JP4666631B2 - 車両の操舵制御装置及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、道路上の走行車線を認識し、該走行車線に沿って車両が走行するように車両の操舵制御を行う車両の操舵制御装置及び該操舵制御を行う車両に関する。
従来より、車両前方の道路を撮影する車載カメラにより得られる画像データから、道路上の走行区分線(白線)を認識し、車両を該走行区分線により区画される走行車線に沿って走行させるように、電動パワーステアリング用モータ(EPSモータ)により操舵機構を駆動して車両の進行方向を制御する操舵アシスト処理を実行する操舵制御装置が知られている。
そして、運転者によるステアリングホイールの操作によって入力される操舵トルクの検出レベルから運転者の運転意思の低下度合を検出し、該低下度合が閾値以下となった状態が一定時間以上継続したときに報知を行って運転者に注意を喚起し、該報知によっても運転者の運転意思が回復しなかったときには、操舵アシスト処理を中断するようにした車両の操舵制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−154960号公報
本願発明者らは、上述したように、運転者の運転意思が低下した状態が一定時間以上経過したときに、報知や操舵アシスト処理の禁止を行った場合、車両の走行状況によっては、不必要なタイミングで報知や操舵アシスト処理の禁止がなされたり、報知や操舵アシスト処理を禁止するタイミングが遅れたりする場合が生じ得ることを知見した。
そこで、本発明は、運転者の運転意思の低下が認識されたときに、車両の走行状況に応じた適切なタイミングで、報知や操舵アシスト処理の禁止を行うことができる車両の操舵制御装置及び車両を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、報知手段と、前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置の改良に関する。
また、本発明は、走行車線を認識する走行車線認識手段と、操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、報知手段と、前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の改良に関する。
そして、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第1の態様は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、走行車線の道路状況を認識する道路状況認識手段と、前記車速検出手段により検出された走行速度に基づく第1の判定時間と、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の道路状況に基づく第2の判定時間とのうちの短い方を、前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項1、請求項8に対応)。
かかる本発明によれば、前記判定時間決定手段により車両の走行速度に基づいて前記判定時間を決定することによって、例えば走行速度が高いときは前記判定時間を短くして速やかに前記運転意思低下対処手段による報知や前記操舵アシスト処理の禁止を行い、また、走行速度が低いときには前記判定時間を長くして前記運転意思低下対処手段による不必要な報知や前記操舵アシスト処理の禁止がなされることを抑制する等、車両の走行状態に応じた適切なタイミングで、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止を行うことができる。
また、本発明によれば、前記判定時間決定手段により、車両の走行速度と走行車線の道路状況とに基づいて前記判定時間を決定することによって、車両の走行状況を更に詳細に把握して前記判定時間を決定することができるため、より適切なタイミングで前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止を行うことができる。
さらに、本発明によれば、車両の走行速度に基づく前記第1の判定時間と走行車線の道路状況に基づく前記第2の判定時間とを比較して、短い方の時間を前記判定時間とすることにより、走行速度と道路状況という2つの判断要素について、より緊急性の高い状況となった判断要素に対応したタイミングで、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止を行うことができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第2の態様は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の下限速度以下であるときは、予め設定された第1の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項2、請求項9に対応)。
かかる本発明によれば、車両の走行速度が高くなるほど、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件を厳しくして、高速走行時の運転者の運転意思の低下に速やかに対応することができる。また、車両の走行速度が低くなるほど、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件を緩やかにして、運転者の運転意思が緩慢になりがちな低速走行時に、運転者の意に反して該報知と前記操舵アシスト処理の禁止が実行されることを抑制することができる。
さらに、本発明によれば、車両の走行速度が前記下限速度以下であるときに、前記第1の下限時間を前記判定時間とすることによって、低速走行時に、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件が極端に緩和されて、運転者の運転意思が低下しているに拘らず前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止が行われない状況となることを回避することができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第3の態様は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の上限速度以上であるときは、予め設定された第1の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項3、請求項10に対応)。
かかる本発明によれば、車両の走行速度が前記上限速度以上であるときに、前記第1の下限時間を前記判定時間とすることによって、高速走行時に、運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件が極端に厳しくなり、僅かな運転意思の低下に対して前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止が頻繁に行われる状況となって、運転者に煩わしさ感じさせることを回避することができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第4の態様は、走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の下限レベル以下であるときは、予め設定された第2の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項4、請求項11に対応)。
かかる本発明によれば、走行車線の曲がり度合が大きいほど、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件を厳しくして、急な曲線道路を走行している際の運転者の運転意思の低下に速やかに対応することができる。また、走行車線の曲がり度合が小さいほど、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件を緩やかにして、運転者の運転意思が緩慢になりがちな直線道路の走行時に、運転者の意に反して該報知と前記操舵アシスト処理の禁止が実行されることを抑制することができる。
さらに、本発明によれば、走行車線の曲がり度合が前記下限レベル以下であるときに、前記第2の下限時間を前記判定時間とすることで、走行車線の曲がり度合が小さく直線に近いような場合に、前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件が極端に緩和されて、運転者の運転意思が低下しているのも拘らず前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止が行われない状況となることを回避することができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第5の態様は、走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の上限レベル以上であるときは、予め設定された第2の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項5、請求項12に対応)。
かかる本発明によれば、走行車線の曲がり度合が前記上限レベル以上であるときに、前記第2の下限時間を前記判定時間とすることで、走行車線の曲がり度合が極端に大きくなったときに、運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止の実行条件が極端に厳しくなり、僅かな運転意思の低下に対して前記運転意思低下対処手段による報知と前記操舵アシスト処理の禁止が頻繁に行われる状況となって、運転者に煩わしさを感じさせることを回避することができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第6の態様は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、車両から所定距離離れた前方の道路状況を認識する道路状況認識手段と、前記道路状況の認識時点から該道路状況に対処するための操作を運転者が開始する必要がある時点までの経過時間を、該道路状況及び該所定距離と前記車速検出手段により検出された走行速度とに基づいて推定し、該経過時間から前記運転意思低下対処手段による報知がなされてから該報知に応じて運転者が該操作を開始するまでの想定時間を減じて、前記判定時間を決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項6、請求項13に対応)。
かかる本発明によれば、前記判定時間決定手段により、前方の道路状況の認識時点から運転者が該道路状況に対応するための操作を開始する必要がある時点までの経過時間から、前記運転意思低下対処手段による報知がなされてから運転者が該操作を開始するまでの想定時間を減じて、前記判定時間を決定することによって、前記運転意思低下対処手段による報知のタイミングに遅れが生じることを防止することができる。
次に、本発明の車両の操舵制御装置及び車両の第7の態様は、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記報知手段による報知がなされてから前記運転意思検出手段による運転意思の低下度合が前記閾値未満となるまでの時間である、運転意思回復時間の過去のデータを記憶する運転意思回復時間記憶手段と、前記車速検出手段により検出された走行速度に基づいて、前記判定時間を決定し、前記運転意思回復時間記憶手段に記憶された運転意思回復時間のデータに応じて、前記判定時間を補正する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする(請求項7、請求項14に対応)。
かかる本発明によれば、前記運転意思回復時間記憶手段に記憶された過去の運転意思回復時間のデータに基づいて、報知に対する運転者の反応状況を認識することができる。そのため、例えば、運転意思回復時間が長く報知に対する運転者の反応が鈍くなっていると推認できるときには、前記判定時間を短くする補正を行うことによって、運転者の運転意思の低下に対する前記運転意思低下対処手段の処理をより速やかに実行することができる。
本発明の実施の形態の一例について、図1〜図9を参照して説明する。図1は本発明の車両の操舵制御装置の全体構成図、図2は曲率1/Rの走行車線の中心線Ycに対する車両の位置偏差Yd及び車両の角度偏差Ahを示した説明図、図3は図1に示したLKAS(Lane Keeping Assistance System)制御装置の構成図、図4は走行速度に基づく第1の判定時間を決定するためのマップ及び走行車線の曲率に基づく第2の判定時間を決定するためのマップの説明図、図5はLKAS制御装置の作動フローチャート、図6は運転意思低下対処手段による警報と操舵アシスト処理の禁止が行われるタイミングを示した説明図、図7は前方の道路状況に対応した判定時間の設定方法の説明図、図8〜図9は操舵アシスト処理の開始及び停止の処理のフローチャートである。
図1を参照して、車両の制御装置1の制御対象である手動操舵力発生機構16(本発明の操舵機構に相当する)において、ステアリングホイール11に一体に設けられたステアリング軸12は、ユニバーサルジョイント13a,13bを有する連結軸13を介して、ステアリングギアボックス14内に設けられたラック&ピニオン機構15のピニオン15aに連結されている。
ピニオン15aはラック軸17のラックギヤ17aに噛み合っており、ステアリングホイール11の回転移動は、ピニオン15aを介してラック軸17の往復移動に変換され、ラック軸17の両端にタイロッド18a,18bを介してそれぞれ連結された操舵輪19a,19bを転舵させる。
ラック軸17と同軸にモータ20(本発明のアクチュエータに相当する)が配設されており、モータ20の回転出力はラック軸17にほぼ平行に設けられたボールねじ機構21を介して軸方向の推力に変換される。すなわち、モータ20の出力軸には駆動側ヘリカルギア20aが装着され、該駆動側ヘリカルギア20aはボールねじ機構21のねじ軸21aの軸端に一体に設けられたヘリカルギア21bと噛み合っている。
ステアリングボックス14内には、ピニオン15aに作用する操舵トルクQd、すなわち運転者の手動操作によりステアリングホイール11から入力される操舵トルクQdを検出するトルクセンサ22が設けられている。トルクセンサ22による操舵トルクQdの検出信号は、LKAS(Lane Keeping Assistance System)制御装置2及びEPS(Electronic Power Steering)制御装置3に入力されている。
LKAS制御装置2は、車両の進行方向の道路の車線に沿って車両を走行させるために必要となるモータ20の出力トルクのアシスト量を、種々の条件下で算出する。そして、このアシスト量をモータ20に出力させるためのトルク指令として、操舵アシストトルクQsをEPS制御装置3に出力する。
LKAS制御装置2には、トルクセンサ22による操舵トルクQdの検出信号の他に、後述する画像処理装置31から出力される走行区分線の情報と、車両重心の鉛直(重力)軸周りのヨーレート(回転角速度)を検出するヨーレートセンサ32の検出信号と、ステアリング軸12に設けられたロータリーエンコーダ等により運転者の操作による操舵角度の方向と大きさを検出する舵角センサ33の検出信号と、車輪の回転速度を検出する車速センサ34(本発明の車速検出手段に相当する)の検出信号が入力される。
また、LKAS制御装置2には、ターンシグナルSW40から出力されるターンシグナルのON/OFF信号、ブレーキSW41から出力されるブレーキのON/OFF信号、ワイパーSW42から出力されるワイパーのON/OFF信号、及びメインSW43から出力されるLKAS制御装置2の作動/停止を指示する信号が入力される。
さらに、LKAS制御装置2には、車両に搭載されたGPS装置37により認識される走行車線の地図情報データと、通信装置38により受信されるVICS(Vehicle Information and Communication System)等による渋滞や工事規制等の道路情報データが入力される。
そして、LKAS制御装置2は、例えばターンシグナルSW40からターンシグナルのON信号が入力されている場合、ブレーキSW41からブレーキON信号が入力されている場合、ワイパーSW42からワイパーON信号が入力されている場合、メインSW43からLKAS制御装置2の停止を指示する信号が入力されている場合、LKAS制御装置2による走行区分線の認識が不能である場合、及びトルクセンサ22の出力から運転者の運転意思の低下が認識されたときに、EPS制御装置3に対するアシストトルクQsの出力を停止するように設定されている。
さらに、LKAS制御装置2には、例えば警報音や音声メッセージ等を出力するスピーカや警報表示を行うディスプレイ等を有する警報装置44(本発明の報知手段に相当する)が接続され、車両が走行車線から逸脱した場合等に警報を出力するように設定されている。なお、図1に示した構成を備えた車両が、本発明の車両に相当する。
次に、EPS制御装置3は、車両の走行状態に応じた操舵トルクQdのアシスト量をモータ20に出力するためのモータ駆動電流を出力する。そのため、EPS制御装置3には、LKAS制御装置2から出力される操舵アシストトルクQs及びトルクセンサ22による操舵トルクQdの検出信号に加えて、モータ20の通電電流を検出するモータ電流センサ35の検出信号(モータ電流)IMと、モータ20の通電電圧を検出するモータ電圧センサ36の検出信号(モータ電圧)VMとが入力されている。
また、画像処理装置31は、車両に設けられたカメラ30により撮像される車両前方の画像データを入力する。そして、該画像データに基づいて走行車線を区分する走行車線区分線(白線)を認識する。このとき、画像処理装置31は、図2に示したように、走行車線の適宜の位置における走行車線の中心線Ycの旋回半径Rを算出する。
さらに、画像処理装置31は、車両5の現在位置を原点とし、車両5の進行方向をX軸とし、X軸に直行する方向(車両の幅方向)をY軸とする相対座標系を設定し、Y軸上における車両5の現在位置から走行車線の中心線Ycまでの距離(横ずれ量)Ydを、位置偏差として算出する。また、走行車線の中心線YcとY軸との交点位置における中心線Ycの接線aとのなす角(車両偏向角)Ahを角度偏差として算出する。なお、カメラ30と画像処理装置31とにより、本発明の走行車線認識手段が構成される。
次に、図3を参照して、LKAS制御装置2は、車両5が走行車線に沿って走行するように、横ずれ量Ydと車両偏向角Ahを減少させる操舵アシストトルクQsを算出してESP制御装置3に出力する「操舵アシスト処理」を実行する操舵アシスト手段54、画像処理装置31とGPS装置37と通信装置38から出力されるデータに基づいて走行車線の道路状況を認識する道路状況認識手段50、運転者の運転意思を検出する運転意思低下検出手段53、運転者の運転意思の低下を判断するための判定時間を決定する判定時間決定手段51、及び運転者の運転意思の低下度合が閾値以上となった状態が該判定時間以上継続したときに、警報と「操作アシスト処理」の禁止を行う運転意思低下対処手段53を備えている。
さらに、LKAS制御装置2は、運転者の運転意思の低下を判断するための判定時間を決定する際に使用される判定時間マップのデータ60、運転意思低下対処手段53による警報がなされてから運転意思の回復が認識されるまでに要した時間である運転意思回復時間の過去のデータ61等が記憶されたメモリ55を備えている。
次に、LKAS制御装置2は、操舵アシスト手段54による「操舵アシスト処理」を実行しているときに、図4にフローチャートを繰り返し実行し、運転者の運転意思の低下が認識されたときに警報を行って「操舵アシスト処理」を禁止する処理を実行する。以下、図4に示したフローチャートに従って、該処理の実行手順について説明する。
STEP1〜STEP3及びSTEP20は、運転意思検出手段52による処理であり、運転意思検出手段52は、STEP1で、トルクセンサ22により検出された操舵トルクQdから運転者によるステアリングホイール11の操作状態を認識して、運転意思の低下度合Dwを検出する。この場合、操舵トルクQdが小さいほど、運転意思の低下度合Dwが大きくなる。
そして、続くSTEP2で運転意思の低下度合Dwが予め設定された閾値Dw_th以上であるときは、STEP20に分岐して計時カウンタ(図示しない)のカウント時間TcntにΔtを加算する(Tcnt←Tcnt+Δt)。なお、Δtは、図4のフローチャートの1サイクルの実行時間に相当する。一方、運転意思の低下度合Dwが閾値Dw_thよりも小さいときには、STEP3に進んで、運転意思検出手段52は計時カウンタのカウント時間Tcntをクリアする(Tcnt←0)。
続くSTEP4〜STEP7及びSTEP30は、判定時間決定手段51による処理である。STEP4で、判定時間決定手段51は図5(a)に示したマップに従って、車速センサ34で検出された車両の走行速度Vsに応じた第1の判定時間Tvを決定する。図5(a)は、縦軸を第1の判定時間Tvに設定し、横軸を走行速度Vsに設定した、Tv−Vsの相間マップである。
図5(a)のマップにおいては、走行速度VsがVs1(本発明の下限速度に相当する)よりも高くVs2(本発明の上限速度に相当する)よりも低い範囲(Vs1<Vs<Vs2)では、走行速度Vsが高いほど第1の判定時間Tvが短くなるように設定されている。また、走行速度VsがVs1以下であるときは第1の判定時間Tvが第1の上限時間T11に設定され、走行速度VsがVs2以上であるときは第1の判定時間Tvが第1の下限時間T10に設定されている。
図5(a)のマップを用いることにより、走行速度VsがVs1以下である低速走行時に第1の判定時間Tvが長くなり過ぎることを回避すると共に、走行速度VsがVs2以上である高速走行時に第1の判定時間Tvが短くなり過ぎることを回避することができる。また、走行速度VsがVs1からVs2である範囲においては、走行速度Vsが高くなるほど第1の判定時間Tvを短く設定することにより、高速走行時における運転者の運転意思の低下に速やかに対処することができる。
また、次のSTEP5で、判定時間決定手段51は、図5(b)に示したマップに従って、道路状況認識手段50により認識された走行車線の曲率Cr(=1/R、本発明の走行車線の曲がり度合に相当する)に応じた第2の判定時間Trを決定する。図5(b)は、縦軸を第2の判定時間Trに設定し、横軸を走行車線の曲率Crに設定した、Tr−Crの相間マップである。
なお、走行車線の曲率Crは、ヨーレートセンサ32により検出される車両5のヨーレートと車速センサ34により検出される車両5の速度Vsとから認識することができる。或いは、画像処理装置31により検出された走行車線の旋回半径Rから算出してもよく、GPS装置37により取得される走行車線の地図情報から認識してもよい。
図5(b)のマップにおいては、曲率CrがCr1(本発明の曲がり度合の下限レベルに相当する)よりも大きくCr2(本発明の曲がり度合の上限レベルに相当する)よりも小さい範囲(Cr1<Cr<Cr2)では、曲率Crが大きいほど第2の判定時間Trが短くなるように設定されている。また、曲率CrがCr1以下であるときは第2の判定時間Trが第2の上限時間T21に設定され、曲率CrがCr2以上であるときは第2の判定時間Trが第2の下限時間T20に設定されている。
図5(b)のマップを用いることにより、曲率CrがCr1以下である直線に近いような道路を走行する際に第2の判定時間Trが長くなり過ぎることを回避すると共に、曲率CrがCr2以上である急な曲線道路を走行する際に第2の判定時間Trが短くなり過ぎることを回避することができる。また、曲率CrがCr1からCr2である範囲においては、曲率Crが大きくなるほど第2の判定時間Trを短く設定することにより、急な曲線道路を走行中の運転者の運転意思の低下に速やかに対処することができる。
次のSTEP6で、判定時間決定手段51は、走行速度Vsに基づく第1の判定時間Tvと曲率Crに基づく第2の判定時間Trとを比較する。そして、第1の判定時間Tvが第2の判定時間Trよりも長いときはSTEP30に分岐して、第2の判定時間Trを運転意思の低下を判断するための判定時間Tjとする。一方、第1の判定時間Tvが第2の判定時間Tr以下であるときにはSTEP7に進み、判定時間決定手段51は、第1の判定時間Tvを運転意思の低下を判断するための判定時間Tjとする。
このように、第1の判定時間Tvと第2の判定時間Trを比較して、短い方を運転意思の低下を判断するための判定時間Tjとすることにより、車両の走行状況が反映される走行速度Vsと曲率Crという2つの判断要素のうち、より緊急性の高い状況となったことを示す判断要素に応じた判定時間Tjを決定することができる。
続くSTEP8とSTEP40及びSTEP41は、運転意思低下対処手段53による処理である。運転意思低下対処手段53は、STEP8で計時カウンタのカウント時間Tcntが判定時間Tj以上(Tj≦Tcnt)となったか否かを判断する。
そして、計時カウンタのカウント値Tcntが判定時間Tj以上(Tj≦Tcnt)となったとき、すなわち、運転意思の低下度合Dwが閾値Dw_th以上である状態が判定時間Tj以上継続し、運転者が運転意思を喪失していると推認し得る状況となったときにSTEP40に分岐する。そして、運転意思低下対処手段53は、STEP40で警報装置44による警報(本発明の報知に相当する)を行い、STEP41で操作アシスト手段54による「操舵アシスト処理」を禁止する。
これにより、運転意思低下対処手段53は、運転者の運転意思の回復を促すと共に、運転者が運転意思を喪失している状態で、「操舵アシスト処理」の実行が継続されることを防止している。
図6は、図4に示したフローチャートを実行したときの計時カウンタのカウント時間Tcntと判定時間Tjの推移を時系列的に示した説明図であり、縦軸が計時カウンタのカウント時間Tcnt及び判定時間Tjに設定され、横軸が経過時間tに設定されている。
図中、判定時間Tjは、図4のフローチャートが実行される毎に、判定時間決定手段51によるSTEP6〜STEP7及びSTEP30の処理によって、走行速度に基づく第1の判定時間Tvと走行車線の曲率Crに基づく第2の判定時間Trとのうちの短い方の時間に随時変更される。また、図中t10は図4のSTEP2で運転意思低下度合Dwが閾値以上となり、STEP20に分岐して計時カウンタによる計時が開始された時点を示している。
そして、t10から計時カウンタのカウント時間Tcntが増加し、Tcntが判定時間Tj以上となったt12で、運転意思低下対処手段53により警報が行われると共に「操作アシスト処理」が禁止される。
なお、本実施の形態においては、判定時間決定手段51により、車速センサ34により検出される車両の走行速度Vsと道路状況認識手段50により認識された走行車線の曲率Crとに基づいて、判定時間Tjを決定したが、走行速度Vsのみ或いは曲率Crのみに基づいて判定時間Tjを決定する場合にも、本発明の効果を得ることができる。
また、道路状況認識手段50により認識される走行車線の曲率Cr以外の道路状況(車線規制、工事規制等)に基づいて、運転意思の低下を判断するための判定時間Tjを設定するようにしてもよい。
また、判定時間決定手段51により、車速センサ34により検出される車両の走行速度Vsで一定距離を走行するのに要する時間を、運転意思の低下を判断するための判定時間Tjとして決定してもよい。
また、本実施の形態においては、図5(a)を用いて走行速度Vsに基づく第1の判定時間Tvを決定し、図5(b)に示したマップを用いて走行車線の曲率Crに基づく第2の判定時間Trを決定して、短い方の時間を運転意思の低下を判断するための判定時間Tjとしたが、他の形態のマップを用いてもよく、或いはマップを用いずに相関式を用いる等の他の方法により判定時間Tjを設定するようにしてもよい。
図7(a)は、運転意思の低下を判断するための判定時間Tjを決定するための他の方法を例示した説明図であり、図中P10は、走行車線Uにおける車両5から距離L(本発明の所定距離に相当する)だけ離れた前方の位置を示している。また、P11は、車両5が走行速度Vsで走行しているときに、P10における道路状況に対処するための操作(ブレーキ操作、ハンドル操作等)を開始する必要がある位置を示し、P12は、警報装置44により運転者に対する警報を行ってから、使用者が該操作を開始するまでの反応時間が経過するまでに車両5が走行する距離LbだけP11から車両5側にある位置を示している。
なお、道路状況認識手段50は、画像処理装置31による検出される走行車線Uの位置、GPS装置37により取得される走行車線Uの地図情報、通信装置38により所得されるVICS等による交通情報によって、前方のP10における道路状況を認識する。
判定時間決定手段51は、P10までの距離LaとP10における道路状況(走行車線の曲率Cr、車線規制、工事規制等)と走行速度Vsとに基づいて、P10における道路状況に対処するための操作(ブレーキ操作、ハンドル操作等)を開始する必要がある時点t22(車両5がP22に到達する時点)を算出する。そして、現時点t20〜t22までの時間から、警報に応じて運転者が該操作を開始するまでの想定時間(警報に対する運転者の反応時間)Tbを減じて判定時間Tjを決定する。
このようにして判定時間Tjを決定することにより、運転意思の低下した状態で車両5がP12に到達した時点で、確実に運転者に対する警報がなされるため、P10における道路状況に対応するための操作の遅れが生じないタイミングで運転者の運転意思の回復を促すことができる。
また、メモリ55に記憶された運転意思回復時間のデータ61を用いて、判定時間Tjを補正する処理を行ってもよい。例えば、直近の運転意思回復時間が長いとき(警報を行ってから運転者が運転意思を回復するまでの時間が長いとき)には、運転者の注意力や反応時間が低下していると想定することができるため、判定時間Tjを短くする補正を行って、警報を早めに行うことが有効である。
次に、図8〜図9に示したフローチャートに従って、操舵アシスト手段54による「操舵アシスト処理」の開始と停止の処理について説明する。
操舵アシスト手段54は、STEP50で、運転者によるメインスイッチ43(本発明の運転者の操作により操舵アシスト処理の開始を指示するための操舵アシスト開始スイッチに相当する)の操作により「操舵アシスト処理」の開始が指示されたときに、STEP51に進んで「操舵アシスト処理」を開始する。
そして、次のSTEP52で「操舵アシスト処理」の停止条件が成立したときに、STEP53に進んで、操舵アシスト手段54は「操舵アシスト処理」の実行を停止する。ここで、「操舵アシスト処理」の停止条件としては、(a)ブレーキSW41(本発明のブレーキ操作検出手段に相当する)からLKAS制御装置2にブレーキON信号が入力されているとき、(b)ターンシグナルSW40からLKAS制御装置2にターンシグナルON信号が入力されているとき、(c)ワイパーSW42からLKAS制御装置2にワイパーON信号が入力されているとき、(d)LKAS制御装置2による走行区分線の認識が不能であるとき、(e)運転意思の低下度合Dwが閾値Dw_th以下に低下した状態が判定時間Tj以上継続しているとき、(f)メインSW43からLKAS制御装置2に「操舵アシスト処理」の停止を指示する信号が入力されたとき、という6個の条件が設定されている。
そして、続くSTEP54で、STEP52で成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が上記(a)のブレーキSW41のON信号であったときはSTEP55に進み、それ以外の停止条件による場合にはSTEP60に分岐する。STEP60で、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が上記(b)のターンシグナルSWのON信号又は上記(c)のワイパーSWのON信号であったときはSTEP61に進み、それ以外の停止条件であったときには図9のSTEP70に進む。
また、STEP70で、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が上記(d)のLKAS装置2による走行区分線の認識不能であったときはSTEP71に進み、それ以外の停止条件であったときにはSTEP80に進む。STEP80で、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が上記(e)の運転意思の低下によるものであったときはSTEP81に進み、それ以外の停止条件(上記(f)のメインSW43の操作によるものとなる)であったときには図8のSTEP50に分岐する。
そして、STEP54で成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が上記(a)のブレーキSW41のON信号であったときはSTEP55に進み、操舵アシスト手段54は、ブレーキSW41からLKAS制御装置2へのブレーキON信号の入力の有無を確認して、運転者によるブレーキ操作が終了するのを待つ。
STEP55で、ブレーキSW41からLKAS制御装置2にブレーキON信号が入力されなくなったとき(運転者によるブレーキ操作が終了したとき)に、STEP56に進んで、操舵アシスト手段54はTwを設定時間とするタイマをスタートさせ、次のSTEP57で該タイマがタイムアップしたときにSTEP51に進んで、「操舵アシスト処理」を開始(再開)する。これにより、運転者のメインスイッチ43の操作によることなく「操舵アシスト処理」が再開されるため、運転者の利便性が良い。
なお、タイマの設定時間Twは、一定時間でもよく、或いは車両の走行速度や加速度に応じて可変して設定するようにしてもよい。この場合、車両の走行速度が高いほど、運転者がブレーキ操作を伴って行う措置(例えば、減速して道路上の障害物を避ける等)に要する時間が長くなると想定されるため、走行速度が高いほど設定時間Twが長くなるように可変して設定してもよい。
なお、この場合、Twは本発明の所定時間に相当し、STEP53で「操舵アシスト処理」が停止した後、STEP55でブレーキSW41からLKAS制御装置2にブレーキON信号が入力されなくなってSTEP56でTwタイマがスタートし、STEP57でTwが経過したことが本発明の停止解除条件に相当する。
また、時間の経過ではなく、ブレーキSW41のON信号が入力された後の操舵トルクQdの変化や、ブレーキペダル(図示しない)の踏力の変化、アクセルペダル(図示しない)の操作量の変化等の他の要素により、「操舵アシスト処理」を再開する条件(本発明の停止解除条件に相当する)を設定してもよい。
次に、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が、上記(b)のターンシグナルON信号の入力又は上記(c)のワイパーON信号の入力によるときには、STEP60でターンシグナルOFF信号が入力され且つワイパーOFF信号が入力されたときに、STEP51に進んで、操舵アシスト手段54は「操舵アシスト処理」を開始(再開)する。
また、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が、上記(d)の走行車線の認識不能であったときは、STEP71でLKAS制御装置2により走行車線の認識が可能となったときにSTEP51に進み、操舵アシスト手段54は、「操舵アシスト処理」を開始(再開)する。
また、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が、上記(e)の運転意思の低下であったときには、STEP81で運転意思の低下度合Dwが閾値Dw_thを超え、運転意思の回復が認識されたときにSTEP51に進み、操舵アシスト手段54は「操舵アシスト処理」を開始(再開)する。
また、成立した「操舵アシスト処理」の停止条件が、上記(f)のメインSW43の操作によるときには、STEP50でメインSW43により「操舵アシスト処理」の開始操作がなされたときにSTEP51に進み、操舵アシスト手段54は「操舵アシスト処理」を開始(再開)する。
本発明の車両の操舵制御装置の全体構成図。 曲率1/Rの走行車線の中心軸Ycに対する車両の位置偏差Yd及び車両の角度偏差Ahを示した説明図。 図1に示したLKAS制御装置の構成図。 走行速度に基づく第1の判定時間を決定するためのマップ及び走行車線の曲率に基づく第2の判定時間を決定するためのマップの説明図。 LKAS制御装置の作動フローチャート。 運転意思低下対処手段による警報と操舵アシスト処理の禁止が行われるタイミングを示した説明図。 前方の道路状況に対応した判定時間の設定方法の説明図。 操舵アシスト処理の開始及び停止の処理のフローチャートである。 操舵アシスト処理の開始及び停止の処理のフローチャートである。
符号の説明
1…車両の操舵制御装置、2…LKAS制御装置、3…EPS制御装置、11…ステアリングホイール、16…手動操舵力発生機構(操舵機構)、20…モータ(アクチュエータ)、22…トルクセンサ、30…カメラ、31…画像処理装置(走行車線認識手段)、32…ヨーレートセンサ、33…舵角センサ、34…車速センサ(車速検出手段)、50…道路状況認識手段、51…判定時間決定手段、52…運転意思検出手段、53…運転意思低下対処手段、54…操舵アシスト手段

Claims (14)

  1. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    走行車線の道路状況を認識する道路状況認識手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度に基づく第1の判定時間と、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の道路状況に基づく第2の判定時間とのうちの短い方を、前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  2. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の下限速度以下であるときは、予め設定された第1の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  3. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の上限速度以上であるときは、予め設定された第1の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  4. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の下限レベル以下であるときは、予め設定された第2の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  5. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の上限レベル以上であるときは、予め設定された第2の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  6. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    車両から所定距離離れた前方の道路状況を認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況の認識時点から該道路状況に対処するための操作を運転者が開始する必要がある時点までの経過時間を、該道路状況及び該所定距離と前記車速検出手段により検出された走行速度とに基づいて推定し、該経過時間から前記運転意思低下対処手段による報知がなされてから該報知に応じて運転者が該操作を開始するまでの想定時間を減じて、前記判定時間を決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  7. 車両の走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    車両の操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って車両が走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    車両の運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両の操舵制御装置であって、
    車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記報知手段による報知がなされてから前記運転意思検出手段による運転意思の低下度合が前記閾値未満となるまでの時間である、運転意思回復時間の過去のデータを記憶する運転意思回復時間記憶手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度に基づいて、前記判定時間を決定し、前記運転意思回復時間記憶手段に記憶された運転意思回復時間のデータに応じて、前記判定時間を補正する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵制御装置。
  8. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行速度を検出する車速検出手段と、
    走行車線の道路状況を認識する道路状況認識手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度に基づく第1の判定時間と、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の道路状況に基づく第2の判定時間とのうちの短い方を、前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  9. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の下限速度以下であるときは、予め設定された第1の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  10. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度が高いほど、前記判定時間を短く設定し、前記車速検出手段により検出された走行速度が所定の上限速度以上であるときは、予め設定された第1の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間設定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  11. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の下限レベル以下であるときは、予め設定された第2の上限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  12. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行車線の曲がり度合を道路状況として認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が大きい程、前記判定時間を短く設定し、前記道路状況認識手段により認識された走行車線の曲がり度合が所定の上限レベル以上であるときは、予め設定された第2の下限時間を前記判定時間として決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  13. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行速度を検出する車速検出手段と、
    車両から所定距離離れた前方の道路状況を認識する道路状況認識手段と、
    前記道路状況の認識時点から該道路状況に対処するための操作を運転者が開始する必要がある時点までの経過時間を、該道路状況及び該所定距離と前記車速検出手段により検出された走行速度とに基づいて推定し、該経過時間から前記運転意思低下対処手段による報知がなされてから該報知に応じて運転者が該操作を開始するまでの想定時間を減じて、前記判定時間を決定する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
  14. 走行車線を認識する走行車線認識手段と、
    操舵輪を操舵可能な操舵機構を駆動するアクチュエータと、
    前記走行車線認識手段により認識された走行車線に沿って走行するように、前記アクチュエータを駆動する操舵アシスト処理を実行する操舵アシスト手段と、
    運転者の運転意思の低下度合を検出する運転意思検出手段と、
    報知手段と、
    前記運転意思検出手段により検出された運転意思の低下度合が所定の閾値以上となった状態が所定の判定時間以上継続したときに、前記操舵アシスト処理の禁止と前記報知手段による報知とのうちの少なくとも何れか一方を行う運転意思低下対処手段とを備えた車両であって、
    走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記報知手段による報知がなされてから前記運転意思検出手段による運転意思の低下度合が前記閾値未満となるまでの時間である、運転意思回復時間の過去のデータを記憶する運転意思回復時間記憶手段と、
    前記車速検出手段により検出された走行速度に基づいて、前記判定時間を決定し、前記運転意思回復時間記憶手段に記憶された運転意思回復時間のデータに応じて、前記判定時間を補正する判定時間決定手段とを備えたことを特徴とする車両。
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