JP4645439B2 - カバー部材の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン及び該エンジンの一側に設けられた吸気マニホールドの上方を覆うカバー部材の支持構造に関する。
周知の通り、車両のエンジンルームに搭載されるエンジンの上部や周囲には、ハーネス,ホース類が錯綜されることから、ボンネットを開けた状態での見栄えは必ずしも良いものでなく、また、一方で、エンジンからの各種放射音がダッシュパネルを透過して車室に侵入することが知られている。近年では、かかる問題を改善するために、エンジン上方を覆うカバー部材が適用されることが一般的となってきている。
この種のカバー部材による所期の効果を拡大するには、エンジン上方のできるだけ広い範囲をカバーリングすることが望ましい。その1つとして、エンジン本体とともに、エンジン側方に取り付けられた吸気マニホールドの上方まで覆うカバー部材が知られている。このようなカバー部材を支持するために、カバー部材とエンジンのヘッドカバー及び吸気マニホールドと間には、少なくとも3箇所の支持位置が必要となるが、そもそもエンジンと吸気マニホールドは別体であり、相互の表面上の位置精度を良好に確保し得ないこともあることから、位置精度について多少のバラツキがある場合にも、カバー部材の組付け性に影響がないよう支持構造を構成することが望ましい。また、この支持構造においては、カバー部材が、エンジン駆動による新たな駆動源とならないように弾性体を介して支持されることが望ましい。更に、エンジンのメンテナンスを考慮すると、支持構造はできるだけシンプルであることが望ましい。
本出願人は、かかる要望に応じる吸気マニホールド上でのカバー部材の支持構造として、特願2004−224517号明細書で開示されるように、エンジンの気筒列方向と直交する方向に延びるボス部を補強リブで支える構造を吸気マニホールドの成形時に一体成形し、弾性筒部材を嵌めた金属製の棒状部材をボス部に捩り込みボス部前方に突出させ、該棒状部材に対して、カバー部材側に取り付けた断面C字状の爪部材を上方から嵌め込むものを開発した。この支持構造によれば、エンジンと吸気マニホールドとの位置バラツキがあっても、エンジンの気筒列方向と直交する方向に延びる棒状部材,爪部材のスナップ弾力,弾性筒部材の変形自由度などにより吸収でき、所期の目的を達成することができる。
特開2005−248788号公報
しかしながら、エンジン及び吸気マニホールド上方からのカバー部材の組付け時に、力の加減によっては棒状部材に作用する曲げ力がボス部に過度に作用し、これにより、ボス部にクラックが発生するおそれがある。この要因の1つとしては、樹脂製のボス部に対する金属製棒状部材の捩り込みの程度のバラツキが考えられる。
なお、従来では、例えば特開2005−248788号公報(特許文献1)に、吸気マニホールドを覆うカバー部材の支持構造が開示されるが、これには単に吸気マニホールドのみにカバー部材が支持される構造が示されるに過ぎない。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、比較的シンプルな構成で、カバー部材の組付け容易性を確保しつつ、カバー部材に対する支持強度を向上させることができるエンジン及び吸気マニホールド用のカバー部材の支持構造を提供することを目的とする。
そこで、本願の請求項1に係る発明は、エンジン及び該エンジンの一側に設けられた吸気マニホールドの上方を覆うカバー部材の支持構造において、上記エンジンに設けられ、上記カバー部材側の第1の係合部と係合しつつ該カバー部材を支持する第1の支持機構部と、上記吸気マニホールドに設けられ、上記カバー部材側の第2の係合部と係合しつつ該カバー部材を支持する第2の支持機構部と、を備えており、該第2の支持機構部が、上記吸気マニホールドの上面に一体に形成された基部と、該基部に連続して形成され、平面視で上記エンジンの気筒列方向と直交する方向に延びる軸状部と、略円筒状の弾性部材であって、上記軸状部が筒内に嵌挿されるように該軸状部に対して取り付けられる弾性部材と、上記吸気マニホールドの上面に一体に形成され、上記軸状部及び該軸状部に取り付けられた弾性部材の下方に位置し、該軸状部及び弾性部材の下方変位を規制するサポート部と、を有する一方、上記第2の係合部が、上記カバー部材の下面側で、上記第2の支持機構部側の弾性部材に対向する部位に設けられ、上記吸気マニホールドに対するカバー部材の組付け状態にて該弾性部材を挟持するクランプ部材を有していることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、上記吸気マニホールドが、樹脂射出成形されてなる複数の分割成形体が接合されて構成され、上記基部,軸状部,サポート部が、いずれか1つの分割成形体の型抜き方向に沿って延びるように形成されている、ことを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、上記請求項2に係る発明において、上記吸気マニホールドが、エンジンの一側に配置されたサージタンク部と、該サージタンク部から上方に延び湾曲してエンジンに連結される分岐管部とを備えており、互いに接合される上記分割成形体間の接合ラインが略鉛直平面に沿って延びる、ことを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、上記請求項3に係る発明において、上記基部が、上記接合ラインの近傍に配置され、該接合ラインをなす分割成形体の一方に形成されるとともに、該基部から、上記軸状部,サポート部及び該サポート部を支持するリブが、他方の分割成形体の上方に延びるように形成されている、ことを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、上記請求項3に係る発明において、上記基部が、上記接合ラインの近傍に配置され、該接合ラインをなす分割成形体の一方に形成されるとともに、該基部から、上記軸状部及びサポート部が、該基部が形成される分割成形体の上方に延びるように形成され、上記サポート部を支持するリブが、該サポート部の下方で上記基部が形成される分割成形体の上面との間に形成されている、ことを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、第2の支持機構部において、軸状部及び弾性部材の下方変位を規制するサポート部が設けられるため、吸気マニホールド側に設けられる支持機構部を比較的簡単な構成としながら、カバー部材の組付け容易さを確保しつつ、支持強度を向上させることができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、基部,軸状部,サポート部が、いずれか1つの分割成形体の型抜き方向に沿って延びるように形成されるため、基部,軸状部及びサポート部の成形を容易化することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、互いに接合される分割成形体間の接合ラインが略鉛直平面に沿って延びるため、吸気マニホールドの構造を簡素化することができる。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、一方の分割成形体に形成された軸状部,サポート部及び該サポート部を支持するリブが、隣接する他の分割成形体の上方に延びるように形成されることで、カバー部材に対する支持強度を確保することができる。
また、更に、本願の請求項5に係る発明によれば、サポート部を支持するリブが、該サポート部の下方で上記基部が形成される分割成形体の上面との間に形成されるため、カバー部材に対する支持強度を一層向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1乃至図8は、本発明の実施形態1を説明するもので、図1は、カバー部材30の支持構造を備えたエンジン10及び吸気マニホールド20、並びに、それらから取り外された状態にあるカバー部材を示す分解斜視図である。なお、この図では、エンジン10のシリンダブロック2及びその周辺に設けられた種々の補機が、それらの外形のみ、仮想線(一点鎖線)で示されている。また、図1において、紙面右手前側は、エンジン10の後ろ側に対応し、また、紙面左奥側は、エンジンの前側に対応する。
このエンジン10は、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の上側に配設されるシリンダヘッド3とからなるエンジン本体部4を有し、該エンジン本体部4の長手方向D1に沿って、4つの気筒が配列された直列4気筒エンジンである。エンジンルーム(不図示)内において、エンジン10は、その本体部4の長手方向が車体前後方向に平行になるように、かつ、エンジン1に組み込まれるクランクシャフト(不図示)が車幅方向に沿って延びるように、横置きに配置される。このエンジン1の後側には、変速機(不図示)が配設される。
また、シリンダヘッド3の上側には、シリンダヘッドカバー5が配設されている。更に、エンジン本体部4の側部(図1の紙面左手前側)には、各気筒内に吸気を導入するための吸気マニホールド20が配設されている。吸気マニホールド20は4本の分岐管部21A,21B,21C,21Dを備え、各分岐管部は、エンジン本体部4内に構成される各気筒に対して連通する。
図1に示すように、吸気マニホールド20の上方及びエンジン10と吸気マニホールド20との間には、図示しない吸気流動制御弁や可変吸気バルブを作動させる負圧アクチュエータに負圧供給を行うソレノイド弁へのハーネス,エンジン10の各気筒の点火プラグへのハーネス等のハーネス類,デリバリパイプ等の配管が錯綜している。本実施形態1では、エンジン10の上方と吸気マニホールド20の上方とを覆う形状を有する樹脂製のカバー部材30が採用され、これらのハーネス類や配管は、エンジン10及び吸気マニホールド20の上方で支持されるカバー部材30により概ね覆われる。これにより、意匠性の向上に加え、エンジンからの各種騒音の放射を抑制することができる。なお、特に図示しないが、カバー部材30の表面には、強度を高める複数の線状のリブが一体に設けられてもよい。
本実施形態1では、エンジン10の上面側に2つの支持機構部(第1の支持機構部)11が設けられるとともに、吸気マニホールド20の上面側に2つの支持機構部(第2の支持機構部)50が設けられており、カバー部材30は、エンジン10及び吸気マニホールド20の上方で、計4点で安定して支持される。他方、カバー部材30の下面側(エンジン及び吸気マニホールド20に対向する側)には、第1及び第2の支持機構部11,50にそれぞれ係合する第1及び第2の係合部40,60が設けられている。
まず、エンジン10の上面側(具体的にはシリンダヘッドカバー5)に設けられた第1の支持機構部11と、それに対応する第1の係合部40とについて説明する。本実施形態1では、第1の支持機構部11が、エンジンヘッドカバー5のコーナ部(吸気マニホールド20から遠方にあるコーナ部)に配設されている。図2は、エンジン10側に設けられた第1の支持機構部11とカバー部材30側に設けられた第1の係合部40との係合状態をあらわす断面説明図である。第1の支持機構部11は、エンジン10の上面に形成されたボス部11aを備える。ボス部11aの中心には穴が設けられており、ここにピン部材11bの下部11b”が圧入されている。ピン部材11bの上部11b’には雄ネジが刻設され、該雄ネジに係合部材11cの下部が螺合する。係合部材11cは中空の軸をなし、その下部の内周にはピン部材11bの上部11b'と螺合する雌ネジが刻設されている。係合部材11cはピン部材11bを介して、エンジン10の上方ヘボス部11aから立設された態様で配設されている。係合部材11cの上部には、その周面に凹凸が設けられた係合部11c'が形成されている。係合部11c'にはその外周面から大きく突出した座部11c”が含まれる。
第1の係合部40は、カバー部材30本体下面から下方へ突出した円筒状の取付部41を備える。取付部41の内部には、ゴム等からなる中空の弾性部材42が取り付けられている。取付部41の周壁には、部分的にスリット41aが設けられており、弾性部材42の外周面から突出した鍔部42aがこのスリット41aに嵌合することで、弾性部材42が取付部41の内部に取り付けられる。また、弾性部材42の内周面には内側へ突出する鍔部42bが設けられている。
カバー部材30をエンジン10に装着する場合には、エンジン10の上方からカバー部材30側の第1の係合部40をエンジン10側の第1の支持機構部11へ押し込み、弾性部材42の下面が、係合部材11cの座部11c”に突き当たるまで押し込む。これにより、弾性部材42の鍔部42bが係合部材11cの係合部11c’外周面の凹部に嵌り込んで第1の係合部40と第1の支持機構部11とが係合することになる。また、カバー部材30を外す時には、カバー部材10をエンジン10の上方へ持ち上げると、弾性部材42の弾性変形により係合部材11cとの係合が解除される。
このように、本実施形態では、第1の支持機構部11と第1の係合部40との係合及び解除が簡易に行えるようにしているが、例えば、ネジ等の締結手段等、他の方式を採用してもよい。なお、本実施形態では、第1の支持機構部11及び第1の係合部40の組がもう一組み設けられているが、それらの構造は図2を参照して説明したものと同様であるため、ここでは、それ以上の説明を省略する。
続いて、吸気マニホールド20の上面側に設けられた第2の支持機構部50と、それに対応する第2の係合部60とについて説明する。図3は、エンジン本体部4の側部に取り付けられた吸気マニホールド20の正面図であり、また、図4は、図3中のA−A線に沿った断面矢視図である。なお、図3及び4では、エンジン10が省略される。
本実施形態1では、図3からよく分かるように、第2の支持機構部50が、吸気マニホールド20の上面側で、左右両側の分岐管部21a,21dに対して左右対称に設けられている。吸気マニホールド20は、アウタ分割成形体20A,ミドル分割成形体20B,インナ分割成形体20Cの3つの分割成形体が組み合わせられて構成されるもので、本実施形態1では、第2の支持機構部50が、ミドル分割体20Bに一体に形成される。
図4に示すように、吸気マニホールド20は、エンジン10の側部に配置されたサージタンク部24を備えており、分岐管部21c(分岐管部21a,21b及び21dも同様)は、サージタンク部24から上方に延び湾曲してエンジン10に連結される。本実施形態1では、図4に示すように、吸気マニホールド20の構造の簡素化を図り、互いに接合されるアウタ分割成形体20Aとミドル分割成形体20Bとが、それらがなす接合ラインL1が略鉛直平面に沿って延びるように形成されている。
また、第2の支持機構部50は、その長手方向D2がミドル分割成形体20Bの型割面S1と略直交する方向に設定されており、ミドル分割成形体20Bの型抜き方向と同じ方向に突出して形成されることになる。なお、第2の支持機構部50は、本実施形態1において、分岐管部21a及び21dの上面に形成されるため、図4では、仮想線(2点鎖線)で示される。
図5及び6は、それぞれ、吸気マニホールド20側に設けられた第2の支持機構部50の正面図及び側面図である。ここでは、左右対称に形成された2つの第2の支持機構部50の構造は同様であるため、吸気マニホールド30の分岐管部21dに形成された第2の支持機構部50のみを示し、分岐管部21aに設けられた他方の第2の支持機構部50の構造についての説明を省略する。
第2の支持機構部50は、吸気マニホールド20(厳密にはミドル分割成形体20B)の上面に対して一体に形成された脚部(基部)51と、脚部51に連続して形成され、エンジン10の気筒列方向D1(図1参照)と直交する方向D2(図6参照)に延びる軸状部52と、軸状部52が筒内に嵌挿されるように軸状部52に対して取り付けられる円筒状のラバー部材(弾性部材)56(図6参照)と、を有している。軸状部52及び軸状部52に取り付けられたラバー部材56の長手方向は、平面視でエンジン10の気筒列方向D1と略直交する方向D2に延びている。
また、本実施形態1では、第2の支持機構部50が、ミドル分割成形体20Bの上面に対して一体に形成され、軸状部52及び該軸状部52に取り付けられたラバー部材56の下方に位置し、軸状部52及びラバー部材56の下方変位を規制するサポート部53と、同じくミドル分割成形体20Bの上面に対して一体に形成され、サポート部53をその下方で支持する補強リブ54を有している。サポート部53及び補強リブ54は、軸状部52及び該軸状部52に装着されたラバー部材56への上方からの荷重に対して軸状部52及びラバー部材56を補強するためのもので、図5からよく分かるように、サポート部53は、軸状部52に対向する側で、軸状部52の外周面に沿った湾曲面53aを有している。他方、図6からよく分かるように、補強リブ54は、脚部51の下端部近傍からサポート部53の突出側端部の下側に収束するように延びる傾斜リブとして形成されている。
なお、ここでは、軸状部52,サポート部53及びラバー部材56のサイズや配置は、ラバー部材56が軸状部52に対して取り付けられた状態で、サポート部53とラバー部材56との間には若干の間隙が生じるように設定されている。これにより、カバー部材30が上方から押されてクランプ部材62が軸状部52及びラバー部材56に対して押し付けられた場合に、軸状部52及びラバー部材56の下方への初期変位(カバー部材30組付け時の変位)がサポート部53で効果的に受け止められるようになっている。
更に、本実施形態1では、前述したように、吸気マニホールド20が射出成形後のアウタ分割成形体20A,ミドル分割成形体20B,インナ分割成形体20Cが接合されて構成され、第2の支持構造部50がミドル分割成形体20Bの上面に設けられているが、第2の支持機構部50の脚部51は、アウタ分割成形体20Aとミドル分割成形体20Bとの間における接合ラインL1(図4参照)に隣接しつつ形成され、脚部51から、軸状部52,サポート部53及び補強リブ54が、アウタ分割成形体20Aの上方に延びるように形成されている。
また、更に、本実施形態1では、脚部51,軸状部52,サポート部53及び補強リブ54が、射出成形後のミドル分割成形体20Bの型抜き方向と同じ方向に突出して形成されている。これにより、ミドル分割成形体20Bの射出成形時に簡易に第2の支持機構部50を形成することができ、脚部51,軸状部52,サポート部53及び補強リブ54の成形を容易化することができる。更に、この場合には、既存のミドル分割成形体20B用の金型に第2の支持機構部50の型を形成することで、当該既存の金型を引き続き活用できるという製造上の利点がある。
図7及び8は、それぞれ、吸気マニホールド20側に設けられた第2の支持機構部50とカバー部材30側に設けられた第2の係合部60との係合状態をあらわす斜視図及び断面説明図である。なお、より厳密に、図8は、第2の支持機構部50の軸状部52がその長手方向に沿った鉛直平面で切断されてなる断面図である。
第2の係合部60は、カバー部材30本体下面から下方へ突出したブロック状の取付部61を備えている。この取付部61には、全体として断面略C字状のクランプ部材62が取り付けられている。クランプ部材62は上端で接続され、下端が開放した一体物であり、薄板のバネ鋼等の弾性を有する部材から形成される。クランプ部材62はネジ63により取付部61に固定されている。ネジ63はクランプ部材62の上端接続部を貫通して取付部61の下面に穿孔された穴に螺合することで、クランプ部材62をカバー部材30に固定する。なお、本実施形態1のように、カバー部材30を樹脂製とした場合には、ネジ63を木ネジとし、取付部61の穴には雌ねじを刻設しないことが加工上便利である。
図7からよく分かるように、このクランプ部材62は、吸気マニホールド20に対するカバー部材30の組付け状態で、第2の支持機構部50側の軸状部52に対して取り付けられたラバー部材56をその長手方向(図8中の符号D2で示す方向)と直交する方向に扶持することで軸状部52及びラバー部材56と係合する。
カバー部材30を吸気マニホールド20に装着する場合には、吸気マニホールド20の上方からカバー部材30側の第2の係合部60を吸気マニホールド20側の第2の支持機構部50に対して付勢させる。この際、クランプ部材62の下端が、軸状部52に取り付けられたラバー部材56に押し当てられ、当該下端が開くようにクランプ部材62が弾性変形する。そして、クランプ部材62間に軸状部52及びラバー部材56が挿入され、第2の支持機構部50と第2の係合部60とが係合することになる。
カバー部材30を装着する際、軸状部52及びラバー部材56には下向きの荷重が加わるが、サポート部53及び補強リブ54を設けたことにより、これに耐久し、カバー部材30の支持の安定性を向上できる。すなわち、吸気マニホールド20側の支持機構部50をシンプルな構成としながら、カバー部材30の組付け容易さを確保しつつ、カバー部材20に対する支持機構部50の支持強度を向上させることができる。また、装着後においてもサポート部53及び補強リブ54は軸状部52及びラバー部材56を支持するため、カバー部材30の支持の安定性を向上できる。カバー部材30を外す時には、カバー部材10を吸気マニホールド20の上方へ持ち上げると、クランプ部材62の下端が再び開くようにクランプ部材62が弾性変形し、軸状部52及びラバー部材56との係合が解除される。
本実施形態1では、軸状部52及びラバー部材56は平面視でエンジン10の気筒列方向D1と略直交する方向D2に延びているため、クランプ部材62と軸状部52及びラバー性部材56との係合位置は、当該略直交する方向D2に自由度がある。つまり、図8に示す線D2の方向における所定の範囲において係合位置は任意である。したがって、第1の支持機構部11と第2の支持機構部50との間、つまり、エンジン10から吸気マニホールド20にかけて、相対的な位置関係が一定でなくても、カバー部材30が円滑に取り付けられ、エンジン10から吸気マニホールド20にかけて錯綜するハーネス類や配管をカバー部材30により覆うことができる。なお、カバー部材30の下面には遮音材33(図8参照)が設けられており、エンジン10及び吸気マニホールド20の騒音を低減するようにしている。これにより、カバー部材30による意匠性の向上のみならず、エンジン騒音の低減も図れる。
また、カバー部材30の装着は、エンジン10及び吸気マニホールド20の上方からこれらにカバー部材30を押圧すれば完了するので、装着作業が極めて簡単である。同様に、カバー部材30を取り外すときも、カバー部材30を上方に持ち上げれば取り外せるので取り外し作業も極めて簡単である。
(実施形態2)
前述した実施形態1では、吸気マニホールド20側に設けられた第2の支持機構部50が、ミドル分割成形体20Bの上面に一体に形成されたが、これに限定されることなく、第2の支持機構部が例えばアウタ分割成形体20Aの上面に一体に形成された場合にも、上記実施形態1に係るカバー部材30の支持構造によって得られる効果と同様の効果を奏することができる。図9及び10は、それぞれ、第2の支持機構部が例えばアウタ分割成形体20Aの上面に一体に形成された形態(実施形態2)に係る第2の支持機構部70の正面図及び側面図である。なお、以下では、上記実施形態1と同じ構成については、同一の符号を付し、それ以上の説明を省略する。
本実施形態2では、図10からよく分かるように、アウタ分割成形体20Aの上面側で、第2の支持機構部70の基部71が、ミドル分割成形体20Bとの間における接合ラインL2に隣接する部位に形成され、基部71から、軸状部72及びサポート部73が、アウタ分割成形体20Aの接合ラインL2に直交する方向に延びるように形成されるとともに、補強リブ74が、サポート部53の突出側端部の下側から鉛直下方に延びるリブとして形成されている。補強リブ74の下端部は、第2の支持構造部70がアウタ分割成形体20Aに対して一体に形成されることで、分岐管部上で支持されるようになっている。軸状部72に対しては、円筒状のラバー部材76が、筒内に軸状部72が嵌挿されるように取り付けられる。なお、カバー部材30の装着時における第2の支持機構部70とカバー部材30側の第2の係合部との係合構造は、上記実施形態1について図7及び8を参照しながら説明したものと同様であるため、これ以上の説明を省略する。
カバー部材30を装着する際、軸状部72及びラバー部材76には下向きの荷重が加わるが、サポート部73及び補強リブ74を設けたことにより、これに耐久し、カバー部材30の支持の安定性を向上できる。すなわち、吸気マニホールド20側の支持機構部50をシンプルな構成としながら、カバー部材30の組付け容易さを確保しつつ、カバー部材20に対する支持機構部70の支持強度を向上させることができる。また、この実施形態2においては、補強リブ74がサポート部53の突出側端部の下側から鉛直下方に延び、分岐管部上で支持されるため、上記実施形態1における場合と比較して、第2の支持機構部70の支持強度を一層向上させることができる。
更に、本実施形態2においても、上記実施形態1における場合と同様に、アウタ分割成形体20Aの上面に一体に成形される脚部71,軸状部72,サポート部73及び補強リブ74が、射出成形後のアウタ分割成形体20Aの型抜き方向と同じ方向に突出して形成されている。これにより、アウタ分割成形体20Aの射出成形時に簡易に第2の支持機構部70を形成することができ、脚部71,軸状部72,サポート部73及び補強リブ74の成形を容易化することができる。また、更に、この場合には、既存のアウタ分割成形体20A用の金型に第2の支持機構部70の型を形成することで、当該既存の金型を引き続き活用できるという製造上の利点がある。
なお、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、エンジンは直列4気筒型のエンジンを想定しているが、他の気筒数又は他の気筒形式のエンジンにも本発明は適用可能であることは言うまでもない。また、吸気マニホールド20の上面側に第2の支持機構部が2つ設けられたが、これに限定されることなく、吸気マニホールド20の気筒列方向における中央に1つの第2の支持機構部が設けられても、若しくは、気筒列方向に沿って3つ以上の第2の支持機構部が設けられてもよい。
本発明の実施形態1に係るカバー部材の支持構造を備えたエンジン及び吸気マニホールド並びにそれらから取り外された状態にあるカバー部材を示す分解斜視図である。 上記エンジン側の第1の支持機構部とカバー部材側の第1の係合部との係合状態をあらわす断面説明図である。 エンジン本体部の側部に取り付けられた吸気マニホールドの正面図である。 図3中のA−A線に沿った断面矢視図である。 吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部の正面図である。 吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部の側面図である。 吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部とカバー部材側に設けられた第2の係合部との係合状態をあらわす斜視図である。 吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部とカバー部材側に設けられた第2の係合部との係合状態をあらわす断面説明図である。 本発明の実施形態2に係る吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部の正面図である。 上記実施形態2に係る吸気マニホールド側に設けられた第2の支持機構部の側面図である。
符号の説明
10…エンジン,11…第1の支持機構部,20…吸気マニホールド,20A…アウタ分割成形体,20B…ミドル分割成形体,20C…インナ分割成形体,30…カバー部材,40…第1の係合部,50,70…第2の支持機構部,51,71…脚部(基部),52,72…軸状部,53,73…サポート部,54,74…補強リブ,56,76…ラバー部材(弾性部材),60…第2の係合部。

Claims (5)

  1. エンジン及び該エンジンの一側に設けられた吸気マニホールドの上方を覆うカバー部材の支持構造において、
    上記エンジンに設けられ、上記カバー部材側の第1の係合部と係合しつつ該カバー部材を支持する第1の支持機構部と、
    上記吸気マニホールドに設けられ、上記カバー部材側の第2の係合部と係合しつつ該カバー部材を支持する第2の支持機構部と、を備えており、
    上記第2の支持機構部が、
    上記吸気マニホールドの上面に一体に形成された基部と、
    上記基部に連続して形成され、平面視で上記エンジンの気筒列方向と直交する方向に延びる軸状部と、
    略円筒状の弾性部材であって、上記軸状部が筒内に嵌挿されるように該軸状部に対して取り付けられる弾性部材と、
    上記吸気マニホールドの上面に一体に形成され、上記軸状部及び該軸状部に取り付けられた弾性部材の下方に位置し、該軸状部及び弾性部材の下方変位を規制するサポート部と、を有する一方、
    上記第2の係合部が、
    上記カバー部材の下面側で、上記第2の支持機構部側の弾性部材に対向する部位に設けられ、上記吸気マニホールドに対するカバー部材の組付け状態にて該弾性部材を挟持するクランプ部材を有している、ことを特徴とするカバー部材の支持構造。
  2. 上記吸気マニホールドが、樹脂射出成形されてなる複数の分割成形体が接合されて構成され、上記基部,軸状部,サポート部が、いずれか1つの分割成形体の型抜き方向に沿って延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のカバー部材の支持構造。
  3. 上記吸気マニホールドが、エンジンの一側に配置されたサージタンク部と、該サージタンク部から上方に延び湾曲してエンジンに連結される分岐管部とを備えており、
    互いに接合される上記分割成形体間の接合ラインが略鉛直平面に沿って延びる、ことを特徴とする請求項2記載のカバー部材の支持構造。
  4. 上記基部が、上記接合ラインの近傍に配置され、該接合ラインをなす分割成形体の一方に形成されるとともに、該基部から、上記軸状部,サポート部及び該サポート部を支持するリブが、他方の分割成形体の上方に延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項3記載のカバー部材の支持構造。
  5. 上記基部が、上記接合ラインの近傍に配置され、該接合ラインをなす分割成形体の一方に形成されるとともに、該基部から、上記軸状部及びサポート部が、該基部が形成される分割成形体の上方に延びるように形成され、
    上記サポート部を支持するリブが、該サポート部の下方で上記基部が形成される分割成形体の上面との間に形成されている、ことを特徴とする請求項3記載のカバー部材の支持構造。
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