JP4682758B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置に関する。
インクジェット記録装置等の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッド内、液体流路内に存在する気泡が吐出不良、流路抵抗増加の要因になる。このため、従来から、大気に開放されたタンクと液滴吐出ヘッドとの間で液体を循環し、気泡をタンクに回収して大気に放出することが行われている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
ところで、液滴の吐出領域が記録媒体の幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上の長尺の液滴吐出ヘッドユニットを、複数の短尺の液滴吐出ヘッドを繋ぎ合せて構成する場合がある。この場合、タンクから各液滴吐出ヘッドへの液体の供給、及び各液滴吐出ヘッドからタンクへの液体の還流は、各液滴吐出ヘッド毎に個別の液体流路によって行ってもいいが、各液滴吐出ヘッド毎の液体の循環量のバラツキを抑制するためには、複数の液滴吐出ヘッドに対して共通の液体流路によって行うことが望ましい。
ここで、タンクと複数の液滴吐出ヘッドとの間の液体の循環を行うことができる共通の液体流路は、タンクに接続された主流路とこの主流路から分岐して各液滴吐出ヘッドへ延びる複数の分岐流路とで構成されるが、主流路と分岐流路との分岐点において、気泡が停滞し、除去できないという問題があった。これは、上下方向へ延びる分岐流路内で気泡の浮力と分岐流路で下方へ流れる液体の圧力とが平衡することによって発生する。この問題は、液体の循環量を増加することで解決できるが、液体の循環量を増やした場合には、液体流路内の圧力が増加し、ノズルから気泡が吸い込まれるという弊害が発生する。
特開平8−276604号公報 特開2000−33714号公報 特開2003−19816号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、液体の循環量を増加することなく、分岐流路における気泡の滞留を防止する。
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する複数の液滴吐出ヘッドと、液体を貯留するタンクと、一端部を前記タンクに挿入させた第1主流路と、前記第1主流路から分岐して下方へ延び先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた複数の第1分岐流路と、で構成された第1液体流路と、一端部を前記タンクに挿入させ、他端部を前記第1主流路に合流させた第2主流路と、前記第2主流路から分岐して下方へ延び先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた複数の第2分岐流路と、で構成された第2液体流路と、前記第1液体流路において前記液滴吐出ヘッドから前記タンクへ、前記第2液体流路において前記タンクから前記液滴吐出ヘッドへ、液体を流動させることで、前記液滴吐出ヘッドと前記タンクとの間で液体を循環させる循環手段と、を備え、前記循環手段は、第1主流路に設けられ、負圧を発生させて液体を循環させる負圧発生手段、および、該負圧発生手段より循環方向の上流側と下流側とをバイパスする開閉弁を備えたバイパス流路を有し、前記負圧発生手段のオン/オフ、前記開閉弁の開閉を制御することにより、液体を循環させている途中で、液体の流量を減少させることを特徴とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置では、複数の液滴吐出ヘッドが、第1液体流路及び第2液体流路によって、液体を貯留したタンクに連通されており、循環手段によって、第1液体流路において液滴吐出ヘッドからタンクへ、第2液体流路においてタンクから液滴吐出ヘッドへ、液体が流動されることで、液滴吐出ヘッドとタンクとの間で液体が循環される。これによって、第1液体流路及び第2液体流路内の気泡がタンクへ回収される。
第1液体流路は、一端部をタンクに挿入させた第1主流路と、この第1主流路から分岐して先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた第1分岐流路とで構成され、第2液体流路も同様に、一端部を挿入させた第2主流路と、この第2主流路から分岐して先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた第2分岐流路とで構成されている。また、第2主流路の他端部は第1主流路に合流している。このため、循環手段が作動されると、液体が、各液滴吐出ヘッドから、各第1分岐流路を経由して第1主流路へ流動し、タンクへ流動する。また、液体が、タンクから第2主流路を経由して各第2分岐流路へ分岐し、各液滴吐出ヘッドへ流動し、また、第2主流路を経由して第1主流路へ流動する。
ところで、各第2分岐流路は、第2主流路から下方へ延びて先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させている。このため、第2分岐流路内において、下方へ流動する液体の圧力が気泡の浮力に勝ると、気泡は、液滴吐出ヘッド、第1分岐流路の順序で移動する。また、各第1分岐流路は、第1主流路から下方へ延びて先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させている。このため、液滴吐出ヘッドから第1分岐流路へ流動した気泡は、気泡の浮力と上方へ流動する液体の圧力を受けて、第1主流路へ移動し、そして、第1主流路を経由してタンクへ移動する。
一方、第2分岐流路内において、気泡の浮力が下方へ流動する液体の圧力に勝ると、または、液体の流動が止まると、気泡は、第2分岐流路から第2主流路へ移動する。
また、第2分岐流路内において、気泡の浮力と下方へ流動する液体の圧力が平衡すると、第2分岐流路に気泡が停滞し付着する。
ここで、本発明では、循環手段が、第1主流路に設けられ、負圧を発生させて液体を循環させる負圧発生手段、および、該負圧発生手段より循環方向の上流側と下流側とをバイパスする開閉弁を備えたバイパス流路を有し、前記負圧発生手段のオン/オフ、前記開閉弁の開閉を制御することにより、液体を循環させている途中で、液体の流量を減少させる。これによって、液体を循環させている途中で、第2分岐流路内において、気泡の浮力と下方へ流動する液体の圧力が平衡していた場合には、この平衡関係が崩れ、気泡の浮力が液体による下方への圧力に勝るので、気泡が第2分岐流路から第2主流路へ移動する。そして、第2主流路から第1主流路へ移動し、タンクに回収される。
従って、液体の循環量を増加することなく、第2分岐流路における気泡の滞留を防止できるので、液滴吐出ヘッドからの更なる気泡の混入を防止できる。
また、第1主流路に設けられた負圧発生手段によって負圧が発生されて、第1液体流路において、液滴吐出ヘッドからタンクへ液体が流動し、第2液体流路において、タンクから液滴吐出ヘッド又は第1主流路へ液体が流動する。
ここで、負圧による液体の循環は、第1液体流路及び第2液体流路内に停滞している気泡の体積を増加させるので、気泡が液体の流動による圧力を受け易くなり、第1液体流路及び第2液体流路において気泡が移動し易くなる。従って、気泡の除去性が向上する。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項に記載の液滴吐出装置であって、前記循環手段は、前記開閉弁を閉、前記負圧発生手段をオンにする第1ステップと、前記第1ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第2ステップと、前記第2ステップの後、前記開閉弁を閉、前記負圧発生手段をオンにする第3ステップと、前記第3ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第4ステップと、を実行することを特徴とする。
請求項2に記載の液滴吐出装置では、まず、第1ステップでは、開閉弁が閉、負圧発生手段がオンにされる。これによって、液体の流量が最大になり、第1液体流路及び第2液体流路内の気泡がタンクに向かって移動し、また、第1液体流路及び第2液体流路の内壁に付着している気泡が剥される。
なお、第1ステップ開始から第2ステップ開始までの時間を、液体が第1液体流路及び第2液体流路を一巡する時間より長くして、内壁から剥された気泡を全て第1ステップ中にタンクに回収しても良いし、当該時間を短くして、本ステップでは、気泡を内壁から剥すまでとしても良い。
そして、第1ステップ後の第2ステップでは、開閉弁が開、負圧発生手段がオフにされる。これによって、第2分岐流路において下方への液体の流動が停止するので、第2分岐流路内に気泡が停滞していた場合、この気泡は、浮力で第2主流路へ移動する。
そして、第2ステップ後の第3ステップでは、開閉弁が閉、負圧発生手段がオンにされる。これによって、第2ステップにおいて第2分岐流路から第2主流路へ移動された気泡が、第2主流路から第1主流路へ移動し、第1主流路を経由してタンクへ移動する。また、第1ステップにおいて第1液体流路及び第2液体流路の内壁から剥された気泡も、第2液体流路、及び第1液体流路を経由してタンクへ移動する。
そして、第3ステップ後の第4ステップでは、開閉弁が開、負圧発生手段がオフにされて液体の循環が停止される。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項に記載の液滴吐出装置であって、前記循環手段は、前記負圧発生手段をオン、前記開閉弁を閉にする第1ステップと、前記第1ステップの後、前記開閉弁を開にする第2ステップと、前記第2ステップの後、前記開閉弁を閉にする第3ステップと、前記第3ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第4ステップと、を実行することを特徴とする。
請求項3に記載の液滴吐出装置では、まず、第1ステップでは、負圧発生手段がオン、開閉弁が閉にされる。これによって、液体の流量が最大になり、第1液体流路及び第2液体流路内の気泡がタンクに向かって移動し、また、第1液体流路及び第2液体流路の内壁に付着している気泡が剥される。
そして、第1ステップ後の第2ステップでは、開閉弁が開にされる。これによって、詳細は後述するが、液体の一部がバイパス流路で循環し、第1液体流路及び第2液体流路での液体の循環量が減少するので、第2分岐流路内に気泡が停滞していた場合、この気泡は、浮力で第2主流路へ移動する。
そして、第2ステップ後の第3ステップでは、開閉弁が閉にされ、第2ステップとは逆で、第1液体流路及び第2液体流路での液体の循環量が増加し、第2分岐流路から第2主流路に移動した気泡が、第2主流路から第1主流路へ移動し、第1主流路を経由してタンクへ移動する。また、第1ステップにおいて第1液体流路及び第2液体流路の内壁から剥された気泡も、第2液体流路及び第1液体流路を経由してタンクへ移動する。
ここで、第2ステップにおいて、液体の流動が停止されておらず、第2分岐流路から第2主流路へ移動した気泡は、第2主流路で停止することなく、第1主流路へ向かって移動するので、この気泡をタンクまで移動させるのに要する時間を短縮でき、第3ステップの所要時間を短縮できる。
そして、第3ステップ後の第4ステップでは、開閉弁が開、負圧発生手段がオフにされて液体の循環が停止される。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項に記載の液滴吐出装置であって、前記循環手段は、前記負圧発生手段をオン、前記開閉弁を閉にする第1ステップと、前記第1ステップの後、前記負圧発生手段をオフにする第2ステップと、前記第2ステップの後、前記負圧発生手段をオンにする第3ステップと、前記第3ステップの後、前記負圧発生手段をオフ、前記開閉弁を開にする第4ステップと、を実行することを特徴とする。
請求項4に記載の液滴吐出装置では、まず、第1ステップでは、負圧発生手段がオン、開閉弁が閉にされる。これによって、液体の流量が最大になり、第1液体流路及び第2液体流路内の気泡がタンクに向かって移動し、また、第1液体流路及び第2液体流路の内壁に付着している気泡が剥される。
そして、第1ステップ後の第2ステップでは、負圧発生手段がオフにされる。これによって、第2分岐流路において下方への液体の流動が停止するので、第2分岐流路内に気泡が停滞していた場合、この気泡は、浮力で第2主流路へ移動する。
ここで、第2ステップにおいて、バイパス流路が開閉弁によって閉塞されていることで、バイパス流路を開閉弁によって開放した状態と比較して、第1液体流路内の負圧が解除されるまでの時間が長くなり、以って、液体の流動が停止されるまでの時間が長くなる。これによって、気泡が第1液体流路及び第2液体流路の内壁に付着し難くなる。
そして、第2ステップ後の第3ステップでは、負圧発生手段がオンにされ、液体の流動が再開され、第2分岐流路から第2主流路に移動した気泡が、第2主流路から第1主流路へ移動し、第1主流路を経由してタンクへ移動する。また、第1ステップにおいて第1液体流路及び第2液体流路の内壁から剥された気泡も、第2液体流路及び第1液体流路を経由してタンクへ移動する。
そして、第3ステップ後の第4ステップでは、開閉弁が開、負圧発生手段がオフにされて液体の循環が停止される。
本発明は上記構成にしたので、液体の循環量を増加することなく、第2分岐流路における気泡の滞留を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、駆動ロール24及び従動ロール26に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されている。搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(S)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッドユニット(以下、ヘッドユニットという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各ヘッドユニット32は、ヘッドコントローラ60(図5参照)によって制御される。ヘッドコントローラ60は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号をヘッドユニット32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、ヘッドユニット32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれのヘッドユニット32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、ヘッドユニット32に対してメンテナンスを行う場合に、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動し、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面33N(図8参照)に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
メンテナンスユニット34は、図3に示すように、インクジェット記録装置12の回復動作時にノズル面33Nからのインクを受けるキャップ88と、キャップ88で受けたインクを排出する排液ライン92とを備えている。排液ライン92の排出方向下流端にはバルブ94を介して廃インクタンク96が設けられている。また、インクジェット記録装置12は、キャップ88から排液ライン92へのインク送出力(インク吸引力)を与えるポンプ98と、を備えている。このポンプ98は、後述するポンプ74と同様、インクジェット記録装置12全体の制御を司るコントローラ56(図5参照)によって制御されている。
なお、本実施形態では、4つのメンテナンスユニット34を2つずつの2組に分割し、画像記録時には記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側及び搬送方向下流側にそれぞれ配置されるようにしている。
図4に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。また、記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離プレート40が配置されており、この剥離プレート40によって用紙Pが搬送ベルト28から剥離される。
搬送ベルト28と排紙トレイ46との間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク54と、インクタンク54に接続されたリザーバタンク64とが設けられている。リザーバタンク64には大気開放部65(図6参照)が設けられており、リザーバタンク64の液面は大気圧となっている。また、リザーバタンク64のインクは、後述する第1インク流路69及び第2インク流路70(共に、図6参照)を経由して各ヘッドユニット32に供給されるようになっている。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種のインクを使用できる。
図5に示すように、インクジェット記録装置12の全体は、コントローラ56によって制御され、用紙Pの給紙から画像記録、排出、さらにはメンテナンスを含む動作が制御されるようになっている。また、記録画像に関する各種のデータ等は、画像コントローラ58からコントローラ56に送られる。また、後述するインクジェット記録ヘッド33(図6参照、以下、記録ヘッドという)はヘッドコントローラ60によって制御されており、コントローラ56からヘッドコントローラ60へ信号が送信されるようになっている。なお、コントローラ56、ヘッドコントローラ60及び帯電ロール36は、電源38から電力供給を受けるようになっている。
このような全体構成とされた本実施形態のインクジェット記録装置12では、上記したように、給紙トレイ16から取り出された用紙Pが搬送され、搬送ベルト28に至る。そして、用紙Pは、帯電ロール36によって搬送ベルト28に押付けられると共に、帯電ロール36からの印加電圧によって搬送ベルト28に吸着されて保持される。この状態で、搬送ベルト28の回転によって用紙Pが吐出領域SEを通過しつつ、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出されて、用紙P上に画像が記録される。そして、用紙Pは、剥離プレート40によって搬送ベルト28から剥離され、剥離プレート40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送されて筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
ここで、ヘッドユニット32の構成について説明する。なお、ここでは、1個のヘッドユニット32のみを図示して説明するが、全てのヘッドユニット32が同様の構成である。
図6、図7に示すように、ヘッドユニット32は、用紙Pの幅よりも短尺の記録ヘッド33が、用紙Pの幅方向に沿って複数(本実施形態では、8ヶ)配列されて構成されている。図8に示すように、記録ヘッド33は、用紙Pの幅方向に沿って延出する支持板35の下面に、千鳥状の配列となるように取付けられている。
図6、図7に示すように、記録ヘッド33は、複数のインク室72と、各インク室72にそれぞれ連通する吐出ノズル78(図8参照)とが形成されており、インク室72内の圧力を高めてインク滴を吐出するようになっている。即ち、図8に示すように、記録ヘッド33の下面側は吐出面となっており、用紙Pの幅方向に沿って多数の吐出ノズル78が配列されている。
図6、図7に示すように、インクジェット記録装置12には、インク室72とリザーバタンク64とを接続する第1インク流路69及び第2インク流路70が設けられている。第1インク流路69には、ポンプ74及び開閉弁76が並列に接続されている。
ポンプ74は、インク室72側に負圧を発生させてインク室72からリザーバタンク64への流動力をインクに与える。即ち、ポンプ74が作動されると、インクが、各記録ヘッド44から、各第1分岐流路81を経由して第1主流路79へ流動し、リザーバタンク64へ流動する。また、インクが、リザーバタンク64から第2主流路80を経由して各第2分岐流路82へ分岐し、各記録ヘッド33へ流動し、また、第2主流路80を経由して第1主流路79へ流動する。
ここで、負圧によるインクの循環は、第1インク流路69及び第2インク流路70内に停滞している気泡の体積を増加させるので、気泡がインクの流動による圧力を受け易くなり、第1インク流路69及び第2インク流路70において気泡が移動し易くなる。従って、気泡の除去性が向上する。
なお、ポンプ74は、上述したように、コントローラ56によって制御されている。また、開閉弁76は、第1主流路79のポンプ74より循環方向上流側と循環方向下流側とをバイパスするバイパス流路77に設けられており、コントローラ56によって制御されている。
第1インク流路69は、一端部をリザーバタンク64に挿入させた第1主流路79と、第1主流路79から分岐して下方へ延び各インク室72にそれぞれ先端部を挿入させた第1分岐流路81とを有する。また、第2インク流路70は、一端部をリザーバタンク64に挿入させ、他端部を第1主流路79に合流させた第2主流路80と、第2主流路80から分岐して下方へ延び各インク室72にそれぞれ先端部を挿入させた第2分岐流路82とを有する。
図6に示すインク吐出時には、ポンプ74が停止され、開閉弁76が開にされる。そして、インク滴の吐出によってインク室72が減圧されることによって、第1インク流路69及び第2インク流路70では、何れもリザーバタンク64からインク室72へインクが流れる。これによって、インク室72に、2本のインク流路からインクが流入するので、インク流路が1本の場合と比べて、圧損が半減され、また、各インク流路による圧損許容値を約2倍に設定することが可能になる。従って、配管の容積を縮小でき、以って、装置の小型化、低コスト化が可能となる。また、後述するインク循環時において、より流速が速くなり、ポンプ74に過大な性能を必要としないため、ポンプ74の小型化が可能となる。
ここで、図7に示すインク循環時のポンプ74、開閉弁76の制御方法の第1実施形態について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ100において、インク循環の指令があるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ102へ進む。ステップ102では、ヘッドユニット32が上昇され、メンテナンスユニット34がメンテナンス位置まで移動されて、記録ヘッド33のノズル面33Nがキャップされる。
次に、ステップ104では、ポンプ74がオンにされ、開閉弁76が閉にされ、10[sec]の間、維持される。この10[sec]の間のインクの循環により、インクの流量(流速)が最大になり、第1インク流路69及び第2インク流路70内の気泡がリザーバタンク64に向かって移動し、第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁に付着している気泡が剥される。また、第1分岐流路81内の気泡は、気泡の浮力とインクの流動による圧力を受けて第1主流路79内へ移動し、リザーバタンク64まで移動される。
なお、ステップ104の開始から次のステップ106の開始までの時間を、インクが第1インク流路69及び第2インク流路70を一巡する時間より長くして、内壁から剥された気泡を全て本ステップでリザーバタンク64に回収しても良いし、当該時間を短くして、本ステップでは、気泡を内壁から剥すまでとしても良い。
ここで、第1インク流路69及び第2インク流路70内の圧力が、吐出ノズル78から気泡が吸込まれない圧力(所謂メニスカス保持圧)となるように、ポンプ74の吸引圧が設定されている。なお、本実施形態では、吐出ノズル78のノズル径が25μm、インクの表面張力が30mN/mであり、メニスカス保持圧は、−3.7kPaである。
このため、記録ヘッド33のノズル面33Nをキャップした状態で、インクの循環を実施することは必須ではない。
次に、ステップ106では、開閉弁76が開、ポンプ74がオフにされ、6[sec]の間、維持される。この状態で、第1インク流路69のポンプ74より循環方向上流側が、バイパス流路77によってリザーバタンク64に連通されるので、第1インク流路69内の負圧は即座に解除され、第1インク流路69及び第2インク流路70内のインクの流動が停止される。
ここで、インクの流動による圧力Pと気泡Hの浮力Sとが平衡することで、第2分岐流路82に気泡Hが停滞していた場合には(図10(A)参照)、6[sec]の間のポンプ74の停止によって、第2分岐流路82において下方へのインクの流動が停止し、平衡関係が崩れて浮力Sが圧力Pに勝るので、気泡Hは、浮力Sで第2主流路80へ移動する(図10(B)参照)。
次に、ステップ108では、開閉弁76が閉、ポンプ74がオンにされ、24[sec]の間、維持される。この24[sec]の間のインクの循環により、ステップ106において第2分岐流路82から第2主流路80へ移動された気泡が、第2主流路80から第1主流路79へ移動し、第1主流路79を経由してタンクへ移動する(図10(C)参照)。また、ステップ104において第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁から剥された気泡も、第2液体流路、及び第1液体流路を経由してリザーバタンク64へ移動する。
次に、ステップ110では、開閉弁76が開、ポンプ74がオフにされてインクの循環が停止され、ステップ112へ移行する。ステップ112では、メンテナンスユニット34がメンテナンス位置から非メンテナンス位置まで移動され、ヘッドユニット32が下降されて、記録ヘッド33のノズル面33Nのキャップが解除される。そして、処理ルーチンが終了する。
次に、インク循環時のポンプ74、開閉弁76の制御方法の第2実施形態について図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ200において、インク循環の指令があるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ202へ進む。ステップ202では、ヘッドユニット32が上昇され、メンテナンスユニット34がメンテナンス位置まで移動されて、記録ヘッド33のノズル面33Nがキャップされる。
次に、ステップ204では、ポンプ74がオンにされ、ステップ206へ移行する。ステップ206では、開閉弁76が閉にされ、10[sec]の間、維持される。これによって、インクの流量が最大になり、第1インク流路69及び第2インク流路70内の気泡がリザーバタンク64に向かって移動し、また、第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁に付着している気泡が剥される。
次に、ステップ208では、開閉弁76が開にされ、10[sec]の間、維持される。この10[sec]の間、図11に示すように、一部のインクがバイパス流路77内で循環する。また、第1インク流路69及び第2インク流路70と記録ヘッド33とで構成されるインク流路全体と、バイパス流路77とでは、流路抵抗が同じ程度になっており、下記(1)式で示すように、インク流路でのインクの循環量Q2は、開閉弁76によってバイパス流路77が閉塞されている場合と比べて、1/2程度になる。
Q2=(R2/(R1+R2))×Q1…(1)
但し、Q1:開閉弁76が閉の時のインクの流量
Q2:開閉弁76が開の時のインクの流量
R1:第1インク流路69及び第2インク流路70と記録ヘッド33とで構成されるインク流路全体の流路抵抗
R2:バイパス流路77の流路抵抗
これによって、インクの流動による圧力Pと気泡Hの浮力Sとが平衡することで第2分岐流路82に気泡Hが停滞していた場合(図10(A)参照)、第2分岐流路82において下方へのインクの流量が減少し、平衡関係が崩れて浮力Sが圧力Pに勝るので、気泡Hは、浮力Sで第2主流路80へ移動する(図10(B)参照)。
なお、バイパス流路77の開閉によってインク流路の流路抵抗が大きく変わると、ポンプ74の流量が変動し、上記(1)式が成立しなくなる。それによって、インク流路でのインクの流量を制御できなくなるので、バイパス流路77の開閉によるインク流路の流路抵抗の変化は、ポンプの流量が変動しない程度に抑えられている。
そして、ステップ210では、開閉弁76が閉にされ、20[sec]の間、維持される。これによって、ステップ208とは逆で、インクの流量が増加し、第2分岐流路82から第2主流路80に移動した気泡が、第2主流路80から第1主流路79へ移動し、第1主流路79を経由してリザーバタンク64へ移動する。また、ステップ206において第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁から剥された気泡も、第2インク流路70及び第1インク流路69を経由してリザーバタンク64へ移動する。
ここで、ステップ208において、インクの流動が停止されておらず、第2分岐流路82から第2主流路80へ移動した気泡は、第2主流路80で停止することなく、第1主流路79へ向かって移動するので、この気泡をリザーバタンク64まで移動させるのに要する時間を短縮でき、ステップ210の所要時間を短縮できる。なお、第1実施形態では、気泡をリザーバタンク64まで移動させるのに24[sec]要していたのに対して、本実施形態では、20[sec]に短縮できている。
次に、ステップ212では、開閉弁76が開にされ、ステップ214へ移行する。ステップ214では、ポンプ74がオフにされてインクの循環が停止される。そして、処理ルーチンが終了する。
次に、インク循環時のポンプ74、開閉弁76の制御方法の第3実施形態について図13のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ300において、インク循環の指令があるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ302へ進む。ステップ302では、ヘッドユニット32が上昇され、メンテナンスユニット34がメンテナンス位置まで移動されて、記録ヘッド33のノズル面33Nがキャップされる。
次に、ステップ304では、ポンプ74がオンにされ、ステップ306へ移行する。ステップ306では、開閉弁76が閉にされ、10[sec]の間、維持される。これによって、インクの流量が最大になり、第1インク流路69及び第2インク流路70内の気泡がリザーバタンク64に向かって移動し、また、第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁に付着している気泡が剥される。
次に、ステップ308では、ポンプ74がオフにされ、8[sec]の間、維持される。これによって、第2分岐流路82において下方へのインクの流動が停止するので、第2分岐流路82内に気泡が停滞していた場合、この気泡は、浮力で第2主流路80へ移動する。
次に、ステップ310では、ポンプ74がオンにされ、24[sec]の間、維持される。これによって、インクの流動が再開され、第2分岐流路82から第2主流路80に移動した気泡が、第2主流路80から第1主流路79へ移動し、第1主流路79を経由してリザーバタンク64へ移動する。また、ステップ304において第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁から剥された気泡も、第2インク流路70及び第1インク流路69を経由してリザーバタンク64へ移動する。
ここで、ステップ306において、バイパス流路77を開閉弁76によって閉塞したことで、バイパス流路77を開閉弁76によって開放した状態と比較して、インク流路内の負圧が解除されるまでの時間が長くなる。これによって、インクの流動が停止されるまでの時間が長くなり、気泡が第1インク流路69及び第2インク流路70の内壁に付着し難くなる。
次に、ステップ308では、ポンプ74がオフにされてインクの循環が停止され、ステップ310へ移行する。ステップ310では、開閉弁が開にされ、処理ルーチンを終了する。
以上、本実施形態を例に取って説明したように、インクの循環量を増加することなく、第2分岐流路82における気泡の滞留を防止できるので、記録ヘッド33からの更なる気泡の混入を防止できる。
なお、本実施形態では、ポンプ74によってインク流路に負圧を発生させてインクを循環させたが、第2インク流路70におけるリザーバタンク64から記録ヘッド33へのインクの流量(流速)が減少(減速)すれば良く、インク流路に正圧を発生させてインクを循環させる構成にも本発明は適用可能である。
また、本実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明の液滴吐出装置は、インクジェット記録ヘッドユニットに限らず、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う部品実装用のバンプの形成、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う電気実装用のバンプの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出ユニット一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ユニットが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、配線パターン等が形成される基板などが含まれる。
本発明の実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置のメンテナンスユニットの概略を示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク吐出時のインクの流れを示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク循環時のインクの流れを示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドユニットの構成を示す平面図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク循環時のポンプ、開閉弁の制御方法の第1実施形態を説明するためのフローチャートである。 (A)、(B)は、本発明の実施形態のインクジェット記録装置のインク流路における気泡の動きを示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク循環時のインクの流れを示す図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク循環時のポンプ、開閉弁の制御方法の第2実施形態を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態のインクジェット記録装置におけるインク循環時のポンプ、開閉弁の制御方法の第3実施形態を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト(搬送手段)
33 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
56 コントローラ(第1制御手段、第2制御手段、第3制御手段)
64 リザーバタンク(タンク)
69 第1インク流路(第1液体流路)
70 第2インク流路(第2液体流路)
74 ポンプ(循環手段、負圧発生手段)
76 開閉弁(循環手段)
77 バイパス流路
79 第1主流路
80 第2主流路
81 第1分岐流路
82 第2分岐流路
P 用紙(記録媒体)

Claims (4)

  1. 液滴を吐出する複数の液滴吐出ヘッドと、
    液体を貯留するタンクと、
    一端部を前記タンクに挿入させた第1主流路と、前記第1主流路から分岐して下方へ延び先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた複数の第1分岐流路と、で構成された第1液体流路と、
    一端部を前記タンクに挿入させ、他端部を前記第1主流路に合流させた第2主流路と、前記第2主流路から分岐して下方へ延び先端部を各液滴吐出ヘッドに挿入させた複数の第2分岐流路と、で構成された第2液体流路と、
    前記第1液体流路において前記液滴吐出ヘッドから前記タンクへ、前記第2液体流路において前記タンクから前記液滴吐出ヘッドへ、液体を流動させることで、前記液滴吐出ヘッドと前記タンクとの間で液体を循環させる循環手段と、
    を備え、
    前記循環手段は、第1主流路に設けられ、負圧を発生させて液体を循環させる負圧発生手段、および、該負圧発生手段より循環方向の上流側と下流側とをバイパスする開閉弁を備えたバイパス流路を有し、前記負圧発生手段のオン/オフ、前記開閉弁の開閉を制御することにより、液体を循環させている途中で、液体の流量を減少させることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記循環手段は、
    前記開閉弁を閉、前記負圧発生手段をオンにする第1ステップと、
    前記第1ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第2ステップと、
    前記第2ステップの後、前記開閉弁を閉、前記負圧発生手段をオンにする第3ステップと、
    前記第3ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第4ステップと、を実行することを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記循環手段は、
    前記負圧発生手段をオン、前記開閉弁を閉にする第1ステップと、
    前記第1ステップの後、前記開閉弁を開にする第2ステップと、
    前記第2ステップの後、前記開閉弁を閉にする第3ステップと、
    前記第3ステップの後、前記開閉弁を開、前記負圧発生手段をオフにする第4ステップと、を実行することを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記循環手段は、
    前記負圧発生手段をオン、前記開閉弁を閉にする第1ステップと、
    前記第1ステップの後、前記負圧発生手段をオフにする第2ステップと、
    前記第2ステップの後、前記負圧発生手段をオンにする第3ステップと、
    前記第3ステップの後、前記負圧発生手段をオフ、前記開閉弁を開にする第4ステップと、を実行することを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
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