JP4662587B2 - コンタクトユニット及び電気的接続装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路のような被検査体の電気的特性試験に用いるコンタクトユニット及びこれを用いた電気的接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路の通電試験に用いる電気的接続装置の1つとして、電気絶縁性及び可撓性を有するフィルムの一方の面に複数の電気配線を形成し、各電気配線に半球状の突起(バンプ電極)を形成したプローブシートを用いたフィルムタイプのプローブカードがある。この電気的接続装置において、バンプ電極は集積回路のパッド電極のような被接触箇所に押圧される。
【0003】
この電気的接続装置は、各電気配線に突起を形成し、その電気配線の一部及びフィルムの対応する部分をプローブ要素として利用することから、金属線をプローブとして用いないから、プローブシートの製作が容易になり、廉価になる、という利点を有する。
【0004】
しかし、従来のこの種の電気的接続装置では、隣り合うプローブ要素が独立していないため、バンプ電極と集積回路の被接触箇所とを相対的に押圧したときのプローブ要素の変形量が少なく、その結果被接触箇所に有効な擦り作用を与えることができず、良好な接触状態が得られない。
【0005】
隣り合うプローブ要素間にスリットを形成してフィンガー状プローブ要素とした電気的接続装置が提案されている。しかし、この電気的接続装置では、プローブ要素がそれ自体のばね性により弾性変形をするにすぎないから、バンプ電極と被接触箇所との間に目的とする接触圧が得られない。
【0006】
【解決しようとする課題】
それゆえに、この種の電気的接続装置においては、有効な擦り作用が生じるにもかかわらず、目的とする接触圧が得られることが重要である。
【0007】
【解決手段、作用、効果】
本発明のコンタクトユニットは、表裏方向の第1及び第2の面並びに該両面と交差する側面の第3の面を有する板状の支持体と、前記支持体に配置された電気接続体とを含む。
【0008】
前記電気接続体は、少なくとも前記第1及び第3の面にわたって配置された薄いベース部材と、前記ベース部材に間隔をおいて配置された複数の配線部であってそれぞれが少なくとも前記第1及び第3の面にわたって伸びる配線部と、前記第3の面に対応する各配線部の箇所に設けられ、前記配線部から前記ベース部材と反対側に突出するコンタクト部とを備える。
【0009】
前記支持体は、前記第1及び第2の面のいずれか一方と前記第3の面とに開放する切欠部と、該切欠部に配置された弾性部材であって、コンタクト部が被接触箇所に押圧されたとき、前記コンタクト部近傍の部位のうち、前記第1及び第2の面のいずれか一方の側部位が他方側の部位より大きく変形するように、弾性変形する弾性部材とを備える。
【0010】
本発明の電気的接続装置は、上記のような複数のコンタクトユニットと、前記コンタクトユニットが前記コンタクト部を下方とした状態に並列的に配置された開口を有するフレームと、前記コンタクトユニットに個々に対応されて対応するコンタクトユニットを前記フレームに取り付ける複数対の取付板であってそれぞれが対応するコンタクトユニットを介して対向した状態に前記開口に配置された複数対の取付板とを含み、前記コンタクトユニットは前記第3の面の側を前記フレームから下方に突出させている。
【0011】
電気接続体のうち、各コンタクト部の近傍はプローブ要素として作用する。コンタクト部の先端が集積回路の電極部のような被接触箇所に押圧されたとき、弾性部材がプローブ要素と共に弾性変形して、コンタクト部と被接触箇所との間に所定の接触圧が得られる。
【0012】
また、支持体の厚さ方向における一方側の部位が他方側の部位より大きく変形するように、各プローブ要素がコンタクト部により変形するから、コンタクト部が被接触箇所に対し傾き、コンタクト部と被接触箇所との間に有効な擦り作用が生じる。
【0013】
上記のように、本発明によれば、第1及び第2の面のいずれか一方と第3の面とに開放する切欠部と、該切欠部に配置された弾性部材であって、コンタクト部が被接触箇所に押圧されたとき、前記コンタクト部近傍の部位のうち、第1及び第2の面のいずれか一方の側の部位が他方の側の部位より大きく変形するように、弾性変形する弾性部材とを支持体に設けたから、有効な擦り作用を生じるにもかかわらず、目的とする接触圧が得られる。
【0016】
前記弾性部材及び前記電気接続体は、少なくとも前記第3の面に開放するスリットを隣り合うコンタクト部の間に有することができる。このようにすれば、隣り合うプローブ要素の動き(変形)が独立するから、擦り作用がより確実に生じ、より良好な接触が得られる。
【0017】
前記支持体は、前記第1、第2及び第3の面、前記切欠部並びに前記弾性部材を有する板状部と、該板状部の前記第3の面と反対側に配置されて前記第3の面と反対側の第4の面を形成する弾性体とを備え、前記ベース部材及び前記各配線部はそれぞれ前記第1の面に対応する部位からさらに前記第4の面に伸びる延長部を有しており、前記コンタクトユニットはさらに各配線部の前記延長部に対応する部位に設けられた突起電極を備えることができる。
【0018】
上記のようなコンタクトユニットを用いる電気的接続装置は、さらに、前記コンタクトユニットに個々に対応されて対応するコンタクトユニットの前記突起電極に対向する状態に前記フレームに配置された複数の接続基板を含み、各接続基板は、前記突起電極に個々に対応されて対応する突起電極に接触された複数の接続ランドを一方の面に備え、また前記接続ランドに個々に対応されて対応する接続ランドに接続された導電性の複数のスルーホールを備えることができる。このようにすれば、スルーホールにさし込まれるピンを有するコネクタ及びこのコネクタに接続されたフラットケーブルにより突起電極をテスタに接続することができる。
【0019】
各取付板は、前記コンタクトユニットの端面に係合する複数の部材を有しており、また止めねじにより前記フレームに組み付けられており、さらに前記止めねじを間にして間隔をおいた複数の調整ねじにより前記コンタクトユニットの姿勢を調整可能にすることができる。このようにすれば、コンタクトユニットの高さ及び平行度のばらつきを止めねじ及び調整ねじにより修正し、調整することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1、図2及び図3を参照するに、コンタクトユニット10は、長方形の板の形をした支持体12と、支持体12の外周面に配置された可撓性を有する薄い電気接続体14とを含む。
【0021】
支持体12は、細長い板状部16の幅方向の一端部に弾性部材18を板状部16の厚さ方向におけるいずれか一方側に偏位させて設け、幅方向の他端部に弾性体20を配置し、板状部16の長手方向の各端部面に突出部22を形成している。
【0022】
板状部16及び突出部22は、セラミックのような電気絶縁材料により一体的に製作されている。弾性変形部18及び弾性体20は、図示の例では、シリコーンゴムのように三次元方向へ弾性変形可能の弾性部材により形成されている。
【0023】
弾性変形部18を形成する弾性部材は、板状部16の幅方向の一端部側に形成されて少なくとも板状部16の厚さ方向のいずれか一方の面と板状部16の幅方向の一端面とに開放する切欠部23に配置されており、板状部16の長手方向に伸びる。
【0024】
弾性体20は、板状部16の長手方向に伸びる。各突出部22は、板状部16の幅方向へ伸びており、また端面に開放する半球状の凹所24を長手方向に間隔をおいた複数箇所(図示の例では、2箇所)に有する。
【0025】
電気接続体14は、ポリイミドのような電気絶縁性樹脂で製作された筒状のフィルム部材26の外面に複数の配線部28を有し、各配線部28の一端部にコンタクト部30を有し、バンプ電極のような突起電極32を各配線部28の他端部に有する。
【0026】
配線部28は、印刷配線技術のような適宜な手法でベース部材26に形成された配線パターンであり、また互いに接触しないように支持体12の長手方向に伸びている。図示の例では、配線部28を、コ字状に形成しているが、支持体12の周りを伸びるリング状に形成してもよい。
【0027】
電気接続体14は、複数の配線部28を平坦なフィルム部材26の一方の面に形成し、コンタクト部30及び突起電極32を各配線部28に形成し、そのフィルム部材26を、コンタクト部30及び突起電極32がそれぞれ支持体12の幅方向の一端面及び他端面となりかつ配線部28がコ字状に伸びるように、支持体12の外面に筒状に巻き付けて接着のような適宜な手法により支持体12に取り付けることができる。
【0028】
各コンタクト部30及び突起電極32は、ニッケルのような導電性の金属材料から形成されており、また配線部28から支持体12と反対側に突出している。各コンタクト部30は、これをプローブとして作用させるように突起電極32よりやや長い突起状の電極である。
【0029】
コンタクトユニット10は、また、その幅方向一端部から電気接続体14及び支持体12に形成されたスリット34を隣り合う配線部28間に有する。スリット34は、支持体12の幅方向一端面から電気接続体14、板状部16及び弾性変形部18にわたる。このため、隣り合う配線部28の一部及びその近傍の部分、特にコンタクト部30の近傍の部分は、独立して弾性変形可能のプローブ要素として作用する。
【0030】
図示の例では、試験すべき被検査体36は集積回路であり、被接触箇所38はパッド電極である。各コンタクトユニット10は、被接触箇所38の配置パターンと同じパターンになるように、製作されており、配置されている。被検査体すなわち集積回路36は、複数の電極パッドを被接触箇所38として一方の面に有する。そのような集積回路36の1つとして、半導体ウエーハ上の未切断のICがある。
【0031】
図4から図6を参照するに、電気的接続装置40は、上記のような複数のコンタクトユニット10と、セラミックのような電気絶縁材料により円板状に形成されたフレーム42と、コンタクトユニット10に個々に対応されて対応するコンタクトユニット10をフレーム42に取り付ける複数の取付板44と、コンタクトユニット10に個々に対応されて対応するコンタクトユニット10の突起電極32に対向する状態にフレーム42に配置された細長い複数の接続基板46とを含む。
【0032】
コンタクトユニット10は、突起電極32が上方となり、コンタクト部30の側が下方となり、厚さ方向が同じ方向となる状態に、一対の取付板44によりフレーム42に並列的に配置されている。
【0033】
フレーム42は、コンタクトユニット10を受け入れる矩形の開口48を中央に有し、下方に伸びる開口壁50を開口48の周りに有し、開口48に突出する矩形の内向きフランジ52を上部に有する。各コンタクトユニット10は、コンタクト部30の側の部位をフレーム42から下方へ突出させている。
【0034】
各取付板44は、開口壁50を厚さ方向に貫通する止めねじ54により、対応するコンタクトユニット10の端面と対向する状態に開口壁50に組み付けられている。各取付板44は、上下方向に間隔をおいた一対のボールプランジャ56を有する。
【0035】
ボールプランジャ56は、その具体的な構造を示していないが、ボールと圧縮コイルばねとを筒状部材内に配置し、筒状部材の一端部を蓋のような適宜な手段により閉鎖し、ボールを圧縮コイルばねによりボールの一部が筒状部材の他端部から突出した状態に付勢する構造を有する公知の係止具である。
【0036】
ボールプランジャ56は、ボールの側を内側とした状態に、対応するコンタクトユニット10の凹所24に対向する箇所に配置されている。
【0037】
各コンタクトユニット10は、対向する一対の取付板44間に下方からさし込まれて、凹所24においてボールプランジャ56のボールに解除可能に係合される。これにより、各コンタクトユニット10は、対向する一対の取付板44に把持される。
【0038】
各取付板44は、また、フレーム42のフランジ52を上下方向に貫通する止めねじ58と、一対のガイドピン60と、一対の調整ねじ62とにより、フランジ52に組み付けられている。止めねじ58は四角形の中心位置に配置されており、ガイドピン60及び調整ねじ62はそれぞれ止めねじ58を間にして四角形の対角線の方向に間隔をおいて配置されている。
【0039】
止めねじ58はフランジ52を貫通して取付板44に螺合されている。ガイドピン60は、取付板44及びフランジ52のいずれか一方に固定されており、他方を貫通している。調整ねじ62は、フランジ52に螺合されており、また取付板44の上面に接触している。このため、止めねじ58を緩めた状態で、調整ねじ62のねじ込み量を調整することにより、コンタクトユニット10の姿勢を調整可能にすることができるから、コンタクトユニット10の高さ及び平行度のばらつきを修正し、調整することができる。
【0040】
各接続基板46は、その幅方向に間隔をおいた一対の止めねじ64と、両止めねじ間に設けられたガイドピン66とにより、各端部において取付板44の上に取り付けられている。各止めねじ64は、接続基板46を貫通して取付板44に螺合されている。ガイドピン66は、取付板44及び接続基板46のいずれか一方に設けられており、また他方を滑動可能に嵌合されている。
【0041】
各接続基板46は、コンタクトユニット10の突起電極32に個々に対応された複数の接続ランド68を一方の面に有し、また接続ランド68に個々に対応されて対応する接続ランドに接続された導電性のスルーホール70を有する。各接続基板46は、接続ランド68を突起電極32に接触させた状態に、取付板44に取り付けられている。各止めねじ66は、コンタクトユニット10の姿勢を調整するとき、緩められる。
【0042】
電気的接続装置40は、例えば、各取付板44を止めねじ54により開口壁50に緩く組み付けると共に、止めねじ58によりフランジ52に緩く組み付け、各接続基板46を止めねじ64により取付板44に緩く組み付け、次いで各コンタクトユニット10を下方から開口48にさし込み、次いで各コンタクトユニット10の姿勢を調整して止めねじ54,60をきつく締め付け、その後止めねじ64をきつく締め付けることにより、組み立てられる。
【0043】
電気的接続装置40に組み立てられた状態において、各コンタクトユニット10は、フレーム42及び取付板44に対し、ボールプランジャ56のばね力に抗してわずかに変位可能である。
【0044】
各スルーホール70には、コネクタ72の接続ピン74が差し込まれる。コネクタ72は、各コンタクトユニット10をテスタのテストヘッドに接続するフラットケーブル76の一端部に設けられている。
【0045】
電気的接続装置40は、テスタの検査ステーションに配置され、各コンタクトユニット10を複数のフラットケーブル76によりテスタのテストヘッドに接続される。集積回路36は、テスタの検査テーブル上に配置される。
【0046】
通電試験時、コンタクト部30が集積回路36のパッド電極38に押圧される。これにより、集積回路36は、コンタクト部30、配線部28、突起電極32、接続ランド68、スルーホール70、コネクタ72及びフラットケーブル76によりテスタのテストヘッドに電気的に接続される。
【0047】
コンタクト部30がパッド電極38に押圧されると、弾性変形部18が弾性性変形して、コンタクト部18と集積回路36のパッド電極38との間に所定の接触圧が得られる。また、弾性変形部18が支持体12の厚さ方向における一方側に変位されているから、各プローブ要素は図3に示すように支持体12の厚さ方向における一方側の部位が他方側の部位より大きく変形するように凹み、その結果コンタクト部30がパッド電極38に対し傾き、コンタクト部30とパッド電極38との間に有効な擦り作用が生じる。
【0048】
電気的接続装置40においては、各コンタクトユニット10がフレーム42及び取付板44に対してボールプランジャ56のばね力に抗してわずかに変位可能であるから、全体的に熱的に伸縮しても、コンタクトユニット10相互の位置的関係が大きく変化するおそれがない。
【0049】
また、被接触箇所38の配置パターンが異なる被検査体の通電試験をするときは、コンタクト部30を被接触箇所の配置パターンに対応した状態に配置した他のコンタクトユニットに交換すればよい。
【0050】
なお、弾性変形部をゴムのような弾性部材を用いた弾性変形部18とする代わりに、図7に示すように、板状部16の一端部の側にあって支持体12の厚さ方向における一方の面に開放する切欠部80により形成される部位を弾性変形部82としてもよい。
【0051】
図7に示す実施例において、弾性変形部82は、コンタクト部30がパッド電極38に押圧されていないと、図7(A)に示す状態にあるが、コンタクト部30がパッド電極38に押圧されると、図7(B)に示すように、支持体12の幅方向の一方側が大きく変形するように弾性変形する。これにより、コンタクト部30は電極部に効果的な擦り作用を与える。
【0052】
なお、図2に示すように、配線部28を覆う電気絶縁層84を電気接続体10に設けてもよい。このようにすれば、複数のコンタクトユニット10を重ねても、隣り合うコンタクトユニット10の配線部28の電気的接触が防止される。
【0053】
また、コンタクト部30を配線部28に予め形成しておく代わりに、電気的接続装置40に組み立てた後に、電気的接続装置40の全コンタクト部を配線部に形成してもよい。このようにすれば、コンタクト部を被接触箇所の配置パターンに正確に対応した配置に容易に形成することができる。
【0054】
本発明は、上記実施例に限定されない。例えば、本発明は、プローブカードをテスタのテストヘッドに接続するインターフェース及びこれに用いるコンタクトユニットに適用することができる。また、本発明は、集積回路の通電試験に用いるコンタクトユニット及び電気的接続装置のみならず、液晶基板のような他の平板状被検査体の通電試験に用いるコンタクトユニット及び電気的接続装置にも適用することができる。それゆえに、本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンタクトユニットの一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示すコンタクトユニットの左側面図である。
【図3】図1に示すコンタクトユニットの作用を説明するための一部を拡大した断面図である。
【図4】図1に示すコンタクトユニットを用いた電気的接続装置の一実施例を示す平面図であって、フラットケーブルを除去した状態の平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って得た断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿って得た断面図である。
【図7】コンタクトユニットの他の使用例を示す断面図であって、(A)はコンタクト部が被接触箇所に押圧されていない状態を示し、(B)はコンタクト部が被接触箇所に押圧されている状態を示す。
【符号の説明】
10 コンタクトユニット
12 支持体
14 電気接続体
16 板状部
18,82 弾性変形部
20 弾性体
23,80 切欠部
26 ベース部材
28 配線部
30 コンタクト部
32 突起電極
34 スリット
36 被検査体(集積回路)
38 被接触箇所(パッド電極)
40 電気的接続装置
42 フレーム
44 取付板
46 接続基板
48 開口
54,58,64 止めねじ
56 ボールプランジャ
62 調整ねじ
60,66 ガイドピン
68 接続ランド
70 スルーホール
72 コネクタ
74 接続ピン
76 フラットケーブル

Claims (6)

  1. 表裏方向の第1及び第2の面並びに該両面と交差する側面の第3の面を有する板状の支持体と、前記支持体に配置された電気接続体とを含み、
    前記電気接続体は、少なくとも前記第1及び第3の面にわたって配置された薄いベース部材と、前記ベース部材に間隔をおいて配置された複数の配線部であってそれぞれが少なくとも前記第1及び第3の面にわたって伸びる配線部と、前記第3の面に対応する各配線部の箇所に設けられ、前記配線部から前記ベース部材と反対側に突出するコンタクト部とを備え、
    前記支持体は、前記第1及び第2の面のいずれか一方と前記第3の面とに開放する切欠部と、該切欠部に配置された弾性部材であって、コンタクト部が被接触箇所に押圧されたとき、前記コンタクト部近傍の部位のうち、前記第1及び第2の面のいずれか一方側の部位が他方側の部位より大きく変形するように、弾性変形する弾性部材とを備える、コンタクトユニット。
  2. 前記弾性部材及び前記電気接続体は、少なくとも前記第3の面に開放するスリットを隣り合うコンタクト部の間に有する、請求項1に記載のコンタクトユニット。
  3. 前記支持体は、前記第1、第2及び第3の面、前記切欠部並びに前記弾性部材を有する板状部と、該板状部の前記第3の面と反対側に配置されて前記第3の面と反対側の第4の面を形成する弾性体とを備え、前記ベース部材及び前記各配線部はそれぞれ前記第1の面に対応する部位からさらに前記第4の面に伸びる延長部を有しており、前記コンタクトユニットはさらに各配線部の前記延長部に対応する部位に設けられた突起電極を備える、請求項1又は2に記載のコンタクトユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載された複数のコンタクトユニットと、前記コンタクトユニットが前記コンタクト部を下方とした状態に並列的に配置された開口を有するフレームと、前記コンタクトユニットに個々に対応されて対応するコンタクトユニットを前記フレームに取り付ける複数対の取付板であってそれぞれが対応するコンタクトユニットを介して対向した状態に前記開口に配置された複数対の取付板とを含み、前記コンタクトユニットは前記第3の面の側を前記フレームから下方に突出させている、電気的接続装置。
  5. 各取付板は、前記コンタクトユニットの端面に係合する複数の部材を有しており、また止めねじにより前記フレームに組み付けられており、さらに前記止めねじを間にして間隔をおいた複数の調整ねじにより前記コンタクトユニットの姿勢を調整可能である、請求項4に記載の電気的接続装置。
  6. 前記コンタクトユニットは請求項3に記載されたコンタクトユニットであり、電気的接続装置、さらに、前記コンタクトユニットに個々に対応されて対応するコンタクトユニットの前記突起電極に対向する状態に前記フレームに配置された複数の接続基板を含み、各接続基板は、前記突起電極に個々に対応されて対応する突起電極に接触された複数の接続ランドを一方の面に備え、また前記接続ランドに個々に対応されて対応する接続ランドに接続された導電性の複数のスルーホールを備える、請求項5に記載の電気的接続装置。
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