法で強化する必要があることが指摘される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、正面フライス(図示せず)形式のフライスカッターに装着されたカセットに固定され、本発明に従う模式的に示した切削インサートの斜視図である。
【図2】図2は、図1に従うフライスカセットを切削インサートとともに示す平面図である。
【図3】図3は、図1と同一のカセットと切削インサートの端面図である。
【図4】図4は、図1と同一のカセットと切削インサートの側面図である。
【図5】図5は、本発明に従う矩形の切削インサートと図6に示す8角形の切削インサートとの重要な相違を模式的に示す図である。
【図6】図6は、本発明に従う図5に示す矩形の切削インサートと8角形の切削インサートとの重要な相違を模式的に示す図である。
【図7】図7は、本発明に従う第1の実施態様を示す非常に拡大した斜視図である。
【図8】図8は、図7に従う切削インサートの側面図である。
【図9】図9は、図7に従う同一切削インサートの平面図である。
【図10】図10は、図7〜9に従う切削インサートのコーナー部のみを部分的に拡大した平面図である。
【図11】図11は、左勝手の切削加工のみに最適である切削インサートの代わりの実施態様を示し、図7に相当する斜視図である。
【図12】図12は、図11に従う切削インサートのコーナー部を示し、部分的に拡大した平面図である
【図13】図13は、右勝手の切削加工に対して最適である切削インサートを示す斜視図である。
【図14】図14は、図13に従う切削インサートのコーナー部のみを示し、部分的に拡大した平面図である。
【図15】図15は、本発明に従う切削インサートのさらに別の実施態様であり、部分的に拡大した平面図である。
【図16】図16は、図9に従う切削インサートを比較目的で示した平面図である。
【符号の説明】
1…切削インサート、切削ボディー
2…カセット
3…シート
6…合わせピン
7…上側面
8…底側面
9…逃げ面
10…コーナー
11…コーナー
12…主切れ刃
13…ランド
14…遷移面
15…遷移部
16…切れ刃
17…印を付けた破線
18…支持突出部
19…突合せ面
20…ランド
21…傾斜する側面
22…開口
23…リング状競り出し部
24…突合せ面
Claims (11)
- 切屑を除去しながら機械加工するための工具用の複ネガ型切削インサートであって、
ボディーを貫通する仮想中立面(P)で逆転する同一形状で向かい合う上側面(7)と下側面(8)とを有する平らな多角形状の基本形を備えたボディー(1)を含み、前記上側面(7)と底側面(8)との間に横断逃げ面(9)が延在し、かつ前記逃げ面に隣接し材料を除去する作用主切れ刃(12)が形成され、且つ
前記主切れ刃が、コーナー(10)領域から部分的に延在し、且つ材料を除去した後残留する加工物表面を正面切削するため平行ランド13に隣接して形成された副切れ刃(16)と協働する複ネガ型切削インサートにおいて、
前記切削インサートが、鈍角のコーナー角を備え8個のコーナー角(10、11)を含むために8角形の基本形状を成し、前記コーナー角の4個(10)が作用的に嵌合可能であって且つ少なくとも1個の主切れ刃(12)と協働する副切れ刃(16)と協働し、残りの4個の(11)は非作用的であり、
前記上側面(7)及び底側面(8)のそれぞれが、前記非作用コーナー(11)の近くに配置される4個の離間した支持突出部(18)を有し、かつ中立面(P)に平行である共通面に配置される平らな突合せ面を有し、
前記切削インサートの上側面上と底側面上との作用コーナーと二つの隣り合う支持突出部(18)との間の領域の4個のランド(20)のそれぞれが、凹んだ円弧状の形状を有して、作業中にポジ型切削形状を備えることを特徴とする複ネガ型切削インサート。 - コーナーで互いに会合する二つの逃げ面(9)の間のコーナー角は、作用コーナーのコーナー角αおよび非作用コーナーのコーナー角βが、それぞれ110〜160度の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の切削インサート。
- 前記作用コーナーのコーナー角αおよび非作用コーナーのコーナー角βが、それぞれ120〜150度の範囲内にあることを特徴とする請求項2記載の切削インサート。
- 二つの主切れ刃(12)が前記上側面と底側面とのそれぞれに隣接する各作用コーナーに形成され、主切れ刃のひとつが右勝手切削であり且つ第2の主切れ刃が左勝手切削であり、平行ランド(13)がそれぞれの作用コーナー(10)の遷移部(14)の双方の側面に形成され、それぞれのランドが軸方向に互いに向き合う端面のそれぞれに副切れ刃(16)を有し、軸方向に互いに向き合う端面に前記主切れ刃を有する事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 凹んだ円弧形状の前記ランド(20)が、滑らかな面を備え、各作用コーナー(10)の領域から二つの隣接する前記支持突出部(18)までほとんど連続して延在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 個々の前記支持突出部(18)が、適合する突合せ面(19)に対して上側に向かって及び下側に向かって傾斜する側面(21)を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 前記支持突出部(18)及び前記突合せ面(19)が、切削インサートの中心に向かう方向に細くなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 前記切削インサートがネジ締結用の開口を備え、リング状の競り出し部(23)が、前記上側部(7)と底側部(8)とのそれぞれの上の開口(22)周囲に形成され、前記ランド(20)から競り出し部が突出し平らな突合せ面(24)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 前記リング状の競り出し部(23)上の平らな突合せ面が、前記支持突出部(18)の前記突合せ面(19)と同一面に位置していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 前記支持突出部のそれぞれの突合せ面(19)が共通配置される平面が、中立面(P)から最も遠くに配置された切れ刃(12、16)の位置よりもさらに離間して配置されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の切削インサート。
- 4つの支持突出部の各突出部が、前記非作用コーナーに対して横方向に移動することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の切削インサート。
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