JP4680624B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に半導体装置を製造する際に露光機の位置合わせを行うためのアライメントマークを形成する工程を有する半導体装置の製造方法に関する。
従来の半導体集積回路では、タングステンプラグを用いて下層と上層とを電気的に接続する構成が一般的に用いられていた。
従来技術によるタングステンプラグは、例えば次に示すような工程を経て形成されていた。まず、下地基板上に第1シリコン酸化膜(SiO2膜)を形成した後、第1シリコン酸化膜上に所定パターンのマスクを用いてレジストを形成する。次に、形成したレジストをマスクとして第1シリコン酸化膜をエッチングすることで、下地基板を露出させるための開口部を第1シリコン酸化膜に形成する。次に、下地基板において、開口部を有するレジストが形成された面全体に、化学気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)などを用いてタングステン膜を形成する。この際、開口部内には、第1シリコン酸化膜を挟んで上下層に形成された金属パターンを電気的に接続するためのプラグ(以下、タングステンプラグと言う)が形成される。
次に、開口部内に形成されたタングステンプラグを残しつつ、第1シリコン酸化膜上のタングステン膜をエッチングする。次に、第1シリコン酸化膜上に、層間絶縁膜を例えばシリコン酸化膜で形成する。
以上のように第1シリコン酸化膜、第2シリコン酸化膜、シリコン窒化膜および第3シリコン酸化膜からなる積層構造を下地基板上に形成すると、後工程において、第2シリコン酸化膜、シリコン窒化膜および第3シリコン酸化膜からなる積層構造に開口部を設けることでタングステンプラグを露出させた後、この開口部を利用してタングステンプラグに電気的に接続する金属パターンを形成する。ただし、この工程では、所定パターンの形状を有するタングステンプラグに対して位置合わせすることで、タングステンプラグに重なり合うように開口部や金属パターンを形成する必要がある。
このような重ね合わせを行う方法としては、下地基板の例えば第1シリコン酸化膜に所定のパターンを形成しておき、これに基づいて最適となる重ね合わせ位置を特定する方法が存在する(例えば以下に示す特許文献1から3参照)。このような工程はアライメントと呼ばれている。
一般的なアライメントとしては、形成しておいた所定のパターン(以下、アライメントマークという)を画像認識することで最適となる重ね合わせ位置を特定する方法(これを第1の方法という)と、アライメントマークにレーザ光を照射することで生じた回折光を検出することで最適となる重ね合わせ位置を特定する方法(これを第2の方法という)とが存在する。
第1の方法では、一般的にバータイプまたはスリットタイプのレジストパターンを用いて第1シリコン酸化膜をエッチングしてアライメントマークを形成する。例えばスリットタイプのレジストパターンを用いる場合、これに基づいて第1シリコン酸化膜をエッチングし、これにタングステンを埋め込むことでメサ状のアライメントマークを形成する。また、第2の方法では、一般的にドットタイプまたはホールタイプのレジストパターンを用いて第1シリコン酸化膜をエッチングしてアライメントマークを形成する。例えばホールタイプのレジストパターンを用いる場合、これに基づいて第1シリコン酸化膜をエッチングし、これにタングステンを埋め込むことで凸状のアライメントマークを形成する。
バータイプまたはスリットタイプのレジストパターンは、一般的に、長さ50〜100μm(マイクロメートル)、幅1〜6μm程度のメサ状または溝状のパターンが、数μm間隔で数〜数十本規則的に並んだ構造を有する。また、ドットタイプまたはホールタイプのレジストパターンは、一般的に4μm四方の四角形状もしくは直径4μmの円形状のパターンが、数μm間隔で2次元的に数十個規則的に並んだ構造を有する。
特開平7−249558号公報 特開平8−298237号公報 特開2004−39731号公報
しかしながら、以上のようなアライメントマークを用いて半導体装置を製造する場合、特にレジストパターンに基づいて形成された溝に埋め込まれた金属、例えばタングステン(以下、これもタングステンプラグという)が酸化することで体積が増大し、これにより、タングステンプラグ上に形成された層にストレスがかかって破損してしまう可能性がある。
これは、タングステンプラグを形成する際に同時に形成されたタングステン膜を除去する際、例えば図1(a)に示すように、アライメントマークの溝103に形成されたタングステンプラグ103aの上部がエッチングされ、これに溝110aが形成されることが原因である。この上に、例えば上述したように第2シリコン酸化膜104を形成すると、図1(b)に示すように、タングステンプラグ103aとこれの上層に形成された第2シリコン酸化膜104との間に空隙110bが形成される。
タングステンプラグ103aと第2シリコン酸化膜104との間に形成された空隙110bには気体が含まれる場合がある。この気体に例えば酸素原子(O)が含まれていると、酸素原子(O)がタングステン(W)と反応し、WO3やW2O5などの酸化タングステンが生成される。タングステン(W)は一般的に酸化することで体積が増大する。このため、図1(c)に示すように、生成された酸化タングステンが上層に形成された第2シリコン酸化膜104を押し上げ、第2シリコン酸化膜104およびこれの上層に形成されたシリコン窒化膜105ならびに第3シリコン酸化膜106にストレスを与える。このストレスはそれぞれの層におけるクラック発生の原因となる。
このような問題は、特に、金属元素と酸素元素とからなる酸化物強誘電体キャパシタが組み込まれた半導体装置を製造する場合に発生する。その理由は、強誘電体膜をエッチングでキャパシタ形状にパターニングした際やスパッタリング法などを用いてキャパシタ電極を形成した際に強誘電体膜が受けたダメージを回復するために、半導体ウェハを酸素雰囲気中で600〜800℃程度の高温に加熱処理(アニール)する必要があるためである。このようなアニール処理を行わない場合、強誘電体膜が受けたダメージにより強誘電体キャパシタが正常に動作しない恐れがある。
酸素雰囲気中で高温のアニール処理を行う場合、上記のように形成された空隙110bに多くの酸素原子(O)が含まれた状態で半導体ウェハを加熱してしまう。このため、比較的多くのタングステン(W)が酸化し易く、タングステンプラグ103bの膨張量が大きくなる。したがって、タングステンプラグ103a上に形成された層(例えば第2シリコン酸化膜104など)に与えるストレスが大きく、破損の度合いも大きくなる。
以上のような理由から、従来の半導体装置の製造方法では、アライメントマーク形成時のプロセスマージン、特に上下層を電気的に接続するためのコンタクト(例えばタングステンプラグ)とアライメントマークとして用いられる金属パターン(例えばタングステンプラグ)とを同時に形成する際のプロセスマージン、具体的にはコンタクト(例えばタングステンプラグ)を形成するために金属(例えばタングステン)を堆積させることで形成された金属膜(例えばタングステン膜)を除去する際のエッチング条件やエッチング時間などに要求されるプロセスマージンが狭く、これにより製造方法の制御性が低いという問題があった。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、アライメントマーク形成時のプロセスマージンを拡大することで、半導体装置の製造方法において要求されるプロセス精度を緩くすることが可能なアライメントマークの製造工程を含む半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、半導体素子と半導体素子を埋没させるように形成された層間絶縁膜とを有する下地基板を準備する工程と、半導体素子と電気的に接続されるコンタクトの第1の幅に対して1.25倍以下の第2の幅を有する第1開口部を1つ以上含むレジストパターンを層間絶縁膜上に形成する工程と、レジストパターンをマスクとしてエッチングすることで層間絶縁膜に第2の幅を有する第2開口部を形成する工程と、レジストパターンを除去する工程と、第2開口部が形成された層間絶縁膜上に金属を堆積させることで第2開口部内を金属で埋めると共に第2開口部を有する層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、金属膜を除去することで第2開口部内に金属を残す工程と、金属膜が除去された層間絶縁膜上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、第1シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、シリコン窒化膜上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、を有する。
以上のような特徴を有する本発明によれば、金属製のアライメントマークを形成するための第2開口部の幅(第2の幅)を、半導体素子と電気的に接続されるコンタクトの幅(第1の幅)の1.25倍以下とすることで、アライメントマークと同時に形成される金属膜を除去する際のプロセスマージンを大きくすることができる。すなわち、金属膜の除去条件に多少の誤差が含まれていた場合でも、アライメントマークを構成するメサ状の金属部の上部に溝が形成されることを防止できる。これにより、例えばアライメントマーク上に他の層を形成したとしても、アライメントマークと他の層との間に空隙が形成されることを回避できる。このような構成を実現することで、例えば後工程において酸素雰囲気中での熱処理を施す必要がある場合でも、アライメントマークを構成する金属部が酸化することを防止できる。結果、酸化されることで金属部の体積が増大することを防止でき、これにより、金属部、すなわちアライメントマークの上に形成された他の層がストレスにより破損することを防止できる。すなわち、半導体装置の製造方法において要求されるプロセス精度を緩和することができ、歩留りを向上させることが可能となる。
本発明によれば、アライメントマーク形成時のプロセスマージンを拡大することで、半導体装置の製造方法において要求されるプロセス精度を緩くすることが可能なアライメントマークの製造工程を含む半導体装置の製造方法を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
まず、本発明による実施例1について図面を用いて詳細に説明する。本実施例では、アライメントマークを形成するために、図2に示すようなスリットタイプのレジストパターン2を用いた場合を例に挙げる。なお、図2(a)はレジストパターン2の上視図を示し、図2(b)は(a)におけるI−I’断面図を示す。
図2(a)および(b)に示すように、本実施例によるスリットタイプのレジストパターン2は、幅d、長さLの溝状の細長い開口部2aが、周期Pで複数配列された構成を有する。この開口部2aはレジストパターン2の表裏面を貫通している。
本実施例において、開口部2aの溝の幅(以下、本実施例において単に幅という)dは、デバイスパターンのサイズ(以下、単にデバイスサイズという)、例えば上層と下層とを電気的に接続するためのプラグ(図4において後述するタングステンプラグ3bに相当)のサイズ(例えば細い辺の幅)をsとした場合、sの1.25倍以下に設定される。例えばデバイスサイズsを0.64μm(マイクロメートル)とした場合、開口部2aの幅dは0.8μm以下に設定される。また、例えばデバイスサイズsを0.4μmとした場合、開口部2aの幅dは0.48μ以下に設定される。また、半導体装置の製造におけるプロセスマージンをより向上させるために、開口部2aの幅dをデバイスサイズsの1.2倍より小さい値に設定することが好ましい。なお、幅dの下限は画像認識することが可能な限界値もしくは製造プロセスにおける許容値などのファクタによって決定される。この幅dの下限は例えば0.4μmとすることができる。
また、開口部2aの長さLは例えば70μmとすることができ、開口部2aを形成する周期Pは例えば20μmとすることができるが、本発明ではこれらの値に限定されず、照明装置の光の強度や撮像装置の解像度などに応じて種々変形することができる。また、開口部2aの深さ、すなわちレジストパターン2の膜厚は、下層(図3におけるシリコン酸化膜1に相当)を効率的にエッチングすることが可能な膜厚であれば特に限定されることはない。
以上のようなレジストパターン2は、例えば半導体素子が作り込まれた下地基板上に形成されたシリコン酸化膜1(図3参照)上に形成される。本実施例によるアライメントマーク3は、レジストパターン2をマスクとして層間絶縁膜であるシリコン酸化膜1をエッチングし、これによって形成された溝(図4において後述する開口部1aに相当)に例えばタングステン(W)などの金属を埋め込むことで、図3に示すように、シリコン酸化膜1内に形成される。なお、図3(a)はアライメントマーク3が形成されたシリコン酸化膜1の上視図を示し、図3(b)は(a)におけるII−II’断面図を示す。また、以下の説明では、金属としてタングステンを例に挙げた場合を説明する。
したがって、アライメントマーク3は、図3に示すように、幅d、長さLの細長いメサ状のタングステンよりなるパターン(これをアライメント用タングステンプラグ3aとする)が、レジストパターン2における開口部2a(図2参照)と同様に複数配列された構成を有する。
次に、以上のようなアライメントマーク3を形成する工程を含む、本発明の実施例1による半導体装置の製造方法を、図面を用いて詳細に説明する。図4および図5は、本実施例による半導体装置の製造方法の一部を説明するためのプロセス図である。
本製造方法では、まず、半導体素子が作り込まれた下地基板100を用意し、これの半導体素子が作り込まれた面上に、図4(a)に示すように、シリコン酸化膜1を形成する。このシリコン酸化膜1は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法やPVD(Physical VaporDeposition)法やSOG(SpinOn Grass)法などを用いて形成することができる。また、その膜厚は例えば1000nmとすることができる。
次に、シリコン酸化膜1表面にレジスト液をスピン塗布した後、露光工程および現像工程を経ることで、図4(b)に示すように、レジストパターン2をシリコン酸化膜1上に形成する。なお、ここで形成されるレジストパターン2は、図2を用いて説明した開口部2aの他に、開口部2bも有している。この開口部2bは、シリコン酸化膜1に後述する開口部1bを形成するための構成である。開口部1b内には後述する工程においてタングステン(W)が埋め込まれることで、シリコン酸化膜1を挟む上下の層を電気的に接続するためのタングステンプラグ3b(図4(d)参照。これをコンタクトとも言う)が形成される。このため、開口部2bは、下地基板100における半導体素子が形成された領域上に、半導体素子における電極と重なるように形成される。一方、開口部2aは、下地基板100における半導体素子が形成される領域間(いわゆるグリッドライン)上に形成される。また、上記工程において形成される開口部2bの幅dは、上述したように、デバイスサイズs、例えばタングステンプラグ3b(図4参照)を形成するための開口部2bの幅の1.25倍以下である。これにより、後述する工程において、シリコン酸化膜1内にデバイスサイズsの1.25倍以下の幅dを持つアライメントマーク3が形成される。
以上のようにレジストパターン2を形成すると、次に、このレジストパターン2をマスクとしてシリコン酸化膜1を異方性エッチングする。これにより、図4(c)に示すように、開口部1aおよび1bが形成される。
次に、例えばスパッタリング法やCVD法を用いることで、シリコン酸化膜1上およびシリコン酸化膜1に形成された開口部1aおよび1b内にタングステン(W)を堆積させる。本実施例では、シリコン酸化膜1上の膜厚が例えば600nmになるまでタングステンを堆積させる。これにより、図4(d)に示すように、開口部1b内にタングステンプラグ3bが形成され且つ開口部1a内にアライメント用タングステンプラグ3aが形成されると共に、シリコン酸化膜1上(ただし、タングステンプラグ3bおよびアライメント用タングステンプラグ3a上を含む。以下、シリコン酸化膜1上との記載については同じ)に膜厚600nmのタングステン膜3Aが形成される。
次に、シリコン酸化膜1上に形成されたタングステン膜3Aを、例えばCMP(Chemical and Mechanical Polishing)法やエッチバック法を用いて除去する(図5(a)参照)。ここで、CMP法を用いる場合、例えば、不織布を下地とし表面にポリウレタン発泡体が塗布された2層構造の研磨パッドと、過酸化水素水(H22)を酸化剤とし砥粒にコロイダルシリカ(平均粒子径0.1〜0.2μm)が使用されたスラリー(砥粒濃度5〜6wt%)とを用い、約2〜4分間研磨することで、タングステン膜3Aを除去することができる。この際の研磨レートは0.2〜0.3μm/分である。一方、エッチバック法を用いる場合、6フッ化硫黄(SF6)ガスと塩素(Cl2)ガスとの混合ガスをエッチングガスとして用いたRIE(Reactive Ion Etching)を利用する。この際、ガス流量をSF6/Cl2=7:3(sccm)とし、チャンバ内圧力を5(mTorr)とする。また、RFパワーは3段階に切り替えられる。第1段階ではRFパワーを40(W)とする。第2段階ではRFパワーを20(W)とする。第3段階ではRFパワーを5(W)とする。以上の条件下で、第1段階を10秒間行い、第2段階をEDP(End Point Detection)で約80秒間行い、第3段階を10秒間行うことでタングステン膜3Aを除去することができる。この際のエッチングレートは450nm/分である。
なお、以上のタングステン膜3Aの除去工程において、上述したように、開口部1b内に形成されたアライメント用タングステンプラグ3aの幅dがデバイスサイズsの1.25倍以下、好ましくは1.2倍より小さい値であるため、上記で例に挙げたタングステン膜3Aのエッチング条件に従来技術よりも広いマージンを持たせることができる。すなわち、アライメントマークの形成工程におけるプロセスマージンを広くすることができる。したがって、上記エッチング条件と多少異なる条件であっても、アライメント用タングステンプラグ3aの上部に溝が形成されることは無い。
以上のようにシリコン酸化膜1上のタングステン膜3Aを除去すると、次に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法やPVD(Physical Vapor Deposition)法やSOG(Spin On Grass)法などを用いて、シリコン酸化膜1上に、シリコン酸化膜4とシリコン窒化膜5とシリコン酸化膜6とを順次形成する(図5(b)参照)。なお、シリコン酸化膜4および6は、これらをそれぞれ挟むように形成された上層および下層との密着性を向上するための層として機能する。また、シリコン窒化膜5は、製造プロセスの後工程において上層から下層へ酸素原子(O)が拡散することを防止するためのバリア層として機能する。さらに、これらの膜厚は、それぞれ例えば200nm、150nm、100nmとすることができる。
なお、上述したように、アライメント用タングステンプラグ3aの上部には溝が形成されていないため、これの上に他の層(本説明ではシリコン酸化膜4)を形成したとしても、この層とアライメント用タングステンプラグ3aとの間に空隙が形成されることは無い。したがって、例えば後工程において酸素雰囲気中での加熱処理を要する場合でも、アライメント用タングステンプラグ3aが酸化されることで体積が増大することを回避でき、結果、アライメント用タングステンプラグ3a上の層(シリコン酸化膜4およびこれの上に形成されたシリコン窒化膜5やシリコン酸化膜6など)にクラックが生じることを防止できる。
また、以降の工程において、例えばシリコン酸化膜4とシリコン窒化膜5とシリコン酸化膜6とからなる多層膜上に所定パターンのレジストを形成する場合、上記工程において形成されたアライメントマーク3を例えばCCD(Charge Coupled Devices)カメラなどで読み取り、得られた画像データを認識処理することで、最適となる露光位置を特定する工程が行われる。また、多層膜上に所定パターンのレジストを形成する工程では、特定した最適となる露光位置を用いて露光装置の位置合わせが行われる。
〔作用効果〕
以上で説明したように、開口部2aの幅d、すなわちアライメントマーク3を形成するアライメント用タングステンプラグ3aの幅dをデバイスサイズsの1.25倍以下に設定することで、アライメントマーク形成時のタングステン膜3Aのエッチング条件が変動した場合でも、製造プロセスにおけるタングステン膜3Aのエッチング工程によりアライメント用タングステンプラグ3aの上部に溝が形成されることを防止でき、これにより、例えばアライメント用タングステンプラグ3a上に他の層を形成した場合でも、この他の層とアライメント用タングステンプラグ3aとの間に空隙が形成されることを回避することができる。結果、例えば後工程において酸素雰囲気中での加熱処理を要する場合でも、アライメント用タングステンプラグ3aが酸化されることで体積が増大することを回避でき、これにより、アライメント用タングステンプラグ3a上の他の層にクラックが生じることを防止できる。
ここで、アライメント用タングステンプラグ3aの幅dとクラック発生との関係を図面と共に説明する。図6は、本実施例で挙げた条件(d≦1.25s)を満足するアライメントマーク3a−1および3a−2が形成された半導体基板を酸素雰囲気中で800℃に30分間加熱した後の半導体基板の様子を写したイメージであり、図7は、本実施例で挙げた条件(d≦1.25s)を満足しないアライメントマーク103a−1および103a−2が形成された半導体基板を酸素雰囲気中で同じく800℃に30分間加熱した後の半導体基板の様子を写したイメージである。なお、図6および図7では、共にデバイスサイズsを0.64μmとしている。また、タングステン膜3Aの除去は上述の製造方法において記述したエッチバック法を利用し、その条件は上述したものを用いた。さらに、図6において、左側のアライメントマーク3a−1は幅dを0.6μm(デバイスサイズsの約0.94倍)とし、右側のアライメントマーク3a−2は幅dを0.8μm(デバイスサイズsの1.25倍)とした。さらにまた、図7において、左側のアライメントマーク103a−1は幅dを1.0μm(デバイスサイズsの約1.6倍)とし、右側のアライメントマーク103a−2は幅dを1.6μm(デバイスサイズsの2.5倍)とした。
図6と図7とを参照すると明らかなように、アライメント用タングステンプラグ3aの幅dがデバイスサイズsの1.25倍以下を満足している場合(図6の場合)、酸素雰囲気中における加熱処理後の半導体装置において、アライメント用タングステンプラグ3aの上層(シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5およびシリコン酸化膜6)にクラックが生じていない。すなわち、半導体装置が正常に作製されていることが分かる。これに対し、アライメント用タングステンプラグ3aの幅dがデバイスサイズsの1.25倍よりも大きい場合(図7の場合)、アライメント用タングステンプラグ3aの上層(シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5およびシリコン酸化膜6)にクラックが生じている。すなわち、半導体装置に欠陥が生じていることが分かる。
以上のように、アライメント用タングステンプラグ3aを、その幅dがデバイスサイズsの1.25倍以下となるように形成することで、酸素雰囲気中における加熱処理後においても欠陥が生じていない半導体装置を製造することが可能となる。
次に、本発明の実施例2について図面を用いて詳細に説明する。尚、以下の説明において、実施例1と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、特記しない構成に関しては実施例1と同様である。
本実施例では、アライメントマークを形成するために、図8に示すようなバウン(囲い)タイプのレジストパターン22を用いた場合を例に挙げる。なお、図8(a)はレジストパターン22の上視図を示し、図8(b)は(a)におけるIII−III’断面図を示す。
図8(a)および(b)に示すように、本実施例によるレジストパターン22は、外周の一辺がDoであり内周の一辺がDiである、すなわち幅d(=(Do−Di)/2)の溝が囲い状に形成された構成を有する開口部22aが、2次元的に数十個規則的に並んだ構成を有する。なお、図面中、横方向における開口部22aの周期をPxとし、縦方向における開口部22aの周期をPyとする。この開口部22aはレジストパターン22の表裏面を貫通している。
本実施例において、開口部22aの溝の幅(以下、本実施例において単に幅という)dは、実施例1と同様にデバイスサイズsとした場合、sの1.25倍以下に設定される。例えばデバイスサイズsを0.64μm(マイクロメートル)とした場合、開口部22aの幅dは0.8μm以下に設定される。また、例えばデバイスサイズsを0.4μmとした場合、開口部22aの幅dは0.48μ以下に設定される。また、半導体装置の製造におけるプロセスマージンをより向上させるために、開口部22aの幅dをデバイスサイズsの1.2倍より小さい値に設定することが好ましい。なお、幅dの下限は位置特定の際に照射するレーザ光の強度や製造プロセスにおける許容値などのファクタによって決定される。この幅dの下限は例えば0.4μmとすることができる。
また、開口部22aの長さLは例えば70μmとすることができ、開口部22a間の横方向の周期Pxは例えば20μmとすることができるが、本発明ではこれらの値に限定されず、レーザ装置の光の波長や強度、検出装置の解像度などに応じて種々変形することができる。また、開口部22a間の縦方向の周期Pyは特に限定されるものではなく、種々変形することができる。さらに、開口部22aの深さ、すなわちレジストパターン22の膜厚は、下層(図9におけるシリコン酸化膜1に相当)を効率的にエッチングすることが可能な膜厚であれば特に限定されることはない。
以上のようなレジストパターン22は、実施例1と同様に、例えば半導体素子が作り込まれた下地基板上に形成されたシリコン酸化膜1(図9参照)上に形成される。本実施例によるアライメントマーク23は、レジストパターン22をマスクとして層間絶縁膜であるシリコン酸化膜1をエッチングし、これによって形成された溝に例えばタングステン(W)などの金属を埋め込むことで、図9に示すように、シリコン酸化膜1内に形成される。なお、図9(a)はアライメントマーク23が形成されたシリコン酸化膜1の上視図を示し、図9(b)は(a)におけるIV−IV’断面図を示す。また、本実施例でも、実施例1と同様に、金属としてタングステンを例に挙げた場合を説明する。
したがって、アライメントマーク23は、図9に示すように、幅d、長さLの細長いメサ状のタングステンよりなるパターン(これをアライメント用タングステンプラグ23aとする)が、レジストパターン22における開口部22a(図8参照)と同様に複数配列された構成を有する。
次に、以上のようなアライメントマーク23を形成する工程を含む、本発明の実施例2による半導体装置の製造方法は、実施例1において説明した方法と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
以上のような工程を経ることで、本実施例によれば、実施例1と同様に、アライメント用タングステンプラグ23aの上部には溝が形成されていないため、これの上に他の層(例えばシリコン酸化膜4)を形成したとしても、この層とアライメント用タングステンプラグ23aとの間に空隙が形成されることは無い。したがって、例えば後工程において酸素雰囲気中での加熱処理を要する場合でも、アライメント用タングステンプラグ23aが酸化されることで体積が増大することを回避でき、結果、アライメント用タングステンプラグ23a上の層(シリコン酸化膜4およびこれの上に形成されたシリコン窒化膜5やシリコン酸化膜6など)にクラックが生じることを防止できる。
また、以降の工程において、例えばシリコン酸化膜4とシリコン窒化膜5とシリコン酸化膜6とからなる多層膜上に所定パターンのレジストを形成する場合、上記工程において形成されたアライメントマーク23にレーザ光を照射し、これの回折光を検出することで、最適となる露光位置を特定する工程が行われる。例えばアライメント用タングステンプラグ23aの外周を一辺それぞれ4.7μmとし、その幅dを0.7μmとした場合、波長632.8nmのレーザ光を例えばHe−Neレーザ装置を用いてアライメントマーク23へ照射すると、これによる回折光の強度を図10に示すようなスペクトルとして検出することができる。なお、図10において、縦軸は照射したレーザ光の強度に対する回折光の強度(%)であり、横軸は回折光の検出装置における光軸からの距離(μm)である。
多層膜上に所定パターンのレジストを形成する工程では、以上のように特定した結果を用いて、最適となる露光位置を特定し、これに基づいて露光装置の位置合わせを行う。
〔作用効果〕
以上で説明したように、開口部22aの幅d、すなわちアライメントマーク23を形成するアライメント用タングステンプラグ23aの幅dをデバイスサイズsの1.25倍以下に設定することで、アライメントマーク形成時のタングステン膜3Aのエッチング条件が変動した場合でも、製造プロセスにおけるタングステン膜(実施例1におけるタングステン膜3Aと同等)のエッチング工程によりアライメント用タングステンプラグ23aの上部に溝が形成されることを防止でき、これにより、例えばアライメント用タングステンプラグ23a上に他の層を形成した場合でも、この他の層とアライメント用タングステンプラグ23aとの間に空隙が形成されることを回避することができる。結果、例えば後工程において酸素雰囲気中での加熱処理を要する場合でも、アライメント用タングステンプラグ23aが酸化されることで体積が増大することを回避でき、これにより、アライメント用タングステンプラグ23a上の他の層にクラックが生じることを防止できる。
ここで、アライメント用タングステンプラグ23aの幅dとクラック発生との関係を図面と共に説明する。図11は、本実施例で挙げた条件(d≦1.25s)を満足しないアライメントマーク123a−1(図面中左)と、本実施例で挙げた条件(d≦1.25s)を満足するアライメントマーク23a−1(図面中右)とが形成された半導体基板を酸素雰囲気中で800℃に30分間加熱した後の半導体基板の様子を写したイメージであり、図12は、本実施例で挙げた条件(d≦1.25s)を満足するアライメントマーク23a−2が形成された半導体基板を酸素雰囲気中で同じく800℃に30分間加熱した後の半導体基板の様子を写したイメージである。なお、図11および図12では、共にデバイスサイズsを0.64μmとしている。また、タングステン膜3Aの除去は上述の製造方法において記述したエッチバック法を利用し、その条件は上述したものを用いた。さらに、図11において、左側のアライメントマーク123a−1は幅dを1.0μm(デバイスサイズsの約1.6倍)とし、外周の一辺を5.0μmとした正方形状をなしており、20μmの周期Pxで配列されている。一方、図11において、右側のアライメントマーク23a−1は幅dを0.6μm(デバイスサイズsの約0.94倍)とし、外周の一辺を4.6μmとした正方形状をなしており、20μmの周期Pxで配列されている。さらにまた、図12において、アライメントマーク23a−2は幅dを0.7μm(デバイスサイズsの約1.09倍)とし、外周の縦を4.7μm、横を3.7μmとした長方形状をなしており、アライメントマーク用タングステンプラグ23aの周期Pxを図面中上からそれぞれ26μm(すなわちPx=26μm)、20μm(すなわちPx=20μm)として配列されている。
図11と図12とを参照すると明らかなように、アライメント用タングステンプラグ23aの幅dがデバイスサイズsの1.25倍以下を満足している場合(図11の右側および図12の場合)、酸素雰囲気中における加熱処理後の半導体装置において、アライメント用タングステンプラグ23aの上層(シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5およびシリコン酸化膜6)にクラックが生じていない。すなわち、半導体装置が正常に作製されていることが分かる。これに対し、アライメント用タングステンプラグ23aの幅dがデバイスサイズsの1.25倍よりも大きい場合(図11の左側の場合)、アライメント用タングステンプラグ23aの上層(シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜5およびシリコン酸化膜6)にクラックが生じている。すなわち、半導体装置に欠陥が生じていることが分かる。
以上のように、アライメント用タングステンプラグ3aを、その幅dがデバイスサイズsの1.25倍以下となるように形成することで、酸素雰囲気中における加熱処理後においても欠陥が生じていない半導体装置を製造することが可能となる。
また、上記実施例1または実施例2は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
従来技術によるアライメントマークによって発生する不具合を説明するための図である。 (a)は本発明の実施例1によるアライメントマーク3を形成する際に使用するレジストパターン2の構成を示す上視図であり、(b)は(a)のI−I’断面図である。 (a)は本発明の実施例1によるアライメントマーク3の構成を示す上視図であり、(b)は(a)のII−II’断面図である。 本発明の実施例1による半導体装置の製造方法におけるアライメントマーク3の形成方法を説明するための図である(1)。 本発明の実施例1による半導体装置の製造方法におけるアライメントマーク3の形成方法を説明するための図である(2)。 本発明の実施例1による条件(d≦1.25s)を満足するアライメントマーク3a−1および3a−2を有する半導体基板の様子を写したイメージである。 本発明の実施例1による条件(d≦1.25s)を満足しないアライメントマーク103a−1および103a−2を有する半導体基板の様子を写したイメージである。 (a)は本発明の実施例2によるアライメントマーク23を形成する際に使用するレジストパターン22の構成を示す上視図であり、(b)は(a)のIII−III’断面図である。 (a)は本発明の実施例2によるアライメントマーク23の構成を示す上視図であり、(b)は(a)のIV−IV’断面図である。 本発明の実施例2によるアライメントマーク23にレーザ光を照射した際に検出されたレーザ光の回折光の強度スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例2による条件(d≦1.25s)を満足しないアライメントマーク123a−1および上記条件を満足するアライメントマーク23a−1を有する半導体基板の様子を写したイメージである。 本発明の実施例2による条件(d≦1.25s)を満足するアライメントマーク23a−2を有する半導体基板の様子を写したイメージである。
符号の説明
1、4、6 シリコン酸化膜
1a、1b、2a、2b 開口部
2、22 レジストパターン
3、3a−1、3a−2、23a、23a−1、23a−2 アライメントマーク
3A タングステン膜
3a、23a アライメント用タングステンプラグ
3b タングステンプラグ
5 シリコン窒化膜
100 下地基板

Claims (4)

  1. 導体素子と該半導体素子を埋没させるように形成された層間絶縁膜とを有する下地基板を準備する工程と、
    前記半導体素子と電気的に接続されるコンタクトの第1の幅に対して1.25倍以下の第2の幅を有する第1開口部を1つ以上含むレジストパターンを前記層間絶縁膜上に形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとしてエッチングすることで前記層間絶縁膜に前記第2の幅を有する第2開口部を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去する工程と、
    前記第2開口部が形成された前記層間絶縁膜上に金属を堆積させることで前記第2開口部内を前記金属で埋めると共に前記第2開口部を有する前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜を除去することで前記第2開口部内に金属を残す工程と
    前記金属膜が除去された前記層間絶縁膜上に第1シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記第1シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記シリコン窒化膜上に第2シリコン酸化膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1開口部は前記第2の幅を有するスリット状のパターンまたは前記第2の幅を有する溝が囲い状に形成されたパターンであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記金属はタングステンであることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の形成方法。
  4. 前記レジストパターンは、前記コンタクトを形成するための前記第1の幅を有する第3開口部をさらに1つ以上含み、
    前記レジストパターンをマスクとして前記層間絶縁膜に前記第2の幅を有する前記第2開口部を形成する工程はさらに、前記第3開口部に基づいて前記第1の幅を有する第4開口部を前記層間絶縁膜に形成し、
    前記層間絶縁膜上に金属を堆積させることで前記第2開口部内を前記金属で埋めると共に前記第2開口部を有する前記層間絶縁膜上に前記金属膜を形成する工程はさらに、前記第4開口部内を前記金属で埋め、
    前記金属膜を除去する工程は、前記金属膜を除去することで前記第2および第4開口部内に前記金属を残すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の形成方法。
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